2013年17古文・漢文11: 古文漢文板の質問スレ2 (629) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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古文漢文板の質問スレ2 (629)
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古文漢文板の質問スレ2


1 :2012/04/07 〜 最終レス :2013/09/05
           
  ./ ̄ ̄ ̄\   
  |..        |   いろんな人が答えてくれるよ
  |:::: ●) ●)|   
 m9:::::.....∀....ノつ   でも100%信用しちゃだめだよー
  (⌒)   ノ   
 キュム (_ノ 彡  前スレhttp://awabi.2ch.net/kobun/kako/1295/12951/1295165384.html
             

2 :
二度とスレ立てんなカス

3 :
お邪魔します。古文で質問があります。
うろ覚えエピソードがあるのですが、出典を教えていだだけませんか?
男が、出仕先でお掃除をしつつ、故郷の風物を懐かしむ歌を歌っていたら
聴いた姫が、それを見たいから、そこへ自分を連れていけと命じ、
男は姫を背負って東国へ下り、姫はそのまま、そこで暮らしたというお話です。
お恥ずかしい限りですが、どうかよろしくお願いいたします。


4 :
ああ わかりました 更級日記ですね?
自問自答になってしまいましたがすみません。どうもお邪魔しました。

5 :
お邪魔します。漢文訓読で質問なのですが、
先日、ゼミで「〜の言を用ふと為すなり」と読んだら、
他の学生から「〜言を用ふると為すなり」と訂正されました。
「と為す」の時は連体形(用ふる)ではなく
終止形(用ふ)ではないかと思うのですが如何でしょうか。
どうかよろしくお願いいたします。

6 :
それは用いるの活用形の問題だ。
用いるは語源的には持つ+ゐる(=率いる)からできていて、
上一段だが、用いるという意味が元の持つ+ゐるから離れているために、
古くから「もちひる」と書かれた。そこからさらに上二段だと思われて、もちふというのも出た。
おそらく相手は「もちひる」をまちがえて「もちふる」にしたのだろう。

7 :
>>6
ありがとうございます。活用の意味はよくわかりました。
となると、漢文訓読では「〜を用ひ(ゐ)ると為す」でよろしいのでしょうか。

8 :
児ののそら寝の
「いざ、かいもちひせむ」と言いけるを、この児の
、心よせに聞きけり。
の"ける"はなぜ連体形なんでしょうか?

9 :
自己解決しました…
すみません

10 :
源氏物語を原文で読みたいのですが、アマゾンや紀伊國屋で今でも買える本を推薦してください。
注釈は現代語訳はなくても構いません。

11 :
岩波文庫…原文+傍注(語釈はなし)
角川文庫…原文+現代語訳+脚注
新潮古典集成…原文+頭注+傍注
小学館日本古典文学全集…原文+頭注+現代語訳
岩波新日本古典文学大系…原文+脚注
予算と相談して好きなの選んでね

12 :
>>11
ありがとうございます。
上から順に見てみます。

13 :
>>11
岩波の全巻セットがあったので注文しました。

14 :
伝統芸能板でも質問したことなのですが、スルーされてしまったようなので
こちらでも質問させてもらいます。
私、お能を見たこともなければましてや舞ったことなどない者ですが、
「風姿花伝」を読んでみたのです。面白くてのめりこんだのですが、
最後まで読んでびっくりしました。一子相伝、他見を禁ず、みたいなことが
書いてあるじゃないですか!
あの書を私のような門外漢が読むことや、あるいはそれ以前に出版・
流通されているということ、また研究対象とされていることは、作者の心を
踏みにじることだと思ったのですが。
世阿弥の後世に伝えたい熱い思いをあの本から感じただけに、彼の意志を
無視するというのはどうなのか、と憤りがわいてきました。
出版社に「読んではいけない本なら、最初にそう言ってくださいよ!
そんなにしてまで商売したいんですか」と問い詰めたいです。
あの書が世間に流布している現状を、能の宗家の方や業界のみなさんは
一体どう思っていらっしゃるのでしょうか?
よろしくお願いします。


15 :
http://udlv.ff.cuni.cz/cz/japan/pictures/ObrIse%20(Small).jpg
これ、なんて書いてありますか?
伊勢物語?

16 :
「もののあはれ」と西洋の「ペーソス」の違いってなんでしょうか?

17 :
正史三国志は本屋で売ってますか?
あれば絶対買う

18 :
>>17
ちくま学芸文庫から全巻出ている。
ただし日本語版(珍訳あり)。

19 :
あの〜古文の読解なんですけど、現代文なら主語が変わるところが
わかるのですが、古文ではどこで主語が変わるのか?がよくわかりません。
助詞や敬語で判断するといってもなかなかできません。ポイントを教えて
下さい。

20 :
金瓶梅の原文を読みたいのですが、どこで読めますか

21 :
>20
ttp://ctext.org/jinpingmei/zh

22 :
西門慶熱... : 詩曰:
        豪華去後行人絕,簫箏不響歌喉咽。雄劍無威光彩沉,寶琴零落金星滅。
        玉階寂寞墜秋露,月照當時歌舞處。當時歌舞人不回,化為今日西陵灰。
こんなふうになっているのですが、見方がわかりません
西門慶熱が章で、詩曰:以下が本文ですか?

23 :
>>22そう
:以降の文をつなげていけば本文になる

24 :
>>23
ありがとうがざいました

25 :
質問させてください。
この板で合っているかどうか疑問だが…。
昔の中国で白居易という優秀な人がいて、
科挙に合格した時の話なのですが、
優秀なので本当なら1番でトップ合格するはずだったのが、
採点する人があまりにも素晴らしい解答なので、
「こいつカンニングとかズルしたんじゃねーの?」と疑って、
1番で合格した奴が不正者だとまずいから、仕方なく3番で
合格させたと聞きました。(予備校の先生から)
これって本当ですか?
wiki見てもソースがないのですが。

26 :
>>25
白居易が首席(状元)ではない事まではわかったけど

27 :
質問です。
役者の解釈以外にも伝統的な儒学者たちの解釈や朱子の解釈などが
書かれている四書それぞれの全訳書は何かないでしょうか?

28 :
訂正
役者×
訳者○

29 :
係り結びの法則なんですけど、係り結びのところの一文は
英語でいう強調構文と考えてよいのでしょうか?高1です・・・

30 :
係助詞がついている部分が文の意味の上で強調される。

31 :
>>27 質問です。
役者の解釈以外にも伝統的な儒学者たちの解釈や朱子の解釈などが
そんなの売れない。
筑摩で
「大学 中庸 孟子」
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480203182/
あと、朝日出版社で「大学・中庸」がある。
自分で、十三経・朱子集注を読解できないと、
孫引きのままだよ。

32 :
>>25 1番で合格した奴が不正者だとまずいから、仕方なく3番で
合格させたと聞きました。(予備校の先生から)
これって本当ですか?
百度で調べると、
将一份卷宗递给他:“这是本次的状元,榜眼和探花。你自己看吧。”

とある。
もともとまでは、調べる時間がないけど、
先生が、余興として喋ったのかな。
それとも、身近さを感じさせるため、
予め、予備校の指導要領なものに載っていたのかな。

33 :
趣味で近世の大工関係の本を読むことにしました。
読み方をチェックして下さい。お願いします。
--
高官ノ門也 (こうかんの もんなり)
又ハ武家ニモ用 (または ぶけにも もちう)
是ヲ俗ハ棟門ト伝ハ非説也 (これを ぞくには むなもん と つたわざる???なり)

34 :
>>33
非説はそのまま「ひせつ」でいいんじゃない?あと、伝じゃなくて云うだと思う。
「…と云うは非説なり」=「…といわれるがそれは間違いだ」

35 :
>>34 本当にありがとうございます。コツコツやっていきます。

36 :
すみません。読みのチェックをお願いします。
--
間ハ丈六門ニシテ、柱太さ壱寸壱分算。 (まは じょうろくもんにして はしらふとさ いっすんいちぶ ? 。)
丸柱二作V可也。但冠木ヨリ上ハ (まるばしらに つくるべきなり。 ただし かぶきより うえは)
十面之内二少ナク可V用。 (じゅうめんのうちに すくなく もちいるべし。)


37 :
>>32
ありがとうございます。
大変申し訳ないのですが、
将一份卷宗递给他:“这是本次的状元,榜眼和探花。你自己看吧。”
日本語訳をお願いできませんか?(^^;;;

38 :

施洟鷭、阯亥槃、厮遺鐇、嗣衣袢、姉異飜…朝鮮総連と名乗る組織の無い一族の監禁、拘束中の人質をアジアに御確認下さい。
戦争兵器製造の「挺陝」の殺人兵器を操る
「カニバリズム脳症(クールー病)」や
「先後天性水銀治療中毒症」の一族が
日本国内外の 要人や著名人を
「無差別爆撃」等の脅迫で集め 監禁、拘束中の犯人一族とは…
中国華喃省の村は○部の山の梺出身の
不法滞在の中国系フィリピン人の狆閔贐-チュォミ人は自民党員ではありません。
自民党名の薬物混入の飲み物を配送させ、
中国で摘発された「人肉カプセル」を日本国内で製剤、アジアに送付させた
「朝鮮工作員」とも名乗る国際手配犯ばかりの一族で知的障害ばかりの笑うドラえもんオバサンは「朝鮮見本の豼簸」笑う顔河馬網と呼ばれる人の家族が
サイバーテロリスト軍団です。
天皇家 織田 繪璃奈(横濱・野島えり) 會理主宮
A(E)rena Oda Medici Lamcasta Vintevecom Yokohama
Freemasonry & MicroSoft co.USA tp.
壞閼髏 繪鴉路 薈亜炉 衞鴉隴 壞椏鏤
母方の祖父 遠田 静治(蓙甌惺貮[瀞怩]・伊達政宗)の祖父は…嘉藤浄將 太穫 乃木将軍
父 織田 家暢(横濱康一・野島功一)の母
野島(横濱) かほる(織田 迦讚瑠)の母は
野口(横濱) 碧(みどり) 「釈迦」
薤臺 諧詒 塊帶 隗靆 鞋蔕
隗颱 平 驪襤(りらん) 明治皇后

39 :
わかった すぐ実行する

40 :
すみません。読みのチェックをお願いします。
--
間ハ丈六門ニシテ、柱太さ壱寸壱分算。 (まは じょうろくもんにして はしらふとさ いっすんいちぶ ? 。)
丸柱二作V可也。但冠木ヨリ上ハ (まるばしらに つくるべきなり。 ただし かぶきより うえは)
十面之内二少ナク可V用。 (じゅうめんのうちに すくなく もちいるべし。)

41 :
宇治拾遺物語の木こりの歌は要は「みんな歌嫁」って理解でいいのかな?
雑な質問ですが、雑で良いんで理解の仕方の良し悪しを教えてください

42 :
>>14
えらく亀レスだけど。
世阿弥の生きた時代と状況が違いますよ。
世阿弥のころの能楽は、最新流行の花形芸能。
その秘伝書を公開すれば、技術を同業他者に盗まれて、
有力者の援助を失うことになりかねません。
流行なので中途半端な真似をする者もでるでしょう。
それを見た人は、なんだ能楽なんてこんなものかと思ってしまう。
世阿弥の当時は、秘伝書を公開するデメリットが大きい。
現代では、能楽は保存の努力をしないと失われてしまう伝統芸能。
秘伝書のすぐれた哲学・精神性を公開することで、
能楽の素晴らしさを多くの人に知ってもらうことが出来る。
それで、観客も弟子も増えて、プロの能楽師が生活できる。
結果、能楽が失われずに将来に伝えていける。
世阿弥も現代に生きていたら、積極的に公開したでしょう。
他見を禁ずというのは、能楽を守るためなので、
他見を禁じて能楽が滅びたら意味無いわけです。

43 :
そうかな
国が保護すればいいだけなのに、市場に放り込まれて、
生活の苦しさに体を売るがごとき醜態をさらしてるだけじゃないの?
日本人として誇るべき文化であると思うと同時に
その惨めさに周りが関心を寄せない、関心すら起こさない、
そのような空気に一種、嫌悪を感じてしまうよ

44 :
国が保護するってことは税金を使うってこと。
何も公開せず、誰も振り向かないような芸能なら、
税金を使うに値するという国民的合意は、どうやって得るの。
風姿花伝の公開を含む先人の啓蒙活動があったからこそ、
能楽といえば、いまもそれなりの価値を認められてるんだと思うよ。

45 :
>>42
悪く捉えないでほしんだけど、「風姿花伝」読んだこと無いんじゃ?

46 :
>国民的合意
国民のほとんどは何も知らんだろ、現在においても
そんなものは必要ない
知ったとところで、服装がきれいとか、あの糸出すのなにー?てレベルでおわるだろ。
毎回見るほどの金もないしなw
芸術水準の高さは、室町から大名が保護してきた結果。
そもそも、神楽や田楽と同じ系譜である以上、国民がまったく知らないということはありえないし
国民に極意を説明したところで何も理解できんだろ
芸術ってのは文化的な背景、教養を知らなけりゃほとんど理解できないし
対外的に何かもってるもんないか探したときにたまたま祭り上げられただけ
だから、関心をよせる程度が低い。空気に流されてる感満々なアホ国民性をさらけ出すことになる

47 :
>>45
なんで、そう思ったの?

48 :
>>47
>その秘伝書を公開すれば、技術を同業他者に盗まれて、
>現代では、能楽は保存の努力をしないと失われてしまう伝統芸能。
このへんかなぁ。技術を盗めるような性質の本でないし。
「風姿花伝」はどう芸能を継承していくかがメイントピックの一つだから
「現代では」保存の努力をしないと失われてしまう…、というのも変な話だと。

49 :
>>48
例えば第二物學条々の末尾
「大方、物まねの条々、以上。この外、細かなる事、紙筆に載せ難し。
さりながら、およそ、この条々をよくよく極めたらん人は、おのづから、
細かなる事をも心得べし。」
とあるように、具体的な技術論・稽古の心構え・目標から、
すぐに取り入れられる能上演のコツのようなものまであるでしょう。
どうして、
>このへんかなぁ。技術を盗めるような性質の本でないし。
こう思ったのか、さっぱりわからない。
まあ、それはさておき、ちょっと読み直してみたら、
第七別紙口伝の「秘する花を知る事」の条に、
秘伝にする理由を世阿弥本人が解説してるので、
僕らがここで議論しても、あまり意味が無いかもしれないね。

50 :
>>49
既読だったら済まんかったね。
でも、なんにせよ”再読”したことで>>42のちょっとハズしてたと気づいてもらえたようで何より

51 :
>>50
42のレスはハズしてませんよ。
「秘する花を知る事」の条を読めば、議論するまでもなく、それが解るはずと思ったのですが。
>>49を読んで、なんで
>>42のちょっとハズしてたと気づいてもらえたようで何より
こういう感想になるのか、さっぱりわかりません。
貴方はいつごろ読まれたのでしょう。
記憶がかなり曖昧になっているのではないですか。

52 :
>>51
読んだ上で>>42が外れてないといえちゃうのが、俺のほうこそわからないんだわ。
ごめんね。

53 :
>>52
レスするなら、具体的なレスをお願いしたいですね。
たとえば、「秘する花を知る事」の条と>>42が、具体的にどう矛盾しているかとか。
だったら反論の仕様もあるけれど、感想だけ書かれても、そうですかとしか言いようがない。

54 :
>>53
それでいいよ。別に反論は必要なし。
>>42の発言から、「あ、こいつは読んでないな」と感じた。
しかし読んだ上で>>42だというなら、こちらこそ「そうですか」だ。

55 :
ネチネチと鬱陶しい
傍から見ていても不快だ

56 :
そもそも家伝を秘密にする理由って第一には自分達の技術や知識を他者に渡さないためてでしょ?
本人たちは生活かかってるんだし

57 :
上から見下したい人の典型的な症状

58 :
>>56
そう考えるのは普通の感覚だと思うよ。でも、「風姿花伝」の言いたいことはそうじゃないだろう。
それは>>42が散々言及している「秘する花を知る事」の条に、まさに書かれていて
「その家々に秘事と申すは、秘することにおいて大用かるがゆゑなり。
しかれば、秘事といふことを現はせば、させることにてもなきものなり。
これを、させることにてもなしといふ人は、いまだ秘事といふことの大用知らぬがゆゑなり。」
これを読んだうえで
>世阿弥も現代に生きていたら、積極的に公開したでしょう。
というのが外してないと思うなら、“そうですかとしか言いようがない。”

59 :
漢文関連で、一件質問させてください。
或る法案についての上奏の中にある文言です。
(ただし、この法案は最終的には廃案となりました)
「其庶妻所生子亦得比適子從仕」
この文の解釈について、
「その妾が生んだ子の身分についても、嫡子より下位とする」
だろうかと思ったのですが、
「その妾が生んだ子についても、嫡子と同等の身分として親に仕えることができる」
だろうかとも思われ、今一つ分かりません。
どちらの解釈になるんでしょう。
或いは、まったく別の解釈になるんでしょうか。

60 :
>>59
文脈も、従仕の具体的な内容もわからない、ぱっと見で
「庶妻が生んだ子も、嫡子とひとしく従仕できる。」
と読みました。
文脈見ないと断言できないので、ご参考までに。

61 :
>>60の法案の文脈は、このようになってます。
請許大小臣僚娶庶妻 隨品降殺以至庶人得娶一妻一妾 其庶妻所生子亦得比適子從仕
「あらゆる臣下に、妾を持つことをお認めください。
 階級に応じて妾の数を減らすこととし、庶民は一妻一妾までとします。
 その妾が生んだ子につきましては・・・」
という文脈と解釈できるようです。

ちなみに、この法案をめぐって、その後どういう展開になったかといいますと、

婦女聞之莫不怨懼 會燈夕褕扈駕行 有一嫗指之曰 請畜庶妻者彼老乞兒也 聞者傳相指之 巷陌之闕g指如束
時宰相有畏其室者寝 其議不行
・・・だったんだそうです。
女性世論を完全に敵に回してしまった末の、白紙撤回だったんですね。
(「褕」は法案提出者の名です。「時宰相」は、褕とは別の人のようですね)

62 :
>>61
ググッてみました。
文脈から見るかぎり、庶子を嫡子と同等に扱うと読んで差し支えないようですね。
むしろ、そう読んだほうが正妻の怒りを煽るので文脈に合うように思えます。
比は、「くらべる」という意味もありますが、「ひとしい、ひとしくする」という意味もあります。
「亦」の字もありますし、「その庶妻の生む所の子もまた」に続くには、
「嫡子と同等に・・・」と読んだほうがいいと思います。

63 :
>>62
なるほど、ご教示ありがとうございます。
読み下していくと、こういう感じになりますか。
大小の臣僚の庶妻を娶るに許しを請ふ。
品に隨ひて降殺(こうさい?)し、以て庶人の一妻一妾を得娶するに至る。
其の庶妻の生む所の子も亦、適子に比(ひと)しく從仕するを得。
三番目の文の意味については、
「その妾が生んだ子についても、嫡子と同等の立場で親に仕えることができる」
という解釈でいいですね?

この原文は、世界史カテの「【財産】贈与と結婚【長子相続】」スレに書き込んだ際、引用したものでした。
このスレは、タイトルのとおり、古今東西の婚姻制度や相続制度について、いろいろ考察するスレになってますので、
ご覧になってみてください。
また、そちらのスレのほうでも、
こうした制度のことについてご存じのことをいろいろお話しいただければ、嬉しいです。

64 :
>>63
訓読の仕方はある程度幅や個人差がありますし、
僕自身、古典文法的に厳密に正しい訓読はできませんので、
参考程度に見てください。
大小の臣僚に庶妻を娶るを許さんことを請う。
品に随い降殺(こうさい)し、以て庶人の一妻一妾を娶るを得るに至る。
其の庶妻の生む所の子もまた、適子に比して従仕するを得せしめん。
「請う」は法案の最後までかかるので、最初に「請う」だけ読んで、
「請う、大小の臣僚に〜従仕するを得せしめんことを。是の如くんば則ち〜」
と読んだほうが良いのかなあと迷ったりもします。
殺は「さつ」と読むと「ころす」の意味で、
「さい」と読むと「そぐ・けずる・へらす」の意味です。
身分が下がるにしたがって持てる妾の人数を減らすということです。

65 :
請許大小臣僚娶庶妻 隨品降殺以至庶人得娶一妻一妾 其庶妻所生子亦得比適子從仕
請ふ。大小の臣僚の庶妻をめとること、
品(のり)に随ひ降し殺(へ)らして、庶人は一妻と一妾をめとることを得るにいたること、
その庶妻の生める子もまた適子と比(ひと)しく従ひ仕ふることを得ることを許せ。
許って後ろの3条全部を目的語にとってるのかね?はじめの1条だけを取ってるのかね?
品をヒンと呼んだら芸がないので「のり」で。降殺も分けて「くだしへらす」に。
一妻一妾も間に「と」を入れるんでないかと。従仕も降殺と同じく分けて読む。

66 :
変体仮名ですが読める人いますか?
http://i2.upup.be/o8fL1dx8ce


67 :
>>66
このなかに いでて あるいとは、せきゆすとふの
くちの とこの かねの すんぷん ですから
もし さかな つりにでも、ゆくことが あったら
にほん じんの すとわで、たづねて みて おくで、もし
なかつたら いなかに、いる人に、たのんでおくで
いとを いれとき ます、 しんさへ あれば、せきゆ
こんどが せわが ありません
すみの おじおばさまに もりの、ことも
ゆうて、ください わけて よろしく、おつたえ下さい

ここまでが限界

68 :
>>67
ありがとうございます。
訳を参考にして時代背景を絞って何の事か探してみます。

69 :
せきゆすとふ(石油ストーブ?)、日本人のすとわ(ストア?)とあるから近代以降だろうけど
ふつうにこの手紙の出所が気になる。

70 :
>>67
「れ」が「で」になってるような気がする。
67さんのレスを見て推測してみると
このなかに入れてある糸は、石油ストーブの口のとこの金の「すんぷん?」ですから、
もし魚釣りにでも行くことがあったら、日本人のストアーで尋ねてみておくれ(orおくので)。
もし無かったら、田舎に居る人に頼んでおくれ(orおくので)。
糸を入れときます。芯さえあれば、石油コンロが世話がありません。
すみの叔父叔母さまに、もりのことも言ってください。
別けてよろしくお伝え下さい。
だろうか。

71 :
>>69
アメリカの知人からの依頼なんですが家を改築する際に出てきて翻訳してくれと頼まれました。
訳して頂いた、この文から自分なりに推測した事は石油ストーブの口(キャップ)に糸を巻き付けた事。
すなわち石油ストーブも一緒に送ってる可能性がある。
その糸の使用方法だが昔(変体仮名を使用する明治時代)はビシ糸って言われる使い方が魚釣りの際に網を作る時に使用されてた事。
そして魚釣りの際に釣った魚を傷付けない「魚網糸」ってのが明治時代に広島の呉市で作られてたみたいだけど、それの事ではないか?
前後の文が分かれば答えが出そうなので、送ってもらったらまた報告にきますね。


72 :
>>70
被ってしまってすいません。
分かりやすい訳をありがとうございます。

73 :
>>71
なるほど。アメリカで見つかったものとすると、
・手紙の主は米国在住。
・石油ストーブを使っていたが、芯糸の交換が必要になった。
・芯糸は容易に入手できない。(ストーブは日本から持ってきたものか?)
・そこで手紙の送り先の人物(在米日本人だろう)に、
 日本人商店か田舎(日本の実家?)から芯糸を入手してくれと頼んだ。
・ストーブが使えない間、代わりに石油コンロで暖をとっている。芯さえあればコンロを使う必要がない。
こんなところか

74 :
いや、この前に手紙のやり取りがあって、
 「石油ストーブが壊れました」
→「代わりに石油コンロを送ろうか?」
→「替芯さえあればコンロは要りません」
って流れかも。

75 :
>>73-74
なるほど!
そちらの可能性の方が強そうですね。
思慮の深さ、配慮ともに素晴らしく勉強になります。
ありがとうございました!

