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2012年3月イベント企画144: 一般学生バトルロワイヤル (149) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
十二球団対抗麻雀大会 本スレ 11 (266)
【規制】何 故 連 打 し た【すまそ】 (151)
※ 第一回全国花火大会 ※(移植版) (463)
■荒らしに疲れた工作員さん、こちらにどうぞ (262)
※ 第一回全国花火大会 ※(移植版) (463)
「えー」だけで会話を成立させりゅスレ (203)

一般学生バトルロワイヤル


1 :
一般的な学生キャラクターのみで
バトルロワイヤルを開催してみる参加型リレー小説スレッドです。
専用したらば
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/11074/
テンプレは>>2以降

2 :
5/5【BAMBOO BLADE】
 ○栄花段十朗/○川添珠姫/○桑原鞘子/○千葉紀梨乃/○宮崎都
5/5【School Rumble】
 ○一条かれん/○沢近愛理/○周防美琴/○塚本天満/○播磨拳児
5/5【あずまんが大王】
 ○神楽/○春日歩/○榊/○滝野智/○美浜ちよ
5/5【バトル・ロワイアル】
 ○相馬光子/○川田章吾/○杉村弘樹/○七原秋也/○三村信史
5/5【School Days】
 ○伊藤誠/○桂言葉/○加藤乙女/○清浦刹那/○西園寺世界
5/5【今日から俺は!!】
 ○赤坂理子/○伊藤真司/○高崎秀一/○田中良/○三橋貴志
5/5【クローズ】
 ○加東秀吉/○桐島ヒロミ/○花澤三郎/○阪東秀人/○坊屋春道
5/5【桜蘭高校ホスト部】
 ○鳳鏡夜/○須王環/○宝積寺れんげ/○藤岡ハルヒ/○銛之塚崇
計 40人/40人

3 :

【大前提】
舞台は大東亜共和国で、参加者は全て大東亜共和国人というif設定
超常能力や、現実であり得ない身体能力等は存在しない(バトロワ原作に準拠)
よって、参加キャラクターも超常現象のない現代日本が舞台である作品のキャラのみ
【基本ルール】
全員でし合いをする。ゲームに参加するプレイヤー間での反則はない。
ただし、この一般学生ロワイヤル特別ルールとして
チーム戦を導入
他校の参加者が全員ば、残り人数が複数でもプログラム終了
(最後まで生き残った学校が優勝)
優勝校の特典は今のところ生存のみ

4 :
【能力制限】
 基本、一切なし
 ただし、原作のギャグ描写はあくまでギャグということを頭に入れておくこと。
【支給品について】
 などの人格を改変するものは禁止
【スタート時の持ち物】
 衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許可。
 ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を支給され、「デイパック」にまとめられている。
 「地図」「コンパス」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「ランタン」「ランダムアイテム」
 「デイパック」→他の荷物を運ぶための小さいリュック。
 「地図」 → 禁止エリアを判別するための境界線と座標が記されている。
 「コンパス」 → 安っぽい普通のコンパス。東西南北がわかる。
 「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
 「水と食料」 → 通常の成人男性で二日分。
 「名簿」→全ての参加キャラの名前のみが羅列されている。写真はなし。
 「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
 「ランタン」 → 暗闇を照らすことができる。
 「ランダムアイテム」 → 何かのアイテムが1〜3個入っている。内容はランダム。

5 :
【書き手の注意点】
トリップ必須。荒らしや騙り等により起こる混乱等を防ぐため、捨て鳥で良いので付け、専用したらばの予約スレにトリップ付きで予約してください。
無理して体を壊さない。
残酷表現及び性的描写に関しては原則的に作者の裁量に委ねる。
但し後者については行為中の詳細な描写は禁止とする。
【読み手の心得】
好きなキャラがピンチになっても騒がない、愚痴らない。
好きなキャラが死んでも泣かない、絡まない。
ロワスレの繁栄の為、できる限り感想を書いてみましょう。

6 :

【予約に関してのルール】
・したらばの予約スレにてトリップ付で予約を行います
・予約期間は基本3日です
・予約時間延長(最大2日)を申請する場合はその旨を予約スレで報告
・修正期間は審議結果の修正要求から最大2日(ただし、議論による反論も可とする)
・予約時にはトリップ必須です。また、トリップは本人確認の唯一の手段となります。トリップが漏れた場合は本人の責任です。
・予約破棄は、必ず予約スレで行ってください。
・再予約の場合、最低一日空ける

7 :
【NGについて】
・修正(NG)要望は、名前欄か一行目にはっきりとその旨を記述してください。
・協議となった場面は協議が終わるまで凍結とする。凍結中はその場面を進行させることはできない。
・どんなに長引いても48時間以内に結論を出す。
『投稿した話を取り消す場合は、派生する話が発生する前に』
NG協議の対象となる基準
1.ストーリーの体をなしていない文章。(あまりにも酷い駄文等)
2.原作設定からみて明らかに有り得ない展開で、それがストーリーに大きく影響を与えてしまっている場合。
3.前のストーリーとの間で重大な矛盾が生じてしまっている場合(死んだキャラが普通に登場している等)
4.荒し目的の投稿。
5.時間の進み方が異常。
上記の基準を満たしていない訴えは門前払いとします。
例.「このキャラがここで死ぬのは理不尽だ」「この後の展開を俺なりに考えていたのに」など
  ストーリーに関係ない細かい部分の揚げ足取りも×
・批判も意見の一つです。臆せずに言いましょう。
 ただし、上記の修正要望要件を満たしていない場合は
 修正してほしいと主張しても、実際に修正される可能性は0だと思って下さい。
・修正要求ではない批判意見などを元にSSを修正するかどうかは書き手の自由です。
・誤字などは本スレで指摘してかまいませんが、内容議論については「議論用スレ」で行いましょう。
・「議論用スレ」は毒吐きではありません。議論に際しては、冷静に言葉を選んで客観的な意見を述べましょう。
・内容について本スレで議論する人がいたら、「議論用スレ」へ誘導しましょう。
・修正議論自体が行われなかった場合において自主的に修正するかどうかは、書き手の判断に委ねられます。
ただし、このような修正を行う際には議論用スレに一報することを強く推奨します
・展開予想、ネガティブな感想、主観的な意見は「毒吐きスレ」でお願いします。毒は溜め込まずに発散しましょう。
・議論スレと正式に分離したことで毒吐きでの感想は過激化している恐れがあります。見る必要性もないので、書き手は見ないことを推奨します。

8 :
      、、_
   ._, -r´:::::::::::`ー、_
  /::::::::/::::::::::::::::::::::ヽ、
 ノ::::::::/:::::::::::::::/::/::::::::ヾ
 {::::::::;:/´′ヾ` ヾY、:::::::メ
 ノ::::::ノ ..,,,,_  _,,,,.. ヾ::::リ
 ヾ;;;;l: '‐・=  l´=・‐' l;;j 二番煎じなスレ立てちゃいかんよ
  .{ヾ!::   /       lイ
  ー'l::    ^ ^    lノ
    l、 `‐=ニ=-' ノ
   ノ `ー、_ ̄  _,イ

9 :
近年まれに見るクソスレがここに誕生した!!

