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2012年1月2期創作文芸74: 僕が君の文章を評価する (706)
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75: テスト用 (52)
76: あなたの文章真面目に酷評しますPart71 (936)
78: 今後のライトノベル業界ってどうなのよ (942)
81: あれ、何て言うんだっけ? 原稿用紙2枚目 (588)
僕が君の文章を評価する
- 1 :10/09/30 〜 最終レス :12/01/12
- します。
- 2 :
- 立っちゃったw
- 3 :
- 「真面目に文章酷評するスレ」って結局評価する奴の主観じゃん!という訳で、
なら逆に僕のような文学的素養に満ち満ちた暇人が主観的に評価すべきではないかという、
夏目漱石先生の遺言によってたてられたのがこのスレです。
じゃんじゃん書き込んでくれたまえ。
- 4 :
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- 5 :
- 「らめぇ〜」
「おうおうおう」
「歳くった婆さんや。変な婆さんや」
「死にそうだし」
「最近音沙汰だったな。前の会社いらいか。ぼんぼん食おうぜ」
「駅前かなんかで金拾おう。よせあつめかなんなで」
「ちょっとうらがあってさ。そこにのたち飲み屋があるからさ。つまみがやすいし」
「いやー体が限界でぐるぐるいってるから無理です」
「爺さん婆さん相手にする商売さ」
「教会があってさ、手相診てくれるからただで。そっち行こうぜ」
「らめぇ〜」
「ラメって」
「おうおうおう」
「電話するから」
「うるせージジイ」
喫煙席での他人の会話を描きました。
- 6 :
- 続、喫煙室ドキュンメンタリー生ライブ中継
「せんしゅっ!」
「あー、疲れた。……伸介? おかしいんじゃない?」
「畜生。この前チャリンコだった兄さん?」
「うるせートウシツ。自己主張すんなっ!」
「あたまわりー、あんまテキトーなこというなや」
「幻聴?」
「一回そういう烙印おすなや。神経細いんだよ
「はっはっは」
「度胸あんのか?」
突然話を振られる俺。
「もう終わったようなもんだろ?」
「いや、まだけっこうあります」
「嘘でもあとちょっとって言ってくれよ。携帯ばっかいじって」
「うるせージジイ」
「あ?」
「らめぇ〜」
「ラメって」
- 7 :
- 「ていすとおぶはに〜」
「足にきてます」
「ていすとおぶはに〜」
「歌うなや」
「ていすとおぶはに〜」
「俺こし」
「ていすてぃまっちぜんわいん〜」
「うるせー」
- 8 :
- >>4
終わらない旅
>>5-7
終わり?
喫煙所の会話としてはまあまあよく書けてると思うけど、
脈絡・意味のない台詞が連続してると、読んでて辛いから、
ナンセンスな台詞を連続させつつも、
断片的に自らのテーマをちらつかせるような書き方をすればばけるんじゃないかな。
- 9 :
- おがインフレでンボンジュール、ひゃっはー!
お願いします。
- 10 :
- >>9
一見知能障害者が書いたのかと思ったけど、
「インフレ」なんて経済用語や、「ボンジュール」なんてフランス語を織り交ぜてくるあたりに、
「馬鹿を演じるインテリ」(さながら竹林の七賢のような)らしい文章になっていていいね。
とでも言うと思ったかこのボケナス。
真面目に書け能無し。ぶちすぞ
- 11 :
- ドビュッシースペルマデフレーションアンドミルキングガールリフレ。
- 12 :
- >>11
二番煎じは感心しないなこの無能が。絞めすぞ。
まあでもパクる奴はカスだけど、パクられるようなものを産み出す奴はすごいよね
- 13 :
- 気持ちいい!もっと罵って!
- 14 :
- 隊長「おれにかまわず、先にいけ・・・」
隊員「た、隊長ー!!」
- 15 :
- >>13
そういうスレじゃねーぞ。
真面目に書いた小説で、その小説がクソだったらもっと罵ってあげるよ
>>14
藤岡弘、の探検モノ大好きだったのに最近新作がつくられなくて悲しい
手作り感あふれる落石とか、結局うやむやのまま帰ってゆくラストとか最高なのに
真面目に「誰か信頼できる第三者に自分の小説を読んで欲しいけど、
友達いなくて見せらんないよ><」状態の人いたら、この雰囲気にひるまずに書き込んでね
- 16 :
- ぷぅーに憧れてるの?
- 17 :
- どうせメーンだろ
- 18 :
- まずはコテをつけて、あとは顔文字だな。
とくに顔文字が重要。
文章の評価が厳しくなっても顔文字でやんわりとなるしw
- 19 :
- ただし(`・ω・´)←これ以外だな。
ぷぅぎゃあああが使っているから
- 20 :
- キャラが立ってるほうが評価も理解しやすいしな
- 21 :
- >>16-17
もうこの手のスレあんだw
自分では斬新だと思ったのに。
まあ自分で斬新だと思ってたアイデアを、もう既にやってる人がいるって小説でもよくあるよね
あ、「ワイが文章を〜」ってスレか。でも点数化は気に入らないな。そっちの方が盛り上がるんだろうけど
>>18-19
コテね・・・
じゃあいっそ顔文字をコテにしようか
>>20
(没個性で)すまんな
- 22 :
- ■■■■□■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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- 23 :
- ヘテネトとケドが成年してしばらく経ったある日、ついにノル王が崩御した。王子たちをはじめ宮中の者はみな喪に伏し、城の中は静まりかえっていた。
長年そこで暮らしてきたケドにとっても初めての、城内のなんとなく重苦しい空気にどうにも寝つかれずにいると、遣いの下僕がやってきて、ヘテネトが無聊をもてあましているので来るように、と言伝をもたらした。
ケドが自室を抜け出て、石造りの回廊の月光がほの白く満たす中を行くと、あとひと角を曲がればヘテネトの臥所というところで、不意に横合いからぐいと腕を引かれ、そのまま脇の小部屋へ連れこまれた。
ケドが驚いて自分の腕を掴むものの顔を見ると、それは果たしてヘテネトであった。ケドはいったい何の悪戯か訊こうとしたが、ヘテネトの常ならぬ険しい表情に言葉を飲んだ。
ヘテネトは物音を立てぬよう言いつけて、そのままケドを連れてまた回廊へ出ると、曲がり角から窺うようにした。
ケドもまたそれに倣って見ると、ヘテネトの寝所の扉は開け放たれ、そこへ二、三の男らが慌しく出入りしている。
部屋から漏れる橙の明かりに逆照らされてその顔かたちは判ぜぬものの、物々しい様子で「いないか」「どうなっている」と、
ひそやかながらも焦り苛立ちをにじませた声で言い交わし、そのうちに回廊をこちらとは逆のほうへと去った。
もう声を上げてもよいというヘテネトに、ケドがこれは何事かと問うと、ヘテネトは「見たままだ」と肩をすくめ、「この身を狙われた」と答えた。
あまりの事態にケドが言葉を失っていると、ヘテネトは「なに、驚くことではない。お前は知らぬかもしれんが、我が王家はもとよりそういうものだ。
父王とて即位に際しては、兄弟を残らず排して御座に就いたという」
淡々と、「あれは兄の手の者だな」 そう言いながら、賊の去ったあとの自室へと歩きだした。
ネットうp用にいま書いているものの一部抜き出し
文体についてどんなもんかね
- 24 :
- >>23
文体以前に、今の書き方だと、説明文。描写になっていない。
このへんご参考に。
ttp://sakka.org/opinion/topic/gi_102.html
ttp://www.raitonoveru.jp/howto/h2/424a.html
直接話法はあえて使っていないの?
