1read 100read
2012年5月AA長編116: 【発展】新生 ・ ログスト島興亡史 第九巻【滅亡】 (121) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
毒チャーハン (125)
■ (*゚ー゚) 山奥のしぃ先生 資料集 (゚ー゚*) ■ (236)
毒チャーハン (125)
東京都立42分隊 2学区目 (371)
ドラゴンクエスト Part16 (325)
アァソー・カイのテロリスト日和 (part7) (422)

【発展】新生 ・ ログスト島興亡史 第九巻【滅亡】


1 :11/03/23 〜 最終レス :11/12/10
┃┣━━━━━━━━━━┫┃::::。:::::::.:::::::::::.::::。::::。゚.::::。*::::。,::::´。.:::::::☆。。.::::゚。+::::。::::.。:::::::.:::::::。:::::
┃┃   ⊂====⊃         ┃┃:::::::.:::::::::::。:::::::゚::::゚。::::。,::::.。o::::☆::::+::::,゚。::::*。.::::。::::。::::.:::::::::::::::。::::::::::
┃┃    .(´∀` )        ...┃┃::::゚::::.゚::::゚:::::::。゚::::+::::。.::::+。::::*::::。゚。゚.,::::,+::::。゚.::::。::::.::::.:::::::::::,:::::::::::::::,::::::
┃┃  .と二l|H||`‐、       ┃┃゚。゚+゚`,::::o。。.゚*。゚::::。.゚::::。::::☆+。。゚.::::°::::。::::.:::::::::::,::::::::::::::::::::::゚:::::::::
┃┃     |=|l、  \      .┃┃::::。,::::.゚。::::+::::☆。,゚.::::o。::。+::::。゚.,:::::::.::::゚:::::::::::,:::::::::::。:::::::::::::ノ 。:::::::::::.:
┃┃    / イ l、  |    ...┃┃::::゚.::::o::::*::::。゚,,__ ロ ロ (^ー―---、     l´)      |二二l :::::::::::
┃┃   .〈_〉〈_、_|     ゙┃┃ (`ー---‐、  / ,‐--、ヽ     ´ ̄ " 、 /     | |         |____l l
┃┣━━━━━━━━━━┫┃ l ,-‐‐-、 l (_ノ  / /       / /     | ヽ 、     ト---‐
┃┃                    ┃┃ | ヽ__ノ |    / /      / ,、ヽ、   | `ヽ_l    └――--、
┃┃    ___          ┃┃ `ー―--´   /,,_/       /,/ \_ヽ   | |         l    l l
┃┃    〉 -☆-|    |~~~~~ .┃┃                 ̄          ヽ)      l_|_l 、| |
┃┃   (,, ・−・)  (・皿・,,,,┃┃                新生興亡史
┃┃ ./ ̄ ̄ ̄)   ( ̄ ̄ . ┃┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┃<____)  ,(__ . ┃┣━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━
┃┣━━━━━━━━━━┫┃       ∧∧    .∧..┃             ∧∧   ┃
┃┃                    ┃┃/´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)    .(*゚ ┃ ..∧,..,.    O(゚- ゚;O .┃
┃┃ ∧ 、_,.,.    [::::::::::   ゙┃┃l   l :l ○━U    (.つ┃  (*゚ o゚)   ∧∧ ∧ . ┃
┃┃(・∀・ )     (・∀・   .┃┃ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(  ┃  (i゚i:i:i:i:i)  (゚- ゚;) (゚- ゚;┃
┃┃ i:::ハ:::::ヽ   〈_j:Y:::i  ゙┃┃ ] ]し'`J     し'.┃〜ノ,,,ノヽヽ  |  ヽ .|  .゙┃
┃┃ lソ 、ヾ:::::>   l::::,:::::   .┃┃                    ┃  .し'`J   UU_,,)UU゙゙┃
┃┃(_(__)         ┃┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┻━━
┃┣━━━━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    旧興亡史 四巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1209044267/
         第一巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1214218192/
         第二巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1216637131/
         第三巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1218765431/
         第四巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1223829687/
         第五巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1226158324/
         第六巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1229691105/l
         第七巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1235297516/l50
         第八巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1243959705/
    感想雑談スレッド:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1209563355/
   ■ログスト島 興亡史 保管庫■ http://rogst.suppa.jp/ (八巻まで)
   九巻以降の保管庫様募集中!

2 :

         ,.;:""'"`""'""``´''"""`"`´""'"""''""`'"""`"";:.,
        ,.;:                            ':;.,
      ,.;:'                               ':;.,
     ,.;:'                                 ':;.,
     ;:.,,.,.______________________,.,;:
     ;:  ______[ ローカルルール ]________  :;
     |∫|                                |∫|
     |  | 1、話の流れを 無にするようなことは 起こさない   |  |
     |∫|                                |∫|
     |  | 2、種族を追加するときは 既存の ある程度有名な |  |
     |∫|   キャラで、能力、場所は空気を読んで       |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 3、時を一度に5年以上進めないこと           |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 4、一方的過ぎる展開及び時間逆流.は禁止     |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 5、他国からの移民、技術協力は許可。        |∫|
     |  |   但し、現在の島の文化水準+α程度に収める |  |
     |∫|                                |∫|
     |  | 6、リレー物なので、設定はなるべく簡素に       |  |
     |∫|_______________________|∫|
     ;:__________________________:;

3 :

種族情報ボード
 物語の進捗ごとに種族の情報を記入してください。
  旗  :その種族の地図上での表記です。
勢力名:勢力の名前を入れてください。
集団名:部族、民族、国家の名称です。統治者、支持率と共に記入してください。
★の数:現在、その種族に属している英雄の人数です。
      :英雄が一人新たに登場するごとに☆を一つ★へ差し替えてください。
能力値:その種族の能力値です。各能力最大10まで、合計30までで設定してください。
    身:生命力や、戦いの強さ、身体能力。
    統:組織的行動のうまさ、団結力。
    知:臨機応変さ、狡猾さ、頭の回転力。
    政:物を生み出す力、育てる力や、外交力。
    繁:子孫を増やしていく能力、繁殖力。
総人口:現在の総人口です。民間、政府、軍属の三人口を足した数とします。
     新規参加者の初期総人口は
         その種族の繁殖力×1000+繁殖力×参加時の経過年数×10
                                          でお願いします。
状  況:現在の状況をかる〜く記入してください。主観、偏見の混入OK。
同  盟:同盟種族や、参加している同盟軍を記入してください。
仇  敵:こいつだけは絶対にブチ!という不倶戴天の種族を記入してください。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓
┃旗┃勢力名                      ┃☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━┳━━━━┳━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 00 ┃統 00 ┃知 00 ┃政 00 ┃繁 00 ┃合計 00 ┃統治者   支持率: 00%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:- - - -人+政:- - - -人+軍:- - - -人=総人口:- - - -人
┣━━━━━━━━─国土─┓0コマ0村 総収穫:- - - -石
┣━━━┯━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘00年00月:状況:

┃                       −状況を記入−


┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

4 :

英雄情報ボード
 その種族名と、その種族に所属する英雄の情報を記入して下さい。
能力は0から100まで設定してください。但し、100の能力を持つ
英雄は一種族に同時に一人までとします。また、100の能力を
複数所持することも禁止です。
 英雄とは、つまるところ名前キャラです。その種族の能力傾向を無視
した能力を持たせる事が出来ますが、数に限りがあります。また、英雄
だからといって必ずしも有能でなくてはいけない、とは限りません。単なる
無能な名前キャラでも、名前を持つ以上は『英雄』の人数制限に入ります。
 一種族に同時に所属できる英雄は10人、家系は7家までです。
 家系や、一代と書かれている部分は、好きに書き直してしまってOKです。
例:「統治者」「奉  行」「教  皇」など
┌─┬──────────────────────┐
|旗|種族名                                |
├─┴─┬────────────────────┘
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│一  代|−−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│一  代|−−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
└───────┴────────────────

5 :
 ログスト島 現在の地形
−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│村│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│村│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┌───────┘─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┌───────────┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│  │  │  │  │村│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│  │  │林│村│林│森|村┃〜│〜│3
├─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─└───┐─┼─┼─┼─┌─┃─┼─┤−
│〜┃山│  │  │  │  │林│林│林│林│  ┃〜│〜┃山│山│山│山│  │  │  │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┃─┼─┗━━━━━┓─│─┼─┌───┘─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│村│林│  │  │  │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│; ; │村│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─│─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│  │  │林│山┃〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃火│山│; ; │  │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─└─┗━┓─┼─┃─┐─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│村│  │  │山┃〜│〜┃鉱│村┃〜│〜┃山│山│  │村│山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─└─┃─┏━┛─┘─┗━━━┛───´_,───┘─┌─┃─┤−
│〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │  │: : │: : │: : │: : │山│山│山│  ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌───┘─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │: : │: : │  │山│  │  │  ┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│〜│〜┃村│  │  │  │  │  │  │  │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃───┐─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│村│山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃林│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─└───────┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│  │  │  │  │  │  ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│  │  │  │  │  │  ┃〜┃  │  ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─│─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃  │  │  │村┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓───┐─┗━━━┓─┃─┼─┼─┌─┘─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│16
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−

6 :
拡大マップテンプレート
 上記のログスト島地図1マスを10×10マス/1マス10km四方の中地図で表しています。
物語の過程で大きな地形・施設の変化などがあったときに変化後の地形を書き込んでください。
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃旗┃ α−16 ┃場所名                    ┃総人口:   総収穫:
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:   総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃元地形|地形┃統治者:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  2 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  3 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  5 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  6 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  8 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  9 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┤10km                   000年00月 現在┣━┓データ:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
拡大マップ・全島マップのマス
┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐
│  │:平原 │林│:林野 │森│:森林 │山│:山岳 │: : │:砂漠 │; ; │:荒野 │火│:火山 │〜│:海など
└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘
┌─┐             ┌─┐             ....┌─┐
│村│:人口0〜50000人 │街│:人口50000〜500000 │都│:人口500000〜
└─┘             └─┘             ....└─┘
     .┌─┐┌─┐┌─┐
その他 │鉱││畑││砦│などなど…
     .└─┘└─┘└─┘

7 :
FAQ─参加希望さんは目を通すとよろし─
Q.文明スレとの違いは?
A.文◆LiWish2aKA氏率いる文明スレが、その名の通り「一つの文明が出来上がる過程」に注目するのに対し、
 ログストは「文明ができて、滅ぶ事を繰り返す過程」、いわば「興亡の歴史」に注目しています。
 また、文明スレとは違い「魔法OK」です。さすがに制限なしとは行きませんが、魔法ファンタジーのシナリオも書けます。
Q.新しい種族を出してもいいの?
A.ローカルルールにありますように、「既存のある程度有名なキャラで適切な能力」の種族ならば問題ありません。
 現段階ではログストの歴史が始まってからまだ三十年ぽっちですから、
 島の奥地に元からいた未開の民族という設定もアリですし、
 船で外界からやってきたという描写をしていただいてもかまいません。
 ※何の描写もナシにいきなり登場するのは流石にアレなんで止めてください。
Q.新しい種族に未登場の技術を持たせてもいいの?
A.とりあえず蒸気機関や銃以前の技術じゃないと現段階では無理ですが、
 細かい所は議論して決める運びとなります。
Q.パラレルはあり?
A.基本的にはナシです。
 どうしてもパラレルが必要な場合はやはり要議論です。はい。
Q.二つの種族間のお話(外交、通商、戦争など)はどうやって書くの?
A.これも議論の元に二人の書き手で場面を分担して書いてゆく事になります。
 前回の「遭遇」においてはキャラクタがどちらの種族国家の領域に居るのかで分担しました。
Q.議論議論ってそれしかねぇのかゴルァ!
A.申し訳ありませんが、ログスト島興亡史は旧シリーズの時代から徹底的な議論の下に作られてきたスレなので、
 「困ったときはとにかく議論中心で」という方針を変えることはありません。

8 :

現在ログスト島に生活する種族・勢力名・担当書き手
・呆:アフォしぃ族:アフォシリア王国:担当なし/共有種族
                                       ∧∧ 。   ∧∧      ∧∧
      | ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄ ̄| ̄ ̄|                  (゚ぺ;)    (゚- ゚;)    (゚0 ゚;)
      |___/__/__.:|__| ノx)∞∞∞∞∞∧∧∞∞∞O∞と )∞∞O∞と )∞∞O∞と )∞
   (二二二((二二((二二二二二二ノ        (゚- ゚;) ,,)〜 /   ,,)〜   /   ,,)〜   /   ,,)〜
@三三@三三@三三@三三@三三三三三) @三U三U三三)(,/´(,/     (,/´(,/    (,/´(,/
原生種族。
少数の村落が漁業と狩猟で生計を立てていたが、ログスト暦16年に武王ハナンが全ての村を併呑して王国を建設。
以降ハナン王による度重なる戦争と重税により民の不満は鬱積し、農民反乱が絶えない。
東ログスト南方に位置する三都連合との国交締結如何によっては窮地に立たされることとなるだろう。
・飯:おにぎり族:三都連合:白茶 ◆1gz0SP9xx2(たまに◆SIROEqquJ6と名乗ったりします。)
   /■\          /■\
  ( ´Д`)         ( ´Д`) ヽヽ_
  (   ⊃、)    l|l     (  つつ――|::::| ザック
  / /> >.\_ノノ     / /> >   .ノ:::ノ  ザック
 (__)__) /__从し'(  (__)__) \_ ̄
                     ノ:::/∴:・
遥か東の大陸から気候変動によりログスト島に民族移動してきた。
ログスト上陸後は盆地、南方、半島の三つの村に定着しそれぞれ独自の文化を発達させる。
悪夢教徒やアフォシリアとの関係といった内憂外患を抱え、科学技術の進歩も最も遅れている。
巨大な勢力圏を維持しているが、その国力基盤は未だ脆弱である。
・璽:ジサクジエン族:ジェルティス教国:担当なし/共有種族
                ___                         ___
   /貴\       〉 -☆-|      /軍\     /╋\   ヽ   ж |
   (,, ・∀・)     (,, ・−・)ノ   (,, ・∀・)    (,, `∀´)    (,, ゚∀゚)
  / ̄ ̄ ̄)    ./ ̄ ̄ ̄)   /:i:i:i:i:i:i:i:i|    ./ ̄ ̄ ̄|     |~~~|†|~|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
出自不明の外来種族。
極めて強力な魔法による神権統治体制の下に国家が運営されていたが、
国内の軍人・神官・貴族達による政争が激化し、その内政基盤は斜陽に差し掛かっている。
・模:モララー族:ウルテ朝:担当なし/共有種族
        ∧_∧          ∧_∧∧_∧  ∧_∧
       (  Д )         (・∀・ ;);・Д・)(・Д・ ;)  ∧_∧
      と''~ヾ::::::l         (    ) つ つ (    ヽ(・∀・ )
       |  ヾ::j          |  |   ||   |  | |  |   |  (     )
       (_ノ 、__)        (_(__)__)_)(_(__)  ∪ ∪
原生種族。
西ログストの離島に長らく平和な村落を営んでいた少数民族だが、ログスト暦前8年に起きた大地震により村を追われ北進。
その後ログスト暦30年にシギ・ウルテがウルテ朝を建国、
移民政策を開始し、西ログスト内海を制覇する勢力圏を得たが、人口の少なさもあいまって国力は纏まるにいたっていない。

9 :
以下、元おにぎり担当/一応現スレ管理者、白茶◆1gz0SP9xx2によるTips
・ルールが巨大かつ細かすぎて訳がわからないと評判のログストですが、
ぶっちゃけルールの全てを一字一句完全に守ってもらう必要はありません。
テンプレに書いてある事は絶対のルールですが、
それ以外の細かい項目は徹底的に議論して作り上げるのがログスト流です。
参加希望の方が現れましたら議論(感想雑談)スレを立てようと考えています。
 ・ルールについて…
 上記「ログスト島興亡史 保管庫」様の「感想・雑談スレログpart1」がルール議論のログです。
 参加希望者さんはちょっとだけでもいいから目を通して頂けると嬉しい。
・最大火力の制限:テンプレにはありませんが守ってもらわないとスレが崩壊するので守ってください。
以下初代スレ主 エストック ◆XZKy/CKmxk のレスより抜粋
>また、魔道士など、現実に存在しない兵科には最大火力制限がかかってます。
>これは、バランスを崩し過ぎないように調節するもので、
>例えば、修行を積んだ魔道士1人が呪文で敵兵3〜4人を焼き払うのはアリです。
>(当然、魔道士が修行を積める様な環境がその国家に整っている必要がありますが)
>しかし、修行を積んだ魔道士1人が呪文で敵兵3〜40人を焼き払うのは禁止です。
>逆に、修行を積んだ魔道士10人が呪文で敵兵3〜40人を焼き払うのはアリです。
>要するに、1人で何十人も薙ぎ倒す無双の様な事は禁止、ってことです(但し、英雄なら
>多少は無茶しても構いません。敵軍を1人で壊滅、とかは流石にアレですが)。
・ログスト暦34年までは全種族の歴史を既に作ってありますゆえ、
そこまでは白茶◆1gz0SP9xx2に全種族書かせて頂きたい、と思っております。
が、もう待てないっ参加したいっ!!っていう方がいらっしゃいましたら、遠慮せずどうぞ。
そこから一緒に新しい歴史を作りましょ。
 ・現在書き手がいない種族は
  アフォしぃ族(アフォシリア王国)
  モララー族(ウルテ朝)
  ジエン族(ジェルティス教国)
 の三種族です。
・冒頭にも述べましたが本九巻以降の保管庫様を募集しております。
自分でhtmlを書くという発想もありましたが、ちょっと時間的にキツいかなーとか思ってます。
テンプレここまで…

