ゴーマニズム宣言SPECIAL○○論　総合

1 ：09/06/22 〜 最終レス ：12/02/29

ゴーマニズム宣言SPECIAL○○論シリーズの総合スレッドです。
最新作「天皇論」の話題は、ダメじゃないけどなるべく専用スレで。
パRの話題は、ダメなのでかならず専用スレで。
1995.10　差別論
1996.08　脱正義論
1998.06　戦争論
2000.04　「個と公」論
2000.10　台湾論
2001.10　戦争論2
2003.07　戦争論3
2003.11　よしりん戦記
2005.06　沖縄論
2005.08　靖国論
2006.06　いわゆるＡ級戦犯
2007.07　平成攘夷論
2008.06　パール真論
2009.06　天皇論

2 ：

まあ、パRについては、そのうち
また「すまんかった」で片付けるんだろな。

3 ：

「スペシャル」の中で、俺が初めて買った本は「戦争論」。
読む前は、「太平洋戦争では、日本は悪い事ばっかりしてたわけじゃない」ぐらいの
内容の本だと思っていた。
しかし、本の後半でこんなセリフがあった。
「だまされていたのではない。信じていたのだし、今も信じられる。
すべて日本人が自ら決断し、戦って敗れてなお、我に正義はあったのだ！」
これ見て若き日の俺はすげえビックリした。
「そんなに悪くない」どころじゃなく、唐突に「正義」という言葉が出てくるとは思わんかった。
本を持ってる手がガクガク震えたのを覚えている。

4 ：

差別論　差別に対する個人的経験からの考察は秀逸だった。
しかし、解放同盟の暗部に目をそむけ、都合のいい解放同盟像を創っての印象操作、
ギャグセンスの衰え(全然笑えない「ハゲを差別しろ」に固執した)など、後の
問題点も既に内包していた。　個人的には、この頃がゴーマニズムの絶頂期。
後はこの遺産(信用)を食い潰していくのみ。
脱正義論　「運動」に対する警鐘は意義があったが、薬害エイス運動との衝突の
様子は小林側の大本営発表でしかない。
個人的には根が仕切りたがり屋でリーダー願望が強い小林が、あれこれ口を出して
うざがられて遠ざけられたただけではないかと思える。自分の意見が入れられないと、
相手を悪魔化して自分の正しさを強調するのはいつもの小林のやり口。
戦争論　借り物の理屈のプロパガンダに過ぎない。利用した側も単なる広告塔の
認識だったんだろうが、当人は同士、仲間と思い込み舞い上がっていたようだ。
小林の持ち味は、実体験に根ざしたプリミティブな感性と、考察なのだが、
こと戦争に関しては、祖父の思い出しか直結するものが無かったらしく、
持ち味が全く活かせていない。しかも、従軍経験のある祖父の肯定を、二次大戦の
肯定に結び付けてしまって、そこから先の考察が見られない。
脱正義論の辺りで、左派に抱いた恨みの念だけで暴走している。
以後は、広告塔としてしか利用されていなかった右派に対しても、自分の意見が
入れられず、恨みによる暴走がはじまり、ついにはワシ派を名乗るようになるが、
ギャグセンスをすり減らした元来は感性の人間が、理論構築できるはずも無く、
浅薄な観念論を、漫画の印象操作力で撒き散らすだけになる。

5 ：

スペシャルの中では、「沖縄論」が際立ってクオリティが高いの思うのは
気のせいだろうか？
本の厚さだけじゃなく、内容密度もすごい。

6 ：

さて次だけど、憲法論やって欲しいな
南出喜久治の「新憲法無効論」あたりをネタ本にして頼む
小林のこれまでの主張と整合性が有ると思うけどね

7 ：

自分も沖縄論と脱正義論が好きだな。
まあ沖縄好きってのと、正義嫌いっていうツボにハマったからだけど。
沖縄論は、知識の切り売りみたいなところはどうでもいい。
他の色んな本や現地で見聞きする範囲だし
沖縄文化と日本のつながりばかりが強調されているきらいもある。
ただ、コザ暴動やカメジローなど、動きのある、ストーリーの動くシーンは
やっぱりマンガならではの迫力＋小林独特の「情念」が伝わってくるわ。
小林自身の主張に合わせた範囲内で描いている印象は否めないけど
やっぱり読んでてワクワクする。マンガの醍醐味だね。
反面、米軍基地は否定するけれど自衛隊基地ならいいという主張が
言質を取られないように為されているのがムカムカする。

