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2013年08月アニメ228: ぽてまよ アンチスレ その7 (169) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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ぽてまよ アンチスレ その7


1 :2012/04/28 〜 最終レス :2013/08/13
虐待厨の住処はこちら
公式 ttp://www.potemayo.com/
本スレ
ぽてまよ ぽて26
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1274169678/
前スレ
ぽてまよ アンチスレ その6
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1294118105/

2 :
過去にあったぽてまよ虐待関連スレ
ぽてまよとぐちゅ子をいじめたい虐待したい愛したい
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1191265972/
ぽてまよの楽しい殺し方を考えよう
http://ex21.2ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1190671731/
【パン】ぽてまよなりきり総合【トリュフ】
http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1188220667/
【嗜虐心】ぽてまよの愛し方【甘えんな】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1204427514/
【小便】ぽてまよとぐちゅ子を虐待しよう【犯罪者】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1208427241/

・煽り、荒らしは徹底放置。
・2chブラウザ(無料)の導入を推奨。
・sage進行推奨。メ欄に半角小文字で「sage」と記入。
・次スレは>>950を取る→スレ立て宣言→スレ立てが無理なら代役を指名。

3 :
過去スレ
ぽてまよ アンチスレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1209986527/
ぽてまよ アンチスレ その2
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1234449838/
ぽてまよ アンチスレ その3
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1241261423/
ぽてまよ アンチスレ その4
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1247923454/
ぽてまよ アンチスレ その5
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1258218016/

4 :
           , -=≠=- 、
          /         ヽ,
               /^ヽ、__i}_/ヽ,
       f三≧x、_,ィ7 : : : : : \レ' : : ヽ_,x≦三}          
      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j
        ヽ::::::::::::/: : :/ : : : : : : : : : : : :Vハ:::::/      -‐''´'´
         〉,.:.:.:/: : :/ : : : : : : : : : : -─- ,__-‐'''´-‐'''-‐''´
      /: : ∨: : /: :/_-γ--''´ ̄   / /
      ,/: : : / : : {; イ弋       / // /   `
    ,イ:/ //: : : : :/  "}        l l |  |    ',
    〃:/〈 : : : :    "}|        l   | 丶
      `ヽ、\: : : ヽ、:|         ,. -'´  \'
       `⌒{≧x、f )      /   :∠ミーニ丶、 |`! !' ,/
    /^≧x、__>:f⌒{_\丶、__ ../ ̄>-'⌒ー‐r;┬' ∠ミーニ=
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
          {   `ヽ、_::::::::::::厂   } ほにぃ・・・
         (>、     `⌒´   ,/^)
           `ー一l゙:.:.'ヽ、___ ..ノー'

5 :
  ,.、,'・・ '・,.、,'・、′,'・, ,'    ,.、,'・、′,'・   |   |~  /^ )  ,.、,'・、,/
    \・ '・,. \   \  \∴::  ・ ;,'・,_,'・, ,'・,  ,'・/
 ・,   ・  ;,',.、: ・, ,'・, 、′    '・,.、,'・  |   /∴゙・\'・,  , '・,  ,'・   /
   \      ・, \   \,.、:  '・,.、,'・ ・, ,'・,、「∴;゜∴ ;.」  ,.、,' ・、′/
   '・,.、,'・,'  \     _,,_ ,.、: ・,   '・,.、,'・,●,i    : ・,   ,.、,'・、 /
  \      ′, ̄,. : ・,   ●゙・;\ ; ;     '・,.、,'・    \∵o/  '・,.、,'・/
     '・,.、,'・     ;,,''。∴・ |・ '・,.、,'・、′,  ̄,.、:・,   '・,.、,'・,' ・, ' /
          \ :i,.∴ ,,゙;;,ノ      /    '・,.、  '・,.、,'・,'・  /
        \∵,,/  '・,.、,' |,.、,'・・  '・,.、,'・ '・,.、  '・,.、,'・,  '・、/ほにが・・・ ぐぶぉあaaaaaaaaa
            ∴:  '"-ゞ ∴  '・,.、,'・::  ・ ;,'・ ;,'・, /
               `⌒{≧x、f^^ァ ヽ   ′ , イ}/
            /^≧x、__>:f⌒{__ノ== '爪´  ,/
             `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
                 / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
                  {   `ヽ、_::::::::::::厂   }
                 (>、     `⌒´   ,/^)
                   `ー一'⌒ヽ、___ ..ノー'
ここまでテンプレ

6 :
>>2
【嗜虐心】ぽてまよの愛し方【甘えんな】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1204427514/
これなんだけど
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anime3tr/1204427514/
だと取得できるかも?

7 :
>>6
やっぱダメだった・・・orz
スマソ・・・忘れてくれ・・・

8 :
「あにゃ・・・あ・・・あ・・・ほにぃ・・・」
大量に出血したぽてまよは腕に喰いつかれたままぐったりとしていた
ライオンが咥えている右腕も既に原型を留めず骨が剥きだしになっている
先程からうろついている他のライオンも獲物をかすめ取ろうと狙っていた
腕に噛みついていたライオンがぽてまよを下ろそうとした瞬間に他のライオンがぽてまよの下半身に喰いつき
エサの取り合いが始まった
「ほにゃ!にゃめにぇ・・・まにょ、ににゃぁぁ・・・」
足に喰いついたライオンが引っ張るとズタボロになっていたぽてまよの右腕がちぎれてしまった
「ほにぃぃ・・・ほにぃぃ」
腕の有った場所、肩の肉を出鱈目に動かして悲鳴を挙げるぽてまよ

9 :
>>1さん乙です
「お前、吊られっぱなしで頭がぼおっとして来たろう?この辺で気分転換と行くか?」
主人は地下室の隅から何かを取り出すと、ぐちゅ子ににこやかに語りかけながら
近寄って来た。
「ひゃっ!」
ぐちゅ子は、主人が手にしている物に愕然とする。
忘れたくても忘れられないそれは、一昨日、死ぬ寸前の苦しみを嘗めさせられた、
電気責めの機械だったからだ。
「ふわああぁっ・・・!」
ぐちゅ子の顔から見る見るうちに血の気が失われ、目には恐怖の色が拡がっていった。
「そうか、そんなに電気を浴びたかったか!?
お前もこいつにすっかり病みつきになったんだな!」
「ううっ!?ふーっ!シャーッ!!」
ぐちゅ子は電極を付けようと近づく主人に、吊られた不自由な体ながら、
指の折れた右腕で、必死に痛みを堪えつつ主人に殴りかかり、激しく抗らう。
だが主人はそんなぐちゅ子の精一杯の抵抗など全く構わず、満面の笑みを浮かべ、
暴れるぐちゅ子の左腕を強く引っ張った。
「ギャアアアアァーッ!!」

10 :
脱臼した左腕の激痛に絶叫するぐちゅ子を造作も無く取り押さえると、
主人はまず胸に電極を付ける。
「おいおい、準備が済めばすぐ気持良くなれるんだ、そんなにがっつくなよ!」
「うがああああぁーっ!!ぎゅー、ぎゅーっ!ぎゅーぎゅーっ!!ぎゅーうっ!!」
こいつは、この汚らしい雄は、また自分の気持を知りながらわざと無視するのか・・・!
 主人の底知れぬ悪意と己の無力に、ぐちゅ子は涙をぼろぼろと流して憤った。
「出たっ、俺はこれが聞きたかったんだ!
 ぎゅーぎゅー、ぎゅーぎゅーっ!!わはははははははっ!!
 この鳴き声は、ますますお前を痛めつけてやりたくなる効果抜群だな!!」
主人は、このぎゅー、ぎゅー、という悲鳴は、ぐちゅ子の肉体的・精神的苦痛が
耐え難く高まったとき、特に激しい悔しさや恐怖といった、精神的混乱、ショックの
ときに出るものだと気付いていた。
この鳴き声が出る事は、ぐちゅ子の精神が深く傷つけられている事のしるしなのだ。

11 :
「ぎゅあっ!?・・・むぅっ・・・!」
ぐちゅ子は主人の揶揄を耳にすると、固く口を閉じた。
この人間の雄に、せめてもの意地を見せてやらなければならない。
電撃の恐怖に萎えた気力を奮い立たせ、涙で濡れた眼に力を集中すると、
主人に挑む様に、殺気を籠めて睨みつける。
「ぐるるるるっ・・・!」
「その目は何だ!?まだてめえの分をわきまえられないのか?
この世で一番醜く穢れきった化け物の分際で、こいつはどこまでも人に逆らいやがる・・・!
なら、お前がどこまで耐えられるか、試させてもらうぞ!?」
主人は、前回と違い、今度はぐちゅ子の肛門に、もう一つの電極を無理やり詰め込んだ。
「ひゅああっ!?」
肛門が切れ、血が流れる。痛みと恥辱で唇を噛みしめ、涙を流すぐちゅ子。
「ううぅ・・・!」
「お前は劣等生物のくせに、人間の様な羞恥心を持ってやがるのが一々癪にさわるんだ!
 ケダモノはケダモノらしく、人間様のやる事を大人しく受け入れやがれ!」
主人は壁のソケットにコードを差し込むと、早速機械のスイッチを入れた。

12 :
今更ながらスレ立て乙です
ぽてまよってキャラクターと言うより小道具って印象ですよね
滅茶苦茶やって話をかき混ぜる役ならぐちゅ子一匹で事足りるし
そうなると素直はモブ並みに目立たなくなってしまうので
素直を主役たらしめるための小道具に過ぎない存在
居ても居なくても話が進みそうな感じは多分そこら辺から来てるのかも知れません
放送当時からのぽてまよに対する嗜虐心は尽きていないのでまだまだ続き書きます

13 :
パチッ!
「うっ、くうっ・・・!・・・ぐわあぁっ、フギャアアアァーッ!!」
殺虫剤を浴びた芋虫が、糸を吐いて枝から吊り下がりながらのたうつ様に、
ぐちゅ子は吊られた体をのけぞらせ、腹の中を突き抜けて炸裂する電流にもがき狂う。
固く閉ざした筈の口が、意志に反し、勝手に開いて叫び声を上げてしまう。
「なあんだ、もう降参かよ?ほんと軟弱な奴だなあ!」
「むぅ・・・!ぐっ・・・!」
主人の嘲笑に、再び口を固く閉じて、必死に声を押さえ電流に耐えるぐちゅ子。
電流は今までの暴行に次ぐ暴行で深い損傷を負った内臓を、容赦なく蝕んだ。
ひたすらに耐えるぐちゅ子の肌にはじっとりと汗が浮かび、全身は次第に朱に染まっていく。

