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2012年09月超能力116: 超常現象関係ぶっちゃけスレッド (367)
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超常現象関係ぶっちゃけスレッド
- 1 :2008/01/06 〜 最終レス :2012/09/12
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http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1174920756/l50x
何でもスレッド保管スレ [電波・お花畑]
- 4 :
-
結局、「ソルジャー・シンドローム」って何?
- 5 :
- >4
過去ログ倉庫より
http://hobby2.2ch.net/occult/kako/1045/10456/1045620931.html
- 6 :
- ,
- 7 :
- http://life9.2ch.net/test/read.cgi/utu/1176831538/l50
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- 12 :
- てす
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l、 l>
/^‐-,,____,,,,,,,,..................,,,,,,,__,,,.--ヽ
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銀行口座 みずほ銀行 六本木支店 普通1546555 ユニセフ親善大使黒柳徹子
郵便口座 00130-5-8060 ユニセフ親善大使黒柳徹子
- 14 :
-
[ ケネス・アーノルド 支離滅裂な宇宙人の話だらけにも関わらず、人々が、宇宙人が地球の外から私たち
を観察していると信じるのは、一体何故かというと各国政府が宇宙探検についてはじめて真剣に考えてい
た時期に、いみじくも、ケニス・アーノルドの空飛ぶ円盤目撃事件が世間の注目を集めたという事実が示してく
れるのではないか。この時期は、戦慄すべき破壊のエネルギーが原爆と言う形で放出された直後の、東西冷
戦の真っ最中で、多くの人々がにわかに自分の未来と人類の未来について強い不安感を抱き始めt時代
でもあった。地球外の別の種族が、何か模範や前向きな指標を示してくれて、人類が自ら生み出した恒久
的な脅威を解決してくれるかもしれない、と多くの人々はそうしんじたかったのではないだろうか。恐らく、宇
宙人の哲学と言われるものの多くが、平和と友愛に満ちた生き方と結びついているのは、決して偶然では
ないだろう。 地球外来説の妥当性に疑念を抱かせる問題がある。いわゆる宇宙人の技術レヴェルが私た
ちのレヴェルと全く違わない面に関しては、UFOが、既に、誰もが知っている事実に基づいてこしらえた、
純粋な想像の産物であることを暗示している(これに対しては、いたって論理的な反論もある。つまり、人類
学に精通した宇宙人は、地球人に一足飛びに彼らのテクノロジーを見せ付けて驚かせたりせず、まだなじみ
の無い思想や文明は地球人の目に触れないように気を配っている、と言うのである。)UFOの地球外来説
(ETH)ナットとボルト派 地球外来説ではなく政府の陰謀説や軍の秘密兵器説をほのめかす人もい
る。
- 15 :
- 新UFO学 UFOは超常的な、すなわち通常の論理では説明のつかない現象には違いないが、本質的には
‘地球上‘の現象であり、事によると人の心が生み出した産物なのかもしれないと言う立場。
UFO体験を単なる錯覚や複雑に入り組んだ錯覚の一種だと考える説とナットとボルト派の中間
UFO目撃事件には霊的作用と物質的作用との得意な複合が含まれているという仮説まで飛び出している。
つまり、UFOの存在を固く信じるあまり、そのものきっかけが何であろうと(ただの飛行機をUFOと見間違
えたのかも知れないし、全くの夢だったのかもしれない)、そうした思念が物質的に実体化するのではない
が、と仮定しているのである。こうして物質的に実体化した‘物体‘が、そもそものきっかけとは全く無関係の
人々によって目撃されているのかもしれない。これは何ともとっぴな発想だが、ポルターガイストやその他の自
然発生的心霊現象に関して判明している事実を考慮してみると、最初に思ったほどこじつけじみた話でも
なさそうだ。しかし、実際にこれをどう研究し立証していくかとなると、全く別問題である。
UFO体験を単なる錯覚や複雑に入り組んだ錯覚の一種だと考える説 陰謀説の正反対の立場のUFO
体験、宇宙人との接触を伴うような体験を‘全て心の中の体験‘の出来事だととみなす。しかし、‘彼方に‘いる
誰かが、あるは、何かが、私たちに推測以上のことが出来ないように、選ばれた人間だけにしか情報を提
供しないのだ、と言う人も居る。
ビリー・マイヤー は八百長
セルジー・ポントワーズ事件 曰く付 、、、、、省略、、、、。
- 16 :
-
人々が不可解この上ない何かの体験をしていることは、紛れも無い事実である。 第一次世界大戦の直前
に、イギリス諸島の上空に奇怪な飛行船が現れた‘幽霊飛行船の侵略‘が、そのいい例だろう。この事件の関
心をいっそう高めてくれるのが、アメリカでも同様の目撃事件が集中発生したという事実である。1896年から
1897年にかけて、アメリカでは、特に、ネプラスやアイオワなど、大草原の広がる中西部の州で、なぞの飛行船
が度々目撃されているのである。このアマリカ目撃事件は、当時の地球の技術よりほんの一歩だけリードして
いる‘宇宙人‘の技術を見事に例示してくれており、まことに持って、興味深い。当時、飛行船は、非常に新し
い、まだ開発途上の乗り物だったのである。これとは対照的に、イギリスでは、1913年までにドイツで開発さ
れた飛行船のデザインが良く知られていたし、そのうえ、大陸の列強との大規模な兵器開発競争に明け暮れ
ていた時代だった。当時のアメリカとイギリスの両方で、何らかの集団ヒステリーや集団幻覚が生じたのだろう
か?もし、そうだとしたら、アメリカでこうした心理現象が起きたのは、何が原因だったのだろうか。それとも、も
っと何か奇妙な超常現象(集団によるある種の超感覚的知覚の体験)が連続発生していたのだろうか。
- 17 :
-
恐らく、UFO関連の体験の中で何よりも気味が悪いのは、UFO事件の後目撃者の前に姿をあらわす黒服
の男たち(MIB;Men in Blackの略)との遭遇事件だろう。事件をどう解釈するかは、それに関わる分析者
やUFO学者の先入観によっても左右される。しかし、この謎の人物の特徴は、どう控えめに見ても薄気味
悪いものだ。彼らは、我々がUFO現象の真の本質について問い掛けてきた全ての疑問が集約されている
ほど、不気味な存在なのである。黒服の男たちは、UFOの目撃者のところへやってきて、事件を口外しない
ように命令する(目撃者は、しばしば彼らの命令にそむく。そうでなければ私たちがMIBの存在を知ることな
ど出来ない)。彼らは、安物のB級映画に出てくるGメンのような実に陳腐な言動を取り、おまけに時代遅れ
の服装をしている。彼らは、実行できない、あるいは実行する気の無いような脅迫をする。しかし、彼らは、
目撃者しか知らないことを知っている。かと思うと、彼らは非人間的な雰囲気を漂わせ、時には礼節を重ん
じる社会で認められる態度と言うものを全く知らないかのように見える。果たして彼らは、例えその1部でも、
本当に政府の関係者なのだろうか(何か彼らなりの理由があって意図的に奇妙な態度を見せているのだろ
うか)。それとも、何か壮大なペテンの一部なのだろうか。ひょっとしてただのいたずらではないのか。非現実
的だが極めて不快な事件によって触発された一種の幻覚なのではないだろうか。この中のどれなのだろう
か、それともどれでもないのだろうか。
- 18 :
-
以上、コリンウィルソン監修 超常現象の謎に挑む
第一章、エイリアンワールド
第1章をはじめるにあたって 、、、より、、、。
- 19 :
-
以上、コリンウィルソン監修 超常現象の謎に挑む
第一章を始めるにあたって
、、、、、、、、より
- 20 :
-
、、、、、、あれ?、、、まぁ、いいか、、、。
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/utu/1176831538/675 >>
中には、↓のような例外的に真面目な軍人さんも居るようですが、、、、。
こうした事件が現実に発生しているという事実は、アメリカ空軍が認知している。空軍は、合衆国空軍の職
員と偽る人物がUFOの目撃者の所へ訪れることに、重大な関心を持っている。1967年2月、国防省のジ
ョージ・P・フリーマン大佐は空軍のプロジェクト・ブルーブックのスポースクマンとして、UFO研究家jyonn・
キールとのインタビューの中でこう語っている。
「空軍の制服を着た謎の男たちが、政府機関が発行したらしい無分証明書を携えて、UFO目撃者に‘沈黙
‘を強要している。我々はいくつかの事件を調査したが、この男たちは空軍とはいかなる関係も無い。彼らに
ついては、今のところ一切が不明である空軍の軍人や政府機関の職員のも身分を偽るのは、合衆国の法
律に違反する行為だ。何としても彼らを逮捕したい。だが残念なことに、我々が事件の報道を受けたときは、
いつも、彼らが跡形も無く姿を消してしまったあとなのだ。」
- 21 :
- 、
- 22 :
- 1909年に、イギリス上空で目撃された謎の飛行船は、実際は、ドイツのツェッペリン飛行船ではなか
ったようだ。ドイツの飛行船研究の先駆者は、フェルディナント・フォン・ツェッペリン伯爵である。彼は、
1900年7月にボーデン湖の上空で、最初の飛行船ルフトシフ・ツェッペリン1号(LZ1)の諸飛行を行
った。彼の62回目の誕生日の本の数日前のことだった。LZ1は、ガスをつめた巨大な袋に
エンジンを取り付けて動かすだけの単純なもので、17分あたりしか飛行できなかった。だが、
この短時間の飛行は感動的で、飛行船の未来は明るいと思われた。
- 23 :
-
ツェッペリン伯爵は、大規模な飛行船建造計画に着手した。しかし、1909年ごろは度重なる墜
落と資金不足のために、飛ばす事の出来る飛行船は3隻(LZ3、LZ5、LZ6)しかなかっ
た。このうち、群の管理下にあったのはLZ3とLZ5の二隻だけだった。しかも、この2
隻はまだ実験段階で、長距離飛行は不可能だった。また、イギリスの幽霊飛行船の目撃者たち
がほうこくしたような高速度飛行が出来る性能は持っていなかった。
- 24 :
-
第一次世界大戦前、イギリスはほとんど飛行船の研究を行っていなかった。政府による建造計
画は1907年に開始されたが、1914年の回線時に、イギリスではまだ5隻の飛行船しか建造さ
れていなかった。
- 25 :
- 最初の目撃は、1909年3月23日の朝、ケンブリッジシャー州の警官ケトル巡査が、ピーターバラのクロムウェ
ル通りをパトロールしていたとき、遠くから自動車のエンジンの音が聞こえてきた。そのまま、ブ
ンブンうなる絶え間ない大馬力のエンジン音を聞いているうちに、彼はふと、それが頭上から
響いている事に気が付いた。上を見上げた瞬間、星空を背景に、まぶしいライトを取り付
けた長い楕円形の物体に見えた。この不思議な空飛ぶ物体は凄いスピードで上空を通り過
ぎ、たちまち見えなくなった。
人々は、このニュースに大きな疑問を抱いた。しかし、この目撃談は、その後、数多くの飛行
船の置くのも目撃談の原型をなすものだった。それからまぶしい強力なライトやサーチライトを取り
付けた黒い物体の騒音を立てながら夜空を横切るのを見た、と報告するものが次々と現れ
た。
- 26 :
- この頻発する目撃報告に共通したもう一つの特徴は、不思議な目撃物に対する各種の解釈
を、いとも簡単に信じ込む自称専門家達が多数居た事である。ケトル巡査の目撃事件に関して
