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恐竜・怪鳥の伝説&極底探検船ポーラーボーラ


1 :09/05/30 〜 最終レス :12/02/05
祝「ポーラーボーラ」DVD化!
というわけで、奇しくも同じ昭和52年に公開されたもう1本の和製恐竜映画「恐竜・怪鳥の伝説」と合わせて語りましょう。

2 :
2タシーロ

3 :
ヒロインの服がボロボロになっていくのが興奮したw

4 :
幹子(*´Д`)'`ァ'`ァ

5 :
幹子は結構胸でかいよね

6 :
登場人物の設定が妙に記憶に残っているな。
なんでが調査研究なんかやってんだ?とかさ。

7 :
孤独だから、愛し合った。愛を込めて、しあった。私はー誰ーっ
って主題歌、やけに印象的。

8 :
箔イ怙

9 :
主人公のオヤジがウッサイので2回観る気にならない

10 :
♪空にいた 飛んでいた♪
♪海にいた 漂ってた♪
恐竜・怪鳥の伝説はこの前中古屋で見つけて買ってしまった
子供の頃見た時は結構怖かった印象だったけど、今見るとそうでもないな
ただ下半身無いところは昔見た時のトラウマか苦手

11 :
村の青年団の爆雷攻撃こそ伝説として光り輝きつづける

12 :
>>11
 これね。
 途中で、自衛隊としか見えない濃緑色の車両と制服の集団が出て来るワンシーンがある。
 だから爆雷攻撃やるなら自衛隊がやるはずなのに、なんでだろうと今も不思議。

13 :
「ポーラーボーラー」は「恐竜の島」とおなじく地底に太古の世界があるけれど、
どうみても日本の上高地なのがすぐわかるのがご愛嬌。

14 :
プレシオサウルスって足がひれだから地面を歩けないだろJK

15 :
シーラカンスみたいに這い上がったということでしょう。
地面に這いずった跡があったから。

16 :
主題歌が良かったな
子供の頃わずかに残っていた記憶がDVDで蘇った

17 :
DVDが出たポーラーボーラよりも恐竜怪鳥の話題が多いのは何故だろう。
あと天野ミチヒロの糞野郎、ポーラーボーラを封印作品扱いするな、つい
でに投石器がぶつかった瞬間ティラノの頭へこんでないぞ、天野はティラ
ノに食われて欲しい。

18 :
この2作が公開された昭和52年という年を特撮史的に見ると・・・
既に第2次怪獣ブーム・変身ブームは過去のものとなっており、ゴジラもウルトラも銀幕とブラウン管から姿を消して久しかった。
しかし、翌53年にはウルトラのリバイバルブームが起きる、いわば「特撮再評価への夜明け前」とでも言うべき年だったと言えよう。
「夜明け前が一番暗い」のだから。
だからこそ「怪獣」ではなく「恐竜」の作品が作られたのだろう。
恐竜ならまだ「これは怪獣映画ではない」と言い訳ができるからね。
いずれにせよ、そのような逆境の中でも、あえて巨大特撮ものに挑んだスタッフに敬意を払おうではないか。

19 :
円谷が恐竜シリーズをやっていただろ

20 :
この年は「恐竜大戦争アイゼンボーグ」、その前は「恐竜探検隊ボーンフリー」、その後は「恐竜戦隊コセイドン」
という時期だったね。
映画ではアメリカで「未知との遭遇」「スターウォーズ」があって、日本では「宇宙戦艦ヤマト」と、
SFは宇宙ものが大流行だったから、この年の正月映画で東宝は「惑星大戦争」を作るし、
続いて東映は「宇宙からのメッセージ」を。
だから怪獣ものは下火の時代で、あと「ジョーズ」が大ヒットした影響が続いていて、動物パニックもの
が流行っていた。この年は大タコが暴れる「テンタクルズ」とかシャチと戦う「オルカ」があった。
それで、とくに「恐竜怪鳥の伝説」は食いちぎられたりと残酷描写が多い。

21 :
恐竜怪鳥はガキの頃からなんとなくトラウマだ
あと特撮じゃないけどグレートハンティング

22 :
恐竜怪鳥は制作費もかなりかけた東映としては大作の部類に入る作品だった。
どの層を狙ったのかイマイチわからないが、決してファミリー向け映画じゃないのは事実。
強烈な残酷描写に大人のラブロマンス、当時大人気の諸口あきらの出演。
そしてラストの大スペクタクルと、なるほど金がかかっているのは間違いない。
ある意味、いちばん東映らしい金の使い方をした大傑作だと思う。

