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2012年3月先物84: オム情報局 (138) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
【age】穀物物語フルスペック13連チャン【超表】 (663)
※※新デリバティブ売買システム(J-GATE)※※ (274)
石油高騰 (248)
エイチ・エス・フューチャーズ(オリエント貿易) (974)
★ 海老 養殖場壊滅か! 海老 ★ (557)
【悪徳】小林洋行グループって何?part6【詐欺】 (594)

オム情報局


1 :
立てましたみんなの力をスレに集めてくれ
オムニコの主スレがカキコ多すぎでオーバーフローエラーが出たため、急遽新しい「主スレ」を作成いたしました。
このスレは、オムニコに関する議論や情報収集(事件、社内情報…)等が中心です。
同目的の前スレは以下の2つですので、ご参考にしてください。
”オム、日交易、コムって業務改善されたの?” 凍結中
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1172834064/l50
”【悪徳】オムニコってどーよ【電話】”  容量オーバー
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1182163824/l50
また、オムニコに対する不満、苦情、相談、雑談、独り言といった何でもありの姉妹スレとして、
”オムニコ苦情受付・お悩み相談室”
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1183786678/l50
こちらは自由形式ですので、硬い話は無しで存分に活用してください。
また、情報専用スレとして、
”オム情報局”(あえてわかりにくくしています)をご提供する予定です。
こちらは上記スレの内容をまとめてわかりやすくしたもので、ボランティアのみ書き込みするsage型スレになります。
こちらの情報専用スレへの書き込みはご遠慮くださいませ。
尚、上記スレを含め、当スレには事件解明等の重要な情報がありますので、削除要請があっても削除しないようにお願いいたします。

2 :
いやー話題のマトざんすね

3 :
以下は話題毎にカテゴリーを組み、「名前」のところに明記します。
全てはオムスレに出てきた内容の要点を更新してまとめてようと思っています。
カテゴリーは、
「オムニコとは」
「業務内容」
「処分内容」
「オムニコの現状」
「5億円事件」
「やられたさん事件」
「その他の事件」
「苦情連絡先」
「情報提供先」
「商品先物に関する関連サイト」
「業界歴史」
「業界の現状」
「用語解説」
「事例」
  ・
  ・
  ・
先は長そうなので、ゆっくりお待ちください。
面白そうなネタがあれば姉妹スレにカキコをお願いいたします。

4 :
オムHPの情報は一方的に都合の良い営業情報のみです。
オムは都合の悪いことは開示・対応せず隠蔽しているため、当スレで情報共有させていただきます。
主務処分理由「事故等が発生していた事実を組織的に隠ぺい」からも明らかです。
このスレは要点をまとめ、できるだけ多くの人にオムの本当の姿を理解していただくことにあります。
就職活動の方も、出きる限り事実の高い情報を抜粋しておりますので、ご参考にしてください。
3つの平行オムスレにより、オムはカキコミ自体を恐れ、なるべく不正はしないようになると期待しています。
また、オム自身にも現状を把握する情報源とし、活用していただきたいと思います。
尚、5億円事件の他に過去の不祥事等が出てきておりますので、「被害者の会」が立ち上がる可能性があります。
このスレにアップする情報の要求は姉妹スレにてお願いいたします。
現在の主スレは、”【悪徳】オムニコってどーよ PART.2【電話】”
ttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1184927878/l50
過去における有効なスレは、”オムニコってどーなん? ”
ttp://money.2ch.net/deal/kako/1017/10172/1017286482.html
※当情報は複数のネットカフェよりボランティア達により配信しております。
以下の情報には、善良なるOB、社員の協力があることをご理解ください。
オム(経営陣)もなぜこのような運動が発生しているのか、良く考えましょう。
ヤフーの検索から「悪徳」の関連検索ワードが消える日を楽しみにしております。

5 :
昭和50年代の終わり頃、海先業者の営業問題(国会等)が発生していた。
ttp://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/096/1260/09607061260014c.html
ttp://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/096/0260/09604280260015c.html
現オム会長は当時の海先業者ユニバース貿易の社長であり、当会社を解散し商品先物業界に進出することになる。
ユニバースの本州メンバーはゼネラルグループのマルホ宝商品に移籍し、その後同グループから独立し宝フューチャーズ、そして現在のオムニコ(会社名から先物を除外)となる。
ユニバース北海道拠点は砂山商店を買収し北日本商品となる。北日本商品はその後オムと合併し、オム八重洲支店となる。
結果的にユニバースのメンバーが今のオムの主力陣となり、その営業力の強さからオムは業界でトップクラスになる。
このユニバース時代の事はオムではタブーとされていて、オムの過去の開示情報には一切出てこない。
ユニバースは北海道で顧客の自によるがあり、オムになっても元第二事業部部長等は所から呼び出しを受けている様子。
八重洲支店は後に本店第二事業部(元第二)となるが、当時はクリーンな理想的営業を目指した部署であった。
しかしノルマへの現実プレッシャーは夢と理想を崩していく。
また協栄物産(元西興通商:ユニバースをつくった会社)へはオムからの転職者が多かった。 元第二も数名お世話になっている。
会社ホームページ
ttp://www.omnico.co.jp/
開示情報(日商協)
ttp://www.nisshokyo.jp/disclosure/2003/012.pdf
ttp://www.nisshokyo.jp/disclosure/2004/012.pdf
ttp://www.nisshokyo.jp/disclosure/2005/012.pdf
ttp://www.nisshokyo.jp/disclosure/2006/012.pdf
※上記の”2006”の数字は各年次を意味する。

6 :
2006年版開示情報より、役員構成は
 代表取締役会長 相原 洋 →大株主でオムの実権を持つ。筆頭アバンセは会長の資産管理会社。
 代表取締役社長 伊藤 壽章
 常務取締役(営業部門統括)宍戸 茂  → 代表取締役専務へ
 常務取締役(第四事業部本部長)三宅 信三
 常務取締役(管理部門統括)加藤 孝司
 取締役(第一事業本部長)菊地 一夫
 取締役(第二事業本部長)二本柳 昌幸
 取締役(第三事業本部長)数馬 一夫  → 役員から降格へ
 取締役(管理本部長)加藤 貞幸
 常勤監査役 境 俊彦
 常勤監査役 浅野 奉信  → 退職へ
 監査役 高根 康夫
※仁井田元専務は現在協栄物産(上述)に出戻り、副会長の職にあります。

社訓斉唱
1.目標は常に高く、行動は自ら創造せよ。権利と義務は表裏一体なり。
1.率先垂範。常に中心となり、難事業完遂の喜びに浸れ。
1.工夫計画せよ。忍耐努力自信を持て。前進ある所に希望がわく
社訓は電通の鬼十則(軍隊経営)がベースで 業界で古くからあるもの。

7 :
「日商協」の外務員処分:金銭貸借における外務員の処分(外務員登録の拒否)
ttp://www.nisshokyo.or.jp/syobun/pdf/060317.pdf
こちらはリンクが外されたため現在見れません。
1年間のみ開示し削除するとのことです。日商協に要望しリンク先だけでも復活させましょう。
外務員の金銭貸借に関する処分で5億円事件に関係している可能性があります。
「主務省」<2006年12月15日:商品取引員への処分>
ttp://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061215press_6.html
本日付で、2.(1)の改善が求められる商品取引員のうち、直ちにその法令遵守体制の強化が必要と考えられる商品取引員3社に対して、法第232条第1項の規定に基づき、業務改善命令を発しました。
[1] 対象商品取引員
 オムニコ株式会社(本社:東京都中央区)
 株式会社コムテックス(本社:大阪府大阪市)
 日本交易株式会社(本社:東京都新宿区)
[2] 内容
 勧誘に対する顧客の意思表示が、商品市場における取引等につき、その委託を行わない旨の意思の表示に該当するのか否かを外務員が適切に判断できる実効的かつ継続的な体制を整備すること。
 上記に関する業務改善計画を、平成19年1月4日までに書面で提出し、直ちに実施すること。
[3] 理由
 平成17年5月1日から平成18年5月31日の間に、法第214条第5号で禁止する、商品市場における取引等につき、その委託を行わない旨の意思を表示した顧客に対する勧誘についての苦情が多発していること。
 平成17年5月1日から平成18年5月31日の間に、主務省から、商品市場における取引等につき、その委託を行わない旨の意思を表示した顧客に対する勧誘についての苦情が発生していることを指摘し、
 法令を遵守した勧誘を行うよう指導したにもかかわらず、その後も、複数回勧誘に関する苦情が発生していること。
 平成18年6月28日付けで主務省が求め、商品取引員から提出のあった報告書において、商品市場における取引等につき、その委託を行わない旨の意思を表示した顧客に対する勧誘を防止するための相当な取組がなされていないことが認められたこと。

8 :
「主務省」<2007年3月9日:商品取引員に対する行政処分について>
ttp://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070309press_4.html
ttp://www.meti.go.jp/press/20070309011/shouhinsakimono-p.r.pdf
処分内容
(1)法第232条第2項及び法第236条第1項の規定に基づく処分
  商品取引受託業務の停止(ただし、取引の決済を結了させる場合を除く。)
  平成19年3月19日から4月10日まで(16営業日)
(2)法第232条第1項の規定に基づく業務改善命令
  平成19年4月8日までに、商品取引受託業務の運営の改善のため、以下の措置を講じること。
   ア 今般の法令違反の責任の所在を明確にすること。
   イ 役職員に対し法令遵守を徹底するとともに、事故等に関する内部管理体制の充実・強化を図ること。
   ウ 商品取引事故等の発生原因について調査分析し、再発防止のための措置を講じること。
   エ 受託に係る適合性の審査において、実効性のある審査体制を確立すること。
   オ 外務員の職務に関する不正行為の防止策を策定し、実行すること。
処分理由
(1)法第236条第1項第5号の規定に該当する事実
   多数の商品取引事故等が発生していた事実を組織的に隠ぺいし、次の書類において、その発生状況等を記載せず、虚偽の数値を記載していた事実が認められたこと。
(2)法第232条第1項及び第2項の規定に該当する事実
   ア 顧客との間に紛争がひん発し、又は使用人に対する指導監督が不適切であるため顧客との間に紛争がひん発するおそれがあると認められたこと。
   イ 勧誘の適否の審査に当たり、一部の顧客の属性の把握に不備がありながら、審査を終了させ、取引契約を行っていた事実が認められたこと。
   ウ 顧客との間において不適正な金銭貸借関係を結んでいた外務員が認められたこと。
上記に対するオムの謝罪リリース
ttp://www.omnico.co.jp/news/20070309.pdf
・勧誘審査での顧客属性の不備
・純資産額記載内容の誤り
だけで、他は省略されて「その他」で終わっています。
尚、処分に対する改善策の報告内容は開示されていません。

9 :
上記処分後の対応は、テレコール・ュ今まで以上に実施。
上司からの社内説明は、「監督官庁の見せしめでたまたまウチが処分くらっただけだから、これからもガンガン行け」
電話勧誘に関する業務改善命令の対応策として以下を行わない事とする。
 1、社名を偽る(99%)
 2、商品先物の会社とはっきり言わない
 3、一度断っているのに、再度勧誘電話、訪問
営業社員は処分前の約1/3、新規が出ない状況。
7月よりオンライントレードを強化している。ネット広告等で手数料の期間無料を宣伝。ネットを主力に変更する情報あり。
勧誘に関する苦情が継続している様子。
7月19日、日商協から厳重注意を受ける。
対象者は第八事業部と第六事業部の社員。
・何度も電話で断りを入れているにも関わらず、30分ほど電話勧誘を続け無理やり予約を取ッた為。
・商談を行った顧客から、委託の勧誘に対して明確な断りを入れられたが、無視して次の日に課責がュを行った為。
また、全会員に対し、「東京商工会議所の名簿」差し止めの異例の指示が出た。
上司から苦情に対する「注意しろ」との勧告と共に、「新規が無いぞ」とのプレッシャーが飛ぶ。

10 :
オムは電話勧誘(&ュ)を行う対面営業型最大手の商品先物業者でとうもろこしを得意として営業している。
ュは商品先物取引に関心のない人を先物取引に強制的に勧誘し違法性の高い営業方法であるが、毎日のように練習・実施をしている。
電話では社名を偽り先物業者と思わせない勧誘をしつこく行うために苦情が多い。
 
オムの新規客は殆どが買いからである。なぜなら素人は売りを理解するのに時間がかかるからである。
過去において、客の買いに対し自己が売り向かい(向かい玉)、客が利益になっている時は仕切り拒否を行っていた。
向かい玉での客の損を利益に替えることを「客し」という。
しかし、組織営業で急成長し業界最大手になると、預かり金額も大きくなり、全てに向うことが難しくなると同時に向かい玉規制が発生する。
そして、客同士で売り買いを合わせだし、客の中でも類似商品で売り買いを相させ、勝ち負けを少なくする生かさずさず方式へかわっていった。
これは手数料(10回程度まわせば資金がなくなる)収入だけの目的でなく、金利収入を含め会社の預かりを減らさないためであり、
客のためというよりは自社の安定利益確保のための方法であり「純増し主義」という。
また場合によっては同一銘柄異限月間で売り買いを建たせ(両建て)、評価損として損失をわかりにくくする場合もある。
いずれも顧客の金がなくなるまで 永遠に取引を続けさせるので、客は大体負けし取引の99%は損をしている。口座の維持率も極端に低い。
それでも厳しいノルマがあり、達成のために「手張り」(後述)を行う外務員もいる。不祥事の大きな原因である。

11 :
ノルマは社内では新規コスト(月初に報告)と呼ばれている。 一般職のコストは大豆換算で一ヶ月に40枚、主任職で90枚。
主任職以上は部下の数字も含まれる。また、月に1件の新規ができれば優秀。
3ヵ月坊主だと貼りだしされて晒しあげられ、様々なプレッシャーをかけられて追い込まれる。
コストの根拠は、外務員300人とし、実顧客が年間に1500件の増減があるため、月で新規140件程度が必要となる。
つまり、外務員一人が月に一件の新規が必要となりノルマとなる。
また、手数料収入が年間約100億円、費用が約80億円。内3億円位は電話代だろう。
月間では7億円近いコストが発生していることになるので、それ以上の収益が必要。
100億円÷既存客数3000人÷12ヶ月=約30万円。
つまり、客一人当り月に平均30万円程度の手数料、もしくは同等の収益源が必要となる。
商品先物業界は一般的に信用が低いため、以下のHP説明のように使えるクレジットを全力で洗脳する。
『オムニコは、「商品先物取引」で資産運用を計られるようおすすめし、お手伝いをしております。
 オムニコは、「商品先物取引所法」により主務省である経済産業省と農林水産省よりの営業許可を得て、お客様のお取引を受託することができる「商品取引員」(商品取引所・商品市場の受託会員)です。
「商品取引員」の資格は厳格な審査の上与えられ、6年毎に営業姿勢、財務内容の状況等について、主務大臣の審査をパスして営業の更新の許可が認められています。』
 オムニコは、「純資産」「純利益」ともに業界トップの実績を誇っています。「純資産」とは、・・・・それぞれ、会社規模や経営体質の安定度、無駄な経費を使わずに十分な利益を得ていることを表す指標であり、
 故に、多くのお客様に安心と信頼感を抱いてつき合える企業として認知されている、と自負しています。
HP各ページにもしつこいくらいに信用力をアピールし洗脳している。

12 :
※担当者により正統に行うものもいれば、悪質なものもいます。以下は一般的なものです。
営業は電話勧誘(テレコール)が中心となり、営業担当(約2〜300名)の各々が電話リストを所持している。
電話リストは神保町等の名簿屋で購入したものを利用する。名簿はゴルフの会員権、団体名簿、卒業名簿、OB名簿など多岐。
新規を出してさえいれば、会社が名簿をどんどん買ってくれた。 名簿は相手への直通電話などが記載されており一石二鳥なのだ。
名簿は直通番号のため、営業電話不要の申し入れや発信者規制を行っても、代表電話を登録してしまうのが常だった。
営業担当が自分本位の営業と、名簿主体による勧誘のため、電話規制が十分に機能せず苦情の嵐は減らない。
酷い苦情には相手先の名前と電話番号とともに掲示板、苦情リスト等に周知されていたが、
それらのリストがあまりに多くなりすぎて、営業担当が全て把握するのは無理の状態にあった。
また相手に八つ当たりして不快なことを言うとか、ひどい資質の営業担当が多かった。
電話先に受付が出る場合は社名のオムを言うとガチャギリされるので、別の社名を言う場合が殆ど。
オムロン、OMC、オムニ、オムコ、IBM、CTC・・・等
とにかく会社に電話して、受付にまずは取締役(社長、部長等々)いますか?といってみる。
受付は大体の○○ですか?という風にきいてくるので、そうそうといって代わってもらい、○○さんですか、以前に電話した・・・となる。
勧誘方法について、各事業部によって若干異なるが第二事業部では 「引っ掛け」という手法が主流であった。
これは相手に自分を会うべき人物と錯覚させるヤリ方だ。とにかく会って勧誘することが重要である。
例えば、相手の取引先の関係者に思わせたり…。
「以前、ご連絡したオムの〇〇です。ほら、前に△△さんの方で…。(△△には相手の取引先や大株主の名前が入る)
その節はすいませんでした。久々に、またお近くの担当になったのでお電話しました・・・」

