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2012年09月創作文芸39: あなたの文章真面目に酷評しますPart74 (502) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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あなたの文章真面目に酷評しますPart74


1 :2012/08/30 〜 最終レス :2012/10/22
前スレ
あなたの文章真面目に酷評しますPart73
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1337860412/l50


まとめwiki:ttp://www6.atwiki.jp/kata/
過去ログなどはこちら。
テンプレは>>2-4あたりです。投稿・批評する前に必ず読んでください。
文字数が多いスレは、1000に行く前に容量オーバーで落ちることがたまにあります。
ブラウザで表示したとき、書き込み欄の上の表示が480KBを超えたら投稿を控えて次スレを立ててください。

2 :
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(http://www6.atwiki.jp/kata/)でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。
・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。
※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。
※※ また、いたずら目的で投稿者を騙って、レスをする輩もいます。
なるべく投稿者はハンドルにトリップをつけて投稿してください。使い捨てのハンドルで構いません。
・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。
■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。

3 :
※原稿入力時の約束事と諸注意
○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。
○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。
○投稿には「酷評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
  本文だけを投稿しても雑談と間違われる場合もあります。
○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。
○返レスがあまりに早すぎると、そのあとの酷評が貰いづらくなります。
  返レスは24時間以上あけて、酷評が出揃ったところでするようにしましょう。
--------------------------------------------------
関連スレ
【プロット】創作の技法【文章構成】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1329180872/
執筆力、語彙力をパワーアップさせる方法
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1321109645/

4 :
・出典を明記せずに引用した場合は著作権法違反となり、刑事罰に処せられます。
・自作でない文章を自作のものと偽った場合も同罪です。
・一部の語句の修正を行った場合も同罪です。この場合は無断改竄により更に悪質
 であると判断され、刑が重くなります。
・2chへの匿名投稿でも、投稿者は特定されます。過去に多くの逮捕者が発生しています。
・このスレッドでプロの文章の抜き書きを自作と騙って載せても、すぐにばれます。
 検索避けに語句を書き換えようものなら、その部分からあなたの無様さがあふれ出るで
 しょう。ご注意下さい。

5 :
「薫さん、別れてってゆったらどうする。」「大橋薫さんと楠桂さんと事実重婚して限界まで孕んでもらう。」
「本気でゆってるでしょう。」「うん。」
http://youtu.be/uvbaM-URygs

6 :
「このおじさんの半径6500キロメートル内に入ると妊娠しちゃうから。」「お前それ地球の3分の2くらい安全なことになる。」「どうでもいいです。」
「よかったネどうでもいいっていっちゃった。」「ばかもの。」
http://youtu.be/uvbaM-URygs

7 :
>>1

8 :
頼むわ
http://ncode.syosetu.com/n0746bh/

9 :
>>8
初心者だが一応指摘しておく
序章が長いと思った。主役となる登場人物も多い。
1066について書かれていることがどうも空振りというかどういう事件があってどういう橋渡しをするのか内容が全く書かれていない
登場人物の生い立ちばかり書かれていて登場人物のモノローグが書かれていない
他にある人いる?

10 :
「ねえ薫さん。」「ん?」「ぜったいに。」「うん。」「地球中心部にいっちゃだめ。」「…。」
http://youtu.be/uvbaM-URygs

11 :
よろしくお願いします。
http://anovel.sakura.ne.jp/ANOEL/mt/anoel/2012/09/post-252.html

12 :
>>11
書きたいことはなんとなく伝わる
ただ全体的に説明不足で理解に時間がかかる
あと、自分の読解力不足かもしれんが最後の場面がよく分からない
抽象的ですまん

13 :

>>11 
初心者だが。 
・句点を打つべき場所で読点を打っている。 
「なるほど変わっている、なにしろ」は 
「なるほど変わっている。なにしろ」とすべき。 
・扇の描写が曖昧でイメージが湧きにくい。丸って要の留め具のこと?よく分からん。キーアイテムなのに。 
・思わせぶりな表現を多用しているわりに意味が読み取れない。 
「剣は円なり円は剣なり。肉は人なり人は肉なり。人肉はこれ不老の薬」 
この表現にはきちんとした意味があるの?ないなら自分で「この表現良くね?」って勝手に盛り上がっているだけになってしまう。 意味があるなら作中で描写して欲しかった。 
・全体的に話が飛躍していてよくわからない。

14 :
>>12
最後は友人は結局無事で主人公だけ扇に喰われたんだと思う。
違うかな?

15 :
三連投わるい。13、14だけど>>2を読んだら良いところも挙げろとあったので。
2ch自体初心者だから許してくれ。
>>11の他のssも読んだが、枕の話もわらわらの話も意味が分からないのに何かぞっとするものがあった。
ホラーに一番必要なのはこの「ぞっとする」感じだと思う。
現時点でもそれを持っているということは励みにして良いのでは。
特に枕の中身の描写は脳みそを連想させてきてぞわっときた。

16 :
>>13
批評ありがとうございます。
「円形の扇子」は、そんなんあったら面白いよね、という発想だけで書き始めたんで、
正直自分でもどこがどう怖くすればいいのかはっきりしてなかったことがわかりました。
あと扇は友人も食ってます。
扇の要を見た人が、扇の中に傍にいた人もろとも連れ込んでしまう感じですね。
絵の中に入った、としっかり書けばいいとわかりました。
忙しいなか三連投もありがとうございました。

17 :
さぁさぁ、このコピペを酷評するのだ!(1さん、ゴメン!)
どれ。裏の納屋さ行って、漬物石ふたつ運んでくるべぇか。
裸にひん剥いて縛り上げた>>1の縮こまったR`ンの下に
大きな方の石をあてがい、
手ごろなほうの石を振りかぶって・・・
ベチーン!
オオゥ!オオオオオオオゥ!
肉が潰れる感触が腕にズシィィンと響くゥ!
断末魔の絶叫がこだまするゥゥゥウッゥゥウ!

