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2012年1月2期詩・ポエム24: テーマを決めて詩を書いて評価し合うスレ (265) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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テーマを決めて詩を書いて評価し合うスレ


1 :10/09/23 〜 最終レス :12/01/17
タイトルの通りテーマをまず最初に決めます。(あるキーワードを必ず入れる等でもOK)
テーマに沿った内容の詩を書きます。詩は大体5行程度が目安と思って下さい。
2〜5人くらいの人が詩を書いたら、それを書いた人たち同士で評価し合います。
※詩を書いた人は必ず同じテーマ内の人の詩の評価を書いてください。詩を書かずに評価するのは禁止です。
※誹謗中傷や荒らし行為はやめて下さい。

2 :
最初のテーマは「『生きる』というキーワードを必ず入れる」とします。
私から書かせていただきますね。タイトルはお好みで付けて下さい。
「コンティニュー」
気が付いたら生きていて その日から僕は生きる理由を探した
寝て起きて 食べて排泄して それだけで満足できたなら
だけど僕は欲張りで 求めれば求める程 苦しみも増えていって
今も僕は生き続けて 今より満たされる事を求めている
それが生きる理由なら 僕はきっと ずっと苦しいままなんだろう
苦しくても求め続けるなら 生きている限りそれは 生きようとする意志だから
今の僕を 僕は受け入れてもいいのだと 今日も僕は 僕に言い聞かせているのです

3 :
「クライマーズ・ハイ」
今日から始まる耐久レースに僕は体が震えている
初めて生きてゆくのに難関を感じたから・・
困った時父が言ってたっけ「いつか必ず登頂できる」と
きっとそんな時が僕にも来るのだろうか
これからも生きていくんだ、登りつめてゆくきっと、クライマーズ・ハイそれを感じるまで

4 :
>>3
せっかくの機会ですので、思った事を正直に書かせていただきますね。
全体を通して音楽の歌詞のような読みやすさがありました。人生を登山に置き換えるのはとてもわかりやすい喩えだと思います。
同じ表現を出さない努力をなさっているのか、どの行にも新鮮さを感じました。
しかし、冒頭に出てきた「耐久レース」というキーワードとの関連性が薄いように感じました。
また、「今日から始まる」「初めて」という言葉と、「困った時父が―」の行が矛盾している気がします。
自分は未熟な為、この程度の批評しかできずすみませんでした…。もしよろしければ>>2の評価お願いします。

5 :
「朝」
日差しの強い日曜日の乾いた風に揺れるカーテンの隙間から
アパートの前の駐車場の誰かの車のフロントガラスの反射する光が
刺すように 刺すように 皮膚や眼球を突き刺して貫通するように
奥の深いところの 真っ暗なところの ‘生きる’ と書かれた背骨のところの
小さな‘石’を少しだけ 動かして ずらして 動かして ずらして
やっとのことでハラリと 落として 羽毛のようにふらふらと 落ちていって
私は布団の中で 何かが溶けたような まだ温かいよだれをぬぐう

6 :
評価
>>2
キーワードの「生きる」の単語が多すぎて結果的に理屈っぽくなっていて
しかもその理屈が完成する前に唐突な結論になっていて
タイトルが示す「続く」という行為に積極的な意味が感じられず
ある種のあきらめで終わってしまったような尻すぼみ感がある
テンポはいいと思う
>>3
テンプレの5行にとらわれすぎたように見える
たぶん>>1は評価しやすいような短い詩という意味で5行を目安のように
書いただけと思うので、最後の一行をもっと急がずに書けば、
もっとまとまりが出たと思う

7 :
>>5
>>2の者です。僭越ながら私なりに評価させていただきます。
何度でも読み返したくなる、中毒性のある詩だと思います。
抽象と具体の表現のバランスが素晴らしいと思いました。
朝の気だるさと恍惚がとてもよく伝わってきます。最後の〆も素敵です。
ただ「アパートの―」の行は…語感を重視されたのでしょうか?詩の中での「私」との関連性を見出せませんでした。
>>3の方が感想を書いたら、次のテーマに移りましょうかね…
何か希望のテーマがある方は↓にどうぞ。>>2のように強引に決めて書いてもらって構いません。しばらく音沙汰なければ私が書きます。

8 :
なんだか割と早く浮かんだので書いちゃいます。
テーマはベタですが「夢」とします。あくまでテーマですので無理に「夢」という言葉を使う必要はありません。
「星屑へのレクイエム」
夢は叶えられた。
あとに残された亡骸は、犠牲になった光たち
僕は最期に「またね」と声をかけた
その残酷な言葉を真に受けた彼らは、今思い出の中
亡霊のように僕の足を引く
僕がした小さな夢たちに、今度こそ「さよなら」を言いたいけど
どうしても「ありがとう」が言えないんだ
ほら、また夢が叶う
変わり続ける僕
新しい別れ
ユメハカナエラレタ。

9 :
『出遅れランナー』
転びたくないからって
ずっとそこに立ってる私を
追い抜いて行く人たちの後ろすがたは特別なんかじゃなかった
いい靴を履いてるから
才能があるから
恵まれてるから
そんな言い訳考えてばかりで
いつまでそこにいるんだ

10 :
ここ、投稿者同士で採点とか順位つけたほうがよくね?
なんで>>1が毎回お題出してんの?

