優雅に礼節をもって進行していきましょう。
sage進行で。
「処女はお姉さまに恋してる」まとめサイト−「おとボク」SS作品リスト
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処女（おとめ）はお姉さま（ぼく）に恋してる SSの書庫
（処女はお姉さまに恋してるＳＳ保管庫（仮）の跡です）
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メーカー公式
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Q&Aテンプレは>>4-5
【女装】処女はお姉さまに恋してる【百合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108774069/
【女装】処女はお姉さまに恋してる 第２話【百合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110222716/
【女装】処女はお姉さまに恋してる 第３話【百合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110659167/
【女装】処女はお姉さまに恋してる 第４話【百合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111234071/
【女装】処女はお姉さまに恋してる 第５話【百合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111757700/
【女装】処女はお姉さまに恋してる 第６話【百合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112791250/
【女装】処女はお姉さまに恋してる 第7話【百合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115118638/
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第8話
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1117971026/
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第9話
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1143304515/
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第10話
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1156178671/
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1164204810/
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第12話
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1171703000/
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第13話
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1176527097/
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第14話
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1185672661/
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第15話
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1197634344/
処女はお姉さまに恋してるＳＳスレ 第16話
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1207387243/
処女はお姉さまに恋してるＳＳスレ 第17話
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1221857171/
処女はお姉さまに恋してるＳＳスレ 第18話
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1238067440/
処女はお姉さまに恋してるＳＳスレ 第19話
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1278722693/
・前スレ
処女はお姉さまに恋してるＳＳスレ 第20話
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1290450074/
(;´Д`)＜オリキャラ出したいんだけど……
(･∀･)＜オリジナルキャラが原作キャラよりも目立つ物、また、同程度の立場である場合、受け入れられない
事の方が多いようです。そんな作品の場合は投稿所の方が無難ですが、最終的な判断は作者さんに
委ねられます。
もし、これは大丈夫だ、と思ってスレに投下して、投稿した作品にケチをつけられたとしても、
それはそれで一つの事実ですので素直に受け止めましょう。
次の投稿時にその経験を活かしてください。
(;´Д`)＜そんな固い事言ってたらオリキャラ使えないじゃん
(･∀･)＜そんなことはありません。原作に登場してはいないものの、その世界に間違いなく存在しているキャラ
（一般生徒・店員・通行人）等のいわゆるMobは、登場させても問題ありません。
但し、それでもし投稿した作品にケチをつけられてとしても、それはそれで一つの事実ですので素直に
受け止めましょう。次の投稿の時に（ｒｙ
(;´Д`)＜原作キャラの性格を弄りたいんだけど、どの程度なら大丈夫なの？
(･∀･)＜極端に変わっていなければ大丈夫です。が、だからといってスレに投稿してケチをつけられてとしても、
それはそれで（ｒｙ
例外的に、笑いを取りに行った場合には受け入れられる事もあるようです。
(;´Д`)＜瑞穂ちゃんや千早ちゃんがあまりにも可愛いので、おかま掘りたいんだけど……
(･∀･)＜どうぞ掘ってください。但し、作品が出来上がったときはスレの方ではなく、投稿所へお願いします。
逆に瑞穂ちゃんや千早ちゃんが掘っちゃった場合も投稿所を利用してください。
(;´Д`)＜マリみてとか、極上生徒会なんかとクロスオーバーさせたいんだけど……
(･∀･)＜クロスオーバー物は、混合物の元ネタを知らない人もいますので、投稿所の方へお願いします。
(;´Д`)＜瑞穂ちゃんや千早ちゃんを襲った○○が許せません！ お仕置きしてもいいですか？
