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2012年6月アニキャラ個別417: 【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ統合スレ 4 (515) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ統合スレ 4


1 :12/06/09 〜 最終レス :12/06/29
こちらは「咲-Saki-」の登場人物、須賀京太郎と女の子達がキャッキャウフフなことをしている妄想を楽しむスレです。
妄想小ネタ・SS・雑談などをしながら、みんなで盛り上げていきましょう。
京×女の子ならハーレムなど、なんでもOKです。職人様大歓迎! どんどん投下してください。
・荒らしは徹底スルーして下さい。構う人もまた荒らしです。
・過度なエロネタ、グロ、暴力表現は禁止。18禁SSは保管庫に直接置きますので、サイトから管理人にメッセージを下さい。。
・次スレは総書き込み量が480KBを超えた後に最初に最初に書き込む人か、 >>980レスを超えた後に最初に書き込む人が宣言して立てること。無理なら代役をお願いしてください。
まとめwiki
【咲 -Saki-】 須賀京太郎ハーレムスレ まとめ保管庫
http://www21.atwiki.jp/kyoutarouherlame/
避難所
須賀京太郎ハーレムスレ避難所 - 京咲スレ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/8164/1264155093/
関連スレ
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ6【京ちゃんと咲】
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1336603408/
過去スレ
【咲 -Saki-】 須賀京太郎ハーレムスレ 4
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1338048810/
【咲 -Saki-】 須賀京太郎ハーレムスレ 3
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1276013174/
【咲 -Saki-】 須賀京太郎ハーレムスレ 2
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1260957472/
【咲 -Saki-】 須賀京太郎ハーレムスレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1254839912/

2 :
>>1
おつ
京太郎〜KYO-TARO〜マダー?

3 :
京太郎『部長!大事なお話があります!』
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1333/13339/1333907574.html
久「須賀君、奈良まで遠征に行って来て頂戴」 京太郎「ええっ!?」
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1337/13372/1337238949.html

4 :
1乙

5 :
おちるな、この勢いだと

6 :
百合厨だけど支援してやんよ

7 :
立ったんだ
書いてくれる人募集

8 :
これ即死するんじゃね?

9 :
流石にそんなに早くは堕ちないんじゃない?

10 :
書いてやりたいけどアニメ未視聴、原作一巻立ち読みしただけなんだ

11 :
>>1
即死防止に京ちゃんが奈良に転校して阿知賀で雑用するだけの超展開SS投下するね☆(ゝω・)v
細かい設定や時系列はあえてのスルーをしてます。

12 :
「麻雀教室かあ」
 そう呟いたのは須賀京太郎、元清澄高校唯一の男子部員だ。
 元と言うのも事情がある。京太郎は親の都合で長野から奈良に引越してきたのである。
 転校して来ても麻雀は続けていこうと思っていたのだが、転校先の学校に麻雀部がなかった。
 部長から聞いた話によると、
 転校先の近くにある阿知賀女子高校で誰でも麻雀教室をやっているらしいので行ってみる事にした。
「ごめんくださーい。……って誰もいねーし」
 卓はあるし、やっている形跡はあるのだが誰もいなく、京太郎は今日は休みなのかと残念がる。
 しかし例えは人はいなくても、転校してきてから牌を見てなかった為、その光景に京太郎は懐かしさを感じる。
「やっぱり牌に触れると違うな」
 そう言いながら軽く牌を弄ぶ。
 長野にいた頃は雑用が主で牌に触れる事も少なかったが、やはり実際に触れると感じるものがある。
 久しぶりに打ちたいと思った時、扉が開き人が入ってきた。
「あれ、どなたですか?」
「お邪魔してます。ここ麻雀教室って聞いてきたんですけど」
「ごめんなさい。麻雀教室はもうやっていないんですよ。
 それに子供向けだったので元々貴方には合ってなかったと思いますよー」
「えっ!? そうなんですか……」
(部長ー話と違うじゃないですかー)
 心の中で部長を罵り、そして凹む。
 そんな凹んでいる京太郎を見かねたのか少女が話かけてくる。
「あの、麻雀好きなんですか?」
「はい。下手なんですけどね。
 実は俺、最近こっちの方に転校して来たばかりなんですけど、転校した高校に麻雀部がなかったんですよ。
 でもどうしても麻雀がやりたくて」
「じゃあ、よかったらやってみます?」
「えっ、いいんですか?」
「うん。今日は部活休みだし、いいですよー。えっと……」
「自己紹介もまだでしたね。長野から来た高校一年の須賀京太郎って言います」
「阿知賀女子高校二年松実玄です」
 そして自己紹介をした二人は対局を始めた。
「ロン。三暗刻、対々和、門前混一色、ドラ6で数え役満です」
「なにー。玄さん本当にどうなってるんですか?さっきからドラばっかりじゃないですか……」
 何局か打ったのだが、二人麻雀だというにも関わらず、玄にばかりドラが集まっていたのである。
「うん。何故か私のところにはドラがいっぱい集まってくるんだ」
「これが和だったら、SOAって言う所だ……」
 まさか長野以外にもこんなオカルト持ちがいたとは。思わず愚痴を言い、へたれる京太郎であった。
「えっ……今、和って言いました?」
「ええ、長野の時の同級生なんですけど、玄さんみたいなオカルト技を見たらよくそう言ってたんで、
 つい俺も使ってしまいました」
「そっかー。和ちゃん相変わらずなんだね」
「和の事知ってるんですか?」
「はい。昔ここの麻雀教室で一緒に打ってたんですよ」
「あー。そういえば和からこっちでドラばかり手に来るオカルトな人がいるって聞いた事があるような」
「きっと、私の事ですね」
「まさか本当に存在してたなんて……」
「存在って……何か幽霊みたいなんだけど、京太郎君酷くなーい?」
「うっ……」
 玄みたいな美少女にジト目で抗議されたら、京太郎には降参するしかなかった。
「ごめんなさい……」
「……ふふふ、京太郎君って苛めると面白いね」
「えっ……あー騙したんですね!ひでえー」
「あははは」
 大袈裟に驚く京太郎がまた面白さを誘い、玄は思わず笑みが零れた。
 ちょっぴり悔しい思いをした京太郎だったが、そんな玄の笑顔を見たらどうでもよくなってしまった。
「はははは」
 そして二人でただ笑い合ったのであった。

