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2012年3月文学2: 文学と自閉症 2 (371)
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文学と自閉症 2
1 : 文学において重要なモチーフとして「狂気」が使われてきた一方、自閉症はごく近年 発見された障害であり、文学ではいまだあまりモチーフとして定着していません。 自閉症の中でも特に、知能のある高機能自閉症・アスペルガー症候群はモチーフと して、あるいは読者として、はたして文学文芸にどのような影響を与えるのか、または 与えないのか。 そんなことを考えていきたいと思います。 「狂気」という文学のモチーフの中の新しいモチーフの一つとして自閉症を考えるのが 目的なので、精神障害者に対する感情的な批判、煽りはご遠慮ください。 そのような煽りがあってもスルー願います。 【前スレ】 文学と自閉症 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1327202156/
2 : もはや名無しの誰が誰なのかわからん
3 : すでにもう演じ始めている気があるし名前をつけると調子に乗るし。=私 そして落差に不安になるのである。 私は「私」で抜き出しといて。
4 : >>3 飽きて戻ると"俺"の演じ方もわからなくなるぞ。 もしもそうなったらとにかく書け。自動筆記せよ。 "私"を扱う事を他人に委ねてしまう事がとりもなおさず"私"的だ。 自分にはそれは演技ではないと思えるな。
5 : 追記:自動筆記は永久に日の目を見ないものであっても良いと思います。
6 : >>4 うむうむ、ありがとう。 しっくりくるよ。 以前にひたすらホームページでそれをやって、あまりの デフレスパイラルぶりに枯れ果てて消滅したけど、そんな こんなを確認するのもそろそろやめておこう。今は、10年 前よりずっと、言葉が人と出会えるようになったな。 手元にノートと便箋と原稿用紙はバカみたいにたくさんあるんだ。 明け透けに書きすぎたと思ったらオフラインに書く時があってもいいな。 The Right to Write だな。
7 : うお、メル欄だし
8 : 俺の勝手な妄想ですまんが、>>4 は鷹の例え話した人? その辺ちょっとまだ気になってるんだが
9 : ↑違ったらすまん http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1327202156/902 俺のレス http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1327202156/919 他の名無し http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1327202156/958 この違い重要だと思うんだよな
10 : >>6 そのノートはピースの薬物日記より興味をそそられるな。 文字にこだわりなさるな。 それがシュルレアリスムというものだ。 >>8 もうマジで誰が誰やらわからんw 前スレは>>966 以前には2回しか書いてないよ。 ので、その書き込みは違います。
11 : >>9 この話はゾシマ長老の独白・地獄篇のまんまだな。 転記してもいいけどさ。
12 : あと自動書記って精神分析の自由連想と似たようなことだと思うんだよなあ 自由連想が前精神病者に対し精神病を発症させるのは精神分析自身が認めていること 自動書記って穴の中に落ちていく途中トランポリンがあるのだよ、定型は この記事のグアヤキ族の祭りと同じ http://d.hatena.ne.jp/rothko/20081228 言ってみればあらゆるものが交換の循環の中に位置づけられてしまうこの社会で、男たちにはどんな楽しみが 残されているのでしょう?それは、夜な夜なたき火を囲んで歌うこと。でもそれは楽しく語らい歌い合うということ ではないのです。男たちは群れては居ても互いに無関心を保ち、そしてその歌は「私、私、私」とひたすら繰り 返し歌う、というものなのですから。 これって俺の言うトランポリンだと思うんだよな 自閉症はこのトラポリンがあっても薄い このグアヤキの男たちのように「私、私、私」と歌えない >>4 の言ってることは精神分析療法と同じ心理作用だと思う
13 : >>10 ああVガンの人?
