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2011年12月2期ミステリー7: 9マイルは遠すぎる、ゲームしようぜ (211) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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9マイルは遠すぎる、ゲームしようぜ


1 :11/06/19 〜 最終レス :11/12/23
出題者が引用した文から、その文の引用元を推理するスレ
ではとりあえず適当に、
"大学1,2年頃はこれらの理解のための勉強に時間のかなりの部分を費やした."
状況:自宅に郵送されてきた出版物からの引用
ルールは以下の通り
引用のルール
*引用した文章は、どこまでが引用かわかるように""で囲むこと
*出版物、放送、掲示物などで一般に公開された文章および音声であり、
 現在、内容の存在を確認できるものから引用すること
*引用は40文字以下の単文で、一つ以上の数詞あるいは固有名詞を含むものであること
*Web上の文章の引用はなるべく避ける(検索に引っ掛かってしまうため)
*フィクションからの抜粋は禁止(フィクションかどうかの議論になりうるものも避けること)
*当然ですが引用は正確に
ゲームのルール
*前の出題より50レス以上が経過した場合、新規に問題を出題できる
*出題者がその文を知った際の付帯状況を引用文の下に追記することを認める
*出題者によるヒント、正解のネタばらし等は一切厳禁
*出題後に出題者として掲示板に書き込むことは、住民により正解が出るまで禁止

2 :
”私は苦笑をうかべて見せた。「一ついわなかったことがあるんです。ポケットにマディスンの肖像を持ってるんです」”

3 :
>>1
何か勘違いしてない?
9マイルをやるなら短文からどんどん妄想的推理を膨らませていく遊びだろ

4 :
>>1 高校までだった友人は、大学デビューを果たし、あらゆる性技を開花させるも、恋に破れ女性不信に。
その後、内向的な性格から就職浪人を重ねる不遇な時期を乗り越え、ついにSEXハウツー本を執筆する運びとなる。
「こんなものはきっかけにすぎない、ここから這い上がってみせるから、どうか君にこの一冊を読んでほしい」と、主人公に託されたもの。
こんな感じ?

5 :
>>1
面白そうなスレタイに惹かれたが遊び方分からん。サンプルが見たいな。
それかミステリ小説の一部分を当てるとかどう…。

6 :
>>2
ポケットに政治家の肖像(画?)が入ってるって、どういうシチュエーションなんだ?
ぜんぜんわからんぞ、名探偵頼む

7 :
>>6
「長いお別れ」(レイモンド・チャンドラー)の一説と思われます。
政治家の肖像画というのは、おそらくお札の事かと・・・
高額紙幣ではないでしょうか

8 :
1と4がまるでわかっていない

9 :
”「博士は眼鏡をいじった。「こう言いたいのかね」博士は迫った。
「本物の帽子屋がロンドンで盗みを働いていると」”

10 :
>>9
・博士の話している相手は目上の人間ではない。
・こう言いたいのかね、の表現から博士が会話相手は自説を断言することを避けたことがわかる。
 →推理:従って会話相手が伝えたかったことは、
 「突飛な話」あるいは「博士の名誉に差し障る話」あるいは「自分自身が不利になる話」のいずれか。
・ロンドンで盗みを働いている、の表現から、犯罪は突発的なものではなく連続して起きている。
・本物の帽子屋が〜、の表現が暗に意味する「本物でない帽子屋」
 →推理:帽子屋が犯罪を起こす小説等があり、それになぞられた事件が起きている?
鉤括弧のつけ方が文法的におかしいのは、
重要なヒントなのか、あるいはただのミスなのか……

11 :
最初のカギカッコはミスです。原文にありませんm(_ _)m

12 :
どうせ帽子収集狂事件だろ

13 :
↑おっと、それは言わない約束だ

14 :
>>10素晴らしい分析です
>>12正解です(^o^)/
J・D・カー 帽子収集狂事件(新訳)20Pからの抜粋でした

15 :
勝てない

16 :
>>10
すごいですな
おもしろい

17 :
問題マダー チンチン

18 :
”ハーフォードを出発する前、タナーはルース荘の応接間で見つけた写真に記されていた名前の写真師に手紙を出して、
サー・ウィリアム、オースチン、コスグローブの三人の写真の焼増しを注文しておいた。”

