じゃあ早速
家族構成は父、母、祖父母、長女、次女、1、長男の8人家族
＋犬一匹と猫一匹で住んでいます
何の不自由もなく可愛がられて育った私ですが、何年か前から坂道を転がるかのようにメンヘラへの道へ
中学生の時に、仲良くなった女の子がいた
ちょっと普通とは変わっている感じの不思議な子だった
まあ腐女子だっただけなんですが
もうちょっと履いて待っててね
仲良くなった…あっちゃんとしよう
あっちゃんは一年の最初の席が後ろで、私が話しかけたのがきっかけだった
何故か話していて楽な子で、30分くらいでかなり仲良くなっていた
お互いあだ名をつけて呼び会うくらいに
けど、他の子とも話してみたくて休み時間は色んな子と喋ってた
そしたら、あっちゃんと同じ小学校の子達が言ったんだ
「1ちゃん凄いね、あいつと話続くなんて！」
えー？と思った
あっちゃんと話してても普通に楽しいけどなーって思ったけど、黙ってた
あ、そう言えば担任の先生誰かに似てない！？と誤魔化した
オタク！フヒヒ仲間じゃねぇかと思いあっちゃんにまた話しかけた
「あ、その下敷き！るろ剣、剣心かっこいいよねぇ？」
「！！だよねー！剣心は総受け顔で可愛いよね、あ、斎藤さんはさ……」
舐めてた
オタクだと思ってたら腐女子だった
腐女子の言ってる良さが分からないどうしよう今更言い出せん…！
考えた結果
「ごめん総受けってなに？あっちゃんが言ってるのよくわかんない」
素直に自白した
知ったかしたら嫌われるしね
で、聞かれた
「1ちゃん、興味ない？」
「ごめん、ない！良さが全く理解できないや…けど、あっちゃんが好きなら話聞きたいな」
「1ちゃん…！」
こんな感じだった気がする
それからのあっちゃんとは凄かった
なんでもカップリングして騒いでて、その話をずっと聞いてた
内容は理解できないから相槌だけだけど
1は絵心が0でしたが、中々に楽しかったです
あっちゃんと話していたら誰も寄り付いてこなかったけど、あっちゃんは気にしてない様子だった
1ちゃんいればいいや、とも言われてた
私は色んな子と仲良くなりたかったから、あっちゃんを置いて違う子とも話してたんだけど
ある日、言われた
「1ちゃんさ、あっちゃんうざくないの？」
「え…」
クラスの気が強い子達のグループだった
「ていうかさ、持ち物きもくない？アニメの下敷きとかさwww」
「話合わないしねー。ブスだしwwwww」
「分かるwwwww出っ歯だしwwwww」
「うwけwるwwwww」
空気を読むべきか、悩んだ
あっちゃんは同じ教室にいて、話は確実に聞こえているだろうから
「1ちゃん？どうしたの黙って」
「……れそう」
「え？」
「やばい駄目だ誰か一緒にトイレいかない？www限界だもれそうwwwww」
「あ、いいよ皆行こっか！」
なんで中学生の時女子は皆でトイレ行きたがるんだろうね
話はそのまま流れた
班分けでは5人1組で、自由に決めていいことになってた
私は、その組分けの日に下痢で休んだんだよね
こんなに出るのかってくらい出た
で、次の日登校したら気が強い子達のグループになっていた
「1ちゃん私達とでよかった？皆に聞いたら1ちゃん誰とも約束してなかったみたいだったから」
「えっ？そうなの？私あっちゃんに誘われてたよ？」
教室の空気が止まった気がした
あっちゃんじゃ抜けないという人、中1の時点では珍しい中々の巨ちゃんだったよ？
ぬけないかな？
お前なー。俺にだって選ぶ権利ってものはあるんだぞ！選ばれる権利がないだけで。
中一とか言ってももう中一じゃないんだろ？巨？だけで抜いてるわけじゃねーよ！
…ふぅ。続けて。
腐女子
ブス
出っ歯
きょにゅー
…
めちゃくちゃ焦ってたけど、グループのリーダーの子が言ったんだ