14 : カラマ読んでるっぽいしそうだな
15 : >>12 私はどっちだかねえ。 下手するとウニカですよ。
16 : >>12 あら。しない方が良いのね。 >>13 その見分け方やだ・・・
17 : この子の独り言スレ 時々おもしろいこと言う http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1320617587/
18 : >>16 んじゃトミーオタで
19 : >>17 あれから時々読んでる。 質的に同方向に加速させやすいかもしれないのでROM。 というよりは口を挟むほどの何物かではないというか。
20 : つかんでもぽろぽろはがれおちるイデアのないミメーシス、サントームとしての言葉にすがりつつ、 宙ぶらりんでいるしかない、って感じ その宙ぶらりんさが出ている映画や小説は、おもしろいとかそんな評価じゃなくて見てしまう、読んでしまう 前スレなら赤坂の「蝶の皮膚〜」とかシャマランの「レディインザウォーター」 >>15 ウニりょくって読んでしまった とげとげパワーとか
21 : >>17-18 もうなんでもいーや。 ていうか名無しだらけでわけわかんないよ。 お邪魔しました。
22 : >>19 >>966 以降このスレ含め急におしゃべりになってる感がするがw
23 : >>21 いや別に出てけとは言ってないがw
24 : >>23 そうじゃなくて、これコテつけないとマジでわけわからん。 や、ここ数日独り言以外書いてないですよ。昨日ここ来たぐらいで。 それじゃ!
25 : >>9 の肉も>>12 のトランポリン、「私、私、私」だと思うのだよな >>24 いや別にどうでもいいがおつかれさん
26 : どれがミニハン?
27 : 一応俺がそう呼ばれているみたいだが俺じゃない名無しもミニハンと呼ばれてるのを見かけるのでよくわからん
28 : >>12 輪唱とその場だね。 私は私私と言い立てることができる。 けれどその違和感のほうが大きく、 垂直に跳ね返ってくる言葉が必要以上に 身に鋭い。 だけど私の主観はおそらく壊れる以前は とても大衆的な所もあった。 今も鈍感だしね。 異端児にお前もあちらの仲間と切り捨てられる恐怖、そのわけの 自覚、あったものなあ。 ただ確かに書き出してから病んだな。 それ以前から布石はあったけど加速したんだ。 逆にこれが唯一やってきたことだったんだ。 だから手で物作る方に一時期移動した。 今は疲れすぎてどれも放り出している。
29 : >垂直に跳ね返ってくる言葉が必要以上に http://d.hatena.ne.jp/rothko/20081228 これから書くことが、その矛盾に満ちていることは書いている身としても百も承知ですが、 やはり書いておきましょう。このつまみ上げられた一点、この一点は、《他者》にも、そし てその《他者》の享楽が折り返されて生じたいわゆる「主体」というものにも、そのどちら にも属することがない、という意味で空虚な一点、空白地帯です。しかし、ここからが矛 盾していますが、この折り返しによって、重ね合わされた残りの部分、主体と呼ばれる その部分からは、享楽が除去される。 って部分かな 垂直に離脱できるんだよ、定型は しかし離脱したせいでいろんなものが除去される 前スレのスポンジに吸収されなかった水とか
30 : >>27 このスレだけでもコテつけてくれんかなぁ
31 : >>21 私は名前つけてみたし、私で抜き出せる。 ようにしてある。 言質はとりたい←日本語ちがうか。 いやあそこはなんだか二人の愛の巣かと。 私はなあ、同じものを同じように好きな友に降られたんだよ。 だから自分が加速させられることでなく 相手を加速させることが怖いのである。 きにすんな。
32 : >>20 ウニ力!(笑)
33 : >>30 いやー
34 : >>22 そりは酒のせい……かも? そこに自分で引いたとこもあった。 演技してると言って防衛してるのな。
35 : >>33 スレ主の主役なんだしさぁいいじゃん メインカキコ以外は自演名無ししてもいいから
36 : >演技してると言って防衛してるのな。 あるわー つかまあ別スレに入り浸ってたのもあるけどスレの最後はいりこめんかったw
37 : >>35 「私、私、私」が苦痛になるわけよ 言っただろ、「コテとはペニスである」と