14 :
主人は、敢えて前回の半分ほどの低い出力から始めていった。
いきなり強い電力で責めるのではぐちゅ子がすぐ失神してしまい、
この化け物を鳴かせる楽しみが味わえないのだ。
「おう、無理すんなよ!泣きたいなら泣いていいんだぜ!?」
「ふうぅっ・・・!」
ぐちゅ子は、答えの替わりに薄笑いを浮かべた主人の顔を、涙を溜めた目で睨みつける。
舌打ちした主人は機械を操作し、少しづつ電力を強めていった。
「どうだ、人間様はこんな風に電気や機械を使って、お前みたいな畜生を懲らしめる事が
 出来るんだぞ!お前さんはこういう事が出来るのかよ、あぁ!?」
「ぐううぅ・・・!!」
「畜生に出来る訳が無いよな!大体今のお前はあの鎌も無いし、頭の不細工なケダモノも無い、
 足も利かないの無い無い尽くしで何も出来ないだろう?ざまあ見ろ!」
「うむうぅぅ・・・っ!」

15 :
この前の脳が沸騰し破裂する程の衝撃とは違った、じりじりと内臓を焙られるかの様な苦痛が、
次第に臨界に近づいていく。そして、コップの縁まで盛り上がった水がほんの一滴落とした水で
溢れる様に、主人がもう一目盛電力を上げた瞬間、ぐちゅ子は遂に限界に達した。
「ぎゅわあああぁーっ!ぎゅー!ぎゅうぅーっ!ぎゅー、ぎゅー、ぎゅーっ!!」
「鳴いた鳴いた!わはははははははっ!!
 さあ、もっと鳴け、喚け!この鳴き声はほんと馬鹿っぽくて最高に面白いな!!」
「ぎゅー!!ぎゅーぎゅーっ!ぎゅー、ぎゅーうっ、ぎゅーーっ!!ぎゅーーーっ!!」
今までぐちゅ子の中に溜まっていた全てのものが、堰を切ったように一度に溢れだす。
この幾ら憎んでも足りない人間の雄に、どうやっても自分は勝てないのか・・・?
五日間ぐちゅ子の心に積り続けた、憤怒、屈辱、無力感が、初めて大きな絶望となって、
雪崩を起こした瞬間だった。
「ぎゅー!ぎゅーーっ!!ぎゅーう、ぎゅーうっ!ぎゅーっ、ぎゅーーーっ!!」
「わはははははははははは・・・っ!!」

16 :
     +
 +
     ∧_∧  +
  + (。0´∀`)   ワクワクテカテカ
    (0゚つと )   +  皆様頑張って!
 +  と__)__)

17 :
「あ、あ、にゃ・・・ほにぃぃぃ」
下半身を丸ごと咥えられて逆さ吊り状態のぽてまよは、いつもの様に手足をバタつかせる抵抗も出来ない
両腕は喰い千切られ肩の辺りの肉がウネウネと動くだけであり、まるで芋虫の様であった
「ほにぃ・・・ににゃぁぁ・・・」
更に獲物を掠め取られたライオンが取り返そうとぽてまよの頭に喰いつく
「イギッ!・・・イッ、イッ・・・ギィ・・・」
マンガに出て来る妖怪の登場シーンの台詞みたいな声を挙げ始めるぽてまよ
獲物を取りあうライオン達が互いに引っ張り合うと
ブチブチブチッ
ぽてまよの腹から下、普段パンツを履いている辺りが本体から分離した
「ぎゃぁぁぁぁっ!あ、あ・・・びゃぁぁぁ!」
「ブハハハ!マトリョ―シカの上半分みてぇ!」
初芝の指摘に俺も一瞬噴き出してしまった
悲鳴に驚いたライオンが思わず獲物を口から放してしまうとぽてまよは自分の体に起きた事を悟った

18 :
「あ、にゃ・・・ほにぃ・・・?」
目を大きく開き自分の下半身をマジマジと見つめるぽてまよ
腰から下が食い千切られ内臓がこぼれて出していた
「ほにゃ?にゃぁ?」
一生懸命起き上がろうとしているのだろうか首をしきりに動かしている
当のぽてまよの顔もライオンの牙によってズタズタに引き裂かれていた
鼻の辺りから額にかけて大きな裂傷が有り頭部からもかなりの出血が見られる
「あにゃぁ?・・・ほにぃぃ」
自分に起きている事が受け入れられないのだろうか頭の悪そうな声を出している
「ほにゃぁぁ・・・あがっ!」
ライオンがいつまでも獲物を放置している訳が無い
内臓がこぼれ出したぽてまよの腹に齧り付く
「にゃぁぁぁ!ほにぃぃ!ほにぃぃぃ!」
遂にぽてまよが断末魔を挙げる時が来た
断末魔は普通なら悲壮な物だろう、しかし何だろうコイツの断末魔は実に心地良い響きだ
「あ・・・にゃ・・・がぁぁ・・・ぼ、に・・・」

19 :
 害獣ぽてまよの末路はあっけない物だった
恐怖と絶望に目を見開き、もはや声を出す事も出来ず自分の体が喰われる様を見ながら痙攣していた
バスの中は先程とは打って変った様に静まり擁護派のすすり泣く声が響くのみである
俺達が何故、声も出さなかったのかと言えば別にショッキングなシーンを目撃したからでは無い
楽しみにしていた映画が予想を上回る出来で有った
そして観客達は言葉を交わさなくても価値観を共有する事が出来た
そんな感じな状況である
「は〜い、みんな楽しんでくれたかな?それじゃ週明けまでに今日の感想文を提出してね」
ジャージ先生の声で空気がガラリと変わった
「うぇ!感想文かよ!」
「当たり前だろ?何のための課外授業だよ」
一応、今日のイベントは課外授業と言う事になっている
先生の面目のためにも感想文は必要なのだろう
メインイベントを消化した俺達はテレビ局の人達と別れて先に帰る事になった
ちなみに件のドキュメンタリ―は擁護派が涙を流す部分だけ上手い事編集して有った
ぽてまよちゃん大好きクラブのトップページがぽてまよ最後の写真にすり替わっていたのは初芝が犯人である

20 :
俺達が感想文に四苦八苦して約一週間、命を繋ぎとめる事の厳しさとか適当にでっち上げた
日曜の朝、前日の夜更かしが祟って最悪の寝起きだった
母親が部屋まで起こしに来たのだ
「ちょっと何時まで寝てんの!お母さん達もう出かけるんだから早く起きなさい!」
仕方無い事とは言え少しイライラしながら起き出す
「あ、そうだ!ちょっとコッチ来なさいよ」
母親がリビングの前で手招きしている
何事かと目をこすりながら向かうと母親が小声でリビングを指差した
「アレって・・・あんたのクラスがテレビに出た時に居た奴じゃないの?」
俺が覗き込むといつも俺が座っている椅子に見覚えの有る、しかし居るハズの無い奴が座っていた
「ほにほにぃ」
何故かぽてまよが嬉しそうにトーストとコーンスープを食っていたのだ
「何かね、今朝冷蔵庫の中に居たのよ!アレってテレビに出てた奴でしょ?」
「ほ〜に〜」
母親に気付いたぽてまよが機嫌良く声をあげる
「あ、あらトースト美味しかった?」
「にゃあ!」
元気良く答えるぽてまよ
「ああ、アレ友達のペットなんだ逃げ出したとかで探してるって言ってた」
「そうなの?良かった、お母さんもう出かけるから後はお願いね?」
よほど急いでいたらしくそそくさと出て行く母親
むしろその方が好都合だ
もう一度リビングを覗くとぽてまよは腹が膨れたからか、うつらうつらとしていた
「よう、久しぶりだな害獣」
「ほ・・・に?」
寝むそうに目をこすりながら振り向くぽてまよ
「・・・ヒィッ!」
どうやら俺の顔を覚えている様だ
「どう言うカラクリか知らないが生きてたみたいだな?まだまだ楽しめるって訳だ」
「ににゃぁぁ・・・」
逃げ出そうとしたぽてまよの髪を掴む
「いにゃいっ!にゃだぁぁ!」
暴れるぽてまよを連れて便所に放り込む
洋式便器の中でもがきながら盛大に漏らすぽてまよを尻目にいつものメンツに電話をかけた
まだまだ終わりじゃない、ギャグ漫画体質は伊達では無い様だ
俺達は、これからもぽてまよを痛めつけて悲鳴を楽しむ事が出来るだろう

21 :
一応、「ある男子生徒ですが」は完結です
やたら長くなりました
次の話も早めに書きます、それと渋にもちょっとづつ虐待小説書きます
コチラと併せてどうぞ

22 :
男子生徒さん完結GJ!
かわいらしい見た目を台無しにしてなお余りある腐れR獣が
分不相応な超好待遇からその腐りきった内面にふさわしい待遇に転落する様は
爽快感に溢れていました
これからも新作を書かれるようですがお体に気をつけ下さい

23 :
小さい頃に住んでいた町に十年ぶりに戻ると随分と様変わりしていた
駅前にはマンションや大型ショッピングモールが立ち並び
寂れていた商店街も今では、お洒落な店が立ち並んでいる
ブラブラと歩きながら商店街を見ている内に何やら可愛らしい店を見つけた
丸文字で『ふらぺちっと』と書かれた看板は一見すると若い女の子向けの雑貨店の様だが
店内には老夫婦や若い男性まで様々な客層が見える
何か引かれる物を感じて僕も店内に入った
店内ではアクリル張りのブースの中に動物の耳や尻尾を付けた赤ん坊の様な生き物が展示されていた
この生き物こそ『ふらぺちっと』と呼ばれる新種のペットだ
今では犬や猫と人気を争う程である
ブースを覗くとふらぺちっと達が楽しそうに飛び跳ね歌ったり踊ったりアピールしている
ナースキャップを被った猫耳のふらぺちっとが殴り飛ばされた気がするが気のせいだろう
店内は、ふらぺちっと用のグッズも多彩に取り揃えているし店員も親切に対応してくれる
ふと店内を見渡せば先程見かけた老夫婦が一匹のふらぺちっとを飼った様だ
ヘビの様な髪飾りを着けた黒髪ロングのふらぺちっとを夫人が幸せそうに抱えて車に乗り込んだ
担当した店員がわざわざ店の外まで見送っている
唇の厚い眼鏡の女性店員からパンフレットを貰い帰宅する事にした
僕も一人暮らしをしているしペットを飼うのも良いかも知れない帰ったらふらぺちっとについて調べておこう
そう思い、ふと空を見上げると突然、光線と爆発音を目の当たりにした
後からニュースで聞いた話では自動車が原因不明の発光現象と爆発事故を起こし初老の夫婦が無くなったらしい
全く物騒な世の中だ

