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2012年4月ニュー速VIP148: 魔王「魔王軍再興をしないか?」勇者「なにそれこわい」 (663) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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ちょwwwこの男の娘達www可愛過ぎワロタwwwwwwwwwww (174)

魔王「魔王軍再興をしないか?」勇者「なにそれこわい」


1 :12/05/04 〜 最終レス :12/05/06

魔王「どこかの誰かが魔王軍を壊滅させちゃったからね」
魔王「今の我が軍は猫の手でも借りたいところなんだよ」
勇者「あのな 1つ聞きたいことがあるんだが」
魔王「どうぞ なんでも聞いてくれたまへ」
勇者「おまえ誰だよ」ジロッ
魔王「ふむ これは深く捉えていい質問なのだろうか?」フム
勇者「深く……いや意味がわからないからな」
魔王「魔王の城にいて魔王の玉座に座っている 賊でなければ魔王しかいないだろう」
勇者「いやだってな 魔王は俺たちが10年前に倒したはずだろ」
魔王「」

2 :

魔王「思考を放棄するのは愚者のすることだ 少しは頭を使って考えてみないか」
勇者「……魔王の娘とか?」
魔王「確か先代魔王は高齢で子がいなかったはずだけど」
勇者「だったら誰だよ」
魔王「新たにこの世界の征服を任された魔王だよ よろしく」
勇者「勇者相手にここまで気さくに接する魔王も初めて見た」
魔王「ところでその勇者様は魔王城になんの用だい?」
魔王「ぶっちゃけ君たちと先代魔王の戦いから10年 整備もしてなかったから城としての機能すらないんだけど」
勇者「人間の……人間を滅ぼす軍隊を作りに来た」
魔王「勇者が? 正気かな?」
勇者「……」
魔王「まあ理由なんて聞かないさ 右目が抉られたりしてるのを見ればなんとなく察しはつくさ」
勇者「それでどうなんだ?」

3 :
勇者がのっけから勇者的じゃねえwww

4 :
こういうのもういいから

5 :

魔王「ふむ 丁度よかったのかもしれないね」
勇者「どういうことだよ」
魔王「さっきも言ったけど 君たちが倒した魔王とボクはなんの血縁関係もない」
魔王「同じ魔王っていう種族という共通点があるだけだ」
勇者「それも怪しいがな」
魔王「それだよ!! どうもボクは魔王の中でも最低クラスに戦闘能力がなくてね」
魔王「そんな奴を魔族のみんなは魔王として認めてくれるのかってことだよ」
勇者「なるほど 確かに先代魔王はアホほど強かったしな」
魔王「どうしても人は古いものと新しいものを比べたがる」
魔王「そんな時に先代より遥かに弱いボクに付き従ってくれる人がいるかどうか?」
勇者「ないな」
魔王「だろ?」

6 :

魔王「だから君にボクの神輿をやってもらいたいんだ」
勇者「俺にお前の武力になれと?」
魔王「そうだよ 生憎ボクは特に地上侵略には興味がなくてね」
魔王「所詮こんなのは研究の一環程度にしか思ってない」
勇者「つまり侵略に関しては俺に一任していいと?」
魔王「うん それもまた魔王軍が再興したらの話だけど」
勇者「それで 今のところ魔王軍兵士は俺1人か?」
魔王「そう 2人だけの魔王軍だ」スッ
勇者「同盟関係の握手か 悪くない」ギュッ
魔王「契約成立だ」

7 :
!attack Yamato@news4vip

8 :

魔王「最初にまず 近場の部族に挨拶にでも行こうか?」
勇者「挨拶に行く? 挨拶に来るじゃなくて?」
魔王「魔王復活のお触れが魔界全土に出て1年 誰一人挨拶に来ないんだけど」
勇者「先代魔王への忠誠心か? あのお方以外の魔王は考えられませんって」
魔王「そんなのは少数さ 本音は10年経って舐めてるからだろ 魔王って生き物を」
勇者「おまえ……そんなこと言えるぐらい強いの?」
魔王「それは言わないでくれ」
勇者「まあそこんところの対応でも魔王としての格が出るんじゃねーの?」
魔王「言っておくが ボクにカリスマなんてものがあると思わないでくれよ」キリッ
勇者「そりゃあ白衣纏ってる奴が魔王なんて魔族連中も信じたくないだろ」

9 :
Attack vip@news4vip ---> Success. (-920)

10 :
おもしろい
Attack vip@news4vip ---> Success. (-436)

11 :
Attack Yamato@news4vip ---> Missed.