は、ピーターバラ警察の警官がコブデンどおり近辺の上空を飛んでいた超特大の凧がその正体だ
った、とマスコミに発表した。まぶしいライトは、凧に取り付けられたちょうちんだった、と安直
な解釈が加えられた。
「でも、飛行機が猛スピードで飛び去った、と言う問題はどうなんでしょう」と記者の一
人が尋ねた。「それは、ケトルがあんたがたマスコミへのサービスにちょっと私的な味付けをしたんで
しょう。彼は、公式にはそんな報告はしていませんよ。風にあおられていたので、凧が動
いていたような感じだったんでしょう」とその計画は答えた。「では、ブンブンうなるエンジン
音については、どう説明しますか」と、まだ、納得いかない記者が質問した。
「ああ、それは」と、警官は立ち去るそぶりを見せながら、こう答えた。「コブドンとおりに
あるパン屋で一晩中動かしているモーターの音ですよ。!」
- 27 :
-
ケトル巡査の目撃報告を黙殺しようとするこの無難な見解が目撃の直後に発表されていたな
ら、もっと重みもあっただろう。ところが、飛行船の謎に対するこの単純な回答にいたる
までにピーターバラ警察は6週間以上もの時間を要したのである。どうやらピーターバラ警察とし
ては、こんな信じられない話を間に受けて面倒な事になるよりも、ケトル巡査を風と飛行船の
区別も出来ないようなぼんくらに仕立てるほうが得策だと考えたようだ。
- 28 :
-
最初、ケトル巡査の目撃事件は、そのまま何事もなく忘れ去られるかと思われた。しかし、
5月のはじめごろから、イングランド南東部一帯で飛行船の目撃事件が毎日報告されるようにな
った。その典型的事例が、C・Wアレン氏なる人物の報告であろう。5月13日、彼が、友人数
人と、ノーサンプトンシャー州のケルマーシュ村を車で通り抜けようとしていた時、ドーンと大きなおとがし
た。その後、頭上から、ドルンドルンというエンジンの音が聞こえてきた。夜は暗かったが、船首
と船尾にライトをともした全長30くらいの魚雷型の飛行船に見えた。飛行船はまたたくまに
上空を通り過ぎたが、船体の下につるされたゴンドラと、その中に居る乗組員らしき人影が
見えた。飛行船は、ピーターバラーの方向へ消えた。
- 29 :
- 他にも数多くの目撃談が報告されている。しかし、この飛行船の正体はいったいなん
だったのだろうか。ツェッペリン伯爵の偉業は、イギリスでも有名だったし、当時ドイツとイギリスとは
敵対関係にあった。こうした背景から、人々はすぐさま将来の侵攻に備えてド
イツの飛行船が偵察にやってきたものに違いないと思い込んだ。
しかし、この仮説のさいだいの欠点は、イギリス国内で数え切れないほどの飛行船目撃事
件が報告されている点である。当時のドイツには、せいぜい、1,2回イギリスへの偵察飛行が
来ればよいていどの資力しかなかった。このため、2,3の新聞は、この現象そのものを
幻想と決め込み、飛行船を目撃したと言う読者をご乱心の大家たちと呼んで取り合わなか
った。そうした新聞記者の下に、その大家の一人から投書が届いた。
毎晩1000人に二人の割合で、色鮮やかなねずみや発行するフクロウ、動き回る光、燃え上がる彗星などの奇妙なも
のを目撃しています。したがって、この種の事件の証拠を探す気になれば、いくらでも見
つかるはずです。特に体験者に先ず、その旨を伝えれば喜んで証拠を提供してくれるでし
ょう。
- 30 :
-
もっとも不可解で衝撃的な事件は、初老の操り人形師レスプリッジ氏の目撃例である。
5月18日のこの目撃報告によって、飛行船の活動の中心は東海岸からウェールズのグラモーガン州中部へと移った。
前日の5月17日にも、赤い閃光を放つライトをともしたながい物体が、
北アイルランドのベルファストで何人もの人々に目撃され、事件の確証も得られていた。
もはやイギリス国内で、この騒動に巻き込まれていない地域は残っていないようだった。
レスプリッジ氏は、飛行船の目撃(接近遭遇からわずか数時間後)に、興味津々の記者を相手にこう語っている。
- 31 :
-
昨日、わしはセニングヘードへ出かけて、カーフィリー山を越えて帰宅する途中だった。
ほら、あの山の頂上はえらくさびしい場所だろう。頂上に着いたのはもう、午後11時ごろだった。
ちょうど、道のカーブを曲がったところだった。びっくりしたよながいチュウブのような格
好のものが道端の草むらの中にあって、そのそばで2人の男が忙しそうに何かやっていた。
わしは連中を観察した。奴らの身なりがずいぶん変わってたんだ。二人とも大きな分厚い
毛皮のコートと、頭にピッタリの毛皮の帽子をかぶっていたようだ。わしはちょっとばかり驚いたけど、そのまま通り過ぎた。
通り過ぎて20mも行かないうちに、奴らの服装がわしの思ったとおりだったことがわか
った。連中は、わしのちっぽけな荷車の音に気が付いたらしく、わしの姿を見て飛び上が
ると、奴らは互いに、何か訳のわからん言葉でまくしたてていた。あれはウェールズ語か何か
だろう。英語でなかった事だけは確かだ。奴らは急いで地面の上から何かをかき集めた。
わしが本当にびっくり仰天したのはそのときだ。
- 32 :
- 地面の上にあった例の長い物体が、ゆっくりと浮き上がったんだよ。わしは、ただただ呆
然と、そこに立ち尽くしていた。その物体地面から2,3mくらいのところで停止すると、
その下に釣り下がっている小さなゴンドラみたいなものに男たちは飛び乗った。すると、奴
らを乗せたその物体は、ゆっくりとジグザグに上昇していった。そいつが、山の上を通っ
ている電線をうまくかわしたと思ったら、そのとき電燈のような明かりが二つともった。
そして、ぐんぐん上昇していってカーディフのほうへ飛び去ったんだ。
レスプリッジ氏が記者たちと共に、接近遭遇の現場に戻ってみると、果たして、飛行船が存
在した痕跡がいくつか見つかった。14mくらいの例の長い物体が目撃された場所には、
鋤の刃で引っかいたような跡が残っていた。あたりには、飛行船の目撃記事やドイツの皇帝
と軍隊の関連記事の載った新聞の切抜きが、いっぱい散乱していた。このほかにも、大量
の紙張り子の詰め物の材料や、つつやかな缶のふたや、見慣れぬ文字を書き連ねた何十枚
と言う青い紙片、そして、赤いラベルのついた金属のピンのラベルには、フランス語の説明が書か
れていた。
- 33 :
-
一部の人たちがこのピンの爆破装置の部品らしいとコメントしたため、一時は騒然となったが、
更によく調べると、自動車のタイヤのプランジャーだろうということになった。
レスプリッジ氏の話を裏ずける承認も何人か名乗り出た。カーディフ州キャセイのソールズベの一人はリー
通りの住人が、同じ夜の10時40分から10時50分にかけて、空に浮かぶ飛行船のような
ものを見たと言った。
- 34 :
-
葉巻型のボート
さらに別の証言も寄せられた。レスプリッジ氏の遭遇から2時間後、カーディフのドックの作業
員数名が、ニューボートの方角から葉巻型のボートが高速でやってきて東のほうへ飛び去るのを見
たと語った。この飛行船にはライトが二つ付いていて、ブンブンうなるエンジン音をとどろかせ
ていた。目撃者の一人はこういった。「中に乗っている人間は見えなかった。「中に乗って
いる人間は見えなかった。夜だったし、飛行船はかなり航空を飛んでいたからね。でも、
大型の飛行船だったことは間違えない。」
- 35 :
-
グレアム氏とボンド氏の体験談はこれに輪をかけてとっぴな話だった。この二人の紳士は、5
月13日、ロンドンのハム・コモンで端が広がった大きなシガー箱を束にしたような全長60〜70m
の飛行船を見た。彼らが、この夜であった飛行船の乗員は、きれいにひげをそったアメリカ人
と、ヒョウタンで作ったパイプをくわえたドイツ人だった。ドイツ人がタバコを少しくれないか
と言うので、グレアム氏は自分の煙草入れから出して分けてやった。彼らは、真正面から浴び
せられるサーチライトの光で目がくらんだが、それでも、そのアメリカ人が金網のかごのようなもの
の中にいて、彼の前にビールポンプの取っ手のようなレバーが並んでいるのが見えた。ドイツ人の
前には地図がおいてあり、その地図のところどころに何本もピンがさしてあった。この遭遇
事件はアメリカ人がレバーの一つを引きおろした瞬間、突然幕切れとなったらしい。そして、彼
は、サーチライトを消し、飛行船は飛び立っていった。2人ともさよならの一言も言わなかった。
こうしたさまざまの奇妙な事件を聞くと、1909年にイギリスをおびやかした幽霊飛行船の謎
の解明がけっして容易ではない事をお分かりいただけるだろう。
- 36 :
-
1909年の幽霊飛行船の目撃騒動が下火になったとき、この物語はそのまま終焉を迎えるか
と思われた。だが1912年、以前にもまして不可思議な目撃事件が再び報告されはじめた。
1912年12月14日の夜。イギリスのケント州シネアス上空にツェッペリン型飛行船が飛来したと言ううわ
さは、英国下院の査問にまで発展した。1912年11月27日、反対党の下院議員ウィリアム・ジョ
インソン=ヒックス氏は、海軍大臣ウィンストン・チャーチル氏に対して、この問題について何か知っているか
と質問した。チャーチル氏は、問題の日に正体不明の航空機の報告があったと断言した。同地区
では、午後、7時に上空を飛行する未確認機の爆音が聞こえ、、その機が着陸すると予想さ
れた近くのイーストチャーチで火の手が上がった。しかし、夜空からは何も降りてはこなかった。
この未確認機の国籍や、何処から飛んできたかについては依然謎のままである、とチャーチル氏
は認めるしかなかった。
- 37 :
-
イーストチャーチの報道機関の調査によって、10月14日午後6時30分から7時にかけて、町の
住民がブンブンうなる騒音を聞いた事が明らかになった。しかし、このとき、人々は、海軍
の空港学校へ向かう飛行船か飛行機の音だと思った。しかし、問題の日、夜間にその基地
を発着したいかなる航空機も存在しなかった。
ジョインソン・ヒックス氏とチャーチル氏の質疑応答の原因となったこの話は、数々の予期せぬ結果をも
たらしたのである。
- 38 :
-
すぐさま、ツェッペリン1号にシネアス事件の嫌疑がかけられた。このドイツの飛行船は、前日の10
月13日に30時間のテスト飛行に出発していたのだ。1912年にシネアスに飛来した航空機が、果
たしてツェッペリン1号などのドイツ製飛行船であったかどうかは、いまなお議論の種になっ
ている。事件の真相が何であれ、英国政府は、国民と官公庁の不安を抑えるため、1911年
に制定した航空管制法の強化を決定した。法案は速やかに議会を通過し、1913年2月14
日国王裁可を得た。これによって内務大臣は、イギリス領土および了解全般にわたって航空機
の飛行を禁止する権限を与えられた。これはまた、航空機が地上信号に応答しなかったり、
禁止区域を飛行した場合には、砲撃を受ける可能性を示唆するものであった。
- 39 :
-
だれもがこの法改正に満足したわけではなかった。政府は、高性能の高射砲の製作を躍
起になって急いだ。が、こうした計画は所詮実験段階に過ぎず、多くの人々が、この法律
を勇ましく吠え立てるだけの牙のない犬のごときものだと論じた。こうした出来事の背景
となったのは、1913年1月に始まった幽霊飛行船目撃の新たな集中発生であった。
1月4日早朝、警官1人を含む3人が、ドーバー上空を飛行船が飛んでいるのを見た。その
飛行船は、海のほうからやってきて、北東のほうへ消えた。強い西風にもかかわらず、飛
行船はライトをともし、ブンブンという爆音をとどろかせ、猛スピードで飛び去った。この事件に
限っては、200kmはなれたベルダンの基地からやってきたフランスの飛行船だと言う話に落ち着
いた。もっともどうしてフランスの飛行船が、悪天候の中をこんな朝早くに危険を冒してまで
やってきたのか、その理由は推測できなかった。
- 40 :
-
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E8%88%B9#.E6.A6.82.E8.A6.81
飛行船
- 41 :