13 :
その他に「IBMのFITTを使った情報サービスで・・・」としてIBMの関連会社を匂わせたり、「パーティを行うので・・・」等々。
そして会った時に嘘がバレる事が多いが、それでもあの手この手を使って営業する手段を身に着けていた。
上記、職業分析編、パーティ編の他に同郷編、前職編、新人編、出身大学編、ゴルフで会った編、宝くじ編、システム屋編、泣き落とし編等色々ある。
営業担当はアプローチブックというのを持っており、社歴、システム(ゼネックス)、業界、取引用語説明+利益計算、材料(コーン等の値動き)の説明が書かれている。
名刺交換だけでも行えれば、B客(見込み客の意味:営業一人1件以上/日)として上司に報告する事が多々あり、訪問の半数以上をB客にしないと怒られた。
顧客情報はB客カードというものに記載する。予約やB客は仕事量と呼ばれ、ボーナスの査定などにも響く。
勤続年数が長くなると、商談において様々なテクニックを覚えてしまう。
そもそもュというのは、見込み客(カモリスト)や商談相手とその場で契約出来なかったが、あと一押しで契約出来そうな相手に追い撃ちをかける手法だ。
会社の決まりで前日に会った人には即攻撃(ュ)しなければならず、会社都合の営業は相当数の客の信頼を失っている。
ュの例として、「実は先程、朝一番の外電の中に物凄いニュースが飛び込んできたんですよ! ・・・・
もう昨日の値段から100〜200円も上がっているんです!このまま行きますとストップ高になりそうなんです。
ここは一つ、昨日お話した〇〇万円分だけお付き合いさせて下さい!
ただ、電話だけで話す内容ではないのでもし〇〇万円分買えた場合に再度訪問しますので御席で楽しみに待っていて下さい。」
とか、「それでですね、もしOO円以下で指値注文が通ればOOさんにも絶対に利益を取っていただけるんですよ。(絶対勝つとは言っていない)」
※最近は指値の部分は駄目になったようです。
ュは係長や課長職がB客カードを使ってその営業担当になりきって行う場合も多々ある。

14 :
ュでB客が落ちると、直ぐに約諾書や契約書(印紙付)を持ち、契約のプロである係長職以上が必ず同行し契約に向かう。
客の印を事前に準備する部署もあり、購入した印は契約後に廃棄し、上司がレシートをチェックしていた。
家族等の第三者からの横槍を防ぐため、相手の勤務先において契約を交わす。オムから送付される書類等の送付先を勤務先にするように促すこともある。
契約の中身について、約諾書(パンフレット程度)を読実利かせるが、大事な部分は細かな文字で綴られている。
相手に直に説明する部分は見開き1ページと更に半ページだけ…。両建てや難ピン、定時増や臨時増などの証拠金説明のみ…。
これらの説明を行い、相手に契約を同意させる。
この時、担当によっては相手の確認書類に都合の悪い部分は修正したり、相手に元本保証(口頭なので証拠がない)を説明をする事もあった様だ。
75歳以上、35歳以下は取引が禁止されていましたが、架空講座を作ったり、他人名義で取引したりと抜け道はいくらでもあった。
そして、契約の最後に契約者本人の同意内容を電話により記録させる。
こちらはトラブル時に「契約書+本人の肉声記録」が無理矢理に契約させていない証拠となる。
トラブルを想定した契約なので、トラブル時は客側が不利となり泣き寝入りもしくは不利な示談をすることになる。
監査部は営業系のドロップ&スピンアウト組で構成されているので営業の人間とは仲がよい。
ュ(後述)等の問題となる主力業務について見て見ぬふりをしている形だけの部署なのである。

15 :
一日の仕事の流れは、
 7:30ぐらいまでに出社。(早朝出勤の手当て無し)
 7:45〜8:20まで2人1組での商談練習、名簿チェック、電話練習、説教タイム等
 8:30〜8:45まで大体は朝礼。
 8:45〜9:00までュ練習。
 9:00〜ュ開始。
10:00から商談先に外出、客づくり。
15:00くらいに帰社。
18:30ぐらいまでテレコール (翌日の予約2件必須)、翌日のュに向けての準備。
20:00頃に仕事終了。
 ※隔土曜日は出社。
オムでは1日のノルマとして仕事量(訪問予約かB客計上で1件カウント)で2〜3件があり
訪問予約は次の日の予約以外は認められない。
お客さんに1人会うごとに上司へ電話報告することが求められます。
予約に関して全く予約が取れなくても、取れたといって予定表に書き込むことがあり「天ぷら」という。
客と会って名刺がもらえないと疑われるので、ニュー新橋ビルの名刺屋で報告用の名刺作り、名刺代はまた交通費水増しで吸収していた。
昇格査定として、
@一般社員から主任への道のり
 ・査定日開始から1年以内に、初回預かり金合計が約1800万円以上で昇格決定。
 ※ちなみに、一般社員を3年経験すれば、主任に自動昇格。昔の基準は枚数。
A主任から係長への道のり
・査定日開始から1年以内に、自らのュで24件以上落とした場合に昇格。
リフレッシュ休暇はほぼ取れず。取れたとしても半年前に申請が必要で「休みとるなら、新規出せ!」

16 :
主なトラブルは「電話勧誘」「取引関係」「不祥事」に分かれる。
勧誘時に断っても再勧誘したり、絶対儲かりますっていったり(法律違反)
相場に関係なく上がりますっていったり、
元本保証ですっていったり(法律違反)
取引も断定的判断の提供、一任売買、無断売買、などなどなど。
顧客に取引を十分に理解させるには1ヶ月位の期間が必要となるため、不十分な理解の状態で取引をやらせる。
不祥事は億単位の使い込みや持ち逃げってのは凄いのが色々あったらしい。
事故玉をまわすとか、損失を確実に取り戻せるとか、顧客救済のためとか、バイカイするとか、
とにかく資金の使用使途は会社で行う取引であり、全く安全であり、会社が保障するという業務的説明で金を調達し手張り等で使い込む。
事故の対応は、担当を解雇・異動等で隠し、担当者がいないので内容を知らない、解雇したので安全・・・が定番。
不祥事は過去から繰り返され、改善されない。
また、以下のような指導があり、トラブルの要素となっている。
・社員に贅沢、無駄使いを極力させ会社依存度を上げようとする。社員の退職防止策であり金銭感覚麻痺となる。
 家買え、車買え、風俗通え、裏カジノ行け、ブランド物買え、タクシー使え、とにかく金使え。
・社員に客の金を、会社の金のように思うよう教育していた。
・係長クラスは、自腹で客から入金が取れないとき入金したり、客の損失補てんさせられたりした。
主務省の処分基準は、「消費者の生命・財産を保護するとともに、国民経済の健全な発展を達成する。」
ttp://www.meti.go.jp/policy/policy_management/18fy-jigo-hyoka/syohisya/18fy-jigo-syohisya.pdf
・法律に違反していることがわかれば処分する。
・その処分基準となる指標は相談件数
主務省の目標に対し、成果が上がらない等の意見は、「総務省行政評価局」へ
メールアドレス:i-seisaku@soumu.go.jp  FAX番号:03−5253−5464

17 :
「苦情・相談・情報提供」
各地域の消費者センター(どこまで有効か不明です)
ttp://www.shousen.org/
日商協(お勧めしませんが形式的に連絡が必要)
ttp://www.nisshokyo.or.jp/consulting/center.html
農林水産省(商品取引相談窓口)
電 話:03-3502-8111(内線5708)
ttps://www.voice.maff.go.jp/maff-interactive/people/ShowWebFormAction.do?FORM_NO=4
経済産業省(商品取引相談窓口)
電 話:03-3501-1511(内線4217,4218)
ttps://wwws.meti.go.jp/honsho/comment_form/comments_send.htm
「事件関係」
警視庁捜査第二課、警視庁築地署刑事課(実担当)等
ttp://www.npa.go.jp/safetylife/soudan/madoguchi.htm
「情報提供先」
読売新聞 shakai@yomiuri.com
朝日新聞 ttp://www.asahi.com/reference/form.html  入力フォーム
毎日新聞 jikenjiko@mbx.mainichi.co.jp
産経新聞 u-service@sankei.co.jp
日経新聞 f-daily@nex.nikkei.co.jp
     ttps://sch.nikkei.co.jp/nikkeinet/   入力フォーム
東京新聞 outou1@tokyo-np.co.jp
情報は当然としても匿名の意見だけでも出す価値はあります。

18 :
2007年05月10日(木) 06時02分
先物取引の「オムニコ」元外務員が、5億円詐取の疑い(朝日新聞)
顧客とのトラブルの多さなどを理由に今年3月、農林水産省と経済産業省から業務停止処分を受けた
商品先物取引会社「オムニコ」(東京)で、元外務員の男が顧客から金銭をだまし取り、行方をくらませていることがわかった。
被害者は20人以上、被害額は5億円を超すとみられる。
被害者の1人が詐欺などの疑いで警視庁にしたほか、同社も「近く被害届を出す方向で動いている」としている。
被害者の男性(42)によると、同社で取引を始めて5カ月後の04年11月、「損を取り戻す良い話がある」などと元外務員に持ちかけられ、
計1600万円余を指定口座に入金。その後も「会社で責任をもって返す」などと誘われ、翌月まで20回以上にわたり総額1億円余を入金した。
その後、元外務員は色々な口実で返済を渋り続け、05年9月に行方不明となり、解雇された。
この男性は翌月、刑事した。今年3月には、元外務員と同社を相手取り、損害賠償を求める訴えを東京地裁で起こした。
同社は「係争中なのでコメントは差し控えたい」としている。
ttp://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2007/0510-5.html
主務の指摘にあるように、過去に顧客とのトラブルが多発し、組織的に隠蔽している事実がある。
主務省は2007年3月に2回目の業務改善命令(事故解明、内部管理体制、法令順守等の指導)と3週間の業務停止処分を出す。
そして同年5月に朝日新聞による「外務員の5億円事件」が報道される。これがその解明した内容である。
今回の事件の舞台はオム本社の当時第二事業部(以下、第二。北日本商品→八重洲支店→第二)である。
オムは社員の離職率の問題より、社員に借金を誘導していた。
裏カジノもその一つでT副部長、コバヤシ課長、オブチ副課長は賭博狂らしい。
同部ではセキという上役がいて手張りの実績があった。ただし、使い込み問題を起こし降格後に退職(解雇?)する。同業に転職後も問題となり服役中との噂あり。

19 :
今回の事件の主犯であるオブチは、オムのトップセールスマンであり、当時のノルマに対応するため、コバヤシと共に手張りを始める。
手張りはオム会長が社内で推奨していた。また、手張り以外にノルマを達成する現実的手法がなかった。
手張りは第三者から口座の名義を借り、自己資金で売買するものだが、資金は客を騙して預けさせた金を使っていた。
丁度、2004年秋からのガソリンの急進に気をよくしていたコバヤシ・オブチの二人だが、大きく玉を張ったために同年11月からの急落により大損失が出る。
5億円事件の始まりである。
当然多額の追証が出て、口座を借りていた客とトラブルになる。そこでオブチの大口客に目をつけ、コバヤシと共謀して騙し、巨額の資金を手に入れる。
二人は何とか急場を凌いだが、不祥事が多かった社内でコバヤシの前上司の使い込みが発覚し、コバヤシが責任をとり解雇された。(コバヤシは協栄に新宿支店長に)
オブチは騙した客に巨額の金銭返済しなければならない。手張りの損失を取り戻すために賭博の再開と不正取引の開始だ。
その時期にT副部長とオブチは賭博を再開し、新橋の裏カジノ(バカラ)で馬主と客にする。
その客は表向きは税理士(?)であったが、実は暴力団関係者であった。二人は事実を知らず馬主と関係を深める。
オブチは大口客の金銭返済のため、この馬主口座を利用して不正取引を行う。
オブチは既存客から騙した大口資金を馬主の口座に移し証拠金として使用する。そして当時認められていたバイカイ手法にて、他の客から不正取引により利益を移す。
バイカイとは、オムニコ社内で顧客の注文を自由に組み合わせることができるため、口座間で利益操作ができるのだ。
この馬主の口座は、賭博での資金や不正取引に使用されていた様子である。その証拠にこの口座のみ利益が出ていたのである。
一時期、全ては順調にいった。そこでオブチは本格的な賭博のため、2005年初めにT副部長と韓国に渡りバカラ賭博を行う。
その時に、オブチは顧客から資金を無断で引き出し使い込む。
多分バカラで勝って返済するつもりだったのだろう。しかし失敗し横領となる。
巨額の借金が発生し、オブチは2005年から複数の客から資金調達を活発に始める。

20 :
ただし、コバヤシは解雇されクレジットがないので、部下を騙して不正に協力させ、業務的に客を騙して資金を調達するようになる。
客へは金銭の補償、無リスクの説明、そして部下の金銭振り込みと確認の連絡等・・・。被害は増大していく。
借金返済のための自転車操業の始まりである。馬主口座を中心に継続して手張りをしていたようだが上手くいかない。
多くの客の返済に困ってか、この頃から部下にも多額の借金を強要し、闇金の借り入れ額も増えていくようになる。
そして大口客の金銭返済も要求され、2005年3月にオブチは別の大口客の証拠金代用の株券に手を出す。
その株券を無断で処分し現金化し返済に充てるとともに、闇金の担保にも使った様子である。
闇金の借金は利子を含め1億円近くになっていた。
オブチは部下と客を騙しては返済する毎日が続くが、2005年5月には使える客の株券もなくなり、横領できる金もなくなった。
会社ではオブチの不信な行動が目につくが、ノルマの事があるので上司はオブチの行動を黙認する。
7月は客からの返済要求が多かったのだろう。
8月に入りは夏休みも返上し客の返済を誤魔化していたが、一部の客が我慢できなくなり不祥事が発覚する。
部長、役員とオブチが調整し、その客には金銭の貸借部のみ保証を行い対応するが、十分な調査を行わずオブチは業務を継続していた。
オブチはこの時に書類偽造で減給処分を受けただけである。
そして9月に入り、オブチは身動きがとれなくなる。そして再び部下を使い、客から逃走資金をだまし取り、2005年9月15日に無断欠勤する。
以降、オブチの姿は消えた。連絡が取れなくなり、自宅も夜逃げの状態となる。
逃走後、社内の調査等でオブチに関する巨額の不祥事(多額の金銭貸借、との不正取引等)が発覚し、オムニコは客と社員の被害者に対し、
事件と無関係・隠蔽の態度を貫く。当然、主務省にも詳細な報告はされていない様子である。
そして部長は第二の組織を潰す誘導をする。まず、オブチの部下に嫌がらせを行い辞めさせていく。オブチに貸した金銭の補償はない。
警察にもオムは被害届を出さず事件解明に非協力的な態度をみせる。

21 :
オムの外部への説明は、事件は外務員個人の行ったことで、会社は事実関係を把握していない。
関係者は全て解雇したため、危険はなく問題は解決されている。ただし、現実には主務省の指摘にあるように相当な情報を所有し組織的に隠蔽している。
今回の被害要因は大きく以下の3点である。多くは示談しているようだが、紛争は数件あるとみられる。
1.騙されて預けたお金(手張りや不正取引用の証拠金に使われる)が返ってこない。
2.証拠金や株券の使い込み。
3.客を騙しバイカイ等で取引とみせかけ不正に特定客()に利益を補填・移動する。
尚、”2”に関しては、少なくとも書類を偽造し横領となる。(これはオムが被害者)
2004年末に顧客の金使い込みと、2005年3月から5月に顧客の株券使い込みが該当する。
今回の事件の問題点は、
・法改正中の不祥事で教育体制の不備、法改正の顧客保護観点を悪用している。
・不祥事が発生するノルマ営業と客を騙すュ営業教育の問題。
・大型事故のくりかえし、それも同部署である。
・社員賭博の危険な状況を知っていて、管理職の指導がない。そもそも管理職が賭博をしている。
・外務員や取引の監視体制の不備、特に事故発生時の顧客への早期確認不備、逃走後まで的確な対応なし。
・主務の事故解明指導に対する不誠実な対応、被害者に対する隠蔽策。
である。
会社としての無責任対応に対し、信用力が著しく低下している。
ttp://www.anuyuusdptw.com/054_teishi.html
ttp://www.asahi.com/national/update/0510/TKY200705090367.html

22 :
<姉妹スレ苦情受付>オムに預けたお金が消えて泣き寝入り
やられたさんは、1999年頃に第一事業部(丸の内)で、担当のM田係長にて取引を行っていた。
当時、パR裏ロム関係にて服役することになり、拘束中に中にオムに預けていた残金380万円が架空銀行口座に振り込まれ盗られた。
友人にオムの紹介を受けるが、友人は資金700万→2800万円(E部長の不正?)で利確した。
勧誘時に担当のM田は損失補償(1点目の問題)を行い、その保障方法(不正?)はいくらでもあると口説く。
初回に650万位、追加200万位で合計850万円位を預け、本人が相場がわからないこともあり、
M田は一任取引(3点目の問題)を要求し、約2年のつきあいが始まる。
ただ、窓口はM田だけにすることが前提であり、M田は別の銀行通帳(2点目の問題)を用意した。
当時の取引は、↓画像掲示板に情報を開示中だが、類似銘柄で売り買い蓋をしたオムの収益化戦略そのものであった。
ttp://jpdo.com/cgi46/125/joyful.cgi?
途中、M田はやられたさんにしつこい金銭貸借を依頼し、名刺の裏にサインを一筆貰って35万円を借りる。(4点目の問題)
特に入出金状況が不明で、取引中も120万円の現金引き出し等があったらしい。(5点目の問題)
そして、拘束中に第三者からの連絡で銀行口座を変更し残金を全て振り込んだ。(6点目の問題:変更手続き)
本人は服役中でオムに連絡することができず(7点目の問題:本人確認)、資金は盗まれた。
警察にし捜査が開始となるが、銀行は協力的だったが、オム側は担当者退職と説明し担当と面談できない。(8点目の問題)
その後も担当者がいないことを理由に事故解明の説明がなく(9点目の問題)、による解決を提案。
上記の問題の中でも一任取引、金銭貸借は明確であるが、特にお金の動きが不審であり、入出金一覧表を手に入れて分析する必要がある。
尚、刑事事件は時効と思われるが被害者はオムである。民事においては時効が発生しないケース(オムが被害者のため)の可能性が高いが、詳細は弁護士に確認。
この犯罪の関係者がオムに存在する場合は明らかにやられたさんに有利である。
友人の関与等が認められた場合は状況により過失相が考えられる。現在、対応中。

23 :
バイカイは確実に利益が出せるという表現があるが、その点は事実でないとの指摘がありましたので訂正いたします。
バイカイはストップ張り付きの場合、時間外での特例措置であり、板寄せだけですからそれ以外の値段は存在しません。
ザラバでの特例措置もストップ値だけが適用されます。価格決定した立会い終了後20分以内に取引所に報告し約定とするものです。
日本弁護士連合会が2005年法改正向けの意見書を提出しているのですが、その中で不正の温床になりやすいとの理由でバイカイ付け出しの禁止を要望していました。
この場合の違法性が指摘される部分は、ストップ張り付きで未成立注文が非常に多く、翌日にその注文が持ち越されることによって、
続伸(又は続落)になる場合に注文を成立させてしまう場合等が該当するようです。
バイカイは外務員でも誤解していたり知らない人も多いらしく、各業者の用語説明をみる限りでもわかりにくいです。
客の説明には、このわかりにくい点を悪用し騙した可能性があります。
基本的に委託間の向わせは事実と考えられ、バイカイ自体を悪用し特定客に確率的に有利(引けの板状況を確認等)な建て玉をとることが可能ですが、
それでも翌日に注文状況が引き継がれないリスクも存在するため、悪用した場合は有利な要素はありますがそれでも100%確実ではないことを補足し訂正いたします。

