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2013年03月アニキャラ総合536: けいおん!SSスレ (800)
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けいおん!SSスレ
1 :2009/07/20 〜 最終レス :2012/09/23 この夏大人気のうちに放映終了したけいおん!のSSスレです 原作はまんがタイムきらら及びCaratで現在も連載中です ノーマルでも百合でもどんとこいですが18禁に該当する内容は禁止です エロパロ板なりの適切な場所へご投稿ください 次スレはレスが>>950 に到達した時、またはスレ容量が470KB付近になったら立てましょう
2 : >>1 おつだよん☆ あずにゃんのSS期待age
3 : 書かせていただきます。 律「お〜い、澪〜美穂〜」 澪「どうしたんだ、り・・・律副隊長」 律「たく〜、律でいいよ律で」 澪「そう言ってくれると思ってたよ」 律「・・・あ、そうだそうだ。はい、澪誕生日おめでとう」 澪「・・・え?」 律「どうしたの?」 澪「いや・・・もう、そんな時期なのかなと思ってさ」 福「最近忙しかったから・・・」 律「そっか、最近いろいろあったからな」 澪「うん・・・・・あ、これ開けてもいいかな?」 律「いいぜ、どうぞどうぞ」 ガサガサ 澪「・・・ひぃぃぃいいいい!!!」←ホラー映画のDVD 律「澪が喜びそうなの買って来たんだよ」 ガンッッ!! 律「いてっ!!」 澪「美穂〜律がいじめる」 福「よしよし」 律「・・・・・なぜ、殴る」 「美穂」って誰かな?
4 : 考えてもわからん 美穂って誰?
5 : 咲の風越のキャプテンじゃねって思ったけどあれは美穂子だった
6 : エサクタ(正解)です。 ちなみに僕の脳内では、『副隊長』というDQNな設定が・・・・・
7 : これがクロスオーバーってやつか
8 : 【けいおん!】唯×梓スレ【避難所】 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/7708/1247991400/ 【けいおん!】唯×梓スレ 2 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1247988782/ ←全年齢板(アニメキャラ個別)、百合、百合SS可、エロ下品はLRで不可
9 : 過疎ってるな ここってどれくらいで落ちるんだろう
10 : 合宿あげ
11 : 【けいおん!】唯×紬スレ http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1249031950/
12 : CDTVでは、アルバム1位だったのにテレビ東京系列のJ−CDの方は、 ランキングには、入ってないなぜ。 この番組だけ声優の曲だと入るけどアニメキャラクターの曲は、ランキングに入らない。
13 :
14 : 「養護学校出身の平沢 唯です、えへえへえへ」 「民族学校出身の秋 山澪です、あはあはあは」 「りっちゃん何ですのあの二人、何か臭ってきますわ」 「しーっ!だから言ってるだろムギ、二人は学園のアンタッチャブルなんだよ。 下手な事言うと人権委員会が飛んで来るぞ」 「私カスタネット叩けるよぅ。うんったんっうんったんっ……」 「今日の弁当はキムチにホンタクだ。学園中に軽音部発の韓流を巻き起こしてみせるぞ」 「りっちゃん。私、本日付で退部させて頂きますね」 「ま、待ってよムギ、一人にしないでくれっ」 「大丈夫だよぉ、えへえへえへ」 「私たちがいるじゃないか、あはあはあは」
15 : けいおん!ちちくらべ http://2chart.fc2web.com/2chart/keion_chichikurabe.html
16 : 【けいおん!】梓×澪スレ http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1252177436/
17 : 澪「…。」 澪「ライブは 終わった。」 澪「……。」 澪「わたしは― 見られた、、(パンツを)」
18 : 【けいおん!】唯×梓スレ 2 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1247988782/ 【けいおん!】唯×紬スレ http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1249031950/ 【けいおん!】唯×憂スレ http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1252737307/ 【けいおん!】澪×律スレ http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1250593456/ 【けいおん!】梓×澪スレ http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1252177436/ 【けいおん!】憂×梓スレ http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1252505542/