「えー？1ちゃん私達のとこでいいか聞いた時、みんななにも言わなかったよね？」
「…あっちゃん、そうなの？」
地雷踏んだし、ちょっと自棄になって話をふっちゃったんだ
ふらなければよかった
「……うん」
ショックだった
けど、あっちゃんのしたことは仕方ないことだと思ったんだ
だってあっちゃんはクラスにいる間、私以外の子と話しているとこなんて見たことなかった
気が強い子達は声も大きいし、言い出せなかったんだと
何も言えなくて、そのままキャンプの日を迎えた
みんなでテントで寝たり、キャンプファイヤーをしたり
ただ、その間ずっとあっちゃんと話せなかった
話しかけにいこうとしたら、グループの子に声をかけられたりして行かせてくれなかった
あっちゃんは自分のグループの子達の、少し後ろを一人でいた
あっちゃんはずっと俯いていて、誰とも話していなくて
そんなあっちゃんを見て胸が痛くて、泣いた
お喋りの最中にボロボロ泣き出した私に、グループの子達は囲うようにして心配してくれた
なる人は精神力弱すぎじゃね？
なんつーか第三者目線で見れないのかね
騙されたりしたら、「あーこういうやつだったのか」みたいな
「なんで、皆あっちゃんとお喋りしないの…？」
実際は泣きながらだからたどたどしくだけど、そう言った
そしたら、リーダーの子が私の頭を優しく撫でながら笑った
「キモいから」
涙が一瞬で止まった
もしかして、私が気がついていないだけで、あっちゃんは…
「…あっちゃんと話してる私は？」
「1ちゃんはあっちゃんとは違うでしょ？1ちゃん素直だし、ちっさいし可愛いし！」
「うざくないもんねぇ？」
「1ちゃん優しいね、あんな奴のことで泣くとかね。でも、泣かなくていいよ、あいつキモいから当たり前のことだし」
そう言って、皆は私を抱き締めたり撫でたりした
馬鹿な私は皆が何を言っているのかが分からなかった
けど、なんとなく察した
あっちゃんはいじめられてる…？
避けられてる
そう俺のように！
ってうるせーわ！ほっとけ！
Ｒ－１見とるだろ？
その時の私には、囲っている子達が恐ろしすぎた
泣き止んでからは、全員何もなかったように過ごした
学校に戻って、解散して、休みを挟んで学校に行くと、あっちゃんの机だけが倒されていて
あっちゃんはまだ登校していなかったから、戻してあげようと鞄を机に置いて行こうとしたら、リーダーの子に止められた
「1ちゃんさあ？誰の味方なわけ？」
「…あっちゃんって、いじめられてるの？」
「今更じゃね？知らなかったの1ちゃんだけじゃないの」
「……いじめちゃ、駄目だよ」
そういうと、女の子達が楽しくて仕方ない、みたいな感じで笑った
「あいつ庇うの？」
言葉が出なくて、目が熱くなった
きっと私も、いじめられる
携帯大変だね
テレビは見てないや、みんなはテレビ見てるのかな？
「いじめは駄目だよ…リーダーちゃん達も、いじめられたら、悲しいでしょ…？」
いっぱいいっぱいだったけど、何とかしなきゃと思ったんだ
何とか説得しようとして、泣くのを我慢して喋った
けど、無駄だった
「…あー。1ちゃんもうざいわ」
その一言で、私もクラスの女子全員から無視されるようになった
何を聞いたのか、あっちゃんも私を避けるようになっていた
違うクラスにも行って喋り倒していてよかったと、この時程思ったことはない
違うクラスの子達は変わらず話し掛けてくれていた
女の子達のグループに入ろうと声をかけたら、空気が凍るなんて知らなかった
仕方ないから、男の子のグループにいれてもらったりしていた
そしたら、男好きやなんだと言われるようになった
はいはいまた何か言ってるわーと流せるくらいには図太くなっていた
そのせいか、男の子達とは仲良くなった
