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今の山田詠美について語ろう!


1 :12/04/19 〜 最終レス :12/05/24

10代の終わりから20代前半の頃に、山田詠美にハマってた時期がありましたが、
次第に彼女に対して違和感というか不快感を感じるようになり、読まなくなりました。
『きっと、世間一般の多くの人にとって彼女は「魅力ある大人の女性」なんだろうな。』
と思ってたのですが、彼女に関するスレッドを読むと、出てくる出てくる冷静かつ冷めた意見の数々が!!
山田詠美は『作家としての才能以外は普通の人』っていうのが、本来の姿だったと思うんだよね。
でも、デビュー当時の彼女の脳内は、
●自分は只者ではない(自己の過大評価)
●自分はマリリンモンロー並の魔性の女である(男性に対して自意識過剰)
●男に媚びる女が嫌い、自分はあんな女じゃない!(実は「同族嫌悪」という自分の心癖)
となっていたと思われる。
通常は年齢とともに自分の心癖や痛さに気がついていくもんだけど、彼女の場合は何故か全く成長がないままに年齢を重ねてゆき、40歳を過ぎる頃には、傍から見ると完全に
●若作りのオバサン→本人の中では「私ってアバズレだけど魅力ある女の子でしょ!?」
●男性から見ると「魔性の女気取り」でもうウンザリ→本人の中では、未だに「自分は只者ではない!」
●何の罪もない若い女の子を叩く→本人の中では「あの娘、自然体ぶりっこで嫌い!」となっていて、それが「同族嫌悪」という自分の心癖であることに気がついていない。
という三拍子揃った「老害おばさん」になってしまったんだろうか!?
かつてのファンは離れていき、元から彼女に対して冷めた眼で見ていた人は益々冷めた眼で見るようになり、
今の若い子は彼女の存在すら知らなかったり、知ってたとしても「キモイ」の一言で終ってしまう、それが現在の山田詠美なのかな?という気がしております。
昨年末に新刊「ジェントルマン」が出たけど、amazonの評価の中に、またしても「漫画的」「自己陶酔気味の文章」「読んでて気恥ずかしい」という感想が出てきた。う〜ん…。
でも、高評価を付けた人もいるってことは、やっぱり彼女のファンは今でも存在するんだよね。
今の若い子も山田詠美とか読んでるのかな?
私のように「かつてファンだったけど離れていった人」や、今でも現役ファンの人、現在の山田詠美について、どう思っているか書込みお願いします!

2 :
村上龍と似てる。
つまり、今の若い世代は読んでない。
でも、そんな奴が選考員やってるから文芸はどんどん廃れる。

3 :
エイミーが再婚したと知って嬉しいです。
ジェントルマンは最高傑作で、それを読み取れない読者の勉強が足りないと思う。

4 :
地方の場末ホステスによくいるタイプ

5 :
初期のは好きだった。短編集みたいなやつ。
久しぶりに最近の読んでみたら、あまりにもつまらなくて
最後まで読めなかった。

6 :

文才とか作家としての才能は凄くある人だと思う。
でも才能と人格は別物で、どうも彼女の場合は内面を磨くことを怠ってきたようで、
その結果、多くの読者が指摘してるように「文章は上手いけど内容が幼稚でつまらない」
作品を生み出すことになってしまったのかな?
もしも彼女が30代の時に、己の闇と業にしっかりと向き合って浄化させて、
本来の素の自分自身に立ち戻り、年齢相応に成熟した自然体で気品ある大人の女性へと変貌を遂げてたら、
40代では素晴らしい小説、ベストセラー小説を生み出してたのではないかと思われるが、どうだろう?

7 :
結局の全盛と作品の全盛が一致してたんじゃない?
閉経、更年期になって作品も更年期。
枯れる方法がわからず惰性でいろいろ書くけど読者はシラけてる。
企業、政治、犯罪などの専門性は皆無だし実質終わった人。

8 :
>>7 「枯れる方法がわからず」→あ〜、それそれ!!
きっと彼女としては、いつまでも「アバズレだけど賢くて魅力ある女の子」として存在したかったんだと思う。
でも、30も過ぎるとチヤホヤされなくなるし、容色も衰えてくる。
普通はそこで上手に「おばちゃんワールド」へと移行していくもんだけど、彼女は何故か頑として、それを否定。
そして、いつの間にか「若作り」「女帝気取り」「若い女を叩く」という老害オバサンになってしまったみたいだけど、
本人はそのことに気がついていないように見える。
不思議なのは、あれだけ多くの読者が彼女の痛さを指摘しているにも関わらず、
未だに文壇内で重鎮的存在らしきこと。
島田雅彦が彼女に対して批判的な文章を書いてるのは読んだことあるけど…。
果たして彼女は文壇内で本当に尊敬されているのか?
それとも「裸の女王様」的存在なのか?
そして、編集者の人達は彼女のことを、どう思ってるんだろうか?

