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2012年2月地下アイドル47: 指原「AKB48で野球大会なんて・・・」 (261) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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指原「AKB48で野球大会なんて・・・」


1 :12/02/12 〜 最終レス :12/02/12
指原「ちょっと待ってくださいよ〜。聞いてないですよ〜。指原、無理に決まってるじゃないですか、おえ、吐きそう」
前田「でも、もう決まっちゃったから。全力でやるしかないよ・・・」
 ――次のサプライズは――野球大会です。
「リクエストアワーセットリストベスト100in2012」は大成功に終わった。
 指原の「愛しのナターシャ」は6位という大健闘をし、指原は良い気分のまま家に帰るつもりだったのだ。
 なのに――。
指原「無理に決まっているじゃないですか〜。きっとこれは陰謀ですよ。指原、ただでさえ運動出来ないのにましてや野球なんて出来るわけないですよ〜」
高橋「こら、指原。弱音を吐くな・・・とにかくオーダを決めるから、みんな集合―」

2 :
なんかおもしろそう

3 :
 チームAのメンバーが高橋を中心として集合する。
高橋「私、野球あんま知らないんだけど・・・誰か分かる奴いるか?」
倉持「はいはい〜。分かりまーす」
高橋「おお! そういえば倉持のお父さんは野球選手だったな。頼りになる」
倉持「とにかく一番は・・・」
指原(はあ〜。どうしてこうなったんだろ・・・)
 そう。
 秋元康は「TDC2012」において、最後にこう言った。
「一週間後。東京ドームでAKB48のメンバーだけで野球をする――優勝チームにはシングルで曲を出す権利を与える」と――。
指原(まさか、B企画がBaseBallのBだとは思ってなかった・・・というか誰もが思うはずがない・・・まさか東京ドームで、コンサートじゃなくて、野球をするなんて・・・)
倉持「・・・こんな感じかな・・・?」
高橋「これで誰か文句ある奴いるかー?」
 異議なーし、という返事がメンバー全員から返ってくる。
高橋「よし。とりあえず開幕オーダとポジションは以下の通りだ。開幕オーダに選ばれなかった人も、代打とかで使っていくから各自準備しとくように」
※メンバーのイメージを著しく壊す可能性があります。恐ろしくキャラ崩壊が激しいと思いますのでご了承ください。
なお、この物語はフィクションです。
 また結構前から書いていたので平嶋が出演しますが、ご了承ください。

4 :
チームA
1仲川遥香(中)
2多田愛佳(右)
3倉持明日香(投)
4高橋みなみ(捕)
5高城亜樹(遊)
6前田敦子(一)
7小嶋陽菜(左)
8篠田麻里子(三)
9指原莉乃(二)
指原「ちょっと待ってくださいよ〜。何で指原が選ばれてるんですか。絶対無理に決まってるじゃないですか」
多田「さっしー、さっしー」
 多田が指原の服の裾を引っ張る。
多田「・・・有る程度、人気でも選ばないとファンが納得しないからね・・・こうなると超選抜のさっしーを外すわけにはいかないでしょ」
指原「えっ、うん・・・うん?」
多田「だから、あんまワガママ言わないの、さっしー。大人の事情だよ」
指原「分かった・・・愛ちゃんごめん(何、この何か腑に落ちない気分)」

5 :
 東京ドームに集結したメンバー達。
 観客席はファンの人で埋め尽くされている。
指原「動揺しすぎて、あれから組み合わせ表とか見てなかったけど・・・えーっと、一回戦はチームBとか・・・」
高城「もう一方はチームKとチーム4+研究生だよ。これで勝った方が決勝戦に進めるみたいだね」
指原「うわ! ビックリした・・・あきちゃ、いきなり話し掛けないでよ・・・」
指原(それにしても、東京ドームコンサートを目標にしてきて・・・こんな形で実現(?)させてしまって良いのだろうか・・・何とも微妙な気持ちだ)
北原「さっしー」
指原「あっ、里英ちゃん・・・」
 指原に話し掛けてきたのは、親友の北原である。

6 :
北原「今日は負けないからね・・・」
指原「うん。多分、そうなるわ」
北原「って、何でそうなるのー! そこは「私も負けないからね」とか言っとくのが正しいでしょー!?」
指原「だって、指原全然自信ないし・・・こうしている間にも吐きそうになってきた・・・」
北原「確かに指原は駄目かもしれないけど・・・はるごんとか、あきちゃとか、明日香ちゃんとか、とにかく頼れるメンバーが揃っているじゃない。この戦力で・・・」
指原「いやー、この少ない戦力でどう戦っていくか・・・」
 無論、全く少ない戦力ではない。
北原「・・・まあいいや。とにかく手は抜かないからね」
指原「はあ・・・まあ、お手柔らかに・・・」

7 :
 ■【一回戦】チームAvsチームB■
戸ヶ崎「それでは一回戦。チームAvsチームBの試合を始めます。ルールは前もって説明した通り、9回で決着が着くまでやる。基本的な野球のルールのままで特に変更はない。それでは礼!」
A・B「お願いしまーす」
指原(はあ、絶対無理だ・・・指原が野球って・・・というか実は野球のルールなんか良く分かんないし)
高城「どうしたの、さっしー。試合始まるよ? チームAは後攻だから早く守備につかないと」
指原「後攻・・・守備・・・?」
高城「さっしー、本当に野球のルール分からないの? まあいいや、とりあえず、あきちゃに付いてきて」
指原「はあ・・・」
 高城に連れられて二塁の守備位置につく指原。
指原「というかどうすればいいの? ボール捕るの? ワタシはドコニナゲレバイイノデスカ」
倉持「さっしー、大丈夫!」

8 :
 不安そうに――というか明かに挙動不審になっている指原に呼びかける倉持。
倉持「私が大体指示してあげるから! とりあえずさっしーは私の言うとおりに投げて!」
指原「はあ・・・ご迷惑かけます・・・」
指原(というか、こんな感じなのは指原だけじゃないはず・・・明日香ちゃんくらいしか野球詳しそうな人いないのに・・・こんなの野球として成立するはずがないよ)
 ――プレイボール――。
指原(絶対グダグダになるんだ・・・だって野球なんて難しいよ・・・せめてサッカーとかにすべきだよ・・・絶対、運営批判される)
戸賀崎「スタイク! バッターアウト!」
指原「なん・・・だと・・・」

