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涼宮ハルヒの百合 part3


1 :09/03/25 〜 最終レス :11/10/14
普通の恋愛には興味がありません。
この中で百合、レズ、バイセクシャルがいたらあたしの所に来なさい。以上!
前スレ
涼宮ハルヒの憂鬱で百合(dat落ち)
ttp://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1201158738
過去スレ
涼宮ハルヒの百合(dat落ち)
ttp://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1146828488
まとめwiki
ttp://www15.atwiki.jp/yuriharuhi/
いままでのあらすじ
・ふたなりは禁則事項です。

2 :
前スレが落ちていたので立て直しました。
テンプレをどうするかもやっていかないと。

3 :
>>1
乙!

4 :
乙カレー

5 :
ウィキ見たが長ハルの多さに驚いた

6 :
前スレで未収録であったSS2本を、まとめWikiに転載しました。
(自分の作品の方は、気になったところをちょっと修正)

7 :
乙!

8 :
こんだけ総受けが似合う主人公も珍しい。
長ハル最高!

9 :
保守。
リボルテックのみくるとfigmaのハルみく(チア)買ってきた。
今日もまた、ハルヒ総受けでいちゃつかせる仕事がはじまるお。

10 :
>>9
仕事なんかいっw

11 :
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱で
長門×朝倉(あちゃくら)に目覚めた

12 :
こて

13 :
二期はまだか

14 :
もうやっとるがな

15 :
いつの間にかまとめができててびっくり。
とりあえず自分の作品の修正をやってみた。

16 :
みくる攻めってどんな感じだろう。
誘い攻めとか黒みくるとかを思い浮かべるが。

17 :
みくる受けの方が珍しくない?

18 :
>16
半泣きで下克上プレイ、という構図が浮かんだ。
「涼宮さんがいけないんです〜わたしこんなになってるのに、
それ以上してくれないから…私からしちゃいます」

19 :
二期はまだ放送されていませんよ。今やっているのは一期の改です。

20 :
>>16
ヘタレ攻めだろう。
ハルヒは女王受けっぽいな。

21 :
投下するときは、トリップ要るかな?

22 :
荒れるから止めたほうがいいと思う

23 :
>>21
まあ別にトリップは付けなくていいんじゃね

24 :
「みくるちゃぁ〜ん! 今日はこんな服着てみない?」
 そう言いながら、涼宮さんが際どい衣装をわたしに着せようとした。
「ひ〜ん、やめてください〜」
 その余りの際どさに、わたしは抵抗した。
「あら、そう。じゃ、いいわ」
 ……へ?
 あれ、おかしいな。いつもなら、
「四の五の言わずに、さっさと着る!」
 とか何とか言われて、強制的に服を脱がされ着替えさせられるのに。
「みくるちゃ〜ん! 今日はこんな服着てみない?」
 そう言いながら、翌日、涼宮さんがまた際どい衣装をわたしに着せようとした。
「え、遠慮します〜」
 その余りの際どさに、やっぱりわたしは抵抗した。
「そう……じゃ、いいわ」
 ……あれ?
 その日もやっぱり涼宮さんは、あっさり引き下がった。
 そんなやり取りが一週間繰り返された。
「みくるちゃん…… 今日は、こんな服…… 着てみない……?」
 そう言いながら、涼宮さんが恐る恐る、際どい衣装をわたしに着せようとした。
「お断りします」
 わたしはきっぱりはっきり拒否した。
「そ、そう…… じゃあ…… いいわ……」
 涼宮さんは、未練たらたら、といった風情で引き下がった。
 …………
 おかしい。この一週間ずっと繰り広げられた光景だけど、何かがおかしい。
 初日は、いつもの軽い感じだった。わたしはいつもどおり断った。涼宮さんはあっさり引き下がった。
 翌日は、少し真面目な感じがした。わたしは少し真面目に断った。涼宮さんは少し残念そうに引き下がった。
 今日は、恐る恐るという感じだった。わたしはきっぱりと断った。涼宮さんは名残惜しそうに引き下がった。
 何というか、彼女の様子がいつもの調子じゃない。団員をグイグイ引っ張っていく、リーダーシップ溢れる団長じゃない。
しかも今日は、縋るような目付きというおまけ付きだった。
 ……そんな目で見られたら、何だか断ってるわたしが悪いみたいじゃないですか。
「あの……着てみましょうか?」
 ああ、言っちゃった。折角引き下がってくれてるのに。
「え……ほんと? ほんとに着てくれるの!?」
 『ぱあっ』という擬態語がぴったりな明るい表情で問い直された。笑顔が眩しい……
「この部室内だけでなら……」
 これがギリギリの妥協点。他人の視線がないのなら、こんな格好してみるのも良いかな、なんて、最近は思っているから。何だか、すっかり涼宮さんに染められちゃったな。
 喜色満面の涼宮さんから着方の指示を受けて、わたしは着替えることにした。
「あの、涼宮さん?」
「何?」
 物凄く視線を感じる。
「何でそんなに、じっと見詰めてるんですか?」
「え……あたし、そんなにじっと見てた?」
 穴が明くほどじっと見てました。
「あー、あはは…… いや、ほら、みくるちゃん、スタイル良いからさ」
 そんなものなんだろうか。
 何となく釈然としない思いで、取りあえず着替え終わった。
姿見がないので分からないけれど、相当すごい格好なんだろうな。
「やっぱり思ったとおり、みくるちゃんにはよく似合うわね! ん?」
 わたしの周りを一周してチェックしていた涼宮さんは、背中側に廻った時に、何かに気付いたようだった。
「あら、ジッパーが上がりきってないわよ」
「そこは、手が届かないんです」
「ならあたしが上げてあげるわよ。……あれ? 結構硬いわね……」
 涼宮さんは、わたしの背中の辺りで何やらカチャカチャやっている。
引っ掛かっているのか、ジッパーが上がらないらしい。

