2011年11月2期ニュー速VIP+37: 波瀾万丈な人生だった>>1の話 (77)
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波瀾万丈な人生だった>>1の話
- 1 :11/11/23 〜 最終レス :11/11/25
- ようやく人生に落ち着きができてきたので、
自分の人生を書き記しておきたいと思い、スレ立てしました。
少数でもこんな馬鹿がいるのかって思ってもらえると嬉しいです。
半分以上自分のせいですが、普通の人より波瀾万丈な人生だったと思います。
出勤中に携帯で書き溜めてるので、改行等が読みにくいかもしれません。
内容は中学生〜現在までを書きたいと思います。
エロいことは描写を控えめです。
日記などは書いていないので、
思い出を辿りながらの内容になります。
書くことは全て事実ですので
私を知ってる人がいたらすぐに特定されると思いますが、
もしわかったとしても黙っていて欲しいです。
それでは淡々と投下します。
- 2 :
- 感動した!
いい人生だった!
- 3 :
- >>2
はえーよ
- 4 :
- 第一章 イジメ
小学校までは元気に男女混合で遊びまくっていた俺が中学校入学したのは十数年前だった。
田舎だったため小学校から中学校は私立中学校に行った人以外はほぼ同じメンツだった。
入学式の日、クラス分けの紙が渡された。
小学校の時にいつも遊んでいた友達とは別々のクラスになり、話したことの無い人ばかりのクラスだった。
入学式が終わり、教室に入ると机の上には三角形に折られた名前入りの画用紙が置いてあった。
隣の女子の名前を必死に読もうとしたが漢字が難しく名前がわからない。
先生が来るまでみんな席に着いて周りの人と雑談していた。
俺は知り合いもいないのでその様子をぼーっと眺めていたら、
隣の女子に話しかけられた。
隣女『先生来ないね。』
俺『そうだね。名前なんて読むの?〇〇?』
聞いた瞬間、隣女は泣いた。
どうやら名前にコンプレックスがあった&間違って名前を呼んだみたいだ。
周りがザワザワし始める。
『あ〜泣かした〜』
『かわいそう』
名前聞いただけと言い訳するが、隣女はずっと泣いていたままだった。
先生が現れ事情を聞かれた。
職員室に呼びだしをくらい、なぜか先生に殴られた。
その日以降、俺は女子に嫌われた。
- 5 :
- 幸い、男子とは仲良くとはいかないが普通に話せたので暴力的なイジメは無かった。
女子のイジメは陰湿だった。聞こえるように悪口を言ったり、
授業で二人組を作る時に避けられたり、
虐げる言葉を浴びせられた。
日に日に学校に行くことが嫌になり、
ずる休みをし始めた。
ずる休みをし始めて家に一人でいると、
ものすごく暇だった。
親と同じ部屋で寝ていたので部屋の中を探っていると親父のエロVHSを見つけた。
男友達に教えてもらい、中学生になってから初めてオ〇ニーを知った俺はそのエロVHSでオ〇ニーに明け暮れた。
週に3日はずる休みをする日が続き、2学期の期末試験の季節になった。
結果は5教科で180点。
かなり凹んだ。
俺はもうまともな人生を歩けないと思った。
学校に行ってもイジメられるし、高校にも行けそうにない、
家ではずる休みで親からボコボコにされ、精神的に限界だった。
精神の限界に達した時に俺は自を考えた。
ずる休みをした時、家に一人になったことを確認し、親父のベルトを手に取った。
それをタンスの取っ手に縛り、首を吊ろうと思った。
泣きながらベルトで自分で首を絞めていく時に初めて死に恐怖した。
なかった。
- 6 :
- へたれな俺は怖くてもう自をしようと思わなくなっていた。
しかし、学校には行けなかった。
ある日、親に無理矢理知らない家に連れてかれた。
その家のおばさんは引きこもりの息子を説教して学校に行かせると評判だった。
その家に着いたとたんに色々と説教され、殴られ(平手)、
学校に行きますと誓約書を書かされた。
俺は終始涙目だった。
その後、元々約束は守る性格だったため、
遅刻をしたりしながらも毎日学校通った。
相変わらず陰で悪口を言われていたが、
聞こえないふりをした。
第一章 完
- 7 :
-
第二章 奇跡
時は流れ、中学2年の秋になった。
一年から二年になった時にクラスの再割り当てがあったため
イジメは少なくなっていた。
席替えの時期になり、俺は目が悪かった(目が悪いと黒板側の席)&イジメられていたため
席替えに興味が無かった。
同じく目が悪い人で立候補した女子が隣に座った。
いつもなら席替えの際には俺の隣は嫌がられていたが、
その子は嫌がらなかった。
その子はMと言い、ルックスは普通、松嶋ななこを歯並び悪くしてビーバーを足したような子だった。
俺は小学生の時に一度だけMの家でM友達と一緒に3人で遊んだことがあることを思い出した。
- 8 :
- 当時の俺は毎日オ〇ニーしていて、
頭の中はエロでいっぱいだった。
何を思ったか、俺はMに挨拶をした後に告白をした。
大人になった今でも何故告白しようと考えたのかわからない。
クラスは黒板係を決めている時だった。
俺『一度遊んだ時あったよね?』
M『うん、小学校の時だよね?』
俺『あの時から好きだったんだ、良かったら付き合ってくれないかな』
M『え?』
クラスは係決めで盛り上がってる中に俺達はしばらく沈黙した。
M『ちょっと考えさせてもらっていいかな?』
俺『いいけど、どの位になりそう?』
M『一週間位かな。』
俺はその一週間、生きた心地がしなかった。
告白したのがみんなにバラされてたらどうしよう。とかなんで告白したんだ俺。とかを考えていた。
一週間後、帰り際に手紙を渡された。
M『絶対家に帰ってから見て。』
俺は猛ダッシュで家に帰り玄関で手紙を開けた。
手紙を持つ手が震えた。
- 9 :
- 内容を要約すると、
「小学校の3人で遊んだ時、M友達が俺のことを好きだった。
私も俺を好きだったけど、M友達を応援していたから気持ちは薄れていった。
でも告白されて昔の気持ちが戻ってきた。
M友達がまだ好きかもしれないから確認するために一週間待ってもらった。
確認したらM友達は他の人を好きになっていたから、
よろしくお願いします。」
といった内容だった。
玄関先で俺は『まじか!』って叫んだ。
人生で初めて嬉し泣きをした日だった。
それから毎日学校に行くことが楽しみになった。
学校に行き、授業中は無印の400枚綴りのメモ帳で筆談し、
休み時間は普通に会話をしていた。
俺の家から学校まで5分だったが毎日彼女の家の近くまで30分かけて送っていった。
徐々に周りにも付き合ってることがばれていき、
最初は陰口を言われたが、俺と彼女は完全に無視していた。
そのうち、俺はイジメられなくなった。
クリスマスが近づき、俺は雑貨屋でプレゼントを買った。水晶の中に水とサンタの家が入っていて逆さまにして戻すとキラキラした紙が落ちてくる置物だ。
- 10 :
- しえん
- 11 :
- 俺はMを家に送る際にプレゼントを渡し、
初めてキスをしようとした。
Mは雰囲気を察したのか緊張して目を閉じた。
俺もガチガチに緊張して目を閉じた。
そして気付いた。
「どこに唇があるかわからない!」
当時のドラマ等はみんな目を閉じてキスをしていたので、
目を閉じたままキスをするのが礼儀なのかと思っていたため、
そのまま勘で唇を近づけキスをした。
頬と唇の間だった。
しかし、俺は満足だった。
『キスしちゃった、キスしちゃった』と言いながら家に走って帰った。
時間は流れ、中学2年の3月。
期末試験が近づき、彼女の家で勉強を毎日するようになった。
その頃の俺の頭の中はでいっぱいだった。
Mは手編みのようなセーターで編み方が粗いせいかブラが所々見えていた。
興奮した俺は勉強の合間の休憩時間でこたつで寝ていたMのをツンツンした。
エスカレートし、ゆっくり揉んだらMは起きた。
最初は拒否られたが説得のうえ、揉むことを許可された。
一度許可されたら更に高みを求めたくなるのが男の性、
俺はをしようと言った。
さすがに断られることを予想していたが、
Mも興味がある様子だった。
- 12 :
- 産業で頼む
- 13 :
- sage忘れた。
しかし、近藤さんがないってことなので、
次に会うまでに俺が用意することが決まった。
エロ本を買うよりドキドキしたがのため恥を捨てた。
そして当日、俺は彼女の部屋に入るなり、
興奮しすぎて覚醒していた。
夢みたいな感じで頭がフワフワしてあまり覚えていない。
部屋を真っ暗にされ、
お互い恥ずかしながら自分で服を脱ぎ、ベットに入った。
俺は初めてディーブキスをして胸を揉み挿入しようとした。
その間5分程。さすが。
そんな状態で入るはずもなく、焦る俺。
「マイジョニーは元気いっぱいなのに入らない!何故!?