さてと。
ミンチになった`ン肉に葱と生姜と大蒜を臭い消しにつき混ぜ、
片栗粉も加えて団子にして、
鍋料理にしたてて食うべぇか。


18 :
>>17
登場人物が>>1の陰部を潰すことでやたらテンション上げていますが
彼の高揚感が読者には一切共感できないと思います。
ストレス解消に勢いで書き散らした文章なのでしょう。
それと3つ目の段落、食べる目的で潰すのであれば
作業としては非常に雑だと思います。
また、擬音を多用していますがこれも安易で
グロテスクさやホラー的な趣が全く感じられません。
端的に言えば、漢字覚えた中学生レベルです。
>さぁさぁ、このコピペを酷評するのだ!(1さん、ゴメン!)
これでご要望に添えましたでしょうか>>17さん。

19 :
>>8
もしかしてまたお前か……(;ω;)俺だ……(;ω;)覚えてるか……(;ω;)
なんで重厚な歴史風パートといかれたラノベパート混ぜてんだよ……(;ω;)
ハルテロスだったっけ……(;ω;)アルベルトだったっけ……(;ω;)昔そんなんあったよな……(;ω;)
本当は二人いるだろ……(;ω;)片方はなんかそのスレの常連だろ……(;ω;)
歴史風パートだけ読んだわ……(;ω;)ラノベパートやべえよ……(;ω;)
今回も長くなるのか……(;ω;)お前(お前ら)とのやりとり……(;ω;)
今夜は月が赤いからな……(;ω;)赤飯やな……(;ω;)

20 :
>>11
江戸川乱歩?みたいな怪奇系ショートショートやな。その辺詳しくないけど。
気になったのは冒頭の扇の描写。文章の真ん中らへんにさらっと書いてるから
一読しただけだと読み飛ばしてまうな。
>なにしろ、普通の扇子なら扇形という通り円の一部だが、この扇子はぞろぞろぞろぞろ広げていって円形になる。
→この扇子は、なんと円になるのである。広げた端が止まらずに、ぞろぞろぞろぞろ相方の縁と合わさって円になる。
扇子と書けば形は皆想像するから、扇形などという説明は不要。
そして絵柄のレイアウトがイメージしにくい。山を遠景にして漁師と桃の図柄?
後の老爺と荒武者が、何故この扇子から繋がるのか、少し脈絡が弱いかも。
あと、桃が後半の「不老不死の薬」の伏線になってるんだろうか。
記述トリックとかは良く知らないが、あまり巧みな感じはせんね。
なんか国語のテストさせられてるような、楽しい感じではない。

21 :
>>20
酷評ありがとうございます。
扇の描写は、推敲して頂いた方がわかりやすいですね。
桃は不老不死です。
最初は桃源郷を書いた扇の中に迷い込んで…でしたが、
扇=奥義というくだらない駄洒落を思いついて入れたせいで
主題が煩雑になってしまいました。
楽しい感じになるよう頑張ります。

22 :
>>19
屍国の屍国読みますお。

23 :
文芸サロン行ったら面白いことあったのー♪……(;ω;)

24 :
私はハルを抱きしめたら、と思った。愛の言葉をささやくことができたら、と思った。
私が先に死のうと冷静に思った。ともかく私はどうしようもなく、二人で机の木目を眺めていた。
時間が刻んでいなかったら、私達は永遠にそうしていたかもしれない。私達が現実に引き戻されたのは12月6日午後五時丁度。定刻通りのチャイムが鳴った。
本当に明日、この人は死んでしまうかもしれない。時間が解決してくれる問題じゃない。
なのに私には即座に打つ手が思い浮かばない。校門を抜けても、私達は一言も交わさないまま、目的地までの距離が縮んでゆくのみであった。
私が何かを言うべきことだけは分かっていた。
「ユウの家、行っていい?」
「うん」ユウはうなずいた。
最近小説書き始めました。やっぱり全文載っけたほうが良いのでしょうか・・?

25 :
全文載せると話の構成も批評してもらえると思うよ
言葉の使い方に違和感を覚える
一行目「……たら、」は「できたなら」
三行目「時間が刻んでいなかったら」意味は分かるけど言い回しが変じゃないか?
最後の会話「ユウの家……」は誰の台詞?
「私」と「ハル」の二人?
「私」=「ユウ」?

26 :
良いところも
どうにかしたいけど踏み出せない
焦燥感?の描写は良いと思う
あとまだいろいろ明かされてない謎な感じとか
下手な批評で済まん

27 :
>>25
ごめんなさいハルかユウかで迷ってて、修正しきれてなかった
ユウ=ハルです

28 :
よくわからんお題で次の人がSS〜で書いたのだが同スレの感想スレが埃被ってたので此方で酷評して頂きたい
SSにすらならねぇ短文なのは良く理解しているので見逃して頂きたい
題は「青空の下の黒い影」
 煌々と照り付ける暑い日差しのなか私は主人と共に寸分違わぬ動きでただひたすらに歩く。
主人はエイギョウという仕事に就いているらしくこの暑いなか外へと出なくてはならぬ。
 都会特有の焼けるような熱さのアスファルトで私の体は益々黒く焼ける。
主人がカイシャに戻るとよく周りの奴等から「また一段と黒くなったな」などと茶化される。
 時に主人はクルマに乗って移動するがあれは狭苦しくて仕方がない、クルマよりはアスファルトで肌を焼いた方が幾分ましだ。
それに最近になって私は外を歩く際の楽しみを見つけた。
 私の頭上……正確に言うなら私に焼き目をつけるアスファルトの反対側に広がる空を観察する事だ。
幸い日差しは主人が防いでくれるので透き通る様な青空を私は何の煩わしさも感じずに仰ぎ見ることが出来る。
空に浮かぶ雲や自由に動き回る鳥達が作り出す空の表情を見ているだけで熱さや味気無い日常を忘れられる。
 広大な青いキャンバスに描かれた雲や鳥達を眺めつつ、今日もまた私は主人と共に青空の下を歩き続ける。

29 :
>>28
三行目、「…焼けるような…焼ける。」というのはちょっと嫌なかんじ。
三行目で「私の体」が焼けているのに四行目は「主人」が「黒くなった」
のは視点が定まらない感じがする。
あとの展開でそういう視点の揺れの話になるならいいのかもしれないが
この人が「熱い」「焼ける」のは、下からのアスファルトの熱のせいで、
上の空は開放的で眺めていたくなるものなんだということのようだが、
「暑い」から始まるとどうしても上からの太陽のせいで暑いのが不快と
最初は解釈するわけで数行読むあいだに読者が頭のくみかえを強いられる。
今後の展開でよほど意図があるなら別だがそうでもないならちょっと引っかかるところ。

