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2012年4月懐かし漫画87: ** あさきゆめみし 第五十五帖 ** (507)
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** あさきゆめみし 第五十五帖 **
- 1 :12/04/09 〜 最終レス :12/05/01
- いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは>>950なる方が立てる定めとなりにけり
- 2 :
- >>1乙
- 3 :
- >>1 乙さん
- 4 :
- >>1乙
- 5 :
- やっぱり女三宮がスキー
- 6 :
- さすがの光源氏でも尼さん犯すことはしなかったな
出家したとしても還俗させてしまえばいいわけだから、
やろうと思えば女三宮も藤壺も朧月夜も六条も空蝉も犯れた
- 7 :
- 尼になったら女じゃないと思っている節があるからね
- 8 :
- 源氏は出家したら女犯出来ないのに何故出家願望があったのか不思議だ
- 9 :
- 恋愛地獄そのものから自由になりたいという願望もあるにはある
- 10 :
- 一定のルールがあるから、主役なんだろうね。
三宮よりも猫さんが好きだ。
- 11 :
- 尼さんと関係持ったキャラは誰もいないから
紫式部のモラルなんじゃないのかなと思う
- 12 :
- 恋愛やは人を不自由にするよね
子どもの頃はみんなもっと自由だった
- 13 :
- 紫とか見てるとほんとにそうだね
いつまでも雀の子を追いかけて過ごしたかったろうにね
- 14 :
- 昔はみんな男でも女でもなかった
ただの子どもだった
性別からも自由だった
- 15 :
- 源氏っていうかあさきの中で一番嫌いな男キャラは薫。
匂宮の方がわかりやすい分まだいいや。
- 16 :
- でもたとえば恋なんてろくに知ることもなく
いつまでも幼いままだった女三宮がそれで幸せだったかというと疑問なんだな。
悲しみも苦痛もしらなかったろうがその代わり本当の喜びも知らなかったろうし。
柏木に愛されて、その柏木に死なれて、はじめて自分以外の誰かのために涙をこぼした、
その姿を見た女房が
「宮様が自分以外の誰かのために涙をこぼされようとは・・・・・
でもそのために宮様はなんという代償を・・・・」と心の中でつぶやいていたのが印象的。
- 17 :
- 三宮は柏木に愛を教えてもらったではないか。だいたい朱雀の育て方が悪い。
- 18 :
- 本人の望みかどうかというと違っただろうけど
希望ばかり通すのが人生ではないしね
まあ柏木の強行突破で要らん苦労はしたけど
女三宮の人生に深みは増したね
- 19 :
- 女二宮はまともなのにな
母親いないとはいえ母はいるだろうにあの有り様は
- 20 :
- それを言ったら源氏だってまともな人間じゃないしな
- 21 :
- 女三宮は出家するとき
あなたさまのおっしゃるのはうわべだけのいつくしみ…と
源氏を責めるけど自分は何をしてきたのか
愛を与えることはせずに自分は愛が欲しいだなんて傲慢だな
- 22 :
- 柏木とあんなことになるまで年数がある
結婚してから源氏が女三宮を女性として慈しんだことはないだろう
妻を女として愛さない男を妻が愛せるわけもない
それなのに責められたから壊れたんだろう
- 23 :
- それにしてもまー源氏はなんと多くの女を抱いたことか
精力絶倫だよね。よく飽きなかったよな
でも一度こうと決めたらとことん突っ走って、最後まで貫く源氏と比べたら、
匂宮や柏木の恋なんてヘタレのマヌケでしかない
- 24 :
- いやー本人曰く最愛の人を奈落に突き落としてるんだから
源氏なんてマヌケどころの騒ぎじゃないよw
- 25 :
- 源氏と関わって特に波風なく幸せになれたのは花散里くらいか
明石はちい姫と離れてつらい思いをしたし、紫は常に藤壺と比べられ続けていたし
藤壺は犯してしまった罪を悔いながら亡くなり、葵と夕顔はとり殺されて六条の御息所は怨霊化
まれに見る下げち…いやなんでもない
