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2012年09月材料物性20: タグチメソッドからどんな結果が生まれるか (263) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
架空の材料を考える  (495)
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テスト用スレin材料物性板 (460)
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タグチメソッドからどんな結果が生まれるか


1 :2010/10/10 〜 最終レス :2012/10/02
いくつもあった <2ch> タグチ関連スレ。その不滅の価値は
素朴な疑問をまじめに正面から議論できたこと。それが kamome 事故で壊滅の危機。
品質工学やタグチメソッドをぐぐって出てくるサイトの絶対多数は親タグチ。
その中で、反タグチも排除せず、厳正中立だったのが <2ch> タグチ関連スレ。
ライブスレとしての復旧が遅れており、当面の自由な情報交換のため、
タグチの重要拠点である材料・物性分野にこの暫定スレを立て、しばらくは、
そのほかの範囲も視野に入れて柔軟に対応。親タグチも、反タグチも、マターリと。

2 :
関連スレ: kamome事故以後 dat 落ち中 − 過去ログはいろいろある。
特に science6 は無事で、kamome へ移行直前の元スレを●で閲覧でき、貴重。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/material/986224705/
タグチメソッドついに材料研究室へ忍び寄る
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1258110817/
品質工学の挑戦
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1022085231/
品質工学(タグチメソッド)
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/denki/1130499061/
これからは品質工学
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sim/1023853891/
実験計画法使ってますか?
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sim/1204254314/
タグチメソッドSN比
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/prog/1145797287/
ソフトウェアのテストについて (一部分)(224-280 319)

3 :
まずは、手持ちの過去ログの複写ファイルから元スレの最初のカキコをコピペ
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/material/986224705/1
タグチメソッド材料研究室へ忍び寄る /1 スラッシュ後の番号は書き込み番号・以下同じ
> 1 :ARK1:2001/04/03(火) 00:18
>  私の後輩は金属材料の問題を強制的にタグチメソッドを
> 手法にして問題解決しろと言われています。以前材料工学
> において、タグチメソッドを適用し、だめだと思い、以前
> からやめとけと言ったのに、上司に言われて混迷に入り込
> んでいるようです。
>  たしかに有効な場合もあるのですが、成分的な解析には
> 不向きと実感しています。非線型性をノイズとあつかうこ
> の手法に材料関係の方どう思います?たしかに田口先生の
> 哲学と戦略には敬意を感じていますが、物質を化合する場
> 合この手法に限界があるのではと感じます。
この事情は今もほとんどかわっていないと思いますがどうでしょう?

4 :
>>2 で列挙した7スレは真に学問スレというにふさわしかった。
>>3 の元スレ < タグチメソッドついに材料研究室へ忍び寄る > も、
もちろん、そう。筋目も正しく、格調の高い学問スレだった。
現行のこのスレ < タグチメソッドからどんな結果が生まれるか > は、
そういう学問スレではなく、暫定スレ = 雑談スレ てこと。
廃墟に立てた間に合わせ。それでも、情報交換には必要なスレ。ただし、
タグチメソッドが終わりに近づき、 >>2 の7スレも、壊滅直前は
活発ではなかった。この暫定スレもその傾向は受け継ぐだろう。
あわてず、ゆっくり、ときどき、いろいろ、御覧、そして、お使いを。

5 :
タグチをめぐる2つの立場: まずは、タグチを十分に理解せよ
タグチだから何でもできるはず − 親タグチの立場
タグチだから何もできないはず − 反タグチの立場
どっちでもいいが、タグチを理解せずに騒わぐのは最低・最悪
わからなかったら忘れろ、ほっておけ、誰も決してひまぢゃない

6 :
QES http://www.qes.gr.jp/ 2010/10/09公開 − RQES2010
第3 回技術戦略研究発表大会発表概要(2010/10/04 現在)
http://www.qes.gr.jp/meeting/autumn/RQES2010_abstructs.pdf

7 :
>>6 の大会開催案内
第3回品質工学技術戦略研究発表大会 開催のお知らせ
品質工学における技術戦略を問う
2010年11月19日(金)1000−1700(受付開始 0930)(懇親会 1715-)
星陵會舘ホール(東京都千代田区永田町 2-16-2)

8 :
>>6 >>7 とはまったく別の、すでに、先日、終わった行事だが
掲示板 http://www2.ezbbs.net/12/kazz/ の発言 4580-4581 で
Kazz師によるまとめと講評が部分的に書かれており、紹介。
第8回 関西品質工学シンポジウム―「品質工学の本質に迫る」―
2010年10月8日(金) ヴィアーレ大阪 大阪市中央区安土町3−1−3
主催:滋賀県品質工学研究会・京都品質工学研究会・関西品質工学研究会
協賛:財団法人 日本規格協会関西支部
この >>6 >>7 >>8 >>9-11 を通してよく見ると、現在の様子がかなりわかる。
Kazz師の板 http://www2.ezbbs.net/12/kazz/ の発言 4580-4581 も必読。
QES副会長を退任後、冴えを失ない、気になるが、捲土重来を期待。

9 :
>>8 の第8回関西品質工学シンポジウムのプログラム
1030−1035 (開会挨拶)関西品質工学研究会
1035−1200 (特別講演)「品質工学の企業での活用〜海外での状況も交えて〜」
       有限会社アイテックインターナショナル 社長 井上 清和
1300−1400 (招待事例)「トヨタ自動車における品質工学の取り組み」
       トヨタ自動車株式会社 小杉 敬彦

10 :
(続き)
1400−1440 (事例発表1)「スプレーの樹脂詰まり改善」
       サンスター株式会社 米谷 明雄
1440−1520 (事例発表2)「シリコンオイルR化工程の検討」
       株式会社ネオス 高橋 信行
1535−1615 (事例発表3)「T法による光ケーブルの耐蝉(せみ?)性評価」
       タツタ電線株式会社 鈴木 祥充
1615−1655 (事例発表4)「ガスタービンプラントの異常予兆検知」
       三菱重工業株式会社 三上 尚高

11 :
(続き)
1655−1730 (まとめと講評)
       関西品質工学研究会 顧問 原 和彦
1730−1735 (閉会挨拶)関西品質工学研究会
1800−2000 (懇親会)関西品質工学研究会

12 :
>タグチメソッドからどんな結果が生まれるか
人間不信だと思います。
品質工学の中身は良いけど、語る先生方の人間性に問題があると思います。
なぜ、肯定派も否定派も上から目線なのでしょう。
上の書き込みもなんだかとても偉そうですよね。
品質工学は相手を圧倒するための対人スキルだったのでしょうか。

13 :
>>12
む、・・・ 同意します。
数少なくかぎりなく孤立に近い否定派である 「私」 がタグチに粘着しているのは
1.どういうものか、すんなり、わかりたい
2.わかったら、世間に、結果を伝えたい
という2つの欲望からですが、 「上から目線」 とお感じとすれば、問題は 「2」 でしょうね。
それとも、まだ 「1」 が不十分で 「2」 なんてとんでもない、ってことでしょうか?
肯定派について 「私」 が気にするのは >>5 の点です。本質がきちんとわかりさえすれば、
かりに 「上から目線」 も気にならず、笑って済ませるというのが 「私」 の気持ちです。
よく考えて自戒しますが、ぜひ、いろいろ、お叱りなど、勝手ながら、お願いいたします。

14 :
>>13 に関連して、なぜ、孤立してまで、否定派か、少し、補足させてください。
否定派として、なぜ、タグチを信じないか?実は、数式というものを信じないからです。
完全気体の状態方程式、すなわち、ボイル・シャールの式はとても単純ですが、
実在気体の状態は表わしきれず、実データを測定して状態曲線図を描がきます。
そういう例をいろいろ見て、数式ほど、あてにならないものはない、と実感しています。
単純な数式を使う点で、タグチも、実在には合わないだろうな、と思うのです。
賛成派の皆様は、そういう御経験は少なく、逆に、数式を単純に信頼なさる、とくに、
タグチは数式のかたまりで信頼できるに決まってるとお考えの方が多いですね。
わからないから有難がる、材料系・化学系の御専門の方にそういう方が多く、品質工学の
厚い支持層=賛成派となっています。否定派の存在なんて信じられないでしょうね。
否定派と賛成派との意識のこの差は大きく混乱は当然、と思いますが、ただ、どちらから
入っても実在は一つですから、最終結論は一致するはず、それは救いですね。
その最終結論に到達するためには実在を注意深く観察するほか無いと思っています。

15 :
ごめんなさい。>>14 の 「賛成派」 は >>12-13 に沿い 「肯定派」 とすべきですね。

16 :
>>14 で 「数式」 というものを信じないと 「私」 が申し上げているのは、もちろん、
タグチの数式だけではなく、世間で使われている数式の全部についてのことです。
それから、「単純な数式を使う点で、タグチも、実在には」 と申し上げていますが、
では、複雑な数式だったら、実在に合うのか?もちろん、合いません!
しかも、合わないというのは、タグチであろうと、なかろうと、です。合うとしたら、
それは、複雑な実験条件を十分に制御し調節し安定させた上での話です。
QEと関係なくてもあてはまる事実の話ですが、これは Dr T. も言っています。
以上、 >>14 では誤解されそうな表現になっていますから、補足させてください。

17 :
孤立して、ただ一人、それでも 「私」 がタグチ否定派であるのはなぜかをお話しします。
数式は実在を模写/描写/説明する便利な道具の一つ。しかも 「私」 は数式を嫌いでなく、
むしろ、好きなほう。実は、だからこそ ((!)) 否定派 >>16 >>14 >>13 なのですが・・・
数式で実在を模写/描写/説明する場合、実在に合うこと(外部適合性)は重要ですが、
使っている数式の集まりの中で、ある式とほかの式とが矛盾していると、どちらが本当か、
疑問がおきます。集まり(体系)の内部で矛盾があってはいけません(内部整合性)。
タグチは外部の実在に数式をあてはめますが、さまざまの分野の課題につぎつぎに対応して
ゆくうち、その場しのぎになる傾向もあり、矛盾が発生しないよう、整理が必要です。

18 :
(続き)
外部適合性の以前に、まず、内部整合性を確保しないと、タグチを 「私」 は理解できません。
これが 「私」 の粘着 >>13 の理由です。必要な整理はどなたがなさってもかまいません。
しかし、現在、整理の努力を必要とお感じの方が著じるしく少ないのは残念なことです。
整理などはタグチの偉大・深遠を損ない、タグチを浅薄・安易に誤解させる、という主張も、
過去から、何10年、今日まで、QESを中心として、強力に行なわれ、わが国の産業社会に
決定的な影響を与えています。実は、その影響は社会の損失と 「私」 は思っています。
現在の状態に整理が必要と主張するのは、多分、 「私」 ただ一人、孤立 ((!)) 。しかし、
タグチを神秘化すれば無用の混乱が続きます。タグチを合理的に整理して、QEによる実在の
模写/描写/説明を改善する利益は大きいので、その意味を、よく、お考え頂けますよう。