38 : まあ気が向いたらつけるよ
39 : 気が向け〜気が向け〜
40 : 高校時代のクラスメイトだった、 黒髪のお人形さんみたいな子に対する執着がむらむらと。 当時それほど意識していたわけではないが、今は猛烈に付き合いたくなっている。
41 : >>34 引いたというのは嬉しさとかを避けることであるよ。 私はたぶんほんとに正直に書くなら、スレを手放せなかったのだ。 本当にそれにつきるな。
42 : >>36 私はミニハンと混同してたな。 たまにしばしば二人を混ぜてる悪寒。
43 : まあ自分なりの距離でいいんじゃね 俺ネット上はスーパーボールだけどw
44 : >>42 ああトミヲタくんも以前から何度かミニハン呼ばわりされてるらしいので気にすんな
45 : >>40 記憶が今のなにかに対応して出てきたのだろか。 >>43-44 おー。
46 : あ、ではミニハンがコテをつける暁にはトミー好きのかたも(トミー好きと富野好きって語感似てるな)コテをつけるがよろし。
47 : まあ微妙に対応関係にはあるかもしれないな。そこは他人の情報を晒すことになるので言わないが。
48 : というか共有コテみたいな感覚なんだよな、ミニハンって そもそも自分で名乗ったわけじゃないし
49 : >>46 またうまいこというな
50 : うん、やはり名前をつけると我が出てくる。 別に好きにしたらいいや。
51 : >>48 ん。私の語りは充分に内輪的であろうけど、相手の同一性がわからないくらいのほうが逆に正直にいられる。
52 : >>29 これを読む中
53 : ということで混沌とさせよう。 名無しに戻る。 (↑本当は書きすぎてて恥ずかしいから名前をつけないだけだと思うな) パフォーマンスが落ちてきたので眠る。
54 : >>20 あ、シャマラン好きだがビレッジで止まってた。見てみよう。 眠る。
55 : >>20 つかんでも滑り落ちるをそのまま書いたな20の時。 砂粒拾っても元に戻らないからスライドしていくのである。
56 : そういいながら眠らないのが俺だとおもうがな あっこれが大文字の他者ってやつかもな
57 : うんなんとなく冒頭の混乱の矢印が見えた。 私が本来の宛先にないのに返信をしたので混乱が生じたのだな。 ミニハンを心配したのだな。 私は野暮だな(笑)。
58 : おやすみ。
59 : >演技してると言って防衛してるのな。 について、ドナのキャロルやウィリーみたいなもんかなと 自閉症の演技は、普通の人間が「愛情のごときもの」を得るためにするのに対し、逆にそれから防衛するためにしている それを的確に述べている文章がこちら http://homepage3.nifty.com/tamakis/%8D%D6%93%A1%8A%C2/HugBoxor.html 彼女がおそれる具体的な行為を挙げてみよう。それはまず相手と視線を合わせることであり、抱きしめられることであり、 体に触られること、指示されること、そして優しくされることである。例えば「やさしさ、親切、愛情には身がすくむp.58」とある。 これら彼女の嫌いなものに、どんな共通点があるだろうか。 おそらくこれらはいずれも、心的組織を主体へと凝集させる契機にほかならず、それゆえ彼女はこの契機を逃れるために あらゆる努力を惜しまないのである。例えばまなざしや親密さは、それを受けるものに対して、ほとんど暴力的に同一性や 主体性を強いてくる。ドナにとって、愛や親密さが恐ろしいのは、それが暴力にほかならないためだ。われわれはこうした 暴力に、たんに慣れ親しんでいるに過ぎない。心的主体を意識しなければいけない場面は、彼女にカタストロフを予感させるのである。 彼女が直接的な暴力に対していかにも無頓着であることも、逆の方向からそれを裏付ける。暴力は身体感覚には訴えて くるが、疎外される感覚はむしろ安心をもたらしたのではないか。彼女が主体化を避けるために作り出したキャラクター、 「キャロル」と「ウィリー」のエピソードはその意味で興味深い。なるほどこうした局面では彼女はあたかも多重人格者のように、 仮の人格で身を守っている。そして仮の人格があらわれる危機的状況とは、通常考えられるような暴力や虐待の場合に限らず、 むしろ愛や親しさの告白などといった場合に生ずるのである。