- もう一つの重要な目撃例は、グラモーガンシャー州の警察署長ライネル・リンゼー警部が、1月17日に、
報告した事件である。警部は、午後4時45分カーディフ上空を通過する飛行船を目撃した。
彼は、こう証言している。
あれは、ウィローズ飛行船よりはるか大きくて、スピードがあった。そして、
後ろに濃い煙の尾を引いていた。私が、そばにいた人にその物体の事を告げると、
彼も私と同意見で、何か大きな航空機の一種に違いないと言った。スピードの速さを見せ付けるように
それはあっという間に見えなくなってしまった。
リンゼー軽侮の目撃から30分後、マーサーのスティーブン・モーガンも、自分の寝室の窓から
同じような物体を見た。彼も飛行船のかなたの煙の尾が印象に残った。
かれが、高性能の望遠鏡を持ち出して、見ようとしたときには飛行船はもうアバデア・ベリーの
上空から姿を消していた。
- 42 :
- こうした事件に触発されて、更に多くの目撃者が名乗り出た。その一人、スヴォンジーの
郵便局員は、1月21日の午後7時、まぶしく輝く光がクラインの森の上空に浮かんでいるのを見た。
その4日後、謎の飛行船が、時速40kmのスピードで飛んでいるのを、リバプールの何人もの人が目撃した。
この日、地元の飛行クラブのメンバーが飛行していたが、彼らの話によると、その飛行船が目撃された時刻には、
風が強すぎてそれ以上の飛行を続けられなくなっていたそうだ。1月末ごろ、幾晩にわたって数多くの目撃者が、明るい光が
マンチェスター上空を飛ぶのを見たと報告し、不穏な空気が流れた。
飛行船病
飛行船の目撃事件は全国に波及し、とうとうある新聞は、多発するこの目撃報告を
飛行船病と呼ぶようになった。
ジョイソン・ヒックス氏は、、リンゼー警部の目撃報告について意見を求められて、こう答えた。
私は、この報告に対していささかの疑問も抱いていない。わが国の飛行船にはわずか50〜65km
程度の飛行距離しかないが、ツェッペリン飛行船なら海峡を超える事も可能だ。実際、私は、外国の飛行船が
自由にイギリス海峡を横断しているに違いないと信じている。これは、きわめて深刻な問題だ。
- 43 :
- http://www.geocities.jp/yhp20010911/index.html
- 44 :
- 、
- 45 :
- ,
- 46 :
- 2月になると、ユークシャー州が目撃事件の新たな中心地となった。スカーバラの2人の若者が、
夜空に異常物体の最初の目撃者となった。2月初旬のある日、タイラー氏とホリングス嬢が、
スカーバラ競馬場の上空に浮かんでいる光を見た。2人は、その光が発しているらしい機会音で
それに気がついた。数分後、この物体から白い円錐形の光芒が下方へ投射され、その光は
6〜7分間競馬場のあちこちをはいまわっていた。一度その光芒が消え、それから再び点燈したかと思うと
物体はセルビーの方へ飛び去っていった。
ヨークシャー州のもうひとつの目撃事件は、2月21日の午後9時から9字30分の間に起きた。砂運搬船のスター号でウーズ川の
浚渫作業を行っていた2人の男が、空に浮かぶ光を目撃した。この目撃者の一人リブリー氏は、甲証言している。
「その光はぐるぐる旋回して、停止した。そのまましばらくじっとしていたかと思うと、
ビリンダトン・ロックスの方へ飛んでいった。そこでまたしばらく停止していて、またぐるぐる旋回し始めた。
まるで、この土地の測量でもしている感じだったよ。」その光は、何度か同じ動きを繰り返し、ついに姿を消したようだ。
- 47 :
- ,
- 48 :
-
同じころセルビーでは、自宅にいた弁護士のマーチ氏が、ハムプルトンの上空に明るい星を見た。
その星は上下に動いたり、前後に動いたりしていた。まるで、その一帯の測量をしているか、
あるいは何かを探しているようだった。45分後、量はリーズの方へ高速度で飛びさった。
2月21日は、飛行船の乗組員にとって多忙な一夜だったに違いない。もし飛行船が1隻だったとしたらの話だが
と言うのも飛行船のライトを見たり、エンジンの音を聞いたと言う報告は、ヨークシャー州の人ばかりでなく、ヴォリックシャー州のエクスホールや
ノーフォーク州のハンスタントンなどの住民からも寄せられたからである。
陸軍省がこうした目撃報告に関心を持ち、謎の飛行船の正体を突き止めようと調査に乗り出したのは、
ちょうどこのころだった。しかし、結局陸軍省の調査結果は発表されなかった。
- 49 :
-
二月末ごろには、イギリス全土で何百と言う目撃報告がなされた。しかし、その多くは、金星を見間違えたとか
誰かがいたずらで飛ばした気球だろうと言う解釈でかたづけられた。事実、そうした例も数多くあった。
こうした単純な解釈では説明のつかない、強烈な事例が蒸気船シティー・オブ・リーズ号のランディー船長と乗組員たちの
目撃報告である。2月22日午後9時15分、彼らがハンバー川の河口から出ようとしていたとき、
ヨークシャー海岸のはるか上空にその物体が見えた。「サメによく似た格好だった」と船長は語った。
「そのマシンには、両側に翼がついていたマシンはこちらに船尾を向けていた。ライトは見えなかったが、
月は出ていたから、ライトは必要なかったろう、、、私たちは5分くらいの間じっとその物体を観察した。
その間、ずっとマシンは高い高度を飛んでいて、やがてグリムズピーの上空へ消えた」
- 50 :
- 謎の複葉機
幽霊飛行船事件と関係のありそうな興味深い報告例に、アイルランドのキラリー港でコリンズ氏なる人物が、
自分のヨットの上から目撃した事件がある。。2月下旬のある日、港の上空からブーンとうなる音が聞こえた。
見ると、海のほうから飛行機が一機こちらへ飛んでくる。飛行機は、突然下降して来て島に着陸した。
コリンズ氏はこうかたっている。
私は、浜辺へ走った。もし飛行機の故障だったら助けや案内が必要かもしれないと思ったからだ。
その飛行機は、複葉機だった。乗組員は3名で、1人は整備士のようだった。姿は見えなかったが、エンジンをいじっている様子だった。
ほかの2人はかっぷくのいい外国人だった。赤ら顔で秀でた額をしていた。一見ドイツ人のように見えた。
- 51 :
- ,
- 52 :
- ,
- 53 :
- MXDM3OOUgA
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
> > これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。
> > 驚く結果をご覧いただけます。
> > このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事が
> > かなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を
> > 貴方にもたらすでしょう。
> >
> > 約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。
> > たった3分ですから、ためす価値ありです。
> >
> >
> > まず、ペンと、紙をご用意下さい。
> > 先を読むと、願い事が叶わなくなります。
> >
> >
> > @まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
> > A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
> >
> > B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味の
> > ある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名
> > 前をかく)
> >
> > 必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
> >
> > C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さ
> > い。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。
> >
> > まだ、先を見てはいけませんよ!!
> >
> > D8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
> >
> > E最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。
> >
> > 1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
> >
> > 2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
> >
> > 3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
> >
> > 4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
> >
> > 5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。
> >
> > 6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
> >
> > 7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
> >
> > 8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
> >
> > 9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。
> >
> > 10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。この書き
> > 込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピー
> > して貼って下さい。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、
> > 貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当
> > たってませんか?
- 54 :
- ,
- 55 :
- ぶっちゃけ何?このスレ?
- 56 :
- >>1
【追儺】胡錦濤の日本接近阻止祈願スレ2【退去】
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/occult/1209634194/
皆さんの尊き祈願を一日一つでも二つでも書いてください。塵も積もれば山となります。
この国を護りましょう。どうか一度だけでも良いので貴方の国を護りたい思いをこのスレに
打ち込んでください。5月5日までに20スレ完成で願いは実現します。世界中の人達が
中国の横暴に対して怒りに燃えているので我々日本人は先駆けてその怨念の通る道筋を
神仏に祈願するだけで良いのです。神風は吹きます。雷も落ちます。天変地異、災い
何でもありで天にお任せしながら祈りを捧げてマコトを形にしましょう。
尊き1票を!尊き1レス祈願をお願いします。
中国はチベットと同様な侵略を政治的威圧で行って来ています。今、阻止しないと
日本の数年後は悲惨です。真剣に気が付いてください。この日本の危機を!
- 57 :
- ,
- 58 :
- 全国のサイキッカー日本のために力を貸してくれ!集まれサイキッカー!
【サイキッカー達の能力】+【普通の人の祈り】+【普通の人の嫌悪】+【普通の人の怨念】に
【虐殺された人々の怨念】+【日本を守る英霊の怒り】+【精神異常者の怒りと怨念】と
【自然界の精霊達】+【聖なる山々の神々】+【天地八百万の神々】に
【オカルト板の少しパワーのある人たち】がプラスされて極悪人たちを地獄に叩き付けて落とすのだ!