76 :
「石油コンロが世話がありません。」というのは、
「石油コンロは手間がかからない・便利だ」という意味だろう。

77 :
質問です
第一類助動詞 るらるすさすしむ
第二類助動詞 (敬語補助動詞)
第三類助動詞甲類つぬりたり 乙類 さりべかりまじかりめり
第四類助動詞 その他いっぱい
助動詞の連結は第一類から第四類に向かって使われるのが鉄則ですが
老子に争は「ざらしむ」孫子には「勝つべからしむこと能わず」など、
第三類から第一類助動詞にくっついてる場合が出てきますが、
これは漢文訓読なので無理やりそうなったのですか?
それとも、第一類→第二類→第三類→第四類という方向は
絶対的なものではないのですか?

78 :
>>77 勝つべからしむこと能わず
「しむる」のはず。
出典をリクエストある。

79 :
>>77
訓読がやや変則的な言い回しをすることがあるからやね。

80 :
>>78
孫子 形篇
不能使敵之可勝
敵をして勝つべからしむることあたわず
老子第三章
不尚賢、使民不爭。不貴難得之貨、使民不爲盗。不見可欲、使民心不亂
あらそわざらしむ 盗をなさざらしむ 乱れざらしむ
>>79
漢文訓読の場合、>>77のような平安文法規則をはみ出ることもあった?
そして昔の人間もこの不自然さは許容してたのかな?


81 :
使民不爭 たみをしてあらそわざらしむ
不使諸子居之 しょしをしてこれにおらしめず
もとの漢文の「不」の位置によるんだね。
うまいこと説明できないけど。

82 :
>>80
漢文訓読体は和文体とは並行的に成立したもので、源が単純に同じではないこと、
漢文の翻訳という制約があることから中古和文とは異なる規則をもっている。
漢文訓読体の歴史概要
(平安以前):漢文の翻訳法が発達

(平安初期 約800-900)

(平安中期 約900-1000):平安初期の訓読体から大幅な簡略化が起きる過渡期。

(平安後期以後 約1000-):新たに訓読法が確立。長期間用いられる

(江戸前期 約1600-1730ごろ):漢学にともなって訓読も盛んになる。複数の流派が出現

(江戸後期 約1730ごろ-幕末):簡略化起きる

(明治以後-現在):学校教育の必要から訓読体の統一がなされる

83 :
漢文訓読体は平安初期、平安中期、平安後期、江戸前期、江戸後期、明治以後の6つに区分でき、
訓読体は、平安中期に変質し、江戸期にまた変質するという二度の大きな改変を蒙っているため、
現在の訓読体は、平安初期から受け継がれている要素、平安後期の要素、江戸期の要素の三つが混在してできている。
高校の漢文では具体的な訓読は習うが訓読の歴史については習わず、
和文体と漢文訓読体に差があることは教えても、どうちがうかは主題としてあつかわれることは少ない。
そこは欠陥だと思う。

84 :
たとえばネイティブには
不尚賢、使民不爭。不貴難得之貨、使民不爲盗。不見可欲、使民心不亂

不尚賢、不使民爭。不貴難得之貨、不使民爲盗。不見可欲、不使民心亂
にすると不自然な発音に聴こえる、とか、前者のほうが平仄心地いい、とか、あるんでしょうかね?
前者と後者では意味は同じですよね

85 :
>>84
使民不爭は、積極的に民を互いに争わない状態に導くということで、
不使民爭は、積極的に民を互いに争う状態ににさせることはしない、
けれど積極的に争わない状態に導くわけではないということで、
両者には意味の差があるんじゃなかろうか。

86 :
論語の原文を読んでいて疑問に感じたのですが 
宰我問曰仁者雖告之曰井有仁焉其従之也
子曰何為其然也君子可逝也不可陥也可欺也不可罔也 
この文章の「井有仁焉」はどう解釈するべきなのでしょうか? 
・井戸に中に「仁徳」がある 
・井戸に中に「仁者」がいる 
・井戸に中に「人(仁は人の意)」がいる 
宰我の例え話に過ぎない以上は
どれでも無理なく読めそうなが気がするので悩んでいます。 

87 :
>>86
古注・新注・清人の説と、それぞれあるということは、
どれも、そう解釈できて、どれが正しいか決められないということじゃないの。
個人的には「仁者がいる」は無いわ〜と思う。
「人がいる」は一番ありそうだけど、普通すぎて面白くない。
「仁徳がある」が一番好きだ。

88 :
仁についてしゃべってるのに人をかくときに仁を通仮字としてつかうとか
そんな紛らわしいことするかね?

89 :
>>88
古くは「仁者が井戸に落ちた」と解釈しているが
朱子はこの解釈があまりにも普通ではないと思ったのか
仁は人のことだとして「人が井戸に落ちた」と解釈している

90 :
学際的になってますね。
倉石訳では、
仁の人は、井戸の中に人がいますよ、
と話して聞かせたとして
劉寶楠のものも見たけど、決定打はなし。
それが古典アル。

91 :
>>87-90
ありがとうございます。
どの読み方も説としてはあるのですね。
私自身は宰我が孔子に対して
抽象的な話や非現実的な話をするとは考え難いので、
「井戸の中に人がいる」が近いのかなと感じました。

92 :

孔子って宰我や子貢の質問に対して
明らかに彼らが引き出したかったものとは
見当外れの方向の解答をしてることが多い気がするんだけど気のせい?
孔子ほどの人物なら宰我や子貢のような頭の回る弟子が
実際は何を知りたがっているのか分かってもいいような気がするんだけど。

93 :
>>92
それゆえに孔子って実は小物じゃね?と思ってる人もけっこういると思う。

94 :
子貢が頭いいのは分かるけど、宰我って結構バカじゃないの?

95 :
最近の自演は下手過ぎるな

96 :
>>92
弟子のほうが、自分なりの理想像を勝手に想定して、
孔子先生ならきっと自分の期待したとおりの答えをしてくれるはずと思い込み、
それで質問するから、孔子がわざとそれを外して答えてるんでしょ。
「それはお前の思い込みだ」とズバッと言わないところが孔子の教育手法なんでしょ。

97 :
宰我は昼寝して孔子に怒られたり
周は栗で民衆を戦慄(栗)させたって駄洒落かまして怒られたり
孔子に喪に三年も服さないでよくねって噛みついて呆れられたり
口だけ達者な屁理屈野郎だろ
実際に論語は宰我が怒られたり呆れられている話がほとんどやん

98 :
作者と題名はわかるのですが、出典が分からなく途方に暮れています。
徐コ 落花篇 です。清の時代の漢詩だと思うのですが、分かる方いらっしゃいますか?

99 :
「汲みてなむるにめでたき酒なり。」

の「なむる」はマ行下二段動詞「なむ」の連体形でしょうか?

100 :
関白殿、文を見て笑はせ給ふ。(お笑いになる)
参考書に「す」は尊敬って書いてありました。
なぜ「関白殿、文を見て笑は【す】給ふ」
と、ならないんですか。
※あと、こういう質問は、こちらでいいんですか。

101 :
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102 :
>>100
専門家が答えないようなので、古文の素人が古語辞典を丸写しレス。
使役・尊敬の助動詞「す」「さす」「しむ」
尊敬の場合は、連用形+「給ふ」・「らる」の形を用いることが多い。
補助動詞「たまふ」は尊敬の助動詞「す」「さす」の連用形と重ねて
「せたまふ」「させたまふ」として用いられ、「たまふ」より深い敬意を表すことがある。

103 :
「す」「さす」は、現代語の「せる」「させる」の祖先と、
授業では教えている。
現代語ではなくなった、尊敬の表現が古典では使われてるだけ。

104 :
>>99 「なむる」はマ行下二段動詞「なむ」の連体形でしょうか
然り。

105 :
>>102さん、103さん、ありがとうございます。
使役・尊敬の助動詞「す」「さす」「しむ」の連用形・・・
なかなか頭になじまない(覚えられない)。
また、いろいろ教えてください。


106 :
>>105
そんなに難しいことじゃないよ。
たとえば、あなたも「なじむ」という動詞をつかって、「頭になじまない」と書いている。
「なじ(む)ない」とは書かないでしょう。
これは、終止形が「なじむ」という動詞の未然形「なじま」に「ない」がついて、
「なじまない」となっているから。
動詞や助動詞などが、未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形・命令形に活用するというのは、
国文法の最初のところだから、中学国語の参考書をちょっと読んでみるといい。
それから、古典文法をやるとわかりやすいと思う。

107 :
>>104 ありがとうございます

108 :
言語学掲示板群
http://www.google.co.jp/search?q=%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%AD%A6%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF%20alpha

109 :
中国で伝説となっているような漢文で書かれた神話のようなものってないでしょうか?
日本で言えば古事記とか竹物語とか

110 :
>>109
中国では文献にまとまった形では神話は残っていない。
昔は太陽は10個あって、人々は日照りに悩まされていたが、
羿(ゲイ)という弓の名手が9個の太陽を落としたので、今太陽は1つなのだとか、
その手の個別的な伝説はある。

111 :
>>110
なるほど勉強になります
ありがとうございました

112 :
漢字なんですが・・・
その絵も趣を異にしておもしろい。
おもむき こと
であってますか?

113 :
>>112
あってます

114 :
>>113
助かります。ありがとうございました。

115 :
>>111
>>2-3

116 :
質問があります。
伊藤仁斎の論語古義、現代語訳は日本の名著13を参考にすることができたのですが、私の能力が至らず、書き下しが出来ないものがありました。
どなたか、
論語古義
巻の一
学而 第一篇
の2つ目の文、「有子の曰はく、其の人と為りや考弟にして、上を犯すを…」
の論注「仁者、天下之達道。而人之所不可不由焉而行者也。…」
の書き下しがのっている文献を知っている方、もしくはわかる方、教えて下さると非常に助かります。

117 :
「仁は、天下の達道なり。而して人の由りて行わざる可からざる所の者なり。」
あるいは
「仁なる者は、天下の達道にして人の焉(これ)に由りて行わざる可からざる所の者なり。…」
やろうか。

118 :
>>109
山海経
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%B5%B7%E7%B5%8C

119 :
「天下之達道」と「人之所不可不由焉而行」が「A 之 B」という形をしていて、
天下/人と意味の共通するところがあるから、これは対句っぽくつなげるところでしょう。
「仁というものは、天下の達する道にして、人のこれによりて行わざるべからざるものなり」を推します。
達道を「たつどう」とそのまま読むよりは「達する道」でしょう。
これが「道に達すること」という動詞句的な意味でないのは、
「天下が道に達する」とはどういうことなのか語句が通じなくなることによって保証されます。
達道すなわち「広く隅々まで及ぶ道」として、抽象的に「普遍的なもの」という意味であると考えれば、文意が通ります。
所〜者は所だけ、者だけでも名詞句にするのですが、両方使うことがあります。
意味は「者」単独と変わりません。
「不可不」というのは常套的な二重否定で「〜しないことは許されない」すなわち「かならず〜する」という意味。
この不可不は由焉と行の両方にかかっています。

120 :
>>116 仁者、天下之達道。而人之所不可不由焉而行者也
仁は(仁なる者は)、天下の達道にして、
人の焉に由らざるべからざるものにして行ふ所の者なり
私が注釈を書くとすれば
「行之者也」
としたい。
和臭のある漢文だ。

121 :
不可不由焉而行は数通りの読み方が考えられます。
1.不可 不[由焉而行]
2.不可 ([不由焉] 而行)
3.不 ([可不由焉]而行)
4.[不可不由焉] 而行
1.は「(それに)則って行わないわけにはいかない」
2.は「則らずに行うことはゆるされない」
3.は「則らずともよく行う ようなことはしない」
4.は「則らないわけにはいかず、行う」
1が自然です。

122 :
>>119
和也者天下之達道也
という有名な文がありますよ。

123 :
>>120
所([不可不由焉] 而行) 者
と、不可不は由焉のみにかかるという解釈でよろしいでしょうか?
自分は
所 不可(不[由焉而行]) 者
の解釈を推します。
由焉も行もどちらも仁に関する動作ですが、「由焉」は三文字がついて強調され、
「行」のほうはゼロ文字がついて特に強調は受けないというのは語句の(意味の強さという点で)バランスが悪いのではないかと思います。

124 :
>>117
>>119
丁寧な解答、有難うございます。
しかし、私が知りたかったのは論注全ての書き下し文でして…
現代語訳はわかっているので文意は分かるのですが、正確な書き下しが知りたいのです…
全文を書かせて頂きますと、
仁者、天下之達道。
而人之所不可不由焉而行者也。
而循其本、則人性之善具此四端、
苟知拡而充之、則可以至於仁矣 。
故孟子曰、「人皆有所不忍。達之於其所忍仁也。」
又曰、「惻隠之心、仁之端也。」「親親仁也。無他、達之天下也。」
有子以考弟為仁之本、其言相符。
蓋孟子祖述之也。
先儒之説以為、「仁義者、人性所具之理、性中只有仁・義・礼・智四者而已。 曷嘗有考弟来。 」
若如其説、仁体而為本、
考弟用而為末。
於是、与有子之言以相鑿。
故曰、「為仁以考弟為本、論性以仁為考弟之本。」
然既曰「其為人也考弟。」
又曰「本立而道生。」
則其以考弟為仁之本、可知矣。
然則孟子以仁義為固有者、何也。
蓋、謂人之性善。故以仁義為其性也。
此以仁義為性也、非直以仁義為人之性也。
毫釐千里之諺、正在於此。不容不弁焉。
となります。
どなたか解答していだけると非常に助かります。

125 :
>>124
?となってしまっているところはぜいさくのぜいです
木内と書いて一つの漢字です
補足ですが、由焉の焉は置き字です
差し出がましいですが、もし協力して頂ける方がいましたらどうぞよろしくお願い致します。

126 :
>>123
すみません。
あなたは、注疏を読んだ経験がありますか。
理論的に、漢文を捉えるのには無理があります。

127 :
>>125 由焉の焉は置き字です
「焉」と「而」という置き字が続くのですか。
私は馬鹿ですから、教えてください。

128 :
馬鹿は死んでも馬鹿
http://www.amazon.co.jp/
%E9%A6%AC%E9%B9%BF%E3%81%AF%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E9%A6%AC%E9%B9%BF%E2%80%95%E5%AF%8C%E3%81%A8%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%82%92%E7%94%9F%E3%82%80%E9%89%84%E5%89%87-%E8%A5%BF%E5%B1%B1-%E5%95%93%E9%81%93/dp/4821108550#_

129 :
>>124 毫釐千里之「諺」!!!!
ホントに、そう書いてあるの。
注釈は、所詮、注釈。
仁斎先生を侮辱するつもりはありません。
仁斎先生の注釈には、
四書を諳んじていた形跡が見て取れます。

130 :
>>125
>補足ですが、由焉の焉は置き字です
置き字と解して良いのかなあ?
禮記の
「昔者吾舅死於虎。吾夫又死焉。今吾子又死焉。」
「むかし吾が舅 虎に死し、吾が夫 また焉(これ)に死し、今、吾が子、また焉に死せり」
の焉とおなじじゃなかろうか。
ネットで見ると、高校の参考書では、これを置き字と解して
「吾が夫 又死し、今吾子 又死せり」と。
と読んでるみたいだけど、『文言虚字』という本には、
この焉は「於虎」の意味で、代詞だと説明している。

131 :
>>124
>現代語訳はわかっているので文意は分かるのですが、正確な書き下しが知りたいのです…
文意の解釈が人によって違うから、異なる複数の訓読案が提示されている。
あなたの言う「正確な書き下し」というのは、あなたが正しいと思った文意に沿って
正確に書き下すとどうなるかであって、それが知りたいなら、その現代語訳をここに貼らないと答えられない。
まあ、貼ったとして、これだけの分量をやってくれる保障はないけれど。

132 :
ためしにやってみたよ
仁は天下の達道にして人の由りて行はざるべからざるところ也。
而して其の本に循へば則ち人性の善此の四端に具れり。
苟くも知拡がりて之に充つれば則ち以て仁に至るべし 。
故に孟子曰く「人皆忍びざる所有り。之を其の忍ぶ所に達するは仁なり。」と。
又た曰く「惻隠の心、仁の端也。」「親に親しむは仁也。他無し、これを天下に達するなり。」と。
有子以って考弟を仁たるの本と為す、其の言相符せり。
蓋し孟子これを祖述する也。
先儒の説以為らく、「仁義とは人性の具る所の理、性中に只だ仁義礼智四者あるのみ。曷ぞ嘗て孝弟来ることあらんや。 」
若し其説の如くんば、仁は体にして本となし、考弟は用ゐて末となす。
ここにおいて有子の言と以て相?鑿たり。
故に曰く、「仁たるは考弟を以って本と為す、性を論ずれば仁を以って考弟の本と為す。」
然れば既に曰ふ「其の人たるや考弟。」又曰「本立ちて道生ず。」
則ち其れ考弟を以って仁の本と為すこと、知るべし。
然れば則ち孟子、仁義を以って固より有り、と為すとは何ぞや。
蓋し謂へらく人の性、善。故に仁義を以って其性と為す也。
此れ仁義を以って性と為す也、非直に仁義を以って人の性と為すに非ざる也。
毫釐は千里の謬りとは、正にここに在り。不弁を容れず。
上のほうは「仁たるの本」、下のほうは仁の本を為すと読んだほうがいいかとおもって

133 :
問題になってる二行目
而人之所不可不由焉而行者也。
ですが二重否定なんで「行」までかけようが「由」でとめようが
そんなに根底的な誤読にはならんよ
わかりやすく書き直せば
仁者天下之達道 仁者人之所不可不由焉 仁者行之者也
または
仁者天下之達道 仁者人之所「不可不由而行之」者也
とか

134 :
仁者、天下之達道
仁というものは、天下の達する道にして、人のこれによりて行わざるべからざるものなり。
而循其本、則人性之善具此四端、
しこうしてその本によらば、人の性よくこの四端を具(そな)う。
苟知拡而充之、則可以至於仁矣 。
もしこれを拡げ充たすことを知らば、仁にいたるべし。
故孟子曰、「人皆有所不忍。達之於其所忍仁也。」
ゆえに、孟子のいわく、「人みな忍びざるところあり。これをその忍ぶところに達せしむることは仁なり。」
又曰、「惻隠之心、仁之端也。」「親親仁也。無他、達之天下也。」
またいわく、「惻隠の心は、仁の端なり。」「親に親しむは仁なり。他になし。これを天下に達せしむるなり。」
有子以考弟為仁之本、其言相符。
有子は孝弟をもって仁の本とす。その言、相符(かな)えり。
蓋孟子祖述之也。
けだし孟子はこれを祖述せるならん。
先儒之説以為、「仁義者、人性所具之理、性中只有仁・義・礼・智四者而已。 曷嘗有考弟来。 」
先儒の説は「仁義というものは、人の性のそなうる理にして、性の中には、ただ仁義礼智四者あるのみ。
なんぞかつて考弟来たることあらん」とす。
若如其説、仁体而為本、考弟用而為末。
もしその説のごとくあらば、仁は体にして本とし、考弟は用にして末とす。

135 :
於是、与有子之言以相枘鑿。
これにおいて、有子の言と相ゼイサクす。
故曰、「為仁以考弟為本、論性以仁為考弟之本。」
ゆえにいわく、「仁たるものは考弟をもって本とし、性を論ずるに仁をもって孝弟の本とす。」
然既曰「其為人也考弟。」 又曰「本立而道生。」
しかればすでにいう。「その人となりは考弟なり」またいう。「本立ちて道生ず。」
則其以考弟為仁之本、可知矣。
その考弟をもって仁の本とすること、知るべきかな。
然則孟子以仁義為固有者、何也。
しからば孟子の仁義をもって固より有りとせることは、いかならん。
蓋、謂人之性善。故以仁義為其性也。
けだし、人の性は善とすることならん。ゆえに仁義をもってその性とするなり。
此以仁義為性也、非直以仁義為人之性也。
これは仁義をもって性とするなり。ただ仁義をもって人の性とすることにあらず。
毫釐千里之諺、正在於此。不容不弁焉。
毫釐は千里のあやまりとは、まさにここにあり。わきまえざるべからず。

136 :
皆さん、本当に有難うございます
参考にさせて頂きます

137 :
古文について質問です
時代は問いませんが、古文において英語の無生物主語構文のような文は存在するのでしょうか
もしあるのであればその文と、宜しければその資料名を教えて貰いたいです

138 :
台北天然足会会報に掲載された次の「俗諺勧解纏足歌」
翻訳お願いします
  上蒼創造人、男女脚相同。
  算是天生成、好走又好行。
  可惜◆父母、看作纏脚好。
  著縛即是娘、無縛不成様。
  女子未暁想、不過看世上。
  別人此号様、出在◆◆娘。
  老母心肝残、脚帛推緊緊。

139 :

              
  / ̄ ̄ ̄\  
 |..        |  >>138 http://koaachheh.nmtl.gov.tw/khng-koa-a/09b/09b.pdf.pdf
 |:::: ●) ●)|  解説がのってる
 ヽ:::::::.....∀....ノ  
   / ~つと)     
   と__)__)
           

140 :
>>139
現代語訳をお願いしたいです

141 :
>>139
>>138の現代語訳だけでいいのです

142 :
字ぐらいちゃんと書けよ

143 :
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3193466.jpg
これ読める方いませんか?

144 :
白鶴 老松に宿る

145 :
質問です。
吉川英治の三国志のなかで、劉備が、詩を歌っている隠者に会う場面があります。
その詩の一節に
牧野の一戦、血、杵を漂わす
朝歌一旦、紂君を誅す
また見ずや
高揚の酒徒、草中に起こる
長揖山中隆準公
高く大覇を談じて人耳を驚かす
二女足を濯うて何れの賢に逢わん
とあるのですが、“二女足を濯うて”の部分の意味がわかりません。
配偶者の面倒をみる、ということでしょうか。
ネットでも辞書でもわからなかったので、教えてください。
よろしくお願いします。

146 :
確か高校の頃習った古典が自分の記憶の出典だと思うのですが、原典が思い出せません。
ストーリーはこんな感じです。
何だか忘れたけど、ある食い物が好きな人がいて、その人にその食い物をてんこ盛りにして食わせたら
一口か二口食って「もう飽きた」っていうような。
思い出させて下さいませ。

147 :
芋粥?

148 :
>>147
芋粥でググったらまさにその通りでした
ありがとうございました

149 :
朝鮮王朝実録1682年10月8日の一文ですが、
「領議政金壽恒、右議政金錫冑請對, 陳蠲減民役, 勸課秋耕之策。
時, 錫冑將奉使往C國, 請歷觀大興山城及棘城、慈母、鐵瓮等山城,
以審形便。 仍言訓局軍兵中, 有趫捷有力, 善武藝者一人, 柳赫然在時,
下送東萊, 學倭人劍術, 近者移屬禁營, 請於今行率往, 俾學彼中技藝, 上竝許之」

最後のほうの「今行率往, 俾學彼中技藝」の訳ですが、
「今度一緒に連れて行って、彼が会得した武芸をほかの人に学ばせる」と、
「今度一緒に連れて行って、彼に中国の武芸を学ばせる」の、
ふたつの説があるのですが、どちらが正しいと思いますか?

150 :
>>149
完全に下が正しい。「彼中」は清国の中ってこと。

151 :
じゃあ「彼(か)の」ってこと?

152 :
>>150
ありがとうございます。やはりそうでしたか。
上の解釈は、ある大学講師の論文に書いてあったのですが、最初に読んだ時から
なんかおかしいなと思いました。

153 :
>>145
賢人に対する高祖の非礼な態度を指してるんじゃねえの?