8 ：

脱正義論は、カナモリの記録がすごかったな。あれでよりクリアになった。
この本はまるごろ1冊同意だけど、やっぱり何にも成っていない若者に
「個の連帯」なんか求めるのはムリだろう。
「個々が自分の考えで協力・連帯して、終わったら日常に戻る」なんて
すでに自分の能力や限界をわきまえて、良くも悪くも自分ってもんが確立してしまっていて
それを捨てたら生きられないっつー、仕事のような日常を持っている、つまりは「大人」ならば
自然とそういう「個の連帯」になるだろうが
自分自身がまだ未知数で、自分が何者かになれると他人に承認して欲しい若者や
道を模索しているような若者には、「個」も「日常」もあってないようなものだもの。
当時、脱正義論の大学生とほぼ同年代だった頃もそう感じたけど
年取った今はなおさら思う。 幻想に終わったのは、それが「若さ」だからだよって。
小林の扇動に素直に乗って連帯したり、その心地よさにヤミツキになったりするのも
まだ何も持っていない、何にもなっていない若者だからだよ。
小林は「個」の問題だと信じて、そこから「個と公」「戦争論」なんかに行ったけど
現に「戦争論」で大量に沸いた信者は、まさに脱正義論で書かれた若者そのままじゃないか。
「個」の問題じゃないんだよ、「若さ」なんだよ。
だからこれ以上、間違った信念で、若者を扇動しておかしな方向へ導くのはやめてくれ。
切り捨てる辛さを小林が本心から感じているってのも
脱正義論でよくわかってるからさ。

9 ：

俺が独断と偏見で採点する
1995.10　差別論 　　　　６０点　　開放フェスティバルは案としては面白い
1996.08　脱正義論 　　７５点　　左翼運動の問題点の指摘が良かった
1998.06　戦争論 　　　　４５点　　内容、主張共に広く浅くで陳腐
2000.04　「個と公」論 　８０点　　「公私」に関する論争の論点整理が明快で良い
2000.10　台湾論 　　　　７０点　　中国批判がよかった
2001.10　戦争論2 　　読んでない。アルカイダに対する姿勢に大いに疑問を持ったため
2003.07　戦争論3 　　　上に同じ
2003.11　よしりん戦記 　読んでない。読まなくてもつまらないとわかる　
2005.06　沖縄論 　　１０点　　　　沖縄の文化や歴史を紹介してあるだけでうんざりした
2005.08　靖国論 　　読んでない。ちょっと立ち読みしたがつまんなかった　
2006.06　いわゆるＡ級戦犯　　読んでない。A級戦犯については他の本を読んだから　　 　　　　
2007.07　平成攘夷論 　　読んでない　　ちょっと立ち読みしたがつまんなかった
2008.06　パール真論 　９０点　　こんなマイナーなテーマを大々的に論じれるのは小林しかいない
2009.06　天皇論 　　読んでない　　ちょっと立ち読みしたがつまんなかった

10 ：

あとは番外編のやつ
戦争論争戦　　８０点　　田原と小林の価値観があまりにも違くて笑えた
知のハルマゲドン　　５０点　　浅羽が小林に気を使いすぎてる印象があった
パトリなきナショナリズム　　６０点　　テーマが多様で楽しめた　樹海のやつは秀逸
わしズム全部　　０点　　　小林の自己満足、自慰でしかない　　

11 ：

>>5
そりゃ、借り物で埋めてるからな。「亀次郎の戦い」とか

12 ：

俺が買った中での最高は、戦争論。
当時の俺は日本の戦争は悪だと思ってたから、戦争論を読んで
深い衝撃を受けた。
最低は個と公論。
字ばっかりで漫画が無いから面白くないよ。
内容も普段言ってる事をそのまま活字にしただけって感じ。
「小林先生の最高傑作は個と公論ですよね！」って言われて小林氏は
嬉しいだろうか？
これが最高って言われちゃ、漫画家としてのアイデンティティを否定する
ようなもんで、本人はけなされたと思うだろう。
褒められて腹立つ作品なんて、なんで書いたんだろ？

