2011年12月1期児童書23: ヴェルヌ・ウェルズ・ポー他【古典SF幻想小説?】 (51) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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ヴェルヌ・ウェルズ・ポー他【古典SF幻想小説?】


1 :11/10/13 〜 最終レス :11/12/06
ないみたいなので立ててみた
ヴェルヌ・ウェルズ・ポーなどを中心にSF・怪奇・幻想・冒険小説の基礎を作り上げた作家を語っていきましょう。
フランケンシュタイン、吸血鬼、チャペック、リラダンなんかもありで。

2 :
テンプレは今のところないです
もし関連スレなどあれば自由に貼ってください

3 :
需要がなかった^^;

4 :
森田思軒
黒岩涙香
明治の翻訳者の心意気

5 :
海野十三とか日本SFの古典もいいですね

6 :
痛快世界の冒険小説シリーズ この人選がすごい
フランケンシュタイン 山中恒
宝島 宗田理
アーサー王物語 阿刀田高
十五少年漂流記 志水辰夫
鉄仮面 さとうまきこ
失われた世界 森詠
偉大なる王(ワン) 斎藤洋
タイムマシン 眉村卓
笛吹童子 橋本治
ハックルベリィ・フィンの冒険 立松和平
水滸伝 嵐山光三郎
神秘島物語 佐藤さとる
バスカビル家の犬 大沢在昌
三銃士 藤本ひとみ
運命 二人の皇帝 田中芳樹
吸血鬼ドラキュラ 菊地秀行
白い牙 神宮輝夫
ソロモン王の洞窟 横田順彌
紅はこべ 山崎洋子
モヒカン族の最後 戸井十月
奇巌城 逢坂剛
真田十勇士 猿飛佐助 後藤竜二
モンテ・クリスト伯 村松友視
ロビンソン・クルーソー 伊集院静

7 :
豪華w

8 :
小学生の時読んだ地底旅行が面白かったな

9 :
急に「宇宙戦争」を再読したくなった。創元文庫版を持ってるんだけど、
文庫本を詰め込んだ段ボール十数箱をひっくり返して探すのも面倒。
ふと、以前サーバー落ちで消滅して復活しなかった「宇宙戦争」スレで、
青い鳥文庫の「宇宙戦争」(訳者は加藤まさし=福島正美の息子)が
妙に評判が良かったのと、小学校の図書室で児童向けのリライト版を
面白くて何度も読んだことを思い出して、カブでブックオフと古本市場を
何軒か回ってみたら、結構綺麗な状態の物が105円で入手できた。
炎上する街、熱線を発射する三脚機械、逃げ惑う人々の表紙絵に加えて、
古風?なペン画の挿絵も入ってて、いかにも児童書って感じがヨサゲ。
字も大きいみたいたし、短時間で読了できそうだ。早速読んでみるよ。
ttp://uproda.2ch-library.com/441266paB/lib441266.jpg

10 :
もう少ししたらラノベみたいな表紙で出し直しそうだね

11 :
ヴェルヌの「海底」っていろんなところから出てるけど、どれがいいの?

12 :
福音館の銅版画っぽい挿絵が好きです。

13 :
>>9
宇宙戦争スレでも指摘されてたけど、青い鳥文庫版「宇宙戦争」は、
第七章「パトニー・ヒルの男」が完全にカットされてるんだよな。
だけど、この章は原作でも連載時には無くて後に加筆された部分だし、
前半部で一緒に避難した砲兵に再会して、そのクダラナイ妄想に
付き合わされて穴掘りをさせられるってだけのどうでもいい箇所だから、
無くても全然OKと言うか、無い方が退屈しなくて良いような。
個人的には青い鳥文庫版は原作を噛み砕いて読みやすくしてあって、
年少者はもちろん、あまり読書習慣の無い年長者にもオススメかと。
>>11
勝手に略すなよ、「海底」って何だよ「海底」って。
「海底2万マイル」か「海底軍艦」か「海底少年マリン」か分からんだろが。
ひょっとしたら「海底原人ラゴン」だったりするかも知れないし。
マジレスすると、ブックオフで大抵105円で手に入る
青い鳥文庫かポプラ社文庫でいいんじゃね?
偕成社のは完訳だけど、話の本筋と関係ない「海の知識」が
延々と披瀝されるばかりで。正直言って冗長で退屈。
ちなみに青い鳥文庫だと「ジュゴンを狩って喰う」「ノーチラス号が
衝角でマッコウクジラを惨しまくる」二大残虐シーンがカットされてる。
お子様に対する配慮なのかね?

14 :
ヴェルヌの……

15 :
福音館にも文庫版があります!

