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2012年3月ワールド音楽143: アフリカン・サウダージ (126)
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アフリカン・サウダージ
1 : もう、ホットなアフリカにはうんざり。ポルトガル語圏アフ リカのクールで陰のある音楽の魅力を語りましょう。 ポ語アフリカ=ルースアフリカ=PALOP 国ではカボ・ヴェルデ、ギニア・ビサウ、アンゴラ、モザンビーク サントメ・プリンシペ。 セザリア・エヴォーラのように単独スレが立てる人は抜かして、 今この地域の人が実際に聞いてる音楽の魅力を語りたい。主に扱 うのはアンゴラとモザンビークの流行音楽。
2 : 2げt
3 : ttp://www.live365.com/stations/ginga アルバムを買わなくてもこのネット・ラジオを聴けば 全容がわかる。
4 : どうしてもアルバムが欲しい人は www.macua.com/dersomloja/enter.html が一番充実している。ただし英語は通じないので要注意。VISA なども初回は使えない。
5 : いかん、レスがつかない。初心者は知ってる範囲で 教えますので気楽に書きこんでね。ボクも別に詳しく ないから。
6 : 別にポルトガル語圏に限らなくても クールでサウダージのあるアフリカ音楽はいくらでもあります。 ということで...さようなら。
7 : Sally Nyolloあたりかな? 教えてください。
8 : 参考: Saudade: longing、yearning、nostalgia スタンフォード大学出版局テイラー版より。これは ポ語圏固有の情感だと思います。ちなみにスペイン でも翻訳できないため"saudade"と訳さず使用する。 同様にスペイン語のsoledadも翻訳不可能なため ポルトガルでは"soledad”と訳さず使用される。
9 : アンゴラの音楽の変遷: kuduke:ブラジルのマシーシの原型と言われる (batuqueと発音が似てるな) semba:アンゴラの伝統的リズム。サンバの母体と言われる。 (参考:www.angola.orgあるいはwww.angola.org.uk) kizomba:90年代以降流行のズーク的ダンス音楽 kuduro:現在、人気のあるヒップホップ的音楽
10 : サンバとセンバの関係について: www.angola.orgでの解説によるとリズム的にはサンバは センバの派生であるが、語源的にはkuzamba(キンブンド語 で祈るという意味の動詞)から来たと言う。これには異論も ありリンガラ語(コンゴの公用語)のkusambaの接頭語のku が抜けたという意見もある。いずれにせよアフリカに戻るこ とを祈り踊ることがサンバの起源というのがアンゴラ政府 /アフリカの見解。
11 : お勧めミュージシャン: Tsungo Otis (Sax plaer from Mozambique) Derito wilson: Angolan modern semba singer Simmons: Angolan guitar player a la Pat Metheny Carlos Burity: No.1 semba singer Jimmy Dludlu: George Benson playing in P. Methey style As Gingas: Pop Angolan gourp like Brazilian Blitz Banda Maravilha: Traditional semba group Justino Delgado: Salsa-style musician from Guinea Bisau Jovens de Hungo: Morro-style percusion-vocal group Os Tubaroes: Very speedy afro-zouk Os Merengues: Haitian-style Angolan group Carlao: Smooth bossa style singer from Angola Quim Guiveia: Excellent violin player from C. Verde Chude Mondlane: Smooth Jazz singer from Mozambique Filipe Mukenga: Angolan soul singer a la Djavan Andre Mingas: Modern soul singer from Angola Ruy Mingas: Singer/violonista a la Baden Powel Astra Harris: Souk-Zouk style singer from Mozambique 他多数。
12 : アフリカン・ミュージックのスレで書いたら反応がなかったんだけど、 最近、Cabo Verdeのネットラジオを聴いていると、 Simenteraの "Oxi Nao"という曲がよくかかっていて、気に入ってます。 ポルトガル語がベースみたいだけど、これはあまりサウダージ度は高くありません。 (which Toure Kunda) http://simentera.calabashmusic.com/ 日米のアマゾンではまだ売っていないようです。 因みにわたしはファドのファンです。 Dedeさん、頑張って続けてください。ROMしてますから。
13 : >>12 ありがとうございます。実はアンゴラとかの音楽はファド のレーベル(例えばStrauss)から出てるんです。 ファドの情感はベースにあると思いますよ。ただはっきりは 感じられませんが。「オシ・ナオン」という曲は聞いたこと ありませんがブラジルも含めノン・ジャンルでやります。
14 : シメンテーラのサイトを見てみましたがSodadeを 重視してますね。ブラジルのナナ・カイミがよく ソダージって曲の中で歌ってました。ところで音は どこで聴けるんですか?ネット・ラジオ?
