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2011年12月2期家ゲーSRPG57: 歴代FE主人公が兄弟だったら 39章 (412) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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歴代FE主人公が兄弟だったら 39章


1 :11/11/07 〜 最終レス :11/12/21
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という前提で
彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。
前スレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1312985182/
保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage
雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/
絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/

2 :
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。
【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしだが、近親相姦アレルギーなのでKINSHINを察知すると凶暴化する。
【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。
【アイク】
グレイル工務店で働く漢。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。
【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコーッ」と叫ぶ。
【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切にし、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。 周囲からメタボだと思われている。
【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹とに弱い歩く妹製造機、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。
【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。努力家でもあるが、その努力が胸だけには実った事は無い。
【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコする。
【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラが大嫌い。
【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味だが、影が薄い。
【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。
【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好き。通称マミー君を一番気に入っている。
【リーフ】
怪人・イモータルムッツリ。年上のお姉さんが大好き。運が悪く、よく荒事に巻き込まれる。この人でなしー。
【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレムになっている。ヘクトルに対しては黒い。

3 :
【竜王家の皆さん】
チキ・ファ・ミルラのょぅじょ3人組やユリウス・ユリア兄妹、
イドゥンさん、氷竜姉弟、ハゲ黒竜王、アル等々、兄弟家に縁がある竜の一族。
持っている力が力なだけに、すさまじい騒動を引き起こすことも……。
【ひろし】
世界ひろしと言えど様々な職を器用にこなすのはひろしだけ! 通称ヴォルツ。
【ルーテ】
「私、優秀ですから」が口癖で、発明から同人までなんでもこなす少女。アスレイ、フォルデ、ノールは助手。
【ターナ】【ラーチェル】
エイリークの親友。貴族の令嬢だが、なぜか平民のエイリークの方が気品に勝る。
【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れるアイクラブな自由と混沌の(※威厳の無さナンバー1の)女神。
混沌の名のままに、好き勝手に場を荒らすが、大体最後には痛い目を見る。
【AKJ(兄が、嫌いな、女子は居ません!会)】
ブラコンの中のブラコンが集う女性の会。兄の為なら全てを犠牲に出来る妹達が揃う(※会長はラケシス)。
兄弟家のSが天敵。

4 :
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、      歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆         他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T !  ゝ      …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~
               ・嫌いなネタに文句をつけるより、自分の好きなネタを書きましょう。
ゝ~"~<      -;    ・好きなネタを読んだら、面倒くさくても「GJ」の一言ぐらい書いてみましょう。
,ζノ=lノ=l〉     //    つまらないネタに無理矢理レスしろとは言いません。面白かったらつけましょうという話です。
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//      ネタ書く側も「喜んでくれる人がいるんだな」とほっとします。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆         ・感想しか言えない、ネタなんか書けない、という人でも、「このネタ嫌い」と言うよりは、
. ノ___r T !  ゝ        「こういうネタも読んでみたい」と言った方が建設的だし平和的です。
i_/、」 ~~            「梅雨のネタが読みたい」とか「兄妹で仲のいい話が読みたい」といった漠然とした希望でもいいから、
                試しに書いてみてはいかが?
              
               ・誰が兄弟か、はスレの軸となる大切な要素なのでスレ住人全員で共有。勝手に減らしたり増やすのはやめよう。
                スレの平和的利用のために、上記の文をよく読んで欲しい
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <【注意!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆
. ノ___r T !  ゝ
i_/、」 ~~

5 :
前スレの方の容量が微妙なのでまだ埋まってませんがこっちに小ネタ投下します
10月末には合わなかったけど、一応ハロウィンネタです
あとヘクトルとファリナの絡みだから、他の組み合わせが好きな人はスルーしてくれ
んでは、投下

6 :
吹き荒ぶ秋風も大分冷たさを増してきた今日この頃……
10月も終わり、これから本格的な冬に差し掛かろうとしている。
私の故郷のイリアでは、皆冬の為の蓄えを終えてとっくに雪が降り始めている頃だ。
無論、ハロウィンなんて能天気なイベントが出来るはずもない。
「いらっしゃいませー!ハロウィンにて、本日はお菓子全品10%オフとなっております。
 是非お買い求めください!」
……が、紋章町中央区ではまだまだ初雪のはの字も見えておらず、お祭り好きな住民達がこんなイベントを逃す訳もない。
私個人としても、割の良いバイトが出来るので異論は無い。
そんな訳で私、すご腕のファリナは本日とある雑貨店にて売り子に精を出しているのでした。
「はい、毎度ありがとうございました!」
「こら、そこのあんた!買う前に食べないの!」
「お客さん、今どこ見てました?
 うふふ……あそこの商品全部買ってくれたらちょっと過激な悪戯してあげるんだけどなぁ」

ちなみに今の私の格好は黒い三角帽子に、同じく黒一色の際どいワンピースとミニスカだ
どこからどうみても魔女っ娘です、本当に(ry
最初は着るのに少し抵抗があったが、着たら自給200GUPと聞かされた数秒後には気が付いたらこの格好をしていた

(着てみると案外悪くないわね、この格好)

自慢する訳じゃないが、それなりにスタイルには良い方だと思う。
さっきから妙に客に男性が多いのも、おそらく気のせいではあるまい。
最も、肝心の"アイツ"には全然効果がないのが癪だけど……

7 :
タイトル入れ忘れたorz
あと改行がひどすぎたからPC変えてみました
働き始めて2時間程が経過した。
夕方になり風も強くなってきたためか、客足が大分大人しくなってきた。
すると買い物客が途切れたタイミングで、雇い主のおじさんが近づいてくる。
「お疲れ様、そろそろピークも終わった頃だし売り子はもういいよ。
 今度は大通りの方に行って、店の宣伝をしてくれないか」
そういって店長は、一口サイズのお菓子が入ったバスケットを私に手渡した。
「別に構いませんけど、このお菓子ただで配っちゃっていいんですか?」
「ああ、日持ちの悪い物やこの時期はあまり売れない物が殆どだから気にしなくても良い。
 お腹が減ったらちょっと位食べても構わないから」
……それはまた、なんとも太っ腹なことだ。
他に質問は、と言われたのでもう良い時間だが配り終わったら直帰してよいか聞くと快諾してくれた。
給料は来週の休みにまとめて振り込んでくれるらしい。
「それじゃ、よろしくね」
「はーい」
久し振りの好待遇に、返事の声も弾む。
外に出た途端、鋭い寒風が薄着に遠慮なく吹き付けてくる。
あまりの寒さに一瞬上着か何か持っていこうかとも思った。
しかし給金を上げてもらった以上勝手に着替えるのも悪いと思った私は、そのまま大通りへと向かった。
(まぁここはイリアじゃないし、まだ10月だし……なんとでもなるでしょ)
割の良いバイトに浮かれていたとしか思えない。
再び店を出て数分後、私は自分の見通しの甘さに後悔することとなる。

8 :
…………………
………………
……………
「○○商店でーす、本日ハロウィンにつきお菓子セールやってますー」
お菓子を配り始めてから十数分。
風が強い外の寒さは室内と比べ物にならない程だった。
「……ックシュン!」
我慢していたがとうとう本日二回目のくしゃみが口から飛び出した。
辛うじて手で押さえたが、こんな状態では当然配れる物も配れない。
(あーあ……失敗しちゃったな。
こんなことになるなら上に羽織るコートかなんか持ってくればよかった)
(一端上着を取りに店に戻る?
いやいや、まだ配り終わってないし印象悪くなって下手したら減給かも……)
そんなことをうだうだ考えている間に、ますます風が強くなる。
周りに人気はあまり無く、出歩いているのはカップルばかり。
無意識の内に、人恋しさが芽生えたのか。
ふと、もし口うるさい姉や心配性の妹がこの場に居たらどうなるだろうか。
きっと姉は小言をいいつつもこっちを心配して、妹は泣きながら冷えた自分に抱きついてきたりするのだろう。
そしてもしあいつがいたら、きっと……

9 :
「風邪ひくぞ」
突然背後からぶっきらぼうな声で声を掛けられた。同時に、上着が投げかけられる。
顔を見るまでもなく、声の主が特定できた。
その声は、さっきまで隣にいたらいいなと思っていた人の声だったから。
「なーんだ、誰かと思ったらヘクトルじゃない」
無論、そんな事言えるはずもなく、咄嗟に気付かなかった振りをしてしまった
まぁヘクトルじゃなくても、今の私の格好を見たら知り合い全員声を掛けるだろうけど……
「何だとは何だ。つーか何でそんな格好でこんなとこに……」
上着を私に貸した分、少し寒そうにしながらヘクトルはそう聞いてきた
そんなに寒いなら最初から貸さなきゃいいのに
……まぁ、鈍感な上に馬鹿だから風邪は引きそうにないけど
 
「見て分からない?バ・イ・ト。
 ついでに、今日は何の日でしょうか?」
寒さが和らいでほっとしたからか、思ったより辛辣な口調になってしまった。
こういう時、自分の勝気な性格がたまに疎ましくなる。
しかし目の前のヘクトルは慣れっこなのかたいして気にした様子も見せずに答えを返した。
「ハロウィンだろ?さっきもガキ共に菓子を強請られたからな……
 ったく、渡す側になるとこの手のイベントは面倒なことこの上ねぇな。
 姉貴達に少し持たされたが、あっという間に無くなっちまった」
口調は厳しいが、なんだかんだで人情の塊のようなこの男の事だ
どーせいざ目の前にしたら甘やかすに決まっている
まぁ、それがこいつの美点ってのは知ってるけどね。
「ふーん。なら、これ持っていきなさいよ」
そういって持っていたバスケットの中身を少し手渡した。

10 :
「いいのかよ。お前、バイト中なんじゃねえのか」
「配って宣伝するのが今の仕事だから、まぁいいんじゃない?
 もし気になるんなら、そうねぇ……知り合いに宣伝しておいてくれると助かるわ。
 明日も在庫処分の為に安くなるだろうしね」
「へぇ、そういうことなら遠慮せずに貰うとするか」
そう言ってヘクトルは、貰った内の一つを早速開け始めた。
兄弟家の二男坊程でもないが、この男の食欲もまた相当なものだと思う。
……料理、少し練習しようかな
ここでそのまま立ち食いを始めそうな勢いだったので、近くのベンチに座らせる
ここだけの話、隣に座るのに10秒程要したのは決して緊張とかそういう類のものではないと言っておく。
あれよ、体調不良とは言え勤務中に中座するのはどうかとか悩んでただけなんだから。多分。
美味しそうにお菓子を食べる目の前の男を見ている内に食べたくなったので、
私も包みの内の一つを空け、頬張った。
口当たりの軽い、焼き菓子独特の食感と甘みが口いっぱいに広がる。
しばらくの間、互いのお菓子を食べる音だけが辺りに響き渡った。
「そういえばよ」
「んー?」
数分も経った頃だろうか、ヘクトルが思いだした、というような口調で話しかけてきた。
その時丁度二個目の焼き菓子を食べていた私は、喋らずに音だけで返事をする。

11 :
「お前はさ、言わねぇんだな。
 絶対言うと思ってたんだが」
「?……何をよ」
要領を得ない発言に、当然の質問を浴びせた。
「ほらあれだ、トラップオンデリートだかなんだか」
「……トリック・オア。トリートね。
 いわゆるお菓子を寄こせって奴」
「そ、それだそれ。
 がめついお前なら会った瞬間にでも言うと思って身構えてたってのによ」
女の子と二人っきりでベンチに座ってする会話がこんなのだなんていい度胸だわ。
……問答無用でいたずらしてやろうかしら。
「どういう意味よ。
 まぁ、本来ならお菓子に加えて普段のお世話、妹をたぶらかしてる余罪に、
 今の発言の慰謝料……」 
「おい!」
「って所まで本来なら請求するとこだけど、今日はいいわ」
「……今日は随分、太っ腹じゃねぇか」
それはそうだ。いくら私がお金にうるさくたってこれ以上は貰えない。
(もう、先に色々貰っちゃったしね)
「は?俺、何かやった記憶はねぇぞ」
頭の中だけに納めていたつもりが、いつのまにか口に出していたらしい。
慌てて今の失言を取り繕う。こんな恥ずかしいこと、死んでも話すことはできない。
「あ、あれよあれ。
 さっき上着貸してもらったじゃない!
 ともかく、そういう訳でこれでチャラ、貸し借りナシってことで!」

12 :
そう言うやいなや、私はバスケットを持って駆けだした。
とても今、見せられた顔をしていないだろうから。
「おい、ファリナ!」
背後から声を掛けられるが足は止めない。
「上着なら明日洗って返すからー!
 それとさ……今日はありがと!」
がさつでデリカシーなんて欠片もありゃしない。
でも、一緒にいると妙に暖かい気持ちになる。
甘酸っぱい時間とはいかないが、今の私にはこれで十分。
今回は、これで勘弁しておいてあげるとするか。
と言っても現状に甘んじるつもりはない。
来年の為にも、今よりもっとがんがん責めて行かなくては。
覚悟してなさいよ……ヘクトル!
「ヘッッックション!
 やっぱ、半袖じゃあきっついな。
 にしても、姉貴達に上着のこと何て説明したらいいんだ……はぁ」

13 :
「ただいま。あー、寒かったー」
「あ、お姉ちゃん。お帰りなさい。
 ……?どうしたのその格好」
フロリーナが指摘するのも無理は無い。
なにしろこの時のファリナの服装はバイト時の魔女の服装そのままだったのだから。
「バイト先での売上貢献の為に、このファリナ様の魅力をちょっと貸してあげただけよ。
 ……まぁ、おかげで風邪引きかけたけど」
言い終わった後に、心配そうな妹と視線が合う
しまった、余計な事言ったかも。
これはフロリーナから姉貴に連絡→説教フラグね。oh……
「大丈夫?晩御飯にスープ作っておいたけど飲む?」
「お、気が利くねぇ。
 それじゃ早速もらおうかなー」
「うん、じゃあ温め直してくるね」
ぱたぱたと足音を立てて、妹が台所に消えたことを確かめる。
……よし、今の内。
あいつから借りた上着を、素早く洗濯機の中に投げ込む。
明日の洗濯当番は自分、これで誰にも見つかることはない。うん、完璧ね。
(ヘクトル一筋なフロリーナのことだし、見た目だけで誰のか特定されかねないわよね。
あの子ナイーブだし、ばれないようにしないと)
しかし翌日、風邪気味の姉を心配して仕事を先取りした妹の優しさにより、
彼女の恋敵への配慮は見事に打ち砕かれるのだった。

14 :
ミカヤ「ヘクトルに嫁候補との絡みがキター!」
エリンシア「ファリナちゃんかフロリーナちゃんならヘクトルちゃんのお嫁さんになっても文句はありませんわ!」
ミカヤ「エリンシア!婚姻届よ!」
エリンシア「既に出してますわ!」
こんな会議があったりして…
GJでした!ファリナだけじゃなくてフロリーナも頑張れ

15 :
>>14
リリーナ「私はだめだというんですか姉さまぁぁ!まともな女の子ですよっ!?」

16 :
フロリーナ「ひほいほおへえひゃん」
ファリナ「だから別に私から言った訳じゃなくって
ていうか上着に顔埋めながら話すの止めなさい!」
フィオーラ「そうよ。せっかく洗濯したんだから」
ファリナ「エリウッドの下着を握り締めてる姉さんが言える台詞じゃない!」
ごめん
ふざけたかっただけなんだ

17 :
コード・>>1乙、でぃぃぃやっ!
>>6-13
ニヤニヤしてしまったではないが、どうしてくれるw
後自分が今書いてるネタに即席でファリナ出したくなったではないか、これもどうしてくれるんだww
GJ!

18 :
 ○  >>ひろし乙 もうお前に用はない 
 く|)へ
  〉   ヽ○ノ
 ̄ ̄7  ヘ/
  /   ノ
  |
 /
 |

それはともかく投下乙っす。
ツンデレとツンデレと組み合わせも悪くないよね。

19 :
〜 注意 〜
・このネタはいわゆる紋章町が舞台ではありません。
・戦国時代の兄弟の生涯…生まれてから亡くなるまでを追っていく形になります。
 従って一部を除いてキャラが歳を取ります。物語後半は老人中心になっていきます。
・キャラが死にます。あなたの好きなキャラが死ぬかも知れません。
・合戦、決闘等のシーンがあります。描写は抑えてありますが人によってはキツく感じるかも知れません。
・中には悲劇的な末路を辿るキャラもいます。
・ギャグやほのぼのはほぼありません。基本シリアスに徹しました。伐としてるかも知れません。
・ネタというより小説です。ちょっと毛色の違うのをやってみたかったんだい!
 それにほら…話のパターンや形式も色々開拓してみたいじゃない。
・俺設定満載です。苦手な人は注意。便乗してくれる方はご自由に使ってください。
・場面によってはキャラの口調が時代がかってます。時代劇ですので。
・長編になります。
・筆者は歴史好きですが色々時代考証とか間違ってます。その辺は生暖かい目で見てやってください。
・その辺とか好きな漫画とかを元にしたエピソードとかあります。元ネタ知ってる人はクスリと笑ってくれると嬉しいっす。
・日本をモデルにした東方の島国が舞台になります。
 地名については(例)クリミア国とか出たら日本で言えば甲斐国とか武蔵国とかみたいな一地方と思ってください。
 あくまでも基本一国の中の話です。
長い注意書きで申し訳ない
上記が駄目な人はスルーしてください
前スレ>>345-350の続きです。

