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2012年1月1期クラシック13: クラシックて面白いの (239)
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クラシックて面白いの
1 :11/12/29 〜 最終レス :12/01/09 クラシック音楽超初心者の俺に何が面白いか教えてくれ!
2 : 何でも教わろうとするな 自分の感性を信じろ
3 : クラシックはいいもんだ、すばらしいもんだときいて わけもわからずベートーベンの交響曲を繰り返し聞いたのが10歳のとき すこしわかった気になったら、あとは芋づる式に沢山の名曲に出会った。 今の環境はめぐまれてる が、ひとつアドバイス 色恋沙汰と似たトコがある 人知れず、こっそり出会うのがじっくり味わう秘訣だよ
4 : いかに早く自分の好きな曲に出会えるか、これに尽きる。
5 : >4 え? 好きな曲が無いのになんで聴き始めるの?
6 : 曲も一杯あるしな CD音源よりどっちかというと生演奏が好きなんだけど クラシックは演奏会に行って ノリのいい曲で手を振り回してたら 白い目で見られそうで、 ロック、ポップスは見に行くと本当に楽しい そういうこと可能なの? それとチラシに演奏者の学歴と誰に師事を受けたとか書いてあるのは何? あれ素人が見ても何が凄いか分からないし、 正直「何これ美術館で絵の隣に学歴が描いてある絵なんて見たことないよ」って思ってる なんか権威とか賞とかが重んじられてそういうのが馬鹿馬鹿しく思ってた マスコミに登場するときもそんな時ばかりだし 何とかコンクール1位とか 「おいおい芸術に順位なんか必要かよ」と思う 結果喰わず嫌いで初心者のままなんだけど
7 : それともう一つ 何で「クラシック」なの 西洋民族音楽でいいじゃん どうして別ジャンルなのか いつも不思議に思ってた 西洋民族音楽って名前に変えて 演奏会でガンガンに後ろで踊っていいなら その演奏会に行きたい
8 : そんなことは音楽を聴くに当たって何も知る必要のないことばかりだ おまえの耳が判断すればいい それだけで不満なのか?
9 : まず、西洋民族音楽だとヨーデルもあれば吹奏楽もありの雑多なジャンルになってしまうからそれはない。 古典音楽とか純音楽という言い回しもあるがな、言うだけの事はあって古くは学問だったのだよ 学問から芸術に変わっても、芸術性の追求には、常に多かれ少なかれ学問的なことが付き纏ってきたわけだ。 だから、ただ演奏者の声や技術、メロディーラインや詞やノリの良さばかりを評価する、 「軽」薄な「音楽」とは区別してやるべきではないかと思う。 あくまで個人的な意見だが。 まあ色々聴けば自分の好みが分かるようになるさ クラシックにも色々派閥があってな、その中には気に入るものがあるかもしれん。 まずは図書館でCD借りたりして、これぞという曲を探してみたらどうだ
10 : >>1 俺は普段ロックしか聴かないがクラシックなかなかもいいもんだぜ
11 : 好きな曲でも、初めて聞く前は好きな曲でも何でもないでしょ ある時、ふと、ピントが合って「あ、これいいな」てことじゃない? クラシックは初めてきいてもわからなかった曲は多いよ でも、あきらめずに何回か聴いてると、ある日突然ピントが合った という経験も多い。感動もひとしおだよん そんな曲は飽きがくるのが遅く、愛好が長持ちする特徴があるね 有能な作曲家それぞれ独特の聴いたことない表現が目白押しだよ でも、基本、ジャンルにかかわらず、いい曲はいいよね
12 : >>11 ピントが合う曲は、なぜかいつも同じとは限らない。 ある日、Aとピントが合ってBと合わなかったのに、 別のある日、逆にAとピントが合わずにBと合った・・・
13 : >>1 クラシックは確かに西洋民族音楽だ。そして民族音楽というのは文化の側面がある 何百年と続けられてきて徐々に出来てきたルールがある。茶道であぐらをかいて片手で 気軽にお茶を飲んだらそれは茶道ではなくなってしまう。 堅苦しくもあるが決められたルールを守られなければ文化の神髄は理解できないものだよ あと美術館で絵の隣に学歴が描いてある絵なんて見たことないよとのことだけど 美術館で絵が本物であることは疑わないだろう?でも本物であることの保証は展示されてる時点で 検証はされてる。学歴や受賞歴は演奏者がクラシックのルールにのっとりきちんと演奏できるということを 保証するものだと思ってくれ。演奏者の出自は文化の担い手としての側面で大事なものだから
