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2012年3月30代162: 三島由紀夫のツイッター (875) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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三島由紀夫のツイッター


1 :
三島由紀夫(本名、平岡公威)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/bf/Yukio_Mishima_1931.gif
http://image.rakuten.co.jp/auc-artis/cabinet/s-2540.jpg
http://www.c21-smica.com/blog_century21_nobu/img_1596165_27088893_0.jpg
大正14年(1925年)1月14日、東京都四谷区(新宿区)永住町2に
父・平岡梓(元農林省水産局長)、母・倭文重の長男として誕生。
昭和45年(1970年)11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地にて割腹自決。

2 :
ある女は心で、ある女は肉体で、ある女は脂肪で夫を裏切るのである。
三島由紀夫「反貞女大学」より

3 :
愛から嫉妬が生まれるやうに、嫉妬から愛が生まれることもある。
三島由紀夫「反貞女大学」より

4 :
若さが幸福を求めるなどといふのは衰退である。
三島由紀夫「絹と明察」より

5 :
真の芸術家は招かれざる客の嘆きを繰り返すべきではあるまい。彼はむしろ自ら客を招くべきであらう。
三島由紀夫「招かれざる客」より

6 :
人間が或る限度以上に物事を究めようとするときに、つひにはその人間と対象とのあひだに
一種の相互転換が起り、人間は異形に化するのかもしれない。
三島由紀夫「三熊野詣」より

7 :
…遠いところで美が哭いてゐる、と透は思ふことがあつた。多分水平線の少し向こうで。
美は鶴のやうに甲高く啼く。その声が天地に谺してたちまち消える。
人間の肉体にそれが宿ることがあつても、ほんのつかのまだ。
三島由紀夫「天人五衰」より

8 :
若い女といふものは誰かに見られてゐると知つてから窮屈になるのではない。
ふいに体が固くなるので、誰かに見詰められてゐることがわかるのだが。
三島由紀夫「白鳥」より

9 :
老夫妻の間の友情のやうなものは、友情のもつとも美しい芸術品である。
三島由紀夫「女の友情について」より

10 :
美人の定義は沢山着れば着るほどますます裸かにみえる女のことである。
三島由紀夫「家庭」より

11 :
大ていわれわれが醜いと考へるものは、われわれ自身がそれを醜いと考へたい必要から生れたものである。
三島由紀夫「手長姫」より

12 :
不美人のはうが美といふ観念からすれば、純粋に美しいのかもしれません。
何故つて、醜い女なら、欲望なしに見ることができますからね。
三島由紀夫「女神」より

13 :
機関車を美しいと思ふやうでは女もおしまひである。
三島由紀夫「女神」より

14 :
自在な力に誘はれて運命もわが手中にと感じる時、却つて人は運命のけはしい斜面を
快い速さで辷りおちつゝあるのである。
三島由紀夫「軽王子と衣通姫」より

15 :
愛するといふことにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠の素人である。
三島由紀夫
「愛するといふこと」

16 :
まことに人生はままならないもので、生きてゐる人間は多かれ少なかれ喜劇的である。
三島由紀夫「夭折の資格に生きた男――ジェームス・ディーン現象」より

17 :
あまりに強度の愛が、実在の恋人を超えてしまふといふことはありうる。
三島由紀夫
「班女について」より

18 :
詩人とは、自分の青春に殉ずるものである。青春の形骸を一生引きずつてゆくものである。
詩人的な生き方とは、短命にあれ、長寿にあれ、結局、青春と共に滅びることである。
三島由紀夫「佐藤春夫氏についてのメモ」より

19 :
初恋に勝つて人生に失敗するのはよくある例で、初恋は破れる方がいいといふ説もある。
三島由紀夫「冷血熱血」より

20 :
愛は絶望からしか生まれない。精神対自然、かういふ了解不可能なものへの精神の運動が愛なのだ。
三島由紀夫「禁色」より

21 :
ほんたうの誠実さといふものは自分のずるさをも容認しません。
自分がはたして誠実であるかどうかについてもたえず疑つてをります。
三島由紀夫「青春の倦怠」より

22 :
小説家は人間の心の井戸掘り人足のやうなものである。井戸から上つて来たときには、日光を浴びなければならぬ。
体を動かし、思ひきり新鮮な空気を呼吸しなければならぬ。
三島由紀夫「文学とスポーツ」より