30 :
>>29を書いてから気づいたが最初からアスファルトが熱い話をして
夏だとほのめかすだけで日差しに触れず、徐々に視点を上空に ってのが綺麗

31 :
やったことがない人が幹事やった方が面白いんじゃないか。
いい祭りになるかどうかは、だれがやったところでその時その時だよ。

32 :
すいません。間違えました。

33 :
>>24です。
書きあがったのと、他所に上げたついでに、全文挙げさせていただきます
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3410570.txt
よかったら読んでください

34 :
せっかくなので読んでみました。
まず、「私」が多すぎると思いました。ぶつ切りの印象をうけます。
読者は作者が思っている以上に、だれのセリフであるか、述懐であるか、
把握できます。極力「私」を消してはどうか。
それからセリフの「」内に句点を入れるか入れないか、
どちらかに統一すべきではないか。
以下は本スレの趣旨と違うかもしれません。
「明日死にたい」と言い出した友人の家に泊まり、次の日海に行くという話。
描写にかなり力を注いでいる印象を受けた。同性か異性かはどちらでもいい。
それで、こういった話は手を変え品を変え繰り返し読んできた気がします。
作者にとっては唯一無二の愛おしい原風景なのかもしれない。
しかし、同じ感性の人間がたくさんいるらしく、みな似た話を書く。
このお話の、もっといえばこの感性のオリジナリティが見つかりません。

35 :
>>34
私、は確かに多かったかもしれません・・・見直します。
句点に関しては、意図的に消したり付けたりしてみましたんですが、統一したほうがいいのでしょうか?
似た話が多いというのには、小説をあまり読んだことがない故か、気づきませんでした。
感想ありがとうございます

36 :
あ、あと、同性なのか異性なのか、ということに関しては、無意識にぼかしていたようでした
確かに「ハル」じゃあどちらか分かりませんし、口調も男か女か分かりづらいですね
まあ、それに関してはどっちか分からなくてもかまわない、というか、
むしろ良い方向に転んでるような気がします
無意識にこういうことが起こるというのは、とても面白いです

37 :
>>29>>30
他に酷評なさそうなので酷評感謝
三行目の焼けるようなは焼け付くにした方がいいかなと思ったり、大して変わってない気もするが
この短文の主観というか中心を影にしてるもんで焼けるといった表現にしたが不味かったか
んで四行目は「主人」の職場の同僚の影から黒くなったって言われてる様に書いたんだが書いてから外回りしてる「主人」も黒くなるわなと
「そういうお前は蛍光灯の光で薄くなったな」と言ってやると周りのウケがいい。みたいな文入れたりすれば多少変わるかねー
視点を暈すというか読者に題と内容から察して下さいねってちゃちゃっと書いてブン投げた文だから読者負担は仕方ない
もうちょっと長く書くなら間に視点が影って気付かせるようなワンクッションを入れてやれば多少は負担が改善されるかなと
あと全く意識して無かった所を綺麗といわれて戸惑ったがお褒め頂きありがとう

38 :
そうした方が綺麗だ(からそう直しなさい)と書いてあるんじゃないのか

39 :
>>38
よくよく考えたらそうでしたやだー
マジで恥ずかしいわ……

40 :
いいレスが増えてきたなあ。

41 :
 引っ越しの準備は既に終わっていた。山と積まれた段ボールがトラッ
クを待っている。がらんどうの部屋はもはや部屋ではなくただのハコで、
私の存在を疎外している。
 私は部屋の中から目を反らし、カーテンの外された窓から外を眺めた。
 住宅街が続き、所々に看板や大きなマンションが頭を覗かせている。
すぐ下の路地を小学生たちがはしゃぎながら駆けていく。普段は疾うに
通学のために家を出ていた時間だ。普段は目にすることのなかったその
様子を新鮮な気持ちで眺めた。
 このこどもたちは、一体何を考えて過ごしていたのだろうか。私もこのこ
どもたちと同じことを毎日繰り返していた筈なのだが、それはアルバムの
中の一コマとして薄っぺらく記憶に組み込まれ、ただの過去の事実としか
想起されなかった。過去の私と今の小さなこどもたちはうまく接続されずに、
半分だけ実体をもった幽霊のような存在として私の視界から消え去っていく。
 私も同じ時代を過ごしたはずなのに。
 視界を右から左へと過ぎ去っていく幻影に目を瞑りながら、私はぼんや
りと夢想する。
 この幻も四月になったら進級する。もしかしたら、中学校へ進学する。始ま
りの季節を浮き足立ちながら過ごし、盛夏を駆け抜け、秋を気づかずに通り
過ぎて冬があっという間に溶けていく。
そうして最後に、この異物たちは私と同じ人間になるのだ。
 それは、あまりにも当たり前で、あまりにも救いのない未来だった。
 ぼんやりをこどもたちを目で追った。
 いつか人間になるこどもたちも、今はやはり、私にとって異物のままだった。
 そして、その状態が出来るだけ長く、続けばいいと思う。

42 :
よろしくお願いします。

43 :
連投ごめんなさいageときます

44 :
・この異物たちは私と同じ人間になるのだ
とすると、「私」は人間には同質性を感じているというロジックになって
全体の調子と反します。「人間」という言葉を断りなしに使うと共感とか
「人間的な」あたたかみを連想するからです。「異物」と対置するとなおさらそうなります。
ここは意味上はたとえば「…私と同じ抜け殻になるのだ」ということのはずで、
「抜け殻」が陳腐でいやなら表現に別な工夫がいります。
・あまりにも当たり前で、あまりにも救いのない未来
「私」が引越しをするのは、「私」が何らかの理由で「当たり前」のことを享受できなくなった
からではないのですか。すると「私と同じ人間」が「当たり前」なのは
よくわからないです。
・「半分だけ実体をもった幽霊」…言いたいのは実体をもってることではなくて
 持ってないことのはずです、文脈からは。半分は実体のない、という方向の
 表現になるべき。
もっと簡単に小学生を異物視する方向でまとめたほうがいいのかなと思います。
すくなくとも、「小学生」については私がどうおもったかの描写自体が目的ではなくて、
私の「境遇」の描写(暗示)のために私がどう思ったかが使われるべきです。
それから冒頭「疎外していた」はだめ。悲しい時に悲しかったと書いちゃダメってやつ。
よしもとばななは書くけどw、それでも疎外していたという硬い言葉はしらける原因。
・「新鮮な気持ちで眺めた」
積極的前向きです。ここは奇妙とか違和感とか後ろ向きでダークな言葉を。