25 :
「おかしいわね……よっ、ほっ、はっ」
「あの、涼宮さん」
「よっ……ん? 何?」
「あの、手が……ずっと、その……お尻に当たってるんですけど……」
 当たっている、というよりは、掴んでいる、と言ったほうが正確かもしれない。
「ちょうど手を置くのに良い場所だからよ。んん、ジッパーが上がらない……
こら、みくるちゃん、暴れるんじゃないの! っとっと……」
 お尻のくすぐったさに思わず身をよじったら、はずみで涼宮さんの手が滑って服が脱がされ、わたしの胸が露になってしまった。
「きゃぁー」
 わたしは思わず声を上げて、胸を抱えてへたり込んだ。
「何よ、女同士なんだし、そんなに恥ずかしがることないじゃない」
 涼宮さんは、口をアヒルのように尖らせて言った。
「それは……」
 この際、言ってみるか? わたしは、何故かこの時、強気にそんなことを考えていた。
「涼宮さんの、視線が、いやらしいからですっ!」
 わたしの、かつてないほどの明確な指摘に、涼宮さんは目を丸くした後、一転、不敵な笑みを浮かべた。
「へえ……それは面白い意見ね。あたしの視線の、どこが、いつから、いやらしいって言うの?」
 何故か強気のわたしは、ここぞとばかりに指摘した。
「全部、最初から、です!」
 初めて出会った時。涼宮さんの目はわたしの胸に釘付けだった。
無理やり着替えさせられたのはしょっちゅうだった。胸を揉まれた事もあった。
その時の彼女の目は……好奇とそれ以外の何かが入り混じっていた。
「なるほど。それで? みくるちゃんは、どうしたいわけ?」
「どう、って言われても……」
 いやらしい目で見るのをやめてください。
 この一言が、どうしても言えなかった。
「みくるちゃんが言うように、あたしの視線がいやらしいとして。
みくるちゃんはそれをどうしたいの? 言ってみなさいよ」
 涼宮さんは不敵な笑顔で、わたしを試すように言ってきた。
わたしは、どうしたいのだろう?
「さあ、どうしたいのかな〜? んん? どうしたいの?」
 わたしは……わたしは……
「……でください」
「え? 何? 聞こえない」
 わたしは意を決して言った。
「意地悪しないでください!」
 わたしは声を張り上げていた。いけない。これはわたしのキャラクターではない。
だけど……取り繕うことができなかった。
「いつもいつもいつも! わたしに恥ずかしい格好させて!
どうせわたしのことは、便利な着せ替え人形としか思ってないんでしょう!?
涼宮さんなんか……」
 だめ。これ以上言ったら、関係が壊れてしまう。なのに、わたしの口は止まらない。このままじゃ禁則事項に……
「大っ嫌い!!」
 発言できてしまった!? そんなばかな! これが『禁則事項』じゃないなんて!!
 動揺したせいなのか、言えた事に気を良くしたのか。わたしはこれまで蓄積した思いをぶちまけていた。
「ビラ配りの時も、野球の時も! わたしはあんな格好で表に出たくなかった!
それなのに無理やり着替えさせて! あんな格好……」
「…………」
「涼宮さんだけにしか見せたくなかったのに!!」
「!?」
 ……あれ? ちょっと待って。わたしは何を口走っているんだろう!?
わたしはとんでもないことを発言してしまったことに気付き、慌てて口を押さえた。
でも、もう遅い。涼宮さんも固まってしまっている。
「あ、あの、えと、これは、その……あうあうあう!」
 早く発言を取り消さないと!
(今のは寝言というか、血迷ったというか……とにかくその! 忘れてください!!)
 ぱくぱくぱく。
 わたしは発言できなかった。……これが、『禁則事項』だというの!? ありえない!
「……みくるちゃんのこと、好きだから。 ……って答えじゃ、だめかな?」