19 :
ヒント多すぎて簡単すぎるwまあ黙っとくかな…。10の人のような推理・分析を見て楽しむスレみたいだし。

20 :
自分は頭悪くて
分析力も想像力もないからさっぱりわからないな。
問題の出し方もよくわからない

21 :
>>18 まず分かることはタナーは写真師と面識はない、ということ
(ルース荘で写真を見つけて初めて名を知った)。
にもかかわらず、写真の焼き増しを依頼できるということは、タナーには何らかの権限がある
(おそらく捜査関係者)。
ハーフォードを出発したタナーの目的地に写真師がいるのかどうかは分からない。
目的地に写真師がいるのだとすれば、かなり遠方(依頼の手紙の方が早く着くことを想定しているのだから)。
そうでない(ハーフォードから目的地へ出掛けて帰る間に焼き増しが出来上がるように依頼した、などの)
場合も考えられるから、目的地については何とも言えない。
ただ、後者の場合、目的地での調査には必ずしも写真は必要ではないことになる。

22 :
問題の出し方、変だったらごめんなさい
”彼女はドアのまわる音にびっくりして飛び上がったが、
重いドアがさっと開いたときには、もう落ち着いていた。
あのくすくす笑う男が入口をふさいでいた。
「家へ帰れるの?」メアリはすぐにたずねた
「運動のために大きな部屋へ来るんだ」シャルル・メールが言った。”

23 :
>>22
まず判る事は、ドアのまわる音ぐらいでびっくりするほど、
彼女が神経を張り詰めていたという事。
重いドアをさっと開けられるほど力持ちの男性が入口をふさいでいたという事。
メアリは自由に帰宅できない状態にある事。
力持ちの男の名前がシャルル・メールだという事。

24 :
>>21
・手紙を送ってる所から、写真師はハーフォードにはいない。
 手紙ならどこからでも(目的地からでも)送れるので、
 わざわざ出発前に手紙を出したということは、
 目的地に写真師がいる蓋然性が高い。
 写真を撮る場合、近くの写真師に頼むはずなので写真師はルース荘の近くにいる。
 したがって、タナーの目的地はルース荘であると考えられる。
 →推理
  見るだけなら目的地の応接室にあるというのに、
  わざわざ焼き増しを必要とする理由は聞きこみに使うためと考えられる。

25 :
>>21(つづき)
・ハーフォードの名の都市は、アメリカのカンザスに存在する。
 しかし、サーの称号からルース荘のある国はイギリスであることがわかる。
 タナーが探偵であれ、捜査員であれ海外に調査に出かけるとは考えにくい。
 したがって文中のハーフォードは、
 イギリスの都市ハートフォードの書き間違いである可能性が高い。
(当たってるのかな? ドキドキ)

26 :
>>21 ポンスン事件

27 :
>>23
ありがとう
メアリは誘拐され閉じ込められてるところです
こないだ買ったフリーマントルの
虐待者 上巻からです

28 :
>>1のいう9マイルは遠すぎるゲームが
ずれてる気がしてしょうがない
今中華屋で隣から聞こえてきた会話
「名古屋なら100円くらいの差だけど。一回チェックしてみないといかんな」
「なんにもなきゃいいですけど。日曜日休みみたいだし」
こういうのから想像膨らましていくんじゃないの?
ちなみに場所は愛知県は豊田市にて

29 :
>>28
1、会話を聞いてた人と、隣で話してた人達以外にも客はいる。
もしガラガラなら隣り合う席には座らないだろうから。
2、「なんにもなきゃいい」から普通の買い物をするわけではない
3、言葉遣いから上下関係がある。上司と部下だろうか
4、上司と部下だろうという3から仕事関係の話で、外で食べてるから営業だと思う
5、「一回チェックしてみないと」

「日曜は休みみたいだし」から初めて訪問する場所。

30 :
>>28
出題者に正解が判らないと、想像力・推理を発散させるだけで、結局何だったんだ
と悶々として終わる事になるからじゃないかな?
元ネタを知っている人が、元ネタを指摘するのが興を削いでいるというところか、よく
知られている元ネタを書いた出題者の選択が悪いのか。
名古屋以外に本来の予定地があり、予定より100円と推測される金額差が生じると
思われる。
距離で変わる金額という事で、高速道路料金、あるいは電車賃などが考えられる。
タクシーは、100円という金額差から考えにくい。
『チェックしないと』という言葉から、「名古屋であればこの金額」と事前にチェック可能な
事だと思われる。ゆえに、タクシーはない。
かと言って、高速道路料金や電車賃で100円程高くなるということに、事前にチェックしよう
とする程というのはいささか不自然である。100円以上変わる場合を想定しているようだが、
100円以上となっても、大きな金額ではないはずだ。
結論、前の言葉はバイク便で荷物を送る送り先について、おそらく普段は本社宛の発送を
現地営業所の方に送ってくれと言われたなど。
納品が遅れその納品物が必要な日のギリギリになってしまい、現地へ発送となったのでは
ないか?
万一納品物に不具合があって差し替え発送となった場合、バイク便が日曜日休みなので
その場合はどうしよう、何も(不具合が)なきゃいいんだけど、と考えている。
とすると、納品が遅れていることについても、不具合があって差し替え発送だと思われる。
でどうだ。

