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2011年12月1期古文・漢文33: 二畳庵主人「漢文法基礎」復刊 (719) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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二畳庵主人「漢文法基礎」復刊


1 :10/10/13 〜 最終レス :11/12/03
学術文庫
カンブンポウキソ
漢文法基礎
本当にわかる漢文入門
著者: 二畳庵主人
著者: 加地伸行
発行年月日:2010/10/12
サイズ:A6判
ページ数:604
ISBN:978-4-06-292018-6
定価(税込):1,733円

2 :
内容紹介
「漢文」とはなにか
受験参考書をはるかに超え出たZ会伝説の名著、待望の新版!
訓読のコツとは。助字の「語感」をどう読み取り、文章の「骨格」をいかに発見するか――。
漢文読解の基礎力を養い、真の「国語力」を身につけるために、1970年代より形を変え版を重ねながら受験生を支え続けてきた名著を修補改訂。
大学入試攻略などは当たり前、第一人者が気骨ある受験生、中国古典を最高の友人としたい人へ贈る本格派入門書。
基礎とはなにか。二畳庵先生が考える基礎ということばは、基礎医学とか、基礎物理研究所といったことばで使われているような意味なんだ。
(中略)基礎というのは、初歩的知識に対して、いったいそれはいかなる意味をもっているのか、ということ。つまりその本質を反省することなのである。
初歩的知識を確認したり、初歩的知識を覚える、といったことではなく、その初歩的知識を材料にして、
それのもっている本質を根本的に反省するということなのだ。――<本書より>
※本書は1984年10月に増進会出版社より刊行された『漢文法基礎』(新版)を大幅に改訂したものです。
目次
第1部 基礎編
第2部 助字編
第3部 構文編

3 :
大幅改訂ってのは、どの程度のものなんだろう。新版を改訂ってことだからポルノ漢文収録は絶望だろうなあ。

4 :
プレ値つけてる馬鹿ざまあwwwww

5 :
状態可で1万、良いで1万5千か
ざまあとしか言いようがないな
講談社学術文庫だし品切れは当分ないだろ

6 :
加地さんご本人が2chをご覧になっているそうですね。

7 :
>>6
ほんとに?

8 :
>>7
あとがきに書いてあった

9 :
>>8
へえ、そうなんだ。意外だ。

10 :
アマゾンから発送通知。たのしみたのしみ。

11 :
>>6-9
後記にこうあります。(587〜588ページ)
「私はパソコンを扱えないので、家人にインターネット上の関係部分を出してもらって、その
様々な書き込みを読んだ。なかなかおもしろかった。爆笑、哄笑、微笑、苦笑。
ただ、古書のオークションにおける本書の値段が高く、それは私の意に反した。まずは
高校生が買えなくてはならないからである。そこで復刊を決心した。」
これ、おそらく前スレのことでしょうね。
わたくしは高校生の頃旬報の連載を読んでいた一人ですが、コドモの勉強やなにか
で、亦不、不亦、不唯…而又および不独、独不なんて助字に出会うたび、連載を
読んでいた昔のことを思い出します。
沢山の高校生がこれを読んで漢文に興味を持ち、未来の先生や文学者を生み出す
きっかけになれば素敵だなと思います。

12 :
>>11
「まずは高校生が買えなくてはならないからである。そこで復刊を決心した」
二畳庵△

13 :
加地せんせいマンセー、マンセー

14 :
>>14
へー。ネットでの言論も結構、現実を動かすもんだな。
だが何より加地先生、ありがとう。

15 :
復刊会社からのアプローチもあった、って書いてあった。
某サイトだろうが、一応交渉してたのね。

16 :
ご本人が見てるかもしれないので、誤解のないように注釈を入れておく。
二畳庵△→二畳庵さんかっけー→二畳庵さん、かっこいい!