12 :
支援

13 :

勇者「それで 俺たちはどこに向かっているんだ?」
魔王「いや君もそのままじゃいけないだろうと思ってね」
勇者「このままって……装備は特に問題ないが」
魔王「本気で言ってるのかい? 勇者とその仲間といえば人間の間では有名でも魔族の間では怨敵だよ」ヤレヤレ
魔王「少なくとも今人間を見ただけでも部族全員で山狩り始める勢いだからね」
勇者「」
魔王「とはいっても 先代魔王の遺体から立ち昇る瘴気のお陰で人間は未だに攻めて来られないんだけど」
勇者「というより この瘴気なんとかならないのか? 俺は勇者だから大丈夫だが」
魔王「それだけ先代魔王の魔力と呪いが強大だったってことさ」
魔王「並みの人間なんて瘴気を触っただけで高熱に冒されるからね」

14 :
Attack vip@news4vip ---> Success. (-163)

15 :

勇者「おい魔王」
魔王「なんだい勇者?」
勇者「この禍々しい装備はなんだ?」
魔王「先代魔王が若いころに装備してた武具だよ」
魔王「年を召してからは呪文中心の戦い方に変えたから埃が被ってるけど」
勇者「これを俺にどうしろと?」
魔王「装備するしかないだろう?」
勇者「断る!!」
魔王「どうしてだい 魔王が装備していた由緒あるものだよ」
勇者「それ呪われてるだろ!? 装備したら死ぬわ!!」
魔王「気持ちはわかるけどね 君は今の自分の立場がわかってるのかな」
勇者「……?」

16 :
魔王がCV:QBになり始めた件

17 :
>>16
ねーよ

18 :

魔王「例えばただのフルアーマープレートを装備して魔族の前に出たとしよう」
魔王「幾ら顔が身体が見えなくても魔族は臭いで気配で君を人間だとわかるだろう」
勇者「それはわかったんだが……いやこれからの展開もなんとなくわかるが」
魔王「これだけ瘴気全開の装備をしていれば流石にバレないだろう」
勇者「…………」
魔王「言っておくけど装備しないという選択肢はないよ まあ他に案があるなら聞くけど」
勇者「着るよ 着ればいいんだ――重い!?」ガチャガチャ
魔王「魔王の槌 叩けばまず相手を即死させる威力があるけど 重すぎて扱いづらいと」
勇者「それを初めに言ってくれ……」プルプル

19 :
はよ

20 :

勇者「とりあえず装備したぞ……」プルプル
魔王「”魔王の鎧” 防御力は最強クラスだけどその分重い 素早さが0になるぐらい」
勇者「わかってるよ 歩けないもんな」プルプル
魔王「”魔王の兜” こっちも防御は最強クラスだけど代わりに理性を持っていかれる」
勇者「頭痛が酷いからな マジで辛いわ」ガンガン
魔王「”魔王の盾” こっちも防御はあるんだけど 代わりに相手から受ける呪文効果が2倍になる」
勇者「俺は最初の村に行くまでに死ぬんじゃないだろうかと思うんだが?」プルプル
魔王「大丈夫だって! 一応一度は世界を救ったんだろう?」
勇者「そうだな 全く根拠がねーわ」
魔王「とりあえず行こうか」スタスタ
勇者「頼むからもう少しゆっくり……歩けと……」プルプル

21 :
カレーは?

22 :
数字の上だけでは強いカス装備じゃねえかwww

23 :

魔王「最初に行くのは狼人族の村だ」
勇者「老人族?」
魔王「狼の魔族だよ 満月に凶暴になる上に中々に速い」
勇者「どうしてそこが一番最初なんだ?」
魔王「魔族の中で先代魔王が一番信を寄せてた魔族だからさ」
魔王「なんでも昔の戦いで魔王を救ったらしくてね 魔王城の直ぐ傍に村がある」
勇者「だけどさっきも言ったが 先代魔王に信を置いていたなら説得は困難じゃないか?」
魔王「どうして一番信を置いてた彼らの集落が街じゃなくて村なんだと思う?」
勇者「……あぁ思い出した 俺たちが滅ぼしたんだったな」
魔王「心優しい勇者様たちは反撃してきた村の男だけを殺して女子供には一切手を出さなかったとか」
魔王「勇者様! 私たち狼人族は勇者様を歓迎致します……なんてなったら楽なんだけどねえ」
勇者「」

24 :

