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2013年02月ニュー速VIP+119: 大切な人が、帰ってきた。 (454)
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大切な人が、帰ってきた。
1 :2013/01/12 〜 最終レス :2013/02/12 彼女とはフロリダで会った! 書き溜めてないけど、書いていきます
2 : まだ夢から覚めないとはな かわいそうな奴だ
3 : 2011年6月 フロリダの学校で、なんとなく授業を受けて、なんとなく中庭を歩いてた! そんな毎日。 大学の入学直後、留学制度を使って俺はアメリカに留学。 アリゾナの日差しは俺にとって最高だったし、課題と友達、いろんなことにもまれる 毎日もわるくなかった。ホストファミリーもはずれじゃなかった! 向こうで生活してしばらくすると、頭だけつかって疲れる毎日に嫌気がさしてくる。 高校までばりばりスポーツマンだったから
4 : そんなときに、アメフトを始める! むこうの大学で知り合ったデイビスの誘いだった! 元々陸上部だった俺は、体はおおきくないけど運動神経には自信があったので二つ返事で やってみることに! むこうではアメフトがすごくメジャー!どのくらいメジャーかっていうと こっちの学校でサッカーか野球が人気なように、アメリカの(少なくとも自分の地域では) アメフトか、野球か、バスケか、みたいな。 期間ごとに野球、バスケ、アメフト、みたいにやりわけてる器用なやつもいる。 今も日本でアメフトをしているわけだけど、フロリダにいた六ヶ月の中で特に面白みのある話はない。 しいていえば退学になりかけたくらい。
5 : どのみち、アメフトをはじめたことが自分の人生を大きく変えたと思う。 6月の暑い中、練習中にチームメイトにいちゃもんをつけられた。 自分はランニングバックだったのだけれど、留学生というだけで メージ(試合形式の練習)にだしてもらえたり、ちやほやされるのがそいつは気に食わなかったらしい。 ちなみに人数はめちゃくちゃいて、それでも少ない大学だったけど100人くらい。 ランニングバックは花形ポジションで、競り合いが激しい。 いちゃもんをつけてきたのはスミス。黒人で背が高くて英語がなまってる。引き抜きでほかの地方からきたらしい。 乏しい英語力のなかで聞き取れたことといえば罵詈雑言の数々 英語の暴言っていうのは日本語に訳せない。 留学前のオリエンテーションで、暴力やトラブルには気をつけるように、ってさんざん言われた。 意外と向こうの大学は校則が厳しい。
6 : みんなとも仲良くなかったし、おもしろいから見てる奴もたくさんいたと思う。 誰かが止めてくれたらもっと丸く収まってたかも。 一発殴られてぷちんってなった俺は大外狩りで一蹴。 中学時代柔道部でよかったって思ったのはこの一瞬だけだった 気がつくと学校から停学を食らった。 それも二ヶ月。え、俺あと四ヶ月で帰るんですけど。って思ってた。 どうやらスミスは大外狩りで腰を強打して次の試合にでれなくなってしまったらしい。 それでむこうの親が抗議してきて留学生とはいえ校則は校則だから、と。 モンスターペアレンツってどこにでもいるんですね。 こっちでの単位をとったことにはならないけど、 日差しは最高だし、空気も澄んでるし、(ホストファミリーの家は田舎だった、 通学には自転車で一時間かけていってた) このままいろんなとこにでかけんのもありかなーって思ってた。
7 : ホストファミリーはすっごい優しくて、この三人とは今でも連絡を取ってる お母さんとお父さんは50くらい。少しふとってて、郊外で飲食店をやってる。 一回行ったけどアメリカの店はピザが安いしでかいしドリンクバーとか基本でかい。 でキャラが濃いのはその娘のジョー。 フロリダ娘って感じに肌が小麦色で、高校でバスケをやってる。 たぶん、フロリダのギャルっていったらこんな感じなんだろうなあって思った。 口調がきつい。気に入らないことがあるとすぐファ〇ク言う。でも俺が使うと汚い英語使わないで。 って怒られる。 ホストファミリーに事の顛末を説明すると、意外にもおこられなかった。 のこりの期間、ゆっくりすごせば?とのこと。 お気に入りのロードバイクにのって少し旅をすることに決めた、 この途中この家族にはさんざん助けられることになる。
8 : ジャクソンビルは都会だ。でかいし人も多い。 ジャクソンビルとか都市をぬけると、すぐ海がある。 7月なかばくらい、自転車でのバックパックもつかれたなーなんて思ってた。 とまるところはジョーの友達の家とか、ファミリーの親戚の家だった。 昼は暑いのに、夜は割りと寒い。ちなみにここの人たちは冬でも半そで。 むこうの時間で、7月26日。 自転車をとめてビーチで休憩しているとき、ある人に目がいった。 フロリダはひざしがすごい。黒人もたくさんだ。スペインも、メキシコも、 フロリダだけか知らんが国際的な場所だった。 そのなかでもひときわ白い、真っ白な人がいた。 むこうにしてはめずらしく髪も結んでいなくておろしっぱなし。 直感でわかった、あ、この人日本人かもって。
9 : そのときの記憶は鮮明にある。 ブルーのホットパンツに、Tシャツ、ビーチのお店でジュースをひとりで飲んでた。 髪が黒い。真っ黒だった。日本人的な真っ黒さ。 横顔は凛々しくて、犬を思わせるようなりりしさだった。 妙に惹かれて、俺は話しかけてみた。 「あの〜・・・」 「あっはい。えっ日本人ですか?」 このときのことも覚えてる。こっちを向いたときにまずおどろいたことは、 目が黒くない。淡い茶色で、日本人的じゃない顔立ち。 「日本語、わすれそうだよー」 といわれたのは覚えてる。 話を聞いてみると、アメリカで5歳まですごしてそれから高校卒までは日本ですごしたらしい。 家では英語ではなしていたらしいので、日本語も英語も不自由していない。 父がドイツ系アメリカ人で、名前はリサ。将来日本にいてもアメリカにいても こまらないようにこの名前にしたらしい。
10 : 誰かいるかの?
