・発売日情報
・パッケージング詳細
・特典ＤＶＤについて
・旧企画盤との比較 etc
みなさんで再発盤にかんする情報交換をしましょう
前スレ
統合【ポールソロ】デジタル・リマスターVol.3
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1310701362/
【ポールソロ】デジタル・リマスターVol.２
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1305331734/
統合【ポールソロ】デジタルリマスターVol.1
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1276739871/
リイシューはされているけどリマスターはされていないと思う
まぁ音的には弄る必要は無いだろうね
U2の91年リリースのアクトンベイビーはマスターを確認したところ
デジタルリマスタリングはする必要無しと判断され
プレス用のマスターを作り直しただけみたいだし
今後はデラックスエディションでもリマスターはされていないというのも増えて来るんだと思う
そのとおり
ラウドネスウォーに巻き込まれた時代のマスターは新しくてもやり直すべき
Jポップじゃないんだから
ラウドなものが好きだったりあまり音質にはこだわってない気がする
>>6
あれは巻き込まれたというより、意図的なもんでしょ
一回で書いてくれない？
趨勢に巻き込まれることと意図的っていうのは別に矛盾しないと思うけど
糞コテまで出てきやがるし。
乙です
Flowers in the Dirtはなかなかいい音だと思うし今聴いてもそんなに違和感ない
★短期連載読み物 『ラム』随想ーその①
『ラム』といえば「ロングヘアードレディ」である 異論は認めない とにかくこの一曲である
「バックシート」とか「アンクルアルバート」とかいっている輩（やから）は、まだまだなのである
「ロングヘアードレディ」の次になにかというと、「ディアボーイ」「３レッグス」とつづく
当然である 『ラム』というアルバムを聴きこめば聴きこむほど、この3曲の素晴らしさにホレボレするはずである
『ラム』発表時、世間一般は『ジョンの魂』と『オールシングスマストパス』に浸食（しんしょく）されていて、
いわゆるポップソングは馬鹿にされていた ロックといえば、政治か宗教か自己告白か自己懺悔（ざんげ）を主題としなければ
ダサいといわれていた時代だったのである ベビーフェイスでお茶目なポールにとっては、まことに生きにくい時代だったのだ
ポールは信じていたはずである みんなが深刻な顔つきをしている、こんな時代がそう長くは続きはしないことをー
そしてまず、こんな時代を笑い飛ばしちまえと「スマイルアウェイ」という歌をつくった そしてジョンのくちぐせである
〝ウェルウェルウェル〟で始まる、飛び切り甘くスィートでメロディアスなラブソングを、つくってやろうと知恵をしぼった
それが、優雅なメロディーが４種類もぶちこまれた「ロングヘアードレディ」なのである 出だしの〝ウェルウェルウェル〟は、
『ジョンの魂』の中の「ウェルウェルウェル」を、揶揄（やゆ）しているのだ 最高ではないか 私がこんな連載を書き始めたきっかけは
『ラム』のスペシャルエディションをAMAZONにポチッたからだ 私はポールのスーパーデラックスエディションのシリーズになんか、
まったく興味なかった しかし、この『ラム』だけは別だ 私の中の何かが、そう叫んでいる だから私はポチッた
私にとってポールのスーパーデラックスエディションは、この一品だけで充分である 「ビーナスアンドマース」が出ようが、
「ウィングスオーバーアメリカ」が出ようが、買いはしないだろう じっさい「バンドオンザラン」も「マッカートニー」も
買ってないしね つまりはそういうことだ 『ラム』だけは、極上の別品ということなのだよ、明智くんー
