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2011年12月1期日本近代史2: 【三十一谷人】福沢諭吉について(その7) (968)
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【三十一谷人】福沢諭吉について(その7)
- 1 :11/04/03 〜 最終レス :11/12/03
- 前スレ
【偉人】福沢諭吉について(その6)【悪人】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/history2/1284343842/
・「三十一谷人」とは、福澤諭吉の雅号です。
肖像メダル「福澤諭吉」の販売:独立行政法人造幣局
http://www.mint.go.jp/coin/coin_topics/20101022.html
- 2 :
- 過去スレ
【偉人】福沢諭吉について(その5)【悪人】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/history2/1272338953/
【偉人】福沢諭吉について(その4)【悪人】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1253956268/
【偉人】福沢諭吉について(その3)【悪人】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1243898641/
【偉人】福沢諭吉について(その2)【悪人】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1226896359/
【偉人】福沢諭吉について語るスレ【悪人】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1147733623/
- 3 :
- 前スレが落ちたのは不自然だな
- 4 :
- 前スレの不自然な消え方はなんだ?
中尾嘉宏の仕業か?
- 5 :
- 緒方洪庵とは縁戚関係になったのか。
- 6 :
- この過疎スレたる近代日本史板で、たった1日カキコがないだけでオチるとは!
ぜったいオカシイ!
- 7 :
- >>1
> ・「三十一谷人」とは、福澤諭吉の雅号です。
三十一谷人の由来は以下の通りです。
----
余が印章に三十一谷人の五字を刻(こく)したるものあり。
是(こ)れは谷(たに)にも山(やま)にも地名などに縁あるに非(あら)ず、三十一を一字にすれば
世の字にして、谷人(こくじん)の人を扁にして左右に並ぶれば俗の字と為(な)るが故
に、即(すなわ)ち世俗の意を寓したるものにして、前年、竜洲(りようしゆう)先生の文談を聞きし
後に特に彫刻せしめたる戯作(ぎさく)思付(おもいつ)きの印(いん)なり。
----
福澤全集緒言 - 20 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=114&PAGE=20
- 8 :
- >>7
あんまり三十一谷人という雅号は使われなかったのではないか、
という気もするな。
- 9 :
- 福沢は明治13、4年(1880、81)頃までは「諭吉」をもじった「雪池」の語を雅号のように用い、落款印にも刻み、その後は、「三十一谷人」の語を用いた。
http://kawachi.done-labo.com/?eid=935577
「是れは谷にも山にも地名などに縁あるに非ず。三十一を一字にすれば世の字にして、谷人の人を人偏にして左右に並ぶれば俗の字と為るが故に、則ち世俗の意を寓したるもの」(『福澤全集緒言』)
とその意味を説明し、遠戚に当たる漢学者・高谷龍洲と文章談をなす中で思いついたものと記している。
同様に慶應義塾出身者には雅号に凝らないことをよしとする風潮が生まれ、高弟の小幡篤次郎は義塾の所在地・三田をもじって「箕田」、
門野幾之進は、イニシャルをもじって「靄渓(あいけい)」などと号している。(「福澤諭吉展」カタログ46ページ)
- 10 :
- スレ立てありがとうございます。
あんなによく書き込まれていたのに落ちるなんて本当におかしいですね。
- 11 :
- >>10
前スレで悪口を言われていた奴の謀略じゃないか?
- 12 :
- >>8
「三十一谷人」は雅号としてよりも落款印として使われたようです。
『福澤諭吉事典』の「印章」の項目(389ページ)によると、
「もっとも使用頻度が高いものは「福沢諭吉」の陽刻と
「三十一谷人」の陰刻の組み合わせである」
ということだそうです。
- 13 :
- 黒龍会編集『東亜先覚志士記伝(下)』の福澤諭吉の項目には
号として、「雪池」と「三十一谷人」の2つが載ってあったよ。
しかし、世間ではあまり知られていないね。
- 14 :
- >>13
へえ、雪池というのは雅号なの。おれはまた誤植かと…。
- 15 :
- >>14
黒龍会編集の本にしっかり雅号が記載されているということは
昔の人は、実は号までしかっり知っていたようですな。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%9C%E5%85%88%E8%A6%9A%E5%BF%97%E5%A3%AB%E8%A8%98%E4%BC%9D-%E4%BC%9D%E8%A8%98%E5%8F%A2%E6%9B%B8-256-%E8%91%9B%E7%94%9F-%E8%83%BD%E4%B9%85/dp/4756804675/ref=sr_1_5?s=books&ie=UTF8&qid=1302054517&sr=1-5
東亜先覚志士記伝 (下)
むしろ戦後に福澤諭吉=西洋化・近代化の象徴みたいなことになったから
雅号のことなどすっかり忘れられてしまったのかも。
- 16 :
- >>15
彼らは日本の伝統と文化を重んじる勢力なのだから、
尊敬する人々の雅号なども当然フォローしていたのだろう。
前スレにもあったが、蓑田胸喜が尊敬していた近代人は福沢で、
そのあたりの点を丸山は隠しているような気がするのだが。
- 17 :
- >>16
> 前スレにもあったが、蓑田胸喜が尊敬していた近代人は福沢で、
思想的に敵である者の著作を細かく読み込んで批判するという態度は、
いかにも東大出の教養人だと思う。
- 18 :
- >>17
その場合の思想的な敵とは、
大正デモクラシーを指導した、これまた同じ東大出身の人々だった。
大正デモクラシーの流れの中に丸山の父幹治もいたし、
息子はジャーナリスト丸山幹治の血を色濃く引き継いでいる。
戦後保守派を追い出して再出発した岩波書店の首脳部もまた、
同系統の人々。
で、丸山真男は、岩波書店最高の「商品」になっちゃった。
- 19 :
- 丸山の近しい血縁に、極右の大物がいたんじゃなかったっけ?