19 : 唯「りっちゃん、大好き!」 律「はぁ?なんだよ唯、いきなり」 唯「大好きだから大好きって言ったんだよ?なにか変かなあ」 律「いや、なんていうか…あまりそういうことを恥ずかしげもなく言うなよ」 唯「なんでー?」 律「なんでも!…こっちが恥ずかしいんだよ」 唯「むー…りっちゃんだっていつも澪ちゃんとべったりしてるくせに」 律「あ、あいつは幼なじみだし…別におかしくはないだろ」 唯「じゃあ私は幼なじみじゃないからダメなんだ…」 律「ちがうって!お前のことだってちゃんと…その」 唯「ちゃんと…なに?」 律「ちゃ、ちゃんと好きだから!だから安心しろ!」 唯「りっちゃーん…うん、ありがとう♪」 律(唯のやつ、なに言わせんだちくしょー…変に意識しちゃって顔見れねえ) 唯「りっちゃん?」 律「み、皆がくる前に練習始めるぞ!」 唯「うん!頑張ろうりっちゃん!」 律「…おう」
20 : それは、高校の入学式の1週間前のこと 和「ねぇ、唯?」 唯「なあに?」 和「私たち、もうすぐ高校生じゃない?」 唯「うん、楽しみだよね〜」 和「それで…新しい環境に入るなら、まず気分を変えるのも必要だと思うのよ」 唯「うん、そうかもねぇ」 和「で…今度新しい眼鏡買おうと思ってるんだけど…」 唯「ああ、その眼鏡あんまり可愛くないもんねー」 和「はっきり言うわね…まぁいいわ、それで今度あんたに…その」 唯「私に?なに?」 和「…眼鏡、選んでほしいんだけど」 唯「え?私が選んでいいの?」 和「ほら、あんた服のセンスとか結構女の子っぽいし…」 唯「む、女の子っぽいってなに?私はちゃんと女の子だよー?」 和「はいはい…で、お願いしていい?」 唯「もちろん!任せてよ!」
21 : 唯「あ、これなんかどうかな〜?ピンクでかわいいよ!」 和「ええと、ちょっと派手じゃない?あ、これは?」 唯「それじゃ前とあんまり変わんないじゃん…もう、和ちゃん!」 和「な、なによ」 唯「もっと女の子っぽい眼鏡付けなきゃダメだよ!和ちゃんはかわいいんだから自信持たなきゃ!」 和「え…」ドキッ 唯「よし、じゃあこれ掛けてみて!赤でかわいいよ!」 和「ちょ、ちょっと…」 唯「うん、ぴったりだよ!これで決まり!すいませーん!」 和「で、でもやっぱり私には…」 唯「まだ言ってるー!私が選んでいいって言ったのは和ちゃんでしょ!」 和「まあ…そうだけど」 唯「だから決まり!」 和「わ、わかったわよ!もう!」
22 : 帰り道 唯「やっぱりよく似合うよ〜さすが私のセンス!」 和「ねぇ、ホントに似合う?変じゃない?」 唯「変じゃないよ!すっごくかわいいよ!」 和「そ、そう…」 唯「でもこんなにかわいいと、彼氏とか出来ちゃったりしてー♪」 和「な、なに言ってんのよもう!」 唯「またまた〜♪ホントは欲しいくせにぃ〜」 和「別に私は…あんたがいれば…」 唯「え?なんて言ったの?」 和「あ…えっと、そう、あんたの面倒見るので忙しいんだから、そんな暇ないの!」 唯「あうぅ…そうくるか…まあ高校でもよろしくね、和ちゃん♪」 和「うん…よろしく。でも宿題は自分でやんなさいよ」 唯「ふえぇ〜、和ちゃんのいじわる!」 和「ふふ、あんたは高校でも変わんないんでしょうね」 唯「む、変わるもん!」 和「なにか部活でもやるの?」 唯「う…な、なんかやるもん!」 和「はいはい、せいぜいがんばんなさいよ」 唯「んもー!和ちゃんたら!」 和(何をやるにしても…あんたはあんたのままでいてね。唯) おしまい にしても過疎ってるな…
23 : 過疎ってるね なんか同じネタどっかで見たな
24 : >>20 >>21 >>22 なるほど、こうしてあの眼鏡が決まったのか
25 : なかなか
26 : あげ
27 : しかしそれは 2○○1眼鏡ダター 和「唯、やっぱこれ変じゃない?」
28 : 強盗「ふぅ、しめて20万…思ったより少なかったわね、さて…あとは」 チラリ 唯「ひっ!」 強盗「顔を見られたからには仕方ない、姉妹仲良く日本海にでも…」 ピンポーン♪ 強盗「チッ!こんな時に…アンタ達、音を立てたら承知しないよ!」 ピシャリ! 唯「う、憂〜!私達このままだと殺されちゃうよ〜っ!」 憂「縛られてなきゃお姉ちゃんを助けられるんだけど…何か切るものないかな?ハサミとか」
29 : 澪「私達は唯の友達です 強盗「(なんとかごまかして追い返さないと!)はい、今開けますよ」 律・澪・紬・梓「おじゃましま〜す!」 強盗「い、いらっしゃい!あら、可愛いお客様ね(チッ!こんなに大勢…ついてねえ…」 律「あれ、アンタ誰だ?唯達が出迎えてくれるはずだけど…」 強盗「唯?」 澪「律!失礼だぞ!すみません、唯のお母さん」 強盗「ああ、唯ね!唯…私の娘の名前を忘れるなんてどうかしてるわ、いつも唯がお世話になってます」 律「(ドジな所が唯そっくりだぜ…)」 紬「それで唯ちゃんはどちらに?」 強盗「ゆ、唯?唯なら用事で出かけてるわ、しばらく帰ってこないんじゃないかしら」 梓「お使いですか?」 強盗「ま、まあね、だから今日は出直して…」 澪「では待たせてもらっていいですか?」 強盗「ひっ!そ、それは(ま、まずい、下手に断ると怪しまれる!」