15 : http://www.google.co.jp/search?q=cache:4OWA5vD9kA4J:cvmusicworld.com/articles/news/2003/paulino_vs_lusafrica.asp+sodade&hl=ja&ie=UTF-8&inlang=ja これを読むと最初にソダージという曲を録音したのは C.ヴェルデ出身のキーボード奏者、パウリーニョ・ ヴィエイラのようですね。この人のピアノはクラシカル だが非常にうまいしアンゴラ人のバックとかアルバム・ アレンジもたくさんやってます。ブラジルだとジルソン・ ペランゼッタのような人か。この人がLusafricaという フランス・レーベルの創設者なんですね。知らなかった。
16 : アンゴラはポルトガルの植民地で ブラジルの奴隷はアンゴラ出身だと聞いた。 アンゴラとブラジルは海をはさんで遠い隣同士だったような。 ブラジルと音が似てるのも納得。
17 : 僕が仕事中に聞いているのはネット・ラジオのKapoRadioでして、 何故か、”Sounds of Cabo Verde”(ラジオ局)ではシメンテーラは聞き覚えがありません。 いずれの局も、Live365に登録されています。 ちょうど今、仕事関係の女性と電話で話していたら、 Cabo Verdeには幾つもネット・ラジオがあるということでした。 今度、虱潰しに探して聞いてみようと思います。 僕はファド「も」好きな人間なので、Cabo Verdeのような海邦の、 あちこちの港町の音楽が自然に融合した音楽をたまらなく心地よく感じる。 但し知識としては、アフリカ音楽(特にポルトガル語圏)はまったく不案内です。 http://www.handa-wanda.com/world/africa/af_va.html を見ると貧血を起こしそうです。全部聞いてみたい。 Dedeさんにはいずれ、この地方のバラフォンについて質問させていただきます。
18 : >>17 Live365には負荷なしに聞ける局とかなりの忍耐が必要な ものがあり、まだどういう局があるのか全部知りませんが、 幸いなことにアンゴラやモザンビークの音楽は全然、人気が ないのでいつも安定して聞けるためgingaを愛聴しています。 バラフォン?バラフォン/マリンバはモザンビークが本家です。 Joseph Nkosiで検索してみてください。
19 : Sodadeの話をいろいろ検索していたら、ドイツ語やらフランス語やらポルトガル語やらで、 だんだん悪酔いしてきました。 http://cvmusicworld.com/articles/news/2003/sodade_is_mine.asp こういう論争は自分で追跡するのを止めて、Dedeさんの判断にお任せすることにしました。 ジョセフ・コシは南ア出身ともあるけど、いずれちゃんと調べよう。 訳わからなくなってきた。
20 : こんにちわ。新スレおめでとうございます。
21 : Dedeさま、お久しぶりです(よね?)。いきなり濃い〜スレになってますね。 はて?この新しいHNのこころは?
22 : >>17 ttp://www.live365.com/stations/gitras 言われているのはこの局だと思いますが、10曲ほど聞いてわかったのは 1.Koffi Olomide (Congo) 2. Papa Wemba (Congo) 3. Eneida Marta (Guinea Bisau) or Graciette 4. Tony Allen or Femi Kuti(Nigeria) 5. Papa Wemba 6. Manu Dibango (Cameroun) 7. Africando ??(Senegal+Cuba) 8. ??? (Nigeria) 9. Carlito Lassa (Congo) 10 Papa Wemba ということでほとんどコンゴ音楽のようです。ここらは>>20 や>>21 さんのコンゴ音楽スレで聞いてみてください。泥沼の世界にようこそ!
23 : Bana Japon様、TCAC様、お久しぶりです。やっと ポルトガル語圏アフリカのスレを立てました。一緒に 盛り上げて下さい。 最近、練習中心でサイトの更新をしていませんが年末 くらいから。そう言えばItaminho/Swede Swede Osaka はプロ志向になって街角コンサートという勝ちぬきオー ディションで最終選考に残っていますよ。 マターリ、マターリ進行で。マレンベ、マレンベ!
24 : シメンテーラはドイツのレーベル・サイトで試聴可能。 ttp://www.piranha.de/records/english/all_1468.htm モルナというスタイルだと思いますが、ちょっとショーロの 雰囲気もありというところ。ここらだとガルデニア・ベンロン とかグラシとかが近い音をやってます。ただアルバムは 全く買ったことありません。上で挙げたSons da Lusofoniaの 方がこの手の曲がよくかかります。
25 : ttp://musiclineservice.saturn.de/de/product/044001394126 「カンタ・アンゴラ」というコンピCDがあって、なかなか良く できてます。上のサイトで全曲、頭だけ試聴可能。
26 : ttp://www.putumayo.com/catalog/item.php?cat_id=00033&item_id=00042 その名もズバリ、ポ語圏アフリカのコンピ。恐らく、これが 一番簡単に入手できる。
27 : Dedeさん gitrasはアーチスト名が表示されないのに、よく分かるもんですね。 どの世界にも百科事典みたいな人がいるもんだなあ……。 Sons da Lusofoniaは、今日一日流して聴いていました。 かかる曲の曲調が一曲ずつ随分違うので、まだ全体像が分かりませんが、 時々バイオリンやポルトガル・ギターを使った翳りのある曲がかかると、いい気分です。 シメンテーラのCD"Cabo Verde en serenata"の中の曲は、最近あちこちのラジオでかかってますね。 この中の"Valsa Azul"というキザなタイトルの曲が好きなんで、たった今、注文してしまいました。 僕は最近、ナイジェリアなどの西アフリカからキューバに渡ったリズムの練習をしているところですが、 まさに、泥沼に嵌ってしまったという実感がしています。 アフリカには手を出さないでいる積りだったのですが……。嗚呼!