23 :
あのプレシオザウルス、怪獣王子のネッシーかとオモタヨ。

24 :
話整理してほしかったなぁ。

25 :
ヒロインうるさすぎだろ

26 :
プレシオサウルスとランホリンクスは、造形の人が「特撮界の裏街道の大御所」と言われてる誰かだったよね。
この造形がいまいちとか言われている通りだったせいか、題名の恐竜怪鳥より最後の噴火や地割れの特撮の方がよく出来ていた。
諸口あきらは、ファン以外の人から見ると余計だよね。まあ集客のためだからしょうがないけど。
併映は当時テレビのアニメにもなっていた「ドカベン」の実写。
つまりファミリー向けなんだけど、それにしてはショッキングな描写が連発だよね。
アイディアはいいけど、観た子供は大丈夫だったんだろうか。
何ヶ月後かに公開の「ポーラーボーラー」は、円谷プロのスタッフとアメリカのプメロダクションの合作だから、
東映系の「恐竜怪鳥」とは雰囲気が違う。東映はけっこう残酷描写をやるね。時代劇と映画のためかな。
「ポーラーボーラー」は明るいし、人が食われる場面はあるけど間接描写だよね。

27 :
「恐竜・怪鳥」は、その年の東映まんがまつりの塗り絵にまで載ってたからなぁ・・・
子供の頃、見たいと思って見られなかったが、子供の時見たら絶対トラウマなってる・・・

28 :
「史上最悪強の二本立て」だって
http://www.vega.or.jp/~bazil/junkvideo/kyouryu.htm

29 :
>>28
全力を上げて擁護するつもりはないけど、ここまで貶すのはどうかと…
よりによってゴジラシリーズから引用するとか
古参の特撮マニアにありがちな月並みな視点だな。
「恐竜・怪鳥」に限らず、この時期の一般向け東映作品には
作り手の厭世観を感じずにはいられない澱んだ空気が漂っていたと思う。
これの上映前に流れた「犬神の怨霊」の予告編も凄く怖かったなあ。

30 :
「恐竜・怪鳥」は、最初にテレビで見て、アイディアは面白いけれど見せ場が
どれも中途半端だと思った。
ところがDVDで観たら、実は見せ場の多くが放送ではカットされていたと知った。
あの残酷さでは放送できないだろう。
湖で襲われた女性が、そのあと多分食べられちゃったんだろうなとは思うけど、
連れの女性が消えた相棒のことをその後に何にも気にしてないとか、変だった。
そしたら、カットされていた場面では・・・というわけだった。
>作り手の厭世観
「ファンタジーは、終わった」という歌が、噴火地割れに飲まれそうな主人公たちの場面で、
やけに諦観を感じさせたなあ。
それに対して「ポーラー」は、主人公の億万長者が
贅沢三昧の地上生活より、ここで恐竜と闘うほうが生き甲斐を感じる
と言って地底世界に残る。厭世観でもまるで感覚が違う。
 

31 :
原始人が日本人ってところがな。おまけに女原始人、主人公の寝床に偲んで入ってくるし。
原始時代からイエローキャブかよってか。

32 :
>>30
俺が子供の頃見た時は下半身食われたシーンはカットされていなかったな
あれはDVDで見直すまでトラウマだった
放送局によるのか

33 :
よくあんなショッキングな場面をカットしない放送局があったね。
バラバラ死体が洞窟の中に転がっている場面もカットされてたはず。

34 :
恐竜怪鳥の伝説は真っ暗な劇場で観るべき映画なんだ。

35 :
89年の夏に関東地方で放送されたとき見たが、プレシオサウルスに襲撃された
ところでは女性が悲鳴をあげているところでCMその後は無しで
わからないまま次ぎに移るという半端な展開に。
下半身が無くなっていたと言う話は、「ジョーズ」で軍艦インディアナポリスが
日本軍の潜水艦に攻撃されて沈没し海に投げ出された乗組員たちにサメの群れが
襲いかかったという話の影響だろうけど、救助が来て漂っていた人を引き上げたら
水面下の下半身が食いちぎられて無くなっていたという話をロバート・ショーが
淡々としかし恐ろしげに語るんだけど、その語りを直接映像で描いちゃった。
これは「よくやるよ」という感じ。
そんな場面だから、夏休みで子供がみる怪獣ものとして放送するさい、
ちょうど権利を買ってもっていたからということだとおもうけど、
そこではカットして当然だろう。