17 :
          
  / ̄ ̄ ̄\  
 |..        |  増補版と新版もってるけど注文しましたよ
 |:::: ●) ●)|  
 ヽ:::::::.....∀....ノ  今鏡が非常に長い間品切れで、復刊されたときはしばらく大丈夫だろうとおもってたら
   ( つ旦)   もう今鏡三冊は品切れになってますねえ
   と__)__)    これもそうなりそうで怖いので買っておきますべ
              

18 :
加地先生、ありがとうございます。息子に国語力検定受けさせまーす。

19 :
この本の内容について解らないところを質問したら
誰か答えてくれますか?
二畳庵師ご本人でも勿論構いませんが(笑い)
結構あるんですよね。疑問が。

20 :
加地先生にご光臨ねがうしかないか・・・

21 :
>>16
いや「△」は、新聞の株式欄で株価が上がった時に付く記号を模していて「(人物が)株を上げた」
という意味の表現だろ。

22 :
ツマンネ

23 :
間違えた・・・orz 降臨ね。
加地先生に漢字の間違いを見せるという恥をかいた・・・

24 :
本日入手。ざっと目を通してみると、なぜか読んだことのある部分もある。
持ってなかったんだけどな。あとがきのニーチェがドラムソロの話なんかも
はっきりと覚えてる。読んでて目から変な水が出てくるよ。なんでだろ。

25 :
復刊なんて、しないのに。。。

26 :
最初に言っておくが、ワシはン十年前の高校生じゃ。二畳庵師には世話になった。だからここで書くことに悪意はない。あるのは愛のみじゃ!
漢文の専門家には共通して言えることじゃが、二畳庵師も一貫して、漢文学習に英文法の発想を持ち込むことに異を唱えておられる。ただ、その論拠とされる事例に説得力がないんだナァ。
例えば、p.36から引用する。
--------------------------------------------------------------------------------------------
「千慮有一失」という文になると、見た目から言えば、「千慮」が主語のような気がするが、どうもしっくりといかない。しかし、英文法でゴリ押しすると、「千慮」が「一失」を「有」している。すなわち、「千慮の中に一失がある」である、と。この論理はメチャクチャである。
--------------------------------------------------------------------------------------------
しかしだ、「千慮が一失を有す」を「千慮の中に一失がある」と解するのは、(いや、そのように解されることがあるとすれば)それは英文法が原因ではない。テクストを解するセンスが根本的に欠落しておるのじゃ。
師は語感を重視されるから、「有」に対応するhaveの語感をチョット考えて見たまえ。例えば、
S has O.という文があったとき、「SにはOという事柄なり状況なりが付帯している」、ということなのじゃ。これは語源を同じくするドイツ語のhaben、フランス語のavoir、イタリア語のavere等に共通の語感じゃ。
のみならず、漢文の「有」の感覚と共通のものではないか。
漢文教育に英文法を援用する事に否定的なのは、つまるところ、言語が同族ではないというのが唯一の理由と察せられる。学者諸君の世界では影響関係をもって論証することが重視されるようじゃが、無関係のところに生じる偶然の一致ということもあり得るわけじゃ。

27 :
おじいちゃん、さっきご飯食べたでしょ

28 :
ここで二畳庵先生が言いたいのは、
「千慮」を主語と見なして、それが「一矢」を「所有」している
というような理解をしてしまうおそれがある、
だから英文法のように考えてはいけない、と言うことではないでしょうか。
「S 有 O」と「S has O」とでは、Sの性質が異なるということで。
(Oの性質も異なる。)

29 :
そもそも「英文法を適用」なんて、「英語しか外国語を知らない人間」
のうち「外国語は全部英語みたいなもん」と信じている「下下下の下」
な発想だろ。的はずれも良い所で、二畳庵先生にお出まし頂くまでもない。
一方、古代漢語の文法なんて、受験生が英文法レベルで詳しくなる必要は
全く無い。あくまで「国語力」の養成の一環としての「漢文」なのだ、
というのがこの書物で二畳庵先生が主張されていることで、ここまでは
俺も賛成。
でもね、それを正当化するために、英語まで
「どうせみんな英文も、漢文の訓読みたいに読んでるだろ」
などとおっしゃるのは、ちょっとナサケナイ。俺はそれほど英語が得意
ではないが、それでも英文は頭から linear に読んでいる。
明治時代じゃあるまいし、現代の英語教育では、英文は頭からザーッと
読めて当然だ。受験生にもそれを要求しなくては、教育的とは言い難い。

