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2012年1月2期懐かしニュース66: 帝銀事件6 (139)
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帝銀事件6
1 :11/11/29 〜 最終レス :12/01/15 帝銀事件 - Wikipedia 帝銀事件(ていぎんじけん)とは、1948年(昭和23年)1月26日に東京都豊島区の 帝国銀行(後の三井銀行。現在の三井住友銀行)椎名町支店で発生した毒物人事件。 戦後の混乱期、GHQの占領下で起きた事件であり、未だに多くの謎が解明されていない。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%9D%E9%8A%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6 前スレ 帝銀事件5 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/archives/1300232043/ 過去スレ 帝銀事件4 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/archives/1260590390/ 帝銀事件3 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/archives/1249798952/ 帝銀事件2 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/archives/1234868073/ 帝銀事件 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/archives/1139836966/
2 : >578「現物の平沢氏が帝銀に現れた犯人とは違うと目撃者が全員証言したということです。」 >592「M証人達の平沢氏ではないまで延々と偶然が続かないと単独犯は成り立たない。」 先週、トリプレット著「帝銀事件の真実」を入手しました。 まだ、ペラペラとしか読んでいませんが、帝銀内部の写真が2枚ありました。 ここに、帝銀事件生き残りの方からの犯人人相を聞いたものがあります。 「これは驚いた。犯人の容姿にについて四人とも違った証言をしているのに、 警察はどうやってそれをひとつの人相書きにまとめあげることが出来たの だろう。どうやら、刑事たちは、なるべくたくさんの共通点を寄せ集め、 それから推論してひとつのイメージを作り上げたということのようだ。」 「警視庁は平沢逮捕に至るまで、一貫して、目による被疑者の識別に大きく 依存してきた。田中は三回も面通し(別の本によると、この三回の面通しは 本人からの自主的なものとある)をし、その上で彼が人犯と断定した。 村田正子さんも、やはり三回の面通しをしたうえで、彼は絶対に犯人では ない、と断言した。」 これでは、犯人が誰であっても人相からは帝銀実行犯は特定できないことになる。 犯人の容姿にについて四人とも違った印象を持っていたなら、犯人手配書で従来 通りの人相書きとモンタージュの二種類を作り、最後に帝銀の生き残りたちが モンタージュを選ぶことは出来ないはずである。 当初、四人は同じ印象を持ち、モンタージュを選んだので、モンタージュと 帝銀実行犯とは同じような顔のはずである。 私はこの二人の異なった面通し結果の理由が平沢の変装(たくみに表情 を変えている)によるものと考えた。 小樽で平沢の写真を刑事たちが撮るときの様子について、居木井刑事と警官 が次のように述べている。(「小説帝銀事件」) 「そんなときの表情ってのがヤツはすっとぼけて、下顎を突き出し・・・」(居木井刑事) 「メガネをかけていた・・・」(警官福井) これ以外に、このときの様子を平塚は次のように聞き及んでいる。 「ヤツは会うなり、事件があった1月26日のアリバイを弁解したそうだよ。 こちらから、特に質問したわけじゃないのに。それで顔を見ると、モンタージュ 写真とそっくりだと言ってたな。「これはおかしい」ってことになって 10日後、北海道の帰りがけに、また会って一緒に写真を撮った。 そんな時の表情ってやつがすっとぼけて、下顎を突き出し、わざと写真写りを 悪くしたふしがある。」(平塚刑事/「刑事一代」) また、この小樽での写真について次のようなものがある。 「居木井刑事が、彼女(妻マサ)に小樽で撮った写真を見せると、彼女は、 あら、まるで顔が違いますね、と言った」(「小説帝銀事件」) そして、平沢は次のようなことを証言(第60回)している。 「記念写真を撮る時はそれでも口を歪めて人相が違うようにしました。」 ここで、私は小樽でこのようなことを行った平沢は東京の取り調べでの際にも 同じことを行ったのではないかと推理した。しかし、その推理はなんてことは ないもので、「秘録帝銀事件」に書かれていたものだった。調査不足である。 以前、述べたように私は、意見の分かれるアリバイ、人相についてあまり調べて いなかったのです。
3 : 「本部で面通しをすると言うので側で見ておりましたが、誰が来たか何人 来たか覚えていません。8,9人の男女が来たと思います。もちろん、面通し であることが平沢氏も気づいて入って来る人たちに対して、私が犯人なら犯人だっ と違うなら違うっと判然と言ってくれ、立ちましょうか、座りましょうか、 横を向きましょうか、と言ってあごを引いたり、横を向いたり、口の下に梅干しを 作ったりして、百面相をやっておりました。」(居木井刑事/「秘録帝銀事件」) つまり、警視庁での取り調べでは、このように平沢が変装(たくみに表情を変えている) していたために次のようなことが起きたと考える。 帝銀生き残りの田中 「最初の面通し、および上野駅のホームに降りた際、ハッとして、犯人に間違い ないと思ったが、次に行った警視庁で行った面通しでは、違うと断言した。」 警視庁で行った面通しでは、違うと断言したのに、「最初の面通し、および上野駅 のホームに降りた際、ハッとして、犯人に間違いないと思った」という証言が、 居木井刑事の先の証言を裏付ける。 それでは、どのように変装(たくみに表情を変えている)したのだろうか。 居木井刑事の言は、平沢が「下顎を突き出す」、「顎を引く」、「口の下に梅干しを作る」 ということを行ったと言っている。 「下顎を突き出す」、「顎を引く」というのはすぐに分かることではないだろうか。 分からないように変装(たくみに表情を変えている)するなら、次のことが考えられる。 @「口を結んだとき歯を強くかみしめる」 「口を結んだとき歯を強くかみしめる」と顔が角張る。 そうすると、「(小樽市警察署の)刑事たちは、モンタージュ写真と似てはいないか と細かに観察したが、平沢は角張った顔で、面長の手配の人相とは違うという結論に 達した。」(「秘録帝銀事件」)というものや居木井刑事たちが言う「顔を見ると、 モンタージュ写真とそっくりだ」ということの説明がつく。 A「口を結んで、上顎と下顎を離す」 「口を結んで、上顎と下顎を離す」と、下顎が長く見える。 このことは、下顎に力が入り、居木井刑事がいう「口の下に梅干しを作る」という 状態になる。 小樽で撮られた平沢の写真(「秘録帝銀事件」)を見ると、居木井刑事のいう 「口の下に梅干しを作る」が見られる。この写真と「秘録帝銀事件」の表紙にある 平沢の写真を比較してみる。 「眉毛から顎の下端」の長さに対する「口の中心線から顎の下端」の長さ の割合を比較すると、明らかに小樽で撮られた平沢の方がその割合が大きい。 つまり、小樽で撮られた平沢は下顎が長いことになる。 これが、変装(たくみに表情を変えている)である。 当然、この写真を見せられたら、「犯人とは違う」としか言えない。 絵画と違いほぼ実物通りの小樽での写真、そして、警視庁で見た実物の平沢の 顔、この二つの顔を見せられれば、多くに人は「平沢は犯人と似ていない」となる。 帝銀生き残りの田中が「彼が人犯に間違いない」という証言が正しいと考える。
4 : 怪しい歯科医とはなんなのか
5 : 平沢が金の出所吐かなくても 死刑にならなかったんだから みんな冤罪ってわかってたんだろ
6 : 新スレ設置ありがとうございます。 さて、コテハンの193様がアクセス禁止制限の影響で 本スレへの書き込みができないようです。 メールを通じて私のほうへ代理投稿を依頼されてきましたので、 次にそれを転記いたします。
7 : 科学捜査さん、お帰りなさい。 科捜さんが戻られると包装氏さんの記述が俄然キレがあがり、 スレが活性化するので、これからも宜しくお願いします。 >>587 >これから、「荏原約5g、中井約5g、帝銀約5g」とした訳です。 (中略) >つまり、東北大に行って盗む必要がありません。 これは、逆ではないですか。 科捜さんは平沢単独犯説をとってらっしゃるので、平沢が青酸カリを手近のオキシフルの 瓶に入れたために中和され、荏原で無害化したと仰ってたので、平沢は何故青酸カリ が無害化したかを理解できなかったという事になります。 荏原で使用した青酸カリが効かなかったのに、その残りを中井で5g、椎名町で5g 使うのは、いくらコルサコフ症候群の平沢でも呑気すぎます。 荏原で使用した残りの青酸カリを、他の動物(水槽の金魚等)で試してみて、 それが効くのなら、再度残りを中井と椎名町で使用したのなら理解できますが、 包装氏さんが仰るように、東北大に松井博士の名前を出して青酸カリを求めたの は犯人グループだと考えられるので、荏原の残りの青酸カリを次の中井で使用 する前に、上述のように他の動物で試してみて、やはり効かなかったので、又は 残りの青酸カリを他の動物で試さずとも、荏原で薬が効かなかったので新たに 青酸カリを買い求めたと考えた方が妥当でしょう。 未遂も含めての帝銀事件は、銀行員たちを全員薬しないと人相や犯行手口 から捜査の手が犯人に廻って来るので、一度荏原で使った薬が全く効かなかった のだから、大事をとって凶器である青酸カリを新たに買い求めたと考えた方が 自然だと思います。 軍隊でも兵器に求められる最も重要な要素は信頼性ですから。
8 : >ある証言した検死官が言っていた、「2日に1度は青酸カリによる死体を >検死していた」とあるように、比較的入手しやすいものだったのでは >ないでしょうか。なにも、東北大まで行かなくても。また、なにも、松井氏 >との関連を匂わすようなこともしなくても。 これも、同様に逆ではないですか。 科捜さんが仰るように、当時は巷での青酸カリの管理はずさんで、入手し易い ものだったので、東京都内で比較的容易に入手できたはずなのに、それをわざわざ 平沢以外の人間の素顔さらして東北大まで出向いて入手しようとする事が、単に 青酸カリを買い求めていたというだけでは説明つかないと私は考えるのです。 前述したように、普通だったら、 「荏原で失敗した。まずいな松井名刺を回収できなかったよ。東北大の松井の ところに話が伝わって警戒されてるかもしれないから、今後、松井に係るのは 危ないからやめよう」 と考えると思うんです。 にもかかわらず、共犯者は荏原失敗後に東北大に松井氏の名前を出して顔を出 している(と思われる)。 犯人も町のメッキ工場や復員兵等よりも大学病院の方が青酸カリの管理が 厳しい事は把握しており、松井氏の名前を出したくらいで青酸カリを入手できると は思ってなかったでしょう。 それでも敢えて東北大へ松井氏の名前を出して現れた事に、私は恣意的な印象を 持つのです。 そして警察でさえ、帝銀事件当初は松井氏が旧特務機関に所属し、青酸カリを 使用した捕虜の人体実験に関与していた事を把握してなかったのに、犯行前に 松井氏の名前を複数回出した犯人がいた(と思われる)事から、それが事実なら、 松井氏が旧特務機関で青酸カリを使用した捕虜の人体実験に関与していた事 を把握していた人物が帝銀事件の犯行グループの中にいたと考えられるので、 歯科医が旧特務機関員であり、帝銀事件に関与していたという信ぴょう性が 俄然高くなると、私は考えた次第です。 ところで科捜さんは、荏原と中井で遺留された2枚の名刺から、平沢の指紋が検出 されなかった事は、どの様に考えておられますか? 包装氏さんとサトウさんからは、その考えを聞いておりますが、科捜さんには伺う機会 がなかったので。
9 : 科学捜査さんに質問攻めで大変でしょうから、閑話休題。 上で話題になっているトリプレットの本に係る私のちょっと恥ずかしい話を。 165pの2行目の最後から3行目にかけてtold me that the was not here となってる。これ、the を it にするか、theの後にsignalか(traffic light) がないとおかしい。 (池袋から帝銀まで救う会の人と一緒にトリプレットが歩いてる場面) 著者に訊きたい事があった若かりし私は、この誤植をネタにアメリカの 出版社に手紙を出しました(著者宛)。でも無視された。 細かい事で煩い日本人だなと思われたでしょうね。ち なみに私が訊きたかったのはT検事の事でした。 救う会に連絡すれば連絡はついたのでしょうが、色々シガラミがあったので。 英語版にはあまり出回っていない現場写真が載っています。それでは良い週末を。
10 : いろいろ回答しなければなりませんが、まずは資料を見なくても出来るものから 回答します。来週中には、「金屏風」について述べるつもりです。 実は、3冊の佐伯著の本もろくに読んでいませんでした。 なにぶん以前調べたことは、帝銀事件で謎となる「毒物」と、私の趣味ともい える「(画家の)精神分析」だけでしたので。 >5 {科捜さんは平沢単独犯説をとってらっしゃるので、平沢が青酸カリを手近のオキシフルの 瓶に入れたために中和され、荏原で無害化したと仰ってたので、平沢は何故青酸カリ が無害化したかを理解できなかったという事になります。」 「荏原で使用した青酸カリが効かなかったのに、その残りを中井で5g、椎名町で5g 使うのは、いくらコルサコフ症候群の平沢でも呑気すぎます。」 これについて、回答するとまた反論が多く出るような気がしますが・・・。 この事件は、「大胆、計画的、衝動的」です。計画的で衝動的と書くとおかしい と思われますが、問題はないものです。これは、脳の「計画を司る部位」と 「衝動を抑制する部位」が異なった位置にあるためです。 つまり、疑問なしに普通に使われるフレーズ「この犯行は衝動的なものでなく 計画的である」というものは、正確性に欠けるものです。「衝動に駆られ、 そして計画を練り行われた」は問題のないフレーズです。 荏原、中井も、全員を害しようとしたのです。予行演習などでは決してありません。 また、佐伯氏が言うように、平沢が騙されて行ったものではありません。なぜ、騙す必要が あるのか?全員害して金を手に入れればいいだけの話です。 荏原では、全員を害するつもりだったのです。これ以外に、私には考えられません。 オキシフルは第1液を消毒薬にみせるため味付けとしたものです。非常に巧妙です。 手近な瓶というものではありません。 ただし、青酸カリがオキシフルにより「酸化」され無毒化されるとは考えても見なかったはずです。 ここでも当初は誰も考えつかなかったように、平沢に分かるはずはありません。 荏原ですが、「青酸カリを飲ませれば必ず死ぬはず」と考えれば、平沢には、この 失敗は薬液量しか考えつかないはずです。 何事も起こらなかったので、平沢は配った第1液の量が少なかったためと反省し たはずです。これが、荏原と帝銀の配られた薬液量の違いです。また、帝銀での 正確な薬液量の分配となるのです。 梅干し大の大きさ(約16g) 「もうこれが最後と思い、中井で残りの全量を用いました」(平沢) 「もうこれが最後と思い、帝銀で残りの全量を用いました」(平沢) この矛盾、検事は中井で残りの全量を用いたと考えたのです。しかし、中井では 小切手に振りかけられた消毒液は、鑑識の結果、アルコールだったのです。 当然、これは第1液のはずです。 そうすると、真実は「もうこれが最後と思い、帝銀で残りの全量を用いました」 です。
11 : 東北病院で、松井氏の名前を使い、青酸カリを入手しようとした件ですが、 あまり、偶然とすることは出来ません。 われわれが得ている情報の多くは、平沢冤罪派からのものです。どこかに 悪意のないフィルターがかかっているような気がします。 荏原で顔を隠すことなしに全員を害する、警官が来ても動じない。 帝銀でも顔を隠すことなしに全員を害する、子供がいても動じない。 この「大胆さ」、「残忍さ」は脳の同じ部位です。 しかし、平沢と同じように、「歯科医Nはモンスター」かも知れません。 それは、「列車から落ちたように言われているが、ズボンをおろしたのは、 歯科医Nの小細工」(想像)であり、「帝銀事件の犯人」(仮定)なら、 確かに、「歯科医Nはモンスター」かも知れませんが。 >「歯科医が旧特務機関員」 佐伯氏が考えた、「歯科医が旧特務機関員」というものには、 当初、「(後に紅茶を飲んだが、)お茶を飲まなかった。これは 指紋を採られないようにしたのだ」、「建物も怪しい」、 「(疎開していたので、あるいは特務機関員だったので)、卒業名簿に 名前が載っていない」、そして決定的だったのが「頭髪からの 大量のヒ素の検出」だったのです。これから、どのように考えるかは、 マクロで考える人と、マクロを見ずにミクロだけを見て物事を考える人との 違いが出てきそうです。もちろん「後の歯科医Nから指紋採取失敗」 も考えなくてはなりませんが。 >「平沢の指紋が検出されなかった事」 当時の指紋検出技術が不十分だったのか、あるいは、名刺の保存状態が悪かったのか、 あるいは、指先の指紋がある部分に接着剤で皮膜を作ったのか、どれが 正しいのか分かりません。 もちろん、昔の名刺では、現在そこから指紋検出をすることは出来ません。 また、DNA鑑定も指紋(脂質)からは出来ません。細胞、もしくは細胞の破片 がなければ出来ないはずです。
12 : 金が入った理由を言わないのに何故再審が何回も行われたんだ? 茶番だよ。形式上繰り返していたに過ぎない。 拘置所で平沢は特別待遇受けてたんじゃないの?
