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2012年09月ニュー速VIP+100: 安価踏んで半生を語り傾聴し合うスレ★3 (626) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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安価踏んで半生を語り傾聴し合うスレ★3


1 :2012/10/11 〜 最終レス :2012/11/03
びっぷらに長くある半生スレです
自分のこれまでの半生を振り返って、誰かに聴いて貰いたいなって思ったことはありませんか?
でもスレ立てる程でもないよな……、
そんな時にこのスレで、気軽に貴方の半生を語っていって下さい
誰もいないかな?なんて思っても心配しないで
ここは傾聴スレ
重い話も軽い話も、皆が見ています
仮にレスが無くても、必ず誰かが貴方の話に耳を傾けています
語り手さんへの質問・応援レスは大歓迎
きっと語り手さんは勇気づけられるでしょう
(語りの内容をよく汲み取って、語り手さんの邪魔にならないレスを心掛けて下さい)
★語り手さんは語り終わったら、5〜10レス程度先に次の安価をお願いします★
【たまに語りが尻切れトンボになることもありますが、その際は皆で適宜再安価をお願いします】
※前スレ
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1342605848/
※前スレ2
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1344989289/l50

2 :
ksk

3 :
ksk

4 :
kskst

5 :
このスレで安価を踏んでいって、あなたの半生を語っていって下さいね
安価する
>>7

6 :
ksk

7 :
ksk

8 :
あれ?踏んじゃった?

9 :
半生・・・・・じゃないけど
ありそうであんまり無い話を語ってみたいと思います。
よろしくお願いします。

10 :
私は今、いい歳のBBAなんだけど
今よりだいぶ若かった頃、とある人を好きになりました。

11 :
その頃の私は自他共に認める面食いで、その好きになった人は御多分に漏れず相当なイケメンでした。
そうだなぁ〜。芸能人に例えるなら本木雅弘にもんんんの凄く似てたからその人の名前は本木とします。

12 :
で、その頃の私のスペック
低身長ピザ
今で言うところの柳原可奈子に似ていたので柳原とする。

13 :
初めて出会ったのは友人の働く飲食店。
そこの社員をやっていた人で
「柳原の好みの男子が店に入って来たから私のシフトが入って無い日にウチの店に遊びに行こうよ」
と友人に誘われてお店にご飯を食べに行った時だった。

えーと、書き込みをちゃんとするの初めてなんだけど
こんな感じで大丈夫かな?

14 :
続けます。

本木の第一印象は
「確かに顔は良いんだが、すかしてるし感じ悪っ!」
だった。

その数ヶ月後、私は決定的な言葉を聞いて 本木に恋する事になる。

15 :
ある日、友人の店のスタッフの子が誕生日だと言うので飲み会をやろう!と言う話になり、何故か私も誘われた。
そこのお店の昔からいる人達とわりと仲が良かったので、ちょくちょく友人が誘ってくれていたのだ。
いつも、そう言う会合に本木は顔を出さなかったのだが、
その日に限って本木は来ていたのだ。

16 :
だが、飲み会に来てはいるものの
本木はすかした態度を崩さず飲んでいた。
「あいつ、なんだよ」と心で悪態をついていたんだが、他の人もいたし メインの子の事を楽しませたかったので
いつもの2割増位にはしゃいでみたり主賓を煽ったりしていた。

17 :
すると、それまでだんまりを決めていた本木が前に乗り出し
私の後を追うように主賓を煽り出したのだ。

後から友人が言うことには
本木はホントは相当ひょうきんで
お客さんや私みたいにたいして喋った事がない人に対しては すかす癖があるらしい。

18 :
一通り、色々2人で煽りまくった後
本木は私にその日一番の笑顔をみせてこう言った。


「お前、俺と似てるなぁ!」

19 :
今思えば笑っちゃうんだけど
その時、その瞬間、私の気持ちの中で鐘が鳴り響いた様な衝撃が走った。

一字一句間違いなく、私にとっての魔法のキーワードを本木はさらっと言ったのだ。
会った回数2回目にして、私は本木に一目惚れした。

20 :
その後、ぽおっっっとしながらも
本木と夫婦漫才もどきみたいにしゃべりたおし、大いに笑い合い、会合はお開きになった。

帰り道、私は重大な事に気付いた。



「電話番号、聞くの忘れた!!!」

21 :
家に着くなり友人に速攻電話し、
「本木の事、前にいかすけねぇとか言ったけど前言撤回!好きになっちゃった!で、電話番号聞くの忘れたから奴に教えてくれって言っといて!」
と言った。
友人は「やっぱね!」とドヤ声で笑った後、快諾してくれた。