31 :
他の人の推理を見ると
自分の推理が的外れで恥ずかしくなってくるww

32 :
すげえ…なんか知能テストみたいw。俺なんて、電車賃?日曜休みが心配?以上の考えが浮かばねえぜw

33 :
>>30
昔モナギコ蜘蛛の会って推理クイズスレでも
出題者が体験したリアル日常の謎が出題されたりしてた。
当然解答はないわけだけどなかなか楽しかったよ。
スーパーで変な買い物したお婆ちゃんを人犯だと推理したやつとか
こじつけながらもなかなか見事だった覚えがある。
ミス板ならそういう突飛な発想の余地があってこそ面白いと思うんだ。

34 :
>>25
本文では「ハーフォード」となっています。
イギリスです。
>>26
正解です!

35 :
まあ細かい事は気にしないで
問題出して推理して
推理力とか鍛えられたり人の推理見て
楽しめたらいいんじゃないでしょうか

36 :
>>33
正答のない、推理過程そのものを楽しむという事も認めているよ。
そのうえで、正答があるからこそ、当たった外れたと楽しめるという事も認め
てるんだな。
前者が純粋に過程を楽しむことであるのに対して、後者は回答が出た
際に得られる「それは思いつかなかった!!」というカタストロフを楽しむと
言えるかな。(もちろん、当たったという事を楽しむのが目的だろうけど)
>>1は後者を意識しているだけだと思ったので、ズレてるというのはちょっと
違うんじゃないかと感じたんだな。
スレが延びて、後者が廃れて前者ばかりになっても良いし、逆に後者ばかり
になっても良いとは思う。もしそうなったなら、スレの参加者による自然淘汰
だろうから。もちろん共存もありだね。

37 :
"「いけません!」とミニーが叫ぶ。
そもそもの初めからこの奥さんは不吉な予感をときどき口に出して訴えてきたのだ。
だが、ヴァージルはミニーの肩に優しく手を置く。
「婆さんや、つむじを曲げんでおくれよ。心配しなくてもいいんだ! もう一回だけ配ったら、それで……」"

38 :
>>37
これは『配る』がキーワードだな。
ミニーとヴァージルが夫婦で、しかも高齢だといういう事が判る。
妻を「婆さん」と呼ぶという事は、現実の現代日本であれば、70代以上である可能性が
高いと言えるが、海外小説の翻訳という事を考慮するとそう推測するのは危険だ。
「もう一回だけ配る」と言うのは、それまでにも『配って』いたことを意味する。
『配る』事を心配している、『配る』事に不吉な予感がすること、『配る』事が不吉な結果を
招く可能性がある。
たとえば、ポーカーなどでカードを『配る』事が考えられる。今までは勝っていたが、最後の
レートを上げた勝負が始まろうとしている最中であれば、『不吉な予感がする』と止めるのは
かなりありそうな話だ。
しかし、「もう一回だけ配ったら、それで…」という言葉からは、『配る』事が目的であるという
示唆が含まれるように思う。ポーカーのように『配る』事が目的ではない、『配って』から始まる
ゲームの方が目的であるような事に当てはめるのは不自然だ。
少々危険だが、翻訳者の日本語感覚が現代日本に当てはまるという事を期待して、70代以上
の高齢の老人である可能性を考えに入れる。
結論、ヴァージルが『配る』と言っているのは、街(村)の各家庭に何かを配るという事ではないか?
郵便配達の線も考えられるが、高齢の老人ではないかという点から外す、郵便配達を奥さんが
止めるというのも、いささか考えにくい。
断定はできないが、海外小説の翻訳という事で牛配達ではないか?海外では、日本よりも
牛の配達が浸透している(いた)ため、可能性は高いと思われる。
高齢の為に牛販売店(配達店)を廃業する最後の日に、高齢の夫を心配する妻が、何らかの
不吉な予感がしていた事も含めて、夫を止めたのではないか?
あるいは、その日は配達しなくても顧客から文句を言われる事がないと思えるほど、雪が積もった
などの不可抗力と言える自体が起こっていたのかも知れない。それであれば、妻の『不吉な予感』
がして、夫を止めるというシチュエーションに蓋然性が増す。
ってな感じでどうだ?