- 20 :
- 丸山の弟子といえば、小室直樹とかいう東工大の教授が居たが
小室ってどんな奴なの?しょうみ、ようわからん。
- 21 :
- >>20
> 東工大の教授が居たが
東工大の人文社会系の教授って、つまらんのが多いと思う。
今も昔も。
- 22 :
- >>20
ルンペン学者で検索するよろし
- 23 :
- >>21
江藤淳先生は違います!
- 24 :
- 福澤ってよく内村鑑三やら渋沢栄一やら徳富蘇峰やら陸羯南やらと引き合いに出されてるが
明治人というよりはどっちかというと幕末の公武合体派の人間。
よって歴史家も、国学者の渡辺重石丸との関係や、仙台藩の大童信太夫との関係にもっと注目してもらいたい。
- 25 :
- >>24
と、平山洋先生はおっしゃっていますね
- 26 :
- 突然だけど、諭吉ゆかりの富士屋ホテルが経営危機ですね
早く地震関係収束しないかなあ
- 27 :
- >>26
戦後まもなく公開された長谷川一夫主演の傑作映画、『ある夜の殿様』は、
このホテルが舞台だったっけ?
この間なくなった津島恵子がすごい美少女だったという記憶があるのだが。
- 28 :
- >>27
おっ、レスありがとうございます。
その映画は知りませんでした。昔の役者さんは正統派の美男美女ばかりですよね。
確か東京駅前の八重洲富士屋ホテルと同系列でしたっけ。
- 29 :
- >>28
冨士屋は評判が悪いようですね。
- 30 :
- >>29
富士屋ホテル 評判 で検索すると評価は良いようですが。
- 31 :
- 安川さんの『福沢諭吉のアジア認識』が韓国語に翻訳されたようです。
▲「福沢諭吉のアジア侵略思想を問う」安川寿之輔著
イ・ヒャンチョル翻訳、歴史批評社、420ページ、2万3000ウォン
http://image.chosun.com/sitedata/image/201104/08/2011040802164_0.jpg
2chでは早速スレが立っています。
【書籍】 啓蒙家か侵略者か、二つの顔持つ日本の賢者〜安川寿之輔著「福沢諭吉のアジア侵略思想を問う」[04/08]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1302357942/
> 日本の近現代史で福沢が占める比重は非常に大きい。彼は明治日本の対外政策と文明開化に
> 多大な影響を及ぼした。「富強改明」という明治の国家目標を成就するために大きく寄与したこと
> は否めない。しかし、彼の言説を総合分析してみれば、西洋帝国主義を模倣した日本のより醜悪
> な帝国主義もまた福沢の姿だ。そういう意味でこの本は福沢の功罪を同一線上で評価できる研究
> を用意したとことに意味があり、また、著者が期待している「アジアと日本の歴史認識の深刻な亀
> 裂と間隙」を埋めるのに重要な道案内だ。
それをいうなら、「富強改明」じゃなくて「富国強兵」ですよ。
> [福沢諭吉侵略、朝鮮・清侮辱発言]
> ▲"朝鮮国(…)未開なのでこれを誘引して導くべきで、その人民は本当に頑迷固陋で…."(1882.3)
> ▲"朝鮮は本来論じる価値もない。私たちが目標にする当面の敵は支那(中国)であるため…."(1884.12)
> ▲"朝鮮国(…)国ながら国でもなくて、政府ながら政府でもない。"(1894.7)
> ▲"こういう乞食らを相手に戦って蚤を移す憂慮も"(1894.7)
> ▲"(朝鮮の)過ぎたる崇拝の迷夢を悟らせ粉砕するに弾丸火薬よりましなものはありえない。"(1894.7)
これらの発言のソースはおそらく時事新報社説でしょうね。
> ソース:朝鮮日報(韓国語) 啓蒙街なのか、侵略者なのか…二つの顔を持った日本の賢者
> http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/04/08/2011040802342.html
だから「啓蒙街」じゃなくて「啓蒙家」です。
- 32 :
- >>31
おお、これはこれは!!
韓国内で大いに話題になるとよいね!!