20 :
冥府魔道に繋がるとされる都の鬼門。
異様な妖気に息が重くなる。
暗雲は常に空を閉ざしアスタルテの恵みたる陽光を拒絶している。
呪いと臭気に閉ざされたここはもはや人界を隔てた異界と言っても過言ではない。
この地は祟りなす悪霊の山。
妖怪の本陣。ラグドゥの山道を歩むのは一人の浪人者であった。
名はエフラム。
彼は槍に纏わりついた血を拭い取ると山頂を仰ぎ見た。
「あれから六年あまりか…待たせたなリオン。今行く…」
彼が歩んできた山道には幾多ものがしゃ髑髏や腐った死体が転がっている。
まだ山道は二合目を踏んだばかりだろう。にもかかわらず妖怪変化はまるで際限を知らぬかのように襲いかかってきた。
やはりあの娘を帰らせて正解であった。
道中で知り合った貴族の娘…名はターナと言ったか。
フレリアに仕えないかと幾度も誘ってきて、ほとんど付きまとうような勢いだったのだが頑として退け都へと帰らせたのだ。
「この地は女子供連れで来るような地ではない」
昼なお暗い砂利道を歩みすすむ。
その時である。枯れ朽ちた木々の合間からいくつもの闇が形を成して飛んできた。
邪眼の妖怪が放つ妖気の弾であろう。
身を逸らし…あるいは飛びのき、しゃがんでやり過ごす。
妖怪どもは山の上から容赦の無い攻撃を加えてくる。
「ち……ラチがあかんな…よし!」
このまま避け続けていても反撃の術がない限りいずれやられる。
意を決したエフラムは槍を構えなおすと地を蹴り山道を駆け上った。
右から左からあるいは木の上から崖の上から無数の妖気が飛んできて一瞬前までエフラムが立っていた地面を抉り返していく。
槍は前に突き出すもの。
エフラムはただ真っ直ぐに山頂を目指して一本の槍の如く山道を駆け抜けていく。
瞬間、両翼のしげみががさつき、鎧を纏ったがしゃ髑髏が数体眼前に立ち塞がった。
エフラムの足を止めようというのだろう。ここで足を止めれば邪眼どもの気弾で滅多撃ちにされてしまう。
「退けい!」
裂帛の気合とともにエフラムは渾身の力を込めた突きを繰り出し眼前の一体を串刺しにした。
その屍も引き抜かぬまま槍をなぎ払い髑髏どもを薙ぎ倒す。
骨が砕ける音が響き渡り…その音に紛れて微かな風切音を耳が捉えた。
咄嗟であった。
槍に刺さったままの遺骸を盾代わりとして邪眼の気弾を受け止めたのは避けられぬと悟っての咄嗟の行為だ。
髑髏が砕け散り怨念を吐き出して消えていく。
汗が噴出す。エフラムは肝の据わった男ではあるが今のはさすがに冷や汗を感じた。
まともに食らっておればかの髑髏と同じように全身を蝕まれ打ち砕かれていたであろう。
彼は再び脚に力を込めて駆け出した。山頂は尚も遠い―――――

21 :
鬼神フォデスの本陣たる霊峰にして鬼門の地。
ラグドゥの四合目…山頂への道を守る門……門の楼閣上には無数の巨大な目玉が浮かび呪詛をエフラムに向けて投げつけていた。
邪眼は並みの弓では及びもよらぬ遠方への攻撃を可能としている。
蠢く人外の者共の中に並外れた巨体の鬼が酒を喰らいながら山道を駆け上ってくるエフラムをその一つ目で睨みすえている。
身の丈二丈もの人外の一つ目巨人…関門を守る魔物の将…その名をゲブと言った。
「人間にしては少しばかりやるようだが…馬鹿めがぁ、たった一人で何ができるかぁ」
ゲブが並みの人間の胴ほどもある腕を上げると三十を越すがしゃ髑髏が弓に矢をつがえる。
過去にフォデスを討たんとした武芸者もその全てがこの門に辿り着く前に息絶えたのだ。
「いっ!」
将の号令の元一斉に矢が撃ち放たれる。
駆けるエフラムの周囲に次々と矢が突き刺さりその内の一本が鎖骨を貫く。
「…っ…なんの…これしきっ!」
エフラムは頭の中で傷薬の残りを思いつつ門に取り付くと手持ちの手槍を投じて髑髏の一体を貫き楼上から振り落とした。
そのまま老朽化して崩れかかった壁の隙間に脚をかけながら楼上へとよじ登る。
彼を進めまいとする数体の髑髏が上方から槍や刀を突き出してくる。
戦いは上を取った方が有利…とは兵法の基礎であるがそれも力に差があれば必ずしもそうではない。
槍の長さを活かして払いのけ突き刺すと彼は楼上へと辿り着いた。
「上方から仕留めんと飛び道具の者ばかりを集めたのが仇になったな…近づいてしまえばどうという事もないわ」
数体ほど残っていた槍や刀を持ったものを打ち倒してしまえば残るは弓を持った髑髏や邪眼ばかりだ。
だが………まだ妖怪の将がいる…
「馬鹿めがぁぁならばこの儂自ら死に誘ってやろう。フォデス様の贄となりて地獄へけい!」
ゲブはエフラムの三倍ほどもある巨大な体躯と怪力から巨大な斧を振り下ろしてくる。
エフラムが身を引いた石畳がまるで豆腐のように裂けて砕けた。まさしく人外の膂力だ。
「儂の戦斧と我が剛力は人間どもとはわけが違うぞぉ!
 受けてみい大理石をも砕く我が豪腕!」
振りも大きく狙いも大雑把…だがまともに喰らえば命は無い。
エフラムは巧みな脚捌きでゲブの猛攻をしのぎつつ反撃の槍を突き出すが……
その穂先はゲブのまさしく人外の屈強な腹筋…胸筋に阻まれてかすり傷一つつけられない。
「んぅ? 何かしたかぁ? 蚊が刺したほどにも感じぬわ!」
「化け物がっ……」
駄目だ…槍とはあくまで人間を刺すためのもの。
化け物相手では歯が立たぬのであろうか?
膂力と頑健さの差は大の男と赤子ほども差がある。
これでは……

22 :
「いや…その差を埋めるのが武だ…」
そうだ…かつて師…デュッセルは言っていた。
正しく武を収めれば力に劣る女子供でも大男に勝ちうると。
単なる力や頑健さに頼らぬ強さが武であり技であると……ならば……
「これで止めだぁ!」
ゲブが隆々たる筋肉を漲らせて斧を振りかぶる。
大きく避けては反撃に繋がらない…死中に活ありだ……
エフラムは脚を止めた。
「観念したかぁ小僧っ!!!」
巨大な斧がエフラムの頭上に降りかかる。
まともに喰らえば頭から股下まで真っ二つにされるだろう。
だが……
擦れるような金属音が響き渡り…そこには槍を傾けて立つ青年の姿があった。
なんの事はない。
斜めに傾けた槍でゲブの斧を受け流し力の方向をほんの少し逸らしたのだ。
まともに受ければ槍も折れて砕けただろうが力のかかり具合を少し変えてやれば非力な人間の力でも怪物の剛力を防ぐ事ができる。
これが武術の技…技量というものだ。
「あまり人間を舐めるなよ化け物が」
そして…いかに怪物の筋肉が鉄のように硬くても鍛えられぬところはあるのだ。
そこは鎧の合間の小さな隙間というべき点であるが六年にわたって練り上げたエフラムの槍術をそれを狙う事を可能にした。
投げ放たれる槍の穂先はゲブの一つ目を正確に貫きその槍先は脳髄を打ち抜いて巨大な鬼を絶命させるに充分であった。
崩れ落ちる巨人の頭から槍を引き抜くとエフラムは周囲を見渡す。
残った妖怪どもが距離を取りなおも気弾を放とうとしているのだ。
「少しばかり時間がかかるかな。リオン。もう少しまっていてくれ」
幾度も当てにした槍はすでに軋み声をあげはじめている。
肩の傷に傷薬を塗りこんで…あと何回分だろうか…
残りの武具も少ない中まだここは四合目……
だが彼に退くという選択肢は無かった。
深い闇の奥底……怨念と呪いの地……深遠……
深い深い奈落の底……ラグドゥの山頂はもはやこの世に現出した冥府……
彼の地に声が響き渡る……
――――――――待っていたよ………エフラム―――――――――
次回
侍エムブレム戦国伝 死闘編 
〜 エイリークの章 輝く御剣 〜

23 :
Tウイルス後遺症発生者の後日談的なものをターナ視点で書いてみる
こんにちは。私はフレリアコーポレーションのターナよ。
な兄の世話や恋愛に苦労することもあるけど最近は恋愛やお兄様のお仕置き以上に大切な時間を見つけたの!
それは同人活動。私と何人かの人はヒルダ様とティニーさんから同人活動の指導を直接受けて少し前に合格できたの。
だから今はこうして執筆活動に励んでいる。やっぱりこの時間は非常に落ち着くわ〜・・・
シレーネ「ターナ様」
ターナ「何?」
彼女はシレーネ。私の本当のお姉さんのような人で同人活動ではアシスタントを務めてくれている。ちなみに私はイラスト専門。
もちろん彼女もヒルダ様とティニーさんに本格的な同人活動を叩き込まれた。
シレーネ「今回の新刊が出来ました。ヒーニアス様とエフラム様でヒーニアス様のヘタレ攻めで」
ターナ「・・・これで良いと思うわ。イラストは私に任せてシレーネはもう休んでて良いよ」
シレーネ「いいえ、私も手伝いますよ」
ターナ「あはは、大丈夫だって。だからゆっくりして」
シレーネ「・・・ならそうします。何かあったら呼んでください」
やっと行ってくれた・・・。シレーネもだいぶ苦労してるのよねぇ。妹のヴァネッサがお兄様に惚れてたりでさ・・・
妹の私が言うのも何だけどお兄様は正真正銘徹頭徹尾のドである。お兄様はエイリークに好意を持ってるけどアプローチにかなり問題がある。
例えばエイリークにバスローブやスク水、もっと酷い場合はメイド服やバニースーツを贈っている。
もちろん見つけた直後には即刻排除するしお兄様自身にも銀の槍の一撃をブチかましてやるけどね!エイリークも迷惑してるっていうのに・・・
あらら、愚痴になっちゃってごめんね。今月の即売会までもう少しだし気合いれてやるぞ〜!将来の目標は壁際サークルよ!
・・・今はまだ島中だけど。

24 :
即売会当日:フリージ通り前
コレクダサイドイテヨワイワイコノヒトデナシーナランデクダサイオスナー
相変わらず凄いわね〜。周りが同好の士でいっぱいだわ。
セティ「やぁ、ターナさん」
アリオーン「君が即売会に出るのはこれが初めてだったな」
ターナ「あっ、こんにちは!」
アリオーンさんとセティさんだ。この2人とそのパートナーのミーシャさんとシグルーンさんも本格的な教育を受けた同士でありライバルでもある。
ホークさんとリンダさんも同好の士なんだけど売り場が離れてるのよね。
ちなみにアリオーンさんとセティさんのチームは今年度の腐リージ新人賞をめぐって激突しているライバル同士である。
私も新人賞が欲しいけどまだそこまで腐ってないからなあ・・・
セティ「君は初めての即売会だったな?頑張れよ」
ターナ「そういえば前の即売会でどれくらい売れましたか?」
アリオーン「私達は30部でセティ達は27部で3部売り残した」
セティ「そのあと先生にとんでもないくらいに怒られたよ。今回在庫を出したら破門だ。もう後がないから死ぬ気でやるつもりだ」
ターナ「初めてで20部以上売りさばくのって非常に困難ですよ!?」
アリオーン「確かにそうかもしれない。だが過去にヒルダ先生は80部、ティニーは50部の同人誌を売りさばいている」
ターナ「マジ・・・?」
恐るべしフリージ。伊達に腐リージとか腐リージ帝国とか呼ばれてないわね・・・
アリオーン「先生からの君への課題は10部だ。頑張れよ」
ターナ「10部ね・・・」
10部でも売りさばくのは相当難しいわよ・・・。それでもアリオーンさん達よりは遥かにましだけど。

25 :
エイリーク「あっ、ターナ!何をしてるの?」
ターナ「エ、エイリーク!?」
エイリーク「アリオーンさんにセティさん?随分と珍しい組み合わせね・・・」
や、ヤバい!私周りに自分が腐女子だってこと隠してるのよね〜・・・。エイリークにバレたら絶対ヤバいわ!
あの子純粋だし私が腐女子って知ったら「絶交です!」なんてことになりかねないかも!あ〜、どうしよう・・・
ターナ「ねぇ、エイリーク。ここに用があるの?」
エイリーク「ないけどたまたま通りかかっただけ。もう行くつもりよ」
本当にそんな感じだし良かったぁ・・・
エイリーク「ところでセティさん。こないだあなたのお兄さんが倒れてましたよ」
セティ「気にしないでほしい。兄上が倒れているのにはちゃんとした事情があるんだ」
エイリーク「でも・・・」
セティ「兄上は紋章町でも屈指の善人なんだ。倒れている理由も自身の財産のほとんどを被災地や募金に当てているから貧乏なのだ」
なんか物凄い嘘付きがここにいるんですけど!?あなたのお兄さん紋章町でも屈指のダメ人間ですよね!?
エイリーク「なら尚更仕送りとかをするべきだと思います!」
セティ「仕送りや支援もした。だが兄上はこう仰った。自分が少し辛い目を見る程度で困ってる人が助かるのならそれで良い、と!
もちろん支援とかの資産は被災地とかに送られた。私も叱られたよ。兄たる者がいい歳をして弟や母から支援を受けるのは恥だし家族を困らせたくないと」
そんな綺麗な人は紋章町のどこを探してもいないわね、うん。さすがのエイリークも「そうなんですか・・・」
・・・ハイ?
エイリーク「レヴィンさん・・・とても良い人だったんですね」
この程度の嘘に騙されてるー!?
セティ「あぁ。私はそんな兄を誇りに思ってるし尊敬してる。用事があるのだろう?」
エイリーク「あっ、そうでした。またね、ターナ」
ターナ「ま、またね〜」
この場はなんとかしのげたわね・・・
アリオーン「セティ、今のは紛れもない嘘だな?」
セティ「もちろん。ウチの愚兄がそんなことをするわけがないだろう」
ターナ「まさか支援や仕送りっていうのも・・・」
セティ「断ち切っている。私や家族はもちろん、会社のお金や資産も下ろせないようにしてるからな。
今まで散々仕事を押し付けられ不祥事の尻拭いもさせられたのだ。兄上の自業自得だしこれくらいやっても罰は当たらないさ」
アリオーン「意外と鬼畜だな、お前・・・(レヴィン×セティではなくセティ×レヴィンか?)」
次はセティ×レヴィンでセティさんの鬼畜物もありかもね・・・ウヒヒ
おっと、大変なことになるところだったわ。私達の本当の戦いはここからよ!
続くかも・・・?

26 :
>>19-22
ゲブはサイクロプスか…まぁお似合いだなw
てか一人で、しかも残り少ない武器と傷薬で向かうのかエフラム…それだけは無謀だわ
…味方増援フラグが立ってるといいなぁ…
GJ!
>>23-25
セティの所為でスクリーンが見れないェ…(´;ω;`)
そしてアリオーンお前…アルテナがそんなお前の姿見たら卒倒するぞw
それと最後の一文ww打ち切りフラグwww
GJ!

27 :
>>19-22
GJ!
友の為とはいえ、冥府に単騎特攻とか実にエフラムらしいな。
だからこそ生きて帰ってきて欲しいが……どうなる事やら。
>>23-25
GJです。
しかし、ターナも兄の事言えないんじゃないのか?
ロリコン腐女子とか、なかなか立派なに育っているぞ…やはり兄妹か。
なんだか静かになっているので、こっそりと『ママチャリの系譜』前スレ>>510-515の続きを投下しておきます。
ついでに新スレに移ったので、コースとルールの説明も最初に投下しておきます。

28 :
ノイン  「さて、第2レースの途中ではありますが、新スレに移りましたので、この『ママチャリの系譜』の
      メインであるファイアーエムブレム聖戦の系譜15周年記念杯争奪二人乗り自転車レースの
      ルールとコースの紹介をしておきましょう」
エルフ  「どうでもいいという方はスルーして下さいね。それではフュンフさん、お願いしますわ」
フュンフ♀「は〜いっ! じゃあまずはルールから」
・出場資格は『ファイアーエムブレム聖戦の系譜』に登場した人物のみ。
・レース中の妨害、攻撃は基本的には何でもアリ。武器の持ち込みもOK。
 ただし、神器、魔法の杖、遠距離攻撃武器(メティオ等)の持ち込みは禁止。持ち込んだ場合は失格。
 なお、リターンリング等で移動した場合は逆走したと見なす。
・妨害や攻撃等で図らずも他の選手を害してしまったチームは即失格となり、罰金30000G×害数。
 つまりバルキリーの料金を負担する事。
・服装は自由。公序良俗に反する服装でも面白ければOK。
・各チーム必ず1回以上ピット(サーキットの修理所)に入らなければならず、
 必ず2回以上交代しなければならない。
・完走できなかったチームが複数出た場合は、走行距離で順位を決定する。
注:このネタは夏に書き始めた為、季節は夏となっております。実況でも猛暑がどうとか言う事があります。
  現実世界で冬将軍が猛威を振るっていようとも、このネタの中では夏真っ盛りです。
  これからの時期、季節外れになりますが、いきなり冬にする訳にもいかないのでご了承下さい。
フュンフ♀「だいたいこんな所よ。何か抜けてたらゴメンね。じゃあ次はコースの確認よ」
■■■■■■■■■■■■■■■               ◇=スタート ◆=ゴール
■┌→→→→→A→→→→→B■               ■=壁、フェンス、建物などの障害物
■↑■■■■■■■■■■■↓■
■↑◆             ■■■↓■                @グラウンドオーバルコース
■└┤ ┌◇→→→┐ ■┌→┼→D→山┐       Aダンディライオンロングストレート(たんぽぽ小道)
■□ ↑↑   @  ↓ ■↑泉↓■     ↓         Bたんぽぽカーブ
■ピ  ↑       ↓ ■└C┘■       E      C勇者の泉ウォーターバンク
■ッ   ├←←←←┘ ■■■■■      ↓         Dナーガヒル山間ラリーコース
■ト   ↑         ■┌←←←←←山┘         Eナーガ神像折り返し地点
■□   ↑ ■■■■■■F■■■               Fグランベル中央体育館裏ヘアピンカーブ
■   H  ■■体育館■└→┐■                Gグランベル中央体育館裏ストレート
■   ↑  ■■■■■■■■↓■                Hグラウンド前休憩所(ピットロード)
■   └←←←←G←←←←┘■
■■■■■■■■■■■■■■■
フュンフ♀「コースの名称はノインが勢いで言い換えてるから、大まかな参考程度にしてね。
      このコースを3周走って、グラウンド1周を最後に走りきり、図の◆の所に到達すればゴールよん♪
      そして、予選を1位、2位でゴールしたチームが本選への出場権が得られるの!
      で、現在本選出場が決まっているのは以下のチームよ」
マシン名            搭乗者
スターダスト・フェアリーズ  シグルド&アルヴィス
ダブル・エルダー       アルテナ&マナ
ノイン  「はい、ありがとうございました。本編での実況解説は、このエルフ&ノインにお任せあれっ!!」
エルフ  「よろしくお願いしますわ。それでは本編をお楽しみ下さいね」