(･∀･)＜構いませんが、必要以上の暴力・陵辱・強姦・輪姦・監禁・調教・SM・スカトロ・グロ・強制妊娠・
達磨プレイ・姦・人体改造・触手・食人等、読み手を限定してしまうような表現がある場合は、
投稿所の方へお願いします。
また、直接的な表現が無くても鬱な展開になった時は受け入れられない場合もあります。
(;´Д`)＜携帯だから投稿所使えないyo！使えるけど投稿所ヤダ！
(･∀･)＜仕方ないので事前に1レス使って傾向報告、あぼーんできるようにコテ、ケチつけられても
文句言うのはやめましょう。でも可能な限り投稿所利用してください。
(･∀･)＜おとぼくの雰囲気に合わないと思われる作品は投稿所へ、どうすればいいか分からないときは
皆に聞いてみて下さい。
処女はお姉さまに恋してる 第145話
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1307631549/
キャラメルBOX part41
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1298635501/
第１話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1108774069/
第２話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1110222716/
第３話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1110659167/
第４話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1111234071/
第５話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1111757700/
第６話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1112791250/
第７話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1115118638/
第８話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1117971026/
第９話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1143304515/
第10話 http://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament6/1156178671/
第11話 http://p2.chbox.jp/read.php?host=pie.bbspink.com&bbs=erog&key=1164204810&ls=all
第12話 http://p2.chbox.jp/read.php?host=pie.bbspink.com&bbs=erog&key=1171703000&ls=all
第13話 http://p2.chbox.jp/read.php?host=pie.bbspink.com&bbs=erog&key=1176527097&ls=all
第14話 http://p2.chbox.jp/read.php?host=pie.bbspink.com&bbs=erog&key=1185672661&ls=all
第15話 http://p2.chbox.jp/read.php?host=set.bbspink.com&bbs=erog&key=1197634344&ls=all
第16話 http://p2.chbox.jp/read.php?host=set.bbspink.com&bbs=erog&key=1207387243&ls=all
第17話 http://p2.chbox.jp/read.php?host=set.bbspink.com&bbs=erog&key=1221857171&ls=all
テンプレ、追加記載などありましたら補完宜しくお願いいたします。
投稿制限ってどうなってるの？
叩かれるの覚悟でまた書こうかなとか思ってるんだけど。
板の機能的な意味なら忍法帖に関してググッてみるといい
この板は2048バイト、32行制限ってことは分かっている
内容的な意味なら>>4-5
どっちの意味でも属性とか書いて外部ろだにでもアップして此処に報告っていう手段がある
特に忍法帖が足りてないときはこうするしかなくなる
Qooです。
いつかこっちに落とそうと思ってたんですが、気力が湧きません。 (;´Д⊂)
ということで、Pixivリンクだけ…。
ttp://www.pixiv.net/novel/show.php?id=325049
久々にエロスな感じのヤツです。
まきよらネタです。
こういうアップ方法は非常に楽なんですが…。
スレに落とすのも、それをスレで見るのも、風情の一つなんじゃないかと思うわけで。
ただ、規制が厳しいとなるとそれもなかなかままならず。
難しいところですね。
それでは、Qooでした。 m(_ _)m
おいふざけんなテメーこれから仕事なのにチンコ起っちゃっただろ
マジgj
いいなぁ、イチャイチャいいなぁ
登録するだけなら無料だし適当にアカウント作るのをおすすめする。
自分もSS見るためだけに垢とったしね。
SS書けよっていうのはなしだ。
SS掲示板のほうにうｐしてみましたお。
ttp://takayan.otbk.root-node.net/ss/bbs_view.cgi?thread=000022#article13
...Orz
ココってまだ需要あるのか？
供給があるかどうかは知らんが。
１．既にテキストファイルに一定量まとめてある
２．>>4-5のテンプレを読み、ここに投下しても大丈夫だと思った
３．忍法帖のレベルは足りている
以上を確認してください。その上で
１〜３の全てを満たしている
念の為にコテをつけた上で是非投下してください。
２と３のどちらか、あるいは両方が怪しい
投稿所やpixivなどを利用する、テキストファイルを斧などのうｐろだに上げるなどして、こちらにリンクを貼るとよいでしょう
そもそも１を満たしていない
ネタをまとめ切ってからもう一度お越しください
一応、pixivで言えば3ページ分ほど考えています。
ただ、自分の文章、表現力等気になるので、
試しに半ページ分ほどをここにうｐし、皆さんの評価をお聞かせ願えればと思っておりますが、
いかがでしょうか？
あくまでも自分個人の意見ですが
こちらは読ませてもらう身なので
貴殿の思うようになされるのがよろしいかと…
とりあえず、他人の評価はさておき
書き上げてみるのおすすめ。
>>YxHxmvro0I
だらだらテキストファイルにまとめずに時間をかけて書き込んだり、
重度のテンプレ違反とか普通の内容じゃない限り気にしないでいいとは思うが・・・。
ねぎマを参考にすればok
というネタで挑戦してみたが、
登場人物が多すぎて収集つかなくなった。
Thanks!