11 : いる
12 : いるけど語りたいんだろ?
13 : いるよー面白いから見てるは
14 : 感じ悪いホストファミリーって居るのかなあ
15 : 語りたいごめんなさいw >>14 感じ悪いホストファミリーももちろんいますよ! 感じ悪い、というかやっぱあたりはずれがあって、自分の場合はみんな優しくて 「合ってた」って感じしました。(あわせてくれてたのかもしれないですけど) 友人のところなんかはおじいさんとおばあさんでしかもイタリア系だったので毎日 パスタで辛いっていってましたwwwwww 続けますね
16 : パグ犬のような凛々しさ!
17 : リサにフロリダの大学にいってて、停学になってて、旅してて、っていう話をしたら、 爆笑された。ひたすら笑われた。 夕方くらいだったんだけど、人気のないビーチで笑い声が響いててちょっとはずかしかった。 このときわかっていたのは、彼女は声が大きい。あと、表情が豊か。 よく学校ではお前は主張が言葉にも表情にもでないから気持ち悪い。 と指摘の意味でよくいわれていた。 アメリカ人は主張してなんぼの文化があるのでこういうこともさらっという。 日本人の言葉を選ぶ感じが表情とは矛盾しててもやもやするともいっていた。 というわけで向こうでそだった人は感情表現が上手だ。 リサは大学にはいってないらしい。 日本で高校を卒業して、こっちにいる親戚にあいにきた、とのことだった。 いろんなことを話していると、気付けばよる7時まわってた。 夕飯どうするの?夜どうするの?と聞かれたところで、 親戚の家からはダイブはなれていて、これから宿を探そうにも面倒だと気付いた。 「リサは余裕そうだけどどこに帰るの?」 「私はビーチからバスで15分くらいのところに行くよ!親戚の家。よかったら来る?」 なんて会話をしてて、その日はオジャマすることにした。 ジョーの友人に電話一本でアポとかとってたからそこらへんは慣れていた。 自転車をどっかのアパートにつけてバスにのってゆられていると、ど田舎に入っていった。 ついさっきまで都会だったのに、、、なんてことはアメリカではよくあること だ。アメリカは広い。
18 : 家について思ったことは、でかい。 アメリカで一軒家をもっている家はだいたいでかい。 ただそれでもリサの親戚の家はでかかった。アメリカでは土地と家があることはステータスらしい。。 日本でもおなじか。 プールがある中庭にはダルメシアンが一匹。 オレンジのような肌色のような大きな家の中には、うさぎがいた。 うさぎを中で飼っていることはめずらしいらしい。なぜならアメリカの国立自然公園とかだと リスとかうさぎが普通にそこらへんにいるから。 リサが「ベイビーが新聞破いてるからスーパーで野菜買ってくる」 なんてことをはなしてて、このウサギ、ベイビーって名前なんだって思ってた。 リサの親戚は多かった。この地域では週末にみんな庭にあつまってBBQとかパーティーをする。 だから留学しているうちに知り合い全員覚えるとか多分無理だった。 家の主のハンナは活発で若さのある40歳くらいのおばさん。 おばさんというよりお姉さんというほうがよかったかもしれない。 眉間にしわをよせるのがくせで、よくリサに言われていた。 ハンナの旦那のジェイは建築士をやってるらしい。すこし厳しいがおおらかな人だった。 ジェイはあだ名で、かしらもじをとってる。本名は知らない。 リサが帰ってくるまで、正直気まずい部分はあったけど、ウサギにかまったり、 ハンナがおしゃべりなおかげで助かった。
19 : リサが帰ってくると、リサが質問攻めにあった。 どこで知り合ったの?電話してくれればいいのに!日本人? いつかえるの?日本食作ってよ!なんてことをいろいろ言ってた。 そんなこんなでリサの親戚に日本食を振舞うことになった。 オリエンテーションでじゅんびしていたものの、アメリカ人に料理を作るのははじめてた。 それを言うとリサが手伝ってくれることになった。 結論からいうと、リサは料理が下手だ。なにがへたかたというと味付けが雑。 だから味が濃いし、あ、こいつは馬鹿なんだな、と感じたのは、ご飯をなにやら炒めていたからなにをつくってるの? と聞くと全力で「チャーハン!」と応えられた。 「チャーハンは中華料理だろ馬鹿」とののしったのは、出会って3時間後のことだった。