10 :
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;____;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,、‐´//::l;;l:::ヽi!`ヾ、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;──<i!i!i!〈〈::::|;;;|:::::〉〉i!i!≫──;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`ヽ、.ヽヽl;;l::://,,、‐´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;` ̄ ̄ ̄:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: /★ヽ: : : : : : : /★\: : : : :: : : /★ヽ /): : : : : : : : : : : : : : : ∧∧: : : : :
: (∀;:;;:): : : : : ((д;:;:;:;:;): : : : : ( .(Д;;;::)./: : :: /★ヽ: : : : : : : (∀;:;:;): : : :
と;:;:::;;;ヽ.: : : : : : ヽ:;;::;:;:;::;つ: : : : `、:;;:;;:;::ノ: :\(Д:;:;;)ノ: : : : : (∧ ~''‐、: :
: : |;:;::;;:lー': : : : : : /;:::_;:;:;:\: : : : : 〈__,:;;;:): : : : : (;::;;;::;:): : : : : : : l \_,,>:
: : しヽ ): : : : : : : l,_ノ `、_): : : : : : (_/: : : : : (  \: : : : : : : (___/): : : : :
      「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      ||| 心無き躯が踊り、心有る者が消え行く。   :::::|
      ||| 闇は、光を蔽い尽くした。              |
      |」____________________|

11 :

  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
     /、|\_/| ,' .|    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
   ○━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┃44:冱て墜ちる星・第三話  ┃30年11月
   ○━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

12 :
;:;::;:;;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;::;:;:;:;::;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;::;:;:;:;:;::;:;:;::;::;:;:;:;::;:;::;::;:;:;:;:;:;::;;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;::;:;:;:;:;:;::;:;;::;:;:;:;;::;;::;:;:;:;:;:;:;;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;____;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;::;:;::;:;;:;:;::;:;:;:;:;:::;:;:;:::;:;:;::;:;:;:;::;:;:;;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;;
:;:;:;:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;;:;::;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;,、‐´//::l;;l:::ヽi!`ヾ、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;;:;:;:;;::;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;::;::;:;:;;::;:;:;::;::;:;;::;:;:;:;:;:
:;:;:;:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;;:;:;:;:;──<i!i!i!〈〈::::|;;;|:::::〉〉i!i!≫──;:;:;::;:;:;:;:;:;;:;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;::;:;:;:;::;:;:;:;:
;:;:;:;::;::;:;:;:;:;:;;:;:;::;:;:;:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`ヽ、.ヽヽl;;l::://,,、‐´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;;:;:;:;;:::;
:;:;:;:;:;::;:;:;:;;:;::;::;:;:;::;:;::;;;:;:;::;;::;;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;` ̄ ̄ ̄:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;::;:;;::;:;:;:;:;:;::;:;:;;:;:;:;::;:;:;:;:;::;;:
      ;:;:;:;::;:;:;;:;:;:;::;:;:;:;:;:;;:;;::;;::;;::;:;;::;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;;:;::;;:::;:;:;:;;::;
              __;:;:;:;:;;::;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;;:;:;;:;:;:
            ,/~//:;:;:;:;:;;;;::;:;:;::;:;:;:;::;::;:;:;:;::;:;::;:;:;:;:;:;:::;;::;;:;:;:;;::;:;:;;:::;:;;:;::;:;;:;:;::;:;
            l |/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:/| ̄ ̄ ̄|\;:;:;:;:;:;:;:;:;:,__;:;:;:;:l`l ./`
            | l   /`l;:;:;:;:;:;:;::;:;:/  |      |  \;:;:;:;:;:;:` `、  | l/ /
            l  `ヽ/ / ;:;:;:;:;::/    |___|    \;:;:;:;: `、ヽ// /l
            ヽ    l    /   _/、 \_   ヽ  .....l   ./
             ヽ   l    |    ○    ´○    |  ...|   /
              |  |    |                  |   |  |
              |  |    |     `二二‐'     /    |  |
              |  |     \            /     |  |
              |  |   __>──    ──〈_     |  |
              ´    ̄ ̄                 ̄ ̄ ̄   .〉
              \___                  ___/
     「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     ||| 禍々しい影、一言で形容すればそうなるだろうか。             |
     ||| ティートマの後背には何やら得体の知れぬ影が付き纏っていた。  ::::::|
     |」______________________________|

13 :
       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
       : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
       : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |l
       : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |l
       : : タスケテー: : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |l
       : : : /■\: : : :: : : : : : : : /★ヽ: : : : : : : :: : : : : : : : :: : : : /★ヽ /))
       : :((д゚;:;:ilili): : :: : : : : : : : (∀;:;;:): : : : : : : /■ヽ: : : : : : ( .(Д;;;::)./
       : : : ヽ:;;::;:;:;::;つ: :: : : : : : : と;:;:::;;;ヽ. : : : : : (li'゚ο):ヒィ : ::: : `、:;;:;;:;::ノ:
       : : : : /;:::_;:;:;:\: :: : : : : : : : :|;:;::;;:lー': : : : : / ,  O、: : : : : : 〈;:;,:;;;:): :
       : : : : l,_ノ `、_):: : : : : : : ::: しヽ ): :: : : :⊂ノ、__つ): :: : : :(_(_/: :
       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼の悪夢の徒は、今や魔術師達の築き上げた平和をたちどころに否定し、  :|
||| 正に蹂躙と破壊の最中であった。                           :|
|」_________________________________|

14 :

  /□\   ./□\
  (´Д` ,,)  .(=(, ゚∀゚)    /三三\   /三三\  /三三\
  ./ |/  |   /''''||'''''''|    (´Д`\_|   (・Д・\_|  (゚Д゚ \_|
 ..|  |   |  .|'''''||''''''''|    |三三三|)   |三三三|)  |三三三|)
 ..|     |  |'''''||''''''''|     ||||| |||| |     ||||| |||| |    ||||| |||| |
 .〈二〈二=〉  (_(_:)     |三三三|)   |三三三|)  |三三三|)
_ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄ ̄ ̄ ̄__ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
;;;;;;;;;;;|\
;;;;;;;;;;;|: : \      ,――───────────────────────────
;;;;;;;;;;;|: : : : \    │分隊として敵の裏側に回りこむ、隊長はお前だ。名誉なことだぞ!
;;;;;;;;;;;|: : : : : : \   '────────────────────────────
: : : \__: : : 丶     ,――─────────────────────
: : : : : : : : : : : : : l     │突撃だ!今こそ憎き悪夢を打ち払ってくれようぞ!
: : : : : : : : : : : : : |      '──────────────────────
、__: : : : : : : / ,――──────────────────────
\_/: : : : :   │戻れとの命令だ、どうやら敵の先遣隊が動いたらしい!
: : : : : : : : <   '────────────────────────
    ,――─────── ,――──── ,────────────
   │ととと、突撃ぃーー! │……?     | 撤退か…助かった…ホゥ
    '───────v─  '──v───  '─v──────────
            /三三\  /三三\   /三三\
            (゚∀゚;\_|  (´Д`\_|  |_/‐Д‐)
            |三三三|)  |三三三|)   (|三三三|
             ||||| |||| |    ||||| |||| |    | |||| |||||
            |三三三|)  |三三三|)   (|三三三|
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 対する南方軍は、大師及び音人の下、                              :::|
||| 然るべく戦に赴くまでは良かった物の、悪夢教徒に仕掛けられた偽報の計に惑わされ、  :|
||| 更には撹乱者まで紛れ込まされたらしく、大混乱の渦中にあった。               |
|」______________________________________|

15 :

                   ./□\
                   (( ゚∀゚ )
                と二/''''||'''''''|二つ
                   |'''''||''''''''|
                   |'''''||''''''''|
                   (_(_:)
          ヽ ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐'`ー/
          │おまえら止まれ! 待機しろ! │
          │これは命令だ!   待機しろ!│
          /ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐'`ー\
                             右 往 左 往
              右 往 左 往
 /三三\  /三三\   /三三\    /三三\   /三三\   /三三\
 (・∀・\_|  (´Д`\_|  |_/・Д・)    (ω・`\_|   |_/´_ゝ`)   (゚∀゚,,\_|
 |三三三|)  |三三三|)   (|三三三|    |三三三|)   (|三三三|   |三三三|)
  ||||| |||| |    ||||| |||| |    | |||| |||||     ||||| |||| |    | |||| |||||    ||||| |||| |
 |三三三|)  |三三三|)   (|三三三|    |三三三|)   (|三三三|   |三三三|)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 音人は自前の能力を用いて必死に陣の建て直しに当たったが、        |
||| 偽報に惑わされ勝手な散開を始めた軍を纏めるのは容易でなかった。    |
|」________________________________|

16 :

           ,――──────────────────
          │おめぇら、総攻撃を掛けろぉぉ!!
          │今ならあのクソ野郎どもの首を取れるぜぇ!!
           '───────v────────────
_________________________________
\           :::::::::::::::::;:;:/    |___|    \    |赫|
  \           ::::::::;:;:;:/   _/、  \_   :ヽ   |赫|
    \          :::::;:;:;:;::|   ○    ´○    : :|  ....|赫|
      \          ::::;:;:::|               : : :|   .|赫|
        \          ::::;:;|    `二二‐'    : : :/   ..|赫|
          \          ;:;::\          ::: :/     .|赫|
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /三三三/|三三三三三|\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : /三三三/三|三三三三三|三\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |l|: : : : : |l|: /□ヽ::: : : .|l|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |l|: : : : : |l| (゚∀゚ ).||: : |l|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |l|: : : : : |l| ( ┌─||: : |l|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |l|: : : : : |l| ((│_||: : |l|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : . /★ヽ/★ヽ/: : : : : : /三三三/三三三三三三\: : /★ヽ/★ヽノ: : : : : : : : : : : :
□二□二(。∀゚ ) 二二二二二二二二二二二二二二二二二二(。∀゚ ) 二二二二二二|  ( ::
  ⊂ 三⊂ 三=    ( ::                ⊂  ⊂ 三=    (   ⌒  ::
 /★\ (    =     /★ヽ         /★ヽ /)   /★ヽ=
((д;:;:;:;:;)丶し⌒/★ヽ  \(Д:;:;;)ノ      ( .(Д;;;::)./  l´l(∀:;;:;)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 総崩れとなった南方軍に悪夢教徒は総攻撃を敢行する。                 .....|
||| あれ程弱兵であると言われていた悪夢教徒を前に、南方軍は歯が立たなかった。   ..|
|」_____________________________________|

17 :

                   ●
                   ●
                   ●
                   ●
                   ●
                   ●

18 :

       「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
       ||| 澄み渡っていた南方村の空が黒煙に包まれ、                |
       ||| 白昼にもかかわらず薄暗くなった戦火の村に、響く哄笑があった。    |
       |」______________________________|
;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::
:;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:
:; ;::;,,――────────────;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; :::;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::;
:;::;│へぇーっはっはっはっはー!: ;: ; ;: ;;:);::;;;:;:;: ;: ;;: ;:;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;:
:;::; :;'─────v────────:; :; ;::;:;:;:;:;:;;,――─────────────⌒、: ;: ::;
;;:;:::;:;: ;: ;;: ;: :;;:;;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ; ;: ;;: ;: :│貴様、何が可笑しい…許さぬぞ…; :; :;: ;: ; ;:
;;: ;:;;:;:;: ;: ;:; ;:..::..:..:.::.:.......:...:.:..:.: ;:;::;;;;:;: :;:;:;:;:;:;:;:;: ;::;:;:; ;'───────v───────;;:;::;;;:;:;: ;:
: ; :::::.:.:.:..:..::..:.:.:...........................:.:.:.:...:.:.:...:.:.:..:.:.:.:;::;::; ;:: ;: ;:;:;:;:...........................:.:.:.:...:.:.:...:バリバリ.:.:..:.:.:;::;::; ;::;
::.:.:..:::.:.:.:.:..................................:..:.:::.:.::.:.:..:.:.:....:.:;:.:;: ;: ;:;;:;:;; :;;:;:;......................../□\:.:..:.:.:./.../:.:;: ;: ;:;;:;;;;;;;: ;:
;: ::; ;:;:;:;;:: ;:;:;::.:.::...:.:.::. ::..:..........:..:.:.:.:..:..:.:;:;::;:;: ;:;;:;:;:;:;;:;: ;:;: ;::.:.::...:.:.::. ::.(::д:::#,):.:..:./ ̄.:/.:;:;::;:;: ;:;;:;;: ;:
;;:;: :;;:;:;: ;:;::..:.:.:.:./□ヽ:.:::..............:.:.::..:.:.:.:..:...::;;: ;:;:;:;:;:;:;;:;:;::;;;:;::..:.:.:.:.:.:::..../ |/  |二つ: ̄\...::;;: ;:;:;:;: :; :;
:; :; ;;:;;; .::...::.\( ∀ )ノ..............:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.::;; ; ; ;:;:;:;::;;:;: ;:;;;:;;; .::...::..::..|  |   |.:.:.::.:.:.:.:.:.:.::;;: ;;:);::;;;:; :; :
;:; : ;:; :;;: :;:;:; ;..::.(  )...:.:................:.:.:.:.:..:.:....;:;:; ;:;::;;: ;:;::;;::;: ;;;:; :;;: :;:;:; ;..:|     |....:.:.:.:.:..:.:....;:;:; ;::;:;:;:;;;: :;;
: ;: ; ;;;: ;: ;:;:;: ;: ../.:.:.〉::..:...........:..:.:.:.:.:..:.:..:.:.:::;:: ;::;:;;: ::;:;:; ;:;;: ;;: ;:;:;: ;: ..:..〈二〈二=〉:..:.:.:.:.:..:.:..:.:.::::;: ;: ;;: ;: ;:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
        「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        ||| ティートマ、黒き影を背負いし狂魔術師は、         ..|
        ||| 護衛とはぐれたケーリュケイオンを前に哄笑していた。 ......|
        |」_________________________|

19 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 不気味な笑い声が止むか否かの内にケーリュケイオンは攻撃に出た。    |
||| ティートマの小柄な体が宙に浮かぶと同時に彼は苦悶に顔を歪ませた。  .|
|」________________________________|
                    ___,,、
                    /、     `、ヽ
                   .ノ `、     ヾ\
                  /  . 弋_,..、-''''"  `、
                  |      、  /   l
                  |     ○   ○  l
                  、       __,,,,、  '
                   \     〈壬ノ /   _,..-'''"
                    ヽ、       |  ~""''' ‐- ...,,
                    /        \ギギギ
                   /           、
                   ノ            l
                   |            |
                   |            |
                   |            |
                   'l    |        |
                   l   l         l
                    '‐‐‐'         |
                       ノ     /   |
                      ./     /|    |
                     /     / l   .|
                     '、    /  l   l
                      ヾ、__/   \__/
                       │
                       │ │
                       │ │
                          │

20 :

┣¨┣¨┣¨┣¨

\\''::、 ┣¨┣¨┣¨┣¨
  \゙'::、゙::、
   ヾ \\  l´~''''‐、
    ゙':、_:)゙、   ` ヽ  \
             \  ~'l                 // ̄ ̄ ̄,\
┣¨┣¨┣¨┣¨      〉  |            .   / /     ./  \
           〈 ̄~    ト、             ,´  '___/     、
             ̄ ̄`l / \           l \  /        l
                トv   `ヽ         |/二〉  〈二、      |
                |/     ヽ        |  __         .l
                .\      \       、 ゝ,,_>    : : : : /
                  \     `\      ヽ     : : : :: :: :::/
                   \      .~''''‐──''´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     \
                      \
                        \
                         \
                           \
                            `、
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ケーリュケイオンの魔術は、学帝の魔法分類によると「ReMagi:Plz:LFor:無族」とされる。  ::|
||| 純粋極まりない念力、ティートマはその力で今まさに首を圧し折られんという所であった。   :|
|」_______________________________________|

21 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 同じ分類に依るとティートマの魔術は「ReMagi:Plz:Psycho」となる。  :|
||| その名の通り、相手の精神に影響を及ぼす類の魔術である。     ::|
|」______________________________|
              心性象子      紅色子心効果魔法:精神操作TT型
         _,,,,..,,_/ ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ,. -''"´    `゙''-、 Plz魔法色子      .
    ,."          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   /    ,. '  ̄ `ヽ/  `、          ......     / ̄\/ ̄\
   ,'    /     /  ,    i....____|\   .    |           |
   !    !          l    l |        〉       \ .Plz精神 /
   ',    、        ,'   ,'  ̄ ̄ ̄ ̄|/          \    /
   丶    ヽ . _.. '    /           .....        \/
   ヽ            ,.'            ....
     `'-、_      _,.-'´    ※「第三次プラズム魔法分類論」より抜粋
       `゙''ー-‐'''"´ __
            ,/~//
            l |/          /| ̄ ̄ ̄|\     ,__  l`l ./`
            | l   /`l     /  |      |  \   ` `、  | l/ /
            l  `ヽ/ /    /    |___|    \   `、ヽ// /l
            ヽ    l    /              ヽ  .....l   ./
             ヽ   l    |               |  ...|   /
              |  |    |                 .|   |  |
              |  |    |               /    |  |
              |  |     \            /     |  |
              |  |   __>──    ──〈_     |  |
             ´    ̄ ̄                 ̄ ̄ ̄   .〉
              \___                  ___/
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 本来ならば、純粋な戦闘には全く不向きな魔術であったが、一つだけ例外の場合があった。  |
||| 後の論理魔法科学者達の解明する所であるが、当時のティートマの魔術は、            |
||| 相手の魔術に乗せられた意思を経由して、相手の精神に致命打を与える事ができた。    ::::|
|」________________________________________|