36 :
カットは当然ってのはおかしいと思う。制作者としても不本意なはず

37 :
>>36
放送枠の時間的都合は当然あるんじゃないかと。
ちなみに81〜82年頃の夏休みシーズン、テレ東でAM11:30から一時間半の枠で
放送されたが、その週は本作と「海底大戦争」「ガメラ対ギャオス」など子供向けを考慮?した和製特撮のラインナップだった。
「海底大戦争」はサイボーグ半漁人の改造シーンで悪の科学者の台詞の頭が途切れる不自然なカットがあったと記憶する。
「ポーラーポーラ」はフジの「ゴールデン洋画劇場」という恵まれた枠でTV放送されたが
劇場公開時に観に行けなかった自分はオンエアを楽しみにしていた。

38 :
テレビで放送するのは言ってみれば垂れ流しなんだから、
劇場まで足を運んで入場料払って見るのと違うのは当然ですよね。
ただ、作者としては不満いっぱいだろうけど。
だから監督がカットにどう反応したかという色々なエピソードがあるし。
今はDVDで簡単に見られて、ノーカットとかワイド画面もサイズそのまま
など、原典にかなり近い形で見ることができるからいいけれど、
かつては映画館で見逃すとテレビで放送されたのしか見ることができないので、
カットもあるしシネスコがテレビサイズになって不自然な画面構成になっていて、
それで作品まで判断されちゃってた。だからテレビで見て誤解としか言いようがない
批評もあった。
例えば「大特撮」という本。あの当時としては充実した内容だったけれど、
時々、テレビで見て書いているなというところがあって、
その良い例がこの「恐竜怪鳥」だった。
六億円くらいだったと思うけれど、そんな制作費をどこにかけたのか、
と書いていて、馬の死骸の場面からこの雰囲気で話が進めば良かったのに、
そうなっていない、など、明らかにテレビで見ての批評だった。
子供向けに放送したなら良いけれど、それを元に誤解された批評をされたら、
そちらに制作側としては不満だろう。

39 :
>六億円くらいだったと思うけれど、そんな制作費をどこにかけたのか
プレシオサウルスが人を襲う場面はオールセットで演出されているから、
スタジオ内に巨大プールを作ったりと結構な制作費が費やされているんだよね。

40 :
大橋史典の造形もさすがのすごみがあるんだよな。硬すぎて首がべこっと曲がるのはアレだけど
シャワー浴びてた女性に屋根破ってプレシオが襲ってくるとことか、なんとも禍々しいんだよ。

41 :
>>38
>例えば「大特撮」という本
現在でも邦画評論サイトでこの作品が貶されるのはお約束みたいだけど
(あるサイトは本書のまるパクリのようでした)
あの評論で次々指摘されている特撮や作劇上のアラは出版当時の時点での他の特撮映画でも
余裕で有り勝ちなものなのに娯楽作品の評論とは思えない手厳しさだった。
むしろ絶賛されていた何本かの作品を読後に初めて観てガッカリしたです。
>>40
あのシーンから遡るとあの女性は林間学校の引率教師のようだけど(赤いジャージ穿いているし)
生唾飲んだシャワーシーンの後見えた顔がプレシオ並にショッキング。
流れで行くと児童たちが恐竜に遭遇して犠牲になっても不思議ではないところを
そうはしなかった点(子供の血は見せない)に製作者の良識というか良心を見た。

42 :
>むしろ絶賛されていた何本かの作品を読後に初めて観てガッカリしたです。
後に「猫亭通信」という同人誌で、
監督の佐藤肇も「失敗作だ」と暴露した『黄金バット』のことですか?