24 :
以下、指摘と討論がありましたので以下のように訂正いたします。
バイカイの話が出ていた2004年末のガソリン系商品相場では、バイカイできるのは短期間に5回程度あった。
結果的にバイカイしていれば特定客側が勝てる内容となっているが、先日の討論でもバイカイであっても内包するリスクがあり、
実際はバイカイはしていたかどうかは本人しかわからない。
当時は丁度バイカイ特例が出ていた時期で、顧客にバイカイするように説明すると騙しやすく、資金調達が行いやすいために利用していて、
実際は客同士を向わせ、不正口座側を有利にするように手張りをしていたというのが本筋と考えられる。
オブが客から金をだまし取った手口は、以前の客の書き込み情報から以下が想定できる。
・他客ですぐに保証金が用意できないので助けてほしい。
・一任取引で利益を折半、損失は補償する。
・事故玉で利益になっているのを渡す。 ←無理
・バイカイ付け出しする。 
先物取引損失の補填として、上記を業務の一環で行っていて、リスク無し、会社で管理し利益を保証するという手口。
資金は会社の不正用口座に入ったと予想され、実際にはリスクの高い手張りの資金と手張り損失の穴埋め、賭博等に使い、上記の説明は全部嘘だったのだろう。
被害客は書き込みの内容より、横領や金銭貸借の客より、取引に関する客の被害が多いと予測されている。
尚、金銭貸借の客数は実質的には相当多いと考えられるが、オブチが部下等の借金、闇金等何らかの形で返済した、
もしくはオムが保障・示談して相対的には少なくなったと考えられる。

25 :
推定
・営業マン300人
・1日の掛電件数300件
・内ターゲットとの会話 30件(1/10)
・1ヶ月の営業日約20日
300×300×20 =1,800,000件/月
ターゲットは1/10として、月18万件も電話していることになる。
当然、苦情が多いことが簡単に想像できる。
勧誘方法撃退法として、
@オムの電話がディスプレイに表示されたら無条件でガチャギリする。
A難しい質問をして責める。
B会長や役員の名前を出して報告すると強くでる。
C主務(日商協では駄目)に報告するという。
尚、オムに苦情・電話勧誘拒否を伝える時は、代表電話番号だけでは無理で、直通電話番号も伝える。
また、同時に内容をFAXで送りつける。

26 :
人事部は社員は宝と言うが、営業では社員=働きバチ。または、将棋の「歩」で使い捨て、補充するものという扱い。
入社は簡単だが、退職は非常に難しい。
事前準備として、オムの違法情報を取得しておく。
辞める事を伝えると、上司が対応し「飴(やさしい言葉や行動)」が出てくるが、それはいつもの手(応酬マニュアル)であるので意志を強くもつ。
「限界」を言い続けてもウヤムヤにされるだけである。
ボーナス前は「ボーナスまで頑張れ!」、ボーナス後は「ボーナスもらってやめるのか、 起こしてボーナス返してもらうぞ!」
辞表を一回出した人間には退寮の許可がまったくでなくなり、退職する時は「今日中に出ろ!」となる。
寮の者はすぐに引越しできるように準備しておく、もしくは辞表を出す前に引越ししておく事。
そして、退職が受け入れられない場合は内容証明郵便で辞表を送りつける。
出社しなくなると、携帯電話に山のように電話が入り、
「懲戒解雇にするぞ、次の就職できると思うな」と脅しが入るが、
辞める意思を示した相手に懲戒解雇はできない旨を伝える。
※先ほどageてしまいましたが、当スレはオム社の情報専用スレでボランティアのみ書き込んでいます。
書き込みを行いたい場合は>>1に明記しているスレにお願いいたします。

27 :
<以下、ご要望のありました元7Fフロアーマンさんのカキコを張り付けます>
まずは、時間的流れに沿って。
昔々、まだ小林が若かりし頃の話。
小林の上司にあたる人物が、顧客から預かった資金に手を付けました。
当然、会社も顧客も気付きません。小林も気付きませんでした。
誰もが気付かない内に、その上司にあたる人物は会社を辞めました。
そして、時は流れ…。
小林も2組織を任される役職になっていました。
ところが、ある日、小林は監査部に内線で呼び出されたのです。
小林は訳も分からず、3Fの監査部に出向きました。
そこで、監査部の担当から言われました。
『会社の方に苦情がきている。分かるな?』
小林には見当がつきません。続けて、監査部の主張。
『〇〇という顧客からの苦情だ。資金の収支が合わないそうだ。
当時の事を知ってる組織の人間はオマエだけだ。』
小林はハッ!!とします。そして思い出します。
そういえば、あの上司がいた頃、やけに羽振りがよかった事を…。
小林は言います。
『そんな昔の事を言われても分かりません。』
間髪入れず、監査部の主張。
『オマエを当分の間、営業職から外す。色々と事情聞くから。』
この監査部の発言から数日後、小林は本格的に朝から定時まで
監査部からの取り調べに入りました。
結局、小林は取り調べに入ってから数ヶ月後、解雇になりました。
その際、様々な噂が流されました。
ある者は、『賭博がバレたんだ。』と話し、別の者は、『借金絡みだぜ。きっと。』と話す。
会社の隠蔽工作があったのに…。

28 :
小林の本当の解雇理由…。それは何か?
小林は会社の圧力に屈したのであった。会社は、苦情を訴えた顧客に和解金を支払う。
しかし、相手は弁護士をたて、それでも納得していない。
会社は考える。『沙汰だけは…。』と…。
さらに会社は考える。
『ならば、当時の営業組織の唯一の生き残りである小林に全責任を被せよう!』と…。
これが、小林の解雇理由の一幕である…。
少し時計の針を戻し、時は小林が監査部の取り調べ中のこと。
小林はある2人の人物にメールで相談する。1人は副部長。もう1人は…。
そう、オブチだ。
小林は副部長にメールをする。
小林→『私は、どうなるんでしょうか?』
副部長→『オレには、どうする事も出来ん。スマン。転職先は、ニイダの会社に相談してみなよ。』
次に、小林はオブチに相談する。
小林→『副部長に、ニイダに相談しろって言われたけど…。彼の事は知らないし…。副部長に見捨てられたよ。』
オブチ→『そうですか……。』
ニイダの会社…。それは、同業の協栄物産であった。協栄物産の経営陣の中にはオムニコ出身者がいる。それが、ニイダ氏だ。
小林は解雇後、協栄物産の新宿支店の支店長に着任。しかし、そこでは長続きせず退職している。彼の人生は何だったのだろうか…。今、彼はどうしているのだろうか…。
場面は変わり、オムニコでは、小林に責任を被せ、平穏を取り戻す。
しかし、この後、オムニコに更なる暗雲が立ち込める。
5億円搾取事件発覚まで、残り約1年と6ヶ月である。
小林編〜完〜。

29 :
『魂を継ぐ者』〜プロローグ〜
 この物語は、前作の小林編の続編です。今回の中心人物は、"オブチ"となります。
本編に入る前に、予備知識としてオムニコについて幾つか語りたいと思います。
ACT.1 第二事業部とは
当時のオムニコの営業部は第一〜第五事業部で構成されていました。
営業スタイルは殆ど同じですが、事業部間の成績には差が生じています。
本作の舞台となる第二事業部は、成績不振の事業部として存在しています。
この第二事業部に前作登場した"小林"、今回の中心人物の"オブチ"がいます。
ACT.2 第二事業部の組織図
 まず、役員監督者として菊地本部長のがいます(第三事業部も兼務)。
営業部長はズガワラ。その下に副部長が2人おり、大きく二つにA組織・B組織に分かれています。
A組織は、T副部長を筆頭に、第二事業部のノルマの約7割をこなします。
このA組織に小林・オブチが組み込まれており、A組織並びに第二事業部のエース組織です。
それでは、これらの事を頭に入れて頂き、本編に参りましょう。
『魂を継ぐ者』 
第1章 〜栄光の影に〜
オブチは、営業不振の第二事業部にあって、トップクラスの成績を残している。
おそらく、社内のTOP 10に入る程の実力があっただろう。
ただ、その栄光に満ちた成績も、5億円搾取事件への一歩に過ぎなかった…。
 オブチ率いる第1店は、必ずノルマを達成していた。
部下からの新規が無くても達成していた。当時の店ごとのノルマは月間900万円分の
新規を計上する事。それをオブチが1人で完遂する事もしばしば。
その時は、不思議には思わなかったのだが…。

30 :
オムニコの場合、新規取りに走るのは主任と一般社員のみである。
オブチの主な日常業務は、既存客から手数料を取る事と売買注文の取り次ぎ。
なのに、なぜ新規を計上出来たのか?それは旧客を利用したのだった。
社内には次のような規則が存在する。
・以前、取引のあった顧客を再勧誘する場合、その顧客が取引終了時点から6ヶ月
経過していなければ新規契約と認めない。(社内では"復活新規"と呼ぶ。)
オムニコの顧客は、社会的地位が高い。オブチの顧客も同様に…。
一度でも、相手にお金があると分かれば、復活新規を計上するのは簡単だ。
利益を出して終了していた客であれば、『また、昔の様に良い思いをしましょう!』と。損失を出して終了していた場合、『負け分を取り戻しましょうよ!』と、相手をその気にさせて取引に引き込む。相手の心理を上手く利用するのである。
オブチが常日頃、口にする名言がある。
『先物取引は投資じゃない。金持ちの道楽であり、遊びだ!』
オムニコが何故に社会的地位の高い人物を顧客にするか分かって頂けただろうか?
ただし、復活新規はあくまでも一時的な救済策でしかない。その場しのぎなのだ。
本来、復活新規はノルマ達成まで残り僅かという場面で使用するものである。
それをノルマ達成のために3〜4ヶ月連発で行うと物理的に無理が生じる。
ならば、部下からの新規に頼るか?口では、『新規出せや!』と言いつつも
時代は昔とは違う…。どうすれば良いのだろうか?
ここで、オブチがとった行動は自らが資金を出して取引をする事であった…。
(今となってはそれ以前から実行していたのかもしれないが…)
・手張り…外務員が自ら資金を出して取引する事。
(現在、相場を正常に維持する目的・インサイダー取引の兼合いもあり禁止)
通常、課の責任者は相場が終わる15時まで外出しない。昼食も出前や弁当で済ます。
余程の事が無い限り、外出はしないのだ。しかし、オブチは午前中から外出する事も
多々有り、1日中いない時もあった。今思えば、この時すでに、破滅へのシナリオは
全て完成していたのだろう。
私には、オブチが金策と名義借りに掛けずり回っているようにしか見えなかったから…。

31 :
『魂を継ぐ者』
第2章 〜仕事と私事〜
問題です。次の金額を見て皆さんは何を想像されますか?
1000万円
ミリオネアの賞金? それともM―1の優勝賞金?
この金額は、オムニコの係長職の平均年収です。上手く出世出来れば、25〜27歳で手にする事が可能です。
確か、オブチは当時、昇進最速記録保持者だったと思います。
オブチも例外なく、手にしていたでしょう。ましてや、失踪する約1年前から副課長だったんですから…。
年収1000万円であれば、余裕を持って生活出来ますよね?
しかし、この物語の題名にもあるように、オブチは誰かの"魂を継ぐ者"…。
それは、一体誰なの?皆さんは、既に耳にしています。そう、小林の魂を…。
正確には、小林も"魂を継ぐ者"だったのです。彼等の祖先…つまり、仕えていた上司達からの…。
オブチは私と出会う前から身の丈以上の借金がありました。
複数の消費者金融に闇金融。そして、両親や部下からも。小林も似た様なもの。
借金の目的は何だったのだろうか?家のローン?子供の教育費?
どれも違います…。その正体はギャンブルというだったのです…。
オブチのエピソードで面白いものがある。時は、オブチが新規取りに走っていた頃…。
当時の上司もオブチに似た系統の人間。2人は部下と上司の関係以上に意気投合。
2人は共に、外回りのふりをして平和島競艇場に遠征。これを月に何回も続けていても
(ギャンブルの成績は定かではないが)、営業成績は常に優秀。末恐ろしい行動力だ。
これに加えて、もう一つの借金理由がある。理由はIT長者に似ているかもしれない。
若くして成功し、ある程度の富を得た人間が陥る落とし穴であった…。
※補則説明※
・一つ前に出た平和島競艇場に遠征した上司は、小林ではありません。
・上記に記載した上司は、T副部長ではありません。オブチ失踪時は、内勤の係
長です。

32 :
オブチは既婚者であり子供もいました。ですが、少なくとも、失踪の2年前から自宅に帰っていません。
帰っても1年に2〜3回でしょう。では、どこへ?
カプセルホテル?それは、奥さんへの言い訳…。実際は愛人との二重生活…。
ちなみに、相手は水商売関係。この相手は、昔、小林の女だったとか…。
この借金のツケが、後に顧客と外務員の貸し借り問題に発展するのであった…。
この愛人の存在を知っていたのは限られていました。まず、T副部長と小林。オブチの 部下の6〜7人。
そして、小林が統括していた残りの組織の人間。これには理由があります。
何故なら、オブチが愛人の勤務する店に連れて行くからです。
オムニコ社員が夜のクラブ活動に励むのは、一種の伝統に近いのかもしれません。
社員とお店の娘が結婚するという話が珍しくなかったので…。
この愛人が、後にオブチにとってマイナスの存在になるとは露知らず…。
この愛人の話はもう少し先になるので、今回は暗示だけに留めておきたい…。
最後に分かり易く、オブチの借金理由を以下の項目に分けてみた。
@ギャンブル
A本宅に残す妻と子供の生活費
B愛人との生活費および夜のクラブ活動費
C手張りの資金
これらを記述し、物語は第3章に突入する…。

33 :
『魂を継ぐ者』◆番外編◆
【スガワラ部長は、ワラをも掴む!?】
episode-1
スガワラは肩身の狭い営業部長。第二事業部の成績はパッとしない…。何故かって?
旧八重洲支店を崩壊させた人物だから…。『失敗は成功のもと』って言うけど、違うね。
『失敗は彼が部長なコト』
彼は、前の勤務先から会長のお側付き。
会長からの、『いずれ、お前は役員になってもらう!』という言葉を信じて、早何年??
彼は、他役員ならびに部下からも総スカン。何故って?そりゃそうさ!
おっと!? この続きは、episode-2で!
episode-2
スガワラは、毎日同じ行動と発言をする。出勤前に、そば屋で朝食摂取。
ュが始まると、『新規ないか?新規!』と喚く。11:45になると、例の室内エコー。
『食事取らせなさい!食事!』と業務命令…。こっちは、アンタが言った手数料取ってんのにさぁ…。
キレた副部長が動く!自分の管轄の係長以上に集合命令。
・極秘作戦始動・
<内容>
現在日時は月末。事業部ノルマまで残り僅か…。意図的に、60万分の新規を計上するな。
部長に試練が襲い掛かる!
episode-3
スガワラは思う。『今月は、ノルマ達成か?残り60万円の新規が建てばOKだな。』
役員報告まで、残り30分。スガワラ焦る!久々のチャンスを無に出来ない。
オブチに接近。『復活新規で良いから計上出来ない?』
オブチ→『部長!復活新規は控えろって月始めに言われてます!』
スガワラ→『今日は特別だよ〜。』
副部長からオブチにアイコンタクト。その目は語る。『スガワラに新規出させろ!』
どうする?部長〜!?