10 :

ま た ロ ワ か
ひねりのない連中

11 :
動物やペットの支給はアリ?

12 :
自分は適度なデカさの動物ならアリだと思うけど・・・
さすがに、キリンみたいにデイバックに入らないのは無しで

13 :
そこで即キリンが出てくるあたり播磨の愛されっぷりを感じるぜw

14 :
そういや、四次元デイパックじゃないから竹刀とか長い物は支給できないな。
最初からはみ出してるわけにもいかんし。

15 :
映画版のディパックの幅から考えれば竹刀くらいはいける
OPの内容から考えても初期状態で袋の大きさが多少違っていたって問題はないよ

16 :
やっと、人がきたか。
デイバックはでかめってことにしとこうか。
さすがに竹刀で出ないとかありえないし
>>13
迂闊だったw
キリンって言うと播磨しかいないもんな

17 :
http://www11.atwiki.jp/akitobr/pages/1.html
あと、wikiをつくった。
ただ正直、したらばは楽だったけどwikiは難しいから
詳しい人がいたら変わってほしい。

18 :
投下はこのスレでやるの?

19 :
そのつもりで急いでつくったから
投下はここがいいかな

20 :
小柄な体格に学生服を着た少年、田中良は一人、目を覚ました。
 見たこともない教室で、説明を受けた後
 睡眠薬でも嗅がされたのか
 彼は、気づいたら林の中にいた。
「なんで、こんなことに・・・」
 彼自身は常識的な高校生であったが
 彼が送ってきた高校生活は決して常識的ではなかった。
 しかし、それすらも上回る事態。
 【プログラム】に選ばれるなんて、彼は微塵も考えてはいなかった。
 新聞やニュースでは流れていた為、知ってはいた。
 知ってはいたが目を逸らしていた。
 自分の住む国の異常さに・・・。
 だが、そんなことを今になって察しても、もう遅い
 今は自分と仲間の身を守ることが一番と思い、行動する。
 (理子さん、無事でいてくれ)
 良は仲間の中でも、特に自分が通う赤坂流道場の一人娘でもあり
 淡い思いを抱いている赤坂理子のことを思う。

21 :
(あの教室でメグミさんがされた。
  彼女にとって、このことは耐え難いはずだ。
  きっと身動きも取れずに泣いてる。
  そんな彼女を独りにはしておけるはずがない。)
 良は一人決心しながら林を歩く。
 空は曇っており、林は暗く沈んでいる。
 絡み合う枝葉の間から、深い木々の連なりが覗く。
 木々は高く伸びていて、見上げても自分がどこにいるか分からないぐらいだった。
「そこの君」
 不意に後ろから声を掛けられ
 驚きながらも良は返事を返す。
「誰だ!って・・・ほんとに誰だ!」
 良がそう言うのも、当然だった。
 振り向いた先にいたのは
 赤い仮面に赤い鎧、剣らしきものを背中に背負う
 まるで、戦隊ヒーローものの主人公そのものだったからである。
「私か?私はブレイバーだ」

22 :
さも、当然かのように赤い仮面は言った。
 そのブレイバーとやらは続けて言う。
「私は全学校の味方だ。このプログラムから脱出する為、私に協力してほしい」
(・・・・なんなんだ、こいつは)
 見た目の割りに冷静な声に、良自信も冷静になる。
「急に現れて、協力してほしいって言われて協力できると思うか?」
「そうだな、わかった。」
 そう言い、ブレイバーはデイバックを放り投げ、両手を挙げた。
「身体検査でも、なんでもしてくれてかまわない」
 彼自身に危険がないなら、これは彼を侮辱する行為そのものになるが
 このプログラムにおいて他人を迂闊に信用するわけにはいかない。

23 :
 その為、良は彼の言う通り身体を調べさせてもらうことにした。
 ゆっくり近づき、足元から調べさせてもらう。
「ところで、お前、結局誰なんだ?名簿の中の誰かなんだろ?」
 ブレイバーの太ももを軽く触りながら良が聞く。
「ああ、それはいいんだ」
 ―――グサ
「君はここでリタイアだからな」
 何を言われたのか、まったくわからない・・・
 ただ、首の後ろが熱い・・・
 声が出ない・・・
「ご・・・ぶ・・・」
 ―――グサ
 もう一度同じ音がする・・・
 ―――意識が遠くなる
(理子さん―――俺が・・・俺が・・・)
 そこで、田中良の意識は途絶えた。

24 :
赤く血に染まる赤い仮面
 その仮面を脱ぎ、軽く深呼吸をする。
「ふう・・・それなりに興味深い経験だ」
 適度な長さの黒髪にメガネ
 まるで、女性向け雑誌のクール系男子、そのものな顔がそこにはあった。
 その彼、鳳鏡夜は目の前に横たわる死体へと目をやる。
 死体の下半身は正座状態で頭が前にうずくまっていた。
 その、後ろ首からは鉛筆が突き刺さっている
 鉛筆が突き刺してある箇所からは血が未だに流れており
 生臭い臭いが周囲に散乱している。
(―――悪いな)
 鏡夜はした相手の名前も知らない。
 知らないが自分がした相手には敬意を払うべきだと思っている。
 ―――食事をする時、動物や植物に敬意を払うように。

25 :

 鏡夜は開始直後に思考していた。
 このプログラムから生き残るには二つの手段しかないと
 その二つとは―――脱出か優勝か
 この二つしかない。
 正直、プログラムに自分が選ばれたら脱出する自信があった。
 ニュースや新聞で、プログラム関係の情報を見聞きするたびに
 自分なら脱出するプランを立てて、きっと脱出できると思っていた。
 だが、それは仲間の身の安全のために行う行動だ。
 脱出すれば、国から追われる。
 それだけではなく、鳳グループすべてが国によって潰されるだろう。
 鳳家だけの問題でなく、社員すべてを裏切ることになる。
 それでも仲間のためなら、それすらも構わず脱出してみせる。
 ―――しかし今回は違う
 不幸中の幸いか【チーム戦】なのだ。
 自分と仲間は守れる。
 周りには庶民しかいない。
 自分は庶民を過小評価もしないが過大評価もしない