154 :
>>137
古文って無生物主語嫌うとか聞いたような

155 :
>>153
ありがとうございます。
問題の部分が非礼を意味することは、わかったのですが、
なぜそれが、非礼の意味になるのかがわかりません。
教えて頂けないでしょうか。

156 :
おれはてっきり呂姉妹のことをいってるのかとおもた
もしくは大喬小喬か
原作読んでないから知らんけど

157 :
>>155
?食其に会うとき劉邦が女に足洗わせながら面会したっていう故事でしょ?
そりゃ非礼でしょうよ

158 :
ああ、それか
隠者が歌ってるってのも納得

159 :
>>145
訂正 高揚→高陽
失礼しました。
>>157
そういう故事があったのですか。
ありがとうございます。勉強になりました。

160 :
慶安のお触書の文ですが
山方ハ山のかせき、浦方ハ浦々のかせき、それそれに心を付、毎日無油斷身をおしますかせき可申候
雨風又ハ煩、隙入候事も可有之間、かせきにてもうけ候物をむさと遣候ハぬ樣に可仕事
山方浦方にハ人居も多、不慮成かせきも在之、山方に而ハ薪材木を出しか、
らるいを賣出し、浦方に而ハ塩を燒、魚を取、商賣仕ニ付、いつもかせきハ可有之と存
以來之分別もなく、儲候物をも当座にむさとつかひ候故、きゝんの事なとハ、
里方之百姓より一入迷惑仕、餓死するものも多く有之と相聞候間、飢饉之年之苦労常々不可忘事
これはどういう意味なんでしょうか?

161 :
日本語の一番古い形が保存されている文献って何ですか?

162 :
R4i gold 3ds マジコン R4i gold 3ds 通販 R4i gold 3ds 販売
http://www.r4-tt.com/
● 全世界で初めて3DSホストコンピュータをサポートする。
● 全世界で初めてDSiホストコンピュータシステムをV1.41に昇進することをサポートする。
● 全言語システムのDSiホストコンピュータをサポートし、ヨーロッパ産のは自由に選択することができる。
● DSL/DSi/LL/XLすべてのホストコンピュータシステムをサポートする。
● 標準的なTFカードと最新SDHC規格のTFカードをサポートし、最大容量は32GB(256Gb)。
● スマーターキー機能搭載

163 :
>>160
林業漁業で暮らす人は、平時から勤勉を心がけ、骨惜しみせず働きなさい。
天候不順で仕事ができなかったり収入が得られぬこともあるはずである。
稼いだ財物を入るはし右から左と消費しつくさない心掛けが必要である。
「この産業には臨時収入も多い。」「人間がいて燃料や魚の需要がある限り、
幾らだって自分達の仕事はあるのだ。」とたかをくくり、後先の見通しなく
売上や在庫を運用せず消費に回してしまったような者が、農作物の不作で
経済活動が停滞した結果、農業従事者より一層生活に窮乏し、ついには
餓え死にした者さえも少なくないということだ。
景気がどん底だった時のことを、決して忘れてはいけない。

164 :
>161
古事記万葉集の古歌

165 :
今高1なんですが古典が全然わかりません
夏休みに一から復習できるようなオススメの参考書はありますか?

166 :
漢文が苦手なのですが、高麗史を読む必要があり苦戦しております。
以下の漢文の「與」は「あたえ」で良いのでしょうか?
以金方慶爲全羅道追討使, 與蒙古元帥 阿海, 以兵一千, 討珍島.
金方慶を以って全羅道追討使と為し、蒙古元帥 阿海に与え、兵一千を以って珍島を討つ。

167 :
金方慶を以て全羅道追討使と爲し、蒙古元帥阿海と與に、兵一千を以て珍島を討たしむ。
じゃないの? 前後が無いから何とも言えないが

168 :
「與」って、「共に」って意味もあるんですか?
すみません、漢文は大の苦手でして・・・
ご協力ありがとうございました。

169 :
辞書引けよ

170 :
「不得常見」の書き下し文は
「常には見えず」であっていますか?

171 :
得はどこにいったの?

172 :
すいません、漢文の教科書に載っていた話をうろ覚えなので正確に知りたいと思っています。
どなたかご存知ありませんか?
はるか昔の高校時代に漢文の教科書に載っていた話なんですが、以下のような話です。
- 聖人がどこかの国に赴く
- 現地の人に、その国の政治について訊ねる
- 聞かれた市井の老人?は、「そんな事俺達に関係あるもんか」という態度
- 俺達はこうして腹いっぱい食って楽しく過ごしてるだけさ、偉い人が何しようと関係ない、といった意味のことをいう
- さらに、手にした杖?楽器?で地面を叩いて?喜ぶ?
- 聖人の結論「大衆はバカだから為政者の苦労は知らないんだ。適当な娯楽を与えて政治に関心を持たせるな」
ご存知の方、よろしくお願いします。

173 :
鼓腹撃壌でぐぐれ
あとその結論はかなり偏向してるな

174 :
>>173
正にその言葉です!
大変ありがとうございます。
その言葉自体も、背景の話の流れや結論もしっかり思い出せないため、うまくググれずに困ってました。これでしっかり勉強します。
さすが漢文板では瞬殺で回答を頂けましたね。感謝します。

175 :
水泳って書き下し文?にするとどう読めば良いのでしょうか?
ミズハオヨグ、ミズニオヨグ、ミズヲオヨグ、ミズデオヨグ?
なんかどれもしっくり来ません。
どなたか教えて下さい

176 :
高校レベルの文法は一通りやった(最近復習し終えました)程度の古文の素人が読む古典文学全集としては
新日本古典文学大系(岩波)・新潮日本古典集成・新編日本古典文学全集(小学館)
などのうち、どれがいいんでしょうか?
注釈が詳しくて学術的に適切なものが良いです。
(現代語訳は、付いてたら嬉しいですが、別の本で読んでも問題ないと思うので。)
ちなみに、源氏、夜の寝覚め、とはずがたりなどから入って、出来れば時間をかけて全集を読破したいと思っています。
よろしくお願いします

177 :
どの本もは注釈はついてるがそこそこ慣れていること前提な感じ。大差なし。
どれか+現代語訳の本を両方開いて見比べるというのがいいかと。

178 :
板違いだったら申し訳ないですが
http://www.fictionwithfriction.com/wp-content/uploads/2012/08/IMG_09221.jpg
ここに写ってる文章は何と読めばいいのでしょうか
アメリカ人が「上海で買った」と言ってるんですが
どうも日本語に見えるので内容が知りたいです
お茶の説明かな?という感じはするのですが

179 :
>>175
水泳って、漢文で使われる言葉じゃなく、
日本語だけで使われるもの。
大漢和で調べたけど、
用例が載ってない。
漢語大詞典では、その言葉さえないな。

180 :
多くの人が漫然と思い込んでいる
 真理・真実・現実・事実・史実は一つだけ
 怒り・憎悪・悲しみは自然な感情
 戦争・テロ・犯罪・虐め・差別は無くならない
 躾に体罰は必要
 学校を何度変わっても虐められるのは、虐められる側に原因がある証拠
 死刑を廃止すると殺人が増える
などの論理的間違いを解説ちう m9(`・ω・)ビシ
義務教育では教えない 感情自己責任論

181 :
暗唱するに足るような良い文語文が集めてあるテキストとかないんでしょうか?

182 :
>>177
ありがとうございます
時間のあるときに図書館ででも見比べてきますね

183 :
すみません、高麗史を読んでいるのですが、以下の文の最後が判りません。
(モンゴルが高麗に屯田を設置する件です)
「受直王國和市」とは、どういう意味でしょうか?
所有屯田牛六千頭, 除東京等處, 起遣一半, 餘三千頭, 令經略司, 受直王國和市.
有する所の屯田牛六千頭のうち、東京近郊から送った半分を除き、残りの3千頭は經略司に命じ、????」

184 :
>178
蒙山頂上茶,揚子江中水
清泉烹雀舌,活火煮龍団
と書いてあります。喫茶店によく書いてある
明の童漢臣の「茶聯」だそうです。
ttp://www.shinowazuri.com/cha/contents/duilian.html

185 :
受験の話を持ってくるのは少し場違いな気がしますが、古文について聞かせてください
センター古文なんですが、読んでも読んでも読解の速度も精度も上がりません
基礎知識の不全などはもちろんあるとは思いますが、さすがに受験の時に必要とされる水準を超えての準備をする余裕は正直ありません
そこで主観で構わないので教えてほしいのですが、みなさんは何をやって古文が読めるようになりましたか?
例えば、主語に気を付ける、なんかの方法論でもいいですし
とにかくこれを読んだ、なんかのゴリ押しの方法でもいいです
好きなのに焦って全然読めるようにならないのが歯痒いので、何かアドバイス頂ければ幸いです

186 :
・あくまで国語、時代を勝ち残ってきた文章だってこと。自然に意味の通ってないような駄作はまず出ない。
・国語のセオリー通り、書いてないこと、根拠のない選択肢は潰す。
・選択肢や単語解説は現代語なので、まず選択肢を全て読んでから本文を読む。
もちろん選択肢はひとつを除いて嘘っぱちなのだが、文章の大意やニュアンスが分かることがある。
選択肢文章のダブり部分をうまく活用し、どちらが妥当かを探る。
……余計分からなくなる人もいるだろうけど。
・最低限の知識はやっぱ必要だが、あくまで日本語なので今に通じるものも多いはず。

187 :
「遐」の字が、遠くなる、すなわち転じて死ぬことを表すから名前につけられるのはいやとか言っている人がいたんですが、
そういう意味はあるんでしょうか。
確かに「登遐」とか「升遐」とかいう言葉ありますが、天子などの特殊な場合になるのでしょうし……。
昇天という言葉があるからと言って「昇」の字が人名に当てられるのを避けられるというわけではないですよね。

188 :
逝はアウトだが、遐は遠いというだけで死ぬという意味はない。
「遥」と同じようなものだ。

189 :
>>188
やはりそうですか。「遥」の字が避けられたりということはないですよね。
「登遐」に関しても天皇、皇帝限定でしか使われていない言葉のようです。
あとその人は平安末期は経任だとかの「任(とう)」の字に「遐(とお)」の字を充てていた、とかも書いていたのですが、
「遠」の字に充てるのはともかく、「とう」と「とお」では発音自体違う気がします……。
例えば藤原経任(つねとう)と藤原経遠(つねとお)は別人です。近世になると混同が起こってくる。

190 :
盍以善漢文者従
書き下し文「盍ぞ漢文を善くする者を以て従へざる」。
質問です、
「従ふ」ハ行下二段活用動詞なんでしょうか?四段活用動詞かと思ってたのですが。

191 :
従えると従うはちがうんじゃね?

192 :
きこゆときこすがちがうみたいな

193 :
これ方言なのかね、仕事を覚えて練達することを、「覚わる」って言ってたとこがあったんだけど
教えると教わるみたいなちがいなんですかね?
教える教わるのふたつは、教うから派生してきたのだと思うんだけど
そうなると、覚える、覚わるのほうは、覚ゆ?
辞書引くと、おぼゆはオモホユから来たらしいのだが
思ほゆは思はゆから来てるらしく、思はゆは思ふの未然形に助動詞ゆがついた形とある
つまり、覚ゆは、思われるって意味ですよね
覚えるは、覚ゆを現代的な動詞にしたものだと思うんですけど、覚わるってへんじゃないですか?
思われわれるみたいな意味ですよ

194 :
ググって自己解決しました

195 :
>>191,192
そういう事なんですか

196 :
古文って単語と助動詞と古典常識覚えたらだいたいできますか?
後は古文に慣れることとか…

197 :
敬語も必要
特に識別が必要な敬語は覚えるべし
謙譲、尊敬を取り間違えれば一大事

198 :
完了の助動詞「ぬ」が形容詞「良き」を音便化するさせて、「よかんぬ」になることなんてある?

199 :
明日の戦と延べられ候はば、平家勢付き候ひなんず。夜討ちよかんぬとおぼえ候ふ
巻第九の八

200 :
>>199
ありがとう。この音便化を直せみたいな問題って大学受験レベルでるかな?

201 :
>>200
前後からよかんぬのよかんは良しの活用したもので、完了ぬにくっついてるからよかりぬとわかるとおもいます

202 :
元史の一部がわからないので質問します。
十三年秋,r以族子綧為己子人質。當定宗、憲宗之世,歲貢不入,故自定宗二年至憲宗八年,凡四命將征之,凡拔其城十有四。憲宗末,r遣其世子倎入朝。
この文の「凡四命將征之」は、どう訳すべきですか?
四と將の間に命があるので、どう訳すべきか悩んでます。
よろしくお願いします。

203 :
>>202
およそ四たび、将に命じて之を征せしむ。かな?
定宗二年から憲宗八年までのあいだに、四度、将軍に命じて征伐させ、
十四城を抜いたということじゃなかろうか。

204 :
>>203
あぁ、「四たび将に命じて」ですか!
漢文は奥が深いです(><)
どうもありがとうございました。

205 :
偶さかって日本語人生の中で聞いたことがありませんでした。
みなさんの感覚でどの程度身近な言葉でしたか?

206 :
掛声や唄にも出てくるやん!
「こんな坂、偶さか〜♪」

207 :
芭蕉って競歩選手になれたんじゃないですか?

208 :
御亭主曰勘略巧者意味兎角徳
入門於今主人徳取世帯持可者
独此金不為損依而厘毛是積勝
手必依之詰則不迷近
とある書物の一文で、自分で翻訳してみようと思ったのですが無理でした
誰か日本語に訳してくださいませんか?
これだけじゃわからないって部分がありましたら出来る限り説明を付け加えさせて頂きます
又、旧字俗字などが多いので正しく表記できていない部分が在ると思いますが
どうかよろしくお願い致します

209 :
高麗史の次の文の最後がわかりません。
どなたか、この文の意味が解かる方がおられましたら、教えて頂けないでしょうか?
宰樞會議, 答曰, “大軍若還, 則君臣出陸, 州縣安往?”
宰臣と樞臣が会議して答えて曰く「もし大軍が還るならば、すぐに君臣は出陸し、????」
よろしくお願いします。

210 :
州県はどこにゆく(ゆけばよい)だろうかという意味かと思われる。
安は場所または理由を表す疑問語。

211 :
>>210
回答ありがとうございます。
やはり、そういう意味になりますか。
ひょっとして、王を移動させるモンゴルに対して、皮肉を言っているんだろうか?
とにかく、ご協力感謝します。
ありがとうございました。

212 :
「〜(すれ)ば即ち…」の構文の送り仮名は天皇のミスが伝わったもので、そのため
確定条件でなく家庭条件でも、漢文では已然系+ばもしばしば使われると教わったのですが
「苟も〜(せ)ば」の構文でも已然系+ば、「つまり(すれ)ば」は許されるのでしょうか?

213 :
西田太一郎『漢文の語法』によれば、
仮定・条件の用法で掲げてある用例は、
「苟モ」や「雖モ」等の助字を伴う場合も、助字無しの場合の仮定・条件であっても、
すべて、「未然形+バ」に訓読してあるよ。
すなわち、
「用ヒバ」「有ラバ」「来タラバ」「欲セバ」「すく(済)ハバ」…
等々と、読んである。
他書と違つて、用例が豊富なのが特徴の著書。
「已然形+バ」と読んでも構わない、なんてことは一言も書いてない。
もし、そういう習慣が正当であれば、必ず明記してある著書でもある。この本は。

214 :
なるほど。ありがとうございます
「苟も〜」の構文ですが、「苟志於仁矣無悪也」の書き下し文が
先生の解答では「苟くも仁を志せば、悪しきこと無し。」となっていたのが気になって質問させていただきました
未然形+ばを使うなら「志さば」になるはずですし、先生にきちんと質問してみます
前者の「〜(すれ)ば則ち」(誤字がありました。すみません)については、
授業で配られたプリント(恐らく何らかの問題集のコピー)では
「〜(すれ)ば則ち…」と書いてあり、また「万人心を異にすれば則ち一人の用無し」という言葉も有名なので
「則」の場合のみ已然系も可なのかな、と思います

215 :
>>214
それは、「志せば」の読みが正しい。先生が正しい。
そもそも、仮定文ではありません。
「もし、志すのならば」という意味では無く、「志していると」という順接の意味です。
「日頃、目指していると」の意味で、「志している」ことが既定の前提となっている文意です。
従って、ここの「苟」は、「いやしくも」と読むのではなく、
「まことに」と読むことになっています。
「いやしくも」と読めば「かりそめに」の仮定になってしまい、文意に合いません。
しかし、順接文であることを承知していながら、「苟」を「いやしくも」と読む人が一部に居ることも事実です。
なお、「苟」を「いやしくも」と読み「志さば」と読んで仮定の意味にとる説もありますが、
主流の解釈は、上の通りです。主流は、已然形だということです。
>「則」の場合のみ已然系も可なのかな
全く、そんなことは無い。あくまで文意です。どんな場合にもあり得ます。
「則」だけにこだわらないで下さい。

216 :
>>215
ありがとうございます。
後だしの情報になってしまって申し訳ないのですが、問題が
「苟志於仁矣無悪也」を「もし仁を目指しているのなら、悪いことはなくなるものだ。」という現代語訳に従って書き下し文にせよ
というものなので、私の持っている教材では仮定文であることは確かでした
同じ文でも色々な解釈があって、全く違う読み方をあてられるんですね。難しい……
「則」の場合のみ、というのもまた仮定文というカテゴリのページを学んでいるために
出てしまった言葉でした。申し訳ないです
仮定文では「則」、「如」、「苟」が使われますがその仮定文の中では
「則」以外は未然形が原則、「如し〜せば」「苟くも〜せば」を使うという解釈でよいのでしょうか?

217 :
「レバ則」なら、理由・原因を示す順接ゆえ、已然形だが、
「則」でも仮定条件の未然形もあります。一概に言えません。
>「如し〜せば」「苟くも〜せば」
その通り未然形に読んで正解。

218 :
それにしても、「苟志於仁矣無悪也」を仮定条件文にとらえてる本が今もあって驚き。
歴史的遺物の解釈なのに…。
ここは、原因と結果を言うてる(順接文)との解釈で定着してるはずなのに。

219 :
ネットでも、web漢文大系という人が仮定形でUPしてますね。
私も「古い解釈なのに」と思ってました。
(スミマセン、すぐにURLが貼れなくて)

220 :
>>219
最後までお付き合いいただきありがとうございました!いろいろ教えていただき参考になりました
推測では2004年発売の問題集をコピーしたものを配られているので、多少は古い解釈もあるのかもしれませんね
漢文、色々な解釈があって難しいですが頑張りたいと思います!

221 :
>>215「志さば」と読んで仮定の意味にとる説もありますが
こういう訓読は、ほとんど見たことがない。

222 :
こんばんは。
学生時代に学校で習った漢詩だったと思うのですが、
「微笑みの裏に刀(とか人を傷つけるもの)を隠している」
というような意味合いの詩をご存じの方教えて下さい。
微笑という単語に「咲」が使われていた記憶があります。
(なので、武井咲を「えみ」と読むのに自分は全然違和感がなかった)
多分ものすごくポピュラーだと思います。
古文の時間に習ったぐらいなので。

223 :
ただいま元史を調査しております。
皇帝グユク(定宗)が崩御した時の記述が理解できないのでお尋ねします。
"三年戊申春三月,帝崩於相乙兒之地。在位三年,壽四十有三。"
ネットで色々調べてみたのですが「帝崩於相乙兒之地」の意味が、どうしても
解かりませんでした。
御教授頂ければ幸いです。

224 :
>>223
ネットで見たら、相乙兒って
「青河縣以南的布爾根河與青格里河交匯處附近」
ってあったから、地名みたいだね。

225 :
>>224
地名だったんですね・・・ やられた。orz
貴重な情報を提供して頂き、誠にありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いします。

226 :
単独では文中で意味が通じない複数の漢字の並びがあったときは、
まず人名地名など固有名詞を疑え、これ基本よ。

227 :
とくに元史だと、モンゴル語の音写が多いんじゃなかろうか。

228 :
杜甫の詩をピンインつきで読める書籍はないでしょうか?
意味などではなく単純に詩の音を知りたいので
中国語の書籍でも全く問題ないのですが。

229 :
日付の前に大とか小をつけるのはどんな意味があるのでしょう
大十六日とか小八日とか

230 :
三十日の月の十六日。二十九日の月の八日。

231 :
>>230
ありがとうございます

232 :
あなたはここにいたのね
を古文にするとどうなりますか

233 :
漢文訓読体なら、「子、ここにいませしか」
和文なら、「そなたは、ここにおわせしか」

234 :
ありがとうございます!

235 :
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Wakansansaizue_ashika.gif
ここの左下にある「をっと○せい」の○の部分ってなんて書いてあるんですか?

236 :
つの変体仮名。おっとっせいということ。
ほんらい「おっとつ」+「せい」なわけよ。

237 :
あっりがとうございっます

238 :
『小車のめぐりめぐりて今ここに たてたるそとばこれはおれのぢや』 手車売りの翁 (難波で行路死した放浪者 - 江戸時代中期)
https://twitter.com/ji_sei/status/244284938453647360
これの出典を知りたいのです。できれば経緯も知りたいです。

239 :
夜遅くまで遊んでいるもの。またそれを自慢する者。
これを古文調に直して下さい。お願いします。

240 :
今度は高麗史で解からない文があったので御指南お願いします。
背景は高麗がモンゴルに朝貢を約束する場面です。
伏望 但勿加兵革之威 俾全遺俗 雖不腆海山之賦 安有曠年 非止于今 期以爲永
この文の「安有曠年」がわかりません。
年をむなしく?それとも曠年は何か意味があるのでしょうか?
現代語訳の添削もお願いします

伏して望みます。ただ、兵力で威圧しないで下さい。
昔の風俗をそのまま、持たせていただければ、例え粗末な山海の賦でも、どうして曠年無いでしょうか(いやある)
今だけではなく永遠にします。

241 :
>>226
いかにも意味がありそうな地名だったので引っ掛かってしまいました。
もう騙されないぞっと。
>>227
多いです。人名なんかは全て音写なので苦労します。

242 :
句読の打ち方はこれで確定してんの?

243 :
>>242
韓国のサイトからコピペします。句読点はあっているようです。
伏望, 但勿加兵革之威, 俾全遺俗, 雖不腆海山之賦, 安有曠年. 非止于今, 期以爲永.

244 :
>>240
横からだけど、曠年は、大漢和によると、「長い年月」という意味のようです。
「安」を「いづくんぞ」と読むと、意味が通じませんね。
大漢和を睨んでたら「すなはち」という意味がありました。
自信は無いけど。
「海山の賦を腆うせずといえども、すなわち曠年あり。
 今に止まるにあらず、期して以て永と為さん」
粗末な貢物でも、今後、長年にわたってずっと献上しますから、
悪い話じゃないでしょう、という意味じゃないですかね。
ここでの「安」を「すなはち」と読んでいいかは自信ないけど、
そう読めば、全体の意味は通るように思われます。

245 :
>>244
安を「すなわち」と読むとは・・・
これは全く想定外でした。
漢文って本当に難しい><
ご協力感謝します。
今後ともよろしくお願いします。

246 :
「〜なりや?」という言い回しがある(意味は「〜ですか?」というようなニュアンスでしょうか)と思うのですが、
これは文法的にはどういった形になっているのでしょうか?
ずっと何かしら漢文を書き下した文章からきているものかと思っていたのですが、
ふと思いついて検索してみたところ、それらしき例が見つからず、非常に気になってきました。
意味としては断定の「なり」+疑問の「や」なのかな、と思うのですが、
具体的な文法のお話(助詞、助動詞のような…)がさっぱり分からないので、
どなたか簡単に解説していただけると嬉しいです。

247 :
漢文の得意な方、以下の文を書き下しにしてください。
「禮也者猶體也 若人身體體不備君子謂之不成人設之不當猶不備也禮有大有小有顯有微大者不可損小者不可益顯者不可揜微者不可大也
故經禮三百 曲禮三千其致一也致之言至也一謂誠也
經禮謂周禮也周禮六篇其官有三百六十曲猶事也
事禮謂今禮也禮篇多亡本數未聞其中事儀三千○當丁浪反未有入室而不由戶者 三百三千皆猶誠也」

248 :
>>247
大学院レベルの演習を受けた者には、簡単な文だが、
中庸や注疏を読みこなしていないと、
書き下しにしたところで、理解できないだろう。

249 :
>>246「〜なりや?」という言い回しがある(意味は「〜ですか?」というようなニュアンスでしょうか)と思うのですが、
「ありや、なしや」
「あるか、なきか」
まず、助詞の接続の理解が必要。
「や」「か」は、接続の仕方が違う。
漢文で「なりや」という言い方は、滅多にしない。

250 :
>>247
禮ハ猶體ノゴトシ。若シ人ノ身體、體備ハラザレバ君子之ヲ不成人ト謂フ。
之ヲ設クルコト當ラズンバ猶備ハラザルガゴトシ。
禮ニ大有リ小有リ顯有リ微有リ、大ナル者ヲ損ス可カラズ、小ナル者ヲ益ス可カラズ、
顯ナル者ヲ揜フ可カラズ、微ナル者ヲ大ニス可カラズ。
故ニ經禮三百曲禮三千其致一ナリ。致ノ言ハ至ナリ、一ハ謂ク誠ナリ。
經禮ハ謂ク周禮ナリ、周禮六篇其官三百六十曲有ルハ猶事ノゴトシ。
事禮ハ謂ク今禮ナリ、禮篇多ク亡ビ本數未ダ聞カズ、其中ニ事儀三千アリ。
○當ハ丁浪反ナリ。未ダ室ニ入ルニ戶ニ由ラザル者アラズ。三百三千ハ皆猶誠ノゴトシ。
かな。

251 :
>>250 禮ハ猶體ノゴトシ
禮なるものは、
っていう訓読もアル。
訓読したところで、意味分かります。
失礼。

252 :
危急存亡の秋の秋と、ただの時はどう使い分けるんですか?