★短期連載読み物 『ラム』随想ーその②
誰もがご存知のように、アルバム『ラム』のジャケットは、羊（ひつじ）の角（つの）を押さえて、無理矢理羊の顔をこちらに向けさせた
ような、白黒写真のポールである ポールの姿は、農作業姿の農夫でも模したのかのように、ラフである バックは鮮烈な黄色ー
青からくりぬいた黄色で『ＲＡＭ』というアルバムタイトルが、その横に浮かんでいる 『ラム』とは『羊（ひつじ）』のことー
1971年の初頭、28才のポールは、今度の自分のソロアルバムこそ、全身全霊をこめてジョンとジョージに打ち勝つものでなければならないと
心に決めていた イギリス、アメリカのどこにいってもジョージの「マイスイートロード」がガンガンとかかり、〝神よ、私の神よ、
私はあなたに会いたい、会いたいのです、会いたいのですよ〟という歌詞が、ポールの神経を逆なでていた 本当に神はいるのか？
ではなぜ姿を現さない？ かたやジョンの一世一代の傑作『ジョンの魂』には「神（ゴッド）」という歌が収められていて、
その歌の中では、ビートルズ時代＝ポールが全否定されていて、信じられるのはヨーコだけだと歌われていた 本当にジョン、そうなのか？
〝神とは苦痛の度合いを計る、ものさしにしか過ぎない〟 本当にそうだろうか？ ではなぜ神は姿を現さない？
世の中はまさにジョンとジョージの時代で、そのふたりの強力なソロアルバムには、共に〝神〟という共通項があり、ポールはそれを
超えなければならないのだ ものすごいプレッシャーに襲われたポールは、よろよろと手近にあった聖書を手にとってみた
神よ、本当にいるなら我を救いたまえー ポールが開いた聖書の中の〝ヨハネ福音書第10章〟のページで、イエスキリストは
こう語っていた 「私は善い羊飼いである」 神とは羊飼いなのか？ ポールは天啓（てんけい）に打たれたような
戦慄を覚えた 今度のアルバムタイトルは『ラム（羊）』にしよう 『ジョンの魂』と『オールシングスマストパス』に勝つには
それしかあるまい スコットランドの自分の農場には、たくさんの羊もいるしー
そしてそのアルバムジャケットでは、このオレが〝羊飼い〟扮するのだー それしかあるまい
★短期連載読み物 『ラム』随想ーその③
>>604のポールのインタビューのソースは、いったい何処なのだろうか？ 今度発売のデラックスエディションに付くDVDの中で、ポールがそう発言して
いるのであろうか？ だとしたら604さんは、一般発売前にDVDをご覧になっているというワケになり、ズルイと思う ズルイよ604さん
しかしだ 頭のキレるポールのことである 本音を語ることは、メッタにしないポールのことである よもやインタビューで、「ハハ、あの羊の
アルバムジャケットのことね あれは当時、神がかっていたジョンとジョージに対抗するために、オレこそがイエスキリストだってことを、
ちょっと証明してみせたかっただけなんだよ 〝善い羊飼い〟ってやつさ ハハ」などと、本音を答えるはずはないのである そんなことをしたら、
世間のパッシングどころではないだろう 何事も無難を求めるポールは、インタビューでも本音を語ることはなく、604のようにたくさんの答えを
そつなく用意しているのである 懸命な読者諸氏なら、私の説こそが真実だということは、これはもう明白な事実だと、疑う所存はないであろう
よって、その線で話を進める 次の日、スコットランドの農場の自宅の朝食の時間、ポールはリンダにこういった
「リンダ、次のソロアルバムのタイトルがやっと決まったよ 〝羊（ひつじ）〟っていうんだ」「〝羊〟ですって？ ずいぶん可愛いじゃない、それ」
「まあね、そしてアルバム名義のことだけどさ、ポールアンドリンダマッカートニーでいこうと思うんだけど、どうかな？」
「ちょっと待ってよそれ、ジョンとヨーコに対抗しようっていうの？」「ちがうよ、前にもいったようにさ ジョンとヨーコこそが、ポールとリンダに