22 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 「肉を切らせて骨を断つ」、ティートマはまさにそれを狙っていたのであった。           :::|
||| 苦悶に歪んでいた表情が、歪な笑みを浮かべる、と同時に、ケーリュケイオンは地に伏した。  |
|」________________________________________|
                                     / ;:;: ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;: ;:
      ___,,、                        /:; :; :;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::
      /、     `、ヽ                     / :; :; :;;: ;:; :; :(; :; :;: ;: ; ;: ;;:);::;;;:;:;: ;: ;;: ;:;
     .ノ `、     ヾ\                . /:;: ;:; :; :; : :; :(; : ;: ;: ::;;:;)::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;
    /  . 弋_,..、-''''"  `、  ━━ ╋┓┃┃   / ;: ;:; :; :; :; :;::; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:;
    |      、  /   l .━━━┃    ┃ /;: ;:; :; :; : ;⌒、: :...:.:..:.: ;:;::;;;;:;: :;:;:;:;:;:;:;: ;::;:;:; ;:;:;.:;:;
    |             l           /;:) ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;..........:.:.:.:...:.:.:...:.:.:..:.:.:;::;::; ;:: ;: ;:;:;:;:
    、            '         /:;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :......:..:.:::.:.::.:.:..:.:.:....:.:;: ;: ;:;;:;:;; :;;:;:;:;:;
     \    '‐二二´ /   _,..-'''"  /:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :::..:..........:..:.:.:.:..:..:.:;:;::;:;: ;:;;:;:;:;:;;:;: ;:;:
      ヽ、       |  ~""''' ‐- /;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :;;::..............:.:.::..:.:.:.:..:...::;;: ;:;:;:;:;:;:;;:;:;::;;;
      /        \ギギギ ./:;: ;: ;:; :; :;:; :;: ;:; :; :(; : ;: ;: ::;:;::.:................:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.::;;: ; ;:;:;:;::;;:;
     /           、   /;: ;: :;;:;;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;: ;:; :; :(; :; :;: ;: ; ;: ;;:);::;;;:;:;: ;: ;;: ;:;: :
     ノ            l ../;:; ;:..::..:..:.::.:.......:...:.:..:.: ;:;::;;;;:;: :;:;:;:;::; :(; : ;: ;: ::;;:;)::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::;
     |            / :..::..:.:.:...........................:.:.:.:...:.:.:...:.:.:..:┃┃:;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;:
     |           /.:..................................:..:.:::.:.::.:.:..:.:.:....:.:┃    .:.: ;:;::;;;;:;: :;:;:;:;:;:;:;: ;::;:;:; ;:;:;.:;:; ;::;
     |         /:;;:: ;:;:;::.:.::...:.:.::. ::..:..........:..:.:.:.:..:..:.:;:;::;:;:┣━  ╋╋.:.:.:...:.:.:..:.:.:;::;::; ;:: ;: ;:;:;:;: ;;:;
     'l    |    /:;;:;:;: ;:;::..:.:.:.:.:.:::..............:.:.::..:.:.:.:..:...::;;: ;:;:; ┃      ┃ ツ:.:.:....:.:;: ;: ;:;;:;:;; :;;:;:;:;:; ;:
     l   l  ./:; :; :; ;;:;;; .::...::..::.:................:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.::;;: ; ;:;:;:;::;::..:..........:..:.:.:.:..:..:.:;:;::;:;: ;:;;:;:;:;:;;:;: ;:;: ;:;
      '‐‐‐' /;;:;:; : ;:; :;;: :;:;:; ;..::....:.:................:.:.:.:.:..:.:....;:;/□\__,      / ' . ・:‘ :;:;:;:;:;;:;:;::;;;:;:;
        /;: ; ;;;: ;: ;:;:;: ;: ..:...:.:.::..:...........:..:.:.:.:.:..:.:..:.:.:::;,(。:;;:。; )、 ):::):::)つ/(人从,、,、,,:;;: ; ;:;:;:;::;;:;: ;:
      /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ノ:_:゚)G─-∪::ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 念力が効果を失い、ティートマは再び地に足をついた。 :::::|
||| 気絶したケーリュケイオンを尻目に、ティートマは嗤った。::::|
|」_________________________|

23 :
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; :::;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;: ;: ; ;: ;;:);::;;;:;:;: ;: ;;: ;:;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::;,,――──────────── (; : ;: ;: ::;;:;)::; :; ;::;:;:;:;:;:;;,――───; : ;:;:;:;:
;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :;│へぇーっはっはっはっはー!: ;: ; ;: :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: │大師ッ!;: ;: ;: ;: ;: ;:
;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;:;'─────v────────:; ..:.: ;:;::;;;;:;: :;:;:;:;:;:;:;: ;::;:;:; '──v──;;:;:;: ;:;:;::
;: :; ;: :; ;: :; : :: ; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; ::::::::.:.:.:..:..::..:.:.:...........................:.:.:.:...:.:.:...:.:.:..:.:.:;::;::; ;:: ;: ;:;:;:;: ;;:; :;;:;; ;:;:;:; :::;:;:;
; :; :; :; :; :; : ;: ;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:..:::.:.:.:.:..................................:..:.:::.:.::.:.:..:.:.:....:.:;: ;: ;:;;:;:;; :;;:;:;./□\:;;:;:;: ;:; ;::
;::;:; ; ; ;:;:; ; ):;:;:; ::;;:;: :;;:;:;;:;;:;:;:;;:; ;:;:;;:;:: ;:;:;:;;:: ;:;:;::.:.::...:.:.::. ::..:..........:..:.:.:.:..:..:.:;:;::;:;: ;:;;:;:;:;:;;:;:(゚∀゚,,);)__; ;:
; : ;: ;: ;;:;:ノ;;:;: :;;:;::;;:;:: :;:;;;:;:;.:.:.:./□ヽ:.:::....:;;:;:;: ;:;::..:.:.:.:.:.:::..............:.:.::..:.:.:.:..:...::;;: ;:;:;:;:;:;:;;:;:;::/''''||'''''''|   ̄ ̄
;;:;;: ;::;; :;:;: ; ;:;:;;;::;:; ;:;::; :; : .\( ∀ )ノ....:; :; :; ;;:;;; .::...::..::.:................:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.::;;: ; ;:;:;:;::;;|'''''||''''''''|__;;:;
;;:;:;:;;: ;;_______; :; ;..::.(  )...:.:....;;:;:; : ;:; :;;: :;:;:; ;..:.:....;:;/□\__,   :: ;:;::;;: |'''''||''''''''|  ̄ ̄:
;::; :;:;;(@)―-;:;:;:―-‐‐‐―;: ./.:.:.〉::..:..... ;: ; ;;;: ;: ;:;:;: ;: ..::.:::;,(。:;;:。; )、 ):::):::)つ:;:: ;::;:;~'ー\,_) ;:;:; ;:;:; ;::
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ノ:_:゚)G─-∪::ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

24 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 呼びかける音人に対して、ケーリュケイオンが反応する気配は無かった。 ::|
|」________________________________|
デュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラ     ,,
                  /| ̄ ̄ ̄|\           ,,::::'
                 /  |     |  \      ...,,::;;;;;;:''
               /    |___|    ヽ ;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:''
              / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、 ;;;;;;;;;;;;;''  ..
              |_| l|  |   l|  i!i!   |_| ;;;;;;;;'' ..,::;;''
              |_|    i!   l|  l  :::::|_| ;;:::''::;;;;;;''
              | | l|  l   l   i!  l:::::::| |;;;;;;;::''
              \\   |      l :::::://
               /'''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ,――───────────────────
        │許さねぇ…許さねぇぞぉぉぉおおオオオ!!!
         '───────v─────────────
        ;   ;     ;:;:;;:  :;:;: ;;:;;;;:   :;;:   ; ,√   :;:;;;::
   ::    :;   :;:  ;   :;:;:;:;::/| ̄ ̄ ̄|\:;;::;: /:     :;:;:;:;;
   ;:;;   ;:;:   :;;:;  ;:;  :;;:;:/  |     |  \ _人/    バチッ!
  :;:::;: ;:::;:;  ;::;:; ;:;:;: :;/    |___|    ヽ `⌒ヽて :;:;:;;:::;:;
   :;;;;::;;;:;:;;:; ;:::;;:;: ;;;:::; / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、;: :;:;;: ;:;:;:;:;:;;:;
  ::::;;::::;:;;:;:;:;:;::;:;:;:;;;:;:;::: |_|    ノ|  .|  | 、    |_|;:;;:;;::;::;;;::;::;:;;:;:
   ;:;:;:;;:;:;:;:::;:;:;:;:;:;:;;;;:;:::|_|  <0ノ    、0> :::|_|::;;;;;:::::;:;:;:;:;:;:;:;
     :;::;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;;;;: | |    l、__, l   :::::| |;;:;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;:;;
       ;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;;::\\   、__/   ::::://;;::;:;;:;:;:;:;:;:;::;:;:;
        :;::;::;:;;::;;:;;  /'''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、;;::;:;:;;;::;:::;;:;::;;:;;
         ;:;:;:;:;::;:;: /      ||||||      、;:;:;::;:;:;:;:::;;:;::;;::
          :;::;:;:;;;/       ||||||       l;::;::;:;;::;:;:::;:;;;
           :;:;:; |'''''''''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''''''''|;:;:;:;:;:::;:::;::;
            :;;;|       llllll       |;;::;;:;:;:;:;;
             |       llllll       |;:;;::;::;:;
             |''''''''''''''''''''''''''llllll'''''''''''''''''''''''''|:;;:;:;:;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 仮面の笑みが悪魔と見紛うような表情に変わった。         |
||| …ティートマの周囲の空気が異常な振動を刻み始める──  ::|
|」___________________________|

25 :
       ,――────
      │へッ!?
       '───v──
        ____                             /
        /、      `、                       /
       .ノ |      | \                  ./
      /   l____|   `、               /
      |     、  /    l              /
      | ∪  ○   ○  l             /
      、            '           /
       \   '‐二二´  /          ./
        ヽ、__,,.. .-‐ '''" バチッ      / ,――──────────
/\/\/\ ノ | l| l| |   /\/\/  │震えよ、我が敵を断て!!
          __,,.. .-‐ '''l        /    '───v────────
        /        \    /  ;   ;     ;:;:;;:  :;:;: ;;:;;;;:       :;;:
       /           ヽ / ;:  ;   :;:;:;:;::/| ̄ ̄ ̄|\:;;::;: ;;:     :;:;:;:;;
       ノ             ./    ;;  :;:;:/  |     |  \  :;::   :;  :;;::;;:;::
       |           /    ; ;:;:;: :;/    |___|    ヽ ;:;:;: ;:;:  :;:;:;;:::;:;
       |          /       ;;;:::;/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、;: :;:;;: ;:;:;:;:;:;;:;
       |        /       ;:;;;:;:;::: |_|    ノ|  .|  | 、    |_|;:;;:;;::;::;;;::;::;:;;:;:
       'l    |   /         :;:;;;;:;:|_|  <__ノ    、_> :::|_|::;;;;;:::::;:;:;:;:;:;:;:;
       l   l ./          :;;::;_,‐.. _|    l、__, l   :::::| |;;:;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;:;;
        '‐‐‐'/            :;l | | l_..\   `──'   ::::://;;::;:;;:;:;:;:;:;:;::;:;:;
        ../             ;:;,「l | | | l''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、;;::;:;:;;;::;:::;;:;::;;:;;
       /              / l l  ̄ l', .   ||||||      、;:;:;::;:;:;:;:::;;:;::;;::
      /                !;:;:、__/;:l   . ||||||       l;::;::;:;;::;:;:::;:;;;
    /                  、;:;:;:;:;:;:;:;:,''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''''''''|;:;:;:;:;:::;:::;::;
   /                    .ヽ.;:;:;:;:, '     llllll       |;;::;;:;:;:;:;;

26 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ──刹那、ティートマの首が、胴体から離れていた。                  ::|
||| 生首と化したティートマは、鮮血の軌跡を宙に描き、焦げた土の上に転がった。  :|
|」___________________________________|
     ____
     /、      `、
    .ノ |      | \        ,――──────────
   /   l____|   `、      │あれ、何で空飛んでんだ?
   |     、  /    l 。о ○ '────────────
   | ∪  ○   ○  l
   、            '
    \   '‐二二´  /
     ヽ、__,,.. .-‐ '''"
  //
 /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; :::;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;: ;: ; ;: ;;:);::;;;:;:;: ;: ;;: ;:;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; : ;:
;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; ::;::
;: :; ;: :; ;: :; : :: ; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; ::::::::.:.:.:..:..::..:.:.:...........................:.:.:.:...:.:.:...:.:.:..:.:.:;::;::; ;:: ;: ;:;:;:;: ;;:; :;;:;; ;:;:;:; :::;:;:;
; :; :; :; :; :; : ;: ;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:..:::.:.:.:.:..................................:..:.:::.:.::.:.:..:.:.:....:.:;: ;: ;:;;:;:;; :;;:;:;./□\:;;:;: ::;;:;::;
;::;:; ; ; ;:;:; ; ):;:;:; ::;;:;: :;;:;:;;:;;:;:;:;;:; ;:;:ブシュー;;:;;:;;:;:;::.:.::...:.:.::. ::..:..........:..:.:.:.:..:..:.:;:;::;:;: ;:;;:;:;:;:;;:;:( ∀ ,,)=);: ;: ; ;: ;;
; : ;: ;: ;;:;:ノ;;:;: :;;:;::;;:;:: :;:;;;:;:;.:.:.:.⌒∨⌒::;:;:.:::....:;;:;::..:.:.:.:.:.:::..............:.:.::..:.:.:.:..:...::;;: ;:;:;:;:; と二/''''||'''''''| ;: ノ; ;: ;;
;;:;;: ;::;; :;:;: ; ;:;:;;;::;:; ;:;::; :; : .;::;;:;:;,,,,|l,,,;;:.;::;...:; :; :; ;;:;;;.::...::..::.:................:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.::;;: ; ;:;:;:;::;;|'''''||''''''''| ;: ;: ::;;:;:
;;:;:;:;;: ;;_______; :; ;..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::; ;..:.:....;:;/□\__,    :;;:;::;;: |'''''||''''''''| :;: ;: ; ;:
;::; :;:;;(@)―-;:;:;:―-‐‐‐―;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;:;:.:::;,(。:;;:。; )、 ):::):::)つ:;:: ;::;:(_(_:) ;: : ;:;:; ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ノ:_:゚)G─-∪::ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 神速の如き早業。ティートマが対抗魔法を仕掛ける間もなかった。  |
|」_____________________________|

27 :
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; :::;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;: ;: ; ;: ;;:);::;;;:;:;: ;: ;;: ;:;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:; ,――───────────────────
;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;│大師ッ! 目を覚ましてくれよケーリュケイオン!
;: :; ;: :; ;: :; : :: ; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; ::::::::.:.:.:..:..::..:.:.:......... '────────v────────────
; :; :; :; :; :; : ;: ;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:..:::.:.:.:.:..................................:..:.:::.:.::.:.:..:.:.:....:.:;: ;: ;:;;:;:;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;::;
;::;:; ; ; ;:;:; ; ):;:;:; ::;;:;: :;;:;:;;:;;:;:;:;;:; ;:;:ブシュー;;:;;:;;:;:;::.:.::...:.:.::. ::..:..........:..:.:.:.:..:..:./□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;;
; : ;: ;: ;;:;:ノ;;:;: :;;:;::;;:;:: :;:;;;:;:;.:.:.:.⌒∨⌒::;:;:.:::....:;;:;::..:.:.:.:.:.:::..............:.:.::..:.:.:.:.(゚∀゚ ,);) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;:: ;;
;;:;;: ;::;; :;:;: ; ;:;:;;;::;:; ;:;::; :; : .;::;;:;:;,,,,|l,,,;;:.;::;...:; :; :; ;;:;;;.::...::..::.:................:.:.:.:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;::;:
;;:;:;:;;: ;;_______; :; ;..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::; ;..:.:....;:/□\し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;:
;::; :;:;;(@)―-;:;:;:―-‐‐‐―;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;:;:.:::;,(。:;;:。; )、 ):::):::)つ):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ノ:_:゚)G─-∪::ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 音人は地に伏したケーリュケイオンの元に駆け寄った。       :::|
||| 必死の呼びかけにも関らず、ケーリュケイオンは目を覚まさない。  :|
|」_____________________________|

28 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| その様子を見つめる視線があった。                  :::::|
||| 生気を失った生首が、目を覚まさぬ大師をじっと見つめている。    |
|」_____________________________|
               ヽ´~~`.. .ー '''"
              /   '‐二二、  ヽ
             ´            '
             |              l
             |     ´  ヘ    l
             ヘ  .l ̄ ̄ ̄ ̄|   ,.´
               、 |      | /
                ヘ´      ,.´
────────────────────────────────
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 唐突に、それは聞こえてきた。 |
|」______________|

29 :

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 歪な笑い声だった。::::::|
|」__________|
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;:  ,――────────── :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;│ふひひひひひひひ!!!  :; : ;: ;: ::;;:;::; :;
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;  '───v────────:; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :; ,――─────────── :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;│へはははははは!!!    :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::(;: ;:;
;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::(;: ;:; :; :; :; : '──────v──────:; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:; ;:; :;:
;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; ; :; : ;: : ;:;:; ;: ;
;: :; ;: :; ;: :; : :: ; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;: ;: ; ;: ;;::
; :; :; :; :; :; : ;: ;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:..:::.:.:.:.:..................................:..:.:::.:.::.:.:..:.:.:....:.:;: ;: ;:;;:;:;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;::
;::;:; ; ; ;:;:; ; ):;:;:; ::;;:;: :;;:;:;;:;;:;:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::. ::..:..........:..:.:.:.:..:..:./□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;:
; : ;: ;: ;;:;:ノ;;:;: :;;:;::;;:;:: :;:;;;:;:;.:.:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::..:.:.:.:.:.:::..............:.:.::..:.:.:.:.( ∀ ,);) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::
;;:;;: ;::;; :;:;: ; ;:;:;;;::;:; ;:;::; :; : .;::;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;;:;;;.::...::..::.:................:.:.:.:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;
;;:;:;:;;: ;;_______; :; ;..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::; ;..:.:....;:/□\し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;:
;::; :;:;;(@)―-;:;:;:―-‐‐‐―;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;:;:.:::;,(。∀:。; )、 ):::):::)つ):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ノ:_:゚)G─-∪::ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 間違えようも無かった。                       :|
||| 笑い声は、ケーリュケイオンの肉体から発せられていた。 :::::|
|」__________________________|