39 :
>>38
配るとかいって、チラシとか宅配便とかしか想像できなかった自分が恥ずかしい
しかし、日本の小説の文章は未だに問題に出されないな
日本が舞台のやつのほうが、土地勘がつかめて推理しやすい気がする

40 :
>>38
これはコリン・デクスターの短編集「モース警部、最大の事件」の
世間の奴らは騙されやすい
からです。
この場面は、
ポーカーではないですが
トランプのゲームで賭けをしていた所です
すごい分析ですねありがとうございます

41 :
>>40
キャー恥ずかしい、ハズレをもっともらしく語ってた。
推理遊びだから、間違っててもいいんだろうけどさ。

42 :
面白い推理だったけど「牛配達」はさすがに脱力したぜw

43 :
そもそも゜どういうことだろう?」と考える気にならない問題文は非「九マイル」的だろう

44 :
だれか問題出してー

45 :
誰も問題出しませんね
僕も推理したいが
"クロードは頑固に首を振った。
「いや、ありえない。私はギヨームという男を知っておる。
本人が昔、戦前に私に言った。自分が死んだら、本は国立図書館に寄贈するとな」
彼は二度ほど獣のようにあえいだ。"

46 :
45の問題が変だった気がするので別のを


"「その男を誘拐しましょう」と、ジェイムズ。
「いっそして保険金を請求したらどうです?」とジャン=ピエール

47 :
居酒屋で飲んでて 隣のリーマン風のおっさんと 話が盛り上った
上役の身勝手さとか、取引先の不誠実さとかよくあるリーマンの愚痴で盛り上ったんだが
帰り際に名刺交換して酔いが冷めた。

48 :
おっ、問題きた
>>76
1、まず「おっさん」という言葉からおそらく40〜50代くらい
2、名刺を見て酔いが醒めたのは驚いたから。
相手の事を知り、愚痴の内容と関係ある人だったから醒めるほど驚いた。
3、愚痴の内容は上役と取引先の話で、
自分の会社の上役の顔は知ってるだろうから上役ではない。
したがって取引先関係で40〜50代ということで偉い立場にいる人であった

49 :
>>47
だったw

50 :
>>45
・ギヨームは蔵書家
・ギヨームの蔵書(あるいは蔵書と思われる本)が見つかった
・今は戦後
・「知っておる」だから、ギヨームは死んでいない(あるいは死亡が確認されてはいない)

51 :
>>50
・ギヨームという名前、国立図書館という名称から、フランスでの話の可能性が大
http://wpedia.mobile.goo.ne.jp/wiki/175870/%8D%91%97%A7%90}%8F%91%8A%D9/6/?guid=ON&vl_sesid=3364_341189

52 :
>>46
・誘拐か害して保険金かの選択なので、目的は金銭
(活動を封じるのが目的で、保険金は行きがけの駄賃とも考えられるけど)
・「その男」という言い方から面識はない
・が、保険金を受け取るとなると知人のはず
・だから、この場にはもう一人いて、その人物が保険金を受け取れる
・その人物が依頼人で、この二人は、その手の仕事を請け負うのが仕事

53 :
>>46
「その男」という単語から、ジェイムズは「その男」と肉親関係にない
しかし、>>52の指摘から保険金を受け取ることのできる立場にいるようにみえる
推理:二人の会話を、嫌いな人物に対する単なるブラックジョーク
   と捉えるとこの矛盾は解決されるのでは?

54 :
>>50
>>51
ギヨームが亡くなり、
弁護士と親族が
遺書の事で話し合いをしている場面でした。
それ以外は合ってます
ありがとう

55 :
>>50
>>51
忘れてました。
アーロン・エルキンズの
【古い骨】
からでした

56 :
>>52
>>53
ジェフリー・アーチャーのコン・ゲーム小説
【百万ドルをとり返せ!】
からでした。
騙されて株で大損させられた被害者たちが会って
どうやって取り返すか
話し合い初めの頃の場面からでした。
ちなみに知人ではありません
ありがとうございました

57 :
"二人の敵に抵抗するかわりに、侯爵は急にその双方に白旗をあげた。
ちょうど日本の力士のように一歩を譲った――
とたんに敵は彼の前にぺったり倒れたという寸法だ。"
補足:本文中は改行なし