22 :
数日後、友人から連絡が来た。
「お望みの番号ゲット♪今から会おう!」
速攻支度して、私は猛ダッシュした。

23 :
待ち合わせ場所に到着すると友人は既に到着していて
何やら小さな紙をひらひらさせながらにやけていた。

本木直筆の電話番号のメモだった。しかもご丁寧に一言書いてある。


「お電話待ってまーす♪」

24 :
私は有頂天になり、早速本木に連絡してみた。
本木は電話に出るなりケラケラと笑い
「早速電話掛けてきやがったなwwwで、いつ飲みに行く?」
と唐突に言ってきた。
「じゃあさ、友人と日程合わせて飲みに行こうよ♪」
と軽いノリの定で言ったら


「え?なんで?俺とお前でデートでいいんじゃないの?」
と本木。

あれ?これってイイ感じ?

25 :
ここまで書いて来たけど
「なんだよ!ケッ!ただの惚気じゃねーか!」
とお思いかと思われますが


ここから笑ってしまうような展開が起こりますw

26 :
みてる

27 :
続けたまえ

28 :
続けます。

日程を決め、本木と初めての飲みデート。
話題は尽きる事なく、ムードのかけらも感じず、
「まぁ、初回はジャブだしこんなもんかな?」と言った感じで終電で帰宅。

29 :
2日〜3日に1度位には連絡を取り合い、2週間に1回は飲みに行くペースで端からは順調に見えていた私と本木ではあったんだが、何かが足りない。




あれ?ウチらヤってねぇよ?www

30 :
柳頑張っσ(^^)

31 :
>>26>>27
ありがとう♪

若いとはいえ、その頃既に20代。
健全な男女ならヤって当然である。
「私、仲間として見られてて恋愛対象になってないのかなぁ〜。」
と思い悩んだりもした。
当然、友人にも相談したりした。
友人は「まぁ、ペースは人それぞれだからさ、焦っちゃダメだよ」
などと窘められたりした。

32 :
>>30
ありがとう♪
もしもし投稿だから遅くてごめんね(`∀`;)

そんなどっちつかずの状況を続けたある日、意を決して本木にこう言った。


「本木、話したい事があるんだけどさ・・・・・」

33 :
本木「何、何?話したい事って♪」


私「あのね、気付いてるかもしれないけど、私、私・・・・・・
本木の事好きなんだ・・・・・・。」



本木「・・・・・・・・・・・。」私「・・・・・・・・・・・。」
私の心の声「やっちまった??」

34 :
暫くの沈黙の後、本木が口を開く。


「俺さ、お前にこれから大事な話をしなくちゃならないみたいだから、ウチ来てくれないかな?」


え(・ω・`≡´・ω・)?ウチ?

35 :
青春じゃーん!
ほいでほいで

36 :
待ち合わせたファミレスを早々に後にし、歩いて5分位の本木の家に行く。

もしやもしや?!?!
と言う期待と
いや、泣かれると面倒だからウチに場所変えしたのかな?
と言う不安が交錯したが


そんな私の斜め上を行く展開が待ってるなんて
その時は思ってなかった。

37 :
>>35
ここから超展開だよwww

一本だけタバコ休憩します。
しばしお待ちをw

38 :
お待たせしました。再開します。
黙ったまま歩く本木。
その後ろをまたまた黙ったまま歩く私。
着いた本木の家はこじんまりとはしていたが男子にしては小綺麗で洒落た感じのワンルームでした。
「適当に座って。」と本木に促され椅子に腰を下ろすと
意を決したような様子で本木が語り出した。

39 :
本木「えーと、柳原の気持ち、俺薄々気がついてた。凄く嬉しいよ。ありがとう。だけど・・・・・・。」




だけど?何?

40 :
本木「俺さ・・・・・・・・・。
実は・・・・・・・・・・・。







ゲイなんだ。」




・・・・・・・・・・え?




なななななななんだってええええ?!?!?!