13 : >荏原、中井も、全員を害しようとしたのです。予行演習などでは決してありません。 >また、佐伯氏が言うように、平沢が騙されて行ったものではありません。なぜ、騙す必要が ここでは未遂事件で犯人に意が無かったとか、予行演習だとか、平沢が騙されて行った とは誰も言ってませんよ。 荏原で警官と会話してまで犯行に及んだ犯人の大胆さは常軌を逸しているとは思いますが、 平沢がコルサコフ症候群で精神を病んでいたというのは、自分には説得力があります。 (それが病理学的に妥当なのかは、私には分かりませんが) >「もうこれが最後と思い、帝銀で残りの全量を用いました」(平沢) 今となっては椎名町で使用された毒物が荏原の使用済の残りなのか、 荏原の未遂後に新たに入手した物なのかは分かりませんが、さんざん 言われ続けれ来た事なので今更言うのも気が引けますが、椎名町の犯人 の第一薬投与、待機、第二薬投与の犯行手口と手際の良さからして、 犯人は青酸化合物の知識と取扱いに習熟した人間で有る事は疑いようが 無いです。 その様に薬物の知識と取扱いに習熟した犯人が、荏原で理由が分からず 全く効果の無かった薬物を、そのまま椎名町で再使用するほど犯人は、 すっとこどっこい(昭和40年代風)なのでしょうか。
14 : >>587 >つまり、東北大に行って盗む必要がありません。 >ないでしょうか。なにも、東北大まで行かなくても。また、なにも、松井氏 >との関連を匂わすようなこともしなくても。 科捜さん、上記と下記は矛盾しませんか?? >11 >東北病院で、松井氏の名前を使い、青酸カリを入手しようとした件ですが、 >あまり、偶然とすることは出来ません。
15 : >包装氏さん 細か〜い >>9 前後を読んでいないので確かではないですが、 会話的には、told me it was not here 文章的には、told me this traffic light was not here でしょうね。
16 : >14 「盗む必要がない」ということは、私の動かすことの出来ない考えです。 しかし、「偶然に」松井というそれほど多くない苗字が使われたこともあまり考えられません。 そこで、ここに平沢冤罪派のフィルターがかかった可能性があると言うことです。
17 : 科捜さん、おはようございます >この矛盾、検事は中井で残りの全量を用いたと考えたのです。しかし、中井では >小切手に振りかけられた消毒液は、鑑識の結果、アルコールだったのです。 >当然、これは第1液のはずです。 犯行を断念したのに第1液を振り掛けて帰るのは、無駄にリスクを背負う事になりませんか。 アルコールしか検出されなかったのだから、中井で使用されたのは第2液、又は予備で持っていた アルコールのではないのですか。 >何事も起こらなかったので、平沢は配った第1液の量が少なかったためと反省し >たはずです。 薬品が古かったためと考えた可能性もあるのではないですか。
18 : コルサコフ病の作話とは、話を作り出し本人も信じるようになるというものです。 また、妄想とは、「根拠のない主観的な想像や信念。病的原因によって起り、事実 の経験や論理によっては容易に訂正されることがない」です。 「佐伯氏の妄想」と書くから誤解を与えたかも知れません。 佐伯氏の場合は、「初めに歯科医Nありきという病的とも言える強い思いこみ」です。 「統合失調症は見事に社会の中で起こった疑惑を家の中や個人の中で 妄想に膨らませて行く病気である」(森山公夫著「統合失調症」ちくま新書)と あります。 森山氏の説明の中に、「疑惑」とある。佐伯氏の著書に、「疑惑」と「疑惑α」があります。 偶然の一致だろうか。私が帝銀での毒物について調べていたところ、佐伯氏の考 え方に問題があることが分かったのです。つまり精神疾患があると判断したのは、 アセトンシアンヒドリン説の考え方からです。そして、歯科医Nが犯人だと考えた 理由を読むと、非常におかしな理由から起きていることが分かりました。 そこには、「病的とも言える強い思いこみ」があるのです。そして、毒物について あまり書かれていない「疑惑α」をぱらぱらと読んだところ、佐伯氏の精神病院での 入院を知りました。その時点から、私は彼の著書にはあまり目を通していませんで した。目を通す必要がなくなったためです。 つまり、「誠一」、「金屏風」、先に言われている「マネーロンダーリング」につ いてもほとんど無関心だったのです。「マネーロンダーリング」と言われても、何を 言われているのかさっぱり分からなかったのです。 今までに、青酸カリの使用量と帝銀当日の相田家様子に作話があることを 述べました。ここでは、湯沢ロッジにあった虎の絵の金屏風について調べたので述べます。 また、ここで妄想と判断したのは、なにも個々の会話からだけでなく、佐伯氏が 統合失調症と医者に判断されたことも加味しています。 現在、治療法が格段に進歩して症状を抑えたり、問題がないほどになるものであるが、 、統合失調症は遺伝的要因が大きく、当時は決して治ることがない疾患とされていましたた。 ただし、佐伯氏は義父が神経質のため入院させられあ、医者の金儲けのため長期入院を させられたと言っていますが。 高木検事「三菱銀行丸の内支店を舞台にした事件、つまり預金通帳と 現金1万円を詐取した事件で、1万円の使い道は?」 平沢「すぐ改悛して、上野の浮浪児に1万円を分け与えた。」(嘘・作話。嘘と作話の 違いの区別は難しいので、厳密ではないが。) 高木検事「日本堂における金時計などの詐取事件の理由は?」 佐伯「金時計を潰しにして絵の具屋で金粉と交換して貰おうと考えました。」(作話) この日本堂の事件で、平沢が店を出たとき、同時に三人が出たので、 店員が平沢を見失った。佐伯氏「平沢は誰か仲間と一緒にいたものと 思われる。」(詐欺に2,3人の仲間を連れて行くのだろうか?妄想)
19 : 高木検事「金の入手先は?」 平沢「絵(金屏風)の代金で、小岩の清水(虎之助、虎二)からです。」(嘘) 高木検事「調べたが小岩にはそんなやついないぞ。」 平沢「間違えました。花田卯造です。」(嘘) 高木検事「花田は前年に亡くなっているぞ。家族等はそんなことはないはずだと言っているぞ。」 平沢「間違えました。椎熊三郎です。」(嘘) 高木検事「椎熊代議士は否定しているぞ。」 判事「金の入手先は?」 平沢「平井の清水です。」(嘘) 佐伯氏は小岩の清水、平井の清水を追い求める。 佐伯氏「私たちは大森隆男が清水の像にもっとも近いと考えたのである。」(妄想) 佐伯氏「ひょつとしたら、清水は二人いたのではないか。・・・。その結果、勝夫も 隆男もそれぞれ清水を名乗っていたのではないかという推論となった。おそらく、 この推論はかなり正しいのではあるまか。」 (いろいろ調査して、この結果になった。この考え方に、「少しずつのねじれがあ り、最後には普通では思いつかない結果になる」、「桂馬の動き方に似ている」があ る。妄想) 佐伯氏は、帝銀事件の犯人が歯科医Nと直感で判断した。そして、そのことを人々 にふれ回ったため義父により約6ヶ月間精神病院に入院させられる。 佐伯氏「歯科医Nが帝銀の犯人だ。毒物はアセトンシアンヒドリンだ。歯科医Nは 特務機関だ。米軍が関与している。建物も怪しい。当時、新潟に住んでいたが、変装して 東京に出ている。」(妄想) 「東大教授、慶大教授、鑑識はすべて嘘をついている。毒物はアセトンシアンヒドリン だ。」(アセトンシアンヒドリン説が間違っているから妄想というのではない。 すべての人の話を嘘とし、あるいは自説に有利なもののみを採用している。妄想) しかし、退院後、毛髪から大量のヒ素が検出され、佐伯氏の話が真実と 認められるようになった。ただし、その原因は歯科用治療薬によるものとこの 2ちゃんねるで判明した。 佐伯氏は、小切手換金の犯人は、お人好しの誠一が歯科医Nに騙されて行ったと 考えた。歯科医Nは帝銀実行後、新潟に帰り誠一に小切手換金を依頼した。 誠一が捕まっても、平沢から小切手を貰ったと言えば歯科医Nは捕まらないと。 (ここで、誠一が小切手換金の人物だとする理由が、たんにお人好し等の性格だけから 判断している。妄想。また、新潟に帰ったと断定しているがその根拠はなにもない。妄想) 29年 誠一、列車から落ちて死去。 佐伯氏「列車から落ちたように言われているが、ズボンをおろしたのは、 歯科医Nの小細工だと思っている。」(これは、先に小切手換金した人物が 誠一だとし、そこから考えが広がっていった。妄想が膨らむ。) 佐伯氏は平沢が歯科医Nにだまされて、帝銀実行犯に仕立てられたと考えて いる。(これは、毒物がアセトンシアンヒドリンで平沢には出来ないという考えから 膨らんで行った。妄想) そして、これとは別に「平沢の背後には仲間がおり、平沢がこれらのものに臓金関係 の言い訳に渡している」と言っている。(平沢は、3件目の事件帝銀に非常に関与 していることになる。これは、包装氏の考え方とまったく同じものである。) 佐伯氏は、平沢の妻マキに歯科医Nのことを述べ、歯科医Nと平沢の関係を聞くが、 知らないと言われる。
20 : マキ「平沢は事件後、金回りがよくなった。清水というパトロンに絵を買って貰ったと 言っていた。」(平沢の嘘) 37年8月 マキ「歯科医Nを知っている?」 平沢「歯科医Nのことは知らない」(実際は忘れていたと考える) 佐伯氏 歯科医Nが住んでいる新潟で、金屏風を探し求めていたところ、湯沢ロッジで 虎の絵の金屏風があったことを知る。(湯沢ロッジに金屏風があったことは事実) マキ「平沢は動物の絵は描かない。」(これとは別に、マキは平沢がコルサコフ病 を患ってから、ちゃんとした絵を描くことが出来なくなったと述べている。) 佐伯氏「平沢は、小岩の清水(虎之助、虎二)のことを言っていた。虎。虎。平沢 が描いたのは虎の絵に違いない。」(全く根拠のないものである。妄想) 佐伯氏「平沢は知らないわけがない。何か隠している。」(妄想) 37年-月 マキ「歯科医Nを知っている?」 平沢「歯科医Nを知っているが、宴会などで会うくらいでペイペイで問題にならない。」 (思い出したのではないだろうか。この辺りが事実ではないだろうか。) この時点で、平沢は歯科医Nのことをなぜ聞くのかとマキに尋ねたと考える。 そこで、マキは「佐伯氏が、平沢の入手した大金が帝銀実行犯歯科医Nから貰った 金屏風の代金だ」と話したと考える。 37年11月 平沢宮城刑務所に送られる。 37年12月 マキは再度仙台に行き平沢と会う。 マキ 佐伯氏が調べた、湯沢ロッジにある金屏風のことを平沢に聞く。 平沢「沢田エリ(平沢の愛人)と歯科医Nに進められ虎の絵を2枚描いた。 歯科医Nが金粉をいくらでもくれた。」(作話) (ここで、マキは歯科医Nと湯沢ロッジ支配人柿畑誠一のことを言ったと考える。 ここで、平沢は二人目のキーパーソンの名を知る。) 38年4月 また、平沢は真犯人ではないと主張していた成智英雄が、当時のロッジ支配人 柿畑誠一の写真を平沢に送り、誰か心当たりがあるかと聞いたところ、平沢は 歯科医Nであると間違えて返事してきたが次便で訂正し、林誠一であると訂正 し、林誠一であると言い、別名があると返事してきた。(嘘) 佐伯氏「林誠一、これは清水誠一に違いない。(詳細は「疑惑α」に)」(妄想) (ここで、最初、平沢はこの写真は佐伯が言っている歯科医Nに違いないと考えたが、よく考えると 歯科医Nは自分に似ているはずだと考え、訂正した。しかし、もう一人のキーパーソン の名前をあまり覚えていなかった。確か、マキはなんとか誠一と言っていたはずだが・・・。) 成智氏「虎の絵を描いたことがあるか。」 平沢「席画数枚を描いたことがある。」(席画なら得意とするものを描くはずである。作話) 佐伯氏は、調べたロッジの金屏風の虎の絵柄(トルブシェンク所有)を描いて送る。 平沢は、大作があったことを思い出していて、林誠一と(平沢愛人の)沢田えりが 交渉し、自分は絵を描いただけだから、その絵については一切知らないが、確か湯沢の 橋のつく旅館で、三週間掛かって描きあげた、と言ってきた。 (ここでは、すでに平沢がロッジ支配人林誠一(誤→柿畑誠一、平沢はすでに林誠一と 述べているので。)また、当初の席画が虎の絵の金屏風と変化している。作話) 平沢(手紙で)「虎の絵はモチーフは応挙の竹林の「虎」を画因としたもので ございます。」「署名は、分かりやすくローマ字で書いた。」
21 : 佐伯氏「トルブシェンクより入手した絵は、署名も落款も取り除いてある。 平沢の言った通り雌の虎の絵の方もあったことは、ますます事実と合致した。 ・・・。いずれにしろ、事件関係者には致命的な証拠となるべき金屏風はすでに 何者かの手によって、証拠隠滅されてしまった。」 (佐伯氏はこの事件にGHQが関与していると考えているが、関与していないなら、 証拠隠滅というものではない。) トルブシェンクが所有していの虎の絵に次のような意見がある。 1.「私の手元にある雌虎(トルブシェンクの虎の絵の)は、写真を見て平沢が 模写だと言った。」(つまり、平沢は自分の作品ではないと言った。) 2.佐伯氏「この絵の鑑定を頼んだところ、田中頼恭の絵に似ていると言われた。 頼恭は北海道旭川に疎開していた。平沢は旭川にときどき行っていた。 私は虎の絵の金屏風は、平沢には画けないと考えていた。平沢は 元来風景画家で、・・・。」 (ここでは、佐伯氏は、平沢には虎の絵を画けないと考えている。) 「初め平沢に虎の絵を問い合わせたとき、金屏風のことは言わなかった。 平沢が自分で描いたなら、金屏風のような大作を忘れるはずがない。」 と佐伯氏は述べている。しかし、次に「私の手元にある(トルブセンクの虎の絵の) 雌虎は、写真をみて平沢が模写だと言ったところをみても、平沢が描いたか、 あるいは後述する平沢の仲間の日本画家が描いたものと思う。」と述べている。 (ここで、普通なら平沢の作品ではないということになるが、 「平沢が描いたか・・・」という考えになる。このわずかなねじれとも言える考え 方がある。また、平沢が描いたものでないなら、妄想がある。) 佐伯氏は、平沢が宮城刑務所に移され、死刑が近づいたのでだんだん真実を 話し始めたと考えてる。 しかし、私は佐伯氏の妄想と平沢の作話から作り上げられたものと考える。 また、平沢が描いたものでなければ「署名も落款も取り除いてある」ことは、 事件とまったく関係ないことになる。 ここで、佐伯氏の考え方が正しいのか、あるいは私の考え方が正しいのかという ことからこの「虎の絵の金屏風」が事件に関わっているものかどうかの 判断の分かれ目になる。 訂正:私の先に述べた金屏風の価格ですが、この虎の絵は金箔ではなく金粉 を用いているようですので、先に述べたような安価なものではありません。 なお、画商は金粉で描くことはリスクがありすぎて出来ないはずだと述べていいます。