60 : >>59 これ>>9 にも関わる話だと思うんだよなあ 肉が肉になってないんだよ、自閉症は
61 : こう、某スレで「お前らもっと信頼されないことに慣れようぜ」とか言ったら「ミニハンは慣れすぎなんだよ」と返されたが、 これとか >暴力は身体感覚には訴えてくるが、疎外される感覚はむしろ安心をもたらしたのではないか。 だと思うんだよな 暴力はそりゃ痛いからいやなんだよ、別にマゾってわけじゃない 痛みに鈍感なわけではなく、「無頓着」 あるアスペも、何かで指を折ったまま平然としてて、それに対して周りが大騒ぎしているのが不思議だったとか言ってた だけど鈍感なわけではないんだよ わたしも剣道やってたんだが、足の小指が曲がってんのな、多分稽古で折ってそのままくっついたんだと思う すげー痛かったのは覚えてるし 病院とか行かなかった、サロンパスとか自分で貼ったけど そのアスペの人も痛いとは感じてたと思うのな 痛みを感じた時、声をあげるのはありうるが、それで「他人に助けてもらおう」って気がないんだと思うのよ 「足が痛い、助けて」ではなく「足が痛い、じゃあどうしよう」が先にくるんだな 小指折れたままどう剣道続けるか、と これが、「肉体的痛みに鈍感」ではなく「肉体的痛みに無頓着」ってことだと思う 痛いは痛いんだ だがそれを他人に伝えようと瞬間的に思わない ここがな、わたしがいつも拘っている「赤ん坊の泣き声」なんだよ 生まれたばかりの赤ん坊の泣き声は、「他人に助けてもらおう」という意図があるものか そんなわきゃないだろ、他人の存在すら知らないだろうし だけど痛みに対し、物理的反作用のように、声をあげることはある わたしだって折った時「う」ぐらいは言ったかもしれない その後、「いたい!」とか言ったら、「痛い、助けて」という意図があるのかもしれない わたしは、少なくとも生まれたばかりの赤ん坊は、「助けて」と泣いているとは思えないんだな 自分がそうだから
62 : >>61 そうだなあ。私は涙もろいが、涙に理由をつけられることがとても嫌だった。 人をコントロールしようとして泣いたことは一度もないのだが、それに、泣いても すぐに何で泣いているんだろう、と白けてしまうところもある。 自分は激しく泣いていても、体の中であれ、おや? と思っているような感じ。 本当に身体的危機に瀕したときも、家族の誰かなどを呼ぼうとか、思いつかない。 これは愛着とかの、経験的問題なのか、器質的問題なのか。 たぶんドナが手をつなぐと痛みを感じるように、共感してもらうことが、まあ助けになる こともあるが、その前段階に共感による痛みの増幅が必ずあると思う。 前スレで書いた被虐的なものへの自己同一視というのかな、痛みを幸いと間違えるというの、 実際勘違いされたこともあるけれど、本当に痛みが好きなわけではない。むしろ過敏なのだし。 感じているが外側に察知されることはしない、というのは正しいと思う。それは先に「なぜ?」が来てしまうからだというのも同意。
63 : 「主体である」ことへの違和感。 ”大人”の社会に出れば余計にこれはしんどいことだろう。 とりあえず取りまとめた瞬間的に感じた何か、時間や経験で変遷していくもの の言質を求められるというか、非人間的なまでの一貫性を、求める空気というのが 強いと思うよ、日本人は特にだが。 だから私はまぐなが様々なものを見て立場を変えていくことになんら違和感はないんだ。 評なんかを書くときも「歴史」の文脈に置かないと、よいものには思われない。 感覚的なものは結局のところ自分と感覚の合う人間にしか伝わらない狭さがあるからな。 だけどその主語述語の中に置かなければ成立しないことが、そもそも苦しい。 空気を読まないとならない。 受け入れられるための箱を覚えることが、慣れや修練だと人は言うけどな。 そこで切り落とすことこそそもそも、私の気になることだと思う。
64 : 私は10代の頃は本当に趣味で所謂和製ファンタジーを書いていた。 今で言う所のラノベだな。 それは長いこと続いた。 ある時、私にはどうしたらよいのかわからなかった流れで物事が起きたときに、 そこに直後から親しい人間などから様々な勝手な物語を読まれた。 人に物語を読むということに暴力を感じたのはこの時。 それ以降結構のあるものが書けなくなった。 文の流れが従えるものに過敏になった。 断片的な話しか書けなくなり、今はそれも書けなくなり、現在に至ると。 リハビリに失敗し続けてあとがない、という感じである。