58 :
>>57
1、「日本の力士のように」の
日本という言葉から作家は外国人である。
日本人ならわざわざ日本とつける必要はないから
2、力士の例え話から、
この作家は謙虚だという印象を日本人に持っているということ。
なので日本人は嫌いではない
3、「双方に白旗を上げた」の双方から
二人の敵は味方同士ではないということ。
二人一組の敵なら双方に上げる必要はないはず
4、「急に」から
二人は侯爵より弱い立場の人間である。
急に白旗を上げることが侯爵にとって意外な行動だから。
もし二人が侯爵よりも強い立場なら侯爵はすぐに白旗を上げたと思う。
それから白旗を上げただけなのに
敵がぺったり倒れたというのは、
実際に倒れたわけでない。
だとすると敵は侯爵が抵抗するだろうと予測していたのに
すぐに白旗を上げたことに拍子抜けしたためではないか

59 :
悪漢二名に襲われた侯爵。2対1の状況下、がっちり組み合うと見せかけて身をかわす。
勢い余って悪漢は地べたに叩きつけられる。
そういう場面にしか見えないw。古い非本格ミステリのアクションシーンの一節かな

60 :
正解は、ブラウン神父の童心からの一説です
侯爵は人しの経験があり、
弟からはそれをネタに脅迫を、被害者の息子からは命を狙われています。
そこで、彼はとある計略(ネタバレとなるため詳細は略)により、
この二人を同士討ちさせてしまいます。
先の一説は、この計略をブラウン神父が比喩したものです。
>>58
4以外は完璧に正解です。お見事です。
>>59
比喩表現を問題に出すのは少しアンフェアだったかも……

61 :
続けてもう一問、出しまーす
"木と錫で作った大きな重いオルゴールで、小さな車がついてるんです。
ガラスの棚の上に、首飾りと並べて置いてあったんです。
手がそいつにぶつかると、そいつは死人の目もさますような大きな音を立てて落ちました。
父はかなり耳が遠かったけど、その音が聞こえないほどのつんぼではなかったんです。"
補足説明:前後に小説を特定できてしまうキーワードがあったので、
     登場人物の台詞の一部のみを抜粋しました。本文中は改行はありません。

62 :
不適切な表現がありました。
お詫び申し上げます。

63 :
4を一番時間かけて考えたのに、
全然間違ってたとはww

64 :
>>61
1、「かなり耳が悪い」から
父は60代以上と思われる。
2、「つんぼ」から
このような言葉は今の時代あまり使わないだろうから
30年以上前の作品だろうか?
3、「そいつ」から
父の子供は男性の可能性が高い。
女性は「そいつ」とはほとんど言わないだろうから。
4、「手が」から
腕・肩・肘などと言ってないところから
オルゴールを手で持とうとしていたということ。

65 :
続き
5、オルゴールは軽くて車がついてないのが普通なので、
このオルゴールは高価、
あるいはあまり生産されていないだろうということ。
6、オルゴールと一緒に並べてある首飾りは高価な物である。
5からオルゴールは高価だろうという事から、
高価な物と安物を一緒に並べるのは不自然な気がする。
7、首飾りをあまり動かす事のないオルゴールと一緒に並べているのは、
首飾りは身につけるためではなく飾ってあるだけだということ
8、首飾りは、
プレゼントされたり誰かの形見などだろう。
もし自分で買ったなら、気にいって買ったということだから
身につける事を優先させるのではないだろうか

66 :
連続すみません
問題です
"レッドは頭上に手をのばし、メスで縄を切り始めた。
だが、手を動かすたびに縄も大きく揺れる。縄が安定しないから、うまく切れない。
縄を押さえれば、切ることができる。
だが、押さえる動作と切る動作とを、片手で同時に行うのは不可能だ。"

67 :
>>61
大きな音を立てたのに、父親はなんの反応もしなかった→もう死んでいたに違いない。
探偵・警官が被害者の死亡推定時刻を明確にしようと息子に当夜の行動を尋ねている場面か

68 :
佐野洋氏の短編集、街の中の声シリーズから。
これは佐野洋氏が街で聞いた言葉から作品を創作するという試みで、その意味では
既に『一人9マイルは遠すぎるゲーム』です。
そのため厳密には正答無しですが、佐野洋氏の解釈を便宜上の正答とします。
--以下問題--
千歳空港から羽田までの飛行機の搭乗口の手前で、中年男女が話し合っている声が
聞こえた。
「来年までには、ちゃんとしておいてくださいよ」
これは中年女性の言葉。彼女はハンドバックと機内持ち込み用の紙袋を持っていた。
そして、すぐそばには小学生高学年とおぼしき男の子が立っていた。
「うん?なんの話だ」
中年男性が訊き返した。彼だけは手ぶらで、どうやら飛行機には乗らず見送りに来た
だけという感じだった。
「知ってるくせに…」
中年女性は横を向いたまま、吐き捨てるように言った。
(※文章は、問題としてふさわしい形になるように当方により改稿)
作品名を隠している人も多いですが、作品当てゲームではなく推理ゲーム
なので、必ずしも隠さなくてもいいんじゃないかなと思うので、最初からネタバレで。