9 :
50歳すぎても、アバズレだけど賢くて魅力ある女の子 最高じゃん

10 :
魅力は完全に薄れたよね
エッセイ書き散らすようになってからダメになっていった気がする

11 :
変に姉御みたいになってしまった。

12 :
アメリカという国や黒人文化が80年代は全盛だった感があって、
そこで山田詠美の小説も存在も浮き彫りになった面がある。
今の20代には理解できないだろうけど、当時は六本木あたりで、
黒人と付き合うのがカッコイイかのような雰囲気があった。
家田荘子なんかもそうだし、それ以前は吉田ルイ子が写真とエッセイで、
ニューヨークの黒人を紹介していたが、この場合は陽の部分でなく、
黒人の貧困、差別、など主に暗の部分に踏み込んだもの。
まあ、マイケル・ジャクソンはもちろんボビー・ブラウン、マイケル・ジョーダン、
カール・ルイス、マイク・タイソンなど芸能・スポーツ界はスゴかった。
オバマ大統領はハーフであって黒人ではない。ホイットニー・ヒューストンの逝き方はある意味それらしさがあったが、
山田詠美は堕ちている事実さえ認めようとしない醜さが痛い。

13 :
別に堕ちていないでしょ

14 :
確か米国人の元親戚?が事件に巻き込まれたりもしたんだよね
もっと米国がらみで書いて欲しかったのだが
事情はあったのだろうが、元夫氏との離婚は避けられなかったのだろうか

15 :
なんか、ずっと前に黒人の当時夫が50代女性に後ろから抱きついて捕まったよw
確か詠美は「そのくらいのことで騒がないでよ」とか強がってたけど。

16 :
アフリカ東海岸の黒人は黒人として認められない

17 :
>>16
どうして?

18 :
黒人に懲りて10歳も年下の日本人と結婚。
もう子供は産めないのにねえ・・・
まあ、この結婚も長くは続かないだろう。

19 :
旦那は編集者でしょ
だから出版界の人身御供になったんじゃないの

20 :
詠美はSMクラブで女王様をやっていた過去があり、
男の顔面にデカイ尻で乗っかったり、したRを紐でグルグル巻きにしたり、
強制ーさせたり、ハイヒールを舐めさせたりしていたらしいが、
実は詠美はマゾでもある。男にひざまずいて足を舐めたり多数の男に辱められたりしてイッてしまう。
ただ50過ぎてアピールもなくなり愛液も出なくなりグチグチ説教垂れるオバチャンになりました。

21 :
恋愛論書くような女は自分自身が結婚で失敗するんだよね

22 :
子供産んでれば子育て書いただろうな。

23 :
テレビ雑誌の芸能人やらの結婚報道は低俗下品。
偽婚じゃないの?汚い肛門やら尿道臭くて不潔。

24 :
でも以前ほど有名人の結婚を大衆が騒がなくなったね

25 :
>>1
まさに同意だわ

26 :
顔洗って出直すにも年は戻らない

27 :
「しっかし腹立つわ、松田聖子!」ではじまる詠美のエッセイ

28 :
本人がバブル時代に思い描いていた未来像とは悪い意味で違う50代を迎えてしまってた感じ
かっての人気を知っているだけに寂しさは拭えない

29 :
>>22
子供じゃないけど姪バカになってるじゃん
ファッションセンスがいいだの感性がどうのだのベタベタに褒めまくっている

30 :
蝶々の纏足読んだけど微妙だった
気持ち悪い系の表現を眈々と書けば個性派として認められる、みたいな

31 :
四十路過ぎてもヤンチャでおきゃんな女の子設定はキツイわ

32 :
ポンちゃん

33 :
どうも山田詠美にとっては
『自分が大勢の男達からチヤホヤされ女王様として君臨し、自分が「上等の女」と認めた女友達とのみ付き合い、
気に入らない女(=ぶりっ子系)を叩いて周囲の同意を得る』
というのが、最も居心地のいい空間、快適ゾーンだったと思われる。
20代の頃は、正に絶頂期だった。
ところが、30過ぎて次第にチヤホヤされなくなっていき、男がオバサンを「」と言って馬鹿にしたり、
若い女の子をもてはやすことが、周囲が考える以上に彼女にとっては耐え難い苦痛だったようだ。