神国日本は邪悪胡錦濤を拒むksk
↓他板に貼ってください
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| オカ板のちから発動.|
| 記帳お願いします .|
|_________|
∧_∧ ||
(`・ω・´).||
/ づ Φ
【追儺】胡錦濤の日本接近阻止祈願スレ4【継続】
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/occult/1210039153/
- 59 :
- >>50の続き
彼は何かお手伝いしようかと、ドイツ語で話し掛けたすると彼等の一人が、何を言っているのか解らないと
フランス語で答えた。そして、なんでもないからとっとと消えてくれと、けんもほろほろに追い払われた。
コリンズ氏はその後、飛行機が離陸するところは見なかったが、水平線上に居る蒸気船を見た。
例の飛行機と礼儀知らずの乗組員たちの帰りを待っている様子だった。
圧倒的な数の多さが、1913年の初め頃に起きたこの1連の目撃事件の調査と分析を困難にしている。
当時の有識者達は、事柄と同じ数ほどの各者各様の仮説を立て、混乱に輪をかけただけだった。
UFO研究かが、この問題を解明をしようと必死の努力をしてきたにもかかわらず、
目撃事件の多くは依然として謎に包まれたままである。その調査結果は、それぞれのデ^タをよく吟味してみると
現代のUFO研究にとっては興味深いものを多く含んでいる。
- 60 :
- ,
- 61 :
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF
「私は、この夢を追い求め、謎の解明に成功した」とこう断言したのは、アメリカのコネチカット州
に本部を置くアマテュアUFO研究団体「国際空とぶ円盤局」の会長アルバート・ベンダーである。「私
は空とぶ円盤の正体を知っている」と彼は語る。ところが残念なことに、彼をのぞく世界
の人々は、いまだに何も知らないままである。それは、ベンダーが自分の発見を世界に公表
しようとしたのを、3人の不気味な訪問者によって阻止されたからだ。この訪問者とは、別
名サイレンサー(沈黙を強要する者)とも呼ばれる黒服の男たちであった。
ベンダー自身は、自分が発行している「スペース・レヴュー」誌に、この重大な発見を公表する
つもりでいた。しかし彼は、いよいよ発表しようという段階になって、自分の推論につい
て仲間にも意見を求めるべきだと考えて報告書を郵送した。彼らがやってきたのは、それ
から数日後のことだった。
ベンダーはめまいの発作に襲われ、寝室で横になっていたそのとき彼は「部屋の中にぼん
やりとした人影が存在している」のに気づいた。「この人影は次第に鮮明になってきた。彼
らは全員黒服を着ていた。神父か牧師のようにも見えたが、ホンブルグ帽のような帽子をかぶ
っていた。顔ははっきりと判別できなかった。帽子で顔が半分隠れ、陰になっていたから
だ。恐怖感が薄れていった、、、。突然、3人の目が懐中電灯の電球のように輝きだした。そ
の目はすべて私のほうへ注がれていた。まるで私の魂そのものを焼き焦がすような輝きで、
私は目の上が耐え切れないほど痛くなってきた。そのときだ。彼らが、私にテレパシーで話し
- 62 :
- >>1
実は、神霊研究について先ずはじめたかったんだが、、、、。
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/utu/1176831538/843
超常現象方面では、奇跡という光系の展開もあるが、間違えなく闇系の展開のものが
多く見出されると言わねばなりません、、、。闇系の超常現象の展開には次元があるらしく、
単なる先祖による誘導による不気味な偶然の一致から、生死に関わるジンクス、憑依による人格変容、
その支配力による運命の決定の働きかけ、そして、ポルターガイストや空中浮遊等の、超常現象等、
が上げられるでしょう、、、。宗教の方面からでも、科学の業界、精神医療からなど、各方面から報告があります。
そして、更に、コズミック領域の方面からも報告がある。特に、アメリカの軍事方面ではそれが際立っている。
- 63 :
- >>62
呪い代行行為もその中に入りますかね、、、、。
- 64 :
- かけていることに気づいたのだ」
この訪問者たちは、UFOの本質に関するベンダーの推論が正しいことを認めた。彼はベ
ンダ-の報告書を持っていた。そして、さらに新しい情報まで彼に教えた。それを聞いて、
ベンダーは恐ろしさのあまり、彼の団体を解散し雑誌の発行を中止しろという男たちの要求
に同意せざるを得なかった。彼は、「アメリカ市民としての名誉にかけて」真実を誰にも告げな
いように指示された。
ベンダーは、こんな話を誰かが信じるとでも思ったのだろうか?彼の友人や研究家仲間は、
彼の話を聞いて困惑するばかりだった。その一人、グレイ・バーカーは「空とぶ円盤を知りすぎ
た男たち」と題した衝撃的な本を出版した。そしてベンダー自身も、彼に説明を求める昔の
研究仲間の執拗な要求にこたえて、数年後「空飛ぶ円盤と3人の男」を出版し、その中で
奇妙な話を語っている。彼の異常な物語には、南極大陸に基地を持つ異性人の宇宙船まで
登場し、到底信じられない夢物語のようなコンタクト・ストーリー(宇宙人会見談)なのである。ベン
ダーの語るこの荒唐無稽な物語は、まじめなUFO研究家の目を惑わすのが目的だったので
はないか、と一部ではささやかれている。
- 65 :
-
ベンダー自身が語った3人の訪問者の話は、UFO研究家たちにとって重大な関心ごとで
ある。というのは、ベンダーの話は、これとよく似た他の多数の報告と一致しており、その
中にはベンダーや彼の体験談についてよく知らないはずの人々の報告も数多く含まれている
からだ。UFO目撃者やUFO研究家も、同様に黒服の男たち(MIB=Men In Black
の略)の訪問を受ける可能性がある。こうした報告の大半はアメリカからのものだが、スウェーデン
やイタリア、イギリス、メキシコからも同じような報告が寄せられている。そしてUFO現象と同様に、
MIBに関する事件は過去30年間にわたって報告され続けており、しかも、彼等の先達とも
言える存在が何世紀もの前から暗躍していたと思われる節もあるのだ。
ベンダーの話と同様に、その後の報告のほとんどは、その内容に信じがたい部分が多く、
しかも本質的に非論理的である。しかし、だからといって謎が解けたわけではない。ただ、
この問題をもつと別の角度から研究史直す必要があるということだ。というのは、こうし
た事件が現実に起きたかどうかはともかく、現にこうして報告されているという事実を無
視することはできないからだ。これほど多くの、まったくかかわりあいのない人たちが、
しばしば嫌がりながらも、この奇妙で不気味な訪問者について報告をしているのはどうし
てなのだろうか?そして、彼等の話が同じ内容をなぞるように酷似しているのは、なぜな
のだろうか?
- 66 :
-
MIBに関する典型的な報告例とは、こういうものである。UFOを目撃してからまも
なく、問題の人物(目撃者本人か事件を調査中の研究家)のところに訪問者がやってくる。
しばしば事件直後、まだ公式の報告やマスコミ報道さえ行われていないときに、早々やってく
るのだ。すなわち彼らが現に持っている情報(目撃者の住所、氏名、事件や事件関係者に
関する詳細な事実など)は、真っ当な手段ではどうやっても入手できないものなのである。
彼らが訪問するのは、たいてい本人の自宅で、しかも被害者が1人でいるときなのだ。
訪問者はたいてい三人で、黒塗りの大型車でやってくる。アメリカでは、高級車のキャデラックが一
番多く、新型車というのはめったにない。しかも、型は古いのだがどうやら新車らしく、
車の外見も調子も何もかも完璧で、新車特有の匂いさえする。かりにこの車のナンバーを
控えておいて後で問い合わせたとしても、存在しないナンバーであることが判明するだけなのだ。
訪問者はほとんどの場合が男である。ごくまれに女が1人まじっていることもあるが、
それ以上ということは絶対にない。彼等の外見は、CAIあたりの諜報部員の陳腐なイメージに
ぴったりだ。黒いスーツに黒い帽子、黒いネクタイに黒い靴と黒い靴下という黒づくめのスタイルだが、
シャツだけは白い。しばしば目撃者は、彼等の清潔な服装について、買ったばかりの新品のよ
うだった、と触れている。
- 67 :
-
この訪問者の容貌については、漠然と外国人らしいという意見が多い。とりわけ東洋人
らしいと言う印象が強く、つりあがった目という特徴が多くの報告の中で述べられている。
肌はかなり日焼けしているようだ。ときおり奇妙な特徴もいくつかみられる。ホプキンズ博士のケースでは、この黒服の男が真っ赤な口紅をさしていたらしいというのだ!