14 : >>12 うん、いろんな曲にピントを合わせる経験をする 合わせたことのないものにピントが合うのも個人的には発見だよ クラシックにしかない表現があって、拙者はひかれた のだな
15 : >>6 あんたも「自分の楽しみ方が絶対」というたぐいの人種に見えるよ それは音楽に限らずあらゆるジャンルで袋叩きになる
16 : 知識なんて、必要なら後から仕入れればいい とにかく、クラシックに限らずどんなジャンルであれ、ピンと来たらとりあえずそれにずっと浸ってみればいい 縁があるなら、あとは芋づる式に趣味が広がっていくはずだ
17 : 呼ばれてない奴が聴いても意味はない
18 : 返信thx うーんまあ嫁がピアノを20年以上やってた人で あれこれ勧められて聞いて曲名は分からないけどいい奴はいいと思う だけど、じゃあ一緒にコンサート行こうとは思わないんだよね たまに悪口をついて「哲学だって、美術だって、西洋が絶対の時代は終わってるのに どうしてクラシックは変わらないんだろうね、キュビズムみたいにアフリカの文化に 衝撃を受けたり、岡本太郎みたいに縄文のモチーフを持ち込んだりしたら見方変わるのに と」言っている。 完全門外漢なんだけど、過去の楽曲の閉じられた世界で技を競っているように思えて しかもその世界のルールを分からないと入っちゃ行けないという雰囲気を感じるし 芸術ってそういうものかなと思ってる >>9 クラシクと民族音楽を分けるのは楽理っていうことですね 楽器の種類とか調とか拍の取り方とか演奏形態はどうなんですかね? たぶんクラシックがほとんど網羅してそうですが、 >>11 thx 理屈ではなく好きなら好きでいいんだから聞けばいいのですが 何か取っつきにくいのと何を聞いたら分からなくて嫁のCD聞いて見ます
19 : >>13 どうも 西洋民族音楽だと言う見方もできるのですね どんな音楽でもその場にはルールがあるのは考えて見れば どんなコンサート会場でもあるなと分かりました ただ保証が必要だというのはどうでしょうかね 北斎は生涯に数十回名前を変えていますがそれは本人に自信があったからだったからでしょう 本物の演奏家は「名前も経歴も俺には必要ない」って思っているのでは 学歴を聞きに行っているわけではないんだし >>14 クラシックにしかない表現ってなんですか? 気になります 返信遅れて済みません 年末でも仕事をしているので 親切に答えてくれてありとうございます
20 : 音楽って最も似ているものは建築だと思うのよね。 反復性を持つ構造とその構造が作り出す造形。 美しい歴史的建築とか、その構造の細部それぞれに手が込んでいて、力学的にも意味があって美しい。 クラシック音楽も同じようなものだと思うのよね。
21 : すなわち力学が和声や対位法であったり、造形が旋律だったり。 そしてそれらが非常に複雑にからみあっているけど、どれも実は細部では関連性を持っている。 ただごちゃごちゃに複雑なわけではない。たしかにそれらを理解しないと面白くないかもしれないけど、 一度理解したらもう単純な建造物では満足できなくなる。 観念的な説明でごめんね。
22 : 古典もなかなか面白いず http://homepage3.nifty.com/~tomikura/rakugo.html
23 : 3<<11<<14 なんだ、専門家が一番身近にいるんだ なら教えるようなことないです 縁ですね、いい曲ともがありますように
24 : >>19 演奏家のプロフィールは、サマーセミナー受けただけで「卒業」とか「師事」とか 誇大に書くことが普通になっている。大雑把にその人の傾向をつかむことはできても 細かい部分に意味はない。あんなくだらない業界慣習なんかやめたらいいのにな。
25 : まず 音楽というモノはほとんどの場合、演奏家が再生したものを鑑賞するものであるということ 即興演奏以外は基本作曲家と演奏家は別人が別の時間、空間で行う いくら現代の演奏家が東洋やアフリカ、南米の影響を受けていても それをすでに作曲が終わっている過去の時代の曲に反映させることは芸術家としては誤り ただまったく誤りというわけでもなく、演奏家が作曲の範疇まで手を入れ それらの要素を取り入れることはある ・デュークエリントンの胡桃割り人形、ペールギュント ・中国の楽器による展覧会の絵 また作曲する段階において異文化音楽の取り込みは継続してずっとなされてきています 古くはトルコの音楽・楽器、五音音階に代表される東洋趣味、ラテンのリズム・楽器の取り込み等