- 25 :
- >>23じゃないけど
参考URLを貼って終わり?
つまんないな
評価じゃないでしょそれじゃ。
テキスト書き込む気が失せた。
- 26 :
- 成年するとか書いちゃってる時点でだめだめじゃん。
- 27 :
- >>25
そうね、こんなんでどう?
・状況を想像するには情報が足りない。多少無駄だと思っても
中世かファンタジーかわからんけどももっと世界観を伝えるだけの
情報が欲しい。この手の物はとにかく世界観をさりげなくイヤミ
なく伝えるかが重要。特に掴み。そこで読者を引き込め。
・一文の中に含める情報大杉、一文永杉。読み手がすんなり
取り込めるところを見定めて、文を切る。
俺ならこうする↓
ニャンニャン歴一〇二三年、小高い丘に建つ石造りの城郭を月光が照らし、その輪郭はいつものように白く輝いている。一方、いつもならば賑やかな晩餐の声で満たされるはずの城内は枯れ井戸の奥底のように静寂に支配されていた。
城郭に掲げられているワンワン帝国の威厳を示す赤地に金色の獅子が描かれた帝国旗は旗棒の半ばまでしか上がっていない。
獅子王ノル王の崩御。
三七年もの間王の座についていたが、病床に伏して五年、ついに獅子王がアストラル界へと導かれた。三人の王子をはじめ、宰相から給仕係、さらには宮廷奴隷に至るまで、王のアストラル界への旅立ちを静かに祈る。喪に服した城内は水を打ったかのように静まり返っていた。
第三王子ケド、王位継承権第二位の彼は、寝台の上に眠れずにいた。彼の十六年の短い人生の中でいまだ感じたことのなかった重苦しい雰囲気。暗い湖水の水にでも変わってしまったかのような重い城内の空気に窒息してしまいそうだと、彼は眠れぬ意識の中思う。
ケドの部屋の戸を叩く音が静寂を破った。
「ケド様、失礼いたします」
「誰だい? こんな夜中に僕をたずねてくるのは」
木製のドアが軋みながらゆっくりと開く。開いたドアの前には、白いレースのカチューシャを付け、黒でまとめられた給仕服の少女が静かに立っていた。金色の髪を後ろでまとめ、大きな緑の眼(まなこ)をケドに向けている。スッとのびた鼻の下には、桃色の薄い唇が潤む。
「君は確か、ヘネテト兄さんの……。なるほどね。さぁ、僕のベッドにお入り」
「ちがいます。ヘネテト様がお呼びです」
「なーに、照れることはないさ。次期の王になる身だ。私に尽くせば
話が変わっちゃったので、やめた。
- 28 :
- ラノベしか読まんのかお前ら
年代記風ならこんなもんだろう
というか参考URL見たらまさにラノベの書き方でフイタ
「〜すると、〜」という形が多いから、主語を変えてなんとかしたほうがいい
- 29 :
- あと抜粋と言ってるから、世界観なんかこの中で説明されてないのは当たり前じゃん
- 30 :
- >>28 >>29
勘違いスマヌ。これ年代記なのね。で、抜粋ものなのね。
で、評価対象は文体だけなのね。おk。でも、文体の評価ってのがわからんバカなので、感じたことを書きます。
一文が長いと言いましたが、例えば、
「長年そこで暮らしてきたケドにとっても初めての、城内のなんとなく重苦しい空気にどうにも寝つかれずにいると、遣いの下僕がやってきて、ヘテネトが無聊をもてあましているので来るように、と言伝をもたらした。」
状況はわかるのですが、読んでいて時間感覚がともなわなく感じませんか?
この中にはケドと下僕の二人の行動が入っていいて、寝付かれずにいるというケドの連続した状態に、
下僕が来るという瞬簡イベント、下僕の伝言内容などが入っています。
情報が一気に押し寄せてきてイメージが湧く前に次の状態が来る感じを受けてしまいます。
俺の脳みそが陳腐だと言えばそれまでですが。
ほぼ過去形で文末を終えているので、臨場感がない。要らないと言われればそれまでですが。
過去形、現在形、体言止め。などを利用してみてはいかがでしょう。
当方のなじみのない分野のようですので、的外れだったらすみません。
- 31 :
- 前提の説明が足らなかったみたいで、どうもすいません。
言われるように年代記っぽく、その上明治末から昭和のはじめころの翻訳文の微妙な読みづらさを意識して書いたもので、
けど本当にさっぱり意味が取れないほど読みづらいと困るので、そのつりあいを図っていたところです
一文が長く長くなるのもそのせいです
しかもこれは挿話部分のためにだいぶ砕けていて、本気で編年記の原文部分になるとさらに長く
不毛なる地に突如現われた楽園の噂を聞き及び、周辺の国々に住まう人々がひとりふたりと訪れるようになった。
彼らは皆一様に、土に水に満てる恵みの豊かなることを驚き、それをもたらす女神の慈愛と神威に打たれ、しばし相見合わせ感嘆し立ち尽くした後、
やにわに伏して「どうか、われもこの地に住まわせたまえ。女神の厚き恩寵をわが身にも許したまえ」「われも」「われも」と乞い願うのを、
はじめ国の者らは喜び「われらが女神の加護にかぎりなし、ともにいきてこれを讃えん」とて手をとり迎えた。
とか、こんな塩梅です。やっぱり読者はついてきませんかそうですか。
>>24
上に書いたとおりで、参考URLで言うところの「描写」はあえて避けてます
直接対話も同様
>>26
「成人する」と「成年になって」が混ざっちまいました、指摘どうも
>>28
なるほど、やってみます
>>30
時間感覚はちょっと意識して文を切ったほうがよさそうですね、やってみます
- 32 :
- >>31
ふぇーん、申し訳ないっす。ラノベみたいな返事してすみません。
>不毛なる地に……
こっちの文章いいですね。こちらが出ていたら、>>24みたいなコメント
していませんでした。言い訳です。私の読解力のなさを責めてください。
こんな文章書けるのは羨ましいです。
でも、やっぱり>>23の文章はあまり好きではないです。
正直、最近初めて書きました、という方の文章かと思ったので。
単語のチョイスは類語辞典かなと。大変失礼しました。
昭和初期の文章の読み難さと言う意味ではもっとわかり難くくても
よいのではないでしょうか。今の物だと中途半端な気がします。
ただし、>>31のような文章の中での挿話であれば、また別の風合いで
読める気はするのですが、貧弱な私の脳みそではイメージ
できませんでした。
結論、>>24と>>30のコメントは捨てちゃってください。
特に今回の狙いがあるのであれば、どちらのコメントも不適切
だったと思います。すみません。
- 33 :
- やっぱり中途半端ですか。
どうも昔風に書くと臨場感は捨てざるをえなくなるために、
時代ごとの挿話は後代の人が想像で書いたものとして
今風の調子をやや増やした文体にしてみたんですが、やっぱり難しいすなあ。
- 34 :
- >>23
ラノベじゃねーのかw文学性を狙うのか、大衆受けを狙うのかはイマイチ見えないけど、