34 :
もし彼女が会社勤めをしてたら、典型的な『困ったお局様』になってたんじゃなかろうか。
周囲は常に彼女のご機嫌を損ねないように細心の注意を払い、
男性陣は内心嫌々ながら彼女をチヤホヤし、若い女性達は彼女から目の敵にされないように大人しく振舞う。
彼女としては「魅力ある大人の女性」「男が親友にしたい女」「いつまでもヤンチャで可愛い女の子」でいるつもりだが、
それこそが男にとってはウンザリで、なるべく絡まれたくない、関わり合いになりたくないと思われていることに本人は気がつかない。
彼女の眼に「男に媚びてる」と映る若い女性は、攻撃の対象とされる。
彼女自身は「あの娘、許せない!」といたって真面目に怒ってるのだが、
傍から見ると自分こそが「若い女にいちゃもんをつけるオバチャン」になっていることが分からない。
彼女の中では
「あの娘の自然体は男受けを狙った演技なのよ!」
「どうして男はあの手のぶりっ子に騙されるの!」
と必死であり、なるべく男性陣にも一緒になって「あんな女は最低だよな」
と言ってほしいと思っている。
しかし、残念ながら周囲の反応は
「あ、またの若い子いじめが始まった、やれやれ。」
「今度はあの子がターゲットか、可哀そうに。」
そして、標的にされた女の子には、陰でコッソリとアドバイス。
「あのオバチャン、若くて可愛らしい女の子を見ると、突っかかって行くんだよね。
君はちっとも悪くないから。あの人に何かされても軽く受け流して、気にしないようにね。」
これをエイミーファンが読んだら、かなり憤慨すると思うけど、
私もかつては彼女のファンで、小説やエッセイを貪るように読んでたんです。
でも、彼女から解放された今、はっきりと思う。
彼女のようなオバチャンが身近にいたら、周囲にいる人間はかなり疲れるのではないか、と。

35 :
私が知る限り、常に進化を遂げている女性は、年齢を重ねるごとに素敵になっていき、
容貌はそれなりに老化してるけど、年齢を超越した美しさ、気品を醸し出していて、
存在そのものが魅力的な女性となっている。
若者に対して的確な助言はしても、決してイチャモンをつけたり、
邪魔をするようなことはしない。
彼女も本来なら「美しい大人の女性」になれる人だったと思うんだけどなあ。

36 :
そうなるには詠美は節制が足りない。若い時は中2病の小説を
書き続けて、結婚生活も双方が浮気、奔放な生き方を繰り返して
きた。本能のままに好き勝手やってきたおばちゃんが美しく
年を取れるはずが無いわ

37 :
黒人の夫にもくだらん説教して逃げられたんじゃないの?

38 :
>>36中2病の小説
彼女の小説やエッセイにはまってた自分は、
良く言えば純粋、悪く言えば幼稚だったと思う。
今はどうか分からないけど、全盛期の彼女の価値観であった
『学歴や地位、肩書きで人を判断しない。』というのは素晴らしいと思う。
でも、彼女の場合、
『高学歴、勉強のできる人=つまらない人間。肉体労働者=魅力ある人々』
と、彼女自身も片寄った見方をしている上に、何の根拠も無く
『私はそんじょそこらの女達とは違う!』という傲慢さ、特別意識もあった。
今にして思うと、彼女の小説の主な登場人物って
・主人公=詠美
・主人公に夢中になっていく男達
・ブランド品に価値を置く魅力のない、つまらない女達
・主人公の敵=ぶりっこ系の女
で、いかに主人公(=詠美)が魅力あるいい女であるか、いかに男達が主人公の虜になっていったか、
いかに主人公が認めた女以外はつまらない女であるかを、延々と書き綴っていただけだったような気がしないでもない。
あれだけ自画自賛、自己陶酔が激しい小説も珍しいのではないかと思う。
>>29
はたして「姪のかなちゃん」にとって、詠美伯母様は一体どんな存在なのだろう?
完全にエイミーワールドに洗脳されてて、かなちゃんの眼には「かっこいい大人の女性」と映っているのか?
それとも、詠美よりずっと意識レベルが高くて、詠美の良さも痛さも冷静に見てるのだろうか?

39 :
エッセイ書いて、ポンちゃんというか、
山田詠美がキャラ化されすぎて、それが当人に対してまで返ってくるという。
林真理子はエッセイ書いてもそんな風にならないし、
小説は小説として読んでもらえているというか、そう読むしかないわけだけど、
山田詠美は当人のキャラが立ちすぎたきらいはありますね。

40 :
>>38の続きです。
実は山田詠美の作品で読んだのは
「ハーレムワールド」「熱帯安楽椅子」「ジェシーの背骨」
「ソウルミュージックラバーズオンリー」
「跪いて足をお舐め」「蝶々の纏足」「風葬の教室」「フリークショウ」
と、初期のエッセイ集くらいで、「僕は勉強ができない」も「放課後のキーノート」も読んでないし、
それ以後の作品は全く読んでないんです。
なので、長年のエイミーファンの方や、「タイニーストーリーズ」
「ジェントルマン」等を読んで感動した人が、ここのスレを読むと
かなり不快に感じるかもしれないので、そのことはお詫びしておきます。

