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2011年11月2期8: [軍事]陸上戦考察スレッド「戦略」「作戦」「戦術」その14 (754)
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[軍事]陸上戦考察スレッド「戦略」「作戦」「戦術」その14
- 1 :11/07/07 〜 最終レス :11/11/21
- 陸上戦闘は如何に戦われるのか?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘について真剣に考察しましょう。
初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。
前スレ
陸上戦考察スレッド「戦略」「作戦」「戦術」その13
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1304695530/
- 2 :
- 参考書籍
「戦争論レクラム版」著:クラウゼビッツ 芙蓉書房出版
「戦争概論」著:ジョミニ 中公文庫BIBLIO
「孫子」著:講談社学術文庫
「戦術と指揮」著:松村 劭 文春ネスコ
「戦争学」著:松村 劭 文春新書
「新・戦争学」著:松村 劭 文春新書
「ゲリラの戦争学」著:松村 劭 文春新書
「米陸軍戦闘マニュアル」編訳:柘植 久慶
「コンバット・ル―現代戦闘技術のすべて」著:クリス マクナブ 、ウィル ファウラー、小林 朋則 訳 原書房
「コンバット・ル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル」(1巻2巻で十分)著:上田 信 日本出版社
「コンバット・スキルズ 1・2」 ホビージャパン
- 3 :
- 参考書籍
「ァータクティク」著ヴォルフガング・シュナイダー 訳:岡崎淳子 大日本絵画
「補給戦」著:M・クレフェルト 訳:佐藤佐三郎 中公文庫BIBLIO
「湾岸戦争に学ぶ経営戦略」著:W・G・パゴニス 監修:佐々淳行 同文書院インターナショナル
「世界軍事略語辞典」編:森田茂 和田誠一 国書刊行会
「前進よーい、前へ」「野戦指揮官」「戦車大隊長」 木元寛明 かや書房
「もののふの群像」 亀井浩太郎 かや書房
「アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦」 上中下 河津幸英 アリアドネ企画w
- 4 :
- 参考書籍(陸自教範、防衛共済会、学陽書房)
「野外令」
「野外幕僚勤務令」
「師団・旅団」
「普通科運用」等の職種運用
「普通科中隊」等の部隊運用
他に陸上自衛隊富士修親会や陸上自衛隊幹部学校修親会の発行書籍など。
(例、戦術研究のための地図判読。)
陸戦学会
「戦術との出逢い」(上・中・下)
「白紙戦術」
「師団・旅団の解説」
他。
これらは古書店やオクでも中々お目にかかれません。
見敵必買!見敵必買!
- 5 :
- 「陸戦史集」各巻(絶版) 陸戦史研究普及会編 原書房
(第2巻マレー作戦、
第22巻ガタルカナル島作戦、
第14巻グアム島作戦
第15巻硫黄島作戦
第9巻沖縄作戦
第1巻朝鮮戦争1国境会戦と遅滞行動
第4巻朝鮮戦争2釜山橋頭堡の確保
第8巻朝鮮戦争3米海兵隊の中共軍重囲の突破
第10巻朝鮮戦争4仁川上陸作戦
第25巻朝鮮戦争8陣地戦への移行。
がお勧めです)
「戦例に見る 小部隊の戦術」(絶版。希少本)著:武藤敦彦 田中書店
「ソ連地上軍」デービッドCイスビー(英ジェーン版の翻訳)原書房(絶版)
「世界歩兵総覧」田中賢一/森松俊夫 図書出版社(絶版)
「砂漠の戦車戦 上下」アブラハム・アダン 原書房(絶版)
「第四次中東戦争 シナイ正面の戦い/ゴラン高原の戦い」高井三郎 原書房(絶版)
「第一次世界大戦、その戦略」リデルハート 原書房(絶版)
上記、古本で見つけたら確保必至
- 6 :
- ナポレオン戦争全史」松村劭 原書房
「湾岸戦争 砂漠の嵐作戦」東洋書房
「熱砂の進軍 上下」トムクランシー 原書房
オスプレイNo.20「ドイツ軍装甲車両と偵察用ハーフトラック1939-1945」大日本絵画
オスプレイNo.22「突撃砲兵と戦車猟兵1939-1945」大日本絵画
参考PCソフト
「実践!!地上戦ウォーゲーム」(http://www.j-wgc.com/)著:窪田 征八郎 発売 インデックス出版
「戦略論大系シリーズ」 戦略研究学会 芙蓉書房
「戦略思想家事典」 片岡徹也編 芙蓉書房
「現代戦略思想の系譜」 P.パレット編 ダイヤモンド社
「新戦略の創始者」 E.M.アール編 原書房
「近代日本の軍事戦略概史」 黒川雄三著 芙蓉書房
「クラウゼヴィッツ 「戦争論」の誕生」 P.パレット 中公文庫
C. von Clauzewitz "On War" translated by M. Howard and P. Paret, Princeton Univ. Press
P. Paret "Understanding War" Princeton Univ. Press
B. R. Posen "The Source of Military Doctrine" Cornell Univ. Press
C. R. Newell "The Framework of Operational Warfare" Routledge
FM 3-0 "Operation" 他米陸軍教範
MCDP 1 "Warfighting" 他米海兵隊教範
日本陸軍『作戦要務令』
「赤軍野外教令」
白 善Y 著作関連
「若き将軍の朝鮮戦争」
「対ゲリラ戦」
「指揮官の条件―朝鮮戦争を戦い抜いた軍人は語る」
「韓国戦争一千日」
- 7 :
- 以下は前々々スレ冒頭より
参考にされたし
9 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2010/01/25(月) 17:36:14 ID:???