253 :
>>247
本文と注を区別せずにコピペしているのは手抜きが過ぎるのではと思います。
ゼミの担当を丸投げしたのかな?

254 :
>>252
中国語で秋という語が「〜するとき」という意味で用いられることがあったので
秋をときと読むだけで、日本語の中で特に決まった使い分けはないと思う。
>>253
この文章って大学だと何年に相当?4年?

255 :
>>250
若人身體は注で、「人の身体のごとし」。
それと、
周禮六篇其官三百六十有リ。曲ハ猶事ノゴトシ。
ですね。
>>254
どうかなあ。
4年でも読めないことはないと思うけど、
予備知識がないと苦労するかな。

256 :
国立の講師・教授は、自分の専門以外の文章を教材にしたがらない。
四年生に、こんな訓読を課題にさせたら、院生の助けが必要になるアル。

257 :
皆さんこれの訓読と解釈をお願いします。
なんか日本人が詠んだ漢文らしいんですが、
自分でやってもニュアンスが分かりづらい。
轅門享士樂如何
剣舞雙雙燭影多
降虜沈酣猶不睡
羣聴胡女勧杯歌 

258 :
>>257
自分も全部は分からん。一部だけ。
轅門享士樂如何
轅門の享ぜる士は、楽しみはいかならん。
・営中の、宴にある兵士たちは、その楽しみとはどのようなものだろう。
「轅門」は軍営の別名。ここは「享士樂如何」がくせもので、
結論から言うと、「享士」が主語で「宴楽を享受する士(=兵士)」の意味だろう。
仮に、「享」が動詞であって後ろ3語を目的語にとるとすると、「『士楽如何』を享受する」となる。
士楽如何の「如何」は「どのように」「いかに」「どんな(ものであるか)」という意味であり、
名詞ではないので「士楽」の修飾は受けず、「士楽のいかに」ということにはなりえない。
また「士が如何を楽しむ」というのは意味が通らない。
また「士楽」で一つの名詞かというと、士の聴く音楽という風にとれなくもないが、
「享士樂如何」が「士の聴く音楽はどのようなものかということを享受する」という意味不明なことになる。
士楽如何をどう解釈しても享を動詞、士楽如何がその目的語と見るのは不可能だ。
そこで、「享」が後ろの語を修飾していると見る。
その修飾する範囲は、(a)士、(b)士楽 (c)士楽如何 の三通りだが、消去法的に(a)しかない。
「享士」はぐぐってみたが特に二字熟語ではないようだ。
楽は形容詞として楽しいという場合と、名詞的に楽しいこと、楽しさという場合があるが、
後ろが如何である以上、名詞と受け取るしかあるまい。すなわち「楽しみはどのようなものだろう」の意。
また、「轅門」は享士を修飾しているのか、それとも「轅門において」という意味であるか、という点については、
どちらも違いはないが、個人的に前者と見た。

259 :
剣舞雙雙燭影多
剣舞は雙雙とありて燭(ともしび)の影多し
・舞う二つの剣はあまたの光を受ける
「双双」は「双」を二つ重ねたもので、ものが二つあるさまをいう形容詞。
舞う人が持っている二つの剣を強調していると思われる。舞っている人が二人という解釈もあるが、まあ剣ではなかろうか。
燭影は灯の光、またそれに照らされた姿という意味。
勇ましく舞う二つの剣を、多くの灯が照らしているというような、一種の対比を含むのだろう。
降虜沈酣猶不睡
降虜は沈酣したれども、なお睡(い)ねず。
・降虜は深く酔っているが、まだ眠らない。
「降虜」は字の直接的な意味は、降伏して捕虜となった人という意味だが、この文では具体的には何を意味しているかは分からん。
前後の文脈があれば分かるかもしれない。沈酣は「深く酔う」。
猶は副詞。「それでも」「なお」といった意味。
不睡は寝ない。睡はうとうとする、居眠りするという意味と単に眠るというのと二つの場合があるが、ここは何となく後者だろう。

260 :
羣聴胡女勧杯歌
こぞりて聴く、胡女の杯(さかずき)を勧めて歌うを。
・ソグドの女が杯を勧め、歌うのを大勢で聴く。
「聴」が動詞であるというのは分かるが、前の「群」が名詞か、副詞かというところが問題になる。
名詞の場合、群は主語ということになり、「多くの人が〜聴く」という意味になる。
しかし有名な古典を見るに、羊とか鳥とか動物については群といっても、多数の人を単に群と表現している例はあまり見かけない。
ここはたとえば「衆人」を使うところ。そこで消去法的にこの群は副詞と見る。「群れになって」「大勢で」という意味だ。
 聴から後ろの部分は目的語と推測できる。
その場合に「胡女(の歌うところ)の、杯を勧める歌」として、修飾を受けた名詞と見るか、
「胡女が杯を勧めて、(また興をそえるために)歌うこと」として、動詞句が名詞的にあつかわれていると見るか、二通り考えられる。
いいかえると前者は「胡女之勧杯之歌」と同じことなのか、あるいは「胡女之所勧杯而歌」と同じことなのかということ。
個人的には後者でないかと思う。


261 :
>>254 いやだから漢文でも其の辺の使い分けあるはずでしょ?
わからないと漢文書けないじゃないですか。単に語感だけならそれで
いいですけど。

262 :
漢文は「前後の文脈から意図を察してね」
って前提で書かれているから厳密が使い分けがないものも多い。

263 :
「この人びとの夫とてあるは、醜くこそあれ。我はかくをかしげに若き人を持たりけるかな」 この文章の、[とて]の品詞と、「持たりける」の[り]が恐らく完了なんだけど接続がおかしい点がわからないです。

264 :
格助詞「と」+「て」。
それは「もちたり」だからでないの。
五段動詞に「り」がつくというのは、院政期ごろにはあやしくなりはじめて
鎌倉には消滅してたりになってた。

265 :
古文の範疇ではないかもしれませんが、教えてください。
「なれらつどひて石投ぐる そはなんぢに
は戯れなれども われには死ぞと云ひしとき口うちつぐみ青ざめて
異様の面をなせしならずや」

これは宮沢賢治の文章だそうです。最後の「なせしならずや」の意味がさっぱりわかりません。
「おまえらにとっては遊びかもしれないけど、石を投げてくるなんて、こっちにとっては
死に等しいことだぞ。と、言ったら、みんな口を閉じて青ざめて、へんな顔を○○○」という意味だ
と思うんですが、○○○がわかりません。
なせしならずや ← どういう意味ですか?

266 :
「異様の面をしたではないか」という意味
反語

267 :
変な顔はしなかつたかい(しただらうさ)。

「みんな、もう何とも言えない顔つきになってしまつたものでした。」
みたいな感じかしら?

268 :
>>266-267
ありがとうございました。
よくわかりました!

269 :
エッチな古文単語を教えてください。お願いします。

270 :
「まぐはひ」

271 :
>>270
ありがとうございます。あと2つくらい教えてほしいです。

272 :
>>271
まら・そそ・ほと

273 :
>>271
【共寝】
さしまくら(差枕)
そでつぐ(袖交)
【共寝する】
まくらかはす(枕交)
みとあたはす
【いちゃつく】
せせくる・あだつく

274 :
「AにBせらる所と為る」の文はいったいどの部分が受け身の意味を担っているんでしょうか?
書き下しにして為るがひらがなになっていないので動詞と解釈したのですがそれではどの部分が受け身を表している
のかがわかりません…。「為」と「所」が合わさってはじめて受け身の意味をもつのでしょうか?
よろしくお願いします

275 :
せらる・・・

276 :
>>274
「為」は自動詞また他動詞の二つに用いることができる。自動詞の場合、A 為 Bで「AがBになる」の意味を表す。
「所」は、後ろに動詞(句)をとり、「〜すること」「〜する対象」を表し、名詞と同じようにあつかうことができる。
「A 為 B」 のBの部分に「所〜」が入ったらどうなるか。「〜すること に なる」となる。
それは日本語では要するに「〜せられる」ということで、受け身の意味を表すのだ。
ここまでが現代の理解。平安時代には、本来「為」は動詞なのだが、誤って「〜のために」と読み、「所」に「〜せらる」をあてて「〜のためにせらる」と読んだ。
また「為+所〜」と同じく受け身を表す「被+動詞」の読み方を援用して「〜することをかがふる」と読んだり、単に「〜せらる」と読んだりもした。
江戸時代になって、為+所〜の直訳として「〜するところとなる」という読み方が一般化し、明治以後にもそのまま受け継がれ、現在にいたっている。
現在の訓読は明治時代のものをそのまま引き継いでいて、不合理なまたはもって回った言いまわしが多々含まれているが、
その一つがこの「するところとなる」だ。

277 :
「〜から〜された」と、日本語で被害を与えたに人は「〜から」や「〜に」を用いるが、
その「から」や「に」のような場合、漢文では「於〜」で表す。
しかし、「A 為 所〜」は「Aが〜することになる」という意味であって、
これに単純に「於〜」を足しても「〜に Aが〜することになる」となって意味が通らない。
そこでかわりに「所〜」の前に名詞をおいて修飾し、「A 為(人)所〜」として表す。
「所〜」は一般にはA之所〜で之を間に入れなければならないが、受け身文では例外的にじかにA 所〜でよい。
ただし為 A之所〜でも誤りではなく、そういう例もある。
一方被+動詞 見+動詞の場合は「於〜」を用いる。為+所〜は同じ受け身ではあるが、被と見と比べて文法上の規則が異なる。

278 :
構文上から、受け身になるアル
論語に
「見惡」
とアル
鄭玄は
「爲人所惡」
と註したアル
受け身という表現が普遍的で、
ないことを理解した上で、
「爲……所」
という構文を見るべきアル

279 :
乎古止点の中央に”ノ”がありますけど、
これって漢字に重ねて(真ん中に)書かれてたの?

280 :
>>279
そうっすね。朱筆の場合もあるから影印版じゃどうしようもなかったりする。

281 :
シナの故事なんですが、
「ある王様(公だったかも)がある学者を気に入って肉を頻繁に届けさせたのだが、
いちいち勅使を立てたので学者は使者に対してその度に拝礼しなければならず、
とうとう謝絶するようになった」
と言う話しがあるはずなんですが、王様と学者の名前と出典をどなたかご存じ無いでしょうか?

282 :
古文のステップアップノートの動詞(二)の練習問題の6番
文章中の来る道の来るの部分に傍線が引いてあって活用の種類を答える部分があるんですが
「来る」って「くる」とも「きたる」とも読めるから
「くる」と読めばカ変の連体形
「きたる」と読めばラ行四段の連体形
となると思うんですが
解答ではカ変だからちゃんと覚えとけみたいになってるんですがさっき挙げたように
「きたる」と読んでラ行四段と答えても正解ですよね?
頭のいい人教えてください

283 :
大学受験板でマルチ
一応回答は以下の通り
914 大学への名無しさん sage 2012/10/30(火) 01:40:51.86 ID:snruNTlP0
-くる(カ変連体)/道
-き(カ変連用)/たる(完了!助動詞!連体)/道
別物だよ
918 大学への名無しさん 2012/10/30(火) 08:38:38.94 ID:+kUoF1Ka0
>>914
「来る」って
「くる」とも「きたる」とも読めるから
来る道ってあって来るの活用の種類を答えるなら
「くる」と読めばラ変だし
「」
920 大学への名無しさん 2012/10/30(火) 08:45:12.66 ID:+kUoF1Ka0
すんまへん
>>918続き
「くる」って読めばカ変
「きたる」って読めばラ行四段
じゃない?
921 大学への名無しさん 2012/10/30(火) 12:19:27.65 ID:OprE/uu4O
「きたる」の表記は原則的に「来たる」

284 :
古文漢文スレ Part42
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/kouri/1346677440/

285 :
おしえてください。「綺櫳」とはどういう意味でしょうか。
単純に「美しい連子窓(格子窓)」でしょうか? それとも何か別に意味するものがあるのでしょうか?
ググると中国語サイトで唐詩なんかに結構出てきますが、日本語サイトには皆無なのです・・・
まだ諸橋轍次の大漢和にはあたってません。

286 :
>>285
大漢和は、「綺櫳」は「美しい窓」でした。
「櫳」は「連子窓(格子窓)」でした。

287 :
>>285
辞書には、多分、正確に書かないでしょうね。
「櫳」は、原義は確かに格子窓ですが、
窓と云うよりも、中古期の日常語的には、捕まえたケモノを入れる「をり」(檻)の義に用います。
「綺櫳」とは、女郎宿で売女が往来に向けて顔を見せている格子です。
往来を通る客に、どの妓楼を買うか選ばせるため、顔見せしているのです。
窓とは限りません。姿全部が見えるように格子桟の戸の場合も多いです。
いづれにせよ、中の売女が外へ逃げられないようになっています。

288 :
長宗我部家の末裔が書いた本に出てくる古文書の読み方で?となったところを質問。
その文書は、元親の弟親房の子五郎左衛門について、五郎左衛門の子與助が
土佐藩に差し出した由緒書というもの。
以下原文「私亡父五郎左衛門儀先祖従(空白)元親公少知給候(改行)
由緒を以先年大坂御陣之節籠城仕候段顕」
著者は「私の亡き父五郎左衛門は先祖元親公より少知給わり候由緒をもって
」として「與助が『先祖元親公』と書いている」
と書いてあるんだが、それなら「五郎左衛門儀従先祖元親公」となってないとおかしいんじゃないの?
正しくは「私の亡き父五郎左衛門は先祖が元親公より少知給わり、、、」じゃない?
五郎左衛門・與助は元親の直系の子孫ではないということからもこれの方が事実に即してる
ように思えるんだけどどう?

289 :
大鏡の肝試しで、おはさうらじ って出てきたんですが、おはすがどのように変化したか教えてください

290 :
おはす+さうらふ+じ、かなと思うんだけどどうかな?

291 :
質問します。
「御」
この読み方に規則性はあるのでしょうか。
紫式部日記の中では「御」が次のように出ます。
1、中宮とつきとよひまでも、御帳(みちょう)いでさせ給わず。
2、西のかたわらなる御座(おまし)に、夜も昼もさぶらふ。
3、御R母(?)  のふところをひきさがさせ給ふに、
4、心もとなき御(?)  ほどを、わが心をやりてささげうつくしみ給ふも、
5、わりなきわざしかけ奉り給へるを、御(?)  紐ひきときて、御几帳(みきちょう)の
6.あはれ、この宮の御(?)  しに濡るるは、うれしきわざかな。
この中で3、4、5、6はどう読むのでしょうか?
追伸
「経典余師 1巻」という名のスレッドが無いはずがないと思います。

292 :
1.和語についているものは、平安時代だと「おほん/おん」、室町時代だと「おん」、江戸時代だと「おん/お」が大雑把な目安。
2.漢語についているものは、一部をのぞいて「ぎょ」か「ご」
3.「み」はそこそこ数はあるが一部の和語にだけつく。言(こと)、簾(す)、手(て)といったように。
4.「御座」はこれ全体で当て字で「おはす」などに用いられることがある。のち音読みした「御座ある」も出現する。
「み」のつくものを暗記してそれ以外はとりあえず「おん」と思っておけばよい。

293 :
質問です。
普通の漢和辞典て、音訓のほかには、現代中国での発音しかでてないないですよね。
中国の古い音を調べてたいのですが、そういうのが出ている手ごろな漢和辞典はありますか?
できれば1万円以内でお願いします<(_ _*)>。

294 :
反切ならだいたいどの辞書にもあるんじゃないの?

295 :
反切はでてても、声母と韻母を同じ辞書で調べたら、結局は現代の音しか再現できないような・・・。

296 :
>>292
ありがとう。
趣味として素読と文の丸暗記を始めたのですが、
どう読めば良いのか分からず困っていたました。

297 :
「栄花物語」についての質問です。
「源高明の左遷」で、
「醍醐の帝、いみじうさかしうかしこくおはしまして、聖の帝とさへ申し、帝の御一の御子、げんじになりたまへるぞかし」とあります。
高明は醍醐天皇の第十皇子ですが、ここで「御一」とあるのはなぜでしょうか。
手持ちの口語訳には「第一皇子」とあります。
「御一」の意味がよくわかりません。

298 :
>>297
>高明は醍醐天皇の第十子。「帝の御子、第一の源氏」とあるべきところが、
>「御子」と「第一の」とが転倒したとみる説(標注栄花物語抄)がある。
>この場合、「第一の源氏」は、源氏の戸主の意。
 新編 日本古典文学全集 栄花物語(1)

299 :
>>298
なるほど。
「醍醐天皇の皇子の中で一番にかわいがられた」
「醍醐天皇の皇子の中で一番出来のよい」
かな?などとも考えていました。
ありがとうございました。

300 :
徒然草「花は盛りに」より
・歌の詞書にも…、(中略)...なども書けるは、「花を見て。」と言へるに劣れることかは。
ここに助動詞「る(りの連体形)」が出てくるのですが、これは存続なのでしょうか?完了なのでしょうか?
教えてください。お願いします。

301 :
>>300
>劣れる(完体) こと かは(係助)
徒然草 解釈と鑑賞 有精堂より

302 :
古文をやたらと色気のある解釈で訳していたブログがあったと思うんですが、検索してもなかなか探しだせずにいます。
ご存知の方はいらっしゃいませんか。

303 :
今昔物語の巻20に、愛欲に溺れた僧の化した鬼(天狗)が
天皇の后をとりこにして犯りまくり、しまいには衆人環視でRし、
天皇は嘆くばかりだったという話があります。
話のまとめは「貴人の女性はこんな僧に近づくな」ですが、
これはどういうことでしょう?
(1)Rらでいい加減な僧侶が多く、注意を促した?
(2)修行の邪魔になるから、権力者が無闇に僧を呼び出すなと、創作した?
(3)ただのポルノ?
(4)反藤原氏の人間が嫌がらせで創作した?

304 :
「良い本で勉強すると早くて、良き師匠に学ぶともっと早い」
こんな漢文を昔読んだのですが心当たりがあれば紹介してください

305 :
画のやつ?

306 :
>>305
1文を読まされたので背景はわからないのですが
それかも知れません、よろしくおねがいします

307 :
創価諸君よ!
田浦本部横須賀桜山支部の高橋裕之氏が年末ジャンボで6億円当たるようにまた女子部と結婚成就と障害者年金1級受給と健康とご長寿を15分でよいので高橋裕之氏に題目を送って行こうではありませんか!

308 :
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3772390.jpg
もしかしたらスレ違いかもしれませんが
この書物がどうしても読みたいのです
前田年長の手紙らしいのですが大体どんなことが書いてあるかだけでもいいので読めるかたいませんでしょうか
自分で調べてはみてるのですが見当もつきません よろしくお願いします

309 :
年長じゃなくて利長ですねorz
○○○○○の風
○○○○の○○
○のてのいさい
け○○○○
としてのさ○ま
月○○○いさい
の○○○
為○の○○
作○○とてくき
○○ 秋おどり
をまいも○○
○○ての石○
さいて○○○
ま万の○○
るるし水不
て○○○
ちせくと○○
よくよく○○
○○○い
のさまいめて
○○○○
○○
月も○○
  ○○
  さいて
寿○○○

310 :
採点をお願いします。
朧月扶桑戦鼓鳴
寒天寡助計無成
将軍功盡萬兵斃
粉骨砕身全此生

311 :
朧月は春で寒天は冬じゃない? 海江田の詩だったら臘月だけど
あと粉骨砕身なのにこの生を全うすって正直意味わかんないよね

312 :
古文を原文で読めるようになりたいのですが、何をしたら良いでしょうか?
単語と文法(助詞・助動詞の意味など)はある程度身についているとおもいます。

313 :
原文で読むというときの原文とは二つの意味がある。一つは昔の人が直接書いた(印刷した)昔の本という意味。
もう一つは現代語訳や概要でなく古語で書かれたテキストという意味。
前者の場合と後者の場合で難易度は変わってくる。前者の場合は、まず文字が読めることが必要だ。
江戸時代の候文なら草書体、平安時代の和文なら今と違ってぐにゃぐにゃした平仮名、奈良時代なら万葉仮名が必要。だいぶ専門的になる。
後者の場合は、地元の図書館においてある古典のシリーズ(赤いのとか緑とか)を開いて読むだけで地力はつく。

314 :
http://sky.geocities.jp/lord_drink_54/toshinaga.jpg
>>308
で書き込みしたものです
ろだのほうで消されてしまったようなのでもう一度UPします
利長の手紙らしいのですが大体どんなことが書いてあるかだけでもいいので
読めるかたいませんでしょうか
引き続きよろしくお願いします・・

315 :
sky.geocities.jp/lord_drink_54/toshinaga.jpg
なぜか見れない気がする・・
これでみれますかね

316 :
>>315
このスレでは、古文書読解の返答率は低いような気がします。
活字になってれば読めるけど、くずし字は読めないという住人が多いのかもしれません。
日本史板の質問スレで聞いてみたらどうでしょう。

317 :
古典の文学史を理解できる漫画とかありませんか??

318 :
李善注文選の北征賦が読めん…
李善の注の訳が載ってる便利な書は…無いよなぁ

319 :
>>318
注が読めないんじゃ、どうしようもないアル。
出典を提示しているから、
そのつなぎ目が分からん場合もアルアル。

320 :
>>319
漢文はどうも苦手でして…
賦の本文の訳なんかは多くの本に載っているけど、注の訳というのは探し方が悪いのか見つかりません
あまり長い文章でも無いのですが…勉強が足りないようです

321 :
世の中のおたしき事を‥の「おたしき」ってどういう意味でしょうか?