30 : 強盗「コーヒー入れてくるから待っててね♪」 律「は〜い」 強盗「さて、問題はどうやってあいつらを追い返すかだけど…」 チラリ 強盗「そ、そうだわ!超マズいコーヒーを作って出したら奴ら怒って帰るかも…」 澪「遅いな〜、唯のお母さん…」 律「まあ唯のお母さんだからコーヒーの入れ方わからなくて困ってんじゃね〜か」 梓「あり得ますね」 強盗「お待たせ」 紬「わぁ、素敵な香り、美味しそう」 強盗「(ふっふっふ、台所の調味料全て入れた史上最悪のコーヒー…とくと味わえ)」 紬「うっ」 律「うわっ!まずっ、なっ、なんだコレ!」 梓「おえぇ…」 強盗「(さあ、これで帰るのよ…)」 律「おばさん…」 強盗「なぁに?」 律「さすが唯のお母さん!最高に萌える!」 強盗「は?はぁ…」 紬「そういう所可愛くていいわあ♪」 澪「唯はお母さんに似たのか…納得だな」 梓「憂はお父さん似なんですね」 強盗「(な、なんなのこの展開、でも憂がしっかり者のお姉ちゃん、唯がドジっ娘の妹とわかっただけでも大収穫、これで話が合わせられる)」
31 : 強盗「ごめんなさいね、いつもは長女の憂にやってもらってるから…」 澪「何を言ってるんだ…?」 強盗「は?」 紬「お姉ちゃんが唯ちゃん、妹が憂ちゃんですよ…」 強盗「え、え〜っ!あのバカっぽい娘がお姉ちゃんなの〜っ!はっ…」 律「やっぱり、流石におかしいと思ったぜ!」 澪「お前は唯のお母さんじゃない!」 梓「いくらドジでも娘の名前を忘れる親はいません!」 強盗「く、クソッ!バレちゃしょうがねぇ、お前らまとめて殺してやる!」
32 : 唯「うぅっ、このまま私達死んじゃうんだ…」 憂「諦めちゃダメだよお姉ちゃん!」 澪「唯!憂ちゃん!どこだ!」 唯「み、澪ちゃん!み、みんな!」 律「大丈夫か?怪我はなかったか?」 唯「だ、大丈夫だよ、ところで強盗さんは…?」 澪「ああ、あいつか…私達でコテンパンにのしてやったよ」 紬「あれは素人ね、まだ駆け出しの強盗よ」 律「澪の奴本気になりやがって…」
33 : 行間隔あけると見やすい
34 : >>32 乙 なかなかよかった ここももっと人がくればいいんだけどねえ
35 : 混沌:こんとん(カオス)、無秩序な様子 入交じった状況など 例:このSSは混沌としている
36 : 私は平沢唯、15才の高校生だ 昼休みに友達の和ちゃんと一緒に、お弁当を食べていた 和「あんた部活は決めたの?」 唯「軽音楽部に入部しました!」 ドッカーーーン! その時、教室に隕石が落ちて来た 和ちゃんはモロに隕石に直撃した 唯「わ、和ちゃ〜ん!!!!!」
37 : (>>36 の続き) 和ちゃんは奇跡的に無傷だった 唯「大丈夫だった!でも直撃だったのにどうして?」 和「パパ(お金を援助してくれる)から貰った、この2○○1眼鏡が身代りになってくれたの」 唯「パパ(お金を援助してくれる)が守ってくれたんだよ!」 因みに和ちゃんのパパ(お金を援助してくれる)はベッドの上で死んだそうだ 和「パパ(お金を援助してくれる)、ありがとう…」
38 : (>>37 の続き) 私は軽音楽部の部室に来ていた 澪「唯、遅いぞー」 この子は澪ちゃん フェンダーのジャズベース(レフトハンド)を使っている 指弾きが得意だ 唯「澪ちゃんはなんでスラップやらないの?」 澪「スラップは目立つから、は、恥ずかしぃ…」 澪ちゃんは繊細だ 紬「あら、澪ちゃん大丈夫?」 この子は紬ちゃん 使っているベースはワーウィックのドルフィンでスラップ操法が得意だ 唯「ムギちゃんはスラップ上手いよね!」 紬「私は4才からスラップやっていて、コンクールで入賞した事もあるの」 スラップのコンクールって何だろう? 律「唯も早くベース買わないとな〜」 この子はりっちゃん ヤマハのBBベースを使っている ピック弾きしかできない 唯「りっちゃんは、いかにも“ピック弾き”って感じだよね〜」 律「なっ、失礼な!私にもちゃんとした理由があるんだぞ!!」 唯「え〜、どんな?」 律「ピック弾きは、その〜、か、かっこいいから…」 ベース選びにも性格がでるんだな〜
39 : (>>39 の続き) 私達はベース屋に来ていた。私のベースを買う為だ 私はあるベースに目をつけた フェンダーのジャガーベースだ 唯「このベースかわいいなあ〜」 澪「アクティブ回路がついてるな」 律「でも11万円もするよコレ」 パールピンク*のジャガーベースから眼が離せなかった (*実際、ジャガーベースにパールピンクはありません) 紬「唯ちゃんこのベース欲しいの?」 唯「うん…(来た来た!!)」 紬「ふう〜ん」 唯「・・・えっ、それだけ?」 紬「それだけ〜♪」