45 :
>>44
ありがとうございます
言葉のイメージから話の構成まで詳しく指摘してくださって感謝です
・疎外していた→私は落ち着かなくなった
・新鮮な→物珍しげに
とかの方がいいですかね
「私」は挫折や失敗を繰り返してだんだん草臥れていった人間(もしくは大人)の代表
「こどもたち」は暗い部分を知らない明るくて新鮮な存在
といった大人から子供への情景をイメージして書いてみました
すると「人間」→「大人」と言い換えたほうが伝わりますか
自分は子供の輝かしさに描写を使いましたが
44さんの言うとおり「私」にもっと力を入れたほうがいいですね
それと引っ越しにもっと意味を持たせることですね

46 :
プロローグ
「夏だぁ……テスト終わった、二重の意味で」
2042年 7月26日 午後12時00分
 大学の定期試験も終わり、2ヵ月もある長い夏休みをロボットの研究に費やすであろう事に青木瞳は絶望していた。それとは対照的にテストを終えた学生達は活気が満ちていてみな笑顔であることに青木はイライラゲージを少しづつ溜めていった。
テストからの解放感と夏休みへの希望が漂う講義室では、同期の佐藤愛が明るい表情で自分の胸を強調するかの様な小走りをしながら近づいて着た。
「ひぃーとみぃーん。なつはどうするのぉ?やっぱり、けんきゅぅ?」
佐藤は目を輝かせ青木の机にちょこんともたれかかり、周囲を見渡しながら青木に聞いた。
 「うん。研究に没頭するつもりかなぁ…」
青木はぼそっと言うと窓の外のイチャイチャカップルを二階から見下ろし青い空を見上げた。そこには大きな入道雲がゲリラ豪雨の気配を漂わせている。

47 :
(ほんとバカップル見てるとイライラするわっ。雷に打たれてしねばいい)
心にも思ってもない言葉が頭の中でそうささやいる。
しかし青木が不機嫌になるのも仕方のないことだった、大学院での研究は夏休みが一番集中して研究ができる期間であり大学院2年生ともなれば修士論文を終わらせなければならないからである。そして、青木の研究は人工AIに関する研究でロボットは感情を持たせられるか?
という漠然とした研究テーマの為中々成果が上がらなかったのである。
「そんなことより研究どうしよう」
青木は大きな瞳をつぶりため息をついた。
「そんなことってどんなことぉ?」
佐藤はかわいらしく振り返ったが。このかわいらしさがこれまた憎いのか増々イライラゲージを増大させていきゲージがたまったら雷が落とせそうなきがしてくる青木だった。

48 :
「ああ、気にしないで愛ちゃん。それより裏研ばかり進んで本研がすすまないよ…」
青木は気持ちを隠して話すのが得意だ。そしてなにより、女子なら誰でも取得するであろう基本スキルの一つを使用して笑顔を貫いた。
「そうねぇ、あぃの研究は先輩の引き継ぎの研究だからぁー先輩が残してくれた課題に取り組めばいいけどぉーひとみんの研究はねぇ…」
いつの間にかひと気がなくなった講義室を低い身長で佐藤は見渡し、小さな両手で携帯を手に取り必至に画面を覗き込んでは何かをググっていた。誰が見ても愛くるしい姿だったが。青木にはその姿に増々イライラゲージを溜めていくのであった。

49 :
愛ちゃんは夏休み何するの?サークル?それとも研究?」
佐藤の姿を見るのが嫌だった青木は、外の入道雲が大きくなっていくのに目をやった。
「あいはねぇ…就職活動よぉ…」
青木は急いで顔を戻しすらりとした背筋を伸ばし申し訳なさそうに手を合わせた。こんな動作が素早くできるのも女子力の賜物である。
「ごめん、愛ちゃんすっかり忘れてた…」
「いいのよぉ、就職活動で彼氏をGETだぜぇぃ」
「本当にごめん!」
佐藤は持ち前の明るさでピースサインをして廊下に届くくらいの大声を上げて言った。
(ああ…この子は本当にかわいいは…憎むのが馬鹿らしくなってきたわ)
「それより学食にいこうよぉ、あぃねぇテストが終わったら急におなか減っちゃったぁ」
そう言いいながら青木の机からぴょんと降り、わざとなのか自然なのか佐藤の胸が揺れるのを青木は凝視してしまった。

50 :

 (さっきの言葉は宣言撤回だ。それにしても相変わらずにくたらしいちっぱいだぜ)
自然と心の中でそうつぶやくと日頃鍛えた女子力をいかんなく発揮して青木は笑顔になった。
「そうね、私もお腹すいたし学食にでも行きましょう」
二人は大学特有の閑散としてだだっ広い廊下に出て、学食へと向かった。廊下には佐藤よりも小さいヒューマノイドロボットがそそくさと廊下を掃除しており。そのロボットの背中には「実験中」の紙が貼られていて身長の高い青木には滑稽に見えてしまうのだった。
実際掃除ロボットが小さいのには様々な理由があり、身近に接するロボットは周囲の人間に恐怖心を与えてはならないという認知心理学の研究成果から子供のようなサイズでロボットがデザインされている。

51 :
>>45
最初に引越し、それも荷造り終えてボーっと業者を待ってる?あたりを
持ってくるのはかなりいい。なぜそれが「かなりいい」のかというと荷造り後の荷物と
部屋が、それまでの住人の生活を「立体グラフとして可視化した」ものになるから。
引越しが情景として優れてるのは、今までの捨てたい(捨てざるを得ない)
生活が何で、これからのそれが何かを端的に書ける点にあると思う。
「山と積まれたダンボール」はかなりもったいないと思う。
そもそも持ち物が多い人なのか少ない人なのか
設定していないような気がする。(多いようにも見えるがこの場合よくない)。
全般に寂しい雰囲気なのに「荷物が多い」のは、
潰れずにやってきた商売の店じまいとか、
経済的には安定していた家族が離婚などで離散するとか、
「多い荷物」=「過去の努力、昨日までの幸せ」になる場合ならあう。
若い人で荷物が多い場合、
「くだらないガラクタなのに荷造り中にも捨てられない」旨記述あればそれはいい。
この場合、荷物が、「過剰な自意識」「逃れられない不安」などの象徴になりうる。
また、逆にバンバン捨てていく様子から書くのも、「今までの自分を否定する気持ち」を
印象づけるのでよい。
そうでないなら、やっぱり少ないほうが寂しくていいのでは?
あとは荷物の特異さに言及して特殊な趣味や美意識の持ち主であることを
ほのめかす手もある。
荷物の言及を最低限にして、うらぶれた感じをだしたいなら、
「山のように積まれた」とダンボールび量に言及すると雰囲気を壊す。
ダンボールが集められた結果出来た部屋の空き具合の方にフォーカスして
むなしさを強調したほうがいいと思う。