13 :
「あっ!」
 談笑中にふと京太郎は思い出した。
「そういえば今日部活休みだったのに、玄さんはどうしてココに来たんですか? 何か用事でも?」
 そうだとすると、ただでさえ間違ってお邪魔してしまった京太郎としては申し訳なさ過ぎてやばくなってしまう。
「んー。することもなかったし、部室のお掃除でもしようかと思って」
「そうだったんですか。それならもしかして俺がいて迷惑でしたか?」
「ううん。そんなことないよ。掃除してるより麻雀をやってる方が楽しいもの」
「へー。玄さんみたいに可愛い人なら休みの日は男の人と遊びに行ったりしてるのかなーと思いましたよ」
「ええええ。わっ、私なんか全然可愛くなんかないですよ」
 慌てて赤面した顔の前で、わたわたと混乱したように手を振る玄はどうみても可愛かった。
「なに言ってるんですか。凄い可愛いですよ」
 だからこそ京太郎思ったままに素直にそれを玄に伝える。
「もー、そんなこと言っても手加減してあげないんだからね!」
「うっ……いいですよ!望むところです!次こそは勝ちますからね」
 そしてもう一局しようとする二人の所に訪問者が来た。
「玄ちゃんいるの?」
「おねーちゃん?どうしたの?」
「あの、玄さんこのお方は?」
 玄の言葉からすると姉のようだが、眼鏡にマスク、マフラーをしている不審者に京太郎は警戒を抱かずにいられなかった。
「ほら、おねーちゃんお客さんがいるんだから、眼鏡とマスクは取ってちゃんと顔を見せて」
「……う、うん」
「おおっ!」
 怪しい格好を止めて出てきた素顔は、玄と同じくらいの美少女。
 予想外ではあるが嬉しい展開に思わず京太郎は驚きの声をあげる。
「初めまして、阿知賀女子高校三年松実宥です」
「どうも、長野から来た高校一年須賀京太郎です」
「どう? うちのおねーちゃんは、和に負けないくらいのものをおもちでしょ?」
 ふふんと宥の事なのに、何故か自慢気な玄。
「うっ……これは確かに……」
 妹の玄が自慢するのも当然と言える程のものに思わず、京太郎も眼がいってしまう。
「ちょ、ちょっと玄ちゃん!?」
 慌てて胸を隠す仕草をする宥。
「あっ……すいませんジロジロ見ちゃって」
「う、ううん、京太郎君が悪いんじゃないから。玄ちゃんが悪いんだよ!」
「ふーん。つまりおねーちゃんは京太郎君には見られてもいいんだ?」
「なんと!」
「もー! そういうことじゃないでしょー! 玄ちゃーん!」
 この姉妹仲いいんだなーと思わず二人のやりとりに見とれる京太郎であった。

14 :
「えっとー京太郎君は長野から来たんだよね?」
「ええ、そうですよ」
「和と同じ学校だったらしいよ」
「そうなんだー」
「それで近くに麻雀が出来る所がなくて、子供麻雀教室に来たんだよね?」
 にひひと笑顔で言ってくる玄。
「それは忘れてください……」
 恥ずかしい所を突かれた京太郎は、頭を下げ必死にお願いするしかなかった。
「あはは」
「京太郎君面白いねー」
 そんな京太郎を見て二人は思わず笑ってしまった。
「玄さーん、それは簡便してくださいよー」
「だって面白いんだもの。もう京太郎君ずっとここにいてくれればいいのに」
「そうですねー。それが出来れば俺も嬉しいです」
「ねー。おねーちゃん。京太郎君ここで麻雀することって出来ないかな?」
「んー。部員って言うわけにはいかないだろうけど、やるだけならなんとかなるかも。赤土さんに聞いてみるよ」
「えっ、そんなことしてもらっていいんですか?」
 京太郎としては、麻雀をただ出来るのでなく、こんな可愛い姉妹と一緒に出来るというのなら望む所である。
「うん……麻雀が出来ない悲しさはよくわかってるから」
 当時を思い出したのか、どこか悲しげな表情を浮かべる宥。
「失礼ですけど、何かあったんですか?」
「うちの麻雀部って今までなくて、今年ようやく部員が入ってきて復活したばかりなんだ……」
「そうなんですか……俺のいた長野の高校も似たようなものでしたよ」
「そうなの?」
「ええ、うちは部活事態はあったんですけど三年生が部長一人だけで、団体で大会に出ることもできなくて、
 今年に一年が入ってようやく出れるようになったんですよ」
「そうなんだぁー。よかったねぇー」
「じゃあ似た者同士一緒に頑張ろうね!」
「はいっ!」
 こうして須賀京太郎は阿知賀女子高校の雑用となったのであった。