24 :
ふらぺちっとについてネットで調べてみた
犬や猫に比べてその歴史は浅く今から百年ほど前に生まれた新種のペットだ
外見は人間の赤ん坊に似ているが実態は苔類の群体らしい
森山皇大、森山素直の親子二代に渡る学者家族が中心になって研究開発が行われた
その研究のための資金は当時それほど大きな規模で無かった小売店ファーストターフが出資したそうだ
それ故ふらぺちっとの商品化の際はファーストターフのペット事業部が優先的に販売権を獲得する事になった
今現在、ファーストターフが小売店業界で世界的なシェアを誇るのもコレが要因である
愛らしい外見で華々しくデビューしたふらぺちっとだが勿論、負の側面も有る
人為的に生み出された生命体であり誕生して一世紀近くたった現代においても宗教界から毛嫌いされている
そして、分類上は動物と認められず動物保護法が適用されない
個人の所有するふらぺちっとを傷つければ無論、器物損壊として認められるが
しかし、その負の側面自体が決して悪影響を及ぼすばかりでは無かった
先進国においては児童虐待の発生が激減した。自分の子供に向かうハズだった暴力の矛先がふらぺちっとに向かうためだ
そしてヒトに似た生態から新薬の開発の際に動物実験のフェイズを飛ばす事が出来た
更に合法的なスナッフフィルムまで出回る程で有る
最後にふらぺちっと関連の画像を探すと森山素直博士の写真が見つかった
夫人だろうかボブカットのかわいらしい女性とふらぺちっとの最初期型といわれる『ぽてまよ』
そして第二世代『たまチー』と呼ばれる個体も写っていた
他にも研究の仲間だろうか胸の大きな女性とやはり最初期型の個体が写った写真も有る
森山博士達は、これら最初期型の成功例を解析し量産体制を整えたそうだ
先日のショップで最初期型に似た二匹を見た気がするが多分、気のせいだろう
ますます興味をひかれ僕は、ふらぺちっとを飼育する事を決めた

25 :
新しいシリーズ始めました
渋の方の話は止まってますがイラストを4点ほど投下しておきました
チラシの裏に書いた落書きで申し訳無いですが虐待妄想の一助にでもして下さい

26 :
富野由悠季
「一番異常なのは、つまらないと感じた作品にいつまでもしがみついてる連中ですね。
その手合いはネットに多いでしょう。
僕はあれが不思議で仕方ないんです。
作品の評価をするのは自由ですし、評価が人それぞれなのは当然ですが
自分にとってつまらない作品であるのならば、
そんなものはさっさと忘れて、他に楽しいことを見つけるなりやるなりするでしょう。
それが普通の感覚ですよ。
そういうことができない連中が、ネットでいつまでも憂さ晴らししている。
非常に非建設的な話で、言うならば、『時間と人生の無駄』ですよ?」

27 :
>>26
その行為自体が楽しいんでしょ
富野監督も焼きが回ったなぁ
もっとも彼の作品、ファーストガンダム以外ほとんど駄作だけどなwww
おっしゃる通り作品名もすっかり忘れたわwww
>>25
     +
 +
     ∧_∧  +
  + (。0´∀`)   ワクワクテカテカ
    (0゚つと )   +
 +  と__)__)
新作がんばってくださいね

28 :
>>1さん、職人様方乙
続き楽しみにしてますよ!

29 :
僕がショップに入ると前に来た時パンフレットをくれた唇の厚い女性店員が迎えてくれた
ふらぺちっとの購入を考えている事を伝えると簡単な飼育方法について教えて貰った
エサは専用の物も有るが基本的に人間の食事と同じで構わないそうだ
ちゃんと躾すればトイレもすぐに覚えるらしい
ブースを見ると見覚えの有る黒髪ロングのふらぺちっとが居た
以前、老夫婦に買われて行った気がするのだが気のせいだろうか?
他のふらぺちっとは我先にと踊って見せたり歌って見せたりアピールに余念が無い
その後ろでナースキャップを被った猫耳のふらぺちっとがあたふたとしている
いざ輪に入ってアピールしようとすると他のふらぺちっとに殴り飛ばされる始末だ
「あの子はどんなタイプなんですか?」
女性店員は少し困った様な顔をする
「ご覧の通り不器用でして・・・取り柄が無いと言うか余り言いたく無いんですが売れ残りです」
店員さんの話に僕は一瞬、迷ったがすぐに購入を決めた
「え!?・・・あ、はい!すぐにご用意いたします!」
店員さんは凄く驚いた顔をしていたが、すぐ我に返ると奥に入っていった
「大変お待たせいたしました!今日は、お車でご来店ですか?」
先程の店員さんが件のふらぺちっとを連れて来た
襟首を掴んでぶら下げると言う何だかぞんざいな扱いだ
「ほにぃぃ」
妙に間の抜けた鳴き声のふらぺちっとである
「はい、後部座席に乗せて行こうかと」
「では段ボール箱をご用意しましたので」
他の店員さんが持って来た段ボール箱に放り込むといそいそと蓋をする
『ほに!?ほにぃぃぃっ!』
突然、真っ暗になって驚いたのだろうか箱を叩きながら悲鳴をあげている
僕はカードで支払いを済ますと試供品のエサやらトイレシーツやら山の様に貰ってしまった
ちなみに、件のふらぺちっとは驚くほど安かった

30 :
            ____....
           /ヾ   ;; ::≡=-_
         /::ヾ      ~~~  \
         |.::::::|            |
         ヽ;;;;;|   -==≡ミ  ≡=-|
        /ヽ ──| <・> | ̄|<・> |
        ヽ <     \_/  ヽ_/|
        ヽ|       /(    )\ ヽ
         | (        ` ´  | |
         |  ヽ  \_/\/ヽ/ |
         ヽ  ヽ   \  ̄ ̄/ /.〃
         .`⌒{≧x、f^^ァ ヽ   ′ , イ}/
      ./^≧x、__>:f⌒{__ノ== '爪´  ,/
    ..`ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
           ./ 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
            .{   `ヽ、_::::::::::::厂   }
.           (>、     `⌒´   ,/^)
                `ー一'⌒ヽ、___ ..ノー'

31 :
未来生物というオチだったのか
冷蔵庫であにゃあにゃ言っててキメェって思ってたけど
未来から来て冷蔵庫に入れられてちゃ世話ねぇな、凍死すればよかったのに

32 :
「ぎゅー、ぎゅーーーっ!!・・・きょっ、ちゃあ!!きょっ、ちゃあああああーっ!!」
京に届けとばかり、ぐちゅ子は悲痛な鳴き声を上げる。
主人は、電力をなおもじわじわと上げ続けながら鼻で笑った。
「また京ちゃんか!きょっ、ちゃ、きょっ、ちゃあ・・・!
へっ、お前がそんな甘ったれだと知ったら、あの子もお前をさぞ軽蔑するだろうなあ!」
その瞬間、ぐちゅ子の頭に京の声が響く。
『ぐちゅ子は泣かない強い子だな、偉いぞ!』
「うぁ・・・!?」
それは二か月ほど前、ぐちゅ子が京と共に、京の家の庭にいたときの事だった。
ぐちゅ子は、たまたま庭に入り込んだ野良猫にちょっかいを出して手をひどく引っ掻かれたのだ。
「ぐちゅ子、待てよ!そんなの放っておきな!」
京は、逃げる猫の後を追おうとしたぐちゅ子を呼び留めると、手を掴んで言った。
「こんなに引っ掻かれてるぞ!?今手当てしてやるからな!」
「うぅ・・・」
咄嗟のことに頭が一杯になり、いつもの様に振りほどいて離れられないぐちゅ子。
京はそんなぐちゅ子の手に消毒薬を拭きつけ、絆創膏を貼りつけて手当てする。
大好きな京に手を握られて、顔を真っ赤にするぐちゅ子は、消毒薬が傷に沁みるのも気付かない。
京はぐちゅ子の感情を知らずに、身を固くしたぐちゅ子の頭を撫でてほほ笑んだ。
「ぐちゅ子は泣かない強い子だな、偉いぞ!」

33 :
久々の職人降臨乙
美しい回想シーンの後の惨劇に期待www

34 :
「むぅ・・・っ!」
そうだ、自分は京ちゃんの言う通り、人間なんかには負けない、強い子なんだ・・・!
一度萎えしぼんだぐちゅ子の精神に、再び火が灯った。
主人を睨みつけると、ぐちゅ子は自分のそばに近づいていたその腕に思い切り噛みついた。
「うわあぁっ!!」
油断しきっていたところに、思わず強い電流を浴びて悲鳴を上げる主人を見て、
ぐちゅ子は長く味わえなかった勝利の感覚を覚えた。歯で噛みついたという訳ではないが、
あの汚らしい雄にようやくダメージを与える事が出来たのだ。
ぐちゅ子の眼には主人への嘲りの色が浮かび、腕を咥えた口元は笑みで歪む。
「くそぉっ!!」
主人は、強い電流で一時的に体が麻痺したものの、ようやく機械のスイッチを切って、
ぐちゅ子を振り払った。目の前が真っ赤に見える程頭に血の上った主人は、
乗馬鞭を取ると、ぐちゅ子の全身を滅多打ちする。
「このど畜生がっ!!」
「ぐわあああぁっ!!」
体中に鉛の塊を叩きつけられて、骨まで貫き通る激痛に絶叫しながらも、
なおもぐちゅ子の口元は笑みを浮かべ、主人を見つめる目には勝利の喜びが表れていた。