9 :
これは期待

10 :
 指原がバッターに目を向けると、そこにはバッターボックスで尻餅をついている小森の姿があった。
高橋「よし、良い感じだよ! 倉持! この調子でいこう!」
倉持「うん、任せて!」
指原(何かよく分からないけど・・・試合になっている・・・いや、明日香ちゃんは元プロ野球選手の娘。もしかしたらそういう才能も)
戸賀崎「ストライク! バッターアウト!」
実況「いやー凄いです! 倉持選手、何と二者連続三振。しかも三振で! アンダースローから放たれる球が面白いようにミットに吸い込まれていきます。申し遅れましたが・・・実況は私、松井珠理奈と!」
解説「高柳明音が解説を担当していきます!」

11 :
指原(いやいや、有り得ない有り得ない。何でそんな簡単にぽんぽんと行くんだ・・・流石明日香ちゃん、元プロ野球選手の娘といったところかな)
実況(松井J)「三番、増田有華! 打ったー! これは大きい、入るか!?」
解説(高柳)「いえ、もう一伸び足りません。フェンス直撃のツーベー・・・いやいや、何と!」
実況「仲川選手! 何とダイビングキャッチ! フェンス直撃になるかと思われましたが、流石俊足、仲川選手! 良い足してます!」
解説「落下地点に入る勘も優れてますよ!」
指原「ちょっと、待ってくださいよー! どうして、みんなそんなに上手いんですかー。明日香ちゃんと増田さんならまだしも、どうしてはるごんまでそんなプレイが出来るんですかー!?」
高城「さっしー、終わったよ。次は攻撃だからベンチに戻るよ」
指原「あっ、うん・・・分かった(ちょっとは異常だと思わないのか?)」
 

12 :
 色々納得出来ないこともありながら、渋々ベンチに戻る指原。
倉持「さっしー、野球のルールあんま分からないの?」
指原「恥ずかしながら、全く・・・」
倉持「じゃあ、ルールとか解説するね。分からないことがあったら聞いてね」
指原(明日香ちゃんは天使だ・・・)
実況「では代わってチームAの攻撃。先頭バッターは先程、ファインプレーを見せました仲川選手です」
解説「仲川選手はとりあえず足が速いですからね。塁には決して出したくないはずですよ」
指原「あれ・・・あっちの投手ってゆきりんなんだ。ゆきりん、投手なんて出来るのかな?」
倉持「さっしー、今気付いたの? というか相手チームの打順とかも見てないでしょ」
指原「・・・」
倉持「まあ、いいや。じゃあおさらいするね」

13 :
チームB
1小森美果(二)
2平嶋夏海(捕)
3増田有華(三)
4宮崎美穂(一)
5小林香菜(右)
6佐藤亜美菜(左)
7北原里英(中)
8渡辺麻友(遊)
9柏木由紀(投)
倉持「とにかく個性豊か、っていう言葉が似合うチームだね。一番に変人、小森を筆頭に2番には官房長官なっちゃん。3、5、7番に運動神経が良い三人も置いてるし、バランスも良いみたい」
指原(何かよく分からないけど・・・なっちゃんがキャッチャーなんだ。それって絶対体型だけで・・・)
実況「仲川選手! ボテボテのショートゴロ! しかし、渡辺選手! ボールをお手玉している!」
解説「乱れてますよ!」

14 :
実況「渡辺選手。すぐさま、一塁に送球するが・・・ギリギリセーフ!」
解説「流石、仲川選手。俊足を生かして塁に出ましたよ」
小嶋「わあー、はるごん凄い! ガンバレー!!」
 何処から持ってきたのか、オモチャのラッパで応援する小嶋。
倉持「内野安打・・・!」
指原「内政干渉?」
倉持「何処をどう聞き間違えたらそうなるのさっしー。内野安打・・・詳しくは説明しないけど、イチローさんとかが得意としているね」
指原「じゃあ、凄い高度技術なんだね!」
倉持「まあ・・・」
実況「仲川選手! 明かに盗塁を狙っています」

15 :
解説「恐ろしくリードが大きいですね。あれじゃあ刺されるかもしれませんよ・・・」
実況「あっ! 案の定、柏木選手! 一塁に牽制! 牽制タッチ・・・いや、宮崎選手、ボールをこぼした! ボールは点々と一塁後方に転がります! 仲川選手、その間に悠々と二塁まで進みます」
解説「やはり野球は不慣れですからね。一塁の宮崎選手もですが、少し送球が逸れた柏木選手も悪い」
実況「しかし、二塁は小森。今度はなかなか逸らさないでしょう、相変わらずリードは大きいですが」
仲川「走るよ〜、走るよ〜」
大家「小森は野球詳しいからね。おそらくボールは逸らさないはず」
指原(というか、何で野球詳しい=野球上手い、ってなってるんだ。狂っている)

16 :
すばらしいです

17 :
宮崎「ゆきりん・・・ごめん」
柏木「あっ、うん良いよ・・・というか私も悪いし」
仲川「ゆきりん、走るよ〜、走るよ〜」
柏木「取り敢えず、次のバッターの愛ちゃんに集中・・・」
仲川「ゆきりん、走るよ〜、走るよ〜」
柏木「うるさーい! はるごん、ちょっと黙ってて・・・っていなーい!?」
 柏木が二塁に振り返ると、そこには既に仲川の姿は見えなかった。
実況「仲川選手! 三盗を決めました!」
解説「見事な頭脳プレイです!」
指原「えー、頭脳プレイじゃないでしょ! ただ、はるごん走りたかったから走っただけでしょう!」
実況「柏木選手! 気を取り直して、一球投げた・・・多田選手! 打ったー! これは大きい大きい!」

18 :
解説「これも一伸び足りません」
実況「ライトの小林選手、捕りました・・・しかし犠牲フライには十分。仲川選手タッチアップでゆっくり本塁へ帰ります」
高橋「らぶたん、ナイスバッチィィィィィィィイイイイイイイイイイインング!」
小嶋「たかみな、うるさい」
高橋「・・・ごめん」
指原(あっという間に一点・・・というかよく分からないまま)
実況「さあ! 次の一球! 柏木選手投げた! 倉持選手、打ったー! これは文句なし!」
解説「これは完璧ですわ」
実況「倉持選手! 値千金のホームラン! これでAとBの点差は二点! 早くも勝負は決まったか!?」
高橋「倉持、ナイスバッチィィィィィィィィィィィィィィィイイイング!」
篠田「ジロッ」
高橋「・・・・ごめん」

