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2013年17文学286: 最強の書き出し (110) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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最強の書き出し


1 :2012/10/27 〜 最終レス :2013/06/29
最強の書き出しを教えやがってください。
「メロスは激怒した。」

2 :
「人間とは精神である」

3 :
「俺は毒島薬夫(ぶすじまらりお)と言う。」

4 :
「メロスは激怒した。」

5 :
真に重要な哲学的問題はひとつしかない。自殺ということだ。

6 :
わがはいは、今はやりの専業主夫である。チンポはない。

7 :
「目を覚ましました」

8 :
「やれやれ、僕は射精した」

9 :
「我は肉筆をとり、ちり紙の上に『魂』を吐き出した」

10 :
いろいろ知ってるけど走れメロスを引用してしまう>>1のセンスのなさにやる気なくした

11 :
確かにシーシュポスはいいな

12 :
今日ママンが死んだ

13 :
今は昔

14 :
地虫が鳴いていた

15 :
「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。」「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」

16 :
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/752_14964.html

17 :
最強の書き出し
こう言われて
最強の書き出し一文章
と勘違いする池沼ばっかり。なんと、>>1 も含めて。

18 :
「おむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつ。」

19 :
>>12
覚えてるよ。面白い小説だったよね。

20 :
和泉式部日記がええんちゃうか

21 :
太宰治ならこっち。
どんな小説を読ませても、はじめの二三行をはしり読みしたばかりで、もうその小説の楽屋裏を見抜いてしまったかのように、鼻で笑って巻を閉じる傲岸不遜の男がいた。

22 :
名を竹取の翁といった

23 :
幸福な家庭はみな同じように似ているが、不幸な家庭は不幸なさまもそれぞれ違うものだ。

24 :
おーいでてこーい

25 :
なんだいおまえさん

26 :
朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ

27 :
メロスは激怒した。

28 :
ノックの音がした。

29 :
最強の書き出しは、

だと思う。小学校の作文の時間に先生が。

30 :
「おめえら、地獄さえぐんだで」
とかですかあ?

31 :
「おらといっしょにぱらいそさいくだ!」

32 :
「まだ読むのをやめてよいとは言っていない。」

33 :
死のうと思っていた

34 :
メロスゎぉこった!

35 :
長い年月がすぎて銃殺隊の前に立つはめになったとき、おそらくアウレリャノ・ブエンディア大佐は父親に連れられて初めて氷を見に行った、遠い昔のあの午後を思い出したに違いない

36 :
祖母の家を解体してみたところ、床下から大量のフロイトが出てきた

37 :
死のうと思っていた

38 :
>>36
うむ、続きが読みたい。

39 :
>>35百年の孤独だね。

40 :
人に迷惑をかけて死ぬべし。
三島由紀夫

41 :
きょう、ママンが死んだ。

42 :
長い間、私は宵寝に慣れてきた。

43 :
>>41「異邦人」ですね。
(なんかクイズみたい)

44 :
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき、
花にさしたる花櫛の
花ある君と思いけり。
島崎藤村「初恋」

45 :
常徳院殿足利義尚は長享三年三月二六日享年廿五歳にして近江国釘里の陣中に殉じた。
(三島由紀夫「中世」)

46 :
空はまだ明けきってはいなかった。

47 :
>>42
プルーストくずしw まあ、くずしでもないか

48 :
早く寝る様にして来た。でしょ

49 :
>>47
新潮社版訳です。
>>48
英訳版だと"For a long time I used to go to bed early." だから
それだとそっけなさすぎるかな。

50 :
たしかに「宵寝」という語感の美しさは訳者のセンスを感じます。

51 :
「申し上げます。申し上げます。
旦那さま、あの人は、酷い。酷い。はい。
厭な奴です。悪い人です。
ああ、我慢ならない。
生かしちゃ置けねえ。」
大宰治「駆込み訴え」
※「あの人」とはイエスのことです。実際は改行がないので迫力がある。

52 :
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす

53 :
<<46 枯木灘かい

54 :
イントロクイズみたくなってきたな

55 :
ものうさと甘さが
胸から離れないこの見知らぬ感情に(略)

56 :
「俺はおもむろに障子にRを突っ込んだ!」

「ああっっつ、出るっ!!」

57 :
>>56超つまんない

58 :
1796年5月15日、(略)
スタンダール「パルムの僧院」

59 :
いづれの御時にか、女御、更衣あまた侍らひけるなかに

60 :
はい!
>>59源氏物語・桐壺
(イントロクイズ)

