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2013年17田舎暮らし72: 女三人で山奥に住んでた人の話を聞くスレ (559)
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女三人で山奥に住んでた人の話を聞くスレ
- 1 :2013/04/25 〜 最終レス :2013/09/11
- 女三人で山奥に住んでたあの方、またカキコミお待ちしてますー
- 2 :
- 楽しみです でも規制に引っかかってなきゃいいんですが
- 3 :
- 初めて読む人は何のことだかわからないと
思うので、貼っとく。
633: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 08:37:35.21 ID:dNUFKB4M
専門学生時代に、山奥の空家を借りて女三人で住み始めた。
その全部が衝撃の連続だった。
仏壇が置いてあるままなので住んでくれるだけで有難い、ってことで月8000円。
水道は山水が直接引いてあるのでタダ。超旨い。
ただ飼い猫とかはタヌキに狩られたりするので注意ね、とか言われて猫餅2人はビビってた。
ザッと片付けて住み始めて一日目で、子猫大の巨大ネズミが出た。
でも既に死んでて、二階に積んであった古いマットレスの間に「犬神家」な感じで刺さってた。
ギャーギャー言いながらジャンケンで負けた私が片付けた。
二日目で巨大ムカデ。あと庭にはヤスデ(茶色の毛虫)が数万匹。
住み始めて気がついたけど、玄関から見える位置でここんちの墓が並んでた。
横溝正史好きだったが一切読めなくなった
- 4 :
- 635: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 08:44:01.32 ID:dNUFKB4M
続き。
秋にはカメムシが大量に出た。窓閉めてても大量に入ってくる。
なんでだろう、と思ってふと壁と天井に隙間があったので覗いてみたら、
天井裏?が見えてそこに何千というカメムシがびっしり挟まって?て、
速攻ビニールテープ買ってきて目張りしたら入ってこなくなった。
猫が蛇を獲ってきて、でもサイズが猫よりも大きかったせいで、
首に巻き付かれて絞められて死にそうになりながら自室に入ってきた時も修羅場だった。
うわああああ!!!って絶叫しながら猫から必死で蛇を剥がそうとするけど怖くて触れなくて
でもそのうち猫が横倒しになってピクピクし始めて、うわああああ死ぬ死ぬ死んじゃう!ってパニック。
無我夢中で素手で引き剥がして窓から投げ捨てた。猫は無事だった。
- 5 :
- 637: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 09:07:22.63 ID:dNUFKB4M
結構雰囲気のある古い田舎家だった。
納屋があって、土塀があって、開かない部屋があって、使わない布団が大量にあった。
話を聞いた友人が面白そう!って泊まりに来るんだけど、誰も絶対二回目はなかった。
家主に聞いた話だと、最後に住んでたおばあちゃんが寝たきりになって、
介護するためにリフォームしたんだけど使わないうちに亡くなったらしい。
だから風呂はボイラー焚きで綺麗だったし、トイレは水洗だった(外で汲み取りだったけど)
星が綺麗で、川がそばにあって、川の音を聞きながら寝た。
ただ春は、川から裏山に帰る?カエルが、夜になると何百匹と道路に上がってくるので
車で帰宅するとタイヤで何匹も轢いてしまうのが辛かった。
- 6 :
- 639: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 09:16:26.79 ID:Iz/lm4Dx
その勝手に入ってくる野菜おばあちゃんは実は30年も前に亡くなって・・
642: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 09:32:41.77 ID:dNUFKB4M
>>639
ちょ、やめ!洒落にならんwww
二件隣(といってもすごく離れてたけど)のばーちゃんが本気で犬神家の双子婆さんにそっくりで
そのばーちゃんものっそのっそ家に入ってくるから超怖かった。
もう亡くなってるだろうなー。あの当時で90くらいだったもんなー。
- 7 :
- 646: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 10:01:54.51 ID:0XKBr3V5
リアルトトロだなw
まっくろくろすけもいたかもよ
652: 633 [sage] 2013/04/22(月) 14:11:29.62 ID:dNUFKB4M
なんか書き込んだらいろいろ思い出してきた。
近所のじいちゃんが「たぬきが捕れたからやる」ってボコボコした生肉を持ってきた。
タヌキってあれ、牛とか豚とかの肉と違って丸い筋肉が連なってる感じなのね。
食べ方を教えてくれなかったから女三人で考えた結果、
なんか昔話で聞いたことある「たぬき汁」にすることにした。たぬき鍋。
「珍しい肉食わしてやるから集まれ」って友人数人も招待して、野菜をグツグツ煮たたせた土鍋に、満を持してタヌキ肉投入。
結果、どうにもならん悪臭爆発。
アクが凄くて一口も食べられず、客は無理っ!って即退散。
残ったのは悪臭漂う一軒家と、生ゴミとなった鍋と、呆然な女三人。
野生の獣の肉って、食べる前に何回も湯に通してアク取りしなきゃいけない、って初めて知ったよ。
数週間は匂いが残って居間にははいれなくなったし、土鍋は匂いが取れず結局捨てた。
>>646 そう、まさしくトトロの家って感じの場所でした。
- 8 :
- 583: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 18:24:01.16 ID:dNUFKB4M
あ、なんか反応があって嬉しい。
女三人で山奥の一軒家借りて住んでた者です。こんにちはー。
書いてたら、本当にいろいろ次々思い出してきた。
住んでた期間は、確か23歳からの2年半。
同じ専門学校だったお姉さん二人と、ハウスシェア?して住み始めました。
家は「字」がつく住所の場所にあって、たぶんもう今は誰も住んでないんじゃないだろうか。
当時から限界集落だったし。
街から30分以上は山に分け入らないといけない場所でした。車必須。自転車は無意味。
隣近所に若者は皆無で、年金暮らしの年寄りしか住んでない。
そういう場所に若い女三人で住むわけだから、悪目立ちの意味で目立ってたかもしれない。今考えると。
- 9 :
- 584: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 18:29:06.86 ID:dNUFKB4M
最初に家を借りてきたのは姉さんB(当時25)で、家を荒らさない、掃除する、の約束で契約してきました。
そこに後輩だった私(23)と姉さんA(35くらい)が便乗。
当時6畳二間で30000円のアパートに住んでいたので、三人で8000円は魅力だった。
ちなみに平成の話です。
前のスレにも書いたけど、水道代は山水使用でタダ。ガスはプロパンで4000円?
電気は一万円くらい?で三分割で3000円くらい。
まじで居住関係のお金が大幅に節約できて本当に助かってました。
ただガソリン代は各々にかかってたけど、まぁ当時はレギュラー80円代だったから
- 10 :
- 585: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 18:36:33.38 ID:hvqNlamp
レギュラー80円??
平成になってからそんなに安い時あったっけ?
灯油の間違い?