19 :
>>1
オーダ×
オーダー○

20 :
指原(何で入るの・・・こんな広い球場で・・・)
高橋「よし! メンバーがこんだけ頑張ってるんだから、私もいっちょホームラン狙ってくる!」
篠田「ホームラン打たないと、どうなるか・・・」
高橋「大丈夫! 四番の役目を果たして見せるよ!」
 10秒後。
実況「高橋選手! 三球三振! というか早い!」
解説「まるで流れ作業のようでしたね、流れに乗っていきたいところなのに、これは酷い」
篠田「たかみな・・・」
高橋「・・・三球続けて振らせていただきましたが、いかがだったでしょうかぁぁぁああああああ!」
 ボコボコボコボコ・・・
実況「さて、高城選手もサードライナーでバッターアウト! 次は二回表、チームBの攻撃に入ります!」

21 :
 ■ともは〜、野球っていうよりソフトボールやってたんですよ■
河西「おお、盛り上がってる、盛り上がってる・・・!」
 主役は遅れて登場――チームB河西智美である。
 タクシーの運転手に運賃を渡し優々と登場。服装はまるで虎のような厚手のコートでとても今から野球をやる人には見えない。
河西「最悪、決勝には行きたいけど・・・果たしてどうだろうか・・・?」
 
 全く急ぐ様子も見せず――ゆっくりとグランドまで歩く河西。
石田「あっ、とも〜みさん!」
河西「ちーっす」

22 :
指原(右打ち)の内角にエグいスライダーをガンガン投げ込む敦子(左投げ)

23 :
細かい所突っ込みたいが我慢しよう

24 :
石田「どうしたんですか? 四番を任される予定だったのに、大幅に遅刻しちゃって・・・東京ドームに申し訳ないと思わないのですか?」
河西「ごめんごめん。ちょっとタクシーが目的地と逆の方向に行っちゃって」
石田「・・・」
河西「試合はっと・・・ん?」
 バックスクリーンのスコアボードを見て凍り付く河西。
河西「10―0・・・だと・・・」
佐藤す「そうなんですよ〜、河西さ〜ん」
河西「すみれ・・・これどういうこと・・・」
佐藤す「頑張っているつもりなんですけど・・・相手投手の倉持さんが凄くて全然打てなくて・・・六回までパーフェクトピッO。攻撃の方でもはるごんさんとか、倉持さんに掻き回されてまして・・・」

25 :
 ――ストラーック! バッターアウト!

前田敦「本当ですか!? ありがとうございます」
観客「あっちゃん、もっとやる気出せー!」
佐藤す「あっ、今チームAの攻撃が終わりました。次はチームBの小森からですね」
河西「・・・」
北原「・・・やっぱり無理だったんだ・・・野球なんて・・・チームBがチームAに勝てる筈がない・・・」
柏木「オッケオッケー! 取り敢えず全力でやろう! 負けても悔いが残らない試合をすればきっとファンの人達も見てくれているはず」
河西(・・・これって・・・)
佐藤亜「ねえねえ、なっちゃん。昨日、大量にクッキー作ってきたんだけど、食べるー?」
平嶋「あっうんうん! 食べる! 美味しいね、これ!」
宮崎「亜美菜〜、私にも一つ〜」
河西「あんたら、何してんだよ!」

26 :
 河西の怒号でチームBのメンバーが一斉に振り返る。
河西「あんたら、これで良いのかい!? 負けても悔いが残らない試合・・・? そんなの、そんなの敗者の戯れ言だ。負けても何かが学び取れる? 何も学び取れない!! 敗者になれば惨めになるだけだ!」
河西「勝つ負けるは結果論であって、決して負けることを考えちゃいけないんだよ! 勝つ気でやって、負けるから何かを学び取れる。本気になれるから悔いが残る・・・悔いが残らないように試合をやろう・・・? 
   私に言わせればナンセンス! 悔いが残るくらい真剣になろうよ、みんな!」
 ――負けることは恥。勝つ気でやるから悔いが残る。
 みんなで悔いが残るくらい本気でやろう――必死に訴えかける河西。
 3時間遅刻してきた、河西智美の説教である。
柏木「・・・そうだね。みんな、がんばろう! この試合勝つよ!」
全員「おーっ!」
 ベンチの志気が一気に上がる。

27 :
柏木「河西さん、ありがとうございます」
河西「いやいや、お安いご用ってもんだよ。負ける気でやったら、一生負け犬だよ?」
柏木「・・・はい! 何か腑に落ちないような・・・」
河西「ん?」
柏木「い、いえ! 何でもありません」
 何やともあれ――チームB、かつてオモチャ箱と呼ばれたチームの本領発揮となるのだろうか!?
 そして佐藤亜美菜、平嶋夏海、宮崎美穂の体重の行方はどうなるのだろうか!?
 こうご期待である。

28 :
 ■四番の役目■
 七回表。チームBの攻撃。
高城「空気が代わった・・・!」
指原「どうしたの、あきちゃ。凄い真剣そうな顔してるけど」
高城「さっしー、ここからは多分、苦戦するよ。ほとんどこっちにボール飛んでこなかったけど、ここからは集中しなきゃ!」
指原「えっ、まあ、うん」
指原(10点差だよ・・・野球分かんない指原でも、これが大差だって分かる・・・逆転出来るはずがない)
実況「さて、チームB、ここで終わってしまうのか!? 10点差で、倉持選手にパーフェクトピッOを許しています!」
解説「ここで流れを変えていかないと駄目ですね。小森選手に期待です」
チームBメン「小森ガンバレー!」
小森「任せてください・・・」
実況「倉持選手、一球投げた・・・ん、何と!」