322 :
>>321
「おだしき 穏し-き」 穏やかなこと
古文には濁点表記がまだ使われないので、自分で補完しないといけない

323 :
>>322
ありがとうございましたm(_ _)m

324 :
>>320
賦の本文の訳なんかは多くの本に載っているけど、
注の訳というのは探し方が悪いのか見つかりません
注を訳しても、出版できないから
食えないアル。
注は、あくまでも参考書程度アル。
どの部分が、読めないアルか。
私も、文選持っているアル。

325 :
>>324
なるほど、注の訳というのは無いものなのですね
李善注文選の北征賦の中盤、【障邃に登りて遥かに望み、聊か須臾にしてにして以て婆娑たり。熏粥が夏を猾ることを閔しみ、尉卬を朝那に弔う。】という部分の李善の注を訳すのですが全体的に手こずっております、漢字が間違っているかもしれません

326 :
>>325
巻九とか言って欲しいアル。
自己中アル。
善曰、蒼頡篇曰、
ほとんど、語句の解釈。
李善は、言う。
蒼頡篇では、……と。
大学生であれば、大体の意味を理解できればいいアル。
院生であれば、説文・漢書を実際に調べる必要アル。

327 :
横からだけど、自己中というより、作法を知らないんだろう。

328 :
>>326
巻数を書き忘れてましたね、すみません
実際に訳して分かりにくい場所があったらまた質問させていただきます、ありがとうございました

329 :
漢文はド素人です。
尖閣諸島に関する質問です。
「石泉山房文集」の
行至閏五月初三日渉琉球境界地名赤嶼
この部分の解釈が日本と支那の学者先生で違ひます。
どちらが正しいのでせうか。
よろしくおねがひします。
石井望長崎純心大准教授
「行きて閏(うるう)五月初三日に至り、琉球の境に渉(わた)る。界地は赤嶼(せきしょ)(大正島)と名づけらる」
「渉る」は「入る」の意味ださうです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120717/plc12071708420009-n1.htm

清華大学当代国際関係研究院 劉江永副院長
ところが、この日本人学者は「渉」の字を「入る」と間違って解釈した。1字の違いが大間違いだ。
その結果、この文は「琉球の境界内に入った。その名は赤嶼」ということになってしまう。
これは全くのミスリードであり、自分も他人をも騙す行為だ。
実は「渉」の字は日本語でも「渉る(わたる)」と読む。
つまり、船がある場所からある場所へと向かうことを指し、「入る」という意味はない。
どうやらこの学者はまず日本語を学んだ方がいいようだ。
http://j.people.com.cn/94474/7891239.html

330 :
>>329
どっちも間違ってると思う。
琉球の境界の地、赤嶼と名づくるを渉るに、・・・
琉球の境界の地で赤嶼という名前の島の辺りを航行していると、
無風で波がたいらかであったが、大魚が躍り出て、船は阻まれて進めなかった。
「不行」の次の二文字がつぶれてて読めない。

331 :
>>330
中国語では動詞句だけで名詞的に用いて動詞の目的語としてあつかうことができるが、
その動詞句は多くは「〜すること/人を」という意味になる。
動詞句が「〜する場所」という意味になるのはあまり見かけない。
動詞句「名-赤嶼」が場所を表すと簡単に決めるのはどうかと思う。

332 :
>>331
>動詞句「名-赤嶼」が場所を表すと簡単に決めるのはどうかと思う。
無いとは言えないけれど、
至閏五月初三日渉琉球境界、地名赤嶼
と切るべきかもしれないとも思ってた。
それから、大漢和を見ると、渉に「入る」や「到達する」の意味はある。
むしろ人民網日本語版「水の上を、○○へ向かって進む」は、
「○○へ向かって」という部分に無理があるんじゃないかな。
「至閏五月初三日渉琉球境界、地名赤嶼」と切るべきか、
「至閏五月初三日渉琉球境界地、名赤嶼」と切るべきか迷うところだけど、
「水の上を琉球との境界に向かって進む--名前は『赤嶼(赤尾嶼)』」
という訳は、無理やりで、これは無いと思う。

333 :
>>330
329です。
本当にありがたうございます。

334 :
>>331
>>332
御両名も質問にお付き合ひくださり、ありがたうございました。

335 :
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3816610.jpg
お願いします

336 :
>>335
よくスキャン、アップロード、リンク貼りまでやったな。そこそこ時間かかったろうww
この問題について前提となっているのは、
・-むは未然形につく、・-らむは終止形につく、・-けむは連用形につく の三つと、
この三者の意味だ。意味を知っているほうがよいが、単に接続だけ知っていれば答えることはできる。
Aは「生まれつきたら-」で未然形なので「-む」だが、「こそ」の係り結びを受けて「-めど」
Bは「移らざら-」で未然形なので「-む」
Cは「おぼす」で終止形なので「-らむ」(連体形)
Dは「さぶらひ-」で連用形なので「-けむ」で「か」の係り結びで「-けむ」(連体形)
Eは「のたまは-」で未然形なので「-む」(連体形)
Fは「うけたまはらざら-」で未然形なので「-む」で「か」の係り結びで「-む」(連体形)
「む」は一般的な推量を表す。「-らむ」は今〜しているだろうという意味で、「-けむ」は自分の知らないところで「〜していただろう」という意味。
とするとAとBは消去法的に「む」しかないわな。Cは「思っていること」というわけで、「-らむ」
Dは以前に木があったという意味なので「-けむ」。Eは「-む」。「〜しようとすること」という意味で「-むこと」のように言う。
現代語だと「読もう本」のような言い方はないが、古語にはある。Fも「-む」。
ここまで考えて10分ほどで終われば上出来かと思われる。答えるならまあ3分やな。

337 :
古い本見てたら「前」の下に「火」って書く字を見つけたんだけど
この字わかる人いる?

338 :
火は字の下に来た時は点4つで書かれる→ならこれはもしかして点4つの逆?
とぐらい思いつくべきだろJK
「煎」と同じ字だ。

339 :
>>338サンクス
まるで暗号だな

340 :
>>333
もう見てないかもしれないけど、渉に「入る」や「到達する」の意味があるのは、
中国語のサイトでも記載がある。
http://www.zdic.net/zd/zi/ZdicE6ZdicB6Zdic89.htm
(12) 至,到 [arrive]
(15) 入,?入 [enter]

341 :
時代劇などで見かける「父上」という言葉の使いどころについて質問です。
子供が、父に対して「父上」と言うのはわかるのですが、
第三者と会話する際、その場合は父のことを父上と呼んでいいのでしょうか?
現代の敬語で、父親のことを「お父さん」や「お父様」と呼ぶのは間違いであるように、
人前で父親のことを紹介するときは「父」と呼ぶ…これでいいのでしょうか?

342 :
読売新聞、日テレ、日銀、財務省の闇@味方のふりする反日スパイ
反日勢力に仕組まれた中川会見(隣で見殺しにしたのが白川方明、日銀総裁と篠原尚之、財務官)
故中川昭一先生は軽い昼食を済まして記者会見に臨んだ.
昼食に同席したのは、中川氏と玉木林太郎財務省国際局長他1名、
女性は、日テレ・原聡子記者、読売新聞・越前屋知子記者他1名。
その時飲んだ赤ワインは、6名で一本だけなのに、中川氏はあの状態に陥った。
誰れか一服もったのか。玉木林太郎と特別に親しい越前谷知子,読売新聞記者がロイターの記者に
「会見は面白い事になるわよ。」と予告とも言える発言をしていた。
越前屋知子、読売新聞記者は、帰国後姿を消し、米国へ転勤になり未だに隠れている状態。
原聡子、日テレ記者は週刊誌からの取材を逃げ回り、一切取材に応じていない。番組バンキシャで説明すべきである。
読売新聞グループは何故この二人をかくまうのか。
当時のマスメディアは、異常を通り越し、すべてが謀略機関に成り下がっていた。
おぞましいマスコミの姿を描く2冊 真冬の向日葵、約束の日

343 :
古典文学作品で、読むのが一番難しい(初心者向けじゃない)のは、
どの時代の、どのような作品でしょうか?

344 :
源氏物語よんどけ

345 :
>>343
漢文なら「易経」かと思われる。占いをあつかったもので占い自体が現代人になじみのない特殊用語が出てくるのが大きい。
難しいイコール「注釈なしではイミフ」という定義ならば易経が最強。
注釈辞書なしだと土台どの文章も分からないものだが、易経は↓こんなのがひたすら続くわけでな。
大哉乾元、萬物資始、乃統天。雲行雨施、品物流形。
大明始終、六位時成、時乘六龍以御天、乾道變化、各正性命、保合大和,乃利貞。
首出庶物、萬國咸寧。
これがポーンと目の前に出されたら一言「大明?乾道?何すかこれ?」だろう。
二番目が「文心雕竜」ほか駢文。着飾った持ってまわった表現と、対句の制約を受けるものの詩よりは大きい自由度を併せ持つ。
三番目が各王朝の正史。歴史書は普通名詞は大したことがないが固有名詞(人名・地名・官職名)が頻繁に出てきてそれが分からないとポカーンになる。
注釈・辞書使用OKなら難易度はどれも同じようなもんになるが、一文の構造が比較的単純なため歴史書の難易度が下がり、
文の構造に自由度がある志怪伝奇や三国演義など物語と、諸子百家の散文が相対的に上がる。
一番簡単なのは近体詩。(1)量が少ない(2)音数の制約で文が単純
(3)「桂楫」とか「哀猿」とか「暮角」とか花鳥風月がらみの語彙が多用されて使う語の幅は広いもののある程度は字面から分かる
(4)言わんとするところは結局「緑の景色がすばらしい」とかその手のことだから解釈のゴールが漠然と見えている
の4点がその理由。

346 :
古典の宿題で、明月記を調べているのですが近くの図書館で原文の載っている本がありません><
定家の明月記第五十二巻、寛喜二年冬記の客星が出てくる文を知っている方がいたら、教えて下さい!
先生も他の部分しか持っていなくて本当に困っています

347 :
>>346
明月記なら近代デジタルライブラリーにあるよ

348 :
>>347
本当にありがとうございます><!

349 :
下の文を書き下し文にしてもらえないでしょうか、李善注文選の巻九、【北征賦】の『閔?鬻之猾夏?弔尉?於朝那』の注です
翰曰?匈奴名猾亂也
朝那塞名匈奴入邊殺北地尉?故至塞而弔之?名尉官也
それと、【蒼頡篇】という書はまだ研究途中なんでしょうか?

350 :
文字化けてるなあ…どう入力したらいいんだろう

351 :
画像で出したら?

352 :
>>349
僕の持ってる藝文印書の文選と、注文が違うなあ。なんで?

>それと、【蒼頡篇】という書はまだ研究途中なんでしょうか?
これなんのことやろ?

353 :
漢文は得意なんだけど古文が全くわからない
基礎を固めたつもりなんだけど未然形がどうのこうのとかわけがわからない

354 :
基礎が固まってないんだろう

355 :
>>354
基礎の固め型教えてくれ

356 :
れ れ る るる るれ れよ
みたいにコツコツ覚えていくしかないのかな
何か簡単な覚え方とかあったら教えて欲しいっす

357 :
多分、受験レベルだよね?
問題集の文を直訳できるようになればいいんじゃない
その過程で品詞分解は確実にできるようにする
これだけでかなり変わるよ

358 :
>>357
直訳できるレベルか
ありがとうございます。
古文常識とかはある程度覚えたけど未然形とか連体形とかが全くわからないけど頑張ってみる

359 :
古本の内容ってうpってもいいんですか?
著作権は切れてるし
元々家にあったものだから所有権は多分問題ないと思うんだけど
その古本売ってる人たちに訴えられるかも・・・・

360 :
お願いします。お正月なので川柳の編集本を(たいてい春から始まっていますからね)
パラパラやっていて、夏に差し掛かって鰹の句なんかを見てる時、ふと頭に浮かんだのが
「鎌倉の頼朝公にどこか似て鰹も余程大頭なり」て歌です。どこで見たものか俄に
思い出せません。ことによると落語か講談、俚言かも知れない。高校で古文の教師を
している家族に訊ねると、たぶん狂歌だろう、ただ手元に資料がないのでしかとは
わからないと言う。いつの何にある誰の作か、何方かご存知ないでしょうか。
版本写本や翻刻で、かな漢字がどう表記されているかはわかりませんが、スラスラと
思い出されたところからすると、音はだいたい合っているのじゃないかと思います。
頼朝公はことによると頼朝殿か頼朝様かもしれない。かなで、らいちょうさまかも。
よろしくお願いします。

361 :
>355
> 基礎の固め型教えてくれ
「土佐日記」「枕草子」「方丈記」
こういう短いのを100回書く
すると古文でしゃべれるようになる
現代語訳と比べれば何の疑問もなくなる
もし疑問があれば教師に質問する

362 :
受験コーナーにおいてある枕草子とか源氏物語でいいの?

363 :
今日(というか昨夜)古文の勉強を始めたおっさんなんですけど、質問よろしいでしょうか?
教科書に万葉集を使おうと思って読んでるのですが
この最初の歌の時点でつまずいています
篭もよ み篭持ち 堀串もよ み堀串持ち
この岡に 菜摘ます子 家聞かな 告らさね
そらみつ 大和の国は おしなべて 我れこそ居れ
しきなべて 我れこそ座せ
我れこそは 告らめ 家をも名をも
この最後の”家をも名をも”は一見、”をも”が連続している並列の表現に見えますが
これ”家呼毛名雄母”で最後の”も”は前者が甲類後者が乙類で
別の言葉ですよね?
これはどう解釈したらいいんでしょうか?

364 :
>>360です。解決しました。蜀山人撰「萬載集巻第三夏歌」。題は鰹。
平郡實柿またの狂名を布留田造ともいった正式池田重衛門の作。翻刻の表記は
「かまくらの頼朝殿にどこか似てかつをもよほど大あたまなり」でした。

365 :
>>363
それは、大学レベルのもの。
高校教師でも、教えられない特殊なもの。

366 :
>>365
とりあえず後回しにして先に進むしかないってことでしょうか?

367 :
>362
> 受験コーナーにおいてある枕草子とか源氏物語でいいの?
受験レベルなら文庫本でもネットにあるやつでもどれでもいい
あと伊勢物語とか宇治拾遺物語とか源氏物語の特定の部分とか
古文で出題されるところは限られている
文章に慣れてから文法を見直したほうが楽

368 :
>363
易経が最も難しいというご意見がありましたが
確かに孔子の弟子で易を理解したのは顔回だけというぐらい
極めるのは難しいですが
筮竹でじゃらじゃらやって易経読んで勝手に占うだけなら簡単です
最も難しいのは万葉集だと思います
専門家でも読み方がわからなかったり意味不明だったりします
景行天皇とか日本武尊とか上古の歌まで載ってるわけですから

369 :
VIP発の企画で架空の大学を作ってるんですけど
漢文の入試問題を作れる人がこっちにいないんで手伝ってもらえると助かります
興味がある方は避難所に書き込んでもらえると対応します
題材『金瓶梅』のエロシーン
http://ctext.org/jinpingmei/ch27/zh#n101466 ←たぶんこのあたり?
大学学部平均偏差値72
問題の難易度は高校の内容に則ってかつ東大より難しいくらい
wiki    http://www18.atwiki.jp/choto_u/
避難所  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1354444234/

370 :
質問じゃなくて申し訳ない

371 :
>>366
とりあえず後回しにして先に進むしかないってことでしょうか?
その本が、専門的すぎるので、もっと簡単なものがいいのでは。
受験参考書で、竹取物語・伊勢物語の薄っぺらいものが、
見つかればゲット。

372 :
>>369
金瓶梅は白話だから漢文として問題出すのは無理だろ

373 :
センター2001年で劉粛 大唐新語が出題されていますが
それの中で死刑囚が許されることになった経緯が意味不明です
わかる方教えてください

374 :
>>372
なるほど…
では、文言でネタっぽい内容が書かれた漢文に心当たりはないですかね?

375 :
>>374
聊斎志異も面白い。

376 :
>>375
thx
一つの案として参考にさせてもらいます

377 :
漢文法基礎の旧版にあったポルノ漢文みたいなのがいいのか

378 :
自己解決しました。
モの甲乙の区別は、古事記のみに見られ、、万葉集が編まれた時にはなくなっていたんですね?
深く探求すれば難しい話ですが、それは他のことでも同じなわけですし
すごく難しいなどとハッタリで初心者を脅すのはどうかと思いますが。

379 :
>>374
普通に『左傳』(『春秋左氏傳』)で、ダメですか。
文言も文言、正真正銘の漢文ですよ。
ネタっぽいと言うなら、全篇「こんなん、ホンマの話やろか」というのばかりですからね。
「史書」ということになってますが、トテモトテモ…。

380 :
565という古文単語帳には「さだめて」という単語が載っていて意味は「きっと」と
書いてあります。「定まりて夕去りは」を現代語訳せよという入試問題があるのですが
解答には「きまって夕方には」と書いてありました。この場合、565に書いてあるとおりに
訳したら「きっと夕方には」となるのですが、この解答では誤りになるかもしれません。
こういった懸念材料があるのですが捨て問と割り切ったほうがよいのでしょうか?

381 :
>>379
thx
去年の分の漢文はとりあえず柳宗元の「河間伝」で進める方針になりました

382 :
565みたいなクソみたいなのつかうな

383 :
四書を暗唱しようとしているのですが、
最初にやるのはどれがいいでしょうか?

384 :
>>383
先づは、やはり『論語』、次に『大学・中庸』、その上で『孟子』。
自分は、前の三点(二点)は岩波文庫を常時持歩いて覚えた。
『孟子』も岩波文庫にあるが、訓み下し文・註釈の書き方が鬱陶しいので、
明治書院『新釋漢文大系』から手帖にみんな筆写して覚えた。
四書は小学六年までで全部暗誦し全文宙で書けるようになって、市長表彰を貰った。
なお、『孟子』を最後にしてるのは、先の三点の応用書みたいな論述で、
儒学の要諦が大変わかりやすいから。

385 :
>>384
ありがとう

386 :
古文の例文を暗記するのって勉強法としてどうなんだろう

387 :
>>386
さて、どうなんだろうね。
自分は趣味として古文を勉強してるから暗誦することが基本だよ。

388 :
古文って
を、に、が、ど、ば
で続いても主語同じっぽいことあるんだけど、どうゆうことです?

389 :
いつも変わるわけないだろ

390 :
漢文の質問です。
「君試以琴見与」(君試みに琴を以て与えられよ)
という文なんですが、予備校の解答だと訳が「あなた、試しに琴をお貸しください」となっています。
「見」を漢和辞典で引く尊敬の意味はなく受け身の意味しかありません。
受け身で訳すと「あなた、ためしに琴を与えられてください」となると思うのですが…。
音が同じだから、意味も受け身の字が尊敬の役目をするということがあるのでしょうか?
よろしければご回答をお願いします。

391 :
>>390
文法書を見てみたのですが、これは受身の「見」の特殊用法というもののようです。
意味としては「君試以琴与我」と同じです。
会話文や手紙文のみに使われて、「見」の後の動詞、この場合は「与」の対象が
発話者、この場合は幽霊を指します。
つまり、君=?康が琴を与え、幽霊が与えられるのですが、
こういう受身の形は日本語にないので、訓読できないというのが本当のところです。
主語が話しかけている相手なので、「れる・られる」ではおかしくなってしまいます。
文法書では、便宜的に「琴を以て見(われ)に与えよ」と読む方法を掲載していました。
「見」に「われ」という意味は無いのですが、後ろの動詞の対象が発話者を指すという性質上、
便宜的に「我」という言葉を補った訓読で、いわば意訳です。
決して一般的とか、これが正解というものではありません。
「君試みに琴を以て与えられよ」と無理やりに読んでおくのも仕方ないかもしれません。
受験レベルでは、そういうものもあるのかくらいで良いと思います。
むしろ、こんな特殊用法を受験で出題する方が無茶だと思いますよ。
それから訳で「お貸しください」と敬語になっているのは、文脈から敬語を補って意訳しているのです。
幽霊が?康を君子と呼んで敬意を払っているのは明らかなので、
現代語訳するときには敬語を補わないと、おかしな感じになります。

392 :
補足
訓読は、古代中国語である漢文を古い日本語に逐語訳して読む方法です。
英語で、逐語訳していると日本語としておかしな表現になってしまうことがあるように、
漢文も、訓読しにくい場合があります。逐語訳なので仕方ありません。

393 :
漢字についての質問もここでよろしいのでしょうか?
先日TBSの番組で、世界一画数の多い漢字を紹介していました。
「ごつ」という漢字で、"龍"を3×3並べたもの(実に144画!)だそうです。
しかし、番組内ではこの漢字の出典には触れていませんでした。
インターネット検索でも、それらしいものはヒットしません。
この漢字の出典を知る方はいらっしゃいますか?

394 :
>>391-392
参照なさった文法書をお教えいただけますか?
とてもわかりやすい説明で読んでみたくなりました

395 :
>>394
西田太一郎 「漢文の語法」 角川書店 です。
アマゾンでみたら、古本で一万円前後でした。

396 :
>>393

http://dic.nicovideo.jp/a/%E9%BE%98

397 :
いろいろな古文をよめるようになりたいと思ってます(目標は源氏物語)
文法はある程度はわかっていると思いますが、単語の意味がわかりません。
辞書を引きながらだと時間がかかりすぎるので、ある程度を先に覚えようと思うのですが、どうしたらよいでしょうか?

398 :
>>397
これ。
http://amazon.co.jp/gp/product/4806142824/
語義の説明がわかりやすい。
見開き二頁で四語。
毎日八頁ずつ丸暗記すると覚えやすい。
十六分割した升目に一語ずつ並べた画像を思い浮かべて記憶の取っ掛かりにするの。

399 :
>>395 どうもありがとうございました。復刊してくれるといいですね

400 :
>>391-392
丁寧に説明していただきありがとうございました!
質問に出典を書かなかったのに発話者が幽霊だとわかってしまうのがすごいです。
「見」の意味と予備校がなぜ「お貸しください」と敬語で訳したのかわかって
すっきりしました。お世話になりました。

401 :
>>396
すみません、書き方が悪かったようです。
龍が3×3、つまり9つ並んでいるものでした。
龍龍龍
龍龍龍
龍龍龍
これで一字だそうです。

402 :
>401
「文字鏡」にある一番画数の多い字ですね。
諸橋にはあるのだろうか?

403 :
>>402
諸橋には、四つの龍で終わり。
九つの龍はなかった。

404 :
>>395
持ってるけど、説の羅列だ。
まあ、咀嚼した感のある論は読み応えがある。

405 :
>>397
いろいろな古文をよめるようになりたいと思ってます
古事記・西鶴のものなんかは、語彙が平安ものと違うから、
諦めるとして、好きな本を徹底的に攻めるという方法もある。
私は、伊勢物語や雨月物語に挑んだ。
大学時代には、方丈記の書写の課題があった。
古語辞典は、複数持っていて当たり前。
岩波の古語辞典は、読める辞典だったから、
高校の時にはまってた。
辞書によっては、類語がまとめられているのもある。

406 :
>>383
四書を暗唱しようとしているのですが、
朱子は、
大学→論語→孟子→中庸
が、いいと言ってる。
大学は、文が少ないし、暗記しやすい。
ただ、古本を取るか集注本を取るかで、
意味がガラッと変わる。

407 :
>>407

なんか、今日は、頭が冴えているので、
書きまくりました。
丁寧語を使わなくて、
ごめんなさいね。
四書は、本によって訓読が違うので、
普通話でインプットするといいかも。
私は、もうほとんど忘れているけど。

408 :
論語の素読はどの本がいい?
いま岩波文庫の金谷の持ってるけど、他のを見てみるとけっこう違う。

409 :
途中で送信してしまった。
講談社学術文庫から加地伸行さんがだしてるやつに変えようとおもうんだけど。
まだほとんどやっていない。
漢文法基礎をよんで、加地伸行さんを好きになったから

410 :
>>403
>>404
回答ありがとうございます。
存在自体疑わしいということなのでしょうか…

411 :
>>408
金谷は現在のスタンダードと考えてよいでしょう。
単に素読をされるのであれば、戦前の武内義雄註のものがよいと思います。
解説が少なくて薄いですからね。あとは明治書院の新書
わたくしは、注で春秋時代の社会状況にも言及のある中公の貝塚も好きです。

412 :
諸橋氏の
論語の講義
もいい。
昔の文庫大のものも便利だが、
最近、単行本が出てるらしい。
http://www.amazon.co.jp/%E8%AB%96%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%AC%9B%E8%AD%B0-%E8%AB%B8%E6%A9%8B-%E8%BD%8D%E6%AC%A1/dp/4469230626

413 :
宮崎市定の『論語の新研究』は、創見に富んでいて
正統的な「論語読み」とは別に、読んでみても
いいのではないでしょうか。

414 :
民主党の海江田代表がしばしば自作漢詩なるものを示します。
五言絶句が多いみたいですが、一見韻は踏んでるように見えるものの、
平仄は合わせてあるのでしょうか?
韻の踏み方もあれで合っていますか?