15 :
「京太郎、この前の牌譜はある?」
「はい、灼さん。これですね。今まで適当に並んでたのでちゃんと学校別、個人別と整理しておきましたよ」
「ありがと、分かりやすい」
「あっ、玄さん備品の後片付けなら俺がやっておくからいいですよ」
「でもこのままだとなんか落ち着かなくて」
「いえいえ、そういうのは玄さんは大会に向けて頑張ってもらわないと」
「うーん。分かった。よろしくね京太郎君」
「京太郎ーお腹空いたぞー」
「ほらっ」
 隠乃の訴えに、京太郎は慣れた手つきでお菓子を与える。
 与えられた隠乃も慣れた手つきでお菓子の包装を解くと、すぐに口に入れた。
「うまうま」
「京太郎、なんだかしずの扱いに慣れてるわね」
 見てる方が惚れ惚れするくらいの連携に純粋に憧は感心していた。
「んー。長野にも似たような奴がいてなあ」
 そう言いながら思い出すのはいつもタコスを欲しがっていた元気な少女。
 その少女となんか似てるなあと思ってとりあえずお菓子をあげてみたら、これが見事に当たったのである。
「しずったらすっかり餌付けされてるね」
「憧っ! 私は餌付けなんてされてないぞ!」
 憧の容赦ない物言いに、むきーと吼える隠乃。
「ほら、隠乃これもあげるから落ち着け」
「こんなもので私が黙るとでも……うまー」
 しかし新しいのをあげるとすぐに黙ってしまった。
「やっぱりされてるじゃないの……」
 額に手を当てて、呆れたような物言いの憧にも、当の隠乃はお菓子に夢中で聞いていなかった。
 どうみても餌付けです本当にありがとうございました。
「宥さん。冷えるといけないのでお茶入れときましたよ」
「うん。京太郎君、いつも気を使ってもらってありがとうね」
「うっ……ううっ」
「えっ、京太郎君どうしたの?」
 普通にお礼を言っただけなのに、涙ぐむ京太郎に宥は驚きの声をあげる。
「いやあ、お茶を入れるだけでこんな優しい言葉をかけてもらえるなんて嬉しくてつい涙が……」
 思い出すのは、入れて当然だった長野での日々。
「よしよし」
 そんな京太郎を慰める為に、宥は抱きしめるように京太郎の頭を撫でる。
 そうすると体勢的に、自然と頭とあれがあたるわけで……
「でへっ」
 思わず京太郎から歓喜の声が漏れる。
「わぉーおねーちゃん、だいたーん」
「そっ、そういうのじゃないよぉー。ね? 京太郎君?」
「…………」
 当の京太郎は幸せのあまり意識がどこかにいっているのであった。

16 :
「いやーしかし、松実姉妹が変な男を連れて来たから適当に扱き使って追い出してやろうと思ったら、
 ここまで出来る奴だったとはねー」
 晴絵は、眼前で一生懸命に雑用をしている京太郎を見て、素直に感嘆の声を出した。
「追い出すって!? 晴絵さん俺の事そんな風に見てたんですか?」
「だって行き成り雑用でも何でもするからココに置いてくださいって土下座しながら言うんだよ? それは警戒するでしょ」
「うっ……あの時は必死だったんですよ」
 思わず汗を垂らしながら言う京太郎。
 松実姉妹がせっかく頼んでくれたうえに、
 京太郎も麻雀が出来るとその気になっていただけに、この機会は逃せないと必死だったのだ。
 しかしまあ流石に土下座はやり過ぎだったなあと京太郎も今では反省している。
「まあなんだ。京太郎がいるおかげでコーチの私も楽をさせてもらってる。助かるよ」
「いえいえ、いいんですよ」
「でもよく京太郎もあそこまでやるよねー」
 憧から見ても京太郎の働きは目を見張るものがあった。
 ちょっとコンビニにパン買ってきてと冗談で言ったら、笑顔で了解して即座に買って来た時は衝撃を覚えたものだ。
「ああ、長野にいた頃は鬼のような部長にこき使われてたからな。
 それに比べたら今なんて大したことないよ……」
 部活に来たと思ったら買い出し、牌譜の整理、部室の掃除、それだけならいいが最終的には存在が消えかかっていた。
 それに比べればこの程度些細な事である。
「そ、そんなに酷かったんだ?」
「ええ。まあ……
 長野の皆を嫌いってわけじゃないんですけど、あのままあそこにいたら今頃いらない子になってたと思う」
 どこか遠くを見るような目で語る京太郎に、全員言葉も出なかった。
「え、えーっと……」
「で、でもせっかく私の方から誘ったのに、麻雀あんまりさせてあげられなくてごめんね」
 思い出したかのように、京太郎の雑用具合を謝罪する玄。
 決して重くなった空気を変える為に、必死に話を変えたかったわけではない……はず……
「いいんですよ玄さん。俺なんて麻雀の腕はまだまだですからね。
 雑用でも何でもして皆の力になれるのならそれでいいですよ。俺だって全国に行って、和や皆に会いたいですからね」
「いい事言うねー京太郎! これかも期待してるからね!」
「ハルエは自分が楽したいだけでしょ」
「うっ……」
「ははは、憧、俺の事はいいからお前も頑張れよ」
 痛い所を突かれた晴絵。
 しかし憧の言う通り晴絵が楽をするだけだとしても京太郎は構わなかった。
 そもそも麻雀をここでやらせてもらっているだけで京太郎としては助かっているのだ。
 勿論、美少女達とうふふきゃきゃな展開を期待していないかと言えば嘘になるが。
「京太郎がそう言うならいいけどさ」
「大丈夫だ。問題ない」
 学校は違えど、メンバーも違えど、京太郎の気持ちは長野にいる頃から変わっていない。やる事だって変わらない。
 そう皆で全国を目指すんだ!
「オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな。このはてしなく遠い阿知賀坂をよ……」