34 :
episode-4
時が無惨にも過ぎ去り、タイムアップを迎える…。
当々、スガワラは自ら新規を出す事はなかった…。ここで、男気を見せれば部下もついてきたのに…。
残念!新入社員に自慢の手品を見せてる場合じゃないよ?
ちなみに、そのネタは百均に売ってましたよ、部長。普段から、昔の顧客の自慢してるのにね?
1人は食品メーカーの会長だっけ?ハンペンで有名な。
あと、元・自衛隊北部方面本部出身で大学教授の〇〇氏だっけ?
やっぱり、スガワラは自己中心なんだよなぁ…。
episode-5
オムニコでは年に数回、社内コンペがある。ゴルフが趣味のスガワラは燃える!
『イイとこ見せるか!おっと!?主力派閥の役員にもゴマ擦らなきゃな。』
チーム編成表に目を通す。おかしい…。確か、部長職は役員とラウンドするはず…。
なのに、俺は他事業部の副部長と一緒!? じゃ〜、俺が入るはずだった組は…。
あっ……!? 何とそこには自分の部下のT副部長。役員も分かっているのです。
彼と付き合うメリットが無い事を。そして、知っているのです。彼のお粗末加減を…。
Last episode
スガワラが部下からの人望がなかったのはご承知の通り。
それでも、こちら側は大人の付き合い。ある日、部長とオブチやその他大勢が会食。
実は、オブチの部下が近々結婚予定。部長に祝辞をお願いしようと心に決めるオブチ。
オブチが部長に懇願。すると部長からの意外な発言!
『あ〜、ダメだぁ〜。その日は町内会の集まりに出るもん。』
一同ア然…。オブチはブチ切れ退室。結局、次の日に部長は謝罪。
しかし、オブチではなく、何故かオブチの部下の新米主任に…。これが第二事業部の責任者なのです。
〜FIN〜

35 :
『魂を継ぐ者』
第3章 〜小林事件とその後〜
第1章では、第二事業部でのオブチの実情を記載し、第2章では、オブチの借金理由に触れてきました。
この章からは、事件の真実や本質に迫る内容となっていきます。
まずは、小林とオブチの関係について深く掘り下げたい。
プロローグでも話したように、小林・オブチはスガワラが管轄する第二事業部に在籍。
そして、その下のT副部長を筆頭とするA組織に組み込まれている。
小林は、2課統括の課長職であり、その1課がオブチ率いる組織である。
第1章後半でオブチが取引時間中に外出していた事には触れた。
その際、オブチに代わり、顧客対応していたのが小林である。
恐らく、小林は知っていたのだろう。組織の内情を…。
だから、何も言わずにオブチを自由にしていたのだろう。
ただ、人間はロボットとは違う。
自らに計り知れない負荷がかかり、背徳の十字架を背負うと、心の内に秘めた爆弾が破裂する…。
あの場面は今でも忘れない。必死にテレコールしていた営業室の時が止まったのだから…。
同時刻、小林とオブチの互いを罵り合う光景が目に入ってきた…。
あれは確か、2004年の9月か10月頃だった。小林がオブチを呼び、茶封筒を渡す。オブチは席に戻り中身を確認。
すると、オブチは突然、席を立ち茶封筒を小林に投げ付けこう言った。
『テメエ!ふざけんじゃねぇぞ!この野郎〜!!』
続けて、小林も吠える。『何だとっ!?コラ〜!!』
それは、これからの小林・オブチ組織の崩壊を意味するものであった…。
そして、茶封筒の中身は何だったのか?その事を本人達に聞く必要はなかった…。
なぜなら、オブチが小林に投げ付けた際に中に入っていた1万円札がヒラヒラと舞っていたから…。
何故、オブチと小林が人目を気にせず対立したのか?
何故、茶封筒の中に多額の1万円札が入っていたのか?今となっては分からない。
その理由は、既に皆さんへ報告済みです。この直後に、例の小林事件が起こったからです。
ただ想像するに、おそらくギャンブルか借金絡みの様に思える。
この頃から、一時期、抑えていたギャンブルへの禁断症状が現れていたから。
あくまでも、これは私の想像の域を出ないワケだが…。

36 :
小林が組織を離れる少し前に、別の組織から次長職が異動してきた。
彼は、T副部長と旧知の仲。しかし、T副部長とは違いどちらかと言うと、事無かれ主義者。
小林解雇後は、本格的に小林の業務を引き継いだ。ただ、オブチにとっては喜ばしい事ではない。
小林は良くも悪くも、オブチの理解者であり協力者であったから。彼の後ろ盾はもういない…。
(ただ、ある人物の登場後にオブチはT副部長と更なる親密を深めるのだが)
これを境に、オブチは様々な指示を部下に送る。しかし、部下は事の重大さには気付かなかった…。
この頃のオブチ組織には、実働部隊として主任職が3人と一般社員が1人。
そして、新卒社員1人がプラスされた構成になっていた。
彼等の奇妙な行動が目立つようになる。
オムニコは8:30〜9:00は朝礼+ュ練習になっているのだが、主任職が上着を着ずに外出する。
ちょうど、その時期に私は9:30から商談予約を入れていたので玄関ですれ違う。私は尋ねた。『タバコ買いに行くの?』
すると、大体が決まって同じ事を言う。『銀行に行くんだよ。』と…。それも、厚めの封筒とメモ書きを持って…。
後に、私が会社を辞めプライベートで彼等の1人と会った際に当時の事を聞いてみた。以下は、その会話である。
私→『あの時期から、朝一番で銀行に行ってたよね?』
彼→『あっ…、そうだね…。』
私→『振り込みか何か?』
彼→『………。』 しばらく無言…。
そして、口を開く。『朝礼前に頼まれるんだよ…。この封筒の中にある現金を振り込めって。』
彼は続ける。『それで、1枚のメモに振り込み先が書いていて、そこに送るんだよ。』
更に続ける。『何回も振り込みに行くと、色々な銀行の手数料覚えちゃうよ(笑)』
彼とは同僚である前に友人でもあったので、その日は幾分かお酒も入り、会社を辞めてから、初めて心の底から笑った気がした。
そうこうしている間に、互いの帰宅時間が迫り、帰ろうとした時…。彼は趣ろにタバコに火をつけ言った。
『でも、考えるとおかしいんだよなぁ。銀行の機械で振り込む時、振り込み先を入力すると相手の名前がでるよね?
その相手が、たまに俺の客だったりするワケ。こっちは社内業務だと思って、振り込む側の名前と連絡先をオムニコにしたら、オブチにエラく怒られたよ。』
私→『何で怒られたの?』

37 :
彼→『オムニコ名義で送金したら、振り込み作業でトラブルがあったら、会社に連絡が来るだろ!って。』
彼は続ける。『次からはオブチの名前とケイタイ番号を入力して手続きしたよ。』
私は思った。会社を通さずに顧客との金銭やり取りをする事は有り得ない。
オブチは、この時から不正な金銭貸し借りを行っていたのだ。金額には、ばらつきがあったという…。
少ない時は、10〜20万円。多い時には、100万円にもなっていた…。
ある時は、顧客の損失補填にあて、またある時は、手張り資金へと…。
顧客がいかに資金力豊富だといっても、湯水の如くお金が出てくるワケではない。お金は、あればある程に好都合。
ならば、どうしたか?
『金の成る木を作ればいいんだよ…』
金の成る木とは何か?それは、まだ白いキャンパスの様であり、自らの力でねじ伏せられる相手…。
つまり、まだ入社して1〜3年の若い苗木…。
そう…。自分の部下に借金させ、オブチは、この困難を乗り切ろうとしたのであった…。
まず、ターゲットになったのが新入社員。
普通なら、新入社員といえど簡単に多額の金銭を借す事はないのだが新入社員には、そうせざるを得ない理由があった。
新入社員の初新規が違法契約だったから…。勧誘年齢をオーバーしそれを隠すため相手の身分証明証を偽造。
オブチは新入社員に対して、"共犯"という意識を植え付ける。
新入社員は、オブチに80万円近い金額を手渡す。
その金額は、すぐに戻ってきたようだが、この新入社員が辞めたのは言うまでもない…。
次に、狙われたのは一般社員。彼の場合は、消費者金融でカードを作らされる。
ただし、月々の返済はオブチ失踪の少し前までオブチ本人がしていたようである。
ところが、彼の名義貸しはこれだけでは終わらない。それは第4章で明らかになる。
残りの主任職は無事だったのか?主任3人すべてが、オブチに貸していた。中でも、1番年上の主任は最悪だろう。
消費者金融のカードを数枚作らされて、オブチからの月々の返済金も貰えない日もあったようだ。
それでも、いつか全額戻ってくる事を期待して、自ら返済を続けていたから…。

38 :
あげ

39 :
前スレの第1章で述べた手張りのための資金…。そして、第2章で述べたオブチの借金…。
これらは全て、顧客からの不正な貸し借りと部下からの借金によって成り立っていたのである。
しかし、これから起こる出来事が、一気に事態を最悪の方向に進めるのであった…。
『魂を継ぐ者』
第4章 〜悪魔との契約〜
オブチ組織は相変わらずノルマを達成はしていたが、以前よりも勢いが無くなってきている…。
小林なき後は、月末にやっと達成…。
そして、オブチの外出が減少…。多分、オブチに問題を起こさせないための、次長の策略だったのだろう…。
しかし、オブチは主任達を利用して旧客と接触。復活新規に必要な書類を集めさせる。時には、自ら書類を偽造して…。
あとは、当面の資金確保だけが問題となる。オブチのとった行動とは?言うまでもなく、ギャンブルであった…。
ただのギャンブル狂であれば、競馬やパR・パチスロ等で事足りるのだが、オブチの場合は現金そのものが必要となる。
『日本にカジノを作ろう!』と意気込む某知事がいるが、東京には既にカジノが存在している。
オブチは裏カジノに再び足を踏み入れたのだった。
そこでは、様々な賭博が行われていた。Black Jackやルーレットなど…。オブチが主戦場に選んだのはバカラと呼ばれるモノだった。
恐らく、オブチには自信があったのだろう。全てが上手くいくと…。何故なら、ここは新橋…。新しい掛橋を作る場所だから…。
カジノに通いだし最初の内は素人の割には儲けたのだろう。私生活の金遣いが荒くなったから。
ただ、裏カジノの恐いところは、金銭的麻痺が現れる事だろう。
最初は少額でも徐々に掛け金が増していく。だが、オブチのギャンブル熱は燃え盛る一方だ。
事態は動く。ある日、オブチはT副部長とカジノへ。T副部長もギャンブル好きで有名である。
いつもの様にバカラに挑もうとした時…。隣に、やたら景気の良い話をしている人物がいる。
オブチは無警戒で近付き、その人物に話し掛ける。相手の素性も知らずに…。
オブチが話し掛けた人物…。それは、後に5億円搾取事件とオブチ失踪の原因に繋がる人物。(以降、この人物を"Y"と呼ぶ。)
Yは、オブチと会った翌日にオムニコの顧客になる。その経緯は次の通りだ。
オブチ→『景気良さそうですね?』
Y→『まぁね。』

40 :
オブチ→『お仕事は何されてるんですか?』
Y→『う〜ん、色々かな。強いて言えば、馬主かな。』
オブチ→『馬主ですか!あれって、お金掛かるんですよね?』
Y→『そうでもないよ。馬は楽しいよ!』
オブチの目が光る。『イイカモを見つけた…』 更に続ける。
オブチ→『カジノには、どうして?』
Y→『理由がいるのかい?アンタの理由は?楽しい事をするのに理由はいらないだろ?』
Yが続けて話す。『何か楽しい事があったら教えてよ(笑)』
そう言い残し、2人は名刺交換をして分かれた。オブチは、出会った次の日に名刺に書かれた番号に電話をする。
勿論、T副部長の承認を得て。そして、すぐに契約をまとめてくるのだが…。
ここで問題がひとつ。会社に提出する報告書だ。まさか、バカ正直にカジノで勧誘とは出来ない訳で…。
オブチとT副部長が考えた策は、一般社員の新規として計上しようというもの。ここで思い出して下さい。第3章で出てきましたよね?
消費者金融でカードを作らされた一般社員が…。その一般社員の新規として計上したのです。これも、別の意味での名義貸しになるだろう。
その一般社員も犯罪意識は無かったはずだ。形式上は自らの昇格査定にプラスになるし、歩合もつくのだから。
そして、この計画は秘密裏に行われ、オブチ組織のノルマは達成。
オブチは余程、嬉しかったのだろう。この馬主について、親しい同僚に自慢げに話すようになる。
『ひと月に、馬のエサ代だけで1000万円掛かるんだってよ。奴は金持ってるよ!馬主仲間紹介してくれねぇかな〜。』等と…。
恐らく、オブチは馬主仲間を何人か紹介してもらってたと思う。
勿論、私の勝手な推測だが…。そういえば、まだYの正体を教えてませんでしたね?これには、2つの説があります。
 @Y本人がヤクザとする説。 AYの関係者にヤクザがいる説。
どちらにしても、ヤクザという悪魔と契約した事に変わりはない…。
オブチは、この契約を境にYと私生活で会うようになる。カジノに行ったり、Yが贔屓にしている六本木のクラブで遊んだり…。
時には自分の部下を引き連れて遊び回っていた…。それも毎日と言っていい程に…。そして、オブチは会社に来れなくなる…。
正確に言うと、朝の出勤時刻に間に合わないのだ。毎日、朝の3〜4時まで飲み明かしていたら無理もない。

41 :
それでも、オブチに対して会社からのお咎めはない…。T副部長の後ろ盾があったために…。
オブチはT副部長の後ろ盾のお陰で、更なる行動を起こす。週に3日は出社前の顧客訪問という口実を使い重役出勤…。
理由は既に記載した通り。カジノ・クラブ通い…。これに加え、地方の競馬場に出向くようになる。Yが自分の馬の出走レースを見せるために…。
当時、名古屋方面に行く事が多かったと思う。部下に新幹線代を借りる姿を目にした事があるからだ。
そして、オブチの帰宅場所が部下にすら分からなくなる。これには第2章で触れた愛人の行動が関わってくる。
この愛人の素性などにも少しお話したい。
この愛人は、オブチと出会った際、上野のであった。住まいは、台東区入谷のマンション。オブチは、このマンションから殆ど出社…。
ただ、この愛人は一癖も二癖もある。ある時は、妊娠騒動。またある時は、自未遂騒ぎ。極め付けは、オブチの本妻に脅迫電話…。
オブチは妻と娘を守るために千葉から葛西に引っ越させる。
しかし、何処からか情報を仕入れ、引っ越し先の自宅にオブチと別れる様に脅迫する。何故、オブチがこの愛人と別れなかったのか?
皆さん、不思議に思いますよね?
その理由は2つある。1つは、オブチを自分の元に引き留めるためなら、何でもしたから。オブチにお金を渡すことも。
2つ目は、オブチの家族に危害を加える可能性があったから。だが、オブチにとってはこの愛人の存在自体が面倒臭くなったのだろう。
新しい愛人Bを作りだす。新たなは六本木で…。
勘のイイ方なら分かるかもしれません。新しい愛人は、Yが贔屓にしているクラブの女性…。
オブチは、愛人Bの住む広尾の家から1日を始める様になる。その間も、愛人Aはオブチの帰りを待ち続ける。新橋でオブチを夜な夜な探しながら…。
ただし、この愛人Bとの付き合いは長くない。あくまでも、私の見解だが、Yのご機嫌をとるために付き合った可能性が高い。
この時には、オブチ・T副部長共にYがヤクザ関係者だと気付いたのだろう。結局、オブチは愛人Aの元に戻る事となる…。
この愛人Aは、後にオブチのために韓国へ渡ることになる。ただ、お金のためだけに…。それは、第5章で…。

42 :
『魂を継ぐ者』
第5章 〜綻び〜
オブチがYと付き合う様になり、徐々にオブチ本人も自らのバックにヤクザが付いているような発言をする。
以前、復活新規を計上した顧客から苦情がきた事があった。
その顧客にもYとは別のヤクザ組織が付いていた。オブチは、その顧客に対して、あたかも自分にヤクザを動かす力があると匂わせる。
結局は、Yの組織の方が、力も格も上の様で事無きを得たのだが…。
話は変わり、オムニコでは基本的に新規はトウモロコシでしか建てない。(取引が長い顧客には大豆や金、ガソリンを勧める事はあるが…。)
この物語で、私が話してきた"手張り"は、主に旧客やオブチの知り合いから名義を借り、資金はオブチ自身が出すという構図の事であった。
これは、あくまでも組織のノルマ最優先で行っていた事だ。(…と信じたいが。)
ところが、当時、ガソリンが値上がりした時期があった。
この時、オブチは私利私欲の為に"手張り"を行った。T副部長も…。
取引時間中に『ガソ!ガソ!』と目の色変えて、オブチ&T副部長が内線で悪巧みしていた…。
この手張りの資金も、恐らくは顧客からの借金か…。ただ、気になる事があるのだが。
オブチが取引時間内に外出するという事は以前話した。この時期が、私が知る中で最もオブチが会社に居なかった時期に当たる。
大概、オブチは1度外出したら日中に戻る事は多くない。殆どが夕方6時以降に戻る。
そんなある日の事。オブチが黒い鞄を手に戻ってきた。そして、まだ仕事量をこなしていないのに、部下達に帰る様に指示。
ちょうど、私がいた組織も帰る頃だったのでエレベーターでオブチと一緒になった。
エレベーター内は私とオブチ、そしてオブチ組織の主任職が2人。彼らは鞄の中身について話していた…。
何と!中身は現金だった。それも10〜20万円のレベルではない。入っていたのは600万円!
何故、そんな大金を持っていたのかはオブチ本人が部下に話していた。
内容はこうだ。「カジノでは、株の信用取引の様なシステムがある。お金を貸してくれるのだ。ただし、そのお金は店外持ち出し禁止。
借りた日にカジノで儲けたら、その日に返し、損したら制約書にサインして数日以内に返済する。」と。
そして、何かあったらYに言えば大丈夫だと…。

43 :
この現金600万円が更なる手張り資金になったのか、または、この数日後に起こるガソリン価格下落時の、飛び道具になったかは解らないが…。
一つ解っているのは、オブチが韓国に行き始めた事だ。どうやら、カジノ関係者かY絡みで誘われたのが最初らしい。
当初は土日・祝日を使って韓国に渡っていたのだが、次第に平日にも行きだし、
揚げ句の果てには、T副部長や次長も公認の上で行くようになる。
最終的には、T副部長も共に韓国へ同行する事になる…。
オブチが韓国に行き始めた理由はお金だ。韓国カジノは合法であり、カジノ大会も開かれている。
オブチは一度、その大会に出場して1000万円獲得した事があった。
この1000万円が何に使われたかは言うまでもないだろう…。分かりますよね?
ただ、人生と一緒で何回も都合良くはいかない。あれは、オブチとT副部長が韓国に行った時。
2人は全財産をカジノに注ぎ込み、帰国する事もままならず…。
この時、オブチは愛人Aに韓国に来る様に指示。表向きは観光だが、実際は、お金を持って来させるために…。
後に、この一連の韓国旅行の波紋が、オブチの部下・上司に押し寄せてくる…。その話は、もう少し先のコトとなる…。
このように、オブチはあらゆる手段を講じて資金を集めた。合法・非合法問わずに…。
しかし、現金貸し借りも時間が経つにつれて様々な問題が起こってくる。新たな手段にでる。
オムニコの顧客層の高さはご承知の通り。
これらの客の殆どが、先物取引をする前から何らかの投資をしている場合が多い。
先物取引は、現金が無くても出来ますよね?有価証券の二重活用で…。
オブチは、これらの有価証券に目をつけた…。
オブチの集金手段の一つとして、嘘の売買報告と嘘の追証があった。顧客に対して、新たな資金投入させるために嘘を言う。
勿論、オブチ主導で。顧客の中には、自分の資産を有価証券に変換している事が多い。
追証や新たな売買資金として有価証券を預かり、これらを換金してくれる相手に持って行く…。
確か、東京駅八重洲口にあるみずほ銀行とプロミスの間の路地に、その相手が居たと記憶している。