35 :
ペットを家に迎え入れた時の高揚感を味わいながら僕は、ふらぺちっとの入った箱を下ろした
『ほに、ほに』
段ボール箱の空気穴から指を突き出して何やら探っている
僕は、箱の蓋を開けて件のふらぺちっとに対面した
「こんにちは」
「ほー?」
間の抜けた顔でこちらを見上げている
「今日から、ここがキミの家だよ」
「にゃあ!ほにぃ♪」
抱き上げて箱から出してやると嬉しそうにはしゃぎだした
興味深そうにキョロキョロしているので暫く自由にさせていたが
思い出した事が有って膝の上に抱きよせた
「ほにー・・・」
まだ遊び足りないのか不満そうだったが僕は、端末の画面をふらぺちっとに見せた
「名前が無いと不便だろ?今からキミは『ぽてまよ』だ」
端末の画面には森山博士と最初期型のふらぺちっと『ぽてまよ』が映っていた
「キミ達の御先祖様だよ、キミにそっくりだろ?」
「ほにー・・・」
何か思う所が有るのだろうか『ぽてまよ』は森山博士の写真をジッと見ていた
「そうそう、それと生活する上で欠かせない物が有ったね」
僕がぽてまよと一緒に買った箱を開けるとぽてまよも興味を示して寄って来た
きっと、玩具か何かだと思っているのだろう
「ぽてまよの使うトイレだよ」
猫用と同じ物だが、それを部屋の隅に置いて砂を入れてやる
「ほにー!ににゃににゃ!」
僕の服の袖を引っ張って何やら抗議しているらしい
「ダメだよ人間用のトイレは人間が使う物だ、ぽてまよはペットなんだぞ?」
「ほにゃ・・・」
「そうだ!ぽてまよに似合いそうなプレゼントも有るんだ」
小型犬用の赤い首輪を見せてやる事にした
「ほに!?ににゃ〜」
ぽてまよに首輪を着けてやろうとした所、突然駄々をこねる子供の様に暴れ出した
「さっきから何なんだ!少しは身の程をわきまえろ!」
僕は思わずぽてまよの頭を小突いてしまった
「いにゃい!・・・びぇぇぇぇっ!!」
今度は泣きだしたが暴れるのを止めたため隙を逃さず首輪を着けてやった
「ヒグッ、ヒグッ・・・ほにぃぃぃ」
散歩に連れて行く時は首輪や胴輪にリードを着けるのがペットの飼い主として当然のマナーだ
今の内に首輪に馴らしておいた方が良いだろう
しかし、先程ぽてまよを小突いた時に感じた仄暗い感情は何だったのだろうか

36 :
ここから先が本番みたいな物です
渋の方の止まってる小説も近いうちに続き書きます
ぽてまよちゃんとの楽しい触れ合いイラストもまた書きます
前回の触れ合いは直接的だったので
今度は美味しいトリの唐揚げを食べて喜ぶイラストにします
ええ、美味しいトリの唐揚げです

37 :
「もう限界だ・・・!このままずるずる続けていると、こっちまでおかしくなる!」
主人は肩で息をしながら鞭を置くと、何か銀色に輝く細長いものを手にして来た。
「うぎゅっ?」
今の勝利で気持に余裕のできたぐちゅ子は、逆さ吊りになりながらも、
矢でも鉄砲でも持ってこい、と言わんばかりの落ち着いた表情で主人を眺め、
小首をかしげて見せる。
そんなぐちゅ子の態度にますます怒りを募らせながら、主人は手にした釣り糸を
ぐちゅ子の首に巻き付けだした。
「うぁ・・・っ!」
ぐちゅ子は、生まれて初めて経験する絞首という行為に対して、本能的に危険を察知し、
体をよじらせて抵抗しようとしたが、最早間に合わなかった。
「ぐぎゃあああぁっ!!」
「今までただ人に迷惑をかける事しかしなかったお前も、これで一巻の終わりだ・・・!」
主人は首に巻き付けた釣り糸を、左右に力一杯引き絞った。
「があああぁ・・・っ!!」
釣り糸がぐちゅ子の首にギリギリと食い込み、喉を締め上げる。
「ガッ、ゲェ・・・ッ・・・ヒュウ、ヒュウ・・・!」

38 :
血管が浮き出たぐちゅ子の顔は、見る間に赤黒く鬱血していく。
口からは舌を長く垂れ伸ばし、眼窩からは血走った眼球が半分程飛び出してきた。
さながら地獄の悪鬼の如き凄愴な表情だ。自由のきく右手は泳ぐかの様にばたばたと動き、
あれ程暴行を受け続けたぐちゅ子に、まだこれ程の生命力が残っていたのかと呆れる程である。
全身の力を込めてぐちゅ子の首を締め上げる主人の顔も真っ赤に染まり、額には大粒の汗が
びっしり浮かんでいる。主人の顔に何か生温かいしぶきが飛び散った。
驚いて見ると、ぐちゅ子のやせ細った体の股間から小便が垂れ流れだしている。
だがぐちゅ子は悪鬼の如き表情でなおも呼吸を続けようと必死に足掻き続け、
息絶える様子がまるで見られない。
「ヒュウ、ヒュウ・・・ッ・・・!カヘァ・・・ッ・・・・!」
「何なんだ、こいつ、ここまでやってもまだくたばらないのかよ!?」
主人は知る筈も無かったが、それはぐちゅ子が防犯用ふらぺちっととして、
特に強靭な体を持って生れた為だった。ふらぺちっとが普及した未来の社会では、
あの防犯用ふらぺちっとの頑健さは、開発段階において、国の某機関が軍事への
転用目的で密かに関与した結果ではないか、と噂されていた程だった。

39 :
一方、流石のぐちゅ子も、余りに過酷な苦痛で意識が遠のいて行くのに、
懸命に耐えていた。一度は諦めたが、やはり何としても京の元に帰り、
噛みついてしまった事を謝らなければならないのだ。
・・・自分は決してこんな所で死にはしない!自分は必ず京ちゃんの元に帰ってやる。
この醜い人間の雄との戦いに、絶対に勝って見せるんだ!
『こいつはどこまでも人に逆らいやがる!』
『人に迷惑をかける事しかしなかったお前』
ふと、ぐちゅ子は頭の中に響くさっきの主人の言葉に、己のこれまでの生が
思い出されてきた。
・・・物心ついた頃から、自分の周りには、いつもこんな声が聞こえていた・・・。

40 :
『何だよこいつ、目つき悪くて、まるで愛嬌が無いし、人にも全然懐かないなんて・・・』
『その割に、妙に人の顔色を伺うっていうか、受けを計算しているところがあるな。
露骨に媚を売らないだけ、却って性質が悪い』
『見た目はそう悪くないけど、すぐ唸って鎌で切りつけてくるしさあ、完全にケダモノだよね・・・。
これじゃ売り物にならないよ』
『鳴き声もほかの個体と違って、ぐうぐうぎゃあぎゃあ喚くだけで、すごい耳障りなんだけど。
聞いててイライラする』
『あの頭に生えた気持ち悪いのと尻尾は何なの?ほんとはウサギの耳と尾が付くんじゃなかったの?
変な光線や音波は吐くし、まるで悪魔じゃない!?幾ら防犯用だって言っても、あれはないでしょう!』
『全くの屑ものだな・・・あのピンクの毛で猫耳の個体といい、立て続けに不良品が出るのは、
生産ラインに障害が起きているんじゃないのか!?』
自分は防犯用のふらぺちっとだから、簡単に人や他の動物に慣れてはいけない、と思っていた。
でも、本当は自分だって人間や他のふらぺちっとと仲良くしたいのに、何か妙に気恥ずかしくて、
上手く態度に出せないだけだったのだ。

41 :
他のふらぺちっとは、生まれて暫くすると次々に販売店に出荷されて行く。
だから、繁殖場での顔見知りは自分を邪魔者扱いする人間しかいなくて、
隅っこで一人、鎌を使って遊んでいた。
見た事のない物を、鎌を使って調べようとすれば頭を殴られ、悪いと思って
頭の生き物が出すテープで直すと、今度は蹴り飛ばされる。
『それで済んだと思ってるのかよ!?この欠陥品が!』
それでも、自分もふらぺちっとの販売店に出荷された。
だけど仲間たちと違い、自分は何度人間に買われても、すぐ店に戻されてしまう。
『この子はちょっと、うちでは面倒を見きれないので・・・。
そちらでどういう躾けをしていたんですか?』
『こいつがいると、うちの子が泣き止まないんだよ。目つきや唸り声が怖いらしいんだ』
そんな事が繰り返される度、店員も私の事を邪険に扱う様になって行った。
その内、今度はどこか遠いところに引き取られることになった。
店から出られる以上に、まだ自分を必要としてくれる相手がいる事が嬉しかった。
そして、いよいよこの世界に送られる時の事だ。

42 :
「うぎゅ、あう・・・」
送る手配をした店員は、今まで世話をしてくれたお礼と別れの挨拶の為に
頭を下げた自分を無視して、こう吐き捨てたのだ。
「お前がやっとうちから消え失せてくれるのか・・・。この穀潰しが!」
「うあっ・・・」
「お前、ひょっとして誰かに買われたとか勘違いして無いだろうな?
こんな不良品を買う馬鹿はいねえよ!何でも過去の世界で、お前が欲しい
物好きがいるとか言うから、わざわざ引っぱり出してやったんだからな!
 全く、繁殖場の方でさっさと始末しておけば良かったのに、うちに押しつけやがって!
今までお前が何度も返品されたせいで、うちの信用が台無しになってたんだぞ!
わかってるのかよ!?」
「ううぅ・・・!」
「まあ今度ばかりは、返品したくても二度とこっちにコンタクトできない所だから、
いい厄介払いってもんだ!」
どうして、最後までこんな事を言われなければならないんだろう・・・!?
余りの情けなさに、唇を噛み目に涙を溜め、拳を固く握りしめていた自分を、
店員はまるで石ころでも眺める目つきで見ながら言い放った。
「お前なんざ、生まれて来なければ良かったんだ」
この瞬間、ぐちゅ子の中から、素直な心と温かい感情が消え失せたのだった。

43 :
この世界に来て見ると、まだふらぺちっとの存在が人間に知られていなかったらしい。
自分を見た人間は、無暗に怖がるか、逆にやたらにチヤホヤするかのどちらかだった。
それを利用して、ここでは何でもしたい放題に振舞えた。
考えて見れば、人間なんてふらぺちっとの主人面をして威張っているくせに、ひ弱で動きも遅いし、
例え怒らせても、連中の望み通りに愛嬌のある仕草を見せてやれば簡単にごまかせる相手でしかない。
だから、人間の食物や飼っている動物を奪って食べても、悪いだなんて少しも思わなかったし、
人間共が自分に振り回される有様が面白くて仕方がなかった。
そんな時、自分は京ちゃんというかけ替えのない存在に出会ったのだ。