40 : (>>39 の続き) 唯「前回も39の続きだったのに、今回も39の続きってどうして?」 澪「私に聞かれても知らないよ〜」 律「永遠にループするんじゃない?」 紬「餅つきの2コマ漫画みたいに、また始めに戻るんじゃないですか」 しかし前回の内容は最初と最後が繋がらない そこで、改めて>>39 を書き直してみた↓
41 : (>>41 の続き) 私達は別の店に来ていた 唯「いいベースないなぁ〜」 澪「コレはどうかな?」 律「10弦(複弦)ベースでアームも付いてるぞ!」 唯「これは、ちょっと…」 紬「なら、別の店に行きましょうよ」 店を出た、そして
42 : (>>39 の続き) 紆余曲折あったが、私はなんとかジャガーベースを手に入れた 唯「何の曲を練習しようかな〜」 澪「これなんかいいかもよ!」 “run for cover” フュージョンの難曲だ 初心者がやるような曲ではない 唯「それと、どうやって弾けばいいかな?」 律「そりゃあ、歯スラップでしょう!」
43 : (>>42 の続き) 激しい特訓の末に、私は歯スラップで“run for cover”を弾けるようになった 唯「澪ちゃ〜ん、遂に弾けるよになったよ!」 澪「あ〜、その曲もういいや」 無駄だと思っていた特訓は、案の定無駄だった 律「うちらコピーバンドだから」 唯「誰のコピーするの?」 紬「・・・エンヤよ」
44 : (>>43 の続き) エンヤのコピーバンドなんて聞いた事がない だがやるしか無いのだ 私はエンヤのCDを片っ端から聴きまくった どの曲もエンヤ本人の声が何重にも重なって、コーラスや時には楽器の役割もしている ベース4本ではどう考えても無理だ…
45 : (>>44 の続き) 唯「みんな聞いて!」 私はみんなにエンヤのコピーがいかに無謀であるかを力説した 律「しょうがない、エンヤは止めるか…」 唯「よかった!」 その時、突然プロレス部の部長が音楽室に入って来た 部長「軽音楽部!私達と勝負よ!!」
46 : 続きが気になる
47 : (>>45 の続き) カーン! ゴングが鳴った。私とプロレス部部長との60分一本勝負が始まった 観客A「唯、ガンバってー!」 観客B「部長、殺っちゃえーーー!!」 講堂はほぼ満員だった 部長「この勝負に負けたら…、分ってるわよね?」 唯「もちろんです!」
48 : (>>47 の続き) 部長はいきなり私をボディスラムでマットに叩き付けた 続けてストンピングの嵐だ 実況:さわ子「部長のボディスラムが炸裂したー!」 解説:和「いけませんね、このままでは唯選手の胃が破裂してしまいますよ」 私は転がってストンピングを避けた 部長は勢い余って、たたらを踏んだ
49 : (>>48 の続き) そのままロープ下をくぐり、エプロンからリング下におりた 和「効いてますね、すぐには立てませんよ」 だが私はなんとか立ち上がってロープに手をかけた さわ子「あ、部長は何やらコスチュームの中から取り出した! レフェリーは気付いておりません!!」 部長は手にメリケンサックをはめ、私に殴りかかって来た 私はまたリング下に転倒した。そして部長もエプロンからリング下に飛び出して来た
50 : (>>49 の続き) 私はリング下で部長の容赦ない凶器攻撃を受けた さわ子「おーっと場外乱闘です、唯選手ピンチだー!」 和「これはかなり危険ですね」 部長の攻撃が大振りになり、一瞬スキができた チャンスだ 私は部長の攻撃を避けて、そのままコーナーの鉄柱に叩き付けた さわ子「唯選手の攻撃が決まったー!」 和「今の一撃で、部長は出血したようですね」 倒れている部長を無理矢理リングに戻して、私もリングに戻った 決着はマットの上でつけるつもりだ
51 : (>>50 の続き) 私は朦朧としている部長にチョップを連打した だかこれでは終わらない 私は場外に出てパイプ椅子を取った さわ子「唯選手、いったい何をする気だー!」 私はパイプ椅子で部長を何回も叩き付けた 和「これは少しやり過ぎですね、いけませんね」 叩き続けるうちに椅子のシート部分が弾け飛んだ 部長は血だらけでぐったりしている 唯「これで最後よ!」 私はとどめを刺す為に部長に近付いた と、その時
52 : (>>51 の続き) 倒れていた部長が急に起き上がり、私のバックをとった 私はヘッドロックを決められてしまった そして部長は口を大きく開いた さわ子「“桜高の吸血鬼”の異名をもつ部長が、遂に牙を剥いたー!」 私は首筋を何度も噛まれた さわ子「これは残酷だー、部長は攻撃を止めない!」 噛付きだけでなく、首も絞められているので息が苦しくなって来た さわ子「これはまさに凶器の魔人! どうしてこんな危険な生徒がいるのか!? 桜高の入学審査はどうなっているのだ!!」 和「どうやら、唯選手は限界のようですね」 私は失神しかけた その時、仲間の声が聞こえて来た