魔王「働き手のいなくなった街 そして魔王という加護がいなくなってかなりの差別を受けたらしいよ」
勇者「確かに強さだけなら竜族だとかそっちの方が強いからな」
魔王「だから人間に対する恨み辛みは他の部族よりも高いだろうね」
魔王「まあ他の魔族もかなり殺されてるから 他の種族だって大なり小なり人を恨んでるだろうけど」
勇者「耳が痛くなる話だな」
魔王「ちなみに君が勇者だとバレた場合 連鎖でボクまで消されることになるから」
勇者「まず名前が勇者って時点で問題があるんじゃないのか?」
魔王「……君は馬鹿なのか鋭い馬鹿なのかわからないな」
勇者「まずは馬鹿を止めろぶん殴るぞ」
魔王「とりあえずこれからは黒騎士でいこう 黒いし」
勇者「確かに黒いな 重いし」

25 :

魔王「とりあえず今日はここで休もうか」
黒騎士「疲れた……このままだと死ぬわ……」ハァハァ
魔王「ところで聞きたいことがあったんだけど」
黒騎士「なんだよ……」
魔王「10年前に魔王を倒した時のパーティって9人いたんだろ」
黒騎士「俺に戦士に侍に魔法使い 僧侶に商人に盗賊に賢者 それと俺の弟の魔剣士だ」
魔王「今は全員が別の国でそれなりの地位についてると」
黒騎士「なにが言いたいんだ」ギロッ
魔王「いや 君1人だけなんとも残念な人生を送ってるなと」
黒騎士「放っとけ」

26 :

黒騎士「おまえはなんでここに着たんだよ」
魔王「ふむ 一重にいえば研究だ」
黒騎士「研究?」
魔王「魔族や魔物 それに人間のね」
黒騎士「どういうことだ?」
魔王「魔族と人間はかなり近い姿形をしている」
魔王「なのに種族としては天と地とも違う」
黒騎士「その解明がしたいと?」
魔王「ボクは探求の魔王だからね 知らないことが許せないのさ」
黒騎士「興味ないな……」
魔王「奇遇だね ボクも復讐なんてものには微塵も興味がもてないよ」
黒騎士「へいへい」

27 :
おもしろい

28 :

魔王「君は横になって寝ないのかい?」
黒騎士「こんなクソ重い鎧着て横になったら立てないからな」
魔王「そうか じゃあボクは寝るから後は頼むよ」ヌクヌク
黒騎士「おい 見張りの交代とかは……こいつマジで寝やがった」ピクピク
黒騎士「……見張りはこの十年で慣れてるからいいか」ガチャ
魔王「」zzzzz
黒騎士「そういえば 誰かと一緒に旅をするのは十年振りか」
黒騎士「」zzzzz

29 :

???「なぜだ! 何故僕にこんな仕打ちをするんだ!?」
???「…………」
???「僕たちはたった2人の兄弟だろう!?」
???「……」
???「答えろ勇者ァッ!!」
勇者「…………」
魔王「いたっ!?」ガンッ
黒騎士「なんで俺の起き抜けにお前は悶絶してるんだ」
魔王「いやなに 君がうなされているのを観察していたのだが 寝起きに君の兜がボクの頭に当たってね」
魔王「全く 人がうなされている姿を観察出来るなんてそう滅多にないことなんだが」ヤレヤレ
黒騎士「とりあえずぶん殴っていいか?」

30 :
ハァッ!

31 :

狼人村
狼主「おぉっ! 魔王様!! 良く着てくれました!!」ヘコヘコ
魔王「ほら見てみろ」ドヤッ
黒騎士「なんでドヤ顔してんだ近づくなくたばれ」
魔王「狼人族の長は一目で魔王のことがわかったらしい」
黒騎士「嬉しいんなら嬉しいって素直に言えよ」
狼主「さあさあ 鎧と武器はこちらで預からせてもらいますから」
魔王「」
狼主「いやあ その溢れ出す瘴気 素晴らしい武具 流石です」
魔王「」
黒騎士「プッ……クスクス……」
魔王「笑わないでくれ 流石に凹みそうだ」ハァ

32 :
誤爆。

33 :
これは期待

34 :
知能が低くて建造できませんでした。(shikoshiko)

35 :

