【国防】「ステルス偏重」…FX選定、お粗末防衛省

1 ：11/12/14 〜 最終レス ：11/12/16

どんな競争でも勝つ方法。それは、自分が勝てるようルールを変えてしまうことだ。
防衛省で進む次期戦闘機（ＦＸ）選定は、まさにルールを変えた不公正な競争であろう。
マイカーを買うのにカタログだけ見て決める人は珍しい。
しかし、防衛省では次期戦闘機を飛ばすことなく書面審査だけで決めようというのだ。
候補はＦ35（米ロッキード・マーチン社）、Ｆ／Ａ18（米ボーイング社）、ユーロファイター（英ＢＡＥシステムズ社）の三機種。
防衛省が重視するのは「性能」「経費」「国内企業参画」「メンテナンスなどの後方支援」の順という。
一番大事な性能を比較するのに飛行審査を排除する手法は、過去の手法と矛盾している。
航空自衛隊のＦ15戦闘機を採用した一九七六年の機種選定では、調査団が六十日間米国に
滞在し、当時の候補三機種を操縦して身をもって性能を確認した。
当時の状況について防衛省の担当幹部は「過去のことは分からない」とまるで他人事である。
●開発遅れて売れないＦ35
日本とほぼ同時進行でＦＸ選定を進めるインドの場合、候補六機種をインド軍の操縦士が飛ばし、六百四十三項目の
性能を比較した。その結果、四機種が脱落した。飛ばしてダメだったというのだから、これほど説得力のある選定方法はない。
日本のＦＸ選定から飛行審査が消えてホッとしているのは、Ｆ35の陣営、つまり米政府とロ社だろう。
米政府監査院が今年四月、「飛行試験で能力の四％が証明されたにすぎない」と苦言を呈するほどＦ35の開発は遅れている。
一方、Ｆ／Ａ18とユーロファイターは対リビア航空作戦にも参加した現役機である。現段階の飛行審査は
「大人と子供の競走」になりかねないが、書面審査なら一番新しいＦ35が高く評価されるのは間違いない。
これこそがルールを変更した一番の理由であろう。
では、なぜＦ35を優遇するのか。そこには航空自衛隊の異様な思い込みがある。
二〇〇七年四月、沖縄付近で行われた模擬空中戦で、空自のＦ15とＦ４戦闘機は、米空軍のステルス戦闘機Ｆ22に完敗した。
空自の戦闘機はレーダーで相手を発見できず、次々に「撃墜」されたのだ。これでステルス機のとりこになった空自だが、
米議会によるＦ22の輸出禁止決議で断念。ゲーツ前米国防長官から「代わりにＦ35はどうか」と進言され、今日に至っている。
Ｆ35の特徴もステルス性にある。だが、高額なＦ22の代替機として開発された廉価版に過ぎない。
Ｆ22ほどのステルス性はなく、エンジンも双発から単発に減らしたため最高速度はマッハ一・七とかなり遅い。
ステルス機の欠点のひとつは、レーダー波を吸収する特殊塗料を塗り直す必要などから整備性が悪い点にある。
今年一月、カナダ議会で証言を求められた米シンクタンク「国防情報センター」のホイーラー氏は「Ｆ22の任務遂行率は
六一％。Ｂ２爆撃機は五五％と報告されている。もしＦ35がこのパターンを破るなら、最初のステルス機になる」と稼働率の
低さを指摘し、「最終的な性能は貴国が購入した後にしか分からない」とカナダ議会に警告した。
Ｆ35は英、イタリア、オーストラリアなど八カ国が購入を前提に開発費を出したが、正式に購入契約したのは米国の五十九機を
除けば、英の二機、オランダの一機にとどまっている。開発中だけに将来どんな不具合が起きるか分からず、各国とも様子見
しているからだ。先のカナダのように独自調査に乗り出す国も出てきた。
そうした中、購入に意欲をみせる日本は最良のお客様だろう。十月初旬、ロ社は都内のホテルにＦ35のシミュレーターを持ち込み、
マスコミ相手に説明会を開いた。「防衛省の期限までに納入できる」「技術提供につながるライセンス生産（ラ国）は可能だ」
「価格は一機六千五百万ドル（約五十億円）と格安」。過去のマイナス報道を覆すひびきのよい話が続いたが、真偽のほどは不明だ。
まず、米国向けでさえ「早くて二〇一七年からの配備」と伝えられるのに、防衛省の求める「一七年三月まで」の納入は可能なのか。
また、イタリアで欧州向け機体の組み立てを認めるものの、「国有地内での作業」「最終チェックの米国人の立ち会い」など技術流出に
目を光らせる条件付きである。それが一転して、日本ではラ国を通じて技術提供するというのだから信用できるはずがない。
続きは>>2
ソース（Yahoo!）：
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111213-00000301-sentaku-soci