とりあえず文章が読みづらい。ストーリーはクソ。
>>31で明治時代くらいの文章を意識してるみたいだけど、違うんだよ。
使ってる言葉が難しいから読みづらいんじゃなくて、不必要・不自然な言葉をいれすぎ。
谷崎潤一郎ことじゅんじゅんは、「美文を書くコツはひたすら不要な言葉を削ることだ」みたいなことを、
「文章読本」で書いてる。上の文のムダor不自然な部分をいくつかあげると、
「王子たちをはじめ宮中の者はみな喪に伏し」
宮中の者は皆っつったら、王子たちも当然入る訳で、わざわざ明示する必要もないかと。
「それは果たしてヘテネトであった。」
多分「ケドの予想通りにヘテネトだった」っていうニュアンスをいれたくて、
それは果たしてを入れたんだとおもうけど、だいぶ不自然。
文豪の文章っつーのは、難解な言葉は使ってても、論理性がはっきりしてるし、
意外と一文一文は簡潔明瞭だから、慣れると読みやすいもんだよ。
>>23の人は言葉自体はよく知ってるし、多分読書家なんだろうから、
思いついた文章を全部書くんじゃなくて、
「これを書きたいんだから、この文は蛇足だな」みたいな感じで、
とにかく簡潔に書くことを意識すると、格調高いいい文になると思うよ。
ストーリーはホントに面白くない。
これから面白くなる気配すら感じない。
自慰小説の精液臭さがプンプンする。
- 35 :
- >>27
面白いじゃねーかw
こういうのでいいんだよこういうので
>>23のストーリーなんだけど、文学性を狙うんなら、別にどうでもいいことをつらつら書いても構わんけども、
大衆受けを狙うんなら、そんなつまんないシーンを掘り下げちゃダメよ
よくアニオタが、アニメの面白い要素に、「燃えと萌え」の二つを上げるけど、大衆小説もいっしょね
人気が欲しければ、カワイイ女の子出して、熱いバトルシーンを書くことやで
俺はそんな小説読みたくないけどw
- 36 :
- ('A`)
- 37 :
- ラノベオタなのは別にいいが、その基準で文章語るのは勘弁しろ
- 38 :
- 嫌なら来るな
- 39 :
- くまさん( ̄(エ) ̄)、ごめんなさい。
ここは、くまさんが評価するスレだったのに勘違いして、
でしゃばりなあたしがラノベ臭をまきちらしちゃいました。
>>37
くまさんの>>34>>35のコメントは、ラノ基準じゃないと思いますよ?
あたしのこと(ラノ臭いコメのひと)なら、もう消えますので、テメェの脳細胞から削除しやがれ。
ばいばい、おにいちゃん。さよならくまぁ〜
- 40 :
- といっても、名無しでまたレスるけどねぇ〜
- 41 :
- は? ふざけんな
オタくせえ文章とキャチーな要素アホみたいにぶちこんだだけの筋立てで脳味噌マヒしてる分際でいっちょ前の口きくんじゃねえ
てめーの言う大衆は一億総白痴化後の大衆だろが
- 42 :
- >>34
不必要な言葉についてはごもっともです
これを基準にもう一回推敲してみます
ストーリーは、大筋はおろかどういう意図の場面かも判らないように抜いているので
これで面白くないと言われるのは正直不本意ですが、気晴らしの自慰小説であることはまったく否定しません
架空の歴史を使って政治哲学と人間社会の普遍性を主題にしてますので、
純文と言えば純文ですが、そんな大層なもんでもないでしょう
- 43 :
- 自慰小説の対義語は商業小説
売文が目的でないならいっこーに構わんと思うん
金にならないとかいう理由で書きたいものも書けない世の中じゃあ、文化も滅んじまうよ><b
- 44 :
- >>37
どっちかっつーと僕は純文系ですけど、今の世の中でゴリゴリ文学性を追求する人もあんまいないんで、
人の小説がどうしたら流行るか、という視点からも語ろうと思って>>35を加えた次第でございます
>>42
確かに超導入部で、ストーリー云々を語るのは問題あったね。ごめんね。
気分悪くしたらごめんご。怒らないで
>>43の言うとおり、気晴らしなら好きに書くのが一番やで
完成したらここにURLうpして存分してくれたまえ
このスレを立てた理由が、酷評スレ見てて、結構無視されてるやつが多かったり、
酷評してる側もそれは違うんでないか?というやつがいたんで、
じゃあ僕が立てて、全レスしてやろうというコンセプトなので、酷評っぽくなっちゃいました。許して
- 45 :
- >>38
別に僕のことが気に入らない人もばんばん書き込んでくれて結構っすよ
書き込みが多い方がいいですから
>>39
他の人が評価してくださってても構わないんで、
これからもちょこちょこ書き込みしてね
>>41
実際出版業界の現状を考えると、今がその一億総白痴化後の大衆と言っても過言ではないかと
>>43
昔の作家とかは、自分なりに文学を追求した小説書いて、
文学賞とったり、ベストセラーになったりしてたことを考えると、羨ましいよね
ネットが普及したから、自分の好きなように小説書いて、それをどっかでうpしてもいい訳だけど、
それだと読者がいなくて、執筆するモチベーションも上がらず、作品の質も下がる気がするしね……
- 46 :
- ここはID表示されないのが不便だな
- 47 :
- >>46
だねー。
とりあえず、燃料投下。二次創作サスペンス。超超短編。
ラノ臭がただよってたらごめんね。くまたんよろしこ。
トントントントン、木製の階段を二階に駆け上がってくる足音。続くふすまの開く音に振り返ると、そこにはのび太が立っていた。彼の顔は蒼白で血の気がない。彼がこんな表情を見せるのは、いつも。
「……すまないが、タイム風呂敷を貸してくれないか?」
やはりそうだ。またなにか道具が必要になるようなトラブルに見舞われている。
「どうしたんだよ。また剛田がらみのトラブルか? どうした」
溜息交じりに俺は訊ねた。よく見ると、いつもののび太とは少し様子が違う。いつもは泣きがるようにして、便利な道具はないのかと聞いてくる。
今日に限って道具を指定してきた。それに彼の表情も妙だ。いつもの困惑顔と思っていたのだが、どうもおかしい。目が暗い。そうとしか言いようのない宙を見るその目は、すっかり生気を失ってしまっている。
「……」
のび太は黙ったままだ。
「黙ってちゃわからない、俺とお前の仲じゃないか。信用してくれ」
「……刺した」
「え?」
聞こえた言葉に不安が募る。彼からの返事を聞く前に、自分の額に冷や汗が滲むのがわかる。聞き間違いであって欲しい、そんな俺の想いとは裏腹に、予想通りの言葉がのび太の口から告げられた。
「刺しちまったんだ、源静香を」
悲痛の表情を見せるのび太、彼が背後に隠していた手を前に出す。その手にはどす黒い血の塊が刃先についた大型のアーミーナイフが握られていた。