52 :
51のつづき
それから現代の日本の部屋の描写では床に必ず言及した方がいいと思ってる。
少ない字数で自然にキャラを想起させるのに、畳なのかボロいフローリングなのか
高級なそれなのか、結構読者の手がかりになるし、
しかも大して字数を食わないのでお得。

53 :
>>46-
一人称の語りじゃないしロボットとか言ってるとこみると、
事件を起こす主人公は青木なんだよね?
すると青木の容姿描写が何もないのはやりすぎでは。
せっかく試験が終わったのにイライラしてる、
それはなぜだろうと惹きつけるのがつかみになるので、
青木の独白から始まるよりは試験が終わってホッとしてる人
から入った方がわかりやすい。どうしてもセリフから行きたければ
「ひーとみん、試験終わってっとするねー」ふうにと愛から入るのがいいのでは?
あと窓外はバカップルよりは風景のがいいです。大学がどんなとこにあるか
山の中なのか都市なのか、海が見えるのか、どこにでもいるバカップルより情報量が多い方に
描写をもってくべきかと。



54 :
ああ、「青木は大きな瞳をつぶり」か これ愛の目がでかいように読めるんだよね
愛への愛情は感じるんだけど青木にももう少しなんか…

55 :
>>51-52
場面一つでもいろいろな情報やイメージが詰め込めるんですね
そういう視点から話を読んだことがなかったので
とても新鮮で参考になりました
もうすこし推敲してみます

56 :
>>53
丁寧なご指摘ありがとうございます。
最初のご指摘はそのとうりだとおもいます。いわれるまで気が付きませんでした。
バカップルと雲は青木の心理描写をしてみたつもりでした。
雲の動きによって、青木の動きを表現してみたいとおもってました。

57 :
>>54
ご指摘ありがとうございます。

58 :
さっきの人とは別人だが

バカップルと雲の意図は分かる。ただ外の描写にしろその二つだけって言うのは
どうにも浮くと思う。バカップルとの対比で青木の描写があるともっと分かりやすい
時々挟まれる入道雲は個人的には好きだよ
自分が気になったのは台詞の多さと説明が足りないことだな
時代設定は未来?青木はどんな人物?
台詞が多いとなかなか場面が進まないからこれが長編ならもうすこし地の文で
説明入れてさくさく流しても良いのかも

59 :
>>56
ラノベの特殊性(かつ批判の原因)に、
場面が緊迫しないと読者のキャラへの感情移入が起こらない、
それ以外は基本的に読者は笑いながら眺めてるってのがある。
笑いながら眺められるように、キャラの感情は即物的に表現される。
この例だと「イライラゲージ」で、これはラノベっぽくてよい
(あるいはラノベ的でよくない)。
で、そういうものだと思って読んでる読者に雲がキャラの感情の象徴だという
「文学的」な暗示は通じづらい。
ここはギャグ的な描写でもあるしあくまで即物的に女の子の外見のかわいさと
大学やロボットの情報提供に徹したらどうかと、個人的には思います。

60 :
>>58
ご指摘ありがとうございます。本当駄文で申し訳ございません。
これから、努力させていただきます。

61 :
>>59
そうですよね。場面の緊迫という描写の練習をしてみたいと思います。
最終的にイライラゲージが溜まって、入道雲から雷が落ちるという描写を
してみたかった為このようにしてしましました。
ご指摘ありがとうございます。

62 :
>>61
ああ、それ神話的でいいじゃん
主人公がイライラしてると雷が本当に落ちるっていう。
それでロボットにも魂入れちゃうかwフランケンシュタインだな
エンターテイメントはキャラの内面がどんどん客観的な外形に結実するもんだと思う。


63 :
>>62
まさしく、話はそのような展開でつづいていきます。
この話ではロボットに心があるかどうか?
ということを題材に話を進めていくつもりです。
ご指摘ありがとうございました。
以下続きを投稿させていただきますので。時間があればご指摘お願いします。

64 :
ロボットを尻目に二人はコツコツと廊下を並んで歩くと、何やら外から応援のような声が聞こえてきた。
その声援の先にはサッカーグラウンドがあり、サッカーロボットと人間が群れを成してサッカーをしている姿が見えた。
ロボットはフィールドのサイドから駆け上がると見事なフェイントを入れ人間チームのディフェンスを抜き去り、
ゴール前にカーブのかかった鋭いクロスを上げた。そして青木より身長が高いであろう10番の背番号をつけたロボットが鮮やかなヘディングを決めて、
ゴールネットを揺らした。

65 :
「わぁーすごい!すごい!ねぇねぇ、いまのみたぁ?ぎゅーんときて、どひゅーだったよぉ」
佐藤は窓に駆け寄って、手をグーにしてボールの動きを描いては子供の用に飛び跳ねた。
(もうこの子は本当に24歳なのだろうか…私には全然見えない、
未だ10代に見えるのが不思議である。・・・そうか、この子は年齢を
詐称しているに違いない!きっとそうだ!)
脳内で佐藤の分析を行っては青木の女子力を上げていった。

66 :
「みたよ!すごいよねー、最近のサッカーロボット。
これも群知能ロボット研究とアクチュエータ技術の発展のおかげよね。
ひと昔前まではタイヤで動いていたロボットも今じゃ人工アクチュエータだものね。」
 青木は高身長に加え鼻高々とロボットについて語った。
そして、もう一度外のロボットに目を向けるとロボットが喜んでいるようなしぐさで
仲間に飛び乗りガッツポーズをしている。
「ねぇ、ねぇ、ひとみん。あのよろこんでるロボットって、やっぱり心がるのかなぁ?」
佐藤はくるりと振り返っては首を傾け顎に一指し指を乗せて頭にはてなマークが見えるかの
ような仕草をした、これまた憎たらしいくらいのかわいさである。
(もうかわいいアピールはわかったから、あんまりかわいいと食べちゃうよ?)
呆れたような心情になりながらも青木はぐぐっとこらえては笑顔になりながら答えた。