2 ：

●日本の防空力を低下させる
一番の問題は価格だろう。「ロ社の広報担当は『六千五百万ドルは、各種搭載機器を除いたもの』と明かした」
（米国の専門紙「ネイビータイムズ」九月十一日付電子版）と報道される一方で、日本の説明会でロ社は
「六千五百万ドルにはすべての装備が含まれる」と強弁した。本当のところはロ社にしか分からない。
空自が実情を知らないはずがない。〇五年、防衛省の航空幕僚監部に次期戦闘機企画室を置き、候補機の
情報収集を進めてきた。Ｆ35の調査には六億八千万円もの協力費を米政府に支払っている。
それでもステルス機欲しさから、開発の遅れ、不透明な価格、困難なラ国などの問題点に目をつぶろうとしている。
空自は次期支援戦闘機（ＦＳＸ）選定問題を忘れたのだろうか。
ＦＳＸ選定を開始した一九八五年、空自は運用要求書に「空対艦ミサイルを四本搭載する」と入れた。米国の戦闘機でさえ搭載できるのは二本まで。
「存在しない戦闘機」は日本で開発するしかない。国産戦闘機が欲しい空自と防衛産業が二人三脚で行った謀略戦だった。当然ながら、米政府は
「米軍機でさえ満足できない要求自体がおかしい」とクレームを付けた。ＦＳＸは日米の政治問題となり、米国のＦ16戦闘機を改造したＦ２支援戦闘機を
日米で共同開発することで決着した。
しかし、この重たいミサイル四本が主翼に亀裂を入れるなど不具合が相次いだ。計画した生産機数を百四十一機から九十四機に下方修正せざるを
得なくなり、今年九月、最終号機が三菱重工業から納入され、その生産を終えたのである。ここから得られたのは「不公正なルールはつくらない」と
いう教訓だが、航空自衛隊は何一つ学んでいない。
ＦＸ選定を開始して六年。この間に技術は進み、防衛省はステルス機を発見できる新型レーダーと赤外線装置を含む探知システム網を開発した。
ロシアのステルス機「Ｔ50」には敵ステルス機を探知できるレーダーを搭載する。ＦＸが配備されるころには世界中でステルス機対策が取られるだろう。
ステルス偏重のゆがんだ欲望は、誤った選択を招き、日本の防空能力を低下させる亡国の道をたどりかねないのである。

3 ：

ステルスなんてオワコン
さっさとレーザー兵器開発しろ

4 ：

最終的には一機何兆円くらいに跳ね上がるの

5 ：

つーか三菱の国産機はどうなった
軍事産業は雇用、流通、経済を潤すし、宇宙開発にも直結する大事な産業
敗戦70年だぞ、いい加減日本独自の兵器開発事業に乗り出せやヘタレ

6 ：

ステルス対策対策はまだか

7 ：

ランニングコスト割る過ぎると思う、F２２の性能見てこれに決めたてのは安直でお粗末過ぎるし
何より現状が開発段階だからなあ
てっきりユーロファイターが本命だと思っていたのにガッカリだ

8 ：

一川ちゃんは役立たず

9 ：

>>5
>つーか三菱の国産機はどうなった
国産機が想定されてるのは将来戦闘機計画
F-Xには最初から想定されてないよ無知だね
つーかソースが選択てｗ

10 ：

>>8
就任から今まで、役に立った事があるか？

11 ：

F4の代わりにこんな無駄に高いだけで使い勝手最悪の機体が本当に必要なのか？

12 ：

飾りなんだから
どれでもいいじゃん

13 ：

>>9
無知な俺にご教授有難う

14 ：

ご教示だった、ほんとに無知だった俺

15 ：

飾りなら尚更高価な機体はいらん

16 ：

>>15
まったくだな。
飾りならいっその事、三菱零式艦上戦闘機で充分だ。

17 ：

>>8
口出しできないようにわざと素人の飾りを置いたんだよ
野田はこれで近々控えてる米訪問の土産が出来たと尻尾を振って喜んでるに違いない

18 ：

未だにF-2を欠陥機扱いしてるとはｗ
結論ありきのひでえ記事

19 ：

ぶっちゃけ、スクランブルかけて警告するだけの簡単なお仕事なら、
短足鈍足F-35より、F-4の部品をアリゾナの砂漠あたりで拾ってきた方がよっぽど役に立つなｗ
ステルスを一体どこで使うんだよっていう。邀撃任務にステルス？必要か？？
どこの外国の深部まで侵入してミサイル基地を破壊すんだよｗ

20 ：

ちまちま毎年度、数機ずつ買うから高いんだよ
纏めて買って値引きしてもらえよ

21 ：

これを手土産に訪米するつもりだったが、オバマにお前とは会わんと拒否られた野田(笑)

