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2012年6月なりきりネタ179: オリキャラRPG-3 (245)
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オリキャラRPG-3
- 1 :11/12/26 〜 最終レス :12/06/12
- ないから立てた
>>2説明よろ
- 2 :
- オリキャラを考えて色々する
- 3 :
- オリキャラRPG-2のメンバー!気づけ!!!
- 4 :
- 上げ
- 5 :
- 上げ
- 6 :
- 上げ
- 7 :
- 竜や精霊や魔法が存在するどこかの世界。
勇者が魔王を倒してから200年の歳月が流れ、平和な時は終わりを迎えた。
大魔王の野望を打ち砕くために旅立った、勇者のかつての仲間達。
新たな仲間を加えながら、彼らは旅を続ける――――。
オリキャラRPG2
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1268399888/
オリキャラRPG2-U
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1294671549/
避難所(仮)
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1304692443/
……そして、勇者一行は長い冒険の果てに大魔王を倒した。
- 8 :
- 【キャラ紹介用テンプレート】
名前:
職業: (剣士、魔法使いなど)
種族: (人間、モンスターなど)
性別: (モンスターならメスかオス)
特徴:
性格:
風貌:
使用武器: (剣、杖、斧など)
備考:
- 9 :
- 【カリナ山】
(広大に連なった山脈地帯の高原に、巨大な黒竜が倒れていた)
(それを見て、竜と同じくらい巨大な大蛇が、ズルズルと死闘の跡が残る草地を這いながら近づてゆく)
ようやく大魔王ニュクスを倒しましたか。
旅は本当に長かった……峡谷の洞窟街、東方の水塞都市、時計の墓場、幻灯花の園、色んな所を巡ったものです。
敵も強かった……廃英雄の亡霊、偽世界樹、地獄の道化師、魔力喰らいの妖獣、魔界の貴族、そして大魔王。
……と言うか、本当に大魔王は死んでるんでしょうね?
ふむ、確かめる為にちょっと一齧りしてみましょうか。
竜の血や心臓と言うのは高い魔力を秘めていた気がしますし、何より美味しそうです。
そういえば、伝承には竜の心臓を口にして、獣の言葉が分かるようになった英雄なんてのもいましたっけね。
(巨蛇は大きく口を開けるや、黒竜の胸に辺りに牙を突き立てて、がぶっと齧りつき、その肉を噛み千切らんとする)
名前:ヨルムンガンド
職業:水の聖獣
種族:世界蛇
性別:オス
特徴:何かあると解説する
性格:善良、荒事を嫌う
風貌:体長60mを持つ暗緑色の大蛇
使用武器:牙、体当たり
備考:一回の食事シーンにつき、体長が倍々になってゆく蛇。
- 10 :
- 参戦させてもらいたいのだが質問
「ドラクエ」みたいな職業じゃないとダメ?(例えばガンナーとかはダメ?)
- 11 :
- (どこからの部屋にてローブを着こんだ男が水晶玉を覗き込んでいる)
「このまま出されてはわが政権も危うくなる。ここで死んでもらうとしましょうか」
>>9
(肉が牙によって引き裂かれ、心嚢が空気に触れる。心嚢の周りには膜がある。膜は無色透明。赤く染まった毛細血管と鳥のハートのような色合いをした筋肉のようなものが見える。ヨルムンガンドは欲望の赴くまま牙を筋肉につき差した)
ガリッ
(牙の先端に何かがふれた。同時に黒いオーラのようなものが集まりだす。ヨルムンガンドが牙を抜けば、心嚢の裂け目から黒い結晶のようなものがのぞいていることに気付くであろう)
イジョウナ マリョクエネルギーヲ カンチ
(アナウンスともに一行たちのいる前線基地の周囲で結界が発生した。点を見上げれば空に柴電のようなものが流れているのが目に入るであろう)
(爆発までカウント5)
>>10
ダイの大冒険で魔力銃みたいなものがあるので大丈夫ですよ
(ドラクエはどうみても中世ヨーロッパがベースなので、中世にあるようなものなら何でもいいかとw)
ただ、終わりが近いので、参加するなら待った方がいいです
- 12 :
- >>11
【補足。先ほどの爆発で中枢部分はぶっ飛びましたが、外郭の防衛装置だけはいまだに生き残っています。先ほどのアナウンスと結界の展開もそれによるものです。
また、この防衛装置は閉じ込められていた大魔王の暴走にも考慮されたしようとなっており、異常な魔力が検知された際には大魔王を閉じ込める結界を貼るようになっています】
- 13 :
- 現代的な武器はダメですか?
- 14 :
- >>13
ゲームベースだとちと厳しいかもしれません
でも、個人的な意見ですが、戦後自衛隊のように現代から飛ばされ、弾薬にも限りがあるというシュチュエーションならありだと思います
- 15 :
- 頻繁に出てくる雑魚敵キャラやってもいいですか?
- 16 :
- 【>1さん>7さんスレ立てありがとう!】
名前:アイラ・フォーチュン
種族:ハーフエルフ
性別:♀
特徴:アラ240歳
性格:お宝やお金が好き且つ自然を愛する
風貌:少し尖った耳、外見は若い
使用武器:魔法の杖
備考: 古代エルフの末裔らしい
>13
アタシも最近参加したばかりなので何とも言えないんですが
過去ログ見てきた限りだと何でもアリのようですw
>15
もちろんいいですよ
もう少しで今の章が終わるから待ってね〜。
- 17 :
- あれ? 何も起こら……ない?
>前スレ524《エミル》
>なでしこじゃぱんじゃっ
勝ったの――? アタシ達勝ったんだね!
>前スレ525 >9 《ヨルムンガンド》
>そう言えば、竜の鱗や牙って高価で取引されてましたっけね。
>せめてもの収穫に、ゲットしておきましょうか。
そりゃあもう高いのなんのって!
めいっぱいもぎ取って帰りましょう!
>……と言うか、本当に大魔王は死んでるんでしょうね?
気を付けて!
>11
>イジョウナ マリョクエネルギーヲ カンチ
ひぃいいいいいい!? 言わんこっちゃない!!
大変、爆発するわ! キメラの翼で脱出しましょう!
(天を見上げると、結界が展開されている)
そんな、閉じ込められた――!? このまま爆死するわけにはいかない――!
やっぱりあの魔法を使うしかないのね……。
エミルちゃん、今から結界を壊すけどすごく危険な攻撃魔法なの。
結界が壊れた瞬間にキメラの翼を投げるのよ!
ヨル君、万が一流れ弾が来たらその牙で破壊しちゃって!
幾星霜の時を駆ける星空の旅人よ、天理の基に終焉をもたらせ――
――メテオストーム!
(隕石が結界に降り注ぐ!)
- 18 :
- 名前:エミル
職業:宝石姫
種族:ドワーフ
性別:女
特徴:あほ
性格:無邪気
風貌:身長120センチ。ロールのかかったツインテール(綺麗なシルク色)
使用武器:ヨワルテプストリ(夜の斧)+闘気
備考:ラビリスの鎧(バトルアックスが髪飾りや篭手に分解したもの)
を装備しており魔法攻撃を無効化できる
地上の植物や生き物が大好き
【名無しさんスレ立てありがとねー】
- 19 :
- >―― メテオストーム!
(アイラのメテオストームが発動し、天に轟音が響く。
結界に衝突する隕石群は、この世の終わりか、まるで天地創造だった)
あ!穴が開いたのじゃ!
(エミルが指し示す結界の一部には穴が開いていた。隕石は次々に結界を突き破り大地に大穴を穿ち続けている)
む〜、メテオストームがまだ終わらぬ
しかし爆発までは時間がない
やむを得ぬ!強行突破するのじゃ!!
(エミルは全身に闘気のバリアを張り、キメラの翼を使う)
死んで生まれ変わるには、まだ早いのじゃ
みんなで生きて帰るのじゃ!!
(降り続く隕石群を逆流し、斧を振り回しながらエミルが飛んでゆく。
行き先はエミルと一行が初めて出会った場所だった)
- 20 :
- >>11-12 〈自爆装置〉
(大魔王に喰らいつくと謎の黒いオーラが集まり始め、自爆装置のカウントも始まった)
さすがは大魔王の本拠。自爆装置まで念入りに作ってある……と言う事ですか。
結界を張って爆発の範囲内からは逃さない。
しかもカウント5とか言ってますし、時間的余裕もありません
さて……どうしたものでしょう。
>>10・13・15 〈新規加入の声〉
(どんな職業の方でも歓迎ですよ。
想像力の豊かさを感じさせるものやら、珍妙極まりないものまで。
ここは短めに冒険が終わると思いますが、それでも良ければ是非とも歓迎したいところです。
現代的武器は……マスケット銃辺りまでなら、それほど違和感も無いような。
飛空船っぽいものや、工場っぽいものもあるような気もしますしね。
頻繁な雑魚敵についても、特に問題はありませんよ)
>>16 〈ハーフエルフの魔術師〉
(今まで共に冒険を続けていた仲間の一人、アイラが隕石の魔法を唱えて結界を打ち砕く)
流れ弾……?
結界を破壊するような隕石が当たれば、普通に僕も死にます……常識的に考えて。
地面に落ちて飛び散った隕石の破片の事ですかね。
ともあれ、普通に防御体勢を取っておきますよ。
>>19 〈ロリドワーフ〉
(アイラと同じく、今まで共に冒険を続けていた仲間の一人、エミルがキメラの翼を使う)
おおっ、キメラの翼がまだ残っていたとは。
それは移動の魔力を持つアイテム。
キメラの翼を使えば、何とか爆発の危機も脱出できそうですね。
しかし、これほどのメテオは三百年前のギガンテス座流星群以来でしょうか……ぐあっ!ぐえっ!ぬがっ!
(降り続く隕石でダメージを受けながら、ヨルムンガンドもエミルの後に続く)
うむむ……酷い目に遭いました……。
ところで、ここはどこでしょうね?まったく見覚えがありませんが。
(謎の建築物の前に降り立ったヨルムンガンドは、不審そうに辺りを見渡す)
- 21 :
- (天から赤いほうき星が降り注ぐ。それは結界と衝突し、火花を散らす。ほどなくして、外郭にある装置から煙が立ち上り結界が消えた)
(爆発までカウント4)
(黒の核晶の大きさは魔物の国で見たあれと同じぐらいの大きさがある。目を凝らしてよく見れば、遠くの方に人間の集落があるのがよく見えるであろう)
【戻らなければ、大陸一つ分消えることになります】
- 22 :
- >19-20
>死んで生まれ変わるには、まだ早いのじゃ
>みんなで生きて帰るのじゃ!!