67 :
「そうね。結論から言うとわからないわね。
それはロボットに心があるかどうかというと観測を行わないといけないのだけど、
そもそも心とか感情とか人間が感じているものを定義するのが難しいのよ」
 青木は眉をひそめて額に皺を寄せながら答え、
ざばっと白衣を着直し有能な学者のような素振りをした。
そしてハイヒールの音をたてながら再び廊下を歩き始めそのうしろには、
ちょこちょこと色々と聞きたそうな顔をした佐藤がピヨピヨとついて行った。
「どぉういうことぉ? わたしロボットのデザインの研究だからそっちの分野わかんなぁい?」
佐藤は青木の白衣の袖をちょびぃっと引っ張りながら子供のような瞳で青木に聞いてきた。

68 :
ロボットに心なんてのは、手塚で終わっておけ。

69 :
王道は何度でも通れるしそれだけ奥深い

70 :
>>68
現代のロボットの技術と現実性を持たせて、
物語を書いてみよう思いました。
この話は裏を返すと、心は数式化できるか?という
問題もテーマにしたいと考えてます。

71 :
>>69
そういっていただけると、幸いです。
とても、励みになります。
以下に続きを投稿させていただきます。

72 :

(ふふっ、まいったか。ついでサイコロジーの問題でも加えて説明してやろうかくくくっ)
悪そうな顔も見せずに考えて苦しんでる佐藤を見下しながら笑顔で青木は答える。
「つまり、さっきゴールを決めて喜んでいるように見えたサッカーロボットいたで
しょ?あのロボットに心があるかないか決めるのは愛ちゃん次第ってことよ。」
そういいながら、エレベータに二人は入っていき。
青木はエレベーターにある正面の鏡を見ながらメガネの位置を調整した。
「そぉなの?そんなにかんたんなことでいいの?」
「そうよ、なんでそうなのかというと。
もし仮にロボットに心があると仮定しても心があるかどうか数値化できないし
客観的に見る事できないの。だから最終的に決定するのは私たち人間だから、
人間それぞれがロボットに心があるかどうか決めましょう。という事に学会では落ち着いているのよ」
雄弁に語ったはいいが凸凹だらけの理論に青木は納得がいかない様子だった。

73 :

(だけど理論っていうのは客観性を重視するべきなのに主観を取り入れ
たらだめじゃない…こんな理論じゃ2〜3年後にはまた別の主張が心の理論になってしまうわ…)
そんな事を青木の心で自問自答していると、いつの間にかエレベーター
は1階に止まった。
「そっかぁ。じゃあ、あぃはねぇ。サッカーロボットさんかわいそうだ
から心があることにするっ。だってそうしないと、サッカーロボットさ
んよろこべないもんね。あぃがみんなのサッカーロボットに心をいれて
あげることにするぅ。ちゅっ、ちゅっ」
佐藤は口をキスの形にして、天使のキスをサッカーグランウンドと
青木に一回ずつ投げた。
「ひとみぃんには、悩んでるみたいだからおまけでふぅ」
「愛ちゃんにかなわないわ、私」
子供にはかなわないなと察すると青木は佐藤の手を引っ張って
エレベーターを出ることにした。

74 :
26ってなに?
26の感想を書いた人ってこと?
それか、他スレのまま名前に26ってついてる人?
26っていうコテハン?
私、気になります!

75 :
>>74
26ってコテハンです

76 :
俺はひきこもりだ。それも重度の。
日々忍び寄る劣等感はカビのように蔓延し、自殺願望が沸々と沸き上がってくる。
だがしかし、慣れとは恐ろしいもので、こうした苦痛も俺を形作るパーソナルな感覚となってくる。
ドストなんとかさんが言うには『苦痛』もある境を越えれは『快楽』に変わるそうで……
まあ、ともかく、俺はその日、ハイになっていた。
今思えば、それがいけなかったのだが……
酷評お願いします。

77 :
>>76
色々と説明や描写を挟むとよくなると思います
ひきこもりだ→どういう経緯で引きこもりどんな生活を送っているの?
劣等感で自殺願望→どういう劣等感を抱きどんなふうに自殺願望にまで育ったの?
慣れてきた→最初の頃と比べてどう感じるようになってきた?
その日ハイになっていた→具体的に何があってどんな気分なの?
あと細かい点を言えば劣等感って忍び寄るものだろうか
それが適切な表現だと描写で納得させてくれたらいいけど
積み重なってきたり大きくなっていったりするものでは
わかりやすく、読みにくい文章ではないです
頑張って!

78 :
>>77
どうもありがとうございます
また一考してみますね

79 :
>>64-
青木の容姿描写が少ないこともあいまって、青木が男にしか見えない。
愛を見て、ひたすら可愛いと思い、さらにバカ、と見下すのが男視線だから。
女の視線では「可愛い女の子はズルい」である(←橋本治風断言をかましてみたかっただけなので正しい保証はない)。
するとそもそも同級生の女の子2人っていう設定に必然性があるのか疑問。
それから愛のセリフ、「あの喜んでるロボットってやっぱり心があるのかなぁ?」。
これ、「あのロボット、もしかしたら本当にうれしいんじゃないのかなあ」という意味合いの
つぶやきが先行すべきでしょ?いきなり「心」という抽象物をだしてその存否を追求するって
いう思考は読者はこの段階ではしていないのだから、愛もそういう思考はすべきでないです。
単純にエンターテイメントなら、2人の会話は心が「ある」派と「ない」派が無難。
そこまで露骨にしなくても「ないに決まってる」という素朴な意見を
言及すらしないのは読者おいてけぼりな感じ。
青木がこころの存否を各自が決めていいという見解をいきなり紹介し、
それが「学会の意見」だとしているが、
それなら、この物語世界においては心の存否を追求すること自体に意味がないということになる。
すくなくとも読者のテンションはさがる。
こういうものわかりのよい理論の出し方、出すとしてそのタイミング、
だれにそれを言わせるか等は、-もしかりにそれがきちんとした学術書に紹介されていた見解だったとしても
-かなり注意を要する。
で、こういう物分りがよいのに詰まらない意見(←物語の推進力を阻害する意見という意味です)
に不満を表明するのが愛なんだから、文脈上の主人公は愛ということになってしまうと思う。