22 ：

次期戦闘機、中国にらみ性能重視　ステルスに期待
2011/12/13 日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.com/biz/world/related-article/g=96958A9C93819481E3E0E2E6938DE3E0E3E0E0E2E3E38297EAE2E2E2;bm=96958A9C9381959FE3E1E2E6998DE3E1E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E2
この記事による三機種の比較では、評価基準の「機体整備や修理でのメーカー支援」でも、
F35は「即時対応性には疑問も」だが、FA18とユーロファイターは「部品修理などは日本国内での
対応は比較的スムーズとされる」。
記事中には＜「米国の立場に立てば、米国製の最新鋭機を選ばない手はない」と言い切る防衛省幹部も
いる。＞という信じ難い記述もある。

23 ：

蝦夷豚って5万フィートまでも上がれないんだよな
T50の蝦夷基地ボコリ放題じゃん

24 ：

今ふと思ったが、位置を確認出来ないステルス機を地上でどう誘導するん？
まあ相手の情報だけ伝えておけば追撃に向かってくれるとは思うけど。

25 ：

どうせ、自衛隊員が中国とかにステルス技術流出させるのが、オチじゃねーの？

26 ：

みんながステルスになったら目のイイ香具師をパイロットにすれば良いと思いまつ

27 ：

レーダーが無効化されると何故かMSが大活躍

28 ：

ステルスより、１機で１０機分の機影が映る様なのの方が良いんでね？

29 ：

納入が間に合わない前例を作って国産開発への布石だな。

30 ：

>>26
そもそもパイロットは目がよくなければなれないが
特に戦闘機乗りは選ばれしエリート

31 ：

ソースの記事どこかで読んだような話だと思ったら、
軍事評論家の癖に軍事音痴なキヨタニ大先生の主張にそっくりだな
>>22
日経ねえｗ
軍事関係の記事に関しちゃ産経・日経は赤旗にすら劣るレベルなんだけどねえ
サポート体制に関しちゃライノは問題ないだろうが、イカはヨーロッパ製だからな
アドーアで散々酷い目にあったし、空自のヨーロッパメーカー不信は根深い
実際他国の状況を見ても、ヨーロッパメーカーのヨーロッパ域外でのサポート体制は疑問符が付く

32 ：

正直F15SEあたりでお茶濁しとけば良かったような？

33 ：

心神とかもはや都市伝説みたいになってきたな

34 ：

>>33
喪失したんじゃね？

35 ：

まぁ全ての決定が政治的意図が介在した結果ありきの判断だな
アホくさ

36 ：

悪いのは防衛省や防衛官僚、制服組じゃなくて、
日本の馬鹿で無能な国会議員ども。
戦闘機の自主開発に十分な予算を回さなかったから、
今でも外国製を買わざるを得ないのだ。

37 ：

しんしんへの布石
F35を導入
↓
ぶっちゃけ10年しないうちにF15のFX
↓
らぷたんはムリそうだから自前でつくるわ！
もしくわ、新DDHはムリとしても大隅型輸送艦の後継艦がF35B型運用可能への礎
個人的には台風押しだが・・
こう考えるしか、いま俺の心は救えない・・

38 ：

TRDIがATD-X以外の新しい航空機のデジタルモックアップを入札したって話もあるしな

39 ：

囚人の無駄な衣食住費用を回すしかないな

40 ：

>>39
無駄な金と言うなら、国内外のシナ・チョンに渡している金の方が……
連中、その金を反日活動やら軍備増強に使ってるし。

41 ：

実際に飛ばすパイロット、整備する人間、その辺にアンケート採って決めたらいい。(･∀･)

42 ：

もう航空自衛隊を解体してさ
陸上自衛隊航空部隊と海上自衛隊航空部隊と
神風特別攻撃隊に編成し直して、
それぞれに必要な機体を導入すればいい。

43 ：

>>41
実際に何回かアンケートあったんだ。
（飛行機じゃないがな。）
でも、その（最後から）1番、2番人気が導入される不思議。
カタログの時点で明らかに負けている会社の製品が入る。
現場にアンケートするだけ無駄だって。

44 ：

>>43
防衛省「アンケートするから、金よこせ」
って事じゃないか？

45 ：

f35買って新幹線買ってもらうしかねーな
１００００機くらい

46 ：

仕方ないんだよ、アメリカが決めた事…
開発費をまた日本は、むしられる…

47 ：

>>36
蝦夷基地粕国家にまともなのがおるかつーの
全員消えたほうが世界が喜ぶわ

48 ：

>>32
俺もそう思った

49 ：

ヒデエ話だアメリカの奴隷だ

50 ：

かといってユーロファイターはパーツの供給面で不安あるしなあ。
スエズ運河経由ってのは有事を考えるとやっぱりネック。

51 ：

【国際】Ｆ３５…空対空ミサイルとステルス性能に疑問　米国防総省内部資料
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1323948706/

52 ：

実際に戦闘機に乗っていた人も候補機種の中ではＦ３５が妥当
と言ってたから、良いんじゃねぇか。

53 ：

そいつは35にのっさたことはないわけだが

54 ：

どうもF35に決定したようですね

55 ：11/12/16

ないなら作る。
これ技術者の基本な。