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2011年11月1期47: 【現代短歌スレッド】五七五板編 (487) TOP カテ一覧 スレ一覧

【現代短歌スレッド】五七五板編


1 :01/12/15 〜 最終レス :11/11/10
あなたの好きな現代短歌をどうぞ。
文学板のものが潰れそうなので、こっちにも立てておきます。
硝子戸の中に対称の世界ありそこにもわれは憂鬱に佇つ  尾崎佐永子
文学板の現代短歌スレッド。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/993954481/

2 :
ゆずらざるわが狭量を吹きてゆく氷湖の風は雪巻き上げて  武川忠一

3 :
かなしみの遠景に今も雪降るに鍔下げてゆくわが夏帽子  斎藤史

4 :
壮年の今ははるけく詩歌てふ白妙の牡丹咲きかたぶけり  塚本邦雄

5 :
「さねさし」の欠け一音のふかさゆゑ相模はあをき海原のくに  小池光

6 :
唇を離す一時 君の噛む
吐息の甘し、スイレンの庭
こんなん知ってる?って、俺の歌やったりするんやけど^^

7 :
文学板の現代短歌スレッドの1に「姉妹スレ」として、
五七五板の「好きな短歌」のスレッドが書いてあるのに何故?
好きな短歌@五七五板
http://game.2ch.net/test/read.cgi?bbs=tanka&key=989776737

8 :
>>7
五七五板の「好きな短歌」にはあまり現代の短歌が
書かれてないし、方向性違っちゃったからこのスレは
一応(仮)とみてください。

9 :
うむ、なんか邪魔なレスやったみたいね、^^
>>6
すんません^^;

10 :
ちなみに>>7も1です。
詳しくはここしばらくの文学板の「現代短歌スレッド」を
見てみて下さい。総攻撃を食らってます。
緊急避難なんで、不要になりましたらすぐsageます。
なぜ我はひとを恋ふるたび春泥のもつとも深きところをめざす  小川真理子

11 :
われはわれのため生きゆかんはだけたる胸をためらいがちに風過ぐ  永田和宏

12 :
菜の花の黄溢れたりゆふぐれの素焼の壺にのからだに  水原紫苑

13 :
夕ぐれは焼けたる階に人ありて硝子の屑を捨て落すかな  近藤芳美

14 :
>>1>>7さん
緊急避難ということなんでこっち来ました。
わざわざすいません。本当は前の板の方が
好きなんですがあれでは何も書けないし。
結構良スレとして進行してただけに淋しいです。
まあとりあえず。
火は絶えてたのしかったと声がいふよかったあなたがたのしかったら  辰巳泰子

15 :
>>14さん、正直来てくださってほっとしました。
6,7,9以外は全部一人で書いていたもので。
(10のスレの>>7>>8の書き間違いです・・・)。
とりあえずもう一首書いて、私は寝ます。おやすみなさい。
ひぐらしの昇りつめたる声とだえあれはとだえし声のまぼろし  平井弘

16 :
父といふ恋の重荷に似たるもの失ひて花は咲くべくなりぬ  馬場あき子

17 :
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/993954481/19前後の経緯とか、
このスレでも、>>14で、
>本当は前の板の方が好きなんですが
なんていってる辺り、あんましいい気はしない。私は住人の排除をする気はないので、
お好きにどうぞ。ただの感想です。

18 :
身辺をととのへゆかな春なれば手紙ひとたば草上に燃す  小中英之

19 :
検索の途中の画面『闇のない宇宙』該当する資料なし  千葉聡

20 :
〈晩年〉をたてかけておく柱こそあらな春にはひばりあがらむ  今野寿美

21 :
前のスレに頑張って書き続けている
人が居るんだし、逃げればいいという
考え方はどうかと思うよ。短歌書くだけでいいんだから
煽りなんて無視して続けていけばいいじゃん。
半年も続いてるスレを板から追い出せる権利なんて
誰にもないし、スレはスレ住人の好きなように
進めればいいんだと思うよ。

22 :
戦力分散という点からしてもうまい対応ではないと思われる。
せっかくおもしろい議論もできそうになっていたのにね。
ただの煽り厨は放置すればいいが、短歌ユーザー以外の読者の疑問に
応えず逃げるのは、それこそ現代短歌の不作を証明してしまう。
>17の御不快はごもっとも。