親父のでは簡単に入れてるのに」って思った。
結局その日に入ることはなく、挿入出来たのは5回目のトライの時だった。
感想を聞いたら『鼻の穴にスイカを入れられてる位痛い』と言われた。
一度挿入出来てからは俺達は猿のように体を重ねた。
週5で一日3回以上はをした。
Mは外見は図書委員のようなおとなしい感じだったが、
小学生の時からシャワーでオ〇ニーをするようなドエロだった。
ある時、事件が起こった。
- 14 :
- 人生だった、って死ぬの?
- 15 :
- 学校帰りにMの家に行くとMの両親がいた。
両親は俺にこう言った。
M母『Mの部屋を掃除していたら丸いお菓子の缶を落としてしまった。
中には近藤さんが大量に入っていた。
もう家には来ないで欲しい。』
俺は足が震えながらその話しを聞いて家に帰った。
その週の土曜日、M両親が俺の家に来て俺は両親に叩き起こされた。
俺両親とM両親と俺の5人で話し合い、
なんとか付き合うことは認めてくれた。
とはいえ、一度を覚えた猿は止められなかった。
学校帰りの青空教室が日課になった。
- 16 :
- >>14
死なないよ。
目まぐるしい毎日から解放されて、
人生を振り返ったら
波瀾万丈な人生だったって思って。
- 17 :
- とんでもなくリア充じゃねえか
- 18 :
- 話しは変わり、中学3年から男友達の薦めで、
俺はその男友達と同じ塾に通うことになった。
男友達は俺の数少ない親友で良く二人でカラオケに行ったり、
親友の家でギターを弾いたりしていた。
親友は金持ちだが女の子には全くモテないタイプだった。
ある日俺がいつも通り親友の家で二人で音楽を聞いていると
いきなりカーテンを閉め、目を閉じるように指示された。
指示に従って目を閉じるが何か様子がおかしいことに気付く。
うっすら目を開けると俺にキスをしようとしてきていた。
すぐに避けたが、親友は『一回だけ!』と言った。
俺『ふざけんな!』
と言って俺は親友の家を出た。
- 19 :
- それから俺は親友とは同じ塾でも話さなくなった。
数少ない親友がいなくなったことによりショックを受けた。
勉強の方は塾がスパルタだったためか、
5教科で400点以上は取れるようになっていた。
最初はMに勉強を教えてもらってたが、この頃には教える立場になっていた。
進路を決める時、Mと同じ高校に行くつもりだった俺は何度も先生や塾講師に志望高校変更を薦められたが全て拒否した。
しかし、最終志望校決定日の前日に壮絶な喧嘩の結果、Mと別れることになった。
同じ高校は気まずいと思った俺は近いからといった理由で地元の高校に志望変更した。
その頃、世間ではPHSが流行っており、俺は雑誌のプレゼントのPHSを応募して当たった。
まぁ当たったと思わせて全員にプレゼントし契約させる商法に引っ掛かっただけだが。。
今みたいにSNSみたいな機能等はなかったが、
ある電話番号にかけると伝言を残すか、
他の人の伝言を聞くと言う系番号が流行っていた。
俺は別れた直後その番号にかけ、一人の女の子に出会った。
Jと名乗っていた彼女は同い年の中学3年生だった。
彼女と別れて消沈していた気分を掻き消してくれる程の元気っ子だった。
- 20 :
- 当時Eメールがなかったので写メールはなかった。
プリクラは上半身だけのタイプ(ペルソナのキャラ?スノーマン?ジャックオランタン?)があり、
一人で裏技コマンドによる隠しフレームでプリクラを撮って手紙で送りあった。
Jは可愛かった。
俺は一目惚れをしてJに告白した。
結果はOKだった。
しかし、距離は400kmを越える遠距離恋愛になった。
同時期に受験結果発表があり、結果を高校に見に行った。
俺は合格していたが、
Mは第一志望校に落ちており、
別れたのになぜか悲しくなった。
中学生活最後の月の3月、
塾の卒業記念にディズニーランドに塾の仲間と行くことになった。
Jに電話でディズニーの話をすると、
奇跡的にJも同じ日にクラスの友達と卒業旅行にディズニーに来るとのこと、
この奇跡に神様はいるんだって子供ながらに思った。
しかし、俺もJも友達と行くため、長い時間は一緒にいれない。
俺達は友達がお土産を選ぶ帰りの時間に会うことに決めた。
- 21 :
- ジャックフロスとか、波乱万丈っていうから荒れるのかと思ったらリア充じゃねえか…
- 22 :
- 俺は始発の電車で行き、Jは夜行バスでディズニーにそれぞれ着いた。
しかし、ディズニー到着前からJのPHSからスカイメールが届かなくなった。
俺は焦った。。
なぜなら待ち合わせ場所も時間も決めていなかったからだ。
俺は乗り物に並びながらJを探し続けたが全く見つからない。
Jのバスの時間が近づき、俺は最後に「シンデレラ城の前の広場で待ってる」とメールし、広場で待っていた。
来る可能性は低いと考えながら俯いて、ため息を吐いた。
30分程たった頃、
「俺くん?」
俯いてた顔を覗きこまれ名前を呼ばれた。
目の前にはJが立っていた。
彼女のPHSは充電が切れそうで最後の連絡のために電源を切っていた。
J「電話が繋がらないからメールしようとしたら俺くんのメールが来た」
(かなり記憶が曖昧ですがスカイメールにセンター保存があったか覚えてません。電話の留守電だったかも)
俺のPHSを見ると電源が切れていた。
Jはプリクラと雰囲気は違ったが、可愛かった。
J「クッキー焼いて持ってきたの。」
俺達はシンデレラ城の前のベンチに座り、クッキーを食べた。
そこで俺達はキスをした。
すぐにJのバスの時間が近づき俺達はバイバイをした。
- 23 :
- 全く関係ないんだけど
中学の頃野球やってて年に二回「近藤さん」っていういつも緑色のジャージでロッテの帽子被った頑固オヤジみたいな臨時コーチいたわ
高校は県外になって野球やめたけどそこでもその近藤さん有名でびっくりしたわw
- 24 :
- >>21
この時代あたりは平和な日常でした。
波瀾万丈と言うか非日常的です。
言葉間違えましたね。。
- 25 :
- 俺は気付いた。
友達と合流出来ない。
PHSも切れてるし、待ち合わせ場所も決めてなかった。
俺は一人で帰った。
帰ってからJを思い出し、もっと長い時間、会いたいと思った。
幸い高校の入学式まで休みだ。
「よし!行くか!」って思い、
次の日Jに予定を聞き、俺はJTBに行った。
Jが泊まるかもわからないのにツインのビジネスホテルの予約を取った。
親に友達と旅行に行くと嘘をつき保護者同意書を書いてもらった。
当日、Jは親に女友達の家に泊まってくると嘘をついて一日中遊んだ。
夜、ビジネスホテルにチェックインする時に怪しまれ俺親に電話をかけられたが、
親は了承済みと言ってくれて、なんとか入れた。
俺は一安心し、久しぶりのに喜んだ。
しかし、JのPHSが鳴った。
J親「今どこにいるんだ?」
J「〇〇の家だよ。」
J親「〇〇さんの家の前通ったら電気がついてないからおかしいだろ」
J「もう寝るから電気消してるんだよ」
J親「じゃあ〇〇のご両親に代わりなさい。それが出来ないなら帰って来なさい。」
J「。。。」
こんな内容だった。
- 26 :
- J「どうしよう。」