29 :
>>22
間違った
指原じゃなくて北原

30 :
解説「小森選手! 何故かバッターボックスでグルグルと回り出した!」
実況「頭がいよいよ可笑しくなったのか! そのまま三振・・・いや、打った! 自分の体ごとグルグルと回っていましたが、運良くバットにボールが当たってライト前に落ちた!」
解説「チームB、初めてのヒットです」
倉持「やられた・・・というか、今の何っ?」
小森「小森は天才なんです!」
指原「えっ、今の何? 小森、頭可笑しくなったと思ったら、運良くバットに当たって・・・」
高城「文献で読んだことがある・・・」
指原「えっ?」
高城「今のは、秘打「白鳥の湖」。とても高度な技で、常人はとてもじゃないけど出来ない技・・・気を付けてもっちぃ! 今の決してマグレじゃないよ!」
倉持「分かった! オタマロ!」
指原(何だか、よく分からないけど、凄い技みたいだ・・・)

31 :
面白いところを教えてくれ。

32 :
実況「おっと、続くバッター平嶋選手。フルカウントからきっちり見て、四球を選んだ!」
解説「流石、官房長官ですね。自分のするべきことが分かっています」
実況「続くバッター増田選手・・・おっと二塁へのゴロ!」
倉持「さっしー!」
指原「うわ、やばいっ! 初めてこっちにボール転がってきた! 取り敢えず、後ろに逸らしたら篠田さんにされる!」
実況「指原選手! 体で止めた!」
解説「体で止めた、というか、体に当たりましたね」
指原「うわっ! 痛い! 軟球だから痛くないって聞いてたのに! 骨折した! やばい、吐きそう!」
実況「ボールは指原選手の前に転がっていましたが、高城選手素早くカバーに入ってボールを捕りましたが・・・いや、駄目だ。投げられません!」
解説「これで満塁。Eのランプが点灯します」
*げっちゅりの野球講座→Eのランプが点灯・・・指原がエラーしたと公式に認められたということ。やっぱり指原って糞だわ。

33 :
面白いなこのスレ

34 :
さしこはライパチが良かったな

35 :
高橋「指原! 何してるんだよ〜」
指原「すみません、高橋さん! ちょっと漏らしたかも・・・」
実況「とにかく満塁・・・おっと、監督兼投手の柏木選手。ベンチから審判のところまで行きます」
解説「これは代打ですかね・・・」
実況「おっと、ベンチから河西選手出てきました! 四番宮崎選手に代わって、代打河西選手です!」
解説「宮崎選手は今日2三振でしたからね。河西選手、期待出来ますよ」
柏木「河西さん・・・任せました」
河西「オッケー、ゆきりん。一降りで決めてくるわ」
小林「とも〜み、ガンバレー! お前の後は私がいるよー!」
実況「話によると、河西選手。最初は四番バッターで起用するつもりだったらしいですが、諸事情により遅刻してきたということで宮崎選手が代わりに入っていたらしいです」
解説「雰囲気ありますね。期待できますよ」

36 :
倉持「確かに、雰囲気ある・・・まるで、往年のバリー・ボンズ選手みたいだ・・・」
指原「明日香ちゃん、何歳?」
実況「倉持選手。アンダースローからボールが放たれ、独特な軌道を描きながらミットに吸い込まれてい・・・いや!」
解説「打った! 打ちました河西選手!」
実況「ガツーン! これは文句なし! 河西選手、看板直撃の満塁ホームランです!」
解説「これで面白くなってきました!」
実況「甦れチームB!」

37 :
倉持は軟球で東京ドームのスタンドに打ち込んだのか・・・
現役のプロでもなかなか出来ないのに

38 :
柏木「うわっ凄いですね! 何でそんな簡単そうに打てるんですか!? もっちぃの投球、凄い下からで軌道が読みにくいのに・・・」
河西「ともは〜、野球っていうよりソフトボールやってたんですよ」
柏木「え?」
河西「・・・下からの軌道はお手の物、ってことだよゆきりん」
実況「小林選手もヒット! 続くは佐藤亜美菜選手です!」
佐藤亜「ねえねえ、半分こしよ?」
実況「佐藤亜美奈選手、打った!? いや、ボールが半分こになりました」
観客「引き分けだー!」
実況「もちろん、引き分けじゃありません。ルールにより審判に委ねられることになりますが・・・やはり、打ち直しのようです」

39 :
 ■上からマリコ■
 九回裏、チームA攻撃
指原「ちょっと待ってくださいよー! 何で、逆転されてるんっすかー!」
高橋「あれからチームBの猛攻で10−11・・・逆転されてしまった」
倉持「しかも九回裏・・・打順は5番のオタマロっていう、下位打線に繋がっていく・・・」
高橋「非常に不味いな・・・よし、みんな円陣組むぞ! あっちゃん! 寝てないで円陣組むぞ! にゃんにゃん、携帯いじるな!」
 ベンチ前にみんなが集合し円陣を組む。
高橋「よし・・・冷静、丁寧、正確に! やりたい打順やってるかー! チームA!!」
 志気が上がり、一体感が生まれる。
高橋「よし! あきちゃ、行ってこい!」

40 :
高城「はーい、任せてー!」
実況「さーて、九回裏! バッターは高城選手です。奇しくもフレンチキス同士での対決です。その前に・・・スペシャルゲストとして平松選手に来てもらいました!」
ゲスト(平松可奈子)「みなさん、こんばんは! いきなり、こんなピンチですが・・・このままチームA負けてしまうんでしょうか?」
解説(高柳)「そんな不吉なこと言うの、やめろって!」
ゲスト「千葉ロッテ!」
ゲスト・解説「マッリーンズ」
実況「さて、ちょっとおバカな二人は置いておいて高城選手・・・打った! センター前にクリーンヒット!」
解説「・・・流石、運動神経が良い高城選手ですね。テニス経験者ということで動体視力がいい。今日の成績もこれで6打数5安打です」
高橋「よーし! 続けあっちゃん!」
前田敦「任せて!」
 30秒後・・・。
実況「前田選手! 残念ながら見逃し三振!」
解説「本当にやるきあるんでしょうか!?」