26 :
利用できるものがあれば利用する。
 それは人だけでなく物でも言えることだ。
 自分の支給品は、ヒーロー物の衣装だった。
 仮面に服、あとはヒーローの武器と思われる子飾りされた竹刀
 丁寧にも仮面には
[超剣戦隊ブレードブレイバー レッドブレイバーセット衣装]
 という紙が張られていた。
 それを見た瞬間は、思わず舌打ちしてしまったが
 この衣装には意外にメリットがある。
 それは―――
 着用したら誰が中にいるか分からない
 ということだ。
 このプログラムにおいて、一番恐いのは奇襲だ。
 相手に発見され、気づくことなく狙撃されるなどの
 急に襲われることだけは避けなくてはならない。

27 :
しかし、衣装を着た人物がいたら、いきなり襲ったりはしないだろう
 今までのプログラムなら、関係ないかも知れないが
 今回はチーム戦なのだ。
 もし、着ているのが同じ学校の生徒だったらどうする?
 同校の生徒を攻撃して得することなど何もないのだ。
 中身が分からないから、奇襲ができない。
 さらに、衣装を着た状態で何をやっても中身さえ、ばれなければ
 いつでも、ブレイバーから鳳鏡夜に戻れるのだ。
 ブレイバーの立場が危なくなったら、衣装を捨てればいい
 それだけだ。
 そう思い、鏡夜は着用することを決めた。
 着てみると撮影用のものなのか、思ったより動きやすく、不快感はなかった。
ただ、中身だけは誰にも知られたくはない。
 特に環なんかにバレたら大笑いされるだろう。

28 :
 それはおいて、次に行動方針を思考する。
 まずは、銃器が必要になる。
 これから、いるであろう脱出派と組むにしても、仲間を探すにしても
 銃器がなければ、苦戦は間違いない。
 過去のプログラムからみても、銃器はかなりの数、支給されていることが予想される。
 銃器がなければ、後半になればなるほどキツくなっていくであろう。
 逆に、序盤はし合いを理解できてない生徒ばかりのはず
 迷いのある拳銃より、覚悟が出来ているナイフのほうが強いのだ。
 せるチャンスがあればしていく。
 ただ、銃器を手に入れるまでは自分から積極的にしていくしかないだろう。
 身を守る為、銃器を手にいれる為には仕方がない。

29 :
 
 力は、与えられるのを待つだけでは手に入らない。
 力がほしいとねだるのが、死ぬ間際では遅いのだ。
 力がほしいのなら、自分で行動するしかない。
 銃器を手に入れた後は、自分と仲間の安全を優先する。
 仲間と生き残れるなら方法、手段は問わない。
 そして、その過程も問わない。
 その考えを元に、探索したところに
 小柄な少年を見つけたのだった。
 その少年を見る限り、人を簡単にせるようには見えなく
 さらに女性を手に掛けるには、まだ抵抗がある。
 小柄で純粋そうな少年―――そう、庶民
 まさにたかった理想像、そのものであったのである。

30 :
思ったより人をすのは簡単だった。
 鉛筆一本、首に刺すだけでいい。
 この庶民には、悪いことをしたが
 代わりに大きなものを得た。
 その庶民の、デイバックから出てきたのは
 イングラムM30サブマシンガンだった。
 ―――やはり甘い。
 こんなに大層な銃をもっていながら、手に持ちもしていないなんて
 し合いの認識の甘さがよく分かる。
 
 ただ、時間が立てば甘い考えのものもいなくなる。
 これから先は状況を把握しながら
 その都度、格好と対応を決めていくべきだ。
 それに出来れば仲間を探しておきたい。
 そう思い、彼は再び人探しに出る。

31 :
(ふっ・・・・・ホスト部の連中が見たら激怒するだろうな)
 ホスト部の面々が、自分を叱ってくる映像が浮かんでくる。
(あいつらは、俺を魔王などと呼ぶが
        今の俺は、その通りかもな)
 
 ―――見た目は正義の味方
 しかし、死体の前を立ち去る彼の姿は
 禍々しい思いを抱き、目を覚ました魔王そのものなのかも知れない・・・
【田中良@今日から俺は!! 死亡確認】
【残り39人】
【F-7/林の中/1日目-早朝】
【鳳鏡夜@桜蘭高校ホスト部】
 [状態]: 健康
 [装備]: 超剣戦隊ブレードブレイバー レッドブレイバーセット衣装(仮面、鎧、竹刀の三点)@BAMBOO BLADE
     イングラムM30サブマシンガン
 [道具]:デイバッグ、支給品一式(水と食料だけ二人分あります) 
 [思考]
  基本:自分と仲間は生き残る。手段、過程は問わない。
  1:仲間を探す
  2:仲間以外との接触は状況により判断する、しかし利用できる庶民は利用する。
  3:他校の生徒をせる時にはしておく
4:それなりに興味深い経験だ

32 :
乙!
知らないキャラだけどワクワクしてきた。
田中に合掌

33 :
ウザってーな
ここは2次創作板じゃねーぞ
バカの一つ覚えみたいにバトロワ、バトロワってろくでもないスレ立てやがって

34 :
一番槍乙!
さすが殿と後番組でデスノートコンビを組んだだけはある。開幕から容赦ないな
ただ、逸る気持ちはわかるがオープニングを優先すべき状況だろうここはw

35 :
テスト

36 :
 彼女が目覚めたとき、辺りには誰もいなかった。そよそよとした風が髪を揺らし、頬を撫でる。
地面はやや硬くざらざらしていた。吸い込む空気が体を内側から冷やしてくる。太陽はまだ低い位置にあった。
(サイアクな夢、であって欲しいんだけどな……)
まだ霞がかった風景を見ながら目をこする。首元に感じる違和感のせいで、寝起きは最悪に近い。
ゴツゴツした硬いそれは、し合い――"プログラム"が、夢ではなかった証。
この首輪が爆発して、見知らぬ一人の男子が死んだ。血の噴水をあげて、体の中身をぶちまけて。
ナイフが頭に突き刺さりされた少女。喋っただけで見せしめのようにされてしまった。
足元に転がるデイパック(と呼ばれていたもの)を恐る恐る開くと中には食料。水。コンパス。
説明通りのもの3つ確認しただけで、もう沢山だと彼女はデイパックの口を閉じてしまった。
肩を震わせてる間に、認識が現実に追いついてくる。
――あの"プログラム"に選ばれてしまった
「冗談じゃ、ないわよ。何で私と……ダン君が」
毎年どこかの学校で行われてるという人ゲーム。宝くじに当たるより可能性は低いと大勢の学生が思っている。