俺「そんなに心配されてるなら帰った方がいいかもね」
本音は「まじかよ!最悪だ〜が〜」だった。
J『でも俺くんがせっかく来てくれたのに。』
俺『でも帰らないとかなり怒られるよ?どうするの?』
J『怒られるだろうけど、いい!絶対帰らない!』
JはPHSの電源を切った。
Jはだったが、回数をこなした俺は一日で開通することができた。
次の日、駅まで送ってもらう時、
J『痛くてがに股になる。まだ入ってる感がある。』
と言っていた。
俺は笑いながら駅の改札口の前でキスをして帰った。
第二章 奇跡 完
- 27 :
- 第三章 変身
高校の入学式の時、
俺はある人に声をかけられた。
Hだ。
Hは中学が一緒でイジメっ子だった。
俺は中学の時、女子からのイジメだったためにHにイジメられたことはない。
このHが俺の人生を大きく変えることとなる。
H『周り全く知らないやつだから俺位しか喋れるやついないんだよね。』
H『帰り一緒に帰ろうぜ。それまでにお互い同じ匂いのするやつクラスの中から連れてこうぜ。』
Hとはクラスが違った。
- 28 :
- だんだん腹立ってきたな
- 29 :
- 俺がそれらしいやつを探してると一人、
元ヤンみたいなやつがいた。
俺はそいつの机に近づき、一言言った。
俺『便所行こうぜ』
どこぞのヤンキーだよって言ったあと思って後悔した。
便所に行き、用をたしながら話しをした。
俺『俺って名前だからよろしくね。』
A『俺はA。よろしく。』
俺『帰り一緒に帰らない?
友達に同じ匂いのするやつ連れてこいって言われててさ』
A『別にいいよ。』
帰りの時間にHのとこに行くとHは誰も連れてきていなかった。
H『うちのクラスしょぼそうなやつしかいねぇ』
結局3人でコンビニで話して自己紹介をした。
これが俺が高校生活3年間過ごす友達だった。
高校入学してからHは問題児だった。
先生と喧嘩はするわ、同級生にガンを付けられたと言い胸倉掴むわで宥める俺が大変だった。
2ヶ月過ぎた辺りから俺らは不良グループのレッテルを貼られた。
その頃俺はJに振られた。
J『もう遠距離は辛い。お互いのためにならない。』
俺は引き止められなかった。俺もどこかでそう思っていたから。
それからは全くモテない日々が続いた。
Hが見かねて俺にアドバイスした。
H『>>1は眉毛太過ぎなんだよ。俺の家で抜こうぜ』
- 30 :
- DQNかよ…今までの事も納得…
- 31 :
- 俺は前の親友の記憶が過ぎったがHは女の話しが多いのですんなり家に上がった。
Hの家に行く道中。
H『家に来るの2回目だな。』
俺『え!?』
H『覚えてないのか?小学2年の時にラーメン食って帰ったじゃねーか』
俺は思い出した。
小学生2年の放課後にグラウンドでクラス関係なしで遊んでHの家で超魔界村やってラーメン食った。
俺『まじか!あれHだっけ!?』
H『だから入学式の時お前しか話せるやついないって言っただろ』
やっと入学式にHが話しかけてきた謎が解けた。
Hの家に着くと確かに見覚えある家だった。
俺はH母に挨拶をしてHの部屋の2階に上がった。
Hの部屋は壁には洋楽のポスターが貼っており、ベースが置いてあった。
Hは机から眉毛整えセットを出し、俺に渡した。
そして鞄の中から箱を取り出し俺に渡した。
俺『ブリーチじゃん!サンプル画像まっキンキンじゃん!』 H『途中で流せば金髪にはならないよ』
俺はHの部屋で眉毛を切り茶髪にした。
自分でも変わった気がした。しかし、全くモテなかった。
夏になりAからプールの監視員やらないかと誘いがきた。
夏休みにやることがなかった俺は快諾した。
俺とAは面接に向かった。
- 32 :
- 面接官『どの位泳げる?』
A『平泳ぎなら体力の続くかぎり』
俺『25M危ういです』
面接官『夏休みは40日位営業するんだけど、どの位出れる?』
A『25日位ですかね』
俺『同じく25日位です』
面接官『頑張って後10日出れない?35日。』
A『わかりました。』
俺『はい。』
面接官『んじゃ採用で。また連絡するね。』
高校生の夏休みなのに10日も休みがないことに面接終わった後に後悔した。
しかし、約束したので守るしかないと次の日ブーメランを買いに行った。
バイト初日は説明会だ。
プールに着くと人が100人程いる。
俺『これが全員監視員か。』
思わず呟いていた。
男女比率は7対3位だった。
受付で名前を言うとDの列に並んで下さいと言われる。
6つ程チームがありチームごとに説明会が開始された。俺が配属されたのは泳げない組。
基本泳いで助けに行くことがないポジションを任せられるチームだった。
例を挙げるとスライダーの滑っていいか合図を出す所や塩素の水にお客さんを浸からせる所等である。
Aはちょっと泳げるチームの波のプール担当だった。
- 33 :
- 中学生時に同級生ととかあるわけねーだろwww
- 34 :
- >>30
DQNもどきです。
DQNを気取り調子にのってボコボコにされました。
- 35 :
- 交代の仕方やスライダーの合図を出すタイミング等を教わり、
人口呼吸の練習をした。
初日は早く昼過ぎに終了した。
バイトが始まり、4日目に限界を感じた。
理由は日焼けである。
2日目辺りに真っ赤に焼けた肌を更に焼くとハムのような肌になった。
風が吹くだけで針を刺されてるような痛みを感じた。
初めての休みの日に病院に行った、
医者からは『もう辞めなさい。火傷になっている』と言われた。
しかし、約束を破るわけにはいかない。
俺は医者にもらった薬を激痛に堪えながら足に塗った。
しかし次の日、激痛すぎて動けない、
申し訳なかったが事情を説明して一日休みをもらった。
俺は何故痛いのかを考え、火傷で死んだ皮膚細胞の下の汗が原因だろうと考え、
安全ピンをあぶり、水が溜まっている皮膚を刺していった。全て終わって薬を塗ったら次の日には多少治っていた。
多少痛むもののこれなら耐えられるとバイトに向かった。
一週間が終わった頃、100以上いた人の内20人は辞めていた。
2週間を過ぎる頃には皮が剥けることもなく、仕事にも慣れてきた。
Aとは待合室と帰りに話す程度だった。
A『〇〇先輩凄いよ。もう5人もギャルナンパして連絡取ってるよ』
- 36 :
- 俺『いいな〜俺の所なんてキタって思ってもすぐスライダーで滑って行っちゃうから無理だよ。』
A『先輩も話す時間は最小限にしてメアドをガムテープに書いて帽子の裏側に貼ってるぜ』
俺『そんな裏技があったのか!俺もやってみよ。』
A『手当たり次第に渡すなよ。苦情が来たらクビだぞ』
俺は次の日からガムテープを付けてたがクビが怖くて渡せない日々が続いた。
ある日、俺はいつも通りスライダーでお客さんを流していると違和感を感じた。
俺「この人達今日、5回目だ」
30分ごとにポジションチェンジをするので同じお客さんを違うポジションで会うことはあれど、
5回目は初めてだった。
二人組で弟と姉のようだ。姉は同い年位に見えた。
意識してカウントすることにした。
6、7、8、9とドンドンとカウントが増え、
姉が俺をチラチラと見てることにも気付いた。
俺「あれ?これイケるんじゃね?」