22 : >17「犯行を断念したのに第1液を振り掛けて帰るのは、無駄にリスクを背負う事になりませんか。 アルコールしか検出されなかったのだから、中井で使用されたのは第2液、又は予備で持っていた アルコールのではないのですか。」 無駄なリスクかどうか分かりません。最後まで、消毒、予防に来た職員を演じきって いる方のが良いと考えたのではないでしょうか。 中井の小切手は帝銀後に調べられたと思います。青酸カリもアルコールも検出されていない はずです。アルコールが使われたということは、小切手のインクのにじみなのどから 分かったと考えます。荏原で用いた第1液は消毒薬にみせるためオキシフルを用いた と考えました。つまり、荏原ではこのオキシフルを用いたため毒性が現れなかった と考えました。このため、第1薬は歯を痛めると言ったのです。そして、中和するとして 水を飲ませたのです。荏原、帝銀で第2液が水なら、中井も第2液は水と考える のが自然と思います。つまり、中井ではオキシフルの代わりにアルコールを 用いたと考えました。青酸カリを含んだアルコールが第1液と考えます。 >「薬品が古かったためと考えた可能性もあるのではないですか。」 ここでは、ほぼ全員が青酸カリは二酸化炭素を吸収すると含量が低下することを知っています。 しかし、この帝銀事件を知る前はどうでしたでしょうか。 食塩は、古くなっても食塩です。砂糖も古くなっても砂糖です。小麦粉も同様です。 古くなったから、効かなくなるとは思わなかったと考えます。 平沢は、荏原で銀行員が死ななかったのは投与量が少なすぎたためと考えたと思います。また、荏原では 投与量は少ないだけでなく、まちまちでした。当然、次回は残すことなく出来るだけ多く、 また均等にと心がけると思います。
23 : >用いたと考えました。青酸カリを含んだアルコールが第1液と考えます。 再度の質問になりますが、中井で犯行を断念し、その場を誤魔化すためかの ように紙幣に消毒薬と称するものを振り掛けて撤退する際に、わざわざ今後の 犯行にリスクを抱えていくような、青酸カリを含む第一液をかけていくので しょうか?
24 : >23 犯人は、非常に大胆です。リスクなどを考えたら、素顔をさらし、このような犯行 を犯すことは出来ません。あくまでも、消毒、予防に来た人を演じているのです。 「大谷は銀行に来ていないから、金や帳簿などを消毒する必要はない」と言った。 私も誰に言うとなく、「そんなに大袈裟な消毒をする必要はない」と言った。 そのうちに大谷という人から郵便小為替が1枚来ていたことが分かったので、 それを消毒することになり、ちょうどその頃小切手などを翌日の交換に出すため 本店へ送る時間が迫っていたので、急いでやることになり、その小為替を持って 来させた。・・・このような証言を戸谷氏がしている。 このような一連の状況下において、毒薬を飲ませることが出来なくなり、この 流れのなかで、小切手を消毒することになったと考える。毒薬を飲ませることが 出来なくなったので、すぐに帰るというより、あくまでも消毒、予防に来たと いう行動を続けたと考える。また、そのとき小為替にかける液は、予防・消毒 液である第1液が自然の流れである。第1液を使うと、もったいないから、 第2液である水をかけるというものではなく、あくまでも最後まで演じきって いたと考える。 ところで、193氏は帝銀での実行犯を誰だとお考えですか? 1.平沢 2.歯科医N 3.その他の誰か。 ぜひ、お聞かせ下さい。
25 : 包装氏さん >わざわざ今後の犯行にリスクを抱えていくような、 >青酸カリを含む第一液をかけていくのでしょうか? つまり中井で犯行を断念して消毒係を演じるのみなのに、 青酸カリを含む第一液を小為替にかけて残して行ったら、 後で警察に通報され鑑識の結果、小為替から青酸カリが 検出されたら、中井の犯人は消毒係ではなく、毒犯で あった事が分かってしまい、銀行等の金融機関に連絡が 廻り、警戒されて、次の犯行を行うのに大きな大きな障害 となるリスクを抱えることになるという意味です。 私は帝銀椎名町実行犯は、歯科医が一番適格性があると思っています。 その肯定的な理由は今までこのスレで多く語られてきましたが、消去法 で捉えていくと、 平沢 :× S中佐:× S中将:× 歯科医:証拠はないが、平沢繋がり、歯科医の知識と経験、、村田証言、 年齢、人相、風体、立振る舞い、伝え聞く性格等により、まだ○とは言 えないが一番否定的要素が少ない。 と、私は思います。
26 : >>25 は、 >科学捜査さん宛てでした
27 : 追記) >科学捜査さん 私は帝銀椎名町実行犯は、歯科医が一番適格性があると思っています。 その肯定的な理由は今までこのスレで多く語られてきましたが、消去法 で捉えていくと、 平沢 :× S中佐:× S中将:× 歯科医:証拠はないが、平沢繋がり、歯科医の知識と経験、琺瑯質、村田証言、 年齢、人相、風体、立振る舞い、伝え聞く性格等により、まだ○とは言えないが 一番否定的要素が少ない。 と、私は思います。
28 : 平沢も共犯なら吐けば良かったのに 共犯じゃないのか
29 : 居木井刑事は、平沢が警視庁で「あごを引いたり、横を向いたり、口の下に梅干しを 作ったりして、百面相をやっていた」と述べている。 帝銀生き残りの田中が述べたこと 「最初の面通し、および上野駅のホームに降りた際、ハッとして、犯人に間違い ないと思ったが、次に行った警視庁で行った面通しでは、違うと断言した。」 警視庁で行った面通しでは、違うと断言したのに、「最初の面通し、および上野駅 のホームに降りた際、ハッとして、犯人に間違いないと思った」という証言がある。 この田中が、警視庁での面通しについてもう少し具体的に述べているものがある。 「私も、平沢が逮捕される前に平沢の写真を見せられましたが、それは犯人と 違っていました。また、昭和23年8月23日、平沢が警視庁へ着いた日にも見たときも、 平沢の口が締まっていたので、違う感じになりました。しかし、その後8月31日に 取り調べを受けている平沢を見たとき、こいつが犯人に間違いないと思うように なりました。そして今日は、平沢が犯人だと断定します」と。・・・。 (「帝銀事件と平沢貞道」p.95) ここでは、>3での述べた @「口を結んだとき歯を強くかみしめる」という行動を 行ったと考える。 また、帝銀生き残りの芦沢さんが述べたこと 「平沢被告が逮捕される前に警察から見せられた平沢の写真と犯人は、全然違うと思い ました。次に、昭和23年8月21日、平沢が小樽で逮捕されたときに送られてきた平沢の 電送写真も、犯人とは違うと思いました。次に、その日警視庁で見たときも、犯人に 似ていましたが、やはり犯人とは思えませんでした。今日、この法廷で被告人を見て いると、非常に犯人とよく似ているのですが、犯人の態度の方が被告人の態度より 落ち着いており、被告人を犯人と断定することは出来ません」と証言している。 態度は別にして人相だけについて考えると、 変装(たくみに表情を変えている)している小樽・警視庁でのものより、法廷で見た 「非常に犯人とよく似ている」が正しく観察されたものと考えられる。
30 : >>9 細かいことかもしれませんが、ミスタートリプレットに訊きたかったT検事の事 とは何だったのですか?
31 : 実際会って間近で話しているところもみた人間を 他人と間違えるわけないだろ。
32 : >科学捜査様 質問と答えがかみ合いませんが、下記についてお考えを聞かせて下さい。 >言われ続けれ来た事なので今更言うのも気が引けますが、椎名町の犯人 の第一薬投与、待機、第二薬投与の犯行手口と手際の良さからして、 犯人は青酸化合物の知識と取扱いに習熟した人間で有る事は疑いようが 無いです。 >その様に薬物の知識と取扱いに習熟した犯人が、荏原で理由が分からず 全く効果の無かった薬物を、そのまま椎名町で再使用するほど犯人は、 すっとこどっこい(昭和40年代風)なのでしょうか。 >再度の質問になりますが、中井で犯行を断念し、その場を誤魔化すためかの ように紙幣に消毒薬と称するものを振り掛けて撤退する際に、わざわざ今後の 犯行にリスクを抱えていくような、青酸カリを含む第一液をかけていくので しょうか? >つまり中井で犯行を断念して消毒係を演じるのみなのに、 青酸カリを含む第一液を小為替にかけて残して行ったら、 後で警察に通報され鑑識の結果、小為替から青酸カリが 検出されたら、中井の犯人は消毒係ではなく、毒犯で あった事が分かってしまい、銀行等の金融機関に連絡が 廻り、警戒されて、次の犯行を行うのに大きな大きな障害 となるリスクを抱えることになるという意味です。
33 : >>30 今思うと本当に恥ずかしいのですが、T検事へのインタビュー(特に2回目、 新聞記者が入っていないやつ)のテープを聞かせてもらえないかと期待しました。 というのはここでT検事は嘘をついているか、少なくとも、間違った事を言っています。通訳の間違いがなければです。 (前後の文脈からして間違いではないと思われる) これは誤植なんかよりよほど重大なんです。初めからそうストレートに聞けばいいのに 、我ながら姑息な手段を(笑)だから通訳の間違いではない事を確認したかった。 60回、61回、62回の検事調書はI検事(T検事の上司、とT検事が言っている)が取っています。 この調書は私は偽造だと考えています。トリプレットも、この調書は出来すぎ ておかしいじゃないか、と聞いてます。60回は人定質問(のようなもの)に あの平沢氏がスラスラ答えていて噴飯ものです。それに対して、T検事は、 <60回>まで平沢氏は<私=T検事>に対して自然な自供をしていた。 それを、自分の上司であるI検事自らが確認(Confirm)したくて、 61回と62回はI検事が調書と取ったとあるのです。しかし、これは間違いです。 少なくとも、残っている書類とは違う。60回調書はI検事が聴取した事になっています。
34 : また、「拘置所の来訪者名簿にI検事の名前がないのはおかしいではないか」と著者が迫ると、 「拘置所職員がLogを取り忘れたのだろう」とT検事が答えています。そんなことは、 本当に絶対に有り得ないのです。拘置所です。図書館じゃないんだから。 ふざけるのもいい加減にしてもらいたい。 60回調書に戻ります。ここで人定質問みたいなことをしている。 考えてもみてください。それまで延々と取り調べてきたT検事が、 その相手に対して、ところで貴方はどこのどなたでしょうかって聞きますか。 T検事は嘘をつくような方ではない、聴取者を間違っただけだとしましょう。 なぜ間違えたというと、60回調書の大半が、おそらく彼と検察事務官による作文だったから としか考えられない。人定質問、生い立ち、などの部分は恐らく最初の48時間の警察による 拘置中の最初に聞きだした部分をT検事が引用し、途中から自供内容に沿わせていったと私は考えます。 だから、この調書はその前と違い、対話形式になっていない、その後I検事が直し、署名。 残り2回はまるまるI検事の作文だったのでしょう。
35 : 警察の48時間で老練な刑事だと、被疑者を落としてしまいます。生い立ちを話させ、 そうだよな、そういう境遇だとぐれてもしょうがない、分かるよ、みたいな感じで。 皆さんも身の覚えの無い事で逮捕されたら、いや、身の覚えがあっても、 弁護士を呼んでくれなければ話さないと告げて48時間黙りとおす事をお勧めします。 また、トリプレットの本にはもう一つ重大な間違いがあります。 それはパーカーというGHQの名前が帝銀と中井で使われたことになっている点です。 これは著者の間違いで、実際は荏原で使われました。荏原と帝銀(ほーネット)で 名前が違う。何故ですかね。それから名刺だって、山口名刺が帝銀で使われた 確証はなく、最初のY支店長代理の供述では、加藤と言ったという説もあります。 これについてはまた今度。