28 : >>6 まあまあ、、、、また〜りと。 ザンジバルなんかの旧市街がまんまそんな雰囲気でしたが、 あ、音楽も。 >>27 泥沼へよおこそお〜♪・・・といいつつ、ここのことは全く知りません。。。
29 : >>27 >>どの世界にも百科事典みたいな人がいるもんだなあ いえいえ、本当に分かる人が聞けば曲のタイトルまでわかるはずです。 アフリカの有名どころしかかけてませんから。 >>"Valsa Azul"というキザなタイトルの曲 Valsaと言えば元々はワルツ、ブラジルでも南部のリオ・グランデ州 あたりで盛んなリズムだと思います。マルシャとかフォッホーと言った ブラジルのリズムの曲もSons da Lusofoniaでは時々かかります。 ほとんどカボ・ヴェルデです。多分、ブラジルからの里帰りでしょう。 カボ・ヴェルデ出身のヴァイオリン奏者でQuim Gouveiaという人がいて この人がキューバのチャランガのスタイルで演奏したりしています。達人。
30 : http://www.shahyo.com/0381moku.html この人はポ語を勉強した後、クレオール語に興味を持ち ギニア・ビサウに渡ったという。クレオール語はカボ・ヴェルデ ギニア・ビサウ、サントメ・プリンシペでは話されているがアンゴラ やモザンビークでは使われてないという。興味深い話。
31 : ttp://www.cobianarecords.com/home.html ここで出てくるギニア・ビサウのグループ、スーパー・ママ ・ジョンボの音はどう聞いても70年代のザイコの真似にしか聞こえない。
32 : ttp://www.cdbaby.com/cd/smd Super Mama Djomboの音はここで聞けます。
33 : >>15 と>>19 で"Sodade"という曲の著作権が誰に所属するか 関係者が色々論争してますが、これはセザリアがそれだけ ビッグ・ビジネスになったという証拠でしょう。個人的には Paulino Vieiraの主張の方が正しいような気がする。 個人的にはsaudadeがどうなまってsodadeになったのかに 興味があります=クレオール化の進展。
34 : ここは試聴できるのでアフリカ/ブラジル音楽の貴重なソース。 www.sternsmusic.com 数週間前にザンビアのモダンな音楽が大量に入荷しました。コンゴより 南のアフリカ南部地域音楽は猛烈に洗練されているようですが、同時に これがアフリカに「野生」の力を求める人たちに完璧に無視されている 理由だと思います。 結局、アフリカ音楽はアフリカのものであり、現在のアフリカ音楽が好き になれないなら、アフリカ音楽ファンを名乗るのを辞めて「過去に生きる 音楽ファン」を名乗ってほしい。 アメリカでもロバート・クレイが出てきた時に純粋なブルーズ・ファンの 反発があった(ロック寄りだということ)。最も、個人的には クレイの2nd辺りからブルーズの新譜を全く買わなくなったというのも 事実。ポ語圏アフリカの音楽を聞いて、アフリカ音楽は終わったいうのも 可能だし、新しい時代が始まったとも言えると思います。この地域の生活 水準とかけ離れた「退廃の美学」を受け入れるかどうか?
35 : そういえば、コンゴを中心に活躍してきたサム・マングワナも アンゴラ生まれらしいですね。
36 : >>35 今、スターンズのチャートを見てきましたが「Cantos de Esperanca」 が15位に入ってます。 後は、アメリカ国籍を取ったアンゴラ系コンゴ人、リカルド・レンボとか。 ひょっとするとデファオもメロディーに泣きがはいるからアンゴラ系じゃ ないかと疑ってますが。何か、ご存知ですか?教えてください。 ハッキリ、アンゴラ系とわかっているのはミデ・パブリントという歌手で これはケイコさんが打楽器で参加しています。
37 : ネットラジオを流して、酒を飲みながら仕事をしていたら、 BanaのAmor( COLISEUライブ)が流れてきてメロメロになってしまった。 もう仕事はやめだ。 チープと言われようが、酒の肴には、こういうちょっとサウダージが良くあう。
38 : 保守age
39 : Angola 70's: 1974-1978 ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004SZT9/249-4923094-1428331 これがカートに入ったまま数ヶ月。未だにレジに進めてません。。。
40 : >>39 アマゾンはヨーロッパから取り寄せだとすごく時間がかかるんですよね。 ここなんかどうでしょう? www.etnomusic.com スペインのレコード店のネットショップですが英語対応、ちゃんと アンゴラ・コーナーもあるし。後、グラン・サムライが配給した、 Mario Rui Silvaの最近作数枚がアンチレスのところにあります。 ボクも一度買いましたがトラブルはありませんでした。 バルセロナとかリスボンはいろんな音楽が混在してて非常にシーン に活気があるらしいんですが。
41 : 誤解を承知の上で言えば、ポ語圏アフリカの音楽を聞いて 大衆音楽としてのポップスの可能性は出尽くしたと感じた そういうある種の絶望感の上で比較的ましなアンゴラの音 楽を語ろうという趣旨なんですが。
42 : >>40 バルセロナって、有名なランブラ通りを歩いてたら、ヘビメタの店ばっかが 目についたのですけど。w リスボンはユーロ2004で行きたいものです。スレ汚しスマソ