くそ、こんな時、俺の手に指があれば片手で両こめかみを押さえて悩むことができたものを。今悩むべき問題ではないとわかっているが自分の手の構造の簡易さに腹が立つ。が、今はそれどころではない。
証拠となるナイフを処理しなくては。タイム風呂敷か、のび太にしてはよく考えたものだな。
「とりあえずそのナイフをよこせ。お前が言うようにタイム風呂敷でナイフから証拠を消しておこう」
刃先に血糊のついたナイフを風呂敷で包む。しばらく置いて風呂敷から出てきたナイフは、新品同様に綺麗になっていた。
(つづく)
- 48 :
- (つづき)
俺は、血の消えたナイフを見ながら、のび太の顔には振り向かず話しかける。
「とりあえずはこれで大丈夫だろう。この手のナイフは購入時に登録されてしまっているだろうから持っていないと逆に疑われる。お前がどこかに保管しておけ。ところで、顔は見られてないんだろうな?」
「ああ、背後から襲ったからな。周りにも人はいなかったと、思う」
「その後、どうした?」
「きゅ、救急車を呼んだ……たぶん命は取り留めたと思う」
「救急車だと? お前の携帯から呼んだんじゃないだろうな」
「それは大丈夫だ、公衆からかけたよ、匿名で」
ほっと胸をなでおろす。こいつもバカじゃないか。
「とりあえず、どこでもドアで南の島にでも行ってろ。あとは俺がなんとかする」
俺は四次元ポケットから、どこでもドアを取り出すと畳の上へと置いた。
「……すまん」
「いいから、早く行け」
まったく、のび太には手を焼く。どら焼きでも食わなきゃやってられない。まだ、2つくらいは台所の棚に残っていたはずだ。
「のびちゃん? 警察の方が話を聞きたいって訪ねて来てるんだけど。いない?」
ママさんの声が一階から届いた。警察も初動捜査でここまで来るとは立派だな。
「のび太君は宿題済ませるって、図書館に行きました。話は僕が伺いますよ」
一階のママさんに向かって答える。
「やってらんねーぜ、まったく」
悪態をついたドラえもんは、どこでもドアを四次元ポケットに戻すとのび太の部屋を出た。
このとき、のび太は、いやドラえもんでさえ気づいていなかった。タイム風呂敷は、物品の時間を移動をさせているに過ぎない。血糊で汚れたナイフが新品になったとしても血が消えるわけではない。
新しくなった血糊、固まる前の血液に戻ったそれは、タイム風呂敷に浸みてナイフの上から消えただけだった。静香の血の付いた風呂敷は、今、のび太の机の上にのっている。
その後、タイム風呂敷が四次元ポケットの中に戻ることはなかった。
(了)
- 49 :
- >>45
文芸コミュニティとか、発表する場はそれなりにあるけどね
昔の人は自費で50部100部刷って知人に配ったりしたわけだけど、
それを考えたらネットにぽんと上げて100人かそこらに読まれるいまの環境は十分に恵まれてる
というか文学したい人の頭にあるのはもはや金じゃないしね
貧乏してまで自分の精神ほじくりかえして発狂するような人種だよ昔から
書くのもしんどいけど、書かないのはもっとしんどいっていう
- 50 :
- >>47-48
投下ありがと。
・「泣きがる」→「泣きすがる」かな。
・「くそ、こんな時〜」ここはすげーラノベっぽいw
・身も蓋もないこと言ってスマンけど、タイムマシン使えば一発解決じゃないか?w
(過去は変えちゃダメなんだっけ?)
タイム風呂敷使っても別にいいけど、血って残るの?いまいち釈然としないオチ。
・ドラえもんのキャラとその設定で、ハードボイルドなサスペンスやるトコが面白いトコなんだろうけど、
イマイチかな。文章から漂うハードボイルドな雰囲気自体は好き
・起承転結がはっきりしてて、構成は上手いとおもー
そんな感じ。
- 51 :
- 数物学者が自然の全てを数式で記述することに執着するように、
文学者は己の情動や世の理を文章という形にしなければ気が済まない。
数物学者が美しい定理によって世界を秩序だてることに無上の悦びを見出だすように、
文学者はその体内にわだかまるものを美しく書きあらわしたとき、はじめて自己と世界とを混沌の暗闇から救い上げることができる。
- 52 :
- >>49
恵まれてると思うか、どうかはその人の考え方次第だね
君が恵まれてると思うんなら、そりゃあいいことだ
>書くのもしんどいけど、書かないのはもっとしんどいっていう
「文学」って言って、誰をイメージするかにもよるけど、中島敦あたりはそんな感じかな。
生まれながらの文学者
- 53 :
- あ、一応評価対象で。評価不能なら放置して。
数物学者に詩人哲人が多いのはその精神性が似通っているからだとか。
そんな本がこないだ出てた気がする、読んでないけど。
- 54 :
- >>51 >>53
評価対象なんすかw
普通にいいこと言ってるなーと思った
文学者面するつもりはさらさらないけど、気持ちは少しわかる
自分の頭の中にあったことが文章の上で完成していくのは快感
ただ自然科学の理論の厳密性は、人文科学とはまた全然違うもんだと個人的には思ってるので、
文学者の定義については賛同するけど、それが数物学者と似てるっていうのは気に入らない
否定してるんじゃなくて、僕が好きじゃないってだけね
こんな感じで勘弁してくださいw
- 55 :
- マメだなあ、ありがとう。
数学者というのは実に直感的な仕事だそうだよ。
証明の筋道を見出だすのはなにより直感で、実際の証明はそれを追認し具体化するプロセスにすぎないそうな。
くまさんの創作スタイルがどんなもんかは知らないけど、
自分みたいなまず1枚の絵が浮かび、それを文でなぞって書くようなタイプは近親感をおぼえるな。
- 56 :
- >>50
くまたん、さんくぅ。
>・「くそ、こんな時〜」ここはすげーラノベっぽいw
やたーっ。
>・身も蓋もないこと言ってスマンけど、タイムマシン使えば一発解決じゃないか?w
過去改竄はタイムパトロールが黙っちゃいません、ってのをチラ見させといたほうがよかったね。
>タイム風呂敷使っても別にいいけど、血って残るの?いまいち釈然としないオチ。
そだね。了解。
>・ドラえもんのキャラとその設定で、ハードボイルドなサスペンス
>やるトコが面白いトコなんだろうけど、イマイチかな。
やっぱりなぁ。他のを書いていてもどうも、イマイチ感が、自分でもするのれす(泣
今度は、くまたん寄りのにチャレンジしてみるよ? さんくぅ。
おまけ;
数物学者、というより数学者に哲学的思考の傾向は多いように思うよ。
数学って感性がいるっぽいし。天才っているんだなー。
「ベルリンの冬。雪のちらつく夜、家路をいそぐ。ふと、数学的問題の答えが浮んだ。
でもなぜその答えになるのかがわからない。それでね、その答えが正しいことを、
この10年かかって、ようやく証明できそうなんだ」
って、居酒屋で隣で飲んでた数学者さんが語ってくれた。
自然科学は「客観的」じゃないとダメ? 文学って「主観的」?