41 :
実況「さて、次のバッターは小嶋選手!」
小嶋「あっ、かしわげちゃんだー! かしわげちゃーん!」
柏木「今日、小嶋さんは5打数0安打・・・警戒しなくても大丈夫かな・・・」
実況「小嶋選手がボーッとしている間に柏木選手、投げた・・・! 小嶋選手、見逃し・・・いや、グリップに当たった! ボールは良い具合に投手前に転がります」
柏木「えっ・・・えっ・・・!?」
小嶋「何だかよく分からないけど、やったー! 指原のバーッカ!」
指原「ちょっと待ってくださいよー! 何で指原関係ないのに、バカにされてるんですかーっ。というか味方じゃないですかー」
実況「次のバッターは大家選手・・・おっ、打った! 二塁の左側を抜けてライト前に・・・いや、小森選手! 捕った!」
解説「ダイビングキャッチ! これはファインプレイですね」
小森「小森は天才なんです」

42 :
小森天才すぎワロタ

43 :
実況「さて、チームAチャンスですが、追い込まれてしまいました」
指原「これでツーアウト・・・次のバッターに期待だ」
倉持「さっしー、何してるの?」
指原「明日香ちゃん・・・ツーアウトで追い込まれているね、次のバッターに期待だね・・・って、もしかして」
実況「次のバッターは指原選手! 今日の成績は5打数0安打! 代打を出すか!?」
指原「ちょっと待ってくださいよー! 何でこんな重要な場面でバッター指原なんですか。おえっ、吐きそう」
高橋「よし、指原一発で決めてこい!」
指原「って、ここは代打ですよ代打! 指原打てる気しないですもん!」
高橋「いや、ここまで来たらお前と心中だ! 気楽にやってこい!」
指原(はあ、駄目だ・・・絶対打てる気がしない・・・帰りたい)
実況「ツーアウトランナー1,2塁。バッター指原選手です! ドームは指原コール!」
解説「いえ・・・よく聞いてみると・・・」
実況「いえ、間違えました。指原帰れコールです。今日、全く良いところがない指原に代打を出せということですかね」

44 :
指原「ちょっと待ってくださいよー! やっぱり指原駄目ですってー」
 ストラッーク!
指原「打撃も下手だし、守備も下手だし、可愛くないし・・・(そんなことあるよー!)・・・私がこんな場面でバッターなんて無理に決まってる」
 ツーストラーイク!
実況「あっという間に追い込まれてしまいました、指原選手。このまま終わってしまうのか! 指原帰れコールが大きくなります!」
柏木「さっしー、ごめんだけど・・・これで決めさせてもらう・・・!」
実況「最後の一球となるか柏木選手。柏木選手、投げた・・・おっと!?」
解説「すっぽ抜けた!?」

45 :
実況「何と柏木選手! ここで痛恨のデットボール!」
解説「脇腹ですからね、指原選手痛そうです」
高橋「指原―、大丈夫かー!?」
指原「痛い痛い痛い痛い! やばいっ、骨折した! 肋骨持って行かれた。やばい、吐きそう!」
高橋「これだけ元気そうだし大丈夫そうだな。よし、一塁に行け」
指原「ちょっと、無理ですって! 代走とかは!? 指原、塁出ても何すればいいか分かんないし・・・」
倉持「さっしー。ツーアウト満塁だから、打球が飛んだら取り敢えず走って。難しいこと考えなくていいから。前のランナー追い越さない限りは大丈夫だし、サヨナラのランナーは小嶋さんまでだから大丈夫」
指原「難しいこと分かんないけど、取り敢えず走ればいいんだね? 分かった!」
実況「さて、次のバッターは仲川選手! 今日、6打数3安打、うち三本が内野安打と極端な成績です」
解説「といっても最初の3安打は最初の方ですからね。後になるにつれてチームBの内野陣も慣れてきたようで守備も上手くなっていますから、どうなるか分からないですよ・・・おっと?」
実況「チームA! ここで代打です。一体誰でしょうか!」

46 :
あきちゃはおたまる

47 :
戸賀崎「それでは代打を発表します。代打チームA、篠田麻里子」
 歓声が一際大きくなる。
実況「出ました! 代打、篠田選手!」
解説「ここに来てやっと出てきましたね、期待できますよ」
柏木「うわっ、ここで篠田さん・・・嫌だな・・・」
篠田(やばっ・・・凡退する度、メンバーのことバカにしてたけど・・・野球なんてやったことないんだよな・・・実は)
解説「上背はありますからね。当たれば飛ぶと考えられますよ」
実況「柏木選手投げた! ・・・ボール」
解説「柏木選手も疲れてきてますね。これはチャンスですよ、篠田選手」
篠田(やばいな・・・打てる気しないし・・・でも、たかみな凡退する度にイジッてたし・・・三振とかしたら笑われそうだな)
実況「第二球柏木選手・・・おっと篠田選手、ど真ん中を見送った!?」
解説「流石、篠田選手ですね。落ち着いてますよ」

48 :
戸賀崎「それでは代打を発表します。代打チームA、篠田麻里子」
 歓声が一際大きくなる。
実況「出ました! 代打、篠田選手!」
解説「ここに来てやっと出てきましたね、期待できますよ」
柏木「うわっ、ここで篠田さん・・・嫌だな・・・」
篠田(やばっ・・・凡退する度、メンバーのことバカにしてたけど・・・野球なんてやったことないんだよな・・・実は)
解説「上背はありますからね。当たれば飛ぶと考えられますよ」
実況「柏木選手投げた! ・・・ボール」
解説「柏木選手も疲れてきてますね。これはチャンスですよ、篠田選手」
篠田(やばいな・・・打てる気しないし・・・でも、たかみな凡退する度にイジッてたし・・・三振とかしたら笑われそうだな)
実況「第二球柏木選手・・・おっと篠田選手、ど真ん中を見送った!?」
解説「流石、篠田選手ですね。落ち着いてますよ」

49 :
汎AKBで野球か? コントで楽天マー君のバカ妻をメイチでバカにしたのに?
乃木坂の圧勝で終わるだろな。

50 :
篠田(今の打てそうだったのに・・・というか無理だって・・・でも、指原凡退する度に冗談で睨みきかせてたし、不味いな・・・)
実況「柏木選手、第三球投げた・・・!」
篠田(・・・ええーい! もう難しく考えない! ままよ!)
実況「篠田選手打った!?」
解説「極端なダウンスイングです。上から叩きつけるようなバッティングでワンバウンドして、柏木選手の頭を・・・越えた・・・!」
実況「高いバウンドです・・・その間に高城選手ホームイン! 篠田選手も一塁に間に合ったので、同点です!」
渡辺「やっびゃあ!」
小森「まゆゆさん、ここは任せてください。私が捕ります・・・!」
実況「ようやく小森選手のグラブに収まって・・・いや、小嶋選手走っている!?」
小嶋「えーん、マリちゃーん! 実は野球のルールよく分かんないよー!」

