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2012年6月国内サッカー354: 今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 11巻 (933) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 11巻


1 :11/04/14 〜 最終レス :12/06/22
いきなり中年のおっさんが俺のボールをかっさらって
(◎∀◎)「はっはっは、カモンボーイというところですかな」
と言って、笑いながら手でチョイチョイってやった。
(´・ω・`)「カエシテクダサイ」
俺はボールを持って行かれたままでは家に帰れないのでボールを取りに行った。
ボールを保持してるおっさんはフェイントをかけるような仕草をした。
俺はあっさりとひっかかり、かわされた。
(´・ω・`)「ボール、カエシテクダサイ」
なおも取りに行こうとすると、おっさんは壁にボールを当ててワンツーの要領でかわしていった。
それから俺はしばらくおっさんにもてあそばれて、一度もボールに触れる事が出来なかった。
m9(◎∀◎)「また明日も遊びましょう。待っていますよ」
10分ほどすると、おっさんは満足したのか俺にボールを渡して高らかに笑いながら去っていった。
その後姿を俺は呆然と見詰めた。
七三分けにグルグル眼鏡、スーツ姿の怪しいおっさんだった。関わり合いになりたくないと思った。

2 :
へ〜

3 :
(´・ω・`)やぁ。ようこそ
今日俺が近所の公園で(´・ω・`)ショボーンとしていたら 11巻 へ。
このJウォーターはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
実は国サカ板の底でひっそり続いていたサカ小説の11スレ目なんだ。済まない。
仏の顔も三度って言うしね、謝って許してくれと言っても許すつもりもない。
いろいろ世代的に苦しいパロもあるけれどやりっ放しで申し訳ない。
でも、このスレタイを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
ワクワク感みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした2ちゃんねるの中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このスレを立てたんだ。
       (´・ω・`)ローカルスレに相応しいローカルルール(´・ω・`)
◇一応、sage進行で。カキコがあれば底にあっても落ちません
◇自分のチームがネタにされても怒らない
◇ライバルチームにもリスペクトを忘れずに。みんな仲良くね
◇この作品はフィクションであり実(ry
◇みんなで作るこのスレです。設定、イラスト、応援コメント大歓迎

4 :
 前スレ・今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 10巻
 ttp://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1250054387/
 過去スレ・今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 9巻
 ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1236095976/
 過去スレ・今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 8巻
 ttp://ex24.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1226417652/
 
 過去スレ・今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 7巻
 ttp://ex24.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1215099975/
 過去スレ・今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 6巻
 ttp://ex24.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1208787998/
 過去スレ・今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 5巻
 ttp://ex24.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1203773152/
 過去スレ・今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 4巻
 ttp://sports11.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1197472332/
 過去スレ・今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 3巻
 ttp://sports11.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1189847838/
 過去スレ・今日俺が近所の公園でショボーンとしていたら 2巻
 ttp://ex20.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1181408107/
 過去スレ・今日俺が近所の公園で(´・ω・`)ショボーンとしていたら
 ttp://ex20.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1173770503/

5 :
 ブリリアントなまとめサイト(15人目さん作のものから受け継がれた新サイトです)
 ttp://www.geocities.jp/shimane_shobonos/
 携帯用の過去ログページ
 ttp://www.geocities.jp/shimane_shobonos/mtop.htm

6 :
以上、僭越ながら立てさせていただきました。
色々と心配・・・

7 :
代理さん乙!

8 :
代理さん乙です!
ドメサカ板にもこの手の小説があったとは・・・!
最近見つけてwktkが止まらない

9 :
最新巻乙です!
>>8
作者さんが更新再開したところだから、タイミング的に最高かもしれないよw

10 :
ドメサカ以外にはどんなとこを読んできたんだい?
俺は三河屋のサブちゃんに似合いそうなバイクくらいしか知らんな。

11 :
             / ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ./ / | 全身から湧き上がるこのage!
           / /  \          / ̄ ̄ ̄
           / /     ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄|  作者さんにとどけ!
         ./ /_Λ     , -つ     \
         / / ´Д`)  ./__ノ        ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
        /    \ / /   ⊂_ヽ、
        .|    へ/ /      .\\ Λ_Λ
        |    レ'  /、二つ       \ ( ´Д`)
        |     /.          . >  ⌒ヽ
       /   /             /    へ \
       /  /               /    /   \\
      /  /               レ  ノ     ヽ_つ
     / ノ               /  /
   _/ /                /  /|
  ノ /                 ( ( 、
⊂ -'                    |  |、 \
                     .  | / \ ⌒l
                       | |   ) /
                      ノ  )   し'
                     (_/

12 :
おれもこのスレ3スレくらい前で発見したんだけど、
>>2のコメントって恒例的なものなの?

13 :
7スレくらい付き合ってるはずだけど別に恒例ってわけじゃなかったと思う…?
>>1おつ
なんかみつけたのでペタリ
【サッカー】島根からJへ…県協会全面主導の新クラブが発足
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1302879012/
リアルショボノスry

14 :
おい!なんで俺に再開してるの教えてくれなかったんだよ!

15 :
>>10
僕も三河屋のサブちゃんスレ読んでた派です
>>9
ありがとうございます!公式サイトに入り浸りの日々です。
リーグ戦の再開が待ち遠しいです

16 :

ショボンは再び走りはじめた。
勇気を、力を、希望をみんなに伝えるために。
復活の俺ショボ 11巻。
引き続きお楽しみください。

17 :
初耳だった。
(´・ω・`)「エ…ホ、ホントデスカ」
o(*>▽<)o「正確に言うとショボノスの前身のチームなんだけどねっ!
      ショボノスが昔は、島根医療科学工業という会社のサッカー部だったことは知ってるよね」
(´・ω・`)「シッテマス」
o(*>▽<)o「私のお父さんはそのチームの選手だったの。
      もうかなりベテランだったけど、2001年までチームにいて。
      お父さんのときは結局、JFLまででJリーグには昇格できなかったんだけど」
(´・ω・`)「ソウダッタンデスカ…」
o(*>▽<)o「小さいころからお母さんと一緒にいつもお父さんの応援に行ってたんだ。
      もちろん、プロサッカーの応援とかって感じじゃなく、ピクニックみたいで。
      芝生の上でおべんと広げながらお父さんの応援して。それがすごく楽しかった」
広井さんは、昔の楽しい思い出を懐かしむような表情をした。
o(*>▽<)o「お父さんが引退してからは、試合はほとんど見に行くことなかったんだけど、
      ずっとショボノスは応援してたし、サッカーは好きだったし!
      それで短大を卒業するとき、就職先を探してたら、たまたまショボノスの求人募集が出ていて…
      これも運命だなって思って応募したら採用になって…今に至るわけなのだっ!」