69 :
>>66
・間違いなく言えること
レッドは片腕が使えない状況。
・かなり高い確率でいえること
縄を切るのにメスしか使えるものがなく、他のものを準備する余裕のないことから、
レッドは時間的、あるいは空間的な行動の制限をうけている。
・これらの状況を成立させるための状況の予想
その1
レッドは首吊りになった人間を片腕で抱きかかえながら、
一方で首に掛かった縄を切ろうとしている。
首吊りになってレッドが発見するまで時間が経っていないことが予想できるので、
これは自ではなく、何者かがレッドに見せ付けるために凶行を行ったものである。
レッドが容易に縄を外せないところから、体重の重い人間であることがわかる。
よって、男性である蓋然性が高い。
レッドが仮に外科医であったとしてもメスを持ち歩くことはなさそうであるので、
メスは犯人によってあらかじめ準備されていたものと思われる。
レッドが助けを呼んでいないことから、凶行は人気のない場所で行われている。
その2
もっと単純な場合として、単に医療施設に監禁されていることが考えられる。
片腕が使えないのは、何らかの病気か怪我によるもの。
カーテンか何かを引っ掛けるためのロープを切って、それをつかい窓からの脱出を試みている。

70 :
>>64,67
皇帝のかぎ煙草入れからの出題でした
ドラ息子のトビイは愛人との手切れ金を作るために、
老いた父親の部屋から骨董品のネックレスを盗み出そうとします
そのときにオルゴールを落としてしまい、
父親が反応しないことで父親がされていることに気づきます
引用した台詞は、トビイが警部とキンスロ博士に問い詰められて答えたものです

71 :
>>69
ボリス・スターリングのメサイアからです
これはレッド(警官)が犯人と戦ってる所で
レッドが首に縄をかけられ
もう一方の縄を2階の手すりにつないで
落とされ首を吊られた時の場面です
落とされた時、レッドは首の縄に両手をかけていて、メスは犯人が持っていてレッドの口の中に落とした物です
この状況で縄をメスで切るなんて不可能な気もしますが小説なのでね…
ありがとうございました
>>70
父親が死んでいたというかなり重要な所を
僕は見落としてましたね

72 :
>>68
1、「来年までは…」から
この女性は男性の所に帰ってくるだろうということ
なので親しい間柄、おそらく夫婦。
それから来年までということは年内には帰ってこない。
2、女性の荷物がハンドバッグと紙袋だけは少ないので
すぐ帰ってくる。
もしどこかに旅行とか泊まったりするなら、
服や下着必要だからもっと荷物はあるはず。
それに女性が服や下着を紙袋に入れるとは思えない
3、出てくる男の子は、夫婦の子供の可能性はあるが
語り手は3人を知らないようなので夫婦の子供かわからない
来年にはなるがすぐに帰ってくる。そして旅行でもないという所から、
結論:
この日は12月31日で女性はパイロットか客室乗務員。
1月1日に帰って来る。
来年までやっておくことはおそらく大掃除

73 :
>>68
女性と男性はおそらく夫婦か、親しい関係。
男の子は二人の子供か、そうでなくても女性の子供。かな?
私の結論としましては
9月の連休を利用して北海道まで単身赴任の夫を訪ねてきた妻と子供。
差し入れの荷物を入れてきたトランクには持ち帰る夏物衣類や所帯道具を詰めたため、お土産は機内持ち込み。
「来年までには…現地の愛人関係どうにか清算しなさいよ。
私が知ってること、知ってるくせに」
このゲーム、楽しいですね

74 :
>>72-73
当方の出題ミスがありました、申し訳ありません。
8月18日の出来事だと佐野洋氏は書かれていましたが、それを問題文に含めるのを
忘れていました。
正解(佐野洋氏による解釈)は>>73の方のものとほぼ同様です。
--以下解答--
中年男女はおそらく夫婦で、傍に居る子はおそらく二人の子供。
たぶん夫が方が単身赴任中で、妻が子供を連れて訪ねてきたというところか。
おそらく夏休みを利用した長い滞在で、一週間ぐらいは北海道に居たのではないだろうか。
その滞在期間中、妻の方は夫が借りているマンションなどに、女の影を見つけたのかも知れない。
妻が来るとなると、夫の方は念入りに部屋に女が出入りしている痕跡を隠したことだろうが、
どうしても男というものは気が回らない。妻の勘には敵わないものだ。
だが、妻はいざ帰路につくその瞬間まで、その事を口にしなかった。せっかくの長い滞在を喧嘩で
潰したくないとでも考えたのだろうか。
夫は来年には、東京に戻って来られることになっているのだろう。それまでには、女との関係を清算
しておいてくださいよ、と言いたかったのではないか。
夫の方はとぼける以外に手はない。そのとぼけた夫に、最後に短くチクリと
「(私が何を言いたいのか)知ってるくせに…」と。
(※文章は当方により改稿)
佐野洋氏がその会話をしている男女を見聞きして、そう解釈したというだけなので、それが絶対の
正解というわけではありません。便宜上の正解です。
次は、出題ミスが無いように気を付けます。