30 :
マスター、バーボン
じゃなくて
本当に復刊したのか!
加地先生ありがとう!
オマエラも乙!
ただ密林レビューによると、文化史をまとめた第6編がないみたいだね
20年前に『漢文研究法』と比べてこちらを買ったのは、
そこが理由だっただけにちょっと残念
ま、文庫だし分量的にキツいのかもね

31 :
俺は問題演習編がないのが残念

32 :
読んでから書き込めよ、という気がする。
(「センター試験」がどうのと本文にあるので、書き換えた、
部分もあるんだね)。
英文法流への反対理由は「主語」の存在が英語対比
漢文の場合曖昧だから、高校生が混乱するだろ、という理由が
相当つよい。上の説明、反論は誤解。
haveは単独で登場するのでなくS+haveと「S」とセット、
しかもhasと変化したりする。
異なる部分も多いのに、共通部分だけ示すのはおかしい、という趣旨。
問題演習や文化史は、「別の著作を検討中」という趣旨が
あとがきに見える。気長にまてば、別著で復活する可能性
がある。

33 :
この話題には漢文と英語の双方に精通した者でないとついていけないようですな。
ちなみに、25ページの某社とはもちろん旺文社のことです。

34 :
ポルノ漢文はあるの?

35 :
>>34
残念。ありませんでした。

36 :
>>35
じゃ、やっぱこれからもプレミアがつくね

37 :
>>34
続刊で対応予定

38 :
>>37
ソースは?

39 :
>>38
出版社

40 :
紀伊國屋も、三省堂も売っていない。どちらの書店もレベルが低すぎる。

41 :
>>34
金瓶梅

42 :
古典参考書のもう一方の雄、小西甚一「古文研究法」(まだ現役なんだね)への密林レビュー。
5つ星のうち 1.0 遺跡レベルの年寄り向け, 2009/5/6
By Kバタ (愛知県名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 古文研究法 改訂版 (単行本)
昔話を持ち出すくらいのお年寄り受けしそうです。
くどい。
若い時にくどい文章を読ませるのって、大事なことなんだね。

43 :
ちょっと高いヨォ・・・

44 :
助字編(9)文末にくる助字「也・◯・◯」
大阪弁で説明するなんて、お笑い。

45 :
確かに高いな。

46 :
加地先生ありがとう!!!!!!!

47 :
>>40
新宿紀伊国屋本店ならすまん。
おいらが2冊買って品切れした。

48 :
加地の阿呆は相変わらずがめついのう

49 :
説明が回りくどい上に歯切れが悪い
復刊するまでもなかったろ

50 :
西田太一郎の「漢文の語法」も復刊されてほしい

51 :
>>45
冷静な視点で見れば割高感があるよな。まあ、古本価格の異様な高騰という特殊な経緯
を考えれば「背取り屋死亡のお知らせ」という痛快な一撃を食らわせるに十分な価格設定
として一応許せる範疇と言わざるを得ない。
加筆があるにしても、古い著書をベースに文庫で復刊したものだから、もっと安い価格が
ついていれば「良心的」という印象になっただろうにね。

52 :
講談社学術文庫は全部異様に値段が高い

53 :
高い、高いと言って買わないでいると、初版で絶版、またしても転売屋が高値で売り出すって
ことになりかねない。
学術文庫は、あっという間に絶版になるからな。大して売れない本を出してくれるだけ、有り難い
と思わないと。

54 :
高いとかさ、文法書が2000円足らずで高いとかねぇだろ。
初めて読んだけどびっくりした。
これだけ充実した助字解説だけでも日本では比類ない本だ。
明治書院の『研究資料漢文学』さえただ助字の羅列だ。
西田『漢文の語法』は助字に弱い。
『助字小事典』も解説に弱い。
江連の『漢文語法ハンドブック』は挙例が少ない。
これだけ見ても本書は必携書だとわかる。

55 :
加地伸行「『漢文法基礎』復刊に寄せて」は読んだかい
俺はまだ
今から読む

56 :
昨日、近所の本屋で買って来た。
ゆっくり勉強させてもらいますわ。

57 :
>>55
講談社「本」11月号の、と書いてくれんと分からんがな

58 :
前スレで噂ていどに書かれていただけで、二畳庵主人が加地さんだということは
知りませんでした。2、3年前に講談社文庫て「孝経」を読みましたが、文章の
明解な、構成に気を配られる方だなと思いました。
他の一般向け漢学読み物にはどんなものがあるのでしょうか。