29 :
93.5
フュンフ♀「さあ、新スレに移って気分も一新、あらすじ担当の竜王家使用人、背番号5番、
      スナイパー・フュンフ、トラキアモードです!」
ツヴァイ 「同じく竜王家使用人、背番号2番のフォーレスト・ツヴァイですっ!」
フュンフ♀「いやいやいやいや、ちょっと、何で? 何でいるのっ!?」
ツヴァイ 「そうですよ? 何でいるんですか?」
フュンフ♀「……いや、あの、私に聞かれても……と言うか、この自由人を野放しにした奴は誰よっ!?
      こんな天然男が来たら、私の仕事と宇宙の法則を乱されるじゃないっ!」
ツヴァイ 「やっぱりハマチは天然モノに限りますよね〜」
フュンフ♀「最近は養殖ハマチも美味しいわよ……じゃなくて、何でシームレスに魚介類の話になるの!?」
ツヴァイ 「それでは『ママチャリの系譜 第2章』前スレ>>510-515のあらすじと行きましょうっ!」
フュンフ♀「勝手に進行された!? ……あ〜、もう、仕方ないわね」
前回終了時点の状況、順位
──────┘     └───────┘山岳コース
       ハン ヨハ ホリ                  ラク                    クロ →
      レイ トリ レク                  アイ                   →
□□□□□□       ┌───────┐
順位変動    マシン名          搭乗者         現ドライバー   単勝倍率
     1位:5 ギルガメス            クロード&コープル   クロード        12.1倍
     2位:4 シューティングスター   ラクチェ&シャナン     ラクチェ         1.9倍
6位→3位:9 ぱんださん号          アイラ&ティルテュ    アイラ        7.5倍
5位→4位:7 アリス・ムーン         ホリン&デイジー      ホリン         10.8倍
3位→5位:1 やらないか         アゼル&レックス      レックス         9.2倍
4位→6位:2 愛のパルちゃん号    ヨハン&ヨハルヴァ   ヨハルヴァ    14.3倍
     7位:3 大万福丸          トリスタン&ラドネイ   トリスタン       17.0倍
     8位:8 トラキアエクスプレス   リーン&ハンニバル   ハンニバル    20.4倍
     9位:6 ゴリアスティーノ田中   スカサハ&レイリア   レイリア      15.6倍
・コースはウォーターバンク、まずはラクチェがヨハヨハ兄弟に捕まり、ヨハンから歯の浮くセリフ攻撃を受ける。
・耐えられなかったラクチェとシャナンがヨハヨハ兄弟にキック、蹴られたヨハヨハ兄弟はバランスを崩し、
 そのままコースアウト→水没して、7位以下の最下位グループに追いつかれる。
・この事でラクチェもレックスとホリンに抜かれてしまい、4位に転落。
・それぞれ順位を上げたレックスとホリンはウォーターバンク半ばでトップのクロードに襲いかかる。
 クロードはこれを必技『X・ジャックナイフ』で撃退。
・撃退された2人は辛うじて耐えようとするが、レックスがスリップしてホリンを巻き込み、仲良く水没。
・この間にラクチェとアイラが2チームを追い抜き、それぞれ2位3位に上がる。
・なお、水没したレックスとホリンも最下位グループに追いつかれる。
・次のステージ、山岳コースに入ると同時にアイラVSラクチェの母娘対決開始! 前回はここで終了しています。
ツヴァイ 「無難な紹介ですねっ」
フュンフ♀「これでいいのよ! ……ほら、ここだけは間違った情報は入れまいと一応気を遣ってるんだから。
      そうじゃないと、視聴者の皆さんに申し訳ないでしょ?」
ツヴァイ 「! 僕、目から何かが落ちました! フュンフさんがとてもいい事をおっしゃいましたっ。
      ノーベルツヴァイ賞モノですっ! 大賢者様もビックリですっ!!」
フュンフ♀「大賢者様がエラい事に駆り出された上に、何かよく分からん賞を貰っちゃったし……
      おおっと、いかん! ツヴァイのペースに巻き込まれないうちにレース再開よっ!!」

30 :
94
山岳コース登り
           ドドドドドドドドッ!!!!
     ラク   /\  /\ . /\  ./\  /
       Χ   Χ   Χ  . Χ   Χ
      アイ   \/  \/ . \/  .\/  \
ノイン  「ラフな登りコースを右へ左へ揺さぶり、抜くタイミングを推し測るアイラ選手!!
      神速! まさにそのフットワークの軽さは神がかり的でありますッ!
      フットマッサージの名手は竜王家使用人、背番号6番、マージファイター・ゼクス!」
ゼクス  「はい、呼びましたか?」
ノイン  「その男っぽい名前とは裏腹に、誰もが振り向く程の美しさを持ち、性格良しっ! 明るく優しく
      素直で純情、ヒロインの要素をこれでもかと言わんばかりにぶち込んだ十二魔将のプリンセス!
      透き通る白い肌に、細くサラサラな銀の髪を棚引かせるその姿は、まさに白銀の姫君っ!!」
ゼクス  「ひっ……姫君だなんて、そんな……わたし、そこまで綺麗じゃありませんよ」
ノイン  「そして、そのフットマッサージの腕前は、兄弟家の次男、アイク氏をも昇天させるのでおま!
      そのお礼にと、アイク氏がゼクスちゃんを勤務後デートに連れて行……」
ゼクス  「/////ちっ、ちがいますっ! あれはただ食事をご馳走になっただけで……」
アイク嫁候補達「何だとぉぉーーーーーっ!!!!」
アイク  「足だけではなく、マッサージ自体が絶品だった。あの後、身体が羽が生えたように軽くなって、
      3日間絶好調になった上に、全能力3割増し、更に100%の確率で天空が発動していた。
      流石に何かお礼をしないと悪いと思って食事に誘ったのだ」
マルス  「本当にそれ、只のマッサージですか!?」
セネリオ 「それは初耳ですね」
ライ   「おいおい、思いもよらん事態だぞ、これは!」
ドロシー 「ちょっと待って下さい、アイクさんに新たな嫁候補出現ですかっ!?」
セーラ  「レースよりもこっちの方が大ニュースよ!」
アイク嫁候補達「……………(ジーーーッ)」
ゼクス  「あの……何か物凄く怖い視線を感じるんですけど……」
ノイン  「アイク氏の嫁候補達が何やら相談している。我らが同志、ゼクスちゃんが大ピンチ!
      思わぬ場外乱闘にスタンドにざわめきが走るっ!! マージファイター・ゼクス、生命の危機か!?」
エルフ  「あなたが言わなければこんな事態にはならなかったと思いますよ?」
アイク  「ちょうどいい、礼はするからまたマッサージをしてくれないか?」
ゼクス  「あっ、はい。いいですよ、じゃあ横になって下さい」
アイク嫁候補達「ちょっと待ったあぁぁぁぁーーーーーっっっ!!!!」
ミスト  「あの、そのマッサージ、私達にも教えていただけませんか?」
ティアマト「彼、いつも体を酷使しているから心配なのよ」
ワユ   「常に絶好調の大将と勝負出来るようになるなんて最高じゃんっ!」
イレース 「アイクさんに…マッサージ…じゅるっ…」
ララベル 「あらぁ、いいじゃない。疲れた夫を癒してあげるのは妻の役目ですものねぇ」
セネリオ 「結婚もしてないくせに図々しい事言わないで下さい」
レテ   「べっ、別にアイクの為に覚えるわけじゃないんだからなっ!」
サナキ  「こ、これをすればアイクに食事に誘ってもらえるのじゃな!?」
ユンヌ  「ゲヘヘ…これを覚えてマッサージを名目にアイクの身体を触りまくってやる!」
ゼクス  「ユンヌ様もですかっ!? わっ…わかりました。私で良ければご教授いたします!」
マルス  「ちょっ、メダリオン! メダリオンどこっ!?」
ノイン  「あわや場外乱闘から一転、ゼクスちゃんによるマッサージ講習会が始まった!
      その光景に何故か若い女性達が集まって来ておりますっ、そんなに食事に誘って欲しいのか!?
      私だって誘って欲しい、ソードマスター・ノイン、ただいま恋人募集中ッ!!」
エルフ  「ノインさん、これ生放送ですわよ」
セーラ  「公共の電波で個人的な欲求かますとか、いい度胸してるわね」
ドロシー 「セーラさん、それ言ったらあなたも大概ですよ」

31 :
95
ノイン  「それではレースに戻りましょう。現在トップは神の使徒、クロード&コープルペア、
      それを追いつつ、激しいデッドヒートを繰り広げているラクチェ&シャナンペアと
      アイラ&ティルテュペア! そして、その後ろ……あああああっ!!」
セーラ  「うわっ!? 何あれ、速っ!?」
ドロシー 「来ました、来ましたよッ!」
山岳コース登り
                  ホリ
   ハン     ヨハ                             ギュイーーーーーーーーーーンッ!!!!
───────────────────────────────→スカ
トリ             レク
ノイン  「ここで最後方から凄いスピードで坂を駆け上がってくるオレンジのロケット砲弾っ!
      ゴリアス! ゴリアスティーノ田中だっ!! ゴリアス田中君が来た来た来た遂に来たーーーっ!!」
トリスタン「ふっ、行ったか……」
ハンニバル「そろそろ、ワシらも行くとしようかのう」
ラドネイ 「だったら遠い目をしてないで、はよ行けっ!」
リーン  「ラドネイ、ちょっとは落ち着いたら?」
ラドネイ 「あんたら最下位なのに何でそんな呑気なんだよ!?」
ノイン  「田中君が20歳かそこらの時っ!! 左手の甲に何だかよく分からない紋章が現れて、
      凄いスピードでのし上がるっ! まぁさぁにっゴリアスの伝説っ!!」
エルフ  「ドライバーチェンジをしていますね」
搭乗者交代 レイリア→スカサハ
ノイン  「なぁんとなんとっ!! 山岳コースに入ると同時にドライバーチェンジを行っていた
      スカサハ&レイリアペアっ! 鬼神の如き追い上げだっ! ごとKEY!」
スカサハ 「流石はレイリア鬼子母神。カリスマパワーで俺の力も有頂天外だ!」
レイリア 「なかなか独創的な事を言うのね…」
セーラ  「スカサハの奴、マジで速いわよ! 登りでラクチェ達に追いつきそう!」
ドロシー 「でもスカサハさん、こんなに速いのに、何でオッズが7位なんだろう?」
エルフ  「レイリア選手が戦力的に疑問視されている感はありますが、スカサハ選手がシャナン、アイラ、
      ラクチェの3選手の陰に隠れて実力が正当に評価されていないのが原因でしょうね」
セーラ  「あー、他が凄いからどうしても地味な印象があるもんね」
ドロシー 「やはりソードマスター>フォーレストが原因でしょうか?」
ノイン  「流星軒の主夫、FUNDOSHI大将スカサハっ! 最下位からあっという間に坂道に喘ぐ前走車両5台を
      ゴボウ抜きっ! どじょう柳川丼ゴボウ抜きでっ!!」
エルフ  「泥臭いですよ?」
ノイン  「ドライバーチェンジ時のロスタイムを物ともしないFUNDOSHIのオーラっ!
      荒れた坂道を登る登るっ、♪ノーーーーーボーーーーーレミーオーーーーーー!!」
エルフ  「変な歌を歌わないで下さい」
ノイン  「変な歌とかゆーなーっ! さあ、私の美声を披露している間にもスカサハ選手によって
      弾丸をリロードされたゴリアスが、オレンジの土煙を上げて傾斜を駆けるぞ!!」
ドロシー 「よっしゃあーーーっ、いっけぇーーーーーっ!!」
セーラ  「ちょっ!? ドロシー、どうしちゃったのよっ!?」
ノイン  「大万福丸を追い越し、勇者特急の時計を狂わせ、パルちゃん号の愛はゴミ箱行き、
      やらないか号を昇天させ、アリス・ムーンの首をはね落としたぁっ!!」
スカサハ 「これだけの事を為すにはチェーンソーが必要だな」
レイリア 「何でよっ!?」
ノイン  「残る3台、流星を大地に墜とし、ぱんださんを手懐け、黄金の聖騎士王を跪かせる為に、
      ゴリアスの明日なき暴走はまだまだ続くっ!! 流星軒のFUNDOSHI大将スカサハが猛追だぁっ!!」

32 :
96
山岳コース登り
                ↑   ハン           ヨハ
                │                       レク
         トリ──┘
トリスタン「…えーっと、こっちに行くか」
ラドネイ 「ちょっ、どこ行くんだよ!?」
トリスタン「茂み獣道9号線」
ラドネイ 「何だそりゃ?」
ノイン  「おや、トリスタン機大万福丸が茂みの中に突っ込んで行ったッ!?
      最下位に沈んで、やる気をなくして自暴自棄になってしまったのか!?」
エルフ  「いえ……あのコースは」
ノイン  「知っているのか、エルフ解説員!?」
エルフ  「途中、浅瀬を渡るんですが、勾配も緩く、そんなに大回りでもないルートを取るのだと思います」
ノイン  「そんな抜け道があったのか! 抜け道抜け穴のスペシャリスト、人間ナックルボール、
      投げっぱなしヒョーロク玉ことトリスタンッ!! 地の利を得る者が山岳コースの勝者となる!!」
セーラ  「つーか、よくそんな道知ってるわね…」
ドロシー 「普段からよく来てるんじゃないんですか?」
ハンニバル「ふむ、そう来たか。では、ワシもそろそろ仕掛けてみようかの」
リーン  「お父さん、歳なんだから、あんまり無理しないでね」
ノイン  「うおっとっ!? ここでハンニバル選手も進路変更だ、マスクの老兵が選んだ道は修羅の道!
      名将ハンニバル、老体に鞭打って傾斜が厳しい最短ルートに突入だっ! 凸っ!!」
エルフ  「思い切ったルート選択に出ましたね」
コープル 「登りは誰も来ませんでしたね」
クロード 「ですが、油断は禁物です。すぐそこまで来てますからね」
ノイン  「さあ、山岳コースも中盤戦、暫定トップのギルガメスは
      間もなく折り返し地点に差し掛かろうかという所!」
エルフ  「ルートが分かれますから折り返し地点までは順位が確定しないんですよね」
山岳コース登り
           ドドドドドドドド…
     ラク   /\  /\ . /\  /¨¨
       Χ   Χ   Χ  . Χ   
      アイ   \/  \/ . \/  .\/
アイラ  「貰った!!」
ラクチェ 「しまっ……!?」
ノイン  「そして暫定2位は……ああっと!! 折り返し地点を目前に、母娘対決遂に決着だぁっ!!
      左右の振りについて来れなくなったラクチェ選手をアイラ選手がオーバーテイィィィィクッ!!」
エルフ  「各々の選手のトータルウェイトは(ア:8、テ:5)13対17(ラ:7、シ:10)!
      (※作者のイメージです)
      アイラ選手の方が総重量、そして後部座席の負担が圧倒的に軽いのです」
ノイン  「軽さのアドバンテージが、この登り坂で遺憾なく発揮されたッ!
      この流れを読んでいたか、スーパーソードマスター・アイラ選手! マイスター川を渡る!」
エルフ  「そんな川はありません」
ティルテュ「あたしたちのかちぃ〜!」
ラクチェ 「持って行かれた!」
シャナン 「ぐっ、重量差か…。私が足を引っ張ってしまうとは…」
アイラ  「後はクロード卿一人っ!!」
ノイン  「緑の流星シューティングスター、悔しくも大地に墜つ! 流れ星を沈めた最強超獣ぱんださん号、
      勢いもそのままにブラギの塔を守護するゴールドセイント・ギルガメスに再び戦いを挑むッ!!」
コープル 「クロード様、来ます! 第一級戦闘配備!」
クロード 「アイラ殿ですか…少々早いですが、やむを得ませんね」
続く

33 :
>>28ー32

そういえば夏だったな、このレース
真夏に着ぐるみ着てるアイラとティルテュマジパネェ
GJ!
小ネタを思いついたんで投下
『季節外れのG』
―兄弟家・台所―
ミカヤ  「いやあああああっ!」
エリンシア「きゃあああああっ!」
エイリーク「何の騒ぎですか? ……ひぇっ!」
セリカ  「姉さんたち、どうしたの? ……ちょ、こっち来ないでっ!」
ミカヤ  「こういう時に限って、どーしてうちの男共はいないのぉぉぉっ!? エリンシア、お姉ちゃん命令よっ!
      何とかしてっ!」
エリンシア「きゃあきゃあきゃあっ!? エイリークちゃん、お願いしますっ!」
エイリーク「セリカ、頑張ってくださいっ! 姉としてしっかりと見守っていますからっ!」
セリカ  「姉さんたち、こーゆー時だけズルいわっ! あーーーっ、もうっ! せめてリン姉さんがいればぁぁぁっ!」
ミカヤ  「背に腹は変えられないわっ! 死に晒せえええええーーーーーっ!」つ【暁光・レクスオーラ】miss!
エリンシア「きゃああああああああああっ!」つ【叫喚・アミーテ】miss!
エイリーク「あああああ、兄上っ! わわわわわ、私に力をっ!」つ【ジークリンデ】miss!
セリカ  「うそっ、飛ん……っ! 助けてっ、アルムーーーーーッ!」つ【ライナロック】miss!
ドンガラガッシャッーーーーーーーーーーンッ! プチッ
エリウッド「ただいまー……あばばばばばbbbbb」
終わり
この中にセリスを入れるべきだったか否か

34 :
>>28-32
さすがに更新が早い…
アイクはこんな中でも一級建築士、か…(遠い目)
あ、うっかり忘れるところでしたが、
前の章に投下していた。シャナンを討て の続きです。
だいぶ間が開いてしまいましたが。静かそうなうちに投下します。
…ぜんぶまとめたので長めになり。一話を分けるとこになってしまいました。
〜ある闘技場〜
ラドネイ「………。」
???「寄るな…今宵の必剣はよく切れる…」
ラドネイ「別に…お前に近寄るつもりはない。」
???「女や子供に用はない…と、言いたいところだが(なかなか、かわいい子だな)
   なにかよ ラドネイ「問答無用…斬る!」…って、おい!」
ラドネイ「はぁぁぁぁああっ〜…【追撃】!【追撃】!【追撃】!【追撃】!【追撃】!
    ザンザンザンザンザン!  …できた!?」
闘技場の親爺「勝者、『男嫌いのフォーレストラドネイ』!」
???「ってこら親爺、勝てるわけねーだろ!俺はナバールじゃなくって、
   ナバール系っぽい、サムトーっていうケチな傭兵だっつの!」
闘技場の親爺「知ったことか!!」
…あれから、私はしばらくシャナン様の道場によらず、一人で修行を重ねていた。
一度、クリス達やアイクと一緒に修行をしたのだが…どうやら、本当に私とは次元が違うらしい。
ジャンヌには、気配をなくして奇襲をする秘訣?を教わったが、別に不意打ちしてまで勝ちたいわけではない。
…だが、私的に一番つらい修行だったのは、マナと一緒にやった。
バレンシア式無限クラスチェンジ修行法だ。
マナからは他にもほとんど人体改造的な修行法を教えられたが…一体、何を目指しているんだろう…
ともかく、私は修行の結果、カレル様に教えられた、男を相手にしても、
気を落ち着かせ、気を押さえる修行を達成した。現にあの剣士と戦ったとき、心は全く乱れなかった。
心の乱れは、気の乱れ…気の乱れは剣の筋を鈍らせる。全くその通りだった。
力を得た、それは…そう…いまこそ、私の目的を果たす時がきたのだ!