狼主「すいませんでした!!」ドゲザァ
魔王「いや構わないよ 自分に魔王のオーラがないのは自覚してるから」
狼主「なんと侘びを入れたらいいのか……」
黒騎士「ところでお前がここの長だとして 少し若すぎないか?」
狼主「村の主要な大人はみんな勇者たちに殺されたので……」
黒騎士「」
魔王「それとも関係あるんだけど ボクたちはその人間たちを滅ぼそうとしていてね 手伝って欲しいんだけど」
狼主「いえ そうしたいのは山々なんですけど 俺たちも人が少なくて……」
黒騎士(駄目だな 典型的な強い者に従うタイプじゃねえか)
魔王「いやいやそれはわかっているんだけどね」
狼主「それに竜族の連中が大人しく従うとは……」
黒騎士「つまり俺たちが強ければ問題ないんだろ」
狼主「えっとそれは……」
黒騎士「お前も戦士なら戦ってみればいいだろ」
狼主「」

36 :
見てるよ

37 :
>>34だれかたおさなきゃ
Attack vip@news4vip ---> Success. (-416)

38 :
面白い

39 :

狼子供「あれがまおうさまー?」
狼母「あれは魔王の側近さんよ」
魔王「ふむ 敵は中々に手強そうだね」
黒騎士「確かに 平和ボケしたとはいえ それなりに鍛えているみたいだな」
魔王「勝てるのかな?」
黒騎士「俺を誰だと思ってるよ」
魔王「君が武名を轟かせたのは十年前だろ 衰えてるんじゃないのかな?」
黒騎士「この十年 各地に残ってた魔物退治をして周ってたんだ むしろ今が全盛期だぞ」ガチャガチャ
狼主「」ゴクリ
黒騎士「いくぞ! 俺は手加減なんてやり方も知らんからな!!」ガチャガチャ
狼主「……えっと」
黒騎士「重くてマトモに動かん」ググッ
魔王「だろうと思ったよ」ハァ

40 :
魔王のくさそうだな

41 :
>>37
とりあえずリスト置いときますね
current ships(3) news4vip軍
# Yazawahage 13083
# kantoku 19996
# ayakoshine 13766


42 :
支援

43 :

狼主「ハッハハハハハハ!! どうされたのかな側近の方!!」キンッキンッ
黒騎士「うるせぇよ」ガキンッ
狼少年「押してるぞ村長ー!!」ワイノワイノ
黒騎士(俺が遅いのもあるが 狼主が速すぎて攻撃が避けられん)
狼主(逃げないのはいいが なんて硬さだあの鎧 全然攻撃が通らん)
魔王「千日手 黒騎士は攻撃出来ないし狼主の攻撃は通らない どうするんだか」
狼主「そろそろ攻撃したらどうです?」ヤレヤレ
黒騎士「うっさい……」
狼主「このままだと魔王様の格を……」
黒騎士「うるさいって言ってんだろうが!!」ブォン
ドゴォオオオオオオオオ!!
狼主「」ポカーン
狼少年「」ポカーン
魔王「やれやれ」

44 :

黒騎士「フーフーッ」
狼少年「なんて威力だよ 一撃で大地が割れたぞ」
狼父「あれが魔王様の側近の力……」
狼主「確かに当たれば強力だが当たらなければいいんだろう!! 火炎中級呪文!!」ボゥッ
黒騎士「いってーーーーっ!?」
魔王「へぇ 魔法もそれなりに使えるのか しかも黒騎士は呪文2倍だしね」
狼主「魔法は効くんですか それならもう一発!!」ボゥッ
黒騎士「動け俺の体!!」バッ
狼主「なっ!? あの体で避けるのか!?」
黒騎士「よし! これな――あっつーーーーーいっ!?」ゴンッ
黒騎士「なんで!? 避けたのに魔法が俺の方に曲がったぞ!?」
魔王「ちなみにその盾 魔法を磁力のように引き付ける性質があるからね」
黒騎士「それを先に言えよ!!」

45 :
学者魔王とな

46 :
ハンマーみたいな質量で攻撃する武器って両手装備じゃない?