19 :
数式への期待や理想が高すぎるのではないですか。
当たり前のことをあえて述べますが、原理・原則の数式を完全に再現することはできません。
論文や教科書には理想状態とわざわざ書いてあるくらいですから。
現実世界が理想状態ではないのは明白ですから数式を信じないと言い切るのは乱暴なように感じます。
単純な数式ほど再現ができないでしょう。タグチメソッドでも何でもです。
ですが、数式があれば目安を立てることができますよね。
制御因子の候補や、誤差を物理量として捕らえれば何がどこに効きそうかの一つの手がかりになります。
数式の再現精度よりもそちらの方が重要と思います。
数式がお好きなのであれば、数式で表現しきれないものの本質は見えているのでしょう。
それが数式の矛盾であり「研究」でしょう。だからこそ、誤差を取り扱うことが気がかりなのですよね。
品質工学は「工学(技術)」なのですから数式の矛盾(原理原則そのもの)を論じるのは筋が違うと思うのです。
(研究は技術者がするべきものではないと思います。明確な矛盾がある原理原則を使って開発をしてはならないのでは?)
強引に品質工学を適用するのは変だと思いますが、それは品質工学が何にでも使えると錯覚させた人の問題かと。
タグチメソッドそのものを否定する類の問題では無いような気がしますけれども。
人(伝道者)の問題であり、手法の問題でないことは気づいていらっしゃるのではないですか。

20 :
>>19 様へ。わずか1時間も経たないうちに、本質的な手厳しい御批判を頂戴し、驚きました。
いろいろな内容が含まれており、1−2日ほど(*)、まじめに考えさせて頂きます。
(*)こういう意見の交換になると、寄る齢波がこたえます。どうか、お許しください。

21 :
遅くなりましたが、>>19 様にお答えさせて頂きます。
>>19 の内容を箇条書き >>22-24>>25 にしてみました。
そのうちで、2a.の「気がかり」は「重要」と読みたいのですがいかがでしょうか?
そう読んでよろしいようでしたら、御指摘には完全に同意します。
詳細な御吟味・御教示を有難うございました。厚く御礼を申し上げます。

22 :
(続き)
1.
数式への期待や理想が高すぎる。
原理・原則の数式を完全に再現することはできない。
論文や教科書には理想状態と書いてある。
1a.
現実世界が理想状態ではないのは明白。
数式を信じないと言い切るのは乱暴。
単純な数式ほど再現ができない。

23 :
(続き)
2.
数式があれば目安を立てることができる。
制御因子の候補や、誤差を物理量として捕らえれば何がどこに効きそうかの一つの手がかりに。
数式の再現精度よりもそちらの方が重要。
2a.
数式が好きであれば、数式で表現しきれないものの本質は見えている。
それが数式の矛盾であり「研究」だから、誤差を取り扱うことが気がかりになる。

24 :
(続き)
3.
品質工学は「工学(技術)」だから数式の矛盾(原理原則そのもの)を論じるのは筋が違う。
研究は技術者がするべきものではない。
明確な矛盾がある原理原則を使って開発をしてはならないのでは?
3a.
強引に品質工学を適用するのは品質工学が何にでも使えると錯覚させた人の問題。
タグチメソッドそのものを否定する問題ではない。
人(伝道者)の問題であり、手法の問題でない。

25 :
>そのうちで、2a.の「気がかり」は「重要」と読みたいのですがいかがでしょうか?
理想状態にならない⇒誤差の影響である、という出発点に立つと、誤差を数式に取り込めれば
それは誤差でなくなります。これが誤差を取り扱うことで、「研究」活動と考えます。
品質工学でいう、誤差を制御する「工学活動」とは意味が違いますが、「重要」なことではあります。
貴殿が誤差を「原理原則」に取り込もうとしているのか、「技術」に取り込もうとしているのかで、
重要の意味合いが違います。私は前者のことを伝えたつもりです。
蛇足ではありますが、気にかけていただけると幸いです。

26 :
>>19 様 重要 ((!)) な補足 >>25 を有難うごさいました。
(課題a)数式にどの誤差をどう取り込むかの 「研究」 と
(課題b)誤差の小さい条件にどう到達するかの 「技術」 との区別は、結局、
手元で使う数式の 「原理・原則」 が実在のどこまでを取り込んでおり(範囲A)、
実在のどこから先がその数式には取り込まれていない 「誤差」 なのか(範囲B)、
その区別と密接な関係がありますね。その意味では、
タグチの数式は、個別の実在とは独立の純粋な数理形式に基づくので、
範囲A または課題a よりも範囲B または課題b にかかわるでしょう。  (続く)

27 :
(続き)
>>19 様の補足 >>25 とは別に、実は「私」は下記の (追伸) を用意して
いましたが、連投規制の警告で御返事できず、 黙って見ていました。
ただし、>>21 で予告しました箇条書き >>22-24>>25 の流れでは、幸運にも、
御意見 >>25 を補足 >>25 としても無理は無く、その点では、安心でした。
さて、用意していた「私」の (追伸) を書き込みます。
(追伸)
タグチ動SN比が測定誤差を
測定値の表示値の尺度の上から測定値の真実値の尺度の上に
読みかえる表現の一つに過ぎない、そう気づいてから、「私」は、
タグチメソッドそのものまで、まったく否定するようになりました。
それまで 1、1a、2、2a、3、3a の姿勢でしたが、よくわかってみると、
タグチでなくとも可能な全部を引っ張り込む無理は大きいと思います。
これはタグチに対する現在のほぼ最終的な「私」の姿勢です。
詳細は、また、追い追い、いろいろな形で吟味させてください。

28 :
>>14 > 完全気体の状態方程式、すなわち、ボイル・シャールの式はとても単純ですが、
.... > 実在気体の状態は表わしきれず、実データを測定して状態曲線図を描がきます。
ここのところですが、説明を追加します。材料・物性関係でよく使われる図面に
相図 (phase diagram) または状態図(material state diagram)があります。
横軸上に温度Tをとり、縦軸上に圧力pをとり、この図面の上の一つの点(T,p)で
温度Tと圧力pとの任意の組み合わせを表わして、たとえば、水が、温度Tと圧力pとの
組み合わせ(T,p)で、固体か、液体か、気体か、を図面の上のすべての点に書き込むと、
図面の上で、固体相、液体相、気体相、のそれぞれの範囲が描がき出されます。
その各々の相と相との境界線、すなわち、相転移の曲線もこの図の上に表わされます。
この結果を数式(=状態方程式)で書くのは大変。実用的には図面が全部、それで十分。
こういう図面表示、または、その上での孤立した点の情報でも、それが何よりも重要。
>>14 で申し上げているのはそういう意味のこと、初等的な経験、ですね。そういう
初等的な経験が重要なので、それを遊離して、数式をこねまわしていても・・・ orz
繰り返して申し上げますが、「私」 は数式が好き、得手、です。ほかには何もできませんが、
だから、タグチでも、タグチでなくても、数式の限界には敏感、すぐ気づく ((!)) のです。

29 :
>>28 気づいてみると、数式ではどうにもならない、この種類の世界は数多い。むしろ、
数式で何とかなる種類の世界のほうが特殊。実は、「私」 だけ ((!)) が気づくのではなく、
どなたでも、落ち着いて周囲を御覧になれば、なるほど、とお気づきになるでしょう。
状態図のほかにも、化学式・化学構造式も、数式ではどうにもならない世界ですね。
最近は熱力学や量子力学の計算式があるぢゃないか、と生わかりは言わないでください。
そんな種類の計算式などは、状態図とか化学構造式とかを普通に使うときには、使えません。
数式だから、信頼できる、などというのは、完全に錯覚、思い込み、思い違い、です。
数式ではどうにもならない世界が大切です。それから、数式で何とかなる世界の中でも、
タグチはその特殊な一部分。それに惑わされて、もっと大切な世界を忘れてはいけません。
しかも、タグチは、単なる手段、どんな世界の中でも、便利に使われてこそ意味があります。
使う前に、タグチの勉強に引っ掻き回され手間・日間をとられるのは馬鹿げています。
タグチの専門家はタグチを誰にもわかりやすくすることに全力を挙げる必要があります。
その結果、タグチが呼び声ほどではなく、実は、食わせ物とわかれば、社会の利益は絶大です。
繰り返して申し上げますが、「私」 は数式が好き、得手、です。ほかには何もできません。
だから、タグチでも、タグチでなくても、数式の限界には敏感、すぐ気づく ((!)) のです。

30 :
>数式だから、信頼できる、などというのは、完全に錯覚、思い込み、思い違い、です

>「私」 は数式が好き、得手、です。ほかには何もできません。
どう整合がとれるのか?個人の問題でタグチメソッドは関係ない。
>使う前に、タグチの勉強に引っ掻き回され手間・日間をとられるのは馬鹿げています
どんな分野でも勉強が必要。これはただの言いがかり。タグチメソッドは数いる技術者が
かつて勉強してきた多数の分野に追加される1分野でしかなく、それに対する勉強量は
大したことは無い。
>その結果、タグチが呼び声ほどではなく、実は、食わせ物とわかれば、社会の利益は絶大です。
叫び主が問題なのであって、タグチメソッドが食わせ物という論理は飛躍していて読み取れない。
このお人は、反タグチを言いたいだけのために他の分野を貶めている。
もはや議論ではない。主観でアンチになっているようにしか聞こえない。
自分で孤立というのなら、なぜ仲間が増えないか論じて欲しい。論理が
一般性があり納得いくものであれば孤立しないはず。ぜひお聞きしたい。

31 :
>>30様 > 論理が一般性があり納得いくものであれば孤立しないはず
暴論に取り合って頂き、まずは、御礼と御迷惑に対するお詫びとを申し上げます。
晴れ晴れとお笑い頂けるよう、暫らく、よく考えを練り、お答えをさせて頂きます。