36 : いつアクセス規制が掛かるか分かりませんが、出来るだけ回答します。 >言われ続けれ来た事なので今更言うのも気が引けますが、椎名町の犯人 の第一薬投与、待機、第二薬投与の犯行手口と手際の良さからして、 犯人は青酸化合物の知識と取扱いに習熟した人間で有る事は疑いようが 無いです。 3件の事件は、同一犯です。帝銀では、相田家で発生した疫病が疑似腸チフス にも関わらず、3つの事件とも集団赤痢と言っています。また、すべて残忍で 大胆です。 この大胆な男が、金を奪うとしたら、目をつけるところは銀行と考えても不思議では ありません。また、銀行から金を奪うとしたら、当時、自、他で多く使われた 青酸カリを使うこともそれほど不思議なことではありません。 ここで、銀行員全員を毒するにはどうしたら良いか、一般の人にはなかなか 思いつきません。どうしたら全員を毒出来るか。これは、同時に毒物を投与 するしかありません。 ここで、731部隊の人が、捕虜に近い人を集め、「乾杯」と言って、自分も 同時に飲んでみせて害することを思いついた人がいるように、犯人も同時に 飲ませる方法を思いついたわけです。頭の良い人だと思います。 やはり、731部隊の人を最初に疑うことは当然の成り行きです。 これは、歯科医がどうのこうのというものではありません。 731部隊の人か、あるいは頭の良い人かのどちらかでしか思いつかないでしょう。 しかし、731部隊の人も、戦争という極限下の状態で、日本を守る、家族を 守る、自分を守る、あるいは正義という名のもとで行って来たのです。 731部隊の人でも、平和時では、人をすということは罪悪感があり、狂気 がなければ、震えずにすことは出来ません。捕まれば死刑です。 平沢には、コルサコフ病という精神疾患があり、一連の詐欺事件に見られる 「病的なほど抑制が出来ない」性格があります。この病的な性格は、「大胆、残忍」 という特性が出る脳の同じ箇所にあるのです。この部位に異常があったのです。 これは、頭の善し悪しとは別のものです。 平沢は、一連の詐欺事件を次から次と行っています。 この3件の事件も、非常に短期間の間に行われました。 中井事件後、翌日に中井駅近くの落合信用組合にも不振な男が現れている、つまり、 中井の犯人が、中井事件翌日から次の犯行を行おうとしているのです。 ここにも、抑制のなさが感じられます。 帝銀では、前の2件の事件と違い全員に飲ませることが出来たのです。 荏原と帝銀での本質的な違いは、薬効が出たか、出なかっただけの違いです。 自分だけ、水を飲み、他の人には毒薬を飲ませる。これは、荏原でも、帝銀でも 同じです。ただし、帝銀では分量の正確さがあります。これを、「荏原での 失敗を生かした」と考えても別段問題はないはずです。 一番大きな問題は、どうして同時に第1液を飲ませた後、1,2分後、第2液を 飲ませたかと言うことです。 これは、第1液がオキシフルであったため、歯が溶けるように感じた人のた めです。ただし、このような方法は、もし、私が全員を害しようと考えても 決して思いつきません。頭の良い犯人です。 以前ここで、小説「容疑者Xの献身」という本があることを知り、これを 読みました。ここにあるトリックは素晴らしいものです。この作者も 頭が良いのです。しかし、このようなトリックを考えだせる作家は外にもいます。 この、トリックは帝銀犯人のものより数段上です。 かって、私の部下に一流大卒、高卒などがいました。それほど多くない 部下で、この高卒の人は、非常に頭が良く、ためしに 翻訳本でゲーム的な問題からI.Q.をはかるものがあり、彼にやらせました。 私は、彼に負けました。外の部署の一流大卒の人にやらせましたが、その人は あまり良くないという、惨めな結果に終わりました。 つまり、歯科医、画家ということから頭の善し悪しは分かりません。 「取扱いに習熟した」というのも、落ち着いた人が、どの程度分量を正確に測 れるかというものだけです。 歯科医より、そこいらにいる料理人の方が上かも知れません。
37 : >その様に薬物の知識と取扱いに習熟した犯人が、荏原で理由が分からず 全く効果の無かった薬物を、そのまま椎名町で再使用するほど犯人は、 すっとこどっこい(昭和40年代風)なのでしょうか。 「その様に薬物の知識と取扱いに習熟した犯人」・・・これは上に述べたように それほどのものとは考えてもいません。 「荏原で理由が分からず全く効果の無かった薬物を、そのまま椎名町で再 使用する」・・・青酸カリを用いても、荏原では誰も死ななかった。この理由を 考えると、次の3つしかありません。 1.青酸カリの含量低下 2.オキシフルを用い、これに何か理由があるはずだ。 3.荏原1mL前後で、帝銀4−5mLと比較して薬液量は少なかった。 これしか考えられません。固体の青酸カリが、なぜ含量低下するのでしょうか。 193氏は、この理由をこの帝銀事件について調べる前に知っていましたか。 多くの人は、「青酸カリの含量低下」については知りません。 塩はいつまで経っても塩です。砂糖も、小麦粉も同様です。 そうすると、考えられることは、オキシフルの使用と、薬液量の不足だけです。 中井では、第1液をアルコールにしています。また、帝銀では、薬液量を増やし、 また、出来るだけ多く、正確に量られています。 >再度の質問になりますが、中井で犯行を断念し、その場を誤魔化すためかの ように紙幣に消毒薬と称するものを振り掛けて撤退する際に、わざわざ今後の 犯行にリスクを抱えていくような、青酸カリを含む第一液をかけていくので しょうか? >つまり中井で犯行を断念して消毒係を演じるのみなのに、 青酸カリを含む第一液を小為替にかけて残して行ったら、 後で警察に通報され鑑識の結果、小為替から青酸カリが 検出されたら、中井の犯人は消毒係ではなく、毒犯で あった事が分かってしまい、銀行等の金融機関に連絡が 廻り、警戒されて、次の犯行を行うのに大きな大きな障害 となるリスクを抱えることになるという意味です。 中井よりもっと不可解な事件が荏原です。しかし、手配などなく何事も起きていません。 中井でも、何事も起きていません。 「大谷は銀行に来ていないから、金や帳簿などを消毒する必要はない」と言った。 私も誰に言うとなく、「そんなに大袈裟な消毒をする必要はない」と言った。 そのうちに大谷という人から郵便小為替が1枚来ていたことが分かったので、 それを消毒することになり、ちょうどその頃小切手などを翌日の交換に出すため 本店へ送る時間が迫っていたので、急いでやることになり、その小為替を持って 来させた。・・・このような証言を戸谷氏がしている。 毒が出来なくなり、そして、大谷氏から郵便小為替が見つかったとき、 どのような行動が良いのでしょうか。 このような状況下で、いつ抜け出せば良いのでしょうか。 やはり、犯人が行った行動がベストだと思います。
38 : >科学捜査さん レス有難うございます。
39 : >>33 T,I両検事は真相に肉薄しながらあえて平沢氏単独犯にミスリードしたのでしょうか? それ以前に最高裁でよく死刑判決を出せましたよね。 以前にも少し触れましたが居木井氏は本当に刑事としての信念だけで平沢氏を追及 したのでしょうか?
40 : 非論理的結論最初にありき三段論法都合悪い箇所完全無視 自著宣伝在庫処分の為強引解釈論理はぐらかし的馬鹿文章 の人が一人混じっているおかげで包装さんの推理がひときわ 引き立っているな。 まるでわざとやっているかのように思える。いや本当。
41 : 変装(たくみに表情を変えている)「口を結んだとき歯を強くかみしめる」と顔が角張る。 ただし、これは話をした後の静止時に行うだけあるが。 荏原支店の神津安子、鈴木利雄が、警視庁での面通しで「犯人にしては少し顎が角張りすぎ ている」と言った理由である。 これは、小樽市警察署の刑事たちが言う、「平沢は角張った顔で、面長の手配の人相とは違う」 と同質のものである。 また、居木井刑事は平沢が口をいろいろな形にしていると述べている。 帝銀生存者の吉田支店長代理は「話すときに口をちょっと横に曲げるだようなところ が違うだけで、・・・」と述べている。 これらのことも、警視庁での取り調べでは、変装(たくみに表情を変えている)している 確かである。 帝銀生存者の村田さんは「犯人と被告人は、背丈・体の格好、顔などは 似ておりますが、犯人の言葉は、よどみなく、一語一語はっきりしておりましたが、 被告人の言葉はろれつがまわりません。また、、被告人は、犯人より老けています。 また、被告人は、体つき全体も、犯人より弱々しく見えます」と述べている。 ここで、平沢は荏原・中井・帝銀の3件の事件とは無関係と主張し、2度の自未遂を 行い、夜は眠れない、そして、小菅拘置所では錯乱状態になった。 犯人の言葉は、よどみなく、一語一語はっきりしておりましたが、被告人の言葉は ろれつがまわりません。また、被告人は、犯人より老けています。また、被告人は、 体つき全体も、犯人より弱々しく見えます」というのは、事件後に平沢が受けた ストレスによるものと考えることが出来る。 これを考慮に入れると、村田さんが言う「「犯人と被告人は、背丈・体の格好、顔な どは似てる」だけを、取り入れ考えるべきである。 帝銀生存者証言において、小樽での写真、警視庁での面通し、および犯人態度を 除いて考えると、つぎの証言となる。 吉田支店長代理「平沢貞道は顔のしみや、鼻付、全体の感じから、その時の男に、 まづ間違いないと思う」 田中氏:「「最初の面通し、および上野駅のホームに降りた際、ハッとして、犯人に 間違いないと思った」 芦沢さん:「今日、この法廷で被告人を見ていると、非常に犯人とよく似ている」 村田さん:「犯人と被告人は、背丈・体の格好、顔などは似てる」
42 : 科学捜査様。 ご無沙汰しております。 前回、私の非礼(「長崎神社発掘のビン」の件)もありながら またこのスレに書き込み下さいましてありがとうございます。 いま、科学捜査様が精力的に解説されているのは、 今年の3月末にこのスレで挙がった議題のうちの1つ(面通しの件のナゾ)だと思います。 http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/archives/1300232043/61 今回、改めて、ご持論の詳細を頂きましてありがとうございます。
43 : ところで、サトーハチロー氏は、歯科医Nが実行犯説だったはずです。 現時点で、帝銀実行犯は誰だとお考えですか。 1.平沢 2.歯科医N 3.誰だか分からないが、平沢、歯科医N以外のその他の人 また、その根拠を教えて下さい。
44 : 科学捜査さんの言い張りっぷりは、その頑迷さにおいては見事で見習いたい位なのですが、 失礼ながら内容においては及第点を差し上げるわけにはいきません。検事と弁護士の 言い張り合戦において、一番気をつけなければいけない,事実には即して言い張る という大前提を踏みはすしているからです。それなら言わないほうがいい。 以下に事実と違う点を挙げます。 >>11 東北大学に関しては冤罪派のフィルターなどはかかっていません。これは警察の調書にある ものです。だから、科学捜査さんの「そういう偶然はないと思う(と言っているのですね)」、 という主張は、実は平沢氏完全単独犯説は有り得ないと言っているのに等しいのです。 それから、平沢氏と歯科医は忘れる程度の間柄ではなかった事は、ある程度客観的な 証言が周囲の人から取れています。ですから、最初の「歯科医は知らない」というのが 平沢氏の作り話だった可能性の方がはるかに高い。そういう嘘をつく理由は考慮して おかないといけない。それから絵が他の作者によるものだった場合、なぜ署名を消す必要が あったかを考えるべきです。署名が消してあった事実は、前述の歯科医は知らないと 同じく、押さえておくべきと考えます。そういう風に押さえるべき点を、客観的に冷静に 押さえていくと、どう考えても帝銀は平沢氏ではないという事になる。私にしてみると 困った事に平沢氏ではない、という事になります。私は別に平沢氏が全てやってのけた でも一向に構わないというか、その方がすっきりしますが、違いますね、残念ながら。 <共同>井戸の問題もそうです。たまたま下見で見かけた、あてずっぽうがたまたま 当たった、東北大学は偶然、こういうたまたまが延々と続かないと平沢氏完全単独犯説は成立しない、
45 : 科学捜査さんの青酸カリは元々持っていたものを3分の1ずつ、3現場で使ったという 推理も恐らく間違っています。私は神ではありませんから、見ていないことに対して絶対とはいえませんが、 推理の道筋がおかしい。理由を以下に書きます。大半の方が納得してくれると思いますが、 私としては、できれば科学捜査さんに納得して頂きたい(笑) 終わった事件を考える時に私達が気をつけなければいけないのは、私達は事件を俯瞰してみる ことができるが、当事者、特に犯人にとっては進行形のもので<あった>という視点を忘れ 無い事です。科学捜査さんの、この部分の推理はまさにこれを忘れてしまっていることから くる誤謬です。
46 : 私達は3件の事件が起きたことを知っています。しかし、S22年10月14日に荏原で薬を 飲ませたのに効果がなく失敗した犯人はそうではありません。逃げたのです。 しかも、特筆すべきことは警官に顔を見られただけではなく話しをし声を聞かれ、 自分が松井氏から貰った(科学捜査さんも私もこの実行者は平沢氏だと考えています) 名刺を残して。これが事件化しなかったのは結果論であって、60年後の私達は知っていても、 犯人はその時点では知り得ない。茶碗の中には毒物(科学捜査さんは青酸カリだと考えている )を残滓を残したまま。自分が去ったあと、誰かが体の不調を訴えたかも知れない。 いや、それ以前に荏原は行員が多かったですから、現場でも全員の反応を犯人が 把握できていたかどうかは疑問。そうなると、現場検証が行われる、 つまり事件化する恐れもあった。ましてや、犯人はそういう恐怖に駆られるものです。 そういう犯人が家に帰って真っ先にすることは何ですか?3分の2残っている青酸カリ (あればですが。私はないと考えています、科学捜査さんはあった筈と言い張っておられる) を捨てることでしょう。科学捜査さんの上の主張によれば、平沢氏は頭のいい犯人、 つまり合理的に行動したとのことです。だから、犯人は馬鹿で鈍感だったからという 主張は通りません。 言い張り合戦においてこういうミスは致命的です。 要するにご自身の主張自体につじつまがあっていないのです。 なぜそうなるか、結論を先に決めてしまっているからです。 科学捜査さんは同じ口で、佐伯氏がそうだった (歯科医が犯人だと信じてしまった)と言いますが、違いは 佐伯さんが信じて追い続けた容疑者を帝銀証人が一瞥して、 犯人が出てきたと思ったと言ったことです。モンタージュと違う似てる、 証人が、取り調べを受け、犯人と同じ服装をさせられ、同じ行為(映画に撮られている) をしている姿を見せ付けられても、最大がT、Y証人の平沢氏だと思う、あるいは似ている という変節を導きだしただけです。目撃証言の、取調べが進んでいくに従っての変容、 はよく取りざたされ、一つの研究分野になっています。平たくいえば、第一印象が 最も当てになるということです。私達は経験でそれを知っています。口を突き出した、 とかいうのは問題にならない。ならばスナップ写真というのは全く当てにならないことになる。 スナップ写真でもこの人は違うと言った場合は、先ず違います。 また、私は帝銀女性証人二人が、私的な場では平沢氏は違うといい続けた事を知っています。 それは本当に重い。でも調べでも似ている位はいうでしょう。それは本当に、冤罪事件では特に (私は帝銀はいわゆる冤罪ではないと思っています、念の為)、よくある証言なのです。 犯人でない人が犯人になってしまう時の。