47 :

狼主「これで私の魔力が切れるかあなたが耐えるかの戦いですなぁ」ニヤニヤ
黒騎士「うっせー 今すぐこれを叩き込んでやるから待ってろ」
黒騎士(とはいったもののどうすれば……いや待てよ)
狼主「それではこれで……」
黒騎士「守備力増強呪文!!」パァァ
狼主「まさかあなたも魔法……をどうして私にかけているんですか?」
黒騎士「おい魔王 この盾は魔力を引き寄せるんだよな」
魔王「まあね」
黒騎士「ってことはだ 補助呪文をかけた相手を引っ張ることも……」
魔王「理論上は可能さ そんな使い方普通はしないけどね」
狼主「どうして私が引っ張られて……!?」ズルズル
黒騎士「まああれだ 守備力上げたんだから多分死なんだろ」ブォン
狼主「やめてください!! 調子に乗った私が悪かったです!! だからおね――」
黒騎士「はい終わり」ブンッ

48 :

狼主「」ビクビク
黒騎士「さて 一応お前も魔王軍の兵士候補だ それをみすみす殺してしまうのは勿体無い」
黒騎士「言ってることはわかるな?」ギロッ
狼主「」コクッコクッ
黒騎士「これからお前たちが誠心誠意働けば魔王様は数々の無礼をお許しになると言っておられる」
狼主「本当にすいませんでした!! これからは魔王様のために粉骨砕身の気持ちで働かせてもらいます!!」ドゲザァ
黒騎士「これでよしと……」
魔王「なるほど そういうことなんだね 中々やるじゃないか」ポンポン
黒騎士「バカッ! お前の手柄にしてるんだから余計なこと喋るな!!」

49 :
ssとしてつまらないと言ってるわけ。延びてると思って読んだらこれ。小学生でも書ける。当たり前だよねヤマなしオチなしだもん。
五年くらい前に俺はブーン系で天下取ったから言えるんだがなんかもうお前らvipper当てにならんわ…

50 :
はよつづき

51 :

翌日
魔王「それでは我々はそろそろ旅立たせてもらいましょう」
狼主「もう少しゆっくりなさっては……」
魔王「これでもボクたちは忙しい身でね」チラリ
魔王「だがしかし! 狼人族が味方につけて一騎当千 これほどの宝はないんですよ」チラチラ
狼主「魔王様……」
魔王「それではさらばだ! さあ行こうじゃないか黒騎士くん!!」
黒騎士「はいはい」ガチャガチャ
魔王「いやあ! 本当に君が作ってくれたカンペがないとどうなっていたか……」イヤハヤ
黒騎士「なんにせよボロが出る前に出られてよかった」
魔王「とっとと先に進んで夜営でもしようじゃないか」ハッハッハッ
黒騎士「……はぁ」

52 :
魔王「すぅすぅ……」zzzzz
黒騎士「10……いや15ってとこか」ザッ
黒騎士「隠れてないで出て来いよ いるのはわかってんだからよ」
狼娘「魔王とその配下 命を貰いに来たよ」
狼人1「観念するんだな」
黒騎士「全く 決闘して負けたのになにが不満なんだよ」
狼人2「俺たちは平和に暮らしてきたんだ!!」
狼人3「それを潰そうとしてる奴を許せるわけないだろ!!」
黒騎士「一応 俺たちは魔王とその御一行なんだが」
狼娘「幾ら魔王たってこの人数相手には勝てないだろ」
黒騎士「そうか お前らあの戦争を体験してなかったわけか そうかそうか」
黒騎士「じゃあ今からお前たちに魔王の……そして勇者たちがどれだけ恐ろしかったのか教えてやるよ」
狼娘「」ゴクリ
魔王「すぅ……すぅ……」zzzzzz
黒騎士「その前にお前は起きろ」ゲシッ
魔王「なんだ!? 敵襲か!?」ガバッ

53 :

黒騎士「その通りだよ わかったらとっとと起きろ」
魔王「やれやれいつの間に囲まれたんだい」ヤレヤレ
黒騎士「お前が寝てる間にだよ」ハァ
魔王「ふむ なにか策はあるかな? ボクが逃げ出すための」
黒騎士「偉い人が言ってたぞ 考えない奴は愚者だってな」
魔王「君ねぇ 私はこれでも女だぞ」
黒騎士「俺は男の前で腹出しながら寝る生物を女とは認めないんだよ」
魔王「私がまだ漏らしてないと思ってるのかな?」ピチョピチョ
黒騎士「いいか! 絶対に隠せよ!! 漏らし魔王なんて権威も糞もないからな!!」
魔王「糞と漏らしをかけたわけか……そんなギャグを言って君は今の状況が――」
黒騎士「お前はもう喋るな!!」
狼娘「なにをごちゃごちゃと……いくぞ!!」バッ

54 :
な ぜ お ん な に し た

55 :
勇者と魔王の性別は逆だという鉄の掟があるからだよ

56 :
支援物質

57 :