20 : 意外にも、一番人気があったのはリサの作ったチャーハンだった。 俺の作った肉じゃがが一番不人気で悔しくて、 「いやいや、それ日本食じゃないよ中国だよ中国」 と英語で説明しても、 「そんな細かいこと気にスンナ、はげるぞ!」 と言われた。おい。 適当なところはさすがアメリカ人である。 日本のことをいろいろ聞かれた。 日本の箸ってやつはどうだとか、侍なんてほんとはいないの知ってるとか、 日本人の髪を染める個性はわからないとか。 気付くともう寝る時間で、話で盛り上がっていたもののこの日は寝ることにした。 シャワーを浴びて、リサの向かいの部屋の客人用の部屋で寝た。 夜中になると、ドアノブが回る音がして、起きた。 起きてる?起きてるよ、どうしたの? なんて会話をして、眠れないらしい。 彼女は不眠症だった。寝付けないし、寝付いてもすぐ起きる。 目の下の隈をめだたないように化粧していたらしい。 庭のブランコで話していた。 お互い性格の相性が良かったのか、出会ってほんの数時間で仲良くなっていたらしい。 俺としては、敵地(?)で久々に日本人にあって、少し安心していた。 大学の留学生組みはみんな韓国人とか中国人でウマがあわないし、仲良いデイビスもいまは 俺が停学中だから電話しかしてない。単位がむこうで変換できないからどうしよう、 なんて話をしたら 大学やめちゃえば?とか極端な話をされた。 ここヶ月自由すぎて、自分が学生であることをすっかり忘れていた。 リサは日本でなにをしていたの、と聞くと、なにもしていなかったらしい。 いわゆるニートってやつだ。まあ女の子だしいいんじゃない、みたいな甘いことを言っていた。 その日は気付いたら庭のハンモックで寝ていた。
21 : 朝、リサに起こされて目が覚めた。 朝といっても5ジくらいだ。繰り返すがこいつは馬鹿だ。 俺は眠いけど彼女が眠れないから俺を散歩につき合わせるらしい。 むこうのこの時期の5時はうすぐらかった。 顔を洗ってしぶしぶリサにつきあった。 犬も同伴していて、犬のリードは俺が持たされた。 もうひとつわかったことがあるのは、こいつは自分勝手だ。 いままで彼女なんていなかった自分が、こうして女の子と歩いていることがすこし 不自然におもえたけど、まあいいかなんて考えていたのは覚えている。 少し歩くと、ちいさな公園についた。向こうの公園はあまり遊具がない。 バスケットコートがあって、広場が合って、という感じだ。 彼女の目的は公園の向こうの湖にあるらしい。 この景色がまたすごくて、黒く広がる湖の水面に朝日が輝いた。 いいものみせてあげるから!なんて漫画みたいな台詞の目的はこれだったんだなあと感動していると、 彼女の自分勝手に対する感情がやわらいだ。 朝日に照らされて気付いたことは、彼女の髪の色が落ちていることだった。 彼女は髪の色は瞳とほとんど同じ色だ。真っ黒に染めているのは、そのほうが日本人ぽいから、ということらしい。 「髪を染めるだけの個性なんて」 が彼女の口癖だ。
22 : よし眠い 俺は寝るから書き溜めよろ 起きたら読む
23 : その日は、家で過ごした。 連日自転車を漕いでいたため少し疲れていたらしい。 「つき合わせてごめんね」 なんて彼女にとってめずらしい言葉を聞いたのを最後に、 午前中はソファでずっと寝ていた。 ハンナとジェイは朝早くにでかけたらしい。 昼ごろにおきても誰も居なかったのは、この家ではめずらしくない。 リサはなにもいわずにどこかにいっているし、そんな子だった。 アメリカの冷蔵庫はでかい。しかも一家庭にひとつではことたりない。 家族となれば二つ三つとあるところもあるらしい。 冷蔵庫にはいつもなにかしらが入っていて、どでかいオレンジジュースやら、 賞味期限のわからないピザやら、サラダやら。 俺はハンナの作るラズベリーパイが好きだった。 三時ごろになるとリサが帰ってきた。 どうやら雨ガふりそうとのこと。 フロリダもある地域では雨がめずらしくない。 あるところでは一年のうちの半分以上は雨だとか。 その日は夕飯はハンナがつくってくれて、 みんなでアイスを食べながらTVをみる、という漫画っぽいすごしかたをした。 アメリカのTVは日本ほどバラエティー性がない。 俺はどうやら寝たり無かったらしく、リサが一人で部屋をでる音を聞きながら、眠りに着いた。