俺は意を決して話しかけた。
俺『楽しい?』
姉『え。。すごく楽しいです!』
弟『たのしー』
俺『それは良かった。
帰る時にあそこに見える看板のとこで待っててくれないかな?』
姉『あ、はい!待ってます!』
スライダー担当の会話時間はこれが限界でした。
- 37 :
- >>33
おれもそう信じたい…
はあ…
- 38 :
- 1時間後、閉店時間が近づき、
洋服で姉が待っていることに気付いた俺はガムテープを渡しに行った。
俺『待たせてごめんね。
ちょっとまだ仕事があるから良かったらメール頂戴』
そしてさっき書いてきましたって感じでガムテープを渡した。
姉『はい!必ずメールします!』
初めてナンパが成功した。
俺はAに即報告した。
A『なんで勝ち戦しか参戦しないんだよ。
もっとギャンブルしろ』
俺は満足だったので適当に流した。
結局姉とは付き合うことはなかった。
俺の一年目の夏は終わった。
手に入れたのはお金と真っ黒な肌だった。
俺はJ以来彼女ができなかった。
ファッションに気を使えとHに言われて男性用の雑誌を買った。
俺は買った雑誌を家で一人眺めていると一つの広告に目が止まった。
俺『整形だ。』
学校ではアイプチが流行っていた。
俺は限りなく一重に近い奥二重だった。
二重にしたいなと思ったが両目で20万円位した。
諦めようとしたが、
欄外にモニター募集の記載があった。
モニターならただなんじゃねと思った俺はモニター登録することにした。
まずは親に了承得て電話してモニター登録した。
- 39 :
- 切開と埋没か選ぶことになり、
切開は怖かったため埋没方にした。
埋没方は糸をまぶたに縫って二重にする方法でまぶたに麻酔打った。
裁縫みたいに糸をグッグッと引っ張るのが印象的だった。
術前と術後の目の部分を写真に撮られ帰宅した。
2日位腫れ、2ヶ月後でも不自然だったが、
半年もしたら完全に馴染んでいて誰が見ても自然な二重になった。
第三章 変身 完
- 40 :
- 第四章 モテキ
二重にしてから俺は恋愛運が変わった。
学校では不良グループのイメージが消えないが、
他校の人からちょこちょこ告白されるようになった。
高校二年目の夏、またプールのバイトを始めることにした。
経験者と言うこともあり希望のチームを聞かれた。
A『波のプールで』
俺『波のプールで』
Aは波のプール、俺は流水プール担当になった。
凹んだが、スライダーよりはマシかと思っていた。
プールが始まった。
流水プールでタワーに座って監視してると、
お客さんから声をかけられた。
客『お兄さん何歳?』
俺『17ですよ。』
客『本当に?タメ?大人っぽいね。』
俺『ありがとー』
客『アドレス教えてもらえないかな?』
俺『え?』
- 41 :
- 俺はを期待してまたプールでバイトをしたのだが、
まさか初日にそれもお客さんからメアドを聞かれるとは思ってもいなかった。
客『ダメかな?』
俺『いや、全然いいよ。
用意しておくからまた後で声かけて』
客『わかった。またね。』
俺はガムテアドレスを量産した。
俺「俺から声掛けてないからクビになることないし、最高だ。」
俺はどうやったらお客さんが声をかけてくれるか考えた。
考えた結果思いついたのはティッシュ配りの技術だった。
友達がティッシュ配りのバイトをしてた時にコツを教えてくれた。
友『人間は動くものを見る習性があるから渡す時はちょっと揺らして渡すと良い。』
それだ。
俺はタワーに乗りながら足を揺らすことにした。
効果は絶大で、
反応もわかりやすかった。
足を揺らして、一人が気付き俺を見る、友達とヒソヒソ話しをして
友達と一緒に俺を見るパターンに入ったらもう下準備は完了だった。
流れるプールなので何度も同じ客が流れてくる。
2週目、こっちを気にかけているか様子見。
3週目、目が合ったら笑顔でお辞儀。
4週目以降も笑顔でお辞儀をし、話しかけられるのを待った。
この方法は大成功であった。
- 42 :
- 俺は味をしめ、35日バイト予定をフル出勤にしていた。
結果、40数日間で下は中1から上は24歳まで、80人以上のアドレスをゲットした。
二学期が始まってからもメールの返事に忙しかった。
一通送るごとに6件程のメールが来ており、
一日の大半がメールの返信に追われた。
俺は忙しくとも幸せだった。
そんななか、
高校の大イベントの修学旅行だ。
場所は長崎である。
班別行動となり、俺とAとHは同じ班になった。
(書き忘れてたが高校二年の時にクラス替えがあり3人とも同じクラスになった)
修学旅行当日。
バスに乗り込み出発を待っているとHがいないことに気付く。
Hに電話をするとどうやら風邪になってしまい来れないようだ。
修学旅行に風邪で休むとは。
一日目の自由行動の時にダイエーのゲーセンに行き、修学旅行記念に班でプリクラを撮った。
プリクラを切ってると3人組の女子高生が声を掛けてきた。
女子高生1『あの〜プリクラくれませんか?』
A『人数分に切っちゃったから余りはないな〜良かったら一緒に撮る?』
女子高生1『あ、はい!お願いします。Yもいいよね?』
Y『う、うん!』
- 43 :
- A『何人で撮る?さすがにこの人数は入らないから。』
女子高生1『じゃあ3対3の6人でお願いします。』
A『じゃあ誰と撮りたいか指名して。』
Y『この方で!』
俺を指刺しYは顔を赤らめた。
俺はあまり気が乗ってなかったため、この場をAに任せた。
プリクラを二枚撮り、ちょっと話した所俺の県から2つ離れた県から修学旅行に来ており、
明日も明後日も旅行コースが似ていた。
俺達は明日の午前に陶器作りをして、午後はハウステンボス。
Y達は終日ハウステンボスだった。
俺『じゃあまた会えるかもね』
その日はそれで終わった。
次の日俺は100年経っても世間に理解されないであろう陶器を作った後、
ハウステンボスに行った。
一通り回り、お土産屋さんでチーズケーキの美味さに感動し、
マリオネットを押し売りされていたりした。
俺『すげーなんでそんなに上手く動かせるの?』
オッサン『ちょっと練習すればすぐ出来るよ。5千円だよ。』
俺『高けー』
そんな時、メールが届いた。
「突然ごめんなさい。昨日のYです。同じ色の制服の女の子にメアド聞いちゃいました。
良かったら一緒に回りませんか?okだったら電話下さい」
- 44 :
- 俺『一緒に回りたいって。どうする?』
A『もち行くべ』
電話をするとフェリーに乗ってるようで、
俺達はフェリー乗り場まで向かった。
メンバーは昨日指名された3人で行った。
向かう途中、俺と同じ学校の女子とすれ違った。
同級女『さっき女の子に俺君のアドレス聞かれたよ。
知らないから断ったけど。』
更に先に行くと、
同級女2『女の子にアドレス聞かれたから教えちゃったけど大丈夫?』
お前か。ってか何人に聞いたんだ。
フェリー乗り場に着き合流してY達と話すと、
でっかいテディベアの前で写真を撮りたいと言っていたため、みんなで向かった。
俺とYは先頭を歩きながら話しをしていた。
後列の足音が聞こえなくなり、早く歩き過ぎたかと後ろを振り向くと誰もいなかった。
マジか。そうゆうことか。
俺『みんないなくなっちゃったね』