11 :
>>10
私は詩というものに採点があるとすれば「引っ掛かるものがあるか、そうでないか」の2通りでいいと思っています。
同じテーマの詩を書いた人同士で評価し合うシステムにしたのは「製作者目線で詩を寸評する」能力を養うためです。
ただ、確かにお題を出す人の定義があまりにも曖昧でしたね…。
ではこうしましょう。
●評価した人は評価文の最後に5点満点で点数を付け、その点数の合計が最も高かった人が次のお題を出す
●合計点数が同じだった場合は先に詩を書いた人が次のテーマを決める
●点数はあくまでも「次のテーマを決める人を選ぶためのもの」であり、詩自体の優劣を決めるものではない
それとテンプレに「5行程度が目安」と書きましたが、これはあくまでも「目安」です。
あまりにも長過ぎると評価しづらいと考えたのでこう書きましたが、どうしても長くなってしまう場合はそのまま発表していただいて結構です。

12 :
>>11
「製作者」ではなく「制作者」ですね…間違えました。

13 :
>>9評価
言葉選びがストレートで読みやすい詩だと思います。出遅れたランナーの葛藤に自己投影しやすかったです。
一連目に結論を持ってくるのは面白いと思いますが、そのせいで尻すぼみ感が出ています。
二連目は「恵まれている」のがどういう事かをもっと具体的に書いてもよいのではないかと思いました。
2点

14 :


15 :


16 :
はやくいかねば追いつかれる
はやくいかねば置いていかれる
 
常になにかと闘いながら僕たちは、
レールの上を走り続ける
一つしかひかれていないレールの上を
ただただしぬまで走り続ける
気づいてないのか?
気づいているはずだ
脱線しないと見えてこない新しい道に

17 :
>>16評価
詩全体から焦燥感はうまく表現できていると思いますが、それ以外に伝わってくるものがありません。
レールの上を走り続ける、気づいているはずの新しい道、などと思いついた事を羅列しているだけという印象を受けます。
もっとそれらのキーワードの落とし所を描けばメッセージ性が生まれると思います。
1点

18 :
>>3>>9>>16の方
詩を書いたら必ず同じテーマ内の人の評価をしてください。

19 :
あったらしいスレ♪見つけた♪参加してみよう
「夢に向かう船」
夢に向かう、船にのって川上りだ
底が破れれば自分がふさがねばならず
水の上の不安定な身分
何があっても船から下りられない(夢が破れないように)
水の流れをとらえたら、ゴーイング・ザ・リバー・アップ

20 :
>>8
>あとに残された亡骸は、犠牲になった光たち
ここが、言いたいことを正確に言ってないようで、少しくどいと思った。
>その残酷な言葉を真に受けた彼らは、今思い出の中
初めは彼らが主体なのに、今私の思い出のなかにいるのはおかしい、感じを受けた。
哀惜の気持ちが、全体から伝わってきて、なんかキュンとした。
3点
>>9
あっさりした読み味で、出遅れとか、言い訳とかについて、もう少し読みたい気がした。
2点
>>16
新しい道に気づかされて、はっとした。
地味にうまいと思った。
4点

21 :
>>19
単純明快かつポジティブで非常に好感が持てました。
どの行を取っても「夢に向かう船」という詩に必要不可欠なピースになっています。
5行でこれだけまとめ上げる事が出来るのは凄いと思います。
「何があっても―」の行は少し違う言い回しでもよかったかも知れませんが…
正直私のレベルではこれ以上落ち度を見つけられませんでした…申し訳ありません。
5点

22 :
袋小路
白昼夢に浮く多角的象形を
すり鉢の中で粉にして棚に仕舞う端から零れ
ビーバーが下流を干上がらせて乾いた咳を誘う
机の書類は日差しの中で黄色く萎れて
摘み取ってしまおうと同じ旅路を幾度と無く辿るも
着陸地点を見付けられない烏が夜を連れてくる
評価というか感想
>>8
なんか蛇足というか全体的に説明過多な気がする
その割りに言いたい事の芯を捕えかねているように感じた
2
>>9
直球過ぎて目が痛い
ごめんなさいって言えば許してくれるのだろうか
1
>>16
こういった詩を見て毎回思うが、
レールに乗っかる人生ってそんな悪いもんかね?
競争原理の行き過ぎは死屍累々の荒野にしか続かないのは確かだけれども
1
>>19
降りてもいいんじゃね?
支流も換えの船も生きている限りは何度だって見つかるし
あと、>>8にも言えるがその行間の余白は要るの?
2

23 :
>>22評価
比喩表現が多く荘厳さはあるのですが、反面取っ付きにくい印象を受けました。
主語とその意思があまり明確でないような気がしました。
ぐっと読み込んでやっとどこかのサラリーマンが題材になっているのかな、と推測してみたりしました。
もう少し読み手の立場になってみてもよいのではないでしょうか。
2点
「夢」というテーマ内の制作者が5人に達したため、このテーマでの詩の発表は〆切らせていただきます。
未評価の詩がある方は評価を書いていただけるとありがたいです。

24 :
ちなみにここまでの合計得点数は以下の通りです。
>>8 5点
>>9 5点
>>16 6点
>>19 7点
>>22 2点
このまま誰も評価されなかった場合は>>19の方が次のテーマを決めて下さい。

25 :
>>22
多角的象形というのが、浮いている物なんだけど、いまいち意味が分からない。二行目、主語が
途中で変わる点、文が成り立ってないし、全体に主語が変わりすぎて、夢を見ている主体
が想像しにくいような気がしました。
昼から夜へ、という変化をうまくすれば、多彩な比喩的表現によって、夢の情景が
ポエティックに浮かんでくるような、すばらしい詩に成りそうな感じです。2点

26 :
>>22
よく読み直したところ、主語の問題は、わざとそういう文体にしてあり、さらに重要なこと、全体が白昼夢の中で展開
していくという詩であるということが僕に分かったように思う。そうしたら、その夢の情景が、大胆な比喩で彩られた
魅力的に現れる理知的なイマジネーションの詩であるという、感想を持ち直したので、感想を書き直させていただき
ます。点数は煩雑になるので、変えません、あしからず。

27 :
 「貴女へ」
雨の流れる場所 凍える冬
 愛ゆえにか それとも妄執?
わたしは貴女を想う
 届かぬ日光 妨げられる温かさ
いつかいつか ああいつか

28 :
>>27
>>23

29 :
>>19の方、評価も滞ってきたのでそろそろ新しいテーマを決めていただけますか?