30 :
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;: ,――──── ::;:;;:;:;;: ;: ; ;: ;;:;::;;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::;│まさか…、    ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;; ,――───────'──v────────────
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:│そのまさかだぁーこいつの体は俺様が貰い受けたぁー
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:;  '───v───,――────────────────────
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;:│か、返せ…大師ッ! 帰ってきてくれよ…大師!
;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::(;: ;:; :; :;  ,――────‐'────v─────────────────
;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:; ;:; :;: ;:; :│こいつぁー大師様じゃねぇー、こいつぁー今からぁー
;: :; ;: :; ;: :; : :: ; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::; ;:;: ;: ;:; : '───v───────────────────
; :; :; :; :; :; : ;: ;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:..:::.:.:.:.:..................................:..:.:::.:.::.:.:..:.:.:....:.:;: ;: ;:;;:;:;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;::
;::;:; ; ; ;:;:; ; ):;:;:; ::;;:;: :;;:;:;;:;;:;:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::. ::..:..........:..:.:.:.:..:..:./□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;:
; : ;: ;: ;;:;:ノ;;:;: :;;:;::;;:;:: :;:;;;:;:;.:.:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::..:.::/□\.......ムクリ.:.:.:.( ∀ ,);) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::
;;:;;: ;::;; :;:;: ; ;:;:;;;::;:; ;:;::; :; : .;::;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;o(。∀:。; )⌒ヽ..:.:.:.:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;
;;:;:;:;;: ;;_______; :; ;..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;c[ノ___l )))し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;
;::; :;:;;(@)―-;:;:;:―-‐‐‐―;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;:;:〈_〈_〉:;:;:;:;:::l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

31 :
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;: ,――───────────────────────
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; 、:;:;:;:;:;; │ティートマ改め!ナイトメア!本物の悪夢の始まりだぁあー
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; '───────v─────────────────
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; : ;:
;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; ::;::
; :; :; :; :; :; : ;: ;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:..:::.:.:.:.:...........................:.:::/□\......:.:.:....:.:;: ;: ;:;;:;:;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;::
;::;:; ; ; ;:;:; ; ):;:;:; ::;;:;: :;;:;:;;:;;:;:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:; (。∀:。; ).:..:..:./□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;:
; : ;: ;: ;;:;:ノ;;:;: :;;:;::;;:;:: :;:;;;:;:;.:.:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.:./ |/  |:;:;:::;( ∀ ,);) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::
;;:;;: ;::;; :;:;: ; ;:;:;;;::;:; ;:;::; :; : .;::;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.:.|  |   _|:;;:;./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;
;;:;:;:;;: ;;_______; :; ;..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;::| ____|:;:::;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;
;::; :;:;;(@)―-;:;:;:―-‐‐‐―;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;:;:〈_〈_〉:;:;:;:;:::l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

32 :
┏┻┓
    ┃オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :;.:::/□\..... ::;:;;:;:;::; ;:;:; :; : ;: ;: ::;;:;::;;:;:; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::(。∀:。; ).:. :;) : ;: ;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;:;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;と二/ |/  l二つ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:.|  |   _|:;;: ;:;:; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; : ;:
;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;:::| ____|:;:::;:;:; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; ::;::
; :; :; :; :; :; : ;: ;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:..:::  ;:〈_〈_〉:;:....:..:.:.:....::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.:;: ;: ;:;;:;:;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;::
;::;:; ; ; ;:;:; ; ):;:;:; ::;;:;: :;;:;:;;:;;:;:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:;.:..:..:.:..:..:::..::;:;:;:;;:;:;;/□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;:
; : ;: ;: ;;:;:ノ;;:;: :;;:;::;;:;:: :;:;;;:;:;.:.:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.::.:...::.:.:.:.:..:.:..:::.:.:;( ∀ ,);) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::
;;:;;: ;::;; :;:;: ; ;:;:;;;::;:; ;:;::; :; : .;::;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.;..:.::..::.:.:...::..:.:..:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;
;;:;:;:;;: ;;_______; :; ;..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;:.;;.;;.;.;.::..:.:.:.:::.:;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;
;::; :;:;;(@)―-;:;:;:―-‐‐‐―;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;;:;:;:::;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;;:;:l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 叫ぶ。ケーリュケイオンの肉体が不気味な軌道で宙に浮かんだ。     :::::|
||| 黒煙で完全に闇の世界と化した南方村に、禍々しい咆哮が響き渡った。 ::::|
|」________________________________|

33 :

                          /| ̄ ̄|\
                 ■■■■■■■__|  \
                        l  ─  ─   |
                         、   ─ ■■
             |'、_,、‐■■■■~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~''''''‐‐───、_/|
             |   l                         l  |
             '' ̄/_■■■■■    ■■■■■■■_,,l ̄'''
                       |          |
                   ■■■■■■■■■■
            ■■■■■■■■■■■■■■■
                       |        ■■
                      ■■■■■■  |
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ふと白く輝いていた双眸を閉じ、固く口を閉ざし、磔にされた聖人のような姿勢になったかと思うと、::::|
||| ケーリュケイオンの肉体は纏わり憑く禍々しい影の中に消えた。                    ::::::|
|」__________________________________________|

34 :
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;:
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::■■■■■■■■■::; ;:;:; :; : ;: ;: ::;;:;::;;:;:; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;:■■■■■■ ).:. :;) : ;: ;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;:;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;:
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:■■■■■■■つ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:.|■■■■■■ : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :
;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; ■■■__|:;:::;:;:; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; ::;::
; :; :; :; :; :; : ;: ;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:..:::  ;:〈■■■■■■....::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.:;: ;: ;:;;:;:;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;
;::;:; ; ; ;:;:; ; ):;:;:; ::;;:;: :;;:;:;;:;;:;:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:;.:..:..:.:..:..:::..::;:;:;:;;:;:;;/□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;
; : ;: ;: ;;:;:ノ;;:;: :;;:;::;;:;:: :;:;;;:;:;.:.:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.::.:...::.:.:.:.:..:.:..:::.:.:;(T∀T,)) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;
;;:;;: ;::;; :;:;: ; ;:;:;;;::;:; ;:;::; :; : .;::;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.;..:.::..::.:.:...::..:.:..:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;
;;:;:;:;;: ;;_______; :; ;..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;:.;;.;;.;.;.::..:.:.:.:::.:;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::
;::; :;:;;(@)―-;:;:;:―-‐‐‐―;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;;:;:;:::;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;;:;:l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 漆黒の闇の中、自らが導くべき人間が眼前で消滅するのは、一体如何な心地であろうか。 ::|
||| 魔術師の仮面には、かつて彼が見せたことの無い、泣いている様な表情が写っていた。    |
|」_______________________________________|

35 :

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 黒々とした影がその場から離れたとき、                      ::::|
||| そこにあったのは輝ける賢者ではなく、変わり果てた化け物の姿であった。  |
|」_________________________________|
              /二二二二二\
            /__:;:;___:_\
          /__;::;:;_::;::;:;:;___\
        /____;:;:::;:;:_____\
      /____:;:::________\
     /___▼▲▼.;:';:;: ̄;:;:ヽ▼▲▼__、
     l_;:::;:::;_;:;:_/;:;:γ ⌒ヽ;:;:;:,_:;:_:;_:;_l
     |__≪__ !;:;:;:i    i;:;:;:l__≫__|
     |_:;:;;;::::;___、ゝ ___,ノ;:;:;:,'_:;:_:;_:_l
     l___▲▼▲ヽ;:;:_;:;:;:;:'▲▼▲____/
     \_____;::;___:;;:__::;;___/
     | :|\_;:___:;;;__;:_____/| :|
 ̄ ̄ ̄|\\~''''‐,,            _,,、‐'//l ̄ ̄~~''''‐‐、
     |    \__~'‐──────''~_/    ::::    :::::
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 汚らしい包帯のような布で覆われた頭部、不思議な紋章が顔の中央に描かれたそれは、   :|
||| 最早人間とは言いがたい穢らわしさを醸しだしていた。                      :::|
|」_______________________________________|

36 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| この世のものと思えぬ冷酷な響きを持った声、   :::::|
||| それは今は亡きケーリュケイオンの声であった。   :|
|」_______________________|
;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:
;::;:;:;:;:;:;; ::;:; ,――──────────────────;:;:;: ;: ;:; :;
;:;:;; ::;:;;:;:;::; │この肉体に馴れるまでお預けだな、音人よ。;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::;
;::;:;:;:;:;:;; ::;:; '──v──,――──────────────────────────────
:;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :│せいぜい余の軍に負けぬだけの魔法を身に付けておくのだな。フ、フ、フ、
:; : ;: ;: ::;;:;::; ;.:::/□\.....'───────────────────────────────
; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::(三:;:;:◎).:. :;) : ;: ;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;:;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;
; ;:;::;;;:;:;: ;と二/;:;:|;:;:;:;:l二つ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :;
;:;::; :; ;::;,⌒、:;:.|;:;:;:|;:;:;■■;:;:; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; : ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;
;: ; ;:;::;;;:;:;:;:; ;:::|;:;:;:;:;:;:;:;|:;:::;:;:; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; ::;:: ;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :;
:;:;::.:.:.:.:..:::  ■■〈_〉:;:....:..:.:.:....::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.:;: ;: ;:;;:;:;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; ;:;;:; :;: ;:; :; ::;
:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:;.:..:..:.:..:..:::..::;:;:;:;;:;:;;/□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :;
:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.::.:...::.:.:.:.:..:.:..:::.:.:;(T∀T,)) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;; :; :; :; :;: ;: :;
:;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.;..:.::..::.:.:...::..:.:..:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;
..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;:.;;.;;.;.;.::..:.:.:.:::.:;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;
;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;;:;:;:::;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;;:;:l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

37 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼の軍を引き連れて、今は亡き賢者は村から出て行った。    |
||| 何度呼びかけようと、心優しき大師の姿は戻ってこなかった。  |
|」___________________________|
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; :
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:;:;:;:;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; :::;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;: ;: ; ;: ;;:);::;;;:;:;: ;: ;;: ;:;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:;.:..:..:.:..:..:::..::;:;:;:;;:;:;;/□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :;
:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.::.:...::.:.:.:.:..:.:..:::.:.:;(T∀T,)) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;; :; :; :; :;: ;: :;
:;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.;..:.::..::.:.:...::..:.:..:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;
..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;:.;;.;;.;.;.::..:.:.:.:::.:;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;
;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;;:;:;:::;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;;:;:l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

38 :

                            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                          /     To Be Continued ─────
                        /____________ _ _  _   _  _   _
                      //    \\
                    //        \\
                  //            \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                //                \   ┼ ! i ! i ! !  i   !   !   i
_______//                    \_______ _ _  _   _  _   _
              /                      /        /
            /                      /        /
_____/                      /        /
                                /        /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.

39 :
はい、ギルドの皆様にはご迷惑をおかけしました。
ログスト復活しました。
今回のケーリュケイオンの転化の話を書いたのは去年の夏ごろ・・・
精神がいろいろアレな時期に書くと内容もいろいろアレですね。orz
これからはおにぎりとアフォしぃの歴史を繋いで、
あとはジエン族の歴史を中心に展開していきます。
またぼちぼち歴史を描き出して行きたいと思います故、
これからもよろしくお願いします。

40 :
おお、久しぶりに見てみたら超懐かしいスレが復興しているww
おにぎり族はこれから先、大変な時代を迎えそうですな・・・・。

41 :
http://ameblo.jp/mknktanaka
ってページの中の人がアメーバピグで
お手紙機能を使ってIDとパスワードを
聴きだそうとしてる。
見た人は広めて、気をつけて。
ちなみにこんな内容がおくられてきた↓
ワタシは3になるので、母親に
「もうやめなさい」ときつく言われています。。。
さすがに忙しくなるため、もうしないと
決めました((泣く↓
ですが私はアメGをかっていました。
つかわないのももったいないですし、つかってももう意味がありません。。。
そこで少しでも、初心者の方が、
楽しくピグを利用できるように 
アメGをできるだけあげようとかんがえました((嬉↑ 
もちろん地震の地域に募金もたくさんしましたがあまりにあまっています。
アメGがあると好きな服、ほしいものがなんでも買えます☆
 なのでぜひ始めたばかりの人、必見です!
 10分以内に返事をください♪
ID・パスワードもお願いします♪
詳しい事はツイッター@mechamnに聴きに来て下さい!

42 :
復活したのかーめでたいな。
保守

43 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 泣いていた。         ::::|
||| 一人の男が、泣いていた。 :::|
|」_____________|
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; :
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:;:;:;:;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; :::;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;: ;: ; ;: ;;:);::;;;:;:;: ;: ;;: ;:;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:;.:..:..:.:..:..:::..::;:;:;:;;:;:;;/□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :;
:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.::.:...::.:.:.:.:..:.:..:::.:.:;(T∀T,)) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;; :; :; :; :;: ;: :;
:;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.;..:.::..:::.:...::..:.:..:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;
..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;:.;;.;;.;.;.::..:.:.:.:::.:;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;
;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;;:;:;:::;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;;:;:l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

44 :

  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
     /、|\_/| ,' .|    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
   ○━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┃45:冱て墜ちる星・第四話  ┃30年11月
   ○━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

45 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 一片の光も差さなくなったその場所で、     ::::|
||| 音人は泣いていた。声を上げて、泣いていた。::::::|
|」_____________________|
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; :
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ; ,――────────────: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;:
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;│うぅっ!うぉぉおおん!ううっ!  ;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :;
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; '───────v────── ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:;.:..:..:.:..:..:::..::;:;:;:;;:;:;;/□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :;
:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.::.:...::.:.:.:.:..:.:..:::.:.:;(T∀T,)) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;; :; :; :; :;: ;: :;
:;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.;..:.::..::.:.:...::..:.:..:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;
..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;:.;;.;;.;.;.::..:.:.:.:::.:;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;
;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;;:;:;:::;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;;:;:l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

46 :
:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; :
:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;
:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;
:;: ;: ;:;: (;:;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;::;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:; ;: ;;: ;: :;;:;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;:; :;
:; :;: ;:; :; :;:;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;(;:;:; :; ;:;: ;: ;:;,――────────── ;: ;:; :; :(; :; :;
:;: ;: ;:; :;::;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:; ;: ;;:: ;;;::;: ;:;;:; :;: ;:│……どうしましょうねぇ……;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;
:;: ;: ;:;: (;:;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:;'─────v──────: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;:; :;
;:;:;:; :;: ;:;;::;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;,――───────────、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; :
;:; :;: ;:; :;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;:│…困りましてますですねぇ…:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(; :; :;
;:;: ;: ;:; :;:: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; '──────────v──: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:; ;: ;;:: ;: ;;: ;: :;;:;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;:
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;☆;;: ;;:;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :;
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :;::;:: ;: ; |: ;:;:;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:|:::; ;::;:;:: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:;.:..:..:.:..:..:::..::;:;:;:;;:;:;;/□\;:; :; ::; :;: ;:/ ̄:;: ;: ;;:;:;;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :;
:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.::.:...::.:.:.:.:..:.:..:::.:.:;(T∀T,)) ;:; :; :; : (0∀0;;: ノ;;::;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;; :; :; :; :;: ;: :;
:;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.;..:.::..::.:.:...::..:.:..:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :│~~~'':; ;::;::;;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;
..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;:.;;.;;.;.;.::..:.:.:.:::.:;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : |   :;: ;: :::;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;
;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;;:;:;:::;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;;:;:l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;/___/;: ノ;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 濛々と上る土煙の中から、そそくさと姿を現したのは、いつか見た「叫ぶ男」。 :|
|」_________________________________|

47 :
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;:,――────────────────────────; :;
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;│でも、貴方が…お友達になってくれるんですよねえ…?…:; :(; :; :;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;'─────────────v──────────── ;: ;;;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:;: ;: ;:;: ,――──────────────────;: ;:; :;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;:; :;: ;│夢は…まだまだ…途絶えないんですよね…?: ;:; :; :; :
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:;: ;: ;:; '─────────v────────── :(; :; :;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:; ;: ;;:: ;: ;;: ;: :;;:;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;:
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;☆;;: ;;:;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :;
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :;::;:: ;: ; |: ;:;:;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :; :(;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:|:::; ;::;:;:: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:
:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:;.:..:..:.:..:..:::..::;:;:;:;;:;:;;/□\;:; :; ::; :;: ;:/ ̄\:;: ;: ;;:;:;;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :;
:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.::.:...::.:.:.:.:..:.:..:::.:.:;(T∀T,)) ;:; :; :; : (0∀0 );;: ノ;;::;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;; :; :; :; :;: ;: :;
:;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.;..:.::..::.:.:...::..:.:..:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :│~~~''~)::;::;;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;
..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;:.;;.;;.;.;.::..:.:.:.:::.:;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : |   | ;: :::;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;
;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;;:;:;:::;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;;:;:l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;/___/)ノ;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