43 :
もちろんちゃんとした形で見ても、疑問はいろいろある。
脚本が名手の伊上勝ら三人がかりにしてはずさんだと思う所がちらほら。
「ラドン」では、放牧された家畜が居なくなったとか、
牧畜業者の人が警察にまた家畜泥棒だと訴えていたり、
襲われた人のカメラに偶然翼の一部が写っていたり、
その写真と図鑑を照らし合わせてみたり、
それら前提がちゃんとあったうえで、
「プテラノドンに似ている」「ソックリじゃないですか」
「しかし大きすぎる」「でも、こいつなら人や家畜を襲っても当然」
「この辺では放牧された牛や馬が消える事件が頻発してる」
などの会話に続いていく。
なのに「恐竜怪鳥」では、いきなり図鑑を出して
「プレシオサウルスが出たならランホリンクスも出るかも知れない」
なんて、あまりに唐突な台詞で、しかも本当に出ちゃう。無理矢理過ぎる。

44 :
二度の怪獣ブームを過ぎた後だし、そんな作劇は受け入れられないと判断されたのかもね。
制作期間も3か月以上もかけた昔とはまったく違うし。

45 :
何気に劇判とラストの挿入歌がカッコいいと思うんだけど。
西湖への爆雷投下を妨害するかのように飛来するランホリンクスのシーンで
恐怖感を煽らず妙に軽快な曲を選ぶあたりに下界を右往左往する人間より、それを襲う怪物側の
目線に立った演出意図を感じさせる。

46 :
さて、ここからは「恐竜・怪鳥の伝説」DVD付属のライナーノーツを採録してみよう
解説:金田益実
倉田準二監督作品『恐竜・怪鳥の伝説』は、日本はもとより世界市場も視野に入れながら
1977年のゴールデンウィークに公開したスペクタクル大作である。古代に馳せるロマンと
しての恐竜、イギリス・ネス湖のネッシー、さらに海外の『ジョーズ』、『恐竜の島』、
『キング・コング』、『グリズリー』に至る巨大生物パニック映画ブームを背景にして
企画はスタート。日本の象徴である富士山を舞台に、ネス湖を富士五湖、恐竜を竜神伝説
に置き換えることにより東洋の神秘をアピールし、公開1年前に『大怪鳥対大竜神』の
タイトルを発表。撮影前より海外からも多数の引き合いがあり、20か国の輸出先が決定し、
30万ドルの契約が成立した。そのため邦画としては異例の長期撮影期間と7億5千万円(当時)
の製作費が投じられ、『新幹線大爆破』(75年)、『宇宙からのメッセージ』(78年)と
ともに外貨を稼ぐこととなった。
撮影に際しては東映京都撮影所ならではの大掛かりなセットが設けられ、アメリカのシネマ
プロダクツ社より最新の合成撮影機フロント・プロジェクションを購入。造型・操演には
ベテラン、大橋史典(大橋工芸社)が参加し、最新の電子装置を備えた劇場映画ならではの
恐竜を登場させている。

47 :
脚本内に記されていた製作意図
「1975年の秋から世界の耳目は"ネッシー"実在説に再熱している。他方、
地球史上五度目の氷河期の前兆ともみられる異常気象も頻発している。
科学が万能という神話を失いつつある現在、日本列島に超科学現象が起った
という仮説に基づく夢あふれる冒険S.F物語りを神秘の富士五湖を舞台に、
高度の特撮技術を駆使して制作し、国際配給をも企図するファミリーピクチュア
である。」(製作意図より)

48 :
スチール写真への解説
当時の資料によれば総製作費7億5千万円のうち、特撮経費は1億5千万円という。
76年に米国から輸入した最新のスクリーンプロセス「フロント・プロジェクション」
(FPC-101)が4千5百万円。恐竜と怪鳥の製作費が2千万円とある。
芦沢節役に渡瀬恒彦が好演。渡瀬は後に『REX恐竜物語』(角川映画)にも主演した。
クランクイン直前の76年9月28日付『スポーツニッポン』では、渡瀬自身が自前のウエット
スーツを用意し「夢のある話で、しかも大作。約3か月間がんばってみる」と意欲十分
のコメントを寄せている。
特撮のメインに登場するプレシオザウルスとランホリンクスは、実際の1/4を想定して造型。
5人で4か月を要した。プレシオザウルスは大から小まで4種類。ほかに頭部やヒレなどは実物大
に制作。ランホリンクスも頭部や足などを含めた複数の造形物が用意された。
水中撮影も随所に使用。ステージの中には24メートル四方のプールも作られた。
撮影台本は1976年9月3日完成。10月12日クランクイン、翌77年3月21日クランクアップ。
企画から完成まで約1年を要した。
>>43の疑問は、ライナーノーツ終盤の大津一瑯氏インタビューにて解明されるのでお楽しみに…