586: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 18:40:26.16 ID:dNUFKB4M
ロケーションを説明すると、本当の意味で「山の中」
郵便局員が来ない土地。(パート?のおばちゃんが数日分まとめて郵便物を持ってくる)
トイレは数ヶ月に一度、業者に頼んで汲み取ってもらう。確か一回5000円だった。
玄関にたどり着くまでに傾斜角度が急な1メートル幅の坂が15メートルほどあり、
車を止めてから徒歩で毎回登らなければ家に入ることが出来ない。これがかなりキツイ。
たぶんこのせいで、なかなか大きくて綺麗な家だったのに借り手がなかったんだと思う。
一番辛いのが灯油。灯油運びが死ぬほどキツかった。
両手に灯油のポリタンを二個もって、傾斜角度30はある雪道を這うように登る。
姉さんAがヘルニア餅だったので、その分も運ぶ。あと米、米運びも酷かったな…。587: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 18:45:02.39 ID:dNUFKB4M
>>585
ああそうか、80は言い過ぎだったかな。でも100円は田舎でも切ってたと思う。
勘違いごめんよ。
灯油と言えば、一回灯油配達を町のホームセンターに頼んだら、住所言っただけで「そこは無理」って断られた。
姉さんBが「なんでええええ」ってすっごい悲痛な感じで電話口で叫んでたの思い出したwww
市内なのに「離島扱い」な地域だったんだよね・・・。
灯油はどうしても風呂焚きに必要だったから、一週間に一度は買いに町に行かなきゃいけなくて、
ほんと当時は若かったから出来たんだと思う。あの地獄の灯油運び。
- 11 :
- C円!ありがとう
- 12 :
- 588: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 18:50:05.16 ID:hvqNlamp
お風呂は薪じゃなかったのねwww
玄関まで傾斜が30度もある15メートルの坂道!?
よく二年も住んだね すごいわ
でもその坂道よりも
ムカデやヤスデが出るっちゅうので私的にはアウトだわ
噛まれたりはしなかったの?
590: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/22(月) 18:55:47.95 ID:dNUFKB4M
>>588
さすがに薪だったら借りてないと思うwwこの家。
姉さんBがこの家に決めてきたポイントが
「風呂が綺麗でボイラー炊き」で「トイレ水洗」の二点のみだったから。
坂道はほんきで毎回泣きたくなった。日常の買い物も辛かったし。しかも両側が崖。死ぬ。
ヤスデは最初こそキャーキャー言ってたけど、二年半の最後はブチブチ普通に踏んでた。
ムカデは見つけた瞬間ティッシュで掴んで遠投できるくらい逞しくなってた。
虫関係は怖がってるだけ損、くらい出たからもう麻痺してた。
- 13 :
- 連続投稿でエラー来たw
また、明日にしようと思うけど、
貼れる人いたらお願い
- 14 :
- 594 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/22(月) 21:29:50.53 ID:dNUFKB4M
風呂に入ってゆっくり思い出してみた。
改めて考えてみると、若い女が住むとこではなかった気がする。楽しかったけど。
・とにかく居間の横にある仏間が怖い。
仏壇も、遺影も、位牌もとにかくそのまま置いてある。
消えたロウソクまでそのまま放置。たぶん、次のお盆までそのまま放置。あんま大事にされてなかったのかも。
鴨居のとこにズラーっと並んでる位牌は全部白黒写真で、古い写真だから写りがぼんやりしてて怖い。
親戚の家の仏間なんか何にも思わないんだけど、赤の他人の家の仏壇関係は今でも凄く怖い。
たまに猫が麩を開けててめちゃめちゃ怖かったのを覚えてる。
・ダンスダンスレボリューションが流行った。
姉さんAがダイエットを兼ねて毎晩居間のTVの前でダンスをするようになった。
レベルMAXのとこまで踊れるようになったりして皆でやんや言って喜んでたらある晩、床が抜けた。
居間の床が畳ごと完全に抜けて、姉さんAが胸まで埋まって硬直してた。見てたこっちも固まった。床板腐ってた。
・昔懐かしいテレホーダイでネットを繋いでた。夜11時くらいから朝6時までなら定額制、だった。たぶん。
そこで侍魂とか読んでた。懐かしい。
・二階に部屋が3つ横に並んでて、ひと部屋づつ三人で使ってた。
大・小・中の順で並んでて、私は真ん中の小の部屋を貰った。通称カメムシ部屋。
大きい部屋(すきま風部屋)は姉さんB、中の部屋(八つ墓部屋←窓から墓が見える)は姉さんAが使ってた。
- 15 :
- 595 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/22(月) 21:44:27.08 ID:dNUFKB4M
ああ、位牌じゃなくて遺影だった。間違えた。あと麩は襖だ。
続き。
・大きい部屋は本当に大きくて12畳くらいあって、タンスが備え付けてあった。
たぶん、この家に昔住んでた人の嫁入り道具?だったんだろう。最初使っていいよ、と言われてた。
開けたら中にいっぱい古い服が入ってて、姉さんBは開けた瞬間すぐ閉めてガムテで目張りして封印してた。
そのまま二年半、一度も開けずに「壁」ということになってた。
・中くらいの部屋は八つ墓部屋で、ここもまた白いタンスやらフランス人形やらがそのまま放置されてて
窓からは古い墓が10以上もこっち向いて並んでるし、山肌近いし、とにかく雰囲気がすごかった。
でも床はピンクのカーペット。天井がなぜかペンション風に斜めになってて、この部屋だけ出窓。
つまり若い人向けに作った部屋だったらしくて、姉さんAがこの部屋を気に入って使うことになった。
前述の「実は出た」と言った人がこっちの姉さんなんだけど、この部屋に住んで平然としてたし、
彼女の言うことは現実味があるような気がしないでもない。私は霊感とかないんでわかんないけど。
- 16 :
- 紫煙
- 17 :
- 596 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/22(月) 21:58:11.46 ID:dNUFKB4M
虫関係の話が続いてちょっとアレなんだけど、カメムシとの格闘がひどかった。
あの家での生活をはしょって話せ、って言われたら迷わず「カメムシハウスに住んでた」って答えるくらいの感じ。
縁側にガラガラガラーって横に全部まとめられる雨戸があるんだけど、
そこがある時期になるとカメムシでびっしり埋められるようになる。主に秋。
住み始めて最初の頃はもう1匹見るたびに「きゃあー」とか言ってたけど、もうそんな量じゃない。対処できない量。
カメムシって甲虫?なので、キンチョールとかかけてもしばらく死なないし、効いてない?んじゃないかと思うくらい飛び回る。
間違って踏んだりすると、あのどうしようもない臭いでどうしようもなくなるし、
噛まないからいいものの、なかなか強力な害虫だと思う。
そんでそれが朝起きると、雨戸にびっしり張り付いてる。それも内側に。
