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2012年1月1期SF・FT・ホラー57: ニューウェーブSF総合スレ (110) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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ニューウェーブSF総合スレ


1 :11/10/04 〜 最終レス :12/01/05
遥かな時空の彼方を想像・創造し、自由に飛翔してきた古典SF。
それは外宇宙の探索であると同時に、われわれの想像力の拡張でもあった。
しかしながら、人間だって宇宙の一部である、ミクロコスモスなのだ。
そして、スペキュレイティヴ・フィクションとしてのSFには、
内宇宙としての人間を想像・創造し、その存在を拡張する力もまたあるのだ。
SFにまとわりついていたさまざまなタブーを打破し、
<黄金時代>後の停滞期を克服し、さらなる活力を与えて今日のSFの礎を築いた
ニューウェーブSFについて、今こそ大いに語り合いましょう!

2 :
代表的な作家といえば、
ブライアン・オールディス、ハーラン・エリスン、ロジャー・ゼラズニイ、
J・G・バラード、トマス・M・ディッシュ、サミュエル・R・ディレイニーなどでしょうか。
もちろん活動時期も長きにわたっているし、いずれもNWの枠に収まりきらない偉大な作家ばかりです。
ですから個別のスレが復活すればそれで良し(というか、それを望んでおります)。
しかし、そうでない現状でも、彼らのNWとしての側面について考えて見るのは価値あることかな、と。
作家、作品、時代・・・そもそもNWの定義そのものなどについて自由に語らいましょう。
知られざる短編でNW時代の傑作など、ご存知の方がいらっしゃればからご紹介いただければとも思います。

3 :
バナナはおやつに入りますか?
ディックはニューウェーブに入りますか?

4 :
バナナはおやつに入りませんよ。
あーディックはニューウェーブですね。時期的にも。
内容面でもアンドロ羊とかまさしくだ。

5 :
オールディスってもっと翻訳されてもいい作家だよね。
名のみ高いヘリコニアとか気になる。
かえってNWのレッテルが逆効果で、
NWの衰退と同時に顧みられなくなったのかな?
地球の長い午後は大好き。頭にへばり付くキノコは怖過ぎだけど。
あとはスーパートイズとかサンリオ文庫類ですかね。
グレイベアドは積ん読w

6 :
ニューウェーブSFというかNW-SF
山野浩一傑作選 I 鳥はいまどこを飛ぶか
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488740016
山野浩一傑作選 II 人者の空
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488740023

7 :
おお、日本でニューウェーブを語るには外せませんね!
表紙見ましたが、素晴らしい。早く出ないかな〜。

8 :
逆に当時ニューウェーブに染まらなかった作家、みたいな語り方もできるね
たとえばベイリーとか

9 :
ラングドン・ジョーンズは消えちゃったね

10 :
日本でNWと言うと英国(バラード、オールディス、ムアコック)も
米国(エリスン、ディッシュ、ディレイニー)も一緒に語られがちだが、
実際には結構溝があり、英国の方は米国に対して割と冷ややかだったと聞いたが
どんなもんだったのかね

11 :
>>9
寡聞にして存じませんでした。勉強になります。
でもISFDBで調べてみても、邦訳されてる短編集一冊しか表記がないから
早くにSF畑から離れたのかね。
面白いんですか?

12 :
>>10
へー。でも内容的に言って実にありそうな感じですね。
まあディッシュに関しては、スラデックも含めて、英国寄りって気がするけど。
しかしムアコック忘れてたw
マイケルのSFは読んだことないんですよね・・・。

13 :
筒井康隆の「脱走と追跡のサンバ」とか、半村良の「亜空間要塞の逆襲」といった
NWに影響を受けた(らしい)オールドウェーブ作家の作品もここで語っていいんだろうか?
(あと荒巻とか…)。

14 :
>>13
もちろんです!
上には例として海外作家を挙げただけですので、洋の東西を問わず、
もうニューウェーブSFに関連すると判断すれば何でも語ってください。
自分は翻訳SF中心なので、日本SFのNW系で良い作品を紹介してもらったり、
歴史を教えて下さったり、あとはご存知の方々にグダグダ語らってもらえたら嬉しいです。