80 :
>>79
ご指摘ありがとうございます。
人物のセリフはそうやって書くのですね、勉強さていただきます。
--単純にエンターテイメントなら、2人の会話は心が「ある」派と「ない」派が無難。
そこまで露骨にしなくても「ないに決まってる」という素朴な意見を
言及すらしないのは読者おいてけぼりな感じ。
青木がこころの存否を各自が決めていいという見解をいきなり紹介し、
それが「学会の意見」だとしているが、
それなら、この物語世界においては心の存否を追求すること自体に意味がないということになる。
すくなくとも読者のテンションはさがる。
ここですが、自分としては学会の意見に挑んでいこうという所を今後の展開で描いていくつもりでした。
ですがもう一度書き直してみます。
――で、こういう物分りがよいのに詰まらない意見(←物語の推進力を阻害する意見という意味です)
に不満を表明するのが愛なんだから、文脈上の主人公は愛ということになってしまうと思う。
こういう意見は非常にありがたいです。もう一度構成を練り直してみたいと思います。




81 :
>>80
0 ロボットが心があることは当たり前の世界。超越的能力によるドタバタ劇
  例 ドラえもんなどの藤子不二雄の作品 ロボットの必然性はうすく、オバQでも宇宙人でも同じだぜ
1 ロボットが人間との家族的な触れ合いの中で人間の心を学んでいく
  例 「鉄腕アトム」 手塚っぽい(とおもわれているもの)
  テーマ (実は人間のこどもの)成長、友情、愛。
2 ロボットが「心」を獲得してしまい、そんな自分が何者なのか追求する
  例 「私は真悟」「フランケンシュタイン」 石ノ森章太郎の作品(改造人間が多いですけど)
  テーマ (実は人間の思春期の)自我、自意識
3 ロボットが人間社会で勤めを果たす中で社会矛盾に直面し自己の内面に「悩み・怒り」を発見する
  例 浦沢の「PLUTO」 アシモフの「鋼鉄都市」などの諸作品 
  テーマ (じつは人間の青年の)社会の一員としての目覚め、倫理、正義、平等。
どれもロボットをネタにして人間のことを書いている。
ところが「ロボットの心の存否」自体を問題にするのは「人間」を書いているのか疑問がある。
宇宙空間のダークマターの本質を探ってるのと同質の行為なのではないかという気がするからだ。
あなたの文中の「学会の意見」に対して、読者のテンションがさがるのは
読者の問題関心が0〜3のあたりだからで、、
あなたが「学会の意見に挑む」ことに展開を見出してテンションがさがらないのは、
あなたの問題関心が人間外(0〜3の外)にあるからだ。
哲学的あるいは機械論的な「存否」の小説は存在しうるが難しい(あたればでかいとおもうが)。
かなり高度な専門知識をわかりやすく面白くというタイプ、
医者の海堂尊のバチスタみたいなああいう知識、文献渉猟の力がいる。
悪いが今のあなたには無理だと思う。
0〜3あたりに帰る方も考えたらどうか。趣味でやってることだろうから別に従う必要はないが。

82 :
>>80
 ご意見ありがとうございます。
 私は現在大学院でロボットに関する研究を行っております。
現代の人工AIは 数学 統計 理論 で構成されていて中々そのような学問的
な視点から人工AIに関する作品を拝見したことがなく自分で書いてみたいと
思ったのがきっかけで書いてみることにしました。
 色々な要素を盛り込みすぎるとわかりにくいと思いますが、私が書きたい
テーマは「心は数式化できるのか?」というところから、人間とロボットの心
について描いてみたいと思っています。
稚拙な文章で腹立たせたのなら申し訳ございません。
ですが、私なり頑張ってみたいとおもいますので時間があればまたご意見をよろしく
お願いします。
 

83 :
>>81
申し訳ございません。
 82の書き込みはではな>>80ではなく>>81です。
追記としてあくまで私自身の価値観なんですが。
言葉や文字には「厳密な」表現の限界を感じています。
例えば、「リンゴは10メートルの机から放物線を描いて落下した」という事を文字で表すとこのようになりますが。
数学的に表すと。「リンゴは F(t)=-gt^2+10 の軌跡で落下した」というような表現になります。
意味的な差異はあると思いますが、私はこの数学的な表現は文字の「厳密な」表現の限界を突破できるのではないかと
考えています。
心というものを文字や文学で語るのではなくて、心というものを数学や理論で語ってみればまた別の世界が
みえるのではないだろうかとも考えています。
いままで理系だったという事で文章を書くのは苦手ですが、何かご意見があればお聞かせください。

84 :
テスト

85 :
>>83
具体的に書いてみなよ。抽象的すぎてわかrん。

86 :

貧乏人には二種類いる。貧乏なことを年中嘆いている奴と、自分が貧乏なことに気づいてもいない奴。
「しゅんちゃんは後者ね。多分一生自分が貧しい暮らしをしていることに気が付かないんだわ」
 人を馬鹿にしているような発言を呈しているくせに、福根真由美は何故か誇らしげにしている。私は何も返さないでテレビ画面のレースに夢中だった。
指はまるで精密な作業でもしているかのように緩慢で、慎重に動いている。ラストスパートを掛けなくてはならないのだ、真由美などに構っていられない。
「ねえ、大晦日だっていうのに一日中テレビゲームなんかしてて、虚しくなんないの? ……もー、えいっ」
 真由美が私の握っているコントローラーのレバーを軽く指で弾いた。すると、画面中央を走行していたカートが路傍の看板に突っ込んだ。
「な、何てことを」
 このコースは慣れるまで既に何十周と走っている。今のレースでは、その全ての内で最高のタイムを記録していたというのに。
「ゲームばっかりじゃ不健康だよ、どっか出かけようよ」
 ベッドに寝ころがっているこの女をどう始末するかについて一瞬真剣に考えていた自分に身震いしつつ、私は赤いラークの箱を机の上から手に取り、
中が空なのに気が付くと握りつぶした。……あれ? どうして空なんだ。つい二時間前買ってきたばかりなのに。
「あたしが捨てちゃった。煙、嫌いだし、しゅんちゃんに煙草吸って欲しくないもん」
 もう堪忍袋の緒もぶち切れた、大人気なく怒鳴り散らそうと口を開いた時、玄関のドアが先に開いた。
酷評オナシャス!