>>2にあるコンバット・ル クリスマクナブ著のほぼ同タイトルで新しいのが出てたけど、
何か精神性みたいなのにページ割きすぎな印象。
イギリス軍は最近じゃイラク行きの部隊以外はシミュレーターで射撃訓練済まそうとか言ってるレベルなのに
『正規軍人はアンブッシュされてもちゃんと適切な行動を取り打破できるのだ!プロだからだ!』とか書いてある。
実際は特殊部隊員だって歴戦の兵士だってアンブッシュされたときにそうそう上手くやれなかろうに。
10 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2010/01/25(月) 17:45:52 ID:???
最新コンバットルですね、わかります
11 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2010/01/25(月) 22:02:54 ID:???
参考書籍として
葛原和三著『機甲戦の理論と歴史』芙蓉書房出版
も加えてみてはどうだろうか。
ここの住人のレベルからすれば、
極めて初歩的・基本的なことしか書かれていないが、
概略を押さえるという意味ではなかなか優れていると思われる。
それから、
石津朋之著『リデルハートとリベラルな戦争観』中央公論新社、二〇〇八年
江端謙介著『軍事とロジスティクス』日経BP社、二〇〇八年
北村淳、北村愛子編著『アメリカ海兵隊のドクトリン』芙蓉書房、二〇〇九年
田村尚也著、野上武志画『萌えよ戦車学校』イカロス出版、二〇〇五年〜
チェ・ゲバラ著、甲斐美都里訳『ゲリラ戦争』中央公論新社、二〇〇八年
マーティン・ベグラー著、岡崎淳子訳『ミリタリー・スナイパー―見えざる敵の恐怖』大日本絵画、二〇〇六年
宮本武蔵著、佐藤正英校注『五輪書』筑摩書房、二〇〇九年
リデル・ハート著、森沢亀鶴訳『戦略論―間接的アプローチ』原書房、二〇〇八年
- 8 :
- 12 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2010/01/26(火) 01:17:17 ID:???
>>11
えらく偏ってね?
最近のオススメ
片岡徹也編『軍事の辞典』東京堂出版
片岡先生は「陸戦研究」誌で軍事思想史を連載してた。
これは、一つの集大成かね。
14 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2010/01/26(火) 01:29:11 ID:???
菊澤研宗「戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか」(光文社新書)
科学技術や心理戦を物理次元と併せて独立次元と捉えるのが面白い。
ロンメルが理想的な戦略の具現者ってのは少しひっかかるが。
- 9 :
- テンプレ終了。それではよろしくお願いします。
- 10 :
- >>1 スレ立て乙
- 11 :
- 前スレ>>992
1945年境にあまりにも変わっちまったから、
また何かのきっかけで豹変する。
と思ってるかもしれんよ?