- 33 :
- 放送大学講義『人類の歴史・地球の現在('07)−文化人類学へのいざない−』第2回
の中で、ヒュームが白人は他の人種より優れているという旨の主張をしていたという話が出ていた。
ヒュームがレイシストだという観点だけから彼を評価するのは、著しく間違っていると思うが、
レイシスムの源流を探るというテーマだったら、ヒュームがその思想家の一人として数えられても仕方がない。
福沢諭吉と侵略主義の関係もこれと似たものかもしれないと思った。
- 34 :
- ジェファーソンだって黒人奴隷を使っていた。
現在の価値観から見れば酷い奴だが、
そもそも現代からの評価が適切か、という疑問をもたなきゃな。
- 35 :
- >>34
アリストテレスやソクラテスならそうかも知れないけど、ジェファーソンの年代になるとどうだろう?
ヴォルテールが普通に奴隷制を批判していた時代。
- 36 :
- その時代に奴隷制を批判したヴォルテールが先覚者だったと考えた方が面白いのかも。
- 37 :
- >>24
今月出る安藤優一郎さんの本ではどう書かれているのでしょうね
- 38 :
- >>37
どれどれ。安藤優一郎さんの本は今週末に出るようですね。
勝海舟と福沢諭吉―維新を生きた二人の幕臣 安藤 優一郎 (単行本 - 2011/4/16)
新品: ¥ 1,995 出版社: 日本経済新聞出版社
http://www.amazon.co.jp/dp/4532167841/
内容紹介
『幕末維新 消された歴史』で注目された著者の最新作。
慶應義塾創立者として日本近代化の旗手のイメージが強い福沢と
江戸っ子の代表格として人気の高い勝。この二人の“神話”を剥ぎ、
幕末維新に新たな光を当てる。幕臣・諭吉は意外にも幕府絶対論者だった!
- 39 :
- >>37>>38
安藤さんも定職なし、だったっけ?
まったく、大学の人事というものは、どうなっているのやら。
- 40 :
- 慶應で近世史の公募をやっているが、安藤さんも有力候補になるのかな
- 41 :
- あれは磯田でキマリだろ
- 42 :
- >>41
ああ、そうか
- 43 :
- 【書籍】 啓蒙家か侵略者か、二つの顔持つ日本の賢者〜安川寿之輔著「福沢諭吉のアジア侵略思想を問う」[04/08]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1302357942/
より
----
http://image.chosun.com/sitedata/image/201104/08/2011040802164_0.jpg
▲「福沢諭吉のアジア侵略思想を問う」安川寿之輔著
イ・ヒャンチョル翻訳、歴史批評社、420ページ、2万3000ウォン
日本の最高額券である1万円券に顔が載っている福沢諭吉(835〜1901)は私たちにも見慣れた人
物だ。韓末の激動期、福沢は改革と開化を夢見たキム・オクキュン、パク・ヨンヒョ、ユ・キルジュン
などと関係を結びながら朝鮮の親日改革を支援した。また、高弟、井上角五郎を朝鮮に派遣して
韓国初の新聞といえる「漢城旬報」を主管し朝鮮の情勢変化に注目した。そして水面下で甲申政
変に深く関与し、政変が失敗すると「脱亜論」を発表して朝鮮侵略の先頭に立った人物だ。
日本内外で福沢に対する評価は「賛美」一辺倒だ。賢者、国民的英雄、哲人、思想家….しかし、も
う少し近くから観察すれば福沢は一方では啓蒙家、天賦人権論者、市民的自由主義の先駆者と
いう顔と異なり、一方では天皇論者、軍国主義者、アジア侵略の先駆者というヤヌス神のような二
つの顔を持っている。今まで福沢に対する評価の主流は前者に属する。
安川寿之輔の本は後者の福沢像を緻密に追跡している。著者安川は「底辺民衆」の見解で「民衆
思想史」の作業を深く掘り下げてきた学者だ。彼は1970年以後「頂点思想家」福沢の教育思想を
再点検することによって福沢評価のバランスを取るのに寄与した。アジアに対する福沢の言説を
緻密に分析しているこの本も同じ脈絡で福沢の神話と虚像をひきはがしている。
この本は序章と本論4部で構成されている。序章では「一身独立してこそ一国独立する」という福
沢の有名な命題に対する誤読を含んで福沢研究の不思議な7つの命題を提示している。1章で
は状況によって変わった福沢自身が文を通じて、丸山真男の盲信的福沢礼賛論を責める。この
本の中心とも言える2章と3章は福沢のアジア認識を批判的に分析している。特に壬午軍乱以後、
朝鮮の政治・社会変動のたびに発表した彼の立論に現れる朝鮮(中国、アジア)蔑視と侵略の福