16 :
青い鳥文庫には「宇宙戦争」の他にも「透明人間」「タイム・マシン」
「海底2万マイル」「失われた世界」「ジキル博士とハイド氏」
「フランケンシュタイン」といった海外古典SFがありますね。
本来の対象である小中学生が読むのにピッタリなのは勿論、
児童書は活字と字間が大きいので、視力と集中力の低下した
中高年層が、のんびりと読むのにも最適ではないでしょうか。
ただ、古典SFもいいのですが、昔よくあった、50年代あたりのSFの
黄金時代の作品を含めた「少年SF全集」の類(原作、訳文どちらも
玉石混淆だったような…)をコンパクトサイズで復刊してほしいですね。
「宇宙船ビーグル号の冒険」や「海竜めざめる」などの名作SFを、
子供向けの平易で読みやすい翻訳で、また読んでみたいものです。

17 :
福音館から"ボクラノSF"というシリーズで
「海竜めざめる」が出ています。
岩波少年文庫くらいの大きさだったような…

18 :
>>17
児童書としては価格が高すぎますね。
子供が読む本としては1,000円まで、
出来れば700円程度であってほしいです。

19 :
5年ぐらい前とくらべても本高くなったよなあ

20 :
先細り市場だし

21 :
児童書って、原作だと子供には退屈だったり難解だったりな件を
端折ってリライトしてくれてあるから、読みやすくていいんだよね。
「海底二万マイル」なんて、原作は海洋学だか何だかの解説が
あまりに多くて退屈で、完訳だと読むのが段々苦痛になってきちゃう。
その点、青い鳥文庫やポプラ社文庫だと楽に読めてバッチグー(死語)。
ところで以前「失われた世界」を読んだら、青い鳥文庫の癖に完訳で、
女性にフラれた主人公の新聞記者マローンが、英雄的行動でもう一度
彼女の気を引こうと探検に参加するまでの件が、まぁ長いこと長いこと。
これじゃ子供は途中で退屈して投げ出しちゃうんじゃないかなぁ。
探検に出かけてからは、子供にも絶対面白いんで、勿体無い気がする。
児童書って子供に「先が読みたい!」と思わせて最後まで読ませるのが
肝心要だと思うから、個人的には「完訳」に拘る必要はないと思う。
>>17
う〜ん、新訳でもないのに1800円って、あまりにもボリすぎでそ…。
同じB6判の偕成社文庫が、半額以下の700円で買えるっていうのに。
青い鳥文庫は新書判だけど、新作や新装版でも700円以下だったりするし。
児童書って、子供が自分の小遣いで買えるくらいの値段でないとね。

22 :
青い鳥文庫の「宇宙戦争」、少しずつ読んで一週間ほどで読了したけど、面白かった。
わりと軽めの文体だけど、「小学中級から」の児童書と承知してるから気にならなかった。
以前読んだ創元文庫と較べても読中、読後ともに物足りなさを感じたりする事もなかったし、
個人的には「『宇宙戦争』の翻訳書」として、大人が読んでも十分アリではないかと。
言われてるように、残酷な場面が多少省かれてるけど、年少者への気遣いなんだろう。
ともあれ、児童書で読む古典SFってのも結構イケル、と。

23 :
スレ違いなんですが、以前、NHK-BSで再放送してた
若草物語のアニメを、姪が随分と気に入って観てたので、
青い鳥文庫から女の子に受けそうな可愛いイラストの
新装版が出てたんで買ってやったら、喜んで読んでます。
この前「第四巻(最終巻)はまだかなぁ」とか言ってまして、
先日書店を覗いたら、新刊らしく平積みされてたんで、
「出てるけど、もう買ったか?」と電話してやったら、
「まだ!すぐ買ってきて!」ど叫ばれて、届けてやりました。
本好きの叔父として、本を楽しんでくれるのは嬉しいですね。
しかし、これが甥だったらSFを読ませるところなのに…。
女の子にウェルズやヴェルヌ、ポーは受けが悪そうですし。
眉村卓なんかのジュブナイルSFを勧めてみましょうかね。

24 :
キモいとかグロいとかの場面がなけりゃいいんじゃね?
というわけで「宇宙のスカイラーク」

25 :
>>13 >>22
青い鳥文庫の宇宙戦争は読みやすくて嫌いじゃないけど、
ちょっと引っかかる点が二つあるんだよな。
@地球との衝の1894年に火星で謎の発光が観測される
Aその後の二回の接近時にも同様の現象が
Bこの事件は「今」から六年前に起きた
この内Bの一文と、衝の間隔の説明が無いために、
「発光現象=円筒の発射」とも読み取れてしまい、
その前に「20世紀の初めに云々」と言っておきながら、
火星人の襲来が1894年の事件のようにも思える。
主人公は望遠鏡で火星を観測して「火星近くの三つの小さい
光る点」=恒星を見て、宇宙の広大さを感じるんだけど、
これを「光る点=火星人の円筒」と言い切ってるのは絶対変。
そもそも望遠鏡で見えるのかも疑問だし、まだ一個しか
発射されてない物が三個も見えるってのもワケワカ。
その点、父親の福島正美による1968年出版の学研版では、
どちらもしっかり訳してあって何の問題もないんだけどさ。

