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2011年12月1期ミステリー36: 甦れ!横溝正史スレ (903)
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甦れ!横溝正史スレ
- 1 :11/06/15 〜 最終レス :11/12/08
- sage進行推奨。
こっそり、熱く、ドロドロと語り合いましょうよ。
前スレ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1294413801/
- 2 :
- >>1乙
寂しかったぜ
- 3 :
- また荒らされてグダグダになるだけのスレ立てたのかよ
- 4 :
- >>1が来りてスレ立てた…ヒイィイィイッ
- 5 :
- パロアルトからユキチカに引っ越すようなものだろ
- 6 :
- 荒らされるどころかかっそ過疎やでぇ
- 7 :
- http://tvde.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/jlab-dat/s/848811.jpg
「\
丶 ) /~)
/ / ( /
/ / ||
( \ ||
\ \ / |
\ 丶/ /
_| /__
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 8 :
- 偶然に偶然が重なり合うオチ?
- 9 :
- >>1
股もや勃てやがって
- 10 :
- 獄門島が至高
- 11 :
- やっぱり書斎がいないと駄目じゃないか!
- 12 :
- 書斎こと地方老人・林用の座敷牢だからな
- 13 :
- 書斎さん…来て…
お願い、これ以上焦らさないで…びくぶるぶる
- 14 :
- なんか、こんな記事あった
書店員に聞く 横溝チルドレン
http://book.asahi.com/saidoku/TKY201106240236.html
- 15 :
- >>7
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYp8yUBAw.jpg
- 16 :
- マンガ雑誌のサスペリアかなんかで
人形佐七の「半分鶴之介」をコミカライズした人って誰だっけ
- 17 :
- ttp://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=53606
長尾文子版の復刊希望出たな
- 18 :
- 素直にしたらばでやれ
- 19 :
- おかしいだろそれ
したらばはあくまで避難所
もう書斎とそのアンチはいないんだから、
避難所でコソコソ隠れてやる必要はない
- 20 :
- アンチという言い方でお里が知れるw
どうせ書斎の暴れる場所を提供したいんだろ。
- 21 :
- おお!!!
暇人=>>1が御大のスレを立てていたのか!
熱く、ドロドロと語り合おうぜ!
- 22 :
- >>19
それみろ生ごみが現れた。
ま、お前の望み通りの展開だがなw
- 23 :
- 座敷牢に閉じこめておけ
季ちがいじゃがしかたない
- 24 :
- ここ自体が座敷牢。
- 25 :
- 犬神筋差別は四国にあった本当の話。
- 26 :
- 保守
- 27 :
- 八つ墓村と獄門島読んだけど、獄門島の方が好きかも。
純粋に面白かったのは八つ墓だけど。
- 28 :
- 八つ墓村と獄門島読んだけど、獄門島の方が好きかも。
純粋に面白かったのは八つ墓だけど。
- 29 :
- 大事な事じゃないのに二回書きこんじまった・・・ゴメンorz
- 30 :
- >>29
推理小説としては獄門島
物語の面白みとしては八つ墓村
自分はこんな感じだったよ
- 31 :
- >>30
まあ、自分もそんな感じ。
だけど獄門島は、なんというかあの誰も幸せになってない、
結局最後まで救いようのない話が…w 衝撃的でした。
- 32 :
- >>28-30の
「獄門島」を「悪魔の手毬歌」、「八つ墓村」を「悪魔が来りて笛を吹く」
に置き換えても全く違和感がないなあ
- 33 :
- >>30
一応同意する。
獄門は本格ミステリ、八つ墓は冒険探偵ものと厳密に定義すれば、
ジャンル違いで比較不可能な作品とも言い得る。
多彩な作を書き得るのが横溝御大ならではの手練とも言える。
- 34 :
- 獄門島って「金田一さん、あんたの勝ちじゃ」とか言ってるけど
どう考えても犯人の勝ちだろ
- 35 :
- 書斎にエサを与えるためにみんな必死だね
- 36 :
- >>34
忘れちまった。犯人誰だっけ?
- 37 :
- >>34
あいつらはカエモン信者だからなぁ。
カエモンの計画では、『完全犯罪』だったんだろうから、
そういう意味では負けてると言ってるんだろう。
- 38 :
- >>37
殆どネタばれやろ。
革命意識による確信犯なら支持するが。
- 39 :
- キチガイがインネンつけているなw
- 40 :
- 書斎の革命に対する考え方が指示されてきているね。
- 41 :
- 指示?
