Kizuna: Fiction for Japan(ペイパーバック) ttp://www.amazon.co.jp/Kizuna-Fiction-Japan-Brent-Millis/dp/1466223170/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1330294373&sr=1-1 東日本大震災復興支援チャリティ本。ムアコックはジェリー・コーネリアス登場の掌編Walking the Hogを寄稿しています。 詳しくはここに ttp://uncle-dagon.cocolog-nifty.com/
Q「永遠の戦士」(エターナルチャンピオン)シリ−ズはどの順番で読めばいいの? A 基本的にお好きに読めば良いのですが、「タネローンを求めて」「剣のなかの竜」「白き狼の息子」は最後に読むことを強く推奨します。 作品の執筆年代順に読んでいくと文体の変化にとまどうことが少ないようです。 この場合、エルリック(「真珠の砦」「薔薇の復讐」を除く)→ルーンの杖秘録→エレコ−ゼ(「剣のな かの竜」を除く)→コルム→ブラス城年代記→剣のなかの竜→「真珠の砦」「薔薇の復讐」→エルリック新3部作となります。 「グローリア−ナ」には「薔薇の復讐」に登場したウェルドレイクやウーナ(Una)と呼ばれる女性が登場する ので興味があれば読んでみてもいいでしょう。また、「軍犬と世界の痛み」と「秋の星々の都」はエルリック新3部作と「剣のなかの竜」に密接な関係があるので両者との関係が気になる方は読んでみることをお勧めします。 「火星の戦士」(永遠の戦士ケイン)「暗黒の廻廊」「この人を見よ」「白銀の聖域」はあまり4戦士に関わる話ではないので、興味があったら・・・
Q 「夢盗人の娘」「白き狼の息子」に出てきたオズワルド・バスタブルって何者? A「The Warlord Of The Air」(風の戦王)(71)「The Land Leviathan」(陸のリヴァイアサン)(74) 「The Steel Tsar」(鋼鉄の皇帝(ツアー))(82)の改変歴史SF3部作(The Nomads of Timeとか A Nomad of The TimeStreamsと呼ばれます)に登場する時の冒険者です。 もともと彼は大英帝国陸軍中尉だったのですが、1902年、派遣先のインド辺境のある寺院で巻き込まれた 不思議な事件のせいで、パラレルワールドの1973年の世界(最新鋭の航空技術が飛行船という我々の世界からずっと遅れた科学の発展を遂げた世界)に飛ばされてしまいました。 その後、幾多の冒険をくぐり抜けて時の冒険者連盟に加わることになります。この3部作当時のバスタブル の年齢は20歳代後半でしたので、「夢盗人の娘」「白き狼の息子」は(バスタブルの主観時間で)十数年後の出来事という ことになります。 じつは彼はムアコックの創出したキャラではなく、イーディス・ネズビット(アニメ「おねがいサミヤどん」の原作者)の「宝さがしの子供たち」に登場したキャラです(6人兄弟の長男)。
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Q エルリックに単行本に収録されていない作品があるって本当? A 旧版のエルリックサ−ガに収録されていた「オーベック伯の夢」と「タネローンを救うために・・・」は今回の 新装版の原本となったミレニアム版には収録されていません。これらの作品は「Earl Aubec」という短編集 に収録されていますので、「Earl Aubec」が翻訳されないことには読むことができない状況です。 他に「翡翠男の眼」が河出文庫の「不死鳥の剣」に、「白き狼の歌」が「別冊文藝ナルニア国物語」にそれぞれ収録されています。 昔、「Elric at the End of Time」(時の果てのエルリック)と「The Last Enchantment」(最後の魔術)が同人誌翻訳の形で 出ていましたが、現在では入手困難です。 また、2006年になって「タネローンを救うために・・・」以来45年ぶりのラッキールが主人公の短編、 「The Roaming Forest」が発表されました。翻訳が期待されるところです。 この短編はDelReyから発売されている短編集Elric To Rescue Tanelornに収録されています。 この本はAmazonで容易に入手できます。 2007年 にエルリックの新作中編A Portrait in Ivory (象牙のなかの肖像画)が執筆されました。 DelReyのElric In the Dream RealmsならびにThe Best of Michael Moorcock に収録されています 2007年 にエルリックの新作中編「Black Petals」(黒い花弁)が執筆されました。 どうやら「神々の笑うとき」と「歌う城塞」の間の時期におけるエルリックとムーングラムの冒険の話のようです。 2008年発売のWeirdtales誌349号に掲載されました(現在はDelReyのElric Swords and Rosesに収録されてます) 2010年にエルリックの新作中編 Red Pearls(赤い真珠) が執筆されました。 この作品はSwords & Dark Magic: The New Sword and Sorcery に収録されています (DelReyの全集には収録されていません) ttp://www.amazon.co.jp/Swords-Dark-Magic-Sword-Sorcery/dp/0061723819
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Q JCイニシャルのキャラって? A 1965年の「The Final Programme」登場のジェリー・コーネリアス以降ムアコックは JとCをイニシャルに持つキャラクターを登場させています(もちろん元ネタはJesus Christ) 曲がりのジャーメイスJermays the Crooked (エルリックなど) ジャリ−・ア・コネルJhary-a-Conel (コルムなど) ジャスパー・コリナドゥスJaspar Colinadous (「真珠の砦」) ジェリー・コーネリアスJerry Cornelius (コーネリアス4部作(未訳)) ジェレク・カーネリアンJherek Carnelian(時の果てのダンサー(未訳)) ジェリー・コーネルJerry Cornel(The Chinese Agent(未訳)など)