44 :
自分の全てを受け入れてくれた京ちゃんのお蔭で、人間共に否定され続けて来た自分も、
幾らかでも優しい気持ちを取り戻せたのだ。
京ちゃんの母さんや父さん、自分の産んだ子(まめ)も、他の人間共とは違って、
ちょっと苦手だけど決して嫌いではないし、色々親切にしてもらって嬉しかった。
だけど、やっぱり自分には京ちゃんしかいない。
自分と京ちゃんが出会ったのは運命だったのだ。
だから、こんな所でこのまま死ぬ訳にはいかない。今すぐ京ちゃんの所に帰らなければならない。
京ちゃんの顔を正面から見て、この前噛みついた事をちゃんと謝って、胸の中に飛び込みたい・・・!
半分意識が朦朧としながらも、京への想いを募らせたぐちゅ子の、
飛び出て真っ赤に充血した目から、大粒の涙がとめどもなく流れ落ちる。
「ケヘェッ・・・ひょ、ひゃ・・・ひょっ、ひゃ・・・!ううぅ、ヒュウゥ・・・・」

45 :
「おっ!?・・・これは・・・」
主人は、今までの切羽詰まった絶叫とは違う、京を慕う涙を流すぐちゅ子を見て、
驚きと同時に手応えを感じ、糸を締める手を弛めた。
体の苦痛や悔しさでの泣き喚きとは違う、悲しみや人恋しさの涙を流す様になったのだ。
これこそ、この化け物の精神が本格的に壊れてきた表れであり、主人が待ち望んでいた瞬間だった。
(止めを刺す前に、こいつをもう一転がししてやらないとな・・・!)
主人は、ふっと肩の力を抜いて表情を和らげると、ぐちゅ子の首から釣り糸を全て外した。
「ゲェッ・・・!?はぁ、はぁっ!・・・ふぅっ・・・」
ようやく息をついたぐちゅ子に、穏やかに話しかける。
「なあ、お前もこれだけお仕置きを受けたんだから、いい加減人様に対するお行儀と
 いうのがわかっただろ?
 ま、京ちゃんはお前が余り可愛いものだから、悪さをしてもつい叱れなかったんだろうな・・・。
 これでお前もいい子になっただろうから、あの子の所に帰してやってもいいぞ?」
「うあっ!?・・・あうっ、あふうーっ!!きょっ、ちゃ!きょっ、ちゃ!!うぎゅーうっ!!」

46 :
どんよりと淀んでいたぐちゅ子の目がぱっと輝く。
病的なまでに用心深いぐちゅ子が主人の言葉に、この人間の雄がたった今まで
自分に行っていた事、そして京を侮辱した事すら忘れ、手放しで興奮している。
主人は、そんなぐちゅ子の単細胞ぶりを腹の底で嗤いながら、
殊更真面目な表情をつくると、騒ぎたてるぐちゅ子を見据えて言った。
「じゃあ、俺にこう言って約束しろ。
 『ぐちゅ子は周りの人たちや動物に迷惑をかけ続けてきた、この世で一番醜く
罪深い化け物でした。でも、不格好な尻尾や頭の気持ち悪い生き物を取ってもらい、
お仕置きもしてもらったお蔭で、穢れ切った化け物からまともな人間に生まれ変わりました。
  これからは、一生他の人たちや動物の奴隷になり、みんなに唾を吐きつけられたり足蹴にされたり
して今までの罪を償います』
 ってな?これを一字一句きっちり言って約束出来たら、お前を京ちゃんの所に連れて行ってやるよ」
「うっ・・・!うむぅっ・・・」

47 :
主人は、これまでに得た情報とこの五日間の観察で、ぐちゅ子の能力、性格を
大方掴んでいた。
知能は見た目より余程高く、自らは人間の言葉を使えないが、人間の言う事は
十分理解している。異様に高慢な性格で人間を見下しきっているが、
必要ならば可愛らしい素振りを見せ、人間を丸めこむ狡猾さも持っている。
そしてたった今、この化け物にとって、高見盛京という少女が唯一の絶対的な
存在である事がわかったのだ。
これらを考え合わせれば、京を出しにする形で、自らも今まで見下してきた
人間だとぐちゅ子に自認させ、更に人間の言葉を喋るよう強制する事が、
この化け物の精神を犯すのに効果的だと睨んだのだ。
「どうした、あの子の家に帰りたいんだろう?ならさっさと言っちゃえよ!」
「ぐうっ・・・!」

48 :
主人の狙い通り、ぐちゅ子は激しく葛藤していた。
今すぐ京の元に戻りたいのだが、その為には余りにも屈辱的な内容を、
それもわざわざ人間の言葉などで、この八つ裂きにしても飽き足らない
人間の雄に誓ってやらなければならないのだ。
自分は決して人間の様な愚かな生物なんかじゃない!
それに、人間共にぽてまよとか呼ばれている、あのふらぺちっとの面汚しは、
自分が人間の仲間だと思い込んでいる様だが、その人間共に唾やゴミを混ぜられた
餌を与えられているのも知らずに喜んで食べているのだからおめでたいものだ。
自分はあんな馬鹿とも違うんだ!
大体自分は人間の言葉なんて使えない。今まではそんなものを使う気にもならなかったし、
それでも京ちゃんと心が通じ合えたから問題無かった。
でも、もうそんなことは言っていられない。
京ちゃんの元に戻れば、この人間の雄に復讐する機会もある。やるだけやって見よう。

49 :
ぐちゅ子は決心し、口を開く。
「う・・・うふっ!ぐちゅっ、みゅあ、ばきゅうっ!あううーぎゅぎゅぎゅっ!
うゆう、しゅしゅっぐ、ふわぁ!ぐう、にゅむうっ、ちゅぐ、にゃふ!うー!」
主人は、飛び出た目をギラギラと光らせながら、妙な抑揚を付けて死に物狂いで
鳴き喚くぐちゅ子を唖然として眺めていたが、その珍妙な有様に堪らず笑いだした。
「あっははは・・・っ!あのなあ、何を言ってるのか全然分らないぞ?
ちゃんと俺が言った事を繰り返せよな!ひょっとして、俺を馬鹿にしてるのか!?」
「えうっ!?ぎゅあう、うふっ!」
主人の言葉に驚いたぐちゅ子は逆さ吊りのまま、首を振って必死に否定する。
ぐちゅ子としては、自分なりに出来るだけ主人の言った言葉を真似してやったのであり、
主人はそれ位理解して当然だと思っていたのだ。
確かに、京やその家族、周りのクラスメイト達なら、ぐちゅ子の言おうとする事を
何とか理解できた。しかし、それ以外の相手と関わりを持たなかったぐちゅ子は、
その他の人間たちには、ただぎゅうぎゅうぐうぐう鳴くだけでは自分の意志が伝わる筈もない、
という事が理解できなかったのだ。

50 :
「そうか、お前はやっぱり悪い子のままでいたい、という訳か・・・。
 これが京ちゃんのところへ戻るラストチャンスだったんだが、それをフイにしたんだぞ?
お前は少しは頭がいいと思ってたんだがなあ・・・」
主人はやれやれといった風に大げさに肩をすくめ、薄笑いを浮かべながら言う。
「あうっ!?ああっ、あゆぅーっ!!きょっ、ちゃ、にゅー!!きょっ、ちゃ、にゅーっ!!
 うにゅーう、うぎゅーうっ!!きょっ、ちゃああああっ!!」
真っ赤に充血した目からぼろぼろと涙を流し、主人に京の元へ帰らせてくれと
訴えるぐちゅ子。
この人間の雄が、始めから約束を守る気も無くこんな真似をさせ、自分を嬲った事を、
ようやく悟ったのだ。
ぐちゅ子の内で、主人と、そんな相手を少しでも信じた自分の愚かさ双方への怒りが弾ける。
「にゅー、ぎゅー、ぎゅーっ!!きょっ、ちゃ、きょっ、ちゃっ!!
 ぎゅーっ、あうぅーっ!!」
主人は、逆さ吊りのまま身も世も無く泣き叫ぶぐちゅ子を、ほんの一瞬憐れむ目で見て、
静かに言った。
「・・・何もかも終りにしてやるよ」

51 :
主人は長く垂れ下ったぐちゅ子の髪に、ライターで火を付ける。
パツ、パツパツッ、ブスブス・・・。
地下室に煙と、髪の毛が焼ける悪臭が立ち込めた。
「うはっ・・・?ああっ、あうーっ!!」
ぐちゅ子は自分の髪が燃えていくのに気づくと、反射的に指の折れた右手を
頭に出してしまう。それは、京と一緒に入浴してシャンプーをかけてもらう度に
『ぐちゅ子の髪はサラサラでほんと奇麗だな!』と褒めてもらった、大切な思い出の
ある髪なのだ。
「ギュアアァーッ!!ウギューッ!!」
ぐちゅ子は右手を火に蝕まれ、頭を熱さに責められて狂乱し、吊り下げられたまま
激しく身をよじる。その度に、床に焼け焦げた髪の灰がまき散らされていく。
「馬鹿野郎、そんなに動くと火の粉が飛ぶだろう!俺まで焼きRつもりか!?」
「おぶっ!」
火が頭にかかるかかからないかのところで、主人は水の入ったバケツを持ち上げ、
ぶら下がったぐちゅ子の頭を水に浸した。バケツを下ろすと、主人はぐちゅ子の顔の前に
大きな鏡を突き付ける。
「ほら、てめえの姿を良く見てみろ!」
「ゲホッ、ゲホッ・・・ヒグ・・・ッ?」

52 :
紫色の髪は根元まで焼け焦げ、頭皮がむき出しになっている。額の一部の皮膚は
焼け爛れ、大きな水疱ができている。
殴られ続けできた凹凸がはっきり目立つ頭の形。側頭部にぽっかりと開いた、
あの生物を毟り取った大きな傷。
落ちくぼみどす黒く隈のできた目元から半分飛び出している、血走った眼球。
無様に潰れひしゃげた鼻。げっそりこけ、左側が鞭で砕かれて骨が凹んだ頬の輪郭。
老女の様に萎んだ、歯の抜けた口元。
五日間ほとんど何も食べられず、全身の骨が浮くほどやせ細り、
ありとあらゆる暴行による傷、痣や火傷で覆われた、血みどろの胴体。
肩からだらりと垂れ下がった左腕と、踏み砕かれて腫れあがり、青黒く内出血した両足。
水が気管に入り噎せていたぐちゅ子は、鏡の中の、己のおぞましい姿に震えあがった。
「ヒャッ!!ヒギャーッ、フヒャアーッ!!ハヒャーッ!!」