43 : >>42 レスが遅れてすみません。実はリスボン行きのチケットの料金 など調べたりしてたんですが、リスボンの直行便って無いんで しょうか?少なくとも福岡からは無いということは判りました。
44 : >>43 リスボンに行く予定なのですか?うらやますい〜。。。 マドリッドからバスが沢山出てると思うのですが。
45 : スレ違いギリギリです。w ヘイシャン・トロバドールというCDにカポ・ヴェルデ出身の セザリア・エヴォラの「Pa Manven fannm nan(Saudade)」という曲の カヴァー?が入ってますた。 ポ語圏アフリカの人の曲をハイチの人とラガ・ラップの人(何人?)が 共演しているという、国際色豊かな一曲ですた。 コンパばかりしか知らなかったので、このアルバムを聴くと哀愁というか サウダージみたいな感覚があるように思ったりします。こじつけかもですけど。 所々クラーベが聴こえるので、最初はキューバっぽい?と思ったりしましたけど、 ブラジルっぽい??わけわかんなくなってきました。いつもの事ながら。
46 : 新大陸の音楽は大量にアフリカに還流したんですが 何故かポ語圏アフリカとは相性が良かったみたいで それもサンバ/サルサでなくマイナーな音楽と相性が いい、今のところはここまでしかわかりません。ただ 理由の1つはポ語圏アフリカ、特に内戦が続いたアンゴラ の音楽家は結構、ラテン・アメリカに住んだりしてるんです。 アンゴラのCarlos Burityのアルバムの解説を読んだらブラ ジルにも住んでいたようです。
47 : カーボベルデの音楽を聴いた事があるが、かなり良かった。
48 : >>47 カボ・ヴェルデの音楽を聴いていると、フォホー・マルシャや バイオン・フレヴォー・マラカトゥーと言ったあまり人気のない ブラジル・リズムを使った曲がかなりあるんですが、これはブラ ジルからの里帰りなのかC.B.起源なのかはまだ不明です。同じ ポ語圏アフリカでもアンゴラやモザンビークでは見られない現象 です。
49 : Dedeさま。 ホームページもみさせてもらったのですが、ここも非常に面白いですね。 私は、ここ一年ほどブラジル音楽に夢中になっていたのですが、 アンゴラやコンゴの音楽については考えたこともありませんでした。 ちょっと知らない固有名詞が多くて話についていけないところも 多いのですが、ネットラジオ(恥かしながらこのようなものがあることも 知りませんでした)を聴きつつ拝読させてもらっておりますので これからもいろいろ面白い話を聞かせてくださいませ。 ポル語圏アフリカ音楽とは関係ないのですが、Dede様は、 Chico buarqueのような人についてどう思われますか。 私は好きなのですが皆さんどのように思っているのかなと思って。 スレッドと関係なくてすみません。
50 : >>49 bancheiro anrchistaさま シコ・ブアルキはコメントするほどアルバムを買ってません。 ただソング・ライターとしては一流だけれど歌手としては、 あまりにサラッと流れて物足りないような気がします。個人的 にはドリス・モンテイロが歌ったCarolinaがベストです。 妹のミウシャも地味ですね。そこらを飽きがこないと好意的に解釈 できるかどうか。
51 : Dedeさま お返事ありがとうございます。 わたしもCarolinaは好きな曲ですが ドリス・モンテイロはきいたことがありません。残念。また探してみます。 私が好きなのは、CAETANO Verosoの弾き語りのものでした。 ミウシャは、ジョビンとやってるのしか聞いたことがないのですが、 アリ・バホーゾの曲をうたっているのとかはすきです。地味ですが。 シコは、1999年の「As Cidades 」が好きです。基本的にシッコの曲は、 彼自身が歌っているのが好きです。飽きが来ないと判断する派です。 最近、「こんなに気持ちいい音楽があるだろうか?」という帯につられて、 EL CONGO(ポル語圏ではないようですが)というCD買ってみました。 演奏者は、私は誰も知らないのですが、 Rumbanella bando Wendo Kolosoy Antonine Moundana Vittorie bakolo mizik です。 これに関しては、聞くたびに印象が変わってちょっと なにもいえないのですが、これを聞いた後、 Noel RosaやVinicius e Toquinho,シコなどを聞くと 改めてブラジル音楽に驚かされます。ViniciusのSamba da Bencaoなど こんなクールな曲だったのかと、 ノエルホーザもいろいろとおもしろいリズムを使っているようですが、 私にはそれがなんと呼ばれるリズムなのかわかりません。 ちょっとスレッドの趣旨に追いついていない自分を感じます。 ポル語圏アフリカの音楽にたどり着かねば。 どうも未熟者で話題がずれて申し訳ありません。
52 : >>51 色々、勉強されているようですね。ドリスのカロリーナはLPで しか出てないので入手はほぼ無理(青いドレスを着てるイラスト のやつ=80年代末期に出たベスト盤)。 シコにせよミウシャにせよハッタリがないのは好意がもてます。 ところで買われたコンゴのCDは"El Congo Brazza Kin"のよう ですが、これは古いスタイルの演奏です。ブラジルで言うと、 Jamelao(ジャメロン)のコンチネンタル盤に似てるか。 サンバ・ダ・ベンソン(la fusa盤)はアルゼンチンから帰って サン・パウロで録音したというもの。これは名盤中の名盤。 僕の持ってるのは、 Vinicius+Bethania+Toquinho Original label: El Dorado(サン・パウロの前衛レーベル、既に倒産) Re-issue lable: Phono Musical Argentina Number: R45002