30 :
今度のテーマを出させていただきます。「声」というテーマの下に、作詩しましょう。
「狼の声」
狼が吠えているのを聞く
森の中から響いてあたりを凍らせる
牙の間を抜けた音は鋭い刃物を思わせる
頭を切り裂いて僕の心を丸裸にしてしまう
震える獣心が叫び出したいのを押さえて眠ろうとする

31 :
「超人」
伏魔の炎声
 従者すら恐怖に怯える
肉体の超越 賢人が振舞う轟きの如く
 魔術が浮かび上がる愚問の魔声
かの人物の美声は地上を制覇する

32 :
>>31
非常におもしろいです。イメージが浮かび上がるのを楽しく読めました。
>魔術が浮かび上がる愚問の魔声
ここの、愚問の、という形容の部分に、どういう意味を読み取ればいいのか、迷いました。
言葉から作者の持たせようとするイメージがあふれ出しそうな詩だと思いました。
最後の行は、意表をついた終わり方で、かつきれいだと思いました。
4点

33 :
目の端
小石に蹴躓いたの仕方ないとして
擦り剥いた膝小僧を一体何時まで抱えてるつもりだ
磨き損ねた川底の
踏み潰された横断歩道の灰色の隅
チラリと覗いた空き地で無くした野球帽が問い掛ける

34 :
>>33
ごめん、タイトルを「空声」に変えるわ。
評価
>>30
「聴く」ではなく「聞く」なのは受動的に聞いているんだよね?
なら「〜のを聞く」よりは「〜のが聞える」とかの方が自然かなと思う。
後、四行目の「僕の」を何故冒頭の「頭」でなく途中の「心」に掛けたのかが気になった。
流れ的には冒頭に掛けたほうが文として自然だし流れとしても一本で通るのではないかな?
五行目だけ読むと震える獣心が眠ろうとしているように見える。
けれど実際は「僕が」震える獣心を抑えて眠ろうとしているんだと解釈したんだが、
それならば震える「獣心の」のほうがいいんじゃないかなと思ったり思わなかったり。
2
>>31
伏魔を神として、従者を人間と読むと何となく話が通るかなと思った。
人間にとっての魔術(自然法則)も神にとっては指を動かす程度の当たり前のことで、
しかし神は人を高めようと人の中の知的好奇心をくすぐる為に問いを散りばめる。
そしてその声(疑問)はあらゆる所に偏在し、常に人を知の驚異で度肝を抜かせる。
そんな風に評価を書くために精読していたら思った。
一読しただけの時はファンタジー風味の特に意味の無い詩と言う印象しかなかったが、
読み込んで色々脳味噌捻ったら印象が二転三転して面白かったので
4

35 :
>>33
すごいすごーい。小石とか、膝小僧とか、野球帽とか、陳腐にならないように使って、郷愁の気持ちみたいなのに
訴えかけてる。全体の表現が、輝いて見える。野球帽の沈黙の声で終わるのも、かっこいい。最高。
5点

36 :
『machine』
まばゆい照明の中で僕は目をつむった
パソコンの稼働音、空気清浄機の排気音
食事を運ぶ足音は60BPMのリズムを刻む
僕は立ち上がり足音の主を迎え入れる
君は何事も告げずテーブルを拭き、配膳を行う
食事の用意が整った席に僕は無言で腰を下ろす
足早に部屋を後にした君は機械たちの声を聴いただろうか
幸福を選んだ僕に手が差し伸べられる事はない

37 :
>>36
まず、美点として細かいところまで気のついた描写がある。そして、音をくっきりと描写していて、そのために
いっそう僕の沈黙と、沈黙にたいする好意、意志的な物が感じられる。それは機械への好意として描かれる。
君、というのは、おそらくロボットではないか。あるいは、心を閉ざした女性かもしれない。そんな風に読みました。
さしのべられる手、告げられるべき言葉、そういった物への残念が、音の中から浮かび上がらせられ、見事
だと思う。5点

38 :
評価
>>30
個人的にはある程度わかりやすくて好きな部類に入る詩です。
>震える獣心が叫び出したいのを押さえて眠ろうとする
ここでは「僕」が抱える矛盾を表現しきれていないのが少し残念でした。
2点(限りなく3点に近いですがこのスレではなるべく点に差をつけたいので)
>>31
言葉に幅を持たせて読み手にイメージを膨らまさせるのが上手いと感じました。
しかし引っ掛からない人には全く引っ掛からないであろう危険性も孕んでいるように思います。
もちろん大成功する権利を持っている事も確かです。
3点
>>33
ギリギリの所を突いてくる、と言いますか…恐らく比喩表現のバランスにとても気を使われているのではないかと推察します。
前半の一連目がある程度キャッチーになっている事で、後半二連目の怒濤の比喩的かつ抽象的表現に引っ張り込まれました。
本当に参考になります。ごちそう様でした。
5点
皆さん本当に素晴らしい詩をお書きになりますね…自分が書くのはどちらかと言うと「詩」ではなく「詞」に近いのだと自覚します。
自分の本分を活かしつつも「詩」的表現を吸収して成長していきたいと思っています。これからも何卒よろしくお願い致します。