41 :
ざわざわ…

42 :
げげげげゲイ?!?!
その時、ある事がフラッシュバックした。

私と本木が2度目に会った場所、
そう言や、観光ゲイバーだったのだ。

43 :
>>41
www

あと、友人に悩み相談した時
友人がこんな事も言ってた。
「そう言や本木さぁ、カッコイイのに男の色気をあんまり感じないんだよねー。案外ゲイだったりしてwww」
あんたの言う通りだったよ。
あの時冗談で言ったつもりなんだろうがさぁw

44 :
私「えーと、冗談じゃないんだよね・・・・・・・。」
本木「柳原が真面目に告白してきてくれたのに冗談でこんな事言えるかよ!」
私「も、申し訳ない」
本木「俺だって、柳原だったらまぁ腹括って付き合うなり結婚するなりしても良いかと一瞬思ったけど、やっぱり自分に嘘はつけねぇよ」

いやいや、嘘つかれて偽装結婚みたいなのしたくないしw

45 :
柳お疲れw
その話は何年前だ?
ちなみに35のおっさんだが20そこそこの若いおっさんの頃
3日間に及ぶRで一人のおにゃにょこをレズビアーンから
ノーマルに起動修正したことあるぞ

46 :
本木「ごめんな、柳原。ホントごめん。
あ、あと、仕事場では隠してるから内緒にしてな。」
私「うん・・・・・・・。」



もう泣きそうだったが泣いても仕方がないので泣けなかった。

47 :
>>35
えっとね、おばちゃん四十路だから15年位前の話。
元々ゲイって知ってて友達になった人曰く
「レズの子は結構両刀だけど、真性ゲイは女抱けないのよ」
だってさ。

48 :
安価間違えた
>>45でした!すまない!

49 :
当然、サヨナラしたあと号泣した。


それにしても、ゲイの友達もいるのになんで本木がゲイだったの気づかなかったんだろう?
そんな事が頭を過ぎり、
気が付けば本木の事好きになったきっかけのゲイバーに足が向いていた。

50 :
>>47確かにそのようね
その点では女は偉大だと思ったりもするw

51 :
寝ようかと

52 :
おもたらまたざわざわ…w

53 :
泣き腫らした顔でお店に入ると
ママ(マスター?)がびっくりしながら
「まぁ!柳原ちゃんどうしたの?
おブスが余計おブスだわよ!」
とオカマトークで慰めてきた。
私「実は、斯く斯く然々」
(省略)
おかまちゃん「あー。アンタ、ゲイ好きする男好きだもんねぇ・・・・・。」
私「え?そうなの???」
おかまちゃん「知らなかったの??」

54 :
>>50
女ってフレキシブルwww
>>51
無理しないで寝てねw

55 :
私「私さ、結構自分はゲイ探知機だと思ったけどとんだ節穴だったのたよ・・・・・・。」
おかまちゃん「あの子、多分タチだから分かり辛かったんじゃないの?wwやっぱアンタ女よねwもう少し勉強しなさい」

うへー!知ったか申し訳ない!

56 :
おかまちゃん曰く、
水商売のゲイの人は商売だからネコだろうがタチだろうがカマ語で喋るけど
堅気の人はカムアウトし辛い環境だから(その当時1990年代まっさかりw)タチだと分かり辛いとの事。
でも、彼も勇気を出して言った事は褒めてやって欲しいと言われた。

57 :
その後、数日は泣いてたがゲイ耐性のあった私は本木と友人関係を続けていたが、
本木は数年後、他の地に引っ越していった。

58 :
そして、時は現在から少し遡った数ヶ月前。
久しぶりに本木からメールが来た。

今、超好みのガチムチイケメンと同棲してるとの事。
添付されてた写真には
本木とクマさんみたいな可愛い彼氏が仲良く写ってました。

59 :
以上で私の話はおしまいです。
こんな明け方まで聞いてくれて有難うございました!

次の人は
>>65

それでは皆さん、お休みなさい!