53 : (>>52 の続き) 澪「唯、負けるなー」 律「諦めたら終りだぞ!」 紬「唯ちゃん、しっかり!!」 みんなの声を聞いて力が湧いてきた 私は部長を無理矢理引剥がした そして渾身のバックドロップを決めた カウント1,2,・・・3!!!! カン、カン、カーーーン! さわ子「やったー!唯選手のバックドロップが炸裂したあああッ!」 和「見事な唯選手の勝利ですね」 私はみんなの所に走った 唯「私やったよー」 澪「よくガンバったな偉いぞ!」 紬「私、感動しました〜」 唯「…あれ、りっちゃんは?」 律「唯、私はここよ!」 振り返るとリングの中央にりっちゃんがいた そして黄色いリングコスチュームを着ていた 律「今度は私と勝負よ!!」
54 : 唯「えっ、なんでりっちゃんが?」 律「実は… -(省略)- …という訳なのよ」 唯「なるほど、そういう事だったのね!」 律「いざ尋常に勝負!」
55 : (>>54 の続き) 数日後 唯「あの時はびっくりしたよ〜」 紬「りっちゃんたら急に“私と勝負よ!”なんて言うんですもの」 律「いや〜試合見てたら興奮してつい…」 結局、試合はできなかった 軽音楽部が講堂使用届けを出してなかったからだ 澪「そういえば、軽音楽部が勝った場合はどうなるんだ?」 唯「何だっけ?…まぁ何でもいいや!」 その時、プロレス部の部長が現われた
56 : (>>55 の続き) 部長「約束の品を持ってきたわ」 部長は手にギターを持っていた 全体的に装飾の施された、銀色に輝くギターを 澪「…それって、まさか?」 部長「そうよ、ゼマイティスよ!」
57 : 【ゼマイティスとは!!】 1955年イギリスでトニー・ゼマイティスによって創設されたギターメーカー 販売するギターは全て依頼製作によるハンドメイドであり、完成まで数年かかる事もある 値段も高価で数百万円から、中には一千万円以上の物も存在する まさにギターというより、高級芸術品である
58 : (>>56 の続き) 澪「まさかそのギターを私達にくれるの?」 部長「違うわよ、私の演奏を聴かせてあげるだけよ」 澪「はぁ…」 唯「でもゼマイティスを持ってるくらいだから、相当うまいんだよきっと!」 部長は演奏を始めた ♪、…♪♪、♪……♪♪♪? 唯「微妙だね…」 澪「…微妙ね」 律「微妙だな〜」 紬「・・・微妙ですね」 部長の演奏は微妙だった
59 : (>>58 の続き) 部長「じゃあ、私は帰るわね」 律「因みに、うちらが負けたらどうなってたの?」 部長「あのベースを頂く事になっていたわ!」 部長が指差す先には一台のベースが飾られていた ピックガードのないフレットレスベース、軽音楽部の至宝だ これは悲劇の天才、ジャコ・パス(ジャコ・パストリアス)本人が使っていたと言われている伝説のベースである
60 : 【ジャコパスとは!!】 …自分で調べて下さい
61 : 唯「あのベース本物かな〜?」 律「本物なら相当高く売れるんじゃない?」 紬「りっちゃんたら〜、うふふ」 澪「…(ジャコ・パスのベースって盗まれて、まだ見っかってないはず)」 突然ベースから声が聞こえて来た ジャコ「グゴゴ…私は、ジャコ・パストリ…アス…ゴゴゴ」
62 : (>>61 の続き) 唯「ベースが喋ったよ!」 ジャコ「グゴゴ…私の魂が…、このベースに宿った…ゴゴゴ」 聞けば、死んでもなお成仏できずにいたジャコ・パスの魂が、このベースに乗移ってしまったそうだ 紬「なんで成仏できないんですか?」 ジャコ「グゴゴ…それは」
63 : ジャコパス ジャコ・パストリアス (John Francis Anthony Pastorius III、1951年12月1日 - 1987年9月21日) はジャズ及びフュージョンのエレクトリックベース奏者。 ペンシルベニア州 ノリスタウン生まれ。1970年代に頭角を現し、1975年にはパット・メセニーの初リーダー作に参加、 翌1976年、ファーストアルバム『ジャコ・パストリアスの肖像』でのソロ・デビュー、同年からウェザー・リポートの3代目ベーシストとして活躍。 by wiki
64 : (>>63 ありがとうございます >>62 の続き) 人気絶頂のジャコ・パスであった しかし晩年は酒とドラッグで身持ちを崩し、満足にベースも弾けない状態になってしまった そして最期は、出入り禁止にされたライブハウスに無理矢理入ろうとした所、ガードマンに暴行を受けて意識不明の重体、その数日後に息を引き取った そんなジャコ・パスが最後にやり残した事とは… ジャコ「グゴゴ…私はジャパンで…ある少女と、知り合った…ゴゴゴ」
65 : (>>64 の続き) ジャコ・パスは1984年に来日した時に、1人の少女と出会った その少女は病弱で入院生活を余儀なくされていた 少女は約束した。元気になったらライブに行くと しかしジャコ・パスの死によって、それは叶わぬ願いとなってしまった… ジャコ「グゴゴ…君達ガ、私の代わりに…願いを、叶えてクレ…ゴゴゴ」
66 : (>>65 の続き) 律「えっ、そんな! 無理だよ私達には〜」 紬「それに、どんな曲を演奏すればいいんですか?」 ジャコ「グゴゴ…それは、これだ…ゴゴゴ」 1:チキン 2:コンティニューム 3:トレイシーの肖像 4:TEEN TOWN 澪「うっ、TEEN TOWNだって!」 唯「澪ちゃん知ってるの〜?」 澪「もちろん知ってるよ!いいか…」