そのうち朝ごはんの前に、雨戸全体に「カメムシコロリ」(スプレータイプ)を吹きかけるのが日課になる。
朝ごはんを食べ終わる頃に、軒下に数百匹のカメムシが転がっている。→ホウキで集める→臭いので庭に埋める。
・・・というのを繰り返していると、そのうち庭中に「カメムシ塚」が出来ることになってなんか凄かった。
- 18 :
- 597 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/22(月) 22:04:10.56 ID:dNUFKB4M
今思い出せるのはこんな感じかなあ。読んでておもしろいかどうかは分からない。
とにかくあの当時、生活費が食費を合わせて2万円内で収まった、ってのが自分的に大きかった。
同居していた姉さん達もサバサバしてて楽だったし、猫もいたし。
姉さんAが最後に言った「実は出てた」という話も、
後で聞いたらなんか「おばあちゃんが一緒に住んでた」ってことらしい。私には見えなかったからなー・・。
609 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/23(火) 09:07:26.51 ID:YBrTwNGG
おはようございます。
なんかレス貰えるのが嬉しくて、昨日記憶の引き出しひっくり返してみた。
あと、スレ独占して迷惑だったら言ってください、すぐのきます。
>>603
甘酒爆弾も凄そう。発酵物って管理大変だったりするよね。
味噌爆弾のトラウマから、一昨年流行った塩麹も怖くて買えない。いつか爆発するんじゃないかと。
>>606
姉さんBの部屋のタンスの中身・・・は分かんないな。なんか着物が入ってたらしい。ぎっしり。
とにかくこの家は隙間という隙間にギチギチに物を溜め込むタイプの住人がいたらしくって、
大きい家だし収納する場所もいっぱい作ってあったにも関わらず、私物を何も入れられなかった思い出が。
古いマットレスやら、古い組布団やら、タオルやシーツがとにかくびっしり納戸や押入れに詰まってる。
あとスプーンやら皿やらが、いったい何世帯分なのか分からないくらい出てきてた。
たぶん、住んでたおばあちゃんが捨てられない人だったんだろうね。
家主の許可もらってちょっとは捨てさせて貰ったけど、あまり気持ちのいいもんじゃなかった。引き出しいっぱいのスプーンとか。
>>607
築50年くらい?だったかな?梁も太かったし、それなりにお金をかけた家だったみたい。
農家の家にありがちな、障子が漆塗りで雪見窓になってたり、随所に粋な場所があった。
玄関がすごい広くて、軽自動車2台分くらいの三和土がある。そんで8畳くらいの玄関。
正直、玄関が一番立派だった。奥に行くにつれて貧相な建材になる、って感じ。
>>608
蜂蜜も爆発するのか・・・・・なんかジャム瓶とかも怖くなってきた・・・・
- 19 :
- 610 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/23(火) 09:43:22.48 ID:YBrTwNGG
・専門学校に行きながら、その系統の内職をもらって仕事して生活してた。多分毎月5万円くらいで生きてた。
ある日、締め切りが近い仕事があったので早起きして、カメムシスプレーして、
大リーグのイチローの打席見ながら仕事しようとTVつけたらNYのビルに飛行機が突っ込んでた。時代としてはその頃。
7時頃に起きてきた姉さん達に「世の中はすごいことになってるよ!」って言いながら味噌汁注いで朝ごはん食べたなー。
・姉さんAの話だと、「一緒に住んでたおばあさん」はたまに日中出てきてたらしくて、
掃除した場所から「ようく綺麗にしてあるねえ」って喜んでる声が聞こえてたから悪い人じゃなかったんだって。
で、それって近所の(生きてる)おばあちゃんじゃないの?って聞いたら、そうじゃない、と。
私もこの話は半信半疑だからふぅん、で流したんだけど、まぁ害がなかったしいいよね、という三人の結論。
・女三人で住んでたけど目立った喧嘩とかはなかった。
基本、皆あんまり繊細な人間じゃなかったし、そもそも繊細だったらあの家には住めなかったと思う。
あと年長の姉さんAが何事も気にしないタイプの姐御肌、姉さんBがしっかり者だったのも良かったんだと思う。
あの頃、血縁関係のない集団生活のコツを掴んだおかげで、いま現在あんま旦那にカリカリしない。
期待せずにマイペースに暮らすのが一番お互いが楽だと知った。
611 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/23(火) 10:05:13.00 ID:YBrTwNGG
縁側から外を眺めると、ずっと下に川が見えて、その対岸に棚田があって、畑になってる。
そこに近所のおばあちゃんが畑を作っていて、いろいろな作物を育ててた。
「おはようございまーーーす」と声をかけると、鍬を持ち上げて挨拶を返してくれる。大きなサトイモの葉っぱを振ってくれたり。
たまに暇なときに草取りを手伝ったりした。羊羹を分けてくれて、畦に座って二人で食べたり。
娘みたいに思える、と言ってくれて嬉しかった。
あのおばあちゃんもう亡くなったんだろうな。
読んでくれてありがとう。久々に懐かしい気分になれた。
- 20 :
- 質問者のレスも入れたほうがいい?
- 21 :
- 入れといてくれたほうが分かりやすいかも。
ありがとう!
- 22 :
- 618 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/23(火) 12:16:35.37 ID:YBrTwNGG
>>617
たぬき鍋はもうほんと何年も語り草になったっていうか。
あの家に招待されると生物兵器食わされる、とか学校で言われて、
間に受けた講師の人に「世の中に不満があるのか」とか真顔で聞かれて困った。
622 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/23(火) 12:38:43.99 ID:ILhA5aT/
>>602
昔の鍋は、使ってると穴が開いてくるので、修理して使ったりしてたけど、
それでもダメになった鍋を捨てて、蓋だけ残ったんだと思う。
セットで捨てろ!っていう話もあるけど、落し蓋に使ったりも出来るし、
金属が高価な物っていう感覚もあって捨てられなかったんだろうね。
ゴミゴミした都会に住んでると、棚田のおばあちゃんの話とか聞くと、涙が出てくる
俺の住んでる所は確かに便利だけど、本当に人の住むところなんだろうか・・・
623 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/23(火) 13:00:26.96 ID:YBrTwNGG
>>620
そうです。柱とかも立派でした。豪華な欄間もあったな確か。
ただやっぱ経年劣化で畳はたわんでたし、床板割れてたし、土塀は崩れてたし。
直し直しで住んでました。網戸買って窓に嵌めたり。
おばあちゃんは、娘も息子も孫も町に住んでるから、と一人暮らししてました。
ひとりは寂しいけど、街で暮らすのは嫌だと。
>>622
なるほど!!!あの大量のフタの意味が分かりました!そういうことだったのか・・・!!