60 :
傾聴だからね
どんどん書いてね

61 :
kskst

62 :
ksk

63 :
テス

64 :
かそく

65 :
はい

66 :
うわ、おれ?ちょっと待ってね。今北ばかりで、なんも準備してないよ

67 :
がんばれ>>65

68 :
ありがとう。おれ、中学受験の学習塾の先生だったんだが、昨日で引退したんだよ。若いのに任せることにして

69 :
スペック

70 :
こんなオサーンの?
年齢40代後半
学習塾塾長
妻子持ち
関東にて開業

71 :
子どもの頃から勉強が嫌いでね。成績は悪くなかったんだが、どんなふうに勉強していいかがわからない
だから単語帳とか、ノートを自分なりに工夫してりしてね。親は両方とも高卒だったから、何も教えてもらってない

72 :
大学卒業して、ある学習塾に入社したんだよ。そしたら、そこがテレアポで凸するようなブラック塾だったんだ
若かったおれは、すぐテレアポ部隊に回された。一日に100件以上のご家庭に電凸する仕事

73 :
勉強の仕方は、大学時代にカテキョで鍛えたからさ、自信はあったんだが、
いきなりの営業配属だったからな、びびったが、断れば職を失うわけで、必死になってやった。
そしたら、クレーム処理が上手かったらしくてさ、いや、ただ謝り続けて嵐が去るのを待ってるだけなんだけど。
相手はみな年上の母親だったんだが、それがよかったのかな

74 :
2年やって、教室をひとつ任された。
つぶれそうな教室で月売り上げがなんと、40万円。人件費も出ないレベルだった。
春先だったから、少ないのもあったな。卒業してみんないなくなるの。その塾では、小学生から高校生まで教えてた。

75 :
当時スタッフは
社会人講師の女講師29才、仮にウメコとする
同じく女講師27才(主婦)、竹子
大学生男22才、ヌルオ
大学生女22才、しげ子
おれは松ちゃんと呼ばれていた。24才だった


76 :
うん



いいよー

77 :
しばらくして、ウメコがみんなから軽いいじめにあっていることがわかった。
しかし、おれは若かったので、それにちっとも気づかなかった。
25年以上前は、今からだと考えられないかも知れないが
オールドミス
と言って、アラサーは結婚していないことが弱味だったのだ。

78 :
ある日ウメコが、泣きながら訴えてきた。主婦の竹子が
、ケコーンしている強みを見せつけてくると。
ダンナの世話があるから、先に帰るという竹子が羨ましいのだった。
あの人はパートだから、一時間だけあなたより早く帰る契約なんですよ。給料も正社員のあなたの2/3しかないんだよ。保険もないし。と言っても、くそ忙しい中平然と主婦特権で帰る竹子が気に入らないと。

79 :
ん〜わかりました。本部に話します。とウメコに言ったら、
すでに社長に伝えていやがった。ほんの1時間早く帰るだけなんだけどね。あとで解ったのだが、ウメコはどうやら、早く帰ってショッピングが出来る竹子が羨ましかったのだと。
ウメコは食い下がったが、しばらくして却下された。

80 :
正式に却下されたんだから仕方ない。
しかしこのことは、わがブラック塾グループ内の噂になってしまった。
松ちゃんの管理している教室は、一時間早く帰らせろと社長に直訴する変な女がいると。

81 :
ところが数ヶ月が過ぎると、なんとこの決定が覆された。本部の人間がタケコをいたく気に入り、
なんと本社配属になってしまったのである。
本部の事務職なら、確かに1時間どころか、昼間勤務だからもっと早く帰れる。講師は教室長以外は授業が終われば帰れるが、それでも9時は超える。
私は若いのでよくわからなかったが、この件については、ウメコには枕営業の疑惑があった。
本部にいる人事にも影響があるらしいイケメン講師、タイゾウ先生(ネプチューンの原田泰造に似ていた)が、
その標的だったのではないかと。タイゾウ先生は社長からも気に入られていた。
本部に研修に行ったとき、教室勤務時代とは見違えるくらい、生き生きとしたウメコがいた。
んでもってタイゾウにラブラブ光線も出まくりだった。

82 :
タケコ→ウメコ
だった。訂正します

83 :
竹子はおれの教室に取り残された格好となり、それはそれで気に入らないらしかった。
竹子はケコーンしていたが、ダンナに満足していなかったのだろうか?イケメン講師のタイゾウ先生とウメコがラブラブらしいとの噂に、一人でぶちギレていた。
なんであのRが、と平気でR呼ばわりしていた。2つしか歳違わないのにね。