Y『とりあえずテディベアのとこ行こうか』
二人で歩いてる最中、担任が前から歩いてきた。
担任は俺に気付くと俺の胸倉を掴んだ。
担任『集合時間までには絶対帰ってくるんだぞ』
俺『あ、はい。』
担任と別れた後、程なくテディベアに着いた。
二人で写真を撮り、Aに電話をして合流した。
二日目はそこで終了した。
- 45 :
- 帰りのバスの中で
担任『他校を修学旅行中にナンパするなんて教師生活でお前が初めてだよ。』
めっちゃ怒られた。
三日目、名前は忘れたが勉強の神様とかの神社に俺達はいた。
お守りを買っていると肩を叩かれた。
Y『今日も一緒だね!』
近くにいた担任の目が光る。
「Yといるだけで俺が怒られるなんて割に合わない。」
そう思った俺は
俺『ちょっとあっちに行かない?』
Y『うん!』
俺は神社の奥を指差しYを誘った。
集合時間まで30分もない。
俺達は神社の外にある人気のない石段に座った。
俺『結局3日間一緒だったね。』
Y『楽しかったよ。』
俺はキスをした。
Yはすんなり受け入れた。
胸を揉む。推定Dカップ。拒否はない。
イケると思った俺は下に手を伸ばす。
こっちも拒否はない。
しばらく下をいじってると人の気配がした。
中学の時に青空教室をやっていたおかげでとっさに反応することができた。
石段を降りてくる地元の人だ。
バレはしなかったが俺は我に帰った。
集合時間ギリギリだった。
Yとバイバイしバスに乗り込む。
担任『楽しかったかい?』
俺『えぇ、まぁ』
そんな修学旅行だった。
- 46 :
- 高校3年の時もプールのバイトをした。
フル出勤だ。40数日間で40人程のアドレスを手に入れた。
俺は全く女の子には困らない生活を手に入れうかれていた。
そんなときに事件は起こった。
高校の体育終わりに着替えていると携帯がないことに気付いた。
AとHが必死に探してくれたが見つからなかった。
H『お前の携帯盗むなんて万死に値するよな、
ってか女に〇されるよな』
数日後、俺の携帯は見つかった。
いつも体操着に着替える踊り場の塀の外(下は渡り廊下の屋根)だった。
俺は塀にズボンを掛け落としたのである。
Aが塀から飛び下り拾ってくれたが、
前日に雨が降っていたため全く動かなかった。
俺のモテキは携帯と共に終了した。
第四章 モテキ 完
第五章 堕落
高校生活は色々ありすぎた、停学、タイマン、校内、事件、免許合宿、高校生活だけで長くなりそうなので省きます。
時は流れ、受験シーズンとなった。
俺は遅刻のしすぎで卒業すら危うい状況だった。
そんな俺が大学を受験したいと思った。
それも偏差値が高い大学だ。
まぁ人生はそんなに甘くない。
受けた大学全て落ちた。
- 47 :
- 浪人と言う名のフリーターを始めた。
俺はリサイクルショップでアルバイトを始めた。
職場に慣れ始めた頃、オンラインゲームにハマった。
特にハマったのがバイオのアウトブレイク2だった。
バイトに行き、夜1時まで働き、
帰ってから朝までバイオをする日が始まった。
この頃から情報収集も兼ねて2chを見るようになった。
「ベリハ死守で〇〇(俺のオンラインID)がいると安心する」等の書きこみを見たりしてニヤニヤしていた。
隠しキャラの棒人間を全て出して、
サバイバルナイフを持ったディビットが一番強いと思い始めた頃、
俺は勉強もしない浪人生活に不安を覚えた。
だか簡単には生活を変えられなかった。
それどころか更に悪化していった。
ある日久しぶりにAに遊びに誘われた。
Aと合流するとスロットに誘われた。
当時、北斗、吉宗、ゴッド等が全盛期で俺がスロットにはまるのに時間はかからなかった。
俺はスロット狂になっていった。
数ヶ月後、Hに飯に誘われ、サイゼに呼び出された。
サイゼに着くとHの席の前に知った顔がいる。
Kだ。
Kは小、中一緒の学校だったがあまり話したことはなかった。
Kはイケメンでありコミュニケーション能力も高い人気者だった。
- 48 :
- 話しを聞くとKも高卒後、フリーターをしていた。
最近流行りのスロットをやりたいが負けたくないとHに相談した。
Hは>>1の方が詳しいと俺をサイゼに呼び出した。
俺は当時ハマっていた天下布武というスロットをオススメし、
台の選び方、打ち方、換金方法等を一から説明した。
次の休みの日、一緒にスロットに行く約束をした。
Kは初日に10万勝った。
これが生涯親友となるKとのだった。
それからは休みが合う度にKと二人で遊びに行った。
俺はスロットのためにバイトの日数を極端に減らした。
Kも一緒だった。
俺らは朝スロット屋に並び、閉店の23時までスロットを打ち、
銭湯に行き、マンガ喫茶のスロットコーナーでスロットを打ち、
朝スロット屋並ぶを3ヶ月程繰り返した。
家に帰る時は洗濯と稀にあるバイトの日だけだった。
不思議と俺達のコンビはお金が増えていった。
負ける時はあるけれど両方負ける時は稀で、
片方が負けたもしくは負けそうな時は車で寝ていたため(寝れて嬉しかった)、
無理な投資がなかったのが大きかった。
俺達はほぼ3ヶ月間車の中で一緒に過ごしていたため、
親友になっていた。
- 49 :
- ある程度お金が貯まっていった頃、Kは俺に言った。
K『貯まった金でイギリスに行こうと思う。』
Kは語学留学をしたがっていた。
止める理由も無いので
俺『いいんじゃないかな。有意義な使い方だよ。』
Kは申し込みをしてホームステイをしにイギリスに向かった。
空港で見送りをし、Kの姿が見えなくなった時、
自分の人生に不安が蘇ってきた。
第五章 堕落 完
- 50 :
- 第六章 背徳感
Kがイギリスに旅だってから俺は暇な日が続いた。
一人でスロットに行ってもどこか面白くない。
俺はバイトの日数を増やした。
この頃には仕事も完璧に覚え、バイト仲間とも仲良くなった。
一番仲良かったのは干支が一回り違うパートのEさんだ。
Eさんはバイト初日から優しく仕事を教えてくれ、
働く時間帯も一緒のため、仲良くなった。
ある時、販売カウンターの裏でキスを求められた。
Eはで子供もいる。
俺はキスしたくなかったが、今の居心地良い環境を壊したくなく、
キス位いいかなと思いしてしまった。
しかし、団地妻の性欲は止まらなかった。
何度も体の関係を求められ遂に心を許してしまった。
- 51 :
- 何度かとをしてく内に、
俺はこのままだとまずいと思い、
店長に働く時間帯の変更をお願いした。
俺の希望は受け入れられ早番となった。
早番にはNと言う同い年の彼氏と同棲中の子がいた。
Nはスタイルが良く、細くて胸が大きかった。
ルックスは相田翔子?(漢字がわからない)を更に綺麗にした感じだった。
一目惚れをした。
しかしNは彼氏持ち、自分の気持ちは出さずに必死に我慢した。
Nと働き始めてから数ヶ月、いつも通りにNと世間話をしていた。
俺『昨日夢で〇〇(同じバイト先の人)を見てさ』
N『夢で見る異性の人って自分が気になってる人とか、
好きな人しか出てこないみたいですよ』
俺『へ〜Nは誰か夢に出てきたりする?』
N『私は>>1君しか出てきたことないな』
いきなりフラグ立ちました。
これはいくしかないでしょ!