18 :
>>17
車は宍道湖のほとりを通る国道を走りながら、市街地に入っていく。
(´・ω・`)「ショボノスガ…スキナンデスネ」
o(*>▽<)o「もちろんっ!なんてったってお父さんのチームだもんっ!
      それに加えていまは島根のチームなんだもの。好きに決まってるじゃない」
助手席の窓から外を見れば、堤防越しに穏やかな宍道湖の湖面が見える。
o(*>▽<)o「でも、去年まではチームがなかなかうまくいかなかったから…
      正直、仕事しててつらいときもあったかなあ…。
      でもでも、今年はほんとに仕事が楽しくて充実してるんだっ!
      今年のチームはほんと強いし、みんな一生懸命だし。
      今日のトークショーだって、この前のサイン会が好評だったからって、壱畑百貨店さんからオファーがあったんだよ!
      壱畑さんからイベントのオファーもらったの、はじめてなんだよ!!
      だから、私ももっともっと頑張らなくちゃ!!って」
横を見ると、運転席で広井さんがほんとうに嬉しそうに笑っている。
どうしてだろう。この人の笑顔はみんなに元気を与えてくれる。
o(*>▽<)o「これもほんとショボン君たちのおかげだよね。ありがとう!」
(´・ω・`)「イエ…アノ…ソノ…」
o(*>▽<)o「お、もうそろそろ到着なのだ!それではショボン君、頼んだのだっ!」
車は橋を渡った。松江の駅までもうすぐだ。
             ( ´・ω・)今日はここまで(・ω・` )

19 :
更新キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
(´・ω・`)の恋の行方も気になるお

20 :
更新北是市
作者さま乙です

21 :
作者様乙であります。
(´・ω・`)は蜆の中の人との話も美鈴さんとの話もあったし、結構リア充なんだよな、くっそ!ショボンくっそ!
ひそかに留美っち言葉がショボノス内で流行の兆し・・・白瀬ちゃん伝染ってるw

22 :
作者さん乙なのだっ!
トークショーのMCは誰かな〜

23 :
北是市が実在するって思ってた時もありました(´・ω・`)

24 :
いや、それはないw

25 :
(´・ω・`)・ω・`) !?
/  つ⊂  \ 実在しないのー?

26 :
>>25
Googleで検索したら、宮城県角田市藤田北是って地域が出たくらいw
福島県には近いけどね。
北是=きたこれ=キタコレ

27 :
>>18
百貨店に着くと、俺と白井さんは店の人の誘導で控室に案内された。
中にはもう既に堂島さんが座って待っていた。
o(*>▽<)o「遅くなってすみません。堂島さん、今日はよろしくおねがいします」
(;・`д・´)「気にすることはない。それより木下こそ、急なピンチヒッターで大変だな」
(´・ω・`)「ヨロシクオネガイシマス」
するとスーツを着た男性が控室に顔をのぞかせた。
( ・∀・)「失礼します、店長の一橋です」
o(*>▽<)o「どうもお世話になりますっ!このたびはお声掛けいただいてほんとにありがとうございます」
( ・∀・)「いえいえ先日のイベントも盛況でしたし、今日もお客様がたくさん来ていただいているみたいで…
    あ、ところで申し訳ないんですが、選手の方にサインをいただくことは可能でしょうか。
    実はうちの息子がサッカーをやっておりまして…」
(;・`д・´)「ええ、構いませんよ。色紙はありますか?」
堂島さんと俺は差し出された5枚の色紙にそれぞれサインをする。
たぶん息子さんが欲しいのは、堂島さんのサインだと思うのだが、これも大人の心遣いか。
( ・∀・)「どうもありがとうございます。あと不躾で恐縮なんですが写真をお願いできますか」
(;・`д・´)「ええ、いいですよ」
店長を中央に、俺と堂島さんが両脇に立つ格好で並ぶ。
広井さんがデジカメのシャッターを何度か切り、そのたびにフラッシュが光った。
( ・∀・)「ありがとうございます、これで息子に自慢ができます」
(;・`д・´)「ありがとうございます、応援よろしくお願いしますとお伝えください」
店長さんはニコニコ顔で控室を出て行った。

28 :
>>27
o(*>▽<)o「堂島さん、ありがとうございます」
(;・`д・´)「いや、当然のことだ…木下、これも俺たちの大事な仕事だからな」
(´・ω・`)「ハイ」
短い言葉だったが、堂島さんの言葉には重みがある。
サポーターたちの入場料収入だけで経費をまかなえるクラブはない。
企業などから得られるスポンサー収入があってこそクラブは運営できる。
(*’∀’)「失礼しま〜す、今日の司会を努めさせていただいてます仕切(シキリ)と申します」
今度は明るい色のスーツを着た女性が顔を出した。
(*’∀’)「いま、やっている演歌ショーが終わりましたら、
     ショボノスの皆様のトークショーになります。あと15分くらいですね。
     だいたいの流れとしましては、堂島選手に日本代表のお話をちょっと伺ったあと、
     いまのショボノスについていろいろお話を聞いていくといった形で…」
広井さんと堂島さんが、流れについて二言三言コメントして、仕切さんがそれをメモに取る。
次の出番があるのか、仕切さんは慌しげにでていき、打ち合わせは三分もかからず終わってしまった。
(´・ω・`)「ウチアワセッテコンナカンジナンデスカ」
o(*>▽<)o「だいたいはこんな感じ。ショボン君は好きなことしゃべっていいからねっ!」
(;・`д・´)「台本があるわけじゃないからな。話の流れに乗っていけばいい」
そんなこと言われても、アドリブは苦手だ。
うまくしゃべれるだろうか。俺の不安はどんどん大きくなっていく。