41 :
>>39
私はかつて山田詠美ファンだったのですが、次第に離れていきました。
そして、彼女に関するスレやamazonでの評価を読んで、
『どうも彼女は「老害おばさん」になってしまったようだ。』と思って
このスレを立てたのですが、現在50代の彼女の人となりに関しては全く分からないんです。
脚本家の女性がエッセイで、林真理子のことを「際立って優しい気配りをする女性」と
書いてたんだけど、現在の山田詠美も、周囲の人にとっては老害オバチャンではなく、
素敵な大人の女性なのかもしれない。
だとしたら、私、かなり失礼なことを書いてしまいましたね。
「山田詠美=老害おばさん説」が私の誤解、妄想だったとしたら、本当に申し訳ないです。

42 :
黒人や肉体労働者が魅力的とかいう媚が鬱陶しい

43 :
この人ってブルーカラー礼賛すごいよね
インテリが心が冷たくて肉体労働者が人生の美味しいところを
知っているというのは、その人たちを個人じゃなくステレオ
タイプで見ていることの証左じゃないかな?
ガテン系でもDQNがいる、優しい人もいる、そんなの当然なのに
属性で人間のタイプを決めるなんて、作家なのに頭悪いと思います

44 :
>>41
その脚本家さんのエッセイ私も読んだことあります。
山田詠美さんの人となりの悪さは文壇では知れ渡ってます
新人の作家を酷評して笑い者にするなんて老害そのもので
性格悪いでしょう

45 :
>>43そうそう。
現実は、高学歴で優秀な人、ごく普通の良い人は沢山いるし、
中には特有のプライドを持ってしまう人がいるのも、仕方ないと思う。
また、同じ大学でも、第一志望でそこに入った人と、
第一志望に落ちて入った人とじゃ、本人の満足度も違ってくる。
肉体労働者でも、学生時代にイジメをしてたり、ろくでもない男もいれば、
夢を追いかけてる人もいたりと、様々。
属性による傾向、特徴っていうのも確かにあるんだけど、一人ひとりは皆違う。
普通は、年齢を重ねることで、こういった当り前の事実に気がついていくと思うんだけど、
山田詠美はデビュー当時のまま年を取っていったんだろうか?
それと、人気があった頃の彼女の中には
『世間一般の人は学歴に価値を置き、肉体労働者の人達を低く見る人が多いけど、それは卑しい考えだ。
私には肉体労働者の人達の良さが分かる。そんな私は上等のいい女。』
という妙な優越感、特別意識があったんだけど、現在はどうなんろう?

46 :
>>44
どうも彼女の中に
『真面目=ダサい。かっこ悪い。』
『私はsラだけど魅力ある大人のいい女』
という意識があるのではなかろうか?

47 :
>>45
「風味絶佳」の時にはそういうところがあったね
でも詠美は自分で言うほど肉体労働者の素晴らしさが分かってないと思う
単純作業を文句も言わず立ちっぱなしでずっとやり続ける人達を
尊いと思ってるんじゃなくて、肉体が筋肉で締まってカッコいい→したい
ってことでしょ。工場で働く人達の人生の辛さを分かち合うつもりはない
そうでなきゃあんなに無邪気にキャーキャー手放しで褒められないよ

48 :
近畿大学で活字文化公開講座〜山田詠美さん「読書ってロマンチック」
http://katsuji.yomiuri.co.jp/kouza/entry/20060723.htm
【山田】 「私は感性が鋭い」と自慢したがる女が嫌い。そういう人が文章を書くと、
行間を読ませようなどと、あざといものを書きがちだ。実は行間を読ませるには、
しっかりした技術がなければ無理なのに。
↑自分のこと分かってないですね

49 :
>>48
彼女って、言ってることは常に確信に満ち溢れてて、もっともらしいことを言うんだよね。
自分の正しさを信じて疑わないというか。
だから、彼女に洗脳されてると、彼女の書くこと言うこと全てが正しいかのような錯覚をしてしまう。
この対談も、エイミーファンが読むと
『さすがエイミー、頭いい!』『やっぱりエイミーは言うことが違うな。』と思うのでは?
でも、いったん洗脳が解けて、冷静な眼で彼女を見ることが出来るようになると、
それこそ突っ込みどころ満載。
【山田】 (読書は)乱読でいい。この傾向のものしか読まないと決めた人の小説は、世界が狭い気がする。
偏食は体に悪いのと同じ。
  ↑
いやいや、あなたの小説こそ世界が狭いのでは?
対談時の格好もそう。
ファッション自体はおしゃれでかっこいいと思うんだけど、当時40代後半だった彼女には、
さすがにあの格好は無理があるのではなかろうか?
もともとスタイルは良い人だったし、20代の彼女だったら、すっごく似合ってたと思う。