53 :
「どうだ、これなら京ちゃんも、お前を見たらバケモノだ、って逃げだすだろうなあ?」
「ヒュッ!?・・・きょっ、ちゃ・・・?」
「ああそうさ!あの子がお前みたいな化け物を飼ってたのは、お前の見てくれがちょっと
 可愛かったからだけだぜ!?何なら今すぐ京ちゃんの所に連れて行ってやるぞ?
 今の醜いお前なら、あの子も一目見ただけでポイ、だからな!
 いいか、これがお前のねじくれて腐りきった本性にふさわしい、お前の本当の姿だ!!
 よくわかったか!?」
「きょ、きょっ、ちゃ・・・っ!ア、アァッ・・・アアアアァーッ!!フシャアァーッ、アギャアアァーッ!!
 ウアアアアアアァァーッ!!」
つい五日前までの健康な体から変わり果てた無残な姿と主人の言葉に、ここを抜け出し
京の元に帰ることのみを支えに、ぎりぎりのところで耐えてきたぐちゅ子の精神は、
再度の大きな絶望で遂に平衡を失い、崩壊した。
「ア、 アへッ、ヘッ、へッ・・・。ヒャハッ、ケヒャッ、ゲヒャヒャヒャ・・・ッ!
 ギャハハハハッ、ウギャギャアァーッ・・・!!」
眼は焦点を失い、口から涎を垂れ流しながら、壊れた笑い袋の様にけたたましく笑い続ける。
主人は逆さ吊りのまま下卑た笑い声を上げるぐちゅ子を、暫く面白がって眺めていたが、
いい加減煩くなり、後頭部にフルスイングでバットを叩き込み気絶させた。
「グギャッ!」
「やっとお前も声を出して笑うことが出来るようになったんだな!一週間近く、睡眠時間を削ってまで、
 お前をここまで調教してやったんだからな・・・。あの京って子に実費と報酬を請求したいところだ!」

54 :
すばらしい!!
ぐちゅ子には京をダシにした精神攻撃が有効だと以前から思っていたんだが
これほどのクオリティで文章化して見せてもらえるとは・・・感動です

55 :
その頃、丸一日学校を休みビラを全て配り終えた京が、ぐちゅ子に破壊された自宅から移った
仮住まいに戻ると、電話が鳴り続け、留守電のメッセージは一杯になっていた。
「わあっ、すごいや!もうぐちゅ子の情報が届き出したのかな?」
期待しながら、京は急いで鳴り続けている電話に出る。
「はい、高見盛です!」
「あんた、高見盛京ね!?この前うちの子がアイスを持って歩いてたら、あのぐちゅ子とかいう
変なのが鎌で襲って来て、アイスを取って行っちゃったのよ!!」
「ちょ、ちょっと待って下さい!うちのぐちゅ子はそんな悪い事をする子じゃありません!
大体、どうしてそれがぐちゅ子だって・・・」
「はぁ?あんたがさっき配ってたビラに載ってたの以外に、あんな鎌を持った、紫の毛の化け物が
 いる訳無いでしょ!?あたし、その時デジカメであいつの写真を撮っておいたんだから間違いないわ!
 うちの子、それから外へ出るのをすっかり怖がっちゃって・・・。
今に見てなさい!あたしの兄は弁護士なのよ!絶対責任取らせてやるからね!!」
ブツッ!ツー、ツー・・・。

56 :
余りの事に頭がくらくらとなりながら京が受話器を置くと、間髪を入れずにまた呼出音が鳴りだす。
電話に出るのが恐ろしくなった京は、咄嗟に電話機から回線のコードを抜き、震える手で今度は
メッセージを再生してみた。
『お前が奴の飼い主だったのか!?奴の所為でうちの家畜が全滅したんだぞ!!奴を見つけたら、
 必ず始末してやるから覚悟しろ!!お前も訴えてやるからな!!』
『あんたの化け物に、うちのトウモロコシ畑が荒らされて来たんだがね!?お蔭で出荷額が
 今までの4割に落ちたんだぞ!もう破産寸前だよ!!あんた、どう落し前付けてくれるんだ!?』
『ぐちゅ子ちゃんが、この前主人に変な音波を吐きつけて、お蔭で主人の片方の耳が聴こえなくなったんですよ。
 さっき配ってたビラで名前がわかったから、早速警察にRさせてもらいますね』
『お気の毒ですが、お宅の可愛いぐちゅ子ちゃんは、今朝中央公園で縛り首にされていましたよ・・・』

57 :
最後のメッセージwwwざまぁwwwww
そしてあえてここで切って京の反応を想像させる構成うまいw

58 :
「嘘だ、ぐちゅ子がそんな・・・」
耐えきれず、途中で再生を止め、両手で耳を押さえ、そのまま床にへたり込んでしまう。
(確かに、この前病院で、父さんはぐちゅ子が近所から文句を言われていた、って言ってた。
でも、家畜や蛇を持ち込むのはうちへのお礼なんだから、その程度で近所に迷惑がかかるなんてありえない。
例え、他所の食べ物や家畜をほんの少しだけ取ったとしても、生きていく上で仕方ないんだし、
あいつは自由に生きていくべき生き物なんだから、大人ならそれくらい多めに見るべきなのに・・・!)
思いつめる内に、昨日のクラスメイト達の、妙に距離を置いた態度が頭に浮かんだ。
(学校のみんなは、ひょっとしたら、ぐちゅ子の事を知っていたのかな・・・?)
「どうしたんだ!?」
その声で我に返ると、日が落ちて部屋は真っ暗になっており、帰宅した京の父が、
京の肩に手を置いていた。
暗い部屋の中でしゃがみこんでいる京の様子にただならぬものを感じたらしい。
いつもの穏やかな面持ちから一変した、険しく心配そうな表情で京を見つめている。
「父さん・・・!」

59 :
「お母さんとまめが、入院中で良かったな・・・」
京の話と留守電のメッセージを聞いて、京の父が沈んだ表情で呟く。
「この前も言った様に、もうあの子の事は諦めるしかない。お父さんも、本当に残念だ・・・」
メッセージを聞いた京の父は、それまで持っていた、或いは酔ったぐちゅ子が誰かに保護されている
かもしれないという希望を捨てざるを得なかった。
ぐちゅ子からこれ程の被害を受けてきた轟市の住民に対し、そんな事を期待出来る筈も無かった。
いや、この憎悪を見れば、ぐちゅ子の身の上に最悪の事態すらも覚悟せざるを得ないのだった。
「みんなぐちゅ子を誤解してるだけなんだ!あいつは、本当は純粋で優しい、いい子なのに!」
「確かにあの子は、京ちゃんやうちに対してはいい子だった。
 でも、他の多くの人たちには色々と迷惑を掛けていたんだよ、例えあの子に悪気がなかったとしても・・・」
「だけど・・・だけど、あいつは誰からも自由に生きていかなきゃいけないんだ!それでこそぐちゅ子はぐちゅ子なのに!」
「まだわからないのか!?」

60 :
京の父は、京の肩を両手でつかむと、正面から京の目を見据えて普段とは違う
強い口調で言った。
「自然の中ならともかく、人間の社会では、それはわがままでしかないんだよ!?
 あの子と関わると決めたなら、もっと早い内に、うちで責任をもって世話や躾けを
 しておかなくてはいけなかったんだぞ!それさえ出来ていれば、あの子もこんな事には・・・!」
「・・・・・っ!」
京の胸に父の言葉が突き刺さる。他ならぬ自分に、ぐちゅ子への最大の責任があったのだ。
それは京も薄々気づいていたが、必死に目を反らし続けていた事だ。
自分はぐちゅ子を大事な友達だと言いながら、見た目の可愛らしさで夢中になり、気の向いたときに
餌を与えたり体を洗ってやるだけで、友達としてその乱暴な行動を諌める事もせず、野放しにし続けてきたのだ。
その結果、ぐちゅ子までぽてまよの様に街中の人々に憎まれる事になってしまった。
ぐちゅ子の運命を破滅させたのは、自分なのだ。
「私、これからどうしたらいいの?私たち、もうこの街から出て行かなくちゃいけないのかな?」
京の父は、泣きじゃくる京を抱きしめて力強く言った。
「何が間違っていたのか、これからどうしなければならないか、家族みんなで考えていこう!大丈夫だ!」
「ぐちゅ子、ごめんよ!私が悪かったんだ・・・!本当にごめん・・・!!」

61 :


62 :
翌朝、京は重い足取りで学校に向かっていた。
あの後、入院中のまめの容体が少しずつ快方に向かっているという事を父から知らされたのだが、
京は、折角良いニュースを聞いても、それをもう二度とぐちゅ子に伝えられないかも知れないと考えると、
心がどうしようもなく暗く沈んでいくのだった。
 中央公園にさしかかると、人だかりが出来ているのが見えた。
「これって、あの化け物じゃない・・・?」
「誰がやったか分らないが、ほんとざまあ見ろ、だよな・・・」
「ガアッ、ガアーッ・・・!」
ばさ、ばさばさっ・・・。
「クワッ、クワァッ・・・!」
不気味な鴉の鳴き声と羽音が響く。人々の頭上には何羽もの鴉が飛び交い、
人垣の中からは何か赤いものを咥えた鴉が立て続けに飛び立っていく。
「何だろう・・・?」
京は、近づいて人垣の中を覘いてみた。

63 :
そこでは、地面に置かれた板に、伸ばした手足を五寸釘で打ちつけられ、
腹を大きく切り開かれた人の子の様な生き物が、鴉たちにはらわたをつつかれ喰い荒されていた。
朝とはいえ夏の強い日差しを受け、血と肉の腐った強烈な臭いが鼻を突く。
ぶぅーん、ぶぅーん・・・
むき出しになった内臓に、臭いに惹かれた蠅がわらわらとたかっている。
折しも一匹の鴉が、左の眼球を嘴で咥え飛び去って行った。ぽっかりと空いた眼窩から、
視神経が長く伸び出ている。
「うぅ、あふぅっ・・・」
その生物は、それでも息があるらしく、はらわたをついばまれる度、苦しげにうめき声をあげ、
僅かに体をうごめかせる。
「ひどい・・・!誰がこんな・・・!?」
京は凄惨な光景に吐き気を覚え、膝ががくがくと震えだすが、その生物に何かを感じ、
自らも足が釘付けにされたかの様に、その場を去ることが出来ない。
ふとその生物の足元を見ると、昨日自分が配ったぐちゅ子を探すビラが、別の板に
張り付けられている。自分の名と電話番号の部分には、上からワープロで何か書かれた
別の紙が貼られていた。
『飼い主さんへ
 大事なお友達が見つかったので、どうぞ引き取って下さい』