26 :
>>24
児童書版スカイラークは、現時点ではかろうじて岩崎書店から
第一作が出てるだけで、続巻発売は全く見込みなし
勧めといて「続きがあるなら読みたい」と言われたら、どうする?
それとSFが小さな女の子に嫌われる理由なんだけど、
個人的にははグロテスクなところなんかでははなく、
「理屈っぽい」「回りくどい」「陰気」な点ではないかとオモ。
実際、ヴェルヌの海底2万哩なんて、完訳版だと
まだるっこしくて、今の子供には読めたモンじゃないぜ。

27 :
児童書は子供向けなのでSF小説的には退屈ですよねー。

28 :
小さな男の子だって
「理屈っぽい」「回りくどい」「陰気」な本は嫌だろ?
そこの地点から、さらに男女で差があるんじゃないのか?

29 :
>>27
マジレスすると、
面白いかツマラナイかは、個人の主觀による。
それと、SF小説と一括りに言っても、
児童書向きの作品もあれば、不向きな作品もある。
後は訳者の腕次第。只それだけの事だろ?
>>28
児童書が読める小学校中級くらいになると、
男子は論理的思考が身に付き始めるから、
(殆どの女子は永遠に感情で物事を考える)
理屈っぽいのは逆に面白かったりするんだよ。

30 :
>>21
其の青い鳥文庫の「失はれた世界」を、暫く前に
BOOK OFFで105圓で買つたのだが可也の美本で、
ペエジに全然折り癖が附いてゐなかつた。
此れは自分の想像であるけれど、
元の持ち主氏はあまりのツカミの惡さに、本筋に
入る前に放り出してしまつたのではなからうかと思ふ。
>>25
さう硬い事を言ひなさんな。
鶴書房版など、誤譯や脚色と言ふレベルではなく、
グダグダに近い飜案であり、此れを「ウェルズの
宇宙戰爭」と稱するは、泥團子を寶珠と言ふが如し。
其れと較ぶれば、青い鳥文庫は至極眞つ當な代物也。

31 :
チャペックの童話みたいなの書く作家って他に誰かいる?

32 :
カルビーノとかポラーチェクとか?

33 :
ケータイ弄って時間つぶすほど若くも愚かでもないんで、
待ち時間があるのが分かってて退屈が予想できる時は、
ポーチに新書判の児童書を一冊入れておくようにしてる。
児童書は活字が大きかったり行間が広かったりして、
イマイチ明るさの足りない場所でも読みやすいからね。
「宇宙戦争」は何度読んでも面白いんで、ここ何年かは、
古本屋で買った青い鳥文庫版が、常にポーチに入ってる。

34 :
ポーチ持ってない

35 :
>>30
今は亡き宇宙戦争スレでもネタにされてたけど、
鶴書房版「宇宙戦争」って、マジでトンデモな代物だよな。
ウェルズ「原作」と言うだけに、中味は改変されまくり。
牧師補ではなく、弟と二人で大冒険ってだけでも噴飯物。
とにかく昔の児童書の翻訳物って、原作と乖離しまくった、
無茶苦茶な翻案版が結構あるのが痛いわ。
子供には難解な部分をカットした抄訳なら全然OKだし、
映画化やマンガ化に際して、オリジナルな解釈や演出を
持ち込むのは、それはそれで理解もするけど、
児童書とは言え「小説」なんだから、原作を大事にして欲しい。
1997年頃に出た講談社の「痛快・世界の冒険文学」も、原作を
名の売れた作家にわざと翻案させてるんだけど、所詮「変化球」
としか思えない(全然売れなかったようで一安心だけど)。
やはり子供には、たとえ多少抄訳であっても「直球」である
「原文の翻訳」から入るべき、入らせるべきだよな。
>>34
でっていう
マジレスすると、ポーチくらい百均でも買えるだろ。