37 :
何の因果かそんな狂った行事に巻き込まれてしまった運命を呪う。
だがつぶやきながら宮崎都が考えたのは、恋人である栄花段十朗のことだった。
心優しい彼。センザンコウに先立たれ、傷心だった自分を慰めてくれた彼。
わけがわからぬまま拉致され、し合いを宣告されたときも彼は不安げな自分の手を強く握ってくれていた。
今どこにいるのだろう。彼も目覚めて自分と同じく一人でいるのだろうか。
それとも早くも誰かと、そして――疑問と願望が頭の中に湧いて出てくる。
できれば相手は同じ室江高校の人間、そうでなくても信頼できる相手であって欲しかった。
だがどうあっても心にある不安は拭えない。
(ダン君は頼れるけど、ちょっとのんびりしたところがあるし)
心配だった。今すぐ大声をだして探したい気分だが理性がそれを止める。
だがじっとしているわけにもいかない。危険は承知で行動を開始し彼を探そう。
いきなり彼を見つけることはできなくても、せめて彼を知る人間に会うことができれば。
運が味方してくれればなんとかなるのではないかと思えた。
結局のところ、プログラムという異常な空間であっても恋人の存在が彼女を早々に動かすことになる。
宮崎は荷物をかつぎだし大きく深呼吸をして歩き出した。

38 :
 辺りは見渡しのいい草原で、少し視線を外に向けるとその先は高台になっていた。
波の音と潮の香りがするためあの向こうは海岸なのかもしれない。
足の動きを止めないようにしながら彼女は他の事を考えていた。同じ剣道部の川添珠姫。先輩である桑原鞘子と千葉紀梨乃。
対抗戦ということは彼女らとも協力してしあえということである。だがそんなことを一体誰が――
そこまで考えて、宮崎は足を止めた。声が聞こえたのだ。誰かが大声で叫んでいて、それがここまで届いている。
『……!……!』
声の感じから男だと分かる。そして彼女が捜し求める恋人ではないことも。彼はあんな大声は出さない。
『!…………』
方角もわかった。距離もだいたい想像がつく。どうやらこちらに向かってきているらしい。
何故大声をあげているのかはわからないが、隠れる場所も時間もなさそうだった。
宮崎は唾を飲み込んで、声の主と相対することを決める。
(……普通の学生がし合いをしろと言われたってできっこないわ)
特に今は始まって間もない。最終的にどうなるかはわからないが、いきなりしにかかる人間などいるのだろうか。
もしかしたらいるかもしれないが、少なくともそんな少数派は大声で叫ぶような目立つ真似はしないだろう。
それなりの中学時代を過ごしていたせいか、危険を感じる能力――というか勘には自信がある。
その勘が告げていた。大丈夫だ、と。
(外山みたいな危ない奴はやめてよね)
そう祈りながら荷物を地面に置き、身構える。

39 :
やがて高台のむこうから人影が現れた。やはり男。肩には自分と同じデイバッグがかかっている。
上背があり学ランをまとっているがかなりの体躯。
殴り合いにでもなればまず勝ち目はないだろう。
目の周りが黒かったが、すぐにそれはサングラスによるものだと理解した。
予想以上に危険な人間と出会ってしまったと舌打ちする。だが――
「おーーい!そこの女!」
 初対面の相手に無礼な口を利き、警戒心ゼロで、武器のようなものを持たずに近づいてくる相手を見て宮崎は思う。
(!……コイツ)
やがて普通に話せば声が届く距離にまで接近しても、男は歩みを止めようとしない。
そのまま手を伸ばし、無造作に肩をつかんできた。思わず逃げようとするが相手のほうが早かった。
「きゃっ」
「塚本天満っていう子を知らねえか!?髪は肩より長くて腰より短い。両側でちょっと縛ってる!」
(自己紹介すらせずいきなり何やらわめきたててきた!状況わかってんの?馴れ馴れしいのよ!)
「いえ、「背が低く、目は丸くてぱっちり。声は大きく元気がよく、ちょっと抜けてるところもあるがかわいい!」
(赤の他人の特徴を延々と喋る!!大声でうるせーっつーの。かわいい?知るかよ)
「すいません「そんな天満ちゃんだが!「人の話を聞けよこのグラサン!予想以上の大馬鹿野郎がぁ!!」

40 :
「……は?」
一際大きな怒号が響き、サングラスの男――播磨拳児の動きを止めた。肩をつかんでいた手がダラリと下がる。
「……」
「……あ、あの……どうか落ち着いてください。どなたかを探してらっしゃるのですか?」
必死で取り繕う。だが――
「いやもう遅えよ」
「チッ」
彼女はもう一度舌打をした。
 □■ □■ □■ □■ □■ □■ □■
「私は宮崎都。室江高校の一年生よ」
「播磨拳児。矢神高校の二年だ」

41 :

 は唐突であったが、おかげで宮崎も播磨も相手が自分に害意がないと思うことができた。
簡単な自己紹介もそこそこに本題を繰り出す。
「一応確認するけど……私達"プログラム"に選ばれたのよね」
「ああ。ふざけた話だがよ。で、塚本天満って子を知らないか?特徴はさっき言ったとおりなんだが」
「知らないわ。でも私も聞きたいことあるし、高台のほうに移動しながら話しましょう。また変な奴が来たら困るから」
「高台?あっちは誰もいねえぜ。そんなことより」
そういうと宮崎はデイパックを担いで一人先に進みだした。播磨はやむを得ず彼女の後に続き来た道を戻る。
「塚本っていう子、恋人?ずいぶん真剣みたいだけど」
「お前にゃ関係ねーだろ。まあ……つきあっちゃいねえよ。けど大事な子だ」
「私が最初に会ったのが播磨。ねえ、そっちは栄花段十朗って知らない?私の恋人なんだけど」
「俺も一緒だ。って目的も一緒か。じゃあわかるだろ、俺の気持ち。だからもうちっと早く歩け」