黒騎士「……チッ 守備力増強呪文!!」バッ
狼人1「当たるかよ!!」サッ
狼娘「お前たち! 絶対に動きを止めるんじゃないよ!!」バッ
黒騎士(絶えず動き続けてこっちの魔法を避ける その間に魔法で攻撃 こうも俺の攻撃に対して対策を立てるとは)
狼人2「もう勇者魔王の時代は終わったんだよ!!」アハハッ
黒騎士(俺が鎧を脱いで全員に口封じをするまで1分ってところか……)ググッ
ボゥンッ!!
狼娘「なんだこれは!?」バッ
狼人3「煙幕だ!?」
黒騎士「一体誰が……」
???「こちらです 早く!!」
魔王「とりあえず逃げようじゃないか」
黒騎士「了解」ダッ

58 :
支援

59 :

魔王「いやはや とにかく助かったよありがとう」ハァハァ
???「いえ 私の使命は魔王様を守ることなので」
魔王「ところで君は……」
メイド「メイドと申します 先代魔王様の側近をしておりました」
魔王「メイド……ふむありがとう」
黒騎士(そういえばいたな そんな奴)
メイド「今回は魔王様の軍勢に加えて頂きたくここに来たものですが」
魔王「それで助けてくれたのか ウチも人手不足だから助かるよ」
黒騎士「とりあえず狼人族の連中だが……」
メイド「なにあなたが仕切ろうとしてるんですか黙ってください」
黒騎士「」
メイド「魔王様 これからどうされますか?」
魔王「とりあえず村に戻ってみようか なにか手違いがあったのかもしれないし」

60 :
ちょっとカレー行ってきます

61 :
>>60
乙カレー
未来で待ってる

62 :
保守

63 :
カレーたべたい乙
ほしゅはまかせろ

64 :
支援

65 :


66 :

メイド『魔王様は素晴らしいお方です あのお方こそ世界の覇者に相応しい……』
メイド『それを邪魔するあなた達は即ち悪!! それがわからないのですか!?』
勇者『うわぁ……』
黒騎士「(昔も魔王に心酔してるっていうか狂信的だったが)」チラリ
メイド「魔王様 大丈夫ですか疲れてないですかお水は必要ですか?」
魔王「いやこれぐらいの距離ならなんとか疲れないけどね」
メイド「そこの木偶 突っ立ってるだけなら魔王様を背負って歩きなさい」
黒騎士「誰が木偶だ 身長−になるまで叩きつけるぞ おい」ガチャ
メイド「やれるものなら」ガチャ
魔王「はいはい 早く行こうよ」
メイド「はいっ! 魔王様!!」ダッ
黒騎士(怪しいなぁ)

67 :
おかえりいいいい

68 :
狼主「たいっっっっっへん! もうしわけありませんでしたーーー!!」ドゲザァッ
魔王「つまり今回のことは彼女が勝手に暴走した結果だと?」
狼主「私もつい先ほど知ったばかりでして……お前も頭を下げろ!!」グイッ
狼娘「……チッ」ドゲザ
魔王「ふむ しかし今回の件に関しては罰が必要だね」
狼主「罰……ですか?」チラリ
魔王「その通り とりあえずメイドはどれぐらいが妥当だと思う?」
メイド「首謀者及び関係者は死刑が妥当かと」
狼主「そんな!?」
メイド「反論は許しません 魔王様暗殺は重罪です」
黒騎士「おいおい待てよ ちょっとそれは……」
メイド「うるさい木偶 あなたは木偶らしく立っていればいいんです」ギロッ
黒騎士「魔王 メイドに聞いたってことは俺も発言していいんだな」
魔王「構わないよ 皆が納得する案を出してね」
黒騎士「まずはメイド! お前の刑はかなり軽すぎる!!」
メイド「……はい?」

69 :

黒騎士「なぜ狼主が共謀者だと考えない 狼主が共謀者で主犯かもしれないだろ」
メイド「まあ確かに……」フム
狼主「いえ! 私は決してそのようなことは……」
黒騎士「よって一族郎党処刑が妥当だと思うんだが」
狼娘「待てよ! アタシが悪いんだからこいつらは――ぐぺっ!?」
黒騎士「調子に乗るなよ小娘 自分は殺そうとして自分が殺されるのが許さないとかどこの餓鬼だ」
狼娘「ぐぅ……」ググッ
黒騎士「魔王 俺に全部任せろよ こんな糞村滅ぼすのに1日もかからんぞ」ジッ
魔王「……黒騎士くん 少しそれは重過ぎる」
黒騎士「そうか? 俺はこれぐらいが普通だと思うが」
狼主「なんでもします! 生涯忠誠を誓うので何卒!!」ドゲザァッ
黒騎士「仕方ないなぁ じゃあこの小娘を奴隷として俺たちの旅に連れて行く」
魔王「それはいいね! 丁度労働力が欲しかったところだし!!」パンッ
狼主「ありがとうございます!!」
狼娘「ちょっと! アタシは……」