たいてい、MIBは笑顔一つ見せず無表情で、その動きは固くぎこちない。態度は形式的
で冷たく、薄気味悪く、威嚇的ですらある。あからさまな敵意を見せない代わりに、温か
みや親しみやすさなどつゆほどにも見せはしない。目撃者の中には、彼らがまったく人間
とは別のものだと感じたものも多い。
MIBが身分を証明するようなものを示す場合もある。事実、アメリカ空軍などの制服を着
て現れることもある。彼らの身分証明書は彼らが捏造したものなのかもしれないが、ほと
んどの人は、そんなもの見せられたところで、何の証明にもならない。例え彼らが名前を
名乗ったとしても、いつも決まって偽なのだ。
彼等の会見のやり方は、尋問の場合もあれば、警告だけの場合もある。どちらの場合に
も、彼らは質問をして入るが、その実、極秘情報に通じ、明らかに何でも知り抜いている
のだ。彼らは完璧なイントネーションや言い回しで話し、その口ぶりもなにやら古い犯罪
映画のセリフによく似ている。「正直にはいちまったほうが身のためだぜ!」とか「こんな報
告費を郵送するなんて馬鹿な野郎だぜ」と、ハリウッド映画の脚本家たちが好みそうな文句な
のである。
- 68 :
-
彼らは最後に報告を言い残していく。UFOの目撃者が相手なら、事件のことを誰にも
しゃべらないといい、UFO研究家なら研究をやめろという。危害を加えると言って脅す
こともある。そして、やってきたときと同じように突然去っていくのである。典型的なM
IB訪問事件について説明を求めると、事情通のUFOマニアならいま述べたような内容
の話をしてくれる。ところが、比較調査を行ってみると、MIB訪問事件の中でこうした完
全なケースというのは、実際にはまれなのである。比較的信頼度が高く詳細な32件の事例
を検討したところ、事件の細部はこうした典型的なケースとは異なっていることがわかっ
た。電話だけで実際には誰もやってこなかったケースが4件あった。さらに、3人の男がや
ってきたのが5件、4人できたのが2件、2人できたのが5件で、残りのケースはすべて1
人だけでやってきている。
訪問者たちの外見や態度は、誰かにこの標準的ケースとほぼ一致するが、いたって自然なも
のから極めてとっぴなものまで、実にさまざまなケースがある。アメリカでは自動車が何より
一般的な交通手段であるが、車について触れている報告は全体の三分の一しかない。年式
はずいぶん古いのに傷一つない新車同様のキャデラックという表現は、実際にはまったく例外的
なものなのだ。アメリカの22件のうち、車について触れているのはわずか9件しかない。とこ
ろがその反面、信頼度が劣るケースでは、典型的な事例と部分的特長が一致するのが目立
ってくる。特に、目撃者よりUFO研究家がかかわった場合があるそうだ。これからMI
B事件の解明を試みるにあたってこの点が一つの問題になるだろう。
- 69 :
-
このように理想的MIB事件は実際には決して一般的ではないが、しかし、これまでに報
告された様々な特徴を統合するための、いわば合成写真のような価値はありそうだ。おそ
らく、この典型例に最も近いケースが、オイハオ州トリードに住むロバート・リチャードソンの体験した事件で
あろう。彼は、1967年7月に空中現象研究機構(APRO=Aerial Phenomena Research
Organization)へ、夜道を車で走っているときUFOと衝突したと報告した。彼がカーブを曲
がると、そこに奇妙な物体が道をふさいでいた。ブレーキをかけたが間に合わず、その物体に
衝突した。が、さほどの衝撃はなかった。車がぶつかると同時に、UFOが消えた。リチャード
ソンに同行して現場にやってきた警官は、彼の車のブレーキの跡しか発見できなかった。が、そ
の後で彼がもう一度現場に行ってみると、UFOの一部と思われる金属の塊が見つかった。
3日後の午後11時、20代の男が2人、リチャードソンの自宅に現れ、10分くらいの間、彼
に質問をして去った。彼らは名前を名乗らなかったし、リチャードソンも(後に彼自身驚いたこ
とだが)、彼らが何者か尋ねなかった。彼らはすごんで見せたりしなかったし、警告もせず、
ただ質問をしただけだった。彼は、2人が1953年型の黒塗りのキャデラックに乗って去って
いったのを見た。車のナンバーを照会したところ、該当するナンバーは存在せず、この男
たちが何者であったにしても、あの種のいかがわしい人物であることは間違えなかった。
1週間後、リチャードソンのところにまた訪問者が訪れた。今度は、別の二人組みで、ダッジの
新型車でやってきた。2人は黒いスーツを着込み、浅黒い顔をしていた。1人は完全な英
語を喋っていたが、もう一人にはなまりがあった。リチャードソンは、2人に何となく外国人ら
しい雰囲気を感じ取った。最初のうち二人は、あの晩の衝突自己は彼の勘違いで路上には
何もなかったのだと、彼に思い込ませようとしていた。ところがその後、金属の破片につ
いて尋ねて来た。彼が、分析のためにAPROに渡したと答えると、彼らはこう脅迫した。
「あんたのかわいい奥さんに美人のままでいてもらいたかったら、あの金属を取り戻した
ほうがいいぞ」
- 70 :
-
金属の存在を知っているのは、リチャードソンと彼の妻、そしてAPROの二人の幹部会員だ
けだった。この見知らぬ訪問者が金属の存在を知るには、彼の家の電話かAPROの電話
を盗聴したとしか考えられない。この2組の訪問者の関係ははっきりとしていない。しか
し、この2組に共通しているのは、公表もされずに自由に入手できないはずの情報に通じ
ていたということだこの点こそまさしく、MIBの謎を解く鍵になるかもしれない。
- 71 :
-
黒服のエージェント
1976年9月、当時53歳の催眠療法を行う医師のハーバート・ホプキンズ博士は、アメリカのメイ
ン集で起きたUFOの瞬間移動事件に関する調査の顧問を務めていた。ある晩のこと、妻と
子供たちが外出して彼が一人でいるとき、電話がかかってきた。相手の男は、ニュージャージー
UFO研究機構の副会長だと名乗り、お宅に伺って例の事件について話あいたい、と言っ
て来た。博士は承諾した。駐車場から現場までの道が暗くて解りにくいだろうと思い、彼
は裏口に行って明かりをつけた。すると、なんとその男はすでに玄関のポーチを上がってき
ているではないか。「車は見えなかった。例え車できたとしても、どこかで電話をかけてか
ら、あんなに早く私の家までやってこれるはずがない」と、彼は後に愕然とした様子で語
っている。
しかしこのとき、ホプキンズ博士は特に驚きも感じないまま、訪問者を迎え入れた。男は黒
いスーツに、黒い帽子、黒いネクタイと黒い靴、そして白いシャツといういでたちだった。「まる
で葬儀屋だな、と思いました」彼の服装は清潔そのものだった。スーツにはしわ1つなく、ズ
ボンはきちんと折り目がついていた。彼が帽子を取ると、頭には怪我一本もなかった。それ
もただ頭がはげているというのではない。まゆやまつげさえないのだ。肌はやけに青白く、
唇は真っ赤だった。会話の途中、男が灰色のスエードの手袋で唇をこすったとき、手袋に口紅
のしみがついたのを見て、博士はびっくりした。何と、この男は口紅を塗っていたのだ!
- 72 :
-
異次元からの訪問者?
しかし、この訪問者の奇妙な外見や態度について博士が深く考えてみたのは、全てのちに
なってからのことだった。この時は博士をごく自然に、事件について話した。博士が自分
の所見を話終えると、訪問者は博士のポケットの中にコインが2枚あるだろうと言った。まさに
そのとおりだった。男は、どれか一枚を自分の手の上に乗せてくれと博士に言った。彼は
言われたとおりにした。男は、そのコインをよく見てほしいと、ホプキンズ博士に言った。博士
がじっと見ていると、その目の前でコインがぼやけていき、やがてゆっくりと消えていった。
「この空間にいる人間には、もう二度とそのコインを見ることはできないよ」と男は言った。
それからしばらくUFOの話をしているうちに、ホプキンズ博士は、この訪問者の話すスピー
ドが鈍ってきたのに気づいた。男はふらふらと立ち上がると、ゆっくりした口調でこうい
った。「そろそろエネルギーが切れかけてきた。もう帰らなければ、、、、失礼する」彼はよろよ
ろと玄関まで歩いて行くと、そとのポーチの会談を危なっかしい足取りで1段ずつ降りてい
った。このときホプキンズ博士は、ドライブウェーでまばゆく光を見た。青白い光で、普通の車の
ヘッドライトと比べて際立って明るかった。しかし、このとき博士は、この光が男の車の
ものだろうと思い込んだ。もっとも、博士には車は見えなかったし、車の音も聞こえなか
ったのだが。
- 73 :
-
この後、ホプキンズ博士の家族が帰宅した。そこで彼等がドライブウェーを調べてみると車のタ
イヤの後とは違う何かの痕跡が見つかった。その痕跡はドライブウェーの真ん中にあり、車のタ
イヤでこんな場所に跡がつくはずがないのだ。次の日にはその痕跡は消えていた。
ホプキンズ博士は、この一件ですっかりおじけづいてしまった。特に訪問者の異常な行動を
考えてみると、慄然とする思いだった。彼は恐ろしさのあまり、訪問者の言い出した命令
に従った。当時彼がかかわっていた事件調査のために行った催眠加療中の録音テープを消
去してしまったのである。そして、以後一切その事件にはかかわらなかった。
その後、ホプキンズ博士と彼の長男の家族に奇妙な事件が続いた。博士は、例の奇怪なほう
もん者と何かかかわりがあるのではないかと思ったが、この訪問者からはその後何も言っ
てこなかった。なお、ニュージャージーUFO研究機構についてだが、こういう名称の団体は実
在しない。
ホプキンズ博士の体験は、一般に知られているMIB事件の中でも最も詳細な報告だろう。
そして同時に、ここで最も不可解な問題に直面させられる。まず第一に疑問に思うことは、
経験も豊富で社会的地位もある医師が、このような奇妙な話をでっち上げたりするだろう
か。仮に作り話だったとして、果たしてどんな機会があるというのだろう。かるいは、彼
の家族が何かの痕跡を見たという事実はこの際無視するとして、この出来事そのものが幻
覚だったとは考えられないだろうか?あるいはまた、現実と空想とが入り混じったもので
はないだろうか。つまり、こうだ。確かに訪問者は実在した。だがしかし、その男は、何
か彼なりの理由があって身分を偽り博士の家を訪問した。そのことが引き金になって、第
3者にはいたって自然に説明がつくかもしれない問題を、むやむに勘ぐって異様な物語に
練り上げてしまったのではないだろうか?