42 :
確かに目的は似ているが――宮崎はこんな見るからに馬鹿そうな男と同類視されたくはなかった。
「ここがどこか知ってる?」
「島だろ。説明してたじゃねーか」
そういう意味ではなくA−1・B−2といった場所の話をしていたのだが、どうせ確認してないのだろう。
自分もそうなのでそれ以上聞かないでおく。
「あんな大声で何を言ってたの??危険な奴が来たらどうするの?」
「いや、塚本の名を呼んでたんだ。見つかるかと思って…あとやばい奴はぶっとばすだけだ」
喧嘩でも殴り合いでもなく、し合いを強要されているのだが。
「支給された武器は何だったの?」
「ああ?鞄は開いてもいねえよ」
ことごとく期待を下回る回答。たまらず口を開く。
「播磨って相当な馬鹿ね。そんなんじゃすぐ死ぬわよ」
「初対面の相手にそれかよ!顔見たときはおとなしそうな奴だと思ったのによ」
 敵対する意思がないこと、坂持らに反発していることが救いだった。
自分と違い、相当単純で真っ直ぐな人間のようなので嘘もないだろう。高校生でサングラスはどうかと思うが。
いつの間にか自分を追い抜いて先に進んでいる播磨をそう思うことにして、宮崎は話を続ける。

43 :
「室江高校の人間を教えてあげる。だから播磨のヤガミってところの奴の特徴教えて。ああ塚本っていうのはもういいから」
「そうだな。……えーっと書くもの貸してくれ」
「ちょっと!名簿と筆記用具ならデイパックの中にあるわよ。頼むから、ホント」
自分の学生服をぺたぺたと触りだす様子を見て、宮崎は大きくため息をついた。
ついでに二人の支給されている武器を確認し、互いの名簿に印をつけ特徴を簡潔に話す。
「へー、剣道部なのか全員」
「そっちと違ってクラスや学年はバラバラだけどね」
「まあお前のとこの奴は安全だってわかったわけだ。サンキュ」
「……だと思うけどね」
そこまで話が及んで会話が止まる。そう、仮に知り合いと合流できてもそれからどうするというのだろう。
誰かをすような真似ができそうな仲間は当然いない。
そしてこうして普通に他校の人間と話していていいものだろうか。
突然牙を向けてきたらどうするのか。
「ねえ、私が危ない奴だって思わなかった?」
「?お前、逃げたり抵抗したりしなかっただろ。猫かぶってたのは驚いたけどよ」
「……もういいわ」
口には出していないが自分を信用してくれているのかもしれない。
気分が悪くなる対応ではないだけに、今後のことを考えると宮崎は憂鬱になった。

44 :


45 :

 □■ □■ □■ □■ □■
「……あんまり戻った意味なかったな。だいたい必要なことは話しちまった」
 遠くに見える水平線を二人で見下ろしていた。高台は見た目以上に隆起が激しく、海沿いは断崖絶壁の切り立った形を成している。
足より更に下のところから響いてくる音は、波が岩壁にぶつかっているものだろう。
「じゃ俺は行くぜ。室江の奴に会ったらお前の事話しておいてやるから、塚本見つけたらそっちも……」
「……」
宮崎は海の向こうを見つめていて、じっと動こうとはしなかった。
その様子に播磨は興味を引かれたのかその場を去ろうとしていた体を反転させて彼女に近づく。
「……聞いてんのか?海に逃げようとしても多分無駄だぜ。そのくらいあいつらも考えてるだろ」
「わかってるから。ちょっと考え事をね。……播磨、地図だして」
「は?」
言われるままに地図を取り出し宮崎に差し出す。数秒後に返されたそれには、『×』の印がつけられていた。
「A−02?ああもしかしてここの場所か?」
「東西にもここくらい北に近い場所は見えないからね。コンパスが狂ってなければ」
「そっか。宮崎……お前、結構いい奴だな!」
「ウルセーよ」

46 :
 やがて今度こそ塚本天満を探し出そうと播磨はまわれ右をする。
どこに行くべきか考えたが、やはり一番近い鎌石村に向かうべきだと考えた。
自分が見つけるまで、どうか彼女には無事で居て欲しい。そして全力で守るのだ。
具体的な方法は考えていないが――とにかく彼女を見つけてから。
彼女も宮崎のように親切な相手と出会って保護されていればいいのだが。
「ねえ……播磨」
 後ろから少し低めの声が聞こえてきて、播磨にどよめきが走り再び振り返る。
先程より離れた場所に宮崎はいた。いつの間にか崖際にまで移動していたらしい。
「おい危ないぜ。あんまり端にいるとやばい。突風でも来たら」
「髪を両側で縛ってる背の低い女の子……よね?制服は学生手帳に載ってたヤツ」
「……ああ、塚本天満な。それが……どうしたよ」
 宮崎の視線は悲しげに遥か下に向けられており、声はやや震えていた。
様子が普通でないことは鈍感な播磨にも伝わってくる。
その瞬間に播磨の首元に冷たい風が入り込んできて、シャツの下にスーっと寒気が走る。
――まさか

47 :

「髪の長さは確か…腰近くまであるのよね。目が大きいかは……わかんないから別にいいわ」
「……天満ちゃんは今関係ないだろ。下見るなって。くらっと来て落ちても知らねえぞ」
もう一度宮崎は崖下に視線を移し、こちらからもはっきりわかるくらい表情を曇らせる。
そのまま何か言い辛そうに口を開く。肩が小刻みに震えわせながら。
「もしかして、その子……うっかりやさんだったり……する?」
「そんなとこ見ながら喋るんじゃねーよ!!」
デイパックを投げて、というか地面にたたきつけ、播磨は宮崎に向かって駆けた。そんな馬鹿な。そんなことが。
まさか彼女がいきなり――
「待て……待て!いきなりそんな話はねーだろ!」

48 :
思い出が走馬灯のように頭を駆け巡る。意識は自分を変えた少女との思い出で一杯だった。
偶然の。最悪の印象。変装。誤解を交えながらも少しずつ狭まる二人の距離。
彼女を悲しませたくない、笑顔が見たい。彼女だけのために自分の一生分の気持ちはあったのに。
「まだ……まだ俺はあの子に何もしてやれてねえんだぞ!」
すさまじい形相を見せる播磨に気圧されたのか宮崎は飛びのく。
そのまま崖下にまで落ちてしまうのではないのかという勢いで播磨は走った、
サングラスを外して地と空の境界に顔を突き出しながらたまらず叫ぶ。
「どこだ!?嘘だろ!?嘘って言えよちくしょう!」
「嘘よ。さよなら」
本能はギリギリで足にブレーキをかけたはずなのに、後ろから何かの衝撃を受けて自分の体が浮き上がる。
今度こそ完全に体は空に飛び出す。世界が一回転し――瞬間。抵抗できない恐るべき力で引き寄せられる。
目の前には壁。少しずつ視線を上げていくと壁から空に。
その境界にいてこちらを見ているのは、愛する天満ではなくデイパックを両手で握り、
振り回した後のような体勢の――

49 :