23 :
われわれが美しいと思ふものには、みんな危険な性質がある。
温和な、やさしい、典雅な美しさに満足してゐられればそれに越したことはないのだが、
それで満足してゐるやうな人は、どこか落伍者的素質をもつてゐるといつていい。
三島由紀夫「美しきもの」より

24 :
小説でも、絵でも、ピアノでも芸事はすべてさうだがボクシングもさうだと思はれるのは、
練習は必ず毎日やらなければならぬといふことである。
三島由紀夫「ボクシング・ベビー」より

25 :
愛情の裏附のある鋭い批評ほど、本当の批評はありません。
さういふ批評は、そして、すぐれた読者にしかできないので、はじめから冷たい批評の
物差で物を読む人からは生れません。
三島由紀夫「作品を忘れないで……人生の教師ではない私――読者への手紙」より

26 :
さまざまな自己欺瞞のうちでも、自嘲はもつとも悪質な自己欺瞞である。
それは他人に媚びることである。
他人が私を見てユーモラスだと思ふ場合に、他人の判断に私を売つてはならぬ。
「御人柄」などと云つて世間が喝采する人は、大ていこの種の売常習者である。
三島由紀夫「小説家の休暇」より

27 :
都会の人間は、言葉については、概して頑固な保守主義者である。
三島由紀夫「小説家の休暇」より

28 :
女の部屋は一度ノックすべきである。しかし二度ノックすべきぢやない。
さうするくらゐなら、むしろノックせずに、いきなりドアをあけたはうが上策なのである。
女といふものは、いたはられるのは大好きなくせに、顔色を窺はれるのはきらふものだ。
いつでも、的確に、しかもムンズとばかりにいたはつてほしいのである。
三島由紀夫「複雑な彼」より

29 :
日本の女が全部ぬかみそに手をつつこむことを拒否したら、日本ももうおしまひだ。
三島由紀夫「複雑な彼」より

30 :
自分の美しさを知つてゐても、鏡によらずしてはそれを見ることができないといふのは宿命的なことだ。
自分が美しいといふ認識は、たえず自分から逃げてゆくあいまいな不透明な認識であつた。
結局この世では他人の美がすべてなのだ。
三島由紀夫「女神」より

31 :
しかし日本では、神聖、美、伝統、詩、それらのものは、汚れた敬虔な手で汚されるのではなかつた。
これらを思ふ存分汚し、果ては絞めしてしまふ人々は、全然敬虔さを欠いた、しかし
石鹸でよく洗つた、小ぎれいな手をしてゐたのである。
三島由紀夫「天人五衰」より

32 :
この世のもつとも純粋なよろこびは、他人のよろこびを見ることだ。
三島由紀夫「癩王のテラス」より

33 :
ある小説がそこに存在するおかげで、どれだけ多くの人々が告白を免かれてゐることであらうか。
三島由紀夫「小説とは何か」より

34 :
愛はみんな怖しいんですよ。愛には法則がありませんから。
三島由紀夫「班女」より

35 :
恋と犬とはどつちが早く駆けるでせう。さてどつちが早く汚れるでせう。
三島由紀夫「綾の鼓」より

36 :
今の世の中で本当の恋を証拠立てるには、きつと足りないんだわ、そのために死んだだけでは。
三島由紀夫「綾の鼓」より

37 :
幸福がつかのまだといふ哲学は、不幸な人間も幸福な人間もどちらも好い気持にさせる力を持つてゐる。
三島由紀夫「スタア」より

38 :
シヴィリアン・コントロールは、天皇の代りに、総理大臣のために死ぬことではない。
三島由紀夫「団蔵・芸道・再軍備」より

39 :
切腹なう!

40 :
純然たる日本人といふのは、下層階級か危険人物かどちらかなのだ。
これからの日本では、そのどちらも少なくなるだらう。
日本といふ純粋な毒は薄まつて、世界中のどこの国の人の口にも合ふ嗜好品になつたのだ。
三島由紀夫「天人五衰」より

41 :
「武」とは花と散ることであり、「文」とは不朽の花を育てることだ。
三島由紀夫「太陽と鉄」より

42 :
あらゆる英雄主義を滑稽なものとみなすシニシズムには、必ず肉体的劣等感の影がある。
三島由紀夫「太陽と鉄」より

43 :
芸術作品の形成がそもそも死と闘ひ死に抵抗する営為なのである。
三島由紀夫「日記」より

44 :
治りたがらない病人などには本当の病人の資格がない。
三島由紀夫「小説家の休暇」より

45 :
傷つきやすい人間ほど、複雑な鎖帷子(くさりかたびら)を織るものだ。
そして往々この鎖帷子が自分の肌を傷つけてしまふ。
しかしこんな傷を他人に見せてはならぬ。君が見せようと思ふその瞬間に、他人は君のことを「不敵」と呼んで
まさに讃(ほ)めようとしてゐるところかもしれないのだ。
三島由紀夫「小説家の休暇」より