24 : シャワー浴びてました! ちなみにアメリカでは、髪を染めていると不自然にみられる 全員が全員そうじゃないけど、本来もっているその黒髪をどうして染めるの? って感じみたいです。 だからリサはいつも髪を染めるだけの個性なんてって言ってたみたい ちなみにそいつがに合ってればいいんじゃない?みたいな意見の人もたくさんいる 不眠症である彼女がいつねるのだろうとふと気になって聞いたことがある。 いつもふといなくなる時間はビーチで寝ているのだとかなんとか。 荷物とかとられないの?とか聞くと、いつもほんとどなにも持ってないでしょ って言われて、確かに! ビーチで寝るってwwwwwwww ちなみに夜も寝れたのかわかんないけど2、3時間はベッドでねたつもり、っていう日も多かった。 8月を迎えたときは、まだハンナの家だった だれも「このさきどうするの?」と聞いてこないから、 あえて自分から「これからどうしようか迷ってる」 と夕食の時に言ってみた。 予想外にも、みんな一瞬固まると、「どっかいっちゃうの?」といったような ニュアンスの意見をくれた。 居候の存在を意外にもみんな気にしていなかったようだ。 ハンナの話によると、リサは一人だとあまり喋らないらしい。 夕飯のときでも、俺がきてからよく喋るようになって、ハンナもジェイも少し戸惑っていたらしい。 リサはがこんなこだなんて思わなかった!ってハンナもジェイもいってたのを覚えてる 金曜日の夜は、決まってみんなで外食するのがジェイの気遣いだ。 ちょっと都市にでて、ステーキハウスでディナーを食べたり、たまには映画をみたり、 たまに、まったく関係ない俺がなんでここにいるんだろうと、疑問に思うこともあった。 アメリカのくいもんはとりあえずでかい。ハンバーガーもそうだし、 ホットドッグやポップコーンもとりあえず一人前が二人前くらいはあるだろって量。 ちょうど8月くらいから、この地域は雨が増える。 雨だとリサもビーチにでないので、家で寝ている姿をみるのは新鮮だった。
25 : 本当何でアジア人は髪染めるんだろうね
26 : スレ主寝たのか
27 : 落ちる前に頼むぞ
28 : 続き待ってる
29 : >>25 漫画で変な色がついてる髪を見慣れてるから。
30 : >>26
31 : ほ
32 : し
33 : の
34 : す
35 : ほ
36 : フロリダでフラレタ
37 : ほす
38 : 1です。遅くなってすいません 家あけてて今かえってきたので書いていきますね!
39 : 待ってたよ
40 : 面白そうなスレ発見
41 : 俺もアメリカという地に渡って、日々の疲れに気付いてなかった。 もちろん大学ですごしていたころは友達という友達もいたし、 ホストファミリーは優しいし、でもさすがに毎日一時間往復で二時間かけて自転車こいだり、 山ほど出る課題をこなしたり(アメリカの大学では執筆しないなら〇ねというギャグがあるくらい 厳しい。)、疲れていてもそれをごまかしながら過ごしている毎日だった。 そんなときに停学になって、正直心が折れそうだったと思う。 アメフトはいい感じに気晴らしになっていたのだけど・・・。 自転車こぐのは好きだったし、旅の矢先リサっていう人に出会って、 心の居場所になっていたと思う。 俺はしばらくはリサの家でのんびり過ごすことに決めていた。 大学もうだめかなーなんてこと考えながらも、 たまっていた課題はこのときにこなしていた。 手伝ってあげるよーなんていっていたリサも、頭は悪くないのだけれどあきっぽいのですぐやめていた 余談になるけど、日本みたいにちょっと駅まで自転車で10分、なんて距離は、アメリカ人に とって歩いたりする距離だ。地方によってはスケボーでみんな通学してたりする。 日本の自転車の距離がスケボー、車の距離が自転車、そんな感じ。 俺の地方は田舎だったし、なによりバスも時間通りにこないから自転車が当たり前あだった。
42 : ハンナとデイビスは、眠れていないリサの心配をいつもしていた。 いつも「健康には気を遣いなさい!」ってちょっと強めに言われていた。 たまには口げんかすることもあった。 親みたいな親戚だなあ、とたびたび思っていたけど。 リサは、不眠症なことに関しては、自分ではあまり気にしていないらしい。 人間は3日ねないとしぬんだってよ〜とか平気でいっていたし、 自分は一日3時間とか二日おきに寝てるから大丈夫だとか。 それで驚いたのは、彼女が散歩にいかない日は一日中ずっと寝てたりしたことだ。 不眠症の人はむらがあるらしい。彼女曰く。 リサに出会ってから、アメリカでは本当によく笑うようになった。 アメリカにきてからというもの、語学の勉強に追われていて、 課題にもおわれていて、停学で心が折られて、正直少し病んでいたと思う。 新天地にきて、心のそこから笑ったことがなかった。 でも、少しずつ笑う時間が増えて、いつのまにか彼女といるときはリラックスしていた。 心に余裕ができると、できることも増えてくる。 見えてくるものも増えてくる。 俺は、彼女がよく言う 「A creaking gate hangs long.」 (少しくらい病気があったほうが、長生きするじゃん) という言い回しが大好きだった。