415 :
>>414
どれ。
夏目漱石の漢詩もいい加減。
韻の踏み方って、言われても、
中国人でも分からないアルか。

416 :
平仄、合っています。
韻もちゃんと押韻されてるはずです。
「漢詩を示す」とは、記者会見でのことだと思いますが、
見ていないので、以前よりHPで掲げてあるのについて述べました。
五言絶句でなく七言絶句がほとんどだったと記憶してます。見直していませんが。
夏目漱石の漢詩は一流ですよ!
あれだけのものは、そう簡単に作れない。
漢詩は歌謠です。曲を附けて朗誦されました。
平仄韻合わせだけでなく歌謠に相応しい音旋律が出るような字にしなければなりません。
中古の支那人でないのに、漱石がなぜあんな心憎いまでの字の選びかたができたのか感心するばかりです。

417 :
漢文を読む前に明治時代の漢文調の文をよむと、わかりやすくなるときいたんだけどどう?

418 :
>>417
訓読調に慣れることができるということだろうけど、
なら、回り道せず、直接、書き下し文を読んだ方が早いと思う。
岩波文庫とかの訳本に、原文と書き下しと現代語訳があるから、
現代語訳読んで意味を理解して、それから書き下し文を読めば、
早く慣れると思うよ。
書き下し文を読んでから現代語訳を読むという順番だと、
意味が解らない書き下し文を読むのに退屈して、多分続かない。

419 :
>>414
臘月扶桑戦鼓鳴
寒天寡助計無成
将軍功盡萬兵斃
粉骨砕身全此生
って無茶苦茶だ。
対句の考えが、全くない。

420 :
絶句に対句はいらんだろ
「粉骨砕身この生を全うす」がめちゃくちゃだっていうのは加地も産経新聞で突っ込みいれてたな

421 :
「百人一首で学ぶ文法」という本を買ったのだけれど、百人一首では用言・助動詞・助詞の表の半分ぐらいしかカバーしないのが分かって、がっがりしました。
そこで、以下のような百人一首に出てこない語が含まれる和歌があれば教えてください。
(1)下一段活用動詞「蹴る」: 蹴鞠を題材にした和歌ってあってよいと思いますが。
(2)形容動詞の「たり」活用。または断定の助動詞「たり」: 漢文訓読調の和歌ですね。
(3)助動詞「なむ」: 「なむ」は和歌ではあまり使われないと初めて知りました。
(4)形容詞型の助動詞「まし」「たし」「まほし」「ごとし」: もともと使用頻度が高くないのでしょう。

422 :
>>421
助動詞「なむ」は係助詞の「なむ」の間違いでした。

423 :
安美沙略歴 【2013年2月8日現在】
・在日最大派閥の和田アキ子(金福子)傘下、東京の母と慕う
・コリア系ネームは安美沙(アンミサ)か? *安重根/梁美沙/辛美沙
・在日最凶ウトロ育ちとの噂あり、第二の故郷もコリアタウン舞鶴
・在日企業広告塔(サラ金アイフル/パチンコ豊丸産業)
・バーニング系フロント企業アーティストハウスピラミッド所属の肉弾接待疑惑あり
・島田紳助、不動産会社社長、事務所社長の元愛人疑惑(紳助愛人がのちのトライスロンに繋がる)
・枕、マラソン、トライアスロン、競馬、不潔、スカトロ、ヤリマンとマルチ営業活動展開

424 :
漢文の質問です。出典は「孔子家語」大学入試の問題です。
「中行氏尊賢而不能用、賤不肖而不能去」
(中行氏は賢を尊ぶも用いる能はず、不肖を賤しむも去る能はず)
訳→中行氏は賢者を尊重したけれども登用することができず、愚かな者を蔑み憎
んだけれども排除することができなかった。
という文章で、「賤〜」以降書き下し文を書けという問題なのですが、私は
「不肖を賤しみて去るあたはず」
としました。「而」についてですが、意味は逆接でも、この書き下しで伝わる気が
します。正解かどうかわからないのでどなたかご教授をお願いできますでしょうか。

425 :
逆接の文意を正確に訓み下せるか、をためす問いだろうと思われるゆえ、
ちょっと、それではマズイのでは…

426 :
>>424
漢和辞典をみれば、而の訓読は、順接の場合は「しこうして」「しかして」、
逆説の場合は「しかれども」「しかも」「しかるに」。
>>425さんの言ってるように、試験では逆説だと解ってることを明示する解答をするほうが無難だと思う。

427 :
>>425-426
お答えいただきありがとうございます!
逆接をわかっていることを解答にしめすべきなのですね。

428 :
万葉集の冒頭の雄略天皇の歌の、意味不明にすら見えるやまと言葉にしびれてしまいました。
万葉集をざっと見ても、あれに類するものは余り見受けられません。
ああいうのをもっと読みたいと思っているのですが、比較的簡単に手に入る文献でそういった短歌や長歌、あるいは文章でもいいです、
ありませんでしょうか?

429 :
万葉集の他の長歌は?
いい感じに意味不明だぞ
あと若干趣が異なるけど、祝詞も分からなさ具合は同様

430 :
>>428
>>429様が祝詞を例示してくれたのでひとつ
官報 昭和3年10月27日 第553号 681-683頁 昭和3年内務省告示第36号及び37号
国立国会図書館デジタル化資料 ttp://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2957014/2
これは、昭和天皇即位大礼・大嘗祭の祝詞
告示36号(神宮用)は漢字のみだが、37号(神宮以外用)は振仮名つき。

431 :
高校で、いろんな古文を読めるようになりたいんですが、
小西氏の「古文研究法」はどんな内容でしょうか?

432 :
古文 伊勢物語の「筒井筒」についての質問です。
筒井筒 井筒にかけし まろが丈 すぎにけらしな 妹見ざるまに
女、返し、
くらべこし 振り分け髪も 肩過ぎぬ 君ならずして たれか上ぐべし

とありますが
@最初の歌で男が背丈を比べたのは女とでしょうか。それとも井筒とでしょうか。
A二つ目の歌で女が振り分け髪を比べてきたのは誰とでしょうか。
学校では くらべこし を くらべあってきた と習ったのですが 親しくしてきた で訳し、意訳するのだと思いますがどうでしょうか。

よろしくお願いします。

433 :
百人一首の藤原定家の歌で「まつほの浦」とありますが、
あれは「まつおのうら」と読むのか、「まつほのうら」と
読むのか、どちらがより正しいのですか?
それと紀友則の歌で「しづ心」とありますが、
あれは「しづごころ」と読むのか、「しづこころ」と
読むのか、どちらがより正しいのですか?

434 :
>>432
知らない。
>>433
「まつほのうら」
「松帆」のことだから、読みは「マツホ」。
淡路島の北の端の海岸を指す。明石から見て、丁度、むかえ。
「松」は「待つ」と掛けてることを知っておくべし。
紀友則
「しづごころ」で良い。
カルタ会では、「ご」を濁らずに読んでいるなあ――「シヅココロ」。
しかし、それが正しいというわけでもない。
漢字にすれば「静心」の意。

435 :
>>434
ありがとうございました。
すみません。もう一つよろしいでしょうか。
天智天皇の歌で「かりほの庵の」とあり、意味としては
「仮庵」と「刈り穂」の二つの意味があると思いますが、
あれは「かりお」と読むのか、「かりほ」と
読むのか、どちらがより正しいのですか?

436 :
>>435
「カリホ」でよろしい。そのほうがよりよろしい。古代もそう発音していたのだから。
二つの意味が掛けられてること、その通り。

437 :
>>436
ありがとうございました。百人一首の詠み方についての胸のつかえが
取れました。これからもご教示のほど、よろしくお願いいたします。

438 :
「静中方知妙」   
という掛軸があるのですがどういう意味なのでしょうか
わかる方ご教授お願いします

439 :
>>438
「静中(せいちゅう)、まさに妙を知る」と読める。
静かな環境境遇に居ってこそ、様々な世の機微を知ることができるのだ、
という意味ではないか。
多分、日本人の誰かの言でしょうね。
字の並べ方が、いかにも日本人的発想に基づく語順と文字。
古代文言(中華の漢文)では無いでしょう。

440 :
>>439
なるほど
ありがとうございました

441 :
静中方知妙
ttp://baohuasi.org/gnews/200962/200962130528.html
中国の禅僧が好む言葉のようですが、仏典に見当たらない
ttp://wenwen.soso.com/z/q136872780.htm
“静心多美妙,超然思不群”清の文人の周於礼(1720年—1779年)
が出典のようです

442 :
静中方知妙
言葉としては、中国語で読んで、
意味が分かる。
出典として、清代のものを挙げるのはどうか。
「守静」
という言葉も、あることだしね。

443 :
これいいかもしれないね
http://tr.im/zw2j
ソースはおいておく

444 :
>>443はあらしですクリックしないように。
内容は「永遠の0」 (講談社文庫)とかいう宣伝です。

445 :
朝鮮の李瀷(1681‐1763)という人が書いた『星湖僿説』と云う本の一節ですが、
有蠶功而絲綿必轉取上國
「蚕があっても、糸や綿は必ず中国から取り入れる」
この場合の「綿」は木綿のことでしょうか。それとも「錦」ということで、絹織物のことでしょうか。

446 :
古くは、綿は絹の真綿(まわた)を意味する方が一般的だったらしい。

447 :
>>445
なかなか難しいよ。
http://www.youtube.com/watch?v=fE4pBO-NFBg
http://www.youtube.com/watch?v=wbMdVcEUeGM
蚕を飼うのも新鮮な桑の葉っぱが大量にいるから
これも大変。

448 :
>>436-437
古代人の発音ならカリフォかカリポの方が近いんじゃね。

449 :
全然違う板の住人ですが、こちらでよろしかったでしょうか?
ある和歌を探しています。
>百人一首にのっているようなもの (百人一首とは限らないが、その辺りの時代のもの?)
>来るとか来ないとか‘来’の字がたくさん出てきた。
>昔のお笑い芸人みたいな名前の人の歌
>ラブラブな恋の歌でないことは確か。
>蝉丸、小野小町、柿本何とかみたいな有名人ではなかった。
(探している人が柿本人麻呂を知らないということは、もしかしたら普通に有名な歌かもしれませんが)
手がかりはこのくらいで、情報があやふやで申し訳ありません。
これを書き込んだ人(男性)に、付き合っている女性から送られてきたそうですが、
>お笑い芸人の名前 のくだりがあるので、女性歌人の歌かどうかも怪しいです。
自分で検索したのですが、『来』は意外といろいろ使われていて、探しあぐねています。
ご存知の方がいたら教えてください。

450 :
>>449
「來むといふも來ぬ時あるを來じといふを來むとは待たじ來じといふものを」
岩波文庫『萬葉集上』527番目(大伴カ女の歌)
女性なら誰でも知っていて、よく引き合いに出す歌は、コレですね!
古典というと、岩波文庫しか知らなくて申し訳無いですが、
直ぐこの歌を思い付き、写しました。
元歌は全部漢字(萬葉假名)で、岩波文庫が、いまふうに書き換えて
この表記になっています。
大伴カ女というのは、藤原マロという人の相手の女性です。

451 :
>>450
まさかこんなに早くお答えいただけるとは思いませんでした。
ありがとうございます!
来の字の多さといい、内容的にもこれが正解ではないでしょうか。
助かりました。

452 :
木曽の最後の大まかなあらすじを教えてください!

453 :
超初心者です
文法解説では
主文において、「ノ」と「ガ」が主格/属格主語として振る舞うことはなく
「ノ」と「ガ」が動作主を表すのは従属節か体言止めの文においてのみとあるのですが
万葉集の十七番
情無 雲乃 隠障倍之也
こころなく、くも”の”、かくさふべしや
これは従属節でも体言止めでもないようにみえるのですが
これはどういうことなんでしょうか?

454 :
★マインドコントロールの手法★
・沢山の人が偏った意見を一貫して支持する
 偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法
・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない
 誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法

↑マスコミや、在日カルトのネット工作員がやっていること
TVなどが、偏った思想や考え方に染まった人間をよく使ったり、左翼を装った人間にキチガイなフリをさせるのは、視聴者に、自分と違う考え方をする人間が世の中には大勢いるんだなと思わせる効果がある。
..

455 :
>>453
誰の説ですか。
高校や予備校で教えてた者ですが、
そんなことは、高校では教えませんよ。
意味上、歌の「の」は、主格・動作主ですね。

456 :
>>455
ぱっと確認できる範囲では
野村剛史、柳田優子、菊田千春です。
彼ら自身の独自の説として唱えているというより、通説を紹介する/前提を確認するような形で説明しています。
今「上代語 主格」でググって名前を漁った範囲ですと
小林茂之もそう言っていますね
鍵本有理は「連体句や条件区などの従属節に限られるのが普通」と表現しているのが見つかりました。
これらをみる限り、かなり以前からの通説のように思われるのです。

457 :
質問です。多分出典は十八史略だと思います
タイトル:握髪吐甫
魯姫姓、周公子伯禽之所封也。
周公教成王、王有過則捷伯禽。
伯禽就封。公戒之曰
書き下しと現代語訳をお願いします。

458 :
>>457
質問です。
あなた何様。
多分、マダオと思います。
出典が十八史略なの。
自分で、考えて書き込みなさい。

459 :
>>456
従属節
普通、「従属節 subordinate clause」なんて、
国語の授業では、教えませんよ。

460 :
古文の質問です。
物に「ぬらめもし」みたいに感じたまま名前をつけてしっくりくる、みたいな話があったと思うのですが
一体どこに出てきた話だったのかが思い出せずモヤモヤして夜も眠れません。
徒然草かと思ったんですがちょっと見た限り該当のものが見つかりません。
よろしくお願いします。

461 :
>>453
詠嘆の文は、連体終止法と通じるので、
連体格から派生した従属句中の主格用法「の」が出てきます。
たとえば、
万葉集4089
百鳥の来居て鳴く声春されば聞きの愛しも
「聞きの」の「の」は言い切りの文に使われる主格の「の」です。
これは、「も」で終わる詠嘆の文なので、連体終止法と同じように
連体格から派生した主格が成り立ちます。

「くものかくさふべしや」の「や」は反語ですが、反語も一種の詠嘆ですから、
連体終止法の文、つまり連体句や準体句とおなじです。
以上のようなことが、『日本文法大辞典』の「の」の項目にあります。

462 :
>460
徒然草・60段(岩波文庫)「真乗院に盛親僧都とて」だろう。
坊さんが、人に「しろうるり」とあだなをつける。
何だそれは、と尋ねられて、そんな物はオレも知らんけど、あったらあいつの顔はきっとそれに似てる、と答える話。
なお、章段全体は盛親僧都の他の逸話も挙げられていて、もっと長い。

463 :
>>462
うおおおおおおおおおお
それだ!
ありがとうございます。これで今日は眠れますw

464 :
>>461
ありがとうございます!
とてもスッキリしました。

>>459
何が言いたいんですか?

465 :
古文単語は中学古文単語からやるべきなの?

466 :
最近漢文の勉強始めたんですが、例えば「乃」っていう語句は「そこで」「かえって」「なんと」「わずかに」っていう訳仕方がありますよね。
こういうのは基本的に文脈に沿って適宜当てはまるのを考えて行くんですか?

467 :
機械的な翻訳がそんなに簡単に可能なら、機械翻訳がもっと発展してるよね
ある程度は位置とか何んついてるかなどでわかるだろうけど

468 :
>>466
書いている本人も、いい加減な場合がある。
多義語の「べし」と同じようなものだ。

「乃」には、「やっと」という語義と通底するものがある。

469 :
万葉集十六歌
(前略)
秋山の木の葉を見ては
紅葉をば取りてそしのふ
青きをば置きてそ嘆く
そこしうらめし 秋山我は

ここで、(秋山我は」は、「だから私は秋山が好きだ」という意味だと
どの本でもなっていますが
「そこし恨めし」を受けて、「秋山のそこがいやなんだ」という意味にならないのは
係助詞「し」の機能のせいなんでしょうか?
「秋山我は」の意味内容を、みんなどう決定しているのかよくわかりません。

470 :
ごめんなさい、係助詞ではなく副助詞でした
手元の辞書では、どれも強調(や順接)の助詞とされています

471 :
どの季節が好きかを論じる漢詩のジャンルの形式を踏襲した歌ということですので、
ひょっとして、漢詩での形式で、最後に述べた季節が、その結論というものがあって
それを根拠に、ということだったりするのでしょうか?

472 :
中宮十月十余日までも、御帳いでさせ給はず。
この訳がわかりません。
誰か教へてください!
あと、出来れば読み方もお願いします!

473 :
>>472
中宮さまは十月十余日までも御帳台からお出ましにならない。

474 :
>>472
十月十余日とはなんだろうと興味が湧いたので調べてみました。
結果は日付の事でした。つまり10月10〜19日のような幅のある日付のことみたいです。
身近に使う数日後とか数日間とかの言葉から感じる日付の幅です。
他にも発見したことがあります。
文脈から意味を捉える事の大切さや、抜き出された文だけでは意味が掴めない事などです。
「中宮十月十余日までも御帳いでさせ給はず」
これなども寛弘五年の出産前あたりから読むことで分かることがあります。
十月十余日の読み方はルビがなくわかりません。
辛うじて「十余日」の「十よ(か)」と言うのがあったのみです。
 紫式部日記全注釈 上巻 角川書店 P.346〜P.347より
以上。 指摘があればよろしくお願いします。
追伸
図書館の本に書き込みいーっぱいしたの誰だよ。
古本でも手択本の内容しだいでは気にしないけど公共物でしょ。
と思いました。

475 :
お知らせ
市原警察署の生活安全課の帰化人創価警官の指導の元、
入学式から2週間ほど、在日の創価学会員を主体とした自称防犯パトロールが、
2週間ほど行われることになりました
生活安全課の指導であることと、パトロールであることは、
絶対に公言してはいけないとの指導も、帰化人創価警官より出ています
期間中は2人組の在日の創価学会員が、頻繁に創価批判者の自宅周辺を、
うろつき回ると思われます
日本人の方は、充分に注意してください

476 :
お前は朝鮮人か。
読点の位置が間違ってるぞ。
岡崎洋三 『日本語とテンの打ち方』 を読め。

477 :
つつられないぞー

478 :
つつられないぞー

479 :
これでよろしいのでありましょうか?
を古文にするとどうなりますか?

480 :
>>479
シュリーマンが古代への情熱という本の中で書いた多国語の学習方式を実践する機会かな。
それでは話題提供として
「これでよろしいでしょうか」 → 「かく思ふようなりやと聞こえさする」
どなたか添削お願いします。

481 :
>>480
かくなむ思ふは
いかがとおぼしめさむ
もあり

482 :
出典が思い出せないエピソードがあるんですがどなたかご存じないでしょうか?
かなりうろ覚えなのですが、
女性が偉い人(多分)に何か質問されます。女性は答えかけるのですが途中で口をつぐんでしまいます。
それを見た男性は、知識をひけらかさない風情のある人だなあと感心します。
という話です。かなり曖昧ですが・・・

483 :
どうせ徒然草だろうと予測

484 :
ならばこちらは紫式部日記の日本紀の御局だろうと予測

485 :
徒然草にはなかった。
それらしいのは79,105,178段ぐらいか。

486 :
英語には速読英単語やDUOのように暗記するくらいにやる
価値のある効率的な文章や単語帳があるけど
古文漢文でこれを暗記するくらいにやれば力がつくという
文章もしくは参考書はあったりされますか?

487 :
>>480,481
あり^^

488 :
奈良・平安時代、漢詩と和歌って楽しみ方楽しまれ方はどのように住み分けられていたのですか

489 :
>>488
漢詩 教科書
和歌 エロ本

490 :
清少納言の枕草子の
御扇奉らせ給ふに、
というとこを
奉らせ 給ふ
と分けるらしいのですが
奉らせの せ がよくわかりません。尊敬の助動詞じゃないらしいです。
奉らせで下二段活用するのでこの せ はサ変動詞なのでしょうか?
奉らせで謙譲を重くすると教わったので混乱しています。

とにかく教えてください!

491 :
「奉らせ給ふ」は2種類あるようです この場合は後者
「たてまつる」の未然形+使役・尊敬の助動詞「す」の連用形+尊敬の補助動詞「たまふ」。
 皇族に対する二重敬語表現
「たてまつらす」の連用形+尊敬の補助動詞「たまふ」
 動作対象と動作主に対する二方面敬語
サ下ニ「たてまつらす」「与ふ」の謙譲語
ttp://kobun.weblio.jp/content/%E5%A5%89%E3%82%89%E3%81%9B%E7%B5%A6%E3%81%B5

492 :
以爲夷州疑不能明也
これどう読み下すの?
もって夷州と為すこと疑なるも明らかにすることあたわず。
かな、でも為すって動詞だけど、目的語をともなって、主語になることあるの?

493 :
>>492
その部分を切り出して一文としたのは、なかなかの卓見ですね。
そうだとすると、
「以て夷州と爲すも、疑ふらくは明らかにする能はざる(なり)。」と、なりますか。
(つまり、ここ倭国は外国だと思っていたが、中華の属州かも知れん、という意味)
(倭国全体が中華の一部かも知れん)
昔は、前に続く最後の語句としていた。
(読みは、「…、以て夷州と爲す。…。」、或いは「おもへらく夷州と。」)
すなわち、秦王国だけについての記述だと。
(秦王国は、辺境に在る中華の一部だろう、の意)
もちろん、前者の解釈(貴殿の切り出し)が正解だと思います。

494 :
>>493
書き下しありがとうございます。
でも、下の解釈の方が釈然としそうです。
東といっても実際南に対馬、壱岐、筑紫と移動してきて秦王国ですから、
音的に似ているとはいっても周防ではないでしょうし、やはり九州から南の国だと思われます。
たしか豊前に秦氏がいましたが、彼らが独立国を立てていて、倭人がこれを許容していたのかもしれません。
そうであるとすれば、倭国から見れば、秦王国は国内の夷州ということになり、文脈が通るように見えます。
まあ、中華人が同族を夷州とは言いませんかね。

495 :
>>494
横から失礼。
夷洲は、三国志や後漢書にも出てきて、通説では台湾のこととされています。
だから、「秦王國が漢・魏のときの夷洲だという説があるが、真偽のほどはわからない。」
というのが通説の訳です。

496 :
夷洲が台湾などの一地域の名称であるという通説を採らないなら、
夷洲は「東夷の国」というような意味になるでしょうか。
ならば、夷と華は別の世界なので、「中華の属州かも知れん」や「倭国全体が中華の一部かも知れん」
という>>493氏の解釈はありえないと思います。

497 :
まあ、書き下しは正しいというのはみんな一致でしょう。
しかし、疑いってのがなんなのか示されもないまま、急に出てくる感じになるので
文脈判断となるのですが、読んでいて違和感があるのは否めないと思います。

498 :
A. 思ひたまへらむ ⇒ 完了「り」の未然形+推量「む」
B. 思ひたまふらむ ⇒ 現在推量「らむ」
この二つに意味的な違いはありますか?

499 :
その説明見れば意味の違いなんて十分わかるんじゃ・・・、ハッ 貴様じつはわかっているな!