32 :
>>30様 仲間が増えず孤立は 「私」 の学習法が皆様とはまったく異なるからです。
専門知識には頼らず、小・中・高等学校の算数の延長でタグチを理解するだけです。
はじめて接した1950(昭和25)年代から1980(昭和60)年ごろまで、
分散分析は何をどう計算しどんな結果を求めているのか、わからず、ただ、傍観。
多変数関数の応答分解とわかり、その数式を代数演算子で書いて納得。−(1)
損失関数がどういうものか、「標準化と品質管理」 誌バックナンバーの田口原著
講義録を順に読んで、苦情率関数こそが本質、ほかにない、と理解。−(2)
1989(平成1=昭和64)年定年退職の後、残りの疑問の解決に専念。
2010(平成22)年、タグチ動SN比が測定誤差を
測定値の表示値の尺度の上から測定値の真実値の尺度の上に読みかえる表現に
過ぎず、ほかの各種のSN比も平均値と分散とに還元が必要、と理解。−(3)
累積法、オンラインQE、なども初等的な代数学・解析学の立場から見直しが必要。
やっと卒業。結果をお伝えできれば 「私」 は孤立せずに済みそうです。
(1)日本品質管理学会第18回年次大会(1988)講演3-3。
(2)第34回(中部支部)研究発表会(1988)発表6。
(3)日本品質管理学会第92回研究発表会(2010)講演4-5。

33 :
訂正: 1980(昭和60)年ごろ → 1980(昭和55)年ごろ

34 :
>>33 >>32 内容は難しくありません。ただ、見慣れない内容というだけです。
それと、タグチの守備範囲が広く、全部をお伝えするのに手間がかかるだけです。
断片的な補足を小出しにして、皆様には御迷惑をおかけします。恐縮ですが、
どの部分からでも、おひまのときの息抜きに、気楽に流し読みして頂きますよう。
ただし、どんな断片的な補足も、書き込んだのは 「私」 ですから、背後には単一
不変の 「私」 が常に実在しています。その背景を、ぜひ、御信頼ください。
掲示板は独占ではありませんから、とくに肯定派 (親タグチ) の方々からも、
当然ながら、御自由に、ほかの書き込みも、いろいろ、頂戴できますよう。

35 :
皆様と異なる、とういうだけの個人的な理由での反タグチなのですね。
>「私」 の学習法が皆様とはまったく異なるからです
これはまったく一般論になりません。それでは誤った情報を発信していることに
なります。個人の内面は議論のしようがないのですから。
また、「理解」との言葉がありますが、これもあなた個人の内面であり、
他人がどのように理解しているかと比較ができません。あなたの「理解」で
他人の「理解」を批判できるものでもないでしょう。
これでは「反タグチ」が「存在している」という情報のみを、過激な文言で
あたかも正統な批判であるように表現していることになります。
このことをまず反省すべきではないですか。
「タグチだから何でもできるはず − 親タグチの立場」となんら変わりは
ないのです。改めていただかなければ寄り付き難いのです。
>結果をお伝えできれば 「私」 は孤立せずに済みそうです
あなたの頭の中にしかないことでの予測は良くないでしょう。
これからの情報に期待しますが、議論の存在しない個人の判断のみで他者へ
情報を提供なさることの無いよう、厳にお願いしたい所存です。
私個人はタグチメソッドは必要に応じて使用させていただいている立場であり、
賛否どちらかに傾倒していないつもりです。
ただ、賛否の議論はどちらも主観的でなく一般論的な健全性のあるものであって
欲しいのです。

36 :
>>35様 の御意見はよくわかります。これまでの 「私」 の書き込みの全部がお答えに
なります。2chの過去ログも含めてです − 孤立ですから、web上で実名でなくても、当面、
タグチ否定は全部を 「私」 と見なして頂いても結構です。また、これからの 「私」 の
書き込みも、全部がお答えになります。もしも問題があれば個別に吟味しましょう。
これまでも 「私」 の発言は多いので、頭 (w) の中は、さらけ出しになっています。
もちろん、孤立は嬉しくありませんし、自分の錯覚、思い込み、思い違い、を無視しては、
何のためのタグチ否定か、わからなくなります。具体的な議論を心掛けましょう。
必要に応じてタグチを小・中・高等学校の算数の延長で使えるのは魅力ぢゃありませんか?

37 :
反タグチなのに、使うことを勧めようとするその矛盾はいかがなものか?
学習環境が整えば反タグチではない?タグチメソッドそのものが食わせ物だったのでは?
算数の延長では使えない。手法だから。
算数ができても車の運転ができないのと同じ。
人の作ったルール(道路交通法)を覚えないといけないから。
タグチメソッドも語句とルールを覚えないといけない。
教習所に通わなくても運転はできるようになる。
コンサルタントを雇わなくてもタグチメソッドは使えるようになる。
車の動く機構を知らなくても運転はできる
タグチメソッドの原理を知らなくても使える
ただ機構を良く知っていれば上手な運転ができるだろう
タグチメソッドも数理をよく知っていれば上手に使える?
これは成り立たない。なぜなら数理外の前提も手法の対象だから。
背景・目的など、技術ゆえのビジネスが絡んでいるから。
あなたはこの数理外のことをどのように捉えていますか。
それは算数の延長でしょうか。


38 :
>>37様 これまでに 2ch でもすでに何度も議論がありました。たとえば、
つぎのレスは 「私」 の書き込みですが、前後も御覧を頂ければ。
*********************************************************************
2ch タグチメソッドSN比 /247-248
. >> http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/sim/1204254314/247-248
.( http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sim/1204254314/247-248 )
> 247 :243 :sage :2008/10/24(金) 01:16:17  −部分−
>    タグチメソッドの考え方っても、数理形式は単に因子・水準という
>    ものがあるというだけですね。それ以前の、どんな因子、どんな
>    水準をとるか?は、タグチメソッドの話ではなく、どういう実験を
>    やるかという実験の構想の話で、その幅は無限に広い。
> 248 :243 :sage :2008/10/24(金) 01:18:24  −部分−
>    タグチメソッドの数理形式の話(A)と実験の構想の話(B)とを
>    区別しないのがタグチ「品質」工学の「幻想商法」の手口。
*********************************************************************
数理(A)と構想(B)とを区別すれば話は簡単。タグチの限界もわかります。
タグチに固有なのは数理(A)だけ。構想(B)はQCでもTQMでも同じ。

39 :
>>37様が御指摘の問題点は実は一つ一つ重要です。お答え >>38 を補足します。
1.小・中・高等学校の算数の延長、それほど、空虚な内容(A)を企業のかかえる
切実などんな問題の解決(B)にも使えると口先だけで言いまくるから食わせ物。
2.有名だから使いたくなる、実体は単純な数学遊戯、とわかれば、誰も使わない。
3.タグチの数理(A)は、省略実験など限られた範囲の数理手法として有効な
場合はあっても、企業活動を左右する指針とまでは惚れ込み過ぎですね。
4.どういう実験をやるかという構想(B)は企業活動の成否に関係しますから、
良い構想の指針は常に欲しい。QC、TQM、タグチ、何を使おうとです。
5.タグチの数理(A)が有効な場合はあっても、唯一無二ではなく、有効な方法は
ほかにもあります。どういう実験をやるかという構想(B)は、企業活動の成否を
賭けて、各々の企業の経営者・管理者・実務者一人一人が知恵をしぼっています。
親タグチの方々は簡単なことを難しくお考え過ぎです。これは 「私」 の本音です。

40 :
38-39の感想
・空虚な内容、単純な数学遊戯 →言葉は過激だが、論拠が無い
・SQCなど統計学も数学。数理が固有なのは中身が違うだけで統計も同じ。統計学も空虚な内容ですか?
・5.タグチの数理(A)が有効な場合はあっても →使えるんじゃん
・唯一無二ではなく、有効な方法はほかにも →だからといって反タグチの説明にならない
以上から、タグチは食わせ物だから反タグチと主張するのは説明不足。
「幻想商法」や「口先だけで言いまくる」との発言から、タグチメソッドを
商売に使うことに嫌悪していると読み取れる。
反タグチ数理ではなくて反商売なんですかね?

41 :
他社の発言が重要って言ってる割に、自分の発言に反映されないね。

42 :
>>40様 とてもたのしい御感想、そして、テンポの速さは若さの特権、みごとですね。
でも、タグチもSQCも品質技術も小・中・高等学校の算数も長い歴史がありますから、
まったり、といきましょう。結局は、書き込み >>5 が全部になるのですが ・・・

>>41様 考えてみます。他 「社」 とおっしゃってる意味が今一つわかりませんが・・・

43 :
>41様
反タグチ数理ですか?反商売ですか?問いに答えていただけないのですか。
ちなみに私は孫のいる年齢です。あなた様より一回りは若いと思いますが、
若さの特権はないと思います。私はカンが鈍い方ですので、曖昧な問答は
せず一つ一つ紐解いてくださると助かります。
>結局は、書き込み >>5 が全部になるのですが
なってるように感じませんよ。私はあなたの反タグチの主張を理解したい
所存です。親タグチはゴロゴロいますから、そのアンチテーゼに興味が
あります。ただし、一般性が過去のあなた様の記述からは読み取りにくい
ところが気になっています(強い言葉をお使いですが主観的に思えるので)。
また、様々な方の問いかけに対し、明確な回答ありきの返信をされていない
ように見受けられるところも話がややこしく聞こえるところです。
ぜひ、せっかくの少数派なのですからわかりやすく、そして楽しくやらせて
ください。

44 :
失礼しました。>42様、でした。

45 :
えっ、ええーぇっ、と・・・ 「 >41様 」 は 「 >42様 」 ですね − 「様」はご愛嬌w 、
さて、脱線を戻して、ですが、あらためて、ええーぇっ、と・・・ 鋭い切り込みにたじたじ、
反タグチ数理か?反商売か?− もちろん、反タグチ数理です ((!)) 、と言おうとして、
あわてて、言い直す、いや、タグチが数式をならべているが数理の体(タイ)をなしていない、
とても、数理なんて言えるものぢゃない、だから、小・中・高等学校の算数の延長として、
素直に、タグチを整理したい。と言うと、タグチの安易・浅薄な解釈でタグチを誤解させ、
タグチの偉大・深遠を損なう、と叱られる。そうなりゃ、反タグチと言うほかなく・・・ orz
その反タグチの主張を世人の理解できるように説明せよ ((!))  うっ mmm ・・・
さまざまの問いかけに明確な回答をしないのも不審ぢゃ ((!))  う、うっ mmmmm ・・・ 
これはかなわぬ。どうやら年貢の納めどき、うへへえーぇっ orz orz orz
まことに恐れながら、まずは1両日の御猶予を ・・・ orz orz orz orz orz ・・・ ・・・

46 :
>>45
数理の体( 「タイ」 ) は、正しくは、数理の体( 「テイ」 ) でしょうね。
体裁 (テイサイ) の体( 「テイ」 ) です。訂正させて頂きます。
意味は 体( 「テイ」 ) = 「かたち」 「形態」 「体裁」 です。