67 : 【TEEN TOWNとは!!】 ・・・携帯しか持ってないのでURLが貼り付けられません…orz ニコニコかなんかで調べて下さい
68 : (>>66 の続き) みんなで曲を聞いてみた 紬「どれも難しそうですね」 律「ところでパートはどうすんだよ」 ジャコ「グゴゴ…パートは、こうして…くれ…ゴゴゴ」 Sax:唯 Key:澪 Ba:律 Dr:紬 律「なんで私が、1番難しそうなベースなんだよ!!」 ジャコ「グゴゴ…大丈夫だ、できる…それにお前は、私に似てイル…ゴゴゴ」 律「・・・分ったよ、やるよ」 こうして私達の特訓は始まった
69 : 【TEEN TOWNとは!!】 つべ http://www.youtube.com/watch?v=wDQlSSOXU6A ニコ http://www.nicovideo.jp/watch/sm2805449 いい曲だね。
70 : (>>69 ありがとう、そのTEEN TOWNに唯達が挑む! >>68 の続き) 猛特訓の成果もあり、私達は他の3曲は弾けるようになった しかしTEEN TOWNだけは上手くいかなかった 澪「少し休憩にしよう!」 紬「TEEN TOWNは難しいですね〜」 律「…そういえば、ジャコと約束した、その女の子は何処にいるんだ? それに、今何才なんだ?」 それに答えるように、りっちゃんの使っているベースから声が聞こえてきた ジャコ「グゴゴ…このベースの、カバープレートを外してみろ…ゴゴゴ」 カバープレートを外すと中から1枚の写真が出てきた ジャコ・パスと小さなかわいい女の子が一緒に映っていた
71 : (>>70 の続き) ジャコ「グゴゴ…ガールの名前はサチヨ、12才…ゴゴゴ」 唯「1984年に12才か…、他には何か分んないの?」 ジャコ「グゴゴ…その写真はトウキョウのホスピタルで撮った…ゴゴゴ」 ジャコによると、知人の紹介だったので、それ以上は分からないとの事だ 写真は確かに病室で撮ったようだが、ヒントになりそうな物は何も写ってなかった 東京在住のサチヨと言う名の36〜37才の女性…、一体どれ位いるのだろうか
72 : どんどんカオスになってる。
73 : (>>71 の続き) 唯「東京にある病院に電話して、聞いてみれば〜」 澪「でも東京に病院って、どの位あるのかな?」 ネットで調べた所、約30000件もあった 唯「・・・多いね」 紬「結構大きな病院じゃないかしら?」 ムギちゃんが言うには、入院施設があるのは総合病院か大学病院ではないかとの事 更に調べたら東京には総合病院は約200件、大学病院は約30件だった 律「これなら、すぐ見付かるよ!」
74 : (>>73 の続き) 手当り次第電話して見る事にした 受付「お待たせしました、慈恵会病院です」 律「あの〜そちらにサチヨって名前の女の子が、25年前に入院してませんでしたか?」 受付「…失礼ですが、どちら様ですか?」 律「えっ!わ、私はその女の子の知合い、のような…」 りっちゃんの慌てる様子を見て、みんな不安になってきた 受付「親族の方ですか?」 律「親族では無いんだけど〜」 受付「いずれにせよ当院では患者様の個人情報は教えられません! では失礼致します」 律「あっ・・・切られた…」
75 : (>>74 の続き) 次からは攻め方を変えてみた 受付「はい、東京女子医大病院です」 紬「佐藤(仮名)と申します そちらに25年前にサチヨという名の女の子が、入院してませんでしたでしょうか?」 受付「失礼ですが、どのようなご関係の方ですか?」 紬「はい、私は遠縁にあたる者です」 受付「で、何をお知りになりたいのですか?」 今度は上手くいくかも知れない 紬「実は私の身内が危篤で、サチヨさんに至急連絡を取りたいのです でも音信不通で連絡が取れずにいたもので…」 受付「作用でございますか でも申し訳ないのですが、サチヨさんという方が当院の患者だったとしても連絡先はお教えする事はできなくなっております」 紬「親族でも駄目でしょうか?」 受付「申し訳ごさいませんが規則ですので」 紬「…分かりました、ありがとうございました」 また別の方法を考えなくては…
76 : (>>75 の続き) その後、私達は色々と方法を変えてみたが駄目だった 何処の病院でも、本人でなければ情報は開示しないとの事だ 唯「ジャコちゃ〜ん、何か他にヒントはないの〜?」 ジャコ「グゴゴ…“ジャコちゃん?”・・・すまない、何も思い…そうだ!…ゴゴゴ」 律「ジャコちゃん、何か思い出した!?」 ジャコ「グゴゴ…あれは…たしか・・・RED GATE…ゴゴゴ」
77 : (>>75 の続き) ジャコ・パスは“RED GATE”という言葉は鮮明に覚えていたが、それが何の事かは全く分からないらしい ジャコ「グゴゴ…スマナイ…だが“RED GATE”はあの日に、聞いたワードだ…間違えナイ…ゴゴゴ」 唯「病院の名前かな〜」 紬「そんな名前の病院、ありますかねぇ?」 律「あ、分った!赤十字病院だよ!!」 澪「…それなら、“RED CROSS”だろ」 またしても暗礁に乗上げてしまった 謎の言葉“RED GATE”とは一体?