59 :
>>51
そう。加筆といっても修正程度で、問題篇と文化篇は削ってるわけだしな。
高校生に買える云々と良心的なことをいうわりに高く設定したなという印象だ。

60 :
>>49
漢文の語法と違ってこれは図書館にも置いてないからなあ。

61 :
>>57
読んだ。名大時代の出題の話で大笑いした。

62 :
>>59
売れない本安売りしてどうすんの?
元とれなくて絶版になるだけでしょう。
どんだけ財布の紐固いんだよ

63 :
相手するな

64 :

     (~)      >>58
  γ ´⌒`ヽ    加地は文庫とか新書結構だしてるですよ
  {ii:i:i:i::i::i::i::i:i:iii}   論語モノは呉がどこだか書評でとりあげてたかな?
 {iii:i:i:i:i::i::i::i::i:i:i:ii} 
 .|:::: ●) ●)|    読みやすさからだとこれがいいとおもうべ
 .ヽ:::::::.....∀....ノ   http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061455273
   .(:::::::::::::)    いまはどこかの文庫にもはいってるし、増補されてるから文庫のほうがいいかも。、昨日また書棚からだして眺めてみたが
    .し─J     この本、タイトルからわかるとおり武田泰淳のあれを意識してつけられてるべ
            その理由があとがきにある、それ読むだけでもいいべ。
>付論―「後記」に代えて(武田泰淳の虚像;再説「武田泰淳の虚像」―石上玄一郎氏に答う;「武田泰淳の虚像と実像」について)
            この文庫版のほうは私未見なので、かって読んでおしえてくれるといいべ。
            住井すゑが戦時中翼賛小説書いて、戦後橋のない川あれだけだらだら書いたのに、戦時中の所業をきかれたら
            そんなもん忘れた、っていったのと同じくらいおもしろかったべ
            

65 :

     (~)      
 γ´ ´ ⌒ ` ヽ    
 {iii:i:i:i::i::i::i::i:i:i:i:i}  そのあとがきってのはこういうやつだ
. {ii:i:i:i:i::i::i::i::i:i:i:ii} 
  |:::: ●) ●)|  >部分が武田引用
  ヽ:::::::.....∀....ノ  
   ( つ旦)    
   と__)__)  
 
>史記的世界は要するに困った世界である。世界を司馬遷のやうに考へるのは、困ったことである。ことに世界の中心を信じられぬ點、
>現代日本人と全く對立する。中心を信じるか、信じないか、これで兩者永久に相遭へぬこととなる。日本は世界の中心なりと信じてゐる日本人、
>かつその持續を信じてゐる日本人からすれば、武帝を信じられぬ司馬遷如きは、不忠きはまりない。宮刑では足りぬ、死刑に処しても良いのである。
>司馬遷は、史記的世界を創り出したが、その結果、その中心が信じられなくなり、人間不信に陥った。日本人を優秀人間として絶對視してゐる我々からすれば、
>これは飛んでもない所業である。我々の場合は日本及び日本の中心を信ずることのみが、?史に參加することになる。それ以外に方途はあり得ない。
>冷静に批判などしてゐたのでは、「日本世家」「日本本紀」は危殆に瀕する。空間的に世界を考へると言ふ態度は、行動者の態度ではなく、
>後から視てゐる傍観者の態度である。既に批判精神であるから「海行かば」の声は生れない。

>私は司馬遷をもち上げるやうな文章を、三百枚近く書きつづった。決して彼個人に感心したわけではない。史記的世界を鼻さきに近づけ、グゥかスゥか、
>本音を吐いて見たかったまでである。吐いて見て我ながら自己の不徹底、だらしのなさ、慚愧に堪へぬ。真珠湾頭少年飛行士の信念を羨むのみである。
>莞爾として降下する彼等の眼底胸中には、史記的世界など影もとどめなかったであらうから。
>忠とは、身を史記的世界に置いて、日本中心を信ずる事である。勇とは、史記的世界に肉身を露してたぢろがぬ事である。
>忠勇無比とは、史記的世界が眞實圍繞するとも、斷じて往く行動者の態度である。忠勇無比が美しいのは、かかる世界が「絶對」幕としてい圍繞實存してゐるからである。