でもどちらにしても、自己表現。
なんでこんなにも自己表現が好きなんだろうね、人間は。
- 57 :
- >>55
だぁーっ、ネタかぶり、すみません!!
- 58 :
- 「キャベツにそっくなのがあるよ」
俺の彼女がかわいく言った。とってもかわいい!
俺「これはレタスっていう名前だよ」と、俺は俺のとってもかわいい彼女の肩を抱きしめて耳元にささやくようにそう告げた。
それはまるで生まれたてのカルフォルニアのよく晴れた空のようだった。
だけど、だけど、だけど……彼女は、死んだ!
だっふんだ。
お葬式に行ったんだよ。
彼女のお母さんは俺に言いました。
「お前の顔も見たくない!」って…!
あのくそ!ぜったいゆるさん!!!
お父さんは、いなかった。死んだみたいwwwwww
なんでもいっぱい競馬をやって借金まみれみたいwwwwww
あのも首吊るなwwwwww
借金、ってwwwwww
うへーwwwww
だけど親戚的なおじさんとおばさんは、やさしかった。
僕が彼女を失ったことを、泣いてくれた。
おばさん「気を落とさないでね」
おじさん「彼女はきっと天国で君を見守っているよ」
知らない子供がクレヨンしんちゃんの物真似をしていてうざかった。
- 59 :
- >>55
僕の場合は、小説のアイデアが浮かんだら、それについて日常生活の中でも考えて、
なんか頭の中にもやもやしてものが溜まっていって、それを書く感じかな。
僕の考えだと、数学とかって自分の外側に正解があって、それに近づけていくけど、
文学なんかは、自分の内側に正解があって、それに近づけるんで、むしろ真逆のもんだと思うんだ
でも天才的な数学者の思考っていうのは、どうなんだろ
>>56
ああタイムパトロールとかあったね。
でもドラえもんって、セワシ君がダメなご先祖様を助けるために送り込んだんだよね?
時間犯罪だよね?まあ別にいいけど……
くまたん寄りってどんなんなのかよくわかんないけどw是非また書き込んでください
- 60 :
- >>58
比喩にデビュー時の村上春樹に通じるものを感じた。
今すぐそのプロットで長編小説を書いて、文学賞に送るべき作品。
きっと将来ノーベル文学賞候補になって、
「次はとるだろう。次はとるだろう」といわれて早十年みたいな作家になれるよ!
真面目な話、セカチューだとか恋空とか、一時期恋人が死ぬのってやたら流行ったけど、
筋書きは、>>58を真剣に書きましたっていうだけの話だよね
僕の人生で今まで身内の人間が死んだって、父方の祖父だけなんだよね
まだまだ若いって言うのと、交友範囲が狭い、運がいいっていうのもあるんだろうけど
今の人が死なない日本の中では、人の死は一種の娯楽なんだろうね
- 61 :
- 筋を書き出したらそりゃどんな話も似たり寄ったりだろう
どう書くかが問題なのに無理に褒めんでもよろし
- 62 :
- ( ̄(エ) ̄) はどうも万事に於いて穿ち杉だよな。
身近な死もほとんど体験してないようだし
まだ若いんだろうと推察できる。
いずれにせよ他人の書いたものをどうこう言えるだけの
蓄積はないだろ。
- 63 :
- >>61
大して褒めてないよw
>>62
人の文章をどうこう言いながら自分も成長していけばいいなあと思ってます
僕の評価は、「自分より上から見られた評価」じゃなくて、
「横か下から見られた評価」だと思って上手く活用してください。
お前ごときに俺の文章を云々されてたまるかって人は、ぷぎゃあの人もいる訳だし……
- 64 :
- マジレスするけど、「横か下からの評価」じゃ何の足しにもならないよ。
それなら「感想」に徹してくれた方がよほどいい。
- 65 :
- そりゃあいいけど、わざと茶化して書いたのを貼りつけていく奴は
真面目に書いて叩かれるのが怖いチキンにしか見えなくて不快だわ
- 66 :
- >>60
んでも、身辺で起こる頻度に関わらず人の死はそれなりの事件だろう。
毎度話の中で人が死んだり、死にはしなくとも生きるの死ぬので右往左往したりするのを
馬鹿の一ツ覚えじゃないかと悩んだ時期もあったけど、アホらしくなってやめたよ。
話の起点として、あるいは収束点としてこれほど威力をもつものと言ったら、しょせん死のほかには愛くらいしかないし。
誰も死なずフォーリンラブも起こらず、それでもちょこっといい話にはなるだろうけど、
劇的なものを求めたらどうしても、どっちかは入れなきゃならない。
- 67 :
- ──ほんのひと時、懐かしい夢を見ていた。
われに返り、長椅子の背もたれから身を起こそうとしたけれど、身体は真綿に厚く包まれたように、熱をもち重く、言うことをきかなかった。
やっとのことで頭だけをもち上げ、ぼんやりと前を見る。小さな庭園にそぐぐ日ざしは先刻よりすこしだけ緋色を増して、草木と花々とにやさしい陰影を与えていた。
「お目覚めですか」と、やわらかな声で囁かれた。わずかに首を動かして見ると、長椅子の隣にはかるくこちらに身をあずけている君。
「ああ、……ごめん、少しうとうととしてしまったようだよ」ややかすれたけれど、まだどうにか、普段どおりの声を出せたことにほっとした。
「きっとお疲れなのでしょう。もうお休みになってはいかが?」彼女は穏やかに笑んで、僕の肩にそっと手を乗せた。
──不意に、その言葉に胸を揺らされてしまって、涙があふれそうになる。
僕はそれをどうにかこらえて、彼女の手に自分の手をかさね、
「……いいや、こうして君と居るのは久しぶりだからね。眠ってしまってはもったいないよ」と笑いかえしてみせた。
ほんとうに久しぶりだ。ここに移り住んでから、こんな時間を持てたことは数えるほどもない。
いま夢に見た、あのころ。あの懐かしい、小さな楽園では当たりまえにあった、ふたりだけのひと時。
それを、その先もずっと続けてゆくために僕は、できもしない色々なことを必死にやろうとしていたはずなのに。
- 68 :
-
ふたたび庭園を眺める。彼女が丹精こめて造りあげた庭。王宮にそぐわしい壮麗さはないけど、
ここには優しさと慈しみが満ちて、木々は瑞々しく繁り、花々は可憐に咲いている。
世話をしたものの心を映したようで、ほんとうに、うつくしい。
そのことを君に伝えたかったけれど、僕の思考はすぐに散り散りになってしまい、うまく言葉にならなかった。
ああ、もうじき陽が暮れる。空が焼ければ、赤く染めあげられたこの庭はまた違った、胸にせまるような姿を見せてくれることだろう。
それを君と見たい。その光景に、君はどんな表情をするだろうか。それを、見たくてたまらない。
なのに、そんなことさえ僕には叶えられない。
借りものとはいえ一国を手にしても、たとえそれをいくらほしいままにしてみても、そんな些細な望みさえ叶えられない。
なんて滑稽なことだろう。こんな無力な男が、地上の楽園を築いてみせるなんて、なんて厚顔だったんだろう。
……けど、見たかったんだ。なんの苦悩も災厄もない世界で、君の翳りない笑顔が見たかった……見たかったなあ……。
気がつくと、庭園の風景は滲みぼやけてしまっていて、僕は幾度かまたたいた。
懲りずにもう一発。これも切り抜きなのでところどころ意味がわからないと思いますが、気にしないでください。
- 69 :
- >>64
果たしてそうかな?