65 : 問題は「疎外される感覚」をなかったことにすることの形でしか コミュニケーションが鍛えられていないということだと思う。 ・違うという現実が認められて安心 ・同じということが確認できて安心 の違いだろうか。
66 : 私は勝手にO嬢に共通点を見つけに行ってるだけだと思う。 だから私が彼女にアスペ的なものを見る=彼女はアスペだ! と私が成るのだとしたら拙速だと思うよ。 雪×2さんの日記の方は早くからテンプル・グランディンなどへの言及があるし、高学歴男性に送る、だっけ、弱腰矯正読本、あの変成意識の記述は離人症や アスペ主観に近い気がするので、彼らがそれらに親近感を寄せていて関心を持っていたからこその、私が共通点を見いだしたくなるような記述かもしれない し、私も、また診断より前にドナを読んでいるしそれらしく振る舞っているだけ なのかもわからん。 私には奥歯さん(あ、書いちた)のように幸福に死のうという気持ちはない。 それほど自分自身が私の所有物ではない。 たとえ死にたいと思う気持ちがスラッシュのようにやってきたとしてもとりあえず最後まで往生しましたの見本例Aになればいい。
67 : 寝る前のディスプレイはお医者に止められてんのに来るのな私。これはもう依存だろう。 おやすみ。
68 : >>10 瀧口修造とかアンリ・ミショーとかしか 思い付かないけどさ。 このノートに食いつくところに危うさがあると思うの。 それは泥沼化への一歩であるよ。 うまく言えないけど、20前は書くことが私の人生だったから、書けという言葉には奮い立つよ。今でも。それが嬉しい。 しかしここで私がやってることも同じだが、自分の苦しみを書くことは、うまく出口を作りながらでないと、私の一部分である苦しみを、 あたかも私の全面のように思わせてしまうのさ。 シュルレアリスムの経緯を知っているなら病んでしまった人の数も知っているでしょう。 私もO嬢の日記を読むくらいだから同じく、世間の手の入っていない個人の、特に格闘の痕跡にはいつも興味はあるけど、私自身がそれらへの増幅装置として恐れられて来もしたから。
69 : 二階堂は確かに日記を見る限りはそうかもしれないが、実生活では少なくとも普通に編集者であり、 多くの作家と信頼関係を築いていたようだ。これはアスペ的ではないように少なくとも思うんだよな。
70 : まあ定型発達者と自閉症のボーダーがわからんなあ。
71 : >>69 難しいところだね。 確かに私などは「おしなべて」の付き合いがうまくさばけないから、仕事にも何度も挫折している。 彼女の体調の崩し方。 人に言われた言葉に対する記憶の鮮明さ。 本への索引的記憶の仕方。 幼い頃の記憶の記述の映像的な所。 でもやはり難しい。 多かれ少なかれあると言われたら反論の余地はないし、 なによりも彼女は亡くなっているので、本人と今を知りようがないからね。
72 : >>59 >疎外される感覚はむしろ安心をもたらしたのではないか。 というところがポイントかと 自閉症は愛や親しみがない関係の方にむしろ安心するが、一方定型は、フロイトの嫉妬妄想の男のごとくそれを敵意だと感じる 関係妄想の意味するところは、彼らがすべての見知らぬ人から、なにか愛情のごときものを期待していることである。 ところが他人たちはそういう素振りをしめすこともなく、なにげなくひとりで笑ってみたり、通りすがりにステッキを振り まわしたり、あるいは地面に唾をはいたりする。かりに親しい気持ちを傍の人にたいしてもつ場合に、そういう仕事を するはずがない。傍の人にまったく無関心のときや、それをかるくあしらうときだけにそういうことをするものである。 「よそよそしい」ことと「敵意がある」ということは根本的には似ているので、パラノイア患者が、他人の無関心を敵意が あると感ずるのは、彼らの愛情を期待することの強さに照らし合わせてみて、さほど不思議ではない。 ところが、「女」という概念(つまり実体の女ではない概念)は、「疎外される存在」という意味連鎖をする、言語構造上。 世界各国でそうだと言えよう、構造主義が未開文明に発見した「女性の交換」などもこの「女」という概念の意味連鎖としてある、と つまり、より言語的に「女」らしくしようとすれば、自閉症のように人間関係において疎外される場所を望むことはあるかもしれない 女にアスペが少ないのではなく、「女」という概念であることとアスペという症状は、似てるんだよ これを「女」という症状だとすれば、対人恐怖症は自閉症の二次障害と親近するが、「女」という症状は自閉症の本質的症状に 親近する、などとも言えるか