50 :
女の作家で、SMクラブやヌードモデルの経験があって、
黒人とつきあっているのがめずらしがられて、
作品でも女の体験として性描写をくっきり書いてるのが
デビュー当時はやたら大きく取り上げられててさ。
いまからふりかえると、わりと大きな時代の変わり目の象徴だったのかもしれない。
個人的には、なんか妙に説教臭いところがなじめなかったんだけれど、
ソウルミュージックラバーズオンリーは、上出来感があったな。
自分の好き嫌いとは別に、うまいな、評価されるだけのことはあるな、と。

51 :
昔は、私のアソコは締りがよくて気持ちいいって男が言う、
とか殺人犯のブス女と同じような自慢してたねw

52 :
なぜか、漫画家の西村しのぶと重なるんだよね...
一時期、ものすごくハマって、好きだったんだけど
もう、あの頃のなんともいえないカリスマ性は感じられないというか
なにか、憑き物が落ちてしまった気がする。
>>39
私も、熱血ポンちゃんのあまりの毒気に
本人も当てられてしまったような気がする〜
でも「僕は勉強ができない」は普通におもしろかったし
中学生の娘にも読ませましたよ。
最初の方に出てきた、小学校のステレオタイプのいやな教師だけは
「こんなん、おるわけないやろ!」と笑って突っ込みましたが

53 :
>>48
声出してワロタww

54 :
この人って本当にいい男と恋愛してないんじゃないかと思う
ダグにしても「詠美と会いたいか?」って誘い文句でファンの子
ナンパしてたんでしょ。そんなセコイ男が詠美の言う上質な人たち(笑)
なのかよ。碌な男と付き合ってないから恋愛を異常なまでに美化しないと
いけないんじゃないの。
恋愛小説じゃない小説の方がナルシズムが入ってなくていい

55 :
彼女の作品世界は、彼女と彼女が認めた人達が一点の曇りもなく
「上等の人間」として語られ、それ以外の人間は皆
「頭の悪い、つまらない人達」と見なされてしまいがち。
ダグはエッセイや小説の中では「素敵な家庭で育った、とっても育ちの良い男の子」
と書かれてて、私もすっかりそれを信じきってた。
でも、今になって思うと、ダグも詠美と結婚した当初はまだ22歳の若者で、
まだまだ遊びたかったのかもしれないし、故郷のNYじゃ全然目立たない存在
だったのが、日本に来て詠美のパートナーとなってからは、チヤホヤされたり
女の子が寄って来だして、自分を見失った面もあったのかも。
再婚相手は10歳年下らしいが、今度は一体どんな男性なのだろう?

56 :
>>52
スポーツ選手やダンサー、女優、タレントなんかだと年齢による限界、引退っていうのがあるけど、
作家の場合は逆に年齢とともに進化、成長を遂げて行くことができるのではないかと思う。
若い頃の山田詠美は黒人ブームの影響もあってか、彼女のルックス、作品、全てがファンの目には魅力的に映ってた。
その後の彼女は、憑き物が落ちたっていうより、内面を磨く努力を怠ってきて、いつのまにか世間一般の人から見ると
「時代遅れの痛いおばさん」になってしまったのかもしれない。
彼女は文才に恵まれ、人気作家になることができた。
芸能人だと、どんなに才能があっても売れない人は大勢いるし、売れたとしても、いつ落ち目になるか分からないが、
作家は瀬戸内寂聴のように、おばあさんになっても現役でいられる職業。
山田詠美も、素敵な年齢の重ね方をしていくんだろうなと思っていただけに、彼女が年齢とともにおかしくなっていったようなのが、
「一体なんで!?」と思わずにいられない。

57 :
作家が長く面白いものを書き続けるのは無理
だいたいは若い時の経験やセンスが出尽くしたら出がらしになる
小林秀雄が「作家には才能の山というのがあってそれを
切り崩していく職業、だからもともとの山が低いやつはすぐ
駄目になる」と発言してる
サガンも18歳で鮮烈デビューしたけど、徐々につまらなくなっていき
蕩尽して最期は悲しい死だったね

58 :
>>57なるほど。
そういえば「ソウルミュージックラバーズオンリー」の文庫本のカバーに、
直木賞選考委員の『サガンを超えた女流の出現』という言葉が載ってた。
それが大げさに感じられないほど、山田詠美の文章は上手かったと思う。
でも、結局、詠美はサガンを超えたのではなく、サガンと同じ運命を辿ってるんだろうか?
文才は凄くある人だと思うんで、このまま終わってしまうのはもったいないと思う。