36 :
>>35

37 :
マジレスすると、ポーチなんて持ち歩きたくないんじゃないのかw

38 :
>>34=>>37
              ∩___∩
            /  ノ   \  ヽ
            | ●    ● |   なに涙目必死顔真っ赤になってんの?
          彡   (_●_)    ミ
           /、   |∪|    ,\   この鮭の切り身やるから帰れよ
          /.|     ヽノ    | ヽ
       ,,/-―ー-、, --、   .|_,|
    r-、,'''";;:;;:;::;;;;:;;::;:;:;;::;:;`'- /_,l,,__ )
   |,,ノ;;:;r'" ̄ ゙̄^"`Y'-、;;;::;:;::;:;:;:;::;:|
    .ヽ,′       ;   `"";;;;;⌒゙')
     ´`゙'''''''''''‐-‐'"`‐-‐'"゛  `゙´
              |  .‖ /
            ("___|_`つ

39 :
図書館にはよく名作全集みたいのがあって、
いろんな全集で「黄金虫・黒猫」というタイトルが目立っていた。
ずっと黄金仮面みたいな悪漢が出てくるんだと思っていた。

40 :
出版社忘れたが、表紙デザインが内容を日用品で表現してる叢書の「黒猫・黄金虫」で
死体のイラストがあってかなり怖かった覚えがある
ありゃガキに見せちゃいかんよ

41 :
俺もブックオフで青い鳥文庫の「宇宙戦争」買っちまった。
汚れも傷もシワも黄ばみも無くてマジでピッカピカで、
何でこれが105円なワケ!?って感じ。
とりあえず寝る前にチビチビ読むか。
>>40
偕成社のポー短編集二巻本じゃね?
ちゃんとリアルな死体のイラストが入ってる。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/403651220X
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4036512307
ただし「黒猫」が入ってるのは、日用品?の表紙絵の
二巻ではなく、モロ黒猫の表紙絵の一巻の方。

42 :
>>33-37のやり取りに笑った
「児童書を嗜む知的なワタクシ」に酔ってるポーチお婆ちゃんに乾杯

43 :
ポーチお婆ちゃんw

44 :
>>41
本棚探ったら判った
講談社の「少年少女世界文学館」だった
これは良いシリーズだよ

45 :
>>41
BOOK OFFは本の綺麗さ=価格なのに、
新同に近い商品に105円の値付けがされてたり、
ワケワカな時があるよな、安いのは有難いけど。
>>42 >>43
ハァ!?男性用ポーチの存在も知らんのか?
一体どこまで馬鹿なんだか。

46 :
段々と寒くなってきましたねぇ。
冬の夜には暖かい部屋で熱いコーヒーでも飲みながら、
肩の凝らない児童書版で古典SFを楽しむ…なんてのもアリかも。
今夜は久々に、ヴェルヌの「地底旅行」でも読みましょうかね。

47 :
古典SFを読む際の灯りは、ランプは無理でも
白熱電球、せめて電球色蛍光灯にしたい。
黄色い光がレトロな雰囲気でいいんだよな。

48 :
3、40年前に「女の子」だったものですが、
女子でもロビンソン漂流記や、十五少年漂流記(児童書版 二年間の休暇ですね)
なんかは面白く読みました。
その前にドリトル先生があったからかもしれません。
ヴェルヌの海底...あたりも、いつかは読もうと思っていたはずですが、
あの分厚い本に、手を伸ばさなかった理由はよくわかりません。
理屈が延々...だと萎える、確かにそうかもしれません。
話が進まないと,イライラするのです。
夫はハヤカワミステリなどの文庫をずらっと並べていますが、
手に取ろうと思えないのは、そこか、と初めて納得できました。
ブラッドベリは、古典ではないかな、
高校生頃、手には取ってみたけど、はまりませんでした。
現在、小学生相手に読み聞かせボランティアをしていますが、
ちょっと長い話になると、テンポよく読んであげないと、
すぐ退屈そうな顔になります。
ゆったりと間合いをとって、なんてしてると飽きちゃうんです。
細かい設定を楽しんで、細かいほどその世界に入っていける、
そういうのは、ある程度読書経験を積んだ後の世界なのですね。

49 :
海底二万海里は偕成社版で読むべき
(他に集英社文庫版もあるが文字の行間が狭くて読みにくく、挿絵がない)
長いといえば長いが、文字が大きくて、当時物の挿絵があるので、その世界に引きずり込まれる感覚がある

50 :
個人的には「海底二万哩」の完訳版は勘弁って感じ。
創元社文庫と偕成社文庫で読んだけど、
話の本筋と無関係な「海にまつわるあれやこれや」
みたいな記述があまりにも多すぎて、正直萎えた。
青い鳥文庫か、ポプラ社文庫の抄訳版で十分だわ。
>>49
早めの改行&句点の使用を推奨するものなり。

51 :11/12/06

腐ったトマトきぼんぬ☆
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24: 山中恒 (14)
25: ミヒャエル・エンデ 全著作図書館 (64)
26: 【クレヨン王国】〜七月の旅〜【福永令三】 (56)
27: クレヨン王国って児童書ですよね? (5)