26 : >>1 音楽を出汁に使って屁理屈言いたいだけの馬鹿野郎にはなるなよ
27 : スレ主さん、喰わず嫌いなら、せめて偏見を抱かないという良識くらい持とうよ チラシに載ってるプロフィールがどうのとかってのは、たとえば英語を喋れない人が英会話している人達のかたわらにいて、ちっ、こいつらお高くとまってやがるぜ、とか思っちゃうのと同レヴェルの話 中学高校と6年間教えられても英語喋れないのとおんなじで、知識と実践とは、かならずしもリンクしない、 英語を喋りたいとおもえば、しかつめらしい教材に手を伸ばすより、英会話教室へ通ってネイティヴの先生に教わるか、もっと言えば、右も左もわからないままロンドンなりニューヨークなりへ飛び込んで行ってそこで暮らす方が早道でしょう あなたがクラシックを敬遠するのは、知識がないからじゃなく、単に接触量がすくないからです ちなみに、僕個人の意見としては、あらゆるしがらみや制約から逃れているものがすなわち芸術だという考え自体、かえってちょっと狭量なのでは、と 歴史や伝統を背負っている芸術だっておおいにありうるとは思えませんか? もっと言えば、自由主義から果ては放埓にまで達する芸術的志向だって、17、8世紀以降の社会思想を体現する形で発展してきた、ある種歴史的な産物でしょ ここ数世紀間にやっと成立したような新参の価値観を振りかざして、それ以前から歴史的に積み上げられているものに後ろ指を差すってのは、フェアじゃないんじゃないかな …いろいろ生意気言ってごめんなさい 僕自身は、必要に応じて諸々の知識は身につけてきたけど、最後には、つまりたのしいからクラシックを聴いている、ほかの音楽もそうだけど ってなことで、長々とスマソ よいお歳を!
28 : 24 それは違うな。サマーセミナー受けたときは、 「セミナー受講」と書いてあるよ。 それだって「師事」したことには間違いないんだけどね。 だいたい普段のレッスンで習おうが、サマーセミナーで習おうが 習ったことには何の変わりもないんだけど、君みたいに難癖つける人がいるから 分けて書いているんだよ。
29 : 18 それは違うと思うよ。オケだって19世紀に中国から銅鑼持ち込んだり、その他の楽器の発明・進歩も著しいし、 エキゾディズムの影響も大きかったし、印象派美術からの影響もあったし、どんどん変わってきている。 演奏面でも、作曲家が前提にしている「基本形」はあるにせよ、その次の次元では名演奏家達は自由に羽ばたいているよ。
30 : >>1 奥さんにピアノを習ってみるといいと思いますよ ある意味ピアノにはクラシックのあらゆる要素が入ってるので
31 : >>1 俺は普段ヒップホップしか聴かないけどYoクラシックもわりかしいいもんだYo!!
32 : >>9 >だから、ただ演奏者の声や技術、メロディーラインや詞やノリの良さばかりを評価する、 >「軽」薄な「音楽」とは区別してやるべきではないかと思う。 あくまで個人的な意見だが。 メロディや歌詞やノリの良さを主に評価するだけで軽薄と言ってしまうのはクラシックのエゴ そんな事だからお高く止まってるとか言われて拒否反応示すやつなんか出てくるんだよ 因みに軽音楽の軽は軽薄じゃないからな
33 : スノビズムも含んでいるが、しかし事実でもある気がする。 やはり深い洞察と思考、感性と知識を動員しないと理解できない素晴らしいものってあるんだよ。 シチェドリンも言っていた。 great arts needs great audience. って。 これってスノビズムだ!って批判したくなるのもわかるけど、実際事実でもあると思うんだよな。 俺の意見としては、>>9 が言うように、やはり軽薄なものは軽薄なんだよ。 ただ付け加えると、「軽薄で何が悪い」とも言える。それはそれ。これはこれ。 難しい・簡単、複雑・単純、みたいな話であって、良い・悪い では決してないと思う。 スノビズムだ!と過剰反応する人は、どうも「悪い」と言われたと勘違いしている気がする。