29 :
>>28
(*’∀’)「それでは、島根ショボノス、堂島選手と木下選手の入場です。皆さん拍手でお迎えくださいー!」
舞台のほうから拍手が聞こえてくる。
俺は堂島さんの後ろに続いてステージに上がった。
暗い舞台袖からステージに上がると、まぶしさで目がくらんだ。
何度か瞬きをして目が慣れると、ステージの前にたくさんの人がいるのが見えた。
「堂島ー!」「堂島さーーん!」声援も結構聞こえる。
ただの通りすがりのお客さんもいるのだろうが、
それでもこれだけの人が足を止めてくれるというのは正直、チームに入ったころには想像もつかなかった。
(*’∀’)「ではあらためてご紹介します。堂島選手、木下選手ですー!」
一段と大きくなった拍手に向かって俺と堂島さんは頭を下げた。
(*’∀’)「では、お二人にお話を伺っていきましょう。
     どうぞ、そちらの椅子におかけください」
ステージには、背の高い丸いスツールが二つ用意してある。
進められるまま、それに腰掛けようとしたのだが、緊張していたのか体が動かない。
ドテッ
バランスを崩して椅子ごと倒れてしまった。
(*’∀’)「だ、大丈夫ですかーーっ」
(´・ω・`)「ダイジョウブデス」
お客さんがみんな笑っている。恥ずかしさで顔から火が出そうだ。
何とか椅子に座りおなした。
「木下ー、ツカミはバッチリだぞー」お客さんから声援?が飛んでくる。
声のした方向を見ると、場違いなユニオンジャックがはためいているのが見えた。
             ( ´・ω・)今日はここまで(・ω・` )

30 :
更新北是
作者さん乙です
ユニオンジャックwwwwwwwwww

31 :
木下“ジャック”ショボン……後に『ジャックナイフ』と呼ばれる彼のトレードマークが
ユニオンジャックだったことは、ある種宿命と言えたであろうか。

32 :
作者様乙であります
ショボンのキャラはもう揺るぎないw

33 :
ショボンっていう聞き慣れない名前にユニオンジャック・・・国籍勘違いされそうだな

34 :
作者様乙でございます。
流石ショボンwwwww

35 :
ショボン個人のサポはユニオンジャック必携だなあw
スタジアムにもはためく事だろう。
そしてやがてショボンが国際マッチに出場した折には、
何故が日本国旗に混ざってユニオンジャックがw

36 :
作者さん乙です。
更新を楽しみに早めに帰宅して良かった。
俺ショボのある生活がまた戻ってきたよー嬉しいよー。

37 :
>>29
(*’∀’)「そ、それでは、早速お二人にお話を伺っていきましょう。
     まず、堂島選手なんですが、長く日本代表でも活躍されて…」
そつなく仕切さんが本来の流れに戻してくれる。
俺は左右に大きく打ち振られるユニオンジャックを意識から追い払った。
仕切さんの振りを受けて、堂島さんが代表合宿や試合でのエピソードなどを話しはじめた。
やはり、日本代表となると関心も高いらしく、お客さんも興味深そうに耳を傾けている。
ひととおり裏話的なエピソードを披露してから、堂島さんが慣れた感じで話を締めくくった。
(;・`д・´)「最近はお声がかからないけど、やっぱり、もう一度代表でやりたいという気持ちはあるんで、
      ショボノスでしっかりと結果を出して、選ばれるように頑張りたいですね」
会場から拍手が湧き起こった。「応援してるぞー!」熱い男性の声が飛んでくるのは堂島さんならではだ。
(*’∀’)「さて、そのショボノスなんですが、堂島選手は途中から加入されましたがチームの印象はどうですか?」
(;・`д・´)「率直に言って、こんないいチームだとは思わなかったですね」
(*’∀’)「といいますと」
(;・`д・´)「若いけどいい選手が揃ってる。この前、代表にいった難波はもちろんだけど、いま隣にいるヤツもね」
不意に堂島さんが俺のことをしゃべったのでびっくりした。

38 :
>>37
(*’∀’)「木下選手、堂島選手がそういってますが?」
(´・ω・`)「コウエイデス」
(*’∀’)「堂島選手は木下選手のどういったところを評価されてるんですか」
(;・`д・´)「木下には前に進む力があるんです」
そこで堂島さんがちらりと俺を見る。それだけで何か身がすくむ。
(;・`д・´)「たとえばカウンターのような、よし攻撃に行くぞ、というときに前に進めない選手は意外と多いんです。
      そういう局面でも上がらないで自陣に残っていたり、
      いい位置でボールを持っても横パスとか中途半端なプレイをしてしまう選手はたくさんいます。
      でも、木下は違う。彼のプレーは前進する意思を感じさせてくれる。俺はそこを高く評価してます」
(*’∀’)「難波選手も代表に選ばれましたし、そのうち木下選手も代表で活躍が期待できますか?」
(;・`д・´)「本人の努力次第だけど」また堂島さんが俺を見た。鋭い視線。
でも。そこにいま何か優しさのようなものがあったような。
(;・`д・´)「木下は謙虚だから気づいていないけど、同年代の中では持ってるものはピカ一だと思う。
      俺がオリンピックの代表監督なら、まちがいなく木下を呼びますね。
      世間では、グリューネに行った織田が話題になるけど、俺は木下のほうが上だと思ってますよ」
一瞬、会場が静まり返った。そこまで言い切ってしまうのかとみんなが驚いたのがわかった。
(;・`д・´)「もちろん、木下だけじゃない。難波だっていいもの持ってる。
      中尾やルシオだって、地味かもしれないけどしっかりと仕事のできるいいディフェンダーだと思う。
      名前を言い出したらキリがないくらい、いまのショボノスにはほんとうにいい選手が揃っている。
      こういうチームにくることができて、俺は幸せだと心底思っています」
             ( ´・ω・)今日はここまで(・ω・` )

39 :
作者殿乙です。
堂島さん、時々でいいので天神のことも思い出してあげて…w

40 :
作者さん乙です
イングランド代表内定キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ところでまとめサイトの更新をですね…
管理人さんは再開に気付いてないのかな

41 :
間違えた…
ロンドン五輪のイギリス代表キタ━ヽ(=゚ω゚)人(*^ー゚)人(´・ω・`)人( ´∀`)人( ;´Д`)人(゚∀゚)人(´-`)ノ━━!!