47 :
ぢゃ、タグチは、全部が、数字、数値、数式、数表、図形 ・・・ 、数理の体だん ((!?))
小・中・高等学校の算数も、数字、数値、数式、数表、図形 ・・・ がいっぱい。ですが、
それがタグチと違うのは、数字、数値、数式、数表、図形 ・・・ の一つ一つを、なぜ、
そう書くのか、意味があります。小(6)、中(3)、高等学校(3)、計12年間を
かけて、その意味の一つ一つを学ぶのです。その繰り返しと積み重ねとがあります。
タグチで困らされるのは、数字、数値、数式、数表、図形 ・・・ の一つ一つに、なぜ、
そう書くのか、はっきりした意味があるのか、無い(まさか!?)のか、わからない。
企業へ入って、先輩・職制 ・・・ から叩きまくられ、しごきまくられ、無理矢理、・・・
体で覚えるのはまともな理解ではありません。参考書はタグチ哲理を説くものばかり、
こんな馬鹿なことはない、世界の文明国の頂点を目指す日本国の現代というのに。
小・中・高等学校の算数の、数字、数値、数式、数表、図形 ・・・ の延長として、無理なく
タグチを学びたい。そのためにはタグチの整理が必要。これが 「私」 の主張です。

48 :
ご回答をありがとうございます。
ですが、やはり誇張表現は控えてください。本質が見えにくくなります。
それと、反タグチ数理か反商売か曖昧なままですが。
>タグチの安易・浅薄な解釈でタグチを誤解させ、タグチの偉大・深遠を損なう、と叱られる
親タグチの発言であり、数理がだめかどうかわかりませんよね。
>タグチで困らされるのは〜(まさか!?)のか、わからない。
あなたの理解の仕方が人と違うということが出ていました。
困っているのはあなたであって、万人とは限りませんよね。
>企業へ入って〜こんな馬鹿なことはない
これも、たたかれる、しごかれるのがすべてでない。そのような企業は
タグチが問題でなく、会社方針・上司がおかしい。なんでもタグチに帰結しては
危険。タグチのせいだ、という論理にならない。
あなたの主張は極端すぎてそのままでは同意しかねてしまう。
>世界の文明国の頂点を目指す日本国の現代というのに
飛躍しすぎですよね。
>無理なくタグチを学びたい。
数理の中身の問題ではなく、先輩・教育システムの課題ですね。
>とても、数理なんて言えるものぢゃない
に対して、論理のつながりがないですよ。
数理っぽく記述に入り、出口は人や環境の問題。
易しく、優しく、学べる環境があればあなたは満足なのでしょうか。
だけどあなたの理解の仕方は人と違うのですよね。それでは整理した環境は
あなた専用になってしまい、一般性がありませんが・・・。
整理する作業を誰にやってほしいのでしょうか。

49 :
>>46様 これまで多くの方にお世話になってきましたが、その方々と同等、または、その方々以上に、
善意に満ちた御姿勢で、詳細な御吟味を賜わり、厚く御礼を申し上げ、お答えをいたします。
1.誇張表現 − 誇張では無く、実感を述べています。極論も 「私」 の実感 ((!)) です。
2.反タグチ数理か、反商売か、どちらでもなく、反タグチです − 明確にお答えしています。
3.タグチの安易・浅薄な解釈でタグチを誤解させ、タグチの偉大・深遠を損なう、と昔から
  叱られているのは事実です。タグチの数理がだめかどうかは別の問題です。
4.困りきった 「私」 はDrT.の言説を徹底的に追跡し整理して、今は、少しも困っていません。
  ただ、万人が同じことを実行できるとはかぎりません。日間も手間も無いからです。
5.タグチでなく、会社方針・上司がおかしい、とまで、タグチを擁護するつもりは、もう、絶無です。
6.あなたの主張は極端すぎてそのままでは同意しかねてしまう − 具体的な御反論を歓迎します。
7.世界の文明国の頂点を目指す日本国の現代というのに ・・・ 飛躍しすぎ − そうでしょうか?
8.無理なくタグチを学びたい。数理の中身の問題ではなく、先輩・教育システムの課題ですね。
  − その面はありますが、上記4.項の努力をした今、タグチが問題の最大の根源と考えています。
9.タグチのさまざまの論述は、とても、数理なんて言えるものではなく、8.の判断となります。
A.数理っぽくというよりも、数理で記述に入り、出口は人や環境の問題 − 完全に同意します。
B.易しく、優しく、学べる環境を、上記4.項の努力で手に入れた 「私」 は完全に満足です。
C.だけどあなたの理解の仕方は人と違う − 当然です。4.項の努力は半端ではありませんでした。
D.それでは整理した環境はあなた専用で一般性がない。 整理する作業を誰にやってほしいのか。
  − 皆様に御利用頂けるよう、一般性のある結果を、手元のメモ帳などではなく、学会発表で公表。
  また、中間結果、疑問点、解説、などを、常々、2chなどでも、公表しています。

50 :
失礼しました。>>48様です。

51 :
詳細な回答をありがとうございます。
勘違いの無きように先に言いますと、私はタグチを擁護しているつもりはありません。
あなた様の意見がタグチという手法に向いているか、手法を取り巻く人達に
向いているか、まず知りたかったところです。反タグチという表現から、
両方に向いていると理解しました。強めの表現はあなた様の意思表現手法なので
しょう。ただ、受け取る側のことを考えるべきと思います(受信者が思考停止にならないよう)。
>3.「タグチの安易・浅薄な解釈」とは先生方は何を指して叱るのでしょうか。
>4.万人が同じことを実行できるとはかぎりません
  この作業の結果を平易な一般性のあるものとして公知にしたいとの狙いでしょうか。
>5.タグチを擁護するつもりは、もう、絶無です。
  私が気にするのは、企業の風土をタグチ教育にすり替えていませんか、というところですよ。
>7.飛躍しすぎ − そうでしょうか? 
  これは企業風土、企業教育の話題の中なので、企業→日本は飛躍と捉えたからです。
>8.その面(数理でないところ)はタグチと関係あるのですか、ないのでしょうか?
  タグチが問題の最大の根源とは、具体的にどのようなものでしょうか。
>9.とても、数理なんて言えるものではなく
まだ理解できません。なぜですか。>>47は個人的な主観に見えるからです。
>A.完全に同意します。
  で、あれば、記述はいったん数理で閉じるようにしていただき、人や環境は別トピックでお願いします。
>C,D
  では、孤立状態なのがなぜなのか理解しかねます。自己分析としては
  どのようにお考えですか。
  また、整理作業はご自身が続ける、ということですか。

52 :
>>51様 問題点がかなり煮詰まり、御礼を申し上げます。お問い合わせにお答えさせて頂きます。
長くなりましたから、いくつかの部分にわけて、時間をおいて、発信します。
0.(お便り >>51 の最初の部分) 1. タグチという手法か、手法を取り巻く人達か、
  反タグチという表現から、両方に向いていると理解した − そのとおりですが、 「私」 の
  出発点、また、到達点は、あくまでも >>5 >>13 、手法そのものがよくわからないので、
  どういうものか、素直に、わかりたい、だけです。小・中・高等学校の算数と同じように。
  2. 取り巻く人たちは、こんなに 「私」 にはさっぱりわからないものを、お一人お一人が
  どう理解なさっているのか、そこが不思議で、その御理解のなさりかたに関心があるだけ。
  3. DrT.に、他流試合の覚悟で、直接に接触し(1989)、中部品質工学研究会を紹介され、
  いろいろの方にお目にかかりましたが、どなたについても、常に、関心はそれだけ。
1.1. 強めの表現は意思表現手法、受け取る側が思考停止にならないよう、考えるべき − 
  御本心からの御忠告と思います。深く感謝いたします。ただ、 「私」 の場合、意思=表現手法、
  また、表現手法=意思、できるだけ、率直でありたい欲求があります。それと、親タグチ側からの
  手段を選らばない大宣伝を見ると、どれだけ強めでも足りない、と内心では常に思っています。
  2. ただ、受け取る側が思考停止、は、あらためて、なるほどと思わされました。
  その上で、意思表現手法、というお言葉を見ると、あらためて、考える必要を感じます。
  意思表現手法、であるならば、受け取る側が思考停止にならない穏やかな意思表現手法もあって
  いい、とお教えと思います。実はそれを 「私」 も、常々、探がし求めているのですが・・・
2.実質的には = 0.(上記) で申し上げている通りですね。           (続く)

53 :
(続き)
3.先生方は何を指して 「タグチの安易・浅薄な解釈」 と叱るのか − タグチの数理を整理する
  努力に対してです。分散分析の基本は多変数関数の応答分解とか、損失関数は苦情率関数と、
  言うと、常に 「タグチの安易・浅薄な解釈」 で 「タグチを誤解させる」 と叱られます。
  と言うよりも、その場では黙まっていて、あとで、あちこちで有象無象に言いまくっています。
4.万人が同じことを実行できるとはかぎりません
  この作業の結果を平易な一般性のあるものとして公知にしたいとの狙いでしょうか −
  すでに >>13 の2.項でも申し上げておりますが、タグチが唱たい文句どおりに企業活動の
  効率化をはかるならば、 「タグチの安易・浅薄な解釈」 は最も有効 ((!)) な方法です。
5.タグチを擁護するつもりは、もう、絶無です。
  気にするのは、企業の風土をタグチ教育にすり替えていないか、というところ
  − 昔、軍隊、今、企業、と言う感じは、すべての組織体にあてはまり、QES組織も、特に、
  最近の数ヶ月は、これまで以上に、ますます、その傾向が強い。ある種の必要悪ですね。
  それにしても、タグチ教育の実状は惨酷、愚劣、教える側が勉強不足・責任放棄です。
(6.極端すぎ、このままでは同意しかねる − 簡潔にお答えできす、残念です。)
7.飛躍しすぎ − そうでしょうか? 
  企業風土、企業教育の話題の中なので、企業→日本は飛躍
  − わかりました。経済・産業・技術だけでなく学問・文明・文化でも世界の最高水準を意識、
  しかも、理工離れ対策も急がれる中で、小・中・高等学校の算数を手直しだけで十分なのに、
  タグチを偶像化、神秘化、不毛に、企業も学校も振り回わされてはいけません。    (続く) 