46 :
私はかつて、真のでくのばうを演じ了せた意識家を見たことがない。
三島由紀夫「小説家の休暇」より

47 :
愛の奥処には、寸分たがはず相手に似たいといふ不可能な熱望が流れてゐはしないだらうか?
三島由紀夫「仮面の告白」より

48 :
だけに似つかはしい種類の蕩さといふものがある。
それは成熟した女の蕩とはことかはり、微風のやうに人を酔はせる。
三島由紀夫「仮面の告白」より

49 :
恋愛では手放しの献身が手放しの己惚れと結びついてゐる場合が決して少なくない。
しかし計量できない天文学的数字の過剰な感情の中にとぢこめられてゐる女性といふものは、
はたで想像するほど男をうるさがらせてはゐないのだ。
三島由紀夫「好きな女性」より

50 :
自衛隊なう。

51 :
女の人には、自分で直感的に見た鏡が、いちばん気に入る肖像画なんです。
三島由紀夫「女神」より

52 :
一つの悪い評判といふものは、十の悪い評判とつながつてゐるものなんです。
三島由紀夫「女神」より

53 :
火に対抗するのには氷といふのはまちがひですよ。火には火、もつと強い、もつと猛烈な火になることです。
相手の火を滅ぼしてしまふくらいな猛火になることですよ。
さうしなければ、あなたの方が滅びます。
三島由紀夫「女神」より

54 :
あらゆる種類の仮面のなかで、「素顔」といふ仮面を僕はいちばん信用いたしません。
三島由紀夫
昭和22年11月4日、林房雄への書簡より

55 :
「足が地につかない」ことこそ、男性の特権であり、すべての光栄のもとであります。
三島由紀夫「第一の性」より

56 :
動物になるべきときにはちやんと動物になれない人間は不潔であります。
三島由紀夫「第一の性」より

57 :
変はり者と理想家とは、一つの貨幣の両面であることが多い。
どちらも、説明のつかないものに対して、第三者からはどう見ても無意味なものに対して、
頑固に忠実にありつづける。
三島由紀夫「第一の性」より

58 :
われわれが文明の利便として電気洗濯機を利用することと、水爆を設計した精神とは無縁ではない。
三島由紀夫「小説家の休暇」より

59 :
告白癖のある友人ほどうるさいものはない。
三島由紀夫「不道徳教育講座」より

60 :
男根の大きさで男の価値は決まらない。
三島由紀夫『性器の告白』より

61 :
『スクール☆ウォーズ』こそ日本人が誇るべき最高のドラマである。
三島由紀夫 「傷だらけのヒーロー」より

62 :
業と歩む、天地避けた、我この身と叫ぶ。
罰と刻む、風と消えろ、我の証は。
三島由紀夫「VINUSHKA」より

63 :
裂けた胸踊らせ、虚しさに問う。
三島由紀夫「緑にまどろむ」より

64 :
>>60-63
つまんないネタお疲れ

65 :
無神論も、徹底すれば徹底するほど、唯一神信仰の裏返しにすぎぬ。
無気力も、徹底すれば徹底するほど、情熱の裏返しにすぎぬ。
近ごろはやりの反小説も、小説の裏返しにすぎぬ。
三島由紀夫「川端康成氏再説」より

66 :
劇画や漫画の作者がどんな思想を持たうと自由であるが、啓蒙家や教育者や
図式的風刺家になつたら、その時点でもうおしまひである。
三島由紀夫「劇画における若者論」より

67 :
音楽は生活必需品でなくても、人生の必需品、むしろその本質的なものとも思はれる。
「今そこにないものへの誘惑」にこそ、生の本質があるからである。
三島由紀夫「誘惑――音楽のとびら」より