61 :
国境の長いトンネルを抜けると
そこは
雪w国wでwあwっwたwww

62 :
ちょっと長いけど、、、、
書き込めないので仕方なく改行。
其れはまだ人々が「愚」と云う貴い徳を持って居て、世の中が今のように激しく軋み合わない時分であった。
殿様や若旦那の長閑な顔が曇らぬように、御殿女中や花魁の笑いの種が尽きぬようにと、饒舌を売るお茶坊主だの幇間(ほうかん)だのと云う職業が、立派に存在して行けた程、世間がのんびりして居た時分であった。
女定九朗、女自雷也、女鳴神、―――当時の芝居でも草双紙でもすべて美しい者は強者であり、醜い者は弱者であった。

63 :
山椒魚は悲しんだ。
彼は彼の棲家である岩屋から外に出てみようとしたのであるが、
頭が出口につかえて外に出ることができなかったのである。

64 :
>>62
谷崎の初期短編ってなんかキラキラしてて好きだ。
てことで刺青、デビュー作だったっけか。

65 :
>>18
中島らも!
超老伝だったっけ?
あれ面白かった!

66 :
むかし、あるところにおかあさんのやぎがいました。

67 :
「川は流れる」ってあったよな
あの小説はむしろ書き出ししか覚えていない

68 :
ホーイ ホーイ

69 :
2012.11.28 17:46
内柴被告、目頭押さえ「死のうと思っていた」
http://www.sanspo.com/geino/news/20121128/tro12112817480007-n1.html
 指導していた大学の女子柔道部員を合宿先のホテルで乱暴したとして、準強姦罪に問われたアテネ、北京両五輪の金メダリスト
内柴正人被告(34)の第5回公判は28日午後も東京地裁(鬼沢友直裁判長)で弁護側の被告人質問が続いた。
 被告は「同意の上での行為」と無罪を主張しているが、教え子と関係を持って周囲に迷惑を掛けたことは後悔しているとし、
目頭を押さえながら「死のうと思っていた」と話した。
 被告によると、合宿後は大学に顔を出せず、柔道部の監督らと電話やメールで連絡を取り合った。
自身の言い分を学生や大学側に伝える機会がなく「混乱し、この先どうなるのかと不安もあった」という。
 「自分から柔道を取ったら何も残らない」と考え、自殺してわびようと思い、家族を実家に預けたが
「妻から『死ぬなよ』と言われて気持ちが治まった」とも述べた。
 弁護人は被告が関係者に送ったメールを読み上げ、文面を示した。
「俺が何を言われても黙っているのは、柔道部を守るため」などの内容を確認していた。
 29日の第6回公判では検察側の被告人質問が行われる。(共同)

70 :
隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、
性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。
高校の教科書で『山月記』を読み、「こんな日本語があるのか!」と驚き、驚きのあまり全編暗記してしまった。
いまでも、少しは覚えている。

71 :
>>38
つ self reference engine

72 :
                          ,. -‐==、、
             ,. ===、、 o   ○o.  i       :::ト、
           _,/      `ヾ´´`ヽ、 ゚ .l       :::ト、\
           //      .::::/  :::::!===l      :::|ス. ',
             /./       .::::/   ::::l    |  __ ..... _::::|} ヽ l-、
.           ,ィク ,'..__    .::::/    ::::l    :l '´    `)'`ヽ ヾ;\
       /::{゙ ヽ、 ``丶、;/‐‐- 、::::l     `'::┬‐--<_   } ./;:::::\
     /::::::::!   ,>---‐'゙ー- ...__)イ ,. -‐‐-、ト、   |l::ヽ /;';';';';::::\
.     /|::::::;';';'\/} (ヽ、  _/|   (´    _,.ィ!::ヽ.  ヾー'´;';';';';';';';';:: /ヽ、
   / ,ノ:::;';';';';';';';';'/  /ヽ、二ニ-イ   ヾT ¨´ ,/;';';::`、. \';';';';';';';';';';〈::...
. /  i::;';';';';';';';';';'/ ,イ.:::::::::::::::::: !    ヽ`ー‐'";';';';';';';ヽ   \';';';';';';';';';!:::::

73 :
ちんこ、R、うんこ、下に纏わる名詞はなぜ「んこ」で終わるのか。真理はこのように虚しい議論を弄びつつも、こう決意した。
今日は肛門Rをしよう、と。
-- 岡松康夫著『開眼』より

74 :
『ある日見知らぬ人が私を訪ねてきた。それが鈴木君だった。鈴木君は仕事のかえりらしく、
 弁当のようなものを抱えて玄関に立っていた。私は暇があったのでとにかく上がってもらうことにした。』
― 中野重治 「汽車の罐焚き」