沢像を見せる。4章で著者は明治時代に芽生え始めたアジア侵略思想は結局「暗い昭和」に続い
たし、福沢がその中心にいるとする。そして付録に含まれた「福沢諭吉、アジア認識の軌跡」
は福沢だけでなく明治時代、日本のアジア政策を見ることができる貴重な資料として価値がある。
日本の近現代史で福沢が占める比重は非常に大きい。彼は明治日本の対外政策と文明開化に
多大な影響を及ぼした。「富強改明」という明治の国家目標を成就するために大きく寄与したこと
は否めない。しかし、彼の言説を総合分析してみれば、西洋帝国主義を模倣した日本のより醜悪
な帝国主義もまた福沢の姿だ。そういう意味でこの本は福沢の功罪を同一線上で評価できる研究
を用意したとことに意味があり、また、著者が期待している「アジアと日本の歴史認識の深刻な亀
裂と間隙」を埋めるのに重要な道案内だ。
ハン・サンイル・国民大名誉教授
[福沢諭吉侵略、朝鮮・清侮辱発言]
▲"朝鮮国(…)未開なのでこれを誘引して導くべきで、その人民は本当に頑迷固陋で…."(1882.3)
▲"朝鮮は本来論じる価値もない。私たちが目標にする当面の敵は支那(中国)であるため…."(1884.12)
▲"朝鮮国(…)国ながら国でもなくて、政府ながら政府でもない。"(1894.7)
▲"こういう乞食らを相手に戦って蚤を移す憂慮も"(1894.7)
▲"(朝鮮の)過ぎたる崇拝の迷夢を悟らせ粉砕するに弾丸火薬よりましなものはありえない。"(1894.7)
ソース:朝鮮日報(韓国語) 啓蒙街なのか、侵略者なのか…二つの顔を持った日本の賢者
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/04/08/2011040802342.html
- 44 :
- >>43
またか、って感じ
- 45 :
- >>43
つくしん坊のアマゾンレビューとどこが違うの?
- 46 :
- >>43
ほんとにコピペのようにそっくり。別なものの見方はできないのかな。
- 47 :
- >>38
目次がサイトに出てました。
ここにいる方達にとっては目新しい話はないと思いますが出たら読んでみようと思います。
http://www.nikkeibook.com/book_detail/16784/
はじめに
第1章 幕臣・勝海舟−−幕府は先進的だった
第2章 中津藩士・福沢諭吉−−幕臣への憧れ
第3章 幕臣たちの国家思想−−共和政治論と将軍絶対君主論
第4章 それぞれの選択−−明治維新を前に
第5章 維新を生きた二人の幕臣−−明治政府と海舟と諭吉
第6章 文明開化と武士道−−なぜ諭吉は海舟を批判したのか
終 章 『氷川清話』と『福翁自伝』の虚実
年表
あとがき
- 48 :
- >>31 その福沢の見方は現在でも北鮮にそのまま当てはまるな。
大部分は南鮮にも当てはまる。
- 49 :
- シナ・朝鮮にとっては福沢諭吉の天賦人権論が目障りでしょうがないようだな。
- 50 :
- 晩年は天賦人権論から強固な国権論を唱え始めていた。
- 51 :
- >>50
強固な国権論のソースはあるの?
- 52 :
- 福沢の国権論は独特で、大阪流とも言われていた(三宅雪嶺による)。
国権皇張を唱えた『圧制も亦愉快なる哉』、『『僧侶論』、『時事小言』は典型例。
- 53 :
- >>50
国権というのは国家権力の意味ではなく国力のこと。
それは最初から唱えていただろ。
- 54 :
- >>47
本屋に問い合わせたらまだ出ていないって
- 55 :
- >>54
Amazonによると、明日(4/16)、発売予定だそうです。
勝海舟と福沢諭吉―維新を生きた二人の幕臣 安藤 優一郎 (単行本 - 2011/4/16)
新品: ¥ 1,995 出版社: 日本経済新聞出版社
http://www.amazon.co.jp/dp/4532167841/
- 56 :
- この前、ジュンク堂へ寄り専門書の欄に進んだら、この本がかなり多く置いてあったよ。
・福沢諭吉−国権拡張脱亜の果て 「ナチに匹敵するアジア観」
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2010/06/1006j1217-00002.htm
4半世紀にわたって福沢諭吉の肖像が1万円札に刷り込まれ流通しているのは、「学問のすすめ」「文明論の概略」「西洋事情」「世界国尽」などの
著作を物した明治の代表的な教育者、啓蒙思想家、ジャーナリストであり日本近代化に大きく貢献した功労者だから−と、一般的には思われている。