39 :
>>38
「膨らまさせる」ではなく「膨らませる」でした。訂正します。

40 :
>>38
何度もすみませんやっぱり「膨らまさせる」でした…。

41 :
仮トリつける必要はないが詩を書いた人は書いたところのレス番を
名前欄に入れて評価したほうがいいと思う
クロスレビューがわかりやすくなるから
今のままだと誰が誰を評価してるのかわかりにくい

42 :
>>30=>>35=>>37でえっす

43 :
何度もごめんなさい、>>32も僕です

44 :
>>41
おっしゃる通りですね。ちなみに>>36,>>38が私です。
ではこの際にテンプレを整理しておきます。
ルールを把握できていない方がいらしたらこのレスのアンカーを付けて教えてあげてください。
以下新テンプレ↓
タイトルの通りテーマをまず最初に決めます。(あるキーワードを必ず入れる等でもOK)
テーマに沿った内容の詩を書きます。詩は5〜10行程度が目安ですが、どうしても長くなってしまう場合はそのまま発表していただいて結構です。
2〜5人までの人が詩を書いたら、それを書いた人たち同士で評価し合います。
評価した人は評価文の最後に5点満点で点数を付け、その点数の合計が最も高かった詩を書いた人が次のテーマを決めます。
合計点数が同じだった場合は、先に詩を書いた人が次のテーマを決めてください。
しばらく経っても全員の評価が集まらない場合は、暫定で最も合計得点数の高い詩を書いた人が次のテーマを決めて下さい。
※詩の制作者はひとつのテーマにつき5人までとさせていただきます。それ以降に発表された詩は評価の対象になりません。
※詩を書いた人は必ず同じテーマ内の人の詩の評価を書いてください。詩を書かずに評価するのは禁止です。詩を書いたのに評価しないのも禁止です。
※誹謗中傷や荒らし行為はやめて下さい。
≪スレ主の考え≫
私は詩というものに採点があるとすれば「引っ掛かるものがあるか、そうでないか」の2通りでいいと思っています。
同じテーマの詩を書いた人同士で評価し合うシステムにしたのは「制作者目線で詩を寸評する」能力を養うためです。
また、点数制度を導入したのはテーマを決める人を明確化するためです。
点数はあくまでも「次のテーマを決める人を選ぶためのもの」であり、詩自体の優劣を決めるものではないことを念頭に置いておいてください。

45 :
すみませんテンプレに追記です↓
評価者をわかり易くするため、評価する人は自分の名前欄に自分が書いた詩のレス番を入れて下さい。

46 :
一応>>34も俺
評価
>>36
5、6行目が惜しいかなと思った
前半に音を強調しているのにここでは声に対する言い回しが弱い。
7行目の「聴いただろうか」を引き立たせる為にも5、6行目はもう少しくどくても良かったんじゃないかな。
後、最後の行だけ音に関係する言葉が無くて浮いている
と個人的には思う。
3 

47 :
途中経過
>>30 4点
>>31 11点
>>33 10点
>>36 8点
あと1人まで制作者募集中です。
>>31の方へ
詩の評価お待ちしています。

48 :
>>31です。
>>33
言葉の選択と凝縮が善いと思いました。
4点
>>36
何と言うか、寂寥感?を感じました。
4点と行きたいところなのですが寂しさが少し悲しいので・・・3点

49 :
そろそろこのテーマは〆切りにしましょうか。
>>33の方、次のテーマを決めて下さい。

50 :
んじゃテーマは「酒」で。
文中に語句入りでも無しでも可でどうぞ。

51 :
虫干し
清水湧く淵にただただ腰掛けた紳士が
木漏れ日を避けるように乾いた眼球を細める
車窓越しに見えるのは滴るままの玉と
丸みを帯びた脇に残る汗疹の痒み
それを脂を差し忘れた間接がぎこちなく摘み
机に並べてはあの日吐き残した息を絞る

52 :
『航海日誌』
酒を飲まなくて君を怒らせたのは 健康を壊した一つ前の後悔があったから
一度の後悔に悲しみは一つまでにして欲しい
それ以上はちょっと 心では耐えきれない
あれからどのくらい経っただろう
心を癒す事が出来たのは 結局時間だけだった
心に決めた事がある
君と会えなくなって気付いた新しい後悔と やっと向きあえるようになった今
何度でも冒険を繰り返そう 途中で転んで怪我しても絆創膏を貼ればいい
悲しみはちゃんと消えるから 後悔した事だけメモしておいて
酒も少しずつ飲むようにするよ どこまでなら大丈夫か確かめながら
また君と一緒に笑いあえる日を目指して
僕は後悔の日々を生き抜くと決めたんだ

53 :
>>51
多彩な表現技法や言葉の数に内容が伴っていないので多少くどさを感じます。
泥酔した状態の人間が見る光景を描いていると私は解釈したので、飛び回るような風景描写は見事だと思いました。
酔った人間の心理を言葉の中に盛り込めば(言葉の数自体を増やせという意味ではありません)ちょうどいいバランスになったかも知れません。
2点

54 :
連投すみません>>51の評価に追記です。
くどさを感じた部分を具体的に挙げると3行目以降です。
「ただただ腰掛けた紳士」を主体とするならこれほどまでの情景描写は必要ないように思います。

55 :
tes

56 :
募集age

57 :
人類の意識の進化について詩を書いています。
よろしければ遊びに来てください☆
http://ameblo.jp/marie-rose/entry-10670512278.html
すれ違い、失礼いたしました。