35 :
ラドネイ「私の目的…それはシャナン様を討つこと。
そして、シャナン様に付け狙われている少女を救うこと。」
…ふと気づくと、そんな物騒なことを考えながら顔色一つ変えず、落ち着いた自分がいる。
我ながら、不気味に思う…ふと、カレル様の言葉を思い出した。
シャナン様と討つために修業を重ね、知らず知らずのうちに剣に呑まれていたのではないだろうか?
力に頼らずとも説得すればシャナン様も分かってくれるかもしれない。その機会はいくらでもある。
あせらなくても、シャナン様が自分から、過ちに気づいてくれればいい。
…自分の考えを笑ってしまっていた。
…変わるように何度も話した。だが、全く耳を貸してはもらえなかった。
シャナン様の行動はどんどう悪化しつつある。ベルン署の家宅捜索も今月で何度目になるか分からない。
もっとも、そんなことで簡単に心を入れ替えてもらえたのなら。私もこんな苦労をしないですんだだろう。
道場のみんな、流星軒のみんな…それにシャナン様、誰も傷つかずにすんだだろう。
…もっとも、シャナン様をあらゆる意味で、一番傷つけているのは。この、私だが…
???「あなた、迷っているわね。」
ラドネイ「だ、誰だ!」
…すぐ近くから聞こえた静かな声に思わず身構えていた。
声の聞こえたところには、【占い】と看板を掲げた、ささやかな露店があった。
屋根もない、机と椅子だけの辻占いの店であったが、不思議と周りに溶け込み。
まるで、怪しげな気配もなく。ずっとそこにあったかのようにさえ感じた。
椅子に座った占い師らしい私と同じくらいに女性の声には不思議な重みがあった。
女性は私に席を勧め、私もおとなしくそれに従った。女性の銀色の髪が風に揺れ、薄く太陽の光を照り返した…
???「私は、ミカヤ。今日は天気がいいからここで占いをしているの。」
…昨日は雨だから家でごろごろしてたけど、と自嘲するような笑みを浮かべて付け加えた。
ミカヤ「あなたは、一体何をそんなに悩んでいるの?よかったら話を聞かせて貰いたいんだけど…」
ラドネイ「私は…今は、迷ってなどいない!」
ミカヤ「今は…ということは、たぶんついさっきまで悩んでいて、やっと結論が出たって、ところかしら?」
ミカヤ「むしろ今の方が迷っているいるように見えるのだけど?」
…女性の、私の心を読んだかのような言葉におもわず冷や汗が流れるのを感じた。
たしかに、私はずっと悩んでいた。シャナン様は確かに―――ではあるが、
それを除けば、他に別段欠点らしい欠点はないと言えるではないか?
もっともその唯一?とも言える欠点のせいでここまで避けていたのだが…
シャナン様は理性的なかただ。もしかしたら、討たなくとも。他に方法があるのではないだろうか。
…私は、それでもシャナン様を討とうと決めた。
二度とそんなことをできないくらいに痛めつけようと思った。
けれど、私にしてみても苦しかった…
あのとき、カレル様に「シャナン様を討つ!」と断言できなかったのは、
実のところ。まだ、シャナン様がまともになるかもしれないと信じていたからだ。
ここまで、修業を重ね、シャナン様をとにかく憎むようにしていたのも…自分の心が揺るがないようにするためだった。
…だが、それはもう、あきらめた。あきらめたかった。
シャナン様は私の大嫌いな、女性を付け狙う、うす汚い男なんだと…思いたかった。
そうでもなければ、まだ、かつては大好きだった師匠に剣を向けることなどできない。
今まで、何度もシャナン様を切りつけている。でもそのたびにシャナン様は何の反応もしてくれなかった!
(何度も悩んでは、決断し。また悩む…今もまた同じだ…)
でも…それでも、尚、シャナン様に剣を向け、これまで以上に悲しませることを思うと、
胸が痛んだ。…大嫌いな『男』を一人、討つためであるにもかかわらず…

36 :
>>33
兄弟家再び灰塵と帰す…いったい、何があったのだろう!?
良い女性の皆さんは台所にたとえ何が居たとしても必は出さないように…無理か?紋章町では…
(私はここまで来て、まだ決めかねているのだろうか?)
…占い師に対しては、不思議と、隠れていたはずの心を突かれた焦りは感じなかった。
むしろ、私の心を読んだ占い師にどこか興味がわいた。その占い師が、女性だったからだろうか。
男だったら、修業を重ねても、まだ。警戒して近づけなかっただろう。間違いなく…
ラドネイ「確かに私は迷っているのかもしれない。まだ、もしかすれば、と期待してしまっても、いる。
    だが、奴を放っておけば何をするか分からないんだ。
    私はどうすればいい。他に…、他に何か方法があるというのか!?」
ミカヤ「まぁ、落ち着いて。もうすぐ降りてくるから。」
ラドネイ「降りてくる?」
ミカヤ「そう、降りてくるの…」
ミカヤ?「というわけで、降りて来ちゃいました〜キャハ☆
    私こそ、負の女神ユンヌちゃん!どんな悩みも物理的に解決しちゃう☆
    あ、ちなみに今日アスタルテ姉さんはミラちゃんとバレンシアに温?泉旅行で留守なの。
    だから洗脳はできないお★」
…とりあえず今の状況を簡潔に言おう。
占い師の少女(見た目的に少女が正しいだろう?)が突然うずくまり、何かつぶやいたと思ったら、
いきなりハイテンションになってわめきだした。
というか、物理的に解決って、どうする気だ?洗脳?是非シャナン様にかけてくれ!…
ユンヌ「そりゃあ、まぁ、ズガーンと破壊したり。ドバーンとぶっつけたり。」
ラドネイ「私のやろうとしていることと、それでは変わりないのでは?…もしかして、私の心を読んだ?」
ユンヌ「うん、だって女神だもの!女神にできないことは、そこそこあるけど、割と無い!」
ラドネイ「……帰ってくれ。」
ユンヌ「それで、えっと、要は嫌な奴をぶっ飛ばして差し上げる方法ね☆ええと、それなら〜…」
…なんでも、今の彼女はユンヌという別の存在?人格?らしい。
正直言って、疲れる。私の話を聞いていたか?さっきまでの彼女と違って言葉に何の重みもないぞ…
ユンヌ「あなたアイクほどではないけどただの平民(アイクもだけど)の割に結構強そうね、
   あなたがどうすれば勝てるか悩むほど強い相手なの?」
…勝とうとして悩んでいるんじゃない!むしろ…いや、もう意味がないか。
ユンヌ「あ、それと。ロリコンを洗脳するのは無理よ!
   実際に何度かやってみたけど毎回、カッキーン No Damage!なんだから!」
ラドネイ「神の力を超えるとか。どんだけなんだ、ロリの力は!てか、できないこと結構あるんじゃないのか!?」
ユンヌ「できないことはできない!私は自分の力の限界をわきまえた良識ある神様なの!
    …以上、神様との相談終わり!…アスタルテ姉さん私も今、行くからね〜!」
…そう言い残すと、ユンヌというものはいなくなったらしく。
しょうきにもどった!ミカヤと私が残された。訳の分からない女神?だった。
訳の分からない女神ではあったが…
ラドネイ「(すっかり毒気を抜かれてしまったな…。
    さっきまで一人であんなに悩んでいたというのに。)」
…別に悩むこともないな。真っ正面から剣を向けるのは初めてなだけで、
いつもいいだけ切りつけている。まぁ、全てシャナン様の自業自得だが…
ラドネイ「…大丈夫、私は大丈夫!勝てる!」
…ユンヌ神との相談?は何ももたらさなかったが、
話したあとは、不思議と心の重苦しさが抜けていた。
…さぁ、今日こそ私の目的を果たすとき。シャナン様を…いえ、シャナンを討て!

37 :
シャナン「ここは、聖地か…」
アイラ「ただの公園だ。」
シャナン「何を言う!白鷺王女が訪れ、ロリマムクート姉妹が集い、たち?が訓練に励む!
    ここを聖地と言わず何という。」
アイラ「日曜日の公園だ。後、買い出しの荷物を落とすな。」
シャナン「――――」
エフラム「なんだ?シャナンは何を嘆いている。」
アメリア「師匠?」
エフラム「ああ、すまない。続きをするか。」
リアーネ「ねさら、これ、私…拾った。」つ【針金ハンガー】
ネサラ「お〜!リアーネ、ありがとよ。こいつはたぶん貴重なお宝だぜ!」
…見つけた、師匠は相変わらず幼い子どもに鼻の下を伸ばしているらしい。
怒りで、我を忘れそうになるが。それではこれまでに行った気を操る、修行の意味がない。落ち着け私!
シャナン「よし、私はたちに話しかけてくるぞ。アイラは先に帰っていてくれ。」
アイラ「もう知らん!どうにでもしろ。」
シャナン「どうにでも?よし、では早速リアーネに…なんだ、いやな感じがする。」
ラドネイ「シャナン様、おひさしぶりです。」
シャナン「ゲーーーーーー!!らららららら、ラドネイ!?【追撃】の連続は…」
ラドネイ「シャナン様こんなところで、どうしたのですか?」
シャナン「(ん?斬りかかってこないな、どうしたのだろう…)」
ラドネイ「あ、隣りすみません。」
シャナン「(ラドネイが私の隣りに!?私のを大事にする想いが伝わって以来、
    自分から私の隣に来ることなどなかったというのに!)」
ラドネイ「シャナン様、実はお話が…」
シャナン「もしかして私の元に戻ってきてくれるというのか!?
    いや、ここ最近ラドネイには避けられつづけていたからな!
もしかして『師匠なんかもう知らない!』なんて思われてるのでは?と、思ったが、
いや良かった良かった。ふははははは!」
アイラ「勘違いはいい加減にしろ。思いっきり引いてるぞ…」
ラドネイ「いいえ…そうではありません。
    シャナン様、すみませんが…討たせてください。」つ【鉄の大剣】
アイラ「ほう、またずいぶんと急な話だな。ズズズ…」つ【お茶・つまみ】
シャナン「は?…う、いわぁぁああぁ!!あ、アイラ!寛いでないで助けてくれ。」
アイラ「よし、そこだ!ラドネイ、師匠を超えるのだ…(悟ったような目)」
シャナン「無視するな!…くっ、私がまだ小さい頃は私を守ってくれていてくれたというのに。」
ラドネイ「くたばれ、シャナン。お前の罪の深さを知れ!」
シャナン「な、なぜだ!なぜ私の命を狙う。私は命を狙われるようなことなど…」
アイラ「ロリコンで、あとラクチェを泣かしたからだ。」
ラドネイ「あと、パティやディジーに修業とか稽古とか言ってセクハラを強要するからだ!」
アイラ「なに!そんなこともしているのか。」
ラドネイ「ええ、二人はまだ気づいていないようですが、密かに相手の死角から手を伸ばし…」
シャナン「うわぁぁ!それ以上言うなぁぁああ!!」つ【バルムンク】
アイラ「気をつけろラドネイ!シャナンが本気になったぞ!」
シャナン「うぉぉぉお、お?剣が、剣がない!私の神剣バルムンクはどこに!?」つ【なし】
投下するたびに『改行が多すぎます』の文字が出てくる…制限が憎、いえなんでも。

38 :
〜草むら〜
リーフ「ふぅ、何とか奪うことができたよ…でもなんでこんなことを?」
サラ「ふふふ…だって、おもしろいじゃない★」
マルス「僕はミカヤ姉さんとエリンシア姉さんに、アイクの嫁候補が一人増えたから、
   ライバルを(社会的あるいはネタ的に)消すように頼まれてきたんだけどね★」
リーフ「黒!姉さん黒!?」
サラ「道理で最近、猫好きの剣士やら豆腐やらが出てこなくなったのね…」
ラドネイ「はぁっ!」
シャナン「ま、待て!私は今武器を持ってry」
アイラ「その、鉄の剣を使えばいいだろう。」
シャナン「(くっ、バルムンクの補正無しで戦うのは…
だが、ラドネイはラクチェほどの力はないはず。それに流星剣も使えない!
守りに隙のあるラドネイなら…流星剣さえ発動すれば!)」
□□□□□□□□□□□
    (!)
 ラド  シャ 
 ←1マス後退
□□□□□□□□□□
ラドネイ「ふふふ、今こそこの剣を使うとき。」
ラドネイ「今の私の相棒は…これだ!」つ【エタルド】 衝撃波で1マス離れた敵にも攻撃できる
シャナン「ぐふっ!」つ【鉄の剣】 勿論攻撃範囲は一マスのみ
アイラ「ったか!?(うれしそうな顔)」
〜回想〜
ミカヤ「えっと…うちのユンヌがまた何かしたみたいで、ごめんなさい!」
ラドネイ「いえ、別に…悩みは残りましたが。」
ミカヤ「その…よかったら、聞かせてもらえませんか?」
  :
  :
ラドネイ「だから、何度もシャナン様は―――だって言っているんですよ!
    …なのに、パティもディジーも私の言うことを信じてくれないし。
    ラクチェはなんか青髪のゴリラについて行くし…うう〜」
ミカヤ「(ゴリラ…まさか)ええと、ともかく、シャナンさんをれればいいのよね。」
ラドネイ「え?ええ、まぁ…れれば…」
ミカヤ?「それなら、これを使ってみて☆」つ【エタルド】
ミカヤ「え?神器じゃないかって。大丈夫、大丈夫。専用武器じゃなし、直系とか関係ないから。」
ミカヤ?「あ、使い終わったら漆黒さんに返しておいてね☆
前に、アイクが借りて返し忘れていたのよ。ミカヤが返しに行くのも、私にとって面倒だし〜」
…途中から何かユンヌが混ざっていないか?
ちなみに、武器レベルは暁修行法?によってSSにしてもらった。
他にもなんだか「これもあげる、これもあげる!」というので貰った。
【エタルド】は私の鉄の大剣よりだいぶ性能がいいのでありがたく借りた。
重さのことを忘れていたのは正直、後悔している。デブ剣だ…

39 :
シャナン「ふ、ふはは…この程度で私が倒れるものか!」
ラドネイ・アイラ「「あ、生きてたのか…ちっ!」」
シャナン「いい加減泣くぞ!おまいら。」
シャナン「そもそも、私がいなければラクチェは…ラクチェはどうなる!
    私のストーキング…でなく、ボディガード無しでは!
    きっと、あの青と緑のどもにおそわれて…アイラ『むしろ、お前に襲われないかの方が心配だ。』
    ……(泣)」
ラドネイ「あ、その心配はないな。」
〜公園の離れたところ〜
ラクチェ「アイクさん、どうですか!今の、大分うまくできていませんでしたか!?」
アイク「そうだな、だが、そんなに【天空】にこだわることもないだろう?」
セリス「えぇ!ラクチェ【天空】も使えるの?すごいね!」
ラクチェ「いいえ、まだまだです。さすがにアイクさんからは学ぶべきものが多く…」
ヨハン・ヨハルヴァ「ラクチェ〜〜〜俺の愛を!!」
シャナン「ぎゃぁーー!!早速、青と緑の斧兄弟がーー!!」
アイク「どうして俺の前に立った(ry)」
ユリア「ククク…セリス様に逆らうもの、ミナす(ry)」
ラナオウ「主の頭上に死兆(ry)ユングフィ神拳…うけてみよ!」
マナ「……(セリスの周りで地味にマナガード発動中)」
ヨハヨハ「………。」←拉致られた
〜草むら〜
リーフ「アイク兄さんにラナオウにユリア…」
マルス「まさに、紋章町における鉄壁、最高のボディーガード。誰も近づけない!」
サラ「シャナンはボディガードというより、自宅警備員といった所かしら。」
リーフ「どっちかというと、僕的にあの斧兄弟の方に同情したいかな。」
マナ「もしかして…私、忘れられてます…?」←マルスには見えていなかった
長くなったので切ろう …実は、一度言ってみたかった! 続く

40 :
ぶっちゃけた話ラクチェにボディガードとかいらんやろと突っ込んでしまったw
ドズル兄弟に神器持ちのブリアンを足してもラクチェ相手じゃ勝ち目はないぞw
乙でしたー

41 :
ネタ投下します
原作では名前しか出てこないキャラを好き勝手に書いたので
そういうのは苦手という人はスルーしてください

42 :
―ベグニオン・社長宅―
ミサハ  「サナキ、朝よ。起きなさい」
サナキ  「……うにゅ、あと五分……」
ミサハ  「だーめ。迎えに来てくれるシグルーンたちを待たせてしまうでしょ?」
サナキ  「……うみゅ。おはようございます、ミサハ母上」
ミサハ  「おはよう、サナキ。ほら、着替えて顔を洗って」
サナキ  「……うむ。ふあぁぁ」
オルティナ「おはよ、サナキ」
サナキ  「おはようございます、オルティナお祖母様」
オルティナ「んー? 今なんつったー? お祖母様、じゃなくて、あ・ね・う・え、でしょー?」
サナキ  「あいたっ!? いたたたたっ!? お祖母様、拳でこめかみをグリグリしないでほしいのじゃっ!」
オルティナ「まだ言うか。……えっと、ラグネルとエタルドどこ置いたっけ?」
サナキ  「も、申し訳ございませぬ、オルティナ姉上っ! 朝で頭が回っておりませんでしたゆえっ!」
ミサハ  「オルティナ姉上。ラグネルとエタルドなら、アイクとゼルギウスにお貸ししてますでしょう?」
オルティナ「……あー、そうだったっけ? 最近物忘れがひどいわぁ」
ミサハ  「ふふふ、三日前にも同じことをおっしゃっていましたわ」
オルティナ「ははは、ごめんごめん」
サナキ  「……た、助かったのじゃ……」
ミサハ  「いつもご苦労様、シグルーン。それでは気を付けていってらしゃい」
シグルーン「勿体ないお言葉、ありがとうございます、先代社長。親衛隊兼秘書として、今日も一日しっかりと
      務めさせていただきます」
オルティナ「あんまり甘やかし過ぎないようにね。この子のためにならないから」
タニス  「はっ、お任せください」
サナキ  「……オルティナ姉上は私に厳しいのじゃ……(ボソ)」
オルティナ「んー? 言いたいことはハッキリ言わないと伝わらないわよー?」
サナキ  「いふぇふぇふぇ!? ほっふぇふぁをひっふぁりゃにゃいれほひいのひゃっ!」
オルティナ「あはは、サナキおもしろーい。それじゃ三人とも、気を付けてね」
―ベグニオン社・社長室―
サナキ  「……ふぅ、これ以上働きたくないのー……」
タニス  「はっ、それでしたらオルティナ様に御連絡を取り次ぎ、迎えに来ていただくよう手配致しますが」
サナキ  「嘘じゃ。冗談じゃ。それにしても、なかなか片付かんものよ」