70 :
ハーレム作りか

71 :

狼娘「狼娘 狼人族長の娘だ」
魔王「はいよろしく じゃあ着いてきてね」
メイド「魔王様待ってくださーい!!」タタッ
狼娘「眼中になしかよ」チッ
黒騎士「ほれ こいつを持て」ポイッ
狼娘「なんだこれ!?」ググッ
黒騎士「俺の武器だ 眼中に入れて欲しかったらしっかりついて来いよ」ヒラヒラ
狼娘「絶対にぎゃふんって言わせてやる」プルプル
メイド「ところで木偶」
黒騎士「なんだ腹黒」
メイド「どうしてあの娘を連れて来たんですか?」
黒騎士「俺が連れてきたかったからだよ」

72 :

メイド「やだ鬼畜」ヒキッ
黒騎士「ちげーよ 狼長はまず首謀者じゃない あんな小心者が暗殺なんて考えるわけないからな」
黒騎士「ってことはだ 魔王暗殺を持ちかけたのはあの小娘で たった一日で人まで集めたんだぞ」
黒騎士「指揮官に必要な才能があると思うだろ」
メイド「そうですか……?」
黒騎士「まあ普通に言っても着てくれないだろうから 少し芝居を打ったが」
魔王「それに合わせたボクにも感謝して欲しいね」
黒騎士「うっさい」
メイド(精々が人質程度にと考えてましたけど……)
狼娘「ゆるさ……ないからな……」ゼーッゼーッ
メイド「買い被りですね」

73 :
支援

74 :
勇者がなんで目を抉り取られ仲間から見放され10年間一人で魔物狩りしてたかは追々語られるのかな

75 :

黒騎士「ところでこれからどこに行くんだ?」
魔王「とりあえず四天王でも作ろうと思ってね」
メイド「四天王ですか 流石魔王様です 御見それいたしました」ペコリ
黒騎士「なにがおみそれだ馬鹿か」ケッ
狼娘「四天王って そんなもの作ってどうすんだよ」
魔王「ふむ 四天王とは魔族で一番強い4人を指す もちろん彼らはボクに忠誠を誓ってもらう」
メイド「そして上にそういう人がいれば 魔王様に逆らおうなんて人はいなくなる わかりますか?」
狼娘「……まあ」
黒騎士「いりゃ得するってことだよ それだけ覚えとけ」
狼娘「わかった」

76 :
>>74
そこまて伏線はっておいて無しってことは流石にないだろ

77 :
これVIPでやるよりSS速報向けだと思うのは俺だけ?

78 :
>>77
このペースなら完結するだろ

79 :
VIPしか見ない俺得スレ

80 :

魔王「とりあえず候補としては 魔界最強の騎士団がある竜族」
黒騎士「鱗の皮膚に竜の怪力 厄介な連中だな」
魔王「次に森の奥に住まうエルフの一族」
黒騎士「エルフには会ったことないな」
魔王「最後に魔の国を拠点とする魔の一族だ」
メイド「お言葉ですが魔王様 エルフは気難しく魔王軍に一度も参加しなかった連中」
メイド「それに魔も少し……」
魔王「でも彼らが参加してくれたら鬼に金棒だろう?」
メイド「それはまあ……」
狼娘「魔ってそんなに悪い連中なのか?」
黒騎士「悪くはないんだが……見ればわかる」
狼娘「……?」

81 :
支援

82 :
いいぞ

83 :

魔王「まずは近場から魔の国に行こうか」
黒騎士「……はぁ」
狼娘「黒騎士は魔の国に言ったことあるのか?」
黒騎士「一度だけな」
狼娘「どんなところだった?」
黒騎士「2度と行きたくないって思うぐらいに酷い」
狼娘「そんなに……」
魔王「ここが魔の国か」
狼娘「でっかいなー」
メイド「なにしろ魔界で2番めに大きい国なので」
狼娘「この街のどこが駄目なんだ?」

84 :
しょうがない俺が魔の国に行こうか

85 :

魔大臣「魔王様ですね 私王様の側近で魔大臣と申します」
魔王「魔王だ とりあえず王に謁見させてもらえるかな」
魔「どうぞこちらへ……」
狼娘「街中も普通じゃない?」
黒騎士「あぁ普通の街だな ここまでは」
魔1「見てよ あれ男よ」
魔2「あぁ楽しみ……」
黒騎士「魔たちは性欲がとにかく強くてな よく人間界に行って人間喰ってるぐらい好きなんだ」
メイド「それぐらいならいいんです 問題は魔族の精まで吸うから」
狼娘「あれ? でも前線の兵士の慰安係りにはいいんじゃないのか?」
メイド「まず魔とやれば2,3日は腰が立たなくなります それが問題なんです」ハァ
狼娘「」

86 :
早く俺を連れていけ!

