ソースはギガジン http://gigazine.net/news/20130705-microsoft-puts-3d-printing-support-into-os/ [1/2] 2013年6月26日から28日にかけて開催されたMicrosoft Build Developer Conferenceの 基調講演の中で、マイクロソフトがWindows 8.1で3Dプリントを標準サポートすると 発表しました。 MakerBot社や3D Systems社、Afinia社、Autodesk社、netfabb Software社といった 主要な3Dプリントメーカーと提携することによって、別途プログラム等をダウンロード することなく、上記メーカーの3Dプリンターを使えるようになるようです。 3D printing with Windows - The Official Microsoft Blog - Site Home - TechNet Blogs https://blogs.technet.com/b/microsoft_blog/archive/2013/06/26/3d-printing-with-windows.aspx 3Dプリンターはこれまで安くても数百万円という価格のため主に企業などで導入されて いましたが、2012年にわずか数万円で購入できる安価なプリンターが登場。現在では一般家庭や 研究室に導入されたり、数百円でオブジェクトをプリントアウトできる自動販売機として 大学に置かれたりしています。 金融アナリストらの予測によれば国際的な3Dプリントの市場の規模は2016年までに 31億ドル(3100億円)に達する見通しもあり、現在ゼネラル・エレクトリック社が ジェット機のパーツの製作に3Dプリンティングを導入し企業の生産の形を変化させているほか、 単純なオブジェクトを製作するだけではなく、生体組織と置き換えられる組織や食べ物を印刷する 3Dプリンターまで開発され、既存の問題を解決する新たな手段になる可能性も秘めています。 マイクロソフトがWindows 8.1で3Dプリントのサポートを行うことにより、3Dプリンターの 一般家庭における普及はさらに早まることが予想され、マイクロソフトで スタートアップ・ビジネスグループのゼネラルマネージャーを務めるシャネン・ベッチャー氏は 「PC上で3Dオブジェクトを作ることはWordで書いた文書をプリンターで印刷するくらい 簡単になるでしょう。デスクトップ印刷が私たちの文書作成方法を変えたように、 3Dプリンターによって私たちが物を作る方法も変えていくはずです」と語りました。 -続きます-
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-続きです- [2/2] クリエイターの中にも3Dプリントを使った作品を生み出す人が増えており、 街で拾ったタバコの吸い殻やガムからDNAを採取し3Dプリンターで顔を復元する 「Stranger Visions」や、街の石段にレゴブロックを埋め込んだり、石が溶けているように 見せたりと、3Dプリンターを使って街をアレンジしていくプロジェクトも行われました。 A sandstone block built from lego, blending real objects with 3d prints on Vimeo http://vimeo.com/43442146 シャネン・ベッチャー氏は「デスクトップの3Dプリンターが大量生産の形態として置き換わる とは思っていません。個人で短期間に物を生産するより、同じオブジェクトを大量に安く 生産する方がコスト面で経済的だからです。 その代わり、娘のサッカーチームが優勝した時のトロフィーだったり、サラダボックス、 壊れたヒンジ、新製品のアイデアなどを自宅で数分でプリントすることができるようになります」 と語っており、家庭用の3Dプリンターが普及することで一般の人々が独自の作品をより簡単に 創作できるようになると考えれています。 -以上です- 関連スレは 【メイカーズ革命】米国で『3Dプリンター』の世界最大規模の見本市、世界中から多くの技術者が来場 [06/12] http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1370995438/l50 【OS】ウィンドウズ8・1(Windows 8.1)、年内にも投入[13/06/27] http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1372302586/l50 など。