43 :
シグルーン「サナキ様。本日は聖天馬騎士団の宿舎の改修工事に、グレイル工務店の皆様が見えておりますわ」
サナキ  「まことか!? よし、さっさと終わらせて労いにゆくのじゃ!」
タニス  「……さすがです、隊長……(ヒソヒソ)」
シグルーン「……ふふ、厳しいだけでは逆効果よ……(ヒソヒソ)」
タニス  「……しかし、私はサナキ様のちょっと困ってる顔が見たい、と言うか……(ヒソヒソ)」
シグルーン「……気持ちはわかるけど、サナキ様はやっぱり笑顔が最高よ。異論は認めないわ……(ヒソヒソ)」
タニス  「……お言葉ですが、サナキ様は半泣き顔こそが至高です。正直たまりません……(ハァハァ)」
シグルーン「……レアリティだけは認めるけど、あまり泣いてほしくはないわ。笑顔が一番よ……(ハァハァ)」
サナキ  「むぅ。二人して何をコソコソしておる? 早く仕事を片付けるのじゃ!」
シグルーン「はいっ、申し訳ございませんでした!(……あぁ、ちょっと怒った顔も……ハァハァ)」
タニス  「はっ、申し訳ございません!(……たまりませんな……ハァハァ)」
―ベグニオン社・聖天馬騎士団宿舎―
ワユ   「イレース、ちょっとそれ取って」
イレース 「……はい」
ガトリー 「へへ、聖天馬騎士団は美人が多いんだよなぁ」
シノン  「オラ、ぼーっとしてねえで手ぇ動かせ」
ヨファ  「キルロイさん、体の調子はどう? 大丈夫?」
キルロイ 「僕なら大丈夫。ありがとう、ヨファ」
オスカー 「アイク、ボーレ、この木材と配管を切っておいてくれないかな?」
アイク  「あぁ、わかった」
ボーレ  「おっしゃ、任せとけ」
グレイル 「このペースなら、予定より早く終わりそうだな」
ティアマト「そうね、夕方までには工務店に帰れそうね」
セネリオ 「……このまま順調に進めばいいですけど……」
ミスト  「あっ、サナキ様」
サナキ  「うむ。久しぶりじゃな、ミスト。……と、ところで、後でアイクを貸してくれぬか?」
ミスト  「え? いいですけど……? まさか!?」
サナキ  「そ、そのまさかじゃ。ひとつ、お願い事をしてみようかと///」
ミスト  「それで、なんで私に?」
サナキ  「抜け駆けはせん約束じゃからな///」
ミスト  「サナキ様……っ! こんなこと言うのもおかしいかもしれませんけど、頑張ってくださいっ!
      (タニスさん、なんで写真撮ってるんだろ?)」

44 :
タニス  「……お照れになられて赤面のサナキ様……」パシャ! パシャ!
シグルーン「……タニス、いつもごめんなさいね。私、家電が苦手で」
タニス  「隊長、どうか気になさらずに。私に任せてください」
サナキ  「アイク、ご苦労じゃな。ここらで少し休憩にせぬか?」
アイク  「ん? ああ、社長か。俺もそろそろ休憩にしようと思っていたところだ」
サナキ  「そういえば……そなたはまだ私を社長と呼んでおるな。それはもうやめるのじゃ」
アイク  「じゃあ、なんて呼べばいい? サナキ様か?」
サナキ  「無礼者め。そなたごときが軽々しく私の名を口にするでない、と言いたいところじゃが……。
      わ、私のことはサナキと呼ぶがよいぞ///」
アイク  「しかし、呼び捨ては周りに示しがつかないんじゃないか?」
サナキ  「むっ、社長の私がいいと言っておるからいいのじゃ。これは私のお願い事じゃ。聞き入れてくれるな?///」
アイク  「わかったよ、サナキ」
サナキ  「……っ! も、もう一回、呼んでみてくれぬか?///」
アイク  「? サナキ」
サナキ  「……もう一回っ!」
アイク  「サナキ」
サナキ  「ブバアアアアアッ!」
アイク  「おい、大丈夫か」
サナキ  「く、苦しうないぞ。楽にせよ///」
アイク  「どう見たってあんたの方が苦しそうだ。……なんであんたたちまで鼻血垂れてるんだ?」
シグルーン「……いえ、気になさらないでください///」
タニス  「……名前をお呼びになられただけで身悶えされるサナキ様……///」パシャ!パシャ!
ミスト  「まさか、お願い事って……」
ワユ   「名前呼ばれただけですごい嬉しそう」
イレース 「……随分かわいいお願い事ですね?」
サナキ  「今までは強引にいき過ぎてダメじゃったからの。これで少しはおぬしたちに追いついたわけじゃ」
ミスト  「でも、ここからが大変ですよ?」
サナキ  「よく存じておる。今日はこれ以上、求めはせん。せっかく名前を呼んでもらえたのに、忘れ去られる
      ような真似は出来ぬ」
ワユ   「あ、なるほど。参考になりました」
サナキ  「今夜はミサハ母上に赤飯でも炊いてもらって、お祝いじゃな」
イレース 「……食べに行ってもいいですか?」
ミサハ  「呼んだかしら? 今夜はお赤飯でいいのね?」

45 :
セン「お久しぶりです、サナキ様」
サナキ  「母上、それにセンも! ん? ということは……」
オルティナ「ちょっとー、私のだぁりん(はぁと)にくっつき過ぎよー?」
サナキ  「あひゃ!? あひゃひゃひゃひゃ!? あ、姉上、脇腹をくすぐらないでほしいのじゃ!」
漆黒の騎士「オルティナ様、お戯れは程々になされた方が……もしや、本日の目的をお忘れに?」オルティナ「おっと、そうだった。サナキ見てると、ついいじりたくなるのよね」
サナキ  「はぁ、はぁ……あ、姉上たちは、なにゆえこのような場所に?」
オルティナ「サナキの惚れ込んだ男を見に、ね。サナキに相応しいかどうか、しっかり見極めたいのよ。この男でしょ?」
サナキ  「なんで姉上がアイクの顔を知っておられるのじゃ? とうに面識があったと申されるか?」
オルティナ「んーん。サナキの机の引き出し、見ちゃった。彼の写真と、年頃の乙女の妄想日記(はぁと)。『……アイクの
      ≪アロンダイト≫が硬さを増すと、私の≪シムベリン≫に≪ラグネル≫した。私は生まれて初めて≪天↑空↓≫を
      味わうと、私の小さな≪ルドルの宝珠≫は……』……サナキのえっち(ニヤニヤ))」
サナキ  「に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁーーーーーっ!/////」バタン!
漆黒の騎士「サナキ様っ!?」
シグルーン「サナキ様の……っ!? ブバアアアアアッ!」
タニス  「妄想日記……っ!? ブバアアアアアッ!」
セン「二人とも、大丈夫ですか?」
オルティナ「あなたがアイクね? へぇ、男前じゃない」
アイク  「あんたは誰だ? そっちは俺のことを知ってるようだが」
漆黒の騎士「アイク殿! 身の程をわきまえよ! この御方は、」
オルティナ「構わないわ、ゼ……ゲフンゲフン。私はオルティナ、サナキの祖母よ」
ティアマト「ええっ!? 後でお話しさせてもらえないかしら……?」
ボーレ  「へへっ、ティアマトさん必死すぎでs」グシャッ!
オスカー 「……久々の出番だったのに……」
ヨファ  「……ボーレ、バカなやつ……」
オルティナ「ゼル……漆黒の騎士、エタルド貸して。ついでに勝負に立ち会いなさい」
アイク  「!」
漆黒の騎士「はっ、仰せのままに」
オルティナ「うん、いつ持ってもしっくり来るわ。ちょいと素振り」ヒュン! ヒュン!

46 :
シノン  「うげぇぇぇぇぇっ!?」スガァッ!
ガトリー 「おわぁぁぁぁぁっ!?」ドゴォッ!
キルロイ 「ああ、シノンとガトリーが衝撃波に……!」
オルティナ「あ。ごめん、衝撃波出るの忘れてた。というわけで、あなたの剣技、見せてもらうわ」
アイク  「……俺は、相手が女だろうが容赦はせん」
オルティナ「いい気迫だわ。いくわよ、ラグネルの後継者」
漆黒の騎士「それでは、僭越ながら……始めっ!」
アイク  「ぬぅんっ!」ドガガガガガガガガガガッ!
オルティナ「でぇいっ!」ズガガガガガガガガガガッ!
アイク  「くっ……! 天↑空↓っ!」ドゴオオオオオオオオオオンッ!
オルティナ「ぐっ……! 天↑空↓っ!」ズゴオオオオオオオオオオンッ!
アイク  「……っ!! かなり、やる!」
オルティナ「あなたもねっ!」
漆黒の騎士「それは私のセリフだ、アイク殿」
ミスト  「……聖天馬騎士団の宿舎が」
ティアマト「あっという間に崩壊したわね」
キルロイ 「……シノンとガトリーが瓦礫の下敷きに……女神よ……」
シグルーン「タニス、今夜はテントを張って野営の訓練をするわ」
タニス  「それでしたら、私が食事当番を引き受けましょう」
オスカー 「料理は出来るようになったのかい?」
タニス  「とりあえず、5個に1個ぐらいは卵を割れるようになったぞ」
イレース 「……食べに行ってもいいですか?」
サナキ  「改修工事、と言うよりかは建て直しじゃな。引き続き、おぬしたちで工事を続けてもらえるかの?」
セネリオ 「それですと、こちらの料金になります。今日の改修工事の費用とは、別に頂くことになりますが?」
サナキ  「無論じゃ。オルティナ姉上が絡まなければ、こうはならんかったじゃろ」
ワユ   「それにしても、あのオルティナって人、すごいよ。大将が押されてる……っ!」
グレイル 「世の中、上には上がいるということだ」
セン「私の妻が申し訳ございません。少々やんちゃな所がありまして……。初めまして、グレイル店長。
      私はベグニオン社・副社長のセンと申します」つ【名刺】
グレイル 「おぉ、これはかたじけない。貴社にはいつも世話になっている」つ【名刺】
ヨファ  「あの、これどうぞ。砂煙がひどいから……」つ【お茶】

47 :
ミサハ  「あら、ありがとう(サナキと同い年くらいかしら?)。サナキと仲良くしてあげてね」
アイク  「ぬうぅぅぅぅぅんっ!」ガガガガガガガガガガッ!
オルティナ「でえぇぇぇぇぇいっ!」ガガガガガガガガガガッ!
漆黒の騎士「両者、そこまで! この勝負、引き分けと、」
アイク  「いや……俺の負けだ、ゼルギ……漆黒の騎士」
オルティナ「……内容はほとんど互角だったわ」
アイク  「あんたは俺に三回ほど致命傷を与える機会があったはずだ。それに対し、俺は一回のみ……俺もまだまだだな」
オルティナ「潔いのね。ラグネルはいい主に恵まれたわ。サナキをよろしく頼むわね(婿的な意味で)」
アイク  「ああ、社長にはいつも世話になってるからな。俺の方こそ、頼む(仕事的な意味で)」
サナキ  「ア、アア、アイク! さ、流石にそれは早いというか……っ! じゃ、じゃが私は嬉しいのじゃ! ふぎゃ!/////」
シグルーン「……マントの裾を踏んで転ぶなんて……(ハァハァ)」
タニス  「……社長に就任した時以来ですな……(ハァハァ)」パシャ! パシャ!
サナキ  「今日は良き日じゃ! セン、ゼルギウス、おぬしたちも一緒にお祝いするのじゃ!」
しっこく 「い、いやあああああぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!?
      正体バラしちゃらめえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーっ!!」
セン「あぁん、もうっ! ゼーたんったら、どこ行くのっ!?」
ミスト  「…………えっと、物凄い食い違いがあったんだけど……言う前に行っちゃったね」
ワユ   「何気に呼び方が元に戻ってたような……?」
イレース 「……はしゃぎすぎて、気付いてないようですよ?」
ミサハ  「騒がしい身内でごめんなさいね。あんな娘ですけど、これからもよろしくお願いします。
      さあ、帰りましょう、……母上」
オルティナ「うん、帰ろう。……私の一人娘、ミサハ」

48 :
―後日・サナキの日記―
○月△日 晴れ時々曇り
 すっかり舞い上がっていた私は、翌日アイクに社長呼ばわりされて愕然となった。
 オルティナ姉上との手合わせで、すっかり忘れてしまったようだ。
 色恋沙汰の話(今思えば違和感しかない)はともかく、こればかりはオルティナ姉上のせいと言わざるを得ない。
 姉上、ではない。お祖母さま、でもない。じゃ。クソなのじゃ。絶対に許せんのじゃ。
 それと、甘美な想像を文章に起こすのは危険と判断。
 少なくとも日記に綴るのは金輪際二度としてはならぬと、心に誓う。
 まさか皆がいる場で音読されるとは思わなかったのじゃ。やっぱりクソなのじゃ。
 あと、ミサハ母上の炊いた赤飯はとても美味しかった。
オルティナ「サァァァァァナァァァァァキィィィィィーーーーーッ!
      だぁれがクソかあああああぁぁぁぁぁーーーーーっ!」
サナキ  「ま、また私の日記を勝手に見られたのじゃな!? そんなことをするのはクソの証なのじゃっ!」
オルティナ「ウガアアアアアァァァァァーーーーー!」つ【エタルド】【スキル・天空】
サナキ  「早くエタルドをゼルギウスに返すのじゃっ! またど忘れしておるな!」つ【シムベリン】【スキル・陽光】
ミサハ  「あら、サナキも強くなったわね。これならベグニオン社も安泰ね」
終わり

49 :
ミカヤ、セン、ハゲ竜と続く生きる化石チームにまた一人参加者か。正真正銘のただの人間なのに見た目変わらずとかどう考えても化け物です本当にくぁwせdrftgyふじこ

50 :
ターナ「シグルーンさんとタニスさんの気持ちが痛いほどわかってしまう…そしてわかってしまう自分が嫌だ…orz」
エフラム「新たな同志の予感がするな…」

51 :
遂にタニスもサナキハァハァになったのかwwww

52 :
ゼル…漆黒「なぜ私の剣は使いまわされるのだ?」
ミカヤ?「それは専用装備じゃないから☆もっとも、普通の剣士だと、
    攻速落ちがひどくて、デブ剣扱いだけどね★」
>>39 の続き、これで最終話のつもりです
〜シャナン視点〜
ラクチェ「アイク様の剣術は素晴らしいです。シャナンなんかの100倍は強そうです!」
アイク「そうか、よかったら俺の弟子になるか?」
ラクチェ「いいんですか!?」
アイク「ああ、可愛いお前のためなら何でも教えてやろう。」
…そして二人は愛の…
シャナン「ぐはぁああ!」
アイラ「何もされていないのにくたばるな。死因が
   【アイクにラクチェをとられる妄想をしたことによるショック死】
   なんて、いい笑い話だぞww」
シャナン「もう笑ってるじゃないか!?」
ラドネイ「シャナン様!よそ見をしないでください。」ズザン!←お忘れかもしれませんが戦闘中
シャナン「あべしっ!…私まだ生きてる?」
ラドネイ「ちっ、【追撃】は発動しなかったか…今度こそくたばれ!」ズザッズザン!!
シャナン「こなくそっ!」ヒラリ
ラドネイ「(…やはり、この剣では重すぎるか。だが…)
    くらえ!【追撃】【追撃】【追撃】…」ズ、ザザザザザン!
シャナン「…ラクチェ、なぜ私のことを見てくれんのだ!(その剣、受け止めてみせる!)」
シャナン「―――【自主規制】なことを妄想したからか!?
    それともラクチェが学校に行っている隙にラクチェの部屋で、
    日記をのぞいたり、【自主規制】なことをしたからか!?
    (ラドネイ…簡単に師匠を超えることはできんぞ…)
アイラ「逆―逆―って、なんだか、言ってることと思っていることが混ざって
   訳が分からなくなってきたな…
   というか、私は、突っ込みキャラだったのか?
   …あと、ラドネイの気が済んだら、今度は私がシャナンを斬ろう。許せん!」
ラドネイ「ふ、ふざけないでください!?」ズバッ
シャナン「ぷぎゃー!ラクチェー俺を癒してくれー!」
…現在シャナンで(一マスおいて)ボスチク中、
残酷描写かつ、面白みがないので音だけでお楽しみください…
ザンザンザアアアアァァン!…まっ…待ってくれ…すまない…許してくれ…
私は、エフラムの言うとおりにしてきただけなのだ。私もイヤだったのだが。
仕方なかったのだ。…何でも言うことを聞く(ry)と…油断させといて…馬鹿m…
ぎゃぁぁーー!ほんとに悪かった、悪かったから…許し…
ざくざくざくプスプスプス…男・皆・死ネ…

53 :
ラドネイ「終わったな…」
シャナン「おまえ、本気で私をす気か?」
ラドネイ「ふっ…この紋章町で命の重さなど…軽い、軽い。」
アイラ「悪役だな。あとで倫理的に突っ込まれるぞ。」
シャナン「そうたやすく死んでたまるか。
    この前お前にミンチにされたせいで、私の毎月の小遣いからバルキリー代を減らされたんだぞ。
    この恨み、晴らさでおくべきか…くらえ!【流星剣】!!」
ラドネイ「いまだ!…ミカヤさんに貰った。スキル【大盾】!」
シャナン「馬鹿な…流星剣が!?」
アイラ「(ん?…たしかあれは、アイクがサナキ社長から貰ったスキルの書では…)」
シャナン「くっ、まだまd…し、しまった!」つ【鉄の剣】→【壊れた剣】重さ30
アイラ「剣が壊れたか…これは、シャナンの負けだな。」
シャナン「ま、まて!とどめは、とどめは刺さないでくれ。」
ラドネイ「シャナン様…私は、あなたが幼い子どもに手を出そうとするのを許せなかったのです。」
シャナン「は?」
ラドネイ「私も、できることなら…普通の、今まで通りの日々を過ごしたかったのですが。
    あなたを諫めたかったから、あなたと戦うことを選んだのです。」
シャナン「ラドネイ、お前…」
ラドネイ「立ってください。他の剣を用意します。…今度は本気でかかってきてください。」
シャナン「……本気で戦えば。お前も、道場に戻ってきてくれるか?」
ラドネイ「はい、もちろん…私に勝てれば、ですが。」
…わかった、そう分かった。いまさらだけど。なぜ、私がシャナン様に勝てないのか。
シャナン様は紛れもなく―――だ。しかし、それとは別に、
私達道場の仲間や、流星軒のみんなのことをとても大事に思ってくれている。
ラドネイ「(ぼそっ)まだまだ敵わないなぁ…」
  :
  :
  :
ラドネイ「………。」
シャナン「決まった、な。」
ラドネイ「はい…」