>>65
まあでも彼らがいないとただの過疎スレだった訳だし
>>66
セカチューとか「いかにも」なのは馬鹿にしてるけど、人が死ぬ小説全般を否定するわけじゃないよ
あれはストーリーがあまりに陳腐すぎたからダメだけど、ちゃんと力のある人が書けば、
ベッタベタの展開でもちゃんと面白くなると思ってるんで、>>66には全面的に同意
「蹴りたい背中」とかはあんなリアルやおいみたいなストーリー展開で、よくあそこまで売れたよね
綿矢りさ嫌いだけど、そのことに関してはすごいと思う
僕のスタンスとしては、面白ければ何でもありだと思いますので、存分にしまくってください
- 70 :
- >>67-68
>>23の人かな?懲りずになんて言わずに、何十回でも書き込んでね!
こっちは僕好きだな。切ない雰囲気出てていいと思う
後は文の細部がちょっとぎこちない感じがするから、
量書いて、書き慣れてきたら、すらすら読めるいい文になるんでない?
具体的にぎこちない場所を指摘すると、
・「すこしだけ緋色を増して」→緋色でも間違いではないけど、あんまりきかないかな。
「朱(あか)を増して」とかの方がいいんじゃないかと思う
・他の部分は、どこを直した方がいいってこともなく、ただの好みの世界になると思うんで、
自分の感性と相談しながら、手直ししていって欲しいんだけど。
感動的なシーンって、普通のシーンよりも一つ一つの言葉が際立つんで、神経質になってね。
漫画でも感動のシーンで絵がぐちゃぐちゃだったら萎えるのと一緒
- 71 :
- >>69
>>>64
>果たしてそうかな?
そもそも技量に於いて劣る人間が、何かを指南することができるの?
学生は教授に、アマがプロに、専門分野について有用なアドバイスが出来ると?
- 72 :
- くまさんの技量はしらないが、傍目八目という言葉もある
- 73 :
- >>71
んーと、
1、単純に受賞を考えた場合、一次選考は大体下読みの方々がやる訳
下読みの人は運が良ければ編集者や、売れない作家がやったりするけど、
運が悪ければ、本好きの素人バイトだったりする
そいつのお眼鏡にかなうように書かないといけないんだけど、
これって「自分より下か、同じ」くらいの技量の人間に評価されてるんだよね
2、「すげえ小説を書いて有名になりたい!」って人は、広範な読者を想定しなきゃいけないんだけど、
その場合も想定する読者は「自分より下か、同じ」くらいの人間だ。
3、自分の小説を客観的に読むのって実はかなり難しい。
池波正太郎は、「執筆する時は自分の分身が後ろで読んでいて、面白いつまらんと言っている」なんて書いてるけど、
プロの小説家ならではの感覚であって、特に書き始めの人は、一人よがりになりがちなので、
「他人に読ませる」というだけで、自分では気づけなかったことが色々発覚する。
4、創作文芸板でプロのアドバイスを求めてもね……
5、学生が学生に、アマがアマにアドバイスしてる、と思ってください。
学生同士の教え合いが学習レベルを高めることは、教育学では有名
どうしてもプロのアドバイスが欲しいなら、出版社に持ち込みにでも行って、編集者に見せれば、
なんか言ってくれると思いますよ!ファイト!君ならきっと出来る!
- 74 :
- 隊長「・・・」
隊員「た、たいちょー!」
- 75 :
- なんで王宮とかだしたら陳腐な糞ラノベになるかていえば書いてる奴が王宮とは無縁の糞日本人凡夫だからだな。
経験がないうえ資料も手元になくて書いてるからだな
- 76 :
- ラノベは糞青年の低劣な妄想をあてにしそれを助長する最悪なもの
- 77 :
- >>70
どうも。
緋色はやっぱりダメでしたか。手癖で朱と書いて、なんかちょっと血っぽくてほかのを探してみたんですけど。
>>75
あいにく自分は欧州史オタからぐるっと回ってきたもので、ほかのものが扱えないんですよw
とくに古代が好きで。
ラノベ界隈でその手の世界観が使い古されてしまって陳腐と見られてしまうのは、困ったことですね。
お手軽ファンタジーとは違った空気を出せるように、知識を動員して頑張ってみますけど。
- 78 :
- >>73
なんで最後にそういう余計な一言をつけずにいられないのかな。
だから信用おけないんだよ。
あと、下読みがどうこう言ってるけど、下読みが読むのは
篩い落としのためで、誰が読んでも結果に大差はないからだよ。
それこそ( ̄(エ) ̄) が読んだっておいらが読んだって
あるいは有名作家や編集長が読んだって、結果は同じ。
- 79 :
- それ以上のことを期待してここに貼るほうがおかしいんじゃ?
編集者並の添削して大勝間違いナシのクオリティにしてもらおうなんて誰も思いやしないだろうし、
この板にいる五十歩百歩の連中が無理にそれをやるから嫁いびりみたいな叩きになるんじゃん
明らかにおかしいところの指摘と率直な意見さえ出せりゃいいんだよ
- 80 :
- おっと、大賞
- 81 :
- >>70
「緋色に染まる」とは普通に言う。
というかこの場合普通もなにもない気がするけど。
当たり障りのない言い回しばかりが文章じゃあない。
ということで>>77
問題は、緋は鮮やかで濃い赤を指すもので、「薄い緋色」というものはない。
「緋色を増す」ということは、日中の陽射しにすこし緋色が混じり始めたということだろうけど、そういうことは起こりえない。
薄緋、浅緋という色はあるけど、これも色の度合いは決まっているので「すこし薄緋になった」というのはおかしい。
色の変化を表したいなら、素直に「赤味を帯びて」とかそういう書き方をするのが無難。
- 82 :
- 補足、朱という言葉を避けたのは悪くない感覚だと思う。
どうしても朱は「朱に染まる」のイメージが強いから、ほかはともかくこの場面で朱はあまり合わない。
- 83 :
- ラノベが毒虫みたいに言われてるけど、まぁいいや。
あながち間違ってもいないし。悪貨は良貨を駆逐する。悲しいね。
>>67-68
この一人称のひとは、若い目のひと?