73 : ちなみにこの「女」という概念の意味連鎖は、ある側面から見て蔑視になる概念も含まれる 「女々しい」とかな ホモソーシャルが嫌うのは「女」という概念の意味連鎖の一部 女という実体の物は言い様を嫌っているだけ
74 : 「より言語的に「女」らしくしようとすれば」がミソなのかな。 私は両方あるような感じだな。関係妄想あると思うし、好かれるのはうれしいと同時に苦手でもある。 人の無関心に怒りを覚えることもあるし、でたいていそれは杞憂なのだけど。 と同時に人が無関心でいてくれたほうが楽でもある。 人にとっては関心を持つということが解釈になってくるんだよね。 事実の確認ではなくて。 この解釈されるということに対しては、頼むから放って置いてと思うことはある。 なんで解釈を挟まずに事実の確認を出来ないのと、ほとんど逆切れみたいに思うことはある。 でも自分は矛盾してて、人に対しては解釈の暴力振るってるな。
75 : 対人恐怖と、それから関係妄想という言葉で連想したのだけど、 私は中学に上がるまでは小さなコミュニティで暮らしていたんだよね。 だから変わっててもそういう人として受け入れられている状態があった。 中学で受験して学校行ってさ。 そこで初めて地元の人と会ったときにどんな顔していいのかわからなくなった。 中学でも私はしばらくただの橋渡し役でさ、仲良くなった人も、私を介して別の人を知ると そちらで作っているグループに属していく。私にはバイバイ。 そういう村社会であわあわしている自分が、地元の人間と会ったときにうまくモードを切り替え られないのね。 なんだか躁病みたいな自分。取り繕った自分。 地元の人には変に見えるだろうな。 そこからフラットだった風景が、なんだか過剰に意味を持つようになった。 それまでは無関心人間だった自分が、人の目を気にするようになったんだね。
76 : 二階堂奥歯は、スキゾイド傾向があり、「女という症状」でもあったと思うが、 アスペかと言われると微妙なところもある とはいえ現場心理カウンセラが、 「スキゾイドは昔の診断名で、アスペの受動型や孤立型をそう診断していたのではないか」 とか言うくらいだしな 病理としては、自閉症より「女という症状」が強いんじゃないだろうか それはわたしもだが わたしがどうにかった自閉症者は性染色体異常で、わたし自身元フェミだったからジェンダー論みたいな話を よくしてしまうんだが、よくむかつかれた 奥歯も「自分の苦痛」を考える時はジェンダー論が多い そういった意味ではヒステリーなのだろう
77 : ジェンダー論は、きちんと知らないので感覚で言うべきではないのだろうけれど 女性が女性を弁別していく厳しさみたいなものがあると思う。 守るための弁別が、その刃を自分に向けかねないというか。 今の一周回ったフェミアレルギーみたいなのはどうかと思うけどね。 不快なものはなかったことにしたいで回ってるよ。 個々人はがんばっているのに、大枠が。 ミニハンのは解釈ではないね。 事実の確認に近いのでは。
78 : 私の言う解釈は、本来の意味ではなくて、物語化に近いのかも。
79 : >>77 >女性が女性を弁別していく厳しさみたいなものがあると思う うん、わたしはフェミニズムとは女性学だと思っている 女性とは何ぞや、と考える学問 なので理論として弁別の厳しさみたいなものはあるが、別にそれに権力はないわけで 学問理論は法律ではないし 「女性とは何ぞや」という研究の結果、「あ、ここはそうだな」もありだし「ここはわたし違うわ」もあってもいい 自分はそういった研究のマウスでしかないわけで
80 : 「女なるものを研究する」と「女はこうでなければならない」は別、というかね ここを自分で混同しているフェミも多いけど 自己啓発フェミニズムな