44 :
雑居ビルなので、会社名などは分からないが、闇金のようなカンジではあった…。
その相手に顧客名義の有価証券を渡し、自らの借金を返済したり、新たな資金を手に入れていた様だ。
この件が、朝日新聞の記事にあった詐欺または搾取に繋がると思ってよい。
1口=1000株の株券だとしても、それが一流の上場企業であれば売却しただけで、何千万円の利益になっても可笑しくはない。
ハッキリ言って、この行為は詐欺です!
恐らく、この時点で2005年の3〜4月くらいだと思います。オブチの最後のあがきとして、夏休み返上で出勤した事がある。
オムニコの夏休みは前半組と後半組に別れる。この年、オブチは前半組として休暇予定だったが、何故か休暇返上で出勤していた。
あくまでも自主出社扱いなので、10時くらいに出社。
そして、会社に着くなり電話で相手と何やら相談…。これを一週間近く続けていた。
ちょうど、私の組織の主任も前半組だったので、後半組夏休み中の詳細も聞くことが出来た。
オブチは相変わらず、電話で何やらやり取り。
しかし、オブチ宛の電話を上役に取らせる事は無かったらしい。オブチが別組織の主任職達に、電話を取るように指示していたから。
これら電話のやり取り内容については、想像でしかお話出来ない。
恐らく、オブチが取引内容をごまかすために電話対応していたり
または、Yからの圧力などがあったのではないかと推測する。Yの口座だけが利益を出していたから…。
オブチ失踪まで、会社が情報を把握出来なかったかのは、こうしたオブチ特有のごまかしやオブチの事態収拾能力が意外にも高かった為である。
この夏休み明け頃に、オブチは会社を無断欠勤する事になる…。

45 :
『魂を継ぐ者』
第6章 〜逃亡者と残されたモノ〜
オブチが会社を無断欠勤する少し前、オブチとスガワラ含め上役の人間が顧客面接に行ったようだ。
その時、オブチ・スガワラ共に、次のように説明したらしい。『会社には非がない。部下がやった事だ。』と…。
ただし、オブチも個別に面接した顧客には自らの非を認めたらしい。
だが、実際には、この時に説明した以上の被害が後に明らかになる。
それは、顧客に出させた資金をオブチが取引自体に使用していなかったから。
顧客が1番気にしていたのは、自分の資金が無事なのかどうかだろう。
故に、この時点では資金に何ら影響が無かったと思い込み、それ以上事を荒げなかった。
あくまでも、オブチとの間で発生した金銭貸し借りに重点が置かれたから。
恐らくは、会社が返済責任を負ったのだろう。
顧客は、それである程度は納得したのかもしれない。何故なら、会社が責任を持つと言ったから。貸し借り問題については…。
ところが、オブチは会社を無断欠勤する…。そして、今後一切の連絡が途絶えた。
程なくして、オブチが失踪した事が第二事業部全体に知れ渡る。驚いたのは、顧客や上司連中だけではない。1番驚いたのは、部下達だろう。
オブチに貸していたお金の件があったから。各々がオブチに連絡を取ろうとするが無駄なあがき…。ケイタイも解約され音信不通…。
上司達も慌てる。実際に自分達が受けていた報告内容と違う内容が出てきたから…。
それは、取引内容しかり、オブチとYとの繋がりしかり…。諸々全てが…。
【注意】 ここで皆さんにお願いです。これからの物語内容について、今まで以上に私自身の想像的見解が出てきます。
というのもこのスレ参加者の何人かは、(私を含め)当時、第二事業部の社員だったと思われますが、
この事件について100%事実を知っている人間はいないでしょう。
何故なら、スガワラが事件に対して外部のみならず事業部内にも事実を隠していたから。
このスレ参加者の情報を足したとしても、100%にならない事を理解された状態で読み進めて下さい。それでは本編に戻ります…。

46 :
オブチ逃亡後については、3つの視点から話を進めていきたい。その3つの視点とは以下の通り。
@オブチの逃亡理由
A部下達の行動
Bオムニコの見解
まずは@について。オブチが逃亡した理由は幾つか言われていたが、1番真実味があるのがヤクザから狙われた事だと思う。
ご承知の通り、Yはヤクザ関係者である。カジノの負け分や取引自体で揉め事を起こしたためにオブチが逃亡した可能性が高い。
ただ、オブチは別のヤクザ組織からも狙われていたらしい。覚えていますか?オブチが闇金を利用していた事を。
この闇金も元締めはヤクザ組織であり、利子も含めた返済額は1億円になるらしい。
オブチ逃亡後に、T副部長や直属の次長がオブチの妻と子供を逃がした事実を踏まえても真実味が出ていると思う。
横領がバレただけで家族を逃がす必要性はないだろうし…。
オムニコの性格上、懲戒解雇にされても、それ以上物事が大きくなる可能性は低いはずだから…。
何にせよ、オブチ逃亡理由はヤクザから身を隠すためであったと私は考えている。
それ以上の的を射た答えが出てこないのが正直なところなのだが…。
次にAについて。この時に部下が頼ったのは、小林が統轄していた組織の片割れの副課長。
この副課長はオブチに次いで第二事業部の稼ぎ頭。勤続年数も長く、オムニコについても詳しかった。
部下達の一致した意見は、オブチに貸したお金をどうにかする事。
この副課長が考えたのはオムニコに対し、使用者責任の観点からオブチに貸したお金を立て替えさせるというもの。
これは、確率としては非常に高かった。
というのも、過去に丸ノ内支店で横領事件が発覚した時に、今回のオブチ同様に部下からの借金が明るみになった事があったから。
その際、オムニコは部下達に当事者に代わり、全額立て替えたという事実があった。これを再び、実行しようとしたのである。
それぞれが被害額を記載して、副課長に手渡す。
それをT副部長からスガワラ部長に提出。この時点では、皆が100%成功すると確信していた。
この時期、オブチの部下の一般社員(消費者金融でカードを作らされ、書類上はYと契約した社員)が辞表提出。
スガワラもオブチの一件があったので何も言えず受理。この社員が辞める際に、スガワラはこう言ったから。
『会社が責任をもって、お金は返すから。』と。

47 :
この社員が朝礼の場を借りて、私達に挨拶した光景は忘れない…。
先物業界からの脱出に対してか、果ては返還約束に安堵したのか、その時流した涙は彼の素直な気持ちを表していたのだろう。
その場で、私も涙しそうになった…。ところが、この涙が、血の涙に変わるのに時間はかからなかった…。
Bとも関わってくるのだが、オムニコは一切の責任を負わないと言ってきたのだ。
唐突に。部下達は反発し、それを見た会社側は関係者一同を事情聴取する。
その際の会社側言い分が酷いもので呆れてしまったのは言うまでもない…。
会社の言い分はこうだ。
・例え、上司と部下の関係であったとしても、社内での金銭貸し借りは禁止されている。
・仮に、上司の圧力に屈して貸してしまっても、その後に部下は上司と食事に行き飲み食いを共にしてきた。
その際の会計は、当然上司が行ったので、責任は部下達にもある。
いかに呆れた物言いか分かるだろう!この時、被害を訴えたのは10人弱。被害額は〇千万円近くにもなる。
会社が責任を取らない以上借金返済は各々が背負う事になる。中には、破産手続き説明を受けた者もいた事を覚えていて欲しい…。
続けてBについて。正直に言って、会社の方針は分からない。
当初は、顧客と部下達には責任を持って行動すると言っていた。
しかし、時間が経つにつれ社員には保障無しという主張になる。今度は、顧客にも制限有りの保証しかしない方針になる。
『オブチが顧客から借りた金銭は、ある程度建て替えるが、無断売買や嘘の追証などの名目でオブチに手渡した金銭は保証しない』と。
『会社ではなく、オブチに請求してくれ…』というカンジでスガワラ含め経営陣は対処したのだろう。
そして、スガワラはオブチ組織の人間を潰しにかかる
確か、残されたオブチ一派の人間で最初に辞めたのは主任職だったと思う。
この主任は、この年の春頃に別の組織に移っていたが組織が変わってもオブチとは付き合いがあったようだ。
ちなみに、オムニコでは辞職するのに時間と労力がかかる。
諺で表現すると、『来る者拒まず、去る者逃がさず。』 こんなカンジだろう。
すんなりと辞職出来るのは、何か事件や揉め事を起こした時だけ。この主任は、無断欠勤や仕事放棄をして辞職。

48 :
一般の方なら、そこまでするのはオカシイと思われるだろう。しかし、オムニコではここまでする必要性がある。
この主任は形の上では、自主的に辞めた事になっているが、辞める1ヶ月位前からスガワラによって嫌がらせを受けていた。
挨拶しても無視・服装や体型について非難など。あから様なやり方で…。ただ、この主任の辞め方は理想的であったと思う。
もし、あのまま最後まで勤務していたら、責任転嫁されかねなかったから…。この辞職劇を見て、更にもう1人の主任も続いて辞職。
オブチ組織の実働部隊として稼働していた主任も残り1人。この残った主任が、以前話した破産手続き説明を受けた人物である…。
この最後に残った主任は、結論を言えば辞職することになる。ただ、破産宣告したかどうかは分からない。
何故なら、相談した弁護士はオムニコの顧問弁護士だったから…。
(説明不足であったがこの主任は、前の章で登場した1番年上の主任職です。カードを数枚作らされた彼です)
ちなみに、この主任の転職先は協栄物産。理由は簡単だ。小林の後を引き継いだ次長職に誘われて、協栄物産に転職したらしい。
私は思った。選んだ会社と時期が悪いと…。この転職劇を見聞きした大半の者は思うだろう。
『小林と動きが似ている』と…。
この主任は結局、協栄物産も辞めている。先物業界に嫌気が差したのか、何か期するものがあったのか…。理由は分からない…。
長々と語ってきたが、オブチ事件についての大まかな詳細はお伝えした通りです。
ただ、この事件の真実を知っているのは1人しかいません…。
そして、スレ参加者の皆さん。少しでも、お役に立ちましたでしょうか?
事件全てを語れたと、私自身思ってはいませんが…。
何はともあれ、『魂を継ぐ者』…ここに完結です。
『魂を継ぐ者』〜完〜
【お知らせ】
前スレから小林編・オブチ編と続けて発表してきました。
近日、新たな物語を発表したいと思います。内容は、オムニコの営業方法関連になる予定です。
例えば、テレコール方法から商談、ュへの流れについて出来るだけ詳しくお伝えしたいと思います。
皆さん、よろしくお願いします。

49 :
新作物語 『オムニコ☆Walker』
現在、日本には数限りない企業が存在している。そんな中、オムニコは迷惑電話で常に上位にランクインしている。
また、本業の商品先物取引においても苦情件数・紛議件数ともに上位にランクインしている。
何故、この会社がここまで悪名高いのか? 何故、業務改善をしないのか? この会社の営業スタイルは、一体どのようなモノなのか?
こういった疑問に対して、元・オムニコ社員の私が出来る限り迫ってみたい。
まずは、オムニコ営業の基本となるテレコールから話を進めていきたいと思う。
『オムニコ☆Walker』
【テレコール編】
オムニコの営業はテレコールから始まる。皆さんも電話営業を受けた経験があるかもしれない。
中には、なぜ自分に電話してきたのかと思われる方がいるかもしれない。オムニコの場合、営業マン各々が電話リストを所持している。
時に、それはタウンページであったり会社名鑑だったりする。だが、電話営業するオムニコの社員は約200名。
当然、皆が皆が同じモノを使ってテレコールする訳にはいかない。
そのため登場するのが名簿屋と言われる存在です。都内には大小様々な名簿屋が存在する。
最も代表的な場所は、古本屋が点在する神保町になるだろう。私自身も頻繁に訪れていた。
個人情報保護という言葉はあるが実際は古本屋や名簿屋で様々なリストや名簿が売買されている。
例えば、官公庁退職者シリーズや社内組織図、通信販売購入者リストなど…。
これら名簿の殆どには、その相手への直通電話などの連絡先が記載されている。
相手方の受付を通さず、目的とする人物に電話営業するには一石二鳥なのだ。
このスレでも営業電話不要の申し入れや発信者規制の話はあるが、名簿が存在する限り効果はないだろう。
相手が管理部や監査部に連絡してくる場合、殆どが勤務先と氏名を伝え、連絡先は代表電話を通知するのが常だった。
この場合、相手先代表電話には繋がらないが、部署直通には電話出来てしまう。そのため、電話営業の嵐が止むことはない…。
ただ、営業マンにも会社から禁止リストは配られる。長年勤務していれば大体の把握は出来るが、この会社は社員の出入りが多い。
全ての社員が把握するのは難しい。加えて、テレコールの際に苦情を言われても営業マンが会社に伝えない事も一因だろう。

50 :
結論としては、会社と営業マンが自分本位の営業をしている事に起因していると言える…。
次に、具体的なテレコール方法についてお話したい。これは、それぞれの事業部によって若干異なる。
私の在籍していた第二事業部では "引っ掛け"という手法が主流であった。
これは簡単に言えば、相手に自分を会うべき人物と錯覚させるヤリ方だ。例えば、相手の取引先の関係者に思わせたり…。
何故、こういった手段をとるかというと、営業マンは相手と会ってナンボと教えられるからだ。
ここで、当時使われていた文面を思い出してみた。以下は、その文面の一部である。
「以前、ご連絡したオムニコの〇〇です。ほら、前に〇〇さんの方で…。(この〇〇には相手の取引先や大株主の名前が入る)
 その節はすいませんでした。ご挨拶もままならなくて…。久々に、またお近くの担当になったのでお電話しました。
 また、お時間が 合いましたらご挨拶だけでも取らせて下さい。」といった内容だ。
この文面は、テレコールの中でも正直マトモな方だろう。ただ、この文面でも違法な行為だ。だって、社名しか伝えていないから…。
(ただ、中には社名や業務内容を伝えても会ってくれる人もいるが…。それは奇跡に近い…。)
この様なテレコールで相手に会っても結果は見えている。相手にしたら会ったことのない人間が訪問してくるのだ。
名刺交換して相手が先物取引の人間だと分かると、追い返しに入る。相手はこう思うだろう。『嘘つきの詐欺師』だと…。
それでも、あの手この手を使って営業する。
【商談編】
営業マンは各々、アプローチブックと呼ばれるモノを持っている。要は、プレゼン用の資料に近いモノだ。これは、組織によって千差万別のモノ。
ただ、この構成は全て似ている。まずは、社歴から始まりオムニコが使用しているシステムの説明。(ゼネックスというシステム)
次に商品業界についての説明。そして、取引用語説明+利益計算。そして、材料と呼ばれるトウモロコシの値動きについての説明。
最後に、このトウモロコシの今後の動向について。ここまで話して初めて商談成功となる。ただし、ここまでフルに話せる機会は少ない。
仮に、名刺交換だけでもB客(見込み客の意味)として上司に報告する事が多々ある。
何故なら、そうしなければ求められている仕事量をこなす事が出来ないから。

51 :
(後に述べるが、こういったB客に対して翌日ュしても、10秒以内にガチャ切りされてしまう…。)
勤続年数が長くなると、この商談において様々なテクニックを覚えてしまう。
例えば、雑談だけで30分くらい過ごせたり、以前に何回か会っている人を再び訪問したり。
また、"テンプラ"と呼ばれる実際には会ってない人物をB客として報告したりと…。
このB客というのは、営業マンが1日平均2件あげることになっている。
ということは、単純計算でオムニコ社員と会っている数は1日400人近くに上る。
中には、テンプラB客や5〜10分しか話していない相手も含まれる訳だから、翌日にュを受けると相手からくる苦情件数も多くなるのは必然と思える。
さらに、その前の作業であるテレコール段階でも、失礼極まりない行動を取る輩もいるから、苦情件数は青天井式で膨れ上がる。
この段階まででも、苦情がくるのだから次のュになると…。
【プッシュ編】
そもそもュというのは、商談相手とその場で契約出来なかったが、あと一押しで契約出来そうな相手に追い撃ちをかける手法だ。
ところが、いつからかュが流れ作業的な業務に変わってしまった。
この手法が編み出された時代には新鮮な手法だったのだろうが…。
オムニコ以外の会社でもュは行われているだろう。世の中の人は馬鹿じゃない。
『先物=翌日にュ』という図式は、既に周知の事実だろう。相手によっては居留守を使う例があったから…。
ここで、ュ文面から抜粋して紹介。
『先日、お伺いしたオムニコの〇〇です。先日は貴重なお時間を頂きまして。
お会い出来ただけで本当に嬉しかったです。昨日の今日で
 お電話するつもりはなかったのですが、実は先程、朝一番の外電の中に物凄いニュースが飛び込んできたんですよ!
 といいますのも、あの穀物大国の中国が近々、大規模な穀物輸入に踏み切るらしいんです!』

52 :
 『その数量が何と400万tを越えるものですから、機関投資家や日本の商社が一気に買い付けに走る勢いなんです!
 ちなみに先程、日本の取引が始まったんですが、もう昨日の値段から100〜200円も上がっているんです!
このまま行きますとストップ高になりそうなんです。ここは一つ、昨日お話した〇〇万円分だけお付き合いさせて下さい!
ただ、電話だけで話す内容ではないのでもし〇〇万円分買えた場合に再度訪問しますので御席で楽しみに待っていて下さい。』
 『最後に利益を取ったあかつきには、一つだけお願いがあるんです。この私に美味しいお酒を御馳走して下さい!
 それでは、再度訪問しますのでよろしくお願いしま〜す。』
…と、こういった文面で相手に追い撃ちをかける。ただ、これも違法だ。
時には、寄り付きからストップ高になる事はあるが、そう毎日上がる訳もない。
ましてや、値段が下がっていても同様の文言でュを行っている。
更に、営業マン本人がュをするならまだ良いが、
係長や課長職がその営業マンになりきって行う場合も多々ある。
ちなみに、本人になりかわってュをしても上司は一切困らない。
何故かというと、事前に"B客カード"を受け取っているから。
B客カードとは、訪問した相手の情報を書き留めたモノ。年齢から家族構成、投資経験や先物取引への関心度など…。
これらの情報を元に上司はュを行う。
だが、必ずしもB客カードの記載内容が真実とは限らない。
5〜10分しか話していないB客カードは営業マンの想像の産物にすぎないから…。
それでも、時にはこの様なB客でも落ちてしまう。
この時は、心臓がドキドキものなのだが…。
【契約編】
ュでB客が落ちると、直ぐさま契約に向かう。この時、持参するのは約諾書や契約書の類になる。
そして、必ず係長職以上の人間が同行する。
その理由は色々あるが、恐らくは先物取引に対する知識が薄い一般・主任職だと契約をまとめる力がないからだと思う。
または、少しでも初回の入金額を多くする算段もあったかもしれないが…。
それで、いざ契約に入るのだが気を付ける事が2〜3ある。
それは契約場所だ。オムニコの場合、高い確率で相手の勤務先において契約を交わす。