43 : 忙しい日や、楽しい日の毎日は電光石火ですぎていった 8月の一週目になると、俺はバイト探しを始めた。 アメリカの面接はけっこう適当で、というか、バイト程度なら面接をしないところだって多い。 ファミレスやカフェのバイトがけっこうあったけど、いかんせん時給?が安い。 リサやハンナの話によると、カフェ店員などのおもな収入はぶっちゃけチップだという。 バイト探しで疲れていたころ、リサが 「水族館に行きたい」 といっていたことを思い出して、リサが散歩する前にいかないかと声をかけた。 「えー!うん、いいよ!」 とお得意の真顔で答えたのをよく覚えている。 アメリカは広い。その上水族館や動物園、植物園なんてのがたくさんある。 たぶんフロリダだけでもあわせて30くらいはあると思う。 この日は、マイアミ水族館というところにいった。 フロリダの地図でいうと、ジャクソンビルは北にあって、マイアミは最北端あたりに近い。 ハンナの家はマイアミよりさらにしたで、バスで大体2時間くらいはいったと思う。 マイアミは人が多い。海も近いし店も多い。 マイアミ水族館はけっこう有名な水族館と動物園で、この日も割りとひとがいたと思う。 ペンギンはもちろんのこと、変な深海生物もいたし、 水質大丈夫かこれって思うほど汚いところにすむナマコ、 どじなマンボウ、リサはクラゲをみて喜んでいた。 彼女はちょっと変だ。 トカゲや亀とかもいたし、夕方ごろにはシャチのショーをみてふたりで盛り上がっていた。 夜にビーチのお店で二人で談笑していたとき、 「デートっぽいことするのはじめてだなあ」と思っていた。 会話が途切れて、海をボンヤリ眺めているとき、 「あと2ヶ月もしないでかえらないといけなのかあ、嫌だなあ」 とか考えていた。 アメリカは広い。 バスは時間通りにこないし、電車は大体遅れてくる。 人は大体てきとうだし、スラムは怖い。 ステーキはでかいし、ピザは安い。 日差しは好きだし、寒くも無い。 変な人もたくさんいるけど、今はアメリカがラクだった。 大きく世界が変わるのは、日本に帰る直前だったと思う
44 : 余談だけど、アメリカへ来た日本人は文化の違いに驚くと思う。 イエローキャブ(タクシー)はスラムからきましたみたいな兄ちゃんが運転手だし、 ぼったくりなんて当たり前だ。 「あ、こいつ道しらねえ遠回りしてやるか」 なんてこともざら。 それを防ぐために事前にチップを渡したりする。 俺がまず嫌だったのは、公衆トイレだ。 日本の大便するところは、個室が多い。 だけどアメリカの公園とか公衆トイレは、 個室という概念がほぼ崩れ去っている。 まず、足と頭が外から見える。 これは中に人がいるかどうか外部からみえるようにするためらしい。 犯罪防止ならほかにもっと方法があったんじゃないか? 小便しているアメリカン兄ちゃんはこっちが用を足してる途中に 「よお!中国人か?」 なんて話しかけてきたりもした。 なんていうか、あいつらはノリが軽い。 「ここでクソするなんてめずらしいな!気に入った今度のみにいこうぜ !」 とか軽くいったりする。 最悪だったのは、小銭を入れないとトイレットペーパーがでてこないトイレだ。 それをしらなくて、初めてアメリカで 「Somebody help me!」 を使った。笑われた。
45 : 店員に対して敬語が使えないだの態度が悪いだのいうのは多分日本人だけだ。 韓国やなんかも敬語みたいな言葉があるらしいけど。 ご存知のとおり、英語の表現に敬語は無い。 だから、普通に雑貨やとかの店員とかも 「Do you use any bag?」 (袋使う?) とかいってきたりする。 と、いうか、コンビニとかだと店員同士でトランプしてたり 奥で携帯いじってたりするのがけっこうあたりまえだったりする。 ただ、言葉遣いというのは「教養」として問われる。 敬語はないが、英語には格調がある。 簡単に言えば、 Can you tell me direction to park? (公園までどうやっていくか教えてくれる?) と Could you tell me direction to park? (公園までどういけばいいか教えてくれますか?) だと、丁寧さが違う。ちょっと高級なジュエリーショップとかだと後者が多かったりする。 ただの余談だ。