53 : >>ところで買われたコンゴのCDは"El Congo Brazza Kin"のよう ですが、これは古いスタイルの演奏です。 この"El Congo Brazza Kin"は、かなり好きになりました。 ギターとパーカッションとボーカルのアンサンブルが最初は あまり耳に入ってこなかったのですが、これはものすごいなあと 今はあきれるばかりです。 解説を読むと、エレキギターが、このスタイルの必要不可欠な要のように 書かれていましたが、編成は、大体こんな感じなのでしょうか? とりわけパーカッションが繊細で、CDの中に美しい脚をした女性にささげた曲 というのがありましたが、確かにこれに比べれば大方の音楽は、 象の脚をしているように思えてしまいます。 ドリス・モンテイロのカロリーナは、早速あきらめました。 Jamelaoも聞いたことがないのでちょっと気になります。 Vinicius+Bethania+Toquinhoは、たしかCDは出ていたような気がしますが。 なんにしろ、BrasilのCDも書籍ほどではないですが、 欲しいと思ったものを手に入れるのは、難しいですね。
54 : >>53 "El Congo Brazza Kin"というのはコンゴの古いスタイルでの 演奏集です。ウェンド、フランコ、ロシュローと来て、ザイコに よるモダン・アフリカン・ダンス音楽が始まったのですが、それ 以前のいわゆるラテン的第2世代の音楽です。ゆったりしてます。 そこらがガフィエーラのサンバ(社交ダンス的踊るためのビッグ・ バンド演奏)と感覚的に通じるように思います。ジャメロンは www.amazon.comでベストが入手可能です。渋いです。アリ・バ ホーゾ作曲の枯れ葉(folha morta)に泣いてください。 Chore pra a saudade commun da musica afro-brasireira!
55 : 保守age。 最近、グーグルのコンゴ音楽でのランクがどんどん落ちてきた。 トップ・ページ脱落は時間の問題か?ところが「ボサ」で検索すると 1.www.amazon.co.jp 2.www.listen.co.jp(Realの子会社) 3.ボクのサイト どうやったら、アマゾンとリアルを抜けるか現在検討中。12月に 半年分のアクセスがあったので1月に一挙逆転をねらってます。ア マゾンを抜いたらどっか取り上げてくれないかな。無理だろな、内容 が過激だからな・・・**新聞とMMの悪口ばっかりだからな・・・
56 : 「ANGOLA 70's 1972-1973」をゲットしますた。メチャメチャ(・∀・)イイ!! メタ・カンパニーの帯付だけど、日本語ライナーが無いのは残念。。。
57 : >>56 bana 海賊さま これまで書くのを忘れてましたが大量にアンゴラ物を試聴できる方法 があるのです。 1.www.sternsmusic.comに行く 2.catalogueを選ぶ 3.artistの代わりにcountry/regionを選ぶ 4.右枠にangolaとタイプしてgo!をクリック 6枚くらい聴けます。とりあえずこの6枚を聴いておけば大体の アンゴラの音楽の感じがわかると思います。ただ最近のものほど ルンバ色が薄れてますが。
58 : angola 70's (72-73) - 1 lourdes van dunem ngongo ya biluka というのをP2Pソフトからmp3で頂いて聴きました。 >>56 のアルバムからなのかな・・・ 暖かい感じがなんとも言えないですね。
59 : >>58 70年代はコンゴとアンゴラの音楽に大きな違いはなかった。というか アンゴラはコンゴの影響下にあった。その後、コンゴ音楽はダンス・ グルーブの追求に、アンゴラはブラジル/キューバ的洗練路線に分かれて いったような気がするのですが。まだアルバムが届かないために何も言え ませんが。今のアンゴラの音楽はボクでもかなり違和感あります。
60 : 58の曲はどういうわけかmp3プレイヤのリストでリズム・モロカイの次に 入っているのですが、ちょうどいい感じ。w
61 : >>58 その曲は確かにその盤の1曲目です。 2曲目なんて「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のオープニング・ナンバーみたい。 全編いいです。大推薦しまふ。ちなみに漏れはヤフオクで格安でゲト。w しかしこうなったら、「ANGOLA 60's」と「ANGOLA 70's vol.2」も買わねばなるまい。。。
62 : JAKIさんもはまり、ボクもはまりとコンゴ音楽ファン はアンゴラ音楽にはまりやすい。カリブ的コンゴ音楽とでも いいましょうか・・・・・
63 : 今、www.amazon.co.jpで調べたら80’sを除いて全部あり。 しかも1枚1690円となかなかお買い得。詳細サーチでタイ トルのところにangolaと入れると出てくる。80’sはスター ンズで視聴できるし。 この一連のブッダのアンゴラシリーズはfbeat氏のサイトで 詳しく取りあげられています。
64 : Aaron Neville の「Warm Your Heart」というアルバムに、「ANGOLA BOUND」 ってなタイトルの曲がありますね。曲調はアンゴラの音楽とはあまり関係なさそう だけど、何か繋がりがあるのかしらん?ルイジアナあたりの地名かも?