48 :
                                  /
       /| ̄ ̄ ̄|\                 /
      /  |     |  \              / ,――─────────────
    /    |___|    ヽ            /  │貴方が夢を諦めないなら………
   /  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、        / |   'v──────────────
   |___|   -┰      ┰- |        /   |   ,――──────────────
   |___|    ┃       ┃  |      /    |  │………夢はいつか再び目覚める…
   |::::::: |    ┃ ───..┃  |    /      |   'v───────────────
   \::::::\  ┃       ┃/   /      ...|   ,――─────────────
    /'''''''''''''''''''''''''''''''''''''||||||'''''''`、/        .|  │………そうですよね………
    /           ||||||  /          .|   'v──────────────
   /            ||||||/      / ̄ ̄~~ ̄ ̄ ̄\
   |'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''||/      /             \
   |           /      /                ヽ
   |          /       /  l´ ̄l      l|| ̄l    `、
   |''''''''''''''''''''''''''''''/        .|   l  l      l  :l     |
              /         |   l_||l        l_,,l   ::::::|
            /           |       |\__/l       ::::::|
          /            \      \_/      ::::::/
        /             __>──        .....:::─<__
      /             /||  ||  ||           || || ||\
                   | ||  ||  ||───────// || || ||

49 :
デュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラ
                  /| ̄ ̄ ̄|\
                 /  |     |  \
               /    |___|    ヽ
              / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、
              |_| l|  |   l|  i!i!   |_|
              |_|    i!   l|  l  :::::|_|
              | | l|  l   l   i!  l:::::::| |
              \\   |      l :::::://
               /'''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                  /| ̄ ̄ ̄|\    ,√
                 /  |     |  \  /
               /    |___|    ヽ  _人/    パチッ!
              / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~` `⌒ヽて
              |_|  ○      ○   |_|
              |_|            :::::|_|
              | |    \__/   ::::| |
              \\   \/    :://
               /'''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、
              ./      ||||||      、
              /       ||||||       l
              |'''''''''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''''''''|

50 :
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;:
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :;
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:; ,――──────────;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ;:;│おめぇ、名は何つーんだ? :;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ; '───v────────: :;;:;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; :::;: ;: ; ;: ;;:;::;;
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;: ,――────────────:(
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :│僕…教えて欲しい?…本当に? ;:
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; : '──v───────────: ノ;
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;☆;;: ;;:;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;:;:; :;:
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :;::;:: ;: ; |: ;:;:;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;: ;:;:;: ;: ;:; :;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:|:::; ;::;:;:: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:;
:;:;;:; ;:;:;;:;;:;;:;:;::.:.::....:.:..:..:..:.:.::.:;.:..:..:.:..:..:::..::;:;:;:;;:;:;;/□\;:; :; ::; :;: ;:/ ̄\:;: ;: ;;:;:;;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;: ;:;;:;: ;
:.:.::;:;:.:::....:;:;:;;:;:;;;;:;;:;::.....  .:.:.::.:...::.:.:.:.:..:.:..:::.:.:;(゚∀゚ ,)=) ;:; :; :; :(0∀0 );;: ノ;;::;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;; :; :; :;
:;;:;:;,,,,,,,;;;:;;:.;::;...:; :; :; ;⌒ヽ..:.:.;..:.::..::.:.:...::..:.:..:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :│~~~''~)::;::;;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;:
..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::;:;;:.;;.;;.;.;.::..:.:.:.:::.:;し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : |   | ;: :::;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;:
;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;;:;:;:::;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;:;;:;:l,,,,,,ll,,,,,,/):;;: : ;:;::;/___/)ノ;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 仮面の魔術師は、もう泣いていなかった。彼は、「叫ぶ男」に言われて思い出した。 :::|
||| 彼は夢を継ぎ、拓くものとして生まれたのだった。                      :|
|」____________________________________|

51 :
          ...     . |
       ,──────────────────────────、
      l わぁったよ。俺は、大師の見た夢を諦めるわけにゃいかねぇ。 l
      //─────────────────────────'
 ̄ ̄|\   l ふふ、それでこそ、僕の友達だね…
   |  \  `────────l 火星の沼の皇子はねぇ…シナップって言うんだよ… l
__|    ヽ   ..      .|    `──────────v───────────'
 ̄ ̄ ̄ ̄~~`、 ......      |          /
    ○   |_|        |        /  l´ ̄l
      :::::::::::|_|        |        |   l  l
_/     ::::| |        |        |   l_||l
/     ::://         .|        |       |\__
||||||''''''''''''''''`、    .      |        .\      \_
||||||      、  .      |        __>──
||||||       l   .      |      /||  ||  ||
||||||''''''''''''''''''''''''|        |      .| ゙||  ||  ||──
    ,|\───────────────────────────、
   l 気に入った。おめぇを俺の魔法官として招聘してやる。ついて来な。 l
    `────────────────────────────'
      l ふふふ、僕は…火星の…沼…とってもフレンドリー…
      `───────────────────────
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| これが「叫ぶ男」が魔法の環の中に入った瞬間である。   ..|
||| 仮面の魔術師の精神を救ったのは、他ならぬ彼であった。 ..|
|」__________________________|

52 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 三ヶ月が過ぎる。シナップは火星教徒の指導者的立場にある人物だったようで、::::::|
||| 当初は恐ろしがられていた火星教徒達も積極的に村民達と交わり、         |
||| 復興活動の非常に大きな手助けとなっていた。                     ..|
|」___________________________________|
                        |
                        |
                   / ̄ ̄~~ ̄ ̄ ̄\:::::::::::
                  /             \:::::::::::::
                /                ヽ:::::::::::::::::
                /   l´ ̄l      l|| ̄l   `、:::::::::::::::::
                |    l  l      l  :l    |::::::::::::::::::::
                |    l_||l        l_,,l    :::|:::::::::::::::::::
                |        |\__/l      ::::::|::::::::::::::::
                \       \_/       ::::/:::::::::::::
               __>──       .....:::─<;;;;;;;;;;::::::
              /||  ||  ||           || ||\
              | ||  ||  ||───────// :|| |
              | ||  ||  ||──────//  || |
              | ||  ||  ||─────//    || |
              | ||  ||  ||────//      || |

53 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ユラル・クェアの才能は寧ろ政治家としての能力に有ったと言って間違いは無いだろう。  .|
||| 三ヶ月という短い期間で、破壊され尽くした村は早くも復興の目途を立たせていた。     |
|」______________________________________|
 ,────────────────────────────────
 | 見張り台がほとんど使用可能な段階まで完成しました。
 | 半島村製の青銅の鐘でどれぐらいの音が鳴るか試すよう伝令を出します。
 `─v───,───────────────────
        | いや、必要ない。俺が呼びかけよう。
        `─v───────────────
         /□\
  /■\   (=(, ゚∀゚)/\ ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐'`ー‐'^ー‐/
 (  '∀`)  /''''''''||'''|   │よーし、鐘を鳴らしてみろぉ!!      │
 (    )   |'''''''''||''''|   │俺が返事をするまで鳴らし続けろよお!│
三三三三三三三三三||l| / ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐'`ー‐'^ー‐\
三三三三三三三三三||l|
三三三三三三三三三||l|                   カンカンカン…カンカンカン…>
              /|||::l|\
            //|||::l|  \
\         //  |||::||    \ ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐/
\\     //    |||::||    │ご苦労!!上出来だ!.    │
  \\//       |||::||    │こっちまで良く聞こえるぜ!!│
   ll//l       |||::||    / ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐\
  //\\       |||::||
//    \\     |||::||
/        \\   |||::||
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼の「魔法の声」は村全体に響き渡り、その毅然とした態度とリーターシップが ..|
||| 荒れ果てた民心を宥め、復興へと導いていった。                    |
|」__________________________________|

54 :
,────────────────────────
| あの見張り台はあと四つぐらいは欲しいな…
| 半島村に鐘をあと五つ注文してくれ、一つは予備用な。
`──────,───v──────────────────
         | もう少し貢納を増やせないか?
         | 今は何より、ここでとれる米が大の物々交換の種なんだ。
         | 農民達にも負担をある程度担って欲しい。
         `─────v─────────────────────
              /□\
      /■\   (=(, ゚∀゚)  /■\
     ( ´∀`)   /''''''''||'''|つ (・∀・ )
     (  つつ    |'''''''''||''''|   し し )
      )  ) )   .|'''''''''||''''|   く く く
     (__)__)   .(_(_:)  (_(_)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ,――──────────────────────
│まったく音人様は大師様と違って人遣い荒いよなぁ…
 '──v────,――───────────────
          │そうか?まぁでも、一番悪いのはあの狂った連中(※)さ
          │音人様が人遣い荒くても、村を復興するためにゃ仕方が無いさ。
           '────v────────────────────────
   /■\         /■\
l|三(; ´Д`)      l|三(゚∀゚ ;)
||三(つ  ||.)     ||三(つ  ||.)
   人  Y         人  Y
   し (_)        し (_)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 「輝ける賢者」を失ったこと。                          ....|
||| 或いはそれは、新たな才能に開花のチャンスを与えたのかもしれない。....|
|」_______________________________|
(※)狂った連中…悪夢教徒の事。「悪夢教徒」という呼称は後代に生まれたものである。

55 :
┌─┬──────────────────────┐
|飯|おにぎり                            |
├─┴─┬────────────────────┘
│統治者|開拓王ラデル
├───┴───┐統:75 武:61 知:21 政:15 魅:88
├───┬───┴────────────────
│政務官|ラフハーン
├───┴───┐統:22 武:16 知:57 政:75 魅:38
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│統治者|ドートバルト
├───┴───┐統:89 武:41 知:72 政:90 魅:65
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│統治者|ユラル・クェア
├───┴───┐統:33 武:10 知:96 政:89 魅:48
├───┬───┴────────────────
│魔法官|シナップ・ヌマターロ
├───┴───┐統:42 武:4  知:73 政:79 魅:72
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│反乱者|ティートマ=ナイトメア
├───┴───┐統:21 武:18 知:96 政:12 魅:21
└───────┴────────────────
ログスト暦30年11月
・( ´∀`)ケーリュケイオン が死亡/ナイトメアに吸収されました。
・(=(, ゚∀゚)ユラル・クェア が南方村の統治者となりました。
・(=(, ゚∀゚)ユラル・クェア 統率力+1
・( 0∀0)シナップ・ヌマターロ が南方村に士官しました。
・(三:;:;:◎)ティートマ が ティートマ=ナイトメア へと転化し、能力値が上昇しました。

56 :

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃三都連合                      ┃☆☆☆☆☆☆★★★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳┻━━┳━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 04 ┃統 08 ┃知 05 ┃政 07 ┃繁 05 ┃合計 29 ┃ラデル他二名 支持率:86%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:31210人+軍:1610人=総人口:32820人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ3村 総収穫:小麦25100石/年 米11200石/年
┣━━━┯━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘30年11月:状況:ケーリュケイオンの「死」

┃南方村の創設者で、オニギリ史最初の魔術師であったケーリュケイオンの「死」は、
┃オニギリ史全体で見ても非常な衝撃である。

┃音人によって「戦死」と伝えられたその訃報は、風のように連合全体へと伝えられていった。

┃「苦悶の季節」と後に評されるオニギリ史第U期は、
┃火星教徒の出現からケーリュケイオンの「死」に至るまでの一連の流れをもって明確に幕を開けた。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

57 :

___________________________ _ _  _   _  _   _
                    \
                      \    To Be Continued ─────
                        \______________ _ _  _   _  _   _
                            /      /
                          /      /\
                        /      /    \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\      \
                                  \      \
                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
              /    「 冱 て 墜 ち る 星 」 終 了 ! i ! i ! !  i   !   !
            /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄

58 :
どうも、白茶です。
某所でコテキャラを与えて頂いたので、ちょっとアレンジして使ってみる事と致します。
最近またAA長編板も活気を取り戻してきたようで、僕としてもその中に入れるように頑張りたいところです。
忍法帖のことはよく分かりません。11レベまでいったのにいきなりレベル1まで下がった。
土下座しますからもういい加減にしてください。泣きます。
代理投稿、ありがとうございます。泣いて土下座します。
>>40
おにぎり族はこれ以後ぐっちゃぐちゃ
>>42
ありがとうございます。嬉しいです。精進して参ります。
それにしても、これはアレでしょうか、僕がバカなんでしょうか、大学とは中々にハードな所ですね。
一日二十時間学習状態が五日間ぐらい連続した時はもう死ぬかと思いました。ええ全く。
   /白\
  ( ´∀`) < この大空に〜翼はいらない〜
  ⊂    つ       睡眠時間〜ください〜♪
  ノ ノ ノ
 (_ノ、_ノ


59 :
新作乙です!現在の所はやや魔法種族的な感じですねおにぎり族。
内憂を抱えた状態で、北には件の脳筋王、北西では何やら鳴動中……。
ぐっちゃぐちゃの乱世の中で、輝く星は誰なんだァー!

60 :

   ∧∧                  新生ログスト島
━ (*゚ー゚) ━===========================━━━━━
   (`ー―---, (`ー――----,              i'ヽ  i´|   (`ー―---,
     ̄ ̄´/ /   ̄ ̄ ̄`ー, ノ    (`ー,     ,-、  ||  | |     ̄ ̄´/ /
       i`/        ノ ノ       `(`ー,   ノ ノ   l_,,)   | |       i`/
        | |       //  =i|=      ̄  //       //       | |
       ノノ       `ー'    ,ノl|   (二二ニノ       ノノ       ノノ
                                       /-|- ノー-、 _ヽ_ ー,--
                                      -l‐  ノ ノ |   ニニ  -ノ┐
                                     |   .ノ ノ  l二二l 、三三,
         ,、   ト、ト、    'l`
       //l\≧,,゚ w>,m   |    王の治世編 Part.13
       ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
           (^l:::::::|           順風外交
           ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
             ̄ソ┌──┘    Episode - 41
                ―― 30年7月下旬 アフォシリア城
━━━━━===========================━━━━━

61 :
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'     ┌─────────────────────────────────
              │…と言う訳でラデル王は不在でしたが、非常に誠実な対応を受けた次第です。
=∧=        │両国の間の相互通行の自由も快諾して頂けました。
<l´ ̄`l┌───┴──────────────────v───────────────
=|li :† i|│ほう、あの腐れ外道の偽ラーラロの村とは違う、
  |li:::::::i|│誠実な者もいるということか。
  |li:::::::i|└─y───────────────────
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚ー゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚ー゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'
=∧=        ┌─────────────────────────────────
<l´ ̄`l        │はい、その様にございます。しかし陛下、一つ要求があるとのことなのですが…
=|li :† i|┌───┴─────────────────v────────────────
  |li:::::::i|│ん。苦しゅうない言ってみよ。
  |li:::::::i|└─y───────────
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚ー゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚−゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

62 :
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'     ..┌──────────────────────────
              │なんでもラデル王は冒険に生きるお人の様でございます。
=∧=        │その政務官が言う所には、友好を結んだ暁にはラデル王が我がアフォシリアの地を
<l´ ̄`l        │冒険のために訪れ、あまつさえ技術協力さえ申し込まれる可能性すらあります。
=|li :† i|┌───┴─────────────────v────────────────
  |li:::::::i|│ほう、技術協力?
  |li:::::::i|└─y───────
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚−゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'     ..┌──────────────────────────
              │半島村でひどく奇特なおにぎり族達と私はました。
=∧=        │その政務官曰く「研究家」とのことなのですが、彼らはアフォシリアの技術を狙っている
<l´ ̄`l        │ようであります。彼の者達がラデル王に付いて来たら少々厄介です。
=|li :† i|┌───┴─────────────────v────────────────
  |li:::::::i|│…
  |li:::::::i|└y─
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚−゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

63 :
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'     ..
=∧= ┌────────────────────────────────
<l´ ̄`l │…ふむ、ダッテと相談してみた方がよさそうだな。
=|li :† i| │だが、とりあえずはそのラデルとやらの心意気、中々のものではないか。
  |li:::::::i| │直ぐに返事はし兼ねるが、大方認めてやってもいいんじゃないだろうか。
  |li:::::::i| └─y──────────────────────────────
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚−゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       盆地村の裏切りに等しい行為に対して怒っていたハナン王だが、  ::|i|
 |i|       半島村は打って変わって誠実であると分かると、             |i|
 |l|       その怒りは幾分か和らいだようであった。                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                       ●
                       ●
                       ●
                       ●
                       ●
                       ●

64 :
-――--、______________________________________
       |l┌─────────────────────
      │おにぎり族にはもう一つ村が有るのだろう。
=∧=゙: │この機にそのもう一つの村にも使者を送ってしまったほうが良いのではないか?
<l´ ̄`l::::└─y─┬───────────────────────────────────────
=|li :† i|.       | …畏れながら陛下、私が此度の外交の相手に半島村を選んだ事には理由がございます。
  |li:::::::i|.       | もう一つのおにぎり族の村である南方村は、奇怪な技で人々を治める法螺吹きの村にございます。
  |li:::::::i|.       | 半島村のようにそう単純に事が運ぶとは思えません。
  |li:::<∧二ノ..   └────────────────y─────────────────────────
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                       。<::::■:::::>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|     ii (´Д` )
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|     (:]つi`l::::)
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|      |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|    (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    カルドはそもそも「魔術」の存在を信じていなかった。..            |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|    小手先だけの詐欺師の集まりだとしか思っていなかったのである。.    ||l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 |i|ー─────────────────────────'|i|
 |l|    対するハナンは持ち前の好奇心と闘争心を心に...    |l|
 |i|..                                      |i|
 |l|    溌剌とした面持ちで言った。                   .|l|
 `ー─────────────────────────‐'
-――--、______________________________________
       |l┌─────────────────────
      │…面白いではないか。是非我々に対してどのような反応を示すのか見てみたい。
=∧=゙: │お前の言うように奇態を見せる様であれば今度こそ私が斬り倒しに行ってくれるわ。
<l´ ̄`l::::└─y──────────────────────────────────
=|li :† i|     ┌────────────────────────────────
  |li:::::::i|     │カルドよ、お前に命じる。使者を組織し、おにぎり族のその村に派遣せよ。
  |li:::::::i|     └y────────────────────────────────
  |li:::<∧二ノ.  .                    ┌──────
  |li::::(*゚ー゚)                        │ハッ!
  |li::<´:):lil:(>                      └──y───
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                       。<::::■:::::>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|     ii (´Д` )
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|     (:]つi`l::::)
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|      |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|    (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

65 :
  ┌──────────────────────────────
  |聞く所によると、非常に巧妙な詐術を使用する者達の村のようです。
  |騙されぬ様にお気を付けください。
  └────y─┬─────────────────‐──────
            |分かった、気をつけるとしよう…
            └─────y─────────
                。<:0:::∧>
      <:::::■::::>。   ii (−゚* )O
      ( ´Д`) ii    (::]つ@三)      ∧∧     ∧∧      ∧∧
        (::::]つl:::)     /::i::i::ミ ゚_')     /⌒ヽ*)   /⌒ヽ*)    /(゚- ゚*)
       |::::::|:::::|   彡(`U"" ノ        /   ヽ   /   ヽ    /   ヽ
        (__)_)    > ̄>^>      (,,_____,,l  (,,_____,,l   (,,_____,,l
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー───────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                                |i|
 |l|     その数日後、今度は南方村へ向けて再びアフォシリアから使者が旅立った。  、|l|
 |i|                                                                |i|
 `ー───────────────────────────────────‐'
┏━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┠───┘
┃半島村の友好的な対応により、気をよくしたハナン王は、
┃続いて南方村とも平和的関係を結ぼうとする。

┃カルドは魔法への不信感から、南方村が詐欺師の集まりであるとの偏見を捨てられないが、
┃それでも平和関係を結ぶ事は必要と考えるハナン王に押し切られ、
┃使節団を派遣する運びとなった。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

66 :

  /□\
 ( ´д`) < もうすぐブチ切れ展開。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

67 :
投下乙!南方村にはあの電波が服着て歩いてる様な魔法官が……w
さてさて何があるやら……乙です!