自分ルールなオリジナルカードを作ったり、無駄においかけっこしたり
体育祭や文化祭もなんとか寂しさは感じずに過ごせた
けど、あっちゃんは、文化祭が終わってから部活をやめて学校に来なくなった
あっちゃんの家にプリントを届けにいったら、二度と来ないでと言われてしまった
あとsage進行の方がいいんじゃない？
中学の時のスペックかな？
三学期に入って、先生にこっそり呼び出された
「秋口のことなんだけどな…」
あっちゃんがどうかしたのかな、と考えていると理解できない事を聞かされた
「1が秋口をいじめていたと聞いたんだよ、あいつをいじめたのお前か？」
「はい？」
先生は気が強い子達に聞いたと言った
「1ちゃんが皆に命令したんです、秋口さんをいじめろって」
私がいじめの主犯で、みんながあっちゃんをいじめて、私はそれを知らないフリをしてあっちゃんと仲良くしているフリをしていたらしい。
なんじゃそりゃ
先生には私じゃない、あっちゃんをいじめたりなんてしてないと言ったのだけれど、先生は難しい顔をして
「じゃあ秋口がお前に会いたくないなんて言うんだ？」
知るか！！と言いたかった
我慢したけれど
「…私じゃないです」
それ以上何も言えなくなってしまった私に、先生はため息をついた
「クラスの女子全員がお前だと言うんだからそうなんじゃないのか？嘘ついちゃ駄目だぞ」
「…私じゃ、ない。違います…」
そのまま、先生は私の親に連絡した
30分もしないでお母さんがとんできた
「1、秋口さんをいじめろなんて言ったの？」
「……っ」
涙が出てきて言葉が出なくなって
スカートを掴んで、首を横にふったらお母さんは肩から手をのけて先生に言ってくれた
「先生、1はいじめてなんかいませんよ。1は私に嘘をつけません」
1は小さい時から馬鹿正直で、小学校の通信簿にはいつも素直で元気いっぱいだと書き続けられた馬鹿です
信じてくれたことが嬉しくて更に泣いた
けど、先生は信じてくれなかった
140くらい、馬鹿正直、うるさい、よく喋る、嘘をついたら目が下に動く
二度とするなよ、と先生に厳重注意された
その時には「私じゃないんで、注意される意味がわかりません」と返した様な記憶が
お母さんには家に帰ってからもう一度目を見ながら聞かれた
「私じゃない」と信じてくれた
で、次の日学校に行って昼休みが終わって自分の机を見てびっくりした
気が強い子達が群がって机に落書きしていた
男の子達は私を見ておろおろしていた
リーダーの子は、私を見て怒鳴りだした
「あんたのせいで私達が嘘つき呼ばわりされた！！」
さすがに堪忍袋の緒が切れた
そんなに性格悪い子たち今は何してるんだろう
「はぁああああ！？あんたのせいだろうが！！」
と、ボロクソにいろいろ言われた
普段可愛くしてる女の子でも口が悪くなる時あるよね！
一通り言われて、一瞬悪口が止まった時を見計らって言った
「で？」
と、鼻で笑ったらリーダーもキレた
「っんの野郎！！」
私の筆箱を掴んで、投げてきた
避けられなくて、お腹に当たったから落ちたのを拾って机まで歩いて
筆箱を机の上において聞いた
「で？」
リーダーの 平手が 1に クリーンヒット！
1のスペックに追加。
殴る蹴るの壮絶な姉妹喧嘩をしていたからか、喧嘩が強かった
まだちょっと小さい。詳しいのはまた後で、ごめん
漫画みたいだけど、実際にあったことです
信じられないことでも起きる事はある
けど、姉妹喧嘩とは違って手を出したら確実に喧嘩両成敗になると思って、そのまま好きにさせていたら先生がきた
気が強い子達が一斉に言い訳をしていたけど、国語担当の先生は強かった
「リーダーさん達は待って、1さん、保健室いこっか？」
「はーい」