13 ：

http://www.amazon.co.jp/s/qid=1245851402/ref=sr_st?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&keywords=%83S%81%5B%83%7D%83j%83Y%83%80%90%E9%8C%BE&rs=465610&page=1&rh=n%3A%21465610%2Ci%3Astripbooks%2Ck%3A%83S%81%5B%83%7D%83j%83Y%83%80%90%E9%8C%BE&sort=salesrank
Amazonで「ゴーマニズム宣言」「売れてる順番」で検索をすると、
天皇論-戦争論-靖国論-戦争論3-戦争論2-パール真論-A級戦犯-台湾論-
沖縄論-差別論-平成攘夷論-よしりん戦記-脱正義論
の順番で出た。
天皇論って、戦争論より売れてるってこと？

14 ：

95　差別論　　　６５点
96　脱正義論 　 ７５点
98　戦争論 　　 ９５点
小林氏が坂本龍馬と並んだ刻
00「個と公」論 ７０点
00　台湾論　　　８５点
小林氏が世界レベルな人物である再確認
01　戦争論2 　　７０点
9.11に関する言動は素晴らしかったが今いち衝撃が足りなかった
03　戦争論3 　　９５点
これは凄い
03　よしりん戦記 　？
05　沖縄論 　　 ６０点
05　靖国論　　　６０点
06　いわゆるＡ級戦犯
採点は不謹慎
07　平成攘夷論 ４０点
つまんなかった
08　パール真論 ９０点
09　天皇論 　　 ７５点
教科書
｢戦争論争戦｣は田原氏の基地外っぷりが最高！
そして｢わしズム｣はALL･１００点、これほど金を払う価値のある論壇誌は奇跡

15 ：

>>13
あくまでそれはAmazonで売れてる順番のはず。
出たばっかりの天皇論が戦争論を上回ったらそれはエラい事だぞ

16 ：

戦争論が出た当時はＡＭＡＺＯＮってあったのか？

17 ：

ない。
今アマゾンで戦争論買う奴もいるってだけ。

18 ：

ID:6/fErUZxうぜえ・・・

19 ：

うちの近所に大型のブックオフがある。
普段行かないが、たまたま行ってみたら「小林よしのりコーナー」があって、
ゴーマニズム宣言シリーズはほとんどあったので驚いた。
　（最新作天皇論とパール真論は無かったが）
嬉しさのあまり、「Ａ級戦犯」「パトリなきナショナリズム」「平成攘夷論」の
３冊も買ってしまった。
定価で4410円だが、買値は1200円だった。
1冊400円って安っ！
ごめんよ、よしりん。
俺、文化破壊に加担しちゃったよ。
今度、パール真論を定価で買うから許してクリクリ。

20 ：

>>12
個と公論は、9.11テロの解釈について西尾幹二と対立してた頃に、
西尾に「漫画は論理が飛躍しすぎて分かりにくい」と言われて、
それなら活字で反論してやろうという動機で出したんじゃなかった？

21 ：

ちげーよ
戦争論への批判に小林が反論したものだよ
まあほとんど売れなかったらしいが俺は評価してる

22 ：

脱正義論の運動への切り込みは凄かった
あそこから小林の考え方に急激な反動がきたのか
慰安婦問題〜戦争論に一気に突っ込んでいく所も凄まじかった
若かったんだな

23 ：

ゴー外もそうだけど個と公論はSPECIAL本じゃないし

24 ：

>>22
14章だっけ？勝利して泣いてる龍平たちのシーンで終わった直後に
「どうしようもないねー」で始まるコラムが来てるのが痛快だった。
「私たちはこんなに一致団結してがんばりました。その結果運動は勝利しましたバンザイ」
的な一連の描き方に、ちょっと眉をしかめてた自分には
「運動の上澄みの部分を最大限に美化して描いてしまった」と続く小林の言葉に
まさにわが意を得たりと思ったもんだ。
まさかその後反動で戦争論方向へ行くとは
そしてそこでも同じように、上澄みの部分を最大限に美化して描くとは
それこそ「どうしようもないねー」だ。
ポシャった時になって初めて、脱正義論のように暴露して敵認定するところまで同じ。
サヨでもウヨでも保守でも反米でも、どこに行ったって自分のコピー人間の集まりでない以上
自分の思う正しさや美しさなんていう価値観なんか、100%共有できるわけないじゃんか。