私も今は山も海もない街の真ん中に住んでるので、たまにあの山の生活が懐かしく思う時があります。
ホタルがいて、ホタルブクロの花に入れて光らせるとランプみたいに見えるとか。鳥の声で起きる朝とか。
思い出すのは綺麗なものばかりで、苦労したことはもう笑い話なんだよね。
ただ、まぁ山は虫の住むところで、殺虫剤片手にワアワア言ってると住めないところだとは思います。多分もう私も無理。
- 23 :
- 633 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/24(水) 07:46:54.71 ID:YW0Kr9ZE
おはようございます。家人がインフルで今日も仕事を休みます。来月怖い。
昨日、ひさびさに姉さんAと連絡を取ってこのスレのことを報告したら、電話口で爆笑してました。
姉さんBにはURL送っときました。多分怒らない。多分。
まだなんかおもしろい話ってあったっけかー・・・といろいろ記憶を掘ってはみるんですが、
出てくる話が全部虫がらみっていうか、むしろ虫関係しか覚えてない。
なんか住み始めて最初の頃は、私も姉さんズも相応に乙女チックな?夢を抱えてて
せっかく庭があるんだからガーデニングがしてみたいワー、とか言ってハーブの種を購入してみたりするんですよ。
でも毎日毎日カメムシやら長虫やらと格闘しなきゃいけない生活してると、は?ハーブ?けっ・・・やかましいわ!みたいな心境にだんだんなってくる。
乙女では山で暮らせないという現実を知るわけです。
結果ハーブの代わりに植わるのは、ミョウガとかネギとか実用性の高い植物ばかりになる。女三人も住んでるのに。
すると、それを家主のおばちゃんが見て「庭がさみしいわよー」と合間合間に仏壇に飾る系の花を植えていくんです。
菊とかグラジオラス?とかなんかそういう華々しいやつを大量に。
最終的にどういう庭になるかというと、
オネギやらミョウガやらの間に仏菊が咲き乱れ、幾多のカメムシ塚に囲まれた、実に合理的な庭が出来上がる。
634 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/24(水) 08:05:58.29 ID:YW0Kr9ZE
そんな殺伐とした庭でも、たまには何か「若さ」みたいなものが欲しくなるんです。住んでると。
三人のなかの誰か一人がある日発作的に「バカンス的な何か」を求めたりする。
するとカメムシ塚だらけのスーパーみたいな庭に突然ビーチパラソルが立ったりして、急にそこだけ妄想グアム。
ビニールプールも出して、女三人でキャーキャー水遊びとかしてました。わざわざ水着着て、グラサンかけて。
- 24 :
- [635]おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/24(水) 08:31:53.72 ID:YW0Kr9ZE
AAS
姉さんAに、あそこに住んでて印象に残ってることは何かあるか、と聞いてみました。
そしたら、蟻ケーキ、ネズミスリッパ、アルミサッシで蛇脱皮話、とかもうホント散々でした・・・。全部そっち系・・・。
そんななかで和み系なやつは、ホットサンドの話。
姉さんAが仕事(※山に移住時点で専門学校は卒業して就職してた)から昼食を摂りに帰ってきたとき、
ヒーヒー言いながら15メートルの坂を登って「あーラーメンでも作るかなーお腹へったー」なんて考えていたら、
登りきった先に猫の寝そべる縁側が見えて、
そこで私と姉さんBがホットサンドを焼きながら「あーおかえりー」と出迎えてくれた、と。
タンポポやら春の小花が道の脇にいっぱい咲いてて、日差しがポカポカしてて爽やかで、
空腹で疲れて帰ってきたら、庭先でチーズやらハムがいっぱい入った熱々のホットサンドとコーヒー作って二人が待っててくれたのが本当に嬉しかった、と。
私あのとき本当に「幸せだなー」って思えたのよ、と姉さんAが言ってました。
そういえば、そんなこともあったかもしれない。そんな話。
- 25 :
- [637]おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/24(水) 09:06:55.39 ID:YW0Kr9ZE
AAS
あ、補足としては
・蟻ケーキの話
姉さんBが車の中に貰ったケーキを置いたままにして家に帰って(過酷坂を登るのにほかの荷物で両手が塞がっていた)
夕飯後、食べようと持ち帰って箱開けて三人で覗き込んだら、ケーキが蟻で真っ黒だった。絶叫。
・ネズミスリッパ
飼ってた猫がとにかく獲物をとってくる。小動物から巨大バッタから銜えられるものなら何でも。
あんまり獲ってくるから獲ってきたら家に入れないことにした。←しばらくして口にくわえてないことを確認したら入れる。
そんなことをしてたら猫も学習したらしく、獲物を見せる前にいろんなとこに隠すようになった。植木鉢の隅とか死角に置いたり。
ある日、姉さんAがスリッパ履いたら中にネズミがつまっててた。絶叫。
・アルミサッシで蛇が脱皮
玄関のドアがアルミサッシだった。
朝、姉さんAが仕事に行こうと開けようとしたら、下のレール?の切れたとこ?で巨大な蛇が皮を引っ掛けて脱皮するのに使ってた。絶叫。
- 26 :
- [638]おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/24(水) 09:09:19.61 ID:eLBf7D0y
AAS
>>637
聞こうと思ってたら予想の斜め上をいかれてしまってたwww
私はアルミサッシ蛇が気に入った
[639]おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/24(水) 09:11:32.02 ID:YW0Kr9ZE
AAS
>>636
いい話したあとにまたコレ系の話ですいません・・・・朝なのに。
>>638
アルミサッシ蛇の話は、昨日始めて姉さんAに聞いて住んでた本人だけどゾワゾワしました。
- 27 :
- [642]おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/24(水) 09:55:06.95 ID:YW0Kr9ZE
AAS
家主のおばちゃんも川向こうの棚田で畑を作っていて、そこで育てた作物や花をどんどんくれた。
花を作るのが趣味だと言っていて、百合やら菊やら惜しげも無く一抱えも持ってきてくれる。
ただ三人とも生ける花器を持ってなかったので、しばらくは色気も何もなくバケツに突っ込んで飾ってた。
そのうち生活が落ち着いてくると、洒落っ気も出てきてこれじゃいかん、となった。
いくらなんでも女三人住んでてバケツはない、と。
蔵の中をいろいろ見てみると、古めかしい臼があって、これはいい!と玄関に引きずってきた。
※餅をつくやつ。餅を入れるほうのやつです。
長年使ってなかったので乾燥で縦に大きく割れていて、水を入れてもジャージャー漏れてくる。
これを家主のおばちゃんに許可をもらって、花を生けることにした。
重量もあるので、どんなに大きな花を立てても全くグラつかないし、いくらでも生けられた。
おばちゃんがどこかから切ってきた山桜を枝ごと入れたりして、まさに古民家、って感じで素敵だった。
おばちゃんもやった花を綺麗に生けてくれるのが嬉しかったらしくて
(主に花を生けてた姉さんBは、着物が着れたりお茶を習っていたりして風流人だった)
私たちにくれる為だけに山に分け行って、季節の花をとってきてくれたりした。ありがたや。
そんなある日、おばちゃんが背丈ほどもあるマタタビの枝をくれた。なんか花が咲いたとかで。
地味だったけど清楚な花が咲いていて、早速玄関上がりの臼に飾った。
枝の張り出し具合とか、裾の混み具合だろかを見てるうちに、猫が帰ってきた。
ちなみに2匹いた。姉さんAの猫・チョビ(チョビ髭)と、私の猫・菅原グンタ(硬派)
2匹とも揃って帰ってきて、一直線にマタタビの下へ。しばらく、ふんふんふん、と葉っぱの匂いを嗅いでいた。
でも数秒後、いきなりバターーーーーーン!!!と二匹同時に横倒しに倒れた。
手足をつっぱらせて、吉本新喜劇みたいな感じで左側に同時にパターン!と。
見てたこっちがえっ!!?えっえええーー!!?って動けないでいるうちに、猫が「んっふっふっふっふ」と笑い出した
- 28 :
- [643]おさかなくわえた名無しさん [sage] 2013/04/24(水) 10:01:23.50 ID:YW0Kr9ZE
AAS
・・・・えっ猫って笑うっけ!!?って驚愕してるあいだに、猫がどんどん変になる。
なんか手足をつっぱらせてたと思ったら、いきなり立ち上がって、酔の回った駅前のオッサンみたいに臼にしなだれかかって、
また「んっふっふっふっふ」と笑い出す。なんか今書くと嘘っぽいけど、まじで美輪さんみたいに笑ってた。
そんで、臼に生けてあるマタタビの葉っぱをうっとり眺めて、まさかの失禁までしてた。
猫にマタタビ超怖い、という話。
- 29 :
- 終わった!よし!