保健室独特の匂いって好きな人いるかな？
よくずっこけてたからお世話になる頻度高かったです
国語の先生は、話をきちんと聞いてくれた
対して怪我してなかったから話が終わってすぐに教室に戻ると、静まり返っていた
「リーダーさん達、来なさい」
4人を連れて先生はまた教室を出ていった
そしたら、仲良くなっていた男の子達が駆け寄ってきた
助けられなくてごめんとか、机のこと止められなくてごめんとか
正直男の子達の判断は間違っていなかったと思う
この時期の女子は怖いし、何言われるか分かんない
机は綺麗にしてくれていた
消しカスが大量に落ちていて、どれだけ落書きされてたのーって笑ってた
で、ちょっとしてから先生だけが戻ってきて呼ばれた
ついていくと、生徒指導室で泣いている4人がいた
「この子達の話を聞いていたら、1さんと話が食い違っててね？ちょっと聞いていいかな」
はい、と言って話が合わない所を一つずつ聞かれた
私が最初に殴ったとかなんでやねん！ってなった
先生はらちが明かないからクラスの子に聞いていいか聞いてきた
私はすぐOKを出して、リーダー達も泣きながらOKを出していた
殴られた私のが泣きたいっつうのwwwww
. γ´⌒｀ヽ
. ＿＿＿ {i:i:i:i:i:i:i:i:} あたためますか？
|[\_498]|＼ （ ´・ω・）
|￣￣￣| | （:::::::::：:::）
|＿＿＿l.／￣￣￣￣￣■／| lヽ,,lヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|. | (ω･ ) おねがい
| .|. | し i します
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|.／ しーJ
. ＿＿＿
|[\_498]|＼ (~)
|￣￣￣| | γ´⌒｀ヽ
|＿＿＿l.／￣￣￣￣￣■／| {i:i:i:i:i:i:i:i:}lヽ,,lヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|. | （ ´-ω)ω- ）
| .|. | (:::::::`つ⊂´ i
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|.／ し─Ｊ.し─Ｊ
もうちょっとお待ちを
私側の男子、リーダー側の女子
今思うと、いいのかと思う方法を先生は使った
「仕方ないので、一人ずつ話を聞かせてもらいますね。皆に話を聞いて、嘘をついていた子はご両親を交えて面談しましょうね」
出席番号順で生徒指導室に呼ばれた
で、結果女子全員が自白した
リーダー達も自白した
そこから私の母さんが呼ばれて、担任とリーダー達の親、リーダー達の謝罪をもらった
「叩かれたら痛いんだよ、もうしちゃ駄目だよ」
と言うと更に泣いて謝ってくれました
リーダー達はめちゃくちゃ怒られてて、ちょっと可哀想に思った
勿論、あっちゃんに電話をして誤解をといてもらって仲直りしました
残りの一年生は楽しかったです
リーダー達があまり通わなくなってしまいましたが…
さて、序盤が終わりました
次いきまーす！
あっちゃんと同じクラスで、比較的穏やかなクラスだった
あっちゃんも私以外に腐友達が出来ていて、いいことだと思っていたのに
あっちゃんが夏なのに長袖を着て登校してきた
私の馬鹿も多少はマシになっていたけど、多少マシになったところで馬鹿は馬鹿だった
「あっちゃん、長袖まくらないの？暑くない？」
「1ちゃん…ちょっと、いい？」
トイレの個室に二人で入って、あっちゃんが袖を捲ったら、あっちゃんの腕はズタズタだった
駄目だよ、せっかく綺麗な腕なのに、もう切らないで