64 :
「えっ・・・!?」
急いで駆け寄り、鴉と蠅を追い払うと板を持ち上げて、制服が血塗れになるのも構わずに
抱きかかえる。
「ぐちゅ子、ぐちゅ子!!お前なのか!?」
京の目から涙が立て続けに溢れ、ぐちゅ子の全身に滴り落ちていった。
京はハンカチを出すと、ぐちゅ子の顔に落ちた涙を使って、必死に顔の汚れを拭ってやる。
「ひゅ・・・ひょ、ひゃ・・・?・・・ひょ、ひゃ、ひょっ、ひゃあ・・・!」
ぐちゅ子は一つ残った、半分飛び出した右の目元から涙を流し、口に僅かに笑みを浮かべて
京を見上げた。昨日の主人の言葉にショックを受け精神が崩壊していたのが、涙を流す京を一目見た瞬間、
正気を取り戻したのだった。
あの人間の雄は、今の自分を見たら京ちゃんは怖がって逃げ出す、などと言っていたが、
やっぱり京ちゃんはこんな自分を抱っこして、涙を流してくれたのだ。
疑ったりしてごめんね、京ちゃん・・・。

65 :
「ぐちゅ子、許してくれ!私が悪かったんだ!!さあ、すぐ病院に連れて行ってやるからな!?」
「うぅ・・・ひょ、ひゃ・・・あふうぅ・・・」
京に会えた事で、最後の気力を使い果たしたぐちゅ子の飛び出た右目がくるりと白目をむき、
微かな息が止まった。
「おい、ぐちゅ子、ぐちゅ子・・・!?・・・そんな、こんなの・・・こんなの嘘だ・・・!!
 わああああああぁーっ!!ぐちゅ子、本当にごめん!!私のせいでお前が・・・!!」
ぐちゅ子を抱きかかえ、血に塗れて泣き叫ぶ京の背後から、低い呟きが響いて来る。
「あいつが飼い主だったのかよ!?無責任な奴だな・・・」
「けっ、いい気なもんだ!悲劇のヒロイン気取りってか?」
「泣きたいのはあいつに散々な目に遭わされて来た私たちの方だって言うのよ・・・」
「くっ・・・!」
京は激しい感情が体の中を突き抜けるのを感じたが、唇を噛み締めて必死に堪える。
これが、自分が受けなければならない罰なのだ。何もかもが、これまでぐちゅ子を
甘やかして野放しにしていた自分が招いた結果なのだ。
轟市でこれからも自分や両親、まめが生きて行くには、自分はこの人々の怒りや非難、
そしてぐちゅ子の味わった苦痛、無念を丸ごと背負い続けていかなければならないのだ。
京は、周囲の冷やかな視線を浴びながら、腐臭を放つぐちゅ子の死体を抱いて立ちつくしていた。

66 :
人ごみの中から、一人の男が立ち去っていく。
「ふん、いまわの際にあの子に会えるなんて、全く運のいい奴だったな・・・」
 それは、昨晩の内にぐちゅ子の鎌でその腹を切り開いて、板に打ち付けた上で公園に
放置しておいた主人だった。主人は無論、誰にも見つからない様周到に事を運んだのだが、
もし何かあったとしても、ぐちゅ子があれ程轟市民の恨みを買っている事を考えれば、
誰も警察に通報などしないだろうと踏んでいた。そして、その読みは見事に当たったのだ。
主人はこの六日間、肉体的には疲労が激しかったが、精神的にはこの何年も感じた事のない
痛快さを満喫していた。人間や普通の動物に対しては許されない行為を思う存分楽しみながら、
轟市に巣食っていた害獣を駆除する事が出来たのだから。
全てを見届けてから商談へと向かう主人の目には、猟師が新たな獲物に狙いを定めたときの
眼光が輝いていた。
「・・・次は、あのピンクの毛のチビだ!」

67 :
これでこの話は終了です
だらだらと辛気臭い、また需要の無いぐちゅ子虐待を続けてしまいました
個人的には、ぽてまよとぐちゅ子の両方とも見ててムカついて仕方が無かったんだけど、
ここではぽてまよ虐待メインで、ぐちゅ子の方が結構優遇されてるみたいなのが
少しアレだったものでw
お目汚し済みませんでした<(_ _)>

68 :
>>67
いやいや素晴らしい
個人的にはくそまよの腐れR獣っぷりと同じくらい
ぐちゅの害獣っぷりと京の愛誤っぷりにムカついていたのでとてもスッキリしました
もし気が向いたらピンクの毛のチビもぜひ酷い目にあわせてやってください

69 :
ぽてまよにムカついてたの俺だけじゃ無かったんだな
世の中の綺麗な所しか知らないみたいなぽてまよの笑顔見ると殴りたくなる
あの幸せ一杯な笑顔を恐怖と苦痛で歪ませて悲鳴をあげさせたくなる

70 :
くそまよより極悪なことしてるクズキャラは他所にいっぱいいるけど、
くそまよは誰も叱らない、お仕置きしないのをいいことに平気で迷惑かけまくるからね
そんで都合が悪くなるとまだ子供だから、実は子供じゃないから、ぽてちゃんは人間だから、不思議な生き物だから、
と矛盾する言い訳を押しつけてくるのだからムカつかないわけないよ
まぁ、腹黒でもドスケベでもそれが面白さに繋がれば本来は問題はないんだけど、
くそまよはそういう欠点を魅力に変換できずただただ不快な汚点にしかできなかったのが致命的だった

71 :
           , -=≠=- 、
          /         ヽ,
               /^ヽ、__i}_/ヽ,
       f三≧x、_,ィ7 : : : : : \レ' : : ヽ_,x≦三}          
      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j
        ヽ::::::::::::/: : :/ : : : : : : : : : : : :Vハ:::::/      -‐''´'´
         〉,.:.:.:/: : :/ : : : : : : : : : : -─- ,__-‐'''´-‐'''-‐''´
      /: : ∨: : /: :/_-γ--''´ ̄   / /
      ,/: : : / : : {; イ弋       / // /   `
    ,イ:/ //: : : : :/  "}        l l |  |    ',
    〃:/〈 : : : :    "}|        l   | 丶
      `ヽ、\: : : ヽ、:|         ,. -'´  \'
       `⌒{≧x、f )      /   :∠ミーニ丶、 |`! !' ,/
    /^≧x、__>:f⌒{_\丶、__ ../ ̄>-'⌒ー‐r;┬' ∠ミーニ=
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
          {   `ヽ、_::::::::::::厂   } ほにぃ・・・
         (>、     `⌒´   ,/^)
           `ー一l゙:.:.'ヽ、___ ..ノー'
              ,l゙:.:.'i       ブリュブリュッ
          __. ,-'''"::;::;;:‘----,,,,、
         ,i´ :.:o゚。。o゚.:.:.:.:.:.:.:。゚。.:.`'.
         ゙''¬---――''''''゙゙゙''―-┘

72 :
           γ ⌒ ⌒ `ヘ
          イ ""  ⌒  ヾ ヾ
        / (   ⌒    ヽ  )ヽ
        (      、 ,     ヾ ) ドガァァァァァァァァン.....
        ..ゞ (.    .  ノ. .ノ .ノ
          :ゝ、、ゝ.....|  |..., , ノソ
         .._....,,. .-ー;''!  i;;;〜−ヽ_i
        .γ ,〜ー'''l ! |'''ーヾ  ヾ
        ::( (    |l  |    )  )
         ヾ、 ⌒〜"""''''''⌒〜'"´ ノ.
           ""'''ー-┬ーr--〜''""
..                 |   |
,              ノ 从 ゝ
           _\V  \   </
          V.:人.:`┬‐r``‐'.:.:.:r'レ⌒l 
           >:| `ー1 ト、.:.:.:.:.:ノ L_ノ
            /.人   `ー' ` ; '´ ノ    ジョボーーーー
             ̄ ̄( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⊃
              ⊂_        ̄⊃
               ⊂_      ._⊃
                 ⊂__⊃

73 :
           , -=≠=- 、
          /         ヽ,
               /^ヽ、__i}_/ヽ,
       f三≧x、_,ィ7 : : : : : \レ' : : ヽ_,x≦三}
      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j
        ヽ::::::::::::/: : :/ : : : : : : : : : : : :Vハ:::::/
         〉,.:.:.:/: : :/ : : : : : : : : : : __: : 'v:∨
      /: : ∨: : /: :/l⌒/l : :/ヽ、}\} :ヘ
      ,/: : : / : : {; イ::::レ::::::::j/:::::::::::::::::', : ∧
    ,イ:/ //: : : : :/ :u , ●::::::::::::::::●x、〉 : :ヘ ほにーーー!(融けるぅ!)
    〃:/〈 : : : : : \〃 :::::::::::::u:::::::u:∠/ : : ;〉
      `ヽ、\: : : ヽ、:>  /  `ア    /: :/
       `⌒{≧x、 f^^ァ   ′ , イ}/
〜⌒〜⌒〜⌒ __>:f⌒{__ノ ==' ',/ 〜⌒〜⌒〜⌒〜 ⌒
         イ ::::::::::::::::::::::: ヽ:ゝ -- <
         / 廴 ::::::::::::::::::::::::::::: ; : ノヽ   o ゜.。。 ゚。゚.  o ゜.。。
。 ゚。゚.  o ゜.  {`ヽ, _   :::::::::::: 厂} ))
       .(( (>,      `⌒', /^)))   o ゜.。。 ゚。゚.  o ゜.。。
           `' -- ⌒ヽ ___ .. ' ))
         濃   硫   酸

74 :
害獣死すべし!!