- 74 :
- UFO自体を人が作ったと考える方が自然だと思う。強力なブレーンを持つ
最先端科学で(普通の人には内緒で)作ったと考えると楽に答えが出る。
発表すればどうせコピーされるし、特別な金属は少ない、一般には流通させられない
ような秘密の超科学があるとすればね、ポプキンズ博士はコロッと騙されただけと
考える、見られたからDQN情報とセットで見せて記憶操作して妄想みたいにすれば
博士もDQN扱いされる。あると思うんだよな、もっとすげえテクノロジ。
UFOをラジコンだとすればそんなに難しくないと思う、カメラ積んで飛ばすだけ。
- 75 :
- ,
- 76 :
- このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
何でもスレッド保管スレ [電波・お花畑]
精神の病いと奇怪な現象との関係 [メンタルR]
世界史に記されている超常現象 [世界史]
- 77 :
-
アダム・クラブツリーは精神療法医であり、人々の精神的トラブルを治療することがかれのしご
とだった。彼にしてみれば、それがフロイトの抑圧であれ、多重人格であれ、「悪魔憑き」であ
れ、たいした違いはないだろう。しかし科学界における立場を考えれば、当然最後の仮説
を捨て、」正統な精神分析用声を使うことが望ましい。彼自身がそうした傾向を示している。
アダム・クラブツリーはミネソタの神学生だったころ、カール・フォーゲル師の「悪魔よ去れ」という小パ
ンフレットに出会った。
それによると、1920年代、ウィスコンシンで、アンンア・エックランドという少女が「口にしがたい性的行
為」をしたり、冒涜的言葉を吐きたいという欲求にとりつかれた。彼女が「憑依」の典型
的な兆候を見せ始めたので、聖アントニウス共住団からきたカプチ会(カソリック、フランシスコ会の一派。禁
欲と清貧を守る)修道士テオフィルス・リージンゲル神父が、悪魔祓いを行うようになった。
アンナはベッドに横たえられ、悪魔祓いの儀式が始まった。まもなくアンナの体がベッドから浮か
び上がり、ドアの上の壁にたたきつけられ、はりついた。人々は懇親の力を振るって彼女を
引き剥がし、儀式を続けた。すさまじいうなり声や悲鳴を聞いて、町中の人が、何が起こ
っているのかと集まってきた。
- 78 :
-
儀式は翌日から数日間続けられた。様々な言語の声が聞こえたが、アンナの唇は固く閉ざされ
たままだった。彼女の頭が「水差しくらい大きく」膨れ上がり、体が風船のように膨らん
だこともあった。激しい痙攣のため、鉄製のベッドの枠は曲がって床についた。また、悪魔
と自称する様々な存在が悪魔祓いに話しかけ、彼等が子供のときに犯した罪を事細かに言
い立てたこともあった。
ついにはアンナの死んだ父親が「召喚」され、娘を犯そうと狙っていたこと、彼女が抵抗し
たので娘を呪詛し、悪魔を呼び寄せて憑依させたことを認めた。父親の愛人も現れて、生
まれたばかりの赤ん坊を何人も殺したことを告白した。その間中、アンナは深い眠りかトランス状
態のようなものに陥っていた。
最後に、アンナの体がかかとだけを残してベッドから跳ね上がった。神父が悪魔祓いの祈祷を
繰り返しているうちに、奇妙な悲鳴のような音が聞こえ、次第に遠ざかっていった。それ
からアンナは目を開け、泣き出した。「憑依」が終わったのだった。
クラブツリーと同じ修道院に、パンフレットをドイツ語から翻訳した修道士が居た。彼はこの話が細
部まで事実であることを証言した。クラブツリーは彼が冷静で陽気な人間であることを知ってい
たが、それでも、あまりにもとほうもない話だと思わずにはいられなかった。
- 79 :
-
アダム・クラブツリーと「頭の中の声」を聞く患者
アダム・クラブツリー博士は、カナダのトロントに住む精神療法医である。1966年に開業してまもなく、
他の多くの精神科医と同様、彼の元にも頭の中に「声」が聞こえるという患者がやってく
るようになった。
現代ではこのような症例は格別珍しいものではないし、「声が聞こえる」ことも狂気の兆候
と見なされていない。
プリンストンの心理学者ジュリアン・ジェインズ博士が幻聴の研究を始めたのは、自分でも一度体験し
たためであった。ソファに横になっているとき、頭上から語りかけてくる声を聞いたのだ。ジ
ェインズは自らの正気を疑ったが、一割の人間が何らかの幻覚体験を持ち、そのうちの約三分
の1が「幻声」の形態をとっていることを知って、大いに安堵した。
あるまったく正常な若い主婦などは、毎朝ベッドを整えながら、死んだ祖母と長い会話を
交わすという。ジェインズは当然ながらこうした体験すべてを幻覚とみなし、アダム・クラブツリー
も長い間その見解を支持していた。しかしクラブツリーはあるとき、この基本的見解に疑問を投
げかける症例に出会った。それはセイラワージントンという若い女性に関するものである。セイラはジ
ェニーという女性精神科医の患者だったが、初期療法がうまくいきかけてまもなく、うつ病に
取りつかれ自殺を図った。
- 80 :
-
クラブツリーは二人をオフィスに迎え入れ、セイラの問題点を探った。質問の一つに、頭の中の声を
聞いたことがあるか、というものがあった。聞いたことがある、とセイラは答えた。クラブツリ
ーは彼女に、横になってリラックスし、頭の中で行われた会話をできるだけ再現して欲し
いと頼んだ。すぐに反応が現れ、彼女は体をこわばらせて叫んだ「ああ、すごい火だわ、
なんて熱さなの!」。二人の精神科医は、その声がまったく別人のものであることに気づ
いた。セイラは自信のない話し方をするが、新しい声は命令することになれた人間のものだ。
一体どうしたのかと訪ねると、声は「セイラを助けてやって欲しい」と答えた。それで、そ
の声がセイラ・ワージントンではないことが明らかになった。
名前をたずねると、「セイラ・ジャクスン」と答え、セイラの祖母だと名乗る。クラブツリーは、自分も
セイラを助けようとしているのだと語り、協力して欲しいと頼んだ。「祖母」は承諾した。第
一回の実験はそれで終わった。
次の実験でも祖母はすぐに現れた。そしてまた火について語り、不意にたずねた。「ジャク
スンはどこ?」。ジャクスンは彼女の息子の名前で、火とは1910年に起こった火事のことだった。
- 81 :
-
セイラ・ジャクスンは近所が火事だと聞いて、すぐさま家に駆け戻った。7歳の息子が一人で留守
番をしていたからである。あたり一体は火の海だった。ジェイスンは近所の人が安全な場所に
避難させていたが、セイラ・ジャクスンはそれを知るまで1時間ほどの間、熱風に息を詰まらせな
がら通りを駆け回った。その体験は、彼女の意識の奥深くに刻み込まれた。
セイラ・ジャクスンによると、彼女はセイラ・ワージントンがピアノを弾いているときに、孫娘に「憑依」し
たのだという。どちらのセイラも音楽が好きだった。
やがて意外なことが明らかになった。孫を助けて欲しいといいながら、実際に助けを必要
としているのはセイラ・ジャクスンのほうだったのだ。彼女は自分の人生に関してー―取り分けセイ
ラの母エリザベスにつらくあたったことで、罪の意識に苛まれていた。エリザベスは陰気で神経症
的な娘に育ち、成人してからは自分の娘につらくあたるようになった。セイラ・ワージントンとそ
の母エリザベスは、エリザベスとセイラ・ジャクスンの関係をそのままに繰り返していた。どちらの母親
も、娘より息子を溺愛し、男こそすべてで女は無に等しいと、娘に教え込んだのだ。
- 82 :
-
祖母は死の間際にそれをはっきりと自覚し、いまでは孫娘を助けてやらなくてはならない
と考えている。しかし助けるどころか、彼女は事態をさらに悪化させてしまった。セイラは内
なる声に混乱し、恐れ、絶望しているのだ。
しかしいま、祖母が「外に出て」きたことで、事態はずっと容易になった。二人の精神科
医は彼女から、セイラの家族背景に関する貴重な情報を入手したのだ。セイラははじめ、祖母が
自分を通じて話していると聞かされて驚きを示したが、次第にそれを受け入れ、自分の問
題に深い洞察力を持って望むようになった。
二ヵ月後、セイラは全快した。祖母はまだ「憑依」したままだったが、セイラはすでに彼女を恐
れる必要のないことを理解していた。それどころか、自分の人生を慈愛をもって見守って
くれる祖母の存在に、慰めすら覚えるようになったのである。
- 83 :
-
娘への性的妄想にとりつかれた父親の「憑依」、、、、事例
この物語を読んで、読者は恐らく私と同じ様な反応を示すだろう。私は、アダム・クラブツリーの
タイプ原稿「多重人格」をはじめて読んだ時、この事例に対して純粋に心理学的な解釈を試みた。
――セイラは子供時代に祖母と出会っている。恐らく、祖母自身の口から火事の話しを聞かさ
れたことがあるのだろう。また、自分と母親が非常によく似た問題を抱えていることにも
気づいただろう。彼女の無意識精神が、自分の苦悩を合理化するために、この話を「再現」
したのだ、、、。
しかし私は、クラブツリーの本(序文を書いてくれと編集者が送ってよこした)を読んでいくう
ちに、そうした説明では納得できないものを覚えるようになった。彼はさらに、いわゆる
「憑依」患者の症例を8件あげているが、その3つめか4つめあたりで、無意識精神論は
ひどく説得力を失い始めるのだ。
スーザンというソーシャル・ワーカーは、どうしても、男友達との交際を長続きさせることができなか
った。それは自分が父親を深く恨んでいるせいだ、とスーザンは説明した。クラブツリーはセイラの祖
母のときと同じ様に、自動車事故で死亡したスーザンの父親を呼び出し、話し合った。
- 84 :
-
彼は娘に対して性的な執着を抱き、スーザンが16歳になるまで、眠っている娘の寝室に忍び
込んでは性器を愛撫していた。スーザンは無意識レベルでそれらの出来事に気づいていた。そし
て自分に対する父親の欲望を認識すると、父親を軽蔑し、今度は自ら挑発的な行動をとっ
て、父親を苦しめるようになった。その侮蔑感がボーイフレンドとの関係にまで及び、トラブルの
原因となったのだ。
父親は自動車事故で死亡したとき、「避難場所」として娘の中に引き込まれた。性的な干渉
を受けていたため、スーザンは父親の憑依を拒否することができなかった。娘の「内部」にと
りこまれてしまうと、父親は「朦朧状態」に陥り、みずからのアイデンティティも現状も
把握できなくなった。
クラブツリーは父親に、彼がすでに死んでいること、娘を放っておいてやらなくてはならないこ
とを辛抱強く言い聞かせた。やがて、ある日を境に、父親は治療実験にあらわれなくなっ
た。スーザンは開放され、安堵した。
また私が特に面白く思ったのは、アートと呼ばれる大学教授の症例である。彼は最初の結婚に
失敗し、二度目の結婚を目前にしながら、結婚したいという意欲を次第に失いつつあった。
彼は説明した。それは「心の中の嵐」のせいだ、厳しい声が自分や知識人を批判するのだ。
それはデトロイトに住んでいる母親の声に似ているー―。アートは常識的な解釈を試みた。そ
の声は、アート自身が持つ否定的な一面であり、自分と母親にはどこか共通要素があるのだろ
う。母親は常に、彼に対して強い所有欲を示していたから。
- 85 :
-
クラブツリーは例によってアートを完全にリラックスさせ、ヴェロニカとなのる母親との会話を始めた。
ヴェロニカは、自分の息子の関係について語り、息子の友人関係の多くになぜ反対するかを滔々
と説明した。「ヴェロニカは非常に、「まるで天真爛漫といえそうなほど、自己中心的だった、、、」。
自分は、息子の婚約者を含め、彼の信用している多くの人間が、いかにおろかで狡猾で尊
敬に値しないかを、ただ息子に認識して欲しいだけなのだ、、、、、、。
クラブツリーは彼女に、そうした干渉が息子の、ひいては自分自身のためになると思うかとたず
ねた。彼女はやがて、たぶんためにならないだろう、と認めた。クラブツリーはさらに指摘した。