読むのが楽しみになってきたw
しかしあれからネタ思いついて、SS書ける人居るんだろうか？ｗ
と、エトワール読むたびにケイリで１つ書きたくなるが、
なにせ時間がとれない。
いま、otbk2だと小説何冊でてるんだっけ？
騎士の君のラブロマンス・雅楽乃のきもちだっけ？
確かまたアンソロが一冊出た気が
プレイ後すぐ位から考えてる瑞穂ちゃんと千早ちゃんの再開話なかなか書けね
全年齢向けSS集の方はまだ続刊予定
PSPにルートがあった薫子さんがエロありの方で、PC版にしかルートがないうたちゃんがエロ無しなのは謎だが
| ○ | r‐‐､
_,;ﾄ - ｲ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君！
（⌒` ⌒ヽ /,､,,ﾄ.-ｲ/,､ l
|ヽ ~~⌒γ ⌒ ） r'⌒ ｀!´ `⌒） よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが
│ ヽー―'^ー-' （ ⌒γ ⌒~~ / 「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
│ 〉 |│ |｀ー^ｰ― r' | 大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ。
│ /───| | |/ | l ﾄ､ | 王道が何故面白いか理解できない人間に面白い話は作れないぞ！
| irｰ-､ ｰ ,} | / i
| / ｀X´ ヽ / 入 |
もう寝るので貼るのはまた今度だけど。
このスレ以外、bbspinkは来ないからなかなか育たないってことか。
それでも発売時期考えたら、勢い有る方か？
忍法のシステム理解してないけど……
全部で25本くらいなので、今日は10本くらいを目処に。
-----------------------------------------------------------------------
『春のお茶会』
それは３月末、櫻花が咲き綻ぶ頃。
進級した陽向と優雨、そして進学した香織理と初音、
それぞれの手元にお茶会の招待状が１通届いたところから始まる。
その数日後。
駅で待ち合わせた４人は、同封されていた地図に従って
なんとか目的地まで辿り着こうと、歩みを進めていた。
「しかし、千早からの招待なのに、なんで『御門』邸なのかしらね？」
「御門というと‥まりやお姉さまのご実家でしょうか？」
「さぁ‥。さすがにわからないわね‥。」
「そういえば、薫子お姉さまは今日は不参加なんでしょうか？」
「それが、薫子ちゃんは別の用事があるとかないとかで、一緒には行けないって。」
「かおるこは後から参加するの？」
「どうかしらねぇ？」
などとたわいない会話をしながら辿り着いたのは、
一般市民レベルからいえば豪邸といっても過言ではない、
なかなか大層な洋館であった。
「うひゃー。すごいお屋敷ですねぇ。」
「すごい‥。」
「まさに豪邸って感じよねぇ」
と、３人が驚嘆している横で。
『はい。どちらさまでしょうか』
『あのー。私、妃宮千早さんからご招待いただいている
聖應女学院卒業生の皆瀬初音と申しますが‥』
『はい。承っております。今からお迎えに伺いますので少々お待ちいただけますか？』
『はい、わかりました。よろしくお願いします。』
淡々と話を進める初音であった。
数分後。
正門脇の通用口からひょっこり顔を出したのは、
メイド服に身を包んだ史である。
「えっ、史ちゃん！？」
「史お姉さま、なんでいらっしゃるんですか？」
「ふみ、こんにちは」「史ちゃん、お久しぶり〜」
「皆様、お待たせいたしました。さぁ、こちらへどうぞ。」
４人の驚きを華麗にスルーし、淡々と案内する史。
まぁ、千早からの招待なら史もいてもおかしくはあるまい‥と、
納得できるような、でもやはり釈然としないような‥。
もやもやとした消化しきれぬ思いを抱きながらも、
とりあえず、ついていくしかあるまいとあとに従う４人。
そうして、辿り着いた邸宅玄関。史が開けたドアの向こうには、
「おひさしぶりです」と、にっこり微笑みを携えた千早の姿があった。
***
一度別れを告げたお互い同士、なかなかに懐かしいというもの。
再会の挨拶を交わしながら、千早は皆をサロンまで案内する。