34 : 悪いと言われてようがなかろうが、自分の好きなものを「軽薄」と言われれば誰だって不快な気持ちになると思うよ 単純な話だよ、他人の気持ちを考えるという そういう考えが圧倒的にクラオタに足りてないのも事実 そのせいで一部からは拒否反応示されてるのも事実なんだよなあ
35 : まあアカデミックな世界なんかも全部そういうところあるよね。 俺もリアルではそんなこと絶対言わないし、「軽薄だな。」とか「稚拙だ。」と思っても、 「いいですねー。」とか、「なかなか良い趣味をお持ちで!」なんて世辞でも言って持ち上げるタイプだよ。 2ちゃんくらいでは本音を言うが、どうも現実でも人前で本音を言ってしまう人がいるようで。 そういうのは「オタク」と呼ばれて敬遠されるんだろうな まあ八方美人よりも、嫌われるの承知で本音を言う人のほうが腹黒くないとも思えて、少し彼らを尊敬もするがね。
36 : クラシックには感性だけじゃなくて知識とか考える力とか必要だけど、軽音楽には感性だけだよね 逆にいうと現代音楽なんて知識と考える力だけのものもある 聞き映えだけである軽音楽を「軽薄」なんて言うのは聞き映え主体の音楽を否定することになるだろ クラシックには聞き映えと学問的な仕掛けやら構造やら必要だけど、自分の聴いているそれとはべつに聞き映え主体のものもあると考えて、それはそれの良さがあるんだからクラシックの考えをどこにでも持ち出して考えるのは失礼なんじゃないか、と言うことだよ 纏めると比べること自体が愚かと言うこと
37 : >>36 の意見には全面的に賛成。言ってること全部正しいと思う。 芸術におけるムーブメントにも色々あって、表現は多様だから、精密な表現だけが芸術ではないのよね。 そういうのって自分自身も理解しているんだけど、どこか「崇高なものは崇高」みたいな考え(というよりも感情)が抜けないも事実。 それっていかにくだらないことか、むしろそれこそ「稚拙」なのではないかという考えや問いかけって自分自身の中にもある。 本当にあらゆる物事を見下さない精神こそ「気高く偉大」と思うんだけど、 でもその実、偉大で気高いと言われている過去の偉人や芸術家や文豪なども、案外色んなもの見下すような人物だったりするもんだから、結局何が正しいんだかわからなくもなる。
38 : 製作現場サイドで眺めていると、軽音楽の作り方の安直さは否定できない。 オケのリハなんかと比べると月とすっぽん。 19世紀から、お手軽ポップスははいて捨てるほどあった。 殆どみんなあっという間に廃れていったわけで、 J.シュトラウスとかオッフェンバックが残ったのなんか奇跡に近い。 ショスタコーヴィッチだってダンス音楽いっぱい書いて生活しのいでいたし、 シェーンベルクでさえ生活のためオペレッタ書いていたらしい。 でも殆ど聴かれていない。本人も残そうと思ってないから安直に作っている。
39 : >>38 俺が敬意を払う作品とそうでない作品の違いは、表現方法がどうのこうのよりも、 「創るのに知恵や知識、さらには時間と心血を注いだかどうか。」だなあ。 だからいかに偉大な芸術家の作品でも、一発アイディアオンリーみたいな作品にはあまり感銘を受けないよ。 軽音楽の作り方の安直さってのも少し知ってる程度だけど、ほんとにコード並べてパッパっと作ってちょっと小器用なアレンジして終わりなのね。 びっくりするほど簡単に、悩まず、すぐに作る。コードって表現を狭い場所に縛り付ける鎖のような気がしてしょうがない。 「びっくりするほど簡単に、悩まず、すぐに作る。」←今思ったけど、だから自分はモーツァルトはそんなに好きじゃないのかw 晩年の作品を除いて。
40 : コード進行でいえば、実は、ポップスの相当部分は、「パッヘルベルのカノン」から借用しているんだ。 他にも泣かせどころの7度はバッハね。 作曲ってのは「型」を知ってしまえば後は案外簡単。でもそういうお手軽曲は、なかなか残らない使い捨て音楽。 モーツァルトについての御意見にも同意。クラリネットConとかレクイエムの 自筆部分まではいいけどね。
41 : コードの鎖を引きちぎろうとした最初の人はワーグナーなんじゃないかな? そこから後期ロマン派が花開いて、音楽はどんどん複雑になって行った。 それも行き詰ったときに現れたのがシェーンベルク。そして、お客は離れて行った。 一方ポップスは、和声理論はいじらずに、ジャズ、ラテンなどを参考にしてリズムに革新性を求めて行った。4ビート→8ビート→16ビートとね。 加えて電子楽器の出現も追い風となって音色面で斬新さを競うようになった。 要するに飽きっぽいお客を引きつけておくためには、次々と新しい鉱脈を見つけていかなくてはならないわけ。