66 :
     (~)
  γ ´⌒`ヽ
  {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
 {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}   で、これがその新書の、加地による批判
  |:::: ●) ●)|  
  ヽ:::::::.....∀....ノ
十七年前、私は『史記』を対象にして修士論文を書いた。そのとき、多くの関係文献を読むこととなったが、だれもが勧めるのが武田泰淳の『司馬遷』であった。
当然、熟読することになったが、結果は大きな不信感を抱くに終わった。
たしかに同書がそれまでの『史記』研究にみられなかった新鮮さがあるすぐれたものであることを認める。
しかし、その初版(昭和十八年・日本評論社)に記された「序説」と「結語」とは、何回か戦後に出版されたものにおいて削り去られているのである(現在、入手しやすいのは講談社文庫本)。
その「序説」は「日本人は今、自分たちの力をあらんかぎり出しつくして戦ってゐる」ということばにはじまり、
いわゆる大東亜戦争(太平洋戦争)における日本の世界に対する指導性を述べるものである。それを展開してのちに述べたものが、つぎに示すような「結語」の一部である。
武田泰淳は、すくなくとも大東亜戦争礼讃のことばをもって自著の「結語」を終えている。もっとも、私はそれを責めようとは思わない。
それはそのときで武田泰淳にとって真実であったのだろうから。しかし、許せないのは、戦後に出版したとき、
これら書の最後をしめくくる重要な「結語」を削ったことである。おのれ」のなしたことが正しいものであったと確信するならば、
時代がどのように変わろうとおのれの書いた結論をそうやすやすと削り去るべきでない。それをするのは、人間のずるさであり、弱さであり、悲しさである。
そうした人間の卑弱さにまみれた武田泰淳の書いた『司馬遷』を、私はどうしても信頼することができなかった。
司馬遷はそのような一種の裏切りをけっして許しはしないだろう。私は武田泰淳の同書を投げ捨て、苛酷な状況のなかを生きぬいた司馬遷像を求めて、
ひたすら修士論文を書いた。当時の私は、同じくある苛酷な環境に置かれていただけに、その司馬遷像は、あるいは私の自画像であったのかもしれないが。
本書を書くあいだ、たえず私の胸に去来したものは、修士論文を書いていたころの、私の絶望と憤怒とであった。もうそれは遠い昔のことであるのだが。

67 :

     (~)      
  γ ´⌒`ヽ    
  {ii:i:i:i::i::i::i::i:i:iii}   で、報告
 {iii:i:i:i:i::i::i::i::i:i:i:ii} 1〜3週間とかかれてた本が今日とどきましたべ
 .|:::: ●) ●)| 
 .ヽ:::::::.....∀....ノ    これでわたしも文庫持ちの仲間にはいりましたー
   .(:::::::::::::)     ポルノ漢文問題、どこかにうpしてみようかのう
    .し─J  

68 :
この本いいの?
受験生なんだが買おうかな
分厚いが間に合うかな?
漢文は早覚えとかいろいろしたけど曖昧な感じなんだ
東大を受ける

69 :
懐かし参考書ブームに便乗した感アリアリってところだな

70 :
(・∀・)ニヤニヤ

71 :
今の高校生は参考書あまり買わないからね
買わなくても大学には入れるから

72 :
この本読むんだったら漢文問題集が3冊できるし、そっちのほうが点数とれる

73 :
>>72
オマエの頭では読めんわな

74 :
と懐古厨のお爺さんが申しております

75 :
>>67
うpでも良いけど、出典だけ教えてくれればおk
何か通鑑のなんかが入ってるとか聞いたんだけど…

76 :
講談社のPR誌『本』2010年11月号によれば、想定している読者は、
(1)気骨のある大学受験生
(2)独学で漢文再入門したい方
(3)Z会での青春を懐かしむ方
とある。
個人的には、これに
(4)大学で漢文を学ぶ学生
を付け加えたい。