51 :
実況「これは明かに暴走です! 小森選手気付いてすぐさまキャッチャーに送球します」
解説「いや、少し一塁側に送球が逸れたか!?」
平嶋「はるな・・・」
小嶋「あっ、なっちゃんだー。なっちゃーん、お願いだから、何にもしないでー!」
平嶋「はるなとは同じ1期生だけど、これだけ差がついちゃったね・・・けど、それも今日で・・・終わりにする!」
実況「平嶋選手、小嶋選手にタッチに行く!」
解説「体が細い小嶋選手! どすこい選抜の平嶋選手に体当たりしてしまったら、一溜まりもないですよ! 自転車とダンプカーが正面衝突するようなものです!」
実況「平嶋選手、小嶋選手にタッチ・・・いや!?」

52 :
解説「小嶋選手! 何故かホームベースに真っ直ぐに走っていたわけではなく、何故か一塁側に走っている!?」
小嶋「えーん、マリちゃーん、助けてー!」
倉持「こじはるさん! 平嶋さんはこじはるさんを見失っています! 一塁の篠田さんのところじゃなくて、ホームベースに向かってくださいっ!」
小嶋「えっ、ホームベース・・・? ホントだー、誰もいなーい♪」
実況「平嶋選手、完全に小嶋選手を見失っている!? その間に小嶋選手、ホームベースに・・・ホームイン! やりました、サヨナラ! 篠田選手、サヨナラ内野安打です!」
解説「劇的なサヨナラ勝ちです!」

53 :
内容が軽いのでスピード感があるように見えながら
人数だしてネタ詰め込もうとして話が全然進んでない
脳内補完しやすい題材だけになんか惜しい

54 :
 ベンチから一斉にチームAのメンバーが出てきて小嶋のところに集合する。
高橋「にゃんにゃん、流石だなー! 考えてやったのか?」
指原「絶対やってないに決まっているでしょ・・・というか、素人目から見てあたふたしてただけでしょ・・・」
小嶋「うん! 普通に体当たりしても駄目そうだったから、タッチをかわすことを考えたの。そうしたらあんな感じの走塁に・・・」
指原「ズコー」
 ――何やともあれ、チームA。サヨナラ勝ちである。
 指原の死球から、篠田の極端なダウンスイングからのサヨナラ内野安打。まさに上からマリコ、いや上からバットといったところか。
 歓喜の渦に湧いているチームA。しかしチームAは分かっていない。チームBはタダの前座だったと。本当の戦いはこれからだと。
 完っ・・・! じゃなくて、もう少し物語は続く。

55 :
 ■Vやねん!■
山本彩「ああー・・・NMBの人は呼ばれていないけど、仕事ないし来てみたけどみんなどないしてるんやろな、りぽぽ」
小谷「そうやな、さや姉、野球は知ってる?」
山本「うーん。ルールくらいは。阪神タイガース好きやったし」
小谷「私もそんな感じやわ。まあ来年とかはもしかしたらNMBも呼ばれるかもしれへんし、勉強やね」
山本「うん」
 お仕事でたまたま東京に来ていた山本彩と小谷里歩――NMBの選抜メンバーである。
前田敦「あっ、ちゃんだー。おはよー」
山本「あっ、前田さん。おはようございます。どうですか、試合は。勝ちましたか?」

56 :
前田敦「うん。何とか一回戦は勝ったよー。次はチームKとチーム4と研究生の合同チームで勝った方とだね」
山本「そうですかー」
指原「あっ、コタニさんだ・・・コタニさん、指原と友達になって・・・」
仲川「最近噂のりぽぽだー! りぽぽー、はるごんともお友達になってー」
 次々と小谷の周りにメンバーが集まってくる。
小谷「どうしよう、さや姉・・・囲まれてしまったー!」
山本「頑張って、うん・・・で、次は前田さん的にはどっちが勝つと思いますか?」
前田「分からないよ・・・どっちも強いチームだし・・・チームKは体育会系で運動神経が良い人も揃っているけど、チーム4も団結力という点では負けてない・・・どっちに転んでも可笑しくな・・・」
高橋「おーい! みんな決まったぞ!」

57 :
 息を荒げて高橋が控え室まで入ってくる。
前田「たかみな・・・どうしたの、そんなに息を荒げて・・・ハゲるよ?」
高橋「うるさーい! ・・・くだらないことは行ってないで、とにかく試合が終わった!」
前田「チームKとチーム4&研究生合同チームだよね? どうなったの?」
高橋「それが・・・」
 高橋が結果を言おうとした瞬間、小嶋が控え室に入ってきて言う。
小嶋「みんなー、やばいよー。さっきの試合、20−0でチームKの勝利だってさ! チームKマジだよ!」

58 :
3塁から1塁に走ってったら3ftで即アウトなんだけど・・・

59 :
パワプロスレの元主?

60 :
>>58
固いこと言うなや
無粋やで

61 :
続きまだー?

62 :
スリーフィートとか細かいところはどうでもいいです
とても面白いです、応援してます

63 :
つまんな
才能ないな

64 :
>>60
基本的なルールはキチンと抑えておいて貰わんと面白くない

65 :
てか篠田ってスタメンじゃなかったか?笑

66 :
スレ建ててまでやりたいなら書き溜めておくか、待たせるだけ面白いもん書けよ
ルールも設定も曖昧じゃつまらなさすぎる

67 :
とりあえず一段落まとめて投下してくれたんだからいいじゃねえか
俺らは乞食なんだから>>1様の投下を待つだけ

68 :
>>1を缶詰にしてホテルで続きを執筆させろ

69 :
くだらなすぎてけっこう好きだけどな

70 :
やってほしいわ
パワプロのサクセスがやり易くなる

71 :
そういえば倉持が渡辺のモノマネしてるの忘れてた
アンダースローでサクセスやり直すわ

72 :
>>30
超人ウルトラベースボールだww
http://www.nicovideo.jp/watch/sm37810?from=59

73 :
>>71
モノマネ全部取り入れると「投捕遊」かな?