としか言えなかった
うまくいかない理由を聞くと言葉が出なかった
「私はギン×イヅが好きなのに、友達はあいぜん×ギンがいいっていうの、話しててもすぐ喧嘩しちゃう」
あいぜんの漢字わかんない、ごめん…
アホすぎて何も言えなかった
ちなみに２年生の1スペックは＋5㎝、うるさい、まな板
あっちゃんは、1より大きい、人の話を聞くようにはなった、Dカップだったらしい
あっちゃんは体育祭の練習で半袖が着れないから、長袖ジャージを着て見学していた
1は相変わらず馬鹿をしてました
そんな時、1の隣の席の男の子が足を骨折してしまったんだよね
1はたまたま保健委員で、何かあったら言ってね手伝うよー！と言って
教室移動の時には教科書を代わりに持って一緒に移動したり
昼に配られる牛を取りに行って渡したりとしていた
正直カップリングの不一致でリストカットは未だに理解できないです…
体育祭、楽しかったです
動き回るのが好きな1には一番好きな行事でした
体育祭が終わって、骨折した男の子の足がよくなった頃
初めて告白されました
してきたのは骨折した子の一番の友達、ユウ君でした
1の第一声は「え、罰ゲーム？」でした
正直馬鹿ばかりをしていた1には彼氏なんて無縁だったので、断ろうか悩んでいたら
あっちゃんに「受けなよー！」と言われたので
「好きとか、彼氏とかよくわからないけどそれでいいのなら」と受けました
あっちゃんに話していなかったのに知られていたことが不思議でたまらない…
あと、アフィ禁
ふと、あっちゃんの服をトイレで捲ると新しいのリストカットの後がたくさんあった
「切っちゃ駄目だよ、なんで…」
「…1ちゃんにだけ、彼氏できてずるい。私の方が肌白いし胸だって大きいのに！私だって彼氏欲しい悔しい1ちゃん嫌い！！」
あっちゃんといると言葉に困ることが多々ありましたが
けれどこの時程困ったことはない様な気がした
え、アフィ禁…ってなんですかごめんなさい教えてください…
まとめサイトとかに載せられることだよ
転載禁止とか書き込めば大丈夫
「ちょ…じゃあ私はどうしたらいい？」
「1ちゃんが付き合ったユウ君、私も好きだったのに！」
「(貴方トウシロウって人以外に考えられないって言ってた…！)
え、と…どうしたらいい？」
「1ちゃん別れて」
「それはいや。ユウのこと嫌いなわけじゃないのに、こんな理由では別れない」
「ユウ君のこと呼び捨て…！
1ちゃんの馬鹿嫌い嫌い大嫌い！！うわぁーん！」
あっさりあっちゃんに無視されるようになりました
明日読むね
マイペースでいいから書いてください
（・ω・）
転載禁止ですごめんなさい…
読んでくれてる人いたんだね、よかった
誰もいないかとww
さて、三年生行きます
何か不明なことありますか？
あっちゃんとはクラスが離れてしまい、彼氏や仲のいい子達と同じクラスに。
のんびりしてた私もさすがに受験モードになり、勉強しつつ遊びつつと青春を謳歌していた10月
あっちゃんが自未遂をした
あっちゃんの親から電話がかかってきて、近くに置いてあったというメモの内容を教えてくれた
『1ちゃんが私の好きな人を奪った、1ちゃんなんて大嫌い』
と書いてあったらしい
受験で忙しいこの時期にごめんなさい、あの子が迷惑をかけてと泣きながら謝られた
そして、もう私に迷惑をかけないようにすると言って、あっちゃんは引っ越していった
行く場所は、教えてもらえなかった
ユウ君には、このことを言えなかった
この辺はまあ、いろいろありまして
もう少しお待ちください
自分のレベルに合わせて、近所にある5つの高校で、下から３番目の高校に行くことにした
ユウ君は上から２番目の高校
別々の高校を志望した
で、受験のシーズン。