68 :
ここ自体がネタじゃねぇかww

69 :
スクール☆ウォーズ ガチムチ先生のハードゲイ戦争

第 1回 それは「うほっいい男!」で始まった
第 2回 くそみそまみれのニュースーツ
第 3回 謎の美男子
第 4回 開発された肛門
第 5回 最後のカミングアウト
第 6回 喰われノンケたちの卒業式
第 7回 やらないか?の新学期
第 8回 禁ズリ・・・愛すればこそ
第 9回 レスリングってなんだ
第10回 萌える競泳
第11回 腹上死と友情と
第12回 ガン堀りは死線を越えて
第13回 ゲイの限り生きた!
スペシャル総集編(これがアーッ!だ)
第14回 一年目のG−men
第15回 オネェ系教師
第16回 ガテンフェチとはなんだ
第17回 最後の難波合宿所
第18回 掘られゆく君へ
第19回 ホモよ安らかに眠れ
第20回 我ら堂山町に勃つ
第21回 ホモっ気なき者は去れ
第22回 掘ってから泣け
第23回 新宿二丁目のヒーロー
第24回 ハッテンバへ飛べ千羽鶴
第25回 微笑むバイ
第26回 連ケツよ永遠なれ

70 :
男の虚栄心は、虚栄心がないやうに見せかけることである。
三島由紀夫「虚栄について」より

71 :
人間は自分のためだけに生きて自分のためだけに死ぬほど強くない。
http://www.youtube.com/watch?v=EwUhRRWOwjU&hl
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6218318

72 :
芸術家肌の作家ほど、作品世界の調和と統一に敏感であり、又これを裏目から支える風土の問題に敏感である。
三島由紀夫「川端康成の東洋と西洋」

73 :
ガチホモこそ正義

74 :
男が女より強いのは、腕力と知性だけで、腕力も知性もない男は、女にまさるところは一つもない。
三島由紀夫「第一の性」より

75 :
人のおどろく顔を見るといふたのしみは、たのしみの極致を行くものである。
三島由紀夫「裸体と衣装」より

76 :
人生が一人宛たつた一つしかないといふことは、全く不合理な、意味のない事実である。
三島由紀夫「裸体と衣装」より

77 :
行為とは、宿命と自由意志との間に生れる鬼子であつて、人は本当のところ、自分の行為が、
宿命のそそのかしによるものか、自由意志のあやまちによるものか、知ることなど決してできない。
三島由紀夫「裸体と衣装」より

78 :


79 :
男が女より強いのは、腕力と知性だけで、腕力も知性もない男は、女にまさるところは一つもない。
三島由紀夫「第一の性」より

80 :
人が愛され尽した果てに求めることは、恐れられることだ。
三島由紀夫「芥川比呂志の『マクベス』」より

81 :
軽蔑とは、女の男に対する永遠の批評なのであります。
三島由紀夫「反貞女大学」より

82 :
芸術家といふのは自然の変種です。
三島由紀夫「反貞女大学」より

83 :
文学は、どんなに夢にあふれ、又、読む人の心に夢を誘ひ出さうとも、第一歩は、必ず
作者の夢が破れたところに出発してゐる。
三島由紀夫「秋冬随筆」より

84 :
世界が虚妄だ、といふのは一つの観点であつて、世界は薔薇だ、と言ひ直すことだつてできる。
三島由紀夫「『薔薇と海賊』について」より

85 :
相容れないものが一つになり、反対のものがお互ひを照らす。それがつまり美といふものだ。
陽気な女の花見より、悲しんでゐる女の花見のはうが美しい。
三島由紀夫「熊野」より

86 :
どんな世の中にならうとも、女の美しさは操の高さの他にはないのだ。
男の値打も、醜く低い心の人たちに屈しない高い潔らかな精神を保つか否かにあるのだ。
さういふ磨き上げられた高い心が、結局永い目で見れば、世のため人のために何ものよりも役立つのだ。
三島由紀夫「人間喜劇」より

87 :
恋といふものは、そつのない調和よりも、むしろ情緒のある不釣合のはうを好くものです。
三島由紀夫「不実な洋傘」より

88 :
明日の遠足がよいお天気であるやうにとねがふ子供は、その明日がお天気であつただけで、
もはや遠足そのものの与へる愉しみの十中八九を味はひつくしてゐるのです。
よいお天気の朝を見ただけで、彼の満足の大半は、成就されたも同じことです。
三島由紀夫「不実な洋傘」より