- 26 :
- その花散里も半分以上は夕霧が幸せにしてあげたようなもの
- 27 :
- 花散里に加えて末摘花も源氏と一緒になって幸せだったと思う。
たとえ他の妻たちに比べて優先順位低くても。
- 28 :
- 末摘花はたまかずらのときに恨み言言ってたくらいだから生活に不自由なくても
心は飢えていたんじゃないか
- 29 :
- 花散里ってなんとなくアソコ緩い感じ
- 30 :
- 基本の世界だからね
あんまり女性側の意思は関係ないんじゃないか
花散里の場合は肉体関係持つ前に源氏の恋人になってるし…
- 31 :
- なんか高貴で美しいあさきの女君達より
庶民で美しくない自分のほうが幸せなように感じる不思議。
- 32 :
- 「庶民で美しくなくても幸せ」なら結構な事だけど
幸せって他人と比較するもんじゃないからなぁ
- 33 :
- 女三宮が藤壷のような人だったら紫を出家させて源氏は出家しなかったかな。
- 34 :
- 女三宮の顔も性格も藤壺そっくりだったら
紫を見棄てはしないだろうが疎遠にはなるかもね
でも現状よりは紫の精神的負担は少なかったかもしれない
- 35 :
- そっくりさんを得ると必ず間男が登場するけど
これは関係性にそれだけの隙があるって事なんだろうなあ
紫に本気で横恋慕してくる男がいたらよかったのにと思うけど
作者は紫にそういう逃げ道(ある意味では)すら与えなかったんだね
- 36 :
- 花散里は幸せと言っていた
身の程を知るというか、分をわきまえた女性の方が幸福感を感じられたのではなかろうか
上流の女人の当時の状況からすると完璧な幸せを得た人もいないだろうから
- 37 :
- >>35
紫が誰かに言い寄られてどうにかなったらやっぱり女三宮を責めたように責めるんだろうな
でも離縁も出家も許さない
だって自分の恥になるからってんで紫にとっては生き地獄
女三宮は朱雀がいたから出家もできたけど紫にはそういうとき頼れる人いないからな…
- 38 :
- >>36
自らを認め受入れること・・・天人の心境だね
源氏物語の女人の中で、花散里の心境は天人のそれに一番近い
極楽浄土ってのがあるとすれば、そこに転生しやすいのは花散里のような人
源氏は天人とはほど遠いが、悟りを開いて、最後は菩薩に到達するかもしれない人
- 39 :
- いや悟りを開いて仏陀に到達だな
源氏は生前菩薩で、苦界修行で転生してきたようなものだ
特別な人
- 40 :
- 花散里はスペックの全てがほどほどで
(生まれは良いけど姉女御も特別ときめいてるわけではない)
尚且つそれを自覚出来てたから
源氏との縁を「身に余る幸福」と思えたけど
源氏に登場する美姫達というのは、出自と資質の全てに優れ
他に比類なき深窓の姫としてとにかく誇り高く育ち、さりながら慎み深いという
生きる美徳のような貴人が主なので
やっぱり恋愛沙汰の情念を抱えるとそこまで割り切れないものがあったのではないかなあ
朝顔の君の母上みたいにね
- 41 :
- 朝顔の母親って登場してたっけ?
- 42 :
- あさき?朝顔の子供の頃の場面で描かれてる
夫を送り出して心を押し殺してる朝顔の母が、
見よう見まねでふらふらと陵王の舞を踊ってるシーンが描かれてる
源氏が朧月夜と復縁したり、それでも朝顔は求婚を断ったり、
紫がだまって送り出したけど、袖が涙で濡れてたり・・中年期の場面だな
- 43 :
- あさきには出てたよ
朝顔の回想で
- 44 :
- あさきのオリジナルで原作には出て無いのかな?
- 45 :
- 出てない、完全オリジナル
ただ朝顔の扱いから、母親も相当な身分の高い家の姫であった事は予測はつくが
- 46 :
- さらっと「尚侍になれなくて最近おかしい」とか言われてる近江ちゃんは精神おかしくなっちゃったんだろうか
- 47 :
- 花散里は源氏との偶然のがなければどういう人生コースだったんだろう
- 48 :
- 適当な貴族を結婚して、それなりに幸せじゃね
花散里は人生前向きというか一種の諦観があるから
どこにいっても自分なりの幸せを見つけてそう
- 49 :
- 近江ちゃんの母は誰?