54 :
(続き)
8.その面(数理でないところ)はタグチと関係あるのか、ないのか?
  タグチが問題の最大の根源とは、具体的にどのようなものか
  − 1. 小・中・高等学校の算数を手直しだけで十分なのはタグチの数理部分を身につける
  勉強についてですが、タグチの数理を企業の課題に応用する訓練 (=小・中・高等学校の
  算数では 「応用問題」 と言われている部分の訓練) は実務課題の中で生まれる例題に
  タグチの数理部分をあてはめて使ってみて実務課題を解決するほかありません。
  2. その場合に必要となるのは、タグチの数理部分の素養 (=小・中・高等学校の算数で
  は 「計算問題」 と言われている部分の素養) は当然、しかし、それだけではなく、
  その実務課題の生まれた背景にある実務の知識・技能・経験です。
  3. それは企業内・現場内での先輩から後輩へ脈々と受け継がれる歴史の総体でもあります。
  その歴史を前進させるために実務課題が生まれ、それは、企業・現場の意思で解決されます。
  ほかに解決の原動力はありません。それは個別の企業・個別の現場でそれぞれに異なるので
  あり、解決にタグチの数理部分を使うことが必要か、また、どう使うかはつぎの話です。
  4. そこのところを無視し、しかも、タグチの数理部分 (=小・中・高等学校の算数で
  は 「計算問題」 と言われている部分) を無視し、ろくに教えることもなく、まったく、
  関係もない、よその企業・よその現場の実務課題を、直接、受講者にぶつける。
  それがこれまでのタグチ教育です。その無理難題に 「私」 は腹が立ってきます。

55 :
8.(続き)
  5. DrT.は電信電話公社在職中からそれをやってきました。日本産業の成長の秘密がその
  タグチ手法にあると偶然にも誤解されたのをいいことに、世界にも拡大しました。
  そこに矢野宏師という旗振り役が現われて通産省の組織を巻き込み、技術普及と称して、
  タグチを売りに売りまくったのです。誰もブレーキがかけられない。
  6. 権威・権力を尊重するのは社会の原則であり 「私」 も、常々、従順です。タグチが、
  どれだけ、売りまくろうと、そして、誰がどこでどれだけ儲けていたとしても、 「私」 に
  は関わりありません。水をさすつもりも、逆らうつもりも、ありません。
  7. ただ、 「私」 はタグチがどういうものか、勉強しても、さっぱり、わからなかった。
  こんなに宣伝され、こんなに大勢の人が心酔しているのに、です。だから、タグチが
  どういうものかはわかりたかった。古典実験計画法も含めてです。少なくとも、数理が
  本質らしい、とまでは見当がつきますから、いろいろ、勉強をしました。
  8. その数理がわかってみると、なぜ、わざわざ、目をそらさせるのか、わからなくなってきた。
  努力を続けるうちに、タグチを根絶するほかない、と思うようになったのです。
  9. タグチの数理部分 (=小・中・高等学校の算数では 「計算問題」 の部分) を、まず、
  しっかり、教えないといけない。実務課題の解決の訓練は、個別の企業・個別の現場で
  それぞれに実施するほかないので、個別の企業・個別の現場にまかせるほかない。
  a. その実務課題の解決には、タグチも、または、ほかのどんな手法も、使ってよく、または、
  どれかを使わなくともよく、その判断は個別の企業・個別の現場がすることです。     (続く)

56 :
(続き)
9.とても、数理なんて言えるものではなく ・・・ 理解できない。なぜですか。>>47は個人的な
  主観に見える − 実は、タグチとかぎらず、古典実験計画法も、いろいろ、読んでみると、
  整理して小・中・高等学校の算数でわかるようにするには、随分、ほねがおります。
  効能書きはいろいろ書かれていますが、基本の 「計算問題」 の部分がわからない。
  タグチも古典実験計画法も利用者にとっては手段に過ぎない。改善が必要と思っています。
A.完全に同意します。
  で、あれば、記述はいったん数理で閉じて、人や環境は別トピックでお願いします。
  − もちろん、そうしたい、また、そうします。異論はありません。 >>49 A.項で、
  人や環境を出口と申し上げたのは 「応用問題」 の部分を意識しただけです。
B.
C.D.
  では、孤立状態なのがなぜなのか理解しかねる。自己分析としてはどう考えているか。
  また、整理作業は自分で続ける、ということか − 自己分析 mmm 、頭がヘンなのは自分が
  ヘンとは自覚しない、そこが本物のヘン、と言われそうですね。
  1. ただ、ヘンと言われたくない、という自覚だけはあります。
  そして、孤立状態を離脱したい、といろいろ努力を。どうも、それが足りなくて・・・
  2. 整理作業の前半 >>13 1.項 はほぼ終わり、後半 >>13 2.項 だけが残って
  います。自分で続けることに固執はしていませんが、ヘンと思われていては、自分からも、
  お願いはできず、ほかの方々も避けて通るでしょうね >0.が重要ですね。   (終わり)

57 :
掲示板という環境の中、長大な回答をいただき、恐縮です。
まずは、よく読ませていただきます。

58 :
読ませていただきました。勉強になります。
これまでずいぶんとお悩みになったのですね。
沢山お聞きしたいことがありますが、まずはいくつか。
(ご回答いただいたすべてについて一度に書くと発散しそうなのでご容赦ください)
数理部分について自己分析を進めて、反タグチに行き着いたと理解します。
今、現状では数理部分(>>38,39の数理)はEXCELや専用ソフトに任せてしまい、
構想部分(>>38,39の構想)に精力を傾けるのが世の主流でしょうか。
計算は使い方を知っていれば十分で、要因効果図を読めれば良いと。
タグチメソッドが訳語の通り「手法」である以上、そこ(数理)に関心を
持たせないとあなた様の主張は受け入れられないと思われます。
タグチメソッドの入り口が構想にあり、数理は道具としか見られていない現状を
見直させることが第一歩でしょうか。(入り口を決めるのが宣伝なのは私も残念ですが)
その潮流が起きてからでないと、数理部分の議論が進まず、いつまでも一般論
なのか、あなた様のこだわりなのか、社会的な評価が出てこないでしょう。
もう一つ、数理が体を成していないとして、先般記述のありました>>39のように
>タグチの数理(A)が有効な場合はあっても、ということがあるのはどういった
理由とお考えでしょうか。また、様々な事例で効果が出たとの報告が現実で、親タグチの
方々はそれを拠り所にしているしていることもあります。
これに対して、何らかの考察はあるのでしょうか。
(これに納得のいくご意見がないと、親タグチは振り向かなさそうですが)

59 :
>>58
本質的な御吟味を有難うございます。
頂戴したお問い掛け >>58 だけでも内容は多面的、しかも、妥当で驚ろかされました。
58.1 数理部分(>>38,39)はEXCELや専用ソフトに任せ、構想部分(>>38,39)に精力を傾ける、
   入り口が構想、数理は道具 − 現場としては当然の姿で、悪いとは思いませんが、
   問題は入り口がそのままタグチメソッドへの入り口に限定されること。
   構想の目的は、あくまでも、企業現場の実務課題を解決することにあるはず。
   タグチを使う使わないにかかわらず共通のもの。タグチの独占するものではない。
   数理も、タグチだろうとなかろうと道具、タグチに限定する必要はない。
58.2 タグチの数理(A)は、応答関数が主効果だけに分解されると仮定して、実験数を
   大幅に減らし、探索実験を短期間に実行しますが、これが有効なのは、すなわち、
   成功するのは、対象とした実務課題の内部構造が主効果仮定を満足する場合。
   厳密でなくても、近似的にでも、主効果仮定を満足すればいい、のですが、それは
   あくまでも、相手 (=外界) 、すなわち、実務課題の内部構造しだい。
   確認実験で判断するほかなく、当然、失敗の場合もあります。
58.3 最大の問題は、実は、確認実験の成功のあとで、その成功とはまったく別に、
   実務課題の解決そのものの成功/失敗の判断を、タグチの内輪ではなく、実務課題の
   専門分野の専門担当者に判断してもらう必要があることです。
   これまでの成功例の数多くは、タグチの内輪だけで、確認実験の成功だけを報告して
   いますが、専門分野から見た一般性まで考えた成功例にはなっていませんね。

60 :
並行暫定スレの御連絡 − このスレを 御覧/御発言 の皆様に。
kamome 事故まではタグチ関連のライブスレがいくつかあり >>2、複線的な議論が
できましたが、現在はこの暫定スレだけ。不便な場合もあります。
同じ材料物性板に便利なスレがあり、趣旨をよく理解した上で、適切な場合には、
並行暫定スレとして使わせて頂きましょう。早速、書き込んでおきました。
また騙されたんだなここは材料物性板だよ /83
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/material/1286662154/83

61 :
>58様 ご意見が大分見えてきました。
58.1 タグチだけに限定する必要がないのは理解できます。ですが、タグチだけを
排除するのはまだ拙速だと思います。他項と同列に下記します。
58.2〜3 各技術、または理論の基本式に関わる変数を制御因子に割り当てれば、その因子は
必然的に優位になるでしょう。当たり前のことですが、基本式から制御因子を
出せなければ実験は失敗する確率が高いでしょう。誤差も同様ですよね。
実務課題の内部構造を基本式まで還元できることがまず前提にあると思います。
(これを語らずに推進するのは良くないと思います→親タグチの方々へ)
タグチメソッドはこの前提があれば、良い道具と認識しています。効率を考え
れば他手法に見劣りしないような感じもあります。認識がおかしいでしょうか。
技術の専門家がタグチメソッドを最初から使えばよいですが(成功判断と
実験そのものを同一者が行う)、推進者が技術者でないことが多々あるで
しょう。「タグチの内輪だけで」は良い表現ですね。
結局、構想、数理の他に技術力(どこまで技術の基礎がわかっているか)の
3つに帰結するのでしょうか。3つが揃えば使えるものではないのでしょうか。
逆に言えば揃っていなければタグチに限らず何でもダメと思うのですか。

62 :
>>61様 詳細な御吟味に、重ね重ね、御礼を申し上げます。
それと、タグチについての深い御理解に、本心、敬意を表します。
61.1 構想、数理、技術力、揃っていなければ、何でもダメ − 完全に同意します。
   この 「構想」 と 「数理」 とは >>38 >>39 からのものですね。
   企業活動の成否を賭けて、各々の企業の経営者・管理者・実務者一人一人が
   知恵をしぼって、やる実験の 「構想」 と 「数理」 とです。
   その実験は、学問的な研究活動のための実験ではなく、 >>59 の 58.1 項
   の第2段落で言う 「企業現場の実務課題を解決する」 ための実験ですね。
   その道具(の一つ)が 「数理」 であり、タグチの(道具の)全部です。
   道具より前に、当然、どんな実験をやるかの 「構想」 が重要ですが、
   タグチはその部分には口を出すな ((!)) と言うのが 「私」 の主張です。
   この主張が政治的に見えても、そんなことよりも、タグチの 「数理」 を完全に
   理解するためには、(正に御指摘 >>51 >A.項のとおり)、記述はいったん
   数理で閉じて、人や環境は別トピック、とすることが絶対に必要です ((!))
                                    (続く)