59 :
>>44
性格悪いというより、根は良い人なんだけど、
自分がオバチャンであることや、男にとって既に対象外の存在である事実を
受け入れることができずにイライラし、いつまでもチヤホヤされたがったり、
若い女の子を叩いたりする点が、周りにとって扱いづらい人だと思われてるのでは…??
決して詠美をオバチャン扱いしないよう、詠美の前で若い女性をチヤホヤしないよう、
彼女の地雷を踏まないように、気を使わないといけない人になってしまってるのかも。
やっぱり40の坂を越えても子供っぽい女性、地雷を抱えてたり
何かとスイッチが入りやすい女性は、周囲にとって疲れる存在だと思う。
まあ、これはあくまでも妄想で、実際の彼女がそうでなかったら、大変失礼な話ですが…。
選評の書き方にしても、本人の中に
『真面目で分別くさい大人にはなりたくない!!』
という妙なこだわりがあるのでは??

60 :
初期のかっこよさっていうのは
アメリカの黒人のかっこよさなんだよね
出てくる人がアメリカ黒人なんだもの。
ベッドタイムズアイズも、日本人のおたずね者が
女のところに転がり込んで演歌うたってたら
同じはなしでも、ぜんぜんちがうイメージになるでしょう。
大塚英志が、山田詠美のアメリカ黒人の世界は、
少女マンガがしばしば欧米白人の世界を舞台にしたのと同じだろうと
いっていたのはたぶん正しい。
そういうロマンチックなところまで含めて山田詠美の魅力なんだけれども
そこでキャラが固まったのはいたかったのかもね

61 :
この人の文章ってそんなにきれいとか上手いと言われてるけど
全然そう思わない
何つーか自分の美意識出しすぎ。
「人間は二種類あって○○と□□だ」って断定されても
えーそうかなーっ?て突っ込んでしまうw
後で思い返して考えさせられたりする文章ではない

62 :
以前から若い男の友達がたくさんいるとか言って、
ある意味、美輪明宏の路線。
そういう位置付けに憧れてるんだろうけど。

63 :
破滅系かと思ってたら、そうでもなかったのが意外
新しいダンナさんは見た目すごいオタクっぽくて
詠美は昔だったら絶対受け付けなかったろうっていう感じの人で
あれほど美意識について語っていた人だったから
ああ、妥協せざるを得ないほど寂しかったのかって思った

64 :
「美意識」という単語=中身がないのに知性派ぶるイタイおばちゃんが
相手を煙に巻くのに好んでつかう単語
というイメージになりました。

65 :
「××は、私を○○させる」も

66 :
>>63
>破滅系かと思ってたら
そんなわけないってw
昔から石原慎太郎の小説褒めたり渡辺淳一と対談したり
すごく根回しが上手い保守的な人だよw
そのくせ力の無い新人は苛めたりしてさ
言ってることとやってること違いすぎる

67 :
中村うさぎや岩井志摩子みたいなのが出てくると
山田詠美は保守的に見えてくるw
べつに保守的で全然いいんだけれどもさ。

68 :
生意気な小娘ぶってもじじいや権力者にはちゃっかり取り入るあたり
サイバラっぽい

69 :
>>68
対談で渡辺ズンイチ先生はやっぱり素敵!人生の愉しみは!と
意気投合してるの読んで、あーあって思っちゃった
こういうオヤジを毛嫌いする人間じゃなかったんだって

70 :
かれこれ15年くらい前の話になるが、
・新聞の文芸欄に詠美がデカデカと紹介されてたのだが、取材した記者が
詠美のことを「素顔は以外に子供っぽい」と書いていた。
・島田雅彦が彼女についてこんな事を書いてた。
『20年前、18歳だった直木賞作家が、38歳になった今も18歳の時のままの
無知と誇大妄想とで、無残なナルシスぶりを発揮している。』
きっと彼女の中のセルフイメージ(「只者ではない」「男が親友にしたい女」「とびきり上等の女」「アバズレだけど魅力ある女の子」etc)と、
他人から見た彼女(「若作りのおばちゃん」「自己陶酔が激しい」「幼稚」「若い女を叩く」etc)とに隔たりがあり過ぎるんだと思う。
そして、本人はその事に気付かず、常に「私は上等のいい女」的視点でモノを書くから、
文章は上手くとも読む側は不快だったり滑稽に感じたり、鼻白んでしまうのではなかろうか。
通常は社会の中で揉まれたり、子供を育てたりすることで、否が応にも「歪んだ自己像」は打ち砕かれ、
修正せざるを得ないのだが、彼女はその機会がないままに年を取っていったのかもしれない。
中村うさぎは整形やらホスト通いやらアレコレやってても、
己の闇としっかりと向き合ってて謙虚さがあると思う。
中村うさぎは苫米地英人と交流があるが、詠美も一度、苫米地氏と対談でもして、
カウンセリングしてもらった方がいいかもしれない。
どうも詠美は、自分を女王様扱いしたり、チヤホヤしてくれる人としか
付き合おうとしないような気がする。