>しかし、これほどのメテオは三百年前のギガンテス座流星群以来でしょうか……ぐあっ!ぐえっ!ぬがっ!
(エミルとヨルムンガンドが本意不本意に拘らず体をはって隕石を防ぐ!)
エミルちゃん……ヨル君……!
そうだね、皆で生きて帰るんだもの!
>21
ここは……エミルちゃんと初めて会った場所ね。
(少し遠くに黒の核晶が見える)
ん〜、意外と近い――。って隕石でも壊れてない!?
しかも大陸一つ消えるとかいう電波を受信したんだけど!
ここは潔く爆発エンドってわけにもいかないし……どうすんのアレ!?
- 23 :
- それにしても、魔物を滅そうとする勢力、それを潰そうとする資本主義者、要塞の自爆装置に大魔王……。
どいつもこいつも、主義主張に関わらず、爆発で全てを吹っ飛ばして解決しようとしますね。
爆弾という強力な力を手にした事が、彼らを狂わせてしまったんでしょうか。
もしかしたら、あの爆弾こそが僕らの真の敵なのかも知れません。
作らない、使わない、持ち込ませない、一刻も早い非爆三原則の制定が望まれます。
>>21 〈現状の把握〉
まず、現状を整理しましょうか。
ここはエミルさんと初めて会った場所、すなわちゾゾの街付近の工場です。
移動する途中に見えた集落は、きっとゾゾの街でしょう。
しかし……残念ながら、ここからカリナ山はとても近いようです。
大魔王に埋まってる爆弾が視認できるくらいには。
爆発の規模を魔物の国を吹っ飛ばした物と同じと想定すれば、この辺りも巻き込まれるでしょう。
>>22 〈アイラ〉
大陸一つが消えるですって?
あの爆弾は魔法が掛からないみたいなので、物理的な手段で移動させなければなりませんよ。
空の上の星界に打ち上げられれば良いのですが、トリアさんが行方不明の今は難しいと思われますし。
むむむ……爆発物処理班のラスボスとしては相応しいですが、ボクらの手には余りますね。
……いや、そう言えばゾゾの街には飛空挺を乗り捨てて来た気がします。
あれがまだ使えれば、何とかなるような、ならないような。
とりあえず、飛空挺を取りにキメラの翼なりルーラなりで、ゾゾの街に向かいましょう。
- 24 :
- >20-23
>ここは潔く爆発エンドってわけにもいかないし……どうすんのアレ!?
えぇー!?どうするのじゃ!?
(ヨルムンガンドは飛空艇のことを語る)
わかったのじゃ!どうせ失敗したら死ぬのじゃ。
のりのりでがんばるのじゃ!!
(ゾゾの街に移動。飛空艇に乗り込む)
発進じゃー!
(急発進した飛空艇は結界の穴をくぐり抜けて急降下。一行が侵入したとたん結界は再生をはじめる)
時間がないのじゃ!流れるような神速で、任務を遂行するのじゃ!
(エミルは体に紐をつけ、黒の核晶をつかみ取ろうとジャンプ)
ぎゃあ!!
(頭を地面に打ち付ける)
だ、脱出じゃ!
(たんこぶを作りながらも、エミルは黒の核晶をつかみ取った)
- 25 :
- >>24
(飛空艇は機関部から悲鳴を上げつつ空を駆け、カリナ山の地表を掠めんばかりの低空飛行を始める)
まずいですね……結界が再生しかかってます。
はっ!? 結界が戻るのなら(この紐を切ってエミルさんと一緒に)この中に爆弾を捨て行っても良いような。
……っと、いけません。
この結界はメテオ如きで壊れるような代物ですから、大爆発では耐えられないでしょうね。
一瞬、悪魔に人格を支配されてしまいました。
(操舵輪を尻尾で操りながら、咥えた紐を引っ張ってエミルを引き上げる)
よっと、首尾良く爆弾を回収できたようですね。
後は誰かが飛空艇の操縦をして全速力で星界に向かい、この爆弾を爆発させれば問題も解決ですよ。
いや、製法が残っている限り、第四第五の爆弾が現れてもおかしくありませんか。
世界を崩壊に導く爆弾を廃絶する道程は、きっと険しく長いでしょう。
そう……僕たちの戦いはこれからです!
(黒の核昌が妖しく明滅を繰り返す中、飛空挺は角度を上げ、空の頂きに向かって上昇する)
飛空艇は僕が操縦しますので、皆さんは今の内に脱出を!
爆発直前でルーラを使っても、国一つ滅ぼす大爆発からは逃れられないでしょう。
僕も死にたい訳じゃないのですが、誰かが残らなくては。
ルーラの魔力や、キメラの翼は残っていますか?
無ければ、船室に脱出用の飛行傘(パラシュート)が幾つかあります!さ、急いで下さい!
……次に僕が転生した時は闇の存在に生まれ変わるはずですが、出会った時は手加減して下さいね。
- 26 :
- (爆発までカウント3.飛空艇内でのやり取りを知らず、ただ非常にカウントを減らし続けている)
- 27 :
- >23《ヨルムンガンド》
秘空艇!? その手があったか――!
他に手段も無いしやるしかないわね!
>24《エミル》
>発進じゃー!
秘空艇なんか操縦したこと無いけどこうかな? えーい!
>時間がないのじゃ!流れるような神速で、任務を遂行するのじゃ!
>ぎゃあ!!
エミルちゃん!
>だ、脱出じゃ!
なんとか掴んだ――!
>25《ヨルムンガンド》
>……っと、いけません。
>この結界はメテオ如きで壊れるような代物ですから、大爆発では耐えられないでしょうね。
>一瞬、悪魔に人格を支配されてしまいました。
もう! 冗談キッツイんだから〜〜!みんなで!生きて!帰るのよ!
>そう……僕たちの戦いはこれからです!
その通り、帰ってものんびりしてられないよ!
>飛空艇は僕が操縦しますので、皆さんは今の内に脱出を!
えっ。この期に及んで冗談言ってる場合じゃないでしょう!
>……次に僕が転生した時は闇の存在に生まれ変わるはずですが、出会った時は手加減して下さいね。
……何を言ってるの。秘空艇を自動操縦にしてから皆で脱出しましょう!
自動操縦機能は……無い!?
仕方がない、何かつっかえ棒でこことここを押さえれば……
ああっ、もう! そんな都合よく棒なんてないし! ……これ以外は。
(それは、ゆうしゃの剣が変化した魔法の杖。
そっと抱きしめ、一瞬の逡巡の後……)
ゆうしゃちゃん……みんなを、守って――!
(つっかえ棒にして一か所固定した!)
早く、エミルちゃんも、その斧をこっちに……!
- 28 :
- >>25《ヨルムンガンド》
(ヨルムンガンドは犠牲になるつもりだった。転生するとか言っている)
ばかもの!みなで帰るって言ったじゃろ!
約束を破るつもりかえ!?
>>26《アイラ》
>早く、エミルちゃんも、その斧をこっちに……!
わかったのじゃ!えい!
(斧は少し長くてはまらない
エミルは道具袋からトンカチを出してガンガン叩いてねじ込む)
はまったのじゃ!
さあ逃げるのじゃヨルムンガンド!!あっ!
(眼窩に広がる美しい世界)
きれいじゃのう……
なぜ人間は、こんなに美しい世界を壊そうとするのじゃろう
- 29 :
- >>26 〈黒の核晶〉
(飛空艇の上昇と共に次第に空気は薄くなって行く)
まったく……物言わず、動きもしない爆弾が最後の敵とは。
確か百万馬力の少年アトゥムの伝説も、終わりはこんな感じでしたっけね。
>>27 〈アイラ〉
ええと、何をしているんですか、アイラさん。
このままでは脱出が間に合わなくなりますよ?
>>28 〈エミル〉
う……人間界では約束は破るために有るという格言がですね……。
(アイラの杖とエミルの斧とで飛空挺の操舵輪が固定された)
なんと、これなら僕が残らずとも良さそうですね。
……また、お別れの言葉は不発に終わってしまいましたか。
それはさておき、一行も早く逃げましょう!
しかし、僕の巨体では飛行傘は全くの無駄。どうしたものでしょうかね。
自分でも忘れそうですが、一応水の聖獣なので、海や湖に飛び降りれれば助かるかも知れませんが。
ふむ、近くにそれらしい地形は……?
(ヨルムンガンドは下を眺めまわした)
- 30 :
- >28《エミル》
>はまったのじゃ!
やったあ! これでみんな助かる!
>きれいじゃのう……
>なぜ人間は、こんなに美しい世界を壊そうとするのじゃろう
本当に、綺麗……。この景色、地上のみんなにも見せてあげたいな。
そうすれば世界が少しだけ平和になるのに。
>29《ヨルムンガンド》
>なんと、これなら僕が残らずとも良さそうですね。
>……また、お別れの言葉は不発に終わってしまいましたか。
あったりまえでしょう!
闇の側に生まれ変わられたらこっちがたまったもんじゃないっつーの!
>自分でも忘れそうですが、一応水の聖獣なので、海や湖に飛び降りれれば助かるかも知れませんが。
>ふむ、近くにそれらしい地形は……?
(眼下に、森の中の澄み切った湖が見える)
エルフの森の湖だわ――! 行きましょう!
あそこなら大丈夫、聖なる森の魔力が守ってくれる……!
- 31 :
- >>29《ヨルムンガンド》不発?イケメン超魔王に再誕してくれるのならわしはかまわぬぞ
…ぷくく、うそじゃよ
>>30《アイラ》
>エルフの森の湖だわ――!行きましょう!
>あそこなら大丈夫、聖なる森の魔力が守ってくれる……!
ナイスじゃアイラー!よーし脱出じゃー!
(船を捨てスカイダイビング。先に落ちていき飛行傘を開く)
ボン
わーい☆……ぎゃあ!?
(喜びもつかの間、落下中のヨルムンガンドとエミルの飛行傘が絡まってしまった)
なんじゃ!?絡まってしまったのじゃ!
何とかせいヨルムンガンド!
わしは蛇としんじゅうなんてごめんじゃー!