46 : フロリダの大学から連絡がきていると日本から連絡がきていた。 いちおう事情は説明して、すでに停学期間はあけているのに学校に来ないことに向こうの 大学が心配に思って連絡していたらしい。 じぶんを担当していたマッドという先生に直接電話を入れた。 「先生、ごめん、俺行く気ないや」 「どうしたんだ?話してみろ」 「いや、停学中に自転車で旅してて実はいまホストファミリーの家にいない。ジャクソンビルからも 離れてるしマイアミにいる」 「マイアミ!?うらやましいじゃねーか。お前10月にはかえるんだろ?」 「うん、成績ごめん。」 「成績は適当につけといてやる。ただ、俺がマイアミにいったとき奢れよ!」 なんて会話をして、ああこいつら適当だなあと考えていた。 アメリカの大学ではけっこう成績が厳しくつけられたりする。 たぶん、日本のどんな大学よりもそこらへんはストイックだと思う。 勉学にたいする積極性を見られる。 というか、日本人が勉学への意欲がなさすぎるんだと思う。 そもそも、アメリカだと息子や娘が成人、または大学入学直後から 親元を離れるケースがほとんどだ。 むこうの学生は一人暮らしをしつつ学費を一人でかせいでいるパターンが多いし、 聞いて驚いたのは、ハンナの姪は小学5年生のときに 親に100万円渡されて、「このお金でこれからどうにかしろ」 といわれたらしい。結局彼女は株を学びつつ資金を増やし大学の学費くらいはなんとかなるくらいまで増やしたらしい。 つまり、むこうの学生は日本の学生よりずっとしっかりしている。
47 : 英語は簡単そうでいいなあ 日本語は敬語だけでも謙譲語とか尊敬語とかあって本当に難しい
48 : リサのことを気になり始めるのは、9月にはいってからだったと思う。 このとき俺たちは近くの幼児スクールで日系家庭の子供たちに日本語を教えていた。 ハンナの親戚が経営している学校らしく、バイトを探している俺にはちょうどよかった。 子供はかわいいし、給料もそこそこだった。拘束時間も短かった。 やることが増えると、意外にもリサはよく寝ていた。 リサは甘いものが大好きだ。 アメリカではアイスが小さいサイズでうってない。 ほとんどファミリーサイズで、1キロとか2キロとかあるのに、 それでも日本円で500円くらいだった。 リサは本当によく食べる。アメリカ人はTVをみてる時間がすごく長い。 そんなときにみんなきまってなんか食べるもんだから、ハンナもジェイも痩せては居ない。 アメリカ人が太ってるのもよくわかる。 リサはいえにいるとき四六時中アイスをたべてた。 それでしょっちゅうおなか壊してたし、 それでもまだ食べ続ける。 寝る直前まで食べてるから、 「寝れない理由それだろ絶対wwwwwww」 「いや違うからwwwww」 なんてやりとりをしてた。 そんな彼女がかわいいなあ、なんて気付けば思っていた。 当然、日本になんて帰りたくなかった。
49 : ちょっと休憩! なんか質問とかあったらお願いします^^
50 : >>47 謙譲語、尊敬語とかはめんどくさいですよね、日本にとっては当然なんですけど・・・。 英語は表現を覚えるだけで生活はできますよ!ビジネスとかしないかぎり。
51 : >>47 謙譲語、尊敬語とかはめんどくさいですよね、日本にとっては当然なんですけど・・・。 英語は表現を覚えるだけで生活はできますよ!ビジネスとかしないかぎり。
52 : 余談が面白い
53 : アメリカの気候変動は激しい。 昼にギンギンに日が照っていたと思えば、次の日には雪がふるくらい寒くなったり、そんなつ地域もあるらしい。 フロリダは日本に少し似ている。からっとしているからあつすぎないし、 これで4度なんだ!ってくらいあったかかったりする。 あきには紅葉だって見られるし。 9月後半、リサとダルメシアンのモリー(メス)と公園を散歩していると、 日本人に話しかけられた。 奈菜。ホームステイで留学している大学生らしい。 めがねをかけていて、不健康そうな肌のしろさ。 いびつな英語表現。アメリカにきて一週間らしい。 ホームステイ先がはずれだったらしく、迎えてくれた次の日の朝には放置プレイをかまされたらしい。 話してみれば意外と明るい子で、日本人がいて安心したらしい。 せっかくなので、その日はハンナの家でみんなで夕食をとることにした。 奈菜は少し緊張していたけど、すぐ打ち解けた。 なんとホームステイ先の家がハンナの家から歩いて10分ほどのところにあり、 ハンナは奈菜のホームステイ先の住人たちをあまりすいてはいなかった。 むかしから少し変わった家で、ホストファミリーをむかえいれるのは奈菜がはじめてではないらしい。 これもハンナからきいた話だけど、アメリカ人は受け入れる留学生は けっこう日本人を好む。