皆さんお疲れさまです
山奥女三人さん、出て来にくいかもしれないけど、また新しく思い出した話があったら、このスレにお願いしますー。
待ってますー
- 30 :
- 610 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2013/04/23(火) 09:43:22.48 ID:YBrTwNGG [2/7]
・専門学校に行きながら、その系統の内職をもらって仕事して生活してた。多分毎月5万円くらいで生きてた。
ある日、締め切りが近い仕事があったので早起きして、カメムシスプレーして、
大リーグのイチローの打席見ながら仕事しようとTVつけたらNYのビルに飛行機が突っ込んでた。時代としてはその頃。
7時頃に起きてきた姉さん達に「世の中はすごいことになってるよ!」って言いながら味噌汁注いで朝ごはん食べたなー。
・姉さんAの話だと、「一緒に住んでたおばあさん」はたまに日中出てきてたらしくて、
掃除した場所から「ようく綺麗にしてあるねえ」って喜んでる声が聞こえてたから悪い人じゃなかったんだって。
で、それって近所の(生きてる)おばあちゃんじゃないの?って聞いたら、そうじゃない、と。
私もこの話は半信半疑だからふぅん、で流したんだけど、まぁ害がなかったしいいよね、という三人の結論。
・女三人で住んでたけど目立った喧嘩とかはなかった。
基本、皆あんまり繊細な人間じゃなかったし、そもそも繊細だったらあの家には住めなかったと思う。
あと年長の姉さんAが何事も気にしないタイプの姐御肌、姉さんBがしっかり者だったのも良かったんだと思う。
あの頃、血縁関係のない集団生活のコツを掴んだおかげで、いま現在あんま旦那にカリカリしない。
期待せずにマイペースに暮らすのが一番お互いが楽だと知った。
- 31 :
- 634 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2013/04/24(水) 08:05:58.29 ID:YW0Kr9ZE [1/7]
そんな殺伐とした庭でも、たまには何か「若さ」みたいなものが欲しくなるんです。住んでると。
三人のなかの誰か一人がある日発作的に「バカンス的な何か」を求めたりする。
するとカメムシ塚だらけのスーパーみたいな庭に突然ビーチパラソルが立ったりして、急にそこだけ妄想グアム。
ビニールプールも出して、女三人でキャーキャー水遊びとかしてました。わざわざ水着着て、グラサンかけて。
- 32 :
- 601 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2013/04/23(火) 00:22:26.01 ID:YBrTwNGG [1/7]
>>600
あーなんか蛆も何もかもわかってしまう自分が嫌だ。
古い家、ほんとこんなんばっかだよね。虫でいちいち驚かなくなるけど嫌いなもんは嫌いっていうか。
昔どっかに書き込んだかもしれないけど、600さんの読んでたら思い出したので書く。
独身時代、一人暮らし用の小さい腰丈の冷蔵庫を使ってた。(この家にくるひとつ前のアパート)
小さいので上にいろいろ置いてた。調味料とか。
夏の朝、ポンッという破裂音で目が覚めた。
何の音だーと寝ぼけながらキッチンのドアを開けたら、床、壁、窓、シンク全てに味噌がついてた。
原因は、冷蔵庫の上に置いていた味噌を入れた密封式タッパ。
窓からの照射熱+冷蔵庫の熱でジワジワ発酵して、満を持してその日の朝に爆発したらしい。
ああ、しばらく味噌汁使ってなかったから・・・と原因分かって納得したけど、一人暮らし怖い。何が起こるか分からん。
また思い出したら書かせてもらうね。読んでくれてありがとう。
- 33 :
- 現在進行形でこういう暮らししてる人っていないのかな?
いたら話聞きたいなー
- 34 :
- どういう理由でそんな生活を始めたのか、動機とか背景とかも知りたい。
やっぱ体験談って面白いなあ。
- 35 :
- おはようございます。女三人で山に住んでた者です。
朝起きたら専用スレ立ってた・・・・・なんかすごい。感動した。ありがとう。ありがたや。
- 36 :
- 前のスレ住人さんにはご迷惑かけてしまってすいませんでした。
スレ立てしてくれた方々ほんとうにありがとうございます。
ちょっと思い出絞り出してきます・・・・
- 37 :
- >>35
暇が出来ましたらぼちぼち書いてくださいお願いします
- 38 :
- なんだかんだで、田舎っていいよな。
- 39 :
- >>35
わーい楽しみ
あなたのレスをみてAmazonに注文した八つ墓村を読みながら待ってますw
- 40 :
- >>35
来てくださって嬉しいです。
自分のペースで無理しないでください〜
- 41 :
- 人にアドバイス
2chに書き込んだらひろゆきがそれをネタに書籍化しても文句は言えないよ
書籍化する予定があるのなら書き込まない方がいい
俺は決してこのスレを衰退させるつもりはないが、このエピソードをが面白いからアドバイス
ひろゆきはこうしてお金を荒稼ぎしてきた経緯がある
書籍化する予定しているなら書き込まない方がいいよ
- 42 :
- 思い出、思い出、思い出・・・思い出かあー。
12〜3年も前の話なので正直、記憶が曖昧な部分も多々ありまして。
一通りレスを読んでもらった姉さんAには、「電気代は1万円もかかってなかった」と訂正されたりしています。
あと水道は、山水オンリーではなく水道水の出る蛇口もちゃんとあった、と。
むしろ夏の渇水期は「飲み水以外はあんまり使わないで」と村の人に言われたよ、とのことでした。忘れてました・・・。
山の家に移住した動機と経緯・・・は、動機はほんとにただ貧乏だったからです。
専門学校を卒業しても「就職」という形態では働けず、
お手伝い、のような名目で仕事をさせてもらい、お小遣いの形でお金をいただいてました。
その専門学校で習って就く「職種」自体が、不況でダメージを溜めまくって若い人を受け入れられない状況だったんです。
家賃三万円というと今だとすごいボロボロをイメージされるかと思いますが、
あの当時の田舎の町では6畳二間でキッチン別・トイレ風呂有だとどこもそんな感じでした。
その3万を払ったらあとは食費と光熱費でカツカツの生活、という感じの経済状態でした。
- 43 :
- 書籍化?えええ?
- 44 :
- ・・いや、それは・・そんな本になるほどセンセーショナルでしょうか・・・・山に住むって・・・
- 45 :
- 山奥の人来てくれてうれしい。
家賃3万は確かに安いけど、
地方都市だとバス停1分のけっこう大きい家でも
家賃5万くらいだったりするから、
それほど破格ってわけでもない気がするな。
で、質問です。
買い物や出勤はどうしてたんですか?
車必須とのことだけど、
たとえば一番近いバス停まではどれくらいなんだろう。
スーパーがあるような市街地はどれくらいかかるのかな。
- 46 :
- >>45
山奥の人てww
買い物や出勤は車一択です。自転車やバイクでは生活は無理だと思います。
バスは村の出入り口のとこにバス停がありましたが、日に1〜2本て感じでした。
スーパーなんかへは15〜20分?てとこでしょうか。
仕事帰りにスーパー寄って、食費のサイフから夕飯当番の人が夕食分を買って帰る、という感じ。
3日分くらいをまとめて買って、3日連続で夕飯を作って、次の人、という感じでやってましたねー。
ええと、仕事いってきます!夕方また覗かせて頂きます!