74 :
>>1先生の作品が読めるのは地下板だけ!
ヾ(*´∀`*)ノ

75 :
小嶋さんワロタ
けっこう面白いじゃんw

76 :
そうなるね
守護神にしたいしチートしないと作るの無理だわ
次回作からエディットつかない限りパワプロ買わないつもり

77 :
ソフトボールのウィンドミルと野球のアンダースローは全然違うよ
ソフトボールの100km近いアウトローはバックネットから見るとまるでマウンドからミットまでレールが敷かれているかのよう

78 :
 ■転がるボールになれ■
チームK
1大島優子(遊)
2峯岸みなみ(左)
3宮澤佐江(二)
4秋元才加(投)
5仁藤萌乃(一)
6内田眞由美(三)
7横山由依(捕)
8梅田彩佳(中)
9板野友美(右)
倉持「うわっ、何これ・・・改めて打順見るけど、一番から九番まで恐ろしいね・・・」
指原「どこがどう凄いの明日香ちゃん・・・?」
倉持「指原見て・・・一番に大島優子さんを持ってきて、二番に峯岸さんを持ってきている。優子さんが塁に出るだけでも嫌なのに、さらに嫌な峯岸さんを二番に置いている・・・これだけでも嫌な予感しかしないよ」
指原「ふーん」
倉持「しかもツインタワーを3,4番に。五番に度胸がある萌乃で、六番に空手有段者のうっちー・・・目をふさぎたくなるよ、これ」
指原「何かよく分かんないけど・・・やばそうだね」

79 :
指原(まあ、野球の勝敗で選抜メンバーを決めるとはいえ、何だかんだいっても色物企画。ジャンケン大会みたいなものだから、とにかく楽しんでいる姿をファンに見せることが優先事項だしね・・・まっ、いっか)
実況「さーて! いよいよ決勝です! 決勝は劇的なサヨナラ勝ちで収めたチームAと、20点差というとんでもない点差をつけて勝ったチームKとの対決です!」
解説「二チームとも勢いに乗っていますからね! 好試合が期待出来ますよ!」
高橋「よーしみんな! 今回は表だから、最初に攻撃だー! 打順は特に弄くってないから、みんな伸び伸びやってくれ!」
全員「はーい!」

80 :
>>1
ガセかよ
ガセなら>>1に妄想ですとか小説ですとか書いとけよ

81 :
 一回表。チームA攻撃。
実況「さて、一回表はチームAからの攻撃。一番バッターは仲川選手です」
解説「とにかくこの選手足が速い! バットに当たれば出塁して、盗塁も決めますから決して塁には出したくない嫌なバッターですね」
仲川「ピッチャーは、才加ちゃんか・・・怖いな・・・」
倉持「はるごーん! いくら秋元さんとはいえ、相手は素人だから大丈夫。とにかくバットに当てて全力で走ってー!」
仲川「もっちぃ、分かった! はるごん、弱音を吐かない! 大人の女性になる!」
実況「秋元選手、投げた!! ・・・速い!」
解説「さっきの試合でも見てましたが、速い・・・」
 バックスクリーンに映し出される球の速度は――145キロを記録していた。

82 :
おいおいプロか

83 :
指原「えっ、速っ・・・?」
実況「秋元選手、第二球投げた! 仲川選手、バットを振りますが、完全に振り遅れている!」
解説「これは当たりませんよ」
実況「秋元選手、投げた・・・ストライーク! 三球三振! 仲川選手、スリーバントを試みようとしますが、それでも当たりません!」
解説「150キロ・・・! これは打てません」
仲川「たかみなー、ごめんー。打てなかった・・・」
高橋「お、おう」
倉持「って・・・150キロって、何これ?」
高橋「才加は前の試合で完全試合だったんだ。しかもちょうど100球で」
倉持「100球って・・・ほとんど、3球までで終わってるじゃない! コントロールもあるって、どうやって打てば・・・」
指原「たかみんさん、指原。お腹痛くなったので帰ります。このままでは漏らします」
篠田「ギロ・・・」
指原「すみません・・・嘘です」

84 :
ってか仲川は少年野球で5番・サードだったんだが・・・

85 :
 一回裏。チームK攻撃。
実況「さって、前の試合と同じく先発は倉持選手!」
解説「秋元選手のように速度はありませんが、アンダースローということもあってタイミングと軌道が読みづらいですよ!」
大島「へいへーい! ピッチャーびびってる! 倉持、来いよー」
倉持「うわ・・・嫌だな、優子さん」
実況「対するバッターは大島優子選手! 倉持選手、一球目。投げた・・・。ストラーイク!」
解説「ど真ん中をキレイに三振しました、大島優子選手!」
大島「へいへーい! ピンボールピンボール!」
倉持「訳の分からないことを言ってるけど・・・優子さんのリズムに乗っちゃ駄目だ。あくまでも自分のリズムで」
実況「倉持選手・・・投げた――いや、すっぽ抜けた! 大島選手、危ない!」
倉持「あっ、やばいっ! 避けて優子さん!」
大島「キタッ! 絶好球!」
 グワラゴワカキーン!

86 :
1行書くごとに1行空白の行を挟むのはなんで?
ものすごく読みにくいんだけど

87 :
実況「何と大島選手、顔面付近のボールを打った! 大きい! これは大きい! 入ったー! 何と先頭打者ホームランです、大島選手」
解説「相変わらず極端な悪球打ちですね。前の試合でも3本のホームランの内、全部が悪球ですよ」
指原「今のどうやって打ったんだ・・・?」
高城「優子さん凄い・・・」
実況「さて! 気を取り直して二番、峯岸選手! 先程の試合では4打数1安打とピリッとしないのですが・・・」
解説「打数にカウントされない、5打数分は全部四球や相手のエラーで出塁してますからね。言うなれば9打数1安打5出塁のようなものです」
実況「打率は2割5分ですが、出塁率は6割6分ということですね。倉持選手第一球投げた! ボール!」
解説「峯岸選手。異常にバッティーングフォームが小さいですね。というか、殆どしゃがんでますね。これではストライクゾーンになかなか入りませんよ」
倉持「ストライクゾーンが小さい・・・投げにくい」
実況「倉持選手! ・・・ツーストライクまで追い込みましたが、最終的にはファアボール」