17 :
乙!
清澄勢が乗り込んでくるのはいつですか?

18 :
やっぱ阿知賀×京太郎SSは良いな、乙
灼が空気なのは仕方ない事ですか

19 :
読みづレええええでもおもしれええええ。
乙! 次回も期待してます

20 :
>>1>>16
乙!
          ,.  -―‐-- 、
   ___    /: : : : : : : : : : : :\__
  彡 ': : _:ミC' ://: : : : : : : : : : : ヽ}-、
  /: :/: : ィ○/ / : : :!: : !: : :!: : : : : :.ハ : \
  !イ: : ://: ::/: ,'ィ ⌒!ヽ!|: : :i: ハ: :!: : :.!: : : |(⌒'⌒)
   W//: : ,': : !:リxそト  |/レ⌒V: :!: |: :!: :! \/
    /: : : !: : !〈 ト!::リ      |/厶ハ/ V 
    V!: :八: :!xx`¨    ⌒ヾ !: : :|    これは見事なタコ京スレだじぇ!
     Nハ:!ヽ|ゝ、  「  7 xx人: : |
         >‐:: > n/7hr<レイ|/
        厶ヽ:::::::Y   /::::7
       /! \>::.|  /:::::/|
       L|  ヽf^{ミニf フ! .|
        !  / `¨ハ. ! .|
        | \   /:::::! / |

21 :
おつ!

22 :
某所でもはやってるね
京憧
何はともあれありがとうっす!

23 :
京太郎の奈良遠征書いてた作者また書いてくれないかな……

24 :
京太郎は阿知賀勢とも相性よさそうだな
松実姉妹のもあるしな

25 :
普通にタコ京のハッピーエンドが見たい

26 :
>>1乙!
じゃあ今書いてるのは出来上がったらこっちにおけるのかよし

27 :
>>22
某所についてkwsk

28 :
多分ふたばのimgのことかと

29 :
あそこはなぁ……
前に貼られたの見たけど咲とモモと姉帯さんが病みキャラにされてて
正直見ていて気持ちの良いもんじゃなかった

30 :
素晴らしいと思っちゃいましたすいません
咲はまあここでもたまに病んでたりするし

31 :
>>30
ナカーマ
しかしふたばだと結構京ちゃん人気なんだな。驚いたわ

32 :
ここに投下するかは別として、京ちゃんじゃないと駄目?ハギヨシは駄目なの?
イケメン万能執事に一目惚れしちゃう意外とミーハーな姫様の話とか
男の癖に自分より圧倒的に家事の上手いハギヨシに対抗意識燃やして、年相応に感情剥き出しにムキになっちゃうキャプテンの話とか
面食いなのに男に免疫無くて年齢=彼氏無し年なすこやん(愛読書は黒執事)が漫画から飛び出して執事やってるようなハギヨシに出会ってあわあわする話とか
そういうのは駄目?