- 47 :
- >>46
行ってらっしゃーい(^o^)/
- 48 :
- ワクワク
- 49 :
- 仕事しながら、考えてました。そもそも何で山に住んだっけ、と。
あの頃から既に過疎化の進んだ土地でしたから、もう少し町寄りにも住む場所はあったかもしれません。
虫や蛇が平気なわけではなかったし(むしろGが出て絶叫する人間でした)
田舎暮らしに特別憧れがあったわけでもなかったし・・・。
姉さんBが持ってきた同居話に、よく考えもせず飛びついたのは前述したように貧乏だったせいもあったけれど
ただひたすら単純に「若かったから」なんですよね。・・・
いま、この年になって、月5万しかなくてもあの山には住まないし、住めないと思います。
ただただ若さの力押しで乗り切ってた、って感じでした。あと「面白そう」かどうか。
私の場合は、同居?面白そう!やるやる!と移住した時点で、アパートを解約してしまったので
今更敷金も礼金も出せないし、退路を自分で断っちゃった感がありましたが。
あと、女同士の同居ですが、ホントにあんまり喧嘩した記憶がないんです。
人間が何人か集まると、どうしても諍い事って起こってしまうはずなんですが、
「共通の敵」がいると一致団結してそれに立ち向かう。喧嘩してる暇がないっつーか。
私たち三人の最大最強の敵は、虫とか蛇とか、とにかく家全体を取り囲む自然でした。
雪とか台風とかも怖かったし。
団結しないと生きていけなかった、ってのが喧嘩をしない最大の理由でした。わりと真面目に。
- 50 :
- そこから専門学校は近かったの?
バイトは?
- 51 :
- >>50
山>>>>>>>>>>>>>>>>>>>専門学校>町
って感じの位置関係でした。
学校から帰りは、車で15分くらいで家の前に着くには着くけど、
玄関に入るまでにまだ時間がかかる。それは過酷坂があるから。
海も近い土地だったので、避暑地で短期バイトなどもしてました。
夏休みには宿屋の布団敷のバイトとか・・・。まーとにかくお金がなかった。極貧でした。
- 52 :
- 山の生活で何が怖いって、あの家に「一人で取り残される」ことです。
G,Wとかの長期休暇期間になると、三人のうちの二人が帰省したりする。
バイトのシフトなんかで、どうしても逃げることの出来ない一人が必然的に留守番役になるわけです。
・・・・もうこれが超怖い。
居間になんて絶対入れなくなる。だって仏間がとなりだから。
冷蔵庫も開けられなくなる。だってキッチンが超広いから。無駄に広いのすごい怖い。
風呂?入りません。トイレ?極力我慢します。なんなら水分もあんまり取らないよう我慢するとこから始めます。
玄関、開けません。誰が来ても死んでも開けません(夜なんて普段から誰も来ませんが)
そんな感じで絶対絶対部屋から出ないぞおおおおおおーーーーと構えている夜に限って、
深夜三時くらいに猫が玄関外で「入れてー」と鳴くんです。
――もうお前ら今夜くらい野生に帰ってそのへんの草むらで寝てくれよ、と。
- 53 :
- 山奥の家は、一人になると昼間でも怖い。
本当に、山の中って川の音と、風の音と、鳥の声と、葉ずれの音しかしないんです。
車も通らないから、人間の音がしない。
住んだ当初は、誰もいなかったら縁側で昼寝とかできるじゃん!素敵!とか思ってましたが、
自分以外誰もいない状態で無防備に転がって寝る、とか怖すぎて無理だと分かりました。
自室の布団ならまだしも、縁側は無防備過ぎて怖くて無理。攻撃されたら逃げられない。
だから、よくドラマとかにある「縁側で昼寝」は二年間も住んでいたのに経験していません。したかったけど。
今も、誰もいない家は苦手です。
- 54 :
- 支援
- 55 :
- 女三人さんは今36くらい?
あなたは当時「若かったから」山生活に踏み切ったようだけど
姉さんAは当時35くらいでよくそこへ行く気になったね
アクティブな人なんだろうか?
あとできたらトリップつけてください
成りすましが出たら困るので
- 56 :
- 今、日本国内では、「戦争」が勃発している。その「戦争」とは、「女性」対「男性」の戦いである。
この「戦争」を仕掛けてきたのは女性であり、「女性は差別されてきた」あるいは「女性は差別されている」
などと称して、「聖戦」気取りで、際限のない「女権拡大」を目指している。
一方、男性にとって、この「戦争」は、自分たちの(当たり前の)権利を守る防衛戦である。
もし、あなたも、「今、内戦が起こっている」との認識をお持ちであれば、是非、私らの「戦い」に
参加していただきたい。この「戦い」は、むしろ、私ら(男性)にとっての「聖戦」である。
http://blogs.yahoo.co.jp/sabetsu5555
- 57 :
- 初トリップ
- 58 :
- ・・・・・・いやごめん、カメムシはやめときます。悲しくなった。
- 59 :
- なまえ浮かばない。これでいいや。
そうです、私はそれくらい。つーか、ぶっちゃけ37です。
姉さんAも当時私くらいの年齢だったわけだから、相当思い切った選択をしてるとは思う。
ハウスシャアに関しては姉さんAは慣れていて、
この山に住む前から別の人と一階と二階に別れて住んでたりしてました。
あんまり気負わないで同居する方法っていうのを彼女から学んだな。今思えば。
- 60 :
- センスが優秀すぎる!うちの猫が狩りした時もスリッパにお土産ありましたとも。
ねずみに雀、蛙も持ってきたなぁ。
- 61 :
- 名前はできれば山奥とかw
- 62 :
- >>59
三倍速で赤い家を想起したw>ハウスシャア
- 63 :
- ええとじゃあ山奥子にしときます。やまおくこ。
- 64 :
- このあいだ姉さんAに聞いて、思い出した話。
とある日曜日の昼間、私が自室でぼーっとしていると、姉さんAからメールが。
「部屋に来い。しかし物音は立てるな」
えええどういうこと、と訝しがりながらも、足音を忍ばせて隣の八つ墓部屋へ向かうと、
ベットに腰掛けてじっと動かない姉さんAが。私を見てシッ、とする。
そのまま、ゆっくり「窓の方向へ振り向け」というジェスチャー。
あーこらまたイモリやらヤモリやらが出たから追い払ってくれっつーことだなーと
(※姉さんAは、山に移り住んでもダントツ最後まで虫嫌いだった)
振り返った先の山肌のくぼみに、尻尾を巻き込んでちょこんと座ってる野生のキツネの姿が!!!
うっわ!マジふっかふかやんかーーーーーーちょー待てこれええええ!!!と一気にテンション急上昇。
タヌキはよく見るけどキツネはその時初めて見た。なんか思ってたより黄色じゃなかったのを覚えてる。
キツネは墓が並んだ岩肌にお行儀よく座って、窓越しに私達を見つめてた。
おいいい・・・・超可愛いぞこれえ・・・・と、もう動くのも忘れて見つめていたら、隣で姉さんAが小声で
「キツネ呼ぶ時ってどう言うんだっけ?」とこちらもキラキラしながら聞くので、
そらもうあの有名なやつしかないでしょう!と思い浮かんで
「おい、じゅん・・・・・」
って呼びかけた瞬間に「ぶふぉあああ!」って姉さんAがなんで田中邦衛ッ・・・!!!って盛大に吹き出してキツネは逃げた。
るーるるるる、と間違えた、というお話。
- 65 :
- まさに若さ故の過ちw
- 66 :
- 若さ故の過ちはハウスシャアに対してねw
キツネってことは北海道?