- 32 :
- >>30 〈アイラ〉
(飛空艇が星の世界にまで手が届かんばかりの高さに達すると、遥か下には宝石のように青い湖が小さく見えた)
随分高度を上げましたので、かなり遠くまで見渡せますね。
エルフの森の湖……ほうほう、確かに。
まずは、水の精霊に呼びかけてみましょう。
えー、聞こえますか?湖の精霊さん。
今からそこに飛び降りますので、水の精霊を総動員して何とか衝撃を弱めてください。
これで良いはずです……仮にも勇者の一員を見殺しにすれば、職務怠慢では済みませんからね。
それでは、あそこに向かってダイブしましょう。
(ヨルムンガンドは巨体を躍らせて飛空艇から飛び降りる)
>>31 〈エミル〉
イケメンですか……若い方は言葉遣いが乱れていていけませんね。
たまに語尾をwwとか伸ばす方もいますが、アレもイラッと来るんですよね、僕は。
良いですか、正しい精神は正しい言葉遣いに宿るものです。
エミルさんも王族として、もっと自覚を――――。
(などと言い掛けていると、落下中にエミルの飛行傘と絡まって、湖へ向かう軌道が僅かに逸れた)
何もたもたして俺の進路を邪魔してる!樽ドワーフにも劣る敏捷度1のグズめ!
クソガァァァァ!このままでは地面に激突するじゃないッカァァァァッ!
こんな死に方を後世に語り継がれるとか、どんな罰だ!
ええい!水の精霊共、すぐにこっちまで来い!スライムみたいに固まって来い!
伸縮性を極限まで強めて、さっさと水のトランポリンを形成しろォォッ!
……はっ、僕とした事が混乱して、つい汚い言葉使いを。
(ヨルムンガンドは、幾つもの巨大な水の塊が集まる地点に落下した)
- 33 :
- (飛空艇が天へと向かっていく)
(カウントが0へと近づいていき、飛空艇が光を放つ)
(光は熱となり、空気を揺らす)
(政治家たちのもくろみは外れ、黒の核晶は天で爆発してしまった)
>>30
>>31
>>32
(精霊たちはそっぽを向いた)
(巨大な蛇やエルフ・ドワーフが湖に落下し、巨大な水柱が上がる)
(あまりの汚い言葉に精霊たちは聞く気をなくしたようだ)
- 34 :
- >31-32 《エミル・ヨルムンガンド》
>ナイスじゃアイラー!よーし脱出じゃー!
>それでは、あそこに向かってダイブしましょう。
えーい!
>わーい☆……ぎゃあ!?
(エミルとヨルムンガンドが絡まった)
きゃー! 二人とも何やってんの!?
ヨル君、落ち着いてぇええええええ!
精霊は汚い言葉使いのお願いは聞いてくれないのよ!
>33
(水の塊がさっと解散した)
言わんこっちゃない、どうする!? どうする!?
ええい、風の魔法で湖の上に落ちるように軌道修正しましょう!
―― 秘奥義、スカートまくり疾風!
……これじゃあ間に合わない! まだ風速が足りない!
(と、スカートまくり疾風に重ねるように突風が巻き起こり、彼らを湖の上まで運ぶ。
眼下に、風の大魔法を使うエルフの姿が見える)
あれは……お父さん……!
ってアタシも巻き添え喰らって湖の上に!?
(ばっしゃーん! 全員仲良く湖の上に落ちた!)
- 35 :
- >>32《ヨルムンガンド》
えい!本性をあらわしおったな、この魔獣めが!
好感度が毎分だだ下がりじゃ!
この聖獣のなりそこないめ
(舌をペロペロ出して中指を立てて、おまけに目にパンチする)
>>33《精霊》
これ〜!逃げるでない!
わしらは勇者ぞ!
……まったく気難しいやつらじゃ。
はあ、こんど生まれ変わったら、わしは魔に生まれかわるのじゃ
>>34《アイラ》
ぴっきゃあー!助かったのじゃ!
でも、いたずらな風さんがアイラのスカートを…
ちじょじゃ!空にちじょがおる!
む!下にはアイラのお父さんさんとな?
まさかのお父さんの登場かえ!?
(じゃぼーん!ぶくぶくぶく)
ごばあごばばぶべぶぁ〜(ぷあ!溺れる!鎧が重くて泳げないのじゃ!)
(エミルは右手でヨルムンガンドの舌を、左手でアイラの服を掴む)
- 36 :
- >>33 〈精霊〉
(水塊となった精霊たちが逃げてゆく)
なんて精霊たちだ!
僕たちは大魔王を倒して、自然環境の汚染を防ぐ勇者ですよ!
>>34 〈アイラ〉
(アイラや地上のエルフが唱えた風の魔法で、辛うじて落下の軌道は湖に修正された)
おお、これで助かり―――。
>>35 〈エミル〉
(エミルは落下中にヨルムンガンドの目に拳を突き入れ、湖に落ちると水中で舌を掴む)
何するんですか!僕の水晶体に傷がああっ!
聖獣である僕にこんなことをして、唯では済みませんよ!
未来永劫、何度転生しても貧になる呪いを……ぶはっ……ぶくぶく……ぐあっ!
(舌を掴まれたヨルムンガンドは、そのままアイラとエミルを呑み込み、二人を口に含んだまま湖を泳いで岸辺に辿り着く)
ぺっ! まったく……僕が巨体で泳ぎの達者な蛇でなければ、どうなっていたことか。
この恩は一生感じ続けて欲しいものです。
さて、これからどうしましょうか?
カリナ山の砦で奪取した計画書からすると、この近くに大臣が資本主義者と手を結んでいた国があるようです。
真実を知らしめて全土に波及させるには、どこかで大きな運動を起こすのが一番でしょう。
いや、その前にエルフ族の秘薬か回復魔法を頂けたら嬉しい所ですね。
なにせ、思慮の浅い貧に攻撃されて隻眼になりそうなダメージを負ったもので。
- 37 :
- 参戦していいですか?
- 38 :
- >>37
(※いいですとも。何か不明瞭な点があれば遠慮なくお聞きください)
- 39 :
- >>38
資本主義者と手を組んでいる国の大臣をやってもいいでしょうか?
- 40 :
- >>39
(※ええ、僕に異存は無いですよ)
- 41 :
- >>40
(ありがとうございます、そうさせていただきます)
名前:ダレクト・バックス
職業: 大臣
種族:人間
性別: 男
特徴:63歳
性格:欲深い、自己中心的、実は小心者
風貌:高級な服、宝石を見にまとっている。白髪頭、太っていて背は低め
使用武器: 宝石が散りばめられた杖
備考:宝石と自分が大好き。
(ではいずれ登場させていただきます)
- 42 :
- テンプレ先に出しちゃムダじゃね?
- 43 :
- テンプレ先に出しちゃムダじゃね?
- 44 :
- >>41
(よろしくお願いします)
>>34->>36
(リラの貝殻から司令官の声が聞こえる)
アイラ殿、今どこにいる?
(話しかければ、回復魔法とかをかけてもらえるかもしれない)
- 45 :
- 私も今度参加させていただきますー
機会を伺って登場しますのでよろしくお願いしますね!
- 46 :
- >35《エミル》
こら! 人のお父さんをとは失礼ね!
>ごばあごばばぶべぶぁ〜
っぎゃあああああ!! ぐべばあああぁあああ!
(ヨルムンガンドに岸へ運ばれる)
>36《ヨルムンガンド》
>ぺっ! まったく……僕が巨体で泳ぎの達者な蛇でなければ、どうなっていたことか。
>この恩は一生感じ続けて欲しいものです。
ははーっ、おみそれしましたーっ!
>44
司令官さん……超久しぶり! エルフの森の湖のほとりにいます!
ヨル君に回復魔法をかけてあげてください!
【>41 >45 よろしくお願いしまーす!】
- 47 :
- >>36《ヨルムンガンド》
貧にしか生まれ変われないとはなんと恐ろしい呪いじゃ
どれ、あつくなりすぎたのじゃ。目玉の傷を見せてみい…
(道具袋を逆さまにしてふると、うまのフンがぽとぽと落ちる)
……ひゃあ〜すっからかんなのじゃ
ほれ。エルフの秘薬じゃよ
(にやにやしながら馬糞を差し出す)
あ〜久しぶりに街で買い物をしたいの〜爆弾の恐怖から離れてゆっくり休みたいの〜
(濡れて股に引っ付くドレスの裾をきゅっとしぼる)
>>37>>45
よろしくー
>>46《アイラ》
アイラのお父さんはどこにいったのじゃ?イケメンなら紹介するのじゃ
ん?誰と話しておる?
司令官?誰じゃ?イケメンかえ?(ワクテカ)
(ラビリスを元のバトルアックスに戻すとエミルは震え始める)
くしゅん!
(ヨルムンガンドの目にくしゃみ)
- 48 :
- >>41>>45 〈新規参加の声〉
(※はい、こちらこそ宜しくお願いします)
>>42-43 〈木霊〉
エルフ族の魔術ですかね……何やら、声が響いている気がしますが?
まあ、兵は神速を貴ぶもの。早めに動くのも良いと思いますよ。
>>44 〈貝殻の声〉
リラの貝殻とは、随分と古めかしい通信アイテムですね。
五百年くらい前には、割と普通に使われていたようですが。
>>46 〈貝殻と話すアイラ〉
話し相手は、魔物と組んだ資本主義者に抵抗してた組織の人ですか?
これから、この近くの国に向かうので、そちらに同士の方がいれば、話を通しておいて欲しいものです。
ところで大魔王も倒しましたし、アイラさんは元の街に帰って市長に戻られるんですかね?
>>47 〈ぽんこつ〉
(不気味な薄笑いのエミルが、うまのふんを差し出して来る)
いや、ご遠慮しますよ。
僕のデリケートな肌には、刺激が強そうですからね。
その秘薬は、ぜひともエミルさんがお使い下さい。
……幾度か頂いたメガポーションも、それと同じ道具袋に入ってたんでしょうか。
(エミルのクシャミにクシャミで返した)
ぶえっくしょぉい!!
済みません、くしゃみが移ってしまったようで。
(森の外へと向かう)
それでは、森を抜けて近くの街に向かいましょうか。
旅に必須のキメラの翼も尽きてしまったようですし、買い出しの必要があるでしょう。
この近くの国の名前は……おっと水で濡れて読めません。
まあ、行けば分かるでしょう。
- 49 :
- しね
- 50 :
- >47《エミル》
>アイラのお父さんはどこにいったのじゃ?イケメンなら紹介するのじゃ
アラ240歳ハーフエルフのアタシのお父さんよ! 年増の男やもめ確定よ!
イケメンならなんでもいいんかい!
いやでもエルフならイケメンだしずっと若いままだし……うん、問題ないね!