幕末と昭和
二度にわたって短時間での豹変をやらかした民族なんだから、うちらは。
それにあいつらは北方領土だけじゃなく、南樺太逆上陸にもおびえてたっぽくってですね。
IS-3の砲塔を南樺太の海岸に埋めて、簡易砲台作ったりしてたし
- 12 :
- >1
おつ
野外幕勤丸暗記してもいいぞ。
- 13 :
- >>12
ひえ〜
- 14 :
- 世の中には六法全書を丸暗記した御仁もおるでよ。
- 15 :
- 「多文化主義は完全に失敗した」=メルケル首相発言
http://gannriki.iza.ne.jp/blog/entry/1860352/
仏ルペン極右政党党首、世論調査で1回投票でトップ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110306/erp11030619220006-n1.htm
英国人の約7割、「失業中の移民は帰国すべき」=調査
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37000120090316
外国人より動物が大事、スイスの超排外主義
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/12/post-1864.php
オランダ〜ブルカ禁止、移民半減
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100101000351.html
- 16 :
- >>11
日ソ中立条約破棄な、満州侵略、北方領土等の侵略、シベリア抑留では、ソビエトの後継
であるロシアへ、利子をつけて復讐しなければ、ということになるのか、などと、嘯い
てみたり。
- 17 :
- >>16
北方領土等の占領が継続してる、ソビエト崩壊後の対ロシア政策は、何故、大失敗したの
か、というだけのことであり。
- 18 :
- いっそ軽く戦争してオホーツク海のロシア原潜艦隊を殲滅すれば、案外あっさりと北方領土を明け渡すかもしれんぞ
- 19 :
- 忙しくて書く時間ないが、とりあえず転戦確認
>1
トルエン丼乙〜
- 20 :
- >19
おや。
忙しいことはいいことですたい。
- 21 :
- >>18
絶対に「軽く戦争」じゃすまねぇよ
- 22 :
- 日本の勝利条件は相手に宣戦布告させないこと。こっちから攻めてどうする気だ?
- 23 :
- >>18
日本の敵って核もっているからなぁ・・・
- 24 :
- バルチック艦隊殲滅して、ようやっと南樺太差し出したような相手ですよ?
原潜艦隊殲滅したって、えられるのはせいぜい歯舞諸島ぐらいでしょ。
- 25 :
- エリツェン時代なら混乱に乗じて無血進駐できたかもしれんが・・・
- 26 :
- 琵琶湖・バイカル湖交換条約で(ry
- 27 :
- バイカル湖の美味しい水
琵琶湖のストリナチヤ
- 28 :
- >>26
ということは、琵琶湖のほとりに駐屯する、近江今津の第三戦車大隊が
最前線の部隊になるっちゅことですかのう。
あの戦力で、全縦深同時攻撃に耐えられるんでありますか.....ゴクリ。
- 29 :
- >>21 まあまあ、「気分はもう戦争」てのがあったくらいだし。
- 30 :
- >18が責任もって甲MDに引き潰されてくれるよ。ルカシェンコみたく。
- 31 :
- >>22
ロシアに、占領されている北方領土等に、韓国に、「不法占拠」されている竹島や、台湾、
共産中国に、領有権主張されている尖閣諸島などからすれば、日本の勝利条件ではなく、
何れの領土領海問題でも、日本国以上の当事国な、米国からすれば、ブラックジョー
クにも程がある、というだけのことであり。
>>26
琵琶湖に、ロシアのSSBNが、といったようなスレッドは、此処、ということになるの
か、などと、嘯いてみたり。
- 32 :
- >>31
>>>26
>琵琶湖に、ロシアのSSBNが、といったようなスレッドは、此処、ということになるの
>か、などと、嘯いてみたり。
バイカル湖には、東京電力の原子力発電所が、ということもあるのか、などと。
- 33 :
- 交渉ってのは交換取引。
北方領土を取り返したいなら「交渉材料」が無ければ進まない。
ただし、佐藤何某がホザしているような、自虐チックな自分の臓器を
天秤にかけるような交渉ではなくて、ロシア側の内臓で取引すべき。
具体的には、ロシア周辺の国家軍を影に日向に支援して、反ロシア包囲網
を作る。さらには、ロシア国内の反ロシア政府分子に「ご苦労さまです」と
ルーマニア製のAK47を差し入れして、ロシアの統治能力に「負荷」をかける。
この「負荷」を取引材料にすべき。