- 50 :
- 紫も花散里とは長年友達づきあいをしていたのだから、その発想や身の処し方を
参考にすればよかった。
穏やか控えめな態度を見ても、私は殿の一の人、あの人は二(以下)の人だから当然、
それが合っているから不満もないのね、程度の考えだったのだろうか。
- 51 :
- 朝顔母のエピソードは
あの時代にあって何故朝顔が惚れてる男と結婚しないのかというのを
現代にも分かり易いように創作されたんだろうけど
巧いよね
- 52 :
- >>45
源氏の従姉妹だから桐壷帝のきょうだいの娘だね
- 53 :
- >>50
それも無くはないと思うけど、最大の理由は
一の人と言われながら正妻ではなかった、という点だと思う
紫本人も女三宮降嫁で初めて自覚したんだろうけど
源氏の愛が真実であればあるほど、正妻の座を紫に与えないというのは
結局のところ女君としては致命的な欠陥(実家力ゼロ)を際立たせてしまうしね
他人との競争というより、愛する夫が無意識にであっても
自分個人を見下しているってのがキツイんでは
- 54 :
- それがはっきりわかったから冷めたんだろうね
きちんと式部卿と関係が良好なうちに正式な手続きをもって結婚していれば女三宮を後見することはあっても降嫁はなかったんだから
- 55 :
- 最愛だと言われれば言われる程じゃあ何故…となってしまうし
バックアップの無い身で正式な妻にしてくれなんて絶対に言えないわなあ
- 56 :
- >>51
うん、あれはわかりやすくてよかった
原作だと源氏の求婚拒んだのはどういう理由なんだろう
神に仕えた身だからということなのかな
- 57 :
- 朝顔と秋好は内親王以上の待遇
元斎院と元斎宮なんで
- 58 :
- でも元々ふたりとも内親王ではないよね
- 59 :
- まあ女王でもおkだからな
>>57
この時代は元斎院と元斎宮だから何?という感じもあるぞ
村上天皇に入内した斎宮女御も藤原安子ら摂関家出身の妻たちに
物怖じし後宮にいつけなかったぐらいだしな
- 60 :
- 紫は明石を見下してたね。
- 61 :
- 身分と育ちが絶対の時代だから
宮家筋でもない田舎娘がよくもウチの人を…!となる
でも上記の価値観を超えて
評価された明石も評価した紫も素晴らしいってオチ
- 62 :
- >>61
紫だって宮家の妾妻腹で大した後見も無い
上流貴族と比べて育ちも良くないのにね
- 63 :
- 宮家の妾妻腹といったら殆どが大した暮らしもさせて貰えないんじゃない?
浮舟のようになるのがオチだろ
- 64 :
- 育ちはまあほぼ源氏の膝元で育った解釈だから悪くはないし
(紫は実年齢より若干子供子供してたので源氏が教え育て上げた形)
この頃には二条の御方として一応世に知られてる
自分を一人残して行った須磨なんて鄙びた地で
まさか女ができるとは思ってなかったから
一体どんな相手なのかと嫉妬も倍化されたんでしょうな
- 65 :
- >>63
それは母親の家柄次第
とにかく母親の実家如何で子供の命運が決まるんだよ
- 66 :
- 源氏に拾われる前の紫には一応姫として傅かれるだけの家はあったよ
ただ実父正妻からの攻撃が凄まじくて
実父からの援助が殆ど見込めない感じだったけどね
- 67 :
- 王女御>>>>>紫 だからなぁ…
- 68 :
- その王女御も冷泉の後宮では3番手であまり輝けない
- 69 :
- それは正妻腹だからね>王女御
兵部卿宮が辣腕だったら紫を正妻と養子縁組させて入内させたんだろうけど
- 70 :
- >>68
紫への冷遇で兵部卿宮は源氏の恨みを買い
王女御を後押ししてもらうどころか対抗馬出されて潰されたんで
- 71 :
- この時代、実際に娘を2人も入内させた親王なんていないんじゃない?