「宮崎……」
そう呟いたはずであるが、体が風をきる音に阻まれて播磨の耳には届かない。
先程まで大きく開いていた口はすっかり小さくなっていた。視界が明るい。そういえばサングラスは外したのだった。
手を伸ばし指先を何度か動かすが何も握れない。
(……ダメか。天満ちゃん、バカでごめんな)
騙されたことに気付いても、播磨は宮崎を恨まなかった。
そんなことより遥かに優先すべきことがあると、彼は無意識のうちに理解していた。
「好きだ、天満ちゃん!!どうか生きてくれ!!君に逢えて――」
自らと空気の層が作る壁を蹴散らして、今度こそ叫びは耳に届いた。
最後の最後まで、播磨拳児という人間がただの肉の塊になるまで。
全身の骨が粉々になり、頭が割れ、脳が飛び出し心臓が破裂しバラバラになるその瞬間まで――
――彼はただ一人の女性のことを考えていた。

50 :

 じっとりと肌に張り付くような粘り気のある汗が頬を伝う。カチカチという音がなんなのかわからない。
それが歯がかみ合わないものだと分かった後で大きく息を吐く。どう、と後ろに倒れこんだ。
「はあ……はあ……は、は。やっちゃった……」
口調は軽いものだが込めた意味はかつてないほど深刻だった。
もう後戻りは出来ないと宮崎は思った。自分は"プログラム"を受け入れてしまったのだ。
恐らく室江高校でただ一人の『少数派』になるだろう。
始まって間もないのにいきなりしにかかる異常者の仲間入りだ。
つぶれたトマトを確認しようとするが足が止まる。やがてそのまま動かなくなった。
(この高さからなら間違いなく死ぬでしょ)
自分は崖に近づけないのではなく、近づかないのだ。突風でも吹いたら危険だから。
「……全く、なんてヤツなの!」
そう叫んで宮崎は言葉を続ける。まだ頭には彼の最後の言葉がこびりついていた。
「あんたはいい奴だと思った。見かけによらずお人よしで好きな人しか見ていなくて。
 天満っていう子は幸せね。そんだけ思われると本望に違いないわ。
 …けど、いくら気張ったって気合だけじゃ空回りするだけよ。その後どうするか考えていないくせに!」

51 :

熱っぽく語りながらも宮崎は播磨を認めていた。。
プログラムなのに将来の敵に敵対するどころか無用心に近づいて、
軽い親切に気を許し安易に言うことを信じてしまう、暴力的な外見に似つかわしくないその性分に。
「こんなことにならなければ……お友達になれたかもね」
宮崎はそれ以上播磨を否定するのを止めた。彼を道化と表現するのは難しくない。
だが播磨の好きな人への熱い気持ちを認めないわけにはいかなかったのだから。
そして、彼のような人間をした自分が次からのしに躊躇を持つとは考えづらかった。
 耳に残る最後の叫びを忘れるために宮崎は首を左右に振りかぶる。
いつまでもここで狼狽しているわけにはいかない。本来の目的を思い出すため目をつむり唇を噛み締めた。
「ダン君、ごめんね。でも私が頑張らないと皆死んじゃうの……」
 自然と言葉が出てきてしまった。顎を引いたまま言い訳をするように宮崎は呟く。
最も愛する人間である栄花段十朗は見かけによらず芯が強い。し合いなど認めない。
タマちゃんこと珠姫は正義の味方。先輩二人は活動的とはいえやはり人を傷つけるような人間ではない。
自分以外の誰が救えるというのだろう。まだ外山達が選ばれていたほうがマシだった。

52 :
(……行かないと)
 何度か吸い込んだ潮風は気持ちのいいものだととても思えなかった。
最初播磨とともにここに来たときは悪くなかったはずなのに。
それはおそらく自分の体温が上がっているせいなのだろう。
「!」
播磨が落としていったデイバッグを拾おうとしたところで異変に気付く。
元々の『凶器』に用いたほうのサイドポケットにそれはあった。叩きつけたとき偶然引っかかったのだろう。
登り始めた太陽の光を吸収しているそれは――サングラスだ。
「……」
宮崎は何も言わずそれをデイバッグに放り込む。そしてさっと身を翻し、二人分の荷物を持って駆け出した。
高台の下り坂だ。みるみるうちに播磨を落とした場所からかけ離れていく。
空気中に漂った針のように不安が体を貫く。いくら息を吸っても清涼感は戻ってこない。
なるほど、これが人をした気分かと思いながら宮崎は広がる世界に微笑みかける。
ただし段十朗に見せているものではなく、それ以外を相手にするときの表情で。

53 :

「し合いなんてやっちゃダメよ。私以外ね」
駆ける足音の中にそんな呟きが混じっていた。
【播磨拳児@School Rumble 死亡】
【残り38人】
【A-2/1日目-早朝】
【宮崎都@BAMBOO BLADE】
 [状態]: やや精神的動揺。身体は健康
 [装備]: なし
 [道具]:デイバッグ×2(基本支給品は全て二人分。支給武器は2〜6、全て確認済み) 播磨のサングラス
 [思考]
  基本:栄花段十朗と生き残る
  1:栄花段十朗を探す。他校の人間はす。
  2:室江高校の人間は誰もせないだろうとアテにしてません
 [その他]
矢神高校出身者の特徴や性格を播磨の認識を元に簡単に知りました。全員安全だと思っています

54 :
いきなり播磨が死んだか……
じゃあもうこのロワに用はないな

55 :
乙!
播磨死亡はきついのはきついが
これがバトルロワイヤルと言うものだ
ってことでw
みやみやの活躍が楽しみです

56 :
乙です
でも流石にはえーよ…

57 :
なんかもうロワももうマンネリなんだな
どこも似たような展開でつまらん

58 :
もうだめかもわからんねこのスレ。
もうやめちゃえ やめちゃえ

59 :
>>57-58
よイベント板の各所に涌いてるクズ共

60 :
この調子じゃすぐに潰れるだろ

61 :
投下乙
まさかの主役即死は驚いたけど逆に可能性が広がったかも
最近はどこもエンタメ路線すぎてまず死ぬであろう状況でも逆転劇ばかり起こるしな
シミュレーションの結果を反映させることを優先する書き手はもっといていいと思うぜ

62 :
エンターテイメント性を省いたSSに
存在意義があるのか?