54 :
…シャナン様の剣は私の【エタルド】を抜け、私の胸に突きつけられていた。
威力があるとはいえ、重すぎる剣は諸刃の剣と言えるだろう。
シャナン様の動きについて行けず。私の剣は空を切るばかりだった。
シャナン「ラドネイ、強くなったな。あと2・3年もすれば、私も超えられるかもしれない。」
ラドネイ「…今すぐに、とはいきませんか。」
シャナン「ふっ、悪いがそう簡単に負けてやるつもりはないぞ。
    何しろ私はお前の【師匠】だからな。」
ラドネイ「また…手合わせをお願いします。今度は道場で…」
シャナン「道場に帰ってきてくれるのか?」
ラドネイ「はい…私もラクチェ達と共に修業をさせてください。
    シャナン様の元で学ぶことがまだまだありますので。」
シャナン「よし、明日からの修行は厳しいぞ!」
…また明日。また、明日から修業し直そう。
今度こそ、正面から戦って、シャナン様に勝てるように…
アイラ「まだ、シャナンには勝てなかったか。」
ラドネイ「はい…この剣は、私には使い切れなかったようです。」
アイラ「神剣【エタルド】か…あの巨体の漆黒の騎士の愛剣だな。」
ラドネイ「武器に…スキルに頼るようでは。まだまだ、ということでしょうか。」
アイラ「まぁ、気を落とすな…一度は勝っていたんだ。あと、シャナンは一度斬らせてくれ。」
ラドネイ「いえ、しばらくはもう十分です。」
ラドネイ「私は…シャナン様が、シャナン様ほどの力を持つ方が―――などという、
    つまらないことで周りから、変に見られることが嫌だったんです。」
アイラ「ラドネイ?」
ラドネイ「実力がありながら、まじめに修業をせずに。
    部屋でくだらないものに、にやつく…そんな男は大嫌いだ!」
ラドネイ「だから、私が、私の嫌いなシャナン様に勝てば、壊せるかと思ったんです。
    私の嫌いなシャナン様が壊れてなくなれば…きっと、何かが変わると思ったんです。、
    シャナン様を見る周りの目も変わって…私の心も晴れるかと思ったんです。
    …そうすれば、私も前みたいに…」
アイラ「……。」
ラドネイ「…でも、変える必要など。はじめから無かったのかもしれませんね。」
アイラ「(いい娘だな…こいつも…)まったく…
   なんであのロリコンに、いたいけな少女達がみんな好意を持つんだか…」
ラドネイ「まったくです!なんで、ラクチェもパティもディジーも…」
アイラ「ふっ…それで、これからどうするんだ?道場に戻るんだったな。
   またシャナンのことだから…きっと」
ラドネイ「ふふふっ…きっと、そうですね。でも、私は…」

55 :
シャナン「ああ、我が華園よ…私は帰ってきた…」
パティ「あっ!シャナン様。見てください!どう、だいぶ強くなったでしょ。」
ディジー「あっ、ずる〜い!私にも稽古をつけてください。」
ラクチェ「あ、ふたりとも!…ま、いいか。終わったら私にも相手させてくださいね。」
シャナン「ああ…」(状態:鼻血)
シャナン「さ、ラクチェ。剣を構えるときには…」←ラクチェの肩をタッチ
ラドネイ「セクハラはす…さぁ、私の【鉄の大剣】のさびになるがいい!」
シャナン「ららら、ラドネイ!ただラクチェの肩を触っただけじゃ…」
ラドネイ「触るついでに、どんな妄想をしましたか?」
シャナン「え…それは…ポッ!」
ラドネイ「ククク…男・皆・死ネ!」
シャナン「いやーーー!(逃走)」
ラクチェ「あ、うう…ラドネイ、ずるい…」
パティ「あ〜あ、またラドネイにとられちゃったか〜。」
ディジー「怪盗(盗賊)の上前をはねるなんて…」
〜道場別室(逃走先)〜
ラドネイ「ふふふ…シャナン様。あなたが望んだ普通の毎日ですよ?
    三人とも可愛いですね。もっと喜んでください。」ぐみぐみ
シャナン「ラドネイ…くっ、(この前のは、ラドネイデレ化フラグじゃなかったのか!?)
    弟子に成り立ての頃のように甘えてくれるかと思ったのに!」
ラドネイ「馬鹿を言わないでください。私にとって今までと同じ、というのは。
    弟子にセクハラをするシャナン様を押さえる毎日のことですよ。
    …ったく、私がシャナン様を押さえたり、コレクションの破壊をしていなければ。
    何度ベルン署のお世話になると思っているんですか!」ぐみぐみ
シャナン「ううう…せめて、師匠を足で踏みつけるな…」
…ラドネイのロリコンとの戦いは終わった。
ラドネイはシャナンと戦った日からまた道場に戻り、何もなかったかのように。
ラクチェ達へのセクハラ防止と、コレクションの破壊に励んだ。
結局の所。この無駄に長い戦いの中で、彼女が得たものは何もなかった。とも言えるだろう。
しかし、少なくとも。彼女はまだ、この先師匠と、ともにいられるだろう。
男嫌いの彼女が初めて、心を許した師匠と、ともに。
それは彼女が彼の行為を許さないながらも、
彼女にとって、もっとも幸せでいられる戦いの終わりかたなのかもしれない。
  :
  :
リオン「うわぁ!な、なに?」
ラドネイ「ベアード様だ…」
リオン「は?」
ラドネイ「ベアード様を復活させるためにお前の闇魔法の力を貸すんだ!」
リオン「べ、ベアードってなに!?これ以上魔王(笑)とかに憑かれるのは…」
ラドネイ「この世界から全てのロリコンを消し。全ての人(彼女の場合女性のみを示す)が、
    幸せになるためにはベアード様の力がいるんだ!」
…ロリコン(勿論シャナンを含む)の撲滅は諦めていないようだが。

56 :
長めのおまけ(まだ、戦闘中のころ)
〜草むら〜
リーフ「そういえばの話だけど。」
マルス「ん?どうしたんだい。」
リーフ「なんで、セリス兄達がいるの?ラクチェを守るんならアイク兄さんだけで十分じゃないの。」
サラ「原作的にセリスの嫁候補だからかしら?
   >>40も言っている通り…あれは守る必要もないと思うけど…」
リーフ「ラドネイは女の子には過保護だからなぁ〜。明らかな過剰防衛だけど。」
マルス「う〜ん、僕の情報網によると。最初、ラドネイに頼まれたのはセリスの方だけだったらしいよ。
   アイク兄さんはむしろラクチェと修業していたらおまけについてきたという感じじゃないかな。」
リーフ「おまけにアイク兄さん!?」
マルス「そうそう。ちなみに、ラドネイはセリスと割と仲いいらしいよ。支援Bだし。」
リーフ「あの男嫌いのラドネイが…さすがは、性別【セリス】!…って、え!」
サラ「原作的にセリスの嫁候補だからかし(ry)…え?」
サラ「あの紋章町ブラックリストトップに名前の挙がる二人の目をかいくぐって…」
リーフ「あの二人と同じ支援Bをもぎ取ったの!?」
〜セリスの通う学校〜
セリス「ユ〜リ〜ウス!今日の社会のノート見せて?(上目遣い)」
ユリウス「あぁ、セリ ユリア「死、、死、、死…」 ノートだな ラナオウ「命が惜しくないと見える…」
    …って、うるせー!こいつと何もねーって、いつも言ってるだろ。」
セリス「あれ、ラクチェとラドネイ。これから部活?」
ラクチェ「はい、セリス様。」
セリス「そう!ラクチェは頑張り屋だからね。がんばって!」
ラクチェ「は、はい!」
ユリア「また、セリス様の魅力に惹かれて泥棒猫が一匹…」
ラナオウ「ここは一度手を組んで…」
セリス「そう。ラドネイもがんばってね!」
ラドネイ「ありがとうございます…」
ユリア「ひっ…か、彼女はハードレズのラドネイ!」
ラナオウ「男嫌いで、女性にしか興味がないヘザーさんとよく一緒にいる。
    …男から話しかけると間違いなく死を与えるという…あのラドネイ。」
ラドネイ「あら?あなた達は…」
ユリア「ひっ、こ、このままではわたしの―――が!」
ラナ「きゃー!初めてはセリス様にって決めているんです〜〜」
ラドネイ「…また誤解された、私、別に女の子に興奮したりするわけじゃないのに。
    …みんなみんな、あのヘザーのせいだ!」
セリス「ごめん!ラドネイ、ユリウスがユリア達に連れて行かれちゃったから、社会のノート見せて!」
ラドネイ「はい…わかりました。(やや涙)」
そして、二人が貞操の危機(ラドネイ)から逃げつつ、ユリウスにお仕置き★を加えている間に…
セリス ラドネイ めでたく支援B 
セリス支援状態: ラナB ユリアB ラクチェC ユリウスA エフラムC ラドネイB ←増えた
ラドネイ「セリス様、申し訳ありませんがラクチェのことをどうか…」
セリス「ラクチェ?うんいいよ!あとアイク兄さんも一緒に来るって。」
…そして、シャナンの慟哭に至る。
UP終了です。おまけは、そういえばラドネイはセリスのことも避けないはず。
と思ったのでくわえてみました。【結論】性別:セリスは男嫌いにも有効である。

57 :
エフラム「C……か……」
マルス「なんでそんなに寂しそうなんですか兄さん」

58 :
>>42
嫁候補のなかでサナキさまが目立つのは比較的珍しいな。
個人的に嬉しかったです。

59 :
>>42
オルティナ様登場かーw
そうなんだよな、設定によると彼女はラグネルとエタルドを二刀流で使いこなす
怪力の持ち主なんだよな。
獅子(ソーン)を乗り回してる絵もあったし。
紋章町に人外的な強者がまた一人増えてしまったw
それにつけてもサナキ様が可愛くて可愛くて和みました。
>>52
完結乙です。相変わらずシャナンは自重w
にしてもセリス周辺の人間関係が、倒錯しまくって
わけ分からなくなりつつあるな。

60 :
1日遅れだが11月11日の妄想
睡眠と食事以外でポッキーをくわえてない時間の無い統夜。
箱を持ったままお互い何となく視線を外すヒューゴとアクア。
洒落で提案したら二人同時にポッキーをくわえて途方に暮れるクロウ。
お互い瞬きもせず視線も外さず、開始位置から微動だにしないカークとマリオン。
スタンバイ済みのアルマナの口から、要らないなら貰うぞとポッキーを取って普通に喰うクォヴレー。
虚空を見つめたままひたすらプリッツを咀嚼し続けるエイタ。

61 :
スマン豪快にスレ間違えた。

62 :
>>42-48
乙だぜ
サナキ様に焦点が当たるのは珍しいな
アイクの嫁候補達の仲が良い所が出てて和んだ、GJ!
え?お祖母さん?誰そr(ry
>>52ー56
乙。
シャナンは幼旗でもかっこいい所が中々出ないよね
まぁ強いし、剣士としては一流なんだが……性根が腐りすぎwww
後エフラムの過保護にはやっぱりうんざりしてるんのか……
>>60-61
スパロボか?
とりあえずドンマイ
ポッキー&プリッツの日か……紋章町でもいろいろあったんかね
その点トッポってすごいよな、だって最期まで(ry

63 :
ミカヤ?「ポッキーと言えばポッキーゲーム!合法的にアイクの唇ゲットしてやるムヘヘ」
ガサゴソ
ミカヤ?「…あれ?買っておいた私のいちごポッキーが無い」
アイク「…姉さんすまん、名前が書いてなかったから食べてしまった」
ミカヤ?「(´・ω・`)」

64 :
イレース「……ポッキー、ウフフ」
イレース「…………ポッキー……」
イレース「………。」

65 :
前スレ>>543より
ナンナ(隣のお姉さん風)「ほらリーフ様、お望み通りのお姉さんですよ」
ミランダ(スポーティーなお姉さん風)「ルーテさんの飴玉があればどんなお姉さんも自由自在よ」
ティニー(文系お姉さん風)「さあ、遠慮しないで抱き着いてきてください」
サラ(ちょっと子悪魔お姉さん風)「いらっしゃい、かわいがってあげるわ」
リーフ「・・・・・」
ナンナ「どうしました?遠慮はいりませんよ?」
リーフ「ふ、ふっふっふ・・・」
ミランダ「な・・・なによ」
リーフ「君たちは何もわかっていない!お姉さんとは年齢にあらず!歳を重ねることでしか得られないその落着きと包容力、そして余裕!それこそがお姉さんの魅力!ただの小娘が年齢重ねたぐらいで身に付くものじゃないんだよ!それを君たちはry」怒り必×4

66 :
リーフ「うっうっう・・・きれいなお姉さん・・・」
マルス「ミルクで飲んだくれるのやめなよ。大体泣くほど惜しいなら素直に好意を受け取ればいいのに」
リーフ「だって・・・みんないいとこのお嬢様だし・・・4人とも美人でいい子なんだから僕なんかにはもったいないよ・・・」
マルス「・・・しょうがないなあ。たまには兄らしく弟の愚痴につきあってあげるよ。ミルクでだけど」
マルス(四人とも・・・ね。サラをいい子って言えるのは他にエフラム兄さんぐらいじゃないかな。なんだかんだでちゃんと見てる訳だ)
マルス(あの四人も全部わかってて追いかけてるんだろうし。ま、自分で気づかないと意味がないから言ってあげないけど)

67 :
終わりです

68 :
>>60
お前さてはスパロボOG萌えスレの住人だなw
罰として完璧親父にポッキー渡してきなさいw
>>65-66
リーフも素直じゃないよな…まぁニヤニヤさせて貰ってるからこのままでいいけどさ

69 :
>>64
イレース「……アイクさんとポッキーゲームしようと思ったんですけど……。
      ……用意したのをつい食べちゃうんですけど、どうしたらいいんでしょうか……」
ミスト「……そう言われても」
ワユ「突っ込みにくいボケだなあ……」
イレース「……あ……ポッキーが無いなら私を食べてもらえばいいじゃない。……という方向が」
ミスト「流石にそれは……あるかも」
ワユ「いやそれは……あんた天才じゃない?」

70 :
男は悩んでいた。
それはもう悩んでいた。人生でこれほど頭を使ったことはないかもしれない。
男の目の前には一枚のピザがある。
暖かくトロトロのチーズとトッピングで覆われベーコンが乗っている。
実に美味そうだ。腹の虫が騒ぐ。
あれをガツガツと貪り食えたらどれほど幸せだろうか。
だが……それゆえに悩むのだ。
あのトロトロチーズ…間違いなく高カロリーだろう。
食えば腹の弛みが促進する事は明らかである。
男は運動は好きな方だ。むしろそればっかりしていると言っても過言ではない。
だが太りやすさというものは生まれ持った体質というものもある。
いくら食っても嘘みたいにやせっぽちなどこかの魔道士みたいなのもいればちょっと食っただけで腹に影響がでる自分みたいなのもいる。
まして自分は正直大食いな方だろう。
今朝もご飯を五杯はおかわりした記憶がある。
ああ俺はどうすればいいんだ。
食いたい。食いたい。食いたくてたまらない。
だが肥え太りたくない。デブはいやだ。メタボはいやだ。
チーズの香りが強烈に苦悩する男を誘惑してくる。
男にとってその香り…
嗅いでいるだけで口の中に広がる芳醇さを想像させるそれは強烈な誘惑だった。
豊満な美女が札束抱えて誘惑してくるのにすら遥かに勝る誘惑だった。
抗えようはずもない。
むしろここまでよく我慢したと言ってもよいだろう。
そして…男は…屈した。
ああ…体重計に乗るのが怖い…

71 :
>>65ー66
でもそんなリーフだから4人娘は彼を好きなんだよね
今回は彼らで
兄弟家のH君の悩み…近い内に天馬騎士のFと出かけるんだが自分と相手が満足するためにはどういう計画を立てれば良いんだ?
シレジア家のFさんの悩み…最近家で腐兄の気配を感じるのは気のせいかしら?
トラキア家のAさんの悩み…最近兄上が私達から隠れて何かをしてるのですが跡をつけてみるべきでしょうか?
ユングヴィ家のF君の悩み…最近後ろの席のYが「新世界が…」とか訳の分からんことを言ってるんだがそういう時はどう言えば良いんだ?
ノディオン家のA君の悩み…家の地下室で姉上たちがとんでもない話をしてたが聞かなかったことにするべきなのか…?
流星軒アルバイトのRさんの悩み…男嫌いではありますが最近レズと勘違いされてます。何もかも盗賊Hのせいです。奴の撃退法を教えてください。私はノーマルなのに…(泣)
ベルン署のGさんの悩み…最近ストーカーやロリコン関連、企業などの不正の犯罪が増えているのでベルン署の警察官を募集しているがなかなか人が集まらない。何か問題があるのだろうか?
FETVの皆さんの悩み…ウチのクソ社長が成果を挙げても残業しても給料を上げませんし休暇もくれません。自分は何もせずに私達をこき使います。新しい就職先を探すべきでしょうか?
凄腕の天馬騎士Fさんの悩み…好きな人をデートに誘うまではしたのですが彼との距離を縮めるにはどうしたら良いでしょうか。相手に素直になれないのが辛いです
流星軒のSさんの悩み…最近アルバイトのRがやたら私に拒絶反応を示す。昔は良い子だったのに…。どうすれば良い?
ヴェルトマー家のAさんの悩み…最近フリージのA君やTちゃんに頼りにされてるけどどうしたんだろう。彼らの力になってあげたいけどどうすれば良いかな?