彼女はデトロイトで自堕落で退屈な毎日を送っていた。息子とことよりも自分自身のこと
に関心を向けたほうが、すべてはうまくいくのではないか。
アートの治療中、母親に癌が発見され、手術をすることになった。アートに内在する「ヴェロニカ」
は、息子に「憑依」することで生気が奪われたためだろうと説明した。以後、アートの「内な
る声」は薄れ、やがてまったく聞こえなくなった。
いっぽうデトロイトの母親は驚くべき変化を遂げた。体が次第に衰弱し、精神的にも厭世観に
浸っていたのだが、不意に活力を取り戻し、積極的に外出して新しい友人を作り始めたの
だ。「彼女はまさしく、諺にも言う新たな人生を手に入れたようであった」。
いっぽうデトロイトの母親は驚くべき変化を遂げた。体が次第に衰弱し、精神的にも厭世観に
浸っていたのだが、不意に活力を取り戻し、積極的に外出して新しい友人を作り始めたの
だ。「彼女はまさしく、諺にも言う新たな人生を手に入れたようであった」。
クラブツリーは、自分はこれらの症例が超常現象であると信じているのではない、単なる観察
者・現象学者として、各々の事例を憑依現象で「あるかのように」あつかったにすぎない
と主張している。(ひっかかる)
それは別に矛盾した態度ではない。スーザンやセイラやアートが聞いた声は、確かに彼ら自身が作り
出したものだったかもしれないからだ。無意識精神は、それよりもはるかに驚異的な芸当
をやってのける。しかしそれらすべてを考え合わせても、これらの事例は間違えなく、無
意識的な自己欺瞞だけでは片付けられない圧倒的な印象を、多くの読者に与えることだろう。
- 86 :
-
アダム・クラブツリーが確信に至るまで
やがてクラブツリーは修道院生活になじめず、1969年に精神療法医になった。
私は程なく精神療法医として、同じくらい驚くべき超常現象、とりわけテレパシーと透視体験
の実在を受け入れるようになった。患者たちが自発的に提供してくれる、直感や、取り分
け夢から得られる広範囲にわたる証拠は、否定のしようが内容に思われた。しかし当時、
私はそれをわずかでも受け入れることに非常な抵抗を覚えた(1989年1月1日づけ、著者
あての手紙より)
1976年、ある同僚の患者が「憑依」の兆候を示しているという話を聞き、クラブツリーはその症
状を見せてもらった。しかし、クラブツリーは、それを真剣にとりあげようとはしなかった。そ
の翌年、彼自身の患者にも先ほど始め紹介した症例が見られるようになった。そこでクラブツ
リーも、純粋に実用的観点から、それを憑依として扱うようになった。クラブツリーは主張してい
る。自分は精神療法医として、現象学的態度を維持する。つまり、「これは憑依である」と
はいわず、「この患者は「憑依」の前徴候を示しているから、憑依として扱うことが、おそ
らく最もよい治療方法となるだろう」というのだ。
だが、彼はSPRの一員であるし、彼の著書を読めば、彼が「憑依」仮説を真剣に考慮していることは明らかである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E9%9C%8A%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A SPR
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- 88 :
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会議の3日間吸収すべきことは山ほどあった。リーア・ホワイトは「特異体験」と題する講演で、
この現象に十代で興味を持つに至った顛末を話した。きっかけは、吹雪の中を運転中に横
滑りした石炭トラックに追突されたときだった。気がつくとホワイトは車の上に浮かんでいた。非
常に高く浮かんでいたので、東海岸が見えるかと思ったほどだ。そこでホワイトは愕然とする。
「つまりこれが死ぬということなんだ」。完全な劣等感を感じたと思ったとたん、自分が雪
まみれで車のボンネットにのっているのだと気づいた。フロントガラスを突き破り、骨折十三箇
所の大怪我だった。後になって同業者は即死だったと知った。
この体験でホワイトは宗教や哲学関係の書物を読むようになり、最後にはJ・B・ライン主宰の
ヂューク大学超心理学研究所で助けを勤めることになる。
しかし、この会議で何よりも強い印象を受けたのは、偶然ある話題が持ち上がったときだ
った。リーア、ピーター・ラッセル、スタン・グロフと私の4人が討論会に出ていたときのこと、悪の力を
目の当たりにしたことがあるとスタンがいいだしたのだ。詳しく話すように私が促すと、長く
なるからとグロフは渋ったが、他の二人や、そして聴衆にも後押しされ、かまわないから話
して欲しいと私も促した。
初めてアメリカにやってきた頃、グロフはある心理学関係の会議に出席した。一人の心理学者が
がフローラという28歳の女性の症例を紹介しているところだった。激しい自殺傾向を示す抑う
つ症患者で、16歳のとき、夜警殺しの絡んだ窃盗にかかわって服役の判決を下される。4
年後に仮釈放になるが、こんどはRとアルコール中毒になり、運転中に旧に崖から飛び出した
いとか、別の車に追突したいという衝動と戦わねばならなかった。その後、ヘロインを服用中
会議が終わると、furo−raの主治医がグロフに、LSD療法を施してもらえないかと
頼んできた。これは難しい決断だった。というのも、当時すでにサイケデリック・ドラッグをめぐ
って相当なヒステリー状態がおきており、もしLSD投与後にフローラが殺人でも犯せば投薬の聖に
されナ寝なかったからだ。しかしフローラにはほかに望みはなかったため、グロフはあえて危険を
冒そうと決断した。仕事場のメリーランド心理学研究センターへ戻り、フローラの治療に取り掛かったの
だ。
- 89 :
-
多量のLSDを投与した最初の2回の治療では、、特に変わったところはなかった。フローラは
産道でもがき苦しむ自分を再体験し、自分の葛藤と自殺傾向が誕生時のトラウマにあることに
気づいたが、相当量の緊張を開放したにもかかわらず、本の少し快方に向かっただけだった。
3度目の診療に入って2時間が経過したところで、フローラが普段から悩まされていた顔面の痙
攣がいっそうひどく、苦しげになった。と、その顔が凍りつき、グロフの表現を借りれば「邪
悪な仮面」のようになった。低い男の声になり、その正確はがらりと変わってしまったよ
うに見えた。
男の声は、悪魔だと名乗った。フローラにかまうなとグロフを脅し、この女は自分のものだ、奪
おうとする奴は誰でもひどい間にあうぞと警告した。そして、もしこのまま治療を続けれ
ばグロフや部屋に居た同僚たち、研究プログラムにどんな災難が降りかかるかを言い立て始めた。
一同は部屋の中にいた同僚たち、研究プログラムにどんな災難が降りかかるかを言い立て始め
た。一同は部屋の中に「何か異質な存在をはっきりと」感じたとグロフは言う。脅しの内容
から、グロフ自身や助手たちの私生活について驚くほど知っていることが解った。フローラ自身
がそんな詳しい知識を得られたはずがない。その病院の患者でさえなかったのだから。
恐怖と反撃したいという感情の入り混じったグロフの精神状態が、何らかの形でその存在に
力を与えているらしかった。その存在をおいだすために、グロフは十字架を使おうとさえ思
ったという。その代わりに、グロフは自分を瞑想状態におき、自分とフローラ2人の周囲に光の
カプセルがあるところを想像しようとつとめた。
- 90 :
-
その後の2時間は、グロフにとって実に長い2時間だった。悪魔が主導権を握ってから鉤爪
のようになっていたフローラの手が、グロフの手の中で徐々に弛緩していくと、「邪悪な仮面」も
また消えてった。
治療の後、フローラは憑依状態のあいだのことはなにひとつ記憶になく、その前後のことし
かおどえていなかった。
まったく突然に、フローラは快方に向かった。酒やRと縁を切り、宗教集会に出るようにな
った。顔面の痙攣もおさまっていった。異性とのR渉も試みて、3ヶ月ほどは結婚生活さ
え経験した。ただ、異性とのR渉は苦痛なだけとわかり、結局はレズビアンに戻ってしまっ
たが、ただし今回は、それまで苦しんできた罪の意識にさいなまれることはなかった。そ
して、タクシー運転手の職に就いた。
我々一同はみな、この話に夢中で聞き入っていた。間違えなくこれが、この討論会のハイライトだた。
グロフは憑依説にはくみせず、むしろ一種のユングの元型の発想ではないかと考えていた。言
い換えれば、人類の遠い過去かが発言したもの、という説である。しかし私としては、多
重人格についてずいぶんと本を書いた経験で、ユングの説にはそれほど長所を認めていなか
った。なんとなれば、リーア・ホワイトが自分の身体から抜け出せたのならグロフの患者の身体を誰
か、あるいは何ものかが一時的にでも居を求められないという理由もないはずだからだ。
、、、、、、、、、、、、、、、、、
- 91 :
-
、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、そこまで読んだ中で私がポールの例に一番興味を持ったのは、スタン・グロフの体
験談に登場するフローラを思わせるところがあったからだ。二人とも明かに二重人格なのだ。
ただポールの二重人格はフローラのものより害がないが。二人の間の最も重要な共通点は、純粋
の精神医学的視点から見て、二重人格と自己欺瞞の非常に魅力的な症例として考察可能で
ありながら、両者ともそうした解釈だけでは済まされない要素があることだと私には思わ
れた。フローラの幼児期は心に深い傷を残した。彼女は犯罪者、薬物中毒者になり、同性愛で
あるという罪悪感に悩まされていた。そこで暴力的、反社会的な第二の自我が無意識レベル
で発達し、悪魔的人格として表出した可能性は十分にある。、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、
こうした説明はいかにもっともらしい印象を与えはするものの、どちらの疑念も完全に払
拭しきれるものではないー―特に他の同様な事例を考慮に入れた場合には。私は多重人格
について多数の書を執筆しており、最初のうちはもう一つの自我とは完全な人格から乖離
した断片なのだと言うとおりのいっぺんの説明を鵜呑みにしていた。しかし、アダム・クラブツ
リーやラルフ・エリソン、そして(もっと最近では)デヴィッド・コーエンなどの精神科医が記している奨
励中にはこのパターンに当てはまらないものがあり、霊憑依説の可能性を考慮しなくてはなら
ないという結論をしぶしぶ認めなくてはならなくなっていた。ポールに関しては、自分は一
部分エイリアンであり、自分の属するのはこの地球ではないと感じているアブダクティーがいかに多
いかという覚書を、マック自身も残している。
>>62 ,,,,,,,,,,,,メン・イン・ブラック関係のぎゃくば-じよん↓、、、、なんでもありってやつ
- 92 :
-
やがて、ひょんなことから私は視野を広げることなる。1960年代に、超常現象についての
執筆を依頼されたのだ。テレパシー、予知、千里眼、体外離脱体験などといった事柄に首を突
っ込んだとたん、世迷い言として片付けることなどできるものではないと気づいた。人々
が間違った動機――つまり現実逃避の類-−から超常現象に興味を持っているのだという意
見に変わりはなかったが、それでもなお、幽霊やポルターガイスト、予知の証拠は原始や電子が
存在するという証拠と同じくらいしっかりしているという感触をもったのだ。
拙著「オカルト」の最後のほうで、完璧を期すためという理由からではあったものの、一章をソ
空飛ぶ円盤に割かなくてはならないと思った。私はケネス・アーノルドの目撃談とトーマス。マンテル機長
のUFO追跡墜落事件について触れた。その後で触れた事例は、今にして思えば、当時思っ
ていたより遥かに重要な事例だったのである。