63 :
>>59
文句をつけてる暇があるなら自分でもSS書けば?
もっともラノベやエロゲを憧憬してるような低学歴にはしゃしゃり出て来て欲しくないなw

64 :
専用したらばに毒吐きスレを作成しました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11074/1207533131/l50
以後、毒吐きはしたらばでお願いします。
これ以降の毒吐き、荒らしに該当する書き込みは完全無視でお願いします

65 :
で、ここを完結するまで面倒見てくれる書き手さんはいるのかね?
で、名前出すだけで、自分がいたロワのおまけ程度に書く人ではなく、
ここのために自ロワから移ってきてくれる書き手さんはいるのかね?
で、有名作数作をわざわざはじいて、なお書き手がどのくらいきてくれるかね?
で、ここが過疎地にならず、なったとしても数年できっと完結すると信じる偉大なる盲信者はどのくらいかね?
で、リアルを直視でき、なおここにいる愚者はどれだけいるのかね?

66 :
このままの状況が続くようなら、やっぱ一般人に限定しない学生ロワにしない?
管理人氏には継続してもらえばいいし。

67 :
そもそも参加者やルールは誰がいつどうやって決めたんだ?
もしかして>>1の独断?
それじゃついてくる奴いないんじゃないか

68 :
>>67
話し合い、投票などの経緯
一般学生ロワイアル
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9437/1203408793/
一般学生ロワイアル part2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9437/1204896543/

69 :
>>67
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/9437/

70 :
>>68 >>69
……それって、その、「パロロワテスト用したらば」ってところでルールその他全て話し合って、
さあ始めようってところでこっちに持ってきてるってこと?
そりゃないよ、そもそもそんなぱろろわってジャンルがどうこうなんて普通知らないだろうし、
普通スレ立ててから話し合うものじゃないの?
イベントを企画する以前に内輪で決めて、さあこのルールでやりたい人だけ集まれー!って……
正直、その条件やら話し合いで決まったことでやるんならイベント企画こなくても、
そのぱろろわテストしたらばでやればいいんじゃないの? 
その人たちがルール決めた場所でやるほうがいいでしょ、ルール決めた人たちだけでやれるんだから。
わざわざなんでこっちに移してやるの? ルールは決めたけどやる人だけは人を集めたいからとかなら正直、
 ふ ざ け ん な   死 ね 、 イ ベ ン ト 企 画  板 な ん だ と 思 っ て る ん だ こ の ク ズ ど も
なんだけど。

71 :
はじめて知ったけど確かになんで最初にここにスレ立てなかった?と思う
その上でしたらばなりなんなり話し合いの場を設けるのはいいけど
ただ作品投下するためだけにこの板を使うのは
住人として不満だ

72 :
>>71
確かに申し訳ない
最初にスレ立てすると乱立
あとから来ると住民に迷惑
・・・したらばだけで進めるべきだった

73 :
>>72
面白そうな企画だし、ここでやるのはいいと思う。
ただ参加作品からここの住人を混ぜてやりなおして欲しいんだが、ダメか?

74 :
結局そう言う狙いなんだな

75 :
>>70
単純に疑問に思ったんで質問、この板っていったいなにやってんだ?
軽くこの板見て回っても5年前のスレとか普通に有るし……
今勢いのあるスレを是非、教えて欲しい。ちょっと覗いてみたいから。

76 :
>>75
ここは、突発的に○○やりたい人集まれ!ってスレ立てて、一期に盛り上がったあとは外部に〜で役目を果たした過疎スレが並ぶ、
いわゆる様々な企画をやりたい人の気軽な交流所みたいな板。……なんだけど、今の現状は、その……
いきなり全て決めて皆で中身を練らないんなら、集めてを話し合うスレなんていらないでしょ?
別に、外でやるのがいけないって言ってるんじゃない。話が派生して、外にサイトを設けよう、とかなら別にかまわないんだ。
管理その他でどうしても外部に頼ることはあるから。
けど、全部決めて場所ほしさに来るんなら勘弁してくれ。やるなとはいわないけど、この決まりならもっと向いてる場所があると思うんだ。
よく分からないけど、それなら創作文芸(だっけ?)とかそういう文書く板があるじゃない。そっちがいいんじゃ?

77 :
あ、2行目
×気軽な 交流所みたいな板。……なんだけど、今の現状は、その……
○気軽なを求めての初期交流所みたいな板。企画系は軌道に乗れば本格的に外部に専用のサイトを作るからね。
 ……なんだけど、今の現状は、その……

78 :
正論だな
板住人じゃなくてスレ住人だけどちょっと板の人たちをないがしろにしすぎたと思う
このまま続けるのはちょっと休止して、善後策を議論するべきではないか

79 :
ありがとう理解できた
イベント企画の会場じゃなくてイベントを企画する会議室だったわけか
確かにそれならスレ違いだわ。すまんかった

80 :
で、企画からやりなおしてくれないか

81 :
>>80
しつこいぞお前

82 :

こいつはGという、パロロワ系スレに粘着してる荒らしだよ。スルー、スルー。

83 :
この2作くらいのレベルでもいいの?

84 :
あまりひどいものだったり進行的に破綻したものでなければ大丈夫

85 :
1 名前:悪いけど名無し一本くれる? 投稿日: 2008/04/07(月) 10:52:11
毒吐きにご利用ください
sage進行
2 名前:悪いけど名無し一本くれる? 投稿日: 2008/04/07(月) 13:15:36
荒んだ板だという印象はあったけどあれほどとは知らなかった
パロロワのルールを他所で決めて何がおかしいんだか
トランプで言えば大貧民のカード効果を指定したようなもんだろ
実際に人を集めて行うことがイベント企画の趣旨なのに狭量すぎて笑えねぇ
3 名前:悪いけど名無し一本くれる? 投稿日: 2008/04/07(月) 13:20:47
もう疲れた・・・
4 名前:悪いけど名無し一本くれる? 投稿日: 2008/04/07(月) 15:09:06
あれぐらい笑って流そうぜ
これからロワを進行していく以上、あんなのはいくらでも出てくると思うし
楽にいこう、楽にさ

86 :
投下します

87 :
相馬光子は森を歩いていた。
獲物を狩る為に、ただただ歩き続けていた。
「プログラムに選ばれるなんて驚いたわ。だけど、よりにもよってチーム戦……嫌な感じがするわ」
そう呟いて歩き続けた。
その光子の考えは当たっていた。
チーム戦。これは光子にとってはむしろマイナスだった。
優勝者が一人であれば、大事な人がいるものは優勝以外の方法を模索するが、チーム戦であればどうか。
すのは見ず知らずの他人のみだ。
仲間と生き残って後は再び日常に戻る事すら可能なのだ。
必然的にサーチ&デストロイ(見敵必)を行うものは増える。
最初からクラスに信頼を置ける友が居ない光子にこれはデメリットの方が遥かに大きかった。
「とりあえず……適当な男でも見つけて盾にするしかないわね。女でも役に立ちそうなのは利用してもいいけど」
そう行動方針をまとめ、ポケットに手を要れ支給された銃の感触を確かめたとき。
光子は出会ってしまった。
五尺余りの長刀を携えた、長髪の女性に。
(何?あの刀………長すぎる。どうする撃つ?……待ちなさい。利用出来るか確かめないと……上手くいけば良い盾になるかも)
光子は脳内でそうきめ、声を掛ける。
「始めまして。私は相馬光子。あなたの名前は?」
笑顔で声を掛ける。警戒心を抱かせないように、なるべく純真無垢な少女を装って。
しかし、女の反応は光子の予想を大きく裏切った。