47 : 荏原から中井の間には3ヶ月近いインターバルがあります。平沢氏も事件に ならないか気にしていた供述しています。平沢氏が両方やったとしたら (私も科学捜査さんもそう考えている)、以下のように考えるのが自然でしょう。 荏原の直後、使った薬品は一旦全て捨て、事件になるか見守った。薬を再度 調達する必要があった(東北大学)調達した、中井で失敗した。さて、今度は 帝銀は1週間後、同じ人物が?これもおかしい点の一つです。 T検事は毒物は結局わからなかった。家にあったものを使ったと。しかし、私の 上記の主張を聞けば、そういわれればそうだと彼は言わないまでも(職業柄言わない) 思うでしょう。でも、それじゃ困るんですね。私と同じです。困ったことに帝銀は 平沢氏ではない。毒物も分からない、パーカーも分からない、見えない井戸を言い当て、 それが共同井戸だと見破り、間に合わないジープを見て、証人には、この人では ないといわせ続け、日暮れ前には東中野に帰り、と。有り得ません。それを埋めるのが、GHQからの情報が得られて、 年齢も平沢氏より若く、人相も似ている似ていないではなく、第一印象でこの人だと 10年経ったあとでも思わせる別の実行犯が居たと考えるのが、真相論においては 合理的です。
48 : 担当検事、刑事部長とも赤門学友会(同学部同期)、以前どなたかが 書かれていましたが、刑事部長の方は司法試験よりも難しい(らしい) 上級試験を合格。常識的に考えて、荏原の後、薬は捨てるだろう、 少なくともその件について何故平沢氏に尋ねない?たいした事ないね、 東京帝大法学部も、というのは簡単ですが、いやなのは、この辺は全部蓋を閉めて たのではないかと思うんです。>>39 さんにお答えすると、真相に肉薄はしていなかった けれども、真相ではないであろうが、もう平沢でいいや、という感じではあったの ではないでしょうか。説明のつかない事が多すぎること位、お二方ともお分かりだった。 しかし、時間との勝負なので。執行されなかった事で一番ホットしているのは、 T、I両検事だったりして。刑事部長は随分若くしてお亡くなりになっていますね。 I検事の新書では、この事件については、神のみぞ知るみたいな書き方。 「真相は永遠に沈黙を続ける。時には判決に満足し、時には怒りつつ。 判決はしょせんは人間のわざなのである」 この方も学友会先輩ですが、私としては非常に不満です。名刺班I刑事のように、 平沢氏の執行を見届けるまでない位言って欲しかった。よほどすっきりする。 何故こんなに及び腰なのでしょうか。 調書偽造は国会でも話題になった。それならご自身の検事生活を振り返るに当たって、 あんな失礼な事はない、私はちゃんと東拘に行って取り調べをした!と主張されればいい。 それには一切触れず、「真相は沈黙する」と、こうですから。 >>34 に追記しますというか、T検事に追い討ちをかけます。拘置所職員が書き 忘れたと、仰いますが、二日続けて行ってるんです、二日続けて書き忘れた? トリプレットももっと突っ込んで欲しかった。やはり、司法試験も上級試験も 東京帝大法学部も当てになりませんね。言い訳が下手すぎる。
49 : >46「現場検証が行われる、つまり事件化する恐れもあった。ましてや、犯人は そういう恐怖に駆られるものです。」 >47「中井で失敗した。さて、今度は帝銀は1週間後、同じ人物が?」 そうすると。3件目の帝銀は恐ろしくて、誰にも実行することは出来ません。 やはり、犯人の特性に「抑制がきかない、大胆、残忍」などのが伺えることは 確かです。 「中井で失敗した。さて、今度は帝銀は1週間後に行える」のは、まさに、 「抑制がきかない」人以外には出来ません。 >47「見えない井戸を言い当て」 これは、GHQから漏れたものとお考えですか? 平沢は、証言から21日の相沢宅消毒の現場を見たことは、証言から確かです。 この沢宅消毒の現場で知ったと考える方が、「GHQから漏れたもの」と考える より、自然ではないでしょうか。もちろん、検事のねつ造でないことは確かです。 なにぶん、平沢の相沢宅証言は、帝銀当日26日のものではなく、21日の ものですから。 「間に合わないジープを見て」 26日には見ていないのです。平沢証言は21日についてのものです。 「証人には、この人ではないといわせ続け」 これについては、>41で述べてあるとおりです。 帝銀生存者証言において、小樽での写真、警視庁での面通し、および犯人態度を 除いて考えると、つぎの証言となる。 吉田支店長代理:「平沢貞道は顔のしみや、鼻付、全体の感じから、その時の男に、 まづ間違いないと思う」 田中氏:「最初の面通し、および上野駅のホームに降りた際、ハッとして、犯人に 間違いないと思った」 芦沢さん:「今日、この法廷で被告人を見ていると、非常に犯人とよく似ている」 村田さん:「犯人と被告人は、背丈・体の格好、顔などは似てる」 これに対して、歯科医Nは、 T証言 1.「鼻先にぴたりとついている小豆ぐらいの赤黒いホクロ(いぼ)がついている。」 2.「右頬耳寄り、目の下に、タテ約2cmのかなり古い傷跡がある。」 村田さん証言 1.始め歯科医Nがマスクを着けて現れた時は、帝銀犯人にそっくりで本当に驚いた。 2.マスクをとった時、唇の印象が自分の印象と違うように思った。 3.しかしながら、今まで見た人物及び写真の中で、歯科医Nが最も犯人に似ている。 4.平沢にもよく似ている。 これが、佐伯氏の主観を入れない客観的観察です。 そもそも、包装氏及びサトー氏が言われているものは、すべて憶測だけです。 東京にあるアジトに来ていたという憶測。 上野で、平沢と会ったという憶測。 さらに、上野で平沢と落ち合い毒薬と腕章などを受け取ったという憶測。 そして、GHQより情報を得て帝銀を実行したという憶測。 サインなしの虎の絵の金屏風を平沢が描いたという憶測。 あるいは、盗んだ金を平沢に預けたという憶測。 モンスターという憶測。
50 : う〜ん、ちょっとどうしようもない感じがします。 サトーさんは分かりませんが(そもそもこの方はもっと慎重で学究肌でしょう) 私は憶測<も>使います、しかし、それは分からない部分に対してです。 全てが分かるはずがないからです。 私がわからないのは、何故か平沢氏は帝銀に来なかったから、それを 埋めるものは何かということです。お金の引渡しなど分かるはずはないのです。 そういう事はその都度、これは推測ですが、と断っています。 人相は、帝銀証人の第1印象は揃って違うというのは、ほぼ周知の事実です。 写真、取り調べて人相を変えていて、それが帝銀証人にだけ効いたというのも 説明できていません。モンタージュ偏愛?といい、説得力にあまりに欠けると 言わざるを得ません。 消毒の現場を見たという平沢氏の自発的な証言はどこからでしょうか。 通りからは見えないという証言はご存知ですか?パーカーの名前はどうですか? よしんば見えたとして、それが共同井戸であることがどうして分かりますか? >サインなしの虎の絵の金屏風を平沢が描いたという憶測。 そうではなくて、サインしてあったものを切り取る必然性がどこにあるか という事です。また、私は平沢氏がこれを描いていなくても、事件そのものには あまり係りがないと何度も申し上げています。つまり、事件後彼が持っていた 金は金屏風の金ではないと思っています。 どうも話しがかみ合わない。ある時は犯人は合理的に行動したといい、説明がつかなく なると抑制が効かないからこそできるとなってしまう。 長に止めてもらうしかないなあ。
51 : 一番自然なのは、荏原で失敗して、(薬の純度か量の問題、どちらを犯人が失敗の原因と 考えたかはわからない。しかし、事件を考える際には、わからないことは両方の可能性を 残しておくべきです)犯人は残っている薬があったならばそれを捨てた、そして、新たに 毒物の調達を開始したということです。3分の1ずつというのは、前述の通りほぼ有り得ない。 それは、後から字面で事件を追う人のリアリティを無視した、間違いです。 だとの事です。ここを踏まえておいてください。
52 : >>48 しかし途中まではいい線行っていたと思うのです。船底塗料しかり、平井の清水しかり。 何となく「平沢でないと困る」という感じもしてしまうのですね・・・・ 例の支店長代理ですが、捜査関係者からはあまりいい印象は持たれていなかった様 ですね。後にもインタビューには応えていないようですし。
53 : 包装氏さんのプロフィールが公になってしまいました。 大分、身近な親近感を覚えています。
54 : >>43 > 現時点で、帝銀実行犯は誰だとお考えですか。 ふふふ(笑)。 科学捜査様。 それ(犯人)が分かってたら、 こんなところで一銭の得にもならない議論なんかしませんよ。 逆に言えば、60年経っても分からないから、ここに来てるわけでして。。
55 : >>49 この書き込みは全く意味が分かりません。 私が言っているのは、S22年10月14日に時計の針を戻して、犯人の身になって 考えてみるべきだという事です。1.中井までは時間を開けて様子を見た(合理的な行動) ならば、2.自宅に戻ったら合理的な行動として残りの3分の2は捨てるでしょう、3.1.では 合理的に行動した犯人が(科学捜査さんは同一、単独犯だと思っているわけですから) なぜ帝銀では時間を空けないのですか、という事です。 科学捜査さんは、中井で高田馬場支店長が居たから犯行を中断した(これなど 抑制の際たるものだと重いますが)犯人(平沢氏)は頭の良い人だと書いたばかり なのです。全く筋が通りません。 事実に基づきましょう。 帝銀があった23年1月にGHQのジープが豊島区に来たのは、帝銀当日だけです。 ほぼ有り得ない偶然の連鎖は排除して事件を考えましょう。 先に述べたように相田宅には、池袋から、中井から、椎名町の駅から、 この考えられる3通りのいずれの経路からも遠回りしないと見れません。 毒を企てている犯人が事件現場となる辺りの下見を行う時に、より多くの人目につく遠回りを しますか。逃走経路(電車、バス、徒歩)の参考にもならないのに。百歩譲って なんとなくそういう遠回りをしてみたとしましょう、で、ぴったりのタイミングで消毒現場に、 それまでの未遂でさかんに疫病発生、GHQと言っていた犯人が幸運にも出くわす確率は どの位あるとお考えでしょうか。そして、井戸は見えなかった、相田宅の表札も見えなかった、 見えても共同井戸であるかどうかは分からない、この疑問にどうお答えになりますか? それよりは、事前にGHQの情報が漏れていた(平沢氏に漏れていたという可能性も私は 排除しません、つまりこの件は別に平沢氏を除外する理由にはならない)という 風に考える方がはるかに合理的だとお思いになりませんか? ちなみに>モンスターという憶測。という私の言の引用というか要約は違います。 私が言いたいのは、私の推理(憶測でもこの場合はいいです、そういう意味で言えば 科学捜査さんのも憶測です)があたっていれば、歯科医はモンスターだったなあ、 ということです。
56 : >>53 え〜良く意味が分からないけど、恥ずかしい(笑) まあ親近感を持ってもらうにこした事はないか。 >>52 そうですね、塗料の話、医者、歯科医に知り合いはいないか?など、 初めはいい線行ってました。直感的に平沢氏じゃ無理だというのがあったから でしょう。で、勾留延長請求の度に平沢氏ではないと困るとなっていった。 支店長代理は随分絞られたと思います。平沢氏は違うなどと初めは言ってしまったからです。 荏原、中井では犯人を不審に思い、前者では警官を呼び、後者では 薬を使わせなかったのに、帝銀ではまんまと引っかかったわけですから。 皆さん集まってください、と言ったのはこの方ですし。 しかし、この(未遂と帝銀での責任者の対応の)比較が有効なのは、未遂と帝銀が同じ犯人ならばなのです。 実に様々、多くの事が、未遂と帝銀が別の実行犯であった可能性を補強します。 こういう場合は、まず間違いなく、違う人間だったと考えるべきなのです。 少なくとも、その可能性を無前提にあるいは駄々っ子のように排除するのは間違い であると考えます。
57 : あの、詳しい方がおられるようなのでお聞きしますが、なぜ警察・検察側は平沢氏が犯人でなければならなかったのでしょうか 平沢氏がまったく無関係、完全冤罪とは思ってませんが、ここでいわれているようにGHQがほとんど関係ないのであれば、誰も決定的な証拠がない中、なぜ平沢氏単独犯行にこだわったのか、どうもわからないのです
58 : 包装氏への回答をいそがなければならないのですが、もう2,3日お待ち下さい。 気楽に回答できる >57からお答えいたします。 今論議されているのは、帝銀実行犯が歯科医Nか、平沢か、あるいは他の誰か ということです。 それは、事件の真相究明のためです。 そのため、歯科医N、人相、アリバイ、タドンリレーについて論議しています。 警察・検察側が一連の事件の犯人だと考えた理由として、松井名刺、モンタージュ、 健康な父を前にして父が危篤のため小樽に帰ったという嘘、そしてその後に調べ られた入手先を明かすことの出来ない大金所持などがあります。 また、警察・検察側が2件の未遂事件と帝銀犯人が同じだと判断した理由に、 自白とは別に次ののことがあります。 1.ほぼ同じ手口(消毒に来た、GHQ、集団赤痢、予防薬第1液・第2液、 琺瑯質、歯を痛めるので・・・、腕章、名刺など) 2.平沢は、事件前、ほうぼうに借金があったが、帝銀直後より偽名を使って振り込ま れた盗まれた金額とほぼ同じ大金(家の改築費を含む)を所持していた。 3.小樽での逮捕時、「平沢の洋服や下のシャツを調べると、ポケットから 帝銀事件当日のアリバイを書き込んだ九星歴や預金通帳などが出てきた」 また、「身柄をそのまま留置して、平沢の家に家宅捜査に行ったところ、押収物の なかにネズミ色の背広と肩掛け鞄は、帝銀犯人が現場に現れたときの目撃者 による証言と似ているし、手配書にも記載されている」ということがある。 4.3件の事件の多くの目撃者により作られた、従来方法の人相書きとモンタージュ が作製され、帝銀生存者2名が似ていると言うことで選んだモンタージュと そっくりだと居木井刑事に判断され逮捕に至った。 5.警視庁での面通しでは、犯人とはっきり断定はされなかったが、その後、 帝銀生存者の吉田支店長代理が言う「平沢貞道は顔のしみや、鼻付、全体の感じから、 その時の男に、まず間違いないと思う」という証言や田中氏が言う「最初の面通し、 および上野駅のホームに降りた際、ハッとして、犯人に間違いないと思った」 というような証言もある。 しかし、これはあくまでも警察・検察側の見解であり、平沢が帝銀を実行して いないという説の方の指摘について論議している最中です。