71 :
普通は作者が神の視点というか俯瞰的に見て話を作るものだが
この人の小説は主人公の科白=詠美の主張まんま
なので読者は鼻につくのだと思う

72 :
>>70
大人になると自分と違う価値観の人に揉まれてもっと他人の言動を
流せるようになるものですが、詠美は作家になって周囲から
チヤホヤされたまま年を取ったのが不幸ですね。
いい年して厨二病をこじらせたまま

73 :
山田詠美は自分はかっこよくなくちゃいけないというこだわりがあるよね。
そういう人も一人くらいいていいかなと思うけれども
物書きよりは、美人女優なんかがやったほうがいい役回り。
中村うさぎや岩井志麻子みたいに、自分を醒めた目で見て笑える人の方が
文章で表現するには有利だろうな。

74 :
>>71
そういえばそうだね。
文学ジャンルに詳しくないんだけど、私小説っていうのはこういう作風の
事なのだろうか?

75 :
私も昔はねー
と言って説教しそうなタイプ。

76 :
>>73いやいや、別にこだわりを持つのは大いに結構なんだけど、
山田詠美の場合、それが良い方向に作用してるんじゃなく、
自分一人で空回りしてて、傍から見たら全然素敵じゃなさそうな
所が、やっぱり作家として問題あるんじゃなかろうか?
詠美は歌手だったら良かったかもしれない。
(女優だったら、若くて可愛い系の女優さんを目の敵に
しそうなので、女優は止めといた方が良いだろう。)
歌手だったらファンは歌声だけを聴けばよいし、ミュージシャンって
ナルシストが多いらしいが、ナルシス詠美もファンから直接
チヤホヤされて大満足するだろう。
でも、現実には詠美は作家で、彼女の内面の痛さがモロに作品に反映される。
自分も詳しい事は分からないけど、>>71が言うように
「神の視点で作品を書く。作家はあくまでも媒体。」
って小説を書く上での基本なのでは?
>彼女のような人が一人くらい居てもいい
これは詠美の小説が抜群に面白ければ、の話であって、
今の彼女の存在の仕方って、結構微妙なのではなかろうか?

77 :
>>74
私小説は日本文学の大きなジャンルだけど、例えば
夏目漱石、太宰治は自分のエゴ、ナルシズムを
さらに上から恥ずかしい、こっけいだと冷静に見ているところ
がある。だから読者が大人になっても読まれているし、
英訳されて海外でも評価されている
山田詠美も自分が自己愛が強くて他人を受け入れられない偏狭さが
同じ所で堂々巡りさせている、と認められれば文学として
深みが増し、普遍性が出たはず
でも「私ってこんなに素晴らしいのに他の人は分かってないフフン」という
子どもの万能感から抜け出してないので、傍から見たらイタイ人に
なってる

78 :
今でも山田詠美のファンだというのは、
林真理子のファンと別方向のブス女が多い。

79 :
>>76
たしかに、歌手だったらよかったでしょうね。
固定客つかめば、彼らを相手に歌さえ歌ってれば
元気で出てきてくれるだけでファンは応援してくれる。
物書きならではのむずかしさがあるんだよね。
山田詠美は森瑤子が好きだった。
森瑤子は主婦で母親でもあったからなあ。
私は、森瑤子は小説なら読めるけど、エッセイは苦手だった。
これは個人の好みというより、はっきりとエッセイは下手だった、と思うよ。
山田詠美もどっちかというとそうなんじゃないかな。
田辺聖子や林真理子みたいに、どちらもうまい人のほうが稀少だけどね。

80 :
肉体労働の男が好きといいながら、肉体労働の男と結婚しない詠美。

81 :
>>80
私ってちょっと他の女流作家と違うのよね、
ってポーズとりたかっただけだからw

82 :
スノッブ臭ぷんぷんのおばちゃんとヤンキー系ガテン系男、どう考えても
接点ないだろ

83 :
ヤンキーは山田詠美は好きじゃないと思うんだよね
には良くても肉体労働者って貧乏だから贅沢できないのは
嫌なんだろうな。お金が欲しくて風俗のバイトしてた人だからね