しかし、それは虚像であって実像ではない。
カリスマ的政治学者丸山眞男の「明治における典型的な市民的自由主義」だとする評価や、羽仁史学の開祖羽仁五郎が福沢の平和論もどきを援用して反戦論を展開した事実などによる、
誤った福沢論の常識化に反して、本書はそれらを主とする誤謬を正して「日本が犯した対外的な罪を深く認識し、それを心に刻む」(著者の言葉)ことをモチーフにして書かれている。
著者の独創的な福沢論は、その代表作と目されている前述の4冊の著書を除いて彼の思想的本質が圧縮されている「時事新報」に掲載された論説群に焦点を当てているところにある。
本書は第1章「対外論」、第2章「朝鮮・中国論」、第3章「台湾論」の3つの章から成り立っている。
この構成で特徴的なのは、福沢の論説をジャンル別・年代別に分けて原文そのままを並列し、それに簡明な解説と注釈を付すという方法をとっていることである。
つまり、原文をじかに読むことで福沢の思想を偏見なく解釈してほしいというのが著者の意図であると言える。
著者の福沢論は「福沢諭吉と朝鮮・中国・台湾」と題する約60nの解説で述べられているのだが、それを要約すれば、日本を東方の盟主と呼称し、
明治政府の開化政策、富国強兵、資本主義=帝国主義政策、朝鮮と中国への侵略政策を積極的に支持した、
「時にはナチにさえ匹敵する政策論・アジア観を呼号しつづけた」イデオローグであるという、正鵠を得た見解である。
本稿では朝鮮論のみを取り上げることにして、まず、福沢がいかに朝鮮を蔑視したかを見てみる。
「朝鮮国…国にして国に非ず」「朝鮮…南洋の土人にも譲らず」「朝鮮…人民は牛馬豚犬に異ならず」
これは人間としての品位を疑わしめる罵詈雑言以外の何ものでもない。朝鮮をこのように捉えて「隣国なるが故にとて特別の会釈に及ばず、
正に西洋人が之に接するの風に従って処分す可きのみ」と、「弱肉強食こそ国交際の真面目」という持論どおり、露骨に朝鮮侵略を明治政府に使嗾している。
本書でとくに注目したいのは、甲午農民戦争(著者は東学農民戦争としている)に対する福沢の態度である。
著者はこの戦争について「…朝鮮の近代国家へ向けての序奏となるべき運動であった」(傍点著者)と正当に評価し、
日本の介入がなかったなら朝鮮の近代化は達成されたと確信的に推論している。筆者もまったく同感である。
ところが福沢は、「所謂百姓一揆の類」「賊徒」「高の知れたる烏合の乱民」と断定し農民軍弾圧の日本軍の侵攻を求め、
農民軍を「向後悉ク戮スベシ」という日本軍大本営の命令を容認し、朝鮮近代化の芽を摘む役割を果たした。
「脱亜論」に集成されている福沢諭吉の思想を、今批判する作業は、朝・日間に堆積する未解決の諸問題(それらはすべて日本に責任がある)を
洗いざらい掘り起こして解決するうえで、極めて有意義である。
なぜならば、ウルトラ・ナショナリズムを基盤とする福沢の朝鮮侵略思想、ひいてはアジア全域への侵略思想が、日清戦争、日露戦争、
そして朝鮮植民地化、中国侵略戦争、東南アジア侵略戦争を招き、そこから生じた罪禍が未だに清算されていないといっても過言ではないからである。
- 57 :
- >>56
朝鮮新報に激賞する書評が載せられて以降、他では一向に紹介されないな。
- 58 :
- >>56
この本の題名は、
『福沢諭吉−国権拡張脱亜の果て』
じゃなくて、
『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て―』
ですよ。
ついでに、編者の名前は、「杉原聡」じゃなくて「杉田聡」ですよ。
↓
http://www.amazon.co.jp/dp/4750332895/
>>57
この本は、ほとんどの福澤研究者には相手にされていないようです。
唯一、真面目に相手にしたのは平山さんぐらいかな。
↓
2.2.2 「『福沢諭吉朝鮮・中国・台湾論集』の逐条的註」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/#id_2_2_2
- 59 :
- >>58
こりゃまたすごいしつこさ ww
いや、リンク先のこと
- 60 :
- >>50 そりゃ頑迷な李氏朝鮮や清朝を見ていたらイライラして潰してしまえとなるわな。
今のシナ・朝鮮でさえそう思うのに李氏朝鮮、清朝となると欧米といっしょになって潰したくなるだろう。
- 61 :
- >>58
日本国内ではそうかもしれないが、この本をネタに韓国人が騒ぎ出すんじゃないか?