25 ：

「脱正義論」は、俺は最初、龍平の事をいい奴だと思いながら読んでいた。
話が進むにつれ、だんだん雲行きが怪しくなり、
「小林さん、あれ重大な事実誤認がありますよ〜」って顔が
急に悪そうな顔になってて違和感を覚えた。
そしてとどめが、
「知ってますよ」
小林氏は「ゾッした」と言ってるが、読んでる俺も本気でゾクッとしたよ。
実在の人物だけに余計怖い。ホラー漫画よりも怖かった。
あの1コマは小林漫画の歴史に残る名シーンだな。
小林氏はあれを描くまでに色々な葛藤があったと思う。
描きながら、どんな事考えてたんだろうな。

26 ：

>>20
９１１前にでた本だろ。たぶん戦争論批判に反論する本。

27 ：

「天皇論」は、今も売れ続けて最新のオリコンランキングで今7位。
累計で7万部突破した。
しかし、「7万部」と聞くとショボく感じるのは不思議だ。
1ヶ月も経たずここまで売れるのは、まずまずのヒットなのに。
通常、発行部数を大々的に発表するのは超大ヒットの時だ。
100万部を超える書籍なんて年に1〜2冊あるかないかぐらいだ。
「加賀100万石」と聞くと「水戸24万石」や「土佐17万石」がショボく感じるのと
同じ現象だな。

28 ：

７万部で売れてるってｗｗ
まあ今の出版業界じゃそうなるんだろうけど
全盛期を知ってる者にとっちゃ寂しいですな

29 ：

龍平との訣別はなあ・・・。
普通仲がいい同士との間で意見が合わなくなったら、
よく話し合って、どう合わないのかを確かめ合うもんじゃないのかね。
それで、合わないところを認め会えれば良し、どうしても合わないなら袂を分かつも良し。
自分に言われた一言だけで判断し、想像を広げ、あろうことか漫画にまで自分の判断そのままに書いちゃうって
神経を疑うし、この人社会性低いんじゃないかと思ったものだよ。
西尾との訣別もそうだし。この人、長いこと友達付き合いできないタイプじゃないだろうか。
鋭い直感と敵への攻撃意識の強さが、小林の人気の反面、欠点でもあると思う。

30 ：

>>25
あのコマのインパクトは本当に凄かった。
ゴー宣で衝撃を受けたのは後にも先にもあのコマだけ。
AA化されるだけの事はある。

31 ：

パール真論に登場する中島岳志という学者は、俺と同じ歳だったので
その若さに驚いた。
中島も子供の頃は俺みたく「おぼっちゃまくん」見てたのかな？
ちなみに俺は、あと川田龍平・雨宮処凛・竹田恒泰らと同世代。
こうして見ると俺の世代も大人になったもんだ。
俺自身は大人になりきれてないが。

32 ：

ゴーマニズム宣言スペシャル　発行部数ランキング
1位　戦争論　82万部
2位　戦争論2　48万部
3位　戦争論3　30万部
4位　沖縄論　23万部
5位　天皇論　16万部　（増刷中）
6位　靖国論　15万部
7位　台湾論　14万部
8位　パール真論　12万部
9位　いわゆるA級戦犯　11万部
10位　脱正義論　9万部
11位　よしりん戦記　5万部
12位　差別論　5万部　
13位　平成攘夷論　5万部
14位　「個と公」論　2万部
「戦争論1・2・3の累計発行部数160万部」をヒントに推計してみました。

33 ：

そんなもんか

34 ：

靖国論と攘夷論って薄っぺらかったよなｗ

35 ：

そして次はパR論

36 ：

戦争論のときと天皇論とでは書籍業界の状況自体が違う
金の価値が時代で違うのと同じ
今７万部なら15年前だと30万部ぐらいかな？

37 ：

村上春樹の小説新刊よりはるかに少ない。

38 ：

それはバカの壁とか国家の品格とかと一緒の売れ方だからなあ
売ったもん勝ち

39 ：

パチりんは売れればなんでもいいと思っている
資本原理主義者だが？ｗｗ

40 ：

昔、友人に「新」の11巻と12巻を貸したまま借りパクされてしまい、
そのまま音信不通。
中途半端を嫌う俺は、11〜12巻が欠けたまま13巻以降を買う気
にはなれずにいた。
最近、ブックオフに行ったら、「新」が全巻揃っており、しかも1冊
105円だった。
定価1200円が105円って安すぎる。
もちろん、11巻以降を即買いした俺。
あと、「EXTRA」シリーズと「いわゆるA級戦犯」も各400円で買った。
ブックオフはなんて素晴らしい書店なんだろう。
ごめんよ、よしりん。俺文化破壊に加担しちゃったよ。