75 :
>>68
元の文献に当たって解答できてしまうので、
作品名を言うのは良くないと思う
がんばって推理しても、ミソが付く余地があるのはよくない

76 :
かなり趣向の異なる出題だと思いますが、こんなのもありではないかと思い試しに。
『皐月はいつも馬の首の中で眠っている』
(※『』は問題文だという事の明示の為、当方により付加。また皐月は本来は(さつき)とルビ表記あり)
とある小説の出だしの一文です。
この奇妙な一文から始まる小説は、どんな内容なのか想像してみましょう、という事なので
今までの流れからはまったく趣向が異なります。
奇妙な一文に似合った奇妙な小説です、というのがヒントです。

77 :
>>75
推理ゲームだから、そんなズルして解答して嬉しがる人は居ないかなと、
解答者を信じてみたってとこだね。
スレの先頭の方で、元作品を知っていると思われる人が、『○○だね』って
感じで作品名を指摘してるのを読んで、作品当てじゃなくて推理ゲームなんだ
からそれって違うよな、って思ったってのもある。
作品名著者名を最初に書いておいても、ゲームとして成立するという事を示したかった、
って事かな。
まだ始まったばかりだし、色々やっていくうちに方法論が決まってくるんじゃないか、
あるいは可能性が広がるんじゃないか、という気持ちもあって、模索、あるいは実験中と
いう感じで。

78 :
自分はタイトルを最初に書かないほうがいいと思います。
理由ですが、
たとえば、問題の作品を読んだことがあったとしても
すべての文章を覚えてるわけではないので、
その作品だと特定できるような文章(登場人物名、出来事)がなければ、
読んだ人でも推理に参加できると思います。
でも最初にタイトルがあれば作品の内容を思い出すので、
推理には参加できなくなります。
あとは、まあ一つの意見ですが
推理者が勝手にタイトルをつけてみるというのも楽しいのではないでしょうか。

79 :
>>79 皐月は人名、馬の首は店名。
つまり、そこで寝泊りしてる。という意味では?

80 :
>>79 >>76の誤り
皐月ば人名、馬の首は舞台で馬の役を演る前の方。
つまり、仕事中に居眠りをしている。という意味では?

81 :
皐月はペットの動物の名。その寝床が馬の首の形をしている。
理想を言うと、別解がいくつか作れて、でも、ある一点に注目すると、一つに絞れる。
そういった原文(の抜き出し方)がベスト。

82 :
>>76
最近ジョジョの二部を読み返したせいで、
皐月が柱の男にしか思えないw
>>80の舞台の小道具という発想はすげえな。目からうろこだわ

83 :
>>76
思いついたんだが、皐月ってのは蚤の名前だったりしないだろうか?
しかし、論理的に推理できる作品なんだろうか?
ファンタジーとかだったらもうムリポ
(>>1のルールに書いてある、フィクションは禁止ってルールは、
ファンタジー的なものは禁止って意味なんだと思ってるんだが、この解釈は正しい?)

84 :
比喩表現として解釈すると、皐月賞のレースの最中に騎手が無我夢中、もしくは人馬一体の境地にあるって感じ?