87 :
112 名前: 名無しさん@恐縮です 投稿日: 2012/09/15(土) 20:06:56.18 ID:aErrt8yl0
 をれは遂にその自称・神という男の眼前に立っていた。男はべつだん気構える風でもなくただ泰然と余裕しゃくしゃくと
いったていでをれを眺めている。をれはなんがいこと考えていた言葉をぶつけてみた。「なあ、男を世界でたったひとりに
して永遠の命を与え、あとの香具師は全員女しか生まれなくすれば天国だったんじゃなかったのか?なぜこの世界を
こうつくったんだ。」男は眼を半開きにしたままこう答えた。「それは、もうやってみたんだ。」

88 :
「君は小説の出来、不出来をどうやって判断する?」
「なんだい、急に?」
「さる作家はこう言っている、『読者を崖っぷちまで導き、その最後の段で、崖から突き落とすでもなく、救いを与えるでもなく、ただ、そのままで置かせるのが芸術だ』とね」
「俺には難しい話は良く分からんよ」
目の前の男は微笑し、言葉を続けた。
「僕はね、小説が憎いんだ。所詮、一流っ呼ばれる小説は、僕をどこへも連れていかなかった。小説なんて全て消え失せれば良いとさえ思ってる」
「それは、君が作家を志し、敗残したからじゃないのか?」
「何故、そう思う?」
「僕もそうだからさ」

89 :
320 名前: 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 投稿日: 2012/09/17(月) 03:00:57.96 ID:3OVoWxaO0
 20年以上操守ってきたのでほんっとしょうがないほんっとほんとはしたくないんだけどと前置かれて同衾と
相成った、わーい。
「秒速30万キロ」と、翌朝名前をつけてくれた。優しい女のままでうれしい。

90 :
335 名前: ハバナブラウン(東京都) 投稿日: 2012/09/17(月) 06:30:43.39 ID:lKw2Vyr30
>>333
お前はつまらん
336 名前: ピクシーボブ(やわらか銀行) 投稿日: 2012/09/17(月) 06:30:52.86 ID:+xaxs3pu0
ロータリーエンジン⇒ローたりぃエンジン(うそだよマツダはん!
337 名前: ピクシーボブ(やわらか銀行) 投稿日: 2012/09/17(月) 06:34:10.03 ID:+xaxs3pu0
>>335
九州を今シめてる山口県の一家は食人一家。その手下どもが横浜市で小中学生84人をみんなでぱくぱく。
まあ人肉カプセル処理がしたっぱ、親玉クラスはじかに。煙草喫ってると味が悪くなるんでせっせと 嫌煙恫喝スクラム。
カンニバリズムのバンド名改名拒否のVo.華麗に病棟入り。
338 名前: ピクシーボブ(やわらか銀行) 投稿日: 2012/09/17(月) 06:39:37.61 ID:+xaxs3pu0
どうだ便秘でも解消したか。
新着レス 2012/09/17(月) 06:42
339 名前: ピクシーボブ(やわらか銀行) 投稿日: 2012/09/17(月) 06:43:01.51 ID:+xaxs3pu0
じゃ、このやりとりそこらじゅうにコピペってくる。

91 :
>>86
「後者ね…」できれば女性の最初の一言は硬い漢語は避けておきたい。
「後者」くらい使う女は今は多いが、真由美の人格設定をいかすために選ばれた言葉ではないのは確かだと思う。
同セリフ中、「一生」は「貧しい暮らしにかかる」のか、「気が付かない」にかかるのか。こういうの避けるのは基本です。
もし両方ならこの場面なら2回使うくらいくどくてもいい。
全般に論理がとおらない傾向がある。
例えば「人を馬鹿にしているような発言」をする人は威張ってることが多いだろうから、
「なぜか」誇らしげってのはあまり説得的でない。
「精密な作業でもしているかのように」…しているのではないのですか?「作業」は「労働」だけを意味するのではないです。
「大晦日」という特別な日に「どっか」出かけるのが正しいという理屈もわかりづらい。
出かけずにおとなしく過ごすか、やらねばならない用事を済ますか、
この日だけのイベント(カウントダウンみたいなやつね)に行く日だろう。
こういう日に「どっか」行って暇つぶしってのは真由美よりは「私」の発想に親和性があるように感じられるので落ち着かない。
もし世間の詰まらない常識をいう女だという演出をしたいのであれば、
お正月を迎えるための買い物だの家事だのを要求するセリフがいいのでは。
「大人気なく」は 「私」の行動を他人が見たときに評価として出てくる表現で今まさに怒ってる「私」にはあまり似合わない。
「さりげなく」は他人の目を気にしてする行為に使うから構わないのだが、
「大人気なく」が同じ使い方ができるかというとそうではないのじゃないか(大人気なく「も」とやると自分を客観視する別な表現になるが)。
以上は、理屈っぽい文章を書けというのではなくて、理屈に反することは書かない方が読みやすくなるということが言いたい。
出かけよう、ベッドに寝転がってる女、二時間前に買ったと3点書いてあるとなると
筆者に好意的に頭を使わないと、今の時刻の特定が困難である。おおよその時刻は書いて欲しい。
あと、本当に「私」でいいのか(今後の展開次第ではいいが社会化されてない青年は「俺」あたりが多いわけで)





92 :
>>91
ありがとうございます!
自分でも読んでいて座りの悪い文章だなと感じていたのですが、具体的な
箇所が分からずに悩んでいたんですよ
指摘して頂いた部分の改善は勿論、より一層の精進への励みとさせていただきます!

93 :
「どした。」「ん。」「かんがえごと。」「ん。」「ながい。」「薫。」「ん。」「どっちも薫だとへんなきになんで困ったな…

をれは全治三ヶ月の重症を負ったがあなたの考える理由とはちくとちゃあかもしれんのである。

94 :
http://youtu.be/eBY0cKUSO30

95 :
そうだね ちくとちゃあかもれんね

96 :
ん つくりばなしまじにとんなよ

97 :
なんだ うしょばんじょだびっつか

98 :
春だな…。

99 :
あきないもんな

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