59 : >>57 米国側と日本側の権力者にとって、最も都合のいい犯人だったから。 ついでに言うと平沢自身にとっても拘置所で高待遇を受け、 絵を描き続けることが出来、なおかつ「冤罪被害者」として祭り上げられたことは ある意味では好都合だったとも言える。 なにしろ、以前マスコミが行なったアンケートによれば「平沢が帝銀の真犯人である」 と信じている日本人はそれを疑う人よりもはるかに少なかった。 つまり、帝銀の共犯者だった可能性が高い平沢が真相を墓場に持って行ったことで すべてが丸く収まった、ということになる。 平沢が共犯者の一人でも口にすれば、それは自分の命が奪われることであると、 平沢自身が誰よりもよく知っていた。 したがって、帝銀事件の真相を闇に葬った元凶は、むろん日米の権力者たちであるが、 「救う会」やマスコミも、その責任の一端を負うべきだろう。
60 : >>56 支店長は病気で早退したと聞いています。そういう意味では代理もかわいそうですね。 名刺は失くす、名前は覚えていない、確か例の小切手の存在も言った言わないで その辺りでも捜査陣の心証は悪かったのかもしれません。 >>57 他の方程詳しくありませんが、「真犯人をかばう」というよりは「731の存在を隠す」 しいては「陸軍の最高責任者を戦争にかけてはならない」という事ではないかと。 まあ現在でも平沢氏単独犯でないと困るという方もいらっしゃるようですし、当時では なおさらでしょう。
61 : >「平沢氏単独犯でないと困る」 私なら、別に困るわけではありません。 平沢単独犯でないなら、しっかり共犯は誰かと言うべきです。 雰囲気で共犯がいたでは、議論は出来ません。 >「救う会」やマスコミも、その責任の一端を負うべきだろう」 弁護士も、救う会の人たちも、また、平沢武彦氏も、平沢を無罪と信じ、時間、 金を使い、心血注ぎ戦った人たちです。 また、警察、検事たちも、平沢を犯人と信じたのです。 遠藤弁護士:「今の私は、『平沢氏普賢菩薩説』を信じている者である。そして、 普賢菩薩が如来ないし仏の定と行の徳を司り、一切の菩薩の上首として、常に 如来ないし仏の教化と衆生済度を助ける役割を演じておられる菩薩であることは、 言うまでもない。」 磯部弁護士、山田弁護士、森川哲郎弁護士:私財をなげうって平沢の支援に当たった。 平沢武彦氏:父森川哲郎弁護士の志を引き継ぎ、人生をなげうって、平沢の支援に 当たった。 高木検事:「平沢は蛇のような性格の男だ。」 居木井刑事:「平沢が死刑になるまで、死んでも死にきれない。」 平沢:「私は、高木検事に催眠術をかけられ犯人にされた。」(これは、平沢が 高木検事から「平沢!お前が犯人だ!」と怒鳴られた時点から、犯人と信じるように なったと考える。そして、自供をはじめたことは確かである。) これは、平沢が二重人格であるからだ。「ぱちんと風船がわれるようの音がして、 緞帳が上がるような気がした」 この時点が、鬱から躁に変わる躁点である。 二重人格は、躁鬱、記憶障害、作話を行いそれを真実と思うようになることから 起きると考える。 二重人格:解離性同一障害 離人症(解離性障害):自分が自分でないように感じる。まるで、夢のなかに 漂っているように感じる。→平沢は、夜中に菩薩様が現れ、それに向かって 手を合わせていた。
62 : >私なら、別に困るわけではありません。 困るどころじゃないだろうに。 本が売れなくて困っているのは一体誰なんだ? どうもこの人って、論旨のはぐらかし方については天才的だね。 救う会やマスコミが平沢の無実を信じたのはそのとおりだが、 問題は、彼らが「平沢は事件に一切関係がない」という主張を通したことだ。 この考え方が、結果的に権力側と真犯人を利することとなった。 今、このスレで問題となっているのはこの点なのにカソーという人は、 論旨を巧みに別のものにすり替えている。 こういう幼稚で滅茶苦茶な駄文に付き合っている優しい人たちには 本当にご苦労様という他にない。
63 : >>61 >平沢単独犯でないなら、しっかり共犯は誰かと言うべきです。 >雰囲気で共犯がいたでは、議論は出来ません。 これは全くおかしい。いくらなんでもメチャクチャです。 他に犯人いないからxxが犯人だといっているのに等しい。話しになりません。 共犯者が居るか居ないかという線にそって説明します。状況から見て腕が4本ないと 成立しない犯罪があったとしましょう。そこでxxだけつかまった。xx以外の もう一人が特定できないからxxの単独犯だと科学捜査さんは強弁しているのです。 そうではない、2本の腕でできるのだとまず証明しなければいけない。 帝銀事件は、時間をかけて事件を俯瞰していみると、上記の腕4本、3本かもしれない、 である事が濃厚なのです。私は一番有り得ないのが平沢氏<完全>単独犯(その次に 有り得ないのが平沢氏無関係ですがこれは置いておきます)であると考えていて、これに はかなりの自信があります。では共犯者は誰だと思うのか、と尋ねられるから、歯科医だと 思います、しかし、歯科医は起訴は愚か逮捕さえされるべきではないですね、と答えて きました。ここで科学捜査さんが言っているのは、歯科医であると断定できないなら、 平沢氏単独だといっているのです。そんな馬鹿な理屈はない。
64 : 帝銀は、どう考えても、 腕2本の犯罪ではないのです。まずそれを、平沢氏単独犯説が答えなければならない。 原判決は全く答えられていない。(アリバイ、東北大学、共同井戸、パーカー、目撃証言、 犯人適格性)科学捜査さんも答えられていない。だからずっと冤罪論が途絶えたことも ないし、執行もできなかった。 共犯者が誰か言えないのなら、議論にならないというなら、言って差し上げます。 歯科医です。しかし平沢氏が未遂を実行している事が条件です。そこからの類推からしか 得られないからです。そして、それはこの世に3人(二人ではないですよ3人)人相が似て いる仲間同士、しかも、一人は門外漢だが、残りの二人は医薬に詳しく、GHQとも関係が あったという人間の組み合わせはそうそうないという<推測>です。 推測などは当てにならないと仰る?A.平沢氏は二重人格だったから、 コルサコフ病だったから、毒物が青酸カリだったから、B。帝銀事件は 平沢氏単独犯だった、という科学捜査さんの論よりははるかに合理的 なのです。何故なら、AとBの間には何の関係もないからです。A氏は背が 高いから、足が大きいから、青酸カリをのむと人は死ぬから、A氏が犯人だと言ってのに等しく、 論理にもなにもなっていない。二重人格と人には何の因果関係もありません。 K病はむしろこういう<説得>犯には不向きでこそあれ(だから未遂で失敗した)、 だからできたという説は成り立たない。
65 : まだ原判決の方がましです。平沢氏は松井名刺を持って 居なくて、お金に困っていて、なおかつ事件後の金の入手先を言えず、未遂現場証人の内 数人が当初から犯人だと言っているから、犯人であるというのが原判決です。 アリバイ、東北大学、共同井戸、パーカー、目撃証言、犯人適格性、諸々には説明がつか ないが、まあいい、だってそうしないとまた731部隊の捜査を再開せざるを得ないでは ないか、そういう事でしょう。これもひどいものではありますが。二重人格だったから、 毒物が青酸カリだったから、平沢氏が犯人などというメチャクチャは言わない。腐っても、 プロですから。 >>57 さんの疑問については、私は>>59 さんの意見と内容的にはほぼ同じです。残念ながら、 そういう事だったのでしょう。内容的にはと書いたのは、救う会については、私はどうしても シンパシーを感じてしまうからです。特に森川父子。最後の証人(相田宅は見えなかった)、 に息子さんが、手振りで場所を指し示している写真がありますね。あれを見た時、本当に 、ちょっと言葉に表せないのですが、涙がにじんできました。
66 : 平沢が知ってること言わなかったんだから 平沢が犯人で間違いない。 共犯者はいたかもしれないが。
67 : 包装さんは優しい人柄のようだから救う会に同情的になるのは仕方ないかもしれなし、 一生を台無しにした(と自分は思う)武彦氏については包装さんの意見に同感だが、 父親の森川哲郎氏については大いに疑問がある。 本当に彼は平沢が一点の曇りもなく無罪と信じていたのか疑わしいからだ。 彼は、多くの良心的弁護士や支援者たちが事件の真相を調べれば調べるほど、事件に 平沢が関与していることを疑いはじめて離脱していったことをどう思っていたのか。 さらには家族が「救う会のせいでお父さんが本当のことを言わない」と非難していたことを どう感じていたのか。 権力側にとって平沢の沈黙は好都合だったはずだが、救う会はその活動によって、平沢から 真実をしゃべらせる機会を奪ってしまった。 森川氏は、救う会に大物政治家が入り込んでくるのを歓迎すらしていた。 そして、真相解明には全くの無益な偽証事件まで引き起こして世間を混乱させた。 さらには、自分の息子を養子縁組までして「平沢完全無罪説」を世間に主張し続けた。 きつい言い方かもしれないが自身の名声のために帝銀を利用した、と思われても仕方ないだろう。 武彦氏の自未遂には、これらが深く関わっているように思えてならない。
68 : 本はまったくと言っていいほど売れていません。 売れることはとうの昔にあきらめています。 >「彼らが「平沢は事件に一切関係がない」という主張を通したことだ」 確かにそうですが、彼らも冤罪と有罪の狭間で揺れ動いていたはずです。 森川弁護士も、もしかすると平沢のどこかに狂気があるのではとも言っています。 また、遠藤弁護士も「灰色・・・」とも言っています。 松本清張は、「真相は、分からない」とも言っています。 多くの目撃者により作り出されたモンタージュにそっくり、盗まれた金とほぼ 同額の大金(家の改築費を含む)を所持し、同じ手口、そして目撃者の証言などからでは 3件の事件の事件の犯人は同一犯で、平沢と考えることは当然の成り行きだと 考えます。 しかし、弁護士が見た平沢は、2度にわたる自未遂、そして錯乱状態、これでは 過酷な扱いを受け、コルサコフ病を患った平沢は検事たちによりどのようにでも なったと考えても不思議ではありません。 この精神的におかしい人が、計画性があり緻密な犯罪を犯すとは考えられないはずです。 凶悪な犯罪は731部隊所属者か、あるいは薬の取扱に慣れた医師など ではないかと考えても不思議ではありません。 死体の色は、東大が赤色であり、慶大が薄黒い色と言う。片方からは青酸臭がすると言い、 片方は青酸臭について述べていない。東大が国家権力にくみしていると、推理作家 では第一人者である松本清張が述べている。 そして後に、毒物がアセトンシアンヒドリンと言われたのです。毒物がアセトンシアン ヒドリンなら平沢が犯人であるはずはありません。 事件後10年(?)経って、佐伯氏が3件目の事件帝銀は別犯人説を唱えましたが、 佐伯氏によると誰もそのような説は唱えていないと言っています。 この2つの見方で、平沢の人柄(精神的におかしいということも含む)を見れば、 国家陰謀説が正しいと考えても不思議ではありません。 >「帝銀事件の真相を闇に葬った元凶は、むろん日米の権力者たちである」 これは、731部隊の存在を知られたくないだけと考えます。 毒物が青酸カリなら、なにを隠す必要があるのでしょうか。
69 : >>55 >2.自宅に戻ったら合理的な行動として残りの3分の2は捨てるでしょう これは貴方のような合理性を重んじる人なら当然かもしれないが、 万人がそうなるとはいえないと思う。まして、平沢のようにかなりはちゃめちゃの性格破綻者 なら、別にあわてて処分する必要性を感じないか、処分(廃棄)せずとも隠し場所をより 安全な場所にする程度かもしれない。つまり、この指摘自体事実ではなく、単なる憶測に過ぎない。
70 : >>61 議論をしたいなら持論を裏付けるような新証拠が必要ですね。 「で有罪になったから」「病気だったから」だけではそもそも議論にもならない。 別にこのスレは平沢氏無罪説を採っているわけではないのですから 何故そこまで単独犯に拘るのかわからないわけです。
71 : >>68 731部隊の存在などとうに知られていることだろう。 帝銀の毒物が青酸カリなどではなく、戦時中に旧日本軍が研究していた未知の毒薬 だったからこそ、日米双方ともに隠したかったからではないか。 米軍諜報機関は毒物の効果と同時に謀実験をやりたかったのだろう。 平沢が事件にどこまで関わっていたのかは不明だが、毒大量人事件の一翼を 担っていたという意識は確実にあったはず。 そうでなければ、共犯者の名を自供していたはず。 帝銀事件の特異な点は日米双方が平沢の生命をめぐって微妙な綱引きをしていたこと。 米国側としては、平沢に早く死んでもらいたいが、日本側の当局者としては、平沢を 処刑したあとに米国側から真相が暴露された場合のスキャンダルを恐れていた。 つまり、権力者にとって救う会などが「平沢完全無罪説」に立って活動し、平沢が貝に なってくれることがありがたいことだったに違いない。
72 : >64「共犯者が誰か言えないのなら、議論にならないというなら、言って差し上げます。 歯科医です。しかし平沢氏が未遂を実行している事が条件です。」 ありがとうございます。包装氏がこの考えだと分かっていましたが、ここで 明言されると、今後の議論を進めやすくなります。 >「帝銀の毒物が青酸カリなどではなく、戦時中に旧日本軍が研究していた未知の毒薬 だったからこそ、日米双方ともに隠したかったからではないか。」 実は今まで、貴方の考え方のもととなるものがはっきり分からなかったのです。 確かに、毒物がアセトンシアンヒドリンなら、貴方の言われることは確かです。 ここでは、毒物が青酸カリだとして話は進められていますが、それは、各自が 理解したからではなく、多くの方は、包装紙が毒物はアセトンシアンヒドリン ではなく青酸カリだと認めているからです。帝銀で使われた毒物がしっかり 論議され理解されなければ、この事件の本質は分からないと思います。 しかし、そうすると話はまた振り出しに戻るため、とりあえず、毒物は青酸カリ だとして、話を進めたいと思います。 本当は、これではいけないはずですが・・・。