なるのさ キミのバックコーラスを大々的にヒューチャーして、キミのコーラスのうまさを、イヤっていうほど世間に見せつけてやるのさ」
「まあいいわ、アナタの好きなようにして それでアルバムタイトルの〝羊〟って歌は書くつもりなの？」「アルバムジャケが〝善い羊飼い〟の
オレなんだから、〝羊〟って歌は必要だろうね 書くつもりだよ」「なんなの、その〝善い羊飼い〟って？」「あ、いや、まあ、その、キミには関係ない
ことだよ あっあとさ、農場にいる羊の写真をたくさん撮っといてくれないかな アルバムジャケットの中に羊の写真をさ、こういっぱいぶちこみ
たいんだ」「オーケー でもそんなに羊の写真なんて、使えるかしら？」「ハハ、これから41年先にさ、〝羊〟のアルバムのデラックスエディション
なんてのが出てさ、そこに〝羊だけの写真集〟なんてのが、ついたりしてさ」「41年先ですって、バカいわないでよー アナタ」
その夜ポールは、アルバムタイトルである〝羊〟にまつわる歌を書こうと、ピアノの前に座った 羊の歌、羊の歌とつぶやくうちに、
カンタンに歌は出来た 自然にこみあげてきたといってもいいだろう 根が陽性でお気楽なポールである その夜に出来た歌は、
「メアリーの子羊」と呼ばれるものであった 当然ポールはポツにした こんな可愛い歌で、神がかったジョージとジョンに
対抗できるはずはないと、知っていたからー そして〝ラム〟がらみで、思わず〝ラムオン！（ぶちこわせ！）〟と叫んだ時、
ポールは、これだと思った
★短期連載読み物 『ラム』随想ーその④
ポールの初のソロアルパム『マッカートニー』と、次のソロアルバム『ラム』の間には、ポールの人生にとって、まことに衝撃的な一日があった
この世に星の数ほどある、どのビートルズ関係の本にも、今までその一日を、語ったものは見受けられないー 全く、見受けられない
ここで世界で初、いやこの宇宙で初、私がその日その時のポールの状態を、描写してみたいと思う 誰か英訳して、マークルイソンにでも、
読ませてくれたまえー その日とは、ボールが初めて、アルバム『ジョンの魂』を、ひとりで聴いた日のことだ
その日、スコットランドの自宅の農場で、午前中の農作業を軽くこなしたポールは、お昼のランチをとるために、ペントハウスに戻った
キッチンに入ると、ランチの準備を終えたリンダが、振り向いてこういった 「あらアナタ、アップルから何枚か見本盤が届いてるわよ！
その中に、ジャーン、ついにアナタの盟友ジョンの、初めてまとまなソロアルバムも入ってたわよ！ リスニングルームに置いてあるわ」
「ホ、ホント？ ありがとう さっそく聴いてみるよ ランチはそのあとだ しばらく一人にしといてほしいな じっくり聴いてみたい
からさー」「ええ、分かるわ 早くアナタの感想が聴きたい」「キミはもう、聴いたの？」「エヘッ、少しだけね」
他人に読んでもらおうという気がまるで感じられない酷い文章だ
木製の防音室をかねたリスニングルームに入ると、ポールは、ステレオセットの丁度まん前に置かれたイスの上に、一枚のアルバムが、
ちょこんと乗っているのを手にとった アルバム『ジョンの魂』と、ポールの初対面である 大きな木の下にもたれて座る、一組のカップルー
こんな絵を、中国共産党のプロパガンダのポスターか何かで、見かけたことがあるなー ジョンらしいやとポールは思う
アルバムの裏面は、ジョンの少年時代のポートレートだ ポール、そこで思わずむむむと、うなる 気を取り直してレコードをジャケから
取り出すと、ターンテーブルに乗せた そして針を落とす前に、となりの部屋にいき、ヘフナーのバイオリンケースを持ち出してきた
ケースを開けてベースを出す ストラップを肩にまわしてかけて、軽くチューニングを終える いつでもベースをながら弾き出来る姿勢で
ステレオ装置の前のイスに座り、レコードの上に針を落とした なぜこんな動作をしたかというと、昔からのクセで、ジョンの新曲には、