なぜなら、韓国人や中国人も留学生の仲にはたくさんいるのだけど、 部屋をきれいに使わない。ものをきれいに食べない。文化が違いすぎる。 などの理由らしい。それに比べて日本人は礼儀正しすぎるけど、部屋はきれいにつかってくれるし、 話せば素直な子が多い。とのこと。 ホームステイ先に払うお金ってけっこうかかるけど。 奈菜はその日夜遅くにホームステイ先に帰ったけど、いえに誰もいないとのことで すぐまたこっちに戻ってきた。 その日は涼しかったので一晩中庭に寝そべって三人で話をしていた。 アメリカは星がきれいだ。 日本の田舎よりずっと星が見える。 日本では見えない星も見える。 リサはたまに不思議なことをいう。 「空ってきれいだと思う?」 「うーん、きれいだと思うよ」 「空って青いと思う?」 「空は青いよね」 「そんなの嘘だよ。」 「どういうこと?」 「空が青いなんてのは、本当の空をみてないよ。青い空なんてニセモノ。それでも空は綺麗だよね。人間の目は、ニセモノでも美しいと思っちゃうんだよ」 一分後には、彼女の寝息がきこえてきて、先に寝るなんてめずらしいなあと思いながら、 奈菜も寝ていることに気付いて、二人に毛布をかけると、その日はなぜか眠ることができなかった。
54 : 余談だけど、アメリカとかに旅行したとき、なるべく事故とか病気は避けたほうがいいと思う。 一回だけ風邪が辛くて病院にかかったんだけど、 普通に薬とかでただけで日本とかだったら2千円しないだろうなって奴で1万近く取られた。 しらべてみたら、日本ほど保険の制度が整ってる国は無いらしい。 まじでぼったくりだろってレベルでとられる。 ちなみにアメリカは太ってる人がめっちゃ多い。 ぽっちゃりとかそういうレベルじゃない。肥満。 平均値でみると、 日本人158センチ、53キロ(平均)に対し、、 アメリカ人163センチ、84キロだもんwwwwwwwwwwww ちなみに日本人の平均バストはBアメリカ人はE。だってデブ多いもん。 もちろん美女も多い。
55 : アメリカの銃社会という文化には驚くと思う。 まず人一家庭で複数拳銃を所持してると考えてもいい。 州によって差はあるんだけど、大体銃の所持には資格が必要らしい。 そして、銃は意外と高い。ピストルとかでも何十万とかする。 もちろん違法なんだけど、ブラックなお店で安くうってたりするらしいんだけど、 銃の規制は厳しいらしくてすぐ逮捕されたりする。 規制は厳しいにしてもやっぱ乱射事件とかおきたりしちゃうんだけどね。 リサは銃が大好き。ぶっとんだ感じが大好きらしい。 アメリカでは銃が買えるお店では、大体地下とかにためしうちできるところがあったりする。 みんな大好きデザートイーグルは馬鹿みたいな値段だった。 リサが興奮していろんな銃ためしうちしてたんだけど、銃ショップのおっちゃんに気に入られて 郊外にある銃撃ち放題みたいなお店を紹介してくれた。 そこでスナイパーライフルとか初めてみて興奮した。 その日はリサと空砲だけど一日中ピストルをいじりながら笑ってた。 ちなみに日本にも空砲で銃いじれるところはあるらしいですよ? アメリカのギャグで、できちゃった結婚は Shogun Wedding・Shogun Marriage って言う。嫁の父親がショットガンをもって怒鳴り込んでくるからwwwwwww ちなみにむこうだとできちゃった婚ていう表現は露骨に嫌がられます
56 : ショットガンマリッジってそういう意味だったのか
57 : ショーグン婚わろたw
58 : 1です 更新があきあきになってしまいごめんなさい 今日はちょっと忙しくて更新できるかわからないので見てくれている人は申し訳ないです なにか質問とかあったらお願いします
59 : 楽しみに待ってるよ
60 : 待ってるよー
61 : 禿しくC
62 : もう少しはやくこのスレに出会ってればなー
63 : 携帯から1です
64 : 更新が滞ってしまい申し訳ないです。 今週がいそがしいのですが少しずつ更新していくので今日の夜まで少しおまちください 日記をみながら書く部分を選んでます
65 : 待ってやした
66 : 楽しみだなー
67 : 1です。 本当にごめんなさい、今週末まで時間が取れそうにありません。携帯から少しずつでも書き溜めていくので更新はいましばらくまっていただけますか? 見てくださっている人がいるにもかかわらず私情をはさんでしまい申し訳ないです
68 : 週末には必ず一度に書くペースをあげるので、よろしければ保守、お願いします
69 : まかしとき
70 : 大切な人は奈菜パターンはないよな?