42 :
作者さん乙です
>(;・`д・´) 世間では、グリューネに行った織田が話題になるけど、俺は木下のほうが上だと思ってますよ
うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ

43 :
作者様乙であります
堂島さんいいこと言うなあ。確かに躊躇なく前に出るプレーはできない奴にはできないよね
弱小チームほどしょっちゅう逆撃くらうわけだから、当然といえば当然なんだけど

44 :
作者さん乙です
ショボンは88年生まれだから五輪では一番下の世代なんだよね
難しいけど選ばれて欲しいなあ〜

45 :
作者さん乙です
掲示板が凄いことになりそうだな(;゚д゚)ゴクリ…

46 :
作者さんおつ
ええなぁショボノスは将来有望で
そして遅レスだが>>33
ショボンなんてよくある名前じゃないかっ!

47 :
いつの間にか再開してたのか
作者さん乙です

48 :
しかし、なんで急に再開したのか以上に気になる

49 :
ほしゅうん

50 :


51 :
(´・ω・`)

52 :
wktk!

53 :
いつから再開してたの!?
再開してからのざっとした流れを誰かよろしく

54 :
>>38
(*’∀’)「さて、そんな期待されている木下選手ですが…
     途中から加入された堂島選手についてはどのような印象をお持ちですか」
(´・ω・`)「ヤッパリプレーガチガイマス。アンテイカンガアリマス」
勢いそのままに走ってきたショボノス。
けど、振り返ればひとつ転べば、その勢いが止まってもおかしくない場面は何度もあった。
例えば、京都やグリューネ、天王杯での敗戦。大木キャプテンの離脱。
試合を思い出しても楽勝だった試合ばかりではない。
それでもここまで走り続けてこれたのは、途中から加入してきた堂島さんと三条さんの存在があったからだ。
劣勢に追い込まれても、二人はコンスタントにその高い実力を発揮してくれる。
実績のある選手ならではのプレー。それがチームに落ち着きを与えてくれている。
(*’∀’)「木下選手は今年、高校を卒業したプロ1年目ですが、
     完全にスタメンに定着し、チームの主力として活躍しています。
     ここまでのシーズン、手ごたえはどう感じてますか」
(´・ω・`)「エエト……マイニチヒッシデス」
そう言われても、ぴんと来ない。
最初は試合に出たくて。試合に出られるようになったら結果を残すのに必死で。
とにかく目の前の試合でベストを尽くすことだけを考え、頑張ってきただけなのだ。
スタメンに定着とか、チームの主力と言われても俺にはまったく実感がない。
俺の戸惑いを察したのか、仕切さんがすかさず話題を変えた。

55 :
>>54
(*’∀’)「同じルーキーの難波選手や天神選手とは、プライベートでも仲がよいとお聞きしてますが、
     木下選手から見たお二人は、サッカー選手としてどのようなところが優れていますか」
(´・ω・`)「ナンバクンハ…ジツハスゴクサッカーノコトヲカンガエテイテ…ソコガスゴイデス」
難波はとにかくサッカーのことを考えている。
フォワードとして対峙する相手の心理。それをついた効果的な駆け引き。
体の向き。自分の位置取り。ボールの受け方。シュートへの持ち込み方。
あらかじめディテールまで考え抜き、自分なりのイメージを作っておき、
本番では、その場その場で遭遇した局面にあわせて、瞬時に微調整してプレーする。
難波が考える姿を通じて、俺はサッカーの奥深さを教わったのかもしれない。
(´・ω・`)「テンジンハ…ヤハリテクニックガスゴイデス。ホントウニマホウツカイミタイデス」
はじめてあった時の衝撃。それはいまも色褪せない。
一緒にチームメートとして試合を戦い、何度もその技術に助けられたいまは、
天神のテクニックがまさに天才としか呼べないことを実感している。
俺には絶対にできない、柔らかくて正確なボールタッチ。コントロール。
(´・ω・`)「コンナスゴイヒトガチームメートデ…ホントニシアワセデス」
心底そう思う。こいつらがいてくれてよかった。
同じ年なのにこんなに凄いこいつらがいたから。
俺も上を目指そうと頑張ってこれた。
(*’∀’)「木下選手はすごいお二人を認めているんですね。
     まさに、理想のライバルという感じですね」
ライバル…か。確かに二人に置いて行かれない様に頑張ってきた。
そんなふうに感じたことはなかったけど、
切磋琢磨する存在として考えるなら、二人は俺にとってライバルなのかもしれない。
でも。俺は。二人にとってそういう存在になれているのだろうか。
             ( ´・ω・)今日はここまで(・ω・` )