88 :
「桂言葉といいます。何か御用ですか?」
「ええ。実は私はこのプログラムに乗る気は無いのだけど………良かったら一緒に行動しない」
出来る限り普通の少女を装ったつもりだった。
しかし、言葉はその様子に全く表情を崩さずに返す。
「乗ってない………ですか。嘘ですね。ずっとポケットに手を入れてますよね。中身はナイフですか?それとも銃?
どちらでも構いませんが、早く去ってください。立ち去ってくれたら私は危害を加えるつもりはありません」
「なっ…………そうね。私の演技を一瞬で見破るなんて……凄いわね」
「演技だったんですか?小学生の学芸会を練習と思いました」
「言えばいいわ。だけどあなたはここで死ぬわよ。私の演技に気付いてないフリをしてたら良かったのにね」
光子はポケットから銃を取り出し、銃口を言葉に向ける。
「銃ですか…………」
「ええそうよ。余裕ぶってるけど、いくら長い刀でも銃には適わないわよ。諦めて死になさい」
言葉は光子のセリフを意に返さず、刀を鞘に納める。
「あら、諦めたの。往生際がいいわね。一発でしてあげるわ」
「本当に撃つんですか」
「ええそうよ」
「……そうですか」
言葉はそれを聞くと一度小さなため息を吐く。
それに光子は小さな不快感を覚え、再度銃を握りなおし、怒気混じりで大きく怒鳴る。

89 :
「何よ、そのため息は」
「……………確認を取ります」
「あら、何かしら」
「…………………安全装置は外しましたか?」
「!?」
言葉が言った一言は、光子の視線を一瞬銃の方に向ける。
一瞬。言葉にはそれで充分。
「はっ、しまっ!」
「―――――――――――っ!」
光子は焦って右手を突き出し、言葉を射せんとばかりに引き金を引く。
しかし、銃声は響きはしなかった。
「なっ、あっ、うっ」
光子の右手は銃を握り締めたまま宙を舞う。
光子の注意はその手に注がれた。
その隙。言葉は返す刀で光子の首を刎ね飛ばす。
勝負は一瞬で終わった。
******************

90 :
「またつまらない物を切ってしまいました」
言葉は布で刀に付着した血をふき取る。
綺麗にふき取ると、刀身は元の美しい輝きを取り戻す。
そしてそばにおいていた支給品のバッグを手に取り、再び歩き続けようとしたときだ。
新たな声を言葉は聞いた。
「あなたですか。この人をしたのは?」
「………はい。そうですが」
「ではあなたをそのまま行かせるわけには行きません」
「そうですか」
その問答を終えると、言葉は後ろを振り返る。
声の主は想像に反して小柄だった。
ただ、自分の刀に比べると、三尺五寸と短いながらも、日本刀を手に持っていた。
そして左手には先ほど相馬光子と名乗った女の持っていた銃があった。
「あなた………強いですね。私も本気で行かせて頂きます」
「ええ。では私も本気で行きます」
言葉が刀を鞘に納め居合いの構えを取ると同時、声を掛けた少女も銃をバッグに入れた後にバッグを足元に置き、
刀を剣道の中段の構えで取る。
「私は榊野学園1年4組。桂言葉と申します」
「私は室江高校1年9組。川添珠姫です」

91 :
互いに名乗りをあげ、視線を交える。
「いざ」
「尋常に」
「「勝負!!」」
生まれる時代を間違えた、現代を生きる二人の侍が刀を交えた。
金属音が高々に響き渡る。
【H-4/森の中/1日目-早朝】
【桂言葉@School Days】
 [状態]:健康
 [装備]:五尺余りの日本刀
 [道具]:支給品一式 確認済支給品0〜2 
 [思考]
1:川添珠姫に勝利する
2:伊藤誠、清浦刹那、西園寺世界、加藤乙女との合流。
3:強者と戦う、弱者は無視(しかし向うから仕掛ける物は斬り捨てる)

92 :
【川添珠姫@BAMBOO BLADE】
 [状態]: 健康
 [装備]: 三尺五寸の日本刀
 [道具]:支給品一式 ワルサー P38(9/8+1) 確認済支給品0〜2 
 [思考]
1:桂言葉に勝利する
2:栄花段十朗、桑原鞘子、千葉紀梨乃、宮崎都と合流
3:人はさない、乗った人は無力化する。
4:一人もさず正義の味方として、このプログラムを破壊する。
5:銃を使う気は無い。
【相馬光子@バトル・ロワイアル 死亡】
{備考}
相馬光子の支給品一式 ワルサー P38の予備マガジン×5 未確認支給品0〜2(銃の可能性は低い)がH-4の森に
放置されています。

93 :
投下完了します。
ご意見などあればお願いします

94 :
乙乙
言葉はあんまり知らないけど強いの?

95 :
>>94
居合いをやっていて、上空から落ちてくる一滴の小さな水粒を両断する事は普通にやってます。
また、歩道橋の上で鉈で相手が反応する前に頚動脈を切ることもやってます
だから、実力的に不可能ではないと判断しています

96 :
サマイズ設定は、まぁありとして、言葉が強者との戦いを望んでいるってのは無いと思う。
侍的な思想は持ってないよ。

97 :
俺、スクイズはアニメでしか知らないんだがゲームとアニメは別物なのか?
だとしたらゲームの言葉ってすんごい好戦的なんだな。アニメとはえらい違いだ。
こんな子をいじめられる乙女達ってとんでもなく強いんだろうな、きっと。
それともゲームでは言葉がいじめるほうなのかな。

98 :
こんな言葉もいるのか
よかったらどのルートで見れるか教えてくれないか

99 :
意見に従い
>>91
3:強者と戦う、弱者は無視(しかし向うから仕掛ける物は斬り捨てる)
これを
3:積極的に戦わないが、向かってくる者には容赦しない
に差し替えます。

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