- 62 :
- >>61
もし韓国人が騒ぎ出すとすれば、この杉田本の方ではなくて、
>>43で紹介されていた安川本の韓国語訳の方でしょうね。
▲「福沢諭吉のアジア侵略思想を問う」安川寿之輔著
イ・ヒャンチョル翻訳、歴史批評社、420ページ、2万3000ウォン
この本は間違いなく反日運動のネタ本になるでしょう。
【書籍】 啓蒙家か侵略者か、二つの顔持つ日本の賢者〜安川寿之輔著「福沢諭吉のアジア侵略思想を問う」[04/08]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1302357942/
- 63 :
- どうしても韓国で話題になってほしいやつがずっと張り付いて頑張ってるが心底どうでもいいよwww
- 64 :
- 安川さんはボケたのか
- 65 :
- 津波で行方不明
- 66 :
- どうりで
- 67 :
- 勝海舟と福沢諭吉―維新を生きた二人の幕臣―
これは少し興味あるな。
勝海舟は晩年に、福澤に『海軍事始』(だったか?)という著書(半分が嘘)を送っている。
- 68 :
- 間違えた。>>67『海軍歴史』だな。
- 69 :
- >>68
この本には木村も協力しているので、ウソとまではいえない。
福沢が勝を毛嫌いした表に出ていない理由として、
幕府海軍で勝が木村を排除したこともあるように思う。
ちなみに木村の息子は明治海軍の士官となり、
勝の部下の位置にいたそうな。
- 70 :
- 安藤さんの「勝と福沢」やっと店頭に並んだので買って読みかけている。
どうも平山さんの伝記と似ているんだが。参考文献には載っている。
- 71 :
- >>68
これですね。
↓
勝安芳(海舟)著『海軍歴史』海軍省、1889年(明治22年)11月
http://opac.ndl.go.jp/recordid/000000483368/jpn
ちなみに近代デジタルライブラリーにも収録されているので、
オンラインでも参照できます。但し、和装で全9冊です。
- 72 :
- >>71
おー近デジにあるのですか。
少し漢文+カタカナで読みにくいがなんとか内容は拾えるかもしれんね。おいらはあんまり時間が無いけど。
那珂通世の『支那通史』なんか、読めたもんじゃ無かったよ
http://porta.ndl.go.jp/Result/R000000008/I000041028
- 73 :
- ここは福沢スレ
- 74 :
- じゃあ、安藤さんの本が読めるようになったようなので、そのあたりで続けるか。
今のところレポはひとつだけ。もうちょっとこのスレらしい料理法での感想が欲しいな。
- 75 :
- 安藤本が主に参考にしたのは『幕臣福沢諭吉』じゃないかな
- 76 :
- 勝海舟が子爵の爵位を贈られることになって、それを辞退した時に読んだ歌。
「今までは人並みなりと思ひしに 五尺に足りぬ四尺なりとは」
そこまでして伯爵を貰わなくても良かったのになあ。
しかし、ハッタリとホラは江戸っ子の華か。
もし、勝が無爵や子爵のままだったら、今日の評価は本当に悲惨なものになっていたかもしれないな・・・・
- 77 :
- 勝は子爵になったんでは?
ところで↓は?
http://yukichi2.blogspot.com/2007/11/blog-post_2257.html
- 78 :
- >>76 そいういう狂歌を読めたのなら「太平の眠りを覚ます蒸気船」を詠んだのは勝かも知れないな。
- 79 :
- >>78
この狂歌についての新研究がなかったっけ? 藤岡屋日記にあるのかな
- 80 :
- >>43
> [福沢諭吉侵略、朝鮮・清侮辱発言]
> ▲"朝鮮国(…)未開なのでこれを誘引して導くべきで、その人民は本当に頑迷固陋で…."(1882.3)
> ▲"朝鮮は本来論じる価値もない。私たちが目標にする当面の敵は支那(中国)であるため…."(1884.12)
> ▲"朝鮮国(…)国ながら国でもなくて、政府ながら政府でもない。"(1894.7)
> ▲"こういう乞食らを相手に戦って蚤を移す憂慮も"(1894.7)
> ▲"(朝鮮の)過ぎたる崇拝の迷夢を悟らせ粉砕するに弾丸火薬よりましなものはありえない。"(1894.7)
上記の発言のソースを現行版『福澤諭吉全集』からピックアップしてみました。
@(1882.3)→「朝鮮の交際を論ず」(1882年3月11日)現行版全集 第8巻29頁
> 彼の國勢果して未開ならば之を誘ふて之を導く可し、
> 彼の人民果して頑陋(ぐわんろう)ならば之に諭して之に説く可し。
大正版全集 第8巻収録。草稿非残存。
「朝鮮が未開ならば」というのは、日本と比較して近代化が遅れていることで、
「人民が頑陋ならば」というのは、近代化に反対する感情が強いことを言っています。
朝鮮を侵略するとか併合するとかいう話ではなく、近代化の援助をすべきだと言っています。
A(1884.12)→「戰爭となれば必勝の算あり」(1884年12月27日)現行版全集 第10巻159頁
> 扨斯の如く我日本は支那朝鮮兩國を相手に問罪の師を起したりとせんか、朝鮮は固より論ずるに足らず、我目
> ざす當の敵は支那なるが故に、先づ一隊の兵を派して朝鮮京城の支那兵を鏖にし、朝鮮政府をして我正當の要求
> を承諾せしむると同時に、我兵は海陸大擧して支那に進入し、直ちに北京城を陥れ、皇帝熱河(ねつか)に退き給はゞ熱河