以下は、カリフォルニア在住の知人、リTY-ド・ロバーツから聞いた話だが、オランダのヨガ行者ジャック・シ
ュワルツは、長く尖った針のベッドに寝て、さらに自分の上に体重の重い人間を乗せるという荒
業ができた。針が身体に深く食い込んでいるにもかかわらず、傷口からは出血もせず、シュワ
ルツは苦痛など何処吹く風だったという。
1958年、このシュワルツがオランダ海軍の厚生仕官として乗船していた船舶がスエズ運河を通過中の
ことだった。ちょうど将兵慰安の役目として奇術師が出演していた。そのとき突然、長身
痩躯のアラブ人がシュワルツに近づき、「あなたはわが師です」と言いながら、シュワルツの足に接吻す
ると歩み去った。シュワルツは後を追おうとしたが、その姿はどこにもなく、舷門の当直兵もそ
の姿を見てはなかった。
- 93 :
-
その1年後、ロサンゼルスでのある講演を抜け出したシュワルツに小柄な男が近づき、話がしたいと
告げた。妻が心配するのもかまわず男の中の乗り込むと、 男はシュワルツの手に接吻して、以
前シュワルツの足に接吻し、師と呼んだことを思い出させた。シュワルツは困惑した。この小柄な男
は、あのひょろっとしたアラブ人とは似ても似つかなかったからだ。ところが、男はシュワルツ
の心の内を読んだらしく、「我々は好きな姿になることができるのだ」と告げた。そして
「我々は何千年も前にロケットで地球に不時着した人々の子孫だ」と説明した。次に男は、ネパ
ールにいるシュワルツの師からのメッセージを携えてきたと言った。そのメッセージとは、「霊感によって
与えられる霊的真実を皆に広める時期だ。お前は実現することになっている真実を告げる
ため、神の使わした運び手なのだ」と言うものだった。またあうことになると約束すると、
男はシュワルツを車から降ろした。
数年後、シュワルツは自分の使命に関するテレパシーのメッセージを受け取り始めた。ある女性患者は金
属的な声でシュワルツに話しかけ、お前は冥王星の出身で、自分――声の主-―は金星人だと告げ
た。この金星人はリヌスと名乗り、金星に棲息するガス状生物について専門的な話を並べ立て
たが、それはこの女性患者の知的能力を遥かに超える事柄だった(後の面接中のテープを聞
かされた本人が驚いている)。その二ヶ月後、また別の患者の口を借りてリヌスはシュワルツに話し
かけた。さらにヴァンクーバーの心霊少女が、前夜アストラル体となって金星へ赴き、そこでリヌスとあ
ったとシュワルツに語ったりもした。
- 94 :
-
当時は単にばかげた話だとしか思われなかったが、今ではそこにおなじみのパターンが見て取
れる。一風変わった能力を有する人物が、超自然と思しき手段でメッセージを受け取り、救世
主となる運命、おそらくは地球を救う運命を背負っていると告げられる、と言うパターンだ。
何らかの徴が与えられることも多い。たとえばメッセージの主から未来に関する予言があり、
それが的中すると言ったような。しかし、メッセージを受け取った人間が無邪気にも完全にこ
れを信じきってしまうと、待ち受けているのは混沌と狼狽である。例えば大惨事、いやそ
れどころか世界の終末の予言が結局実現せず、この神の恩寵を受けし者をひどく情けない
気持ちにさせてしまったりする。
この不可解で曖昧模糊としたUFOの世界に私が再開したのは、その2,3年後1970年代
中ごろのことだ。「オカルト」が好評を博すと、超常現象にかかわりのある企画に加わって欲し
いと言う誘いがどんどん来るようになった。例えば、BBCテレビの連続番組への出演であ
り、「未解明現象」シリーズ本の編集スタッフへの参加である。スプーンを軽くこすって曲げることで
一夜にして名声を築いたあのユリ・ゲラーと出会うことになったのは,そうした立場からだっ
た。
ゲラーなど単なる腕のいい手品師に過ぎないと言う懐疑派の言葉につられ、私もほとんどそ
の気になっていたのだが、背を向けたままで私の心を読み、私がメニューの裏面に描いた絵-―
子供たちを喜ばせようと私がでっち上げた不細工な怪物の絵を再現して見せられ、これは
本物だとすぐさま納得させられてしまった。私が絵を下にして片手で覆うとゲラーは振り向
き、自分の目を見つめて画像を送って欲しいといった。するとだしぬけに、ゲラーは自分の
メニューに、多少正確さには欠けるものの、間違えなく同じものだと解る大きなぺらぺらの耳
と大目玉の生き物の漫画を再現して見せたのである。
- 95 :
-
この時点で、アンドリア・プハリックの「ユリ――ユリ・ゲラーの謎の日記」を読んで以来私を悩ませ続
けていた疑問を本人にぶつけてみた。多くの人々と同じく私も、あの本は読み終えるのが
極端に難しいと思っていたのだ。問題は実に単純で、まるで信じられなかったからである。
プハリックが途方もないうそつきだと思っているわけではないー―たんにどうがんばっても私
には内容を本気にできなかったのだ。
私はあの本に書かれていることがすべて本当にあったのかどうか知りたかった。そのとき
ゲラーがすでにプハリックと袂を分かっており、しかもゲラーが何らかの反感を抱いていることも
知っていたので、本当のことを答えてくれない理由もないはずだった。
ところがゲラーはじつにきっぱりと、「何から何までアンドリアの書いたとおりだった」と答えた
のだ。
「ということは、君のパワーの源はどこか地球の外から来ていると信じているのかね?」
「わからない。どこから来ているのかは、わからない」
「しかし、自分自身の無意識の表出――というか、一種のポルターガイスト現象だとは思っていない?」
ゲラー被りをふった。「そうは思えない。このパワーの背後にあるものが何であれ、知的なもの
だという印象を持っている。こちらをからかったりすることもあるんだ。僕は自分の本(ユ
リ・ゲラー著「私記」1975年)の中で、それを宇宙の道化師(コズミック・クラウン)と呼んでいる」
私が疑問を抱いた理由は、プハリックの本の第3章を読めばわかる。そこには、ある日テルアビフ
のホテルの一室で軽い催眠下にあったゲラーの様子が記されている。自分は今、子供の頃よく勉
強に没頭したキプロス島の暗い洞窟に居ると言った。「何を勉強しているのかな?」とプハリック
がたずねると、ゲラーはこう答えた。「宇宙からやってきた人々について。でもまだそのこと
を話しちゃいけないんだ」
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ゲラーは次に、1949年、3歳の誕生日のすぐ後で、テルアビブの庭でおワン型の光が空に見えた
ときの様子を話した。そして目の前に光る人影が見えた。頭の上に挙げた両手には、何か
太陽のように輝く物体を頭の上に捧げもっていた。
プハリックの本がおよそ信じられなくなりだしたのは、この部分からだった。というのも、そ
れに続けてプハリックは、催眠面接の途中でゲラーが口をつぐむと、途中から奇妙な、金属的な
声が聞こえ始めたと書いているからだ。声は「3歳のとき庭でユリ・を見つけたのは我々だ」
と言った。彼らは目的進行のためにユリをプログラムしたが、接触時の記憶は消しておいたと言
う。目的とは世界戦争を回避することで、エジプトとイスラエルの間に起きることになっている。
ゲラーはその目的のための、何らかの道具になるはずなのだと言う。
彼らとは、後の明らかとなるのだが、ナインと呼ばれる超人グループだった。プハリックがはじめて
ナインを知ったのは、ヴィノド博士というヒンドゥー教の超能力者を研究中のことだった。ヴィノドは
出し抜けにまったく別人のような声で、しかも訛りのない完璧な英語を話し始めた。その
存在は言語明瞭にして高度の知性を備え、自分は9つの原理と力のメンバーであり、人類進化
の一助となることがその使命だと説明した。
その4年後の1956年、プハリックは知り合いになったチャ-ルズ・ラフェッド博士夫妻というアメリカ人か
ら9つの原理と力からの長文のメッセージを受け取ったが、そこにはヴィノド博士を介して伝え
たメッセージの内容が言及されていた。二番目のメッセージがなんらかのトリックでもないかぎりナイン、
あるいは少なくともその代弁者とは一種の肉体を持たない知性であるようだった(しかし、
のちにラフェッド博士自身が、チャネリングによるメッセージに惑わされる危険を、身をもって示すこと
になる。ある特定の日に世界の週末が来ると公言したものの当日何も起こらず、結局ミシガン
州立大を辞職する憂き目にあったのだ)。
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こうした出来事すべてが、テルアビブで金属的な声を聞いたプハリックがまたもやナインが現れたと
早合点した説明になる。
催眠から覚めたゲラーは、何がおきたかまったく覚えていなかった。プハリックが庭での出来事
を描写したテープを再生すると、ゲラーは「ぜんぜん覚えていない」と呟いている。
金属的な声のくだりになるとゲラーは出し抜けにテープを引き抜いて脱兎のごとく部屋から出
て行ってしまう。ゲラーがつかんだときテープが消えるのを見たとプハリックは証言する。30分後
にゲラー(ただショック状態だったようだ)を見つけたが、テープはもう陰も形もなかった。
この逸話を手始めに、続く一連のあまりに常軌を逸した出来事は、読むものの驚きさえ麻
痺させてしまう。ゲラーが本箱に入れた指輪を消したり出したりする。するとプハリックは、こ
の物体を消したり出したりする能力を研究すれば知りたいことが解るかもしれないと決め
込む。「物体を消すというこの能力がユリ自身のものであると断言できれば、話は簡単だ。し
かし、この能力が地球外知性によってコントロールされているとすれば、非常に重大な発見を目
の当たりにしていることになるのだ。」
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そこでプハリックははっきりさせようとした。パーカー万年質の部品3つに数字のコードを刻みつけ、
本箱に入れたのである。ゲラーはその上に9分間手をかざしていた。箱を開けると、万年質
には何処もおかしなところはなかった。だが、仔細に調べてみると、真鍮のカートリッジが消え
ていたのである。
その日、後ほどゲラーが催眠状態にあったとき、再び金属的な声が話しかけてきて、いま「ス
ペクトラ」という宇宙船で「5万3069光年のかなたにいる」と説明した。そしてプハリックは、
ゲラーの面倒をよく見るようにと言い渡された。ゲラーには達成せねばならない大切な使命が
あるというのだ。声は続けて、万年筆のなくなった部分を持っており、やがてプハリックの手
元に戻されるということになると告げた。
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その夜、二人がテルアビブ市内を車で商工中、道路の突き当たり上空に「翼のついた、発行す
る円形の宇宙船」が出現した。
2日後、プハリックはゲラーがUFOを目撃した別の場所を見ておきたいと思った。彼を迎えにガ
ールフレンドのアイリスのアパートへ行くと、ゲラーはまだ食事を済ませていなかった。アイリスが冷蔵庫か
ら卵を3つ取り出し、深鍋に水を満たした。卵をとりに行ったアイリスは悲鳴をあげた。卵は
熱く、すでにかたゆでになっていたのだ。
そののち、ゲラーの運転で3人がテルアビブの外れに行くと、コオロギの鳴き声のような声が聞こ
え、やがて空中に振動する青い光が見えた。ゲラーはプハリックとアイリスに待っているように言う
と、チーチーという音と青い光のほうへいった。しばらくしてもどってきたゲラーの様子は、ま
るでトランス状態のようだった。後にゲラーがかたったところでは、明滅する青い光に近づくと、
頭が真っ白になったと言う。次にわれに返ると、万年筆のカートリッジをもって戻ってくるとこ
ろだった。
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