73 : >>72 あんた、自分の書いた文章をもう一回よく読み直してみたら? 矛盾しているとは思わない? 矛盾しているだけでなく、あんたの文章は勝手な勘違いと 筋違いの思い込みばかりでちっとも実のある議論ができないんだが…
74 : ここは帝銀事件マニアが集うサロン。 実のある議論など期待してはいけない。 同じ話を延々続けている居酒屋トークw
75 : 青酸カリの説明をします。 青酸カリは、水に溶かしても青酸カリのままです。 また、青酸カリを塩酸に溶かすと分解して青酸ガスが発生します。 胃液のpHは通常2前後です。しかし、戦後のように栄養状態が悪い場合、 あるいは現在でも高齢者や肉をあまり食べない人の胃液pHは高く、3から4 ぐらいの人もいます、 この2と比較して、3と4は、塩酸量にしてそれぞれ10倍、100倍違います。 つまり、胃液pHが3,4の人は、青酸カリと胃液中の塩酸とはほとんど反応しないのです。 胃液がpH2の人は、青酸ガスを吸い込んだと同じようになります。 しかし、胃液pHが3,4の人は、青酸カリのまま胃ではあまり吸収されず、 腸まで、青酸カリとして存在し、腸から吸収され全身に回るのです。 これが、青酸カリの2種類の吸収のされ方です。 そのため、次のようなことが起きます。 胃液pHの低い人:青酸ガスを吸い込んだように死亡する。ほぼショック死のようなもの。 ただし、飲み込み、胃液と反応し、そして体内に循環する時間が必要です。 胃液pHの高い人:青酸カリのまま、腸から吸収され徐々に死亡する。 このため、次のようなことが起きます。 胃液pHの低い人:青酸ガスを吸い込んだように、死斑はピンク色になります。 胃液pHの高い人:徐々に青酸カリが吸収され、窒息死のように、死斑は暗赤色 になります。 これが青酸カリによる、2種類の死亡機序です。法医学書等には、何処にも書 かれていません。 そして、現在もまだ混乱があります。 1.「自他の鑑識」(岩田政義著、警察図書) 青酸塩による中毒死の場合、次の所見がみられるといっている。 ・口もとで、匂いを嗅いでみると、青酸塩の場合は杏のような匂いがするといわれている。 ・もし匂いがわからなぬときは、腹部を押して嗅いでみる。 ・死斑は鮮紅色を呈している。 ・瞼眼に溢血点がある。 2.「毒」(上野雅彦著) 即効性の猛毒。強度の苦悶を呈して急死する。 青酸化合物は経口摂取での死亡の場合だと死斑は暗赤褐色。 青酸ガスの吸引による内窒息で死亡した場合の死斑は鮮紅色。 また、その中間的記載がWikipediaにあります。 青酸化合物による中毒死体の死斑を 一律に、ピンク色であるとする解説もあるが、 実際の青酸塩類による中毒の場合にはそういった所見がない場合も多い。 青酸ガス中毒の死斑であればピンク色と いうのは確かだが、青酸カリなどを 服用した場合には体表面に特徴的な死斑が現れない場合も多く、見分ける ポイントとはなりにくい。 この2種類の死斑が出るのは、胃内で2種類の反応が出る青酸カリだけです。 帝銀の翌日、12人の死体で、鮮赤色系のものが東大に、暗赤色系のものが 慶大に運ばれたため、東大が青酸カリによるもの、慶大が謎の毒物によるもの と言われ、国家陰謀説が出たのです。 でも、帝銀翌日に検死され、東大だけが国家陰謀に荷担したとはおかしいと 思いませんか? そして、東大では多くの人が検死に立ち会っているのです。死斑の色などは ごまかせるわけがありません。 東大教授、慶大教授、鑑識も全員が、毒物は青酸カリだと言っています。
76 : >75「この2と比較して、3と4は、塩酸量にしてそれぞれ10倍、100倍違います。 」 訂正:「この2と比較して、3と4は、塩酸量にしてそれぞれ1/10、1/100違います。 」
77 : >>75 胃液pHの低い人:青酸ガスを吸い込んだように死亡する。ほぼショック死のようなもの。 ただし、飲み込み、胃液と反応し、そして体内に循環する時間が必要です。 これは、苦しみだすか倒れるまでにどのくらいの時間がかかるのでしょうか? 特に早い人の場合。
78 : >「これは、苦しみだすか倒れるまでにどのくらいの時間がかかるのでしょうか? 特に早い人の場合。」 「法医学ノート」(東大法医学教室古畑種基著)には、文献より青酸カリによる死亡時間を調べたものがある。 57例の調査結果 3分で死亡:2例、5分:7例、10分:2例、17分:1例、20分:4例、25分:1例、30分:3例、40分:2例、 1時間:1例、2時間:2例、3時間:3例、7時間44分:1例、不明:29例 最も早いもので3分である。 このように書かれています。どこかに私の記載ミスがあるため合計値があわないようですが、 多少のミスは失礼します。過去ログにありますが・・・。
79 : >「犯人は合理的に行動したといい、説明がつかなくなると抑制が効かないから こそできるとなってしまう。」 合理的とは言っていません。何度も申し上げていますが、「計画的」、 「抑制が効かない」、「残忍」というものです。 これは、「脳の障害により音聞こえない」と「脳の障害により見えない」とは 全く別のことと同じです。 「計画を立てる部位」は背外側前頭前野にあり、「抑制を司る部位」は眼窩前頭皮質にあり、 また「無関心、無感動→大胆、残忍」は前帯状回と、それぞれ別の箇所にあります。 平沢は、コルサコフ病によりこの眼窩前頭皮質と前帯状回に障害があったと考えます。 「金を奪うため多くの人を害する」、「子供を躊躇なくす」、「警官が来ても 動じない」という行動は、やはり特殊だと考えます。そうそう、誰にでも出来るという ものではありません。 歯科医Nはモンスター??? どうして、そのように考えることが出来るのでしょうか? ここでは、平沢は荏原、中井を実行していることになっています。 荏原で全員を害しようとしたらまさにモンスターです。 >「私は平沢氏がこれ(金屏風)を描いていなくても、事件そのものには あまり係りがないと何度も申し上げています。つまり、事件後彼が持っていた 金は金屏風の金ではないと思っています。 」 それでは、平沢が描いたものでない金屏風のことは、もちだす必要がないと言うことです。 帝銀実行犯は平沢以外の人物だという説のサトー・ハチロー氏が虎の絵の金屏風のことを 言っていますので、その説の方に対して言いました。 平沢が描いた絵でなければ、議論する必要はありません。 もう、金屏風という言葉は出すべきではありません。これは、 サトー・ハチロー氏だけに対する言葉かも知れませんが。 そうすると、次のように訂正いたします。 そもそも、包装氏及びサトー氏が言われているものは、すべて憶測だけです。「東京にあるアジトに来ていたという憶測。」(包装氏意見) 「上野で、平沢と会ったという憶測。」(サトー氏意見) 「上野で平沢と落ち合い毒薬と腕章などを受け取ったという憶測。」(サトー氏意見) 「GHQより情報を得て帝銀を実行したという憶測。」(包装氏意見) 「サインなしの虎の絵の金屏風を平沢が描いたという憶測。」(サトー氏意見)「あるいは、盗んだ金を平沢に預けたという憶測。」(サトー氏意見) 「モンスターという憶測。」(包装氏意見) >「消毒の現場を見たという平沢氏の自発的な証言はどこからでしょうか。」 平沢の自供に次のようなことがある。 「ちょうどジープがいたので、私はあれを見ろという知らせだなと思って そばへ行ってみたら進駐軍が1人、日本人が2人、玄関に入ってなにか 見ておりました。私はそのところの表札を見て番地と名前を覚えて、今の図の 所を銀行へ来て表へ廻って見たら木の札が掛かって本日は終了と又又(ママ) 明日おいで下さいと書かれてあった気がします。」 このように、第3の事件帝銀当日のことを自供している。 「木の札が掛かって本日は終了と又又(ママ)明日おいで下さい」 これは、帝銀当日ではなく1月21日に行われた相田家の消毒現場である。 つまり、21日なら、じっくり現場で見聞き出来るはずです。 21日午後、22日の2日間で500名位も予防接種していたわけですから。 どうしたのですかと尋ねれば、みんな親切に教えてくれます。 >「パーカーの名前はどうですか?」 パーカーという名前の人は、「帝銀事件の真実」によると、 「パーカーという名の将校は、日本占領が始まって以来、ほぼ20名が東京にいることが 判明した。」 これなら、一人ぐらい防疫に関係している人がいても不思議ではありません。 ところで、包装氏はこのパーカーという人物が帝銀にどのように関与していた とお考えですか?
80 : >「人相は、帝銀証人の第1印象は揃って違うというのは、ほぼ周知の事実です。 写真、取り調べて人相を変えていて、それが帝銀証人にだけ効いたというのも 説明できていません。」 「帝銀証人の第1印象は揃って違う」とありますが、第1印象でと言うと、 ・帝銀生存者田中:「先日、容疑者が上野駅のホームに降りた際、ハッとして、 犯人に間違いないと思いました」となります。 ・帝銀生存者吉田支店長代理:「平沢貞通のあの日の新聞を見て、ハッとしました。」 このようになります。 「帝銀証人にだけ効いた」というものでは、ありません。 ・安田銀行荏原支店武田さん:「検察庁で面通しのとき、平沢が部屋に入って 来るのを一目見て、はっと似ているなあと思ったが、だんだん見ているうちに 分からなくなった。」 駒込署でも、中井支店目撃者 三菱銀行中井支店小川支店長:「似ている」 三菱銀行高田馬場支店戸谷氏:「違う」 このように判断が割れています。 平沢がどのようなことをしたか、写真で比較が出来ます。 http://kuranonaka.web.fc2.com/ このホームページで「平沢貞通」のところに掲載してあります。 2枚の写真は、眉毛から口の中央までの長さをそろえてあります。 右が小樽で撮った写真です。小樽で撮った写真の方が下顎が長くなっています。 これが、私が先に述べた「口を結んで、上顎と下顎を離すと下顎が長く見える」 というものです。そして、下顎に力が入るため、居木井刑事がいう「口の下 に梅干しを作る」という状態になります。 これが、平沢が変装(たくみに表情を変える)した証拠です。 また、「口を結んだとき歯を強くかみしめる」と顔が角張るので、次のような ことが起きるのです。 「私も、平沢が逮捕される前に平沢の写真を見せられましたが、それは犯人と 違っていました。また、昭和23年8月23日、平沢が警視庁へ着いた日にも見たときも、 平沢の口が締まっていたので、違う感じになりました。しかし、その後8月31日に 取り調べを受けている平沢を見たとき、こいつが犯人に間違いないと思うように なりました。そして今日は、平沢が犯人だと断定します」と。 (「帝銀事件と平沢貞道氏」p.95)
81 : >>78 ほんと頭の悪いおっさんだな 理科大の恥だからやめとき >>77 は、苦しみだすか倒れるまでにどのくらいの時間がかかるのでしょうか? て聞いてるんだ、それに対する答えが死ぬまでもっとも早いもので3分てw まず日本語勉強してね 頼むから 3分は立ってられ宝、青酸かりでもOkといいたいばかりに早とちり 死ぬまで3分なら1分たってられるわけないっしょ!! 死刑だって一瞬で気を失うけど死ぬまで10分以上かかるの! それと21日はghqはきてないと言われてるのに、ジープてなんなのこの人
82 : >「苦しみだすか倒れるまでにどのくらいの時間がかかるのでしょうか?」 これに対する資料はありません。 しかし、当時は青酸カリの死亡時間は十数秒と言われていたため、遅延性の毒物では ないかと言われたのです。青酸カリは数秒で死ぬものではありません。 「青酸コーラ無差別人事件」(ホームページ)には次のような記載がある。 「『このコーラ、腐っている』 明は口に含んだコーラを吐き出し、水道の水 で口をすすいでいたが、コーラを口にして5分くらいで、突然、倒れた。両こぶし を握ったままうつ伏せに倒れた明は、既に意識不明の状態に陥っていた。」 この「青酸コーラ無差別人事件」では、意識不明の状態になるまで約5分の 時間が掛かっています。 「それと21日はghqはきてないと言われてるのに、ジープてなんなのこの人」 平沢の帝銀当日の自供内容そのものを記載しました。 「木の札が掛かって本日は終了と又又(ママ)明日おいで下さい」 これは、帝銀当日ではなく1月21日に行われた相田家の消毒現場であることは確かです。 平沢が、1月21日に下見したことは確かと思います。 検事の調書偽造なら、なにもこのような内容にはならないはずです。
83 : なんだか最近支離滅裂になってきてますね。 進駐軍が患家を視察に訪れたのは帝銀事件当日だけ。 それが違うというならもうなんでもありになってしまいます。
84 : まあこの人は以前からこういう芸風なんだから相手にしても仕方がないよ。 包装さん他のまともな論述ばかりじゃ疲れるから、ちょっとした息抜きのお笑いタイム。 それにしては、最近ちょっと長すぎるからほどほどにしてもらいたいけどね。 青酸カリのおじさんは。
85 : >>82 >これに対する資料はありません。 >しかし、当時は青酸カリの死亡時間は十数秒と言われていたため、遅延性の>毒物では >ないかと言われたのです。青酸カリは数秒で死ぬものではありません。 「法医学ノート」と青酸コーラ無差別人事件のご紹介ありがとうございます。 参考になりました。(ただ、「不明」と分類されているものに、3分よりも短いものが含まれている可能性も多少は考慮する必要があるのかもしれません) 「当時は青酸カリの死亡時間は十数秒と言われていた」というのは、どの資料から得られたのでしょうか? また、仮に犯人が十数秒だと思っていたとすれば、全員に飲ませることに失敗する可能性も考えるような気がするのですが、犯人はどう考えていたのでしょうか? a. 十数秒でも全員に飲ませる自信があった b. 倒れるまでもっと長く時間がかかると思っていた (何故そう思ったのか? ) そして、苦しみだすか倒れるまでにどのくらいの時間がかかるのか(短い場合で) について、「これに対する資料はありません。」 というのが2011年現在の回答であるとすれば、1948年に青酸カリでこのような犯罪を実行して、しかも成功させる犯人というのはタダモノではないと思いますが、それが平沢なのでしょうか?