53 :
その理由は簡単だ。第三者からの横槍を防ぐためだ。
契約時の最大の敵は、相手側の家族になる。特に、奥様方には注意を払う。
奥様方にしてみれば、何十〜何百万円という資産が家庭から離れていくのだからハイ・リスクな投資を許す確率は低くなる。
そのため、契約は邪魔の入らない勤務先で行うのだ。
また、契約後にその家族から横槍が入らないように、オムニコから送付される書類等の送付先を勤務先にするように促すこともあった。
当然ながら、相手には、『男の夢は女性には分からないですよね。』というカンジで同意させて…。
その謎の行為とは電話だ。詳しく言うと、契約者本人にある番号へ電話させるのだ。
その番号はフリーダイヤルで、電話するとガイダンスが流れる。
そのガイダンスに従い、契約者本人は住所・氏名を電話口から伝える。
私自身も当時は、何のためにそんな事をさせるのか不思議であった。
上司が契約者にした説明では、
『契約者本人になりすまして、口座から資金を騙し取ろうとする輩がいるかもしれないので、声紋登録するんです。
要は、オレオレ詐欺防止のためです。』とあったが…。
声紋登録だって?そんな立派なシステムが、オムニコにあるワケがない!
今にして思えば、この電話は、契約トラブルを少しでも無くそうとするオムニコ側の策略だったのかもしれない。
つまり、契約の最後に、契約者本人から電話させる事によって、契約に同意した旨を無意識にでも認識させる。
いざとなれば『契約書+本人の肉声記録』があるので、オムニコ側が無理矢理に契約させたモノではないと立証するために…。
この様な一連の流れを経て契約成立の運びになる。
そして、契約成立の翌日から取引がスタートしていく…。
全編終了 〜完〜

54 :
<一話抜けの指摘があり訂正します。>
その理由は簡単だ。第三者からの横槍を防ぐためだ。
契約時の最大の敵は、相手側の家族になる。特に、奥様方には注意を払う。
奥様方にしてみれば、何十〜何百万円という資産が家庭から離れていくのだからハイ・リスクな投資を許す確率は低くなる。
そのため、契約は邪魔の入らない勤務先で行うのだ。
また、契約後にその家族から横槍が入らないように、オムニコから送付される書類等の送付先を勤務先にするように促すこともあった。
当然ながら、相手には、『男の夢は女性には分からないですよね。』というカンジで同意させて…。
契約の中身なのだが、これは約諾書の読み聞かせに尽きる。約諾書の厚さは、雑誌『テレビジョン』と同等。
大事な部分は、生命保険などの約款の如く、細かな文字で綴られている。
その中で、相手に直に説明する部分は見開き1ページと更に半ページだけ…。
両建てや難ピン、定時増や臨時増などの証拠金説明のみ…。これらの説明を行い、相手に契約を同意させる。
この時、オブチなどは相手に元本保証や損益の肩代わりなどの説明をする事もあった様だ。
そして、契約の最後に、契約者本人にさせる謎の行為がある。
その謎の行為とは電話だ。詳しく言うと、契約者本人にある番号へ電話させるのだ。
その番号はフリーダイヤルで、電話するとガイダンスが流れる。そのガイダンスに従い、契約者本人は住所・氏名を電話口から伝える。
私自身も当時は、何のためにそんな事をさせるのか不思議であった。
上司が契約者にした説明では、
『契約者本人になりすまして、口座から資金を騙し取ろうとする輩がいるかもしれないので、声紋登録するんです。
要は、オレオレ詐欺防止のためです。』とあったが…。声紋登録だって?そんな立派なシステムが、オムニコにあるワケがない!
今にして思えば、この電話は、契約トラブルを少しでも無くそうとするオムニコ側の策略だったのかもしれない。
つまり、契約の最後に、契約者本人から電話させる事によって、契約に同意した旨を無意識にでも認識させる。
いざとなれば『契約書+本人の肉声記録』があるので、オムニコ側が無理矢理に契約させたモノではないと立証するために…。
この様な一連の流れを経て契約成立の運びになる。そして、契約成立の翌日から取引がスタートしていく…。
全編終了 〜完〜

55 :
ご要望のありました>>5 国立国会図書館(ttp://www.ndl.go.jp)においてネット上で開示されている
衆/参両国会議事録の内容よりユニバース貿易に関する部分の抜粋です。
<参議院会議録情報 第096回国会 第14号(57年)> 該当部を抜粋
ttp://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/096/1260/09607061260014c.html
○市川正一君 まだあるんです。
 通産省に伺いますが、ユニバース貿易という会社はどういう会社でしょうか。
○政府委員(斎藤成雄君) ちょっと、十分承知いたしておりません。
○市川正一君 あらかじめいろいろお話はしておいたつもりでありますが、これはエース交易の榊原という有名な悪徳業者がおりますが、
 これを中心にした国際商品取引業協会のメンバーで西山忠成という人物がオーナーを務める悪徳国際ブラック業者でありますが、
 被害者には自者まで出している、そういう企業です。
 ところで、この東京金取引所の会員に西興通商というのがあるんですが、この西興通商も実質的なオーナーは、いま申した西山忠成で、
 現にユニバース貿易と一緒に国際先物取引をやり、多数の被害者を出してきた企業であります。
 こういう企業が会員になるのは、私は明白な定款違反だと思いますが、私がいま指摘したようなことがもし事実ならば、いかがでしょうか。
○政府委員(斎藤成雄君) 御指摘の西興通商につきましては、衆議院の商工委員会で御指摘がございまして、目下調査をしている途中でございます。
○市川正一君 私は、さらにその両者の関係を示す証拠文書も持ってまいりました。(資料を示す)
 これは質権設定契約証書でありますが、ユニバース貿易が宮城の仙台にあります徳陽相互銀行に提出したものですが、
 その際に、西興は連帯保証人になっておるんです、後でまたお見せいたしますけれども。
 私は、こういう悪徳国際ブラックと、それから資金的にも密接な関係にある西興を会員にするというのは、やはり重大な問題だと思いますが、
 これについても調査するよう御指導をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
                            -略-

56 :
※上記のつづき
○市川正一君 
 たとえば、最近も香港市場の商品取引で二人の自者まで出ておりますけれども、その受託会社は北海道のサニー交易というのと、それからユニバース貿易であります。
 ところが、こういう業者が許可も登録も何もなしに、堂々と大手を振って受託をすることができるんですよ。
 確かに若干の規制のごときものはありますけれども、しかし結果的にはこういう悪徳業者も、いままでは法律がなかったんで、文字どおり海外ブラック業者と呼ばれてきていました。
 ところが、今度この法律をつくることによってこれが認知されて、ブラックを合法化することに私は相なると思うのですが、そう言って差し支えないのですか。
                            -略-
○市川正一君 この中には先ほど問題にした北海道のサニー交易、これはもう御存じの……。それからユニバース貿易、これもあります。
 いずれも名だたる悪徳業者がずらっと入っておるんです。
 東京金取引所ならこの定款に基づいて、先ほども私申しましたが、会員や取引員には絶対になれないような業者が、
 より危険な海外取引ではこの法律で規制されることなしに、むしろ従来以上に仕事ができるようになるんですよ。
 恐らくこういう業者は勧誘の際に、あなたはお墨つきをもらって云々とおっしゃったけれども、まさにそのとおり、
 国から公認されたと言って今度は規制法案を逆手にとって利用していくということは目に見えるように明らかです。
 だから私は、許可制、さらにまた登録制をやらないで、逆にこういうふうに名だたる悪徳業者を野放しにしてしまう、こういうことをいまあなたが事実上おっしゃったわけですから、
 ですからこれでは私は被害者の食い逃げされるという事態はもう目に見えていると思うのです。

57 :
<衆議院会議録情報 第096回国会 第15号(昭57年)> 該当部を抜粋
ttp://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/096/0260/09604280260015c.html
○小林(政)委員 ユニバース貿易という国際商品取引を行っている会社がございますけれども、この会社は五十六年二月十七日に設立をされたと記されております。
 銀座四丁目八番八号、国際会館の八階に事務所を持っていると言われておりますけれども、この会社はやはり国際商品の取引をやっていたということが認められますか。
○植田政府委員 ただいま資料を持ち合わせておりませんし、それについてはいまお答えできない状態でございます。
○小林(政)委員 これは結局、私の方で調べた資料でございますけれども、「国際商品取引業協会」というごらんのようなパンフレットと申しますか、
 ペーパーがございますけれども、この中に、ユニバース貿易株式会社と住所も全く同じで、国際商品を取り扱っている業界だ、
 それに加盟をしているということが――ここで赤マルがついてございますけれども、そこから見えるかどうかわかりませんが、
 はっきりとここに明記をされているわけでございます。
 そこで、この国際商品取引業協会に加盟しておりますユニバース貿易の相原洋という代表取締役は、西興通商の代表取締役でもございました。
 西興通商の取締役であった相原氏が、五十六年の二月十七日にユニバース貿易が設立をされますと、その代表取締役になったわけです。
 つまり私の考えでは恐らくこれは出向というような関係ではないかと思われます。
 さらにユニバース貿易の取締役にいる西山忠成という方は、西興通商のオーナーと言われる人でもございます。
 西興通商株式会社が国際商品取引に関係していたというこのようなつながり、こういった問題についてどのように通産省はお考えになっているのか、
 この点を明確にしていただきたいと思います。
○植田政府委員 この件につきましては、ただいま伺ったところでございますが、調べてみませんとわかりませんので、事実を調べてみたいと思います。
○小林(政)委員 これは私は、いま申し上げたのは人的なつながりという点を主に申し上げたわけでございますけれども、
 やはりこういうことは十分調べてもらわないといけないというふうに思います。

58 :
※上記のつづき
 それで、ユニバース貿易というのは五十六年の二月二日に明裕不動産と明裕国際会館貸室賃貸契約を結んで、敷金一千万円で国際会館に入っております。
 この契約書には西興通商が保証人になっているわけです。
 その後、四月十五日付のユニバース貿易と明裕不動産との間の質権設定契約証書にも西興通商株式会社が債務保証を六千万円もやっている、
 こういう事実が私どもの調査で明らかになっております。私はここに資料を持っておりますけれども、この中にしっかりと書かれているわけです。
 つまりその西興通商というのはユニバース貿易に国際商品取引をやらせていた疑いが強い、このように思わなければならないと思いますが、
 通産省の見解をもう一度お伺いをいたしておきます。
○植田政府委員 本件につきましては、  (−略−)
○小林(政)委員 ぜひひとつきちっと実態を調べて、こういったとかく国内でも、あるいはまた海外でいろいろと紛議を起こしている、
 こういうところについては、やはり厳重な指導監督をやっていただかなければならないだろう、このように思います。
 このユニバース貿易というのが、実は札幌市の豊平区で――ここでも何回か問題になりましたけれども、札幌北高校の教諭の疋田裕さんという方、
 私もお電話をいたしましたけれども、この方がこの四月十九日に自しているのです。
 ユニバース貿易株式会社札幌支店は四月初めに電話で、もうかりますよということで勧誘をして、砂糖三枚で三百万円を投資して、二週間で二百万円以上の損をしてしまった、
 こういうことで、奥さんは、これではまるで詐欺に遭ったようなものだけれども、実際にはどこへしりを持っていっていいのかわからない、
 こういうようなことで嘆いておられました。
 私はユニバース貿易の札幌支店長の話も聞いてみました。結局自の責任というのは当社ではなくて、いまそれなりの話し合いが持たれているんだ、
 こういうようなことでございましたけれども、しかし、こういう一般の投資家を海外市場の投資に巻き込んで、
 そしてわずか二週間で二百万円以上の損害を出させるというようなこともやっている特に許せない業者ではないか、私はこのように思いますので、
 ユニバース貿易についてもきちっと調査をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

59 :
@改正商品取引所法のポイント:05年5月1日の法改正の概要。
 ttp://www.jcfia.gr.jp/sangyo/kaisei.html
A警視庁:「悪質商法」として「先物取引」を注意。相談の受付は警視庁総合相談センター(03-3501-0110)
 ttp://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/anote/sakimono.htm
B商品先物業界ニュース: ttp://factualsite.com/news/news_pick.htm
C国民生活センター: http://www.kokusen.go.jp/
D全国の消費生活センター: ttp://www.kokusen.go.jp/map/index.html
E電話の向こうの先物取引:先物OBのサイト、なかなか読み応えがあります。 
 ttp://firedevil.x0.com/sakimon/index.html
F勧誘電話110番:表示・検索ランキングでオムが上位に入る時は苦情多発時期。 
 投稿例:一日に一度はかけてきます。会社名は言いませんが、ナンバーディスプレイにて表示された電話番号で調べたところ、この会社でした。
  なるべく本人には取り次がないようにしていますが、断ったはずの人にもかけてきます。しつこいです。
 ttp://tel75.hp.infoseek.co.jp/
G人気カテゴリ集(オムニコ 悪徳) ttp://link.nou2.net/wid-527.html
Hろーやーずくらぶ: http://yaplog.jp/lawyaz-klub/archive/2103
I先物取引法律WEB相談室: http://www.sakimono-web.com/
J悪徳商法SOS: ttp://www.akutokushohosos.com/technique/
K先物取引被害問題研究会: ttp://futures.ferio.net/fc/
L商品先物取引被害相談室: ttp://www.sakimono-sos.com/
M先物取引被害ボランティア: ttp://www.jppp.jp/jp/index.htm
N悪徳商法・詐欺の犯罪対策室: ttp://www.geocities.jp/hanzaitaisaku/

60 :
@第一商品:オムとともに3月9日に両主務省より業務停止処分を受ける。JASDAQ上場企業。
 地金販売広告を新聞等に出し、問い合わせのあった客を先物に勧誘する手口。8月1日に渋谷に本店を移している。
 2005年末の金暴落で多くの被害客を出し係争。
 ttp://www.dai-ichi.co.jp/ir/pdf/070309.pdf
 ttp://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070309press_4.html
Aエース交易:6月27日に金融庁より業務停止命令を受ける。JASDAQ上場企業。
 FXの勧誘をしたり、一度断られたのに再勧誘したりしたことが処分理由。
 ttp://www.fsa.go.jp/news/18/syouken/20070627-2.html
 ttp://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070627AT2C2702R27062007.html
 ttp://www.acekoeki.co.jp/edited/142.pdf
B小林洋行:7月6日に両主務省より業務停止処分を受ける。東証一部上場企業。
 顧客トラブル600件を主務に報告せず隠蔽。処分を受け社長交代する。
 小林洋行(8742)は6日、多数の商品取引事故を組織的に隠ぺいしたり、違法な顧客勧誘をするなどの法令違反があったとして、
 農林水産省と経済産業省から業務停止命令を同日付で受けた。
 ttps://www.release.tdnet.info/inbs/47060df0_20070706.pdf
 ttp://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070706press_4.html

61 :
Cコムテックス:オムとともに昨年末に業務改善命令を受けた中堅。電話勧誘苦情でオムとトップを争う。
 不正資金の流入により、7月12日に日商協から制裁を受ける
 ttp://www.nisshokyo.or.jp/seisai/pdf/070712_2.pdf
 ttp://www.comtex.co.jp/www/?module=Default&action=staticp&page=rules
Dグローバリー:両主務省より業務停止処分(05年4月27日、6月21日)、9月30日先物業廃業、元名証2部上場。
 11月1日に、社長を始めとする4人の経営幹部が主務省への虚偽報告で逮捕。外務員が客にされた事件が有名。
 ttp://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050427press_7.html
 ttp://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050621press_9.html
 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC
E東京ゼネラル:簿外債務200億円余、両主務省が刑事、04年1月13日に許可取消し処分を受け破綻。
 行政処分多数、オムの過去であるユニバース貿易メンバーを当初受け入れた会社で、客の資金の使用等、業界最大の不祥事をもつ。
 「元専務が勝手にやったことで会社に関係ない」というのが会社の言い分。
 ttp://www.maff.go.jp/www/press/cont/20040109press_10.htm 他多数。
 ttp://www.isdnet.co.jp/~saki/tokyo-general.html

62 :
各スレにカキコされていた内容(特に意見の多かったのは厚めに)の要点部分をまとめました。
@スガワラ(部長):オム経営陣の出身である海外先物のユニバース貿易からの古メンバーでありオムに歴史を知る者。
 ユニバース時代に北海道での客の自関係でオムになっても所に呼ばれていた。でも「会社は関係ない」を主張。
 都合の悪いことは忘れるみたいで、「何もしらない、関係ない」を通す。とても自分勝手でズルイ性格。
 不祥事関係は情報規制し、関係者を辞めさせて証拠を消すのを得意とする。過去からの第二の不祥事を数々対応してきた。
 最後は第二を崩壊させ、自分は内勤業務をしているとのこと。アイハラ会長の信者であるが、役員からの信頼は低い。
Aタカハシユタカ(副部長):北日本商品出身で賭博好き。オブチとともに関係者と関係をもち、共に韓国賭博に行っている。
 鬼瓦のようでっぽい。オブチ逃走時にオブチの家族を逃がした人物でその後に退職。5億円事件を良く知る人物。
 2004年にガソリンでオブチと共に手張りを行い悪巧みしていた。昔に暴走族をしていたとの噂。
 A組織として、コバヤシ、オブチが部下となる。
Bマツダ(副部長):手張りをしていたらしい。次長→課長にまで降格し退職。ディズニーと落語が好きでブンチンと言われていた。
Cオオシマ(次長):北日本商品出身でコバヤシ事件での不祥事中心人物と考えられる。コバヤシが係長時代の第二初期の頃の人物。
Dヤグチ(次長):詳細は不明。初期の人物。
Eカンノ(次長):バカラが趣味、退職。アラレちゃんめがねを愛用。
Fオカネ(次長):トラブルを嫌うが全く人望がない。語尾に「ちゃ」と、つける癖がある。
Gアベ(次長):過去に統括していた部下全員からいっせいに辞表をだされ組織を崩壊させた。コバヤシの後に来た人物。
 声がでかく「アンラッキー新規がでたくらいで喜んでんじゃねぇぞ コラァ!」とunの使い方を間違えている。
 オブチ逃走後に家族を逃がした後に退職。協栄物産に転職するが退職との噂。