87 :

メイド「それに困った先代魔王様が魔が勝手に精を搾るのを禁止したんです」
メイド「でも性欲が強い上に同族同士では欲情しない彼らが我慢できるはずもなく」
魔王「それで先代魔王が一定周期で人間をこの国に放っていたらしいね」
狼娘「それってかなり特例じゃないのか?」
魔王「まさか魔を虐るわけにもいかないし 苦渋の決断だったんだろうね」
狼娘「アタシたちは大丈夫だよね……」
黒騎士「ちなみにだ この国に入った人間魔族に関わらずなにをされてもお咎めなしだそうだ」
狼娘「」
魔大臣「いやだなぁ 私たちもそこまで節操ない種族じゃありませんよ」
狼娘「だよね〜ぇ!!」
魔大臣「王様に御伺いをかけませんと……」
狼娘(御伺いをかけたら食べられるってことですかぁ〜)

88 :
魔にありがちな設定
・女だけ


89 :

魔大臣「王様 魔王様をお連れしました」
王「はい じゃあ入って〜」
魔王「初めまして王 私が魔王だ」
王「はいよろしく〜」
狼娘「ずいぶんとのんびりした人だな」コソコソ
メイド「魔の王がどうやって決められるか知ってますか?」
狼娘「……さあ?」
メイド「性技が一番上手い人ですよ」
狼娘「」
王「今回はなんの御用でしょうか〜」
魔王「魔の一族にも魔王軍に入ってもらおうと思ってね」
王「私たちと先代魔王の約束を知っていてですか?」
魔王「ボクは有能な人材は惜しみなく使うからね」
王「別に軍に参加するのは構わないんだけど〜」

90 :
王「私たちはまだあなたを魔王って認めたわけじゃなくて〜〜〜」
メイド「キサマ――っ!?」
魔大臣「動かないように 動けば首が飛びますよ」チャキ
王「あなたが魔王に相応しいのならこの国のルールに則って戦わなくちゃ」
魔王「つまり?」
王「私より性技が得意なら魔王様の下につくよ〜〜」
魔王「よし! 出番だ黒騎士くん!!」ポンポン
黒騎士「くたばれ 俺は死んでもやらないからな」
メイド「魔王様! ここは私に一言頼むといってくれれば……」
魔王「いやでも女だし……」
王「私は女の子でも構わないよ〜」
魔王「……じゃあメイドに任せようかな」
メイド「ありがたき幸せ!!」
王「ちなみに負けたら城下の魔たちの餌になっちゃうから」
狼娘「えっと それは男の黒騎士だけだよね?」
王「大丈夫 魔は女だけじゃないから」

91 :
脱いだ

92 :
靴下はいた

93 :
ネクタイ付けた

94 :
あとは勇気だけだ!

95 :
皮剥け…無い…

96 :
性欲盛んな魔男達の肉便器にされる魔王と狼娘が見たいけど無理ですよねー

97 :

メイド「それでは行って参ります」ペコリ
魔王「頑張ってね」
バタン
魔大臣「それではお二方が出てくるのに1時間ほど時間がかかるのでそれまでお茶でも飲んでましょう」
魔王「黒騎士くん 君はお茶を飲めるのかい?」
黒騎士「毎度同じこと聞くな 空気口から突っ込むから問題ねーよ」ゴクゴク
狼娘「兜取ればいいじゃん」
黒騎士「とった場合 お前はその場でバラバラになるが それでいいか?」
狼娘「結構だ!!」
バタン
メイド「」ウキュ〜
王「はい 一丁上がり〜〜」ムニャムニャ
魔王「随分と速かったね」
王「駄目だよ魔王様 を送っちゃ 私が本気出す前に倒れちゃったよ〜〜」
王「そういうわけだから わかってるよね?」ニコリ

98 :
おい

99 :
>>100に飛んでった

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