15 :
>>14
じゃお言葉に甘えて。
「脱走と追跡のサンバ」と「亜空間要塞の逆襲」は、>>1の定義を愚直なまでに
追求した小説なんで、読んだときに「筒井さんと半村さん、こんなもん書くの?」
ってビックリして、満足したもんだが、今読むとどうだろう?
筒井さんと半村さんは、もともとサイエンスにこだわってない人だし
パロディとか戯作とかが得意だから、あまり深く考えず、スイスイ
書いてる可能性もあって…。
>>1さん、読んだことないんだったら、逆に読んで感想聞かせてよ。入手しにくい本だけど。
あと…山野の直系と言えば、「幻詩狩り」の川又千秋か。「アラビアの夜の種族」の
おとっつぁんみたいな小説だが…。
勧めたいのだが、これも、また入手しにくいんだよな…orz

16 :
>>15
おお、早速のレスありがとうございます!なるほど、大変参考になります。
恥ずかしながら筒井康隆を読んだ中でSFと言えるのは「七瀬三部作」と『パプリカ』ぐらいでした…。
半村良の『亜空間要塞の逆襲』も読んだことないです。
近所の古本屋で見かけたことあるので、まずは筒井さんからオススメを読んでみようかと思います。
検索してみるとどれも本当に面白そうですが、一時代前の海外SFならともかく、
日本を代表する作家の名作(?)が入手困難なのは寂しいですね…。
SFファンを自称しておきながら国内のものをこれだけ読んでいない自分が言うのはおこがましいですが(赤面)。
読み終えたら感想書かせてもらいますね。改めてありがとうございます!

17 :
ニューウェイヴは中心の作家も好きだけど周縁の作家も好きだ
ジョン・ブラナー復刊しないかな
『サンジバルに立つ』の未訳のことばかり触れられるけど訳されてる作品も結構面白いのに
>>8
ベイリーは邦訳されてる「四色問題」とかムアコックやオールディスの言読むに結構ニューウェイヴしてると思うぞ
ウィリアム・バロウズと交流したりとか

18 :
>>17
ベイリーとバロウズって交際してるの!?
それともベイリーのアイディアを気に入ったっていうあの話かな?
ムアコックだかディッシュのグループの近所に住んでたのは知ってたけど。。
「四色問題」はニューウェーブとして読めるのか〜。それは素直に感心しますた。
>ムアコックやオールディスの言
これってなんでしょうか?自分も目にしてるけど覚えてないだけかな。
『時間帝国の崩壊』まで集めて結構ベイリーファンのつもりだったけど、お恥ずかしいw

19 :
>>18
それ以外にもオールディス経由で60年代半ばに会ってる
「四色問題」はニューウェイヴSF以外であーいうのは出てこないと思う
オールディスとムアコックのベイリー評については普通に『一兆年の宴』
手元にないのでうろ覚えだがブラナーと並んで50年代のパルプSF世界からでてそこを越えて文学的洗練を云々というのがオールディス評
バラードの内宇宙の理念に共感して作品を寄せてくれた云々というのがムアコック評
これら読む限りニューウェイヴと無縁というのは本人の言としても信じられない

20 :
>>19
なるほど。色々な情報どうもありがとう!
『一兆年の宴』読んでないなー。『十億〜』の続編だよね、読まなくちゃ。
>「四色問題」はニューウェイヴSF以外であーいうのは出てこないと思う
これは本当に明快な説明ですね。うん、ベイリー観変わりそう…。

21 :
>>20
あと柳下毅一郎がジョン・スラデック『遊星よりの昆虫軍X』の訳者あとがきでスラデックの作風と対比させて書いてたが
ベイリーが60年代に書いてたものにはかなりシュルレアリスムの影響強い作品も書いてるらしい
『カエアンの聖衣』の服が一面に咲き誇ってるとことかから察するにそーいう表現とも親和性高いんじゃないかと思う
要するにもっと翻訳が増えるといいなとw
若島正あたりもう一回アンソロ編んでくれればいいんだけど