42 : 非常に有意義な話で勉強になります。 ショパンやワーグナーの時から和声や調性はどんどん複雑化して、ドビュッシーで調性の意味すら変わってきて、 シェーンベルクやスクリャービンはもはや捨てた。 バルトークやヒナステラとかは調性も拡大した上でリズムの革新性を求めていった気がします。 しかしポップスの世界では調性ってのは未だに絶対的な権威なんですかね。 普遍的だからだろうか。しかしアフリカやアラブの民族音楽を聴くと、決して調性も普遍的なものではない上に、大衆にとって絶対に必要なものでもないんじゃないかと自分は思う。 結局は慣れで、反復によって嗜好が固定するというのが本質なんじゃないかなあ。 あらゆる文化的・歴史的な経緯があって、調性を反復して聴く文化圏がひたすら多かったというのは間違いでしょうか。 アフリカの土着音楽なんて、農民の歌ですら調性とかない気がするんですが。 日本だって川くだりの舟歌とか、四分音含んでいますよね。
43 : いやいや貴殿こそ、よく研究されているじゃないですか。 私は民族音楽については殆ど無知ですが、ポップスも行き詰っているようなので、 ここらあたりで知られていない民族音楽の構造を導入したりするとおもしろくなるのでは。 かつての国民楽派じゃないけれど。 クインシー・ジョーンズの成功もキイワードはアフリカンだったでしょ。 機能和声に縛られて惰性で曲作っている場合じゃないと思いますよ。
44 : どーでもいいような話が延々と続くスレになったな(笑)
45 : どうでもいいと思って、今まで頭ごなしにクラシック以外が糞って上から言い続けた結果が、今日のクラシックがグルメになってしまってる現状なんだよな
46 : 初心者にクラシックに開眼してもらうためのスレでは? スレ主氏、まずは鳴っている瞬間瞬間の音を聴け、どんな音楽だろうと、空気の振動という物理現象でしかないんだから 知識はあさってしあさってからでけっこう
47 : でも、それだと、最初に受け付けなかった人は一生受け付けないんじゃないか。 一発で好きになる人はともかく、そうでない人が好きになるには多少の予備知識が 呼び水になる。
48 : それもそいつの資質というものだろう いちいち過保護なレスしてやるな かえって迷惑だろ
49 : 各クラシック音楽の方も、ある程度人を選ぶかもしれない
50 : じゃ、クラシックは面白くないってことで。
51 : >>1 は初心者じゃないだろ・・・・みんな釣られ過ぎ
52 : かもな だから遊んでやってるんだがw
53 : クラシック聴くのに知識必要? 感性でしか聴いてないわ
54 : かわいそうに。
55 : かわいそうにって… お前もはじめは感性だけだっただろ? まさか勉強し終えてから万を時して聴いたなんて言う特殊な経験もない限り
56 : 感性だけでも十分に楽しめるんだろうけど、 この曲は誰が作ったのか、作曲者はどこの国の人なのか、 いつ頃の曲なのか、同じ作曲者の他の作品との関連は、音楽史における位置づけは何なのか、 今メロディーを演奏している楽器が何なのか、 いろいろ知識はあった方がより楽しめると思うぞ。 楽典などの知識もあるにこしたことはない。
57 : そういうこと。
58 : 感性だけで聴いてる人間に可哀想になんて言っちゃう神経のことを言ってるんだろうよ
59 : 可哀想ではないが感性オンリーではもったいないな
60 : もったいないことに気づいてないのにかわいそうじゃないの?冷たいねえ。
61 : 自分はそういうのを可哀想とは思わない 興味がない人に説いて引き入れたいとも思わないし 可哀想ってのは知りたいのにどうしても知ることができないケースとか 今の日本では考えにくいかな
62 : そうやって上から目線で哀れみとか持つからクラオタは嫌われるんだよ 自覚しなさい
63 : 自分はまだクラシック聴き始めてまだ1年くらいなので、 とりあえず耳で聴いて好きなの見つけるので精一杯な感じで。。 知識とかいらないとか別に思ってるわけではないです。
64 : >>63 好きなものをもっと知りたいっていう気持ちが 勉強するには一番強いモチベーションになるからね いいと思います