みんなが必死に勉強している間、私はのんびりしていた
推薦を受けて既に合格が決まっていて、みんなが辛い時期にのんびりできてた
友達もユウ君にもサクラ咲き、中学卒業
いろいろと振り回されたりしたけど、友達には恵まれていたと思う
楽しかった、と泣いてあっという間に高校入学式。
袴履きたさに入りましたが、充実した毎日を送っていました
そしてゴールデンウィークの部活が休みの日
少しチャラくなったユウ君に押し負け、初体験が終わりました
初体験は痛いと聞いていたのですが、ユウ君のモノがあれだったのか…
すんなりと終わり、特に印象には残らず
そして夏休み
剣道部の練習が毎日あり、ユウ君とは部活が終わってから
シャワーを浴びて夜の公園で少し話す程度でした
遊びつかれて、解散する時に同じ方向の人同士で帰るということに。
私は同じ学年の、カズキという坊主頭の子と帰ることに
くだらない話をしながら歩いていると、カズキが突然私の腕を掴み
「入学してきた時に一目惚れした、俺と付き合ってくれ！」
「ごめんなさい、彼氏いるし」
あっさりと話は終わり、別れてからその日は終わり
ちなみに1の高校生の時のスペック
身長は153くらいで止まった
遺伝子がようやく仕事してちっぱいもちゃんとに成長した
多少おとなしくなったけど馬鹿には代わりない
同じクラスの仲良くなったAちゃんにカズキのことを相談したところ
「1ちゃん、馬鹿だ…！」
と言われました
なんのことだと聞くと、知らない間にモテキが来ていたらしい
「私、カズキ君以外にあと二人から1ちゃんのこと相談されてるのにwwwww1ちゃん鈍感馬鹿だ」
Aちゃんはいい子でした
ごめんなさい迷惑ばかりかけて…
なんとなく捨てて
黒歴史になる人多いよね
部活が休みでユウ君に呼び出され、ウキウキしながらオシャレをして会いに行くと
「ごめん、別れてください」
夏休み中に同じ学校の子と仲良くなって、付き合う前にお突き合いしただとwwwww
浮気されて1の初恋は終わりましたwww
中３の時に、やっと恋に目覚めてベタ惚れしていた時のことでした
悲しくて、寂しくて
思わずAちゃんに電話すると、すぐに会いに来てくれた
泣いてる私を慰めてくれて、落ち着かせてくれた
「Aちゃん大好き！もうAちゃん付き合って」
「だが断る」
速攻でふられました
Aちゃんに不思議だねー、というと「鈍感馬鹿ー！」としばかれました
そういうことか…と察した
で、部活に行くとカズキ１人だけ
他の皆は？と聞いたらちょっと席を外してもらってると言われて察した
「別れたばっかやのにごめん…
俺と付き合ってください、寂しい思いはさせんから」
「…ごめん、今は無理」
「すぐ忘れろとは言わんから！」
と、カズキが寄ってきて、やりやがった
少女漫画にありそうな、壁に追い詰めて腕を掴んで無理矢理キス
力じゃ勝てない！と足を振り上げるとうまい具合にクリーンヒットした
正直すまないとは思ってる
かっこよすぎて逆に気持ち悪かった…
蹴りあげたことは謝った
けど、部活のミーティングが始まってもカズキは股関を気にしてた
蹴りあげた時に分かったんだけど、きっとあれ勃ってたんだよね…
私の中のカズキは限りなく気持ち悪い人になっていた
ミーティングが終わって、帰宅の準備をしていたらカズキに声をかけられた
「一緒に帰ろ」
本当は早く帰りたかったけど、謝ろうと思ってOKした
猫好きな私は釣られて、カズキの家についてった
「誰もいないからどーぞ」
と言われ、お邪魔させてもらった
子猫超可愛いねこねここねこモフモフしてたら写真あげるから部屋においで、と言われてついていった
男の子と遊ぶことが多くて、部屋に入るのに躊躇しなかったのが馬鹿だった