63 :
(続き)
61.2 ここで、ぜひ >>54 を、すなわち、8.項、そして、1.2.3.4. の各項を、
   今一度、あらためて、お読みください。実務課題の背景には歴史があり、
   実務の知識・技能・経験が必要、= 技術力 ((!)) ですね。
   実験の 「構想」 の土台となるのは技術力 ((!)) − 最も重要ですね。
   タグチで困らされるのは、道具の 「数理」 の部分を背後に押しやっておいて、
   企業経営、すなわち、実務課題に関わる実験の 「構想」 に口を出し、
   受講者の全部を、ごっそり、タグチ信奉者に組み込むことです。
   その結果、企業の実務課題の解決の姿勢は、完全に、タグチの中だけに、
   限定され、矮小化され、ほかのどんな発想も排除されてしまいます。
   実務課題解決の手法はいろいろありますが、こんな極悪の手法はありません。
.                                    (続く)

64 :
(続き)
61.3 実務課題の内部構造を基本式まで還元、この前提があれば、タグチメソッドは
   良い道具 − (になる場合もある)と補足させて頂いて同意します。
   その基本式が主効果仮定 ( >>59 の 58.2 項 ) を満足することが
   タグチ流の確認実験で確認された場合に、結果的に、良い道具になります。
   これが成功すれば、タグチは驚ろくばかりの最強の道具、効率最大、ですね。
   ただ、基本式まで還元、までのあれこれを考えると、昔からの1因子手探ぐりも、
   案外、捨てたものではない、やはり、技術は経験の地道な繰り返し・積み重ね。
   もぐらたたきと言われようと ・・・ これは 「私」 の負け惜しみ、信念。
   昔からの1因子手探ぐりをタグチで補足、というのが 「私」 の理解。
   アルプス電気の谷本勲氏の 「ppm 時代の品質管理」 に書かれている企業現場で
   の悪戦苦闘の背景にある地道な技術姿勢を貴重と 「私」 は見ています。
                                    (続く)

65 :
(続き)
61.4 技術者がタグチを使い実験も判定も行なえばいいが(a)、推進者が技術者で
   ないことは多い(b) − まず、(a)ですが、企業組織の切実な問題を
   お考えと拝察しますが、 >>59 の 58.3 項で「私」 の申し上げているのは
   いわゆる 「気狂いニート」 としての傍観的な姿勢・評論に過ぎません。
   と言うよりも、QESなどで公表されている成功例はタグチ流確認実験の成功
   で終わっているが、企業現場の実務課題の解決という基本の立場から見れば、
   個別分野の具体的・専門的事実を正確に見た上での判断が必要ですね。
   つぎに、(b)ですが、推進者が技術者でないことは多い、とはっきりお書き
   になっているのを見て、うーん、そういうこともあるのか、とびっくり。
   最近もKazz師の掲示板の発言 4675 で ken さんという方が 「設計者では
   なくパラメータ設計を支援する立場」 と書かれているのを見て、やはり、
   大企業となると、すごいんだな、とびっくりしたばかり。重ねてびっくり。
                                    (続く)

66 :
(続き)
61.5 結局、 >>54 の 8.1.2.4. 各項、 >>55 の 8.の中の 9. 項、
   そして、 >>56 の 9.項 および A.項、 それぞれの中で申し上げて
   いる 「計算問題」 と 「応用問題」 とのうち、 「計算問題」 だけ
   を担当する部門なのかな (?) とも思うのですが ・・・   
   どうも、そうではなさそう。大変、失礼な勝手な想像ですが、そういう部門が
   現在、本当に実在するとすれば、多分、タグチ大宣伝の誤解の産物。以下引用。
****************************************************************************************
>>29 (一部分)
しかも、タグチは、単なる手段、どんな世界の中でも、便利に使われてこそ意味があります。
使う前に、タグチの勉強に引っ掻き回され手間・日間をとられるのは馬鹿げています。
タグチの専門家はタグチを誰にもわかりやすくすることに全力を挙げる必要があります。
その結果、タグチが呼び声ほどではなく、実は、食わせ物とわかれば、社会の利益は絶大です。
>>47 (一部分)
小・中・高等学校の算数の、数字、数値、数式、数表、図形 ・・・ の延長として、無理なく
タグチを学びたい。そのためにはタグチの整理が必要。これが 「私」 の主張です。
(あわせて  >>54  も御覧ください)                 (引用終わり)
****************************************************************************************
   整理を終わってみると、むつかしくなく、これまでのタグチ普及教育なんかより、
   はるかに容易に、タグチの 「計算問題」 の部分の教育は実行できます。
   企業内の専門家よりも、最終的に、小・中・高等学校の先生方におほねおりを
   頂きたいところですが、まず、大学・国立研究機関の数理統計学、工業数学、
   などの御専門の先生方に真実の御吟味を賜わりたいところです。      (終わり)

67 :
なかなか読み込むことが大変になってきました。
ちょっと一服させてください。情報量が多く消化不良になりそうなので。
>推進者が技術者でないことは多い
これは企業体において企業規模にかかわらず品質保証、あるいは品質管理を
担当する部署が必ずあり、そこの人間が「品質」というキーワードでタグチを
知り、展開してくるというパターンが目立つためですね。
この「品質」部署では現場技術者出身は多少いますが、開発設計技術者出身は
稀でしょう。(開発設計技術者出身を意図的に品質部署に集める企業は、競合他社
にとっては脅威でしょうね)
技術者ではない人間が推進しても、効果の本質判断ができないのは問題、は理解
できますね。SQCでもQFDでもQEでも、体裁だけで語る人のなんと多いことか。(愚痴ですが)
これが各手法の宣伝の産物か、品質部門の良心からのおせっかいかはわかりませんが。
すみません、今回は雑談でした。

68 :
>>67様  >>62-66 は書き方が拙劣、御迷惑をお詫びします。
このへんで一服、それは、むしろ 「私」 のために必要ですね。反省します。
それと 「私」 の 「気狂いニート」 としての傍観的な姿勢・評論 >>65 =
タグチの数理を理解したいだけという基本姿勢がわかりにくいですね。
− 企業現場の実務課題の解決という基本の立場から見れば、個別分野の
具体的・専門的事実を正確に見た上での判断が必要 >>65 61.4 第2段落。
ここのところですが、 「私」 からすれば、タグチの本質は数理だけなので、
企業現場の実務課題の解決に応用して、タグチ流確認実験に成功しても、
タグチではない、ほかの方法による解決に比べて効果的かどうか?を
企業現場の固有技術の立場で判断する必要がある、そうしないと、解決が
タグチの世界に限定され矮小化されてしまう、と言いたいのです。
ですから、QESだけでなく、個別分野の固有技術の学会でも発表が必要、
もちろん、その場合にはタグチ流確認実験の成功は単なる補助手段の成功に
過ぎず2次的な問題。それよりも、本来の企業現場の固有技術の立場から
見て、実験結果が課題解決に何を付け加えたかを記述してほしい。
体裁だけで語る ・・・ 宣伝の産物か、品質部門の良心からか ・・・ 
− 宣伝に触発された良心 = 結局は、企業内で認められたい上昇志向・
出世志向。非常に根強く、宣伝側も目をつけて常に働きかけていますね。

69 :
>>58 です。 >>58 の最後の部分に追加します。
企業内で認められたい上昇志向・出世志向は健康な衝動であり、企業に
所属する構成員の活動の源泉ですから、否定する必要はありません。
これに宣伝側が目をつけて学会賞とか働きかけるのも許せるでしょう。
ただ、宣伝側の売り込む実質に内容がなく空虚であるとからまわりになり、
企業や人々が罪も無く巻き込まれるのは社会の大きな損失ですね。
売り込んでいる中身が何かは、売り込み側も買い手側も、常に、よく見て、
売り込み過ぎ、買い込み過ぎ、は注意深く避ける必要があります。
タグチの本質は数理だけであり現状はどう見ても売り込み過ぎですね。

70 :
訂正です: >>58 です。 >>58 の最後の部分に追加します。
(正)   >>68 です。 >>68 の最後の部分に追加します。

71 :
一服を一服して(笑)やってきました。
このところ、QESでは「技術者」という言葉がよく出てきます。
構想、数理、技術のどの担当者のことなのでしょうね。全部でしょうか。
「品質」を語るとき、様々な手法があります。それぞれ得手不得手が
ありますね。私が思うには、技術者(品質工学推進者ではない)は
技術や品質の上流下流を広く見て、課題にあわせた手法を合理的に選び、
使えばよいと思う(専門技術だけでなくその活用法を勉強しないといけませんが)。
品質工学はそれらの一つでしかないのは明らかですね。品質工学に縛られる
必要は無い。(品質管理検定でも数あるうちの1分野の扱いですし)
kazz様のところでは「ほんまもんの技術者」という言葉がでてきますが、
品質工学に縛られている時点で本当に「ほんまもん」なのでしょうか。品質工学が
技術のすべてを統括するものではないと思うのです。
(kazz様の主張は十分理解できますので真っ向批判ではありませんが)
とは言っても、タグチメソッド数理が嘘をついてるわけでも、技術がそっぽを
向いているわけでもない。構想段階での品質工学縛りが変である。
・・・と考えれば>>63の主張は理解できます。
うーん。どうしても構想の品質工学縛りところが気にかかります。
技術者に構想能力が無く、縛りを許容してしまうのか。
トップダウンに逆らえないというサラリーマンの性から縛りを許容してしまうのか。
「パラダイムシフト」という物珍しさから許容してしまうのか。
構想、数理、技術が揃わないのに縛られるのは・・・宣伝で思考停止しているから?
これは、人のメンタルの問題に・・・なるのでしょうか。
kazz様は縛られろと言っているのでしょうか。
とりとめがなくてすみません。