72 :
>>69
やはり天才か…

73 :
>>71
H君へ
オスティア家R…女の子の事をよく知らない兄様に可愛い妹分のRがアドバイスしちゃうわ。
           女の子は美味しいものが好き。一番大事なのはお出かけ先でどのレストランを選ぶかよ。
           予算は惜しんじゃだめ!デートでケチな男は萎えるわ。太っ腹なところを見せてね。
           で、Rのおすすめのお店はSさん経営のしっこくステーキハウスよ。こってりした分厚いお肉がとっても美味しいんだから♪
Fさんへ
シレジア家S…キノセイデス
Aさんへ
トラキア家A…ナンノコトカナ?ナニカノカンチガイジャナイカ?
F君へ
ユングウィ家P…消しゴムぶつけるといいよ。それでだめなら鉛筆を鼻に刺して見たら?
          それでもだめならこのザルで前をすくって反応を見るんだお兄ちゃん!
A君へ
三騎士E…そういう時はこうするのです。「それはよろしいのですが」
       ノディオンで長く生きるコツはスルー力を磨く事です。
Rさんへ
ロストン家R…一つだけわたくしから言える事があるとすれば悩ましいのは貴女だけではないということですわ。
         たしかに一般的な愛情ではないでしょう。マイノリティでしょう。受け入れられないでしょう。
         けれど愛する事そのものを否定するのはあまりに悲しい事ですわ。せめて片思いでいる事だけでも許してあげてほしいのです。
         わたくしにはHの気持ちが…って全然一途じゃないじゃありませんのっ!?
         本当に美しい百合はわたくしのようにたった一人の女の子を愛する事ですわっ!
Gさんへ
ベルン署N…くっくっく…何故だろうねえ…いや困った困った…何か対策を考えないといけないねえ。
        この件は上役の私が担当しよう。君は心置きなく現場で力を奮ってくれたまえよ。これは命令だよ?
        私の方で優秀な人材を集めておくからね…
        (ふふふ…私の息のかかった者で署内を固めるとしようか…)
クソ社長S…企業が給与をベースアップできたのは過去の時代に消えたのさ。
        今は正社員を持て余してパートやバイトで人件費を抑える時代なのだ。
        その辺を考えて正職でいられるだけでも感謝してくれ。いやマジで。経営苦しいんだってば。
        はっきり言うけど辞めても仕事無いよ?まして中途だからいろいろ不利だよ?
Fさんへ
オレルアンのいい男B…うほっ…敵に塩を送るZE!俺からの情報DA!
               HっきゅんはツンデレなんだZE!その辺りを考えてツンがきたらそれはチャンスだと考えるんDA!
               俺とお前…どっちが勝っても負けても正々堂々戦おうZE!恋愛は戦いDA!
Sさんへ
ロプト教団S…クスクスクス…昔は良い子だったなら昔に戻ればいいのよ…
         優秀さんに頼んで子供になる薬を貰ってきたわ。これをもってRに「に戻ってくれ!」と頼んで見るといいわ…
         (どんな修羅場になるかしら…面白そう…クスクス)
Aさんへ
フリージ家T…びょ〜〜んっ♪
         AたんとTちんのママなのだ〜にゃははははは♪

74 :
>>72
天才とまではいかないけど、妙に悟った感じだったり、蒼炎でアイクに助けられたときにしっかりデイン兵の状況を把握していたりと
イレースは実は結構頭いい子なんじゃないかっていう気はする

75 :
その上力は強いし(能力値的に)魔法も使えるし、隙がないな

76 :
実は学生時代のイレースの成績は良かった…ってのはありかもしれん
他にも実は成績良かった、ってのはあるかもしれんな

77 :
>>73
Rさんへ…やっぱりM姉貴辺りと話し合って決めるわ…
Sさんへ…怪しい…怪しすぎる…!
Aさんへ…そうでしょうか?(徹底的に調査しないと…)
Pさんへ…消しゴムぶつけるまでは大丈夫だろうけど鉛筆をやったら俺は確実にIにされるな
Eさんへ…やはりスルースキルは必要か…
Rさんへ…あなたもHさんと同じ気配を感じます…
Nさんへ…私にも問題はあるがそこはZ署長やM警部と話して頂きたい。私とN警部で決めることではないからな
S社長へ…いやいや、結構雇ってくれるって所がありましたよ?
今までの成果や頑張りが認められたことかな?
Bさんへ…そうね。でも他はともかくアンタのことは本気で嫌ってると思うわ…
Sさんへ…薬を何かに仕込んでみるか…
Tさんへ…彼らの悩みが分かった気がするよ…
TPPに参加したら同人誌とかが犯罪になる可能性があるとか…
紋章町の腐女子と腐兄の一同「紋章町でそんなことは絶対に許さん!」

78 :
>>70
ピザトr・・・ヘクトルェ・・・
そういや兄弟家は体重から身長、胸すべてにおいて上から下まで差がありすぎるな

79 :
>>76
実は頭いいとかいう話なら、サラとかミルラは特進クラスに通ってるって説があったような
サラ「もし勉強で困ってるなら、相談に乗ってもいいよ?まあ兄様の態度次第だけど…」
エフラム「…後で何を要求するつもりだ?」

80 :
>>64>>69じゃあID変わってるけど同じ人?
とりあえず>>64の時点で、我慢できずに食べたオチは理解できたので安心しる。

81 :
過去のいくつかのネタでは普通に小学校に通ってたぞ
二人とも成績よさそうなイメージあるがサラは体育は適当にサボッてそう

82 :
サラ「体育なんて面倒だわ…というより無理して運動しなくてもリワープがあれば動かなくてよくない?」
エフラム「また不健康なことを…俺が鍛え直してやろうか?」
サラ「…というのは冗談。別に体を動かすのは嫌いじゃないわ」
エフラム「そうなのか?」
サラ「まあね、でも動いてて調子のいいときに変な楽しげな音の幻聴が聞こえることがあるんだけど、何かしら?」
エフラム「さあ…俺に言われてもな…」

83 :
ってことはトラキア組だけやたら動きが良かったりするわけかw

84 :
紋章町には解明できない謎が多い…再行動もまたその中の一つ
というかむしろエフラムがサラから再行動を教わるべき、絶対に強くなれるぞw

85 :
解明できない謎が多いっていうよりも謎だらけじゃねえのかw

86 :
壊れない武器とか命を削る魔法とかヴァルキリーとタメを張る井戸とか
斬るだけで金を盗むシーフとか流星月光とか
たまに必ず当たるとか
謎が多いな…と、どれも原作のままだな

87 :
ノイン  「さあ、やってまいりました、コンボイやラブリー眼帯も真っ青な謎を誇る紋章町!
      トランスフォームOK、菜の花自由で危険が危うい自転車レース『ママチャリの系譜』はこちら!」
エルフ  「別の謎を思いついてしまったんですね(作者が)…では、前回>>28-32の続きを投下致しますわ」
いや、謎と聞いてホントに思いついちゃったんです。悪気はなかったんです。
それではお後がよろしいようで……

88 :
96.5
フュンフ♀「…と言う訳で『ママチャリの系譜』あらすじをお伝えして参ります、
      竜王家使用人、背番号5番、スナイパー・フュンフ、トラキアモードと……」
ゼクス  「前回>>28-32でご紹介に与りました、竜王家使用人、背番号6番、マージファイター・ゼクスです。
      今回はゲストとして招いてもらいました。皆さん、よろしくお願いしますね」
フュンフ♀「前回の件で、たまには他の十二魔将達に出番を与えるのも悪くはないのではないかと
      色々考えるところがあった訳で…まっ、作者のちょっとした余興みたいなモンね」
ゼクス  「いつもはノインさんとエルフさんとフュンフさんしか出てませんから、
      他の皆さんも喜んでいらっしゃると思いますね」
フュンフ♀「しかし良かった、来たのがゼクスで本当に良かった……ツヴァイとかもうね…
      てな訳で、前回>>28-32はこ〜んな感じっ!」
ゼクス  「前回の舞台は山岳コース登りルートだったんですけど、選手の皆さんのルートがバラバラなので
      図に表すことができません。ごめんなさいね。
      それに伴って順位も確定してませんので、暫定順位での発表になります」
前回終了時点の順位
順位変動    マシン名          搭乗者         現ドライバー   単勝倍率
     暫定1位:5 ギルガメス            クロード&コープル   クロード        12.1倍
3位→暫定2位:9 ぱんださん号          アイラ&ティルテュ    アイラ        7.5倍
2位→暫定3位:4 シューティングスター   ラクチェ&シャナン     ラクチェ         1.9倍
9位→暫定4位:6 ゴリアスティーノ田中   スカサハ&レイリア   スカサハ       15.6倍
4位→暫定5位:7 アリス・ムーン         ホリン&デイジー      ホリン         10.8倍
5位→暫定6位:1 やらないか         アゼル&レックス      レックス         9.2倍
6位→暫定7位:2 愛のパルちゃん号    ヨハン&ヨハルヴァ   ヨハルヴァ    14.3倍
     暫定8位:8 トラキアエクスプレス   リーン&ハンニバル   ハンニバル    20.4倍
7位→暫定9位:3 大万福丸          トリスタン&ラドネイ   トリスタン       17.0倍
・十二魔将の1人、フットマッサージの名手、ゼクスが登場、十二魔将のプリンセスだとか。
・山岳コースに入る直前でスカサハ&レイリアペアがドライバーチェンジ。レイリア→スカサハに代わる。
・スカサハに代わった途端、最下位から猛烈な追い上げ。一気に暫定4位まで浮上。
・一方で、最下位に沈んだトリスタンは茂み獣道9号線という謎の抜け道ルートを選択。
・それを見た暫定8位ハンニバルは、傾斜は厳しいが折り返し地点までの最短距離というルートを行く。
・折り返し地点目前でアイラVSラクチェの母娘対決に決着。総重量や後部座席の負担の軽さでアイラの勝利。
 暫定2位に浮上し、その勢いのままにトップのクロードに戦いを挑むところで前回終了。
フュンフ♀「まあこんな感じかしらね……あれ? どうしたの、ゼクス?」
ゼクス  「十二魔将のプリンセスって……そんな……困ります。わたし、エルフさんやフィーアさんみたいに
      綺麗じゃありませんし、皆さんが思っているような女の子なんかじゃないんです」
フュンフ♀「あのさぁ…アンタ、ケンカ売ってんの? いやホント、マジで。
      綺麗で可愛くて、頭は良いし運動も出来るし優しいし料理は上手いし……
      完璧超人みたいなアンタがそんな事言ってたら私やノインとかどうなるのよ!?
      優れた能力を持つ者はその能力を自覚しないとダメっ!!」
ゼクス  「ああ……でも、そんな……荷が重すぎです。可愛い子牛が載せられている荷馬車の気分です」
フュンフ♀「た、確かに荷が重そうだけど……う〜ん、まあいいわ。とりあえず、レース再開よっ!」

89 :
97
ノイン  「ヒートアップしたバトルの結果、ペースが格段に上がったかっ、
      アイラ選手の眼前には給水所で特製ドリンクをキャッチするクロード選手がいる! ガ○ル!」
アイラ  「それっ!(ガシッ!!)」
ノイン  「サマーソルト気味にドリンクをかっさらう流星の大熊アイラ選手!
      ソニックウェーブでドリンクのコップが割れたっ! 嘘ですっ! メソ嘘!」
セーラ  「あの女将さんなら本当にできそうだから怖いわ」
ドロシー 「既にラクチェさんが流星拳を披露していますからね…」
ノイン  「良い病院紹介するウサー! 奇怪カイカイ妖怪だらけっ、紋章町は妖怪吹き溜まりでありますっ!
      妖怪熊女&猫娘、アイラ&ティルテュペア、空のコップを投げ捨て戦闘開始っ!!」
アイラ  「戦闘モードで行くぞ!」
山岳コース下り
                   アイ
         グオオオオオオッ!!       |
  クロ ←─────────┘
ティルテュ「しんぷさま〜、かくごっ!!」
コープル 「クロード様!!」
ノイン  「さあ、再びぱんださん号のボディが右へ左へ! 必のシェイクフェイントが発動だッ!
      シューティングスター同様、シェイカーの中でカクテルへと昇華されるか、ギルガメス!」
セーラ  「さあ、どうなるかしらね?」
ドロシー 「どんな魔法が飛び出すでしょうか?」
ノイン  「スタンドからは大歓声が巻き起こる! 飲まれるかギルガメス、悪酔いするかぱんださん号!?
      斜面を駆け下りるチェーン駆動の騎士達が火花と雄花と雌花を散らす!」
アイラ  「貰った!!」
コープル 「来ましたっ、どうしますか!?」
クロード 「Cyclone Driver」
コープル 「OK!! Ready」
ティルテュ「しんぷさまたちがマシンボイスでしゃべってる!」
ノイン  「マシンボイスか、マシン隼か! 稲妻5段法がサーキットの暴れ隼を流星剣で叩き割る!
      ミラクルZ2もかくやというサイクロンドライバーとは!?」
クロード・コープル「「GO!!」」
ノイン  「後部座席から手を伸ばし、ハンドルのベルを取り外したコープル選手。
      あれが女の子ならクロード選手の背中に胸を押しつけるような形になります!
      柔らかノインの願いはただ一つ! 押しつけたい! 押しつけたい! 押しつけたいっ!!」
エルフ  「ノインさん、柔らかくないですし、押しつけるものもないですからねえ……」
ノイン  「憎い! 憎すぎる! 憎しみで人がせるなら! 神の使徒・クロード&コープルペアは、
      ここで人をもせる魔法を使うか、取り外したベルを後輪軸に装着!!」
エイリーク「私、ノインさんとはいいお友達になれそうです」
リムステラ「ノイン……何も言わなくていい。私達の所に来い、我が貧同盟はあなたを歓迎する」

90 :
98
バシャッ!! バシャッ!!
アイラ  「なっ!?」
ノイン  「なぁんとなんと! 怪人赤ナント!! 高速回転する後輪軸のベルから、謎の液体が飛び出す!!
      液が飛び出すババンバン! オヤジ見てくれババンバン、悪の限りのオード一族、全滅だ!!
      しかし、素晴らしきフィッツ反射神経でかわしたぱんださん号!」
アイラ  「私達が悪の一族だと!?」
スカサハ 「主な悪行はロリコン、のぞき、痴漢、セクハラ、下着泥棒、猥褻物陳列罪と言ったところか…」
トリスタン「一部、と児童ポルノ禁止法に引っかかっている者も存在する」
ラドネイ 「悪の一族だっ!」
シャナン 「ロリコンは悪ではないっ!!」
ラクチェ 「シャナン様?」
レイリア 「あはは……今のあたし達、どう見ても猥褻物陳列罪に当てはまっているわね」←赤フン+法被
スカサハ 「せめて上半身の法被だけは死守しとけ。俺なんかポロったら終わりだからな」←褌一丁、ほぼ全裸
ノイン  「紛う事無き悪のオード一族、全滅だ!!」
レイリア 「あたしは違うわよ!」
マリータ 「やたらと殲滅やねっ」
ノイン  「何故か嬉しそう、イトコのマリータちゃん! あああっ、ベルから飛び出した液体が樹にかかった!
      煙吹いた! 溶けてるーーーーーっ!! これは溶解液か!?
      早く溶解になりたーい! ベム! ベラ! ベムラー!!」
エルフ  「あのサイクロンドライバーの正体は酸ですね。
      タイヤのゴムを溶かすサイクロン酸が入っているのです」
ノイン  「酸だーーーーーっ、バード!! 宇宙へ行け、風を巻いて!! 雷鳥ほろほろらりるれろ!
      わたくしの滑舌も絶好調の中、ブラギマジックが超獣ぱんださん号を酸で撃退!」
アイラ  「これは驚いたな…」
ティルテュ「しんぷさまっ、なにすんのよ〜!!」
クロード 「すみません、これも勝負ですから」
ノイン  「炸裂、ブラギマジック!! 神の魔法サイクロンドライバーの断続的攻撃により、
      黄金の聖闘士ギルガメスを射程圏に捉えられません、超獣ぱんださん号!」
セーラ  「とんでもない事をしてくるわね…」
ドロシー 「彼ら、本当に聖職者なんですか?」
ノイン  「手が付けられません、ブラギ神の使徒・クロード&コープルペア!
      彼らの魔法を止める者はいないのかぁっ!?」
山岳コース下り
          ギュイーーーーーンッ!!         スカ
  クロ  ←───────────────┘
      アイ                  ラク
ラクチェ 「ええっ!?」
スカサハ 「お先っ!」
シャナン 「スカサハだと!?」
ノイン  「おおおっ! 超高速で坂道を駆け上がって来た走る猥褻物陳列罪、ゴリアス田中君が
      緑の流星シューティングスターを並ぶ間もなく追い抜いたぁっ!! まさに人間ロケット砲弾!
      標的のギルガメスに向かって、ただひたすら、真っ直ぐにぶっ飛んで行くぞぉっ!!」
セーラ  「行った! あっさりと抜きおったっ!!」
ドロシー 「よっしゃあっ! いっけぇーーーっ、FUNDOSHIコンビッ!!」
ノイン  「ブラギマジックでスローダウンしたぱんださん号を横目に、FUNDOSHIコンビ・ゴリアスが
      ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル、ギルガメスの聖剣エクスカリバーに初挑戦っ!!」
アイラ  「あのブラギマジックとやらを相手にどう戦うのか、見せてもらおう!」
ティルテュ「スッカちゃ〜ん、がんばってね〜!」
スカサハ 「お前が俺の事をスカちゃんとか呼んでるのはアーサーのママンがそう呼んでるからか?」
レイリア 「ご名答」