41 ：

女性セブンに皇后論書いてたから
ついに女性週刊誌にまで書かなきゃ金に困ってるのかなと思って
出版社見たら小学館だった

42 ：

　　　　〃───、
　　　／ ＿＿＿__）
　 　/ /´ (_　　_)ヽ
　　｜｜-○-○-|
　　｜(6　 　ゝ　　|　／￣￣￣￣￣￣￣￣
　　｜ヽ　　 θ　ノ＜　　本を売るならブッコロス
　 　ヽ｜＼＿／　　＼＿＿＿＿＿＿＿

43 ：

小林よしのりの漫画を単行本で買うなら、通常の連載分よりも
スペシャルの方が面白い。
スペシャルは描き下ろしが多いから、大胆な大コマ使ってのびのびと
豊かな表現が出来るのが持ち味かもしれん。
連載分は1回8ページしかないから、こうしたコマ使いってやりにくい
だろうな。

44 ：

>>39
君は反米(反資本主義)なんだね

45 ：

【＞＞３９　４４】
　中国も「改革解放」やって�ｹ小平の時代から中国に資本主義を入れたが
　資本主義とか共産主義とか、冷戦時代じゃないんですけど、、、２１世紀ですよ！？

46 ：

今になって脱正義論を読むと、国会議員になっている彼が気持ち悪い。

47 ：

日本文化チャンネル桜　桜プロジェクト水曜日ゲストコーナー
【完全版】小林よしのり「天皇論」を語る【H21/7/22】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7721895

48 ：

保有する漫画本は軽く1000冊を超える漫画ヲタの俺が
個人的ブックレビューを書いてみる。
（★5つが満点）
【戦争論】　★★★★★
小林よしのりの今後の作風を決定させる大転換作品。
今まで「戦争イコール悪」だと思い込んでいた俺は目から鱗。
【台湾論】　★★★
今まで台湾の事は全然知らなかったから勉強になった。
【戦争論2】　★★★★★
シリーズ最高傑作、いや小林よしのり作品最高傑作だろう。
南京大虐を捕鯨に、従軍慰安婦をビデオに喩える
ギャグの表現力の高さは、もう天才というほかない。

49 ：

【戦争論3】　★★★★★
発狂する新米保守と余裕に構えるよしりんというギャグが最高。
カッコ良すぎだってｗ
【よしりん戦記】　☆
最初のおぼっちゃまくん以外はほぼ全部再収録。
そこ以外みどころ無し。0点。
小林先生、こういうサギまがいの商売はやめてくれ。
あんたの漫画買う人は、だいたい単行本揃えてるんだからさ。
【沖縄論】　★★★
すごい力作なのは大いに認めるが、もう一度通読する気に
ならないのは何故だろう。
【靖国論】　★
これもほぼ全部再収録。単行本持ってる人は買う価値無し。
【いわゆるＡ級戦犯】　★★★
東條・廣田・重光を主人公としたストーリー漫画仕立て。
こういう歴史上の人物のをもっと読みたいんだが。

50 ：

【目の玉日記】　★★
たいして面白くないだろうと思って読んでみたら、意外と面白い。
ほとんどの絵が、アシスタントじゃなく小林本人が描いてる。（多分）
小林が好きでしょうがない人や、眼科に興味のある人にはお勧め。
この漫画のよしりん、かわいく見える。
【平成攘夷論】　★
だから再収録はキライだって言ってんダロ。
【天皇論】　★★★★★
久々の大傑作。近年小林漫画は難解さを増し売上低迷の反省からか
高校生ぐらでも読める分かりやすい内容になってる。
読むと天皇陛下が好きになってしまう怖さ。