56 :
更新キタ━━━━(´・ω・`)━━━━!!
作者様おつです
Jも再開して楽しみが増えたのぉワッフルワッフル

57 :
サクシャサマオツデス
ショボンハイイナカマニメグマレテマス

58 :
>>55
(*’∀’)「さて、もうそろそろお時間のほうが来てしまいました。
     最後に、我らがショボノスのお話を伺いたいと思うのですが…
     ショボノスは現在、3位と勝ち点差1の4位につけています。十分、J1昇格を狙える位置です!」
仕切さんが言うと場内から拍手が沸き起こった。
(*’∀’)「昇格に向けて、堂島さん、あとは何が必要だと思いますか」
一瞬、間をおいて堂島さんが話しはじめた。
(;・`д・´)「俺たちが昇格するんだ、上に行くんだ、という強い意思をどれだけ持てるか。
      自分自身の力を本当に信じることができるか。それに尽きると思います。
      それができれば、結果はついてくると信じています」
淡々とした口調。しかし口調とは裏腹に、その言葉にこめた思いの強さ。
それを感じ取ったのかお客さんがすーっと静かになった。
堂島さんは訴えかけるように続ける。
(;・`д・´)「俺は途中から加入した立場ですけど、
      このすばらしいチームで絶対に昇格という結果を残したいと思ってます。
      ショボノスにとって今年は大きなチャンスです。J1がほんとにすぐそこに見えている。
      チームは小西監督の下、まとまっています。調子もいい。
      ですから…皆さん、ぜひスタジアムで応援してください。お願いします」
さっきよりもさらに大きな拍手が俺たちに浴びせられた。
(*’∀’)「堂島選手から力強いお言葉をいただきました。
     木下選手にもお願いできますでしょうか」
(´・ω・`)「ハイ…アノ…サイゴマデアキラメズ、ガンバリマス」
また拍手。
やるしかない。俺はその大きな音を聞きながら思った。
この拍手に、この期待に応えたい。

59 :
>>58
(*’∀’)「お二人から昇格に向けた決意を伺いました。
     ぜひ、ショボノスへの応援よろしくお願いします。
     本日は、お忙しい中、堂島選手、木下選手ありがとうございました!
     皆様、拍手でお送りください」
堂島さんと俺は立ち上がって、頭を下げる。
仕切さんの誘導に従ってステージの袖へ戻ろうとすると声が聞こえた。
「堂島さーん、サインお願いしまーす」
堂島さんが、舞台袖にいた広井さんに向かって口をぱくぱくと動かした。
時間は大丈夫?とたずねたのがその口の動きからわかった。
きっとこの後のイベントのスケジュールを気にかけたのだろう。
広井さんが人差し指と親指でOKのサインを作ったのを確認すると、
堂島さんはステージを降りて、袖のほうでファンにサインをし始めた。
さすがの人気だ。そう思っていたら、
「木下さーん、握手お願いしまーす」
物好きな人もいるものだ。そう思いつつ、俺も堂島さんの隣に立った。

60 :
>>59
( ・∀・)「応援しています。頑張ってください」
(´・ω・`)「…アリガトウゴザイマス」
( ・ヮ・)「ショボンさん、絶対昇格だよ!」
(´・ω・`)「…アリガトウ。ガンバルヨ」
( ・∀・)「最近、試合見に行くようになりました。怪我しないでね」
(´・ω・`)「…アリガトウゴザイマス」
驚くことに俺に向けて次々に声がかけられる。
俺は、一人ひとりに言葉を返しながら、お客さんの反応が
以前のシーズンが始まったころとは明らかに変わってきたのを感じていた。
ショボノスに関心を持つ人が増えている。興味を持つ人が増えている。
そのあとも人の列はなかなか途切れず、
僕と堂島さんはしばらくファンサービスを続けることになった。
             ( ´・ω・)今日はここまで(・ω・` )

61 :
更新キタ━━━━( ´ ・ ω ・ ` )━━━━!!
ファンサでユニオンジャックサポーターと握手!

62 :
更新乙です
シーズンもいよいよ活気を取り戻し、自分も明日は久しぶりにスタいってくんよ!
>>53
2009/08/24(月) 12:27:33 難波U22召集決定、福岡戦開始
2010/02/17(水) 13:45:09 福岡戦終了
1年間の保守活動乙
2011/03/20(日) 22:55:02.80 連載再開予告
2011/03/21(月) 21:31:10.78 仙台戦終了時点より連載再開
2011/03/22(火) 22:46:56.76 難波U22召集により不在の湘南戦開始
2011/03/26(土) 00:40:30.01 宮ノ前復活宣言と次展開予告
2011/04/04(月) 23:03:07.09 水戸戦終了
2011/04/05(火) 22:41:37.37 U22試合開始、難波ベンチスタート
2011/04/10(日) 22:30:46.31 途中交代出場するも試合終了
2011/04/11(月) 22:06:48.70 ファンイベント編開始
2011/04/14(木) 06:50:14.36 新スレ移行
2011/05/01(日) 21:35:41.93 最新話更新 ←←←いまここ
前スレのログはこのへんから自力で読んでくるといいよ!
http://mimizun.com/log/2ch/soccer/1250054387/

63 :
>>60
乙であります。
いよいよ次回はユニオンジャックサポとの交流ネタかーっ!?

64 :
>>60
o(*>▽<)o「ショボンくん、今日はほんとありがとうねっ!」
(´・ω・`)「ドウイタシマシテ」
自分の車で来ていた堂島さんとは、百貨店の駐車場で別れ、
俺は広井さんの車に乗って、外へ出たところだった。
o(*>▽<)o「今日はほんとなら休みだったのに、ありがとう。
      何かお礼しなくちゃね」
(´・ω・`)「トンデモナイデス。キヲツカワナイデクダサイ」
俺は手を振って遠慮した。
少なくとも、広井さんにお礼をしてもらうような立場ではない。
o(*>▽<)o「あ、私のお財布気にしてくれた?
      確かにショボノスのお給料は安いけど、そんなこと気にしないの!」
どこにしようかな、と呟きながら広井さんは車を走らせる。
フロントガラスの向こうに松江城が見えてきた。
(´・ω・`)「マツエジョウデスネ」
なんともなしに言ってみる。
o(*>▽<)o「そう。ショボン君はもう見に行った?」
(´・ω・`)「イイエ」
プロサッカー選手という新しい生活に慣れるのに必死だったことに加え、
一緒に出かける友人が難波や天神、ルシオとくれば、
とてもお城観光などという発想は出てこない。