91 :
99
スカサハ 「…まいっか。とりあえず、無策で行くのは危険だ、必トルネードソードで行くっ!」
レイリア 「ダメ、ガッツが足りないわっ!!」
スカサハ 「くっ、まだ早かったか…」
ノイン  「シューティングスターを押しのけて切り込んできた恐るべき刺客、ゴリアスティーノ田中っ!
      必技を使うにはまだ気力が足りなかったか? 精神コマンド・気迫が欲しいっ!!」
レイリア 「スカちゃん、ファイト。お姉さんがついてるよ」
スカサハ 「……了解」
ノイン  「スカサハ選手が不敵に笑った! FUNDOSHIを装備したカリスマダンサー・レイリア選手から勇気を、
      闘志を、そして、魂を貰ったか!! スカサハ選手の瞳に戦意の炎が灯る!!」
スカサハ 「通常ドライブでどうこうできる相手ではない……かと言って、ここで引く訳にもいかん!」
クロード 「いいでしょう。遠慮無く行かせてもらいますよ! シャドウブレイク起動!!」
コープル 「シャドウブレイク、アクティブリンゲージモードに移行!」
ノイン  「第2の使徒コープル選手が後部座席付近のフレームからステッキ状の物体を取り出したぞ!!
      さあ、このステッキからどんな魔法が飛び出すか!? 魔法集団こぷからっと!」
セーラ  「今度は何する気よ?」
ノイン  「なお、これら、今回の自転車レースに関する装備品は全て、
      ユングヴィ家の善意によって成り立っております」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」
ノイン  「コープル選手、このマジカルステッキで迫り来る人間大砲ゴリアスにどう立ち向かうのか!?
      まじかるこぷかる! 魔法VS科学の軍配はどちらに上がるのか!?」
コープル 「レイリアさん、パス!(ポイッ)」
レイリア 「はいっ(キャッチ)…って……え?」
ノイン  「おおっと、接近したスカサハ機・ゴリアス田中君のナビシート、レイリア選手にステッキをパス!?
      思わず受け取ったレイリア選手、これは一体どうした事か!? 敵に塩を送るという事か!?
      それとも、レイリア選手をマージダンサーに仕立て上げようというのか!?」
コープル 「3、2、1……」
ノイン  「ゼロ! シュピーゲルシュピーゲルシュピーゲル! なああああああああんとぉっ!!
      マジカルステッキが花開く!! キャプテンレイリアの手にしたステッキが開いたぁっ!!
      いや、これはステッキではないっ!」
エルフ  「傘ですね」
レイリア 「っ!? きゃあああああっ!?」
ノイン  「傘っ!? ステッキかと思いきや、アンブレラ! アンアンアン、とっても大好きアンブレラ!!
      どこでも傘がオープンして、空気抵抗に引っ張られる!!」
スカサハ 「うわ! うわ! うわ!!」
ノイン  「ゴリアス田中君、空気抵抗をモロに受けて大減速! 不規則な風を受けて、マシンが蛇行!
      サーキットのFUNDOSHI部隊が、サーキットのガ○ラニョ○ロに大変身!!
      本官は悪魔にょろよ〜。ニョロゾ!!」
エルフ  「車のゼロヨンレースでは、パラシュートをブレーキにする事もあります。その応用ですね」
ノイン  「サーキットのパラシュート部隊、スカサハ&レイリアペア!
      目標物に届かず、撃ち落とされたゴリアスティーノ田中君がバランスを崩すっ!
      黄金の聖騎士王が、ブラギ神より賜りし魔法で人間ロケット砲弾を一蹴!!」
レイリア 「止まって! とにかく止まって!!」
スカサハ 「わかってる! だから傘を捨ててくれ!!」
ノイン  「ブラギ神の魔法がゴリアスに赤信号を灯したぁッ!! リーダーっ!!」
エルフ  「待たせたな」
ノイン  「いえ、それ程でも。転倒ギリギリで踏みとどまったが、下着革命FUNDOSHIゴリアス田中君、
      エンジンストール!! 洒落た撃退を見せる余裕さえあります、最強の神の使徒!!」
スカサハ 「危なかった…」
レイリア 「見事にやられたわね…」
アイラ  「スカサハもダメだったか…」
ノイン  「ブラギ神必の魔法シャドウブレイクが文字通り、オレンジのマシンを一発でブレイクだッ!!
      ニッポンの魂・FUNDOSHIもブラギマジックに屈したぁっ!!」
セーラ  「うまい事考えるわね…」
ドロシー 「このメンツをここまであしらえるのも凄いですよ」

92 :
100
ノイン  「黄金の聖闘士がブラギ神の魔法で最強の珍獣と暴走チャリ型兵器を撃墜!
      そうしている間にも後続グループがトップとの差を詰めて来ています!」
ラドネイ 「やるじゃないか、トリス。もうラクチェ達が見えてきてるぞ」
トリスタン「やめときな、俺に惚れちまったら、みんなアンタの真似をしちまうぜ」
ラドネイ 「意味が分からんわっ!!」
トリスタン「意味は分からんものだっ!!」
ラドネイ 「何で意味不明な事を名言っぽく力説してるんだよっ!?」
ノイン  「5番手で折り返したのは、地の利を得たユグドラル学園の凸凹コンビ、トリスタン&ラドネイペア!
      そして、その後ろから……あああっとぉ!!」
山岳コース下り
■■■■■■■■■■■■■■              \.  ┏━┓  ■=通行不可ゾーン
■■■■■■■■■■■■■■               \. ┃給┃
■■■■■■■■■■■■■■             │┃水┃
■■■■■■■■■■■■■■             │┃所┃
■■■■■■■■■■■■■■            トリ    |..┗━┛
スカ(停止中)                   ハン←────┘
   アイ                 ラク
ハンニバル「さらばだ、若いの!!」
リーン  「おっさき〜!」
ラドネイ 「ッ!? 速いっ!!」
トリスタン「おっさん、頑張れよ〜!」
ノイン  「ここで大万福丸同様、山岳コースに入って以来、他マシンとは別ルートを通っていた
      トラキアエクスプレスがレールを切り替えて合流だッ!! 目の前にはシューティングスター駅が
      見えているっ!! 青い勇者超特急、青白の大万福駅を通過、更に緑の流星駅をも通過するかっ!?」
ラクチェ 「えっ!? また来たの?」
リーン  「ラクチェ、今度は負けないわよっ!」
ハンニバル「若輩の身を鍛えてしんぜよう。行くぞっ!!」
ノイン  「亀の甲より年の功っ!! 登坂しながらも、右に左にラクチェ選手を翻弄するっ!
      老練のワザが冴えるっ! ローレンバコール、ザ・ルックっ!!」
ラクチェ 「くぅ……予想外のドライビングテクニックね!」
ハンニバル「ふぉふぉふぉ。まだまだ若いモンには負けんぞい」
シャナン 「流石だ…実際この攻撃には恐れ入る。老兵は死なず…か」
セーラ  「でも、カン○タなのよね…」
ドロシー 「いえ、あの色はオ○テガ(FC版)ですよ」
ノイン  「老兵は死なず、ただ去るのみっ! トラキアエクスプレス車掌ハンニバル選手、
      シューティングスターをかわし、ゴリアスとぱんださん号に並んだぁッ!!
      特別快速にも程があるっ、何駅飛ばしての連結か!? ブルートレインが新幹線に化けたッ!!」
リーン  「名前は『はやぶさ』で〜す!」
ノイン  「しかし、向かう先にはフルストップステーション、ギルガメス駅がそびえ立つ!!
      終着駅となるか、通過駅となるか、駅弁は創業100年の老舗、アグスティの七三堂、鰻釜飯100G!」
ザイン  「七三軍団、長男ザインだ。かの賢王イムカ様をも唸らせた老舗の味を堪能してくれ」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」

93 :
101
ノイン  「だが、その前にまずは隣を行くオレンジの人間ロケット砲弾・ゴリアス田中君と、
      地上最強の珍獣・ぱんださん号を抑えなければなりません!
      暴走チャリ型兵器と最強無敵の究極生命体と最速の勇者新幹線の三つ巴の戦いだぁっ!!」
エルフ  「いえ……スカサハ選手とアイラ選手はペダルを緩めますね」
スカサハ 「おっさん、行ってくれよ」
アイラ  「トラキアの盾、お手並み拝見と行こうではないか」
ハンニバル「ふむ、ならば、その期待に応えなければならぬな」
山岳コース下り
              スカ
  クロ   ←──────ハン
               アイ
ノイン  「FUNDOSHI侍とくまさん女将が道を譲るっ、お年寄りには道を譲りましょう!
      譲れぬは既に最下位、愛のパルちゃん号。そして、ゴリアスとぱんださんを葬った黄金の聖騎士王!」
コープル 「父さん、姉さん!」
リーン  「お父さん、コープル達が何かやらかす前に抜きましょうっ!」
ハンニバル「うむっ!」
ノイン  「魔法発動前、呪文の詠唱中に一気に抜き去る戦術かっ! 防御率1.27を誇る防御のスペシャリストは、
      対魔法戦に有効な戦法を心得ているっ、流石はトラキアの勇者の盾、ハンニバルチームッ!!」
エルフ  「1.27は田中君じゃないんですか?」
クロード 「くっ、次から次へと…コープル、スパイラルサイクロンブレイカーですっ!!」
コープル 「スパイラルサイクロンブレイカー射出用意! 射線軸オールグリーン!」
ノイン  「後部座席付近のフレームからまたステッキを、そして、ハンドルから変速器を取り外した
      コープル選手……。わたくし、ずっと気になっていたんですが、この変速器は?」
エルフ  「ダミーのようですね。このレースのレギュレーションでは、マシンの変速ギアを禁じていますから」
ノイン  「さあ、ダミー変速器の中にはどんな魔法が詰まっているのか、白のローブを着た神の使徒、
      クロード&コープルペア! ブラギマジックに戦々恐々かマスクの勇者、ハンニバル選手!?」
ハンニバル「戦々恐々だ」
エルフ  「何やらニコニコしてますよ?」
ノイン  「ニコニコにっこり日曜日! 戸締まり用心火の用心、
      用心してし過ぎる事はない怖い使徒が前方でいよいよ動くぞ!!」
コープル 「姉さん、パス!(ブゥンッ!!)」
リーン  「へっ、あたし?(キャッチ!!)」
セーラ  「またあの手なの?」
ノイン  「変速ギアをステッキの先にくっつけ、放り投げる! 反射神経が良い!
      うっかり受け取ってしまったリーン選手! ステッキが傘状に開く!」
リーン  「えっ!? きゃあああああっ!?」
ハンニバル「ぬおっ!?」
セーラ  「あーあ、さっきとおんなじ手に引っかかっちゃって……ん?」
ドロシー 「あれ? 前と何か違いますよ」
ノイン  「そしてぇっ! 傘部分がグルグル自動回転しだす!!
      先端部に取り付けられた変速ギアから謎の液体が吹き出す!!」
エルフ  「サイクロン酸ですね」
ノイン  「全てを溶かすサイクロン酸噴出!!
      傘のブレーキで一気に後ろに下がっていく勇者新幹線が後続車に向かって、酸をまき散らす!!」
セーラ  「うわ、えげつな〜」
ドロシー 「後ろの2台もとばっちりを受けてますよ」

94 :
102
山岳コース下り
             酸→スカΣ(゚Д゚;)ゲッ!!              ホリ
クロ          ハン<                    トリ
             酸→アイΣ(゚Д゚;)ナニィッ!?  ラク
ノイン  「2段構えの妨害策!! 大魔法スパイラルサイクロンブレイカーが
      トラキアエクスプレスの車輪を砕き、玉突き衝突事故を誘発だああああっ!!」
ティルテュ「アイラちゃん、よけてよけてっ!」
アイラ  「くっ、まさか我々にも被害が及ぶとは!」
ノイン  「ぱんださん号とゴリアス田中君、たまらず後退を余儀なくされます!
      青い勇者新幹線トラキアエクスプレス、準急に格下げだ!
      液を飛ばしているのに、余計に駅に止まるとはこれいかに!?」
エルフ  「誰が上手い事を言えと言いましたか」
スカサハ 「ちょっ、危ねえ! おっさん、こっち来んなっ!」
ハンニバル「いや、そう言われてもっ、傘に引っ張られて、ハンドルがっ!」
レイリア 「リーン、それ早く捨てなさい!」
リーン  「そ、そうだった……えいっ!(ポイッ)」
ノイン  「ブラギマジック、またも炸裂だぁッ!! ナーガヒル山間下りコースタイトルマッチ第3戦!!
      勇者親子VS神の使徒の対決は、神の使徒に軍配が上がる!
      ブラギ神の魔法にハンニバル選手、屈します! 未だ魔法から逃れられた者ナシ!」
セーラ  「ここまで来るとマジで凄いわね…」
ノイン  「先ほど見せたブラギマジックの上位魔法で、最速のブルートレイン・トラキア号が脱線転覆事故だ、
      ブラギ神の使徒・クロード&コープル!! 神将にクラスチェンジかっ!?」
アイク  「何っ? 俺の他に神将になれる奴がいるのか!?」
マルス  「いません! むしろこの町の為にも増えないでいただきたい!」
ノイン  「挑戦者を悉く退ける黄金の聖騎士王ギルガメス!! トラキアの勇者をも樹海の海溝に沈めたっ!!
      まさに王者! まさにキング・オブ・キングス!! さらば勇者戦艦トラキアよ永遠に!」
リーン  「まだ生きてまーす」
エルフ  「生きてるそうです」
ノイン  「知ってます。さあ、3タテを食らわして、向かうところ敵なしのクロード&コープルペアが
      悠然と山岳コースを下っていく! 止められない止まらないかっぱっぱ!
      るんぱっぱー! えびせん、たこせんは駄菓子屋ゲラル堂、串かつ1本2G!」
ゲラルド 「うへへへ、ふへへへ……まあ聞け、こんな俺だが昔は夢を持って生きてきた。
      俺の母は俺を産んだ時に身体を壊してな…
      だが、それでも俺たち5人の兄妹を妥協せずに育ててくれた。
      身体が辛くてたまんねえハズなのに、いつも泣き言1つ言わずに面倒見てくれたよ。
      その母さんも、俺が15歳の時に亡くなっちまった…この駄菓子屋はそんな母さんが
      残してくれた店なんだ。だから、誰が何と言おうと俺はこの駄菓子屋を守ってみせるぜ…げへへへ…」
エルフ  「うっ…ぐすっ…協賛…ありがとう………ございますわ…ぐすっ…」
セーラ  「嘘…よね? だって、あのゲラルドでしょう?」
ドロシー 「顔がマジだったのが気になりますけど……流石にね…」
ノイン  「……う゛…あだじ……も、ダメ……うわあああああああんっ!! ゴメンね駄菓子屋のおっちゃん、
      今までケダモノだからって銀の剣で切り捨てるような真似しちゃって……
      今度からウチの連中も連れてくるからお母さんの為にも頑張って……ひっく…ぐすっ…」
セーラ  「うわ、こっちはマジ泣きだし!」
ドロシー 「騙されてますよ、たぶん……ちょっと自信無いですけど」
続く

95 :
あっ、今見たら100の所間違ってた。すみません、訂正します。
誤→登坂しながらも、右に左にラクチェ選手を翻弄するっ!
正→下山しながらも、右に左にラクチェ選手を翻弄するっ!
こういう事がないように何度も見直してはいるんですが……以後、気をつけます。

96 :
ゲラルド………

97 :
コワモテが実はいい人だったりすると好感度高いよね
アーダンやゴンザレスにも言える事だけどヘクトルもヤンキー兄ちゃんに見えて意外と優しいって点ではこのグループに入ると思う

98 :
 
アイク「さて、そろそろ行ってくる」
ロイ  「アイク兄さん、今日からラグドゥ遺跡で修行だっけ?」
アイク「ああ、あそこの魔物は中々手強いからな。良い修行になる」
リーフ「中々手強い、ねぇ…。あそこの魔物達にそんな台詞言えるのアイク兄さん以外だと少ないよ」
マルス「僕の記憶だと、あの遺跡の魔物達は能力カンスト寸前だらけだと記憶してたけどね」
ミカヤ「アイク、気をつけてね。危なくなったら帰ってくるのよ」
アイク「分かっている。じゃあ行って…」
ロイ  「と、誰がか家に向かってきてるね。あれは…」
ワユ 「大将ー!いざに尋常に勝負ー…って、あれ?大将どっか行くの?」
アイク「ワユか。俺は今からラグドゥ遺跡へ行くんでな。悪いが勝負はその後でいいか?」
ワユ 「ラグドゥ遺跡?あー、あそこね。…そうだ大将!あたしも一緒に連れてってくれない?」
アイク「ん?ああ、別に構わないぞ」
ワユ 「決まりだねっ!じゃあ大将、一緒に行こっ!背中は任せてよね!!」
アイク「そうだな。背中は任せるぞ」
マルス「二人を支援組ませてラグネルエタルド無双させた人は少なくないと思う」
リーフ 「それだったらミストさんと支援組ませてエタルド持たせる人も少なくないと思うなぁ」
ロイ  「メタ自重。とにかくワユさんが兄さんの修行に付いてってくれるなら心強いね」
???「ちょっと待ったぁー!!」
ロイ  「って、また誰か来たよ。今度は誰だろう?」
ワユ   「バレちゃったか、惜しかったのに」
ミスト  「ワユさん、抜け駆けはダメだって言ってるでしょ!」
イレース「そうです、ずるいです…」
アイク  「ミスト、イレース」
ミスト  「ワユさんがお兄ちゃんと手合わせしたいって言うから回復役として来たの」
イレース「私は、審判役です」
ミスト  「そしたらワユさんがお兄ちゃんの修行に付いていくって言うから…」
イレース「…その修行、私も付いてってもいいですか?魔法でしたら、任せて下さい…」
ミスト  「って、イレースさんまで!…じゃあ私も一緒に行く!どんな怪我だってすぐに治しちゃうから!」
アイク  「…ミストはダメだ、と言っても聞かないだろうな。まぁ、構わないぞ。その代わり、俺達からあまり離れるなよ」
ミスト  「やったぁ!お兄ちゃん有難う!!」
イレース「(ミストさんだと、止められるというのが…ちょっと悔しいです)」
ワユ   「(柄じゃないけど、あんな風に心配されてみたいなぁ)」

99 :
 
マルス「なんという勇戦僧魔パーティ」
リーフ 「寧ろ戦武僧魔じゃないかな?兄さんの能力的な意味とワユさんの速さ的な意味で」
ロイ  「それなんてドラクエ?何にしても一気に安心感が出てきたよ」
???「ちょっと待ったー!!」
ロイ  「またですか!もう誰か想像付いたけど!」
レテ   「修行に行くと聞いた。なら私も一緒に行こう。い、言っておくが、アイクと一緒に修行したいわけではないからな!」
サナキ 「私も一緒に行くのじゃ!魔物等、私の魔法で全部焼き払ってやるのじゃ!!」
ララベル「アイクさん、修行に行くんですってね。私も付いてっていいかしら?安く道具売るわよ」
ミカヤ?「ちょっと待ちなさい!修行ならこの自由と混沌の…ってメダリオン用意早過ぎ!押入れいやー!!」
アイク  「…まぁ、別に構わないが」
─そんなこんなで…
ワユ   「それじゃ!」
ミスト  「ラグドゥ遺跡に」
イレース「アイクさんと一緒に…」
レテ   「修行に」
ララベル「行くと」
サナキ 「するのじゃ!!」
アイク  「………行って来る」
ロイ  「…何これ?」
リーフ「修行って言うよりどっかの国に攻め入るのこれ?」
マルス「普通ならあの遺跡はまさにそのぐらい戦力は必要にはなるけど、流石にこれは…」
ミカヤ「アイクー、気をつけてねー」
─数日後
アイク  「魔物が妙に張り切ってたミスト達にほとんど倒されて、修行にならなかった…」
ライ    「何しにラグドゥ遺跡に行ったんだお前?
セネリオ「ひどい有様です」
<糸冬>

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