まずオレが、ベースラインを考えるべきだという信念が、あったからだー そのヘフナーベースの背の部分には、1966年キャンドル
スティッパーク・ビートルズラスト公演時演奏曲目のメモが、その時も、しっかりと貼られていたー （この項つづく）
★短期連載読み物 『ラム』随想ーその⑤
ゴ～～～～ン、ゴ～～～～ン、白黒怪奇映画の中に出て来る荘重な鐘の音が鳴り終わると、いきなりジョンの「マザーーーーーッ！」という絶叫が、
ポールのリスニングルーム内に響いた 〝そう来たか〟とポールは思った 人が思う以上に音楽人間であるポールは、瞬時にそのKey（音階）を察知し、
ルート音を探りあて、ハンマリングオン～プリングオフを駆使しはじめた まるで「ドントレットミーダウン」そっくりのベースラインが
ジョンの「マザー」のリズムに、うまく乗っている クラウス・ボアマンのベースなどおかまいなしに、ポールはベースを弾きまくりながら、
同時に、この「マザー」という歌の核心を、もうつかんでしまっているのだ そして、ベースの次はハモリだ ラストの「母さん、いかないで～
父さん、帰ってきて」の部分を、ポールはジョンより１オクターブ上の声で、キレイにハモって叫び上げていた そして、歌いながらポールは思う
〝これだよこれ、ああ、なんてイカした歌なんだ これをビートルズで、あのアップルの屋上で演ってみたかったな ジョンとオレが最後を
声を限りに叫ぶんだ 母さん、いかないで～ 父さん、帰ってきてってね〟 一曲目の「マザー」がフェイドアウトする頃には、
もうすっかり、ポールはこの「マザー」という曲を、マスターしてしまっていた 続いて２曲目の「ホールドオン」が始まる
ポールはベースを弾く手の動きを止め、静かに聴きいる 〝いい歌じゃないか、自分にいいきかせろー ガンバレか
素のジョンって感じだな ダブルトラックのポーカルも、ほのぼのとあたたかくていいな〟 次に３曲目の「アイファウンドアウト」
が始まった 同時にポールは、「カムトゥゲサー」の出だしのような、トリッキーなベースを弾き始める 以外と、そのベースが
この単純な攻撃的な歌を、色どり豊かに染めあげていた この歌も一瞬でポールは、自分のものにしていた 歌詞の中の
「イエスからポールまでの宗教も見てきた」の部分も、一瞬ニヤリとして、聴き流すことが出来たくらいだ （つづく）
★短期連載読み物 『ラム』随想ーその⑥
４曲目の「労働者階級の英雄」がおごそかに始まると、ポールは一瞬、鼻で笑いそうになる 〝ちっ、デイランかい オレも
ロッキーラクーンで、ディランものに挑戦したっけな やっぱジョンのほうが一枚上手（うわて）だわ〟などと思いつつも、
そこは音楽人間のポール、指弾きで単音ベースのルート音はしっかりと弾きつつも、クチでは「ヒアゼアアンドエブリホエア」の
ハモリのように、「ウ～～～」と、ジョンのポーカルに、ハモリをかぶせていた そしてサビの「労働者階級の英雄になるなんてのは、
ちょいとしたもんなんだぜ♪」の部分を、これは七度上のハイトーンボイスで、一緒に歌い、ハモッてみせた
すると、ジョンが生ギター１本で目の前で歌っているような錯覚におちいり、こんな場面が遠い昔によくあったっけと、思わず感傷に
襲われる それはジョンと出会って、間もないあの頃のことだ 学校が終わると、ギター片手にジョンがよくポールの家に現れて、
ポールの父親が不在をいいことに、ふたりで冗談まじりのデタラメ音楽セッションを、ずいぶん楽しんだっけなー
紅茶の葉を紙に巻いたやつなんかを、タバコのかわりに吸いながら、ポールの弟マイクに無理矢理入れらせたミルクティーに、
数滴ブランデーをたらしたのを、飲んだりながらねー オレが15才で、ジョンが17才の頃だー
〝ああ、あの日から、ずいぶん遠くに来ちまったなァ〟 そのジョンが、今目の前のステレオの中で、「労働者階級の英雄」なんて