23 :
>>8 了解
初めての肉の重さを全身で噛みしめているあなたの下で(岡しのぶ)

24 :
冬が北風冷たくてコンビニに夜買い物ついでエロ本立ち読み (toro rosso)
#現代短歌知らないので詠みました…

25 :
する
凝固のかたまり
計算機
歴史はかくも
もりだくさんか

26 :
http://www2j.biglobe.ne.jp/~tatuta/cgi-bin/paint/15.gif

27 :
昨晩から、2Chの各方面で悪質なトラップが目立ってます。
書き込まれたリンクを踏むと、自動的にそのスレや新規スレにてIPを晒されます。
一見ただの画像ファイルに見える***15.gifや***20.gifなどに特に注意してください。何気なくリンクを踏んだだけで知らない間にレスやスレ立てが実行されてしまいます。
「裏2ちゃんねるへようこそ」というスレはこのトラップによって自動生成されたものです。そこにあるリンクは絶対踏まないように。すでに速報板や厨房板などで大増殖が始まってます

28 :
それをはやく言ってくれなくっちゃ
くれなくっちゃ
わーん

29 :
age

30 :
近代史
蟻*10なら
そのとおり
悠久とはいえ
短い人生

31 :
豚の交尾終わるまで見て戻り来し我に成人通知来ている 浜田康敬

32 :
あますなく楽想展げらるるまで一樹の楽を聴きてゐたりき 岡井隆

33 :
長く生きて時にひとたび逢ひにけり雪降る音のごとくなつかし 安田章生

34 :
この朝クロワッサンちぎりつつ今はどこなる一生の中のどこなる 高瀬一誌

35 :
吾がもてる貧しきものの卑しさを是(こ)の人に見て堪へがたかりき  土屋文明

36 :
夕かぜのさむきひびきにおもふかな伊万里の皿の藍いろの人 玉城徹

37 :
春を断る白い弾道に飛び乗つて手など振つたがつひにかへらぬ 斎藤史

38 :
さようなら。人が通るとピンポンって鳴りだすようなとこはもう嫌 穂村弘

39 :
斬りつけるごとく書きたきぬばたまの夜の木枯らしの音を聴きをり 渡辺幸一

40 :
君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ 北原白秋

41 :
ただ天を倶に戴くうれしさのゆふかげぐさがそよぐと思ひぬ  紀野恵

42 :
君にちかふ阿蘇のけむりの絶ゆるとも萬葉集の歌ほろぶとも 吉井勇

43 :
ひむかしの のにかきろひの たつみえて かへりみすれは つきかたむきぬ あおきひとし

44 :
ロミオ洋品店春服の青年像下半身無し***さらば青春 塚本邦雄

45 :
貝賣りの手に貝類の無色の血 革命といへど人の死の上 塚本邦雄

46 :
玉音を理解せし者前に出よ  渡辺 白泉

47 :
箱舟に袋も豚も投げ入れて落ちたる豚は黄河を泳ぐ   土屋文明

48 :
海鳴りのごとく愛すと書きしかばこころに描く怒濤は赤き  春日井建

49 :
あしたまで
話しても尽きぬ
雪時間
黒でまとめた
fashionable icon
岡井隆「E/T」

50 :
かたはらに秋ぐさの花かたるらくほろびしものはなつかしきかな 若山牧水

51 :
馬を洗はば馬のたましひ冱ゆるまで人恋はば人あやむるこころ
塚本邦雄

52 :
晩夏光おとろへし夕 酢は立てり一本の壜の中にて  葛原妙子

53 :
おほてら の まろき はしら の つきかげ を
 つち に ふみ つつ もの を こそ おもへ 会津八一

54 :
幾山河越えさりゆかば淋しさの果てなむ国ぞ今日も旅ゆく 若山牧水

55 :
つらぬきぬ
おきかんばせ
ぬばたまの
やおろずのちよ
けっきせよみな
#あおきひとし

56 :
時といふ境はゆめに満ちながら二輪馬車にて越ゆべかりけり  紀野恵

57 :
時ならで
急行列車は
停止する
その時は今
いまがチャンスだ
#曉にってよし

58 :
滑川越すとき君は天の河白しといひてあふぎ見しかな  吉井勇

59 :
忘るべき人も言葉も明るみてわが相聞のおそきはじまり  大谷雅彦

60 :
しらとりは
かなしからすや
うみのあお
そらのあおにも
そますたたよふ
#吉幾三

61 :
「あなたがたの心はとても邪悪です」と牧師の瞳も素敵な五月 穂村弘

62 :
春蝉のようなあなたと野に座るパンには雨がしみこんでいた  (吉川宏志)