(アイラの父親エルドロン登場)
エルドロン:アイラ……よく帰って来たね。
もう危険な戦いに身を投じる必要は無い。私と一緒に森で暮らそう。
お父さん……もう少しだけ待ってて。まだ世界に平和を取り戻せてないの。
全部終わったらゆっくり話すから。
>48《ヨルムンガンド》
>ところで大魔王も倒しましたし、アイラさんは元の街に帰って市長に戻られるんですかね?
そうね、全てが終わって……世界に平和を取り戻したらね!
住民の安全を守るのが一番の市長の務めよ!
>この近くの国の名前は……おっと水で濡れて読めません。
まあ、行けば分かるでしょう。
>>49
エルドロン:この近くの国の名前は――シネ(chine)、またの名を厨華人民共和国だ。……言っておいで、アイラ。
ありがとう、行ってきます!
シネといえばラーメンチャーハン餃子が有名な国ね!
- 51 :
- >>48《ヨルムンガンド》なんじゃ?人をポンコツを見るような目で見おって。
それになにがデリケートな肌じゃ。分厚いウロコじゃろが。
>ぶえっくしょぉい!!
きゃ〜!!
(ヨルムンガンドのくしゃみで吹き飛ぶ)
>>50《アイラ》
おー!イケメンじゃ!
(くしゃみの風圧を利用してそのままエルドロンに抱き着く。そして親子の会話をうっとりとしながら聴き入った)
えー!?らーめん?
わしは腹ぺこなのじゃ。今はイケメンよりラーメンじゃ!!
アイラの父上様、また今度の!
(手をふってシネの街へ)
《夜。町の片隅にある宿屋》
ふぇ〜読んでもわからぬ。
ちんぷんかんぷんじゃ、こんなもの。
(湯浴みの直後のエミルが寝間着姿で例の資料をテーブルに放り投げる)
はあ…父上はなんと言うじゃろう
資本家たちの陰謀を暴くために協力してくれるじゃろか。
下手をすれば戦争になってしまうからの。難しいとこじゃ
(窓から見える満月が川面を照らしていた。ヨルムンガンドもアイラの姿もここにはない)
おそいの。二人とも。どこへ行ったのじゃ。
風邪も治ったことじゃし、わしも夜の街へ出たいのじゃあ!
(エミルは、ベッドの上に仰向けに転がりバタバタした)
- 52 :
- >49 〈呪いの言葉〉
あちこちで、自決だのだの自害だの聞こえますね……?
精霊にも嫌な事があるんでしょうか。
>>50 〈アイラと父親〉
(アイラが父に別れを告げて、森を旅立つ)
ほう、厨華国にシネ国ですか……大臣が失踪しないか心配な名前の国ですね。
まあ現地の人は、別の名前で呼んでいるかも知れません。
隣接する大国が蔑称を付けるのは良くあることですし。
それでは、行きましょうか。
>>51 〈エミル〉
(ヨルムンガンドが街に入ろうとすると普通に混乱が起こった)
さすがに体長60mの大蛇ですからね。混乱も已む無しですか。
ああ……そう言えば、だいぶ食べていないのでお腹も空きますね……。
道行く人々も美味しそうに見えるくらいですよ。
僕は巨体ですから、今後食料問題は結構切実な問題として立ちはだかりそうですね。
人間が貪り喰われるような事件が起こったら、僕の所為にされないかも心配です。
(大門から街の中に入って行く二頭立ての馬車を眺め、だらりと涎を垂らす)
僕は夜の闇に紛れて街に入りますので……また後ほど。
(夜になると、ヨルムンガンドは水路から街の中に侵入し、市街中心部へと向かって行く)
さて、皆さんはどこに……?
- 53 :
- (アイラは屋台でラーメンを食っていた)
名物の割には……微妙?
(突然、様々な機材を持った人がわらわらと入ってきた。
ナレーターがテンション高く喋り始める)
ナレーター:ビンボー脱出大作戦!
今回ビンボーを脱出させるのはシネの街の崖っぷちのラーメン屋です!
ああ、道理で美味しくない訳だわ!
……でもこれってなかなかない経験よね。
こうしちゃいられない、エミルちゃんを呼んでこよう!
>51《エミル》
(ベッドの上でバタバタしているエミルの元に騒々しく乱入)
エミルちゃーん! ホーソーキョクが来てるホーソーキョク!
背景に写り込んで変顔ピースとかやってやりましょうよ!
>52《ヨルムンガンド》
ヨルくーん、こっちこっち! テレビに映るチャンスだよー!
ナレーター:あわわわわ、きょっ、巨大な蛇がこちらに向かってきます!
(取材陣は大混乱となった。
どさくさに紛れて公共に広く情報を流すチャンスかもしれない!)
- 54 :
- >52≪ヨルムンガンド≫
>僕は夜の闇に紛れて街に入りますので……また後ほど。
そうじゃの。おぬしは歩く待ち合わせ場所じゃからいつでも適当にあえそうじゃ。
でわ、しばらくのさらばじゃな。
>53≪アイラ≫
>エミルちゃーん! ホーソーキョクが来てるホーソーキョク!
>背景に写り込んで変顔ピースとかやってやりましょうよ!
なに、それはまことか!?
(身なりを整えるエミル。到着した頃には取材陣は大混乱していた)
>ナレーター:あわわわわ、きょっ、巨大な蛇がこちらに向かってきます!
おーい、こっちじゃ。
(ぶんぶん手をふる)
- 55 :
- >>46
(そこへ先ほどの司令官が入ってきた)
申し訳ない
着くのが遅れてしまった
(メガポーションを10個差し出した)
- 56 :
- >>53 〈アイラ〉
(水路に紛れて進むと、アイラが謎の物体の前で手招きしている)
はて、テレビとは? その用途の良く分からない不思議な箱の事ですか?
映ると言う事は、魔術の水晶みたいな監視装置のようなものでしょうかね。
ふうむ……しかし最近の技術革新はまったく恐ろしい。
時代に取り残されそうですよ。
……そうでした、アイラさんとエミルさんのお二人には言っておいた方が良いですかね。
僕の旅は、この土地、この街で終わる予感がしてなりません。
聖獣としての予知能力でしょうか?
仮に次の目的地が何かから示されても、僕の姿はそこには無いように思えます。
>>55 〈反乱組織の司令官〉
(ざわつく場に、資本主義者に敵する組織の司令官が入って来る)
大魔王と、カリナ山の砦にいた資本主義者の一人は何とかしましたよ
水に濡れて滲んだ部分もありますが、砦から書類も持ってきました。
内容によれば、この国の大臣は資本主義者の連合組織とつるんでいるようですね。
大魔王を利用して魔物を労働力に使い、自然破壊を推し進めていた豪商連合と。
キャピタルリーグとか、ピースメーカーとか、この豪商組織に気の効いた名前があるかまでは、まだ確認してませんが。
さて……これで貴方がたの魔物は皆殺しにするとの意にも、何か変化は生じましたかね?
>>54 〈エミル〉
(混乱する中でエミルを発見して近づくと、ヨルムンガンドは急に苦しみだした)
む、むむむっ……ぐぐぐっ!?
急に魂が吸い取られるような感覚がッ! いつの間にか何者かの攻撃を受けているッ!
い、いや、どうやら近くに精霊類に悪い影響を与える物があるようです!
(脱魂しかかったヨルムンガンドの魂魄が、微妙にテレビカメラに引き寄せられて行く)
- 57 :
- >>56
なるほど、魔物は利用されていただけだったのか…
(しばらくの間、考え込み)
分かった。部下たちにこの話を伝えよう
(姿を消そうとした矢先)
おい、いったい何があった?
(苦しみだした理由が把握できず戸惑っている)
- 58 :
- (物陰できらびやかな服を見に纏った老人が何かを呟いている)
くくく…卑しい毒蛇め
私の至福の邪魔はさせませんよ…
今の内に片付けてしまえば、この程度の事いくらでも誤魔化しがききますからねぇ…
くくくくくくく!
- 59 :
- >>56≪ヨルムンガンド≫
そうかえ。それは悲しいのじゃ。
それならわしの旅もここで終わりじゃの。
ん!?なんじゃ?ヨルムンガンドの魂が抜けてゆくのじゃ!!
アイラよ、これはどういうことじゃ!?
- 60 :
- >55《ヨルムンガンド》
>57
>僕の旅は、この土地、この街で終わる予感がしてなりません。
そうなの……。でも大丈夫、ここでアタシ達の冒険は終わらせるから!
陰謀を公にし世界に平和を取り戻す!
>さて……これで貴方がたの魔物は皆殺しにするとの意にも、何か変化は生じましたかね?
>分かった。部下たちにこの話を伝えよう
さっすが司令官さん、話が分かる!
>む、むむむっ……ぐぐぐっ!?
>急に魂が吸い取られるような感覚がッ! いつの間にか何者かの攻撃を受けているッ!
>い、いや、どうやら近くに精霊類に悪い影響を与える物があるようです!
えっ、テレビカメラに引き寄せられてる!?
>59《エミル》
>アイラよ、これはどういうことじゃ!?
テレビカメラを通じて誰かが悪い魔力を送ってるんだわ……。
アタシ達が陰謀を暴き立てるのを妨害するために――!
確かにこうなったら陰謀を暴くどころじゃないね……。
ヨルくん、今助ける!! えーい!!
(取材陣を押しのけてテレビカメラの所まで行き、スイッチを切る)
- 61 :
- >>57>>59 〈右往左往する司令官とエミル〉
(エミルに司令官、二人とも混乱している)
んっがっんっぐ……!
(ヨルムンガンドも混乱している)
>>58 〈群衆の混乱に紛れる不審な笑い声〉
むぐぐ……むむ? 僕の聴力が、いかにも悪そうに笑ってる声を聞き取りました。
この声は“どこか遠く”ではなく、近くの“物陰“から聞こえてきます。
具体的に言うと、あそこの牛を象った青銅の燭台と、武器屋の看板の間の小路の辺りから……。
きっと今回の事件に関わりのある者に違いありません。
皆さんは、僕の事に構わずホシを追って下さい!
(と言いつつ、きらびやかな服を纏った老人が潜む物陰に首を向ける)
>>60 〈アイラ〉
(アイラがカメラのスイッチを切ると、ヨルムンガンドは鎮静された)
ふぅ……助かりました。
なるほど、悪い魔力を送られていましたか。
その魔力を送ってた人物は、近くに潜んでいるようです。
何者かは分かりませんが、僕たちも後を追いましょう。
大臣の手先なら、城に逃げるのかも知れませんが。
(謎の老人を追って、夜の街を這い進む)
- 62 :
- >>60≪アイラ≫
>ヨルくん、今助ける!! えーい!!