日露戦争の結果として、樺太や千島の領有を先方が認めたののも、遼東での
戦果以上に明石大佐の工作が効いてるでしょ。
- 34 :
- 対中も同じ。
日本側の譲歩や金銭で取引してどうすんだよと。
あちら側の内臓で交渉しろと。最近、広州等で盛り上がってる連中で
M4を差し入れてやるとか、チベット高原に手軽なEFPの作り方を
技術支援してやるとかね。
前々首相の麻生首相が、中央アジアを歴訪してたのは着眼として正しいかっ
たと思うね。「自由と繁栄の弧」構想が費えたのはつくずく残念。
「友愛の海」みたいな日本の内臓で取引する馬鹿は射しろと。
- 35 :
- >>33-34
米国によるパラシュート政権で、ハワイに亡命した、李承晩初代韓国大統領による、無法
な、竹島の「不法占拠」に対しては、如何に対応するべき、ということになるのか、な
どと、嘯いてみたり。
- 36 :
- そして、中露を同時に敵に回してにっちもさっちもいかなくなる。と。
- 37 :
- >>33,34
つ ttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1306566971/
- 38 :
- >>21-24
まあ、考え方の一つとしてだ
軽くで済まないのは理解している
現実的には日米露で軍事同盟でも結んで、聖域を守る必要性を減らすのが良いのだろう
まあ、この場合、アメリカが反対するだろうけども
もう一つは、ロシアと組んで環太平洋、インドを巻き込んだ対中包囲網で中朝韓を蹴落とし、その後ロシアと交渉するのもアリかな
- 39 :
- >>33
コルベット卿も同じ意味のことを言っているけど・・・
今の日本じゃあ・・・
- 40 :
- なんだかよくわかりませんが、日本列島と沖縄の各基地駐屯地と、ジプチの基地で包囲する戦略なのですね。
- 41 :
- >>33-34
そんなことを足が付かないようにできる人間が地球上に存在するかよ。明石大佐の工作活動だって、戦時下でこれ以上
外交関係が悪化しようのない状態だったから可能だったんだろうが。
ちっとは諜報と秘密工作の歴史を調べてみろ。過去の歴史の中には、その手の活動を試みて失敗した間抜けな例の、長い長い
リストが作れるぞ。
- 42 :
- >>41
日本の周辺諸国だけでも、旧東側圏のロシア、共産中国、北朝鮮による対日工作や、旧西
側圏の米国、台湾、韓国による対日工作などからすれば、ということもあるのか、など
と、適当な思いつきなど書き散らしてみたり。
- 43 :
- >>41
成功した例は表に出てこないからな。
- 44 :
- >>43
うわあwひどい陰謀論ですねwww
成功した例は表に出ないってwww
明石大佐の例をあげといてどうしたwww
- 45 :
- 人種差別が、スタンダードだった時代に、有色人種による欧米での工作活動に関して、語
るスレッドは、此処、ということになるのか、などと、嘯いてみたり。
- 46 :
- せっかく戦略も扱ってるなら、真面目に中国を弱体化させる戦略を考えてみるか
ほっといてもバブルで国力は溶けそうだが……
まあ、まずは産業構造の転換かな
- 47 :
- 中国は20年後にはバブルはじけて国力溶ける。
と、20年前から言われてる件。
- 48 :
- 10年くらい前のエール大かどこかのレポートで「中国は人口オーナス問題や高齢化問題を解決するのは不可能だろう」てのがあったな
日本人の人口論関係の研究者も同様のことを書いている
まあ、国営で姥捨て山やったらわからんが
- 49 :
- >>47
今は2年後になったよ
誤差の範囲内じゃね
- 50 :
- >>49
2年後、5年後、8年後、10年後、15年後、20年後
各種パターンが20年前からあった件について
- 51 :
- >>50
いや、20年前に2年数、5年数論は無いわ
ぶっちゃけバブルなのは確定的に明らかだから、いつ弾けるかの問題なのよ
今のところ、価格の高すぎるマンションがダブついてるから、そろそろ本格的にヤバい
- 52 :
- はて同志、ここは経済スレであったかな?
- 53 :
- 経済は重要な戦略的要素だよ
経済を無視して戦略を考えるなど、兵站を無視して戦術を考えるに等しい
経済という要素から見れば、地理も政治も兵力も、些末な要素に過ぎん
まあ、それはそれとしてだ
中国の国力はバブルでいずれ溶けるだろうが、それを寝て待つのも芸が無い
溶けるのがいつになるか分からないというのも事実だ。曖昧過ぎる
そこで、中国の国力をより能動的に落とす戦略を考えてみたい
- 54 :
- >>53
>経済という要素から見れば、地理も政治も兵力も、些末な要素に過ぎん
このスレの趣旨、分かってないなぁ?