500 :
あの階段のウニ捕るには漁業権いらないわけか

501 :
漢文の単語帳みたいなの、ないですか?
句形やら動詞・副詞について扱っている本はしょっちゅう目にするんですが
百姓が「人民・民衆」だとか、故人が「旧友」だとか、兄弟は「けいてい」と読むとか
こういう知識って断片的にしか手に入らないんですよね。みなさんどうしてるんですか?
意味が通じなければ辞書も引けるんですけど、兄弟を「きょうだい」って読んでしまっていても
自分では気付けないですし……。

502 :
>>501
漢和辞典。
単語帳のようなものは心当たりがないなあ。

503 :
>>502
ありがとうございます
やっぱり漢和辞典を引きながらやっていくしかなさそうですね
頻出単語をまとめるくらいのことは誰かがやってるような気がしたんですが

504 :
受験参考書ならあるよ

505 :
>>501
小林信明監修『重要漢文単語――文例精解・入試文例数1000』(昇龍堂)初版昭和43年
山岡萬謙編『漢文語彙字典――必修漢字450と句法』(尚文出版)初版1992年
単に、手持ちのを挙げた。いづれも、受験参考書。
決して、お奨めでは無い。
目的には合わないと思う。重要語ほとんど載っていないし、丸暗記用だし。
なぜ、そういう意味があるのか、なぜ、そういう用法があるのかが書いてないので。
それらを漢和辞典で調べつつ漢文を読むから、字を憶えられるのに…。

506 :
なかっち 動画
http://www.youtube.com/watch?v=z2qK2lhk9O0s

みんなで選ぶニコ生重大事件 2012
http://vote1.fc2.com/browse/16615334/2/
2012年 ニコ生MVP
http://blog.with2.net/vote/?m=va&id=103374&bm=
2012年ニコ生事件簿ベスト10
http://niconama.doorblog.jp/archives/21097592.html

生放送の配信者がFME切り忘れプライベートを晒す羽目に 放送後に取った行動とは?
http://getnews.jp/archives/227112
FME切り忘れた生主が放送終了後、驚愕の行動
http://niconama.doorblog.jp/archives/9369466.html
台湾誌
http://www.ettoday.net/news/20120625/64810.htm

507 :
やや古い言葉遣いだけど
少しく
という言葉づかいがある。これはどういう活用形なんだろう。
形容詞の少しの未然、連用活用が考えられるが
副詞的に使うには、適当ではない気がする。

508 :
>>501
「少し」を形容詞と考えた類推から江戸時代に生まれたらしい。
意味や形が形容詞に似ているからでしょう。
でも、「少し」は副詞。ちなみに「少しきなり」という形容動詞もある。
最近、若者が「違くて」というのを耳にしますが、これも「違う」は、
本来動詞なのに、意味や連用形「違い」の形から形容詞と同じ活用を
すると類推して、「美しくて」や「おもしろくて」と同じように
「違くて」と言っているのだろうと勝手に考えています。

509 :
間違えた。
上は>>507へのレスです。

510 :
みなさん御存知かもしれませんが、支那で使用されてる多くの学問用語などは
実は明治期の日本で作成された漢語なのです。
例えば「中華人民共和国」の、「人民」「共和国」などは、日本で作られた
漢語なのです。
http://v.youku.com/v_show/id_XNDk4NTg2NDYw.html

511 :
それをいうなら日本に入って来てる仏教用語の殆どは中国経由で作られた
サンスクリット語とかのインドの言葉の漢語

512 :
「我はこの蛇に食はれなんずるなめり」 (『宇治拾遺物語』〔観音経、蛇に化して人助け給う事〕)
助動詞がなんと5個も連続して使われてる。
こんな文章ってこれ以外にあるかな?(実際に作品中で使われてるもので)

513 :
漢文の質問です
学問が進んでいることを鼻にかけて野放図な態度をとることを戒めるような故事成語はないでしょうか?

514 :
>>513
衣錦尚絅

515 :
はじめまして
漢文の勉強のために韓非子等に訓点がつけてある本をさがしているのですが、オススメの本はありますか?

516 :
>515
そういうのは予備校の参考書で
一般向けには対訳になっていれば
訓点は要らないように思います

517 :
>>515
明治書院の新釈漢文大系に韓非子とか有名なのが入ってて、
返り点と注と訳がついてるよ。
似た名前の、冨山房の漢文大系は、返り点はついてるけど訳がないです。

518 :
旺文社から出ている文法全解 古典解釈シリーズ
や日栄社からでてる似たようなシリーズを
読もうとおもっています。
個人的な感覚でよいので
有名作品の難易度ランキングを教えていただけませんか?
調べた限りでは、
難しい 源氏物語(たくさんの人がいっている模様)
簡単 平家物語、方丈記
という意見があるようです。
難しさにも種類があるようでしたらどのような難しさなのかも教えてください。
これを読んだらこういうところに強くなれたみたいな経験談を知りたいです。

519 :
同じ人間の同じ行動を褒める人もいれば貶す人もいるという意味の故事成語を教えてください

520 :
毀誉褒貶でしょうか
「毀誉」「褒貶」共に古代からある言葉です
故事ではないですが「毀誉褒貶相半ばする」
中国語で「毀誉参半」と言うようです
菜根譚前集35項
「人情反復」人の評判は変わりやすい
という言葉もあります

521 :
>>520
ありがとうございます

ついでみたいで恐縮ですが、
「(自分が)イヤだなと思う人のことは、他にも何人かの人が同じようにイヤだなと思っている」
(意味的には善い悪いが逆転しているけれど”一匹見つければ二十匹は隠れている”に通じる)
についても、心当たりがあればご紹介ください

522 :
すみません
一切有し斯く有らしめ給え
一切有し斯く有らざらしめ給え
これの使い方の違いがわからないので教えて下さい

523 :
(すべてがあり、そのように)あるようにしてください
(〃)あるのではないようにしてください
下は否定だわな。

524 :
>>523
レスありがとうございます
教えて頂いた文を簡単考えると
すべてが(このとおり)あるように、あってください
すべてが(このとおり)あるように、(あることを)なくしてください
という使い方で大丈夫でしょうか

525 :
伊勢物語の東下り読んでたら、
「京に、その人の御もとにて、文書きてつく。」
ってのが出てきたんですけど、この場合の「その人」って誰を指すんですか?

526 :
↑「御もとにとて」でした。すいません
どなたかよろしくお願いします。

527 :
何知為+(名詞)。の読み方が分からないのですが、
何れか(名詞)と知るなり。で合ってますか?

528 :
>>525
都に居る妻
>>527
「何ぞ知らん(名詞)たるを」

529 :
>>525
>>528
妻じゃないよ、別れる事になった恋人(二条后高子)
前段からの流れがあっての「その人」だから九段を読んだだけでは分からない

530 :
>>529
なるほど、やはり東下りを読んだだけでは分からないのですね。
藤原高子のwikiを見てみたら、
>伊勢物語、大和物語などからは入内する以前、在原業平と恋愛関係があったと推測される。
とありました。これのことですね。
教科書の注釈もアテにならなかったので、助かりました。ありがとうございます。

531 :
>>528
なるほど、ありがとうございます!
全然違ってまだまだ勉強が足りないなと思いました…

532 :
すみません。隋書倭国伝なのですが、「婚嫁不取同姓男女相ス者即為婚婦入夫家必先跨犬乃與夫相見婦人不R?」とあるうちの「婦入夫家」ですが、
これを「婦、夫を家に入れる」と訓読することはできないのでしょうか。中学生レベルの質問ですみません

533 :
>>532
そう読める字並びではない。
その意味にしたければ、「婦」と「夫」を入れ替えればいゝのだから。
どうしても、「婦」を主語にして、その意味にしようとするなら、
文法上の理窟は、「婦入夫於家」となる。
しかし、こんな字並びは、漢文の句としてマトモに読んでもらえないので、
「婦家入夫」でなければならないだろう。

534 :
>>533
ありがとうございます。すっきりしました。

535 :
>>533
横からすみません。
>>533さんの説明の通りだと、私も思うのですが、
あらためて「婦、夫を家に入れる」と読めないのかと聞かれると、
なぜ読めないのか、自分で明快な説明ができず困惑しました。
この文は、文脈からも、「婦、夫を家に入れる」とは読めないと思うのですが、
文脈を離れたとき、「A入BC」は「AがBをCに入れる」と絶対に読まないものなのでしょうか。
いわゆる二重目的語だと思うのですが、
手元の文法の本には適当な説明が載っていませんでした。
お勧めの本かサイトはないでしょうか。

536 :
>>535
文法の問題ではないと思います。
婿取りの事(いや嫁取りであっても)を「家に入れる」という漢字の使い方や言い回しは、
日本語の発想であって、古代文章語としての漢文にその用法はありません。
(現代中国語にはあるかも知れませんが)
「入夫家」と書けば、夫の家庭に嫁入りする意味しかありません。「入」の用法です。
ほかの事では、「入」を他動詞(入れる)とするケースは有ります。
しかし、その場合でも、こういう四字句では《A入CB》の語順となるでしょうね。
つまり、「妻入家夫」(訓読=妻、家に夫を入れる)と書けば、
夜遅く返って来た夫を物理的に住居に入れてやった、という意味になります。
これを「妻入夫家」では、もはや「入」が他動詞ではありません。
《A他動詞BC》の形が無いと言ってるのではありませんよ。幾らでも有ります。
「入」を他動詞とした場合の四字句に限っては、《A入CB》の語順になるということです。
《A入BC》の形を守って「入」を他動詞にしたければ、BもCも二字か四字にしなければなりません。
助字(虚字)を遣ってでも二字か四字にする必要があります。
こういう事は、文法の問題ではないですよね。漢文の感覚の問題です。
従って、参考書はないと思います。
漢文は、漢字一字一字の用法を全部知って置く必要があります。

537 :
マドンナ古文単語

538 :
マドンナ古文単語の兄が使っていた結構古いのしか持ってないんですが新版はかなり内容違うんですかね?
買ったほうがいいですか?

539 :
>>536
文脈を離れて文法だけで説明できないものか、
そういう文法書やサイトはないかという質問です。
多くの場合、文脈で読解できてしまうので、
文法を突き詰めて考えたことがありませんでした。
ところが先日、必要に迫られて漢文の文章を書いたとき、
自信をもって間違いはないとは言い切れませんでした。
自分で書くと文脈に頼れないので、
読むときよりも文法知識の曖昧さを実感しました。
漢字全ての用法を知っておくというのは、無理だと思います。
自分に知らないことは無いとは証明できませんので、
知らない用法がある可能性は、完全に排除できませんから。
実際、思ってもみなかった用例にぶつかって、驚いたことが何回かあります。
それで、「これは、こうだ」とは、なかなか断言できません。
そういうときに文法に頼れたらなあと思います。

540 :
>>536の言ってるのが文法の話にしか見えないのは気のせい?

541 :
>>539
ここまでのやり取りを読んで考えたことです。
文脈に頼れないのなら、常識を踏まえて誤解されないように書くしか無いのでは。
「子供を産んだ」         常識で考えて女性が出産したことを意味する。
「○○さんが子供を産んだ」  常識で考えて○○さんは女性である。
「男が子供を産んだ」      文法で考えて男が出産した。
小噺を一つ
A新聞、一面トップ記事「男が子供を産んだ」
A新聞記者、アメリカ報道官に質問「男が子供を産んだことについて・・・」
報道官「文法を再定義するつもりはない。どんな意味に取るか決めているのでしょう」
隣の記者、横の質問者を見て目を大きくしながら「何を言ってるんだ・・・」

542 :
記者「こんにちは、私は朝日新聞のタカシと申します。大阪市長のハシモトが
最近、いわゆる従軍慰安婦問題について、『倫理的な観点からは許しがたいこ
とだが戦時中には従軍慰安婦は必要だった』とコメントしました。 また彼は
『日本だけがアメリカや他国から批判されるのは不公平だ、他国の軍もまた売
春婦による性的なサービスを提供していた』とも主張しました。 彼の発言に
ついて貴国としてコメントはありますか?」
サキ報道官「もちろんそのコメントは目にしています。ハシモトのコメントは
非常識(outrageous)で、また侮辱的(offensive)です。 既に表明しているよ
うに、その時代に、性的な目的で取り扱われた女性たちの身の上に起こったこ
とは、非難に値しますし、明かな、そして計り知れない人権への侵害です。 
我が国は改めて被害者への心からの深い同情を表明します。 そして日本が今
後も隣国に対してこの件をはじめとする過去の問題に取り組み、関係を前進さ
せる努力を続けることを願っています。」
記者「貴方はこの件を性奴隷と表現しますか。それとも従軍慰安婦と表現しま
すか?(Do you describe this issue R slave or comfort women?)」
サキ報道官「私がここで定義することなのでしょうか。 貴方たちは具体的な
詳細を明らかになさっていますし、我が国は過去にこの件を従軍慰安婦と表現
ていたはずです。(Again, I don’t know that I’m going to define it. You
kind of laid out the specific details there, and we have described this issue
in the past as comfort women.)」

543 :
いや、スレ内容と全く関係ない話題なんだが
>>542の実際の原文と、これを元ネタにした>>541の小話を比較すると
ネット上を情報が如何に歪んで伝わるかが垣間見られて面白いね。

544 :
>>542
この質疑をある種の人たちの色眼鏡で変換すると、
「頓珍漢な質問をして浮き上がる朝日記者の図」になっちゃうわけね

545 :
>>543
確かに面白いね。
> ネット上を情報が如何に歪んで伝わるかが垣間見られて面白いね。
ネットの特異性をあえて強調したように受け取れるけど、これは言葉のあやでしょう。
誤りを正すのもネットでしょうしね。
古文にしろ漢文にしろ、その時の常識が分かってないと駄目だよってことかな。
サキ報道官への質問はアメリカが人身売買に注目していた時期のものだから、
答えは一般論の域を出ないものとして訳さなければならなかったんだね。

546 :
古文で、関係をばれないようにするため琴だかなんだかの楽器に文を結びつけて?送り合いやり取りしていた話の詳細が思い出せません
その話の名前などわかりませんか?

547 :
箱根八里の歌詞、「一夫關に当るや 萬夫も開くなし」について、
「や」というのはどういう意味でしょうか
古語辞典開いても意味が多すぎてわからなかったので

548 :
>>547
> 「や」というのはどういう意味でしょうか
ttp://kobun.weblio.jp/content/%E3%82%84
古語辞典のこの分類の中では
間投助詞B〔列挙〕…と…(と)。…や…(や)。
一夫關に当るや(否や)が省略されているんでしょう
古文というより漢文調の文語文を五七調にしたもので
文法的にはあまり深く考えるものではないと思います

549 :
なるほどそうですか
最初反語かなと思って 「万夫で開かないだろうか、いや開く」
これでは意味がおかしいような
でも現実的には、一人しかいないのに万人も攻めてきたら開くだろう
じゃあ合ってるんじゃね
なんだか自分でも何を言ってるのかわからなくなってきた
とにかく間投助詞ですね

550 :
>>549
一人が関所を守ると、一万人で攻めても陥落しない。
という意味でしょう。
そのくらい箱根の山は天然の要害だと。

551 :
彼は歌詞をうpするやそのままどこかに消えてしまった。

552 :
>一人が関所を守ると、一万人で攻めても陥落しない。
この「と」が順接の接続詞なんですが
そういう用法が古語辞典の「や」にはないわけで
こういう「や」の使い方を真似する人が増えた結果
現代語の「や」は接続詞になっているようです
>[接助]動詞・動詞型活用語の終止形に付く。
>ある動作・作用が行われると同時に、他の動作・作用が行われる意を表す。
>…とすぐに。…すると。「わたしの顔を見る―逃げ出した」
これもやはり「や否や」の略でしょう

553 :
>>552
>そういう用法が古語辞典の「や」にはないわけで
これ読んで気付いたんですが、
たぶん漢文の虚字「也」が文末ではなくて文中で使われる用法だと思います。
夫子之至於是那【也】、必聞其政。
夫子のこの那に至る【や】、必ず其の政を聞く。
先生がいろいろな国に行かれる【と】、必ずそこの政治の相談を受けられる。
この「や」は、漢文の「也」を音読しただけで日本語ではないので、
古典文法には根拠がないのでしょう。
「否や」の省略ではないと思います。
その後、頻用されるようになって、日本語文法のなかでどのように説明されているのかは知りません。

554 :
>>553
「わたしの顔を見るや(否や)、逃げ出した」並列列挙の「や」
「一夫關に当るや、萬夫も開くなし」順接接続の「也」
同じ文語調でも似て非なるものなわけですね
547の質問に対する答えとしては553が適切だと思います
恐れ入りました

555 :
「史記」の原文をテキストファイル(1つのファイル)で欲しいのだけど
どうするのが良いでしょう。(Unicode希望)
Wikisource とか 中國哲學書電子化計劃 などの、章や段落ごとに
バラバラになったやつを1ファイルにまとめてダウンロードする方法は
無いでしょうか。
なお
Project Gutenberg には1ファイルになったものがあったんですが、
外字(Unicodeの私用領域:PUA のコード) が含まれており、
表示できない字があります。これも、どのフォントを想定しているかが
わかればよいのだけど、すぐ入手できるfreeフォントで表示したら
全然違う文字になってしまう。

556 :
古文の質問です。
大納言、南海の浜に「吹き寄す」らる。 の「吹き寄す」を活用しろという問題で、
正解は「吹き寄せ」でサ行下二段活用なのですが、なんで四段活用じゃないんですか?
ずをつけると「吹き寄さず」で四段活用になると思うんですが何故下二段活用になるんでしょうか?

557 :
>556
ttp://kobun.weblio.jp/content/%E5%AF%84%E3%81%99
「寄す」の他動詞は古語辞典では万葉集に両方あるそうです
未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
さ   し   す   す   せ   せ  サ行四段活用
せ   せ   す   する  すれ  せよ サ行下二段活用
「寄さず」もアリじゃないかという指摘はその通りですが
現代語で考えると「寄さない」五段活用と
「寄せない」下二段活用では下二のほうが正しく
五段のほうは方言や口語に残っている言い方です
平安期以降の文語の「寄す」は下二の用例しか見つかっていない
ということです

558 :
Project Gutenberg の史記のファイルに含まれる PUA外字は 90字以上100字未満でした。
これだけなら手で修正することが可能な量ですね。わざわざPUA外字を使っているから、
どんな珍しい漢字かと思いきや、JISの第2水準以下の文字だったりするのが結構あります。
現代中国人が普段使っている漢字、日本人のそれとはズレがあるのですねえ。
で問題はPUA外字だけではなかった。ファイル内を見ると文字が入力されず半角で「?」と
なっているものが400字近くあります。
(これとは別に、現代中国語のように疑問文には全角でクエスチョンマーク?が入っている)
「?」が付いていれば未入力とわかるけれど、もしも完全にスルーされている文字があったら
検出しようがない。(自分は紙の本と1字1字対照するほど暇でもないし専門家でもない)
そのような未入力の文字が「Wikisource」や「中國哲學書電子化計劃」でどうなっているか
を見ると、入力済みのものもあれば、やはり未入力のままのものもある。
[結論]
少なくともボランティアベースでは、
史記のテキストファイルは、まだまだ整備されてはいない。
ただし、
どこかの大学が、もっと校正された完全なテキストファイルを公開している
かも知れない。みなさま、どうかこの哀れな素人に、情報を下され。

559 :
古文の四季は、
春:1〜3月
夏:4〜6月
秋:7〜9月
冬:10〜12月
となっています。
それに対して現在は、
春:3月〜5月
夏:6月〜8月
秋:9月〜11月
冬:12月〜2月
となって います。
この違いは、
@四季の感じ方の違い
(現代の人が「冬だなあ」と感じる気候を、昔の人は「春だなあ」と感じる。)
によるものなのか、
A月のずれ
(現代の10月は、昔の12月にあたる。)
によるものなのか、
どちらですか?

560 :
>>558
漢川草廬 もだめでしたか?

561 :
>>560
ありがとうございます。さっそく見に行きました。
>>555 に書いた「Wikisource や 中國哲學書電子化計劃で欠落していた文字」
(←と言っても1つ例を見つけただけですが) は、漢川草廬にはありました。
その文字は日本ではありふれた文字「鰌」です。
このサイトのデータを、自分に利用できるデータにしてゆこうと思います。
upLaTeX, luaLaTeX, XeLaTeX など、ユニコードの扱える LaTeX でPDFを
作成する事が目標です。漢川草廬のデータは三家注が文の途中に挿入されて
いますが、これを分離して、表示・非表示が自由にできるようにしたいですね。

562 :
それから560様、専門家の方でしたら、専門家から見た各サイトの評価などを
お聞かせ頂けませんでしょうか?

563 :
>>561
>このサイトのデータを、自分に利用できるデータにしてゆこうと思います。
いやいや1つのサイトだけを過剰に信頼するのも良くないですね。
他のサイトとのデータ比較も、いずれは出来るようにしなければ。

564 :
>561
>upLaTeX, luaLaTeX, XeLaTeX など、
>ユニコードの扱える LaTeX でPDFを
べつにユニコードをあつかえるTeXでなくても、
pLaTeXで文字コードをUTF-8にして、JIS第一、第二
水準にない文字は、OTFパッケージを使えば、Adobe Japan1-5
の範囲の文字は、\CID{XXXXX}の形でPDFに埋め込めますが。
「漢文の部屋」
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/munehiro/kanbunnoheya.html
はこのようにして、JIS第一、第二水準にない文字は
adobe Japan1-5を\CID{XXXXX}として埋め込んだものです。
ご参考までに

565 :
>>564
お返事ありがとうございます。
otfパッケージは存じております。Utf82TeXのような変換フィルタもあります
ので、中国のサイトデータを一気に \UTF{}で書き換えることも出来ますね。
また変換フィルタを pTeX で実行するパッケージもあります。
\usepackage{pxbase}
\usepackage[bxutf8]{inputenc}
\usepackage{otf}
とすれば、pTeXエンジンでもJIS外漢字の UTF-8 直接入力が可能になります。
pxbase の作者ZRさんはスゴイです。
私は漢文の方は素人なので、史記のデータが AdobeJapan1 で収まるか
否かを存じません。
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/mod/forum/discuss.php?d=780
に出てくる U+28150 のような変テコリンな文字
http://glyphwiki.org/wiki/u28150
が必要になるかどうかわかりませんが、表示は出来るように準備はしています。
最初のURIに出てくる「川幡さんのVirtualFont」は現在は入手困難ですが、
これを利用すると U+28150 のようなBMP外の文字を直接入力できます。
もっとも、あまりにも特殊な文字は、直接入力よりもコード値入力の方が
良いのかも知れません。

566 :
OTFパッケージの\CID{}の価値は、ユニコードでは区別の出来ない
書体の違いを切り替えられる点にありますね。ユニコードにも
IVS/IVD による書体の切り替えがありますが、これは最近 XeLaTeX
で使えるようになったばかりで upLaTeX からは利用できない。
もっとも、これもZRさんが IVS を \CID に変換するパッケージを
作っていたはず…

567 :
「今昔文字鏡」か「GTフォント」などを使う手もある
かもしれません。
もっとも必要とする文字がこの両方あるいはどちらかに
あるかどうかが問題ですが。

568 :
>>567
その2つのフォントはデザインが特殊なので、他のフォントで組まれた中に
混在させると、やや違和感がありますね。\CID{}で書けない文字は、
(i) 「日本で用いられる文字の字体の細かな書き分け」ならIPAmj明朝
(ii)「日本で用いられない文字の利用」なら花園明朝B
と考えています。
(i)については、OTFパッケージの斎藤さんが ipamjmパッケージを公開
されていますね。

569 :
明朝体にとらわれなくてもいいんですけどね。

570 :
>568
たしかに、「今昔文字鏡」も「GTフォント」も小塚明朝とか
IPA明朝とかの間に組み込むと違和感があります。
ゴチックがないというのも、やや問題かもしれません。
Adobeの中国語繁体字のフォントもAdobeJapan1-6の中に
いれると、あきらかに違和感があるようにおもいます。
そこで、AdoveJapan1-6にない文字は、奥村先生がTeXWiki
で書かれているように、Adove Illustraterを使って
小塚明朝の文字を合成して使っています。
これでも、やや違和感がありますが、妥協しています。

571 :
>>570
文字の合成ですか。凝ってますね!
Web Page を拝見しました。丁寧に作成されたPDFの数々、すばらしいです。
私はと言えば、自分で1字1字入力するのではなく、公開データを使って史記
全巻を一気に1つのPDFにしたいというだけなので、デザインや字形はそんなに
気にしていません。ただ「今昔文字鏡」や「GTフォント」は、ちょっと違いが
大きいかなと。

572 :
>>568
(誤)OTFパッケージの斎藤さん
(正)OTFパッケージの齋藤さん
大変失礼しました。

573 :
>>559
> A月のずれ
> (現代の10月は、昔の12月にあたる。)
立春ごろを新年にするので1か月ちょっとずれます
> 春:1〜3月
これは古文と言うより陰陽五行とか儒教式で
機械的に四季を割りふっています
春=「寒い『陰』の季節の後半」
> 春:3月〜5月
こっちは西洋式
春=「暖かいと感じられる季節」

574 :
>>559
旧暦と新暦の違いです。
春夏秋冬に対する意識の違いも現代とはさほど変わらないよ

575 :
午前、午後あるいは昼前、昼過ぎを漢字一文字で表すものはあるでしょうか?