63 :
Hコバヤシジュン(課長):元ホストでリーゼントが特徴の賭博狂。
 オブチの上司で5億円事件のきっかけと考えられている。当時に上記コバヤシ事件により責任をとらされて解雇。
 ュの時に、「ラァーラァーラァーラァーラァーシタァーー!」と応援する。
 脅迫を得意としており、その技によって葬り去られた部下や客は数知れず・・・
 常時、キレており、無断売買など、あらゆる悪事をはたらいていた。 
 元上司の不祥事で解雇、協栄物産の新宿支店長になるが、短期で退職している。
 A組織の部下に、オブチとネモト(「シネ!」が口癖)がいた。
 
Iタジマ(課長):変な髪型が非常に特徴で部下に愚痴を良く話す。会社を解雇され、協栄物産に行く。
Jセキ(課長):北日本商品出身、手張りを大きく行っていて、使い込み事件が発覚し課長から副長に降格、解雇?
 その後、太平洋物産に部下4名と大口客を持って転職するが、どうも服役しているらしい。初期の人物。
 
Kクジメ(唯一在職):部下と話す時にインテリっぽく敬語を使うのが特徴。「てめぇらっ、そうじゃないんですよ!!」
 個人的にいろいろ罰則を設け、破ると何万円もの金をとったり、新規がでないとき、部下に何十万単位の金を出させ新規にしていた。
 
Lオブチサトシ(副課長):バカラ賭博狂で、金銭貸借、手張り、名義貸し、詐欺、横領と5億円事件の本人で懲戒免職・逃走中。
 A組織でオムのエリート。客にかわいく接し、誤魔化すのが天才的に上手い。
※ネットカフェより配信しています。

64 :
あげ

65 :
「商品取引所法」の禁止事項要点
ttp://www.jcfia.gr.jp/study/20061026sandanpyou.pdf
第212条(のみ行為の禁止)
 委託取引を市場に出さず自己が相手となって成立させてはならない
第213条(誠実かつ公正の原則)
 商品取引員、役員、使用人は顧客に対し誠実かつ公正にその業務を遂行しなければならない
第214条(不当な勧誘等の禁止)
 (1)断定的判断の提供:利益を生ずることが確実であると誤解させる
 (2)損失負担・利益保証:損失の全部若しくは一部を負担すること,又は利益を保証する、特別の利益の提供を約し,又はこれらを提供する
 (3)一任売買等の禁止:顧客の指示を受けないでその委託を受ける、又は顧客の計算によるべきものとして取引する
 (4)フロントランニングの禁止:委託の受けた取引のを執行する前に、自己が同一取引を事前に成立させる
 (5)委託を行わない意思表示を行った客への勧誘:勧誘自体の拒否の場合も適用される
 (6)迷惑勧誘の禁止:時間(長時間、仕事中等)、場所(仕事場等)、方法(威迫等)により、迷惑を覚えさせる仕方で勧誘すること
 (7)勧誘の告知・確認の義務:勧誘時に自己の商号、商品市場取引の説明をしない事
 (8)両建ての禁止:既存取引と対当する(損失を減少させる取引)を勧める
 (9)その他:委託者の保護に欠け、取引の公正を害するものとして主務省令で定めるもの(向かい建て玉、無断売買、仕切り拒否等)
第215条(適合性の原則)
 客の知識、経験、財産から不適当と認められるものの勧誘を行い委託者の保護に欠ける営業を行ってはならない
第216条(受託契約準則への準拠)
 商品取引員は取引の受託について商品取引所法の定める受託契約準則によらなければならない

66 :
「受託契約準則 第6章 受託についての禁止事項」の要点
ttp://www.heavy-moon.jpn.org/sakimon/jun.html
第22条(不当な勧誘等の禁止)
 商品取引員は,商品市場における取引につき,次に掲げる行為をしてはならない
 (1)事前交付書面を交付せずにその委託を受けること
 (2)利益を生ずることが確実であると誤解させるべき断定的判断を提供してその委託を勧誘すること
 (3)損失の全部若しくは一部を負担することを約し,又は利益を保証して,その委託を勧誘すること
 (4)委託手数料の割引き,割戻しその他特別の利益の提供を約し,又はこれらを提供すること
第23条(一任売買等の禁止)
 商品取引員は,商品市場における取引につき,次に掲げる行為をしてはならない。
 (1)顧客の指示を受けないでその委託を受けること
 (2)顧客の指示を受けないで,顧客の計算によるべきものとして取引すること
 (3)第5条各号に掲げる事項の全部又は一部について包括的に委任を受けた代理人から委託を受けること
第24条(取引の制限等)略

67 :
「日商協の自主規制規則:受託等業務に関する規則の第五条禁止行為」の要点
ttp://www.nisshokyo.or.jp/teikan/jisyu2006.pdf
1項:以下に該当する勧誘・受託の禁止
 (1)知識・財産状況より適さない者
 (2)先物以外であると誤認させる事
 (3)事実に反する事や威迫した言動をする
 (4)仕組みと損失の可能性を説明しない事
 (5)他の投資を解約させること
 (6)転売・買戻しで結了意思を示した者に継続させる事
 (7)代理人から受託する事
 (8)自己の使用しない者が勧誘を受託する事
 (9)指定のある投資顧問業者から一任されて行う取引
 (10)客に金や証券を貸しつけ、貸付の媒介、取次ぎ、代理をする。または借受けを進める事
 (11)客に金銭の融資を求め、融資を受けること
 (12)本人以外の名義を使用させる事
 (13)外務員の登録がないのに、外務員の類似行為をさせる事
 (14)頻繁に担当を代える事
 (15)損益を共にし約束、実行する事(損失補償)
 (16)委託者保護に反する事
2項:法その他関係法令および受託契約準則に違反する行為のほか、以下の行為を行わない。
 (1)前項の8号、13号を除く各号の行為
 (2)自己の所属する以外の折り率いんに委託や取次ぎ引受けを斡旋する事
 (3)受けた注文を異なった条件で取引員に通す事
 (4)客とみだりに金の貸借契約を結ぶこと
 (5)その他職務を怠る等の委託者保護に欠ける行為を行う事

68 :
以下、”バイカイ不正利用の例”を記録します。
バイカイ付け出し(以下バイカイ)の事が出ているが、オブが客の口座をつくりバイカイやっていた時期は2004年末とか。(その他は手張り)
当スレの最初の頃に話題になっていたのは、一銘柄内の異価格でのバイカイでの利確だけど、それは確かに無理だと思う。
バイカイは終値1本を20分以内に報告し約定とするものだよね。
ただし、異限月や他取引所をからめた2銘柄間だと、状況を確認した後のバイカイで、ほぼ確実に利益確定(不正)が可能だよ。
これは、バイカイで自己が委託に向うことを禁止したことからも、その根拠が明確にあるんだ。
グローバリーとか派手にやって処分受けてたね。
中部商品取引所がバイカイを廃止したのが2005年1月11日。2004年末までだと、東工取以外は規制していなかった。
値段のつきにくい銘柄や、マイナーな取引所を使うと色々とできるんだね。
当時は東京ガソリンを見ながら中部ガソリンにバイカイを振り、利益操作を行う事は可能であった。
また、自己が委託に向かうのは禁止されていたが、委託間は不正として受け取られない。片方が口座でも・・・。
取引のプロなら、同一銘柄で異限月間の鞘状態を悪用し、バイカイで相当高い確率で利益操作することができる。
順鞘の時に、一部逆鞘になった2限月の銘柄を取引終了後に確認して上手く利用するんだね。
こういうのは鞘取りが入り正常な鞘に戻るから、そういうミスプライスを見つけてバイカイを付け出す。
東工取でもストップの時はバイカイ認可が出るので、鞘が開いている銘柄があるとほぼ利確可能だね。
”ミナミの帝王・89巻”では確かに現実的なところが説明不足だけど、バイカイを利益供与に利用することなんて不正を行う必要に迫られている担当外務員なら可能と思う。
オブは外務員としては珍しく例外的に(不正については)頭が回るやつだった。
不正絡みの特定口座のみ利益が出ている事実があるみたいだが、バイカイはわかり易い不正の手口だと思う。
※ミナミの帝王(日本文芸社)87巻から連載の「客し商法」は商品先物業界シリーズで、
一部オーバーな表現も指摘されていますが、業界の悪徳を良く取材しており、オムが過去にやってきた事に近いとの意見です。
超法律学 ttp://www.nihonbungeisha.co.jp/minami/minami.html

69 :
「オムニコってどーなん?」2002年3月28日〜 03年1月10日 ★参照可能
ttp://money.2ch.net/deal/kako/1017/10172/1017286482.html
「オムニコってどーなん? 2件目」2003年1月11日〜過去ログへ ◎オススメらしい
ttp://money.2ch.net/test/read.cgi/deal/1042282843
「オムニコ株式会社」2003年3月12日〜 ※2スレ目の内部・暴露書き込みの削除要請
ttp://qb.2ch.net/saku2ch/kako/1047/10474/1047435488.html
「オムニコってどーなん? 3件目」2003年09月23日〜過去ログへ ◎オススメらしい
ttp://money.2ch.net/test/read.cgi/deal/1064298205/
「deal:先物[レス削除]」2003年10月19日 ※埋め工作に対する削除要請 ttp://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1030798587/123
「オムニコ・日本ユニコムに関するスレ」2004年11月10日〜過去ログへ ttp://money4.2ch.net/test/read.cgi/deal/1100072532/
「オムニコ株式会社」2005年3月18日〜過去ログへ ttp://money3.2ch.net/test/read.cgi/deal/1111132490/
「オムニコって今どうなってる?」2006年9月13日〜過去ログへ ttp://money4.2ch.net/test/read.cgi/deal/1158075371/
「オム、日交易、コムって業務改善されたの?」2007年3月2日〜 ★参照可能
ttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1172834064/
「【悪徳】オムニコってどーよ【電話】」2007年6月18日〜過去ログへ
ttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1182163824/
「オムニコ苦情受付・お悩み相談室」2007年7月7日〜 ★参照可能
ttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1183786678/
「【悪徳】オムニコってどーよ PART.2【電話】」2007年7月20日〜 ★参照可能
ttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1184927878/
「就職先物掲示板2003年10月から11月」★参照可能 ttp://f16.aaa.livedoor.jp/~ftstudy/page022.html
「就職先物掲示板5月から6月」★参照可能 ttp://f16.aaa.livedoor.jp/~ftstudy/page026.html

70 :
<以下、ご要望のありました元7Fフロアーマンさんのカキコを張り付けます>
【新作物語】 『罪と罰』
 どの業種・業界においても、営業職にはノルマがつきもの。先物取引業界でも、それは例外ではない。
オムニコでは、新規取りに走る一般・主任職、顧客管理業務を主とする係長以上の役職者それぞれに、ノルマが課せられている。
一概には、どの社員・役職者がノルマ達成において、容易か否か判断する事は出来ないが
職務経験上から判断すれば、新規取り担当の一般・主任職が最も困難な仕事に当たるだろう。
何故なら、顧客管理とは違い、新規取りはゼロからの出発を余儀なくされるから…。
 ちなみに、一般・主任職の昇格査定について、姉妹スレ等に出ているが、再度、昇格査定を含めたノルマについて記述したいと思う。
【一般社員】
@昇格査定:査定開始日から約1年の間に、1920万円分(トウモロコシ枚数換算で320枚)の新規を計上する事。
A月々のノルマ:240万円分(トウモロコシ枚数換算で40枚)の新規を計上する事。
【主任職】
@昇格査定:査定開始日から約1年の間に、ュで24件落とす事。
A月々のノルマ:ュで2件以上落とす事。また、一般社員と同様に新規を計上する事。
 更に、組織毎にもノルマはある。1組織につき900万円分(トウモロコシ枚数換算で150枚)の新規計上。
組織の構成人数は大体が主任2人+一般2〜3人。
実働人数の4〜5人が40枚ずつ新規を出せば、組織はノルマ達成になる…。
上記の様に、月々のノルマは昇格査定を念頭に組まれている。
記載した通り、単純な足し算でノルマをこなせれば良いのだが、現実はそうではない。
こう言うと、『それはお前が無能だから!』と言われかねないが、毎月ノルマを達成出来る者は多くない。
 それでも、1〜2ヶ月位のノルマ未達成であれば、上司からの小言だけで済む。
しかし、この期間が3ヶ月以上になると、そうもいかない。
社内では、3ヶ月以上新規が出ない社員を"坊主社員"と呼び、更に事業部内の掲示板に氏名が張り出される。
ここに、自分の氏名が張り出され続ける限り、営業マンは人間として扱われなくなる…。
また、本来は社員として最低限与えられるはずの権利も剥奪される…。
さらに付け加えるならば、ノルマ未達成の社員には、次の様な教育が施される。

71 :
『坊主社員は、会社にとって罪な存在である。』
上司は、社員に罪の意識を植え付ける事によって、何が何でも新規を出させようとする。
時には、非常識的なヤリ方を押し付けたり 時には、罰ゲーム要素満載の仕事を与えて…。
一般社員の場合、それは昼夜問わずの飛び込み営業にあたる。
オムニコには、ノルマ・昇格査定に加えて、日々の仕事量も求められる。
大体が、B客を1日平均で2件作らなければならない。
B客が無ければ、自ずと新規も出ないのが当たり前。徹底してB客を作らされる。
 ただし、ここで言うB客とは、通常のB客と性質が異なる。
というのも、日中なら飛び込み営業しても、それなりの役職者に会う機会があるが、
夜も更けた頃に飛び込み営業をしても、訪問先にいるのは平社員か良くて係長職ぐらいだろ。
そうなると、どれだけの名刺を集められるかが問題になる。要は、『質より量』を重視するのだ。
無論、一定の規準を越えたB客を作った方が良いのだが、この行為は既に営業ではなく、単なる罰ゲーム…。
新規取りの側からみれば早く終わらせたいと思うのが自然の成り行きというもの…。 
 はっきり言って、飛び込み営業は非効率極まりない代物だ。ならば、何故に上司は部下に飛び込み営業させるのか?
罰ゲームとしてさせるのも1つの理由なのだが、実は別の理由も存在する。
それは、過去に起きた偶然やマグレの類を盲信している事にある。
偶然やマグレとは何か? それは、飛び込み営業をして新規を出したという事…。
こう書くと、飛び込み営業でも新規が出る!と、皆さんは考えるかもしれないが、これは単に偶発的事象に過ぎない。
理由は簡単だ。飛び込み営業で新規が出るなら、テレコールを導入していないはずだから。
 テレコールでも新規がなかなか出ないのに、飛び込み営業をさせる…。
『オレは深夜に、銀座にあるブティックの店長から新規を取った!』とか『歌舞伎座の支配人からも深夜に飛び込み営業をして新規を出したぞ!』と、上司は声高々に叫ぶ。
私が思うに、上司は当時、自分がさせられた事を単に部下達に行わせているに過ぎない。
例えるなら、『嫁と姑』みたいな関係と一緒で、いびり続けるのだ。(例えが解りにくいか…)
主任職も一般社員同様に飛び込み営業をさせられる。しかし、主任レベルになると案外簡単に名刺を貰える。

72 :
 場数を踏んできた経験が物を言うのか、夜間業の職種にピンポイントにアタックしていく。
代表的なのは、ホテルの支配人やナイトマネージャ、夜間診療をしている歯科医など。
私の経験では、ホテルのマネージャーであれば夜間であれ、訪問前にでも外からテレコールしておけば、9割の確率で名刺交換はすんなり出来た記憶がある。
帝国ホテルの様な一流からビジネスホテルの類まで…。ところが、上司としては面白くない。
自分の出した無理難題を主任とはいえ、簡単にこなされては罰ゲームの意味がなくなる。
とするば、どうするか? さらに、荊の道を進ませる。
 これまで各々が得意としていた深夜業(ホテル業など)への飛び込み営業を禁止にするのだ。
となると、主任といえども流石に飛び込みB客の件数は激減する。そして、上司の顔はニヤリと笑う。
ここぞとばかりに、『朝3〜4時の築地市場に飛び込み行け!』などの無茶振りをする。
実際、私も築地市場に飛び込み営業をした事があるが、あれは悲惨だった…。朝3〜4時の築地は、まさに戦場と同格…。
スーツ姿の人間には場違いであり、いるだけで申し訳なさで一杯になってしまったのを覚えている。
 ここまで来ると、主任職は日中の外回りを制限されていく。
何が何でも、指定した時間までに新規を出すように迫る。大半は、"ダメBュ"をさせられる。
ダメBュとは、以前ュしたが落ちなかったB客に対して、再度ュを行う事である。
それぞれが自分のB客を保存しており、その中から感度の良かったモノ、もしくは感度云々関係なく片っ端から再ュを行っていく。
ダメBュを行って新規が出る確率はほぼ皆無。それを分かっていながら主任職は黙々とこなす。時間が過ぎるのを心待ちにして…。
 私がダメBュをしていて思った事がある。それは、以前に取引をしていた旧客に連絡してはどうかと…。
つまり、復活新規が出せないかと…。この考えを思いついた時は、最良の方法だと思った。
しかし、いざ旧客に連絡をとってみると、この考えが間違いであり甘い考えであった事に気付かされる。
汗水垂らして契約までこぎつけた顧客を、上司達は手数料目的のために貪り、多額の損失を出させていたのだ。
そんな相手から再び連絡が来ても、すんなりと用件を呑む人間はいない。

73 :
 ましてや、新規取りの一般・主任職には、各々の顧客取引内容を一切上司からは知らされてない…。
顧客管理担当の上司のみが取引内容を把握しているために…。
テレコールでも新規が出ず、夜間の飛び込み営業でもダメ…。
そして、ダメBュで旧客の取引実態を知る…。
どうすれば新規が出るのか? 何をすれば新規が出るのか?
様々なことを考えながら、上司からの無理難題を来る日も来る日もこなしていく。
そして、月末に近付きノルマ達成が事実上不可能になってくると、上司達も諦めムードに入る。
 上司は言う。『飛び込みでも、ダメBュでも新規出ないのか!? お前達は何をしたら新規を出すんだぁ〜!?』と…。
部下達が無言でその場をやり過ごそうとすると、続けて上司は言う。
『自分が資金を出して取引するか、身内に土下座して取引してもらうか選べ!』と…。
『保険の外交員でも身銭を切ったり、身内に加入させてるんだぞ!?
お前らもそれぐらい出来ないのか?』と言う…。
この様な憂さ晴らしをされ、部下が意気消沈している所を見計らって、上司は必ず部下を諭す。
 『あれもダメ…。これもダメ…。一体、どれが良いんだよ!? ………でも、これで分かっただろ?
テレコールが1番効率が良いやり方なんだぞ。
今月はどう転んでもノルマ達成は無理だから、今日からテレコールで役職の高い人物に電話してしっかりと良い予約を取っていこう!
来月は月初めからガンガン新規を出していくぞ!』と…。
しかし、ここで飛び込み営業に対しての矛盾が生じている事にお気づきだろうか?