経済も地理も政治も兵力も「瑣末な要素」ではない。
>中国の国力をより能動的に落とす戦略を考えてみたい
発想が10世紀ほど古い。
成長率を重視するのが現代の国家戦略でしょ。
朝鮮人的思考ですね。
- 55 :
- Facebookで中近東でバタバタ革命が起きる世界なんて、数年前には想像
もつかなかった。ネットを規制しないと体制維持できない国家は構造的
にもろいのは確か。
ただし、地震やリーマンショックの時期を予想するのが困難なのと同じく
中国や北朝鮮の崩壊時期を予想するのは難しい。アメリカの住宅ローン
バブルはクリントン政権時代から危険は指摘されていたけど、弾けたの
はブッシュの後期だし。
- 56 :
- 軍事に関して言えば、日本はネットワーク・セントリック・ウォーフェア
の方向に突き進むべき。基本的に中国は着いてこれないから。
よくIDAサイクルと言われるが、本質は「A」と「A」を合目的かつ適時
につなぐ大胆な分権・委任ドクトリンだと思う。「I」と「D」はこれを
効率的に統制するトリガーなわけで。「A」の自主的判断を尊重する国じゃ
ないとNCWは根ずかない。
RMAを言い出したロシアで、結局、理屈倒れに終わったようにね。
- 57 :
- 既存のものでは、米海兵隊のドクトリンが火力・機動の分権・委任に関して
ラジカルだと思う。もともと小戦力要素が上陸作戦の混乱の中で適宜連携
して戦う軍種だからな。
数年前、紀伊国屋で海兵隊の教義書の和訳を見かけたけど、立ち読みだけで
結局、買わなかった。図書館でも見かけないし。買えばよかったと後悔してる。
クラウゼヴィッツの引用につぐ引用で吃驚した記憶がある。
邦訳の書名が分かったらUPするが、知ってる人間はUP汁。
- 58 :
- >57
【アメリカ海兵隊のドクトリン】北村淳・北村愛子 編 芙蓉書房出版
- 59 :
- アメリカ海兵隊のドクトリンを立ち読みで済まして買わない住人が
このスレにいるとは思わなかった。
値段も安いし、ここ十年で一位二位を争うほど内容・コストパフォーマンスともに
優れた本なのに。
- 60 :
- すげえいい話を聞いた、さっそくamazonでポチってきた。
全くここは耳寄りな情報の宝庫だな!
- 61 :
- ありゃあ読みやすい良本だあべ…
- 62 :
- 冷静に考えて、ナンで家に帰ってきてまで仕事の話をしてるのだろう・・・と。
ふと思ってしまう今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
- 63 :
- 千歳のセシウム牛は大丈夫ですかね
- 64 :
- >>62
本当の仕事の話は、作業の行程とか各所の調整とか人員の割り振りとか
もっとメンドイのでは?(苦笑
- 65 :
- >64
まずは、タバコ部屋での指針受けから(ry
- 66 :
- >>62
いっぺんでいいから
「ぶわーって感じで」とか「ガンガンやっちゃえよw」とか「とりえず、ある分、全部」とか「予算は倍ュ」
とか言っちゃうと、傍目から楽しくてしょうがないのですが・・・ダメ?
- 67 :
- >66
ぎりぎりのところで、なんとかチエ出してやるのが、戦術の醍醐味だす。
「お前ら、ガンダムあれば戦術なんていらねーんだ。ガンダムないから戦術するんだ」
という至言をのたまっていた戦術教官がおりましたが。
- 68 :
- ガンダムでの1stはランバラルあたりが戦術チックなことはしてましたね。
- 69 :
- >>67
あれですか、ジオン軍が首尾よく攻め込んだら、都合よくガンダムが動き出して何とかなったとか
やられそうになったら、都合よく新型のガンダムや仲間がやってて何とかなったりとかw
実際には運よく援軍や状況が変わっただけだから、戦術的な視点から見たら
そういう演出的なモノは全部、落第点だと思いますが・・・
- 70 :
- 第三話のリュウやアムロの戦術レベルの視点での有利な行動の選択と、
それを作戦レベル以上の視点から文句を言うブライトとか。
太陽を背にするより、とっとと補給を妨害しろや、って。
- 71 :
- >>68
ランバ・ラル隊の初登場の時、白兵戦用のガンダムに
後方から支援砲撃を与えるホワイトベースに直射されないように
反斜面を利用してましたな。
ガンダムが稜線を超えたら、小隊集中射食らってたw
- 72 :
- >>56
>大胆な分権・委任ドクトリン
根っこはモルトケですなぁ
- 73 :
- ラル隊は、起伏の利用による稜線射撃の他に射圧による援護と機動の併用
つまり、ファイヤー&ムーブメントという戦術の基本を行っています。
さらに敵兵力の拘束による戦力分断さえ行おうとしてますが・・・・
まあ、所詮はザクなのでwww
(ついでにWBとMSの分断、つまり歩戦分離もやってますねぇww)
- 74 :
- >>72
無責任主義の日本に分権化っすか
分権って責任も分けるって事なんだけど、平気?