ギャーギャーと騒いでいたら、後ろ手の状態で手錠をかけられた
一気に血の気が引いた
…ちょっと休憩
10分くらいで戻ります
ちょ、、、寸止め！ｗ
みんなもう寝ちゃったかな
なんでこいつ手錠とか持ってんのそうかこれは夢か…
現実逃避をしていると、下腹部に激痛が。
カズキの息子がこんにちはしてた
冗談抜きで怖くて、心の中で助けを求めたのがユウ君だった
まあ、漫画みたいにユウ君から連絡があるわけもなく
私の二人目は強制的にカズキになった
手錠を持っていたのはカズキがそういう趣味だったからだそうです
訴えたら勝てるぞｗ
その次の日も、次の日も
母さんに行けない理由を聞かれて、なにも言えずに泣いてた
そのまま、不登校になった
けど、どうしても受けないと駄目なテストを、保健室で受けにいった日
こっそり放課後に剣道場前の廊下にいくと、同じ剣道部の女の子達の声が聞こえた
「あいついつまで来ないのかなwwwww」
「別にこなくて良くない？モテてるくらいで調子のってうざかったし」
お腹がズキンズキンと痛くなって
そのまま逃げ帰って、部屋に閉じ籠った
けど、母さん達に知られたくない気持ちのが大きいの
どうしても学校に行けなくて、ドアノブを掴んだだけで吐いてしまったりしてた
深夜に息の仕方が分からなくなるくらいお腹が痛くなって、父さんの車で病院に連れていってもらったら
胃潰瘍かもしれない、と言われた
そのまま検査してもらったら、十二指腸潰瘍になりかけだと言われた
学校には、もう行けないと感じていた
>>1に惚れた！
退学を進めてきたのは、母さんだった
「そこまで思い詰めるようなことがある学校になんて通わなくていい、身体を大事にしてほしい」
と泣かせてしまった
申し訳なくて、けど、どうしようもなかった
Aちゃんにだけお別れを告げて、携帯も一度解約した
学校をやめて、一年と1ヶ月
毎日ぬいぐるみを抱いてぼーっとしていて、部屋から出る時はトイレのためだけという生活をしていた
そんな時、母さんに巫女のアルバイトを進められた
通うのは車で、少し歩くだけで息切れするようになっていたけど
巫女のバイトは楽しかった
そこから少しずつ外に出て散歩するようになった
> けど、母さん達に知られたくない気持ちのが大きいの
ここに惚れる要素があったよ
飲食店で気になるバイトの募集がでていて、応募してみたら落ちた
まあこんなもんかと気を取り直して違うとこに応募した
ら、見事に不採用が7件続いた
何が駄目なのか分からなくて、公園で日向ぼっこをしていたら
中学の時に仲良くしていた男の子と遭遇した
男の子はサトシ君といって、机の落書きを消してくれていた１人だった
声をかけられて失禁するかと思った
まだ男の子恐い病は続いていた
失禁に惚れたｗ
もうどうとでもなれと今は男の子が恐いということを説明した
久しぶりに男の子と至近距離でいて、恐すぎて泣いた
泣きながら説明したら分かってくれて、更に泣いた
サトシ君は距離をあけて私のたどたどしい話を聞いてくれて
また来週、この時間にくるから嫌じゃなければ話そうと言ってくれた
サトシ君に惚れたｗｗｗ
心変わりはええワロタwwwwwwwww
次の週、サトシ君は公園にいた
離れて話していて、バイト受からないんだーと話すと「そりゃねぇ」と返されてへこんだ
指摘されて初めて知ったのだけれど、私は顔が笑っていなかったらしい
声は笑っているけど、顔は無表情だ、と
そんな馬鹿なと思って手鏡で見ながら笑ってみたら
ぴくりともしていなかった
そりゃ気持ち悪いし合格せんわ！
支援
>>1惚れたｗｗ
| ･ω･)
|⊂ ﾉ
|ωJ
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