65 : >>64 返事が遅れてすいません。結論を先に言うと「網走番外地」アメリカ版です。 Aaron Neville "Warm Your Heart" A&M B000002GJK 60年代にルイジアナ州にアンゴラという収容所があって、チャールズ・ネ ヴィル(サックス奏者。ネヴィル兄弟の一員)が所持で私服警官に逮捕 され、このアンゴラという名前の収容所で臭いメシを食ったことを歌ったもの です。歌詞は非常に抽象的なため、読んでも意味不明でしたがネット上で解説 を見つけました。このアンゴラでの黒人の扱いはひどいために、みんなから 恐れられていたようです。そういう名前の収容所があったということはアメリカ 南部にコンゴ/アンゴラ系がたくさんいたんでしょう。Angola Bound=アンゴラ 収容所送りという意味だと思います。アーロン・ネヴィルはマレンベな歌手で ボクも好きです。
66 : >>65 そうでしたか、すみませんでした。ほとんどスレ違いの話でしたね。 でも、コンゴ/アンゴラ〜ハイチ〜ニュー・オーリンズが繋がってた名残のものみたいすね。
67 : http://www.grammy.com/awards/grammy/46winners.aspx Category71、セザリアおばさん、おめ。
68 : http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?SKU=1880352 フェラクティのDVD、でた。
69 : >>68 こっちですよ。 http://music3.2ch.net/test/read.cgi/wmusic/1004324044/l50 欲しいね。
70 : サウダーヂなんて小洒落た言葉じゃなくてブルースと言えよ馬鹿
71 : ポルトガル語圏ならブルースじゃおかしいだろ。馬鹿
72 : >>70 お前が馬鹿だろ。いいから今すぐ。良スレ荒らすな。
73 : ポルトガル語の歌って、聴き心地が良いよね。
74 : ttp://www.afropopshop.org/ アフリカ・中南米・カリブ海の音楽全般(試聴もできます)。
75 : http://ringo2ch.dyndns.org/imgbbs/img-box/img20040730141042.jpg
76 : さっぱりアルバムが入手できなかったので書き込みできませんでしたが www.amazon.co.jpでangolaで検索すると大量にヒットするアンゴラ・ プリズン・ソングス、これはルイジアナ州に実際にあった黒人に恐れら れたアンゴラという名前の収容所でお務めをしている黒人の弾き語りを 集めたもの。フォーク・ブルーズ中心でアフリカ感覚はゼロですが、 やっぱりジャズやブルーズ発祥の地ルイジアナにはたくさんのアンゴラ 系黒人がいたんだなと思わせるアルバム。 ラティーナにQuintal do SembaというCD/DVDが入荷しています。 良質のセンバが聞けます。特にモダン・アンゴラ音楽の父、リセウの息子 カルリートのナイロン・ギターが泣かせる。音はwww.maianga.comでたっ ぷり試聴可能です。このサイトはちょっと重いですが。
77 : ケツ毛浮上委員会
78 : 記念カキコ(・∀・)ニヤニヤ
79 : 狂犬が関わるとどのスレもだめなんだなw。 人間として必要とされてないようだなw。
80 : マリアジョアウとかはどっちに行ったらいいの?
81 : 一番の良スレ キープ下げ
82 : モダン・アンゴラ音楽の父、リセウの息子Carlitos Vieira Diasが2005 年4月音楽生活40周年記念でアンゴラ政府から表彰されました。カルリー トスは最近、良い作品を生み出しているので大変うれしく思います。 去年、8月に脳梗塞で入院したフィリーペ・ムケンガですが近況が全く 入ってこないところをみると音楽家として終わったという可能性もあり ます。最新の情報をご存じの方は書き込んでいただけると有り難いです。 後、選曲は最低ですがwww.kizomba.orgでアンゴラの最新ヒット曲を聴く ことができます。
83 : 今万博にpaulo floresいる?