65 : >>55 満を持して、ね 2chにありがちのことだが、みんな感性とか知識とかいう語彙を同意義、同次元で用いていないから、議論になってない 感性でしか聴いていない、と主張する人間が、そんじゃオケの編成とか、交響曲なり協奏曲なりというジャンル分けとか、古典派なり浪漫派なりという時代区分とか、ソナタ形式なり対位法なりという楽理とか、そういう音楽的な知識をまるで持ち合わせていないとはかぎらない 揚げ足取りで申し訳ないが… ちなみに、自分はマーラーなど好きだが、この作曲家を聴いていると、ごく猥雑で、他ジャンルの音楽に対して、上から目線どころか、下から見上げるくらいの気分なんだが クラヲタはクラヲタでも、オレ、どっぷりハマりすぎてて、他人と感銘共有できないよなあ、という淋しさをこらえている人種も大勢いるとおもう その点、クラシックへのめり込むには、ある種の危険を覚悟せにゃならん、 ヘタするとひとりぽっちになるよね…
66 : 自分は>>54 さんとの話は楽しかったけど、そもそもクラシックを好きになったきっかけってやはり感性だった気がする。 子供の頃からなぜかクラシックにしか興味がなくて、小学生の時に始めて買ったCDもビゼーだった。 感性、というか、知的好奇心が旺盛な子供だったとは思う。 それを感性というか、性格というか、はたまた聴き方というかの違いなんだろうけど。 無論最初のきっかけは感性や好みでしかなくても、後に知識が加われば理解が高まり、より好きになることは言うまでもない。
67 : 勉強すると芸術はわからなくなるんだよ 勉強しちゃった馬鹿にはわからんだろうけどね(笑)
68 : あと、芸術で生活しようとすると感性が曲がるね
69 : >>65 自分はクラシック聴き始めてむしろ今までで一番ポプュラリティな世界に来た!って気がしたんだが 世界中にファンがいるし、日本ではマイナーかもしれないけど有名な作曲家はたくさんいるし 元々聴いてたのが(今でも聴いてるが)インディーズバンドとかでそれでさえ ひとりぼっちとは思わなかったかなぁ・・ 聴いてるのは自分だけではないからね >>65 はそういう数的なことを言いたいわけではないのかもしれないけど
70 : >>69 いや、そうそう、カラオケでAKB、AKB、とかってきゃっきゃきゃっきゃいってられる人たちのシアワセをかんがえたらね… オレなんぞ、家で夜な夜な電気消してヘッド・フォンかぶって、マーラーあたりをどっぷり聴いてぐずぐずに泣いて… 友人間でも、そういう話題共有できるヤツもおらんし ま、職場で、本業はセミ・プロ級のミュージシャンみたいの人がいくらかいて、クラシックにも明るかったりするから、たまに逢うとかなりコアな話ができて、それで渇きが癒えたりもするが、コンサート帰りにひとりで一杯ひっかけてるときなんざ… 正月早々暗ぇか…スマソ
71 : 「今」を切り取って限定された空間で群れることにのみ価値を見出すならば、 「皆聴いてるから」という理由で流行り歌をチョイスすることになるんだろう。 クラシックを聴くという行為は時空を超えたイマジネーショントリップなのではないかな。 ドストエフスキー読むよりもベトベン聴く方が私には格段にインパクトがある。「共感」とか「感動」ってのは 音楽を通信手段としてベトベンと心を通わせるってことなのかな。
72 : >家で夜な夜な電気消してヘッド・フォンかぶって、マーラーあたりをどっぷり聴いてぐずぐずに泣いて… だが、それがいい。
73 : >>70 何番で泣いてますか? 最近、自分は8番
74 : >>70 もうアイドルでもバンドでも皆で共有出来るのなんかAKBしかいないよ 自分の好きなマイナーバンドもアイドルも誰にも話が出来ないよ いやー 色々考えたらそういえばグールドの「ゴールドベルグ変奏曲」聞きまくってた おれ別にクラシク嫌いじゃないなと 何度か交響楽のCDを買ってきて挫折したり、 友だちにフルオケの交響楽団を誘われて寝たりしてたから 長いのに耐えられないのかも まあ嫁にクラシクつまらないと言って悪いなと 思っているけど 嫁が「ポップスは全部パッヘルベルのカノン」よと言われるので 「音楽的にはポップスも新しいものは出てないけど ダンスは昔に比べたらもの凄くレベルがあがってる」と言ってる 身体パフォーマンスは昔と比較にならいぐらい凄いよって 音楽のこと全然分からないんだけど 結局ステージアクトとして舞台を見る傾向性があるので (元々演劇とダンスをやっていたので) 楽団が板にはりついて観客が見てるだけより動いた方が面白いよねってある それはクラシックではないから他のジャンルを見た方がいいんだなと思う 民族音楽うんぬんも結局今のクラシックのあり方が普遍じゃないんじゃないのって 西欧と日本の観客が会場にいるからみんな黙ってみてるけど アフリカで全員地元のアフリカ人だったみんな踊り出すんじゃないのかなと 西欧の文化形態を当たり前だと思ってそれを芸術には文化が付随するっていう理屈はちょとな