72 :
>>71様 実に深い洞察ですね。適切な言葉で簡潔に内心を言い尽くせず、
大変にもどかしいのですが、今更ながら、深甚な敬意を表します。
Kazzさんをどう見るかの御意見についても完全に同意します。 「私」 は
これまで、あちこちで、Kazz師 と呼んできましたが、あの画に現われて
いる目の確かさと手の確かさとだけでも、実は、尊敬しています。
ただ、あれほどの人物がタグチになると、妙に、縛られてしまう、だから
思わず Kazz師 と呼んで、その縛られかたを 「私」 は常に批判している
のですが、その点の落差の実質を、完全には、理解できずにいます。
それと、政治問題まで単純に割り切る発言は疑問に思います。
経験の範囲は個人個人で異なり、経験不足の部分にタグチを刷り込まれて
しまうと、縛られてしまう、案外、そんなことかもしれませんね。
でも、あの目の確かさと手の確かさとその背後にある感性・理性の明敏さ
から見て、話のわかる人であることは間違いなく、落差・疑問の点を、
そのうち、本心で話し合ってみたいと、以前から思っています。
関西品質工学研究会の新SN比について Kazzさん はDrT.を批判して
います。実は 「私」 は、ある部分、賛成、ある部分、反対ですが、
それは別として、Kazzさんの精神の姿勢には光明を見ています。
Kazzさんについて、ほかにも申し上げたいことがあります。
それに関連して、 >>61様 がQEについて御指摘の、さらに
一般的・根本的な問題についても、申し上げたいことがあります。
明日はちょっと旅に出ますので、また、あらためて − 拝。

73 :
タグをまた間違えてしまい申し訳ありません。
>>72 の終わり近く >>61様 は >>61様 = >>71様 です。

74 :
パラメータ設計(ロバスト)→商品企画→許容差設計→安全設計→機能性評価→
→オンライン品質工学→MTシステムによる異常判断→QCへの引継ぎ・・・+固有技術。
技術者受難の時代やなw。まともにやったらぶっ倒れますわ。

75 :
DrT.がぶっ倒れたんだから間違いない ・・・ orz
ってことにならんようにと頑張ってるんだが、どうなることか

76 :
書き込み >>62 - 66 >>68 - 72 を読み返してウザい 「私」 に呆然、
考え込んでいましたが、これまでのしめくくりを書いておきます。
多くの技術・学問で数式は対象の状態・構造を描写するのに使われます。
したがって、数式を使うときには、描写の道具として、対象の状態・構造を
どう表現しているか?を具体的に詳細に説明することが必要です。
これに対して ((!)) 、タグチでは、DrT. の書物・論説の中に、かならず、
数式 (らしいもの) が書かれていますが、前後・周囲の文章を読んでも、
対象の状態・構造をどう表現しているか?の具体的な詳細な説明はなく、
ただ、その対象を議論する必要性だけがいろいろ述べられています。
タグチの文章は技術・経営・思想を叙述しますが、数式とは別のものです。
文章だけを読んでわかったらしい気になり、数式の意味は不明のまま。
対象の状態・構造を数式で理解したい 「私」 は耐えられません。
この愚劣が、数十年間、まかりとおってきているのはタグチだけですね。
.                            (続く)

77 :
(続き)
ただ、タグチの文章と数式とから、対象の状態・構造を数式で理解しようと
すると、大変な努力が必要。それ以前に、実は、数式の整理が必要です。
Kazz さんは、QESの中では、最もまともな、しかも、有能な人であり、
数式の理解にも堪能な人ではあります。しかし、彼でさえも、タグチの数式の
理解の点ではかなり大きな限界があります − 決して、彼だけではなく、
いわゆる数理統計学の専門家でも、その限界は似たり寄ったりです。
その結果、数式よりも表面的にはわかりやすく見えるタグチの文章(=哲学)
すなわち、技術・経営・思想の叙述にのめり込んでしまいます。
しかし、タグチ哲学が有難そうに見えても、また、極端な表現が面白そうに
見えても、内容は、タグチであろうとなかろうと、当然なことばかり。
だからこそ、誰もがわかったらしい気になり、こんなまともな考え方がなせ
広まらないか?と奮起・躍起、タグチ、タグチの大合唱 \呆/ ((!)) 。
海舟座談の 「おさんどんがお家の大事と掬文子をかついで走り出す」 のと
まったく同じ。戦略とかは無謀、国際規格などとは日本の恥 ((!)) ですね。
.                  (あと1−2日おいて、続く)

78 :
(続き)
困ったことに、タグチを誰もがわかったらしい気になる原因には、手法が
企業の利益に直結している、という 「大」 誤解があります。
タグチが語るタグチの考え方(=タグチ哲学)には、ほとんどまったく
当然に、企業の採算の議論が出てきますが、それはタグチであろうと
なかろうと、当然なことばかり。ただし、数式をかならずくっつけて、
いかにももっともらしく有難そうに見せかけるのがタグチの手口。
その数式が対象の状態・構造をどれだけ正確にとらえているかを地道に
吟味する努力は、むしろ、意図的に、常に背後に押しやられています。
経文に出てくる陀羅尼と一緒。まじめに勉強する気は誰も無い。それを
日本工業規格とか、国家規格とはそんないい加減なものでしょうか?
数式はおいてきぼり、床屋の政談だけがおおはやり、この風潮に流されて、
いい若い者まで、何人も、手垢の付いた戦陣訓をひねくって悦に入る。
若いころタグチを学んでわからず今もなお胃もたれしている高齢の社会的な
有力者 − 一流企業の経営者 − が、それをおだてて、悦に入る。
.                            (続く)

79 :
(続き)
タグチの数式で最も重要なのは、多変数関数(複数個の独立変数を含む)を
一般平均、主効果、および交互作用の和として表わす応答分解の式です。
.  ある一つの多変数関数( 独立変数1、 独立変数2、 ・・・ )
. ≡ 一般平均 + 独立変数1 の主効果 + 独立変数2 の主効果
.  + ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ + 各種の交互作用
この式の説明が厄介なために、いろいろな混乱が起こってきます。
実は、この式は、数理統計学の意味での、確率的な変動を含む式ではなく、
もっと単純な、確定的な変数だけを含む、完全に代数的な恒等式です。
タグチのパラメータ設計はこの式を 「応答」 にあてはめます。それだけ
ではなく、さらに、応答のばらつき 「変動」 にもあてはめます。
なお、どちらについても、各種の交互作用は、常に、0と勝手に仮定します。
そう仮定すると、分解の式は一般平均と主効果とだけで表わされ、計算は
いちじるしく簡単になります。これがタグチのセールス・ポイントです。
簡単にはなりますが、各種の交互作用を=0と勝手に仮定していますから、
計算結果は事実と一致しないかも。したがって、一致するかどうか、
そこは 「確認実験」 で確かめて、当たれば儲けもの、という考えです。
.                            (続く)

80 :
(続き)
応答分解の式 >>79 の説明には、数理統計学の専門家の間でも、いろいろの
考え方があります。古典・田口実験計画法の勉強を何年間も続けて 「私」 は
>>32 (1) の理解に到達し、やっと納得し、本格的な勉強に入りました。
実は、それよりもはるか以前に日本の代表的な専門家がアメリカ統計学会誌に
掲載されている論文と基本の部分の考えが同じとは、あとで知りました。
増山先生の追悼集会で、やはり、同じく日本の代表的な専門家のお一人が
アメリカ統計学会誌のその論文をかわった考え方と紹介されていました。
タグチでなければ数理統計学、この2つの流れの対立がよく話題になりますが、
数理統計学も一枚岩ではなく、将来的には、歴史の整理が必要と思います。
タグチが使う数理の大部分は数理統計学の数理ではありません。使っているのは、
数理統計学のうちでも、代数学的または解析学的な部分です。
DrT.も言っていますが、統計学的または確率論的な部分はほとんど使いません。
タグチが古典実験計画法の実用化を目的として始まり、今も、タグチについては、
タグチ専門家のほかには、数理統計学の専門家からの発言が多いのですが、
タグチの本質を真正面から単純率直に見つめ正確に把握するためには、非統計的・
代数学的・解析学的な面も積極的に考えに取り入れて頂きたいと思います。
.                            (続く)

81 :
(続き)
海外各国の数理統計学の専門家も、統計学的または確率論的な数理からタグチを
解釈、代数学的または解析学的な数理から解釈する姿勢は希薄です。
タグチでなければ数理統計学というのではなく、むしろ、タグチでなければ
代数学または解析学という対立をまじめに考える必要があります。
タグチの文章(=哲学)すなわち、技術・経営・思想とタグチの数式との間の距離を
正確に認識し、床屋の政談で膨張した錯覚・思い違い・思い込みを振り払い、
タグチの数式で DrT. が主張しようとした事実を、代数学または解析学の真実の
数式として、正確・精密に描写する、その作業にタグチ関係者は全力をそそぐ、その
必要があります。結果として、タグチにそれほど実質的な内容がなく、食わせ物、と
わかる場合も多いかもしれませんが、それは認めるほかないでしょう。
数理統計学とは関係なく、代数学的または解析学的な初等数理から、タグチの数理を見直し、
真正面から単純率直に見つめ、タグチの神秘性を根元から排除する必要があります。
理解を 「わかりやすく」 と主張すると 「わかりやすい症候群」 とからかわれ、
数式はおいてきぼり、床屋の政談・素人哲学だけがおおはやり、この風潮は放置できません。
戦略などと愚劣な言い逃がれはあまりにも大きな損失を社会・企業・個人に与えます。
タグチ幻想商法は、数十年間を費やして、終わりの時を迎えたのです。
.                  (あと1−2日おいて、続く)

82 :
>>77 の最終段落、海舟座談の引用部分の正確な原文はつぎのとおりです。
巌本善治(編)(1930)(1937, 増補): 海舟座談.,岩波書店,東京.
明治三十一年十一月六日、66頁、第2段落、 「此間も(このあいだも) ・・・
内(うち)の権助(ごんすけ)が、飯(めし)もたかないで、
勝家(かつけ)の一大事だと言って、騒(さわ)ぎ廻(まわ)って、
其上(そのうえ)、スリコギを振り廻して(ふりまわして)、
お三(おさん)と喧嘩などをやらかすと困るよ。飯をたく事はよくたいて、
其上の心配は、忠実に、心の中で仕て居れば、いゝ(いい)ではないか。」
>>77 最終段落の引用は不正確な記憶によるもので訂正させてください。

83 :
>>77 の最終段落、海舟座談の引用部分の正確な原文はつぎのとおりです。
すでに >>82 で掲示しましたが、引用誤まりがあり、訂正して再掲します。
巌本善治(編)(1930)(1937, 増補): 海舟座談.,(岩波文庫),岩波書店,東京.
明治三十一年十一月六日、66頁、第2段落、 「此間も(このあいだも) ・・・
内(うち)の権助(ごんすけ)が、飯(めし)もたかないで、
勝家(かつけ)の一大事だと言って、騒(さわ)ぎ廻(まわ)って、
其上(そのうえ)、スリコギを振り廻して(ふりまわして)、
お三(おさん)と喧嘩などをやらかすと困るよ。
飯をたく事は善(よ)くたいて、其上の心配は、忠実に、
心の中で仕(し)て居れば、いゝ(いい)ではないか。 」