84 :
見てる見てる

85 :
しばらくして、学生講師のヌルオから相談事があると持面談室に呼ばれた。(この面談室はよく使った。ウメコから早く帰りたいとの相談を受けたのもここだった)
「なんだよ?話って」
「松ちゃん実はおれ、竹子先生にアタックされてるんだ。どうしよう?」
「ええ!?竹子先生はダンナがいるだろう?」
「どうしたらいい?てか、食っちゃダメかな?竹子先生、ああ見えて隠れ巨Rなんスよ」
「隠れ…ダメに決まってるよ。Rだろそれ?」
「分かった。やめとくよ」
しかし、Rとか知ったように言っても、若者で独身者のおれには話が複雑過ぎた。話はそれで終わった。

86 :
>>84
ありがとう。20年以上昔の話だから、オサーンとは感覚が合わないかもだが、我慢してくれ。

87 :
次の日もおれはヌルオに面談室に呼ばれた。
「松ちゃん、聞いてくれよ。竹子先生に、買い物に付き合って欲しいって、呼び出されたんだ」
「夕方の休憩のときか。しょうがねえなあいつ」
「スーパーに行くんですよ、二人で」
「ダンナに飯を作るんだから、その買い物だろ」
「重いから持ってくれって、ねえなんなんですか?これって」
「ヌルオ、おれにはわからん」
「竹子先生にとっておれってなんなんだろう」
「さあ、なんなのかな?」

88 :
ヌルオの相談事はまだまだ続いた。
「松ちゃん、昨日の買い物の意味がわかったッスよ」
「どういうことなんだ?」
「スーパー行くじゃないですか」
「ああ」
「そうしたら、おれは荷物を両手に持ちますよね?」
「竹子先生がいっぱい買えばそうなるな」
「両手ふさがるじゃないですか」
「そうだな」
「腕組んで来るんですよ!竹子先生が!」
「なん…だと?」
「んでもって、巨Rをグイグイ押し付けてくるんですよ!」
「で、お前はどうしたんだ」
「恥ずかしながら、Rしました」
「なるほどな、それはそうなるよな」
「はい」
「ますますわからんな。このまま様子を見よう」
「ええ!?」
まったく相談になっていなかったが、当時の若者だった自分には、この問題は荷が重すぎた。

89 :
次の日から、ヌルオは面談室におれを呼ばなくなった。
その代わり、竹子先生との買い物が日課になったようだった。

90 :
1ヶ月くらいして、ヌルオが面談室におれを呼んできた。
「よう、どうだ?おれは様子見していたが」
「松ちゃん、様子見し過ぎてるよ!あのあとから、毎日買い物だったでしょう?おれら」
「ああ、買い物袋を提げて教室にもどるお前と竹子先生は、もうこの教室の風物詩になっている」
「…そんな風物詩どころじゃなかったんですよ!実際は」
「実際はどうだったんだ」
「おれ、知らなかったんですけど、竹子先生クルマ通勤だったんですね?」
「ああ、ああ見えて(竹子先生は華奢な体型)、4WDに乗っているぞ」
「…赤のラブフォーですよね?」
「よく知ってるじゃないか…って、お前まさか」
「はい、次の日から実は買い物なんかしてなかったんです。おれら」
衝撃が走った。

91 :
スミマセンしばらく休憩します。皆さんみてます?

92 :
面白いからちょくちょくリロードしながら見てるおw

93 :
>>90
よかった。今うんてん中だから、しばらくお待ちください

94 :
あと
しつもん。ながくなりそうなんですが、長くなるのは大丈夫なの?

95 :
待ってる

96 :
>>95
ありがとう、信号待ち

97 :
おいついた、見てますがんんば

98 :
「ヌルオ、それどういうことだ?お前まさか…」
「はい。おれ、クルマの中でR卒業しました。Rかか・ら・の…卒業」
ヌルオは尾崎豊に傾倒していた。
だからいつも上下Gジャンだった。
「そうか、いくら尾崎ファッションだからって、真似しなくていい」
「はい」
スギちゃんはもちろんいなかったから、ごく普通のファッションで問題はなかった。
「そうか、あの竹子先生のラブフォーが、Rテル代わりだったとはな」
当時、Rという略語はなかった。Rと言えば普通にTOYOTAラブフォーのことだった。
「すんません」
「いや、大変なことになったな。しかし、なんだって今になっておれにそれを?」
「大学に彼女が出来たんす」

99 :
>>97
ありがとう。駐車場から書いてます

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