81 : >なんだか躁病みたいな自分。取り繕った自分。 >地元の人には変に見えるだろうな 会社に就職した時がそうだったぜ! ばりばり仕事して発明賞とかもらったりしたし数十億のプロジェクト担当したり 遊びも派手だった、週末は朝までが基本 ホストクラブで一晩でうん十万以上使ったり ホストクラブはその一回だけだったけどな その廉価版のメンズバーみたいなとこの方が安いしうるさくなくてよくいった 店のメンバーで釣りに行く時とか誘われたぐらいは常連だった そりゃ壊れるわ、と今では思う
82 : >>79 自分の言葉と自分自身 他者の言葉と他者自身 この間のグラデーションや緩衝材がうまく機能しないと、 言葉によって自分や他者を裁いていってしまうのだろうか。 どちらかと言えばね、この頃は裁いているのは他者の言葉と いうよりは、内在化した他者の言葉なんだよね。 責任はとってもらえない類いの時間のずれ。 そして自分のなかにしか最早ないから、近くの人間にも助けてもらうことは難しい。
83 : >>79 フェミニズムとは女性学 これはよい枠だと思う。 女性を知ること。 戦争をやらないで事実を掘り下げて一例を掘り下げて普遍となす。
84 : ttp://secludedpond.blog45.fc2.com/blog-entry-29.html 二階堂の読書リスト。
85 : >>81 ミニハンは男っぽいとこないか? 男の方が話が合うとかさ。 女子は人が男と仲良いとすぐ色恋につなげるが(あ、あと一部の男もね)、 単純に話しやすいんだ。 しかし自分は女だから油断してると色恋に発展したりして困るけどな。 バリバリ働いてみたいな。 すごいなあ、とか他人である私は思うが、どこか手応えが無かったんだろうかね。
86 : これ見たらわかるようにちょっと偏りはあるな。偏りがあるのは定型でもよくあることだが。
87 : >>85 男っぽい女は結構多いと思う。
88 : >>84 ありがとう。 実はこれは最近text化してビューアに入れてある。 自分は読みたい本ばかり読んでしまう質なので体系的に 他者の影響を受けることはできないのだけど、自分が 奥歯さんの日記に惹かれる部分と否と言いたい部分を弁別 したくて時々図書館で数冊に一つは彼女にまつわる本を 読んだりするよ。 私の思う美しいものはもう少し土臭いんだけどね。
89 : >>85 >男の方が話が合うとかさ。 うむ 女と話すほうがめんどい ただ男もホモソーシャル状態になってたら脇からニヤニヤながめる
90 : >>86 彼女の本の読み方は収集癖に近いところがある気がする。 だから人によっては彼女の読書を索引的に思うかもしれない。 ただそれはオサレ読書ではなく必然性に動かされた読書だと私は感じている。
91 : ちなみに俺も会社の上司が医者に「はっきりとした検査してくれ」とか言って医者がいやいやロールシャッハやってたわ
92 : >>91 ごばくだがまいっか
93 : >>91 入院した時ロールシャッハやった。 イメージが豊かとか結構トラウマ鮮明とか、細部に注目しているが、全体の連関がないとか言われた。 バウムテストも幹が短めとか。 そこの医者では専門ではないからと、それらのテストが発達障害のほうの診断に生かされることはなかったが。 入院時はなぜかトラウマ関連が増悪したけど今はけろりだな。 医者に自分の病歴を説明するのはこわいもんだ。 治そうとすると悪化するのな。 おー誤爆に返信ー。
94 : >>90 ああでも一部オサレな所もあるのかな。 私は周囲に本好きがいないから、誰かの本棚の影響を受けることも 介入を受けることも、期待に応える必要もなかったわけだ。 ひたすらマイペース。ゆえに雑である。 日記は見せるものだから、もあるけれど…
95 : 手持ちの本なにか読もう。
96 : ロールシャッハやった。あれで何もわからんとは思うけどなあ。
97 : >>90 それはそうかもな。 ただ二階堂を真似て似たような本を読み集めると、オサレ読書になる気はするかも。
98 : >>96 全体の統合が弱いとか言われたよ。 >>97 うん、自分の必然なしにする読書はオサレになりかねない。 自分の思考を打ち出していくには他者のリストは参考までに そして今読みたい本を読まないと、なにかを継承するだけになってしまうかもな。
99 : しかし今読みたい本がよくわからない、とかが主体性のなさなんだよな 「自閉症療育は自発性がポイントだ」と某館の人も言ってたな
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