75 : >>74 踊れる踊れないに差別化のボーダーを引いている人にはクラシックは届かないかなあ そのボーダーの引き方は引き方で自由だけど、舞台で楽員が坐って弾いてたら、それでクラシックって融通が利かない、なんて云われても、ねえ… おコトバだけど、すこしは相対的な価値観はたらかそうよ、未開文化があるように、爛熟のディレッタンティズムだって、否応もなく発展してきちゃってるんだから >>73 8番、いいですね、スヴェトラーノフがいいかな、 泣くために聴くんじゃなく、結果として泣けるんだが 連投スマソ 初詣でも行ってこようかな
76 : クラシックといえば西欧至上主義みたいに言われているけど、必ずしもそうではないと思う。 基本的ルーツは教会音楽とか西欧のフォークソングだったかもしれないけれど。 有名どころでも「トルコ行進曲」とかね、貪欲に異文化を吸収・消化してきたタフな胃袋を持っている。 「蝶々夫人」「大地の歌」枚挙に暇がない。「失敗作にくじけず、垣根を作らず、飽くなき好奇心をもって」。 すぐ垣根を作りたがるのが日本人の悪い癖=島国根性
77 : たびたび連投スマソ… >>74 クラシック・リスナー=西欧の文化形態を当たり前だと思ってる、ってな図式を想定されているとしたら、すくなくともオレとしては心外 また、それをもって、>芸術には文化が付随するっていう理屈、は誰もゴネてないんじゃないかと ケンカを売りたいんじゃなく、誤解から批判されるのは腑に落ちないもんで まず、アフリカでブンスカブンスカ太鼓叩いて踊っている人達は、あんまりゲイジュツやってるって意識はないんでないの ちょっと厭味かもしれんが、未開志向自体すでに、未開的な行為を文化の文脈へ織り込むことでしょ つまり、クラシック・リスナーだろうと、バーバリアニスト(野蛮志向)だろうと、極端に云えば、現地人でないかぎり、広義に云えば好事家でしかないんじゃ? だから、オレとしては、未開文化を称揚するからクラシック排斥、って文脈は受け入れられない ごめんね、つっかかっちゃって
78 : AKB聞いてグズグズ泣いている奴も多いと思うんだが。
79 : >>1 芸術には文化が付随するのではなく文化に芸術的要素が付随する場合があるだけです そして文化にはそれぞれ形式が存在すると。アフリカで全員地元のアフリカ人でのミサで みんな踊りだして歌ってるるのを観たことあるけどそれは感動的で芸術的だと思いました。 おもうに芸術のとらえかたが一面的すぎるのではないでしょうか。 芸術はそんな堅苦しいものじゃないと思い過ぎているのでは。 クラシックのなかにもアフリカのダンスの中にもそれは確かに存在します
80 : AKB48に熱中している人間にクラシック音楽を聴けといっても現実的に無理 ある程度インテリでないとクラシックファンにはなれないだろう。 子供にピアノを習わせる親は少なくないが、その子供たちでもクラシックを 敬遠するケースのほうが多いと聞いている。 ただクラシック音楽は人類最高の文化遺産のひとつ、それを知らずに人生を 終えるのはやっぱりもったいない。
81 : スレ主氏に対してのみならず、声を大にして云いたいんだが クラシックを聴いている奴ほど、それをクラシファイされた音楽とはおもっていないとおもう、 クラシックを仔細に聴いているヤツほど、むしろ、音楽ってのはつまり物理的音響の集積でしかないんだ、ってな乾いた心境へ降り立っているとおもうな、 すくなくともオレは、アフリカ音楽と比べてどうだ、とか、ポップスと比べてどうだ、とかいう比較論にぜんぜん意味を感じない 特権意識なんて毛頭ない、価値論的に、クラシック>AKB、なんておもってない 単に、心身を触発してくれる情報量が、結果として、クラシック>AKB、なだけ AKBでシアワセになれるならそっちのほうがどれほどか気楽か、と本気でそうおもうよ オレはクラシックにのめり込んでる自分に対して、特権意識なんてもってのほか、むしろ精神的な不具者の自覚さえあるがな …なんのカミング・アウトをしてるんだか 正月から2chに張り付いてるとは、オレも暇だな ともかく、ヴァイオリンの音も、アフリカの太鼓の音も、なんの隔てもない物理現象だよ、コンサート・ホールで、体を踊らせることはできなくたって、心を踊らせることはできる それをスレ主氏のような人にはわかってもらいたいな