65 :
>>64
o(*>▽<)o「せっかくだから、行ってみようか」
仕事中と変わらぬいつものノリで、広井さんはどんどん決めてしまう。
勝手知ったる様子で、お城の近くにある駐車場に車を入れる。
o(*>▽<)o「じゃ、まずはお船に乗ろうか!」
(´・ω・`)「…フネデスカ」
o(*>▽<)o「松江の名物で、お堀をめぐる船があるんだ。
      観光用だけどなかなか味があるのよ」
船の乗り場は駐車場のすぐ脇にあった。
どうやら最初から船に乗ろうと広井さんは決めていたようだ。
財布を取り出した俺に一瞥もくれず、広井さんは二人分の乗船料を支払った。
(´・ω・`)「…スイマセン」
o(*>▽<)o「気にしない、気にしない。私がお礼したいんだから」
ちょうど船の出る時刻らしく、俺と広井さんはすぐに泊っていた船に案内された。
船には、いかにも観光客らしい雰囲気を漂わせた中年の女性のグループやカップルが乗っていて、
余裕はあるけれど、だいたい座席が埋まるくらいの混雑だった。
乗り口に近いところが開いていて、広井さんが腰掛けた。その隣に俺も座る。
あまりくっつかないようにと少し間隔を空けたのだが、
案内役の男性の野太い声が飛んできた。
「あ、お兄さん、水かかるかもしれないからもう少し、中入ってくれるかなあ」
結果として俺と広井さんは、ぴったり横に並んで座ることになった。
近い。と、とても横なんか見られない。この距離で顔を合わせるなんて、近すぎる。
そのまま、前に視線を落とすと、
広井さんのスーツからきれいな膝こぞうが顔をのぞかせているのが目に入る。
細くてきれいな足。
いつもは全然意識しないのに。意識してしまうと妙に心が落ち着かない。
             ( ´・ω・)今日はここまで(・ω・` )

66 :
更新ktkr
作者さん乙です(`・ω・´)ゞ
ふぅ…>(´・ω・`)

67 :
最近フラグだらけだな。ニヤニヤ

68 :
作者さん更新乙!
(・∀・)ニヤニヤ

69 :
作者様乙であります
ワッフルワッフル

70 :
判ったわ!
作者は一年取材旅行に行っていたのよ!
松江城も知らない筈の
あれこんな時間に誰qwertyふじこ

71 :
ミミ彡#≪◎≫' 〈≪◎≫ .|ミミ彡
从ξー゚)ξ
( 'A`)ノ
川 >ω<)η
誰に出会うのか楽しみだ

72 :
>>65
ゆっくりと船が動き始めた。
船の一番前に乗っている船頭らしい女性がマイクを握って挨拶をはじめる。
俺はぼうっとその声を聞き流しながら、周囲の風景を見ていた。
船は水音をかすかに立てながら、静かに堀の中央を滑るように進んでいく。
(´・ω・`)「…ナンカユッタリシタキブンデス」
o(*>▽<)o「でしょ!昔からこの船に乗るの好きだったんだ!
      友達とかは、いつも見慣れてるのになんでわざわざ乗るのって言うけど、
      この雰囲気が好きで、たまに一人でも乗りに来てたんだ」
堀といっても、水面と周囲の地面の高さはそんなに差はなく、
堀の周囲をめぐる遊歩道を歩いている人たちが、目線の少し上あたりに見える。
そういえば今日は日曜日。観光客も多いようだ。
(´・ω・`)「…ヒロイサンハ、コドモノトキカラマツエニ?」
o(*>▽<)o「うん、ずーっと子どものときから松江。
      高校も短大も市内だったし。世界せまいよねー」
(´・ω・`)「…オナジデス」
俺もずっと北是にいてサッカーに夢中の毎日だった。
それが。羽田中のおっさんに誘われるまま何もわからないまま島根へ来て。
新しい街で新しい仲間と、まったく新しい環境で過ごす毎日。
考えればあのとき、誘いに応じたことで俺の人生は大きく変わった。
サッカーを通じて、田舎町の平凡な一高校生だった俺は、
いままでとはまったく違う、新しい世界を見ることができた。
o(*>▽<)o「東京と比べたらお世辞にも都会とはいえないけど、でも、きれいないいとこだと思うんだ!」
(´・ω・`)「ソウオモイマス」
堀の周囲に立つ木々。その緑を映す堀の水。確かにきれいな街だと思う。

73 :
>>72
o(*>▽<)o「けど、あんなにお客さんが集まってくれて、今日はよかったー!」
(´・ω・`)「サスガ、ドウジマサンデス」
そう言うと、広井さんは小さく首を横に振った。
o(*>▽<)o「もちろん、元代表の堂島さんが目当てで来た人もいたと思うけど、
      ショボン君を応援応援してくれる人もたくさん来てたじゃない。
      だから、私嬉しくって。
      堂島さんは元代表だから人気があって当たり前だけど、
      ショボン君はショボノスの生え抜きだから。
      少しずつショボノスも人気が出てきたんだなって」
(´・ω・`)「ダトイイデス」
o(*>▽<)o「でもほんとにショボン君のファン、たくさんいたよねー!
      あのユニオンジャック持ってた人たちとか」
そう言われるとちょっと複雑な気分になるが、俺は黙っていた。
船は何本かの橋の下をくぐり、お城の周囲をぐるりと回っていく。
o(*>▽<)o「今日のお客さんがスタジアムまで来てくれたらいいなあ。
      それでスタジアムがサポーターでいっぱいになって、みんながショボノスの応援をして、
      そしてゴールの時にはワーッ!と盛り上がって…いつかそんなふうになったら…」
(´・ω・`)「ハイ…ガンバリマス…」
o(*>▽<)o「ううん、今年は選手のみんなはほんとよくやってくれてると思うの。
      成績はもちろん、イベントにも協力してもらって。
      山野社長も言ってるんだ、今度は僕たちスタッフが頑張る番だって。
      これから昇格争いで、厳しい試合になるから、
      一人でも多くの人にスタジアムに来てもらってスタジアムを満員にしよう、
      そのためにみんなで頑張ろうって。
      それが私たちスタッフが選手にできる一番のサポートだからって」
(´・ω・`)「シャチョサン…」