26 :
 ……はい?
 涼宮さんが、何かとんでもないことを言い出した。
口元を手で押さえながら、わたしからは視線を逸らして。
「みくるちゃんが凄いことぶっちゃけたから、あたしもぶっちゃけるわ。だから、その前に……」
 涼宮さんは、少し頬を赤らめて、
「その胸、仕舞ってくれるかしら。目のやり場に困るから……さ」
 言われて気が付く。わたしは胸を隠すことも忘れて、とんでもないことを口走っていた!
「あわわわわわわ……」
 わたしは慌てて服を着直す。……背中のジッパーは上がってないけど。
「……恥ずかしいから一回しか言わないわよ。だからよく聞いてね」
 涼宮さんは、わたしが服を着直したことを確認すると、わたしの目を見つめて言った。
「あたしは、好きな人には可愛い格好をして欲しいと思ってる。
それで、周囲に見せびらかして自慢したいと思ってる」
 涼宮さんは真剣だった。
「でも、みくるちゃんはそういうのが嫌なんだったら、もうやめる」
 涼宮さんは目を伏せた。
「あたしの好きな娘はこんなに可愛い娘なんだって、自慢したかった。
好きだから、ついつい視線も向いてしまった。でも、それももう終わり。
みくるちゃんに嫌われるくらいなら、我慢する。残念だけど……」
 やっぱりおかしい。涼宮さんがしおらしい。こんなの、わたしの涼宮さんじゃない……
「今まで悪かったわね、嫌な思いさせて。でも、決して意地悪してたわけじゃないわ。
そこだけは分かって欲しいかな」
 涼宮さんは力なく笑った。
 ……だめだ。わたしは、こんな涼宮さんの顔は見たくない。
「……だけなら」
 こんなことを言ってしまうわたしは、どうかしているのかもしれない。
「涼宮さんにだけなら、どんな格好させられても、いいです」
 涼宮さんの目が光った、ように見えた。
「涼宮さんの前でだけなら、どんな格好でも、わたし、恥ずかしくありません!」
 涼宮さんは、わなわなと全身を震わせて、
「……よく言ったわ、みくるちゃん! その言葉に二言はないわね!?」
 今までの神妙な面持ちから一転して、太陽のように眩しい笑顔になった。
「やっぱりみくるちゃんなら、そう言ってくれると思ってたわ!
好きよ、みくるちゃん、大好き! 愛してる!!」
 そう言うと涼宮さんはわたしに抱き付いてきた。
 はめられた。
 これまでの一週間も、今日の神妙な面持ちも、全部、涼宮さんの演技。
わたしに『どんな格好でもする』と言わせるための演技。
「これからは、もっと過激な衣装にも挑戦するわよ〜!
ああ、どんなのを着せてあげようかしら!」
 でも、わたしは、そんなことはもうどうでも良かった。自分の気持ちに気付いてしまったから。
わたしは、抱き付いている涼宮さんの頭を抱き締めた。
「うわあ、みくるちゃんの胸、柔らかい……っぷ! ちょ、ちょっと、みくるちゃん! 苦しい……!」
 しっかりと抱き締めたものの、涼宮さんに凄い力で引き剥がされた。さすがに腕力では敵わないな。
「はあ、はあ……どうしちゃったのよ、一体……」
「わたし、言いましたよね? 涼宮さんの前でだけなら、どんな格好でも、恥ずかしくない、って」
「? みくるちゃん?」
 わたしは黙って服を脱いだ。涼宮さんの大きな目が、更に大きく見開かれる。
「どんな格好でも、というのは、つまり、そういうことなんです」
 わたしは下着を一気に引き下ろした。涼宮さんの顔が、見る間に真っ赤に染まった。
「ちょ、ちょちょちょちょ、ちょぉっと、みくるちゃん! ままま、まずはおちけつ!」
 落ち着くのはあなたの方です、涼宮さん。
 さすがにこんな事態は想定していなかったのか、思いっきり焦る涼宮さん。うふ、可愛いな。
「……わたし、自分の気持ちに気付いちゃいました」
 ずいっ、とわたし(全裸)が一歩前に出ると、じりっ、と涼宮さんが一歩下がる。
「わたし、涼宮さんのこと……」
 わたしが更に一歩踏み出すと、涼宮さんは後ずさって壁にぶつかり、そのままへたり込んだ。