後にも先にもこの告白が一番クラっときました。
その後、俺はNと秘密の関係になった。
俺は何度も彼氏と別れて付き合って欲しいと求めた。
Nは親と絶縁して彼氏と同棲をしたとのことで別れたら行く所がないと俺に話した。
俺はそれでも諦めきれなく、
じゃあ俺が実家から出るから同棲しようと誘ったが俺には迷惑をかけられないし、
お互いバイトじゃあ生活が辛くなるだけと言われた。
- 52 :
- バイオOBやってたのか
あれはオンライン黎明時代だったのが悔やまれるな
- 53 :
- >>52
バイオはめちゃめちゃ面白かった。
チーム次第で難易度変動するし、達成感があった。
チャットないからチームプレイ取りづらいのが難点だったが。
- 54 :
- そうして俺らの関係は終わった。
世間は受験ムード、
一年間バイトと遊びに夢中だった俺が受験なんて挑戦する気持ちも起きなかった。
それでも俺はまだ遊びたい気持ちを優先し、
学校に通いたかった。
俺は専門学校の道を考え、専門学校を受験した。
試験問題は簡単で合格した。
入学金等はスロットで勝った金を使った。
IT系の専門学校だ。
俺のクラスは30人程度の男女比率は6対4位だった。
みんな一つ歳下だったが、入学後、
明るく振る舞いなんとか馴染めた。
入学式から3日後位の放課後、
俺とクラスの同期生2人で話していると桜の話しになった。
同期生1(以降Y)『桜って綺麗だよね』
同期生2(以降K)『散ってるとこが一番いいよね』
俺『おばあちゃん家の近くにあった神社の枝垂れ桜が一番印象に残ってるな』
Y『枝垂れ桜見たことない!見たい!』
K『私も』
俺『見に行く?でも子供の時の記憶だしかなり美化されて記憶してるだけかもよ?』
Y『見に行ってみよ!』
Kはルックス的にはガッキーを3段階位落とした軽いポチャで、
Yはルックスはギャル曽根をちょっと可愛くした感じで身長が低くく細身であった。
Kとなんかあったらいいな〜位に考えていた。
- 55 :
- 約束した日曜日に二人を迎えに行きおばあちゃん家に着いた。
枝垂れ桜を見た時が子供の時なので場所がわからなかったため道を聞いた。
神社に到着した。
桜はもう散っていた
。(まだ一分咲き?記憶曖昧)
俺『ごめんね、満開の時を見せたかった。』
Y『地面近くまで垂れてる枝を見れたし、
満開の凄さがわかったから大丈夫だよ。』
俺は意気消沈しながら二人を送りに行った。
まずはKを送って、
次に比較的俺の家に近いYを送った。
Yの家の近くに来た所で
Y『まだ家に帰りたくないな』
俺『あ〜ちょっと話してく?』
Y『うん。』
俺達は用水路横の戸手に車を停め、話しをした。
Yの話しでは彼氏がいてオンラインゲームのリネージュで出会ったみたいだ。
遠距離恋愛でまともにあったのは1回のみ。
彼氏はどうやら浮気をしてるっぽいとのこと。
俺はJとの遠距離恋愛を思い出した。
Yは私も浮気したいと言い、俺に寄ってきた。
俺は獣。
断ることもなく車でをした。
Yとはそんなだった。
この時にはYにゾッコンになるとは思いもしなかった。
時は数ヶ月過ぎ、俺とYは下校後、身体を重ねる日が続いた。
このYはどエロで俺に負けず獣だった。
- 56 :
- 学校はみんなの推薦でクラス委員長を任され、
楽しく日々を過ごしていた。
しかし、俺は悩んでいた。
Yはもの凄い元気っ子で誰とでも仲良くなれる子だった。
俺の頭の中はY=どエロなので仲良く他の男と仲良くしてると、
あいつともやってるんじゃないかと思って嫌になっていた。
彼氏以上に彼氏面をしていた。
そんな久しぶりに感じる嫉妬に気付き、
俺はYのことが本気で好きなんだと認識した。
Yにも彼氏と別れて欲しいことは伝えた。
Yの答えはいつも『難しい』だった。
しかし、Yの凄い所は俺と一緒にいる時に彼氏持ちを感じさせない所だった。
俺と会ってる時、携帯を全く触らないことや、
俺からの連絡はどんな時間帯にもメールや電話が返ってきた。
俺はYが俺に気を使っていることに悲しみを覚えたが感謝していた。
Yとは色々な所に行った。
ゲーセン、カラオケ、、花火、遊園地、動物園。
色々な場所に出掛けたが、
別れた直後に必ず彼氏の存在が頭に浮かぶ。
俺は悩んでいた。
そんな中俺は専門学校を辞めた。
専門学校学校を辞めたことには後悔はなかった。
将来進みたい道を見つけ、
俺には専門学校の方針が納得いってなかったからだ。
- 57 :
- 俺はリサイクルショップのバイトを続け、
独学で勉強し、国家資格を取ることにした。
Yとは専門学校を辞めた後もずっと会っていた。
次の年の10月、俺は国家資格に合格した。
合格したことをYに伝えるとYは自分のことのように喜んだ。
しかし、Yは俺にずっと黙っていたことがあった。
それはYの就職先であった。
Yは遠距離の彼氏の地元で内定をもらっていた。
3月から引っ越す予定だった。
何も言えなかった。俺は何も変わっていなかった。
俺ではYを引き留められなかった。
俺は彼氏じゃない。
第六章 背徳感 完
- 58 :
- 第七章 絶望
俺はYが引っ越してから何に対しても希望が持てなかった。
悪いことは続いた。
前提として俺は3兄弟の真ん中である。
俺はバイトから帰ってきて夜〜朝までゲームをしていた、
朝に兄貴が来てちょっと会話をした。
だが兄貴の様子がおかしい。
明らかにおかしい。
言動が支離滅裂なのだ。
例えば、親父の仕事の道具を見て、
兄『これもらっちゃだめかな?』
俺『親父のお客さんのだから取ったらダメだよ』
兄『そうだよな〜でも欲しいんだよな〜もらっちゃだめかな〜』
兄『ほしいな〜もらっちゃだめかな?』
兄貴が欲しいと言ってたものは工具だった。
- 59 :
- 文面にするとおかしく無いように思えるが、
20年以上一緒にいる兄貴だ、変化位わかる。
俺はゲームでもして寝てないんだろうと思い、
兄を置いて部屋に帰って寝た。
2時間もしない内に親父に叩き起こされた。
親父『兄貴の様子がおかしい。』
俺は兄の住む離れに向かった、
家を出たタイミングで救急車が来た。
兄貴は必死に抵抗している。
兄『お前らも俺を馬鹿にしに来たんだろ!お前は偉いのか!?』
確かこんなことを言っていた。
兄貴を宥め、救急車に乗せた。
病院に着き、急性の精神病の可能性がある、
詳しく調べた方が良いと県内の大きな精神病院に搬送された。
結果は急性の糖質だった。
兄貴は入院することになった。
入院初日は面会許されなかった。
次の日、両親と俺で面会に行くと兄貴はずっと泣いていた。
帰りたいとずっと言っていた。