74 :
 ご存知の様に、オムニコの顧客層は高い。
これは、営業マン達の偶然の産物ではなく、会社からの営業方針でそうなっている。
それならば、飛び込み営業自体は会社の方針に逆らう行為ではないだろうか?
飛び込み営業で会えるのは高確率で役職の低い人物…。
それなのに、ノルマ未達成の社員には、昼夜問わずの飛び込みを上司は平気でさせる。
飛び込み営業の意図を私なりに考えてみても、
唯の罰ゲームにしか思えない…。どう解釈してもこの結論が導き出される。
 オムニコでは、こうした考え方に基づいて、脈々と部下達に新規を出させる。どんな手段を用いても…。
それが、例え、労働基準法を無視したものであろうが、顧客・訪問先相手に不快感を与えようとも…。
目には目を、歯には歯を。罪には罰を…。オムニコが存在する限り、延々とこの連鎖は続いていくだろう…。
また、例の社内教育が存在し続ける限り、オムニコは変わらないだろう…。
『坊主社員は、会社にとって罪な存在である。』
以上が、オムニコのノルマ絶対主義の実態である。
『罪と罰』 〜完〜

75 :
以下、主要マスコミの報道内容(要点)より。ネットで検索できる報道総数は150件以上。(グーグル8月27日午前時点)
栃木・那須塩原の遺体遺棄、先物社員に借金数百万円 …証拠金数百万が不明、流用ばれ害か
県警は小西容疑者が証拠金を流用し、これを知った生駒さんと金銭トラブルになり、害したとみて調べを進めている。
会社に実際に預けられた金額は、生駒さんが小西容疑者に預けたとみられる額より数百万円少なかったという。
生駒さんの自宅からは通常は発行されない手書きの預かり証が見つかっている。(読売新聞)
客の数百万円着服か 発覚恐れ害? 栃木死体遺棄
生駒さんが顧客だった商品先物取引会社「日本交易」宇都宮支店の営業課長、小西繁貴容疑者(36)を死体遺棄の疑いで逮捕した。
その後の調べで、小西容疑者が手書きの預かり証を発行する手口で、取引に使う預託金のように見せかけて数百万円を
着服していた疑いのあることが分かった。県警は着服の発覚を恐れたことが害の動機になったとみて調べている。
取引に使う預託金を受け取る場合は通常、同社発行の正規の領収書や預かり証を顧客に渡すことになっている。
しかし、小西容疑者は、生駒さんが預託金として支払った現金計数百万円を自筆の預かり証で受け取り、私的に流用したという。(朝日新聞)
生駒さんの先物取引の証拠金のうち、600万近くを着服していたことが、県警捜査本部の調べで分かった。
発覚を恐れた小西容疑者が、害に及んだとみて人容疑でも追及している。
小西容疑者は6月3日夜、自宅にいた生駒さんを車で連れ出し、同市三島付近の路上に止めた自家用車内で生駒さんの首を絞めて害。
午後10時過ぎ、10キロ以上離れた同市の山中に遺体を放置した疑いが持たれている。(毎日新聞)

76 :
<日本交易コメント>
「事件は全容解明中」とした上で、「小西が被害者のお客様のご資金を私的に流用し、その発覚を恐れ個人的に起こした事件」と指摘。
ttp://www.nihon-koeki.co.jp/img/20070827.pdf
<オムニコ5億円事件との共通性について>
日本交易とオムニコは対面営業業者であり、昨年12月に主務省より電話勧誘苦情における業務改善命令を受けている。
法改正規制、手数料自由化やHTの普及で新規が、対面営業が苦戦している環境下でノルマ強要。
事故を起こした外務員(客担当)について、複数の町金借金地獄→手書き預かり証発行→使い込みの絵。
年齢、役職、立場といった業務環境が酷似。
両会社とも、外務員個人の反抗と会社無関係を主張。
日交スレでの議論は、外務員に権限を与え営業をさせていたことに対する「使用者責任と不真正連帯債務」がある。
※オムニコは週明けも自粛せず通常とおり電話勧誘を行っている。

77 :
333

78 :
うーん

79 :
オムニコSOS!

80 :
オムニコの良い面もかきません??

81 :
当オムスレは、参加者の要望により他の2つの関連スレの情報をまとめています。
目的は、情報が多い、貴重な情報が過去スレに入り簡単に見れなくなった、オムHPは都合の良い事しか記載がない、
情報隠蔽の内容や事実を知りたい等のため、要点を記録することで、多くの人に流れを理解していただくことです。
こちらは複数のボランティアによりメンテナンスを行っています。
上記理由により書き込みは以下の該当するスレにお願いします。
主スレ:【悪徳】オムニコってどーよ PART.2【電話】
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1184927878/l50
オムの内部者(社員、OB等)のため、もしくは業界人のための意見・情報交換のスレです。
姉妹スレ:オムニコ苦情受付・お悩み相談室
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1183786678/l50
苦情や外部の方の意見専用で、基本的に何でもありのスレです。
当スレへの更新は、各スレで要望を出していただき、一定時間の反論がない場合は当該内容を更新します。
このスレに指摘がある場合は、上記各該当スレに指摘をいただき、修正が必要な場合に訂正を入れてます。
上記に「オムニコの良い面」記載希望がありますが、
http://recruit.omnico.co.jp/ の「採用情報」に十分記載しています。
このスレに立ち寄る人の殆どが、本当の隠された情報を求めています。
以上をご理解・協力をいただき、主スレ、姉妹スレに書き込みをお願いいたします。
経産省の抜き打ち監査があったようです。主務省も期待したいところです。以下、抜粋です。
カトウ常務が「シュレッダーは使わないように、と厳命を受けているからするな。」という言葉も何のその。
監査の隣で片っ端から紙くずを量産していた。
それを見過ごす監査も監査だが、『常務命令』を平然と無視。
資料をアッサリとシュレッダーに掛けるオム社員の心意気に惚れそうだ。
また、本日の最後には上司から直々に「いらないことは喋るな」と厳命を受けた。

82 :
63

83 :
oi

84 :
苦情・等の書類送付先(主要・参考)です。
〒100-8901 千代田区霞が関1−3−1 経済産業省 商務情報政策局 商務課
〒100-8950 千代田区霞が関1−2−1 農林水産省 総合食料局 商品取引監理官付
〒103-0016 中央区日本橋小網長9番4号 日本商品先物取引協会 自主規制部
〒104-0045 中央区築地1−6−1 警視庁築地警察署 刑事組織犯罪対策課知能犯捜査係
〒100-8055 千代田区大手町1−7−1 読売新聞東京本社 編集局社会部
〒104-8011 中央区築地5−3−2 朝日新聞社 社会部
〒100-0013 千代田区霞ヶ関2−1−1 日本経済新聞社 編集局社会部
オムニコ社の営業姿勢
・顧客のリスク許容度を超えた取引の誘導、不当な手数料稼ぎの売買は受託責任を無視している。
 相場を分析せず、都合の良い情報で誤解を誘導しているのは、断定的判断ではないが悪意が強いこと。
・営業ノルマの為のパワーハラスメントが会社内で日常化し担当を追い詰めている。
 不正やトラブルが多いのは、顧客管理、従業員管理体制に明らかな不備がある。
・業務停止処分の反省がなく、謝罪文にある信頼回復の約束が全くの嘘の酷い営業を継続している。
 ホームページ全般に私、会社に対する都合の良い情報のみによる過剰な美化・過大広告であり誤解を生じやすい。
・客が損失を出す可能性が高いことを知っており、犯罪ギリギリを把握して営業(=法の抜け穴を悪用)している。
 電話勧誘で部署と名前を聞くとはっきり言わない事→故意に騙しているという証拠。
 しつこい営業→客を騙そうという執念・悪意が強く表れている証拠。
・顧客情報保護等を理由に事件・トラブル等を隠蔽し、事故解明を行わない。
 証拠が無いなら話が出来ない、無関係・過失無しを主張する。→客に過失があり騙されるほうが悪いという説明。
上記より、非常に悪質である。

85 :
フロアーマンさん 新作物語 『こちら本社苦情処理係!』
この物語は、私の勤務時代に、オムニコに寄せられた様々な苦情内部を記載したものです。
架空の人物である、『九條 しおり』が会社の苦情処理をしているという設定で物語は進んでいきます。登場人物は実在しません。
それでは、物語をどうぞ…。
 
皆さん、こんにちは。私の名前は、九條 しおり。商品先物取引会社で内勤職に就いています。
でも、何の因果か、1日の大半はお客様などの苦情処理をさせられます。
その理由は至ってシンプルで、私の名前の読み方が、『九條 しおり(くじょうしおり)』=『苦情処理(くじょうしょり)』に似ているからだそうで…。
それにしても、本当に、この会社は苦情が多いんです。
苦情の電話が鳴らない日はないといったカンジで…。良い機会なので、皆さんに色々とお話ししたいと思います。
まず1番多いのは、社名に関してです。よく、『そちらは、OMCさんですか?』とか『オリコカードさんですか?』などと確認の電話がきます。
たぶん、営業部がテレコールをする際に、自分達の社名を紛らわしく伝えているからなんだと思います。
これに関連して、『おたくは何屋さんなの?』といった電話も来ます。
『弊社は先物取引をしています。』と伝えると、『ふざけるな!〇〇会社の関係というから会う約束をしたのに。それなら結構だ!』
と、激怒して電話を切られる方もいらっしゃいます。ハァ…、ウチの営業部はこんなのばっかです…。
次に多いのは、取引に関係する苦情です。仕切り拒否に関わる苦情が大半を占めます。
例えば、『△月△日までに取引を手仕舞いして指定口座に資金を振り込んで下さい。』という、お客様からの要望があったのに、
営業部が行っていなかった時に多くみられます。
その際の、お客様対応として、『申し訳ありません。何分にも金融機関側の手続きに時間が掛かっておりますので…。』とか、
営業部の人間が、『〇〇さん! 今は、取引を辞める時ではないと思うんです。ウチの会社が手に入れた情報によると、週明けにも値段が上がりそうなんですよ! 辞めるなら、利益を取った後でも遅くはないですよ。』
などと、言いくるめて手仕舞いを妨害する事もしばしば…。
ここで余談ですが、こういう事もありました。

86 :
ある管理職の人間が、お客様からの預かり金を増やすために、
『〇〇さん、大変です! 例の場所で戦争が起きそうなんです! それなので、とりあえず△△万円ほど入金して下さい。』と、
慌てた声でお客様に電話し入金させました。ところが、待てど暮らせど戦争のニュースを耳にしません。
お客様は不思議に思い、その管理職に電話しました。
すると、『いや〜、〇〇さん! 戦争が起きなくて良かったですねぇ〜。もし、起こっていたら、日本も巻き込まれたかもしれませんねぇ〜(笑)』と言って、
お客様を丸め込もうとしましたが、後日、お客様の方から苦情が来たのは言うまでもありません…。
あと、取引関連の苦情で多いのは、取引内容の問い合わせです。
例えば、お客様が注文を出した覚えのない取引についてとか…。
『何で、この日に頼んでもいない売買がされているんだ?』とか、『やけに、売買の回数が多いんだけど?』と…。
その場合、大抵はこう言います。『それはですね〜、〇〇さんに利益を出してもらおうと思ってやったことです。』とか、
『〇〇さんと連絡が取れなかったので、とりあえず先に売買しておきました。』と言うんです。
もう〜、一任売買や無断売買はダメだって言われてるのにぃ〜! こんなんだから、苦情が減らないのよね。まったく…。
この他にも、様々な苦情があったかもしれないですが、私も把握しきれていないのが現実です。
沙汰になる苦情も、以前はあったみたいですし…。
皆さんに、お話しできただけでも良かったです。そろそろ、就業時間が終わるので
それでは、また何処かでお会いしましょう。 以上、九條 しおり がお伝えしました。
『こちら本社苦情処理係!』 〜完〜

87 :
最近の討論の概要です。監査が14日まで電話受注が期間限定で禁止された。
この業界は外務員に対する不祥事の割合が大きい。オムも業務停止処分から数ヵ月で苦情件数が30件を越えている。
内容は再勧誘、仕切り拒否、断定的判断の提供、虚偽報告と多岐。監査では役員が証拠隠滅を指示している。
不正・犯罪が発生する要素として、法改正まで業界には客の委託金と給与が混同され、「客の金は会社の金」みたいに顧客管理上の問題があった。
成績実力主義と営業ノルマに起因するプレッシャーは大きく、追い込まれることで暴力団等の厄介な客を勧誘してしまう場合がある。
彼らは博打性の強い商品先物のようなハイリスクハイリターンの世界を好むが、損失時に補填を強要する。
その場合、上司に相談しても自ら招いた問題は自身で解決しろと拒否され、結局は自腹(多くは借金)をきることになる。
最初は軽い気持ちで客から金を借りて、上手くいくと慣れていき、不正がだんだん大きくなる。
気がついたら使い込み、横領等の犯罪者になるというのが、この業界の一番多い例である。
そして、不祥事を起こしても会社は無関係と主張する。
そもそもトラブルの出やすい対面営業で、暴力団関係者等に対抗できる精神力を持つ事が取引担当の係長以上に要求される。
結局、会社に残っているのはそれなりの人物となる。
法律が不完全である事を悪用している為、法に触れなければ何をしても大丈夫という利益追求の考えが、
犯罪スレスレ、詐欺まがいの暴力団と変わらない悪徳営業を社員に強要させることになる。
商品先物と証券投資は似ているが苦情率は先物が圧倒的に高い。
この差として考えられるのは、 株は配当もあり、投資メリットがあること。ネット普及率が高く、損失時も塩漬けにできる。
それに対し、先物は差金決済で対面営業が主力である。結果的にもうけている人の事例が極端に少ない。
そもそも、株は投資、先物はリスクヘッジが主目的。つまり先物は本来の機能として、儲けるものではないからだ。
資産を切り崩してでも、新しいインフラや体制作りに投資しインパクトのある内部改革を実行する時だが、
他の金融商品を扱ったり、他業種に参入する実力がない状況である。

88 :
2007年3月期業者比較:オムニコは委託者数17位に対し、経常利益はダントツの1位である。(利益2位の第一商品比を参考)
        (オムニコ)   :  (第一商品)
@従業員数 9位 371人   1位 531人
A外務員数 10位 299人   1位 419人
B委託者数 17位 2,020人   7位 3,723人
C資本金 20位 1,260,000千円  6位 2,693,150千円
D責任準備金 2位 950,270千円  45位 18,761千円
E純資産合計 1位 22,119,146千円  6位 10,721,335千円
F経常利益 1位 4,368,448千円  2位 2,101,388千円
G当期純利益 1位 2,010,587千円  3位 1,245,995千円
H委託者資産 17位 6,545,012千円  1位 54,936,134千円
I預り証拠金 11位 12,242,961千円  1位 47,287,047千円
数値出所 http://www.sakimono-senka.com/07-kaiji/rank-w/XX.htm (XXに01〜10を設定→@〜Iに該当)
この数値を無理な営業とみるか、営業力に優れるだけなのか? 苦情件数が多い事実あり。

89 :
10月より、金融商品取引法が施行され、ハイリスク商品への扱いは厳しくなりました。
オムニコには法施行前に主務(経済産業省)の抜打ち監査が入り長期検査が行われていました。
元本保証、テレコール・ュ文面、紛議・等の隠蔽などの問題となる資料が押収された様子です。
その結果、現在未確認ですが主務から非常に厳しい長期業務停止処分の事前通告を受けた様子で、オムニコは自主廃業を選択する方向であると情報が出ています。
尚、5億円事件は進展なしとのことで事故解明はされていない様子です。各自にて確認をお願いします。
以下、参考情報です。(リンク先頭にhをいれてください。)
現在の主スレ情報 ”【悪徳】オムニコってどーよ PART.3【電話】”
ttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/deal/1190909247/
オムニコの新しい開示内容(2007年度版):新規34件(P23)、前回の開示の訂正掲載
ttp://www.nisshokyo.jp/disclosure/2007/012.pdf
オムニコの勧誘に関する苦情関係(30名程度の外務員掲載)
ttp://tel.sosite.jp/cgi-bin/detail.cgi?id=1096
主務省平成18年度「商品先物取引に関する実態調査」報告書
ttp://www.meti.go.jp/policy/commerce/070914jittaichousa/houkokusho.pdf 要点は、
・委託者の殆ど(97%)が一般個人
・利益者:損失者の比率=27:73
・一人当たりの平均利益:204万円、同損失額:276万円(損失額は前年度351万円より改善傾向)
・損失総額(約2503億円)−利益総額(685億円弱)の1818億円が、年間の業者の手数料(と税金)
主務省のトリフォ(旧太陽ゼネラル)、オリエント貿易、ユニテックスの業務停止処分(9月7日)
ttp://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/syoutori/070907_1.html
尚、トリフォは同日に破産手続きを開始。http://www.tocom.or.jp/jp/news/2007/20070910.htm
オリオン、アクロス、北辰の3社は業務停止処分、共和トラストは業務改善命令(10月26日)
ttp://www.meti.go.jp/press/20071026008/071026sB.pdf
ttp://www.meti.go.jp/press/20071026003/sakimono.pdf(海外商品取引業者1年業務停止処分:参考)

90 :
age

91 :
age

92 :
sage

93 :
GI;U

94 :
BNFが住んでるマンション http://www.realplan.jp/bkdetail/anyfile.jsp?bk_id=CPT5l1wk20
2008/03/20放送 自称資産数十億 神王リョウ http://www.youtube.com/watch?v=ddZyoXF7mTk

95 :
sage

96 :
sage

97 :
sage

98 :
あげ

99 :
sage

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