84 : >>83 Paulo Floresは顔立ちを見てもわかるが白人系。実際、"Quintal de Semba"でも司会をドジって何回もやりなおしてる。オレはこういう人 は評価しない。
85 : アンゴラ北部に住むCUMBA族という人たちがいる。アンゴラ ではマクンバと呼ばれる。マクンバというのはブラジルの呪術だが 一方、キューバにおいてもマクンバと呼ばれるカビルド/パーティ ーがあった。 センバの複数形はマセンバである、クンバの複数形はマクンバだ。 とりあえず指摘しておく。ブラジル音楽専門家もキューバ音楽専門 家もふれない事実がここにある。
86 : 今万博にpaulo floresいる?
87 : >>86 興味無いと言っただろ?オマエが情報を持ってるならみんなと分けあう 気持ちは無いのか?
88 : アンゴラにはディカンザと呼ばれる楽器がある。独Tropical Music から出ている"Afroluzamerica"というCDに現物の写真が載って いるが、1.5m程の木に刻みを入れた楽器だ。キューバでは、 グイロはアメリカ原住民起源という妄説が信じられているが、 キューバのグイロもブラジルのヘコ・ヘコもディカンザが元に 成っているとオレは思う。ちなみにアンゴラにはプイーカないしは ムプイーカと呼ばれるブラジルのクイーカそっくりの楽器もある。 ここらを検証せずに妄言を書き散らしている人が多いのは残念な ことだ。
89 : 86は興味のある人間に尋ねてるんだろう。
90 : そうそう、竹本には用はない。
91 : >>90 このスレは私、竹本秀之が立てたスレです。竹本に用が無いということは >>90 さんがこのスレを引き継いでくれると理解しました。感謝いたします。 私も引き続き書き込みをさせていただきますが、>>90 さんのナイスな運営に とても期待しています。一緒にポ語圏アフリカの音楽を紹介して行きまし ょう、私は初心者ですがよろしくご指導お願いします。
92 : 先日「愛地球博」のアンゴラ・ナショナル・デーに行って来たのですが、 なんと、Paulo Flores, Loudres van Dunemに、バックがBanda Maravinha! すなわちQuintal do Sembaの再現、至福の時を過ごして参りました。 まったく情宣されてなかったので、会場に着いて本当にびっくりしました。 パビリオンの日本人関係者も、彼等がどういう人たちなのか知りませんでした。 アンゴラを代表するアーティストと、直接、かなり突っ込んだ話が出来ました。 私事になりますが、今年は南イタリアのAriano Folkfestivalで、 Teofilo ChantreやBongaに会って話し合うことが出来ました。 Paulo FloresとBongaでは、音楽性その他まったく異なるベクトルを持っていると思いますが、 細かいことはさておき、いずれも集中した良い演奏でした。 あの独特の、生き血のしたたるような痛みを伴った、 彫りの深い情感は、アンゴラならではのものだと思います。 コンゴ音楽にはない、私にとっては非常に新鮮な音です。 Papa Noelもパリで会ったときに同じことを言っていました。 彼は現在、今までのルンバ・コンゴより、もっと繊細な演奏を求めて、 アンゴラとアジアにアンテナを伸ばそうとしています。 また、アンゴラの安定により、リスボンへ渡って活動できるミュージシャンが増え、 リスボンに音楽シーンが出来ようとしているようです。 近いうちにリスボンへ行って、音楽的研鑽を積んで参ろうと思っています。
93 : >>92 伊丹様、貴重な報告ありがとうございます。バンダ・マラヴィーリャが ボンガのバックをつけていたとは驚くばかり。ただボンガは元々、サッカ 選手が政治的発言をしたためにアンゴラに帰れなくなり音楽を始めた歌手 という認識しかありません。これまでのボンガのアルバムは全て購入してい ますが感動とも興奮とも程遠い演歌ポップス、これが私の認識です。 www.kizomba.orgで流行のアンゴラ音楽を聴けるのですが、残るのは不快感 ばかり。Carlitos Vieira Diasのアルバムの日本リリースを切に望むところ です。
94 : いやいや、愛地球博で見たのは、Paulo FloresがBanda Maravilhaを率いていたもので、 そのメンバーは全て、先のQuintal do Sembaに参加しているミュージシャンだったため、 CDもDVDも鑑賞していた私は、彼等との話が盛り上がったのでした。 南イタリアのAriano Folkfestivalで見たBongaは自前のバンドでした。 彼のアルバムは、私はひとつ前のKaxexeが良いと思います。 彼独特のカスレ声が好き嫌いを分けてしまうような歌手ですが、 このアルバムは、演奏がゆったりしていて彫りが深く、 歌と演奏がうまく調和した良い作品だと思います。 このCDのジャケットの裏側に、Dikanzaが写っています。 Bongaが使っている実物は、1mたらずの竹製で、 こする面に縦に長いスリットが入れてあります。 丈夫に小さな穴がふたつ空いており、そこにスティックをさして持ちやすくすることと、 予備のスティックを入れておく場所にしているようでした。 穴やスリットを使っての「技」は、特にないとのことです。 ・・・つづく