576 :
ないな。大雑把な時間帯は朝昼夕夜で表し、
細かい時刻は十二支を使うからその間の単語がない。
「晡」(3時〜4時すぎごろ)っていうのはあるが、これは例外。

577 :
「晨」はどうですか。
朝、早朝という意味ですが

578 :
>>576
>>577
ありがとうございます
?というのは
十二支の申と同じ時刻でいいのでしょうか?

579 :
>>578
?になってしまった部分は>>576にある「ほじ」です

580 :
晡晡([日甫])は特定の時刻には対応しておらず、昼のうち夕方に近い部分を漠然とさす。
午前、午後、昼前、昼過ぎというのは、朝昼晩という時間帯よりは細かい区分であり、〜時という時刻よりは粗い。
くりかえしになるが昔はこの中間的なレベルの区分を表す一字の語はなかった。
時間帯を表す語はやや偏っていて、
・旦、暁、曙、早、昧
・朝、晨
・昼、日、[日甫]
・夕、暮
・夜、晩、宵
のようになっていた。旦、暁、曙、早、昧は日の出前後、朝の直前から朝の早い時間帯を指すグループ。
早は形容詞で、「朝早くの」という意味と「時期が早い」の二つの意味がある。
昧は暗いという意味で、昧旦、昧爽という熟語の中では朝早くに暗いという意味を持つ。
旦、暁、曙は名詞。意味の違いははっきりしない。朝、晨はあさを表す。この二つも違いははっきりしない。
昼は昼だけ。日は「日夜」「日暮」など複合語を作ったときに日の出ている時間を表し、昼と近い意味になる。
夕と暮は夕方を表す。暮は「暮年」のような用法があり、一方夕はないという違いがあるが、夕方という意味での差ははっきりしない。
夜、晩、宵は「よる」を表す。この三つもあまりちがいは分からない。宵を「よい」と読み、「よる」と分けるのは特殊な字の当て方で
ヤとショウは同義語。意味は同じでも複合語を作る量では晩と宵は夜とあまり互換性はなく、夜を持つ語が数ではまさる。
晩は形容詞として「夜の」と「時期がおそい」の二つの意味がある。
深夜を表す語は、子夜、午夜のように複合語はあっても一字のものはない。
深夜と昼間は貧弱で、かわりに朝早くが厚い。その中で日甫は半端な位置にあり、
この時間帯をさす語はあるのに
朝9時〜10時とか、深夜1時〜3時とか、そういった語はない。

581 :
>>580
詳しい解説ありがとうございました

582 :
おねがいします。
「わろかりなむと思ひて、」の「なむ」
な(ぬ、強意、未然)む(む、推量、?)
「む」の活用形を教えてください。

583 :
>>582 
ぬ+む 推量 終止形 
と、の前だから終止形

584 :
>>583
ありがとうございました。

585 :
撥音便化は伝聞・推定のなりでしか起こらないのですか!

586 :
昔の日本人も今と同じように書き下しやレ点から入って漢文を学んでいたのはわかるのですが
昔の中国人は漢文というか文語中国語をどう学んでいたんですか?
ラテン語教育みたく、それなりに文法とか整備されてたんでしょうか?

587 :
宋代〜明初は南京官語
明が北京遷都してからは北京官語で
四書五経を子供のとき暗記します
自分の口語とは文法も発音も違いますが
文法を学ばずに子供のときに慣れてしまいます
官吏になったら、科挙の院試殿試合格者の地方長官と
地元の郷試合格者の中級官吏が北京官語で話して
地元民に通訳します

588 :
ありがとうございます。
「読書百遍意自ずから通ず」ってのはそういう話でしたか

589 :
http://2ch-k.net/20130707230055
檀君が天照なの?

590 :
各務原
なぜ、かがみはら、かかみはら、かがみがはら、かかみがはら
などの言い方になるのでしょう?
普通に考えて、かくむはらではないでしょうか?
あと、関係ありそうで関係なさそうですが
前橋も、まえばし、でいいですよね?
ですが、昔は厩橋と書いて、まやばし、と発音していました。
これは、漢字が当て字で、町の名前が先にあったということなのでしょうか?
それとも、音便化によって、うまやばしがまやばしへ、まやばしがまえばしへと変化していったのでしょうか?
各務原も、かくむはらがかかむはらへ、かかむはらがかかみはらへ、かかみはらからかがみはらへと変化したのか
元々、かがみはらという名称があったところに、似た音である各務原を当てたのでしょうか?
個人的に音便化の方が合理的だと思うのですが
可愛とか鍛冶、巫山戯るは当て字と聞きますし、戦国時代の苗字も土地名からの当て字が多いです。
各務原はどっちなのでしょう

591 :
>>590
「かかみ」という古い地名に「各務」という字を充てた。
読みが先、漢字が後。
前橋は旧名が厩橋なので、語頭の u が落ちて maya > maye > mae となり「前」の字を充てたのだと思う。
歴史的仮名遣いでは「前」は「まへ」だが、前橋に改まったときは既にこの区別はなくなっていたのだろう。

592 :
お願いします。古文の辞書を見ていてよくわからなくなってしまったのですが、連語と複合語は何が違うのでしょうか。

593 :
複合語というのは二つの語がくっついて一つの語になっているもの。「雨傘」は雨+傘からできている。こういうのをいう。
連語というのは二つ以上の語が形式的には分かれているが、意味の上では一体的であるもの。「
「手を出す」は手+を+出すからなり、あきらかに3語だが、全体で一つの意味を持っている。こういうのをいう。
他に「慣用句」は、形式上は連語と大差ないが、もっと具体的な比喩を持つものをいう。「二足のわらじをはく」「肩の荷が降りる」など。

594 :
『漢書』地理志燕地条を読んでいるのですが、「賓客相過以婦侍宿嫁取之夕男女無別反以爲榮」の「嫁取之夕男女無別」はどう理解すればよいのでしょう。
「賓客、相過ぎるに婦を以て宿に侍し、嫁取の夕に男女の別なく、反つて以て榮となす」と読み下すと思うのですが、嫁取の夕は宴席のこと? 婦を以て宿に侍しとどうつながるのか…?
どなたかお助け下さい。

595 :
「以婦侍宿」の以婦が処置の対象であり、「侍」が使役化されていると考えればよい。中国語は動詞だけで使役の意味にできる。
すなわち 以婦(女に) 侍(はべらせ) 宿(やどに) = 使婦侍宿 とするのだ。
宿はやど、とまっている場所という意味にも取れるが、この場合はとまっている客人をさすと考えられる。
「嫁取の夕」とは婚礼の宴を意味する。「嫁取」は結婚。夜に行われたので「夕」という。
「過」は そばを通り過ぎる→ふらっと立ち寄る→訪問する と転じたもの。
「客人が家に訪れると、宿泊している客人のもとに女をつけ、結婚式のときは、盛り上がってRする。
それを不道徳とは思わずに、逆にそういうことをするのが名誉あることだと思っている。」という意味だろう。
読み下し文は、「賓客の相過ぐれば婦(おんな)を以て宿(やど)れる人に侍せしめ、
嫁取の夕には男女別なけれども、反ってそれを以て栄(ほまれ)とす」

596 :
横から質問
「賓客相過」の「相」に意味は無い感じ?

597 :
>>595
おおー。理解できました。ありがとうございます!

598 :
>>596
副詞の「相」は大きく二つの意味がある。一つは「たがいに」。もう一つは「たがいに」という意味を失って形だけ相がついているもの。
前者のほうが古く、後者はやや新しい。漢書が書かれたのが後漢のときで、このころには後者の意味はまだ出現していない。
「相過」の相はたがいにという意味を持っていて、「人々が客人としてたがいに訪問したときに、婦を〜」というニュアンスで相がついていると考えられる。
「以為栄」についてふれておく。以は大きく(a)道具・手段、(b)処置の対象、(c)理由の三つに分けられ、「為」は自動詞と他動詞に分けられる。
以為はこの(b)+他動詞による頻出の語法で、「―を〜にする」「―を〜だと思う」という意味を表す。
為は他動詞として用いるときは「する」「作る」という意味であり、後ろに一つの語を取って「為 A」で「Aを作る」を表す。
また後ろに二つの語をとり「為 A B」で「AをBにする」を表す。もちろん為 A BのAが省略されて、為 Bで「Bにする」だけのこともある。
このAを、為のあとにおくかわりに、処置の対象を表す以を使って以 Aで表したのが「以A 為 B」だ。
(訳すと日本語では「為 A B」と「以A 為 B」はどちらも「AをBにする」になる。)
そして以AのAはさらに省かれることがあり、「以為 B」で「(そのことを)Bにする」を表す。

599 :
日本語の「〜にする」は「糸を布にする」というように、物理的な処置にしか使わないが、
中国語の「為」はそれに加えて心理的な場合にも使い、「心の中で〜ということにする」つまり「〜だと思う」を表す。
「する」と「思う」は日本語では分かれているが、中国語では「為」一語が両方をカバーしているわけだ。
物理的な用法と心理的な用法は、やや区別があいまいなところがあり、
上の「以為栄」も「(客に女をふるまったりRしたりすることを)名誉のあることとしている」という意味で、慣習とも通念とも取れるから、
心理的な用法のほうに寄っているものの、物理的な処置の意味もかなり残している。
「為」が思うという意味になりうること、「以A 為B」がAをBにするという意味からAをBだと思うという意味に
つながっていることは、漢文教育でも特に強調すべきだと個人的に思う。
この「〜にする」/「〜と思う」は「為」のほかに、名詞・動詞・形容詞を述語におく用法にも存在する。
たとえば孟子の梁恵王上の、
孟子見梁恵王。王曰、「叟不遠千里而来、亦将有以利吾国乎?」の「不遠千里」の部分。
ここでは明らかに「千里を遠いと思わない」の意味で用いられており、遠が「遠いと思う」を表している。

600 :
漢文の文節て、前後文脈から意味を類推して分けていくしかないの?
動詞と名詞の区別がつけにくいことが多いんだけど。
>>599
おもへらくってずっと作者が「思う」んだとばかり思ってたよ
〜をもって〜とすの方がどっちにもとれて万能だと思う。

601 :
>>600
文を分けるときにありがちなことが5つある。これに注意すれば気休めになると思う。
(1)「夏之暑人厭之」という文があるとする。これは夏之暑 人 厭-之と分けられ、「夏の暑いことを、世の人は嫌がっている」という意味になる。
が、夏-之 暑人 厭-之 と切り、「それを夏にして、暑がっている人が、そのことを嫌がる」と読むこともありえなくはない。
すなわち夏之を動詞+目的語とし、暑人で一つの名詞だと解釈したわけだが、これはもちろん誤りで、夏之暑が一固まりで名詞と同等の語句を作る。
二つの語を結合する「之」と目的語に用いる指示語の「之」の誤認にははじめは注意せねばならない。
(2)「以車馬行」という文があったとする。これはもちろん以車馬 行と分けられ、「車馬を使って進むor旅をする」という意味だが、以車 馬 行「馬が車に乗って進むor旅をする」と読めなくはない。
複合語の前の字と後の字をまちがって二語にする、これもうっかりやってしまうので注意せねばならない。
(3)「李勇毅而能戦」という文があったとする。これは「李勇(人名)は剛の者であり、(激しく)戦うことができる」だが、「李は勇毅にしてよく戦う」と読めなくはない。このように人名を通常の語と誤認することにも注意せねばならない。
(4)「我薬病」という文があったとする。これは「私は病気を治療しよう」という意味だが、「私の薬は(飲むと)病気になるぞ」という意味に取れなくはない。一部の名詞は、述語におくと動詞化するが、
それを知らないと述語である名詞を主語or目的語と誤認してしまうので注意せねばならない。
(5)「所以食飯箸也」という文があったとする。これは「ご飯を食べる道具は箸である」だが「食べる理由は飯箸(めしばし)である」に読めなくはない。
「所〜」があるとき、どこまでが所〜に含まれているか、それに注意せねばならない。

602 :
土土
見代
↑この漢字は何と読むのでしょうか?〇の部分に↑の漢字が入り「古木〇青霞」と書かれた古いお札を義実家の蔵で、
発見し気になって調べ中です。(ついでに詳しくは…霞のコ又が[日]の下に[匂]と言う字)
主人家は純日本人の家系なはずなのですが…古木、青霞?等で検索すると中国の漢詩と言うのが出てきて、このお札が謎過ぎます…。
よろしくお願いします

603 :
>>602
> 土土
> 見代
字ではありません
特に意味はありません
よくある防火防犯の密教系の呪術札です

604 :
お訊ねしてばかりで恐縮ですが…『礼記』王制篇の
中國戎夷、五方之民、皆有其性也、不可推移。
東方曰夷、被髮文身、有不火食者矣。
南方曰蠻、雕題交趾、有不火食者矣。
西方曰戎、被髮衣皮、有不粒食者矣。
北方曰狄、衣羽毛穴居、有不粒食者矣。
中國、夷、蠻、戎、狄、皆有安居、和味、宜服、利用、備器、五方之民、言語不通、嗜欲不同。達其志、通其欲。
東方曰寄、南方曰象、西方曰狄?、北方曰譯。
という箇所の現代語訳が載っているサイトはないでしょうか。和味以降がわからなくて…

605 :
>>603
密教系か
道教あたりの霊符かとおもたわ

606 :
>602
句は、唐詩選に取られた、釈處黙の「聖果寺」から
古木叢青靄。遙天浸白波。
禅語として使われた句のようですので、お宅にあった
札というのは、木製の聯、柱聯などの片割れではないでしょうか?
ご不明の文字は、おそらく「叢」、書写に使う体では、林+取。
上部が林で下が取。

607 :
>>604
中國、夷、蠻、戎、狄、皆有安居、和味、宜服、利用、備器。
五方之民、言語不通、嗜欲不同。
達其志、通其欲、東方曰寄、南方曰象、西方曰狄?、北方曰譯。
中國、夷、蠻、戎、狄、みな安居・和味・宜服・利用・備器有り。
五方之民、言語通ぜず、嗜欲同じからず。
其の志を達し、其の欲を通ずるを、東方は寄と曰い、南方は象と曰い、
西方は狄?と曰い、北方は譯と曰う。
「達其志、通其欲」は、注を読むと通訳官で、
寄・象・狄?・譯は、それぞれの地域での通訳官の呼び名のようですね。
礼記の翻訳サイトがあったら、僕も知りたいです。
どなたか御存知でしたら教えてください。

608 :
早稲田法2007のとはずがたりの設問なのですが、結びを応える問題で、赤本での回答だとa.らむ となっているのですが、予備校の先生の回答ではe.し となっていて、どちらが正解なのか、戸惑っています。
解説ははどちらも、"何が、どうする"かを意識しろ、とのことなのですが…

問題文は以下になります
http://i.imgur.com/1OgRX6b.jpg
該当箇所は4~12行目です。
ご教授頂けたら幸いです

609 :
>>607
なるほど。最後の二行は解決です。ありがとうございます。
「五方の民は、互いに言語が通じず、好んで欲しがるものも同じではない。それぞれやりたいことを伝え、
望むところを通じるようにすることを、東方では寄といい、南方では象といい、西方では狄?いい、北方では譯という」
といった訳になるんでしょうか。それにしても、
>皆有安居、和味、宜服、利用、備器
がよくわからないというか、
皆、安居、和味、宜服、利用、備器有り。ですよねえ
「皆、(それぞれで)安全な住居があり、味を調え口に合うようにし、衣服の制度を整え、利用、それぞれにあった器を備えている」
なのかなと思うんですが、利用って何だろうと

610 :
40過ぎのオヤジなんですが、古文漢文を一からやり直したいと
本を探してるのですが、大人向けでオススメの参考書はありますか?
高校の頃の内容はすっかり忘れています。

611 :
>>609
安居、和味、宜服、利用、備器
この五つはみな名詞です。
「安き居 和せる味 宜しき服 利なる用 備われる器あり」
訓読の仕方はパッと見の思いつきなので、もっと相応しい訓があるかもしれません。
用器という熟語があります。
用と器は、道具や容器の類だと思いますが、
両者がどう違うのか調べないとわからないので、ご自分で調べてみてください。

612 :
>>610
ありがとうございます。該当部分を通釈しているドキュメントを見つけたのですが、
ttp://himoji.kanagawa-u.ac.jp/publication/pdf/annual_report_08/report_08_009.pdf
肝心の所はそのままという…一応、こんな感じかなという程度の訳を作ってみました。
中國、戎夷は、五方の民にて、皆その性有る也、推移す可からず。
東方は夷と曰ふ。被髮にして身を文し、火食せざる者有り。
南方は蠻と曰ふ。雕題し趾を交へ、火食せざる者有り。
西方を戎と曰ふ。被髮にして皮を衣とし、粒食せざる者有り。
北方を狄と曰ふ。羽毛を衣として穴居し、粒食せざる者有り。
中國、夷、蠻、戎、狄、皆安んずる居、和らぐ味、宜ぶる服、利せる用、備はれる器有り。
五方の民は、言語通じず、嗜欲同じからず。その志を達し、その欲通ずるを、
東方で寄と曰ひ、南方で象と曰ひ、西方で狄?と曰ひ、北方で譯と曰ふ。
中国には戎夷を含めて、五方に民族があり、皆それぞれに特徴があるのであり、あえて変えようとしてはならない。
東方は夷という。頭に冠も載せず、体に入れ墨をしていて、生ものを食べるところもある。
南方は蠻という。額に彫りものをして両足の指を向かいあわせて歩く習わしで 、生ものを食べるところもある。
西方を戎という。頭に冠も載せず、動物の皮を衣服にしており、穀物を食べないところもある。
北方を狄という。羽毛を衣服にして穴蔵に住んでおり、穀物を食べないところもある。
中國、夷、蠻、戎、狄は皆、それぞれに、安心していられる住居の形があり、
口に合うような調味があり、適切な衣服があり、役に立つ能力があり、目的にあった器を備えている。
五方の民は、互いに言語が通じず、好んで欲しがるものも同じではない。
それぞれやりたいことを伝え、望むところを通じるようにすることを、
東方では寄といい、南方では象といい、西方では狄?いい、北方では譯という。

613 :
>>608
「らむ」が正解だと思う。根拠は、助詞の「と」。
「住みなれさせおはしましつる御すみかをさへ出でさせおはしますこそ、いかなる御事なるらん[と]、〜」
(住み慣れていらっしゃるお住まいまでもお出になられるとは、どういう御事であろう[と(思い)]〜、)
ここの「と」は、引用の「と」だと解釈するのが自然だと思うが、
引用の「と」のある場所は、文がいったん切れるのが普通。
現代語を例にあげると
 おなかが痛いと泣きだした。=「おなかがが痛い」と(言って)泣きだした。
わかりやすく言えば、「カギカッコトジ」を挿入できる箇所なわけ。構文論的には、そこでいったん文が終わる、と考えてよい。
で、ここの箇所も、
「『無常は世のならひなれども、住みなれさせおはしましつる御すみかをさへ出でさせおはしますこそ、いかなる御事なるらん』と、〜」
という構文理解で、特に不自然な訳にはならない。
不自然でないのに、わざわざ文の切れ目を飛び越えた係り結びを想定するのは無理があるように感じられる。
ここの構文はこうなってるんじゃないかと思う。わかりにくかったらごめん。
@「無常は〜御事なるらん」と、(ここでいったんフレーズ切れる)
 (@の内容をより具体的に反復して)
A「十善の〜などや」など
 (@Aの内容をまるごとうけて)
B「御おぼつかなくおぼえさせおはしましし」
よって、@の中の「こそ」の結びも@の中と考えるのが自然じゃなかろうか。

614 :
方丈記 行く川の流れ の、「甍を争へる」ってどういう状況ですか?図で見たいんですけどよく分からず…

615 :
>>614
甍は屋根、また屋根に葺いた瓦の事
前後の文脈とあわせて「甍を争へる」でつまり、一望した京の町並みがまるで住居の高さや美しさを競いあう様にしてひしめき並び建っている様子を指す

616 :
題名が気になる古文の話があるので、分かる人がいたら教えてください。
 あるところに女の子(姫?身分の高い貴族?)がいたが、両親が死んでしまい親戚の家で育てられることになった。
その親戚の家には年の近い男の子がおり、2人は兄弟のように育てられることになった。
2人は大きくなり、男の子は様々な女性から求婚されるようになる。
しかし、男の子は女の子よりも優しく美しい女性はこの世にいないのではないかと思い、その女の子以外とであれば結婚しても幸せな家庭を持てないだろうと嘆く。
数年前に一度読んだきりでストーリーが曖昧な上に、導入しか読んでいない為かなり難しいと思いますが思い当たる人がいたら教えてください。

617 :
>>615
ほほう、ありがとうございます。

618 :
http://i.imgur.com/dxER55u.jpg
これが読めないんですが
なんと書いてあるか教えてください

619 :
春巻

620 :
漢文について質問です。
「此に楚の大夫有り」
という文が、「有(レ)楚(二)大(三)―夫於此(一)」となるそうなのですが、このときレ点はどのような働きをしてるのでしょうか。
自分で解くと「此に楚の有り大夫」になってしまいます。
また、「未だ嘗て桓霊に嘆息痛恨せずんばあらず」が「未(五)嘗不(四)嘆(二)―息痛(三)―恨於桓霊(一)也」となっているのですが、何故五点がついてる「未」から訳しているのでしょうか。
よろしくお願いします。

621 :
テスト

622 :
普段返り点を使わないので、詳しくないのですが、
「有(レ)楚(二)大(三)―夫於此(一)」はおかしいような気がします。
楚(二)から、(レ)に従えば有に返るし、(三)に従えば大に続きます。
二方向に返れという付け方なので、間違っているのではないでしょうか。
ネットで検索したら「有(レ)楚−大−夫(二)於此(一)」「有(三)楚−大−(二)夫於此一」
「有(レ)楚(二)−大−夫於此(一)」という返り点の付け方が出ていました。
楚大夫を竪点でつないでいます。
「未だ嘗て桓霊に嘆息痛恨せずんばあらず」のほうは、
「未」は再読文字で、「いまだ〜(あら)ず」と読みます。
最初に「いまだ」と読んで、それから文を読み進み、後からまた「未」に返って「あらず」と読みます。
五点は二回目に読む「あらず」の順番を指定しているもので、「いまだ」のほうは関係ありません。

623 :
>>612
規制に巻き込まれてレスできませんでしたが、もう用は終わりましたか。
大学のゼミの準備だったら教えすぎるのは良くないのですが、
何か他の目的で調べておられるのでしたら、わかる限りお答えします。

624 :
>>622
素人の戯言かもしらんが
その文て、「楚の大夫此に有り」って訓読したら、あかんのかしら……。
書き下し文(=日本語)として、意味通ると思うんだけど。
単独だと「日本男児ここにあり」的なニュアンスがついてくるかもしれんが
孟子(だったよね?)の原文の文脈の中でなら、問題ない気もするんだけど。
ちなみにこの訓読だと、
有(二)楚大夫於此(一)と、チョー簡単なんだが。だめですかね、やっぱり。

625 :
>>624
その場合だと 楚大夫在此と、『在』をつかうことになります
>>620
三文字の熟語として考える場合、この場合の楚大夫なら楚の下に返り点がつきますから
有(三)楚(二)大夫於此(一)
というのが一応正しい返り点のつけ方になります
ただ、昔の本には
有(レ)楚(二)大夫於此(一)
という打ち方も存在していましたが、現在、この打ち方は不正確なものとして否定されています
次に
未(五)嘗不(四)嘆(二)―息痛(三)―恨於桓霊(一)也
なぜ五から読み始めるかって、そりゃ未が再読文字だから
未(二)必不(一レ)為(二)愚人所(一レ)知也
(二)が付いてるけど、未だ必ずしも〜〜〜ずんばあらず(←未に戻った「ず」)
と、いまだを最初に読みますね

626 :
>>622 >>625
なるほど。
よく理解できました。
ありがとうございました!

627 :
琵琶馬上催の「催」の意味を詳しく教えてください
よく分りません

628 :
>>627
いくつかの意味に取れるらしいです。
このサイトの解説を参考になさったらどうでしょう。
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/r24.htm

629 :2013/09/05
その人の名前を知ってしまうと憎んでしまうので、名前を教えることは出来ない
と言うような内容の漢文があるようなのですが、どなたか出典を知っている方はいませんか?
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