「事なかれ」な態度が通じないシステムになる訳なんだが
その分だけ裁量は増えるけどさ
- 75 :
- そういえば、自衛隊や米軍などの各国軍で、より上級の指揮官に昇進する人にはメンタル面の改造とか教育とかするの?
- 76 :
- イメージ先行の産物でしかない>無責任主義
- 77 :
- 現状、戦闘部隊は「中隊」を核として直接照準火器で相互支援
できる範囲に展開するが、情報部隊は「小隊」を基盤としてVHF帯の
無線機で地上通信可能な範囲に展開する。
「情報RMA」とよばれる情報の重要性が増す戦場が具現化するなら、
小隊以下の単位に分権・委任するような戦い方にシフトしていくのは
自然の摂理。
今だって、偵察小隊は、斥候班以下が小隊長が直接指揮できない状況
で、各々が自分で考えて情報とってるんだから。
- 78 :
- >>75
将官クラスになると、画一的な教育で育てるもんじゃないでしょ。
教育基盤は提供するにしても、自分で論文でも書いてもらって、あとは実務、
と演習で自己陶冶してもらうしかないね。
戦略や作戦が画一的な知識の寄せ集めでないから、このスレが成り立つわけで。
先のJTF東北司令官みたいな人は、「メンタル面の改造」じゃ出現しない。
今の首相や官房長官程度なら「改造」で作れるかもしれんけど。
- 79 :
- >>65
最近は屋外どすえ。<ヤニ場所
さらに、最近の指揮官や科長やら室長は吸わなくなったな。
- 80 :
- >>78
いや、戦争論読んでると、かなり将帥の精神性に関して言及してるからさ
そういう精神性を得られる様な課程ってあるかなと
上級将校になれば想像力も必要だし、求められる判断能力の性質も下級の頃とはガラリと変わるみたいだし
- 81 :
- >79
そうなんだよなぁ。
だから、指針受けが出来なくて困ってる(笑)
- 82 :
- 喫煙・飲酒に関してはドカタ陸曹を範とすればよかろう
- 83 :
- 下士官以上は正社員なんだが
- 84 :
- >>79
高級幹部が吸わないから喫煙者の副官は苦労する
- 85 :
- 禁煙すればいいのに(ボソッ
- 86 :
- CGSのさらに上の課程として、高級三課(AGS、統幕学校?、防衛
研究所?)があるみたいだが、基本、部外から講師まねくとか、自分で
論文書いてもらうみたいで、もう、「教える」とこじゃないみたい。
誰が、こんな魑魅魍魎にもの教えるねん。
学生が1佐直前の連。
- 87 :
- 震災オペレーションのせいで、「バトルリズム」なる毛唐の用語が定着
しつつある。その中で、関係部隊の司令部が、毎日、朝一で作戦・連絡
会議をする「モーニングレポート」なる苦行が横行していたが、やっと
解除されつつあり。
なんか、なくなると指揮官としては、凄おーく欲求不満を感じるらしいが、
孫幕僚クラスとしては、ホッとしてる。日一で会議の準備するのは辛いわ。
パクリもとの米軍の朝会議、見たことあるけど、あっちはザックばらん。
前日の夜、幕僚間で調整してた内容+夜の間の差分をホチキスで止めて提供し
指揮官がサクサク指針を出してくれる。メシ決裁、宴会決裁、喫煙決裁の
延長みたいなノリでいいよね。
そこが陸自の会議となるとそうはいかんのだよ。基本、精査された情報を基に、
事前にコーディネイトして幕僚間や隷下部隊指揮官の見解を全てすり合わせて、
最終的な幕僚案として指揮官に提供するのが原則だから。
これを毎朝w。「国難」とはいえ疲れたわ。
- 88 :
- >87
YSでやってるだろ・・・
まあ、陸自の会議の「重さ」は尋常ではないがねぇ。
ちなみに、MRのためのMRとかいろいろと弊害があって、MRするために3日前から資料準備しなきゃならん
などという間抜けなことになりかねんところがあるので注意が必要だが(笑)
・・・指揮官に対する情報提供ってなかなか難しいよねぇ。