63 :
邪悪とは
何ぞ暴いてみせようぞ
さるものはさて
おきのかもめる
#蒼穹

64 :
三十代のみどり静かにみちわたり微かにぼくがゐることを識る  (萩原裕幸)

65 :
「人類の恋愛史上かつてないほどダーティーな反則じゃない?」  穂村弘

66 :
七十代の 命ひそかに 準備する 暴発望む ぼくは今もここにいる
#青域仁

67 :
しまじまもさやかに見えてかがみなす青海原に秋の風ふく  明治天皇

68 :
四国路の旅の終わりの松山の夜の「梅錦」ひやでください  俵万智

69 :
目に見えぬかみの心に通うこそ ひとの心のまことなりけれ
#明治天皇御製

70 :
>68修さんに冷酒一献

71 :
>70
いただきます。

72 :
>71修さんへ
 「いける口ぢゃのをぉ
  おかわりあげまん」

73 :
われもまた異土の木の卓打ちながら来む世の綺羅のものがたりせむ 井辻朱美

74 :
生き物をかなしと言いてこのわれに寄りかかるなよ 君は男だ  梅内美華子

75 :
木に花咲き君わが妻とならむ日の四月なかなか遠くもあるかな 前田夕暮

76 :
たすけて枝毛姉さんたすけて西川毛布のタグたすけて夜中になで回す顔
 飯田有子

77 :
ねばねばと納豆いろの人生に足をとられて騾馬われは鳴く 渡辺松男

78 :
ねばねばの蜜蜂のごといもうとはこいびとの車から降りてくる 江戸雪

79 :
ねばねばの感触妖しい色道に足をとられて駄馬われはく 音屋雪

80 :
太い骨は 先生ならむ そのそばに 小さき頭の 骨集まれり by 正田篠枝
 (在日)朝鮮人、(在日)韓国人の原爆被災者の碑は平和公園の敷地外に建てられている。
ここにさえも、差別があるのだ。
 吾子もどせ もどせと爆心 法師蝉
 冬紅葉 韓人爆死の 青き墓碑
 倭人の愚 まざまざ笑い 弾け夜寒
 by 久保浩之(元・広島管区国鉄職員)

81 :
あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり  斎藤茂吉

82 :
哀しみは極まりの果て安息に入ると封筒のなかほの明し   浜田 到

83 :
憂愁をぬぐわんとして拭わずにおり冷や酒の露となるまで  福島泰樹  

84 :
がくがくと夕暮れていくもう君は人の形をやめてください

85 :
↑作者書き忘れました。すみません。
永田紅さんです。

86 :
戦争で抒情する莫迦がいつぱいゐてわれもそのひとりのニホンジン  荻原裕幸

87 :
かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ  若山牧水

88 :
ハゲアタマ、ハゲアタマとぞののしりし少年の日は単純なりき 奥村晃作

89 :
いとこ死にまたいとこ死に真夜中の廊下廊下に歯をみがく音  渡辺松男

90 :
無に帰するゆゑ美しき生ならめ両の腕添ふからだまだある  浜田蝶二郎

91 :
一分ときめてぬか俯す黙祷の「終り」といへばみな終るなり    竹山 広

92 :
2ch風添削
>>91 一分ときめてぬか俯す黙祷の「終り」の声に皆終る罠

93 :
五七五板風添削
>>91一分ときめてぬか俯す黙祷の「終り」と言うな黙祷なのに

94 :
age

95 :
合唱を愛する海と知れる頃ひとは最初の名を失はむ          水原紫苑

96 :
建つるなら不忠魂碑を百あまりくれなゐの朴ひらく峠に  塚本邦雄

97 :
みじかびのきゃぷりきとればすぎちょびれすぎかきすらのはっぱふみふみ
                           大橋巨泉

98 :
その正午――死の屋上に震え立つ少年の頭に声は降り来つ  高島裕

99 :
腕相撲われに勝ちたる子の言ひて聞けば鳴きをり薮の梟  宮柊二

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