>(取材陣を押しのけてテレビカメラの所まで行き、スイッチを切る)
……おぬし、わしの気のせいかじゃろか。
ヨルムンガンドのことになると必死になるのう。
お互いに独身なんじゃろ?世界が平和になったら結婚すればよいのじゃ。
>>61≪ヨルムンガンド≫
よし。追うのじゃ。
(すかさずヨルムンガンドの頭に飛び乗る)
のう、おぬしはどこで生まれたのじゃ?他に仲間はおるのか?
アイラとは長い付き合いなのじゃろ?あやつをどう思っておる?
(夜の明かりが走馬灯のように流れてゆく)
- 63 :
- >61《ヨルムンガンド》
>ふぅ……助かりました。
当然じゃない、仲間だもの!
>なるほど、悪い魔力を送られていましたか。
>その魔力を送ってた人物は、近くに潜んでいるようです。
この近くに黒幕が――!? いよいよ本当に旅が終わるのね……!
だけどちょっと終わってほしくないような…。
>62《エミル》
>……おぬし、わしの気のせいかじゃろか。
>ヨルムンガンドのことになると必死になるのう。
>お互いに独身なんじゃろ?世界が平和になったら結婚すればよいのじゃ。
はぃ!?
(予期せぬ言葉に素っ頓狂な声をあげる)
あのね、エミルちゃんがもし同じ状況になった時だって同じ反応をするはずよ!
ヨル君がやたらと自己犠牲しようとしたり死にかける事が多いからそう見えるだけよ。
闇の存在に転生なんかされたら困るのはこっちなんだから!
第一、アタシとヨル君じゃ魔獣使いとそのペットにしかならないじゃない。
あ……でも、誰かが手綱を握ってないと絶対すぐに自己犠牲の精神で……。
- 64 :
- (水晶玉に巨大な蛇が映っていることに気付いた大臣はコネを使い、煌びやかな服をまとった老人を送り込み、テレビカメラにも魂を吸い取るような魔法をかけるように頼み込んだ)
(だが、それもばれてしまい)
ザラキーマ!
(老人は一行に向かって死の呪文を唱えた)
- 65 :
- >>62 〈エミル〉
(謎の老人を追い始めると、何やらエミルが生い立ちを聞いてくる)
残念ながら、僕の出生は分かりかねます。
何しろ生まれたばかりの頃と言うと、知性を獲得する前ですから。
親がいたのか、瘴気みたいなものから生まれたのかも分かりません。
そして、世界蛇は珍しい生き物なのか、仲間も見かけませんね。
僕の知る限りでは、今の世界に世界蛇は僕一匹だけですよ。
アイラさんをどう思っているに関してはですね……変なハーフエルフだと思っています。
近所のお節介おばさん感覚で恋愛フラグおっ立てようとしても、亜人と蛇では無理じゃないですかね。
生物的な美的感覚が違いすぎて。
そもそも結婚の目的は繁殖ではありませんか?
贅沢は言いませんが、せめて爬虫類でないとどうにもなりませんよ。
>>63 〈アイラ〉
いやはや、さすがにペット扱いは御免蒙りたいものです。
僕は自立的で先進的な精神の持ち主ですからね。
さあさ、そんな事よりアイラさんも乗って下さい。
蛇の眼は生物の体温を感知できますから、夜闇の中で人間など逃しませんよ。
>>64 〈死の魔法〉
(王城に至る区域の手前で、ヨルムンガンドは謎の老人を見つけた)
街区を仕切る門は夜間には閉ざされるようですね……さて、追い詰めました。
貴方が何者で何をしてきたのか、生き証人になってもらいましょうか。
(突然老人から飛んできた魔法を受け、ヨルムンガンドの心臓が鷲掴みにされた様な衝撃を受けた)
うっ……心臓が……馬鹿な……コンナトコロデ……。
(巨体の蛇は、広路の石畳の上で痙攣している)
- 66 :
- >>63≪アイラ≫
>あ……でも、誰かが手綱を握ってないと絶対すぐに自己犠牲の精神で……。
ん〜?やはりあやつのことが気になっておるのかえ。
わしが思うにヨルムンガンドは「神聖かまってちゃん」なのじゃ。
それじゃから、ことごとく敵の罠にハマり、人の気をひこうとしておる。
どエムの甘えん坊さんなのじゃ。
>>64≪老人≫
む!なんじゃこの魔法は!?
>>65≪ヨルムンガンド≫
>残念ながら(中略)
>僕の知る限りでは、今の世界に世界蛇は僕一匹だけですよ。
不思議な話じゃの。世界に一匹だけしかいない気持ちはどんなのじゃ?
永遠の別れの前に聞いておくのじゃ。
>そもそも結婚の目的は繁殖ではありませんか?
……!!
(苦虫を噛んだような顔をしたあと、エミルはアイラに耳打ちをする)
あやつは女を生む機械としてみておる!
しょせんはハーフエルフと世界蛇、叶わぬ恋じゃったのう。
じゃが、がっかりするでないぞアイラよ。
貧で変なハーフエルフのおぬしにも、きっと幸せはやってくるのじゃ。
恋愛ニートをいつの日か卒業しようぞ。
(勝手なことを言ってポンと肩を叩く)
きゃあ!!
(死の魔法を受けて昏倒するヨルムンガンド。頭から落ちるエミル)
どうしたのじゃ!?血の気がひいておる!
(ぴたりとヨルムンガンドの胴体に耳をあてる)
むう〜こやつの心臓の位置がわからぬ!胴が長過ぎなのじゃ。
ピクピクとイヤらしく痙攣しておって紛らわしいし。
えーい!一か八かじゃ!ここじゃー!!
(胴体の上でぴょんぴょんジャンプして心臓マッサージ)
- 67 :
- ザラキーマって全滅じゃ…
- 68 :
- ザラキーマ喰らっても運が良ければ生き残りまっせ
- 69 :
- >65《ヨルムンガンド》
>いやはや、さすがにペット扱いは御免蒙りたいものです。
>僕は自立的で先進的な精神の持ち主ですからね。
>さあさ、そんな事よりアイラさんも乗って下さい。
ふふっ、冗談よ! ではお言葉に甘えて。
(ヨルムンガンドに乗る)
>66《エミル》
>わしが思うにヨルムンガンドは「神聖かまってちゃん」なのじゃ。
神聖かまってちゃん……新ジャンルね。
>あやつは女を生む機械としてみておる!
なんてことなの、怪しからん! どこかの政治家みたいね!
>しょせんはハーフエルフと世界蛇、叶わぬ恋じゃったのう。
……でもそれはそれとしてドラゴンハーフとかスライムハーフとかいう種族も聞いた事があるし。
物事を深く考えなければいけるんじゃない?
>恋愛ニートをいつの日か卒業しようぞ。
仲○由紀絵さんェ……あんな美人が恋愛ニートなわけないっつーの!
キャスティング間違えてるよ絶対!
>64
>ザラキーマ!
皆の衆慌てるな、ザラキーマといえば全体にかかる代わりにザキより成功率は低く設定されている。
大魔王を倒した高レベルパーティーのアタシ達に効くものか、フゥーハハハー!
>うっ……心臓が……馬鹿な……コンナトコロデ……。
>きゃあ!!
約一名に効いちゃったああああああああああああ!?
(エミルと共に滑り落ちる)
どうすんのよ!? アタシ達のパーティーは回復魔法を使える人がいないのに!
>えーい!一か八かじゃ!ここじゃー!!
って何やってるの!? ――! そうか、それは……心臓マッサージね!
でもその巨体の上で飛び跳ねたぐらいじゃあ……。
ええい、どうせこのまま手をこまねいてたら死ぬ! 一か八かの大勝負よ!
エミルちゃん、のいて!
動け心臓――サンダーボルト!
(電気ショック!)
- 70 :
- ほしゅ
- 71 :
- >>66 〈エミルの心臓マッサージ〉
(気絶しているヨルムンガンドの胴体の上で、エミルが何度もジャンプを始めた)
……かふっ
……かふっかふっ。
……かふっかふっかふっ
(踏みつける度に大蛇の口から空気が漏れるものの、意識が戻るまでには至らないようだ)
>>69 〈アイラのサンダーボルト〉
(ヨルムンガンドは雷撃魔法を受けた)
ぐ、ぎゃああああっ!
(強引に心臓を動かされた大蛇は、意識を取り戻すと頭をもたげて周囲を見渡す)
こ、ここはいったい……まさか、心の清い者だけがると言われる天国でしょうか?
それにしては、貧相な街並みですね。
しかも、周囲には天国へ行けそうもない連中の姿までありますが。
>>67-68 〈周囲の見物人〉
ザラキーマ……?
そうでした。思い出しました。確か死の魔法を受けたんでしたっけね。
広範囲に死を与える魔法を。
どうやって蘇ったのかは、頭が霞んでよく思い出せませんが。
そちらの方が仰る通り、死の魔法は運が良ければ避けられます。
ですが、僕は日頃の善行と高い徳目に反して、何故か幸運値が低いようなんですよ。
まあ……僕が星回りに恵まれてない事は、同行者を見て頂ければ分かるかと思いますが。
>>70 〈精霊の守り〉
(ヨルムンガンドは、通りすがりの野良精霊に向かって話しかけられた)
なんですって? 貴方が即死を一度だけ防いで下さると?
それは、ありがとうございます。
死の魔法を防げるのならば、僕も安心して攻撃に移れますよ。
(雷撃でやや動きを鈍らせているものの、ヨルムンガンドは謎の老人に突進する)
- 72 :
- >>67-68≪周囲の見物人≫
(通りすがりの賢者が耳元で囁く)
ザキ、ザラキ、ザラキーマ(ザキ系)
ザラキは『II』、ザキは『III』、ザラキーマは『VI』で初登場。
相手を即死させるが、失敗することもある。ザキは単体、ザラキは1グループ、ザラキーマは全体対象である。
ほとんどの作品でザラキ・ザラキーマよりもザキの方が成功確率は高く設定されている。
ファミコン版『II』の説明書では、血液を一瞬で凝固させる呪文と表記されていた。
また、ファミコン版『II』のみ「相手の残りHPに関わらず即死」ではなく「即死するほどの大ダメージを与える」効果だったため、
掛けられた相手が瀕死の状態で生き残ることもあった。リメイク版『V』では本来存在しないはずのザラキーマを唱える敵がいるが、必ず失敗する。
『バトルロードII』では、ザラキは敵モンスターが使用し、『II』のような「即死するほどの大ダメージを与える呪文」となっている。
ザラキーマはとどめの一撃として登場。やはり即死こそしないが、敵チームに絶大なダメージを与える。
>>69≪アイラ≫
>……でもそれはそれとしてドラゴンハーフとかスライムハーフとかいう種族も聞いた事があるし。
>物事を深く考えなければいけるんじゃない?