49 :
>43の疑問
どういうことだったのでしょうか。
>ネッシー"実在説
この映画の前年か前々年だったか、日本の漁船の網にプレシオサウルスか
エラスモサウルスみたいな死骸がかかって、その写真が話題になったよね。
死体は捨てちゃったけど一部切り取られて持ち帰ったものを調べたらサメだった。
首の長いサメとは変だと言う声もあったけれど、頭から肋骨まで距離があり、
そこは背骨だけだった。その周囲の肉が腐って長い首のようになった。
同じ種類のサメの肉を削って網に載せたら、例の写真とまったく同じだった。
そういうことかと納得はしたが、子供の頃は、やはりあれはプレシオサウルスか
エラスモサウルスであって欲しかった。
そんな時期に企画された映画だよね。

50 :
>>49
ニュージーランド沖で日本の漁船が、怪生物の死骸(ニュー・ネッシー)を撮影したのは
1977年4月25日の出来事なので、劇場公開直前のタイムリーな話題になったと思われる
が、時系列的にはニュー・ネッシー事件と「恐竜・怪鳥の伝説」の企画は無関係。
ちなみにニュー・ネッシー事件の影響下に作られたのは、「大鉄人17」のネッシーロボ編ですよ。

51 :
おお、すごい抜群の宣伝効果ですね。

52 :
>当時の資料によれば総製作費7億5千万円のうち、特撮経費は1億5千万円という。
いや、せいぜい10分の一でしょ。吹きすぎ・・・。
21世紀の現代の製作費(もちろん、こっから制作会社が何割か抜く)
・2時間ドラマ  5.6千万。
・一般ドラマ   三千万。
・普通の劇場映画 一億。
 
だぜ。実写版ドガベンと併映の東映としたらガキ映画にこんな額あり得ない。

53 :
でも、当時はデフレではなく物価高だったし、
円高になる前だったからアメリカから特殊機材購入したら高い、
などのことがあるから、多少の水増しはあっても、十分の一と
いうことはないんじゃないか。

54 :
>21世紀の現代の製作費(もちろん、こっから制作会社が何割か抜く)
>>52はテレビ番組と劇場映画の区別もつかない”ゆとり”かね?
製作配給を兼ねていた東映が単独で出資した劇場映画なのに
>制作会社が何割か抜く
という視点がそもそも馬鹿すぎるわな
製作前に30万ドルの契約が成立しているんだから
そこから資金を調達しただけの話でしょ?(藁

55 :
プロデューサーが制作費を着服とかはよくあって刑事事件になるよ。
その種の話は、この映画ではあったという話は聞かないね。
どれだけ効果的に使ったかはともかく、それなりに金はかけてるでしょう。
ラストの合成場面は、東宝系・円谷の作品とか東映でも矢島作品とかでも、
ここまでやった映像はないんじゃないか。

56 :
>>55
東宝の特撮映画のように広大なスタジオにミニチュアセットをびっしり組んで
弾着ドカンみたいな映像に大作イメージを抱く人もいるだろうから「恐竜・怪鳥」みたいな怪奇映画的
構成の作品は「低予算か」と軽んじられるのも止む無き事かも。
プレシオサウルスの頭部を筆頭に湖や樹海とか、直接演技者が絡むフルスケールセットや
合成素材を予め用意しなければならないスクリーンプロセスを多用した特撮は
時間とお金が掛かって当然か。
>ラストの合成場面
芹沢たちが溶岩が流れ、足元から崩れてゆく樹海を逃げ惑う>ラストの一連のシーンは
ミニチュアとフルスケール撮影の繋がりの自然さをもっと評価されてもいいと思う。