そんな兄貴を見て涙が止まらなかった。
いつも強くて頼れる兄貴が俺の中で崩壊していく。
「目の前で泣いているのは誰だ?」
「俺の兄貴はこんな弱音を吐かない。」
「別人だ」
俺は病室でそう思った。
一番ショックを受けていたのは母親だ。
家に帰っていきなり
『兄貴がおかしくなったのはあなたのせいよ!』
ヒステリックに叫ぶ。
- 60 :
- その叫びに親父は何も答えない。
親父は職人気質でいつも無口だったが、
親父もショックな様子は感じられた。
次の日、母親が糖質の本を数冊買ってきた。
母親『まずは私達が病気に向き合おう。』
俺達は糖質について調べ、
どのように接したらよいか学んだ。
書いてあることはうちの家族には無縁なことばかりであった。
「挨拶をしっかりして、相手の話しを良く聞きましょう。
相手の話しを頭から否定してはダメ、諭すように話し掛けましょう。
家族で食事をとり相手と良く話しましょう」など、
家族間で一緒に食事も取らず挨拶もしない俺達家族には生活改善の必要があった。
兄貴が退院する日が来た、今日から自宅療養だ。
親父は仕事があるため母親が兄貴を迎えに行った。
兄貴が帰ってきた。
外見も変わっており、
目に輝きがなく、目が据わっていた。
『おはよう!おかえり!』
その声は親父だった。
いつも無口で何も言わない親父の姿に俺は驚いた。
俺『お、おかえり』
兄貴『ただいま』
俺は上手く話せなかった。
兄貴は薬の副作用でいつも眠くなっていた。
兄貴『クソ!薬のせいで眠い!もう飲まない!』
等をよく言っており母親が諭し飲ませていた。
俺はまだ気持ちの切り替えがまだできていなかった。
- 61 :
- 兄貴は本当は普通なのに薬を飲んでおかしくなっているのではないかとずっと思っていた。
病気発覚の時にはいなかったが弟もそう思っていた。
俺と弟は兄貴と会話が上手くできなかった。
親父は違った。
兄貴の支離滅裂な話しにも一つ一つ頷き、
相槌をうち、兄貴と上手く会話をしていた。
兄貴は性格も変わってしまい、
いつもならお客さんが来ても軽くお辞儀をするだけだったが、
糖質になってからは積極的にお客さんに話しかけた。
母親は世間体を気にし止めようとしたが、
親父は止めず一緒に会話をしていた。
ある日バイトをしていると母親からバイト先に連絡が入った。
親父が救急で運ばれた。
俺がバイト先を早退し、病院に向かうと弟がいた。
母親は兄貴と後で来るらしい。
弟に容態を聞くと、親父は朝から手足の麻痺に違和感を感じていた。
仕事が一段落すると病院に向かった。
結果は脳梗塞だった。
緊急で手術が必要となり、大きな脳外科の病院に搬送された。
手術時間は長かった。
母親、兄貴、伯父が到着し、待ち合い室で待った。
兄貴は感情が高ぶり過ぎて泣いていた。
どれ位経っただろう。
看護婦に呼ばれ、手術後の親父が病室に運ばれている所だった。
- 62 :
- 親父は頭に包帯を巻き寝ていたが、
手術は成功だった。
早期発覚が良かったみたいだ。
親父は麻酔により意識がなく、時間は夜中のため出直した。
次の日、俺と弟は一緒にお見舞いに向かった。
親父はベッドに寝ていたが、意識はあった。
親父『兄貴と話してやれ。
お前らが悩んでいる以上に兄貴はお前らとの間に出来た壁に悩んでいるはずだ。』
親父は兄貴を心配していた。
その日から俺と弟が兄貴の話し相手になった。正直、辛かった。
話してもまともに会話が成り立たない。
兄貴は薬のせいで呂律がまわらない事にいつも腹を立てていた。
確かに兄貴の呂律はひどかった。
呂律だけで病気を連想させるものだった。
親父が退院後も俺達は兄貴に積極的に話し掛けた。
10年程行ってなかった家族旅行も計画した。
ある日、俺と兄貴が話している時、兄貴が話の途中でいきなり
兄貴『>>1、ありがとうな。』
俺は唐突なことに驚いたが、兄貴のはっきりと言ったその言葉に悲しみか嬉しさかわからない涙を流した。
この文章を書いている現在の俺も涙が止まらない。
その日を境に兄貴は順調に回復していった。
- 63 :
- 兄貴が回復していく内に自分の将来が不安になった。
俺は同時に自分の就職先を探していた。
就職サイトに登録し、
スカウト登録(企業からスカウトがくる)も設定して、
10社ほど面接をした。
ブラック臭がする会社がほとんどだったが全ての会社から内定をもらえた。
その中から比較的まともそうな会社を選び入社した。
兄貴はかなり回復し、仕事を始めていた。(家業を継いでいる)
入社が決まった俺は実家から引っ越した。
入社した会社はNWの会社で俺は研修期間中資格を取りまくった。
会社は小さかったため、
仕事(以降、案件)は派遣紛いだった。
お客さん
↓
大手企業
↓
中小企業
↓
うち
そんなわけで立場は最低な位置だった。
面談に向かう途中、
営業『今から行く面談の会社はHPUXを扱うサーバ系の会社だから』
俺『HPUX?なんすかそれ』
そんなレベルだった。
面談に受かり、俺はHPUXなるものを扱う会社に出向となった。
次の日から案件が決まるまで、UNIX系の教材による勉強だった。
NW機器は触ったことがあるが、サーバは初めてだったため夜中まで勉強した。
残業代?なにそれおいしいの?
- 64 :
- 遂に案件が決まった。
内容は30台程のOSインストール、
初期セットアップ作業だ。
メンバーは3人。
プロジェクトリーダー、先輩社員A、俺だ。
作業は順調に終わり、スケジュール的にかなりの余裕があり、
勉強をしながら設計書作成を行っていた。
そこで事件は起きる。
プロジェクトリーダーと大手企業の契約の齟齬があった。
大手企業はOSのインストールを含み、
アプリのセットアップを依頼したとの話だ。
アプリとは具体的に監視サーバ、バックアップサーバ、データベースサーバ、
プロキシサーバ、認証サーバ、ブレードサーバ等である。
デスマーチの始まりだった。
次の月、世間は夏休み。
俺は地方にいた。
地元でのセットアップは間に合わず、
搬出の日にちをずらせなかったため、
俺達はお客様の会社でセットアップを行っていた。
ビジネスホテルで日々を過ごした。
一日の予定は
8時〜12時半 仕事
12時半〜12時45分 昼休み
12時45分〜20時 仕事
20時半〜22時 ホテルにて設計書作成
22時〜23時 ホテルの部屋にて進捗会議
23時〜3時 設計書作成
7時 起床
土日はひたすらホテルで設計書作成だった。
- 65 :
- 見てる
- 66 :
- 紫煙
- 67 :
- 支援
- 68 :
- マジか!