この書き出し文が大のお気に入り。
見知らぬ人が突然訪ねてきて、用件も聞かずそのまま家に上げる人が存在するんだなぁww

75 :
今までで最強の書き出しはは、トルストイの「復活」かな。

76 :
桜の樹の下には屍体が埋まっている

77 :
これから展開されるはてのない狂気を感じさせる冒頭2つ。

「死霊」
最近の記録には嘗て存在しなかったといわれるほどの激しい、不気味な暑気がつづき、
そのため、自然的にも社会的にも不吉な事件が相次いで起った或る夏も終りの或る曇
った、蒸暑い日の午前、××瘋癲病院の古風な正門を、一人の痩せぎすな長身の青年
が通り過ぎた。

「死の棘」
私たちはその晩からかやをつるのをやめた。どうしてか蚊がいなくなった。妻もぼくも
三晩も眠っていない。そんなことが可能かどうか分らない。すこしは気がつかずに眠っ
たのかもしれないが眠った記憶はない。十一月には家を出て十二月には自Rる。それ
があなたの運命だったと妻はへんな確信をもっている。「あなたは必ずそうなりました
」と妻は言う。でもそれよりいくらか早く、審きは夏の日の終りにやってきた。

78 :
 ……ブウウ━━ンンン━━ンンンン……。
 私はウスウスと目を覚ました時、こうした蜜蜂の唸る様な音は、まだ、その弾力の深い余韻を、私の耳の穴の中にハッキリと引き残していた。
 夢野久作・『ドグラ・マグラ』

79 :
四月は最も残酷な月

80 :
なんで?

81 :
T.エリオットの『荒地』の冒頭だね
四月は最も残酷な月、リラの花を
凍土の中から目指せさせ、記憶と
欲望をないまぜにし、春の雨で
生気のない根をふるい立たせる。
岩宮宗治訳

82 :
 今のところまだ何でもない彼は何もしていない。何もしていないことをしているという言い回しを除いて何もしていない。
 筒井康隆・『虚人たち』

83 :
>>75
どんなん?

84 :
>>83
何十万という人間が一つの小さな場所へ集まり、そこで互いにせり合って、
その土地をみにくくしようとどんなに骨を折ったところで、
またその地面に何もはやさないようにとどんなに石を敷きつめたところで、
また萌え出てくる草を一本残らず丹念に取りつくしたところで、
また石炭や石油でどんなにいぶしたところで、
またどんなに木を刈り込んだり鳥や獣を追っ払ったりしたところで、
―――春はやっぱり春であった、都内の中にあってさえも。

岩波文庫 トルストイ「復活」 中村白葉 訳

85 :
>>84
『戦争と平和』で退屈して以来、トルストイって苦手意識あったけど読みたくなった

86 :
( 'ー`)

87 :
どした?

88 :
>>82
へたくそだねえ

89 :
 まずコンパスが登場する。

90 :
虚構船団

91 :
 川走、イブとアダム礼盃亭を過ぎ、く寝る岸辺から輪ん曲する湾へ、今も度失せぬ巡り路を媚行し、巡り戻るは栄地四囲委蛇たるホウス城とその周円。

92 :
フィネガンズ・ウェイク
柳瀬尚紀訳

93 :
age

94 :
あよ

95 :
 、秋の都市を傷つけるために。
 だから世界に向かって叫んだ、自分に名前を与えてくれと。
 サミュエル.R.ディレイニー・『ダールグレン』

96 :
住まいのことでは、一時思い屈した。

97 :
 夜明けまえの暗闇に眼ざめながら、熱い「期待」の感覚を求めて、辛い夢の気分の残っている意識を手探りする。
内臓を燃え上がらせて嚥下されるウィスキーの存在感のように、熱い「期待」の感覚が確実に躰の内奥に回復してきているのを、おちつかぬ気持ちで望んでいる手さぐりは、いつまでもむなしいままだ。
力をうしなった指を閉じる。そして、躰のあらゆる場所で、肉と骨のそれぞれの重みが区別して自覚され、しかもその自覚が鈍い痛みにかわってゆくのを、明るみにむかっていやいやながらあとずさりに進んで行く意識が認める。
そのような、躰の各部分において鈍く痛み、連続性の感じられない重い肉体を、僕自身があきらめの感情において再び引きうける。
それがいったいどのようなものの、どのようなときの姿勢であるか思いだすことを、あきらかに自分の望まない、そう言う姿勢で、手足をねじまげて僕は眠っていたのである。

98 :
フリップ

99 :
ラストとつながってる書き出しがいいな

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