> に進み、如何に剛愎の支那人も詮方盡きて止むを得ず我正當の要求を承諾して低頭其罪を謝せしむるの所置を爲
> さゞるべからず。
昭和版続全集 第1巻収録。草稿非残存。
もし清国・朝鮮国と戦争をした場合の話で、「朝鮮は固より論ずるに足らず」というのは、
日本に比べて朝鮮の兵力が劣っていることを指しています。
福澤は1882年(明治15年)9月9日から10月17日まで時事新報に連載した『兵論』では、
以上所記に由て之を観るに清国にて近年海陸軍の改正を施したるは
唯其一小部分なれども其実数を見れば殆ど我日本国の海陸軍に等しき
のみならず海軍に至ては我国の一倍に近し
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=100&PAGE=35
と指摘して、清国の兵力は日本の兵力を上回っており、海軍力は日本の2倍と見積もっています。
さらに、
圧制政府の兵にても自由政府の兵にても強き者は勝て
弱き者は敗す可し其強弱は軍人の多寡と兵器の精粗と隊伍編制の巧
拙と国財資本の厚薄とに在て存するのみ
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=100&PAGE=28
と述べて、兵力の大小が戦争の勝敗を決すると注意しています。
「戰爭となれば必勝の算あり」にあるように容易に清国に勝てるとは言っていないのです。
- 81 :
- (つづき)
B(1894.7)→「土地は併呑す可らず國事は改革す可し」(1894年7月5日)現行版全集 第14巻438頁
> 凡そ一國に政府を立る所以は國民の榮譽生命財産を保護して安全な
> らしむる爲めのものなるに、朝鮮國の政府は恰も其正反對にして、政府あるが故に却て安全ならずと云ふ。國に
> して國に非ず、政府にして政府に非ざるなり
大正版・昭和版全集未収録。草稿残存。
政府の基本的な役割は、国民の栄誉・生命・財産を保護して安全を保障することにあるのに、
朝鮮国の政府はその役割を果たしていないばかりか、逆に政府があることで安全にならない
と指摘して、朝鮮国は「国にして国に非ず」「政府にして政府に非ざる」と批判しています。
また、「土地は併呑す可らず」とは朝鮮併合に反対した言葉です。
C(1894.7)→「降參の旗章 [漫言]」(1894年7月8日)現行版全集 第14巻447頁
> 昨日の時事新報號外に、牙山の清將聶(せふ)氏は朝鮮國王に謁見する爲め二千の兵を率ゐ京城に向て進發云々とあり。
> 其文面を見れば今にもドン/\チャン/\始りさうに思はるれども、漫言子の如きはこんな事で驚く者にあらず。
> 先づ以て安心なりと申す其譯(そのわけ)は、昨今京城は日本の兵を以て充滿して草も木も靡く其中に、聶將軍殿が二重腰(ふたへごし)に
> 成つてヨチ/\出て來たからとて何の用を爲す可きや。唯二千の乞食の行列を青天白日に晒らして見物人のお慰
> みに供するまでのことなり。日本の軍隊もこんな乞食を相手にして戰ふては虱の移る恐れもあれば大抵は大目に
> 見て見遁がすことならん。彼れも亦ほんとふに戰ふ氣は萬々なかる可し。
昭和版続全集 第4巻収録。草稿非残存。
別の箇所で清国の兵隊が規律を乱して進軍途中の村々で略奪を働いていると指摘しているので、
それを乞食の行列と批判している文章です。
D(1894.7)→「支那朝鮮兩國に向て直に戰を開く可し」(1894年7月24日)現行版全集 第14巻480頁
> 又茲に看過す可らざるは朝鮮政府の所行なり。彼れが一度
> 我要求を承諾して後、何の謂れもなく之を拒絶したるは如何にも我儘至極の擧動にして、我國に對し甚だしき無
> 禮を加へたるものなれば、支那に向て開戰すると同時に其同穴狐狸の違約罪をも糺さゞる可らず。朝鮮の小弱、
> これを討つは聊か氣の毒に似たれども、多年來彼等の腦裏に染込みたる支那崇拝の迷夢を覺破するには、彈丸硝
> 藥に勝るものある可からず。
昭和版続全集 第4巻収録。草稿非残存。
「崇拝の迷夢」とは「支那崇拝の迷夢」のことで、朝鮮国が清国の属国のようになっているありさまを
指しています。
- 82 :
- 学歴・収入と政治・経済観の相関性
自然淘汰
↑
|
リバタリアン | コンサバティブ
(高学歴・高収入)| (高収入)
|
個人−−−−−−−−+−−−−−−−→権威
|
リベラル | コミュニタリアン
(高学歴) | (低学歴・低収入)
|
|
社会福祉
1、リバタリアン 自由・私的財産権
職業:外資系、医師・会計士など専門職 主要メディア:日経 アイデンティティー:個人
2.コンサバティブ グローバリズム
職業:経営者、商工会・建設業など自営業者 主要メディア:読売 アイデンティティー:国民
3.リベラル 人権・福祉
職業:教師、公務員、プロ市民 主要メディア:朝日・毎日 アイデンティティー:市民
4.コミュニタリアン 伝統・共同体
職業:フリーター、ニート、プロ奴隷 主要メディア:産経・聖教 アイデンティティー:日本人・朝鮮人
ポリティカルコンパス http://sakidatsumono.ifdef.jp/political-compass.html
政治ポジションテスト http://seiji.yahoo.co.jp/guide/position/
- 83 :
- >>80>>81
おおこのスレには勉強家がいるね!