人間かエルフのイケメンを探したほうがはやいのじゃ。
>エミルちゃん、のいて!
あい、わかった!
(ぴょんとはねたが、その場で滑って転んで電撃を受ける)
ぴぎゃあぁああああ!!
>>70≪精霊の守り≫
さんきゅーじゃ!
>>71≪ヨルムンガンド≫
>ぐ、ぎゃああああっ!
ぐげげ…や、やったのじゃ!!
(蛙のように仰向けになって、仲良くぴくぴく。)
>まあ……僕が星回りに恵まれてない事は、同行者を見て頂ければ分かるかと思いますが。
こんな可愛いエミルちゃんを捕まえて、星回りに恵まれていないとはバチがあたるぞよ!
……って聞いておるのか!?
(突進するヨルムンガンドを見て)
アイラよ!氷系の魔法の準備じゃ!
マホトーンを使ってもどうせ効かなかったの一言じゃろ。
走って逃げておるということは瞬間移動系の魔法も使えぬはず。
万が一、堀の用水路に飛び込んだらそのまま水ごと凍らすのじゃ!
これでチェックメイトじゃー!!
(エミルも謎の老人に突進する)
- 73 :
- >71《ヨルムンガンド》
>ぐ、ぎゃああああっ!
やったああああああ! 成功よ!
>しかも、周囲には天国へ行けそうもない連中の姿までありますが。
失礼ね! そりゃあイチかバチかの荒療治だったけど……。
>ですが、僕は日頃の善行と高い徳目に反して、何故か幸運値が低いようなんですよ。
>まあ……僕が星回りに恵まれてない事は、同行者を見て頂ければ分かるかと思いますが。
うんうん、慈愛に溢れた立派な人に限って不幸な事故でよく亡くなるもんねえ……。
ちなみにアタシの幸運値は……なぜに他のステータス値から突出しとる!?
>72《エミル》
>ぐげげ…や、やったのじゃ!!
ひぃ、巻き添え!?
>アイラよ!氷系の魔法の準備じゃ!
(ヨルムンガンドとエミルが老人に突進する!)
終わりよ! ――エターナルフォースブリザード!
(相手を氷漬けにする魔法。※ 相手は多分死なない)
- 74 :
- (ご名答。ルーラ系統の魔法は使えない)
(老人は突進を避けるために用水路の方へと走って逃げていく)
(ローブがぬれ、水が跳ねる)
(そこにアイラの魔法が決まり、水は氷となった)
(老人は動こうにも動くことができない)
た、たのむ
洗いざらいしゃべるから命だけは勘弁してくれー
(命乞いをした)
- 75 :
- >>72 〈エミル〉
(突進にエミルが続く)
なんと、エミルさんが珍しく知性を使うとは!
さっきのサンダーボルトの電撃が、頭に変な作用を起こしたんでしょうか?
もしも、知力上昇の影響が出ているのなら、今のうちに使い倒さねばなりません。
エミルさん、13+7×10は何ですか? 知力はちゃんと上がってますか?
>>73 〈アイラ〉
(氷結の魔法が、謎の老人を縛して足を止めさせる)
おお、これは見事な魔力制御。
てっきり「勢い余って殺っちまったぜ」と言う台詞を聞くかと思いましたよ。
>>74 〈謎の老人〉
(動きの封じられた謎の老人は、命乞いを始めた)
貴方の身柄は抵抗勢力の方々に預けられます。黙秘権はありません。
豪商連合の行状については、すでに知る所なので、この国の内情を教えてもらいましょう。
大臣は豪商連合に癒着しているそうですが、この国の王様はどうなんですか?
幼王などの傀儡政権なのか、一応権力を振るえる立場だが何も知らないのか。
それとも、実は何年も前に死んでるなんてオチじゃないでしょうね?
その辺りを話してもらいましょうか。
大臣派の一掃に理解がありそうなら、王様ともコンタクトを取りたいところですからね。
(エミルとアイラに向き直り)
豪商連合の行状は、この国の民衆の前で知らしめたい所です。王城前の広場が良いでしょうか。
人集めは抵抗勢力の方々に任せて、明日正午に決行と行きましょう。
他に王族や市長ならではの良策があれば、お聞きしたいところですが、どうですか?
- 76 :
- >>73≪アイラ≫
さすがアイラじゃ!
ぬるいまっこい氷をだしおった!
>>74≪謎の老人≫
じゃから手加減しておるじゃろが!
とっとと喋るのじゃ!
>>75≪ヨルムンガンド≫
これ!わしを馬鹿にするでない!
(靴を脱いだエミルは、手の指と足の指をぞろぞろと動かして計算を始めた)
答えは13710じゃ!
≪真剣な顔っぽいヨルムンガンド≫
良策も島作もないのじゃ。おぬしの意見に賛成じゃ。
宿屋の主人の話によると、明日はちょうど開国記念日で祝日らしい。
豪商連合の力を見せ付けるために世界中から王族や首相を招き寄せると聞く。
全世界が注目しておるから、明日ほど演説にうってつけの日はないぞよ。
しかしまあ、油断は大敵じゃの。証人の老人が自殺などせぬよう、
抵抗勢力の方々に監視と、護衛を頼んでおくのじゃ。
- 77 :
- >74
やった、成功! 魔力のコントロールもバッチリよ!
>75《ヨルムンガンド》
昔ながらの広場見せしめもいいけど……時代の最先端行く市長としては
ホウソウキョク……は怪しい機器に魂が吸い取られるから駄目として
サンリュウザッシキシャとかサンリュウスポーツシンブンシャとか集めて派手にやりたいわね!
(自分で言っといていまいちよく分かっていない)
>76《エミル》
>豪商連合の力を見せ付けるために世界中から王族や首相を招き寄せると聞く。
>全世界が注目しておるから、明日ほど演説にうってつけの日はないぞよ。
なるほど、それならサンリュウザッシキシャも来る!
>しかしまあ、油断は大敵じゃの。証人の老人が自殺などせぬよう、
>抵抗勢力の方々に監視と、護衛を頼んでおくのじゃ。
この人いかにも命惜しそうだから大丈夫だとは思うけど……
そうね、用心するに越したことは無いわ。
問題はいざその時になってボケ老人の振りを始められたらどうにもこうにもならない事ね……。
- 78 :
- >>75
この国に国王はいない
治めているのは議会によって選ばれた大臣達だ
(この国は議会によって動いていることを説明し)
だから、国王とコンタクトを取ろうとしても無駄じゃよ
風のうわさによると、豪商連合が選挙のたびにロビー活動を行っているようだが、それ以外は知らん
(誰に雇われたかについては聞かれなかったので答えなかった)
- 79 :
- >>76
「わかった。老人の面倒と人集めは我々が面倒見よう。開国記念日から2週間後には選挙の投票があるから行状を訴えるにはうってつけだしな」
(二つ返事で了承した)
(その翌日。国の首都にて世界の王族や首相を集めたサミットが終わりを迎え、豪商連合主催のパーティが開かれた。パーティに集まった人間の中には当然のことながらこの国も大臣もいて、パーティ会場周辺は武装した兵士たちによって取り囲まれている)
(会場近くの広場には抵抗勢力によって集められた人達でごった返している。演説を行うにはいい機会かもしれない)
- 80 :
- >>76 〈エミル〉
(エミルの計算結果を聞くと、ヨルムンガンドは目を逸らして言った)
……その明晰な頭脳の冴えに期待します。
(明日が開国記念日であるとの話を聞き)
なるほど、豪商連合の行状を知らしめるには好都合ですね。
証人に関しては、自殺よりも暗殺を心配した方が良いでしょう。
当然ながら口封じを予想されますので。
>>77 〈アイラ〉
確かに、とぼけられて証言を拒まれれば厄介ですね。
その辺りは司法取引で解決しましょう。
>>78 〈謎の老人〉
風の噂によると?
むぅ……あまり事情に通じてない辺り、こいつはもしや小物では?
この老人、豪商連合の顧問クラスかと思いましたが、どうやら大臣の個人的な手駒だったようですね……。
そのロビー活動を行っている相手、すなわち貴方の上司に関しては明日、示してもらいましょう。
明日の証言が恙なく行われれば、罪一等を減じる事を抵抗勢力の方に進言しても宜しいですよ。
少なくとも死罪にならないようには尽力致しますが。
>>79 〈翌日の大広場〉
かなり集まりましたね。まずは街の人間に訴えましょう。
(大広場の人間たちに向って)
ええ、お集まりの皆様方! 僕は水の聖獣ヨルムンガンドと申します。どうぞお見知りおきを!
さて……この国の皆様は、今の世の中をどう見ておられるでしょうか?
不況にも関わらず資本家ばかりが儲けて、貧富の差が拡大し続ける世の中を。
今日は、この資本家連中の実態についてお知らせしたく、皆様にお集まり頂いた次第でして。
噂程度には聞いた事がある方もおられるでしょうが、今から彼らの行状を全て白日の元に晒しましょう。
この資本家連中、儲けているばかりでは無く、実に横暴な真似をする連中なのです!
ゾゾの街では住民の虐殺を行い、果ては大陸一つを爆弾で吹っ飛ばそうとまでしていました!
果ては大魔王を利用して魔物を労働力に使い、今も自然や精霊の住める領域を廃物で汚染して減らしています。
そして……良いですか? この国の大臣の中には、そんな資本家連中と結託している者がいるのです!
彼は卑劣にも言論封殺に暗殺などという手段を用いてきました!ああ!何と嘆かわしい!
しかし、いくら嘆こうと大臣と民衆、金持ちと貧者……この上下は決して無くならないでしょう。
努力をした者や能力のある者と、そうでない者たちを同列には扱えませんからね。
その辺りを取っ払って、全てを平等とすれば国は成り立ちません。
ならば……どうしたら良いのでしょうか? 言いなり? いいえ、違います!
僕は上に立つ者に資格があるかを問うべきではないかと思います。
彼らが財力や権力を持つ者の責任と自覚を持って、誰もが納得しうる力の使い方をしているのかを。
そして、彼らが不正や独占など、不当な力の使い方をしているならば、貴方たちは解任に動くべきでしょう!