- 67 :
- >>66
本州です。でも陸の孤島でした。
- 68 :
- おはようございます。
朝起きたらまた思い出したので投下。
というかスレに書き込むためにあの頃のことばっか思い出してる。9割虫物。
山移住が完全に完了してから、両親に報告した。
「いま住んでる町から山のほうへ15分くらい離れた」「ちょっと山寄りな場所」へ「年上のお姉さん2人と同居」する
と、ざっくりかなり意訳して伝えたら、次の週に菓子折り持ってスッ飛んできた。
(姉さんA、姉さんB、家主、両隣のご近所に配るぶん)
場所が場所なので電話では説明しにくく、駅で待ち合わせして両親の車に同乗。
もーあんたは大事なことを相談せずにどんどん決めて・・・と母のほうは困り顔だったけど、
父はアウトドア大好き人間だったので目をキッラキラさせて行こう行こうすぐ行こう、と急かしてきた。
以前住んでたアパートを通り過ぎて、専門学校前も通り過ぎて、県道をどんどん北上する。
とにかく山までの道程は、田んぼとポツポツ民家が建ってるぐらいで、進むにつれて街灯もなくなってくる。
最初のうちは、
あらーのどかな所ねーのんびりしててーあらっお父さんココまだ桜が咲いてるわー、とか何とかお気楽だった母も
家近所の「クマ注意」の看板を通り過ぎた辺りで無言になった。
父も「本当にここ?ここ曲がるの?本当に?」と明らかに挙動不審になってきた。
- 69 :
- ここだよーと斜めに川方向へ傾いだ駐車場(停めるのにコツが必要)に駐車を促したあたりで、完全に沈黙する両親。
過酷坂の上にある家を見上げる頃には、住むのは私なのに両親の方が蒼白な顔をしてた。
家脇の山肌から流れ出てる小川?湧水?のそばに立ってる「土石流警戒地域」の看板を発見してまた絶句。
もう明らかに「なんかこれ想像してたやつと違う」っていう顔してました。
父に至ってはログハウス的な家を想像してたみたい。そんなもんあるか。
過酷坂を上り、玄関に入ったところで「おー」と初めて感嘆の声が上がった。玄関立派だからね。
出迎えた姉さんズに改めて「このたびは・・・」と挨拶をする両親。姉さんズはどうぞどうぞ、と招き入れる。
そのまま、両親が実家から持ってきた肉やら魚やらで賑やかに昼食を食べた。
姉さんズと両親は今までに何回か会って面識があったし、
二人とも愛想いいし素敵笑顔の持ち主達なので両親も安心したみたいでした。あーこの人達なら大丈夫ねー、と。
その夜は、私の部屋に泊まって、満天の星空に感激してました。
こういう体験するのもいい人生経験だー、みたいな話をしながらお酒を飲んだりして。
でも朝起きて窓を開けたらバラバラと落ちてくるカメムシには閉口してました。
今でもこの山に住んでた頃の話をすると、
「あの家はすごかった」「どこへ連れて行かれるかと思った」
みたいな話から始まって、でも最後は
「わが子ながら楽しそうなことしてるなーと思った。わたしらはあそこ住むのは無理だけど」
と締めてくれる理解のある両親です。いまも元気です。親孝行します。
仕事いってきます!
- 70 :
- いってらっさーい
また戻ってきてね
- 71 :
- ああ、いい話だなぁ(*^_^*)
- 72 :
- あまりの大自然に驚いた感じが
グレゴリの夫婦で田舎に引っ越したのとちょっと似てる
まだ未読なら読んでみて>山奥子さん
「田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円」グレゴリ青山
- 73 :
- 当時の写真でうぷできるものがあったらお願いしたいです
家の中でも外でも何でもいいので
- 74 :
- こんばんは。
>>72
グレゴリ青山さん、初めて名前を知りました。本も未読。
紹介ありがとう!すごい共感しながら読めそう!!
>>73
私も写真がうぷ出来たら説得力増すよなーと思って、昨日から昔の写真入れをひっくり返してるんですが
いかんせん今ほどデジカメが普及してなく、かつ本当に貧乏だったので
「撮る」という行為自体をあまりしていないっぽいんです。
玄関前で記念写真!的なやつもなくて。スナップならあるんですが、姉さん達が写ってる奴はアウトですし・・・。
ただ、ちょこちょこ「あ、これ山の家かなー」的な奴は出てきたので、興味もって頂けたなら後でうぷします。
あ、猫だけはいっぱい写ってました。猫スキーなので。
firestorageとかでいいんですかね?
- 75 :
- >>74
わぁ、是非是非お願いします!
猫ちゃんも、もしよければ!
猫ちゃんは山の家解散後は、どちらかの姉さんに付いていったのかしら
- 76 :
- >>75
ではとりあえず、
「大蛇の這っていった天井」
http://firestorage.jp/photo/9560f0cf02d55d2e649f646a9d946565302b94a2
「カメムシ部屋」
http://firestorage.jp/photo/3688b277c6af52c467ed63c6e1aa2b50a16d0fac
※窓の外に写っているのは、隣んちの納屋?蔵?です。
- 77 :
- 猫はそれぞれの飼い主に戻って行きました。
ただ一回野生の味を覚えてしまうと家猫に戻るのはストレスだったようで、
うちの菅原グンタは実家に連れて帰った一年後に、家の前の車道で轢かれてしまいました・・・。
チョビさんは姉さんAの元でもう少し長く生きたんですが、ある日いなくなってしまったと。
「チョビさんと菅原グンタの図」
http://firestorage.jp/photo/6eafe54bb3156d9a5c3024e97fd840bdd4568646
「ストーブの前に溜まる猫の図」
http://firestorage.jp/photo/1f262e1276ddb1e2a34adbcf4de3efe43b404109
「自分、蛇持ち帰りますから。菅原グンタの図」
http://firestorage.jp/photo/bee3dae4c0430ddfb3680c1cdba4c48671d65866
あ、全部ロール?で一括して見られるのか・・・すいません、これで見られますか?
- 78 :
- 補足:
・菅原グンタの図で写ってる場所が(多分)過酷坂なんですが、急勾配に見えませんね。撮り方なんでしょうけど。
追加。
「後輩が遊びに来たので一枚撮ってみた的なスナップ写真」
http://firestorage.jp/photo/6e2ee90e26374b147befb6b87437fe8e27a9dc0d
縁側が左側に写ってます。青く見えるのが物干し竿。磨硝子のとこの格子細工が素敵。
あと寿司のチラシが押しピンで止めてあるのは、
なんか三人のなかでいい事があったら奮発して寿司食べようぜ!的な目標っていうか、発奮材料。
実際は寿司寿司言いながらそんな贅沢は結局出来なかった気が。
- 79 :
- このスレおもすれー( ^ω^)
_ ∩
( ゚∀゚)彡 乙!乙!
⊂彡
- 80 :
- >>76
思ってたより綺麗だな>壁、障子
人物の抜きが昔の実写ゲームみたいでワロタ
- 81 :
- かまいたちwww
- 82 :
- みんな思うことは一緒なんだな。w
- 83 :
- この家でホラーゲームやったら臨場感あるなw
- 84 :
- すいません、なんかぼんやりしてて・・・。
ほんと全体図っていうか、こんな家だったよーという写真があればいいんですが。
十数年経ってぐーぐるあーすで山の家を見てみたら、思ってた以上に山でした・・・。
http://firestorage.jp/photo/6d4a8f7c59183c127524c9a8270632de37d483a8。
- 85 :
- ありがとうございます!
雰囲気がすごく伝わってきた
お寿司チラシがなんかリアルで面白かったです
お家は古くてもきちんとお手入れされている感じ。
お掃除大変じゃなかったですか?
ブンタちゃん良いお顔!チョビさんも可愛い!