58 :
現在「酒」というテーマで作詩者を募集しています(定員残り3名まで)。
詳しいテンプレは>>44をご覧ください。
>>51の方へ
>>52の詩の評価お待ちしています。

59 :
(この投稿文は詩作でありフィクションです)
「」
金属バッドで人から殴られるのと自分が殴るの
どっちがいい?
お酒は殴られる感覚しか与えてくれない
曖昧になる意識を甘受するより
私は明瞭な感覚で貴方の意識を叩き歪ませたい
そう、殴りしたいの。誰でもいいから
だから飲ませる側になったの
「美香ちゃんはなんでこのバイト始めたの?」
「ん〜、みんなを癒してあげたいって思ったからかな!」

60 :
>>51
テーマ「酒」との関わりが理解できなかった。
ただし内容について、紳士を見る視点から最終行は紳士自身の視点になったと
認識したが、その転換が自然で良い。
描写も言葉選びが素敵。
2点
>>52
後悔という単語の単調な頻出に、「楽しかった」を連呼する小学生の作文のような印象を受ける。
人物が何を後悔しているかは理解できるが、その読ませ方をより工夫すると良いのでは。
上記の読後感より、「航海」と「後悔」のリンクにも魅力が感じられない。
2点

61 :
>>59
率直な感想としてサスペンス性、ホラー性の表現が上手いと感じました。
ただ個人的には酒を飲んだ側が暴れるというイメージが強いので、「殴られる」という言葉に不適切さを感じました。
「溺れる」「溺死させる」の表現の方がしっくりくるような気がします。あくまでも私個人の意見ですが。
それと酒を飲む側の意識が曖昧になるのであれば殴られる感覚も鈍くなるのでは…?と思ってしまいました。
1点

62 :
評価
>>52
ストレートな詩だなと思ったが、
「健康を壊した一つ前の後悔」が少し引っかかった。
健康を壊した(という)一つ前の後悔なのか、
健康を壊した(よりも)一つ前の後悔なのか、
その判断が付かなかったが三章節目の「新しい後悔」をみて前者だと気付いた。
俺個人の読解力の無さのせいなのかもしれないが、そこが少し残念だった。
3
>>59
読んで最初に思った事が「でもも呑むよね」だった。
まぁソレは置いといて。
女性の表裏の深さと偽装の巧さを書いたんだと思うのだが、
テーマに対する言葉の薄っぺらさを感じてしまう。
かと言ってよりエログロくするだけならそこらの小説読んだ方が手っ取り早くなるし難しい所だ。
後、個人的にはラストのの台詞はもっと馬鹿っぽくても良いかなと思った。
2

63 :
>>61 >>62
評価有難うございます

64 :

乾杯で始まる
酒ってもんは、いい
いつどこで呑んでも旨い
脳味噌からっぽにして、嫌なこと全部忘れさせてくれる
酔うことは心地いいね
世はやたらと酒を叩くが、俺にはわからん
悪いもんじゃあないと思うね
未成年でも関係なく呑むべきだ
おっと?酔いが回ってきたかな?
いや構わん
醒めたときのことなんて知らない
まだこの感覚に酔っていたい
酒ってもんは、いいもんだなぁ

65 :
君は酒を飲むと緊張が解けるらしい
「あんなに笑ってても張り詰めたままなんだね」
酒を飲んでいると不安が無くなるらしい
「少しは私に頼ればいいのに」
人を愛しても 居場所が出来ても
本当の君を引き出せるのは酒だけなのかな
君との縁や歴史なんかは酒の方が深いし
人みたいに君を裏切らないのだろう
この世は無意味で無価値だとニヒルに言ってるけどその液体で
世界をぼやかしながらじゃないと呼吸すらままならない君
ねえ ずっと傍に居るから ぼやかすのはやめませんか
グラスの底をレンズに 一緒に鮮明な世界を見ませんか

66 :
>>64
世界観が伝わる。情景の描写がないのに、読者それぞれに人物や背景を
鮮明に想像させてくれる。もし、詩ってのはこういうもんだろ?と言われて見せられたら、
たしかに、とうなずいてしまいそう。
欲を言えば、2行目と重ねている末行にはもうひとひねりの展開を期待してしまう。
3点
>>65
リズムと韻が魅力的。
リーディング用の詩とするなら、理解しやすい言い回しも手伝って完成度の高い作品と感じる。
あえて言うと、黙読する場合には6, 7行目の「酒」や「無意味で無価値だとニヒルに」
といった重なる表現にややしつこさを覚えた。
4点

67 :
詩の投稿が定数に達しましたので、「酒」というテーマでの作詩者の募集は〆切りとさせていただきます。
未評価の詩がある方は評価文を投稿してください。
評価
>>64
読んでみて少し視野が狭すぎるような気がしました。1人の人間が持論を語るのを延々と読まされているだけ、という印象でした。
そういう「絡み酒」的なものを表現したかったのではないかと私は解釈しましたが、
それなら詩の性質自体をそういうものにするのではなくて、詩の中に絡み酒の鬱陶しさを表す表現があってもよかったのではないでしょうか。
せめてタイトルが「酒」そのものではなくて酒を飲んでいる男の事を示すものであれば、アイデンティティが確立されたかも知れませんが…。
全体的な読み易さは◎です。
2点
>>65
「君」に対するメッセージをどこか奥ゆかしげに伝えるような…主体は女性なのだろうかと推察したのですが。
伝えたくても伝わらない、男女関係のもどかしさが上手く表現されていると思います。
2行目と4行目の語り口調は鉤括弧を付けてセリフにして、最後の2行の語り口調は敢えてセリフにしない、といった細やかさも感じます。
「ぼやかしながら」と「鮮明な」の対比のための表現だと思いますが、「グラスの底をレンズに」という言葉は少し引っ掛かりました。
「液体」を飲み干さなければ、つまり酒を飲まなければグラスの底は見えませんよね…?
もしかすると『この一本で終わりにしましょう』と言う意味が込められているのでしょうか。
そう解釈すると凄く一貫性のある、骨のある詩だと思えるようになりました。
5点