いや、今こそ動くべき時です! 労働者の怒りを思い知らせてやりましょう!
ここに全ての証拠と、証人も存在しています。
それとも、貴方たちは豪商連合と癒着する大臣を受け入れますか!?
(ヨルムンガンドは、さっそく唾を飛ばしながら民衆の扇動を始めた)
- 81 :
- >>77《アイラ》
ぼけ老人のふりなぞしたら、わしがブチコロスのじゃ
>>78-79《サミット当日》
ほぉ〜、賑わっておるの。
父上もドワーフの王族代表として、ちゃっかり呼ばれておったし…
(ツインテールをストレートに落としたエミル。パーティードレスに身を包みヨルムンガンドの頭上から双眼鏡で辺りを観察している)
うむ〜会場周辺の兵士も抵抗勢力の「一部」も互いに殺気だっておる
……血を流すことはなんとしても避けたいとこじゃが…
新しい歴史の幕開けを血で装飾するなぞナンセンスなのじゃ
>>80《ヨルムンガンド》
(演説を聞きながら眠くなったエミルは、ヨルムンガンドの頭から背中につるつると滑り落ちた)
あえ?
(民衆の拍手喝采にパチンと割れる鼻提灯)
ん!よう言うたヨルムンガンド!
あとは民衆に最後の審判を委ねるだけじゃの
(ぱちぱちと拍手)
まさか大臣たちも、この場で武力を行使することはなかろう
おとなしくしていれば、全てを失うことはないからのう
(とアイラに微笑みかけたら、抵抗勢力の人達に護衛されて例の老人が現れた。その光景にシネの国の大臣たちがざわつき始める)
星をも食いつぶす強欲な者たちの最後なのじゃ
- 82 :
- >78
議会制で大臣が選挙によって選ばれる……なんてけしからん先進的な政治体形なの!
世襲制かコネ制市長のフロスの街とは大違い!
>79
うわ〜、賑やかねえ! お祭りみたい!
>80《ヨルムンガンド》
ボス戦開始前のありがちな熱血っぽい演説はアタシの管轄だけど今日は無血開城だもの。
政治的な演説はヨル君に任せておきましょう。
それにしても……よく湯水のごとく言葉が出て来るわね……。
選挙に出れば間違いなく大統領にでもなれそう。
(ヨルムンガンドの演説技能に感心している)
>まさか大臣たちも、この場で武力を行使することはなかろう
>おとなしくしていれば、全てを失うことはないからのう
そうね。
でも暴れ出す抵抗勢力がいないか一応警戒しておきましょう。備えあればなんとやら……ってね。
いよいよ、この時が来たのね……。
(警戒しつつ老人に注目する)
- 83 :
- (※ダレスト大臣は動けますでしょうか? それとも無理そうでしょうか?)
(※もしも、難しいと言う事でしたら"他の大臣"に動いてもらうことも検討して良いかと思いますが)
>>81 〈ドレス姿のエミル〉
(ドレスでめかし込んだエミルの格好を見て)
ふむ……随分と防御力が低そうで、かつ敏捷性にも欠けそうな代物ですね。
こう言った所に、服を着る種族との感性に違いを感じますよ。
(兵を引き連れた大臣たちが、民衆を割って広場に近づいてくる)
おっと、どうやら大臣連中もこちらに気づいた様子。
念のために、その服の下に何かを仕込んでおいた方が良いんじゃないですかね?
分厚い事典とか。
>>82 〈アイラ〉
えっ、無血開城? 僕はてっきり革命の一つでも起こすつもりでいましたが。
(何人かの大臣に向かって)
さあ、悪辣な資本家集団と癒着していた貴顕大公の皆様方。
この国の方々はノブレス・オブリージュの欠片も無い、貴方たちのやり方に否を突きつけたようです。
自らを省みた"資本家と結託した大臣"が速やかに辞任し、法に則った裁判を受け、刑に服するならば良し。
さもなくば……この国の在り方が根底から覆る事、も充分に有り得るでしょう。
それは、他の"清廉な大臣方"が、とても困りそうですがねえ……。
(後ろ手に縛られた老人に首を向けて)
この老人に見覚えはありますよね?
昨日に僕たちの暗殺を依頼した、この老人は?
(表情や挙動に、不審な点を現わす大臣がいないかを観察する)
- 84 :
- >>82≪アイラ≫>>83≪ヨルムンガンド≫
>いよいよ、この時が来たのね……。
そうじゃ、来たのじゃ……。
(つづきます)
- 85 :
- (つづきです)
>こう言った所に、服を着る種族との感性に違いを感じますよ。
おろかものめが!わしらはオシャレに命をかけておるのじゃ!
おぬしは一匹者じゃからわからぬのじゃろ。
世の中は便利とか不便とかそういうものだけじゃないのじゃよ。
のうアイラよ。
>えっ、無血開城? 僕はてっきり革命の一つでも起こすつもりでいましたが。
……?聖獣とは思えぬ台詞じゃの。熱でもあるのかえ?
民衆の喝采に酔うてしまうたのじゃろうか?こわいの
>分厚い事典とか。
そうじゃのう、アジトで見つけた極秘資料でも入れておこうかの
(もそもそしたそのとき)
弓兵長:人心を惑わす不埒な者たちめい!
(どっと雪崩れ込む弓兵達。彼らが一斉に弓を構えれば、負けじと抵抗勢力の人々も盾を構え剣を抜く)
これ!やめるのじゃ!!
抵抗勢力の兵士A:お止めくださるな。これは我らに巡ってきた殉教の機会ですゆえ。
なんじゃと……。
抵抗勢力の兵士B:子供たちの未来のため…、革命のために、我らは血を流すことを恐れない!
何を言うておる!人に限らず生き物すべてに与えられた使命は生きることじゃ。
どのような逆境も乗り越えて生き抜こうとする意欲が大切なのじゃ。
おぬしは己の死を美しく飾ろうとしておるだけじゃ!この場に相応しい人間ではない!
抵抗勢力の兵士C:きれいごとをほざくな!これは俺たちの戦いだ!
貧困から抜け出すために戦い続け、今までに沢山の仲間や愛する者を失ったのはこの俺たちだ!
この戦いは俺たちの手で終わらせる。邪魔をするなよそ者が!
謎の声:ええい!射殺せ!蛇も女も老人もレジスタンスも全員殺してしまえ!
暴徒と化した民衆も皆殺しだ!
- 86 :
- >83《ヨルムンガンド》
>ふむ……随分と防御力が低そうで、かつ敏捷性にも欠けそうな代物ですね。
ところがどっこい、豪華なドレスは防御力が高くて魔法を跳ね返したりの特殊効果があったりするものよ。
有名どころだと光のドレス、とかね。
>えっ、無血開城? 僕はてっきり革命の一つでも起こすつもりでいましたが。
そうよ、これは革命――目指すは無血革命よ!
>85《エミル》
>世の中は便利とか不便とかそういうものだけじゃないのじゃよ。
>のうアイラよ。
そうね、いくら便利で物質的に豊かでも心の豊かさを失ってしまったら死も同然――。
>弓兵長:人心を惑わす不埒な者たちめい!
やめなさーい!
>抵抗勢力の兵士B:子供たちの未来のため…、革命のために、我らは血を流すことを恐れない!
やめて!!
どんな立派な目的のためでも、失われていい命なんて無い!
(抵抗勢力をエミルと一緒に必死で説得するも、通じない
何かに気付くアイラ)
これは……。
エミルちゃん、魔力を感じる! 人々をけしかけてる奴がいる――!
>謎の声:ええい!射殺せ!蛇も女も老人もレジスタンスも全員殺してしまえ!
>暴徒と化した民衆も皆殺しだ!
犯人はお前か―――――!!
今度こそ、正真正銘のラスボスのお出ましのようね!
- 87 :
- (※告知・ラスボス急募)
勤務期間・4〜6レス程度
募集職種・豪商連合と結託する議会制の国の大臣、等
年齢資格・不問
給与昇給・無し
中途退職・不可
勤務地・自称勇者たちが民衆の扇動を始めている広場
(ラスボスを務めて、貴方の履歴に箔を付けましょう。
内容は勇者にやられるだけの簡単なお仕事。
キャラテンプレは>>8にて。募集期間は2/24の23:59まで。
細々しく許可を取ったりはしません。いきなり入って下さって結構です。
尚、期間内に候補が現れなかった場合は、僕が兼務しようかと思います)
- 88 :
- >>85 〈エミル〉
謎の声「あの煩わしい小娘を殺せ! アホ面の奴じゃ! 矢衾にしてしまえ!」
弓兵長「了解いたした。あの見るからにアホ面を晒した奴を狙えば良いのですな?」
謎の声「そうじゃ、あの間抜けなアホ面じゃ!」
(謎の声の号令で、シネ国の弓兵長がエミルを弓の射程に収めた。
限界まで引き絞られた弓の弦から、エミルの心臓を狙って矢が放たれる!)
弓兵長「シネっ」
(響き渡る殺戮の命令を合図として、群衆入り乱れる広場は激情に憑かれた。
レジスタンスとシネ国の兵士たちは狂奔して激突し、その周囲は激昂する民衆と狼狽する大臣で入り乱れる。
狂奔する民衆が官僚の髪を掴み、剣戟の音が至る所で響き、こちらで激突!あちらで激突!また激突!