22 :
>>21
60年代っていうと『スター・ウィルス』の原型が当たるのか。あとは分かりませんw
自分は70年代半ばのベイリーが好きで、紹介されてた「SF界のボルヘス」だの、
「メタフィジカル・スペース・オペラ」だのといった言葉を鵜呑みにしすぎたせいかな。
あとみんな「奇想SF」とか「馬鹿SF」とか言うからーw
あー、それからワイドスクリーンバロックというレッテルもあるよね・・・。
いま『時間衝突』の序文見返したけど、誤読してないとして、だとしたらスターリングの「ベイリー大好き!」は、
ベイリーのシュールな側面とか、ニューウェーブとの関連といった点では見てないねー。
翻訳が増えることには諸手を挙げて賛成!
ためになるお話ありがとうございました〜。またご教示下さい。
しかし>>21さんの素性が気になるw

23 :
エリスンは手元にあるけど読んだことないな。
なぜかと言えば、トム・リーミィ『サンディエゴ・ライトフット・スー』の序文でウンザリしたからw

24 :
>>22
一応言っておくがベイリーとニューウェイヴについてはあくまでそーいう側面もあるという話であって
それがベイリーの作風のメインだとか本質だとか言ってるわけではないので誤解なきよう
ニューウェイヴそれ自体についても曖昧なところがあるんで何が本質だとかメインだとか言えないから
中々難しいところではあるんだけど
奇想やSF固有表現の文学的な洗練なんかもニューウェイヴの側面ではあるしな

25 :
ムアコックはエルリックサーガの3巻の前書きで
ムアコックとベイリーとバラードで文学について議論していたと書いている
SFマガジンのバラード追悼特集で訳されていたムアコックの追悼文によると
その議論を元にニュー・ワールズの編集方針を決めたそうだ
ベイリーはニューウェーブの一言で括れない作家とは言えるかもしれないけど
ニューウェーブと無縁な作家ってことはないだろう
そういう認識はきっと山本某とかのせいだぜ

26 :
『危険なビジョン』は古い作家も多数参加してるがどういう扱いになるんだろう
ロバート・ブロックやレスター・デル・リイ、クリス・ネヴィルあたりはとても違和感がある
フィリップ・K・ディックやシオドア・スタージョン、フリッツ・ライバーはあんまり違和感ないが

27 :
>>24-25
なるほどです!

28 :
>>16
「亜空間要塞の逆襲」は、「亜空間要塞」の続編だから
もし読まれるのなら、まず「亜空間要塞」から読んでください。

29 :
>>28
はーい、どうもです!
実は自分も今日古本屋に立ち寄る時間があり、さっそく「逆襲」を見かけておおっと思ったんですが、
よく読むと続編らしいことがそのとき分かりましたw
半村さんの方はやっぱり順序よく読んだほうがいいんですね?ありがとうございます。

30 :
『危険なビジョン』って聞く度にキングとかクーンツのモダンホラーを連想してしまう今日この頃
それだけニューウェーヴ期のSFから遠ざかってんだろうな、自分

31 :
>>29
一応「亜空間要塞」の設定を踏まえて、「亜空間要塞の逆襲」が始まりますんで…
そこは、ひとつ…
ちなみに「脱走と追跡のサンバ」にも、続編があるんですけど
あれは、独立して読めるし、>>1さんの積ん読本が、ドンドン増えていくのもあれだし…
(あと、あまり今の段階でベラベラ喋りすぎると、ネタが1000行くまでに尽きてしまうよねー、みたいな…)

32 :
jgバラードだけは締め出されたんだよな 危険なビジョン

33 :
おっ面白そうな話題。なんで?仲悪くなったの?

34 :
最初予定されてた作品を載せてもらえず別作品に差し替えられたってだけで
普通に『危険なビジョン』にはバラードは寄稿してるだろう
寄稿したのが「認識」、蹴られたのが思いだせん
確か「下り坂自動車レースとみなしたジョン・F・ケネディの暗」だったかな?
エリスンは単なる行き違いで作品を蹴った覚えはないと弁明してたが

35 :
>>15
幻詩狩りって数年前に創元文庫で復刊してなかったっけ、もう品切れなの?