86 : >「当時は青酸カリの死亡時間は十数秒と言われていた」というのは、どの資料から 得られたのでしょうか?」 ホームページ「帝銀事件」(無限回廊)には次のように書かれています。 「当時、青酸カリの最低致死量は不明であった。各国の文献では、小動物の 実験から、体重比例で推算した、0.15〜0.3gが人体の青酸カリ極量とされ ていた。死亡する時間についても、10数秒の早さで窒息するという程度であった。」 また、この死亡時間については他のものにも書かれていることです。 >「犯人はどう考えていたのでしょうか?」 ・ある程度の専門的な知識があるなら、「10数秒の早さで窒息する」と考えたでしょう。 ・731部隊関係者なら、「法医学ノート」(東大法医学教室古畑種基著)に記載され ているような幅広い分布を持った死亡時間になると考えるでしょう。その際は、青酸カリ 推定量300mgにはせず、倍量ぐらい飲ませると思います。 ・普通の人なら、猛毒を飲んで、体内に回ってから死ぬので、1,2分と考えるのかも 知れません。 「10数秒の早さで窒息する」というのなら、難しいかもしれません。 >「青酸カリでこのような犯罪を実行して、しかも成功させる犯人というのは タダモノではないと思いますが、それが平沢なのでしょうか?」 これが、本質的な疑問点であり、193氏も感じているものです。 ここで、問題となる点があります。重要な点から上げます。 1.警官が来ても、引き続き行った。子供がいるのにためらわず行った。 震えることもなく、落ち着いて行った。 2.正確に薬液の分量を量り取った。 3.琺瑯質と言った。ピペットの握り方を知っている。 これは、重要な順にあげたものです。これに対しては次のように考えます。 1.731部隊関係者、登戸研究所の者でも、捕まれば死刑です。やはり、精神に 問題がある人しか考えられません。また、731部隊関係者、登戸研究所の者は調べられ、 最後に残った人物もここでは違うと判断されています。それに対して、ここでは 平沢は荏原・中井の犯人とされています。荏原では失敗したものの、人を実行しようと したのです。 2.正確に分量が分けられるものは、731部隊関係者、登戸研究所の者のなかでも、 普段、ピペット操作をしている人だけです。歯科医は、虫歯の穴に2,3滴の薬液を入れるか、 あるいは、注射器で1,2ccを注射するだけです。正確に液量を配分することは難しい はずです。もちろん、一般人では出来ません。しかし、荏原で薬液をうまく配分出来ないと、 それは修正してくるはずです。 3.ともに、中学・高校の化学レベルのものです。現在は、琺瑯質は出ていないかも しれませんが、反対にゲノムという高度なものを習っています。 歯の断面図を見たことはありませんか?断面図には必ず、各組織の名称が 記載されているはずです。あるいは、目の断面図を見た覚えはありませんか? それほど、特殊なものとは考えていません。私は、白癬菌、スピロヘーター、ピロリ菌 などの名称を知っていますが、感染はしたことはありません。また、細菌学者でもありません。 平沢は、頭のよい狂人とでもいうのでしょうか。留置所(刑務所?)では六法全書を 読んでいました。 また、変装(たくみに表情を変える)し、多くの人をだましたのです。 ここで、雑談です。 アセトンシアンヒドリンは、国家最高機密化学兵器?これは、既存物質です。そのことは、 登戸研究所の人も述べています。それは、アクリルというプラスチックの原料です。 戦前に、アメリカではすでに大分以前から開発され使用されていました。 日本も、遅れて、戦中(後半)および戦後に使われていました。戦中(後半)は 戦闘機の防風ガラス(?)としてです。 資料は持っていませんが、日本でもアセトンシアンヒドリンによる死亡事故がありました。 長靴にそれが入っていることを知らずに作業し死亡したというものです。 「急性曝露ガイドライン濃度(AEGL)]には、「偶発的な吸入、皮膚接触、経口摂取による死亡事故や 生命を脅かす職業性中毒が、報告されている」とあります。
87 : 相変わらず都合のいいところだけつまみ喰いして自説に強引に持って行こうとする旦那だな。 実際に帝銀と同じ方法での毒実験を何度もやっていた適任者がいるというのに、彼らは 「捕まれば死刑」だからやらないだろうと除外し、平沢は「精神に問題がある人」だったから 真犯人だとのたまう。 「精神に問題がある人」って自分のこと言ってるんじゃないのか? この論法で行くと毒物の知識など皆無でもコルサコフ症とやらにかかって頭がパーになったら 大量毒事件など平気にちゃっちゃとやってしまうということになるが。 いかに2ちゃんだからと言って、こういう精神病患者に対する差別意識丸出しの暴言が許されるのか? このおっさん、自分が何を言っているのか本当に分かっているのか?
88 : 良スレが荒れるから言いたくなかったけど、この人やっぱ頭おかしいっていうか、 単純に頭悪いし固いよね 2chでヒールとして眺めてるだけだから実害はないけど、リアルで関わると厄介なタイプ これで長年サラリーマンやってたのなら、さぞかし下の人間はストレス貯まっただろう 私、こんな感じの上司に悩んで、(それだけが原因じゃないだろうけどけど)脳梗塞で 死んだ人知ってるわ この人の世代って数多いから、こんな感じの人が組織の上の方にごちゃまんといて、 それでいて身分は保障されてて、若い奴の雇用が不安定なのも、景気低迷の原因 なんだろうなとか、こちらも短絡な持論を展開しちゃうぜw
89 : >>86 >731部隊関係者、登戸研究所の者でも、捕まれば死刑です。やはり、精神に 問題がある人しか考えられません。 これはなんの意味もないんじゃないか。そもそも大量害犯のほとんどは つかまれば死刑だからって躊躇するようなケースは少ない。あと子供とか関係ないから。 すこと自体が目的なんだから性別や年なんて関係ない。 それにこの犯人(達?)の場合、事前か事後かはともかくGHQとの間で裏取引を していた可能性も捨てきれない。 戦中戦後から昭和も40年代初めまでは琺瑯質というのは結構普通に歯の成分として使われていたよ ピペットも学校の実験室から病院、化学品関係の工場などで昭和初期から普通によく使っていた。 この点は平沢が犯人でも別におかしくはないことになる。 しかし変装?つくり顔?それはないな。そんな程度で印象は変らないよ。
90 : トンデモ本をわざわざ出版してる時点で普通の人ではない。 もっとも真実が明らかにならない限り 誰がどのような発言しようが 自由だけどね。
91 : 表現の自由とえいば確かにそうなんだろうが、この人の場合は全然売れなかったとはいえ 一応本屋に並んだ本を出版したわけだし、その本に関する言説をネットで公開しているわけだから 酔っ払いが居酒屋でホラを吹きまくるのとはわけが違う。 毒物が青酸カリだと主張するだけならまだしも、平沢単独犯説に凝り固まった挙句に、 精神病で苦しむ人々を愚弄するような与太話をさも高尚な論説にみせかけて放言する姿勢に問題がある。 それを本人がしっかり自覚していない点が最大の問題点ではあるが。
92 : 自主出版なの
93 : >「これはなんの意味もないんじゃないか。そもそも大量害犯のほとんどは つかまれば死刑だからって躊躇するようなケースは少ない。あと子供とか関係ないから。 すこと自体が目的なんだから性別や年なんて関係ない。」 平沢が、荏原で警官が来ても、追い返し、犯行を継続する行為をどのように見るかです。 私は、このような行為はやはり精神的に問題があるから出来ると考えています。 同様に、帝銀でも躊躇することなく子供もせることについても、精神的な 問題がある人しか出来ないと考えています。 もちろん、731部隊関係者、登戸研究所の者でもそのような人はいるかも知れませんが、 彼らは調べられ、ここでは関係ないと先に結論が出されています。 もちろん、歯科医Nがモンスターなら可能性がありますが。でも、佐伯氏の著書 からは、まったくそのようなことは読み取れません。 >「戦中戦後から昭和も40年代初めまでは琺瑯質というのは結構普通に歯の成分として使われていたよ ピペットも学校の実験室から病院、化学品関係の工場などで昭和初期から普通によく使っていた。 この点は平沢が犯人でも別におかしくはないことになる。 」 貴重なご意見、ありがとうございます。ここでは、琺瑯質という言葉を知っている者は、 歯科医か理科好きの変わり者と考えられていますので。ピペットが学校の実験室 で用いられているなら、当然、持ち方を教えているはずです。これは、中学・高校の 化学実習レベルです。 >「それにこの犯人(達?)の場合、事前か事後かはともかくGHQとの間で裏取引を していた可能性も捨てきれない。」 GHQと関連があると見られたのは、「パーカー、ジープ」というような言葉と 相沢宅の様子を知っていたからです。 「パーカー、ジープ」は名刺・腕章と同様、演出によるものと考えます。 また、相沢宅の様子は、21日に下見に行ったからです。 青酸カリを用いた銀行強盗事件で、GHQとの間で裏取引をしていた可能性は 考えられません。GHQになんのメリットもありません。
94 : >「しかし変装?つくり顔?それはないな。そんな程度で印象は変らないよ。」 これは、誰でもが思うことです。しかし、実際に行われたから事件が複雑化したのです。 小樽での写真を見て、誰も犯人とは思わなかったのです。このことについては、 居木井刑事、nm警官は変装(たくみに表情を変えている)したと述べています。 また、平沢の妻も、写真は平沢には見えないと述べています。 また、http://kuranonaka.web.fc2.com/ で、このホームページの「平沢貞通」 のところに掲載してある、平沢の左右2枚の写真で、顎の長さが違うことが分かるはずです。 平沢は、小樽、駒込警察署、警視庁で変装(たくみに表情を変えている)をしていたと 考えます。だから、目撃者が平沢を見た時の日(場所)により、違いが出たと考えます。 1.警視庁では、帝銀生存者の三人(吉田、田中、阿久沢)は、はっきり違うと断言。 2.帝銀生存者田中氏:「最初の面通し、および上野駅のホームに降りた際、ハッとして、犯人に間違い ないと思ったが、次に行った警視庁で行った面通しでは、違うと断言した。」、 「私も、平沢が逮捕される前に平沢の写真を見せられましたが、それは犯人と 違っていました。また、昭和23年8月23日、平沢が警視庁へ着いた日にも見たときも、 平沢の口が締まっていたので、違う感じになりました。しかし、その後8月31日に 取り調べを受けている平沢を見たとき、こいつが犯人に間違いないと思うように なりました。そして今日は、平沢が犯人だと断定します」 3.帝銀生存者阿久沢さん:「平沢被告が逮捕される前に警察から見せられた平沢の写真と 犯人は、全然違うと思いました。次に、昭和23年8月21日、平沢が小樽で逮捕されたとき に送られてきた平沢の電送写真も、犯人とは違うと思いました。次に、その日警視庁で 見たときも、犯人に似ていましたが、やはり犯人とは思えませんでした。 今日、この法廷で被告人を見ていると、非常に犯人とよく似ているのですが、犯人の態度 の方が被告人の態度より落ち着いており、被告人を犯人と断定することは出来ません」 4.帝銀生存者吉田支店長代理:「平沢貞道のあの日の新聞を見てハッとしました。 八月二十三日(駒込署か警視庁での取り調べの日)のときの平沢の顔とほとんど違うの ですが、事件当時の犯人の真剣な顔そっくりに見えました。」、「被告人が検挙される 前に、北海道で写した被告人の写真を警察から見せられたときは、ピンと来ず、 犯人の感じは出ませんでした。つぎに、被告人が警視庁に検挙された昭和23年 8月23日午後、第1回の面通しをやりましたが、その時もピンと来ず、犯人の 感じは出ませんでした。・・・今日は、それから半年ぶりに見るのですが、今日は 平沢が犯人だと確信を持って言えます。」 5.安田銀行荏原支店武田さん:「検察庁で面通しのとき、平沢が部屋に入って 来るのを一目見て、はっと似ているなあと思ったが、だんだん見ているうちに 分からなくなった。」 このように、見た時の日(場所)により、違いがあります。 >「自主出版なの 」 自主出版です。
95 : 相変わらず妙ちくりんな屁理屈をコネ回す親父だな。 >「しかし変装?つくり顔?それはないな。そんな程度で印象は変らないよ。」 これは、誰でもが思うことです。しかし、実際に行われたから事件が複雑化したのです。 冒頭のこの一節からすでに論理が破綻している。 引用文では素人の変装やつくり顔程度では印象が変わらないと言っているのに、 その反論が「実際に行われたから事件が複雑化したのです」。 これでは自分の結論を前提にしているだけで、反論にも何にもなっていないじゃないか。 そのあとに続く文章は、つまり自分の結論が先にあって、それに合いそうな都合のいいところ だけをつまみ食いして論拠としている(ようにみせかけている)だけの駄文。 このスレをずっと読んでいる者には、こういうレトリックともいえない妄想には騙されないよ。 青酸カリでも数滴舐めて出直して来い。
96 : ご無沙汰してます。 科学捜査さんに色々申し上げたい気もあるのですが(憶測と推測との違い、事実を 繋いでいっても埋まらない部分は推測で埋めるしかない、などなど)、今日は>>67 さんの ご意見にコメントしたいと思います。この方のご意見を否定できない。 獄窓38年という本で、前事務局長が百歩譲って平沢氏が事件に関与していたにせよ、 推定無罪の原則に則り云々(今手元に本がないので正確な言い回しではないです)と 発言しています。冤罪事件につく側は(弁護人でも支援者でも)、こういう気持ちを とこかに持っていると思うのですね。 私の場合は、平沢氏は関与していたと考えているので、救う会に入れない。何が言いたい かと言うと、二段論法なんです。まず<無実>であろうという確信に<近い>ものがあり、 よしんばそれが外れていても、<無罪>ではあるべきだという法律家としての信念によって 私は弁護すると。
97 : 冤罪弁護士で有名な正木先生などは、<一段>の人ですね。無実じゃなければダメなんです。 一般受けはこちらの方が良いでしょうが、職責としては、畏れ多いですが、私はちょっと 違うのではないかと思っています。 遠藤先生は、やはりどこかで二段だったのかもしれない(あくまで想像です)。 佐伯さんの本にも同調されているようですし。また、和多田さんの検事聴取書の共著者に 救う会の弁護人さんがなられています。これなども微妙です。 >>67 さんにまた怒られてしまうかもしれませんが、は真相解明の場ではないという 諦観のようなものがあります。ここに色々と書かせてもらって、真相に少し にじり寄っているような気がしたりします。ではこういう事がないのです。 訴因に縛られ、なおかつ事実、証拠に縛られ、推測を排除しよう と強いられるからです。 支援者に功名心があるのではないか、というのは私にはわかりません。
98 : 居酒屋トーク(確かに、笑)のように聞こえて いるかもしれませんが、私のようなものにとっては発見がありました。 例えば科学捜査さんの梅干大の青酸カリを3分の1ずつへの反論を考えていると、荏原の 後の毒物処理の事に気づかされるのです。そこから考えを伸ばしていくと、中井の後の 山口名刺だって普通は捨てるのですね。そして帝銀のY支店長は名刺の名は 山口だったとは言わない。むしろ初めはどうやら加藤と言っていたようだ、と。 ここを読み始めてから、平沢氏単独あるいはその真逆の平沢氏無関係に傾くような論に 当たったり、自分が思い当たったこともないです。強いていえば、ひょっとすると、 平沢氏は事件当日知らなかったのかも(アリバイ供述、これは193さんからの示唆です) ということです。帝銀では全員害すれすれまで行きました。そうすると、帝銀実行者を 目撃し証言できる人は居なかったことになります。しかし、平沢氏には類推できる。 それを止めるのが金なり、その日の動きだったのではないかという推測。 ここは本当に分からなくなりました。それ以前の、意図的に当日アリバイを作っただろうと いう浅い考えでいたほうが楽でしたね。
99 : 科学捜査さんへ: 1.森川さんは弁護士ではありません。 2.21日に下見に言って近所の人から共同井戸について聞いたという推測は恐らく外れて います。そうしたらその人が顔を覚えている可能性が高い。また、そんな大事に なっていたらすぐ近くの帝銀の人が知っていてもおかしくないのに誰も知らなかった。 3.パーカーは事件に全く関与していないと思います。そんな事を言っているのではない のです。パーカーという名前の人がGHQの占領全期間中にかなりの数が上っていたに せよ、それは延べにしての話しです。それをGHQの防疫関係者の名を語ろうとしていた 犯人が言い当てる可能性より、GHQから情報が漏れていた、という可能性の方が大きい、 少なくともそう考える事は不合理ではないのに、それを除外してしまうのは不合理だと 申し上げているのです。平沢氏単独の場合でも、平沢氏にそういう情報が漏れていた というだけのことですから。 皆さん、良い年をお迎えください。
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