51 ：

>>43
スペシャルの方が引き込まれ易いのはそういう所にもあるだろうな。
連載分は単行本で続けて読むとどうも疲れる。

52 ：

すまんが、頭の悪い俺に誰か教えてくれ。
「戦争論３」で飢餓児童の描写があった。目玉がドロッと落ちて死んじゃうやつ。
すごく衝撃的なシーンだとは思ったが、結局作者は何が言いたいのか
よく分からなかった。
これ以前に「新ゴーマニズム」の本編に同じ様なシーンがあって、これは
「全ての死は無駄死にである」と言った評論家（宮崎哲弥？）に対してのあてつけ
みたいな意図だと思った。
で、「戦争論３」の飢餓児童は何なの？
どういう感想を持てば正解？

53 ：

今、戦争論２の６章を読み終わる寸前なんだけど、宮沢喜一って何にも考えないで、その場
だけ良ければいいやと謝ってしまったのかな、と…
また、左翼はこうして説明されると何がしたいんだかわからない人たちに見えるけど、正直
二人とも自分と似ているところがあると思って愕然とした。
私は運良く正しい思想に恵まれたからカルトにはまってわけのわからない破壊や人に走る
ことはなかったけど、もともとあるものを素直に受け入れるタイプじゃないし、一歩間違えればなってたと思う。
宮沢や左翼の人たちって無気力か、親兄弟が嫌いな人が多いんじゃないか？自分がそうだったから思うんだが…
国家破壊願望のある人は自分の心の中を見直してみると良いと思う。

54 ：

最近宮澤の娘がいろんなテレビに実業家然として出てるが、
はっきり言ってうぜえ女の典型。
まあそういうことです。

55 ：

サピオ最新号に「戦争論1・2・3」が増刷って書いてあった。
こんなに昔の作品が増刷って、根強い人気だな。
ちなみに戦争論はかなりの高確率でブックオフに置いてあり
300円ぐらいで売っているという事実は口に出すまい。

56 ：

BOOKOFFに大量にあるっていうのは
良くも悪くもムーブメントになったってことだから
別に良いんじゃね？

57 ：

天皇論はまじで傑作だった
こういう作品を待っていた

58 ：

今年、わしズムの最終号が刊行され、わしズム収録分の単行本化が
始まった。
「日本を貶めた10人の売国政治家」は大ヒット。
「世論という悪夢」も好調か？
しかし、「EXTRA」の新刊はまだか？
「パトリなきナショナリズム」の発売はもう2年も前だ。
単行本収録分はもう増えたり変化のないものなんだから、
何も読者をじらす必要もなかろうに。
一体、何を待っているのだろう？？

59 ：

あまりにもネット住民？を敵視しすぎると思う。
自分からどんどん偏狭なクソ偏コツな人間になって言っていると感じる。

60 ：

>>59
小林はネット住民が嫌いなんじゃない。ネットが嫌いなんじゃない。
立場を明かさずに無責任な発言する奴が嫌いなんだ。
あとネットを軽視するのも仕方ない。
結局、ネットで熱心に情報収集しているのは所詮いまだに少数派だ。
今年近辺の、ネットの状況と、マスコミのやり口と、政治情勢と、世論の傾向を照らし合わせてみて、それがよくわかった。
ネットはまだまだメディアとしては狭い世界だ。

61 ：

＞立場を明かさずに無責任な発言する奴が嫌いなんだ。×
＞自分を批判する奴が嫌いなんだ。○

62 ：

>>61
自己紹介ご苦労様です

63 ：

ネットを敵視するあまりに、情報弱者になってきつつあるよ。
よしのりは。
NHKに対するデモが起きてるのも知らなかったってね。

64 ：

「〜論」はほとんど毎年恒例になってるな。
来年は何だろう？
「天皇論2」か？
それとも古寺記シリーズを再編集した「仏教論」とか？

65 ：

天皇論が傑作だったから次の作品は難しいな

66 ：

「いわゆるA級戦犯２」を出してほしい。
東條・廣田・重光の３人だけじゃ物足りない！
まだまだ描けるネタあるんじゃないかな。

67 ：

俺は最近読んだが、この板の住人的には、「パール真論」の評価は？
「天皇論」は割と簡単だったが、パールはかなり難しくハイレベルな
内容に驚かされた。
なんと言うか、硬派。半端なく。

68 ：

2001年のニューヨーク同時多発テロ事件があったおかげで
「戦争論2」はすごく良く売れたらしい。
不謹慎かもしれんが、新しい天皇が即位したタイミングで
「天皇論2」が出たらけっこう売れるだろうな。