歌を、厳粛（げんしゅく）に歌ってる ポールがそんな甘い感傷にふけっている最中にも、ジョンはステレオの中でこう歌っていた
「上の部屋はまだ空いてるぜ、そこへいくには、まず笑いながら人を殺せるようにならなきゃなー 」
ポールはままよと、一瞬涙があふれそうになるのをこらえて、ジョンと一緒にハモッた
「労働者階級の英雄になるなんてのは、ちょいとしたもんなんだぜ♪」
「労働者階級の英雄になるなんてのは、ちょいとしたもんなんだぜ♪」
その歌が終わると、リスニングルームに、５曲目の「イソリューション」が流れ始める （つづく）
「ウィングスオーバーアメリカ」のスーパーデラックスは買えよ(￣ー￣)
★短期連載読み物 『ラム』随想ーその⑦
５曲目の「イソリューション」もとい、Ａ面最後の曲「孤独」が始まるや、ポールのいった〝しばらく一人にしといてほしいな〟の禁を破り、
リンダがリスニングルームの扉をそーっと開けて、入室してきた しのび足で歩く ポールはシンプルなジョンのピアノとボーカルに聴きほれて
いて、それに全く気づかない 歌詞が２番目の「ひとりの少年とひとりの少女が、この世界を変えようとしている」のところで、 思わず
リンダがうしろからポールを、ギュッとハグした 「うわっ、ビックリした いつ入って来たの？」「エヘへ」 ポールは小声でいう
「しばらく一人にしといてって、いったじゃない」「ううん、ちがうの、ゴメンね さっき私ウソをついたの」「何のウソ？」
「ホントは私、ジョンのこのアルバム、さっき全部一度聴いたのよ そして、そしてね 一番最後の曲はきっとアナタを傷つけて、
落ちこませると思うの そ、それを、伝えに来たかっただけなのよ」「な、なんだ、そんなことかい ジョンには散々バカにされたり
傷つけられてっから、そんなのはとっくになれっこさ ハハ」 その時ステレオの中でジョンも、こう歌っていた
「苦痛ばかり与えてくれた、キミに分かってもらおうとは思わない しかししょせんキミだって、狂気の犠牲者なのさー」
なぜか涙ぐんでるリンダがいう 「ハハ、ジョンもアナタと似たようなこと、いってるわね」「いい歌じゃん、これ なんで
泣いてんだよリンダ、バカだなァ もういけよ」「ううん、扉の向こうで私、ずーっとアナタの様子うかがってたのよ
そしたらアナタ、突然大声でハモリ出したり、ベースを弾いちゃったりして、私ビックリしたわ」
「ハハ、ゴメンね ジョンとはまだビートルズでつながってるような気がしてね 思わずそうなっちゃうんだよ、オレ」
リンダの顔から、一瞬さっと血の気がひく 「どうしたのリンダ？」「ううん」 ステレオ装置のターンテーブルでは
Ａ面最後の「孤独」が終わり、針がプチプチといっていた リンダがターンテーブルに近ずき、アルバムを
ひっくり返した 「アナタ、ホントに大丈夫？ 最後まで聴いて傷つかないでね」「大丈夫だって、バカだなァ
心配しすぎだよ」「それならよかった じゃあ今度こそお邪魔しないで、一人にしといてあげるわね エヘ」
リンダはアルバムのＢ面頭に針を落として、リスニングルームから出ていった
Ｂ面１曲目の「リメンバー」が始まる （つづく）
「リメンバー」が始まるや、ミュージャントゥミュージシャンのポールは、瞬時にこの歌のテンポやリズム、雰囲気が「ヘイブルドッグ」に
酷似していると察知し、「ヘイブルドック」まんまのベースラインを、「リメンバー」の上に乗せた 単調なこの歌が、即座に躍動する
そして同時に、〝あっそうそう ヘイブルドッグは、レディマドンナのプロモーションビデオ撮影時に、遊んでるだけじゃスタジオが
もったいないからって、その場で録音しちゃったんだっけ〟と思い出し、「リメンバー」のサビの部分を、下降する「レディマドンナ」の
ベースラインで遊んでみたら、それがなんと、この歌にピタリと合った！ 〝なんだこの歌、ヘイブルドッグとレディマドンナのベースラインで