Elric The Stealer of Souls ttp://www.amazon.co.jp/Elric-Stealer-Chronicles-Emperor-Melnibone/dp/0345498623/ref=sr_1_8?s=english-books&ie=UTF8&qid=1330292567&sr=1-8 DelRey版エルリック第1弾! Elric To Rescue Tanelorn ttp://www.amazon.co.jp/Elric-Rescue-Tanelorn-Michael-Moorcock/dp/0345498631/ref=pd_ts_fb_6?ie=UTF8&s=english-books DelRey版エルリック(他ラッキール、エレコーゼ、オーベック、シモン、ジェリー、シートン・ベッグなど)第2弾! Elric: The Sleeping Sorceress ttp://www.amazon.co.jp/Elric-Sleeping-Sorceress-Chronicles-Melnibone/dp/034549864X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1225013272&sr=8-1 DelRey版エルリック第3弾! Duke Elric ttp://www.amazon.co.jp/Duke-Elric-Michael-Moorcock/dp/0345498658/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1225013531&sr=1-1 DelRey版エルリック第4弾! Elric In the Dream Realms ttp://www.amazon.co.jp/Elric-Realms-Chronicles-Emperor-Melnibone/dp/0345498666/ref=sr_1_12?s=english-books&ie=UTF8&qid=1330292567&sr=1-12 DelRey版エルリック第5弾! Elric Swords and Roses http://www.amazon.co.jp/Elric-Swords-Chronicles-Emperor-Melnibone/dp/0345498674/ref=sr_1_13?s=english-books&ie=UTF8&qid=1330292663&sr=1-13 DelRey版エルリック第6弾!
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The Whispering Swarm (Sanctuary of the White Friars) ttp://www.amazon.co.jp/Whispering-Swarm-Sanctuary-White-Friars/dp/0765324776/ref=sr_1_2?s=english-books&ie=UTF8&qid=1330292567&sr=1-2 現在鋭意執筆中 Elric: The Balance Lost Vol. 2 (ムアコックの世界観を借用したコミック。ムアコック本人は脚本は書いてませんので注意) ttp://www.amazon.co.jp/Elric-Balance-Lost-Vol-2/dp/1608860663/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1330292567&sr=1-1
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ファイナル・プログラム(英 1973) 予告編 ttp://jp.youtube.com/watch?v=NOFR6MXzkec Robert Fuest's THE FINAL PROGRAMME aka LAST DAYS OF MAN ON EARTH (1973) teaser ttp://www.youtube.com/watch?v=J7OTQCBBaTs The final programme - Needle guns ttp://jp.youtube.com/watch?v=w0uAvssSpnY (映画ファイナル・プログラムにおける主人公ジェリーと弟のフランクのニードルガンに よる銃撃戦。エルリック対イイルクーンの現代版のようなものです。日本語字幕付き) Jon Finch - Final Programme 1973 ttp://www.youtube.com/watch?v=OFUglAFwGaM (ニードルガンの構造がよくわかります) Land that Time forgot (1975) Trailer ttp://www.youtube.com/watch?v=d0K97czqecQ (E・R・バローズの同名小説の映画化予告編。邦題「恐竜の島」ムアコック は友人のジム・カーソーンとともに脚本を手掛けています) Michael Moorcock at Austin Books and Comics ttp://jp.youtube.com/watch?v=LHwgVIvdfIM デルレイ版1巻の発売を記念して行われた朗読会の模様。
Michael Moorcock and the Deep Fix-Candy Floss Cowboy ムアコック自身のバンド「 The Deep Fix」による曲。ボーカルはムアコック本人。
オーベック伯の夢(1964年5月) The Roaming Forest - "A Rackhir story"(2006年6月) Elric: The Making of a Sorcerer(コミック。小説もあり)(2007年7月) メルニボネの皇子(1972年9月) 真珠の砦(1989年6月) Elric: The Return to Melnibon・コミック)(1973年) 白き狼の歌(1994年) この世の彼方の海(1976年3月) 時の果てのエルリック(1981年) 夢見る都(1961年6月) A Portrait in Ivory(2007年) 神々が笑うとき(1961年10月) Black Petals(2008年3月) Red Pearls(2010年) 歌う城塞(1967年)
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暁の女王マイシェラ(1972年) 薔薇の復習(1991年8月) 夢盗人の娘(2001年2月) 魂の盗人(1962年2月) 最後の魔法(1978年発表。実際は60年代に書かれた) 闇の三王(1962年8月) 炎の運び手(忘れられた夢の隊商)(1962年10月) 死せる神の帰還(ストームブリンガー)(1963年6月) タネローンを救うために…(1962年12月) 黒い剣の兄弟(ストームブリンガー)(1963年10月) Duke Elric (コミック。小説もあり)(1997年) スクレイリングの樹(2003年2月) 白き狼の息子(2005年6月) 悲しき巨人の盾(ストームブリンガー)(1964年2月) 悲劇の王の死(ストームブリンガー)(1964年4月) Dream of a Doomed Lord - "A vignette, Doomed Lord's Passing"(1980年)