84 :
距離があるから幻想が持てるんだろうな>ガテン系
男の作家が風俗嬢を持ち上げたりするのと似てるのかもね。

85 :
日払いのバイトで肉体労働者の男達を間近で見た経験あるけど、
山田詠美が言う所の「魅力ある男達」、そんなの一体どこにいるの!?
って感じだったよ。
彼らのバックグラウンドは分からないけど、別に普通の男の人達で、
年代もルックスも様々。目が虚ろで生気のない人も結構いたし、
真面目に黙々と働いてる人もいたけど、彼らの心の中までは分からない。
山田詠美の「ブルーカラー礼賛」の中には
「私には世間で軽んじられてる彼らの良さが分かるのよ!
学歴や肩書きでしか人間を判断できないバカな奴らと違って、
私はものの分かったイイ女」という上目線、驕りが潜んでいる
という気がしてならない。

86 :
>>85
そういう単純化って「障碍者=みんな天使」という人と同じで
持たざる人間に対しての冒涜だと思うんだけどね

87 :
@「トラッシュ」に出てくる恋人=確かダメ男だったような気が…。
Aダグ=詠美曰く「育ちの良い、とっても素敵な男の子」だったはずが、
いつの間にか詠美のヒモと成り下がり、浮気も結構してたらしい。
B再婚相手=10歳年下を捕まえたのは立派だと思うが、果たしてお金持ちで
仕事が出来て、詠美の稼ぎなしでも優雅な生活ができるような相手なのかどうか???
>>63
詠美もホントは30代の優秀なイケメン編集者とかビジネスマンなんかと
結婚したかったんだろうか?
案外、19歳年下と結婚した吉田美和を羨ましく思ってたりして。

88 :
http://www.fujinkoron.jp/number/001083.html
>「大人の恋」? それを私に聞くの(笑)? 「大人の恋」なんて
>、存在しないと思う。だって、「オトナ」と「恋」は相いれないもので、
>恋がオトナだったらつまんないじゃない? 常軌を逸して、あれこれ
>恥ずかしいことをやってしまうからこそ、恋でしょ。
いやいや、大人だからこそ人知れずそっと胸にしまいこむ恋も
あるでしょうよ・・・
この人の恋愛観って幼稚だよね


89 :
>>88山田詠美の最大のイタサって
「自分のイタサに無自覚」これに尽きるのではなかろうか?
だからこそ、他人から見たら幼稚だと思うことを、
さも「これこそが真実だ」とばかりに言い放ち、
平然と他人をバカにしたり、こき下ろしたりできるのかも。
「作品は圧倒的に面白くて、素顔は普通のおばさん」
彼女の存在の仕方も、これでもういいと思うんだが、現在の詠美は
「書いたモノは??一人の女性としてもどうなの???」
と???が多いという気がする。
詠美が若い頃のキャラにしがみ付くのを止めて「普通のおばさん」
となり、作中の主人公=詠美ではなくなった時、その時にこそ
神が降りてきて素晴らしいモノが書けるのではなかろうか?

90 :
女性誌のインタビューでは、普通のおばさんにしてくれないってのもありそうねw
記事の作り方がそうなっちゃう。発言の取り上げ方とかさ。
わりと淡々としゃべるとフツーの常識人なんじゃないだろうかと想像するのだが。

91 :
自分で普通のおばさんと思ってたらあのファッションは無いわw

92 :
>>90
確かに完璧な人間はいないし、誰しも何らかの闇と業を抱えてますよね。
詠美もフツーの常識人である一方、イタイ部分も持ってるといった感じですかね。

93 :
>>79
私は森瑤子はエッセイの方をよく読んでましたよ。
森瑤子は気品があって華やかな大人の女性でしたよね。
森瑤子も美意識の強い女性だったけど、洒落て洗練されてて
正に「大人の女性の美学」という感じで素敵だった。
森瑤子と山田詠美は仲良しだったけど、
「おばさんの若作り」「いい年して子供っぽい」
というのは、森瑤子の美意識に最も反するんじゃないかと思う。

94 :
>>93
森瑤子は自分がブスなことを自覚していた。好きな人と
待ち合わせた時にすっぽかされそうになったことなど
自分の心の痛みをちゃんと書いてた。
そこが山田詠美と違う

95 :
半年前くらいに見た記事では相変わらず前髪ぱっつん
ワンレンロングだったけどかなり白髪まじりだったので、ちょっと驚き
詠美的美学?

96 :
白髪染めしたりジムに行ってスタイル保つなんてダサイと
昔エッセイに書いてたような

97 :
詠美のNEW旦那、灘出身なんだね
アカデミックなエリートって意味では
前の旦那と正反対のタイプかも
懲りたのかもしれないね

98 :
>>97
「僕は勉強が出来ない」で秀美がバカにしてた
お勉強できて女にモテないタイプでびっくりしたw

99 :
↑この世には「人をバカにすると自分がバカにした通りの立場になる」
という因果の法則あり。
さんざん「男に学問はいらない」とか「今ってお勉強のできるバカが多いでしょ。」
とか何とか言ってた人が、かつて自分が作品の中でバカにしてたようなタイプと
結婚するとはねえ。

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