邸内のすごそうな調度品に漠然と感嘆しつつ、サロンについた一行を出迎えたのは、
なぜかせっせと座席のセッティングをしている薫子であった。
「薫子ちゃん！？」
「あ、みんな。ひさしぶりー」
なんでこんなところに！？系の質問は「まぁまぁ、その話は後ほど‥」と
千早に華麗にスルーされ、勧められるままに席に着く。
史が用意する紅茶の香りと、千早お手製と思われる茶菓子が用意されて。
「では、みなさん。本日は遠いところ、
わざわざご足労いただきまして、誠にありがとうございます。」
春のお茶会が始まった。
***
なかなかレアな気がするフェミニンなスカート姿の薫子と。
ブラウスは相変わらず豪奢ながらも、逆にパンツスタイルな千早。
本領発揮とばかりにメイド姿が板についている史。
円形に配置された６個の椅子と脇机。
初音の両脇に優雨と陽向。千早の両脇に薫子と香織理。
史は一歩下がったところで給仕に徹する模様。
そんな情景の中、サロンに千早の声が響きわたる。
「本日、この場を設けさせていただきましたのは、
１年間、本当にお世話になったみなさんへの感謝のお礼と。
大事な報告、そして謝罪をするためになります。」
感謝の気持ちは、まぁわかる。
報告というのも‥年明け以降の振る舞いやら、
薫子が甲斐甲斐しく準備を手伝っているあたりから想像もできなくない。
だが、謝罪とはなんだろう？
疑問符が飛び交う残り３人を尻目に、香織理はなんとなく趣旨を理解した模様。
そんな香織理に軽く微笑みを返しつつ、千早は口を開く。
「取り急ぎ‥‥。そうですね。
どうやらみなさん、いろいろ疑問もおありになるでしょうから。
一度、それを伺ってしまいましょうか。」
聞きたいことは山ほどある。
・なんで薫子お姉様は先にいたのか？
・ここは、まりやお姉様の実家なのか？
・なぜ、この場所、御門家での開催なのか？
・謝罪ってなに？
等々、（主に初音、陽向から）溢れんばかりの問いを笑顔で受け止める千早。
しばらくし一通り出尽くした頃合いを見計らって。
「今いただいた質問には追々回答するとしまして。」
「えっ。結局はおあずけなんですか？」
「焦らしプレイとはさすが千早ねぇ。」
「香織理さん。人を変な風にいわないでくださいな‥。
まぁ、いただいた質問は今日の本題に関わってくるのですけれど。
その前に、これだけは伝えさせてください。」
そういって、皆を見渡し。
「初音さん、陽向ちゃん、優雨。 薫子さん、香織理さん。
１年という短い期間でしたが、本当にいろいろお世話になりました。
皆さんと過ごしたこの１年、楽しく、充実し、そしていろいろ勉強になりました。」
深く深く頭を下げる。
「いやですよ。千早ちゃん。それは私たちの科白ですって。
千早ちゃんと薫子ちゃんにはエルダーの役目を押しつけちゃったようなものですし、
二人には１年間助けてもらいました。本当にありがとうございます。」
「そうですよ。千早お姉さまには試験勉強やら、日頃の活動やら
いろいろ相談に乗ってもらったじゃないですか。
お礼をいうのはこっちですってー」
「うん。ちはや。いろいろありがとう。（ぺこり）」
「ほんとよねー。
どう考えても、千早にこそお世話になってるっていってるのに、
どうしてもみんなにお礼いいたいって。強情なんだから。」
「薫子‥、あなたこそ頭を下げるべきでしょ‥。」
「あたしはいいのー。みんながくる前に頭下げまくったから。」
「かおるこ、どげざ？」
「優雨ちゃん、さすがにそれは勘弁して‥」
***
支援できないわけだわ
しばし経ったところで、ようやく本流に戻ってきた。
「あぁ、すいません。
いろいろ楽しい話についつい花が咲いてしまいましたが。」
「え？ あ、そうですね。もうちょっと思い出話したかったんですけど‥」
「ふふっ。初音さん。それはまた後ほどでも。
では本日の本題になりますが‥‥。」
そういって、隣の薫子に視線を移す千早。
こくりと頷く薫子にも微笑みを投げかけ、千早は口を開く。
「皆さんにはお伝えしていませんでしたが。
私と薫子さんは1月末頃から、正式にお付き合いさせていただいています。
皆さんには報告が遅れまして、大変申し訳ありません。（ぺこり）」
「えーと‥。うん、そんなわけで。黙っててごめんなさい！（ぺこり）」
「‥‥。」
「‥‥。」
二人して頭を下げたものの。