お断りだ
- 42 :
- 季ちがいじゃがry
- 43 :
- 聞き違いじゃが仕方がない。
- 44 :
- 尾道が映画の町でアピールしてるんだから
岡山も文学の町で売り込みかけないかな?
横溝文学ロードとかって
- 45 :
- それはもうすでにあるw
- 46 :
- >>44
倉敷市真備町の事を知らないのかい?調べてみ。
- 47 :
- 実話の津山の場合はPRにはし難いわなあ・・・
- 48 :
- 気違いだから(書斎は生きていても)仕方がない。
- 49 :
- 「白と黒」読んだんだが、質問しても良い?
結局、あの双眼鏡の男って何だったの?
- 50 :
- >>44
岡山には稲葉ロードがすでにある。
津山なんだよな、しかも。
- 51 :
- >>49
読み返してないけど横溝先生じゃね?
- 52 :
- >>49 メル欄だよ。「白と黒」の章の後半で説明されている。
- 53 :
- 昼間、CSで古谷金田一シリーズの「女王蜂」の放送があった模様。
うまくすれば、HD保存されているかと。
- 54 :
- >>52
サンクス!
- 55 :
- 書斎のエアチェックのまめさはヲタも見習うべきだね。
- 56 :
- 単にヒマなだけでしょ
- 57 :
- >>56
あの程度のことをいちいちレスして本気で褒め称えるバカもいないでしょ。
>>55は書斎に対する痛烈な皮肉なんですよ。
- 58 :
- そりゃそうだ
本当にマメなら「放送があった模様」などとは書かんわな
「マメさ」→「馬目さ」という叙述トリックなんだよ
- 59 :
- >>53
おまえ、古谷金田一なんかのんびり見てていいの?
でつまつ助けに行かなくていいの?
- 60 :
- >>55 この「エアチェック」は、エアギターみたいに実際にはやってない方の「エア」ね。
これも叙述トリック。
- 61 :
- エアチェックなんて言葉見聞きするの何十年ぶりだwww
- 62 :
- 馬は「映像作品の楽しみ方の醍醐味は実況で語り合うこと」
とか言う馬鹿だからなww
ところがいざ実況となると、まともにレスをつけることも出来ない口だけww
- 63 :
- 獄門島読了
了沢が勝ち組だな
寺も継いで力を得て
幼なじみの早苗とよろしくなるんだろうな
真犯人は了沢
- 64 :
- 逆に言えば、了沢以外誰一人として得してないような・・・w
- 65 :
- >>63のレスは単なる「ネタ」として楽しんだが、
結論は「みんな不幸」かな。耕助も早苗さんも含めて・・・
- 66 :
- と、全く意味不明なことをほざく書斎であったw
- 67 :
- 不幸でしょうか?特に耕助や早苗さんは?
この世のことは、何が本当の幸せか、わからないです
諸行無常ですから
- 68 :
- 俺らは、獄門読めて幸せだけどな
- 69 :
- 角川文庫の「獄門島」には「頭巾」という言葉が読み仮名つきで載ってるらしい。
これをいい年になるまで「あたまつり」と読んでいた書斎は、どうやら
獄門島すら読んでいなかったようだ。
ほんとに読書家に憧れる現実の惨めさはよく分かったから、インテリぶる前に
小学生レベルの漢字の練習してちゃんと飛ばし読みしないで本を読め。
- 70 :
- 読めない漢字が多いくせに、「和気藹々」とか「虚心坦懐」とか「偏愛」とか「批評精神」とか好んで使うからねぇ。しかもまともな意味を把握せずにw
「キャン・シャック酒場」がオモロイなぁ。今の時代を先取りしていたように感じる。
- 71 :
- >>67
そういう見方も有り得るとは思うが、やはり成就しない恋は悲し(哀しかな)。
「悪霊島」では、ひょっとしたら早苗さん再登場かと秘かに期待していたのだが・・
うーん、やっぱり御大はこんなメロドラマは書かないわな。
- 72 :
- さようでございますねぇ
おっしゃるとおり、成就しない恋は悲しい(哀しい)です
しかし、だからこそ美しい思い出としていつまでも胸にしまっておける
そういう見方もできるかもしれません
そして、成就した恋というものもまた、なんとも悲しいものではありますまいか?