68 :
>>66 >>67
評価ありがとうございました
また書いてみたいです

69 :
>>68
どなたかはわかりませんが、詩を書いたら同じテーマ内の他の詩の評価文も書いてくださいね。
詳しいテンプレは>>44-45をご覧ください。

70 :
評価
>>64
良いね。純粋な酒賛歌。
個人的感想を申し上げるならこの手の詩は大好物です。
酒は呑んでも呑まれるなとは言われるけれども、
呑まれる快感もまた格別なのも事実なんだよね。
まぁその次の日とかは生きている事すら後悔しかねないのだけれども。
何にせよ他人に迷惑を掛けずに和を尊び、もっと欲を言えば他人すら和ませられる、
そんな酒の力を俺は信じたいね。
評価は難しいなぁ。
ただの酒賛美の羅列とも取れなくも無いが、
それでも芯が一切ぶれずに真直ぐ伝わるという所は利点だと思う。
3
>>65
最後の行はグッと来た。
酒の弱者の拠り所としての効用は劇的で、
其れゆえに一時の羽休めの場であるはずの酩酊に全てを委ねたくなる。
だからこそ手を差し伸べてくれる人の存在は仏の手に乗る蜘蛛の吐く糸と等価値だ。
評価としては、全体の流れの緩急が絶妙で、
程よい比喩が角を取り、同時に内容に深みを与えている。
純粋に見習いたいなと思った。
5

71 :
途中経過
>>51 4点
>>52 5点
>>59 3点
>>64 8点
>>65 14点
現在詩の投稿は〆切っています。
>>64>>65の方へ
詩の評価お待ちしています。

72 :
今から出掛けますので評価文の方は、
もう少しだけ待って居て下さい。
評価ありがとう。
日が暮れた頃に又来ます。それでは。

73 :
予想外の連投になってしまいました、すみません。
評価させていただきました。
>>51
出てくる言葉達はとても素敵だなと思いました。
しかし、52さんと同じく自分も
あまり内容がそれに伴っていないように感じられました。
いくら読み通しても堅いという印象を揉み消せません。
浮かべた限りの情景は美しかったです。2点。
>>52
表現が柔らかくて読み易かったです。
「一度の後悔に悲しみは一つまでにして欲しい
それ以上はちょっと 心では耐えきれない」
という所が共感出来る、ストレートで良いと思います。
ただ、あまり心に響かなかったです。3点。
>>59
猟奇的なのと、どこか俗っぽい内容だなと感じました。
その内容の表現は巧いです。
ただ、どうも的外れな風に思ってしまいます。2点。
>>64
言葉の使い方も文体も明快でさらさら読めました。
「醒めたときのことなんて知らない」
まだこの感覚に酔っていたい」の部分が
後先を考えない感じで好きです。
色んな意味で思い切りがいいなと感じました。4点。

74 :
>>64の方の応答は無いようですね…。
>>65の方、次のテーマを決めていただけますか?

75 :
おはようございます。私が決めて良いのですね。
次のテーマは「怠け」にさせてもらいました。
それでは。

76 :
『オレンジ』
何もしたくないから動かなかった
頭の隅にクレヨンでお絵描き 完成品はひとつも無い
何かしたくなったけど動かなかった
僕と僕との綱引き合戦 勝敗付かずに日が暮れる
時は金なり 友人が言う
君はまだ若い 先生が言う
道を選ぶのも進むのも 素知らぬ顔の自分自身
宇宙飛行士 プロ野球選手 ロックンロールスター
全部にちょっとだけなりたくて 全部ちょっとだけ努力してやめた
そんな僕でも 確かにここで生き続けている事
諦めたがる僕を引っ張りながら 誰かに知って欲しくて詩を詠んだ
本当には終わらせたくないから詩を詠んだ

77 :
題名のオレンジと詩の内容が繋がらない気が?
いらない言葉をもっと省くとリズムが出てきて
軽く詠みやすくなると思います。
素直に書かれていて言いたい事は凄く分かりました
『自ら塞ぐ』
何処に向いてもやりたくない
尖った夢は入らず丸い入れ物1つだけ
鼻をへし折りヘソ曲げて歪んで萎む
ダラダラ時だけ追い越して
何も残らぬ怠け者

78 :
>>77
評価ありがとうございます。
>>44-45を見ていただければわかると思いますが、一応次のテーマの出題者を決めるために点数制度を導入しています。
もしよろしければ後ほど点数だけでも追記していただけると助かります。
評価
>>77
言葉のテンポが心地良いです。
導入部分の表現も魅力的で、取っ付き易い詩だと思います。
ただ、前半の3行が素晴らしいだけに後半の2行が尻すぼみのように感じられます。
「怠け者」が「ダラダラ」して「時だけ追い越」すのか、「時だけ」が「怠け者」を「追い越」すのかが判然としません。
と言うのも怠け者が何かを追い越すという事象に現実味が沸いて来ないからです。
もう少し違った表現でもよかったのではないでしょうか。
それと細かいようですが「何も残らぬ」という言葉には必要性が感じられませんでした。
2点