69 ：

そうなの？1に比べて失速が早かったような気がするが。
後、この板でアンチを大量生産したのも戦争論2だったっけ。
まあ後々のブッシュの醜態を見る限り方向性は正しかったんだと思うが

70 ：

方向性としてでなく、アンチテーゼの需要に応えたのだと思うが。

71 ：

戦争論３部作が今夏また増刷したらしいが、うちの近所の書店には
無かったよ。

72 ：

沖縄論が一番の駄作かな
ありゃ朝鮮に対する柳宗悦の視点となんら変わらん
差別論と脱正義論は森達也の定義するところの「ドキュメンタリー」として大傑作
どちらかというと川田龍平を支持してるほうなんだが、あの「知ってますよ」はやっぱり笑える

73 ：

サピオ最新号を読んで、次のスペシャルは、「アイヌ論」だと
予感した。
だがアイヌに興味のある人など皆無なので、まったく売れないだろう。
俺は札幌市民だが、日常でアイヌが話題になる事なんて無い。
アイヌの人なんて見た事もないし。

74 ：

人権論2でも出せばいいのに

75 ：

>>74
いきなり2か

76 ：

>>73
アイヌ論はなー。沖縄論以上に範囲がせばまるし
大多数の興味を引けないだろうから出すとはあんまり思えん。
それなら北方領土の話とアイヌの話を一緒に詰めこんで『北海道論』にした方が
商売としては正しいような気がする。

77 ：

思想抜きの「漫画論」を出すかもしれん。
小林よしのりの熱心なファンなら知っていると思うが、
「挑戦的平和論下巻」の巻末に時浦・みなちゃんとの
対談「マンガ論」が収録されている。
これをベースに漫画化し、なおかつ「小林本人の漫画家
デビューのいきさつ」「漫画の描き方」「連載の苦難」「出版社と
編集者との関係」「漫画経営の実態」などの内容があると面白いかも。

78 ：

>「出版社と編集者との関係」「漫画経営の実態」
そこに焦点しぼった蟹工船チックな漫画論なら面白いかも。
漫奴隷の話はかなり面白かった

79 ：

10月に発売される「NEO 2巻」には、北海道シリーズは
収録されるのか？が注目点だ。
もし、収録されていなければ、北海道だけを別にした
スペシャル本刊行を計画中と予測ができよう。
「北海道論」！実現してほしい！

80 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ｨｲ从ﾊ小ﾍ从k
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しﾍ{　　　 { ィ屮┴'┴迅 !　jﾄ′＜ゴーマニズム宣言ＳＰＥＣＩＡＬ　ホモ論
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81 ：

北海道論ねえ…。
文化的特異性が沖縄に比べて小さいからあまり面白い物にはならないだろうな。
沖縄は米軍基地の問題があったからSPECIALにするだけの価値があったんだろうし。

82 ：

軍板の連中ってこんな奴ばっかりなのか
329:名無し三等兵 2009/09/04(金) 01:40:23 ID:/5yrNw9w
>>1
小林よしのり先生の漫画にウソだと書いてあったからそんなものは捏造だと言ってあげましょう。
もちろんゴー宣を見せびらかしながら授業中に大声で言うんです。
たぶんクラスメイトも先生もひきった顔であなたを見てくるでしょうが、それは彼らが売国奴で左翼の証拠だから、さらに大声でゴー宣の内容を読み上げましょう。
これでみんなの左翼洗脳は解けます。それでも正気に戻らない場合はあなたがをおろして一物をしごきたてながら「大日本帝国万歳」と叫んであげてください
これで明日からあなたは学校中から一目おかれる存在になれます。
さああなたもレッツ愛国！

83 ：

北海道・アイヌシリーズはNEOの2巻に収録された。
という事は、「北海道論」は発刊は無い。
毎年夏にスペシャル本を出している小林よしのりだが、
来年の方向性が俺にはついに見えなくなった。
それより、「夫婦の絆」「卑怯者の島」を完結して
単行本化してくれよ…

84 ：

俺は、ゴーマニズム宣言は単行本のみで読む派で、ＳＡＰＩＯは
極力読まないようにしている。
ＳＡＰＩＯで読んじゃうと、あとでまとめて単行本で読む楽しみが
半減してしまうからだ。
「パール真論」は完成度が非常に高く読み応えがあり面白かったが、
連載中は読者は「またパールかよ！」って思ってたんじゃないかと推測する。