- 72 :
- 明石は六条院に上がってからもおそらく明石僧都が援助してただろう
源氏の援助が無くてもお金に困ることはなかった
源氏は17歳で従三位中将(年収6093万円以上)、21歳で正三位大将(年収7490万円以上)、
33歳で従一位太政大臣(年収3億3860万円以上)、39歳で准太上天皇(正一位の年収3億7455万円以上)
10代のうちから年収数千万円、しこたま金貯めまくってたと思われ
- 73 :
- 紫の権勢があるとしたら
それは兵部卿宮の妹が女性最高位コースを歩んだ藤壺だった事なんだけど
何にしろ父親と断絶状態だからあんまり影響しないんだよね
- 74 :
- 紫の上が冷泉に入内してたら・・・母親そっくりの紫の上に冷泉はいちころ
母子相姦みたいなものだな
でも源氏が育てたからこそあそこまで見事な貴婦人になったわけで
兵部卿宮&正妻では貴婦人に育てることは無理だな。源氏は親としても随一
- 75 :
- 明石は、試合に負けて、勝負に勝った感じ
- 76 :
- 税金はなかったからこの時代の収入は、手取りだ
貨幣も流通してなかったから現物支給だけど
明石僧都のように受領で大金持ちになる人が多かったのもまた然り
国守として税を取り立て一定額を国庫に納めて残りは自分のものに
- 77 :
- 明石は源氏絡みの勝負自体から早々に降りて
明石女御界隈の政治世界に没頭した感じするけどなあ
その方が充実してたよね
- 78 :
- 上皇に准じる准太上天皇はそんなに貰えない
朱雀なんかみたって摂政関白や大臣より収入は少なそうだ
源氏は太政大臣の年収に+して准上皇手当を貰ったみたいだけどね
- 79 :
- 宇治十帖では、六条院も二条院もすべて明石御方の孫たちの住まいに
所有権は夕霧だが、思えば後宮も明石御方の孫だらけか
親王も内親王も明石御方がおばあちゃんで
- 80 :
- やっぱり実子がいる女は強いなぁ
子を介して、父母の絆は永遠だからね
- 81 :
- >>74
紫ってそんなに見事か?
当時では嫉妬を前面に出すような姫じゃとても貴婦人とはいえない
- 82 :
- 収入はこれとは別に荘園とかも加算されるよね。土地を開墾して有力貴族に寄進して。
天下人源氏ならさぞや多くの土地やその他諸々の寄進が集まったと思う。莫大な富だ。
- 83 :
- >>82
特に摂関家の荘園の規模やそこからくる収入はハンパ無かったらしい
- 84 :
- >>81
貴婦人代表格みたいなのが嫉妬の塊の生き霊になってるだろw
- 85 :
- 運がないのも御仏の定めだね
紫に子が生まれなかったのも明石に大勢の孫が生まれたのも御仏の定め
- 86 :
- >>84
心底では本当は貴婦人には成り得なかったという事だね
- 87 :
- >>83
藤氏長者は現代に換算すると数十億円だっけ?
- 88 :
- >>83
藤氏長者で年収29億1312万円です
当時の庶民は10人家族で年収41〜70万円の時代
- 89 :
- 源氏に当代一の貴婦人に育てられてられたけど
紫は幸せだったのだろうか
- 90 :
- >>70
紫が父親から冷遇されるも何も
勝手に誘拐して秘密婚やらかした(しかも正妻じゃない)源氏の方が
ずっと酷いんだけどね
源氏に身も心もされ尽くした紫はそんなこと考えもしないんだろうけど
- 91 :
- >>86
多分嫉妬もしない「貴婦人」なんて存在しないんだと思うよ
薫の正妻が嫉妬しないのを特別貴婦人的だと崇められてもいないし
- 92 :
- 兵部卿宮はけしからん奴だよな
もうちょっとやさしくしてやれよ
- 93 :
- >>87>>88
それで某源氏翻訳家が、葵の上が一番の金持ちだと言ってたんだね
- 94 :
- >>91
そこで花散里ですよ
- 95 :
- >>90
うん、源氏が酷い身勝手野郎なのは基本事項だよ
でもあくまでも源氏目線だと兵部卿は悪者なんだな
- 96 :
- >>91
嫉妬を出さない女と感覚の欠如した女の違い
- 97 :
- >>94
たぶん美的成分が足りなかったんじゃないかと
- 98 :
- >>96
前者の苦しみに耐えながら後者の風情を装えという欺瞞を
この時代にして糾弾してるわけですわ
- 99 :
- 蜻蛉日記の御方も嫉妬の鬼だったけど超美人として有名だからいいんじゃないかw
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