前半はやや年齢を重ねたように読めるけど、後半は若造な感じ。
地の文がぶれてるのかな。
>身体は真綿に厚く包まれたように、熱をもち重く、言うことをきかなかった。
この部分のリズム感が好き。でも他にリズムを感じないから、狙ったわけじゃないのかな。
>そのことを君に伝えたかったけれど、僕の思考はすぐに散り散りになってしまい、うまく言葉にならなかった。
うまく妄想できなかった。
傍にいる女性に伝えたいのに伝えきれない葛藤を伝える場面なので、もうちょっと妄想のネタが欲しいかなぁ。
そのことを君に伝えようとした。
でも。
過去から続く己への嫌悪、そして未来に生きる君への想いがそれを許さない。
胸の中で渦巻いた言葉になれない感情は、私の心臓を静かに締め上げる。
勝手に解釈、うーん、雰囲気あわないね。ラノ臭くしかできないから許して。
>>77
>ラノベ界隈
>お手軽ファンタジー
ふへぇー。
- 84 :
- >>81
詳しい解説ありがとうございます。なるほどそういうことですか。
色関係の言葉は難しいので、いっぺんちゃんと勉強しなきゃいけませんね。
>>83
>前半はやや年齢を重ねたように読めるけど
あれ、そう見えます? こまったな、自分の中で昔々の品の良いお兄さんはこう喋るんですけど。
この人はもともとの生まれはよくないのが
上流に混じって暮らした後お仕着せで10年ばかし王様をやったために、半分貴人半分庶民という感じなんです。
感情的になると地が出るような。
>この部分のリズム感が好き。
う、わからない… リズムといえば七五調みたいな音韻しか頭にないもので。
「熱をもち重く」は若干古典の調子ですが、うーん。
>傍にいる女性に伝えたいのに伝えきれない葛藤を伝える場面なので
あ、違うんですよ。この人もう死にかけで、本当に意識が怪しくなってきてるんです。
諸事情あって呪われてて、民の苦痛にあわせて命をもっていかれるんです。
>ふへぇー。
もうしわけない、剣と魔法の世界というのが嫌いで。
ラノベというより、それ以前のRPGのせいなんでしょうけど。
最近はラノベでもベタなのは避けられてますけど、ああいう形で量産された挙句使い捨てられたのは無念です。
ファンタジーはファンタジーで完結しているものをどうこういうこと自体お門違いなのは承知してますが、
あれですよ、アメコミのニンジャとサムライにいちいち文句言ってるようなもんです。
- 85 :
- >>77
夕焼けのシーンはいずれにせよ血っぽくなるんじゃないでしょうか……
ヨーロッパ史好きなら実際の史実に虚実交えて書いたりすると、ラノベから脱却できるかも
高校時代、世界史の授業受けて、三十年戦争で小説書こうと思ったけど、
資料漁るのめんどくさすぎて断念したのを思い出す。歴史小説家ってすげえ
>>78
長文書きすぎたから、最後にオチがないと、と思って……
>>81-82
僕の感覚の問題なんでしょうか……夕焼けを「緋色に染まる」って言うのはやっぱり気に入らないです
死期が近いんだろうから、血を連想させてみても、けして悪くないと僕は思うけど、
血を連想させるのが嫌なら、そもそも夕焼けのシーンをいれちゃうからダメなんであって、
たとえば上のシーンを秋冬にして、「春が来ればこの庭にも花が咲き誇って、真の美しさが見れるのに……」みたいな展開にすればいいんでない?
>>83
僕は漫画をそのまま文章にしたのがライトノベルだと思ってます
昔気まぐれでブギーポップ読んだら、急がなくても1〜2時間で読めちゃったので、
ライトノベル100冊≒森鴎外1冊くらいの偏見を持っていますw
- 86 :
- 僕ならこう書く、というのを。参考になるかはわかりませんが。
懐かしい夢を見ていた。
長椅子の背もたれから身を起こそうとしたが、体が熱を持ち重く、全く動かない。なんとか頭だけを動かして、庭の方を見た。
僕がまどろんでいる間に日は傾きはじめ、夕日が小さな庭園を赤く染めはじめて、植物たちに優しい陰影を与えていた。
「お目覚めですか」
柔らかな声。長椅子の隣に君が腰掛けていた。僕は喋ろうとするが、声がかすれて言葉が出ない。一度咳払いをして、
「少し、うとうとしてしまったようだよ」
と答えた。
彼女が丹精こめてつくりあげた庭園を見る。瑞々しく繁った広葉樹には小鳥がとまり、可憐に咲き誇った色とりどりの花々には蝶が舞っている。
植物というものは、世話した者の心根を映すと言う。この庭の植物は本当に君の心根を映したように、美しい。
君の手が僕の頭を撫でた。僕は庭を誉めてやろうと思ったが、僕の頭脳はもはやまともに思考することさえ出来ず、なんらふさわしい誉め言葉が浮かんでこなかった。
- 87 :
- 「あなたは今まであれだけの苦難にうちかってきたお人です。今度も、きっと、何でもなく、乗り越えられるはずですよ」
彼女は僕を励まそうと、こんなことを言った。一国を手にして、それをほしいままにしていた昔もあった。だが自分の体は自分が一番よくわかっている。
二人の間を静謐が包む。この上なく平和な時間だ。まるでさっき見た夢の中の世界のようだ。こういう幸福感を全ての国民が味わうことが出来るような、
苦悩も災厄もない地上の楽園を築く。そのはずだった。しかし僕はあまりにも無力であった。
もう少しで日が暮れる。赤い夕日に染められた庭は、全く違った景色を見せるのだろう。そしてその庭を見ながら、満足そうに微笑む、夕日に染められた君の表情は、何より美しいはずだ。
しかし僕には、それを見ることすら叶わないようだ。そう思うと、不意に美しい庭園は滲みぼやけてしまった。
- 88 :
- うむう、やっぱり話の都合のために使えない要素を共有しないと、細かいところで食い違いますね。
たびたび「いやこうなんですヨ」と説明するのも間抜けなので、
文章でなく展開を見てもらう意味でもいっそ粗筋を開陳してみますか。
いまはとりあえず仕事中なので。
- 89 :
- >>85
夕日は「血のように赤い」とあえて書かれなければそういうイメージはないなあ
死のイメージはあるけど、落日とか射陽とか、どっちかというと緩慢な破滅って感じがする
- 90 :
- misu 斜陽
- 91 :
- >>88
いやそこまでしてくれなくてもいいですけどwこっちが的外れなこと言ってたら、それはシカトでお願いします。
後、仕事中に2ch見るのはやめましょうw
>>89
そうですか。でもそういうイメージなら、このシーンに夕日はぴったりですね
>>90
ちなみに僕は高校時代に授業中、図書館で借りた『斜陽』を読んでいてとりあげられて、
返してもらえなくて結局自腹切って図書館に新しい本を返した思い出があります