だから、たばこ吸いに隊長室から出てきてくれれば簡単に済むんだよぉ。
- 89 :
- この半年くらいのスパンで米軍と仕事する機会が、わりとあったが、平均値
の比較では、あいつら「バカ」です。特に時間的な約束なんて守ったこと
ないもんね。
オペレーション全般に関しても、向こうののトレンドのアフガンに特化して
いるみたいな感じで、その他はまるで訓練不足。「こいつら戦争できるの
かいな?」つーのが率直な感想。
ただし、要所要所には「優秀な奴」を配置してる。そこの2元的な割り切り
がすごいね。指揮官と3系統の主任はだいたい優秀です。外れを見たこと
がない。だから、幕僚作業が完全でなくとも指揮官が指導しながら物事が
サクサク進む。
仮に米海兵隊や米陸軍と陸自が戦ったら、個々の戦闘では、陸自が圧倒する
でしょ。ただし、無傷とはいかず、陸自にも甚大な損害がでる。
その損害を陸自側は短期間に埋めることができない。今の隊員練度はそう
簡単に復元できない。ところが、米軍側は、優秀な指揮官のストックを
中核に、バかな幕僚や兵隊を集めてあっという間に再編できる。
そこが「戦術」ではくつがえせない「戦略」や「作戦」の差というものかも
しれんね。
- 90 :
- >89
超優秀な少数が、大多数の馬鹿でもなんとかなるような仕組み作って、全体としてすげぇことする
というのが、基本アメ公の国そのものの考え方ですからね。
馬鹿でも幕僚ができるように仕組みやマニュアル作ってあるわけです。
だが、仕組みやマニュアルは馬鹿では作れません・・・
- 91 :
- 上二つのレスで言い尽くされた感があるなぁ
- 92 :
- 陸自においては、なんでもかんでも馬鹿丁寧にやるらなければならない風習(雰囲気)が隊員自身を追い詰めてるんじゃないか?メンタル云々言うよりも、そんな風習を無くすだけでも自者を随分減らせると思う。
その点、喫煙所は昔から上級者と気軽に意見が言い合える空間として機能してたんだろうね。
タバコ以外の手段となると、女性の場合スイーツで代替出来るんだろうけど、男は…
話がずれてしまいました
- 93 :
- >>92
日本の周辺は人口比数倍の陸軍大国ばかり。
しかも国内は足をひっぱろうとする反自衛隊勢力多数。
その中で陸自が祖国の守りを担っていくには、必要なことは確実に実行
する気風と、これを可能にする部隊・隊員の練度、これは前提でしょ。
喫煙に代わるコミュニケーションの場。
「茶会」でもやるか?戦国時代に茶の湯が嗜まれたのは、身分を問わない
意思疎通のためとか。
それはそれとして、作戦間の「飲酒」はもう少し寛容でもいいと思う。
今回、クソ真面目すぎて逆に異様だった。
隠れて飲んでる奴もいないみたいだったし。
- 94 :
- >>90
実際、米軍ってマニュアル主義かねぇ?
教訓収集のために、向こうの根拠みたいなものをくれないかと依頼して
みたが、SOPの寄せ集めみたいなものしか出てこなかった。
- 95 :
- 一度戦争して勝てば良いんだよ
そしたら国民の意識も変わるよ
- 96 :
- 日露戦争後のの二の舞に・・・しかし、茶会がないと意思疎通が図れないようでは
組織として欠陥では。
- 97 :
- 日本的とか何とか言えば聞こえはいいけど、
きちんとした組織内の公の場で意思疎通が図れてないっていうのは組織としてどっかがおかしい。
そのせいで本来は補助的な手段でしかない喫煙室やら茶会やらが意思決定の場になっちゃってるのね。
日本人とその組織の業病だよなあ、これって。
- 98 :
- >>94
米軍は平時はマニュアル主義で中の人も従っているけど、
突発的な事態が発生すると中の人は敢然と個人で判断(独断)する人が多い。
- 99 :
- >>98
パットンですね解ります
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