なんというか、特に反応もなく。
おそるおそる顔を上げた二人の視界には、
困惑と微笑みが混じったような、微妙な表情が並んでいた。
「え‥と、、初音さん？」
「あ、は、はいはい。
えーと。 こういう場合っておめでとうございます、でよいんでしょうか‥？」
「そ、そうですね。おめでとうございます！ 薫子お姉様、千早お姉様」
「初音、陽向ちゃん、あ、ありがと‥。」
「ちはや、かおるこ、おめでとう。」
「ありがとう、優雨。」
そんな感じで、そこはかとなく微妙な雰囲気が漂うサロン。
「うーん。 なんか、しゃきっとしないわねぇ‥。」
不満そうな香織理。
「香織理ちゃんは前から知ってたんですか？」
「そうね。少し前だけど、ちょっと気になったときに薫子問い詰めたから。
初音とか、もう少し驚くかとは思ってたんだけど‥」
「えぇと‥。千早ちゃんと薫子ちゃん、仲がいいとは思っていましたし、
そういう関係なのも、まぁ理解はできるんですが‥。なんかこう‥。ね、陽向ちゃん。」
「そうですねぇ。正直、カミングアウトな場は初めてだったりするので、
どうしていいのかわからないってのが正直なところです‥。」
戸惑う二人を前に。
「あぁ‥なるほど。
千早。あっちのほうを先に説明すべきだったわね。」
「あぁ‥。そうですね。
すいません。初音さん、陽向ちゃん。
説明の順番を間違えて、混乱させてしまったようです。」
「はい？」
「順番？」
多少の逡巡はあれども。
世話になった皆に真実を伝えたいがためのこのお茶会。
千早は覚悟を決めて、３人を見つめる。
「えぇ。先に。皆さんには謝罪をしなければいけませんでした。
１年間、私は皆さんを欺き続けてきました。
糾弾されてしかるべきと覚悟はしています。」
「えぇっと？ ごめんなさい、千早ちゃん。よく話が見えないんですけど？」
戸惑う初音に向ける真摯な眼差し。
「初音さん。陽向ちゃん。優雨。正直にいいます。
私、妃宮千早は。実は男です。」
「‥‥。」
「‥‥。」
どうにも伝わっていない模様。
そして、なんとも居心地の悪い沈黙がなかなか終わらない。
「あの‥？」
「ちょ、ちょっと待ってください。タイム！ 作戦タイム！」
「は、はぁ」
そして陽向と初音は意見交換を開始する。
（初音お姉さま、これどうすればいいと思います？）
（なんか真顔で冗談いわれると困っちゃいますよねぇ‥）
（エイプリルフールは昨日ですし、さすがにわかっててボケてるわけでもないでしょうし‥）
（うーん。たまに千早ちゃんもぼぉっとすることがありますし‥）
（ひそひそひそ）（ひそひそひそ）
「ねぇ、千早。
どう見ても伝わってなさそうなんだけど‥」
「いや、そういわれましても‥。」
-----------------------------------------------------------------------
今日はここまでー。キッチンタイマー、再設定し忘れまくってダメでした‥。
結構楽しめました。
まてつづきもかけ
ねれないじゃないか
ただＰＳＰ版プレイしてると初音の反応が
初音さんは個別以外では気付かなかったんだ、きっとそうだ
2月にバレンタインSSのために薫子ルートやり直してて思いついたネタなので。
本当はPSP版出る前に書き上がるはずだったのだがー（遅筆すぎる）
初音さんが気づいていなかった世界があってもいいじゃないか
早く私も投稿したいところですが、SSD使っている為かクッキーが・・・
∧＿∧ +
（0゜・∀・） 続きﾏﾀﾞｧ？
（0゜∪ ∪ +
と＿_)__) +
公式設定と差異があるっぽいって事実が、一晩明けてみたら
なかなかなプレッシャーになってて、とっても貼りづらい今日この頃。
いまさら書き直せないし、このままお蔵入りもアレだし、
覚悟きめて貼るしかないのはわかってはいるんですがねー。
今日はもう時間がないのでどっちにしろ無理だけど
次の機会までには覚悟を決めよう。そうしよう。。。
━━━━一
━━━━一
とりあえず、ポッキーでも食って落ち着け
粗とか矛盾が気になる性質でつい…
気になさったのならすいません
話自体は面白いし、続きも気になるので早急に是非続きを
おかげで落ち着いたわthx
ところでプリッツが食べたいんだが
-----------------------------------------------------------------------