事故に合われたとのことでとても残念です。
猫ちゃん達には山は最高の環境だったんでしょうね
とても素敵ですね
- 86 :
- グンタちゃんでしたね
すみません間違えてしまった
オテテ可愛い
- 87 :
- >>80
そうですね、壁とかすごく綺麗でしたよ。漆喰で。
ただ昔の家にありがちな、部屋を仕切るのは壁じゃなくて襖、という作りだったので隙間風がすごかった。
かまいたち、本当に女5〜6人で集まってやってましたね。
本当に娯楽がなかったので持ち回りでゲーム買って、お菓子ジュース持ち寄って、深夜までとか。
今でも覚えてるのが、名作バイオハザードの一作目が出て、こりゃ面白そうだぞっっとみんなで集まってプレイ。
ゾンビにもようやく慣れて夜も更けて、そろそろお開きにしようかーってセーブポイント探して中庭に出た瞬間、
ムービーに切り替わって猿みたいなハンターに首スパーンと落とされてゲームオーバーになった深夜三時の気まずさったら。
>>83
山の家に移住してからは、リアル過ぎてホラーゲームは無理でした・・・。
- 88 :
- >>85
こちらこそ、なんかピンボケの写真ですいません・・・。
家は「綺麗に使う」が賃貸条件のひとつだったので、それなりにいつも綺麗にしていました。
掃除で大変だったのが、板の間に落ちる猫の毛と足跡ですね。毎日水拭きしないといけなかった。
猫2匹にとっては、飼い主の事情ひとつでいきなり大自然に送り出されたり、逆に知らない家に閉じ込められたり、
あんまりいい飼い主じゃなかったかもしれません。やっぱ環境をいきなり変えるのって動物にはよくないですね・・・。
- 89 :
- この話を2chに書き始めてから、昔のこと思い出しちゃってしょうがないです。
侍魂。爺さん元気かな。富士登山記が好きでした。オチでフォントを大きくする懐かしの手法。
あと、〜〜〜の憂鬱、みたいなタイトルで、
とにかく事故にあう不幸な新聞配達のお兄さんのサイトってなんでしたっけ・・・。まだ書いてらっしゃるかな。
あと、パンダ、パンダのサイト見てました。侍魂の健さんとビデオ見てた方・・・確か。
さて、そろそろ寝ます。おやすみなさい!
- 90 :
- 別スレ立ったおかげで画像見れて、幸せ
- 91 :
- なんか、ワクワクドキドキ感がする
ありがとー、山奥子氏、そしてスレを立ててくれた方
- 92 :
- やっと追い付いたーw
>>84を見るまで町やスーパーまでの時間から「山の中とかいうけど、意外と街中?」と思ってました
やっぱ山だね、山w
- 93 :
- >>92
田舎の「車で15分」は時速60キロが基本なんだよな
人通りが少ないと時速70〜80キロもよくある話
- 94 :
- こんにちはー。
画像、あんなのしかないのに楽しんでもらえて嬉しい。
>>92>>93
やっぱ結構な山ですよね。
メインで使う道は一応国道なんですが、車が滅多に通らないので飛ばしまくり。
よく木の陰に隠れてパトカーが取り締まりしてました。
より話に具体性が出るかと思って略図など書いてみました。
http://firestorage.jp/photo/ac8dceaaf1db0a8b678e6a14b766c706e3ca3d44
家は山肌に沿うように建てられていて、道と家の間にはすごい傾斜があります。わかりにくいですが。
- 95 :
- 土石流なんとか警戒地域(?)に指定されているのも当然だな、この地形
- 96 :
- クマとかに遭遇しなかった?
クマ注意の看板あるところで一人でいたら、家の中でも怖いよ。
- 97 :
- >>95
土石流って当時はよく分からなくて、地元に帰ってからニュース映像なんかを見てじわじわ怖くなりました。
確かに急勾配な坂が多くて、山は切り立ってて、湧水がいろんなとこから出てました。
>>96
運良くクマには会いませんでした。
クマ注意の看板はそこ此処に立てられてたので、実際はよく出た地域なのかも。
ただ、移り住むときに家主のおばちゃんに
「長いコトここで畑してるけど、私は一回も見たことない」と言われてたのが安全の担保になってた、って言うか・・・。
- 98 :
- サトイモのおばあちゃんちってのがジワジワくるw
茎を振ってるおばあちゃんが想像できるな
- 99 :
- 若い女が田舎に住んでて何がストレスになるかって、それはもう「甘味不足」以外何物でもないくらいでした。
深夜にふと「ゼリー食べたい・・・」と呟いたら最後、頭も口の中もゼリーに埋め尽くされて、何も手につかなくなる。
こういう時のために緊急避難用のフルーチェを常備してはあったのですが、いかんせんそういう危急の時に限って牛Rがない。
何かなかったっけ・・・と冷蔵庫を開けてみるのですが、他の二人の甘味系食料を発見したりして余計切なくなったり。
(※当然のことですが、自分以外の人間の個人的に買った物を無断で食べるのは御法度でした)
この家に住んでいて何か自作以外で食べたい、となると山を降りて買いに走るしかないわけですが、
最寄りの店でも最低20分かかることによる往復のガソリン代
+
夜七時になると大きなスーパーが閉まってしまっているので目当ての品物を買えない確率が高い
(十時くらいまでやってるスーパーは個人経営の小さな店舗で甘味コーナーが小さい)
・・・・という現実を鑑みて、やっぱり「まぁ明日まで我慢するか・・・」と大抵はどんなに食べたくても涙を飲むんです。貧乏だったから。
でもごくたまに「――それでも甘いものが欲しいいいい!!」と甘味中毒者のように家を徘徊する時があって、
もうそういう時は、街で二件しかない「コンビニエンスストア」へ行く、という禁断の解決手段しかないわけです。深夜だから。
その当時、私の中で「コンビニ」というのは
いつもは絶対に買わないはずの定価でしか物が売ってなく、しかも位置関係が
山の家>>>>>>>>>>>>>専門学校>町>>>>>>>>>山コンビニ
(※この山降りてもっかい別の山に登らなきゃいけない高低差、確実に燃料計に変動がある距離)
つまり行って帰ってくるのに一時間以上かかる場所なわけで、時間、運転する労力なんかも考えると
そこに行くこと自体がものすごい無駄で贅沢なものでした。
普段なら絶対そういうことはしないはずの倹約山生活者なのに、
数ヶ月に一度、それでも甘い物が食べたい!!!という衝動が抑えられない時があって、
居ても立ってもいられなくなって、財布の中を確かめて、部屋着から着替えて、深夜に自室から飛び出してました。甘味脳怖い。
そして、そんなときは階下に降りて靴を履く前に、姉さんズに外出する旨を報告。
いま現在町中に住んでて気楽に言ってる「コンビニいってくるけど何か買ってくるものあるー?」
という物言いでは決してなく、居間でTV見てくつろいでいる他の二人を見回して重々しく
「・・・わたくし、今からコンビニへ参ろうと思っておるのだが、各々方なにかご所望の品はないか?」
と深夜、突然の下山宣言をすると、姉さん二人も何事!?と飛び起きて
「―――すわ!コンビニとな!」
「・・・・コンビニ!!?ま、待たれよ!!確かそれがし、以前このようなプリンが発売されたと小耳に挟んだのだが・・・」
「ぬう!それは聞き捨てならん!待たれよ待たれよ、我も共に道行かん!」
「いや我も!!!」
・・・みたいな流れになって結局3人でいそいそコンビニへ甘味漁りの旅に出た懐かしい思い出。壬生義士伝、流行ってました。
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