いけるじゃん！〟 ウキウキしてきたポールは、「ワオ、ワオーンッ！」などと、犬の遠吠えなど、してみせたりする もう先ほどリンダが
いった、「最後の曲はアナタを傷つけて落ちこませるかも」などという言葉は、どこかへいってしまったみたいだ ポールが最高潮に
「ヘイブルドッグ」のベースラインで盛り上がっていると、突然ドカーーーーン！と爆発音がして、「リメンバー」が終わった
〝なんだ、ビックリさせる終わり方だな、それなら今度オレは、ピストルの音でも入れてやるか〟 そのポールの思惑は、次のシングル
「アナザーデイ」のＢ面「オーウーマン、オーホワイ」で、実行することになる やれやれとポールがひと息ついてると、
遠くのほうから、繊細（せんさい）なピアノの音が、こちらに近ずいてきた アルバム『ジョンの魂』Ｂ面２曲目「ラヴ」の
始まりである ポール、思わず背筋をのばす 〝これは正座聴きにアタイする名曲かもな〟などと思いつつも、
この単調な歌詞、メロディー、これは形を変えた「ビコーズ」だよなと、コンポーザーとしてのポールは、見抜いた
ピアノを消して、ここにエレキのアルペジオを入れて、ジョンとジョージとオレの３人で、アカペラで歌う
それのダブルトラックを、２回くり返して重ねて録音すれば、アビーロードに入れても遜色（そんしょく）ない
名曲だ もったいないよジョン、こんな名曲をこんな風に料理するなんてー
そう思いながらも、静かに「ラヴ」に聴きいる、ポールなのであった （つづく）
ポールはマライアキャリーやケイトブッシュじゃないんだぞ
悪いけど続けるならコテつけるかID出してくれる？
NGしたいから
なかったっけな？
ブートだったのかな
外野に構わず続けろ
★短期連載読み物 『ラム』随想ーその⑨
「ラヴ」のピアノの音が遠のいていく中でポールは、〝このピアノ、ジョンが弾いてるんじゃないな〟と気ずいた では誰か？
オノヨーコかビリープレストンか、それとも・・・ オレのロングアンドワインディングロードを、デコレーションケーキにしちまった
あの憎きフィルスペクターなのか？ 一瞬怒りの形相になりかからんとしたポールの耳元に、グランジの元祖ともいえる「ウェルウェルウェル」の
イントロが、突然ガッガッガッ、ガガガッ、ガッガッガ！と、鳴り響いた 瞬時にそれに呼応したポールの左腕と右腕は、
フィルスペクターへの怒りを現わすぜといわんばかりに、ドドドドドドゥゥゥゥゥーーーーッと、ベンチャーズのギターで有名な、あの下降する
テケテケテケ音を、ベースで弾いてみせた ガッガッガッ、ガガガッ、ガッガッガ！ ドドドドドドゥゥゥゥゥーーーーッ という感じである
そう、アビーロードの「アイウォントユー」の中で演じてみせた、あれと全く同じものである それがこの「ウェルウェルウェル」に
ドンピシャでマッチした ジョンが歌詞を一説歌い終えると、そこにポールのテケテケベースが、ドドドドドドゥゥゥゥゥーーーーッと、からむのだ
ただそれだけで、この単調な「ウェルウェルウェル」という楽曲が、羽をもって天に飛翔するような作品に生まれ変わった
ジョンがサビの「ウェルウェルウェル～♪」を歌い始めるや、ポールはそこに「アイブガッタフィーリング」の基本ベースを、余裕で乗せてみせた
これもドンピシャである まさにジョンの歌にはポールのベース、これはもう〝あうん〟の呼吸としか、いいようがない
疑うならそこのベースの弾けるお兄さん、ジョン魂の「ウェルウェルウェル」に合わせて、この通りのベースを弾いてごらんなさい
このポールのセンスの良さにビックリするからー まあそういうことだ
「ウェルウェルウェル」のグランジギターとリンゴスターのナイスなドラミングが遠のいていくと、ステレオ装置から、静寂な「ぼくを見て」が
流れ始める （つづく）
完結してアドレス貼ってくれれば見に行くよ
ブログに書かれていればすらすら読める
幼稚園児の作文を読むような気分だ
★短期連載読み物 『ラム』随想ーその⑩