95 : 「愛地球博」で、アンゴラ伝統音楽のGrupo Kituxiというのも見ましたが、 彼等の持っていたDikanzaは、竹製のものは1.5m程度で、 主に地面に打ち付けて低音をだしながら、細いスティックでこすっていました。 これとは別に、スリットのないものもあって、それをDikanzaというのかどうか 聞き忘れましたが、それはスティックでたたいていました。 彼等の話によると、彼等の演奏しているものは、Brasilへ波及する以前のAngola地方の 伝統音楽だということで、Brasil北東部の音楽と考え合わせると非常に興味深い。 Bilimbalが使われていることもさることながら、 太鼓の高中低の音使いがブラジル音楽を彷彿とさせるからです。 さて、書き込みを遡ると、いろいろ音楽用語が出てきますが、 一般にブラジル音楽などに使われる用語で、ポルトガル語では意味不明のものを、 アフリカのバントゥー語で解釈してみると、想像をかき立てられていろいろ面白い。 さきのmakumbaは、リンガラ語ではkokumba「案内する・連れて行く」を、 masembaはkimbundu語だが、リンガラ語のkozemba「歌う」・kosamba「祈る」 などと関連づけてみると面白い。 いずれAngolaの地も踏んでみたいので、Kimbunduも学ぼうと思っていますが。 Quintal do SembaのDVDに、sembaとsambaの関係について論じたらしい部分があって、 ポルトガル語なのでさっぱりわからんのだが、それをよくきけば、 このあたりの疑問は氷解するに違いない。長なりましてえらいすんまへん。
96 : >>95 大変、参考になりました。キトゥシが日本に来ていたとは驚き! 彼らはコンゴで言えばクラシック・スウェデ・スウェデに当たる グル−プと理解していますが、ボクの聞いた範囲では今ひとつ ピンとこない演奏でした。アンゴラの音楽はコンゴ、キューバ、 ブラジルなど様々な音楽の影響を受けていて、どれが正体なのか よくわかりませんがルンバ・コンゴレーズとサンバの中間的な ゆるさが個人的には心地よいです。マクンバ、これはキューバ にもブラジルにもある不思議な概念、個人的にはアンゴラ北部の cumba人の複数形macumbaが元だと考えておりますが 根拠は何もございません。誰か真っ向から否定してくれると良い のですが
97 : Sembaの正体についても、かなりつっこんで訊いてみたんですが、 BongaもPaulo Floresも、現在のSembaは、Soukous・Zouk・Kompasのフュージョンだと はっきり言い切ってました。 そのへんが、たぶん竹本氏の言われる「物足りなさ」だと思い、私も同感です。 Quintal do SembaのDVDに、Ngola Ritmosの古い映像が出てきますが、 その演奏もSembaですが、随分おもむきの異なるものです。 Liceuの息子Carlitosの歌は、 やはりその時代特有のもの憂さや重みを引き継いでいるように思います。 現在のPaulo FloresやBanda Maravilhaの演奏も確かに素晴らしい。 しかし、設備が整いすぎて便利だから、演奏が奔放に流れすぎている嫌いがあります。 SoukousもZoukもKompasも、さらにはSalsaでさえも、 器用に取り込んでしまえる分、コアな情感が見えにくくなっている。 ちなみに在阪コンゴ人の奥さんが、コンゴのナショナルデーに招かれて「愛地球博」に行ったら、 Elias Dia Kimwezuに会ってびっくりしたとのこと。 調べてみると、彼等はBanda Zimboとともに8月まで日本にいたんですね。 名古屋周辺の公民館などで演奏していたようです。全然知らんかった。 Kituxiは、CDではたいしたことないが、ライブはすごかった。
98 : http://www.braziliancd.com/comersus/store/comersus_listProductsBySupplier.asp?idSupplier=17 アンゴラの音楽はソフトや文献がほとんど入手できない現実に我々ファンは 泣かされているのですが、上記サイトはネット上の信頼できる通販サイトと しては(私の知る限り)唯一アンゴラの音楽や文献を扱っています。ただ、 送料が18ドルと非常に高いためある程度まとめ買いをした方が良いと思い ます。パウロ・フロレスのアルバムも通販可能です。ペイパルが利用できる のもナイス!>>97 の意見の中にサルサも取り込んだと言う部分がありこれは 事実なのですがアンゴラが内戦状態にあった時に多くのキューバ人演奏家が 前線慰問に訪れたという事実(例えばエリオ・レベ)をどう勘案するか、難 しいところです。
99 : >>97 >SoukousもZoukもKompasも、さらにはSalsaでさえも、 >器用に取り込んでしまえる分、コアな情感が見えにくくなっている これは同感です。アンゴラの音楽にはコンゴ音楽のような大地を揺さぶる 力が無く、かといってジャズを超える洗練も無く中途半端です。ですが アンゴラ90’sにも入っていたSimmonsの新作を聞くとギター演奏技術で ジャズ(ジョージ・ベンソンやパット・メセニー)すら超えたと私は感じま した。コンゴにはパワーごり押し、アンゴラには米国も青ざめる音楽的洗練 を個人的には期待しています。Carlitos Vieira Diasの新作が来週着くので 感想を書いてみます。
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