36 :
宗教的なSF小説を知りたいですよねー!?♪。

37 :
>>1さん、見ないなあ…俺、変なこといったかなあ…
>>35
近所の本屋で見ないしね、AMAZONでも在庫切れだったし。
ネット古書店やネットオークションなら手に入るだろうけど。
>幻詩狩り
でも…まあ…曖昧な印象で語るだけってのも何なんで
さっき東京創元社のサイトで調べてきた。東京創元社には、在庫なし。
紀伊国屋もダメ。旭屋は、サービスが中止になってるから
よくわかんない。ただ…丸善には、在庫があるみたい。
ここ見て、興味がある人は、すぐ問い合わせるといい。
丸善だって、不良在庫抱えるよりは、売れた方がいいに決まってるんだから。
で…そのときわかったんだが、初版は、2007年5月31日に
発売されてる。最近と言えば、最近だし、昔と言えば、昔だ。
だから…何と言うか…俺の印象だけれど、こう言うマニアックすぎる
本は、すぐなくなる、見てほしくなったら
そのときに買うべし!ってことだな

38 :
>>37
おおっ、1です。
前のレスへの返信遅くなってしまっていてすみませんでした!
全然変なことおっしゃってなんかいませんよ〜。
むしろ>>31のご意見を参照して、まずは「逆襲」ではなくて
『亜空間要塞』と『脱走と追跡のサンバ』を……
と思って近所の古本屋を何件か回ったのですが見つからず、
しかも市内の図書館は改修工事中で、都心の古書店街まで出る用事もなくて。
確かにネットで買えばすぐなので言い訳ですけどw
近々本当に読む時間も取れるでしょうから、
パパッと入手して感想ご報告いたします!
『幻詩狩り』も良さそうですね。
さっそく丸善の在庫を…と思ったら大阪でしたw
お返事遅くなり、お気に障ったならすみません。
宜しければまた色々とご教示下さいね。ではでは

39 :
>>34
解説サンクス。なるほどねー。
ていうか、ここフレンドリーなスレでいいなw
同じ板の中なのに、たまに伐としたとこあるよね・・・

40 :
>>34
そう、たしかにバラードの『下り坂』だが、これはjfk暗の黒幕が副大統領の
リンドン・ジョンソンであるという短編だったので、米国のエージェントが
勝手に「危険過ぎる」という認識で、バラード、エリスン双方に断り無く、
原稿を返送した。
バラードは激怒して「危険なビジョンなんて嘘っぱちだ!」「エリスンは
腑抜けのオカマ野郎だ!」と雑誌で公言。
これを読んだエリスンは「ミゾオチが締め付けられるような思いだった。
あれはエージェントの判断で、自分のところには原稿自体が届かなかった」
と弁明している。
バラードとの仲違いはどうなったのか知らないが、エリスン本人も
『下り坂』は傑作であると認めている。

41 :
>>40
エリスン「俺は今までいろいろと馬鹿なことをやってきたが、あんな傑作を没にするほど馬鹿ではない」
だってさ

42 :
>>40-41
エリスンとバラードがそう口にするところを想像して一人微笑んでしまったw

43 :
バラードが生きていれば、なんとしても福島原発を書いて欲しかったなあ。
テクノ三部作をまとめたような頂点の作品になりそうな気がするのに。

44 :
>>38
返事が遅れ、申し訳ございません。お元気そうで何よりです。m(__)m
ネットを使わず、マニアックな本を手にいれるのは、
大変だと思います。お疲れさまです。私の恥を話しますが、私は携帯オンリーなので
AMAZONでの購入は、できません。JavaScriptに対応してないんですね。
私は、関西人なので、丸善は、重宝しています。(ジュンク堂書店と
合併したらしいです。梶井基次郎が檸檬を置きにいった河原町店は
もうないようで寂しいです)
これだけでは、何なので、ニューウェーブに絡めると、ニューウェーブ関係の本は
装丁がいいです。真っ黒な「ダールグレン」。「奇跡なす者たち」も渋いです。
国書刊行会ですからね。質の高い(文章の凝った)本を少数出すわけだから
造本に凝るのでしょう。(私は、「国書刊行会」
と言うのだから文部科学省の外郭団体かな?と昔、思ってました←バカ)
装丁が凝っているのだから、手にとって調べてかいたいな…と言う気は、私にはあります。
「脱走と追跡〜」、「亜空間要塞」、「〜逆襲」、手にはいることを祈っております。では、ノシ