79 :
怠け
学校。会社
この世界には義務が多すぎやしないかい?
行け、働け
他人に強いられると
ふと、やる気を失くすこの感覚
誰もが一度は味わったことがあるだろう
だから怠惰とは違うんだ
僕は怠けてなんていない
やるべきことを選んでいるだけ
まだそのときが来ないだけ
それに、見てみろ
僕がいなくたって
日常はクルクル回っている、
そんな場所に今更飛び込もうなんて
思わないね、面倒臭い
そして今日も閉じ篭る

80 :
原動力
背負子の中に何を入れたか忘れた
ただ重きを背負い坂道を行くが如く
通り吹き抜ける年月を泳ぐ事もせずもがく
落ち穂を一つ一つ拾い集め糊口を凌ぎ
夜の遠吠えに躓かぬ様指先を泥土で汚し
太陽すら知らず喘ぐ人は歌を忘れた
背を折る楔など路端の肥やしにしてしまえ
火を囲み煮えたスープを狼にすら施してしまえ
極寒をやり過ごす唯一つの抱擁を求めろ
目に映る一里四方の箱庭の縁より先を
地平線に遮られた夜の向こうを
触れられる掌にいつまで刃物を握るつもりだ

81 :
評価
>>76
オレンジは何を象徴しているんだろうか
思春期特有の青臭くとも甘酸っぱい思考か
一日の終わりを示す夕日だろうか
愚直と言うか我武者羅に吐き出した言葉は良く響くが
思考をもう少し吟味したら自ずと言葉もまとまるんじゃないかな?
2
>>77
リズムを重んじている事は良く伝わってくる。
しかしそれならばもう少し文字数に規則性を持たせても良かったんじゃなかなと思う。
所々にも散りばめられている五七調が日本語的にも馴染み易いと思うので、
やるなら徹底してほしかった。
2
>>79
題名をもう少し捻って欲しかったかなと少し思った。
二段落目の二行目は蛇足じゃないかな?
と言うか全体的に直接的過ぎて面白みが少ないと言うのが個人的な感想。
1

82 :
>>79
一連目だけを取り上げて書きますが、
「この世界には義務が多すぎやしないかい?」「誰もが一度は味わったことがあるだろう」
この2行がただの意見としての機能しか持っていないので、連全体を通して共感を持ちにくいです。
詩全体から同じような押しつけがましさを感じます。言葉をあらぬ方向へ思いっ切り投げつけているのを、私はただただ遠くから眺めているだけのような感覚に陥りました。
いくら強い力で意見を打ち出しても、受け手にそれをキャッチさせなければ(あるいはキャッチしたいと思わせなければ)それは詩としては受け入れられにくいものになると思います。
自分の内から出てくる言葉はもっと大切にして欲しいです。
詩を書いた後、少し時間を空けてから(例えば一晩寝かせてから)もう一度ご自分の詩を読み直してみてはいかがでしょうか。
1点
>>80
前半(1連目)と後半(2、3連目)で主体がばらついていて、読む側とすればどのような視点で詩を読めば良いのか戸惑いました。
1連目では苦しみもがく人物を描き、2連目から突然その人とは別人から発せられたようにしか思えない言葉が出て来ます。
3連目でその結び付きが描かれているのかと思いきや、全く関わりの無いまま詩が終わってしまっています。
2、3連目をよりコンパクトに一つの連にまとめる、あるいは思い切って全てを収斂させる4連目を生み出してみる等、
最後に前半と後半の結び付きの描写があれば一つの詩としてのまとまりが出るのではないでしょうか。
小難しい言葉は詩の中でスパイスとしてしっかり効いていると思います。
2点

83 :
連投すみません今更ですが詩のタイトルを『未完』に変えます。ちょっと捻り過ぎました。

84 :
>76
昨日携帯から直接送ったようで、申し訳ありません
評価ありがとうございます
私に対する自費出版からの評価が、正しければ2点だと思います
(最初の投稿だったので、3点にしようと思いましたが…)
こちらに掲載した詩は、7行あったのを5行に短縮した為
尻つぼみになった感があるので、正当な評価だと思います
>81
評価ありがとうございます
ご指摘通りです
出版社の方が評価項目15個?の内、技法関連等の
評価項目に「B」が幾つかあると言われたので…
今のままの書き方で大きな賞は、取れないと言われました
仰る通りの事が、減点みたいです
気づく事ができて、良かったです
>80
詩に関しては、よく勉強されてる感じがします
技法的な事に関して言えば、間違った評価になると
思います。感覚での判断をすれば3点です
項目の中にあった余韻とかカリスマ性等から評価をしました
生意気な評価になりお許し下さい

85 :
途中経過
>>76 4点
>>77 4点
>>79 2点
>>80 5点
現在「怠け」というテーマで詩を募集しています(定員残り1名)。
詳しいテンプレは>>44-45をご覧ください。
未評価の詩がある方は評価文を投稿してください。

86 :
「怠惰に落葉」
愛する事なんて簡単だから
心を抉られるような裏切りが無い限り
人間はそれを自分からやめないと
愛を知らない私は信じ込んで居ました
だって愛し愛される為に生まれて来たんでしょう
生きる事なんて惰性だから
外部からの大きな衝撃が無い限り
人間はそれを自分からはやめないと
浅はかな私は信じ込んで居たのです
だって人間生きてる事が全てなんでしょう
君は疲労を顔に浮かべて 全てを投げ捨てた
誤魔化しが利かなくなったらしい
全ては怠惰にあると言い残し 地面に顔を擦りつけ
枯れ葉とキスするんだと どんぐりみたいに大きな瞳をそっと閉じた