78 : >>75 の続き ] >>76 の続き ○ 間違えましたスミマセン
79 : (>>77 の続き) “RED GATE” その言葉が何を表すのか分からないまま、悪戯に時間だけが流れた 昼休み 私は食事しながら写真を眺めていた。そこで親友の和ちゃんに声をかけられた 和「何その写真は?」 唯「あ、和ちゃ〜ん」 私はこれまでの事を和ちゃんに説明した 和「へぇ〜、そうなんだ(ベースが喋る・・・大丈夫かしら、この子)」 唯「何処かな〜、この病院?」 和「あ、この建物って…」 和ちゃんは写真の、窓から見える茶色い建物に注目した 唯「和ちゃん、知ってるの!?」 和「・・・安田講堂…東大の安田講堂よ、たしか」
80 : 「きゃっ!」 天ぷら油に火がついた。だか、まつ子は落着いて紫の薄いセーターを脱いだ Dカップのダナマイトバディが露になった まつ子の体を見てきたJリーガー達はこう呼んだ 『ハットトリックボディ』 まつ子は母Rを発射した 火は消えた コーヒーを飲んでいた三郎は、煙草の煙を吐きながら言った 「まつ子、僕のコーヒーをミルクコーヒーにしてくれ」 …あぁ〜駄目だ駄目だ!
81 : (>>79 の続き) 和「たぶん間違いな…あれ、唯?」 私は教室を飛び出し、みんなを音楽室に連れて来た 律「どうしたんだよ唯、急に!」 唯「わ、わ、分ったよ!写真の場所が!!」 私は写真の建物が安田講堂である事を話した 紬「・・・それなら“RED GATE”って、東大の赤門の事じゃないかしら?」 澪「それに確か、東大には附属病院もある筈だ!」 私はジャコちゃんに確認してみた 唯「ジャコちゃん、東大病院じゃなかったかな?」 ジャコ「グゴゴ…そういえば知人は…ジャパンで最難関の…ユニバーシティと、言っていた…ような…ゴゴゴ」 律「ビンゴだ!!」
82 : (>>81 の続き) 澪「よし、みんなであの唄を歌おう!」 他一同「おー!!」 『ヨイトマケの唄/作詞作曲:丸山明宏』 ♪父ちゃんのためなら えんやこ〜ら 母ちゃんのためなら えんやこ〜ら もう一つ おまけに えんやこ〜ら 今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄… 律「この唄を歌うと気合いが入るよな!」 唯「サチヨちゃんにも聴かせてあげたいよね〜」
83 : なにがなんやら
84 : (>>82 の続き) 私達は今後の事を話し合っていた 律「東大病院って事は分ったけど、それからどうする?」 紬「電話しても教えて貰えないし…」 唯「本人のふりして電話しちゃえば!?」 澪「自分で自分の事を聞くのか? すぐにバレるだろ…」 暫く沈黙が続いた 突然、りっちゃんが声をあげた 律「東京に行こう!!」
85 : >>80 なんだったんだ…
86 : 『東京』 人口:約1246万人 面積:約2187km2 1868年に江戸から東京府に改名、その後1943年に正式に東京都となる 多くの人間が集まる欲望の街 そして、多くの人間の夢を砕く魔都… Oh,テリブル東京! Oh,テリブル東京! Oh,he passed away in Tokyo. (>>84 の続き) 紬「やっと東京に着きましたね♪」 唯「戸田市・・・ここって埼玉じゃ…」
87 : (>>86 の続き) 東京にある琴吹家所有の邸宅にて 唯「今日は疲れたね〜」 律「学校が終わってから、直でここまで来たからな」 今日は金曜日だったので明後日には帰らないといけない 唯「所で、ここって東京の何処?」 紬「文京区の本郷よ〜」 澪「東大にメチャ近いじゃん!」 紬「ウフフ、歩いて15分位よ♪」 なんと目的地まで目鼻の先だった 律「なら、今から行ってみないか」 澪「今から〜?もう20時だぞ」 律「緊急外来ならやってるんじゃないかな?」 こうして私達は東大病院に向かった でも私にはずっと疑問に思ってる事があった サチヨちゃんはまだ存命しているのか…
88 : (>>87 の続き) 病院の受付で事情を説明したが、けんもほろろだった 澪「どうしても駄目ですか?」 受付「規則だから駄目です、絶対に!」 律「そこを何とか、お願いします!!」 受付「…そんなに知りたいんですか」 紬「はい、そのためだけに京都から来たんです…お願いします」 ムギちゃんは頭を下げた。それに倣って他のみんなも頭を下げた 受付「…なら、私と勝負して勝ったら教えてあげるわ」 唯「えっ、何の勝負?」 受付「BOUT of the SMOOTH CRIMINALよ!」
89 : ほぼカオスwwwwww