85 ：

日本はアメリカの犬、アメリカ依存症

86 ：

>>84
当たり。古事記の時も沖縄論の時もそうだったよ。
いいから時事ネタの方を書けの大合唱。
古事記に関しては、今週のSAPIOで李登輝氏との対談中
政治の事を書かなくても良いようになったらまた描きたいと言っていたが
まあ永遠に来ないだろうな。

87 ：

>>32
「沖縄論」意外と売れてるんだなあ
宮台真司との対談で「沖縄論は予想外に売れなかったから続編（沖縄戦論）見送った」って言って
途中まで描いた分は「パトリ無きナショナリズム」に収録したって言ってたのに
そこそこ売れてるし、なんか別の理由があったのかね？
沖縄は左翼大国だから、バスガイドにも取材拒否されて困ったとか言ってたけどw

88 ：

>>87
いや、>>32のランキングは一個人の推計だから、あんまり信用しないで。

小林よしのりの発言から推測すると、「沖縄論は沖縄ではベストセラーになったが
本土ではあまり売れなかった」と言ってるから、20万部も行ってないと思う。

「A級戦犯」は「発売後すごい勢いで売れに売れている」と言ってたからもっと上だろう。

「靖国論」も今でも増刷してるらしいから、これももっと上。
でも「靖国論」は、全部再収録の使いまわしだから、個人的にはキライ。

89 ：

沖縄論はそもそも意気込みが違ったからなあ。
発売前の宣伝では戦争論ばりのムーブメントを本土に起こしてやる！
と言わんばかりの勢いだった。とにかく燃えてた。
それが片手間にちょいちょいと作った靖国論の方が（コスパ的に）好調では
テンションもだだ下がりになるわな。

90 ：

次は南出喜久治の新憲法無効論でスペシャルやって欲しい
戦後の歪みはすべて日本国憲法と言う名の占領統治法にあるとゴーマンかましてくれたらうれしい

91 ：

>>89
沖縄論では「わしは反戦地主に共感する！」はどうかと思ったけど、
本土の日本人は沖縄をもっと知るべきだと訴えたのは良かった。
「卑怯者の島」は完結させるのかしないのかはっきりさせてほしい。

92 ：

従軍慰安婦論を出してほしいな。新ゴー宣の3、4巻で充分じゃないかって声も多いだろうけど。
あれから10年たったけど全く解決してないし、政治情勢も変化してるし、ひとつ改めて一冊にまとめてほしい。

93 ：

WILLの「本家ゴーマニズム宣言」に、「2月末にゴー宣スペシャルを
出す。内容はまだ明かせない」と書いてあった。
どんな内容だろう？
全部描き下ろしだから、「天皇2」じゃなさそうだ。
2月が楽しみだ！

94 ：

今の小林の｢敵｣は何か考えたら、大体予想はつく。
何故内容を明かせないのか?
前もって公表すれば宣伝になるのに何故?
最近、主張が違うのでここではその話題はしないと言ったなあ。
もう大体分かるだろ。
壮大な自爆にならなきゃいいがな。

95 ：

>>94
分かった！
「女帝論スペシャル」か。
ここで敵役となるのが、桜の水島社長と旧皇族の竹田恒泰って
わけか。
違うかな？

96 ：

「インターネットに巣食う無責任な輩を撃つ！」論とかだったりしてね。
今の時代それをしたら世論そのものの否定だけどね。

97 ：

俺はそもそも作品の出版や弁士としてのテレビ出演が出来る人間と
市井の一般人を同列にして「お前らは卑怯だ！わしは公の為に人生を懸けている！」
とか言うのが詭弁だと思うけどね。
当人の社会的地位、影響力を度外視しての主張。
それに市井の一般人だって、論壇ではない別の場でそれぞれ皆人生懸けている。

98 ：

>>77
秋田書店に「お前らチャンピオンの部数水増ししてんだろ！」って怒鳴った人の話は
詳しく乗るんですかねｗ

99 ：

2月発売予定のゴーマニズムスペシャルがもし
「女帝論」だったら、「パール真論」ぐらいのものすごい
専門的で難解な内容になりそうだ。
「女帝論」で売れるかな？
世間一般は天皇・皇室にはそこそこ興味はあるかもしれんが
皇位継承問題まで突っ込むと、ちょっと引くかもな。
（俺は買うが）

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