しかたがないので一旦仕切り直し。
「かくかくしかじか」
「ははぁ‥、なるほど‥」
転入にまつわる家庭の事情に始まり、香織理や薫子にばれた経緯、
エルダーに選出されてしまった戸惑い等々、正直な心持ちを訥々と説明し。
「いかがでしょうか‥。ご納得いただけましたか？」
相変わらず微妙な表情の初音と陽向におそるおそる問いかける。
「えぇと‥。そうですね。あまり納得はできていませんが、
とりあえず千早ちゃんの主張は把握できたと思います。」
「なんとも荒唐無稽な話かとは思いますが、
千早お姉さまがおっしゃるのであれば‥。」
「優雨ちゃんは今の千早の話を聞いて、どう思った？」
「んー。あんまりよくわからない。」
一同納得にはほど遠い。
「千早ー。なんか駄目っぽくない？」
「そうねぇ。このままじゃ話進まないわよ‥」
「薫子さん、香織理さん、そういわれましても‥」
「しょうがないわね。千早。 脱ぎなさい。」
「えっ！」
「ちょっ！！」
「だってしょうがないじゃない。
このままじゃ初音も陽向も納得しないわよ。」
「えーとね、香織理ちゃん。
納得しないとかそういう話じゃないんですけど‥。
そもそも１年間一緒に暮らしてきたんですから、
千早ちゃんが男性じゃないことくらいはわかってますし。」
（うゎー、初音ったら断言しちゃったし。。）
（薫子さん。申し訳ないんですが、しばらく旅に出ていいでしょうか‥。）
（駄目よ、千早！ ほら、心を強く持ってっ！）
「えーとね、初音。そうじゃないからこそ、この場があるんだけど‥」
「だってだって、千早ちゃん、どう考えても女の子じゃないですか。
こんなに綺麗で可愛くて。言葉遣いも立ち振る舞いもちゃんとしてますし。
お肌の手入れの相談にも乗ってもらいましたし、パジャマもお姫様でしたし、
そもそも、あんなに女の子らしいお部屋で寝起きしてるんですよ？」
（うぅぅ‥。）
（千早、涙を堪えなさいっ！）
「そうですよー。香織理お姉さま。
お料理はうまいし、洗濯やアイロンがけや掃除を手際よく片付けて
仕事がないと史お姉さまを嘆かせている千早お姉さまですよ？
優雨ちゃんへの扱いも、こういったらアレかもしれませんが母性を感じさせますし、
休日の朝とか、お姉さまのエプロン姿の似合いすぎることといったら、もう。」
（orz）
（あー、こりゃだめかも‥）
（再起動まで時間かかりそうね‥）
「それに、夏のプールで千早お姉さまの見事な肢体を拝見させていただきましたし。
そもそも、水着にならなくても、普段着でもわかる見事なスタイル、ウェストのくびれ。
さすがにこれで男性とかおっしゃられましても‥。」
（あー。千歳さんの件か‥。困ったなぁ）
（そういえば、私もあのあたりは詳しくしらないんだけど‥）
（えっとー。うーん、どう説明すればいいのか‥）
そのとき、救いの一言が。
「ひなた。泳いでたのは、ちはやじゃなくて、ちとせ」
「へ？」
「そ、そうなのよ！ 優雨ちゃんよく知ってたわね。
プールはさすがに誤魔化せなかったから、双子のお姉さんに替え玉頼んだのよ！」
「は、はぁ‥。」
「ほら、初音も知ってるでしょ。
夏、プールの時だけ千早の様子が変だったことあったじゃない」
「あー、言われてみれば確かに、時々千早ちゃんがとっても可愛かった日がありましたねぇ。
なんかこう、いつもと違って心の底から純粋に微笑んでる感じのときですよね？」
（あははははは。いつもは不純ですか、そうですか‥。orz)
（いや‥その‥ねぇ？）
***
そんなこんなで、見えないダメージを食らいまくった千早が
再起動するまでそれなりの時間を経たあとで。
「さて。結局は証拠を見せないと納得してもらえない感じよね‥。
薫子。とりあえず千早を脱がせなさい。」
「ちょっ！香織理さん！」
「えぇ！？ なんで私が。」
「いいじゃないの。手慣れたもんでしょ？」
「べっ、別に手慣れてなんか‥。///」
「はいはい。ごちそうさま。 薫子が剥かないなら、私が剥くわよ？」
「だ、駄目っ！ 私がやるからっ！」
「いや、一人でできますから‥。上半身だけでいいですよね？」
大きくため息をつきつつも。
覚悟を決めた千早は、ゆっくりとブラウスを脱いでいく。
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