89 :
鈍感な人たちは、血が流れなければ狼狽しない。が、血の流れたときは、悲劇は終つてしまつたあとなのである。
三島由紀夫「金閣寺」より

90 :
スクール☆ウォーズ ガチムチ先生のハードゲイ戦争

第 1回 それは「うほっいい男!」で始まった
第 2回 くそみそまみれのニュースーツ
第 3回 謎の美男子
第 4回 開発された肛門
第 5回 最後のカミングアウト
第 6回 喰われノンケたちの卒業式
第 7回 やらないか?の新学期
第 8回 禁ズリ・・・愛すればこそ
第 9回 レスリングってなんだ
第10回 萌える競泳
第11回 腹上死と友情と
第12回 ガン堀りは死線を越えて
第13回 ゲイの限り生きた!
スペシャル総集編(これがアーッ!だ)
第14回 一年目のG−men
第15回 オネェ系教師
第16回 ガテンフェチとはなんだ
第17回 最後の難波合宿所
第18回 掘られゆく君へ
第19回 ホモよ安らかに眠れ
第20回 我ら堂山町に勃つ
第21回 ホモっ気なき者は去れ
第22回 掘ってから泣け
第23回 新宿二丁目のヒーロー
第24回 ハッテンバへ飛べ千羽鶴
第25回 微笑むバイ
第26回 連ケツよ永遠なれ

91 :
原憲兵准尉はソビエト兵が女性を襲っているとの通報を受け、現場に駆け付けると、
白昼の路上でソビエト兵が日本女性を裸にして強姦していたため女性を救おうと制止したが、
ソビエト兵が行為を止めないため、やむなく軍刀で処断した。
原准尉は直後に別のソビエト兵に射され、この事件以降は日本刀も没収の対象となった。
守る術を持たない日本人遺留民はソビエト軍司令部の命令に従って日本人女性たちを慰安婦として
供出するなどして、耐え忍ぶしかなかった。
3000人以上に上る拘束者は小銃で殴りつけられるなどして8畳ほどの部屋に120人ずつ強引に押し込められた。
拘束された日本人は、あまりの狭さに身動きが一切とれず、大小便垂れ流しのまま5日間立ったままの状態にされた。
抑留中は精神に異常をきたし声を出すものなどが続出したが、そのたびに窓から銃撃され、窓際の人間が害された。
害された者は立ったままの姿勢で放置されるか、他の抑留者の足元で踏み板とされた。
また、数百人が凍傷に罹り不具者となった。拘束から5日後に部屋から引き出されると、朝鮮人民義勇軍の兵士たちに
こん棒で殴りつけられ、多くが撲された。撲を免れたものの多くは手足をぶらぶらとさせていた。
その後、中国共産党軍による拷問と尋問が行われ、凍結した川の上に引き出されて虐が行われた。
女性にも処刑されるものがあった。川の上には服をはぎ取られた裸の遺体が転がっていた。
男たちが拘束されている間、中国共産党軍の兵士には日本人住居に押し入り、家族の前で女性を強姦する者もあり、
凌辱された女性からは自者も出ている。

92 :
人間がこんなに永い間花なしに耐へてゆけるには、その心の中に、よほど巨大な荘厳な花の幻がなければならない。
三島由紀夫「服部智恵子バレエリサイタルに寄せて」より

93 :
女性はそもそも、いろんな点でお月さまに似てをり、お月さまの影響を受けてゐるが、
男に比して、すぐ肥つたりすぐやせたりしやすいところもお月さまそつくりである。
三島由紀夫「反貞女大学」より

94 :
ちやうど年寄りの盆栽趣味のやうに、美といふものは洗練されるにつれて、一種の畸型を求めるやうになる。
三島由紀夫「反貞女大学」より

95 :
運動のあとのシャワーの味には、人生で一等必要なものが含まれてゐる。
どんな権力を握つても、どんな放蕩を重ねても、このシャワーの味を知らない人は、
人間の生きるよろこびを本当に知つたとはいへないであらう。
三島由紀夫「実感的スポーツ論」より

96 :
子供たちの目はまだ見ぬ世界への夢に輝いてゐる。
この子供たちこそ世界を所有してゐるので、世界旅行は世界を喪失することだ。
尤も、生きるといふことがそもそも人生をなしくづしに喪失してゆくことなのであるから、
人間の行為と所有とは永遠に対立してゐる。
三島由紀夫「裸体と衣装」より

97 :
君候がいつかは人前にさらさなければならない唯一の裸の顔が、いつも決まつて恐怖の顔であるといふことは、何といふ不幸であらう。
三島由紀夫「裸体と衣装」より

98 :
人は自ら似せようと思ふものには、なかなか似ないものである。
三島由紀夫「現代小説は古典たり得るか 『菜穂子』修正意見」より

99 :
生きるといふことは、運命の見地に立てば、まるきり詐欺にかけられてゐるやうなものだ。
三島由紀夫「暁の寺」より

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