45 :
>>39
お役に立てたようで、光栄です。m(__)m
山野浩一の直系に当たる山形浩生さんのサイトを見てたら、こんなことが書いてありました。
Asahi News Paper Reviews 2011-
http://cruel.org/asahireview2/
> 書評の対象になるのは、発行から 2ヶ月以内の本。そうでないと店頭から
>引き上げられてしまって、地方部での入手が困難になるから、だそうな。
これは、山形さんが朝日新聞の書評を始めるときに言われたことだそうで
すが、今は、どんな本でも基本は、書店に二ヶ月しか並ばないということらしいです。
寂しいですね。
>ていうか、ここフレンドリーなスレでいいなw
マターリが一番ですねぇ(*′∀`*)
スレ住人の皆さん、読みにくい長文、連投してスマソ
じゃ、m(__)ノシ

46 :
山形訳のディレイニー『エンパイア・スター』どっかで単行本化しねえかna
液晶画面でもかまわんけどやっぱ紙の本で読みたいわ

47 :
>>46
国書の『ドリフトグラス』は誰の訳なんだろうね

48 :
『時は準宝石の螺旋のように』だと山田和子訳だが多分新訳になるんだろうな
『アプターの宝石』のほうも復刊してくれるといいのだが
ヒロイックファンタジー色が『アインシュタイン交点』より濃くて楽しい

49 :
『アプターの宝石』は図書館で蔵書してるとこもあるし
高値で売ってもいるが
訳が悪いって評判だから読んでないなあ
しかし実は面白いのかー?
>>48
ただし、さすがに『アインシュタイン交点』と比較して楽しさを力説されても困るw
でもディレイニーマスターなんですね!?
ぜひ『ダールグレン』の素晴らしさも語っていってくれw

50 :
>>49
『アプターの宝石』はそこまで訳ひどくない
少なくとも読んでて意味がわからないっていうのはなかった
サンリオの悪訳と呼ばれてるものは読んでも意味わからないの多いから
『ダールグレン』の素晴らしいところってホモ・ヘテロ・ホモとしかいいようがない
ホモは読んでるうちに慣れたが舞台設定以外SF色が薄いんで読んでて辛かった
あとループ構造的なのがわかんなくて読み終わったあとに上巻から拾い読みする羽目になってそれも辛かった

51 :

ニュウウェーブ

52 :
>>51
しまえ、
ねれ。

53 :
山野浩一傑作選そろそろ発売だね。
山野氏唯一の長編作品「花と機械とゲシタルト」も復刊してほしい。

54 :
ディレーニといえば、あの大作を読破した人、いるのかなあ

55 :
『ダールグレン』も翻訳されたことだしそろそろ『Hogg』の翻訳もしねえかな
『ダールグレン』以上に凄惨かつ読みにくい内容らしいけど

56 :
エンパイアスターを復刊して欲しいな
あれは良い本だ
プリズマティカの文庫化でもいいよ

57 :
>>56
国書の予定にある

58 :
>>50
遅レスでスマン!
なるほどー、『アプターの宝石』読んでみる。ありがとね。
えっ、なんだその「素晴らしいところ」w
>>53
楽しみ……出るんだよね?本当に出るんですよね?
>>57
楽しみ……でも出ないよ……出るの?

59 :
山野浩一傑作選T・U無事発売

60 :
数十年の時を経てバラードと山野浩一が同じ創元SF文庫の棚に並ぶとは・・・
感動的

61 :
ニュウ・エイブスレか
ずいぶんマイナー嗜好だな

62 :
いや、ある意味王道だろう

63 :
古臭い

64 :
黄金時代だって古臭いけど面白いからいいじゃん
ニューウェーブは文学としてもまだまだ語れるだろう部分も多いと思うし

65 :
新流行SF小説は楽しいですよねー。

66 :
セガサターンが「次世代機」と言われると違和感があるが
半世紀もたつと「ニューウェーブ」も固有名詞化して違和感なくなったね.
「異星の客」はニューウェーブ(の雰囲気)を意識してたんだろうか.