82 : はいはい、読めば読むほどカタワと知れるね
83 : >>82 だからそう自供してる
84 : クラオタがAKB48を語るスレ http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/classical/1319609400/
85 : ある本にこんなことが。宇宙人の述懐。 「地球人には実に奇妙な癖がある。 空気の振動を耳というセンサーで感知して、 突然体を激しく動かしたり目から水を出したりするのだ。 何ゆえにただの空気の振動に対してこのような反応を示すのか全く理解できない。」
86 : クラシックは面白くないよ クラシックの中のほんの一部が好きなだけ
87 : 通俗歌曲は面白くないよ 通俗歌曲の中のほんの一部が好きなだけ
88 : ルサンチマンには面白くないだろうね
89 : 「面白い」という言葉が ・楽しい、おかしい ・興味深い、探究し甲斐がある の両方の意味を持つ日本語ではこの手の話を進めにくいな >>1 は後の書き込みを見ても前者の意味で使ってるだろ 自分がクラシックを「面白い」という場合はどちらもあるけど主に後者の意味
90 : クラシックって面白くないことが面白いとかあるよね どんなつまらげな曲でもただ日常普通に生活してたら 勝手に耳に飛び込んでくるわけではない音だからそれを楽しむみたいな 面白いか面白くないかっていうそう単純でもないような
91 : 楽しいから聴く。AKBもたまに聴くよ!YouTubeで。聴きたくなる頻度がクラシックのほうが多いだけ。 バルトークのピアノ協奏曲おすすめ。
92 : クラシックを聴くべきでない奴が聴いた場合には面白くないということに過ぎぬ
93 : そりゃ、クラシックにテレビのヴァラエティの面白さを求めてもねえ。 100年、200年と残ってきた選りすぐりなわけだから、その場限りの「ギャハハ」 ってなものとは違うよ。
94 : さすがにギャハハを求めてるわけではなかろうが 会場の一体感とか運動会系の汗をかく面白さが欲しいんだろう 自分も>>91 みたいにバルトーク(二番かな?)でもそういうものを感じるけど >>1 はそうではなさそうだ そもそもクラシックに分類される音楽は作られた当時から そういう運動系音楽とは棲み分けをしてたんだから クラシックに(聴衆が)汗をかくような体験を求めるのが間違いなんだよな 作曲家がはじめからそういうものを準備しようとしてないわけだし
95 : 運動が好きなら音楽じゃなく運動してりゃいいことじゃん 筋肉脳はどこでも運動を求めてくるのでガサツで困る
96 : モーツァルトが「男も女も大人も子供も、み〜んなフィガロ・フィガロだぜぇ〜」って 親父にドヤ顔で手紙出した「フィガロの結婚」プラハ初演とか同時代的に体験したいと 思いますけどねww
97 : ダンスミュージックファンってバカ多いよな みんなもっとエンターテイメントに徹しろよ! 踊りくらい踊れよっ とか平気で言う 脳内の作用のままにこれかっけーこれ以上のものはない!と本気で思い込む それはそれ、これはこれってことがわからない人間が多い気がする
98 : >>94 しかし、凄まじく素晴らしい演奏に触れと、手に汗握るがな。クナのパルシファルとか。
99 : でもさ、運動系音楽ってクラシックにも少なくないよ。舞曲、マーチ。 特にワルツが19世紀に大流行したのを例にとると、興味津々。最近思っているのは、 ワルツっていつまでもくるくる回るでしょ。あれって、踊り終わった後の眩暈がやたら気持ちいいんだよ。 今は、その楽しみは遊園地で得ることが出来るから、ワルツはそれほど必要なくなった。 でも、自宅でワルツかけてクルクルしてれば安上がりだよ。
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