88 :
解説「相変わらず嫌なバッターですね峯岸選手。おっとベンチにウィンクしましたよ」
実況「次のバッターは宮澤選手。先程の試合では9打数7安打1ホームランと大当たりのバッターです!」
倉持「本当に次から次へと嫌なバッターが・・・」
実況「注目の初球・・・おっと宮澤選手、初球から積極的に打ったー! センター前ヒッート!」
解説「四番の前にランナーを二人も出してしまいましたよ・・・これはピンチです倉持選手」
倉持「秋元さん・・・」
秋元才「ウホッ」
実況「倉持選手、綺麗なアンダースローから・・・あーっ! 駄目だー!」
解説「これも文句なしですね」
実況「秋元選手! ホームラン! 前の試合から通算して4本目のホームランです」
解説「まさにパワーの固まり。いやゴリラといっても過言ではありませんね」

89 :
会話だけでつまらん小説だな

90 :
実況「これで何と4−0! 一気に点差が広がってしまいました! 果たしてチームAは勝てるのでしょうか!?」
指原(絶対・・・無理だよ・・・無理に決まっている)
 ■打順の順番■
 六回表。チームA攻撃。
高橋「代打、篠田麻里子!」
実況「おっと、たかみな監督兼捕手! 動きました! ここで前の試合から振るわない小嶋選手の代打に篠田選手です!」
解説「篠田選手は前の試合、サヨナラ打を決めてますからね。期待できますよ!」
実況「おっと、ここで・・・? おっきました。ピッチャー交代です」
解説「これは粋な計らいですねー」
 ピッチャー秋元選手に替わりまして、ピッチャー内田選手――。

91 :
実況「内田選手が投手に入って、秋元選手がサードに入ります。これは・・・」
解説「じゃんけん大会、初代女王と二代目女王の対決ですね。おそらく篠田選手だけに投げるのでしょう!」
秋元才「うっちー、任せた」
内田「任せてください・・・才加さん・・・」
 
 内田眞由美――じゃんけん大会、初代女王である。
 最初は色物企画と思われていて、本当に盛り上がるのだろうか? という予想もあったじゃんけん大会であったが――やってみれば意外に盛り上がったもので――そんな中で内田は見事優勝を果たした。
内田(みんなはこの野球大会を一回きりの、色物企画だと思っている。でも違う・・・)
 チャンスの順番、いつかきっと来る――そう、内田は誰よりもチャンスの順番について分かっていた。
 例え色物企画でも、一回きりの企画であっても――巡りに巡ってきたチャンスの順番を生かさなければならない。その本当の大切さが。

92 :
実況「内田選手。一球目投げた・・・おっと、ボール」
解説「120キロですか・・・十分、というか常識はずれなくらいに速いんですけど、やはり先程の秋元選手に比べると見劣りしますね」
実況「しかしそれが意外に良い感じに緩急となって現れています・・・」
内田(これに優勝すればチームKのメンバーでCDが出せる・・・これは大変なこと)
 さらに秋元康は言った――野球の活躍度によってポジションは決める、と。
 ワンポイントとはいえ、ここで結果を残すことは非常に重要な意味を持つ。
実況「ワンストライク、ツーボール・・・篠田選手なかなか振りませんね」
 チャンスの順番――内田はあの時、センターとしてその曲をもらった。しかしそのチャンスを生かし切れたか、と言われると微妙だ。
 期待されていた総選挙でも毎年のように圏外に終わってしまい、テレビ出演なども一過性のものであり継続していない。
 おそらく人は「例えば一回だけセンターになっても何も変わらない」と思っただろう。奇しくもジャンケン選抜で2位になった石田晴香は、昨年の28位から一気に圏外まで落ちてしまっている。
 チャンスの順番が来ても、生かし切れるとは限らない――しかし。

93 :
1行空白行を入れてくれなくても
読めるからさ
なんで1行空白行を入れるの?他の小説読んだことない?

94 :
内田(チャンスとは入り口。ゴールではない。チャンスが来るまで努力し、チャンスが来たら最大の努力をする――だから私は全力で投げる!)
実況「内田選手投げた・・・篠田選手、打ったー! ボールはピッチャー前で高くバウンドしセンター前へ・・・いや?」
解説「大島選手、追いつきました! すかさず一塁へ」
実況「おっと、少し送球が逸れているが・・・際どい・・・!」

95 :
 アウト―!
実況「おっと、間一髪アウトです! 篠田選手間に合いませんでした!」
解説「追いついた大島選手も見事ですが、ベースから離れずボールを捕った仁藤選手もファインプレイですよ!」
実況「篠田選手、仁藤選手を睨み付けていますが・・・険悪なムードです」
篠田「謝れよ」
仁藤「・・・」
実況「高城選手と仲川選手がベンチから飛び出した。これは乱闘か・・・? いや、小嶋選手もベンチから飛び出した!」
小嶋「みんなー、私のために争わないでー!」
実況「何だかよく分からないことを小嶋選手、供述しましたが、一気に雰囲気が柔らかくなります」
解説「子どももたくさん見ていますからね。最悪の事態は何とか避けれましたね」
実況「というか一体、篠田選手! 何をそんなに怒っていたのだろうかー!?」
 チャンスの順番いつかきっと来る――である。
 ここでワンポイントとして内田の物語は終わるが、AKBとしての内田の物語はまだまだ続いている。
 願わくば内田に肉のご加護があらんことを――。

96 :
>チャンスの順番いつかきっと来る――である
↑これが落ちなの?www
95まで読ませておいてさ

97 :
>>87
つまらん指摘かもしれませんが、エラーは打数に含まれますよ

98 :
つまらん指摘なら書かなきゃいいのに
どうして書くの?嫌がらせなの

99 :
>>98
どうせならちゃんとしといた方がいいでしょ
間違い指摘するのはそんなにまずいこと?
こういう風に指摘したことに対して馬鹿みたいに文句書く奴がいるから、
「つまらん指摘かもしれませんが」と書いているだけだよ
ちゃんとそれくらい調べておけよ、馬鹿
とでも書いたほうが良かった
それに人のことを書く前に自分の方が態度悪いだろ
あんたが>>96で書いてる内容の方がよっぽど嫌がらせにしか見えないけど

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