90 : 『BOUT of the SMOOTH CRIMINAL』 概要:マイケル・ジャクソンが1987年に発表した曲“SMOOTH CRIMINAL” この曲のPVで最も有名なのが、マイケルと数人のダンサーが立ったまま、体を地面に対して斜めに傾けるシーンだ “BOUT of the SMOOTH CRIMINAL”では、体の傾き具合を競う競技である ○ルール 1:競技者は“SMOOTH CRIMINAL”に合わせてダンスをして、曲が2:30すぎたら演技を実施する 2:競技は3回行い、1番大きい角度(垂直に対して)を採用する 3:審査員が角度を測るまで、静止しなければならない 4:手を着いたら失格
91 : (>>88 の続き) 受付「さぁ、どうするの?」 唯「そんな、無理だよ〜」 律「私…、やるよ!」 こうして、りっちゃんと受付さんとの勝負が始まった 受付さんは黒のスーツと黒のハット姿、対するりっちゃんは白のスーツとハットだ 受付「では私から」
92 : アレは靴を地面に鋲で打ってるから普通にはできないだろ
93 : >>92 、そこは勘弁を… (>>91 の続き) 音楽が始まった 受付さんはダンスも完璧だった 2:30が過ぎ、体を傾けた 審査員「30゚」 受付さんは余裕そうな顔をしている まだ序盤なので様子見といった感じだ 次はりっちゃんの番だ 慣れてないせいか、ダンスがぎこちない そして演技実施 審査員「20゚」 かなり頑張ったが、受付さんには及ばなかった 受付「次からは本気で行くわよ!」
94 : (>>93 の続き) 競技は続く。2本目の結果は以下の通りだ 受付:65゚ 律:40゚ 受付「フフ、勝負あったかしら?」 律「くっ、このままでは…」 私達の焦りも虚しく、最終演技の開始 受付さんはなんと最高記録を叩き出した 審査員「70゚」 最早勝目は無い。暗澹たる気持ちでりっちゃんの演技が始まった 律(このままでは、負けてしまう…) ♪Annie are you okay So Annie are you okay Are you okay Annie 律(私はもう、駄目なのか? ・・・イヤだ) ♪Annie are you okay So Annie are you okay Are you okay Annie 律(イヤだ!負けたくない、絶対に!!) その時、天から声が聞こえてきた マイケル『諦めちゃダメだ!』 ジャコ『自分を信じるんだ!』 ジミヘン『Go ahead!』 それまで硬かったりっちゃんのダンスがシャープになった まるでマイケルのように… ♪He've been hit by He've been hit by a smooth criminal りっちゃんは体を傾けた 審査員「な、75゚ッ!!」 りっちゃんが勝った
95 : (>>94 の続き) 受付「負けたわ、公式戦なら日本記録更新だったのに」 律「今回は偶然ですよ〜」 受付「それより、約束は守るわよ はい、コレ」 私達はカルテのコピーを受け取った 少女の名前は“野々村幸代”病名は白血病 難病だが完治したので、入院の半年後には退院している 記載されている住所は東京都北区赤羽○○… 私達は他に数枚の写真も受け取った 受付「かわいい子だったから、良く覚えてるわ」 澪「あ、ありがとうございます」 受付「明るくて元気で、看護婦の間では人気者だったのよ」 律「そうですか(これって死亡フラグじゃ…)」 写真の幸代ちゃんは、私達に笑いかけてるように見えた 果たして会う事はできるのだろうか
96 : (>>95 の続き) 翌日、私達は赤羽に来ていた 紬「えっと、この辺なんですけど…」 唯「スナックやパブが多いねぇ〜」 地図を見ながら住所の通り来たのだが、それらしき家は見付からない 繁華街の裏道といった感じの寂しい通りだった。新宿のゴールデン街に似ている 澪「あれを見て!」 一軒のスナックがあった 看板には“スナック Bird Land”と描かれている 紬「“Bird Land”はウェザーリポートの曲ですよね」 澪「しかも、ジャコちゃんが在籍してた頃の曲だよ!」 私達は“スナック Bird Land”に入った
97 : もうネタが…
98 : 読んでる人も少なそうだし…
99 : 律「阪神が城島獲得だってよ!これで来年は阪神優勝だぜ!」 唯「秋山監督はどうお思いですか?」 澪「正直欲しかった!フロントは何やってるんだと言いたい!」 紬「でもキャッチャーは田上がいますが」 澪「田上は内野でもやらせればいい!それに阪神にも狩野がいるだろ!」 梓「完全に球団として出遅れた形になりましたね」 澪「ホントに悔しい!小久保松中みたいにろくに働かない連中よりよっぽど取るべきだった!」 律「ふふん、来年甲子園で縦じまのユニフォームに身を包んだ城島を拝むがいいさ!」 澪「見えない聞こえない見えない聞こえない…」 唯「というわけで阪神・城島選手を応援してね!」
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