68 :
  、_
::..: ::::..:::\            ):; ;:; .:: ; : .;:; ; ::; :; :;: :; .;: :. : ;;
─'´ ̄ ̄`'─、_::::::....       (::.::;.:.: :; : . :; .: : ;.:; ::.::; ;: ..:     ,‐─´
         `‐──、,,,,___(:.:; :.:; :;.; .:; . ) __,,‐───´
                     (:;.: :; :; .(
                       ⌒):;.;/
                        (:;.:ノ
                       /W\
                 /''\  /;:;:、;:'';:;:\
   \iii  .        ,/\/.;.; .;`‐´;::;; ;:;: '';:;:;:;:;:ヽ_
      \──`──´: ;:; ; :;:;:;:;'':;:;:;: :;:;:;: ;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;\__ ___ ___  ___
        \' '''~ ~'''' ^^' '~~ '' ''' '' '''~ ~'''' ~~~~' '''^^^' '..............................::::::::::::::::::::::::..................
          \    ∧_∧:::::::::::::::::::::::.............. ...::::::::::::::::: :::::::::::::::::: ::::::::::::::: :::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ( ・∀・):::. .............. :::::::: ............ ...... ::::::::: ::::::::::::........ :::::::: ............. . .............
            (    )
      ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄回二二コ、 ; .  _; 。 、;   . _ ;  。 、; . _;。、 ;._ ;。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/、 ;. _ ;。、  ; . _;  。、  ; . _ ;  。、;  . _ ; 。
 ̄ ̄'' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ /、;.  _; 。、   ;. _   、; .   _; 。  ;。  、; . _ ; 。 、;  . _ ;。
、;._、;._;。;。〜、;._;。、;._;。、〜;._;、  ;._、; . _;。、 ;. _; 。、 ;. _;  。、  ;._ ;。、 ; ._;  。、 ; ._ ;。 、; ._; 。
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥        教国、連合、王国の三種族からは全く隔離された離れ島、
┃┃│
┃┣┥       吹き渡る風と屈強な腕力で海原を駆ける海の民族、モララー族。
┗┛└──────────────────────────────────

69 :
  │  │  │  ┃┃──、_  /´ ̄ ̄ ̄`'──、
━┓─┼─┼─┃┃      Y´ ̄ ̄ ̄`'────、_,、──────´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
〜┃村│  │  ┃┃ ,───────、__       `───、_______,──´) ̄ ̄`'──
─┗━┓─┼─┃┃       )       `'───────´      ´───、___,────
〜│〜┃林│林┃┃      (___,────´ ̄ ̄`────´ ̄ ̄
─┼─┗━┓─┃┃
〜│〜│〜┃林┃┃
━━━┓─┗━┃┃
  │  ┃〜│〜┃┃
─│─┗━━━┃┃
  │  │  │村┃┃
━━━━━━━┛┃"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":..''"'"' "'''.'''"'"' "'''.'''"'"':"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":.
━━━━━━━━┛
wiiw           wwww                     wwwwiiiw
  ∧_∧  wwwwwww          wwwwwwwwwww
 (    ・) ココガ アタラシイ フルサトカ…           wwwwwwiiiwwwwiiiwwww
 [三三[l )
 | | |
 (__)_)
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥      彼らは内海を船で越えた先に新しい二つの港村を開設した。
┃┃│
┃┣┥     アルトピアニに勝るとも劣らぬ拠点、彼らはその建設を目指した。
┗┛└──────────────────────────────────

70 :
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥少数による急速な植民。正しくモララー族の進取の気性が顕現したというのは勿論だが、
┗┛└──────────────┬───────────────────────
                                  │
                                  │,.-───────────
                                  │l 開拓しよう!!
                                  │゙'ー-v---,.-───────────
                                  │     l お金が無い。食料も無い。,.-────────
                                  │     ゙'ー--------v----------  l やる気がない!
                                  │                       ゙'ー--v----------
                                  │                        ∧_∧
                                  │ ∧_∧       ∧_∧ 、     ('(д・  ,)
                                  │(,   ・)')     .(∀゚  ,,);l       ヽ    つ
                ┌────────┘(     /      し   ヽ!|        〉   〉
┏━┯━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥  それだけではこの移民政策は上手くいかなかっただろう。シギには無論、策があった。
┗┛└─────────────────────────────┬─────────
          ___                                     │
          |    >‐'、_                                |
          ト、 , ´     ヽ ,                              |
          |::}/        {:::::::ヽ                           |
          ∨         ー .:´、                              |
          |  // _,      `Y     ....┌────────────┘
          !     匸フ     :::::;| 、      .│                 ゼイキン ハラエネ サッサト デテイコウ
         \           ..:::;/、       │      ∧_∧              ∧_∧
           \_ノ   ..::::;/、         │     ( ・∀・) カイタク デキルジャン  (∩∩ )
        :      >─ 、  └、、 . .     │     〈    |              |     〉
         /`ヽ           :: 、...      .│     | ∪∪                 |   |
        , /    Y          .::}゚  ,     │      Lノ^Lノ                 Lノ^Lノ
       //     ゙ .┏━┯━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        l/    、 .. ┃┏┥ソプラノフルーテとテノールチェリス、
       /    、  . ┗┛│        この二村に於いて三年の間は民の貢納は無しにしよう。
      ./    /       : : └───────────────────────────────
      {   /     ...::::;;{:::::::::::|
      ` ー ´{     ...::::;;;;/ヽ:::::::::::\
          ノ    ...::::::;;ノ:::::::`、:::::::::::``ー-、.,
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥  税の優遇。新たな土地の開拓の際には常套手段とも言えるこの方法だが、
┃┃│
┃┣┥   シギの狙い通りアルトピアニの貧民層はこぞって移民の道を選んだ。
┗┛└──────────────────────────────────

71 :
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥だが一方で、この政策により中央と植民市の間に非常に歪な人口関係ができた。
┗┛└───────────────────────────────────
                                    ∧_∧
                                   ( ・∀・)
                                ∧⊂ .∧_∧つ∧
                                (´∀/( ・∀・)∀・)
                                ヽ_(_と    ノ⊂_ノ
                                 ) ) 人 Y 〉 〉
                                (_)__し(_)_)_)
                                         ┌─────┐
               ∧_∧    .             │          │
               ( `゚Д゚)  ...             │          │
              .o∧_∧o ....             │植民市    │
               ) )´Д`)  .             │民間3200  │
               (つ  とノ   .             │兵員300.   │
                〉 〉 |   .             │          │
                (_)_)               │          │
             ┌─────┐              │          │
             │          │              │          │
             │王都      │              │          │
             │民間1600  │              │          │
             │兵員200.   │              │          │
             │          │              │          │
             │          │              │          │
         ──┴─────┴───────┴─────┴────
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥植民人口が中央の人口の二倍という人口逆転をおこしてしまったのだ。
┗┛└──────────────────────────────────

72 :
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥後にこの歪みが民族を揺るがす大問題に発展するがそれはまた別の機会に語るとしよう。
┗┛└──────────────────────────────────────
├─┼─┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│〜│〜┃┏┥ともあれログスト暦31年の時点ではモララー族は急速にその勢力範囲を拡大し、
├─┏━┗┛└────────────────────────────┬─────
│〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │  │: : │: : ││
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼│
│〜┃〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │: : ││
├─┃─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼│
│〜┃〜┃山│山│山│火┃〜モララー族勢力圏...│〜┃村┃  │  │  │  ││
├─┃─┃───┐─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┗━┃─┼─┼─┼─┼│
│〜┃〜┃林│村│山│山┃山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃林│林│林│林││
├─┃━┛─┼─┏━━━┛───┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼│
│〜┃森│林│林┃  │  │  │  │  │  ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森││
├─┃─┼─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━┓━━━┓│
│〜┃森│森│林┃  │  │  │  │  │  ┃〜┃  │  ┃〜│〜┃〜│〜┃│
├─┗━━━━━┛━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┃─┼─┗│
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃  │  │  │村┃〜│〜││
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┗━━━━━━━━━┛━━━┓│
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃│
├─┗━━━━━┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━
│〜│〜│〜│〜┃┏┥広大なログスト内海をを一夜にして支配した格好となったのだ。
└─┴─┴─┴─┗┛└────────────────────────────

73 :
                               / ̄ ̄|
                              /   /´|
                            /     /  |
                           /       }   |
                          /        \_|──<l
                         ,/                   \
                         /                       \_
                        ,/                          〈
 \│/                  /       __    \   /  _ |
 ― ○ ‐──               |          V ̄ ̄ ̄l       「 ̄ノ|
::: /|\                 .|        \__/         ─´ .|
    .|  \                |                       |
                       |          . : : : : .         . : :|
                       |                      /
                        \              \____  /
\、,                       \                  /
  \                        \____        イ
 ̄ ̄\、                      /⌒ ̄ ̄ ̄Tf¨       ` ̄ j| ̄`
      \,                   /      |    ヽ___ /    l
 ̄ ̄ ̄ ̄\                 /      f|              |
          \、,              /       八               |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\             /       /  `             |
              \    ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ( ・∀・)
               (    )
            ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄回二二コ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/、 ;. _ ;。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ /、;.  _; 。、
、;._、;._;。;。〜、;._;。、;._;。、〜;._;、  ;._、; . _;。、 ; :;  :; ;:。
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥                                    Ulute dynasty
┃┣┥後にログストの歴史を席巻する事となる少数民族による、大型海洋国家の勃興である。
┗┛└──────────────────────────────────────

74 :
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓
┃模┃ウルテ朝アルトピアニ王国            ┃☆☆☆☆☆☆☆☆★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━┳━━━━┳━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 08 ┃統 06 ┃知 06 ┃政 05 ┃繁 03 ┃合計 28 ┃シギ・ウルテ   支持率:67%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:4800人+軍:500人=総人口:5300人
┣━━━━━━━━─国土─┓3コマ3村 総収穫:玉蜀黍8200石/年
┣━━━┯━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘31年04月:状況:移民の加速

┃ これまでのモララー族の村社会においては当たり前とされてきた長者への貢納、
┃ シギはこれを原始的ながらも、「税制」として運用を始めることとした。

┃ 植民市を統率していたマシキの手だけでは遅々として進まなかった開拓と移民の流れは、
┃ シギの策がもたらした明確なパワーをもって加速度的に推進されてゆく事となる。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

75 :
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃模┃ ν−10 ┃植民市 .ソプラノフルーテ        .┃総人口:1350人  総収穫:玉蜀黍 300石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:150人    総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃元地形|平地┃統治者:シギ・ウルテ
┃│〜│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃模:δ−6:植民市ソプラノフルーテ:提督マシキ
┃│〜│  │林│  │  │  │  │林│  │  │  2 ┣━┓データ:人口1200人 兵100人
┃├─└─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│〜│  │  │  │  │林│  │  │  │  │  3 ┃模:δ−7:貿易港:建設中
┃├─┼─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:人口150人 兵50人
┃│〜│  │  │  │林│  │  │林│  │  │  4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─│─┼─┼─┼─┼─┼─┌─┐─┤−  ┃
┃│〜│  │  │  │  │  │林│林│山│  │  5 ┣━┓
┃├─┌─┘─┼─┼─┼─┼─┼─│─│─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│〜│  │  │村│畑│林│林│森│山│  │  6 ┃
┃├─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┤−  ┣━┓
┃│〜│  │  │港│  │  │  │林│林│  │  7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─└─────┐─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃
┃│〜│〜│〜│〜│  │  │  │  │森│  │  8 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─│─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│〜│〜│〜│〜│  │  │  │林│  │  │  9 ┃
┃├─┼─┼─┼─└───────────┤−  ┣━┓
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−  ┃
┃├─┤10km                   031年04月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:玉蜀黍 300石/年
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:玉蜀黍 1000石/年
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

76 :
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃模┃ ο−14 ┃植民市 .テノールチェリス        .┃総人口:2150人  総収穫:玉蜀黍 900石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:150人   総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃元地形|平地┃統治者:シギ・ウルテ
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│  1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃┝━┓─┏━┓─┏━┓─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃模:γ−3:植民市テノールチェリス
┃│  ┃〜┃  ┃〜┃  ┃〜│〜│〜│〜│〜│  2 ┣━┓データ:人口2000人 兵100人
┃├─└─┘─┃─┃─┗━━━━─┐─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │港│村┃〜┃  │  │  │  │〜│〜│  3 ┃模:β−3:貿易港:建設中
┃├─┼─┼─┃─┃─┼─┼─┼─└─┐─┤−  ┣━┓データ:人口150人 兵50
┃│  │畑│林┃〜┃  │  │  │  │林┃〜│  4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┃─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤−  ┃
┃│  │林│森┃〜┃林│林│  │  │林┃〜│  5 ┣━┓
┃├─┼─┼─┃─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │林┃〜┃森│森│林│  │  ┃〜│  6 ┃
┃├─┏━━━┛─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤−  ┣━┓
┃│  ┃〜│〜│〜┃  │林│  │  │  ┃〜│  7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┃─┏━━━┛─┼─┼─┼─┼─┃─┤−  ┃
┃│  ┃〜┃林│  │  │林│  │林│  ┃〜│  8 ┣━┓
┃├─┨─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┥−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山┃〜┃森│林│林│林│林│森│林│林│  9 ┃
┃├─┃─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓
┃│山┃〜┃森│森│林│林│森│森│林│森│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┸─┸─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−  ┃
┃├─┤10km                   031年04月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:玉蜀黍 900石/年
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:玉蜀黍 1000石/年
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

77 :
  /白\
 ( ´д`)
 ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
  |          |・twitterでアカウント作ったけど一ヶ月一回も投稿しないダメ屋が
  |          |AA職人たちの世界に参加していいのか分からない。
  |          |・東大でもないのに日本一忙しい大学の名は伊達じゃない。一年目からいきなり留年危機。
  |          |週に寝れない日が三日以上確実に存在するという鬼畜日程なのに留年危機とか…
  |          |・勉強し過ぎですげぇ充実、という意味では確実にリア充。
  |          |・友人とイデオロギー上強力な対立を起こしてかなり険悪ムード。
  |          |これについて悩みまくって一時期本気で心を病みそうになる。
  |          |・他にも人間関係全般全て上手くいかない。精神的に死にそうなライン。
  |          |・書きたいものを書こうとして技術力が足らず進まない。今回投稿したものはストックです。
  |_____|・もしかしてエターなるフラグ立ってますか?がんばります、としか言えないですごめんなさい。

78 :
GJー、モララー族も一気に進出が進んでるね。遠からず他種族とも接触かな?
ジエン族の方は中々動きが無いけど、本拠地が本拠地だし、しかたないかもね。

79 :
>>73
やる気みなぎるAAですね!
長編板ですし投下速度は気にしなくて良いかと

80 :

               _
           │  |  | ̄ ̄  |\   |    / ̄\
           │  |  |──  │ \  |    └──┐ ┼┌┐ |/ \/
       \_/   .|  ::|__  │   \|    \_/   │└┘ |   /
                ̄
             ┌──────┬───────────
             |  FILE No.20  .| 南都反逆編 Part.10
             └─┬────┴────────┬──
                 │      陰謀の戦.         │
                 └─────────────┘
               ── 24年8月 ネオアトラン砦