27 :
「好きです。大好きです」
 わたしは涼宮さんの前に跪くと、最後の言葉を言った。
「……愛してます」
 そう言うと、わたしはへたり込んだ涼宮さんを抱き締めた。もう離さない。
「あああ、あの、あの、みくるちゃん! その、好きになってくれるのは嬉しいけど!」
 涼宮さんは、わたしを引き剥がすことも忘れて、上ずった声を上げた。
「ととと、取りあえず、服を着てくれないかな? かな?」
 動転して、呂律が怪しくなってる。ああ、本当に可愛いな。
「こういうのは、その、やっぱり良くないと、そう、思うわけなのであってね?」
「……それは、わたしも涼宮さんも女の子だから、ですか?」
 余りに根本的な質問に、再び涼宮さんは固まった。
「『愛してる』って言ってくれたのに。あの言葉は、嘘、だったんですか?」
「あああ、あれは、その、何ていうか、言葉の綾?」
「……やっぱり、嘘だったんだ……」
「ち、違う! そうじゃなくて!」
「…………」
 涙目になっている涼宮さんをたっぷり見つめた後、わたしは、
「な〜んちゃって☆」
 と、満面の笑顔を涼宮さんに向けた。
「……はへっ!?」
 案の定、呆気にとられた顔をしている。
「うふふ、どうでした? わたしの演技。かなり迫真の演技だったと思うんですけど」
「!? !? !?」
「でも、涼宮さんも、いきなり全裸で迫られると、やっぱり驚くんですね」
「あ、あー、あ? ああ。つまり、これは、ええと?
あたしは、みくるちゃんの演技にすっかり騙されたってこと??」
 わたしはウィンクを一つ。
「さっきの涼宮さん、とっても可愛かったですよ。うふふ」
 涼宮さんはまだ混乱しているようだったけど、何とか自分を納得させようとしていた。
「そ、そうよね。みくるちゃんが、いきなりそんな、ありえないわよね。うんうん、違いない……」
 あのまま迫ると涼宮さんが壊れてしまいかねなかったので、わたしは助け舟を出したのだ。
憔悴しきった涼宮さんは、ヨロヨロと机にしがみつきながら、やっとの思いで立ち上がった。
 わたしはメイド服に着替えながら、
「今度はどんな格好させてくれるんですか? 楽しみにしてますね☆」
「え、あ、ああ、任せなさい! みくるちゃんに似合うような、飛びっきり可愛いの着せてあげるから!」
 わたしは笑顔を湛えたまま、すっと低い声で、
「……涼宮さんの前でだけなら、どんな格好でもしますから」
 と、涼宮さんの耳元で囁いた。
 焦る必要はないんだ。これからいくらでも、二人きりになる機会が訪れる。
そうやって少しずつ距離を近付けていけばいいんだ。
そう考えると、今後どんな衣装が用意されるのだろうかと、少し楽しみになってきた。
彼女に捧げるための、ファッションショー。
それはそのまま、わたしが涼宮さんを誘惑する、目くるめく舞台となるんだ。
「ほんとうに、楽しみですね」
 再び床にへたり込んだ涼宮さんを後目に、わたしは水を汲みに出掛けた。
(了)

28 :
なんだかみくるが病んでるっぽくなってしまったかな。
取りあえず、情熱的なみくるだと解釈していただけたら幸い。

29 :
みくるエロ可愛いw
やっぱり受けにまわる団長は可愛いなー
GJ!