33 :
どちかというと大反対

34 :
ここじゃなければいいんじゃないかな
俺は京太郎のしか見ないけど

35 :
ハギヨシはイケメンで完璧だから見て面白いかどうかわからない

36 :
ここは京太郎カプ統合スレ
つまり京太郎とハギヨシのカプもありえるということだ

37 :
>>32
もうちょっと早く言ってくれれば、アニキャラ統合板の方に
【咲 -Saki-】 男女カプ統合スレ として立てたのに……

38 :
>>36
>>1
>須賀京太郎と女の子達がキャッキャウフフなことをしている妄想を楽しむスレ
なのでアウチ

39 :
ハギヨシだったら投下するとこエロパロぐらいしかないな

40 :
了解した
京太郎×ハギヨシだけは有りなw

41 :
咲がライトノベルだったら京太郎が主人公だったかも…

42 :
>>40
>>38

43 :
.                , :: "  ̄ ̄`゙::..、
               ,.::"::::::":::::::::;、::::::::::ヽ
             /;:::/:::::;:::/(从l、:ヾ::i
.           /:イ:::_;ニム/  , --、i:::l::::|
             //:::::::チ≠、   ,==、レ:::::|
            |'|l::::;'/i。;;j`   'l。;;j}/::: !
           ll::;∧ 、、、 .  、、/::::::}
           l'ヽ:::ヽ.  t‐ァ /::::::/
                ゞ;;;'> - (iヘ;;;;ノ     京太郎スレは誰でもウェルカム
              ,r/::::}ン,|   |^〈::::゙ト、
          /, {::::,ノ゙ヘ.___,ナ::ヽ:::} \
         ,i^\∨::::::::\ ./:::::::∨,/i、
         .|`、 iへ,`\::::∨:::::/ ンi / |
        | 、 |  `ー-ミロシ〜' ̄|  .|
         |    i     .ハ     i   |
          |   |     |::/|   |; |
           |   /| /    |::/::|   l |/ .|
        厶  i レ     |:イ、::|  ゙、|  ゙ハ_, ,___
     ___--⌒   / イへ  |/:|:::、| /Y      //./ ⌒つ
  辷⌒ヘ ヽ  /  /     .|:::::i ::::|   | '    | | |   \
 ./   ノ- ─   /`ー─ |::::∧:::|─−'| `ー、ノ-- ヽ、乂ゞ
 〈,クケ'        .`:.、___|::/__.|::|___ノ        
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            /:::::::l::::::::::::::::li::::::::::::::::l:::::::.、
           ノ:::::::ll:::::::::::::::::|l:::::::::::::::::ll::::::ヽ
          |::::::::ll::::::::::::::::::|li:::::::::::::::::ll::::::::マ
          |,::::::lll:::::::::::::::::::|||:::::::::::::::::lll:::::::::>
         l;三lll_三三三_|=|_三三三lll/
           ̄|:::::::::::::::::::::| .|::::::::::::::::::|
.            |::::::::::::::::::::|  |::::::::::::::::::|

44 :
失礼しました

45 :
>>44
いや気にするな
しかし俺も正直ハギヨシが咲の女の子と絡む話も見てみたいんだがどうしたもんかな

46 :
次落ちたら男女カプ統合スレになるのかなw
そして大沼プロ×熊倉トシを…

47 :
>>46
統合だから今からでも立てようと思えば統合板の方に立てれるし
またはハギヨシの単体スレを個別板に立てる事も可能、需要が有るなら
俺のホストがスレを立てれるかは別として

48 :
上の人が言ってる通りハギヨシはハギヨシで立ててもいいんじゃない?
カプって相方がいやで見たくないって言う人も多いみたいだし

49 :
いや、需要少ないだろうしわざわざ立てるのは止めようよ
気が向いたら適当にVIPかなんかで立てるわ

50 :
いつのまにかふたばで活発になってたのね
一ヶ月くらい確認してなかったよ

51 :
ほしゅ

52 :
誰か京太郎×桃で頼む

53 :
京太郎(が大きい子だな〜)
モモ(あの人私が見えてるっすか!?)

54 :
>>53
続けていいのよ?

55 :
>>53に期待

56 :
レーダーすげえ!

57 :
o

58 :


59 :


60 :
過疎いぞ池田ァ!

61 :
さっさと書くんだ池田ァ!

62 :
こっそりエトペンにぶっかける京太郎

63 :
モモ(……なんか私の方を見て真剣な顔をしてるっす)
京太郎(……C……いや、Dか!?)
て感じでお願い

64 :
o

65 :
モモに好かれたらステルスして京太郎にべったりしてそう

66 :
一応こっちでも宣伝
ttp://anime.biglobe.ne.jp/userranking/chara/34056/#entryInput

67 :
っと軽くミス
ttp://anime.biglobe.ne.jp/userranking/chara/34056/


68 :
731 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/06/10(日) 21:09:28.95 ID:SrIvVVpKO
『お姫様』
全国会場
京太郎「おーい。咲、こっちこっち!」コイコイ
咲「あっ!京ちゃん!良かった〜。すぐ見つかって!」
京太郎「ったく。ちょっと目を離したら、すぐ迷子になってからにコイツは…」
咲「ご、ごめん…」
咲(京ちゃん、わざわざ探しに来てくれたんだ…嬉しいな…)
京太郎「まあいいや。ほら、早く行くぞ。みんなもう控え室で待ってる」
咲「あ。う、うん…」
京太郎「さあ、どうぞこちらへ。もう迷わないよう、お手をどうぞ?お姫様」スッ

69 :
733 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/06/10(日) 21:16:31.73 ID:SrIvVVpKO
咲(えっ!?手を…?握れって事?そ、そんな、恥ずかしいよ!あ、けどけど!折角手を伸ばしてくれたんだし、それを無視するのもなんか感じ悪いし失礼だよね!
わざわざ迷子になった私を探しに来てくれた京ちゃんにそんな仕打ちは礼儀に反するし
ならこの手は握らざるを得ないし、けどだからってほいほい嬉しそうな顔で手を伸ばしちゃったら京ちゃん調子に乗せちゃうから
そうだいつもみたく何が姫だって呆れた顔で手を握れば不自然じゃないよしそうしようそれでいこう!)←この間2秒
咲「な、何が姫d…」スッ
小蒔「あっ。すいませんわざわざ」ギュッ
咲「!?」スカッ
小蒔「あれ?私何か間違えました?」キョトン
咲「」パクパク
京太郎「あ、あんた誰…」
小蒔「迷子ですっ!」ニコッ
咲「」パクパク
終わり

70 :
姫つながりか。
一瞬分けがわからなかったwwwww
面白いので頑張ってくれ

71 :
京ちゃん鼻の下伸びてる…

72 :
転載乙ですー

73 :
京ちゃん×キャプテンもいいよね!
中の人福山ヒロインだし

74 :