74 :
>>73
俺だって忘れてない。はじめてこの街に来て山野さんとシャボンスタジアムを訪れたときのこと。
立派なスタジアムに心奪われ、いつかここを満員にするという山野さんの思いに触れた。
そのときの、必ずシャボンスタジアムでプレーしようという俺の誓いは叶った。
でも、まだシャボンスタジアムを満員にするという山野さんの夢は叶っていない。
そして、山野さんはその夢をあきらめていない。
だから。俺にはまだまだやることがある。
(´・ω・`)「スタジアム、マンインニシマショウ」
俺がそう言うと、広井さんは一瞬驚いたように目を大きく開いて。
でも、それからにっこりと優しく笑うと、俺に向かってうなずいた。
船頭の女性が次の停留所をアナウンスする。
o(*>▽<)o「次で降りよっ!とてもケーキのおいしい店があるんだ。
      きっと満足すると思うから、つきあってもらっていいかな?」
(´・ω・`)「ハイ」
o(*>▽<)o「今日はほんとにありがとうね、ショボン君」
俺は小さくうなずく。
でも、やっぱり距離が近すぎて広井さんと目を合わせられない。視線はつい少し下を向いてしまう。
目に入るのは、広井さんの柔らかそうな頬。小さなあご。きれいな首筋。
そう、試合試合の毎日で忘れそうになってしまうけど、
広井さんだって一人の、そしてたぶん相当に素敵な女性で。
そして、クラブのそんなひとりひとりがあれこれ考えながら働いているから、クラブは動いていて。
その結果として、俺たちはピッチの上でプレーすることができている。
なら。俺は。俺たちプロサッカー選手は。
応援してくれる人たちに何を持って報いればよいのだろう。
船が泊り、俺は広井さんの後について降りる。
o(*>▽<)o「すごくオシャレなお店で、チーズケーキがお勧めなんだ!
      ショボン君はチーズケーキ大丈夫?」
(´・ω・`)「ハイ」
俺はこの街で何を残せるのだろう。何ができるのだろう。
その答えはわからないけど。いつか。その答えは見つかるだろうか。

75 :
>>74
【僕らの夢】島根ショボノス・本スレ20【島根の誇り】
しじみ@名無しさん> 壱畑百貨店から今北区。トークショーよかったね
しじみ@名無しさん> 俺も今北区。あんなに人が集まるなんて信じられん。
しじみ@名無しさん> 俺も行ったよ。もしかして、ショボサポみんな行ってたのか?
しじみ@名無しさん> かも。でも、龍さん、かっこよかったなー
しじみ@名無しさん> でも、龍さんがうちの若手あんな高く評価してるなんてびっくり。
しじみ@名無しさん> あれは驚いた。木下は織田より上とまで言い切ってたもんな
しじみ@名無しさん> もしかして木下ってすごい選手なのか?
しじみ@名無しさん> 素人の俺たちにはわからないだけで、実はそうなのかもしれん。
しじみ@名無しさん> ルシオとかも評価してたね。もしかして今年のルーキーは才能の宝庫か。
しじみ@名無しさん> そういえば龍さん、期待してる若手の名前で天神出さなかったね
しじみ@名無しさん> シーズン終了後、どっかに獲られちまうのかな orz
しじみ@名無しさん> いまは今シーズンのことだけ考えようぜ!
しじみ@名無しさん> けど、龍さん効果で動員増えるといいな
しじみ@名無しさん> 今日のお客が興味持って、ホームゲーム来てくれればなあ。
しじみ@名無しさん> 単に言い忘れただけじゃね?>天神
しじみ@名無しさん> もしこのままいって最後のホームゲーム、昇格かかるようなことになったら…
しじみ@名無しさん> みんなに見に来て欲しいなあ。絶対、いい試合になると思うんだ。
しじみ@名無しさん> フロントは一生懸命やってるけど、どう見ても体制十分じゃないし
しじみ@名無しさん> ここまで来たんだから、最後のホームは選手が意気に感じるような熱い雰囲気でやりたい!
しじみ@名無しさん> 言い忘れるような人かなあ
しじみ@名無しさん> サポーターとして何か考えないといけないかも。
しじみ@名無しさん> 同感。俺たちも何かやろうよ。
             ( ´・ω・)今日はここまで(・ω・` )

76 :
作者様乙であります
いい感じにしじみが増えてきたなあ

77 :
作者殿乙です。
天神(´;ω;`)ブワッ

78 :
作者様乙れす。
おれは気づいてたよ天神の名がでない事を。
何かの伏線だと信じてる。(´;ω;`)ブワッ

79 :
>o(*>▽<)o「きっと満足すると思うから、つきあってもらっていいかな?」
>(´・ω・`)「ハイ」
…イカン、この流れを見るとどうしても『浄水器に興味はあるかい?』が
頭に浮かんでしまう

80 :
作者様乙です(`・ω・´)ゞ
難波が帰ってくる前に自家発(ry

81 :
ショボンは好きな女優とかアイドルとかいるんだろか

82 :
ニョホー!

83 :
o(*>▽<)o「べ、別にショボンくんの事気になってたから、誘ったわけじゃないんだからねっ!」

84 :
>>75
難波が帰ってきたのは月曜日の夜だった。
(#゚Д゚)「帰ったぞー」
(´・ω・`)「オカエリナサイ」
(;゚ 3 ゚)「お帰りですタイ」
その晩は、俺の部屋で難波の土産話に耳を傾けた。
移動がほんとに大変だったこと。
向こうはとてものんびりとしていたこと。
練習の合間に散歩ついでに海を見に行った話。
(#゚Д゚)「ほんと、海がきれいでなー。大阪の海とはえらい違いや。
     世の中にはあんなきれいな海があるもんだとびっくりしたわ」
難波の家が裕福でないのは俺たちも薄々知っている。
やつにとってははじめての海外旅行だったはずだ。
きっと見るものすべてが新鮮で、刺激を受けてきたのだろう。
(´・ω・`)「織田クンハゲンキデシタカ」
(#゚Д゚)「…一言も口きかんかったわ」
(;゚ 3 ゚)「一応、元チームメイトですタイ」
(#゚Д゚)「元チームメイトなら必ず仲良くしなければならない理由はないだろ。
      ショボノスにいたときも別に仲良しだったわけじゃねーし」
何となく代表合宿での二人の距離感が想像できる。