燃え盛る炎もやがては消えます
それと同じように、恋の炎もいずれは消える。それが宿命です
諸行無常ですから
あんなに激しく華やかに燃えていた恋の炎が、
いつしか幻滅や倦怠や心変わりというドス黒く醜い煙をブスブスと燻らせながら、
弱く小さくなって、やがては消えていくのです
ですから、耕助と早苗さんのように、遠くから眺めて憧れる、その程度が一番かもしれません
私はそういうつまらない考えをしてしまうたちなのです
でもおっしゃるとおり、「悪霊島」で耕助と早苗さんが再会なんてしたら、感動的でよかったですね
- 73 :
- 恋なんて〜おかしなものね〜
恋なんて〜何になるの〜
って歌、知ってる?デュフフw
- 74 :
- そうか?案外結婚とかして東京生活にウンザリしてる早苗を心配した耕助が明智文代を紹介して友達になってもらって
お互いの主人(明智と耕助)が居ない昼間に、スタバとかで愚痴の言い合いっこしている情報を聞きつけた由利先生の奥さんも参加
帰りに「西友」とか寄って帰るんだけど買い物するのは文代と由利先生奥さんだけで貧乏な早苗は買い物出来ず
「早苗さん、落ち込んじゃダメよお、前向きにいきましょ!」とか2人に励まされてる早苗さん・・・
- 75 :
- >>72
でも、貴女の言でゆくと、仮に「悪霊島」事件で再会を果たしたとしても、
一時的な感動があるとはいえ、それもいずれは醒めてゆくとういことかな。
すなわちそれが人生の習いだと。
>>74は楽しく読んだが、リアルに見て気にかかる点がある。
スタバでお茶出来るのに、近年はバーゲン商品に力を入れている西友やダイエーの
ショッピングにお付き合い出来ないとは思えないのだ。
スタバをドトール設定に変更するか、さもなければ思い切って西友を
日本橋三越にしてしまう方が面白いかも。
- 76 :
- 書斎にとってはスタバがそんなに高いところなのかw
- 77 :
- スタバとドトールの違いをクグってみたら
ゆっくりしたいときはスタバ(基本全席禁煙)、安くてちょっとした休憩(平均滞在時間10分)はドトール
なので女子会するんならスタバだと思います
- 78 :
- 何でこんな話に…と思ったら一応つながってたのねw
- 79 :
- 去年から横溝作品をちょこちょこ読んできたので、私の個人的な好みをここにメモしておきましょう。
◎大好き
『車井戸はなぜ軋る』・・・このお話が物凄く好みなの。慎吉・鶴代兄妹も好みなの。
『本陣人事件』・・・窮めて巧みに作り上げられた作品という感じ。
『獄門島』・・・読みどころがいっぱいで、きっと何度読んでも飽きないと思う。
『鬼火』・・・闇。深淵。凄いです。
○好き
『悪魔が来りて笛を吹く』・・・悲劇って好きなのよ。どうにもならない宿命がね……。
『犬神家の一族』・・・このお話のすべてを貫いているのは佐兵衛翁の晴世さんへの愛なのね。
『八つ墓村』・・・冒険小説って感じでとにかく面白い。映画版やTVドラマ版より好み。
『かいやぐら物語』・・・なんとも美しい幻なのです。
『百日紅の下にて』・・・ラスト3行が抜群にかっこいい。
『夜歩く』・・・やられた。
『貸しボート十三号』・・・傑作だと思う。
『幽霊座』・・・もうちょっと枚数があれば傑作になった気がする。
『不死蝶』・・・叙情的なとこが好み。
△ふつう
『女王蜂』・・・ロマンチックなとこは良い。
『悪魔の手毬唄』・・・傑作なんだけど。被害者たちや残された人たちが可哀想すぎて辛い。
『仮面舞踏会』・・・この種の後味の悪さは好みじゃないんです。
『病院坂の首縊りの家』・・・まあまあ。それだけ。
×ダメ
『悪魔の寵児』・・・ひたすらエログロなので途中でウンザリ。私欲しかない犯人は好みじゃないし。
『三つ首塔』・・・三流エロ小説って感じ。
『悪霊島』・・・読後の充実感が全然ない。人物に深みがない。
そのほか、あれこれ読んだけど、短編はタイトルを見てももはや内容が思い出せないものや、
似たり寄ったりのものや、これは酷いってものが多かったね。
- 80 :
- >>79の評価について。
概ね同意、特に「大好き」作品群は共感度大なのだが、
他は一部の評価には違和感があるものあり。
・「貸しボート十三号」「不死蝶」
→俺には期待外れでつまらない作であった。
ただし「不死蝶」は初期に読んだので、厳し目の評価になっている可能性はあり。
・「悪魔の手毬唄」
→本作は個人的好みは捨象すべき程の仰天な展開の文句無しの傑作かと思う。
・「三つ首塔」
→横溝流メロドラマとして読むと面白い。
まあ、個人的な好き嫌いはあって当然の作かとは思う。
「蝶々人事件」「真珠郎」等が見当たらないのは、由利先生シリーズはまだ未読?