75 :
「それで隠乃。今日はどこに行くんだ?」
「山!」
 ある日の日曜日。その日は久しぶりの麻雀部での活動が休みであった。
 部活がないということで、暇を持て余してた京太郎に隠乃から遊びの誘いの電話が来たのであった。
 そして隠乃の家に着き、これからの事を聞いたらまさかの山との返答。
 隠乃に遊びに誘われた時点で、うふふきゃははな展開になるとは思っていなかったがこれはあまりに予想外すぎた。
 当然の事ながら、いきなり山と言われても大半の人は理解できないだろう。
 京太郎もその大半に含まれる人間な為に、隠乃の答えに、えっ……としか返す事ができなかった。
「山って、ハイキングって事か?」
「うん! 目指せ熊野!」
 なんとか復帰して問いかけるも、帰ってくる答えはまたもやよく分からない単語。
 地理的な名称だというのは分かる。そこまではいい。しかしそこまでどのくらいかかるかとなるとまた別だ。
 京太郎には、熊野がここから近いという予感がまったくなかった。
「この辺の地理はよく分からないんだけど、熊野ってここからどのくらいあるんだ?」
「んっー、100kmちょい?」
「おいっ! 流石に無理だろ」
「そのくらいの勢いで行こうってことさ!」
「うーん」
 隠乃の返答はだいたい京太郎の予想通りであった。
 根拠もない自信で行く気満々。短い付き合いながらこういう時の隠乃は止まらないとわかっている。
(まあどうせ今から家に帰っても暇だし、別にいいか)
 それに何より京太郎は、いつも元気で見てるだけでこちらまで元気が出てくるこの少女が嫌いでなかった。
「……行かないの?」
 黙ってしまった京太郎に、隠乃は幼げな顔を不安に染めながら問いかけてくる。
 そんな顔で見つめられてしまったら、行かないという選択肢は、もはや京太郎にはなかった。
「行くよ。せっかく隠乃が誘ってくれたのに悪いしな」
「よしっ! じゃあしゅっぱーつ!」
 ***
 山登りを始めてから30分後。
「自然を見てると気持ちが落ち着くなー」
 京太郎の視界に入る光景は木、木、木と、まさに山の光景。
 人や文明の痕跡をほとんど感じさせず、僅かに整備された道だけ人の存在を感じさせる。
 天気も快晴、たまに吹いてくる風が頬に当たり程よく体温を下げてくれ、心地よい日和だ。
「おーい京太郎ー! 早くー」
「おー、今行くからなー」
 そんな現実逃避をしながら、自然を感じていた京太郎を現実へと引き戻すのは隠乃の声。
 それに応えながら京太郎は、現実を直視し、重くなったら身体を再び動かしていく。
 隠乃の調子からして普通の山登りだとは思っていなかった。
 しかしまさか30分も山道を走り続けて行くとは思っていなかった。
 しかも道なき道を行く事もあるのだ。流石に木の中に突っ込んでいくのは京太郎としてもやめてほしかった。
 そしてその中を軽快に駆け抜ける隠乃は正直――
「お猿だよなあ……」
 こんな事を隠乃本人には言えないけど、そう思う事は止められない京太郎であった。
 そう考えると思い出されるのは、木の枝を掴み、巧みに移動する隠乃の姿。
 どうみてもお猿です。本当にありがとうございました状態であった。
「おっ、ようやく来た」
 そんな事を考えている間に隠乃に追いついたようだ。
「いやー、やっぱり男の子って凄いね。前に憧を誘った事があるけどすぐ降参しちゃってさ。
 小学校の頃はよく一緒に走ったりしてたのになー」
 憧は駄目な方向に成長しちゃったなあ愚痴る隠乃。
 しかしと京太郎は思う。それは憧の成長が女の子として正しいのであって、隠乃がちょっとおかしいのではないかと。
「はあはあ……」
 思った所で、疲れで呼吸も思考も乱れている京太郎はまともに突っ込みを入れる事さえも出来ないでいた。
「GJ! 京太郎」
 GJをしてくる隠乃に京太郎は無言でGJで返した。
 もう喋るのも辛いのであった。

76 :

 ***
「とーちゃくっ!」
「おおっ、ようやく着いたか!」
 へとへとになりながらもなんとか隠乃に付いて行った京太郎だったが、ようやく山頂に着いたようだ。
 ふぅ、と一息をつき山頂の澄んだ空気をたっぷりと吸い込む。
 すると崖の方で隠乃が、ちょいちょいと手招きをしているので足元に気をつけながら行ってみる。
 そして――
「ほらっ!ここからの景色は凄いだろ?」
「すげえー」
 取って置きの宝物を見せる子供のように隠乃は笑顔で山頂からの景色を見せてきた。
 山々の連なる景色、季節を彩る花々、まぶしいくらいの緑の草原、水墨画のような山の景色がそこにあった。
 その景色は隠乃が誇るのが当然と思える程に、素晴らしいものであった。
「麻雀部が出来るまでは、する事もなくて暇でさー」
 どこか寂しげに隠乃が喋りだす。
 憧と違う中学に行き、和とは転校で別れ、麻雀とも離れていた時の一番寂しかった記憶を思い出しているのだろう。
「色んな山に登って色んな景色を見てきたけど、ここからの景色が一番好きなんだ」
「もしかしてこれを見せたかったのか?」
「まあねー」
「そっか」
 暇をしていた自分と昔の自分を重ね、隠乃は不器用ながら気を使ってくれたことなのだろう。
 京太郎には隠乃のその気持ちがとても嬉しかった。
「隠乃。ありがとうな」
「いいよー。もしよかったら、他のお薦めの所にも案内するけど?」
「もう簡便してください」
 気持ちはありがたくも、京太郎の身体は流石に限界であったので丁重にお断りした。
 ***
「じゃあ帰ろっか」
「おう」
 しばらく雑談をしながら、休憩として景色を堪能していた二人であったが、
 帰りの時間も考えると日が沈みそうなので帰る事にした。
「じゃあ帰りは競争だからなー」
「ちょっ、待てよ」
 言うが早いか、行きの疲れも感じさせない軽快な速度で隠乃は走り去っていった。
「待たないいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃ」
 走り去りながらも京太郎に、ドップラー効果で遠のいていく返事をする隠乃は律儀と言えた。
 それを京太郎は見ながら、隠乃にまだあんなに余裕があったのかと驚く。
 京太郎は休憩はしたにしても正直足がしんどかった。
 だがしかし――
「男の子としては負けてられないよな」
 京太郎にも男の子としての意地がある。
 先へ行った隠乃を追うべき、頑張り走り出した。
 ***