素朴な「ぼくを見て」が始まるとポールは、道化師ではない素顔のジョンが、すぐ目の前でスリーフィンガーピッキングを弾きながら、
歌い聴かせてくれている錯覚におちいった そう、あれはインドでの日々のことだ 作曲しに来たんじゃないんだから、
ギターなんかもってぶらぶらするなよというジョージの忠告を無視して、オレとジョンは、生ギターを手にして、あちこちぶらぶらしたっけ
そこについてきたのが、当時イギリスのボブディランと呼ばれていた、ドノバンだった ドノバンはオレとジョンに、
秘蔵のスリーフィンガーピッキングのテクニックを伝授させようとした それに素直にしたがって、スリーフィンガーピッキングを
キチンとマスターしたのが、あの時のジョンだった そしてさっそく、今聴いている「ぼくを見て」と「ディアプルーデンス」を、
作ってみせたんだよなー オレはあの時思った なんでこんなに反逆者のジョンが、素直に他人から教えを乞うのだろうか？とー
今なら分かる あの時ジョンは、インドに一緒にいたシンシアと、連日手紙攻撃をしかけてくるオノヨーコとの間にはさまれて、
グチャグチャの精神状態だった そんな状態から、とにかく逃避したくて、すべてのエネルギーを、スリーフィンガーピッキングの
マスターに注入したんだとー あの時オレは、そんなジョンを横目に見て、ちょっとドノバンに嫉妬したのも事実だけど、
ひねくれたんだよな ポールはほくそ笑む オレはドノバンのスリーフィンガーピッキングを、なんとかツーフィンガーで出来ない
ものかと、切磋琢磨（せっさたくま）したんだよ ふっふっふ そうして、一応オレ流のツーフィンガーピッキングで作った
最初のオリジナルソングが「ブラックバード」だったんだよな オレのツーフィンガピッキングを目にして、ビックリしていた
ジョンとドノバンの顔が、今でも思い出せるよ ハッハ ステレオ装置から流れる「ぼくを見て」は、
ポールにそんな回想を、喚起させた そしてついに、「神」が流れようとしている （つづく）
続きよろしく
そんな奴らを全員敵にまわしそうなカキコミだな
がんばれよ
スッキリ
だからリハビリに協力て読んでやれ
浮かんだアイディアを無造作にぎゅうぎゅう詰め込んでる感じがして
余裕がないというか、凄いごちゃごちゃしてる。
前スレで、「期待して聴いてガッカリした」みたいなレスが
集中砲火を浴びてたけど、俺はちょっとわかる気もする。
いや好きなアルバムなんだけどね
ラム聴いたことないけど。
ローファイがもてはやされる趨勢につられて評価を上げていったのも納得
正直今は逆に持ち上げられすぎな気もするけど
発売されたころの理不尽な叩かれっぷりからすれば
それくらいがバランスがとれててちょうどいいのかもしれない
なるほど
ヴィーナス＆マース
解りやすいから
人の意見に流されず何でも聴けばいいと思う
ttp://www.nordoff-robbins.org.uk/news/exclusive-sir-paul-mccartney-signed-guitar-auction
ぐらいの覚悟でレコード買ったし、
どんなにハズレでも苦行として聴いてた
＞余裕がないというか、凄いごちゃごちゃしてる。
そこが、いいんだよ！
何より社会的な歌と個人の内面を歌う音楽が高く評価された
楽曲よりメッセージ重視。恐ろしい時代だ
単なる眼鏡の（それも東洋人に洗脳された）お兄さんの音楽が売れて
真の屑を追い払るためにあえて悪役を買って
それも眼鏡と他2人には無視されて
田舎でコツコツ作った髭のお兄さんの作品は売れた
でも大酷評でしたとさ。
Rの風俗選びみたいにセコいこと言ってんじゃねえぞ。
男ならキス オン ザ～から豪快に遡って聴け。
そんなかんじだ。名盤。
ところが女達は騒ぐどころか何となく歓迎ムードで逆にどうすればいいのかわからない。
RAMはそんなアルバムですな。
Ｉlove it
もう慣れっこ(*´･∀･)(･∀･｀*)ﾍｰ
もっと面白い話だよオフザグラウンドとか