- 81 :
- 他人の評価を評価して大威張り
- 82 :
- よそのスレで自分の「評価」のレベルの低さをボコボコに叩かれているから
せめてもの憂さ晴らしw
そして相変わらず「由利先生」。
そんな誰でも読んでいる作品にこだわるのは、また例によって「こんな
マイナーな作品を読んでいるのはボクチンだけ!」という勘違いを
しているからなんだろうな。
他スレで自分が読んでいない作品の話題には「マイナー。絶版。こんな
物を読んでいるのはオタだけ。世間は誰も知らない」をずーっと繰り返して
笑いものになってるのに。
いい加減自分はドリフでしか横溝を知らない、イナカモノのミーハーだと
自覚すればいいのに。どうせ横溝作品も、半分も読んでないんだろ。
(カーを5、6冊読んだだけで通ぶっていたという底なしのバカだから)
- 83 :
- >>79
「鬼火」はいいですよね!
登場人物の死に様がとてつもなく切なくて哀愁漂う
お銀さん含めた各々が人間のさまざまな面を見せて、
ただの憎しみではない美しさを感じます
導入部の絵と、宗匠が語り終えた後の風景も美しい
「鬼火」「蔵の中」「かいやぐら物語」このへんは本当にたまりません
- 84 :
- >>79
俺、「三つ首塔」は好きなんだよなあ
三流かどうかはともかく、エロ小説なことは認める(だが、そこがいい)
- 85 :
- 残念だが、一般的には由利先生ものの如きマニアックな作品は「ってよし!」状態
なんである。
由利センセイオタは、何で「俺は狂的なオタや!」と開き直ってしまわないんや?
- 86 :
- >>82
半分どころか5%すら読んでいないでしょう。
- 87 :
- 『蝶々』以外の由利先生シリーズなんて、カーのバンコランもの以上に単なる「怪奇探偵小説」でしかないだろうに。
- 88 :
- >「鬼火」「蔵の中」「かいやぐら物語」
この作品群を収録した角川文庫を定期的に読み直している。
「面影双紙」も切ないエンディングの良い話や。
「黒い掘り割りの水の上には、広告塔が赤に青に美しく明滅しているのが見えた」
- 89 :
- >>80
いえ、『蝶々人事件』『真珠郎』も読んだのだけれど、
それほどわたしの好みではなく、
かといって嫌いでもないという作品だったのでどこに入れるか迷って、結局どこにも入れなかったの。
『不死蝶』は確かにつまらない作品かもしれない。
これと似たような設定で、もっと出来の良い横溝作品はいくつかありそうだもの。
でも、このお話の…ネタバレになっちゃうかな…真犯人をかばって〜〜する人がね、
なんとも悲しい人で、そこが好みなんですね。
金田一さんもその悲しい人の気持ちを汲んで〜〜〜。この手の描写が好みなんです。
『悪魔の手毬唄』は文句なしの傑作だけど、
読むと胸が潰れそうになるからもう二度と手に取れそうにない……。
>>83
『鬼火』は読み終わったあと、得体の知れぬ恐ろしさとともに、
なんともいえない哀感を感じましたね。
暗く深い水底に消えた人たち。
代ちゃん……あばね!