昨日アクセスできなかったから落ちたと思ってた。
続き書く。
- 69 :
- 俺は地方のライトオンで冬服を買っていたころに、
やっと案件の終了が見えてきた。
途中メンバーの増員があったため、
予定より早く終わりそうだった。
いつの間にか俺はUNIXを一通り操作できるようになっていた。
年を越す頃に案件が無事終了し、
半年間に渡る地方生活は終わった。
俺は次の案件の面談に行っていた。
次に決まった案件はNW案件だった。
俺は次の案件につくまでの間にずっと行けてなかった健康診断に行った。
結果が来る前に病院から電話があった。
病院『肺に影が見えます。
すぐに精密検査を受けて下さい。』
俺はいきなりの宣告に驚いた。
俺「肺に影って言ったらガンじゃねぇかよ。
早期なのか?それとも末期?
俺、死ぬのか?」
俺は色々と聞いたが、
病院はこのレントゲンだけではなんとも言えないしか言わな
かった。
俺は次の日に有休を取り、国立の病院に行った。
紹介状と予約がなかったため、
検査を終え、診察まで5時間かかった。
医者『所見が出ました。』
俺『やはりガンですか?』
医者『いや、難病です。』
俺の心臓がドクっと波打つ震動が伝わった。
第七章 絶望 完
- 70 :
- 最終章 希望
俺は目の前が真っ暗だった。
医者『〇〇と言う名前の難病で完全な治療法は確立されておりません。
大体の人は経過様子見をしています。』
俺『はぁ。』
俺は医者の話どころじゃない。
今後仕事、恋愛等をどうしたらよいか考えていた。
医者『3年程で80%の人が自然経過で治ってます』
俺『え?治ってるの?20%の人は?』
医者『20%の人は長引きます。』
俺『それだけ?難病ですよね?』
医者『治療法が確立していませんし、
心臓で症状が出たかたが亡くなっています。』
俺『肺はどうなんですか?』
医者『今のところ亡くなったかたはいません。』
俺は安堵したが、
病気を確定させるために検査入院をした。
検査は肺の疾患細胞を一部切り取る検査だった。
喉への麻酔で何度も嘔吐したが、
無事検査は終了した。
やはり難病だった。
しかし、日常生活には支障はなく、食事制限もなかった。
- 71 :
- 病気発覚から1年が経った。
俺はNWの案件は長期契約だったため、同じ現場だった。
現場の同僚はいい人ばかりで俺は居心地が良かった。
責任がある仕事も任せてもらい、
仕事の楽しさも出てきた。
しかし、恋愛はさっぱりだった。
しばらくして夏期休暇の時期がきた。
俺は
『この夏期休暇で彼女見つけてきますよ。』
と同僚に宣言し、意気込んでいた。
夏期休暇に入り、帰省をして友達とキャンプに行くつもりだった。
しかし、直前にキャンプ道具を持っている友達が行けなくなり、
作戦会議をしていた。
- 72 :
- 俺『キャンプなくなったし、どうする?』
友達1『んじゃ、海にでも行く?』
俺『どうせなら行ったことの無い綺麗な海に行こうぜ』
俺は携帯で綺麗な海水浴場を調べた。
ちょっと遠いが評判の良い海を見つけたので、
男6人で向かった。
評判通り海は綺麗だったが女の子が全くいなかった。
仕方ないので男だけで遊んでいると
2組の女の子グループが来た。
すでに海を満喫していた俺達はあの2組をナンパして、
無理だったら帰ることにした。
一組は明らかにお水系の2人組、
もう一方は個性派、綺麗系、お水系の3人組だった。
友達の一人が2人組の方にタイプの子がいるとのことだったので、
二人組みの方に精鋭2人で声をかけに行った。
俺は3人組の綺麗系がタイプだったため、精鋭2人が声を掛けてる間、3人組を
観察していた。
俺は3人組がビーチボール持ってくれば良かったと後悔している仕草を見逃さな
かった。
- 73 :
- 精鋭2人が帰ってきた。
精鋭1『ダメダメ。ノリ悪い。』
精鋭2『何話し掛けても無視だった。』
俺『あっちの三人組がビーチボールやりたそうな仕草してたから、
ビーチボール誘えばイケるんじゃね?』
精鋭2人+俺で声を掛けに行った。
精鋭1『ナンパなんですがいいですか〜?』
俺『ビーチボールやろうぜー』
個性派K『やりたーい。いいよね?』
残り2人組が頷く。
精鋭2『早っ!』
俺達は海に入りコミュニケーションを取りながらビーチボールで遊んだ。
個性派Kはとにかくノリが良い、
お水Eは精鋭1のお気に入り、
綺麗系Tはあまり喋らない。
年齢は歳下で高校時代の友達みたいだ。
俺はKとよく話していた。
穴を掘り、精鋭1とKを埋めたりして遊んだりした。
- 74 :
- メアドを交換することになったが、
Kは充電がなかったため、
俺とTがメアドを交換し、
みんなのアドレスを送ることになった。
ここからはTとのメールである。
俺「今日はありがとう!
みんなのアドレス送るね!」
T「こちらこそありがとう!
これがKのアドレスだよ!」
俺「アドレスありがとうね!
でも俺的にはTがタイプなんだよね」
T「嘘だ〜Kとめちゃめちゃ話してたよね。」
俺「いや、俺シャイだからさ」
そんなメールのやり取りだった。
メールをしているとわかったことがあった。
あの海水浴場を選んだのはTだった。
男性陣は俺が海水浴場を選んだ。
それだけでお互いひかれあった運命だと俺は思っていた。
- 75 :
- 海で出会ってから2日後、
俺とTは映画を見に行った。
映画の後に居酒屋に行き、
映画の感想等を話し合い盛り上がった。
俺は居酒屋でムードもないまま告白した。
TはOKした。
しかし、彼女になったからには一応言っておかないといけないことがある。
俺『あ、言わないといけないことがあるんだ。
俺、〇〇って言う難病なんだ。』
T『え?本当?』
俺『うん。3年位で80%の人が治るんだ。』
Tはいきなりすすり泣いた。
- 76 :
- 俺『え、どうした?』
T『だ、だって、80%で死んじゃうんでしょ?』
居酒屋の騒々しさで『治る』が
聞こえていなかったTは勘違いしていた。
俺『いやいや、治るね。』
T『え?じゃあ20%の人は?』
俺『長引く。』
T『それだけ?症状は?』
俺『日常生活に支障は無いし、
自覚症状もない。』
T『なんだ〜びっくりした。』
Tは笑顔で涙を拭いていた。
俺はさっき付き合ったばかりの彼氏のために泣ける性格に惹かれた。
- 77 :
- Tは「二人姉妹の妹で親は男の子を欲しがっていた。
親に紹介したいから実家に来れないか」と言っていた。
俺は休みの日にTの実家に遊びに行った。
Tからお父さんは怖いと情報を得ていたので、
内心ガクブルで向かった。
夕食をご馳走になったが、お父さんもお母さんも息子が出来たみたいと喜んでく
れた。
気に入られて本当に良かった。
- 78 :11/11/25
- 数ヶ月後、Tと俺が俺の家で遊んでいる時。
T『子供ができたみたい。』
俺は言われた瞬間色々なことが頭を巡った。
「マジか!あの時か!俺の収入は?
やっていけるのか?
すぐに返事しないと。どう反応したらいい?」
時間的に2秒位であろうが、
こんなことを考えた。
俺『俺は産んで欲しい。』
頭の中で考えがまとまる前に言葉に出ていた。
親に報告する日がきた。
俺の両親はびっくりはしていたが、
意外に話しはすんなり通った。
問題はTの両親である。
足取り重く、前回来た時よりインターホンのボタンが固く感じた。
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