81 :
 ,――─────────────────            ┃┃
│さて、ここからなら戦場が一望できそうだな。            .┃┃
 '───v───────────────          ......┃┃
              ___                      ┃┃
    /╋\ハハ__   〉 ‐☆‐ハハ__                    ┃┃
    (,,`∀´ミ ,,゚_')  (,,・ー・ミ ,,゚_').                  ┃┃
  彡(`⌒"" ノ   彡(`⌒"" ノ...                    ┃┃
     l  ̄l ^l       l  ̄l ^l   wwwWWww....           ┃┃
       wwwwWWWWww                       ┃┃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃
                                       ...┃┃
    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨              ┃┃
                ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨     .┃┃
                                       ...┃┃
    /┼\ハ/┼\ハ ./┼\/┼\./┼ /┼\ハハ__..    ..┃┃
    (,,・∀・ミ ,(,,・∀・ミ ,,(,,・∀・(,,・∀・ミ(,,・∀(,,・∀・ミ ,,゚_')     .┃┃
  彡(`⌒" 彡(`⌒""彡(`⌒彡(`⌒彡(` 彡(`⌒"" ノ..      ....┃┃
     l  ̄l^l  l  ̄l^l   l  ̄l^ l l ̄l^l  l  ̄l^ l ̄l^l......        ┃┃
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  ログスト暦24年8月、教皇軍が布陣を終え、ネオアトラン砦に攻撃を始める。   ...|
|_|___________________________________|
    ┃┃
    ┃┃_____________________________
    ┃┃
    ┃┃    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
    ┃┃          ノホ##ヨv#ノホ###ノホ##ヨv#
    ┃┃             #ノホ##ヨ#ノホ##ヨv#     ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
    ┃┃
    ┃┃_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_
    ┃┃三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ミ (; ・∀・) ヤヴァイヨ
    ┃┃_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_
    ┃┃

82 :
        | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        |┃|  拠点残すところネオアトラン砦だけとなった反乱軍。   ...|
        |┃|  殲滅する事は、決して難しくは無い筈であった。     .....|
        |_|_________________________|
        −α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−/
        ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬−
        │〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
        ├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼−
        │〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│村│凍┃〜│〜│2
        ├─┃─┌───────┘─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏−
        │〜┃火│  │  │  │  │村│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃3
        ├─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃−
        │〜┃山│  │  │  │  │林│林│林│林│  ┃〜│〜┃4
        ├─┗━┓─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┃─┼─┗−
        │〜│〜┃山│村│林│  │  │  │林│山│山┃〜│〜│5
        ├─┼─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─│─┏━┛─┼─┏−
        │〜│〜┃山│林│林│林│  │  │林│山┃〜│〜│〜┃6
        ├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┏━┓─└─┗━┓─┼─┃−
        │〜│〜│〜┃森│林│森│林┃村┃  │  │山┃〜│〜┃7
        ├─┏━┓─┃─┼─┏━━━┻━┻━┓─└─┃─┏━┛−
        │〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│↑│〜┃  │  ┃〜┃  │8
        ├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼│┼─┗━┓─┗━┛─┼−
                                      │
                            反乱軍支配域;ネオアトランのみ