87 :
>>86
言葉のリズム感や曖昧さ加減のバランスが絶妙で、
読者にメッセージを感じようとさせる事のできる力を持った詩だと思います。
「愛」や「生」といった言葉たちが統一された意味を持たないにも拘らず、
日常に蔓延してしまっている事への警鐘や皮肉を私はこの詩から感じました。
5点

88 :
評価有難う御座います。
>>76
思春期って感じがします。
言葉も柔らかくて、読み易いです。
ただ、最後の一行が残念かな。
もう少し捻って欲しかったです。2点。
>>77
「鼻をへし折りヘソ曲げて歪んで萎む」
の表現が好きです。個人的に。
最後の二行がどうも引っかかりますね。3点。
>>79
全体的にとても共感出来ますね。
言い訳じみたところがダイレクトに
「怠け」を表現されていると思います。
タイトルをもう少し考えて貰いたかったです。3点。
>>80
少し固いような印象を持ちましたが
ニ連目が温かくて良いなと思いました。
古風な感じがして心地が良いです。4点。

89 :
88は86の書き込みです。
名前を間違えて80になってました。
正しくは86です。連投してすみません。

90 :
>>86
流れが綺麗であるべき所にストンと収まった感じがして良いね。
ただ一連目四行目と二連目四行目の語尾の違いは何故在るのかが判らなかった。
一連目が過去形で二連目が現在形となると、「君」はまだ信じ込んでいるのかな?
となると三連目は投身自と捉えるのは間違っているのかな?
いや、信じていたからこそ投げ捨てたのか。
後、二連目が少し語彙の選びに苦労したかのような雰囲気が出ている気がする。
特に二行目。
そこがもう日と捻り欲しかったかな、と個人的には思った。
4

91 :
現在の状態です。漏れや間違いがあったらすみません。
>>76 6点
>>77 7点
>>79 5点
>>80 9点
>>86 9点
まだ評価文を投稿されて居ない方…
お待ちしております。

92 :
>>80の方、評価が滞ってきたので次のテーマを決めていただけますか?

93 :
まだ未評価の方がいて心苦しいが仕方ないか。
次は「秋雨」でどうぞ

94 :
「感傷的通り雨」
枯れ葉が舞い散った すると君は心の堤防が崩壊したかのように
ぼろぼろを涙を零したね 秋雨のように長く続いて
君の心は何処までも湿気たまま
私の手は現在 君の涙を拭うための ハンカチを持って待ち惚けて居るわ
長雨 じめじめ 心にしみて 視界が歪む
愛が砕け散った それでも私は感情を剥き出しにしないように 
ふつふつと涙を堪えてみたけどね やっぱり零れ出て
私の心は何時までも閉ざされたまま
君の手は現在 私の心を開けるための 鍵を握ったまま一体何して居るの
通り雨 しとしと 地面に水がしみて 世界が歪む
真っ先に手に握るべきなのは傘だとは気付かなかった事にまた涙
嗚呼 センチメンタルに蝕まれないで 私はずっと君の横で笑っている

95 :
『井戸端』
タバコの煙 こっち向いて咳 帰り道のにわか雨
嫌な事から目を逸らせないのは どうにか無くしたいと思うから
傘を忘れた革命家 自分の意見で世界は変えられない
孤独に耐えられる程強くはない 一人で生きられない程弱くもない
守るべきものなんて誰にも無い 自分が守りたいものを守っているだけ
穀潰しの哲学者 自分の意見で自分は変えられない
人より恵まれている事 人から親切にされた事
「必ずしも良い事とは限らない」なんて達観出来るなら
単純に良い事なんだと捉える事も出来るはず
雨に打たれた革命家も 途方に暮れる哲学者も
生きる意味を知る前に 今の気分を語り合おう
僕らはきっと それで満足出来るから

96 :
すみません>>95の4行目
「一人で生きられない程弱くもない」を
「一人で生きられない程弱くはない」に変えます。
評価
>>94
歌謡曲の詞のような印象を受けました。
連ごとに同じようなテンポや字数で合わせる(詳しい専門用語は分からないのですが)技法を得意とされているようにお見受けしましたが、
その分言葉だけで全てを表現しなければならない場に書くとなると少し苦しまれているのかな、と推察しました。
また今回のテーマが「秋雨」だったこともあり作中にも同じ語句を使われていますが、
同じ場面に「枯れ葉が舞い散った」という冬の季語が使われているのはあまり適切ではないかなと思います。
2点

97 :
>>95 
評価有難う御座います。確かに読み返すと歌謡曲じみていますね。
ご指摘、とっても有難いです。
詩の方ですが、
「自分の意見で自分は変えられない」という部分が
とても印象に残りました。
全体の雰囲気や表現も凄く個人的に好きです。
メッセージ性のある良い詩だと私は思いました。5点。


98 :
道に湧く境目
ちょっとはしゃぎ過ぎたんでここらで一服
遠くの山間から微かに届く小波の合間を
トタン屋根越しに聞くとも無しにたゆたう
道に咲く花々を手に過ぎる流れを
曖昧にぼやかせるのは
左手の先に燻る薄い紫煙か
はたまた空が音も無く被せる冬の気配か
木々は夕暮れ時の男子のように
街はお洒落を楽しむ女子のように
弛まない大河に浮かぶ泡沫は
そっと静かに衣を変える

99 :
>>98
季節の変わり目を表現なさって居るのですよね。
とても風情のある詩だと思います。
特に二連目なんかかが。
何度も読み返すうちに深いなあと思いました。
近頃、季節の移り変わりが妙に早く感じて
曖昧にぼやかいしたい気持ち、共感できるものがありますね。
4点。

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