- 92 :
- 文章を見るならオリジナルじゃなくてもいいじゃない。
超有名なこの話をそれぞれ文にしてみるのも面白いんじゃないかと思う、いかが。
客もまばらな場末のバー。カウンターで男が、ウィスキーの注がれたグラスを口をつけるでもなくただ弄んでいた。
仕事上がりの家路の途上、なんとなく真っすぐに帰る気がせず、適当に目についた看板へ立ち寄ってはみたが、
行きつけない店で独り飲む酒は美味くもなく、慣れないスツールの座り心地も落ち着かない。
くさった気分をアルコールに預けることもできなかった男が溜め息をついて席を立とうとすると、「お隣、よろしいかしら」と声がかかった。
見れば化粧気の多い三十半ば程の女が、隣の席の背もたれに手をかけ男の顔を窺っている。
「……どうぞ」と、男は浮かせかけた腰を再びもどし、また溜め息をついてグラスに手をやった。
「あらぁ、元気がないのね? ……マスター、いつもの頂戴」
女は馴染み客の所作でさっさと座ると、さてとばかりに体を男のほうへ向け、あれやこれやと話しかけた。
- 93 :
-
世間話、当たり障りのない話題に始まり、景気のこと、仕事のこと……ほぼ一方的に女が喋り、男は無愛想にならない程度の相槌を打つ。
グラスの中身が減ってゆくのに比例して女は饒舌になり、しまいには身の上話までし始めた。
女には子供がひとりおり、その子供は生まれつきの難病を抱えているという。
診療費は高額で、女と暮らしていた男はそれを嫌って逃げた。女は身ひとつで昼も夜も働いているが、頼れる親類もおらず生活は苦しい。
女の声は話が進むにつれ湿っぽくなり、ついにはハンカチを取りだしすすり泣き始めた。
第一印象とは裏腹の、意外と苦労の多い女の生活に、男も大分同情し、「これ少ないけど。少しは足しにしなよ」と一枚取り出し、うつむく女の前に置いてやった。
女はその後もしばらくしゃくり上げた後、目元を拭ってやっと顔を上げると「ありがとう……子供が待ってるから、今日はもう帰るわね」と立ち上がった。
そこへ、少し離れた席で二人の会話を聞いていたらしい中年の男が、女が店を出るのを見計い寄ってきて、「いやあ、アンタやられたね!」と、女の座っていた席にどかりと腰かけた。
中年は言う、あの女はいつもこの店に来ては、一見の客を捕まえてあの話をするのだという。
「あれがあの女の手口なんだよ。ああやって酒代を稼いでるのさ」と、さも楽しそうに笑った。
男はそれを聞き、少し目を丸くしていたが、「……そうか…病気の子供はいないんだ……」と言うとにっこりと笑んで、グラスを傾けた。
- 94 :
- あ、ミスがけっこうあるや。
「これ少ないけど。少しは足しにしなよ」→「これ少ないけど。子供になにか買ってあげなよ」
「中年は言う、あの女はこの店に来ると、一見の客を掴まえてはあの話をするのだと」
- 95 :
- 「カウンターで男が、頼んだウィスキーに一度口をつけたきり、あとはただグラス弄んでいた」
推敲しろ俺。
- 96 :
- このスレ主的には朝日新聞夕刊連載の
楊逸の小説はどう映るのであろうか。
- 97 :
- 書き込みがないから、今読んでる内田百間(ホントは日→月)の文体模写しようと思います。
文体模写は割と得意なつもりなんですが、ひゃっけん先生は癖のない文で難しいです
並外れて暑い夏が終わると、急に涼しい日が増えた。
私はパソコンに向かって、自分のスレッドを読んで、レスがあればキーボードをかちかちと敲いていた。
過疎の創作文芸板にしては、私の立てたスレッドには反応があって、中中退屈しなかった。
突然妻が書斎に入ってきて、人が訪ねてきたという。
私はおやと思いながらも、応接間に出向いた。こんな日に訪ねてくる人はどうにも思い浮かばなかった。
応接間は妻が火鉢で暖めていて、真夏のように暑くなっていた。
「おいこれは暖めすぎではないかね」
「でも、お客様がこれ位がちょうどいいと申されますので」
私は座布団の上に正座している来客を見たが、矢張知らない顔であった。
しかし向こうの方は私を知っている風で、私の顔を見ると馴れ馴れしく話しかけてきた。
「ご無沙汰しております。何もお変わりはないですか」
「ええ」
「そうですか。ちょっと近くまで来たものだから、ちょっと寄らせて頂きました」
それからその客は私の知らない思い出話をはじめた。
「結婚の際にはお世話になりました。御蔭様で妻子共共、息災でやっております。
あの時の先生の一言がなければ、私は今でもあの下宿で逼塞していたことでしょう」
「私の一言とは、何でしょう」
「お忘れですか先生。そんな筈はない」
客はそう言って、調子の外れた鈴のような音を立てていつまでも笑っていたので、私は段段不気味に思われてきた。
- 98 :
- おまえ、文章のリズムが読めてないな。もっと段落を意識して書け。
おまえ、文章のリズムが読めてないな。
もっと段落を意識して書け。
ぜんぜん違うだろ?
- 99 :
- その後も男は様様な話をしていたが、全て知らない話であったので、いよいよ不気味であった。
「では長居してもご迷惑でしょうから、そろそろ帰ります」と言って、男は帰っていった。
妻が「どなたですか」と尋ねてきた。
「私も思い出せなかった」
「まあおかしい」
妻がさっきの男と同じ様に、壊れた鈴のような声を出して笑ったので、私は逃げ込むように書斎に戻った。
再びパソコンに向かったが、どうも自分のスレッドの書き込みが、さっきの男のものなのではないかという気がしてきた。
一度そう疑うと、今度は全ての書き込みがさっきの男がしているように思えてきた。
パソコンの電源を落として、もう寝ようと寝室へ向かった。
廊下を歩いていると、台所から妻の笑い声が響いてきて、不意に大きくなったり小さくなったりした。
寝室に入ると、もう既にきちんと布団が敷かれていたが、これは間違いなくあの男が敷いたものに違いなく、
妻にどうしてあの男を寝室に入れたのか、詰問しようと台所へ向かった。
私が入ると、妻の笑い声はぴたりと已み、黙々と包丁で野菜を切っている妻が「どうしたのでしょうか」と尋ねた。
「寝室にさっきの男を入れたね」
妻は答えるかわりに、体は動かさずに、首だけ変な風にねじまげて、私の方を向いた。
私はそこでようやく彼女が知らない女だと気付いた。
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75: テスト用 (52)
76: あなたの文章真面目に酷評しますPart71 (936)
78: 今後のライトノベル業界ってどうなのよ (942)
81: あれ、何て言うんだっけ? 原稿用紙2枚目 (588)