85 :
>>83
ムリポな作品でした、「柱の男」がほぼ正解だという。
ジャパネスクファンタジーとでもいうジャンルでした。
日本ホラー小説大賞の短編賞を射止めた、「生き屏風」(田辺青蛙 著)
という作品の冒頭。
ホラーと言っても、妖(あやかし)が出てくる以外はホラー(恐怖)要素の
全くない、ほのぼのとしたものでしたが。
皐月はその妖にして、本作の主人公で馬の首の中ではないと身体を
休められない(眠れない)という事が特徴の、おそらく作者オリジナルの
種類の妖怪です。
9マイルは遠すぎるゲームは、論理を広げて遊ぶのが本筋でしょうが、
想像を広げて遊ぶ事もできるかも、という考えで、異質な問題を出して
みましたが、さすがにジャンルに問題があったかも。
実験とするには、作品内容が突飛だったかも知れませんね。

86 :
>>85
想像力を活かした問題も楽しいと思います。
その場合、論理重視の問題と区別するため
一言書いていただけると嬉しいです

87 :
どうやら、スレッドの方針を模索している最中ぽいので、
次のようなテンプレートを提案(出題も兼ねています)
"なんとも複雑な泣き笑いをすると、あたふたと窓にかけよって、ペッ、ペッとつばをはき、
胸のポケットからハンカチをひきずりだしてゴシゴシと自分の唇をこすりはじめた。"
出典に関する情報:本格ミステリの解答編からの一節
         (ここで適宜、国内外の別、年代等の情報を公開する)
問題:文中で描写されている登場人物がこのような行動をとった理由は何か。

88 :
>>87 それとは知らずに口にしたものの正体を教えられたから。
洗面所や風呂場へ行かないところから、場所は個人の住居ではないか、逆に相当広い邸宅。

89 :
>>87 そうとは知らずに口づけした相手の正体を教えられたから。
(以下、同)

90 :
>>88-89
大正解です
鮎川哲也の「達也が笑う」からいの一節でした
ネタバレになるので詳細は書きませんが完全に当たっています
回答者が>>89のように問題以上の推理をしてくれることを、
設問を設けることが阻害しそうなことが>>87で提案したテンプレートの難点ですね
設問の設け方のセンスが出題者に問われる気がします

91 :
行動の理由はわからなかった。
胸にハンカチ入ってたから、
たぶんスーツでも着てて自分の家ではない。
ぐらいしか思いつかなかった

92 :
>>91
当たりです
自分の家でもないし、礼服も着ています

93 :
いいんだよ

94 :
>>93
センキュー

95 :
" しかし同時に、多作することの"異常性"も自覚している。
 このまま突き進んでいって、はたしていいんだろうか……そんな不安にかられることが、
 全然ないといえば嘘になるでしょう。"
出典に関する情報:国内ミステリのあとがき
問題:作者名を当てよ

96 :
既に、このゲームは>>1の思惑を離れて、まったく別のゲームとなってしまっていると思うので、
新たなルール案を考えてみた。
よければ変更案、追加案を考えてみてください。
ハリイ・ケメルマンによる短編『九マイルは遠すぎる』に倣って、短い文章から推論を重ねて
その文章には、どんなバックグラウンドがあるのか推理しようというゲームです。
基本的に、正解、不正解ではなく、推理過程そのものを楽しむ事が目的です。
出題ルール
・小説などから状況を想像・推理が広がる文章を抜き出します。必ずしも原文そのままを引用する必要はなく、
 問題文としてふさわしい形になるように適宜改稿してください。
・海外、国内の区別、作中の年代などを明記する事で、解答者の推理の方向性を絞り込む事を推奨します。
・街の中で耳にした会話の一部など、正答が存在しない出題も歓迎します。
 その場合、出題内に(解無し)などを明記してください。
・作品内で重要なネタバレを含む出題は禁止です。
解答ルール
・既読作品が出題されたなど、偶然答えを知っていた場合、その問題への参加は見合わせてください。
 ヒントを書くなどの解答以外での参加、雑談参加も興を削ぐ場合があるのでお控えください。
・検索するなど、元の文章を探して解答を得るような行為は控えてください。これは作品当てゲームではなく、
 推理ゲームです。
・解答を単独で書くのではなく、推理過程を他の人が読んで楽しめる事を意識して書く事を推奨します。
※このルールは一つの目安であって、ルールよりもマナーが優先します。

97 :
完璧ですね
>>95
赤川西村はワナなんだろうな。

98 :
>>96
改稿したら、その旨を記述することをルールに入れておいた方がいいと思う。
あと、漠然とバックグラウンドを推理するのではなく>>95のように、
特定の事物に出題を絞り込むことも可能とした方が面白いと思う
(それぞれの遊び方で楽しい出題がありうると思う)

99 :
出題を絞り込むというのは、
おもしろそうなので賛成です
>>95の問題について気になるので少し
この問題は、
出題された作家の作品と他の作品を読んでいて比較できなければいけないので
回答できる人がほとんどいなかったり、
もしいても読んでいない場合、推理の過程を見ても
よくわからないと思います
出題するときのルールとして、
読んでない作品でも推理でき、
かつ推理の過程を見る人にも楽しめるような内容であること。
が必要な気がします。

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