77 :
 京太郎がしばらく走り続け、そろそろ追いつくかなと思った頃。
「うわっ!」
 先の方向から凄まじい音と隠乃の悲鳴が京太郎の耳に届いた。
「隠乃!?」
 何が起きたのかと、走る足を更に急がせ駆けつけると――
「あいたたたー」
 そこには土が付き多少汚れていて、擦り傷がある隠乃がずっこけた体制のままでいた。
「おいおい、大丈夫か?」
「んっ。なんとかー」
 軽い調子で答えながら身体に付いた土を払う隠乃。
 その調子から特に大きな怪我もないようで京太郎は安心する。
「まったく、隠乃も可愛い女の子なんだから気をつけろよ。顔とか怪我したら大変だろ」
「おおおおおお女の子じゃないし!」
 中高と女子校で来て男性とあまり関わる事もなく、女の子扱いされる事などなかった隠乃。
 その隠乃にとって、京太郎の可愛い女の子発言は酷い動揺を誘った。
 しかし京太郎としては、普通に思っている事を言っただけであったのでそんな隠乃の動揺は理解不能であった。
 それ故に隠乃の女の子否定発言も意味不明過ぎて困ってしまっていた。
「え? 何言ってるんだよ? 可愛い女の子だろ」
「ななななななななな」
 二度も可愛い女の子と言われ、真っ赤になってまともな言葉を返せない隠乃。
 そんな様子に、京太郎はどうしたのかと思いながらも特に突っ込みを入れる事なく、
 しゃがんだままの隠乃に手を差し出した。
「ほらっ、立てるか?」
「うん……」
 隠乃は差し出された京太郎の手を掴み立ち上がろうとして――
「あつっ」
 足の痛みに顔を歪めてしまった。
「痛いのか?」
「う、うん。足挫いてるかもしれない」
「そうか」
 それなりに距離を走ったとはいえ家まではまだそれなりにはある。
 どうしようと不安がる隠乃。
「仕方ないな。ほら、おぶってやるから乗れよ」
 そう呟き、隠乃の前でしゃがみ込み背中をみせる京太郎。
「疲れてるのに平気なの?」
「うっ、そこを言われると痛いが隠乃の為だ頑張るよ」
「……うん。ありがと」
「よいしょっと」 
 優しい言葉、そして大きな背中に今まで感じた事のなかった異性を感じる隠乃。
 先程の可愛いと言う言葉もあり、心臓の鼓動が高まる。
「しっかり捕まっておけよ」
 その京太郎の言葉に答えるように隠乃はさらに、ぎゅっとしがみついた。
「うっ……」
「あっ……」
 しがみつくという事はより密着するという事である。つまり――
 しがみついた事で高鳴っている心臓の音が京太郎に聞こえるんじゃないかとおびえる隠乃。
 しがみつかれた事でささやかな膨らみがぎゅと背中に当たる京太郎。
 理由は違えどこの時の二人の気持ちは似たようなものであった。
((これはやばい))
「ご、ごめんね」
「お、おう。気にするな」
 普通に話をしながらも互いに意識をする事は止められないでいた。
((早く着いてくれー))
 ***