77 :
売り切れ店続出

78 :
通鑑紀事本末
山陰公主恣。悦?彦回、以白帝。帝召彦回上閣宿十日。
公主夜就之、備見逼迫。彦回整身而立、從夕至曉、略不移誌。
公主謂曰「君須髯如戟、何無丈夫意。」彦回曰、回雖不敏、何敢首為亂階
本朝文粋  鉄槌伝
肉蒲団
本朝文粋 男女婚姻賦
医心方 房内篇
如意君伝
洞玄子(雙梅景闇叢書所収)
              
  / ̄ ̄ ̄\  >>75
 |..        |  きれいにネットで拾えたのは通鑑紀事本末だけだ
 |:::: ●) ●)|  後は入力してるうちに飽きたのでやめたべ(w
 ヽ:::::::.....∀....ノ  
   / ~つと)     
   と__)__)
            

79 :
>>78
有難う。肉蒲団は少し読んだことあるけど、そんなエロくないよね

80 :
           
  ./ ̄ ̄ ̄\   
  |..        |   肉蒲団と杏花天は駒田信二経由だったかのー
  |:::: ●) ●)|   
 m9:::::.....∀....ノつ  金瓶梅は手もつけてないやー
  (⌒)   ノ   
 キュム (_ノ 彡
            

81 :
>>64-67
早速に有難う存じます。講談社孝経のあの語り口なら、必要充分、わたくしが
みっちり勉強してもタップリお釣りが出ます。
>>68
一行一言一句の読み解きが、理に通じ腑に落ちて、学習と鑑賞に直結する。
この本こそが、骨法です。

82 :
おいおいどーなってんだこれ。
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4062920182/ref=dp_olp_used?ie=UTF8&condition=used

83 :
           
  ./ ̄ ̄ ̄\   
  |..        |   >>82 説明しよう、Amazonの在庫が
  |:::: ●) ●)|   一時的に品切れになったとき、新品で
 m9:::::.....∀....ノつ  買いだめした漢文法基礎は中古プレミア価格に
  (⌒)   ノ    変身するのだっ!【ナレーション 中江真司】
 キュム (_ノ 彡  わかりやすく言えば、一時的在庫切れのときに
             利ざやのっけて売ってしまおうという転売屋さんたちだ

84 :
>>83
解説d!
何だかやってる事が卑しいよなぁ。
まあ売れ行きも良さそうだから重版されて定番化されればいいね。

85 :
初刷はどうせどこかに一つ二つ誤植があるだろうから、しばらく経って修正済みの刷り
になってから買いたいな

86 :
重版になるかどうかも分からないのに。

87 :
マケプレプレミア価格の旧本にくらべりゃ安いけど
講談社学術文庫って高いよね

88 :
この本ってなんで絶賛されてんの?

89 :
先週注文したのにまだ入荷しない
まだかなあ

90 :
>>88
三つの要素が思いつく
1.内容が面白くきっちりしている
2.匿名で書いた著者が、有名な学者だった
3.長らく絶版だった
この三つが絡まって評価されたじゃなかろか

91 :
4.教員になった著者の弟子たちが学生に奨めた

92 :
キチガイアンチが湧いてるってことは、それだけ名著

93 :
早く増刷お願いしますテ

94 :
個人的には文庫化には反対。
小さ過ぎて読みづらいし、書き込みしにくいし。
一応学習参考書なんだから、文字が大きくて、余白のある、ワイドな本がよい。
多少値段が高くても、その方が使い勝手がいい。
装丁もきっちりしたもののほうがよい。
文庫だとすぐボロボロになってしまうから。

95 :
           
  ./ ̄ ̄ ̄\   
  |..        |   
  |:::: ●) ●)|   小西甚一のあれも文庫で復刊だべ
 m9:::::.....∀....ノつ  ってか復刊されたのにぜいたくいわないのっ!
  (⌒)   ノ   
 キュム (_ノ 彡  読書週間ですので、なにかよもうかのう
               

96 :
気持ち悪いのがわいてるな

97 :
>>94
じゃ、自分で好きなサイズに拡大コピーして製本すればいいじゃん

98 :
>>96
NGName推奨

99 :
>>88
読めば解る。

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35: 金槐和歌集 (98)
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