84 :
いまさらですが、いつごろの人かと調べてみました。
勝海舟(1823 文政6 - 1899 明治32)
ゆうに100年は超えてますね。でも、今のことみたい。
このへんで、ぼつぼつ、 >>81 の続きに戻りましょう。

85 :
( >>81 から続く )
メディアが発達して、床屋の政談も、お三の喧嘩も、目の前に見え、自分も
自由に参加できるのはいいこと。2ch は最高。タグチもSQCも素人に
わかるようにしたい。何と言っても 「わかりやすく」 なくては ・・・
タグチについては、タグチの文章(=哲学)の技術・経営・思想の議論と
タグチの数式とはまったく別のものと考える必要があります。
タグチ哲学は社会の道理を説きますから、タグチでない哲学とも一致。別に
タグチと言わなくって十分。言えば自分もわからずタグチを宣伝するだけ。
タグチ数理の基本は代数的・解析的・非統計的・非確率的ですから、まず、
その数式で DrT. が言おうとしたことを明確に理解する必要があります。
きちんと調べてみると、それは、SQCとは関係がありません。その内容は
小・中・高・大学初年級の算数・数学を延長して容易に理解できます。
.                             (続く)

86 :
(続き)
ただ、タグチの数式の十分な整理が必要です。タグチ哲学もSQCも、一度、
完全に棚上げして、小・中・高・大学初年級の算数・数学だけをたよりに、
タグチの数式をよく読みなおし、 DrT. が数式で言おうとしたことを明確に
理解します。でも、実行の手間・日間は大変。そこで 「私」 の実行結果の
御利用を夢見てますが、今のところ、人の通らない裏道ですから ・・・
最近、わかって驚ろきましたが、測定値がブラウン運動で拡散して、
拡散幅がスモルコフスキーの式で増す、というタグチ・オンライン模型の
基本は、製品誤差・測定誤差がスモルコフスキーの式で増す、という仮定
だけであり、結局、確率過程も確率分布も関係がない。単に、一つの
確定的な関数関係を、先験的な模型として、仮定したに過ぎない。
これが真実であれば、タグチ・オンライン模型も、もっと簡単な定式化が
可能になります。こういう整理がタグチを使いやすくすると思います。
.                  (ここで、一先ず、終わります)

87 :
タグチ案内人:= 1=2=3=4
これから、しばらく、いろいろな追加・補足を、断片的に、どんどん、書き込みます。
皆様も、どの部分も、ご自由に御覧を頂き、また、ご批判など頂戴できれば幸わいです。
新らしいことは少ないのですが、 2ch の過去ログ >>2 も含めて、異なる側面から、
視点を変え、解釈を追加・補足するだけですから、おわかりの方は読み飛ばしてください。

88 :
タグチ案内人:= 1=2=3=4=87
この掲示板は公開のものですから、タグチ肯定派も、タグチ否定派も、それぞれに、自由に、
意見を書き込んでよいのは当然。なお、書き込みの責任は書き込んだ個人にあります。
運営に責任を転嫁するのは筋違い。自分で具体的・積極的な反論もせず、ただ、一般的に、
名誉毀損・誹謗中傷・削除責任と騒わぎ立てるのも筋違いです。過去ログも含めてです。
タグチ肯定派の皆様からも、ぜひ、具体的・積極的な御発言を頂戴できますよう。
匿名も仮名も結構ですが、批判の相手は名指しのほうがよい、と 「私」 は思っています (*) 。
(*) http://science6.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1022085231/359
.   品質工学(タグチメソッド) /359      ( ここの常駐:= 「私」 )
権助さんも、お三どのも、御遠慮なく、たのしくね ((!)) 「私」 も仲間ですから mhh 。

89 :
肯定派も否定派も 「上から目線」 >>12 >>13 は愚劣ですが、いろいろ見ていると、
その裏側に、ほとんど必らず、つきまとっている 「上への目線」 も愚劣ですね。
Kazz さんは、QES副会長・大会実行委員長を退任、お立場が変化しましたが、
引きこもりに陥ち入りやすいQEを開かれた状態に保ち続けてこられた多大の功績は
無視できません。しかし、QES組織防衛のために引きこもり側に傾斜するほかない
最高指導方針のもとで 「上への目線」 を無視する危険は大きかったでしょうね。
中堅ともなれば、のっぽ路線、つるぞう路線、などに垣間見える 「上への目線」 は
いじましいかぎりですね。品質工学は相手を 「圧倒」 する >>12 ほかに、さらに、
相手を 「懐柔」・「篭絡」・「操縦」・「幻惑」 する対人スキルですね。

90 :
しかし、この種類の対人スキルはQESだけではなくSQC・TQMでも役にたち、
QES、SQC、TQMが壁をつくらず仲良くできる素地はあります(w)。
Kazz さんは、掲示板 http://www2.ezbbs.net/12/kazz/ の発言 4839 で、 。
(社)日本品質管理学会中部支部 産学連携研究会・編、(財)日本規格協会・刊
(2010): 開発・設計における“Qの確保”―より高いモノづくり品質をめざして―
を批評なさっています。その内容を見ると、QES側からのKazz さんの御理解、また、
QES側だけでなくSQC・TQM側も含む産学連携研究会の方々の御理解、どなたも、
本業のかたわら、補助手段としての Taguchi、SQCおよびTQMをそれぞれに
勉強なさって御自分の御理解の結果を記述なさっている様子がよくわかります。
これは、そのまま、のっぽ路線、つるぞう路線、田村路線、芝野路線、など、中堅の
姿勢です。孤立否定派の 「私」 との最大の相違点は、どなたも本業のかたわらの
片手間の勉強ですから、タグチに正面から向き合ってはおられないことです。

91 :
>>90 訂正です。Kazz さん ・・・ の行の行末の区切り点 「 。 」 は余分です。
> Kazz さんは、掲示板 http://www2.ezbbs.net/12/kazz/ の発言 4839 で、 (正)

92 :
片手間の勉強には限界があり、Kazz さん、産学連携研究会の方々、さらに、のっぽ路線、
つるぞう路線、田村路線、芝野路線、など、どれも、結果は似たり寄ったり。しかも、
QES組織の中の 「上への目線」 があるために、なおさら、どなたの結論にも大差はなく、
もう、タグチと言わず、一般の 「QE」 のために仲良くなさっていいですね。
タグチと正面から向き合おうとすると、手間も日間も意外にかかります。本業の片手間では
準備さえも不可能です。専門的な高等数学、また、専門的な数理統計学はほとんど不要でも、
小・中・高校・大学初年級の算数・数学を地道に積み重ねるのは大変なのです。
そこを苦労せずにうまく跳び越えようとして、結局、床屋の政談・素人哲学に迷いこみ、
相手を 「圧倒」・「懐柔」・「篭絡」・「操縦」・「幻惑」 する対人スキルだけに
憂き身をやつしているのがQES系専門家の皆様です。その惨状は目にあまります。
こんなものは技術でも学問でもありません。紛ぎれもない偽術・偽学です。
戦術とか、戦略とか、まったく、愚劣のかぎり。その上に、世間を愚弄しています。
混乱をつぎの世代に持ち込んではいけません。QESは至急に整理が必要です。

93 :

タグチと正面から向き合うのに最も必要なのは途中で自分自身をごまかさないことです。
自分自身にわかる、自分自身に、まだ、わからない、二つの間の明確な区別が常に必要です。
小・中・高校・大学初年級の算数・数学も、正しくきちんと計算し、考えの筋道(論理)を
正しくきちんと理解する。自分自身をごまかしての上わっつらの生わかりは無用です。
相手を 「圧倒」・「懐柔」・「篭絡」・「操縦」・「幻惑」 する対人スキルだけで
企業組織内の格付けが決まっても、タグチに持ち込むと何もわからず終わります。
>> 品質工学(タグチメソッド) /524-535
>> http://science6.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1022085231/524-535
ただし、お花畑に棲み続けるのにはそれなりの覚悟が要ります。
朝(あした)に道を聴けば夕(ゆうべ)に死すとも可なり、という覚悟ですね。
それは普通の常識人にはできません。社会生活から撥ね出されてしまいますから。ただ、
誰かが、たった一人でも、そこを泳ぎ切って道を開けば、その結果は誰も利用できるのです。

94 :
>>92-93 に補足します。具体的な実例を、何日かたってから、さらに補足させてください。
> 92 タグチと正面から向き合おうとすると、手間も日間も意外にかかります。
> 93 小・中・高校・大学初年級の算数・数学も、正しくきちんと計算し、考えの筋道(論理)を
> . 正しくきちんと理解する。自分自身をごまかしての上わっつらの生わかりは無用です。
ここのところですが、特別の才能が不足しているからではなく、そのための作業が 「力仕事」 、
古い言葉で言うと 「土方仕事」 (どかたしごと) だからです。頭脳労働ではなく、
むしろ、肉体労働であり、手数と時間とだけをきちんと積み重ねるだけだからです。
> 93 そこを苦労せずにうまく跳び越えようとして、結局、床屋の政談・素人哲学に迷いこみ、
> . 相手を 「圧倒」・「懐柔」・「篭絡」・「操縦」・「幻惑」 する対人スキルだけに
> . 憂き身をやつしているのがQES系専門家の皆様です。その惨状は目にあまります。
> . こんなものは技術でも学問でもありません。紛ぎれもない偽術・偽学です。
> . 戦術とか、戦略とか、まったく、愚劣のかぎり。その上に、世間を愚弄しています。
> . 混乱をつぎの世代に持ち込んではいけません。QESは至急に整理が必要です。
結局、手抜きはうまくいかないのです。必要なのは実直であり愚直であることだけです。
常識人として普通の頭脳労働で裏打ちされた、しかし、大量の肉体労働、それが必要です。

95 :
品質工学でスレ検索してもHit無し
で、ここに来たんだけど、
前回の学会誌に、2009年度の総会資料はHPに掲載、て書いてあるけど
いまだに掲載されないのはなぜ?

96 :
【品質工学会員向け】 2009年品質工学会 総会 報告 [2009.8.17]
http://www.qes.gr.jp/information/qes_soukai2009.pdf
http://www.qes.gr.jp/information/qes_soukai2009_kaikoku.pdf

97 :
訊ねるほうも答えるほうも何か間が抜けてて笑える。QESらしい。

98 :
時空を超越した存在だからなー

99 :
金銭も名誉も俗世のまま時空超越だから困るよな
そお言や麻原彰晃尊師の空中浮揚てのがあったな
やっぱり健全に身体を動かして働らくのが一番な

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