78 :
 ドキドキしながらもなんとか隠乃の部屋まで辿り着いた二人。
 家に着いた際に隠乃の家族が丁度留守にしていた為に、部屋まで送るというかどうかで一悶着あったのは些細な事である。
「じゃあ、ちゃんと手当てしておけよ」
 無事送り届け終わった事で安心した京太郎は帰ろうとする。
 その際に注意も忘れない。捻挫もそうだが、多々見える擦り傷もしっかり対処をしておかないと治りも遅くよくない。
 それゆえの注意なのであるが――
「唾でもつけておけば治るって」
 しかし当の隠乃は適当であった。
「そういうわけにもいかないだろ」
「いやーそういうのはいつもめんどくてー」
「仕方ないな。俺がやってやるよ。薬箱は?」
 京太郎は、隠乃が指差す方に行き、薬箱を持って来て治療を始める。
 擦り傷の方は水で湿らせたガーゼで患部をしっかり洗い清潔にして、ラップで被い乾燥を予防する。
「挫いた足の方はどうだ?」
「んっ、今はそんなに痛くないかな」
「そんな腫れてるわけじゃないし、すぐ治ると思うぞ」
 京太郎は言いながら患部に湿布を貼り付ける。
「よし、これでいいかな……あっ」
 そして治療を終えた所で京太郎は気が付いてしまった。
 山の時はそれどころじゃないと意識する事なかったのだが、
 しゃがんで足の様子を見るという事は隠乃の服装的に色々といけない部分も見えてしまうわけで――
 それに気が付いた京太郎は顔を赤くし、とっさにそこから眼を逸らす。
「えっ、どうしたの?」
「いや、ほら……」
 急に黙り、視線を逸らす京太郎に隠乃は疑問の声をあげる。
 それに対し、言葉ではなく、目線でちらちら合図を送ってくる京太郎。
 疑問に思いながら京太郎がさっきまで見ていた方向を目で追ってみると、ようやく隠乃も気が付いた。
「……京太郎のえっち」
「……ごめんなさい」
 京太郎は、ジト目で文句を言ってくる隠乃に返す言葉もないのであった。
「……」「……」
 二人の間に気まずい沈黙が訪れた。
「あのっ」「えっと」
 そして二人で気まずい沈黙を破ろうとして被った。
「あっー、俺の方からでいいかな?」
「う、うん。いいよ」
「さっきのは本当ごめんな。今度から気をつける」
「う、うん。それならいいよ」
「隠乃の方は?」
「う、うん。わ、私ってさ、中高と女子校で男の人と遊んだりってしたのってほとんどないんだよね」
「そ、そうか」
「だから男の人にこういう風にされるのも初めてで、その所為なのかな?
 京太郎に可愛いって言われてから、背負われて間も、ここで優しくされてる間も、何でか凄くどきどきするんだ」
「隠乃……」
 そう言われると京太郎としては、今までそういう目では見ていなかったが見てしまうわけで。
 さらに言うならば二人の距離は互いを意識するには充分過ぎる程近づき、そんな距離で見つめ合っている。
「やっぱり可愛いな」
「えっ……」
 その為から思わず京太郎は心の声が漏れた。
「さっきから可愛い可愛いって、京太郎ってもしかして手馴れてる?」
「そっ、そんなことないぞ」
「なら……いいけど」
 隠乃は幼げな顔を真っ赤にして潤んだような瞳を左右に揺らし、そして静かに閉じた。
 それに流されるままに京太郎は不器用に唇を重ねる。
「んっ……」
 僅かに漏れる吐息。
 隠乃の唇のわずかな振るえが、この行為が初めてだと物語っていた。
 だから京太郎は言う。
「布団を敷こう、な!」
(省略されました・・ここを押しても全てを読めません)

79 :
乙!
まさか京猿で萌えられるとは思ってなかったぜ
あれ?続きが読めないな・・・・・・

80 :
照「ねえねえ、どうだった!?どうだった!?京ちゃん!今日の私、凄かったでしょ!格好良くなかった!?ね!?ね!?」キラキラ
京太郎「あ、照さん。…すげぇっすね…流石チャンピオン…」ビクッ
照「ふっふ〜ん」モットホメテホメテ!!
京太郎「なんっつうか…怖いくらいでした…」ドンビキ
照「」ピキッ
京太郎「…照さんはやっぱ別格ですよ。俺みたいな初心者には、雲の上の存在っていうか…もう別の世界の人間…。はは…」
照「」ピシピシッ
京太郎「なんつーか、俺、いっつも全然あがれないから、むしろあの阿知賀の子に親近感…なんつって…あははは…」
照「…」
照「…ふーん。阿知賀の先鋒、松実玄って名前なのか…」パラパラ
淡「あの宮永先輩が、他校の選手を研究してる!?」ガビーン!!
終わる

81 :
クロちゃん逃げてー!

82 :
>>78
>>80
乙!

83 :
クロちゃんが・・・・・・

84 :
これは玄ちゃんが終わるという意味なのか

85 :
ほしゅ

86 :
京ちゃんといい感じになった女の子を片っ端から麻雀で叩きつぶしていくとか怖すぎるぞ宮永姉妹
麻雀で負けて落ち込んでる女の子に京ちゃんが優しくして更に仲良くなるところまでがテンプレだろうけど

87 :
>>78乙です
京穏に萌死した

88 :
姉があんな風になってしまったのは
やはり京太郎のせいか

89 :
照(京ちゃんの部屋探索するのは幼馴染としての義務よ・・・・・・)
照(この漫画・・・・・・回転は男のロマン・・・・・・?・・・・・・京ちゃんそうなの?)
照(がんばるよ京ちゃん!)

90 :
あれは愛の力だったのか……

91 :
とういかどうやって部屋に侵入したんだよ照さん…
部屋に入られたらエロ本とか見つかっちまうぞ京ちゃん

92 :
学校に行こうとしたら偶然京太郎の部屋の中に入ってしまった説
LESSON4だ
敬意を払え

93 :
 

94 :
モモがいるぞ

95 :
京太郎が麻雀弱いのは塞ちゃんが常に熱い視線を向けているからという電波を俺に送ったやつは誰だ

96 :
その電波を火急速やかにまとめてSSにして、このスレに投下するように

97 :
この右腕は貴方のために

98 :
ほしゅ

99 :
o

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