リマスターが出るタイミングで機能すりゃいいんじゃないの？
良いのって発表されてる部分だけで
他は鼻歌レベルじゃねえか
そんな意見はじめて聞くわw
McCARTNEY Glasses → Suicide
／ ヽ
// ', おれたちに考えつかない事を
| { ＿＿＿＿＿ | 平然と言ってのけるッ！
(⌒ヽ7´ ｀`ヒニ¨ヽ
ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′ そこにシビれる！
/´ 〉'"＞、、,,.ィ二¨' {. ヽ ＿ ＿ あこがれるゥ！
`r、| ゛._(9,)Ｙ´_(9_l′ ) （ , -'′ ｀¨¨´？｀ヽ、
{（,| `'''７、,. 、 ⌒ |/ニＹ { ＼
ヾ| ^'^ ′-、 ,ノr')リ ,ゝ、ー｀？？-'- ∠,_ ノ
| 「匸匸匚| '"|ィ'（ （,ノ,r'゛へ.？？,二ニ、゛}了
, ヘー‐- 、 l ｜ /＾''⌒| | | ,ゝ )、,>（_9,`!i!}i!ィ_9,） |人
-‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ !‐}_＿,..ノ ｜| /-‐ヽ| -イ,__,.>‐ ハ }
''"/／ヽー、 ノヽ∧ `ー一'´ ／ |′ 丿! , -===- 、 }くー- ..._
/／＾＼ ヾ-、 :| ハ ？ ／ ノ |. { {ハ. Ｖ'二'二ソ ノ| | ｀ヽ
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー＜. / |. ヽヽヽ._ ｀二¨´ ／ノ ノ
/ <＾_,.イ `r‐'゛ :::ヽ ＼ ｀丶、 |、 ＼＼'ー--‐''"／／
＼＿＿_,／| ! ::::::l、 ＼ ＼| ＼ ＼ヽ / ノ
おじさん以外つまらん
教えてわかるようなもんじゃないずら
ただ、繰り返し聞いてクセになるアルバムではある
つまらないならそれで良いんじゃないの？
無理して好きになる必要なんて無いよ
今の時点でわからないなら、繰り返し聴いてもわからないに違いない
そもそも無理して聴く必要なんかない
395 ：名無しさん＠１３周年：2012/06/25(月) 23:51:01.60 ID:52to6JQy0
東京の汚染は場所によってはチェルノブイリなみだよ
しかしそれが公表されることは無いだろう
東京の本当の汚染状況が一般人にも知れ渡ったら
地価が大暴落し、土地を担保にカネ貸してる銀行がバタバタ潰れて
日本経済も終了なので
口が裂けても本当の状況はテレビなどで報道しない、できない
「○子」と言う名前
ある女の子が親に言ったそうだ
友達の中で私の名前だけ「○子」と「子」がつく、昔の名前みたいで嫌だと
そうすると親は怒るでもなく悲しむのでもなく
笑顔でこういったそうだ
「子」という字はね、「一」と「了」からできてる字なのよ
「一」ははじめや最初って意味でしょ、そして「了」はおわりや最後って意味でしょ
つまりはじめからおわりまで、最初から最後まで・・・人生や一生を表してるの
だから「良子」だったらその子の人生、一生が良いものでありますように
「明子」だったらその子の人生、一生が明るいものでありますようにっていう親の思いが込められてるのよ
それを聞いた女の子は泣いて親に謝り
その日から「○子」という名前に恥じない一生を送ろうと決めたとか
入ってないが、入ってなくてもなんてことない。
どうもです。そうですよね、輸入盤にします
しかしながら、学校に行けばまた笑われる。
現代の子供にとって「○子」はRの「コ」以外のなにものでもないからだ。
前田敦子 大島優子 柏木由紀子
みんなRが付いてるから理にかなってるじゃないか
敦子のRは歪んでて少し臭いよ。あと柏木由紀子は坂本九夫人ね。
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