感心感心
- 84 :
- >>82
この図式だと、上流階層が保守的だという説明がつかないが、その点は?
- 85 :
- >>84
コンサバとコミュが連合して保守層を形成させていると考えるんだよ
アメリカの共和党支持者も同じ
- 86 :
- 左のコミュニタリアンを無視しちゃいかんよ。
- 87 :
- >>85
そうか。自民党支持者の二つの国民層というのも同じだね。
共産党なんかはそのうち下をなんとか自分のほうに引きつけたいが、
自民支持下層は、自衛隊大好き天皇大好きなわけで、離反させるのは難しい。
>>86
もともと左翼は既存のコミュニティーは破壊したいんじゃないかな。
- 88 :
- 安藤本は、中島さんの『幕臣福沢諭吉』と平山さんの『福澤諭吉』の合体だった。
新しいところがどこなのか分からない。
- 89 :
- 安藤は近年本を出すペースが早すぎだな。専任じゃないから生活のためとはいえ。
- 90 :
- 磯田が慶應に移ったら、茨城にチャンスがあるんじゃないか?
帝京はダメだったのかな。安藤さん。
- 91 :
- 安藤はああいうことをやらかしたから専任は厳しいのでは?女性の教員や職員の手前。
- 92 :
- >>91
ああゆうことって?
- 93 :
- >>92
セ○○○
- 94 :
- 出身が早稲田だとそんなに不利なの?
- 95 :
- 諭吉は、他にも大きな財産を地元に残しました。1894年に中津を訪れたとき、
「青の洞門」で知られる名勝・競秀峰(きょうしゅうほう)付近の土地が売りに出されていることを聞きます。
「心無い者の手に渡ると、景観を損ねてしまう」と、一帯の土地を買い取りました。民間資金で自然景観を守る「ナショナルトラスト」運動の走りです。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/book/kyushu100/2006/08/post_29.shtml
青の洞門と福澤諭吉
木の乱伐によって競秀峰(青の洞門)一帯の風景が壊されていくのを防ぎ、保存するために福澤諭吉がその一帯を三年がかりで買収しました。
このことは、ナショナルトラスト運動のさきがけと言われ、地球規模で環境保護が叫ばれる現在、福澤諭吉のこの卓越した先見性は改めて評価が高まっているそうです。
http://www.city-nakatsu.jp/modules/honyaba/index.php?id=10
> ナショナル ジオグラフィック 2011年5月号壊れゆくサンゴの王国
>http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/1105/feature01/index.shtml
の中で紹介されてました。
- 96 :
- まあ、福沢諭吉が生きていたら今でもシナ・朝鮮は潰せと主張するだろうな。
150年前から何の進歩もない。
- 97 :
- 大げさな。慶応の宣伝部門の受け売り?
- 98 :
- うえは95へのレス
- 99 :
- この「ケペル先生のブログ」というのが面白い。
どこかの大学の研究者か、図書館員だろうか?
_____________________________
■立花粂蔵と福澤諭吉
1854年、日露修好条約の締結を求めて来朝していたプチャーチン艦隊の中国語通訳官、O.A.ゴンケヴィッチの手引きで、
鎖国体制下の日本から密出国をして、当時のロシアの首都ペテルスブルグに入った人物がいた。立花粂蔵といい遠州掛川藩を脱藩して身を持ち崩していたが、
元は緒方洪庵の所で、蘭学を修めた知識人であった。立花はペテルスブルグで辞書編纂をまかせられ、1857年に約1万5800語を収録した初の日露辞典「和露通信比考」
をロシア外務省アジア局から出版した。立花は自らは橘耕斎と名乗り、日常生活ではヤマトフ(大和夫)と称して外務省の通訳官となった。
1861年、徳川幕府がヨーロッパに派遣した使節団は、ロシアのペテルスブルグで日本式調度品で一杯の部屋で厚遇された。
福澤諭吉は必ずや日本人がいるはずだ、と思った。諭吉はヤマトフという人物に会ってみたかったが、ついに会えなかった、と「福翁自伝」に書きとめている。
帰国してのちに、立花粂蔵だとわかった。のちに、立花は明治6年の岩倉具視大使一行がロシアを訪ねたとき、岩倉大使のすすめで帰国することができた。
なおプチャーチンはペリーとは違い紳士的に日本の国情を尊重して交渉にあたっていた。日本の恩人として外国人を3人あげるとすれば、
鑑真、シーボルト、プチャーチンだそうだ。菅の「許し難い暴挙」メドベージェフ「不可分の領土」話は平行線でまとまらない。
「暴挙」発言は国民の声と説明。(つまり悪いのは政府でなくて国民ということか?)
http://shisly.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-8115.html
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6: 【南京】東中野5【新路口事件】 (428)
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