広場の色は親衛隊の鮮やかな赤服と、レジスタンスの雑多な服で撹拌されて混沌を帯びてゆく。
この熱狂と騒擾で満たされた人々の坩堝を、青白い顔の男が睥睨していた。シネ国の外務大臣ライヒである)
ふむ……穏やかに事を進めたかったが、そうも行かないものだな。
名前:ライヒ
職業:外務大臣
種族:人間
性別:男
特徴:若い
性格:自信家
風貌:切れ長の青い目、黒髪、長身で貴族風の服を纏う
- 89 :
- >>86 〈アイラ〉
まずは領主として、財産である国民を守らせてもらおう……イルラ・アトゥ・ラーバ。
(ライヒは謎の声の主に向かって、短く謎の呪文を唱えた)
謎の声「「ほぎー!!」」
(謎の声の主は全く正体が明らかにならないまま、腹が裂けて死んだ。
その肉の裂け目からは、巨大な口腔にびっしりと牙を生やした長虫が這い出てくる。
体長は4m程。不気味な長虫が真っ白な体をうねらせると、逃げ散る人の群れが割れた)
静まれ、静粛に。
この虫は私が魔族の執政官より友好の証として譲り受けた、魔界の虫・アビスワームである。
私はアビスワームの卵を国中の井戸や、国賓を歓待する料理の中に入れた。
それを今、呪文で急速孵化させたに過ぎない。
そう……全国民に今日の国賓、井戸水を飲んだ兵士たちの腹にもアビスワームの卵は入っている。
(声を拡大する魔術具でライヒが告げると、あちこちで嘔吐の音が上がった。
そして、じろりとアイラを睨みつけるや台詞を続ける)
私たちをラスボス呼ばわりする性質の悪い妄想家たちが紛れ込んでいるようだがね。
私は資源が財産である事を理解しているから、無意味な自然破壊はしないよ。
労働力が財産である事も理解しているから、人民の犠牲も望まない。
私の言う事が伝わったのなら、善良なる市民達は軽挙妄動に釣られず静まりなさい。
私の命令一つで、群衆全てがアビスワームに変わってしまうのは忍びないからね。
さあ、祭りは終わり……解散だ。
(ライヒがパンッと手を打つと、群衆が逃げる様に散って行く)
- 90 :
- >>83 〈ヨルムンガンド〉
さて、煽動家の諸君。
君らの要求は資本家と結託した大臣が辞任し、法に則った裁判を受け、刑に服する事だったね?
いいだろう……今日を以てシネ国の議会は解散して、全ての大臣は辞任する。
代わって、私は外務、内務、軍事の全てを統括する総統に就かせてもらうがね。
内務大臣「ライヒ、何を勝手な!」
海運大臣「然り、議会で三分の二が賛成せねば―――」
イルラ・アトゥ・ラーバ。
(反対の声を上げた大臣たちが熟した柘榴のように割れ、その中から新しいアビスワームが現れた)
法とは支配者が決める。
今、全ての大臣たちには法に則った裁判と、刑の執行が、総統である私の手で行われた。
これで要求は全て通ったわけだが、満足してくれたかね?
(ライヒは十数匹のアビスワームに守られている。
周囲は、シネ国の兵士も含めて全員が恐怖に顔を引き攣らせ、一歩も動けない様子であった。
それに満足したライヒは、今度は他国の王族や高官たちを睨みつける)
私は長らく外交を務めていて、腹立たしかった。
この国がシネだの厨華だのと言う、百年以上前の敗戦で列強国に強いられた卑名を使い続ける事が。
他国の高官や王族が、この国の名を口にする時の微かな嘲弄の眼と含み笑いがッ。
さんざん……さんざん馬鹿にしやがって!え?そうだろう?そこのお前たち!
自分の国の名前を言い澱む気持ちが、お前らに分かるか!?
意味を知ってて無意味にシネシネ連呼しやがって!お前が!悶え!って言う奴が!
イルラ・アトゥ・ラーバ!
(ライヒの呪文で、他国の外交官十数人がアビスワームに内側から喰われた)
ぜえっ……はぁ……今日よりシネ国は屈辱の名前を捨て、新しい国名をエールヴァルトとする。
全ての国々の王族や大臣は、エールヴァルトの成立に調印してもらおう。
資金と力を得たこの国は、もはや弱小ではない。
これからは、エールヴァルトが世界の中心となるのだ!
- 91 :
- >>85 〈エミル〉
ああ、そう言えば僕は色々あって聖獣になってましたね。
何やら、人界の穢れで急速に昔の魔獣の性質に戻りつつあるような気がしてまして。
ひょっとすると、聖なる属性が体質に合ってないのかもしれません。
>>86 〈アイラ〉
(広場で騒乱が始まり、アビスワームの群れが出現する)
むぅ……何やら大臣が恐怖政治を始めましたよ。
余程、シネと言う名前が気に入らなかったんでしょうか……気に入らなかったんでしょうね。
しかし、他国の要人を人質に取られた状況は厄介です。
まずは何とかしてアビスワームを封じなければ。
相手が貴族となると、金に飽かして対魔法装備を備えている可能性が高いのですが。
>>90 〈エールヴァルトの調印式〉
(広場ではライヒを中心にアビスワームとシネ国の兵で輪が作られ、レジスタンスの兵がそれを取り囲む)
これは、騎士(ナイト)とか付けられた子供がグレるようなものですかね。
そう言えば、アビスワームの卵は確か……何かに弱かったような……むう、ちょっと記憶が。
(ヨルムンガンドは考え込んでいる)
- 92 :
- (他国の要人の中には復興し始めたばかりの魔物の国王もいた)
大魔王殿…
なぜ、そなたはあのような卑しい人間がいることを知りながら、和平を結んだのですか
(食事会で水を飲んでしまった。食べ物を口にしてしまった。体内にはアビスワームの卵が存在する。うかつに動こうものなら食い破られてジ・エンドだ)
ヨルムンガンド殿…
(気づかれないように背後に回り込み、「アビスワームの卵は氷に弱い」というメモをしっぽの上に置いた)
- 93 :
- >>92
不味・・・・ヤク・・・バ
・・・・ダ・・・・ナイ・・・ドウ・・・
名前:???
職業:恐らく魔道士
種族:???
性別:男
特徴:なに言ってるかよくわからない
性格:なんだか冷たい
風貌:全身を覆う黒マントのせいでよくわからないが人ではない事は分かる
使用武器:杖の様な物を主体で使うが短剣も使う
備考:ある森で暮らしていたがそれ以前の記憶が無い事に気づき旅をはじめる
様々な魔法の扱いに長けている突然普通に話し始める時がある肉が好き
- 94 :
- >>93
【セリフの意味が分かりません。どう解釈したらいいんですか】
- 95 :
- >>94
すみません
「不味い早く何とかしなければまだ死にたくないどうすれば」
です
- 96 :
- >>86≪アイラ≫
>これは……。
>エミルちゃん、魔力を感じる! 人々をけしかけてる奴がいる――!
あやつじゃ!あ!
>「「ほぎー!!」」
……きゃあ〜!
>>87-90≪ライヒ≫
>弓兵長「シネっ」
ブスブスブス!(矢がささる)
アホとかブスとかひどいのじゃ!
(エミルは矢を何十本も浴びてよろよろと倒れこむ。でも無事だった。
ドレスの下に入れていた大きな本が盾の代わりになり矢を防いでくれた。
本を捨て、穴だらけのドレスを上手いこと纏めて縛って胸を隠す)
>>91≪ヨルムンガンド≫
なんじゃ、魔獣にもどってしまうのかえ?
そうなってしまっては本能だけの自由な存在じゃ
人の世のしばりごとなどアホらしく感じよう…
じゃが魔獣に戻るのはもう少し待って欲しいの。わしらに最後の力をかしてくれるのじゃ。
>>92≪魔物の国王のメモ≫
ん?この紙きれは……。
(メモの内容に何かを察したエミルは近くの店から大量のカキ氷を持ってくる)
冷たいものをいっぱい食べてお腹の中の虫の卵をのじゃ!
(シャリシャリと頬張るとアイスクリーム頭痛で蹲る)
(そして魔物の国王にもカキ氷を手渡し人質の要人たちに配ることを依頼した)
たのんだぞよ。魔物の国の小さき王よ。
>>93≪黒マント≫
死にたくないとな?なら生きるのじゃ!
(エミルはライヒに叫ぶ)
なにが総統じゃ。おまえなんぞ支配者でもなんでもないただの人殺しのアホなのじゃ!
このように恐怖で人を支配しようなど具の骨頂!
ゆるせぬ!
(飛び出して、第一の障害であるアビスワームを殴ったり蹴ったりした)
- 97 :
- >>91-92 〈ヨルムンガンドと魔物の国の王のやり取り〉
(ライヒは巨体の蛇の背後で行われる怪しい動きには気付かない)
>>93-95 〈魔道士〉
(広場から去らずに残った人物の中には、漆黒のローブに身を包んだ人物がいた。
その魔術師然とした異様な風体に目を止めたライヒは、彼に向かって話しかける)
何者だ? 風貌からして魔道士のようだが……前政権で大臣のいずれかに雇われた者か?
ならば私が継続して雇用する。エールヴァルトを脅かす反乱軍を一人残らず仕留めよ。
特に功績を上げれば、我が親衛隊として取り立てても良い。
逆らうならば、死、あるのみだ。
>>96 〈エミル〉
愚かしい……仮にも魔界の虫を素手でどうにかするつもりかね?
イルラ・アトゥ・ラーバ!
(アビスワームを殴打し続けるエミルに向かって、ライヒが呪文を唱えた。
しかし、エミルの腹から虫が孵化する事は無く、目論見の外れたライヒは頬を歪める)
卵を飲まぬ者がいたのか……? まあ良い。
ドワーフの女よ、力が無ければ人民の統治は不可能なのだ。結果として力が恐れられる。
しかしね、独裁と言うのも悪くないものだよ? トップが優秀であればね!
さあ、アビスワーム共! 愚かな前時代の遺物どもを喰らえ!
(ライヒの命令で、動きを止めていたアビスワームが、戒めを解き放たれたように猛り狂う。
彼らの攻撃手段は強靭な牙での噛みつき攻撃と、自分よりも小さい生物への押し潰し攻撃。
正面から三匹、左右からニ匹。限界まで口を広げた巨大な長虫たちがエミルに襲いかかる!)
- 98 :
- >>97
【腹の中にいる卵の扱いですが、どうしましょうか?普通に氷を食ったとしても位の中で溶けてしまうので、卵には影響がないような気がしなくもないですが】
- 99 :
- >>98 〈卵の設問〉
(基本的に私は打ち合わせを好まない。穴や隙間を考えるのも醍醐味である、と考えるのでね。
何れにせよ、私は事細かにそれはダメ、あれはダメと言うつもりは無いよ。
……が、他の参加者が困っていると言うのなら、幾つか手段を提示してみよう。
まずは魔法で容易には溶けない氷を作る。ヒャド辺りでかな。胃も多少痛みそうではあるけどね。
他には只の氷ではなく、聖水なんかを凍らせたものを使う。これは結構効果的かも知れない)
(魔法に頼らない場合は、ブロックアイスを何個か丸呑みかな。
魔物に寄生するらしきアビスワームは、元々人間を苗床とするのには適さない。
卵にとって人間の体内は過酷な環境である、とする考え方もあるね。
その場合は冷えた胃の中の僅か数度の違いが、卵にとっては致命的であるとして良いんじゃないかな。
人間だって、僅か数度の体温の違いで死に至る事もありうるしね)
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