『三つ首塔』については皆さますみません。わたしの好みじゃなかったというそれだけなのです。
こんな個人的な好き嫌いを書きまくって、読んで気を悪くした人もいるかもしれないのに、
寛大な対応を皆さまありがとう。
- 90 :
- >>89
たいへん興味深かったですよー
他人の感想は気になるものですからw
「不死蝶」の最後の金田一さんはびっくりしましたね
あれ、言いすぎじゃね? と当初は思ったものですw
また何か横溝作品を読みましたら感想を是非書き込んでください
- 91 :
- 何度も読み直しているわりに>>88程度のことしか書けないとはねw
- 92 :
- 横溝オマージュ、アンソロジーで名作って何かな?俺は僧正の積み木唄っては読んだ事無いんだけど、読んだ人どうでした?
- 93 :
- 91 名前:名無しのオプ :2011/09/03(土) 11:27:33.76 ID:Js3FQVex
何度も読み直しているわりに>>88程度のことしか書けないとはねw
867 名前:名無しのオプ :2011/09/03(土) 11:51:20.53 ID:Js3FQVex
言い返せなくて話をそらそうとし始めたか書斎w
スルー祭り?
それをするならここに一切レスしないくらいにしないと意味ないよ。
どうせお前、年中書斎魔神の追っかけしてる 万年無職の未読自宅警備員だろ
よく人のこと馬鹿にできるわ。ハズカシー。
- 94 :
- 854 名前:名無しのオプ :2011/09/03(土) 13:20:35.41 ID:Js3FQVex
文句言うばかりで自分で話題も振れないんじゃどうしようもないね。
送るスレッドを間違えてしまった。俺もハズカシー。
- 95 :
- >>93-94
いちいち書斎のいるスレを見て回ったうえで
それにレスしている人間を調べているのか。
あんた人に文句は言えないよ。
- 96 :
- >>89さん(女の子かな)は、横溝作品の人間ドラマ部分にも強く惹かれて
いるようだが、(実は俺もそう)、
この辺から再読を繰り返すことになると、御大自身の言では、
「嬉しいことはこのうえもなく嬉しいのだが、本格探偵作家を気取っている私は、
いささか疑問を感じざるをえないのである」(「真説 金田一耕助」より)
となる。
何とも魅力的な妖かしの世界も御大にとっては、あくまでミステリの装飾に過ぎない
ようであり、小説における人間ドラマ云々等に関しては全く語っていない。
- 97 :
- また女性だと(勝手に)思い込むと恥も外聞もなく湧いてくるなw
ついこのあいだ、「あだしごとはさておき」と書いた人に対して
「女性の方ですね」とすり寄ってきたのには二重の意味で笑った。
もう何を見ても女に見えるんだな。
さすが性犯罪で実刑になって、恥ずかしくて三重の地を逃げ出してきた
変質者は違うね、書斎さんww
- 98 :
- >>96
>『本陣人事件』を書きはじめるとき、
>私はひたすら米の飯ともいふべき探偵小説の骨格にあこがれてゐた。
>しかし一応探偵小説に対する飢餓が満たされたいまは、米の飯だけでは物足りなくなつてゐる。
>そこに程よい味つけと、出来れば食欲を刺激するに足る副食物さへ欲しいと思つている。
>(略)
>イムポシブル・クライムと意外な犯人、しかも一貫した論理性があつて、
>その間に妖しき情緒が揺曳してゐる。さういぶ小説が書きたいのだけれど(以下略)
『本陣人事件』の最終回が掲載された『宝石』昭和二十一年十二月号より
『獄門島』を書き始める頃、横溝御大は、
単なる探偵小説ってだけじゃ味がなさすぎて物足りないんだ、
私は妖しき情緒が漂ってる小説が書きたいんだ、
たとえばディクスン・カーみたいなのが書きたいんだ、って言ってる
カーの小説にはいつも一種の情緒があって、小説として読んでも面白い、って言っている
だからつまり横溝御大は、
妖しき情緒も、それから人間ドラマも、単なる装飾とは思ってなかったんじゃないかね?
もちろん時とともに人の考えは変わるものだけれど
- 99 :
- あ、違うか
うーん、横溝御大にとって、まあ妖しき情緒ってのは、装飾は装飾なんだけどさ……
それが「味」なんだって言ってるわけだよね
クイーンやヴァン・ダインは味気なすぎて本当には親しめないって言ってるし、
つまり、なんだ、
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37: 【再開】 飛鳥部勝則 その5 (123)
38: 宮部みゆき (447)
39: 江戸川乱歩2 (369)
40: 東川篤哉(その4) (651)
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