57 :
大特撮と言えば諸口あきらのことを「わけのわからないフォーク歌手」とかなんとか
書いてたなw まあ確かにそうかもしれんけど

58 :
私も、見た当時は諸口あきらって誰?だった。
あとから、それなりの人気歌手だと知ったが。
合成とミニチュアの話は、円谷英二が縮尺の比率で遠近感や大きさを表現する
ことが得意だったから、その影響で弟子たちにも合成は盛んではなくなり、
ただ佐川和夫は例外的に合成が得意だったから作風がやや違うということ
のようですね。その佐川和夫が「ポーラーポーラー」の特撮担当だったはず。

59 :
渡瀬恒彦のグラサンに必死な顔が何か素晴らしい映画だよね。

60 :
公開当時はてっきり、ドカベンの方がメインでこっちが併映かと思ってたが、
最近の鈴木則文のインタビューで逆だったと知ったときには軽い衝撃が走ったわ
メインがシリーズ化するのを見越してドカベンも柔道部編で終わらせたとのことだが、
続編とより同系列の特撮ものを続ける予定だったのかね

61 :
渡瀬恒彦は、映画が得意だったけれど、
例えば「皇帝のいない八月」で狂信的極右自衛官の役を
面白がって大熱演するなど芸の幅を広げ始めた。
ちょうどそんな時期だから、なかなか充実した演技だったと思う。
ヒロインが水着姿をチラッとだけ見せて、今なら一瞬すぎると不満だけど、
作ったほうとしては子供向け映画だからそれを見せ場にすることない
という意識だったのかな。それにしては残酷描写満載ですね。
特撮ものを続けるつもりだったとしたら、このときは同系列の作風に
するつもりだったのに、「未知との遭遇」「スターウォーズ」
などのヒットで路線変更して翌年の「宇宙からのメッセージ」と
なったのだろうかと推測するが。

62 :
「恐竜・怪鳥の伝説」の同時期には東映東京撮影所でも「デビル・マンタ」
という題名の怪獣映画(監督:佐藤肇、特撮監督:矢島信男)を企画中だったが
こちらは「スターウォーズ」の影響で「宇宙からのメッセージ」へと企画変更
されているね。

63 :
恐竜怪鳥の方がポーラボーラより人気があるの?

64 :
>>43
伊上勝は名義だけ。実際には全く執筆していない。
DVDのブックレットで、大津一朗が明言している。

65 :
>>64
そうなんですか。初めて知りました。
言われてみれば、作劇とか台詞とか違う感じ。
>>63
「ポーラーボーラー」は「恐竜の島」などバロウズ原作の映画化と同じような内容で、
作るのに日本が関わったから影響もあるという程度で新鮮味がないよね。
「恐竜怪鳥」は恐竜もの+「ジョーズ」の発想が新しかった。

66 :
トム・コタニ×佐川和夫コンビによるもうひとつの作品「バミューダの謎」が米本国のWBサイトで
オン・デマンド盤で発売されてる。DVDはRに焼くらしい。(リージョン表記がないけどやっぱ1かな?)
http://www.wbshop.com/Bermuda-Depths%2c-The-+EST-MOD/1000112914,default,pd.html
でも残念ながら、サイト直ではダウンロード版含めU.S.圏内限定の販売みたい。
ボッタクリ価格でもいい、という人は尼com.のマーケットプレイスでどうにか買える。
あと、よく誤解されているがこの作品には円谷は会社として絡んでいない。
佐川さんは個人仕事としての参加だそうです。

67 :
野際陽子の吹き替えがないならイラネ
この映画、慎太郎の「鱶女」のパクリっぽかったねぇ

68 :
どっちも大ファンだったわ。
ビデオを擦り切れるほど見た覚えがある。
今見たらがっかりなんだろな

69 :
>>68
恐竜怪鳥は今見ても面白いよ。
アラもあるけど、サスペンスフルな演出と後半の大スペクタクルのバランスは秀逸。

70 :
恐竜・怪鳥は昔見たときはスゲー怖かったんだけどなー
今見ると

71 :
>>70
湖で女の人が恐竜にいたぶられる場面、成人してから深夜のオンエアで
見たんだけど、あれは大人の目でみてもコワイね。
だ〜れもいない霧に包まれた湖で、巨大な生き物になぶられるなんて、
男でも嫌だ。

72 :
>>71
スタジオ内に巨大プールを作って、実物大のプレシオサウルス頭部と
人形を銜えた操演ミニチュアの場面を巧みに融合させた演出は、もっと
評価されるべきだと思う。
お約束の戮場面を幻想的に描くことで、心理的な恐怖をも掘り下げて
いるのがイイね。

73 :
最後に地殻変動が起こって火山噴火もあるけど、あれは富士山で正解なの?
考えてみると恐竜の復活は、未曾有の天変地異の前触れにしか過ぎないんだな。
主人公の二人も助かったかどうか不明だし、続編を意図していたのかな?