67 :
荒巻義雄はニューウェーブに入りますか?

68 :
『紺碧の艦隊』はともかくシュルレアリスム絵画モチーフにしたような作品は入るんじゃね
『エッシャー宇宙の人』が大好きだ

69 :
「脱走と追跡のサンバ」なんか今でも論議がある

70 :
上部
にゅう うぇー ぶ

71 :
度々名前が上がる「花と機械とゲシタルト」はどんな小説なんでしょう?
非常に難解だと聞くけど

72 :
『花と機械とゲシタルト』は精神病に関する理論の説明みたいなのがよくわからんかった
精神病は精神医学が産み出す云々とかで反精神病院とかいう『ドグラ・マグラ』の解放治療場みたいな施設で
人形使ってよくわからん治療行為やってくうちにそれが暴走して空間が歪んでわけわからんっていう
患者たちがみんな汝って呼ばれてて人形が我って呼ばれてて読んでくうちに誰が誰がわかんなくなってた
今再刊したらその辺含めて新たに書き直したりするのだろうか
「気違い」が何か所かあったと記憶するからそれは多分直すだろうけど

73 :
山野サイトによると「鳥は・・・」の方が「人者・・・」より売れてるらしい

74 :
マイナー作家の傑作選の第一巻だから当たり前っちゃあ当たり前だと思うけど

75 :
ニューウェーブage

76 :
1冊目から順に買う人多いだろうし
表題作有名だからね・・・

77 :
>>72
キチガイ→精神障害 
OCRして一括置換でいける

78 :
ニューウェーブは今読むと普通に奇想小説として面白いね
時代背景超越した作品が多いからあまり古びてない

79 :
なんか分かる
マシスンとかそっちの系統っぽい

80 :
ニューウエーブを見て日本文学のやつらがSFの猿真似をはじめた訳だが
全然面白く無かったのが笑える。

81 :
日野啓三か?
晩年やたら文学賞取ってたけどどうもね・・・

82 :
>>81
ほんとどうもねと言う感じ
大江健三郎とか、
「危険なビジョン」の方が百倍面白かった

83 :
NW-SF出身者の出世頭は川上弘美か

84 :
日野啓三も大江も好きだけど。
「面白く」はないけど、妄想かきたてる文体を持ってる。
あれは「楽しみ方」が違うんだよ。

85 :
俺も日野はとても好きだな
SFの文脈じゃなく文芸の文脈でやるからあの味があるんだよね

86 :
物語の型を楽しむんじゃなくて
壊れた文体や世界観で非現実感覚を味わうって感じだな
たぶん散文詩に近いと思う
論理性が崩壊してる分、解釈が自由に出来るから妄想が膨らむ

87 :
だからさあ、ニューウェーブだか何だか知らないけど
1つだけ言えるのは、いい物はいい、悪い物は悪い。

88 :
いやぁ〜、ボクはそこの所ちょぉ〜っと違うだけどねぇ〜

89 :
日野は好きだが大江の『治療塔』はなんか微妙だった
『NW−SF』は黒井千次に掌編書かせたり川本三郎にSF短編書かせたり面白かったな

90 :
大江は同時代ゲームとかあのころの作品がパワフルでいいよ。

91 :
話題ないの

92 :
山野浩一の「花と機械とゲシタルト」
古書価格が高すぎw

93 :
東京創元社から復刊してほしいよね

94 :
NW-SF社発行だからほとんど自費出版みたいなもんだからな

95 :
NW-SFは原稿料ナシだっけ

96 :
>>69
あれはニューウェーブじゃなくってドビンチョーレ

97 :
NW-SF社の本は全般的に高いわな
唯一復刊された「コンクリートの島」もすでに品切れなんだっけか

98 :
NW-SFの死亡した宇宙飛行士はいくらなんでも高すぎる

99 :
>>98
NW-SFシリーズでもその本は目玉だからな
・作者がバラード
・いまだに復刊されていない

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