75 :
「ヒック・・・ヒッ、ヒッ・・・ほにぃ・・・」
首輪をされてから泣き続けているぽてまよ
一体、何が気に入らないと言うのだろうか
まぁ、急に環境が変わってストレスになっているのだろう、しばらく放って置けば落ち着くに違いない
僕は、少し遅めの昼食代わりにカップ麺を食べる事にした
お湯を入れて蓋をしたところで、ぽてまよがソワソワし始めた
お腹が空いたのかな?でも飼い主の食べ物を分け与えてクセになったら良くないな
「良いかいぽてまよ、これは人間が食べる物でキミは食べちゃダメなんだぞ?」
「ほに!?ほ〜に〜!」
何やら眉を八の字にして地団駄を踏む様に抗議しているがダメな物はダメである
更に諭そうとした時、携帯端末に着信が入った
「僕ちょっと電話に出るけど、その入れ物に近付いちゃダメだからね?熱いお湯が入ってるから危ないよ!」
軽く注意してから玄関を出て電話に出ると友人からの他愛も無い要件であった
話終えて僕が電話を切るとその瞬間、部屋の中から悲鳴が聞こえて来た
『びゃあぁぁぁぁっ!!』

76 :
慌てて部屋に戻ると想像した通りの光景だった
僕が注意したにも関わらず、ぽてまよはテーブルの上のカップ麺を摘み食いしようとしたのだろう
背伸びして手をかけたカップ麺の容器がひっくり返って熱湯を浴びたのだ
「あにゃにゃ!あにゅ!あにゅ、いぃぃ!」
「ホラ見ろ!僕の言う事を聞かないからこう言う目に遭うんだぞ!」
昼飯を無駄にされた事も手伝っていら立った僕は、ぽてまよを摘み挙げる
「ほにぃぃ!あにゅいぃぃ!」
顔をグシャグシャにして泣き喚くぽてまよを風呂場に連れて行き冷水を浴びせてやった
「ぴゃぁぁぁ!!あにゃ!あにゃぁぁぁ!」
今度は急に冷水を浴びて暴れだした
「落ち着けよこの野郎!」
この時は、僕も気が立っていてぽてまよの着ていた服を乱暴に脱がしていた
どうやら所々に火傷をしたらしく水ぶくれが出来ている
今思えば、この頃から僕の中で外れくじを引いたと言う気持ちが強くなっていたのだ
既に目の前で水ぶくれだらけのだらしない体を晒している『ふらぺちっと』を可愛らしいペットだと認識出来なくなっていた

77 :
久しぶりになりましたが続き書きました
ぐちゅ子虐待も良い物ですね
渋に絵もちょくちょく上げてますが次に上げるのはモズの早贄状態の絵になると思います
下手な絵でも虐待妄想の助けになりますように

78 :
乙です
いきなりやらかすぽてまよwww
これからの展開が楽しみ
渋の方も見てます。楽しみにしてますよ

79 :
森山家の近くに住む夢見ちゃった
勿論くそまよが一人で買い物に出掛けた時に拉致して虐待した
幸せな生活が地獄に一変したくそまよの表情は夢とは言え心地良かった

80 :
>>79
夢の内容をもっと具体的にお聞きしたい
あと虐待夢を見るコツなどあったらご教示願いたい

81 :
たまたま見た夢だからコツは、わからないけど
ご近所に森山さんの家が有って素直の登下校とか良く見かける感じだった
それで途中からくそまよが一人で買い物に挑戦してたからブラックサンダーで釣ったら見事に引っ掛かって
ホイホイついて来たくそまよを閉じ込めて虐待した
しこたま殴ったのと鋏で指を切断したのは覚えてる
くそまよが指が無くなった自分の手を見て「まにょにょ!まにょにょーっ!」って悲鳴あげた所で目が醒めた

82 :
>>67
遅ればせながらぐちゅ虐待長編投下感謝です
ご主人の精神面と肉体面にバランスの取れた執拗な責めには感服ですわ
ラストも素晴らしかった

83 :
ひょっとして本スレ息してない?

84 :
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=29377876

85 :
コミック読んでたら凄い殴りたくなるな
暴力振るわれて泣きじゃくるぽてまよとか想像しちゃった

86 :
性格最悪の腐れR獣の分際で蝶よ花よとばかりにちやほやされるのが嗜虐心を煽ってくるね
どうせ無駄に生命力強いんだからもっとバイオレンスな目にあいまくればよかったのに
焼き芋屋に突撃して熱々の石に頭からつっこむとか
ションベンくさくしたチョコを人に食わせようとして逆に食わされるとか
信号無視して道路を渡ったら車に撥ね飛ばされるとか
そういう体をはったギャグがむくキャラだけにもったいない

87 :
たまチーの死肉でハンバーグ作ってぽてまよに食べさせたい
完食した時を見計らって生首たまチー見せて種明かしするの
泣いてたまチーの名前を呼びながら必死に生首に縋り付くぽてまよとか妄想するだけで嗜虐心がくすぐられる

88 :
ぽてまよとぐちゅ子が森山家の冷蔵庫に帰還し数カ月
仲間の一人が居なくなった様な違和感を感じながらも皆は今まで通りの生活に戻っていった
そして、これからもずっと幸せな毎日が続くと思っていた。
素直が命を落とす事になる、あの不幸な事故までは
素直の葬儀には中学時代の同級生やジャージ先生まで来ていた
皇大は憔悴した表情を浮かべながらも気丈に振舞い、桐原や初芝も親友の父親である彼を補佐した
「皆、素直のために有難うな・・・」
皇大は無理矢理、笑顔を浮かべ皆を送り返した
一人きりになり椅子に座り込むとボロボロと涙がこぼれて来た
拳を握りしめ歯を食いしばっても涙は止まらない
「素直・・・畜生・・・」
こうなったのも全てアイツのせいである
「何でアイツが・・・あの疫病神が生きてて素直が死ぬんだ・・・」
素直が眠る棺の上で泣き疲れて寝ているアイツ、そうぽてまよだ
たまチーと喧嘩したぽてまよが交差点に飛び出し助けようとした素直が車に轢かれてしまったのだ
たまチーと素直は即死、ぽてまよは現場で「ほにほに」鳴いているだけだった
「待ってろよ素直、仇は討ってやるからな・・・」

89 :
ふらぺちっとの続きまだですが平行して書きますね

90 :
いきなり衝撃的なスタート・・・
この先どう展開するのか・・・
     +
 +
     ∧_∧  +
  + (。0´∀`)   ワクワクテカテカ
    (0゚つと )   +
 +  と__)__)

91 :
「す、にゃお・・・すにゃ、お・・・」
ぽてまよは素直が眠る棺に乗り蓋を叩いた
素直とたまチーが死んでしまった事が理解出来ないのだ
疲れている時や風邪をひいた時は素直がなかなか目を覚まさない事が有った
でもそんな時は枕元で「ほにほに」甘えた声を出せば目を覚ましてくれた
だから今回も甘えた声で素直を呼べば目を覚ましてくれると思っているのだ
素直の友達や先生が黒い服を着ている意味も分からず棺の上で泣きながら素直を呼んだ
悲しんでいるのでは無い、いつまでも目を覚まさない素直に苛立っているのだ

92 :
「・・・ほに?」
棺の上で眠っていたぽてまよは、ふと目を覚ました
皇大が自分を見下ろしていたのだ
目の下にクマを作り無表情で見下ろしていたのだ
最初は素直を起こしに来たのだと思った
乱暴に引き倒された時点で何かおかしいと気付くが手遅れである
皇大は右手に持っていたカッターナイフをぽてまよの額に突き立て顎まで引き裂いた
「いっ・・・ぎゃぁぁぁ!!」
普段の媚びた声からは想像も出来ない様な悲鳴をあげるぽてまよ
「楽にRると思うなよ疫病神!ズタズタに引き裂いてやる!」
再びカッターナイフを突き立てる皇大
「びゃっ!あ・・・ほ!ひ!・・・ぎぃぃぃ!」
ぽてまよは小便を漏らしながら無様に手足をバタつかせている
「痛いか?良かったな生きてる証拠だ」
「ほにぃ・・・に、ににゃ!ににゃ!・・・びゃぁぁぁっ!」

93 :
http://i1.pixiv.net/img65/img/goldsmiz/29436348.jpg

94 :
「ヒッ・・・ヒッ・・・ヒィィィ!ヒィィィ!」
皇大が手を放すとぽてまよは顔を押さえて転げまわった
ぽてまよの顔面は縦に何本も傷付き血で真っ赤になっている
「びゃはっ・・・ほに!ほにぃぃぃ」
四つん這いで床を這いながら無様に逃げ出そうと必死だ
皇大が何故、自分にこんな事をするのか理解出来ないぽてまよは、すっかり混乱していた
つい数日前までは皆で楽しく食卓を囲んでいたのだ
素直とたまチーがもそもそとパンを食べている横でぽてまよは、すまし顔でシチューを食べ
皇大もその様子を楽しげに眺めていた
そんな幸せな日常はもう無い
大好きな素直はなかなか目を覚まさないし皇大は突然暴力を振るうし全く理不尽だと思っていた
「ヒック!ヒック!・・・す、にゃおぉぉぉ」
部屋の隅で縮こまってすすり泣くぽてまよ
「ふざけるなよ疫病神、お前には素直の名前を呼ぶ資格は無いんだよ」
皇大が追いつきぽてまよの前に立ちふさがる
「あ、あにゃぁぁぁ・・・」

95 :
一匹だけで買い物に出かけたぽてまよを誘拐したい
ボコボコにぶん殴る様子を撮影してDVDに焼いたら素直君の家の郵便受に入れてあげるの
画面の中で助けを求めるぽてまよに何もしてあげられない無力感と絶望を味わって欲しいな

96 :
つかくそまよとぐちゅ子がむかつくという以前に、ふらぺちっとという
存在自体がキモすぎ
あれって元は苔か何かの植物を改良してでっち上げた生物でしょ?
植物をどういじってあんな人間まがいの化け物造りだしたのか、
考えるだけで胸糞悪くなる

97 :
ふらぺちっとって土産物屋で売ってるマリモと同じだよね
って事は虐待しても犬猫と違って法律の保護適用外な訳だな
あとジャージ先生の「ぽてまよはペットじゃ無いだろ?」(ドャァ が今となっては空しい台詞だな

98 :
修学旅行のやつか
あれに限らず3巻以降のくそまよヨイショ描写はどれもこれもムカついてくるな
いくら周囲の人間が善意の解釈で擁護しても日頃の行いが悪いから白々しく聞こえる

99 :
本編終わった後って素直とか大学受験する訳だけど絶対ぽてまよって勉強の邪魔だよね
必死に勉強してる素直の横でいつもの調子で「ほにほに」邪魔するぽてまよが目に浮かぶわ
ストレスで気が立ってる素直にぶん殴られたら良いよ

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