変えようのない表現

1 ：11/12/14 〜 最終レス ：12/01/02

小説新人賞の評で「手垢のついた表現はダメ」と言われますが。
皆さんどうしていますか？
「男は顔をくしゃくしゃにして笑った」なんて書きかたは変えようにないと思うのですがどうでしょう？

2 ：

男は貌をしわくちゃにして笑った。

3 ：

男の顔はしわくちゃ。笑ったw

4 ：

くしゃおじさん

5 ：

しわくちゃっていう単語のチョイスが問題なんでしょ

6 ：

男はティッシュをくしゃくしゃにして笑った。

7 ：

常にシェークスピアの精神を持つことが大切
今ある表現を変えるんじゃなくて全く新しい物の見方をする
vanish into thin air　
薄い空気の中に消えていったが直訳
この表現シェークスピアが使うまで存在してなかったが
当時の人間には何が言いたいのかを理解できた
跡形もなく消えるというイメージをね
以上大学の講義の受け売り

8 ：

シェイクスピア

9 ：

シェイクスピアの詩人としての能力はすごいが、作劇は陳腐。

10 ：

シェイクスピアから始まったんだぞ。
この意味がわかるか？

11 ：

フクドメミスズ

12 ：

「過去の記憶が彼の脳裏に走馬燈のように去来した」
こりゃ、もはや陳腐すぎるな。
初めて「走馬燈」が使われたときは斬新だったんだろうが。

13 ：

変えようがないと思うのは先人の表現にとらわれてるから
紙の皺に使う形容詞を顔の皺にも使おうという発想を当たり前と
思ってたら新しいものを生み出せない

14 ：

「男は顔をくしゃくしゃにして笑った」を変えようと思うからダメなんだよ
読んだ瞬間に、おまえらの心の中の「くしゃくしゃにして笑った」シーンが動き出すから
もう他の表現なんかないもの
なんか別なこと書いても、微妙に「くしゃくしゃにして笑った」に負けるでしょ
なぜなら、出発点がくしゃくしゃにして笑った、の別な書き方を探すだからだ
同義語探しが、オリジナル表現の追及じゃないよ
つまりさ以下は>>１にしか意味のないレスだけど
はじめに>>１が思い浮かんだ映像があるわけじゃん、それを何と表現すべきかを考えるべきであって
(そうすれば。くしゃくしゃにして笑った、より的確なものが見つかるかもしれない)
話書いてて、ここらで、登場人物を顔をくしゃくしゃにして笑わそう
えーと、それを何て書けばいいかな、じゃだめなんだよ
長文で何言ってるかわからんかったらごめん

15 ：

そのしわくちゃは男の顔だった。笑っていた。

16 ：

しわくちゃだ。その男の顔は笑っているのだ。

17 ：

しわくちゃが笑う。男の顔として。

18 ：

しわくちゃにした顔の男は笑っていた。

19 ：

してやる！

20 ：

男は顔をしわくちゃくちゃにして笑っちゃった。

21 ：

!

22 ：

｢死はくちゃくちゃ｣といって男の顔は笑っちゃった。

23 ：

笑っちゃってた。

24 ：

変えようのない男の顔……

25 ：

しわくちゃくちゃ

26 ：

エンタメ作家の小説にレトリックなんてほとんどないわ。
宮部みゆきだの東野圭吾だの読んでみな？
手垢にまみれた文章表現。比喩も陳腐。

27 ：

金玉袋みたいな顔の男が笑った。

28 ：

長年着古したカッターシャツみたいな顔の男が笑った。

29 ：

男はわらった。私は嫌な気分がした。ほとんど干柿のような顔であった。

30 ：

>>27と>>28は顔をくしゃくしゃにして笑っているのではなく
くしゃくしゃな顔の男が笑っているようにとれる
しかも金玉袋は伸びることもあるし
古いカッターシャツだってぼろいけどアイロンがかかっている場合もある
やりなおしだな