71 : まってるぜよー
72 : ホッシュッシュ
73 : ホ
74 : モ
75 : ほしゅー
76 : ほ、ほ、ほしゅ〜なんだなぁ〜
77 : ほしゅほしゅ
78 : あ
79 : な
80 : る
81 : ほ
82 : ル
83 : そうきたか‥
84 : 捕手
85 : た
86 : の
87 : 1です!PCを新調したのでID変わってるかな? 保守ありがとうございます! お待たせしてごめんなさい! 日記とかみてかくところ絞っていったのである程度スムーズにかけると思います! スローなのに付き合ってくださっているみなさまありがとうございます><
88 : 菜奈にであってすぐ、俺が考えていたことといえば日本に帰らなければいけないことだった。 アメフト部にはいってすぐ停学をくらって、アメリカの大学の鬼畜な課題の量からは 逃れても忙しい毎日?を送っていたけど、海外の目新しいものに囲まれてすごす半年っていうのは、短い。 基本的に留学するときは行き帰りのチケットは自分で手配すると思うんだけど、 俺の場合は日本でいきのチケットしか手配してなかったので帰りのチケットはこっちで用意しなければいけなかった。 しかも、一応9月の後半に日本の大学の履修登録(PC)は済ませていた。 ぶっちゃけ日本帰らなくていっかとか考えてたけど、奨学金かりて大学いってるから それはないなとすぐに思った。 帰国を遅らせてもむこうの単位もあるしチケットをとるのはやっぱりおっくうだった。 9月後半でフロリダの気候はそのときはおだやかになっていた。 相変わらずバイトがある時以外は二人か三人で過ごしていた。 夜は映画やテレビをハンナ、ジェイ、リサ、俺、そこにあたらしく菜奈が加わっていて、 新鮮だったのが、菜奈の英語の言い回しをハンナが直してあげることだ。 俺は母親が英語を話すので、ある程度こっちにきてから苦労はしなかったんだけど、 それもこっちにきてから大学の教授とか友達に直されていた。
89 : 見てるからゆっくりね あとこれまとめに載ったら俺のレスはカラフルにしてもらいたい
90 : お帰りなさい
91 : 9月の後半のとき、公園でショッピングモールでリサと菜奈と買い物をしていたとき、 菜奈がおならをした。 彼女は結構げっぷとかおならを家とかで割と普通にする。 肌がきれいでもてないわけでもなさそうなのにかわいそうだ(真顔) このときも、「あ、ごめんwwwwwwwwww」 とかいって普通にしてたんだけど、うしろからおばあさんに 「Hey!」 とか言われた。なんだずいぶんファンキーなばあさんもいたもんだなとか思って、 なに?て返したら、 「It's not good having a fucking noise this time」 なんだ英語もずいぶんファンキーだなとか思ってたら、 リサが、 「・・・I see! I'm sorry thank you for」 とかいった。どういう意味?って聞いたら、 「そういう法律なんだよ!(笑)」 俺もはじめて知ったんだけど、アメリカはたくさん州があって、 その上法律も州法といって州によって違うから変な法律がたくさんある。 ・It is illegal to fart in a public place after 6:00pm on a Thursday. 木曜日の夕方6時以降、公共の場でのおなら禁止。 守ってるやついんの?
92 : >>89 ありがとうございます! カラフルなんてできるんですかwwwww >>90 ただいま!
93 : やったー!わくわく💓
94 : 三人でいることが増えて、菜奈は気楽だったと思う。 俺はというと、確かに楽しかったけど、すこしもどかしかった。 いままでいろんなことをストレスに過ごしてた菜奈が、俺らっていう居場所を得られて、 同時に俺らがフランクだったからすぐに仲良くなったし、その場所があって 「学校終わったらここに来るのがたのしみ!」 ってよくいってた。だから楽しそうにしてる菜奈をみるのは嬉しかった。 でも正直俺はもどかしくて、っていうのも、リサのことが少しずつ気になりだしていたからだ。 二人でいたときは二人でのんびり映画とかみにいったし、 なにかすることがないときは少し歩いてビーチまでいって寝て気づいたら夕方、とか。 今おもえば、あのときの二人は二人の時間が好きだったと思う。 三人でいてやることが増えたけれど、二人でできることが減って、 同時に二人でいる時間も減って、なんだか正直いやだったときもあった。
95 : 追いついた で>>1 はジェローム・べティスの様にゴリゴリ行くタイプのRBなのか?
96 : >>95 残念ながら自分はベティスのように体格に恵まれていないので パワータイプのRBではないですね(泣) NFLだとどちらの能力も必要かと思いますがカットバックを駆使する(しなければいけない) タイプですね。49ersのLamichael James みたいな小ささです
97 : 10月にはいってすぐ、四人で晩御飯を食べているとき、(この日は菜奈がいなかった) 帰らなければいけない旨を話した。 もう少しいればいいのに、ということ。 チケット代はあるの?ということ。 お気に入りの歯磨き粉、むこうに送るねっていうこと。 いろんなことをハンナとジェイはいってくれたけど、 一番気になっていたことはいつもは真顔で話を聞きながらごはんを食べている リサが、こっちを全く向かないし、ずっとTVばっかみてる。 ハンナが どうしたの? と聞いても 「nothing」 別に。 と答えるだけでなにも言おうとはしなかった。 誰がみても明らかに機嫌が悪い。 ハンナとジェイがお互いの顔をみてジェイがお得意の両手を広げて 「わけがわからないよ」 と顔をしかめながらジェスチャーをした。 俺は菜奈がいないからかな、とか 昼散歩ことわったからかな、とか バイト終わってからアイスかってきてってメールをみてなかったからかな、 とかいろいろ考えたけど、結局彼女はシャワーを浴びるまで機嫌が悪いままだった。
98 : >>96 おk把握 >>97 おめーが帰るからだよ!
99 : エヴァSSのシンジみたいだなw
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