83 :
.._.
  `"゙";':':';':.,.,_           _...:;;:''"                        ,.;:.,..,;:;:;:,.,._, ...,,,..
 '"゙''゙"            .,.,;:;゛:;:,.,.,_                    ,,,......,,,,,;:;''"''':::..
.,;: _...      .....,,,,,;:;'''"'''"                   ....,,_,,,...;:;::''""''''"
      ,.,;:;:;:;:;'''""""""            ..,.,;:':';',,,..;:.;:;';:;';''""
  ,,..:;:;;:;;:;::;:;              ,─´ヽ、     ./\
                  ,,、/´     \/ヽ/  ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,,,、、‐''''       /  ノ    `ヽ、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ~~''      . ┏━━━┓ ,,、‐'       ,'、   / ::::┏━━━┓____
               ┃教皇軍┃         / `'─´  ..┃反乱軍┃;:;:;:;:;:;:;;;::;:;
   ~~''        ''''~ ┣兵力━┻━━┓      ''''~~     ┣兵力━┻┓700 ̄
           ''''~~ ~┣士気━┳━━┛1000   ''''''~~    ┣士気━━┻┓91/100
  ''''''''~~~     ~~ ┣━━━┛62/100 ''''~~          ┣城壁━━━┻┓100/100
~~~       ''''''''~~ ┃  ~~~''''''''''         '''',,,,   ,,,,┣━━━━━━┛
    ~~~~''''''     #ノホ#~~~    ~~''''          |山|┃:山|       '
''''''~~~     ~~~   ##ヨ#''''''''~~        ''''~~      |:;:;:|山|:;:;:|        ~~~
       ~~~''''''    ''''~~~     ''''~~        ......|:;:;::;:;:;:::;:;:|t:;tltlt:;t;l:;ttt:;;l:;ttll:t
         ~~~~     ''''~~   ~~~''''''    ~~   ..´'''' ''' '''' '''`:;tl;ttl;t:;tltl;t;tl:tl;:;l;
''''''~~   ''''''~~   ~~     ''''~~     ~~~~''''tl;l;:l;:;tttl:tl;tttl;tl;tl;l;tl;t:tlttl;t:ttl;t;ltl;tl:ttl;
   ''''~~     ~~''''ttl;tl;tt:l;tlttl:l;tltlt;ltl;tltl;tl;tl;:t;lt:tltl;tlt;;ltl;tltl;tttl:l;tl;tl;tt:ttlt:;ltl;tl;tt:tl;:
ttl;l;tl;tl;t;tl:tlt:;tll;t;ltl:tl;t;tl;tl;;tltl;t:tl;tlt:;ttl;tl;l;tltl;tl;tltltl;l;tl;tl;tl;tl;tl;t:l;tl;t:tlt:;t:t:;ttl;:;t:;tl:;ttt:;tl;
    | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
    |┃|  反乱軍七百、教皇軍千。                        ......|
    |┃|  兵力差は大きくはないものの、キルヴァスには勝算があった。   ..|
    |_|_____________________________|

84 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  篭城している軍を叩く。キルヴァスがとった方法は兵糧攻めであった。    .|
|_|________________________________|
                     ┳┳┳┳┳┳┳┳┳
               ┣   _| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_  .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣    ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄  .┫
                    ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  兵力を薄く伸ばし砦を包囲する事で、                      .|
|┃|  ネオアトランから伸びる補給線を断ち砦を飢えさせようとしたのだ。   ..|
|_|_______________________________|

85 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  しかし、一月を経ない内にバーンネルの軍勢は打って出てくる。    |
|_|______________________________|
 ,――───────────────
│ い、今だ!魔法隊!私に続けぇ!
 '───v─────────────                ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
                     ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
     ___
  __ハハ 》::乂::::《      __ハハ /*\__ハハ./*\__ハハ /*\__ハハ /*.__ハハ/*\
 ('_゚, (゚∀゚ ;)     ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚ ;('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)
    ヽ ゛゛⌒´)ミ      ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ
     〈^〈 ̄〈         〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈   〈^〈 ̄〈  〈^〈 ̄〈
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     |┃|  誤算であった。バーンネルにも、勝算はあったのだ。   .|
     |_|_________________________|
                     ┳┳┳┳┳┳┳┳┳
               ┣   _| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_  .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣ <|                     |  ┫
               ┣ <コ                  |二   .┫
               ┣ <|                     |  ┫
               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣    ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄  .┫
                    ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

86 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  三年前のネオアトラン進攻の際に、親兄弟をキルヴァス軍に殺められた者は砦にも多く、 ...|
|┃|  兵員こそ少なけれど、その士気は非常に高かったのである。                   .|
|_|_______________________________________|
                            ,――──────────────
                           │お袋…必ず仇は討って見せる!!
         ,――───────────'────v───────────
        │将軍!!攻撃を許可下さい!           ,――───────
        │我々には、最早何も失うものは無いのです! │復讐してやる!!
         '────────v─────────── '─v───────
                         ,――──────────
                        │弟の仇めぇ!許さないぃ!
                         '───v─────────
   ___
   》::::乂::《          士気UP!   士気UP!士気UP!士気UP!
   (;  ゚∀゚)          /*\      /*\ /*\ /*\
   /ニニニ<〉         (゚∀゚ #)     (T∀T#)(T∀T#) (T∀T#)
  ノ::::::::::::::::::〉         ( ̄ ̄ ̄\    ( ̄ ̄ ̄ ( ̄ ̄ ̄ ( ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|       (____>  (___ (___ (____>
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,――^────────────────────
│これならば或いは…勝機があるかもしれん…!
 '──────────────────────
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  当初こそキルヴァスに攻囲され怯懦していたバーンネルであったが、      .|
|┃|  士気を見るに、野戦に打って出るほうが勝算は高いと考えたのだった。    .|
|_|_________________________________|

87 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  と、ここまで動きを見せないコルベーユにとって全ては予測済みであった。   .|
|_|_________________________________|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;::;;;:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::;;;;;;:::::::;::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;::;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;:::;:::::::::::::::::     ___    :::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;:::::::::::::::::     〉 ‐☆‐ハハ__ :::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::    (,,・ー・ミ ,,゚_')::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::  彡(`⌒"" ノ  ::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヒソヒソ;;;;;;;;;;;;;;;; ....┃ ┃
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::    l  ̄l ^l   ::::::;;;;;;;;;;;;(::::::::::::::);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ┃ ┃
                                   ...┃ ┃
  ,――─────^─────────         ..┃ ┃
 │ふむ、全て予想通りだな。宜しい。             .┃ ┃
  '────────────────          .┃ ┃
     | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     |┃|  彼は密かに手のものをネオアトラン砦に潜入させ、      .|
     |┃|  その報告で全ての事態を掌握していたのである。     ......|
     |_|__________________________|

88 :
    | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
    |┃| 激戦を経て、戦況は徐々に反乱軍に傾き始める。       ....|
    |┃| 形勢は徐々に逆転してゆき、ついに戦力差は消滅する。     .|
    |_|___________________________|
  /┼\ /┼ /┼\ハハ__ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 (,,・∀・ミ(,,・∀(,,・∀・ミ ,,゚_')
彡(`⌒彡(` 彡(`⌒"" ノ
  〉 ̄〉^〉  〉 ̄〉^ 〉 ̄〉^〉       wwwWWwwww
                       ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
      wwwWWWWWwwww         __ハハ /*\__ハハ /*.__ハハ/*\
          __ハハ               ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)
         ('_‐,, ミ                ヽ. ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ
           ヽ ゛゛⌒´)ミ  /*\     〈^〈 ̄〈   〈^〈 ̄〈  〈^〈 ̄〈
          <~l ̄ >   (XДX )

89 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  反乱軍、正規軍ともに五百五十。士気は圧倒的に反乱軍の方が高い。    .|
|_|_________________________________|
    ┏━━━┓
    ┃教皇軍┃    ┏━━━┓      ┏━━━┓
    ┣兵力━┫    ┃反乱軍┃      ┃反乱軍┃
    ┣士気━┛550 .┣兵力━┫ ̄|_| ̄|┣兵力━┫100
    ┣━┛42/100  ┣士気━┛450    ゙┣士気━┛95/100
    ┃            ┣━┛89/100    ┣城壁━━━┓92/100
             ┣┣ ┃|            ┣━━━━━┛
             ┣┣ <ゴ          .┃  |二
             ┣┣ <|                     |
               ┣   コ                  |二
                    |                     |
                     ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄

90 :
 ,――───────────
│このままではマズイな…
 '───v─────────
    /╋\ハハ__
    (;`一´ミ ,,゚_')  | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  彡(`⌒"" ノ     .|┃|  キルヴァスが戦線が崩れてゆくのを感じ取っていたその時。   .|
     l  ̄l ^l      .|┃|  虎視眈々と機を窺っていたコルベーユが遂に動き出す。      |
       wwww  ...|_|____________________________|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,――────────────────
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│よろしい。そろそろ頃合いだろう。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::: '───v── ,――───────────────────
;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│キルヴァス・イェーガーにはご退場頂こうか。フフ。
;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: '─────────────────────
;;;::;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;
;;;;;;:::;:::::::::::::::::     ___    :::::::;;;;;
;;;;;;;;;:::::::::::::::::     〉 ‐☆‐ハハ__ :::::::::;;;;
;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::    (,,  ー ミ ,,゚_')::::::::;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::  彡(`⌒"" ノ  ::::::::;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::    l  ̄l ^l   ::::::;;;;;;;;;;;;

91 :
 ,――────────────────────────────
│司令、ここは既に危ない。私の麾下が先導するので避難して下さい。
 '───v─── ,――──────────────────────────
           │…どうやらそのようだな、致し方ない。後退する。後を頼む。
            '──v─────────────────────────
    ___
    〉 ‐☆‐ハハ__   ./╋\ハハ__
    (,,・Д・ミ ,,゚_')  (;`∀´ミ ,,゚_')
  彡(`⌒"" ノ   彡(`⌒"" ノ
     l  ̄l ^l       l  ̄l ^l   wwwWWww
       wwwwWWWWww
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  戦場の混乱に紛れて、コルベーユはキルヴァスを巧妙に罠にはめた。    |
|_|________________________________|
━━━━━┳┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┼─┼─┼┃┃ ,――─────────────────
│畑│  │┃┃│ム!キルヴァスだな!その首貰い受ける!
┼─┼─┼┃┃ '───────v───────── ,――─────
│★│砦│┃┃                          │何ッ!!
┼─┼─┼┃┃                           '──v────
│林│林│┃┃ /┼\ /┼ /┼\ハハ__         __ハハ /╋\
┼─┼─┼┃┃ (,, ゚∀゚ミ(,, ゚∀(,, ゚∀゚ミ ,,゚_')       ('_゚,,ミ`∀´;.)
━━━━━┛┃彡(`⌒彡(` 彡(`⌒"" ノ             ヽ ゛゛⌒´)ミ
━━━━━━┛  〉 ̄〉^〉  〉 ̄〉^ 〉 ̄〉^〉             〈^〈 ̄〈
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  キルヴァスがコルベーユ麾下に先導されてたどり着いた先、   ......|
|┃|  西側の森林には、バーンネルの奇襲部隊が待ち構えていた。   ..|
|_|_____________________________|

92 :
     | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     |┃| その数二百。少数の手勢しか連れていなかったキルヴァスにとって、  ...|
     |┃| ほぼ死線に叩き込まれたも同じである。                    |
     |_|_______________________________|
:; :; :|:;l:;|:; :; ; :; ; :; ; ; :; :; :; :;:;|;: ; :|l|:; |:; ;: :;|:; l:;|:; :; :; :; :; :; ; :; : :;:; ;: :; :;:;:;|: ;|:;|:; ; :; :;:; :; ; :; :;:; :; :;:; :; :; :; :;:; :
:; :: :|:;l:;|:;:; ; :; ; :; ; :;;::; :;:; ;:::;;|:; :; |l|l :|;: ;: :;|:; |:;|:; : :; :: ;:; :; :; :; :; ;: ;: ;:: :; ; |:; |:;|:; ;: :; :;:;:;;::;:; :;;:; :; :; :; : ; :;:; :;
:; :; :|:;l:;|:; :; ; :; : ;: : :; ; :; ; ::;:;| :; :;|l|:; | :; :;;:|:; |:;|:; :; :; ;: :; :;; :; :; ; :; :;; : ; :; ;|:; |:;| :;;: :; :;;; ;;: ; :; :;;:;:; :;:; :; :; ;:; :;
:; :; :|:;l:;l: ;:; : ;: :; :;: :; :; : : :;;;:;| :;:; |l|:; |:;:; : ;|:; |:;| :; :;; : ; : ; :;:; :; :; :; ;:; :; :; :;|;: |:;| :;:;:; :;; ::;:;;: :; ::; :;:;: ;:; ; ;: ; :;:;
:; ;: :|:;l:;|:; :; :; : ; ;:; :; :; ;: :; :;: |:; :; |l|:: |:; : :::|:; |:;|;: :; :; ; :; ; :;; :; : ; ; : :;: ; : : |:; |:;|:; ;: :; :; :;; ::;:;:;: ;::; :; :; :; ;: ;:; :;
:; :; :|;:l:;|:; :; :; :; :; :; :; :;::;:; ;::::;|:; :; ||l:; |:; : :;:|: ;|:;|: ;; :: ; :; :;(⌒⌒〉:; :; :; :; ; |:; |:;|:; : :;:; :; ;:; :; :;:; :; :;:; :;; ::; ;; :; :;
:;:: : |:;l;:|:; :; :; :;:; ;: :; :; ; :;;::;;;:;|:; :; |l|:; | :;:; ::|: :|:;|⌒⌒>⌒); : ;: ; (⌒⌒\| :;l:;|:; :; ; :;:; :; :; :;:; :;; ;: ; :;:; :; : :; :;
:; :; ;|:;|l;|:; :; :; : :;:; :; :; :;; ; ;:;:;:|:; :; |l|l ;|:; :; ::|: :l: |:; :; :; :: ;:; ); ::( :; :;:; ::; : ; : )⌒⌒>:; :; :;:; :;:;:;:;: :; :;; :; :; :; :; :;
:;: :; |:;|l;|:; :; :; :; :;:; :; ; ;: ;; ;:::::| :;:; |l|l :|:; :; ::|:; :; | :;::; :; :; ⌒⌒) ;: ; : ;: ; ;: ;; :;:;: :; : :: ;:; :; :;::;:; :; ;::; ;: ::; :; :; :; :;;
:; ::; |;;|l:| :; ;::; ノ⌒⌒ヽ、:; :; :|:; :; |l|l ;|:; :; ::|:; l: |;: ; :; :;; :; :; :; :; :; :; :; :;:; :; :;; ::; :; : :;:; ; :; :; :;:; :; :; :; :;:;:; :;:; :; :;
::; :; |:;|l;|⌒⌒)⌒:;:; :; ;: :;;⌒| :; :;|l|l :| ;/*\ハハ__ : ;: ;: :; ; :; :; :; ::; :; :; :; :; ;:; : ; :; : :; ;::; ;__ハハ  ,-'/_:; :;
  ノ:ll ;:;\:; :; :;:; :/*\ハハ__| ヽ:; (,, ゚∀゚ミ ,,゚_') ;: ; : ; :; :; ; :;;:; :; :;:; :; :;:; :;:; :;:; ;:; ;:;:;('_゚,,ミ〈━:::::::/
:; ;: :; :; :; ; :; :; ;: ; (,, ゚∀゚ミ ,,゚_'):; :彡(`⌒"" ノ;: :; :;:;;:;:;;: :;: ;; :;:;:; :; ;:;::;:;;:;;:__ハハ /╋\:; :; :ヽ ゛゛⌒´)ミ
:; :/*\ハハ__彡(`⌒"" ノ :; :; :; :;:;:;:;:; l ̄l^l;:;:;;wwwwWWWwww:; ;: :; ; :('_゚,,ミ`∀´;.):; ;::;〈^〈 ̄〈; :; ;
:;(,, ゚∀゚ミ ,,゚_') :; :;l ̄l^lW/*\ハハ__:; :; ;: :;:; :; :; : ;; :; :; ; ;: :; :; ; ;; ; ;:; :;:;:;:;;ヽ ゛゛⌒´)ミ:; :; :; :;:;:;:;:; :;:; :
彡(`⌒"" ノWWWW;: :; ;: :;(,, ゚∀゚ミ ,,゚_');:;:;:;;:;;;:;;; ; ;:;:;:;:;:;:;; :; :;:;:; :;:;:;:; :; :; ;::;::; : 〈^〈 ̄〈:; :;;: :;:;:;:;:; ;::;;::;:;:; :
:;:; :; l ̄l^l :; :; :; :; :; : : :; :;;彡(`⌒"" ノ
; :;:; : : ;:;;:: :;;: :; :; :;: ;: ;:; :;:; :;:;:;l ̄l^l
      ,――─ノl────                     ,―─―─ノl───────
     │キルヴァス!                       │コルベーユめ、謀ったな!
      '───────,――─ノl──────        '───────────
                │その命、もらうぞ!
                 '─────────
         | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
         |┃| 此処へ来て彼はコルベーユに嵌められた事に気が付いた。 .....|
         |_|___________________________|

93 :
:; :; :|:;l:;|:; :; ; :; ; :; ; ; :; :; :; :;:;|;: ; :|l|:; |:; ;: :;|:; l:;|:; :; :; :; :; :; ; :; : :;:; ;: :; :;:;:;|: ;|:;|:; ; :; :;:; :; ; :; :;:; :; :;:; :; :; :; :;:; :
:; :: :|:;l:;|:;:; ; :; ; :; ; :;;::; :;:; ;:::;;|:; :; |l|l :|;: ;: :;|:; |:;|:; : :; :: ;:; :; :; :; :; ;: ;: ;:: :; ; |:; |:;|:; ;: :; :;:;:;;::;:; :;;:; :; :; :; : ; :;:; :;
:; :; :|:;l:;|:; :; ; :; : ;: : :; ; :; ; ::;:;| :; :;|l|:; | :; :;;:|:; |:;|:; :; :; ;: :; :;; :; :; ; :; :;; : ; :; ;|:; |:;| :;;: :; :;;; ;;: ; :; :;;:;:; :;:; :; :; ;:; :;
:; :; :|:;l:;l: ;:; : ;: :; :;: :; :; : : :;;;:;| :;:; |l|:; |:;:; : ;|:; |:;| :; :;; : ; : ; :;:; :; :; :; ;:; :; :; :;|;: |:;| :;:;:; :;; ::;:;;: :; ::; :;:;: ;:; ; ;: ; :;:;
:; ;: :|:;l:;|:; :; :; : ; ;:; :; :; ;: :; :;: |:; :; |l|:: |:; : :::|:; |:;|;: :; :; ; :; ; :;; :; : ; ; : :;: ; : : |:; |:;|:; ;: :; :; :;; ::;:;:;: ;::; :; :; :; ;: ;:; :;
:; :; :|;:l:;|:; :; :; :; :; :; :; :;::;:; ;::::;|:; :; ||l:; |:; : :;:|: ;|:;|: ;; :: ; :; :;(⌒⌒〉:; :; :; :; ; |:; |:;|:; : :;:; :; ;:; :; :;:; :; :;:; :;; ::; ;; :; :;
:;:: : |:;l;:|:; :; :; :;:; ;: :; :; ; :;;::;;;:;|:; :; |l|:; | :;:; ::|: :|:;|⌒⌒>⌒); : ;: ; (⌒⌒\| :;l:;|:; :; ; :;:; :; :; :;:; :;; ;: ; :;:; :; : :; :;
:; :; ;|:;|l;|:; :; :; : :;:; :; :; :;; ; ;:;:;:|:; :; |l|l ;|:; :; ::|: :l: |:; :; :; :: ;:; ); ::( :; :;:; ::; : ; : )⌒⌒>:; :; :;:; :;:;:;:;: :; :;; :; :; :; :; :;
:;: :; |:;|l;|:; :; :; :; :;:; :; ; ;: ;; ;:::::| :;:; |l|l :|:; :; ::|:; :; | :;::; :; :; ⌒⌒) ;: ; : ;: ; ;: ;; :;:;: :; : :: ;:; :; :;::;:; :; ;::; ;: ::; :; :; :; :;;
:; ::; |;;|l:| :; ;::; ノ⌒⌒ヽ、:; :; :|:; :; |l|l ;|:; :; ::|:; l: |;: ; :; :;; :; :; :; :; :; :; :; :;:; :; :;; ::; :; : :;:; ; :; :; :;:; :; :; :; :;:;:; :;:; :; :;
::; :; |:;|l;|⌒⌒)⌒:;:; :; ;: :;;⌒| :; :;|l|l :| ;/*\ハハ__ : ;: ;: :; ; :; :; :; ::; :; :; :; :; ;:; : ; :; : :; ;::; ;__ハハ  ,-'/_:;:;:;て
  ノ:ll ;:;\:; :; :;:; :/*\ハハ__| ヽ:; (,, ゚∀゚ミ ,,゚_') ;: ; : ; :; :; ; :;;:; :; :;:; :; :;:; :;:; :;:; ;:; ;:;:;('_゚,,ミ〈━:::::::/ そ
:; ;: :; :; :; ; :; :; ;: ; (,, ゚∀゚ミ ,,゚_'):; :彡(`⌒"" ノ;: :; :;:;;:;:;;: :;: ;; :;:;:; :;;;:;;:__ハハ /╋\:; 三=:; :ヽ ゛゛⌒´)ミ
:; :/*\ハハ__彡(`⌒"" ノ :; :; :; :;:;:;:;:; l ̄l^l;:;:;;wwwwWWWwww:;; :('_゚,,ミ`∀´#.):; ;三= ::;〈^〈 ̄〈; :; ;
:;(,, ゚∀゚ミ ,,゚_') :; :;l ̄l^lW::/*\ハハ__:; :; ;: :;:; :; :; : ;; :; :; ; ;: :; :; ;:; :;:;:;:;;ヽ ゛゛⌒´)ミ:; :; :; :;:;:;:;:; :;:; : :;;: :; ;
彡(`⌒"" ノWWWW;: :; ;: :;(,, ゚∀゚ミ ,,゚_');:;:;:;;:;;;:;;; ; ;:;:;:;:;:;:;; :; :;:;:; ::; :; ;::;::; : 〈^〈 ̄〈:; :;;: :;:;:;:;:; ;::;;::;:;:; ::;:;; ; ;
:;:; :; l ̄l^l :; :; :; :; :; : : :; :;;彡(`⌒"" ノ
; :;:; : : ;:;;:: :;;: :; :; :;: ;: ;:; :;:; :;:;:;l ̄l^l                ,―─―─ノl─────
                                  │ええい!ままよ!!
                                    '─────────
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| 既に包囲されている状況下にも関わらず、彼は降服を由とせず、憤激に任せて戦う道を選んだ。 ....|
|_|__________________________________________|

94 :

 ,――───────、
│ 随分と手こずったが、`─────────、
 '─────、 キルヴァスもこれで終わりだ…。 |
^lW /*\ハハ__`─────────────´
;: :;:(; ゚∀゚ミ ,,゚_');:;:;:;;:;;;:;;; ; ;:;:;:;:;: :;,-'/_:;:;:;:;; :; ;; :; ;: :;:; :;
:;;彡(`⌒"" ノ:; :; ; :;; ::; /╋\:;  〈━:::::::/:; :; :;:; :;:; :; :::;
:;:; :;:;:;l ̄l^l:; :; :; : :;:; ; :;(。:;#:: #.):; :; :; :;:; :;:; :;; :; :; :; :;:; :; :;
:; :;:; :; ::; :; :W/*\ハハ__:; :;| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
; ; ; ; :;;:; :; ::;(;  ゚ミ ,,゚_'): :;|┃| 当然ながら、キルヴァスとその手勢に勝ち目はない。       |
:; :; :; ::; :; ;;彡(`⌒"" ノ:;:;;;:::;|┃| キルヴァスは全身に瀕死の重傷を負い、その場に伏した。  ....|
; ; ; :;;:; :; ;:; :;:;:;l ̄l^l     |_|___________________________|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              …さて、コルベーユ率いる正規軍本隊はどうなったか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| 彼が反乱軍に紛れ込ませたは、スパイだけではなかった。        |::::::
|┃| 数百名に上るアサシンを、敵軍に紛れ込ませてあったのである。    .|:::::::::::
|_|______________________________|::::::::::::::::
                                         ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  __ハハ /*\__ハハ./*\__ハハ /*\__ハハ /*.__ハハ/*\   :::::::::::::__ハハ /*\::::::
 ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚ ;('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)  ::::::::::::('_゚,,ミ:::::::::::::.):::::::
   ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ   ::::::::::::::::::::ヽ ゛゛⌒´)ミ::::
    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈   〈^〈 ̄〈  〈^〈 ̄〈     ::::::::::::::::::::〈^〈 ̄〈:::::::::::::
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| 軍規の甘い反乱軍など、コルベーユの策謀にかかれば赤子も同然だったのである。   .|
|_|_____________________________________|

95 :
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;::;;;:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::;;;;;;:::::::;::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;::;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;:::;:::::::::::::::::     ___    :::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;:::::::::::::::::     〉 ‐☆‐ハハ__ :::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::    (,,・ー・ミ ,,゚_')::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::  彡(`⌒"" ノ  ::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::    l  ̄l ^l   ::::::;;;;;;;;;;;;(::::::::::::::);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
  ,――─────^─────
 │ 時は満ちた…合図を。
  '───────────
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| コルベーユが正規軍陣中で合図となる狼煙を上げると、  ....|
|┃| 反乱軍中のアサシン達は一斉に行動を開始した。      ..|
|_|__________________________|
  __ハハ /*\__ハハ./*\__ハハ /*\__ハハ /*.__ハハ/*\       _ハハ/*\ ギロリ
 ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚ ;('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)     ('_゚,,ミ:゚:::::゚::::.)
   ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ        ヽ ゛゛⌒´)ミ
    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈   〈^〈 ̄〈  〈^〈 ̄〈          〈^〈 ̄〈

96 :

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨………
               _____
          ────                       ____
  __ハハ /*\__ハハ./*\__ハハ /*\__ハハ /*.__ハハ/*\     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚ ;('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)  _____
   ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ  ̄ ̄ ̄ ̄
    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈   〈^〈 ̄〈  〈^〈 ̄〈
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ,――────────────────────
│ 行け行けぇー手柄はすべて私たちのものだぁー!
 '──────v──,――──────────
             │ん、お前は・・・
              '─v──────
                                       │ シュ!
      __ハハ /*\              _ハハ/*\ ┼
     ('_゚,,(゚∀゚ ミ;゚∀゚)         ('_゚,,ミ゚:::::゚::::)ノ
      ヽ ゛゛⌒´)ミ                ヽ ゛゛⌒´)ミ
       |^| ̄`|                  〈^〈 ̄〈
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃

97 :
                                                                      ┃┃
                                                                      ┃┃
                                                                      ┃┃
 ,――────────                                        ┃┃
│ 貴様!いったいな!                                         ┃┃
 '──────v──,――                                       ┃┃
             │うぶ゛ブ、ベ!                              ┃┃
              '─v──────                             ┃┃
                                                                      ┃┃
      __ハハ /*\ドスッ!!           _ハハ/*\ ヒュン!!              ┃┃
     ('_゚,,( ;゚#┨)   ____    ('_゚,,ミ゚:::::゚::::)彡                 ┃┃
      ヽ ゛゛⌒´)ミ      ̄ ̄ ̄ ̄    ヽ ゛゛⌒´)ミ                   ┃┃
       |^| ̄`|                  〈^〈 ̄〈                     ┃┃
                                                                      ┃┃
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┃┃
|┃| 従順な一兵卒が突如その指揮官を殺し、部隊の指揮を破壊する。           ┃┃
|┃| 当然反乱軍は大混乱に陥り、後は各個撃破されるを待つのみであった。    ┃┃
|_|_________________________________ .┃┃
                                                                      ┃┃
                                                                      ┃┃
      __ハハ                 ,_ハハ/*\ …                  ┃┃
     ('_゚,,ミ     \         ('_゚,,ミ゚:::::゚::::)                      ┃┃
      ヽ ゛゛⌒´)ミ \\ドサッ      ヽ ゛゛⌒´)ミ                   ┃┃
       |^| ̄`|   /*\        〈^〈 ̄〈                      ┃┃
            ___( ;゚#┨)___                               ┃┃
          :;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;:;                                 ┃┃
            :;;:;:;:; :;:;;: :;; ;::;:;                               ┃┃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

98 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| 反乱軍有利に傾くかと思われた戦況は、あれよあれよと言う間に正規軍に押し戻される。   ::|
|┃| 砦内では恐慌が起こり、脱走兵が出るに至ってバーンネルは降伏を選んだ。            |
|_|________________________________________|
             ┏━━━┓
             ┃教皇軍┃    ┏━━━┓      ┏━━━┳━━┓
             ┣兵力━┫    ┃反乱軍┃      ┃反乱軍┃恐慌┃
             ┣士気━┛300 .┣兵力━┫ ̄|_| ̄|┣兵力━╋━━┛100
             ┣━┛59/100  ┣士気━┛80    ┣士気━┛12/100/降伏
             ┃            ┣━┛28/100/降伏゙┣城壁━━━┓84/100
                      ┣┣ ┃|            ┣━━━━━┛
                      ┣┣ <ゴ          .┃  |二
                      ┣┣ <|                     |
                        ┣   コ                  |二
                             |                     |
                              ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| バーンネルは生け捕りにされ、他の捕虜は全て正規軍の刃の前に散った。   :|
|_|__________________________________|
       ,――───────────
      │汚らわしい異教徒め…!
 ,――──'───────v─────
│バーンネル様ぁ…!
 '──────v────
                           │
                           │
             __ハハ /┼\ ┼             ,――─────────────────
             ('_゚,,ミ・∀・;.)ノ             │さっさと歩け!コルベーユ様がお待ちだ!
        /*\   ヽ ゛゛⌒´)ミ               '─────v─────────────
       (, ;∀;)    〈^〈 ̄〈
                                         /┼\ハハ__
                                   ___ (,, ゚∀゚ミ ,,゚_')
                                   》::::乂::《ノ(`⌒"" ノ
                                  (;  ゚∀゚)  〉 ̄〉^〉

99 :
      | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      |┃| 南都反逆は、稀代の天才策士コルベーユにより血塗られた終焉を迎えた。   |
      |_|_________________________________|
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _______________: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \_____________/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: \       _∧_     / .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: /       >  <     \ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .   : |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::     __    l .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .   : |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::        |  /   l .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
                      |::::::::::::::::::::::::::::::::::::         ̄     l
                      |:::::::::::::::::::::::::::::::::::___,
                      ` _____________ ,'
          | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
          |┃| 後の悲惨極まりない時代の始まりがここであるとは露知らず、   |
          |┃| 罪深き天才は一人ほくそ笑むのであった。             ::::|
          |_|____________________________|

100read 1read
1read 100read
TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
ざこみち★3 (650)
モララー抹殺 (543)
ドラゴンクエスト Part15 (354)
月光花の散るがごとく (469)
テストスレ (403)
東方AA月 02 (136)
--log9.info------------------
ハンディキャップをぶっとばせ! (171)
ハンディキャップは本当にハンディか? (241)
介護してますが何か? (219)
先天性橈尺骨癒合症 (738)
人間らしい生き方 (397)
障害者の生き方 (353)
最近障害者への文句が多いなw (530)
差別しかできない哀れな健常者について (225)
初めてハンデ板に来た方へのアドバイス (397)
障害者の夏休み (104)
差別語を意図的に使う人の精神状態を考えるスレ (574)
適度な勢いでマジレスが返ってくる質問スレ part1 (529)
身体障害者でもギャンブルしたい! (205)
【保障】労働災害の障害者【年金】 (633)
江頭2:50分からのメッセージ (144)
障害を持つ人に同情してあげるスレ (186)
--log55.com------------------
【肖像権侵害】エナツ Part46【荒らし生主】
ニコニコ動画 アニメ雑談スレ2930
【水増しステマ王】世界のノリヒト(おぐら)ID無しスレ【案件サウナ大好き】 part2
【VirtualColoner】おとりざ〜みらとり〜を懐かしむスレ44【Re:休学から始めるJK生活】
【Twitch】PUBG総合スレ part.202【Youtube】
【ニコ生】 DQRTAスレ52 【twitch/Youtube】
【うんこちゃん】加藤純一総合スレpart791
【OPENREC】スプラトゥーン動画投稿者ID無しスレ🌽195粒目【Youtube】