31 ：

男は顔に硝酸をぶっかけられたみたいに笑った。

32 ：

男は玉手箱を開けた浦島太郎のような顔で笑った。

33 ：

男は産まれたての赤ん坊のような顔で笑った。

34 ：

男は猿にモーフィングする寸前で一時停止したかのように笑った。

35 ：

男は放射能を浴びたかのようにふんわりした焼けただれた顔で笑った。

36 ：

男は寝起きの嫁みたいな顔で笑った。

37 ：

男は脳漿のような顔で笑った。

38 ：

男は暴発を必死で抑えている俺の肛門のような顔で笑った。

39 ：

それを見て俺は黄門様みたいに笑った。

40 ：

「みたい」とか「ような」を入れる奴はセンスがないと編集長が言ってた。

41 ：

過去に某粉飾決算で風説の流布といって叩かれた企業があるが、
フジテレビでも木村、安藤、滝川の報じた内容は、
フジテレビ自体が、フジテレビの株主にとっても
風説の流布と思われる。
どうしたら、ホリエモンと同罪の犯人を捕まえられますか？
ものすげーーーーーーーーーーーー文芸だろ。ははは

42 ：

>>40
その編集者さんは村上春樹に面と向かってそれを言えるかな?

43 ：

村上もここぞというときはネズミだのカンガルーだのそのまんま。

44 ：

東京の豚肉は旨いっていうやつとか
手の指は中指のほうが長いのに足の指は人差し指が長いのはなぜだ
とか比喩の意味がわかったときは、おもわず声をあげたけどな
あと、ねじと金属板がつめ切りなるやつとか、最初何が言いたいんだがさっぱりわからんかった
(余談だが、本当にそういうつめきりが売っててワロタ　村上春樹のつめ切りでぐぐると出てくる)

45 ：

>>43 では全部「ような」「みたいな」を省いて修正した文章をお手本として見せてくれ。
ここにあげた文章全部できるはず。

46 ：

そもそも、笑ったことを表現するのに
｢笑った｣って言葉をそのまま使うことがいかに野暮ったいかに気づけよ

47 ：

ワロタｗ

48 ：

>>46
じゃあ「笑った」も省いた完全修正版をぜひ披露してくれｗ

49 ：

比喩なんて高尚なもんは、文学だけでいい。ミステリーふくむエンタメ風情はこのスレからも消えてください。

50 ：

ミステリーだって
突然、頭の中に電球がともった、ピカーン。
「わかった、犯人はお前だ！！」
くらいは使おうぜ

51 ：

>>50
手塚治虫のランプさんのパクリ

52 ：

新人賞の批評を見てると「好きだ」とか「落ちた」とか同じ言葉を何度も使ってはいけないなどと書かれていますが。
薄学なのでわからないのですが、「好き」とか「落ちた」とか「走る」等の言葉は変えようがないと思います。
無理やり変えたら不自然になってしまうと思うのですがどうでしょうか？

53 ：

その批評がどういうものかわかれば解説できると思います

54 ：

薄学なんて言葉ありません
博学の間違いで意味は真逆です気をつけてね
顔を綻ばせるとか駆け出すとか色々あるんじゃないですか？

55 ：

それを言うなら浅学の間違いだろ

56 ：

ダースベイダーは顔をくしゃくしゃにして告白した。
「ルーク、わしはおまえの父だ」

57 ：

薄学、これ新表現じゃん。文学賞とるには、そんな新表現を造れる才能がひつようなんだよ。
君、新人賞とれる才能ありそうだな。
54は、ワナビなら、純文学作家になるのはあきらめたほうがいい。

58 ：

いろいろパターンがあると思うが
男は走った…
虫唾が走った。と数行の間に何回か使ったり
男は走り出した。走りながら銃を撃った。と動作主が同じとか連続したりとか
それによってアドバイスも変わるんじゃないかな…

59 ：

多分、三年後の一太郎が解決してくれるよ。

60 ：

ムキッ？

61 ：12/01/02

ぼくはしもべ