85 :
>>84
(´・ω・`)「ソウイエバ、シアイ、オシカッタデス」
(#゚Д゚)「ああ、せっかく出場したっていうのにボールすらこないしよ。
      最後のチャンスは決めたかったんだけどな。俺に出せば自信はあったんだが」
(´・ω・`)「…オダクン…」
難波は俺を見て、小さく鼻を鳴らした。
(#゚Д゚)「でも、最初からあいつは俺に出さないだろうな、と思ってたからな」
(;゚ 3 ゚)「難波クン、織田クンは個人的な好き嫌いをサッカーに持ち込むような男ではないですタイ」
難波が軽く首を振った。
(#゚Д゚)「ちゃうちゃう、そういう意味じゃねえ。
     ま、あくまでも俺の推測だから、この話はここまでにしておこうや。
     夜も遅いし、さあ寝るか」
久々に三人で顔を突き合わせて話していると、時間の経つのが早く感じる。
いつのまにかそれなりの時刻になっている。
天神は自室に戻り、俺と難波は布団を引いて寝る準備をはじめる。
(#゚Д゚)「なあ、ショボン…。天神、なんか元気なくねえか?」
(´・ω・`)「……ソウデスカ?」
特に何も変わったところはないように俺には思えたが、
俺はどちらかといえば鈍感なほうだから、気配りのできる難波に言われると自信がない。
(#゚Д゚)「そか、じゃあ俺の気のせいかもな…」
難波は俺の返事を聞くとあっさりその話を切り上げて、布団に入った。
俺は紐を引っ張って部屋の電気を消す。部屋はすぐに真っ暗になった。
目を閉じる。すると難波の声が聞こえた。
             ( ´・ω・)今日はここまで(・ω・` )

86 :
乙です
堂島さんの発言といい、難波の発言といい、気になる…めちゃくちゃ気になる…

87 :
作者殿乙です。
天神のことも気になるけど、
難波、関西弁が全く無くなってる気がするんだが…これが代表病ってやつか!?

88 :
作者様乙であります
どうした天神

89 :
作者さん乙です!
天神が気になるな。
悪い方にしか想像出来ないw

90 :
作者様乙です
天神に何が起きた…
もしかして移籍か…

91 :
>>85
(#゚Д゚)「ありがとな。約束守ってくれて」
難波が遠征に行くときのやりとりが頭によみがえった。
”留守の2試合頼んだぞ”難波の言葉がフラッシュバックする。
(´・ω・`)「…ミンナデガンバッタケッカデス」
(#゚Д゚)「ああ、わかっとる。でもおかげで俺も胸張ってショボノスに戻れる」
自分がチームを抜けることによる影響。難波の心にはずっと引っかかっていたのだろう。
少し会話の間が開いた。
(#゚Д゚)「なあ、ショボン…」
(´・ω・`)「…ナンデスカ?」
(#゚Д゚)「ショボン、代表ってのはやっぱりすごいところやで」
俺は黙って難波の言葉を待った。
(#゚Д゚)「いままで俺は自分が好きだからサッカーやってきた。ほんとにただそれだけだったんや」
     正直”国”のことなんて、いままで一度も考えたことあらへん。
     でも、そんな俺があそこでは国名が書かれたユニフォーム着て、サッカーするんや。
     サッカーしかできない俺みたいなガキが
     総理大臣みたいに国の名前背負って、同じように国の名前背負った相手と試合するんや」

92 :
>>91     
     
難波が息を吐く音。
(#゚Д゚)「短い時間しか試合は出られんかったけど。ボールもロクに触れんかったけど。
     それでもな、ピッチに立っている間、シビれっぱなしだったんや。
     手に、足に、電流がビリビリ来た。
     アホかもしれんが、自分がまとってるものの大きさにずっと震えとった」
難波が一言、一言押し出すようにしゃべる。
(#゚Д゚)「ショボン、お前も代表に来い。あそこで一緒にビリビリしてみようや」
(´・ω・`)「…ソンナウマクナイデス。エラバレマセン」
(#゚Д゚)「うまくなくてもお前には武器がある。
     お前なら俺が感じたものを同じように感じながら、あそこで一緒に闘える。
     だから、お前も行くんや。それに」
しんとした静けさが数秒。
(#゚Д゚)「織田もお前をあそこで待ってる。俺にはわかるんや」
それきり難波はしゃべらなかった。
話が終わったのを俺は感じた。
目をあけて、暗闇の中うっすらと見える天井を睨みつける。
いつも難波は俺の前を行く。
ショボノスでレギュラーを獲るのだって。代表に選ばれるのも。
織田もそうだ。
あの選手権のときから。ショボノスでチームメイトのときも。
ずっと追っかけてきた。いまだって追っかけている。
ならば。
追い続けるのが俺の進む道なのかもしれない。

93 :
>>92
             ( ´・ω・)今日はここまで(・ω・` )
         更新ペースがなかなか上げられませんが、気長にお付き合いください。

94 :
更新キテル━━━━(´・ω・`)━━━━!!
作者さま乙です
長友が筆頭だがサッカーエリート以外が代表ってのは良くある話だもんな
今後にwktk

95 :
乙です
待ってます
難波のシリアスな場面は、いつもとのギャップに痺れる

96 :
作者さん乙です
名前欄のつぶやき復活希望!

97 :
ショボンが瓦斯米本にちょいダブる。
プロ一年目からボランチでレギュラー(得点記録、J2の月間MVP受賞)とか、五輪代表入りして何ら不思議はないよね。
ワールドユース代表とかならスタメン張れるレベル。

98 :
モーニング保守

99 :
深夜保守(´・ω・`)

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