74 :
74(梨)GET

75 :
恐竜怪鳥は封切り当時、尼崎東宝に見に連れていってもらった。

76 :
ラストシーンで転落しそうな女性と掴む男の両手つないでいるアップは、
「日本沈没」テレビ版の最終回を意識しているんだろうと思うけど、
日本沈没はヘリが飛んで来て頑張れというところで終わるから、きっと助かった気がするけど、
恐竜怪鳥は、きっと二人とも溶岩に飲み込まれてしまった心中のイメージな気がする。

77 :
昔、BSで「ポーラーボーラ」が恐竜特集の一環として放映されたな。
恐竜の権威のバッカー教授とかが出演してた番組で「ポーラーボーラ」とは・・・
NHK恐るべし。

78 :
>>75 尼崎グランドシネマだろ?

79 :
>78
グランドシネマやったっけ、キングコングは尼崎os,モスゴジは尼崎東宝やったわ。

80 :
日本の映画館は映画会社のブロックブッキング体制だから。
東映作品が東宝系にかかるとは思えない。

81 :
>>79 恐竜怪鳥はドカベンと併映だったね。
尼崎グランドシネマでは「宇宙からのメッセージ」も観たなあ。
東映まんがまつりは出屋敷東映の定番だった

82 :
>尼崎グランドシネマでは「宇宙からのメッセージ」も観たなあ。
そこはスペースサウンド4(東映が独自に開発した4chステレオ音声)
に対応してたの?

83 :
おお、やってたやってた。いきなり座席の後ろからがんがん大音量が響くの。

84 :
>81
そうそう、実写のドカベン。当時は野球興味無くて全然楽しめなくて。

85 :
>>84
ぜんぜん野球映画じゃないけどね

86 :
DVD出てるよね。野球部に入る前の柔道の前置きが中心になってたはず。
しかし、それと併映で家族向けにしては残酷で怖い内容だった。
そこが東宝と違い東映って感じか。

87 :
トホホ映画界の「A級作品」である!
プレ塩サウルスが、怪獣王子のネッシーの使いまわしかとオモタ!
トップブリーダー推奨!!!殿堂入り!間違いなし!大好きです!

88 :
ブリードって出血させるって意味があるよね

89 :
http://www.humax-cinema.co.jp/cinema/special/meigaza/ginza_meigaza3.html
銀座シネパトスでポーラーボーラやるよ

90 :
諸口あきらのイブニングレーダー

91 :
ここのみんなに聞きたいんだが、まさにこの当時、恐竜映画?でネッシーって映画あった?
ガキの頃映画館で予告のポスターを見て期待してた記憶があるんだが・・・
その後見てないし、話聞かないし、ググッても見つからんのでぽしゃったのかな?

92 :
東宝と英国ハマープロの合作でそんな企画があったらしいよ

93 :
>>90
オレその番組で「一杯のかけそば」の話初めて聞いたんだけど、たしか渡瀬主演で映画化されたな。

94 :
♪ダイヤモ〜ンド ハ〜イウェ〜イ

95 :
「恐竜・怪鳥の伝説」ってタイトル、プレシオサウルスは正しくは「首長竜」であって恐竜ではないし、
ランフォリンクスも「翼竜」であって鳥ではないよ・・・っていうのはやっぱ野暮ってもんかw
ちなみに「恐竜戦隊ジュウレンジャー」、初期5人のモチーフのうち「恐竜」は2人しかいない

96 :
マンモスって大昔いたでかいやつだろ?
だったら恐竜だ!

97 :
全然スレチで悪いが、諸口あきらさん、と言えばこの映画よりちょっとあと
位?に深夜TVのエロ番組の司会しておられたね。毎週楽しみに観たなあ。
テレビが面白かった時代・・

98 :
>>96
村上克司 乙

99 :
>>97
サタデーナイトショーとかいう番組だったっけ?
売れだした頃のさんまも出てたような

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