30 :
乙!すばらしいみくる攻めだ。

31 :
GJ
このスレで初のSS乙。
負けていられないので俺も今から長ハル書いてくる。

32 :
>31
待ってる

33 :
保守

34 :
ハルヒは恋愛ヘタレみたいだったら嬉しい。
いつもはイケイケなのに、長門にキスを迫られると
顔真っ赤にしてできない、みたいな

35 :
「・・・あなたは私に迫られて、心拍数が上がっている。何故?」
「あ、あたしがどきどきしているって?有希?」
「そう。何か、期待してる?」
そ、そんな。同性に迫られ、何か期待しているって・・・
あたしって、そっちの趣味はない!ないんだから・・・・
有希の顔が迫る。冷たい心の深遠から覗き見るような目があたしを固定する。
「ゆ、有希・・・・」
有希のひんやりとした手があたしの顎をつかむ。
手と目で掴まれたあたしは、有希の近づく唇を見るしかなかった。
「・・・・・・・・・」
「ん。うん・・・・・ん」
はあ、有希の唇て柔らかい。もっとキスをしたい・・・・有希をもっと知りたい!
「有希?」
有希はあたしを冷たい目で見つめていた。

36 :
関係無いんですが、朝ハルの短編書いてもいいですか?

37 :
先程はsageを忘れてしまい、誠に申し訳ありませんでした…
明日、出来るだけまとめて投下させていただきます。

38 :
>>37
おっけーおっけー待ってる

39 :
朝倉さんとハルヒは仲良くなってほしかったよね
そして百合百合してもらいたかったよね

40 :
しかしハルヒと仲良くなろうとする朝倉さんの服の裾を掴んで「駄目…」という長門もありだ…
で、そのあと「わたしと涼宮さん、一体どっちに嫉妬したのかしら?」と
朝倉さんにネチネチ問い詰められる長門という展開、ありだと思います

41 :
消失長門なら、ハルヒと朝倉に同時に迫られたら、
二人とも好きでどちらも選べない、なんてなりそうだな。
Wiki収録の自作の誤字・改行修正して、原作ネタバレ警告
入れてきた。

42 :
朝ハル短編まだかな…実はものすごく楽しみにしてるんだけど

43 :
ついに二期始まったみたいだね
自分の地域じゃ見れないけど
このスレのSSがどんどん増えていきますように

44 :
強気な女の子は受けが似合う
ハルヒ受け大好きだ
最近は朝倉受けに目覚めた
喜緑さんって腹黒いから 喜緑×朝倉最高
でもハルヒも(ry

45 :
ハルヒはエロヘタレって言う設定で見てるよ。
スキンシップは簡単にするけど、それ以上になると何も出来ない。
それで長門に押し倒されて(ry

46 :
ふたなりハルヒとSみくるのSSはありませんか?

47 :
昨日買ったfigmaウェイトレスみくるとメイド鶴屋さんを弄っているうちに、この二人がガチレズにしか見えなくなった俺ガイル
気がつけばまたイチャイチャさせてる…

48 :
ふたなり物プリーズ

49 :
>>44
腹黒喜緑×朝倉かぁ。
妄想できた、エロだけど。
書いてみようかな。

50 :
>47
いちゃつかせて撮影してうpしなさい。
団長命令よ。

51 :
>>50
したいのはやまやまですが、デジカメ壊れててムリです団長!
でもこれは言わせてくれ
鶴屋さんの洗脳(?)バージョンの手が指関節の曲がり具合といい開き具合といいみくるの乳とジャストフィットなんだ…orz

52 :
アニメで、ハルヒがみくるに無理矢理わらび餅を
食べさせようとするシーンだが…
どう見ても、好きな娘をどうしていいかわからなくていじめているようにしか
見えない俺オワタ
そして翌日無言でハルヒにわらび餅を差し出す長門、まで妄想した。

53 :
>>52
貴方は正しい
ハルヒは俺様系に見えて単にぶきっちょなだけだから

54 :
長門って男性的な面があるな。
ハルヒと相性良さそう。

55 :
でもふたなり化するんだったらハルヒが良いな

56 :
最近三角関係に目覚めた俺ガイル
ハルヒをめぐって水面下でさやあてをするみくると長門。
自分が攻め立場に立てるみくると、自分が受け立場になる
長門のどちらも選べない優柔不断なハルヒ。

57 :
保守

58 :
もういいや
この際、ハルヒ、みくる、長門の全員でもだれでもいいから
ふたなりSSくれ
うけせめも構わん
ただふたなりハルヒへの言葉攻めだけは入れといてくれ

59 :
>>58
いいかげんあきらめて、エロパロのふたスレ逝けw

60 :
エンドレスエイトを見てて思ったが、
8月31日に、二人っきりで過ごしてないからとみくるを呼び出すハルヒ。
二人っきりでデートを楽しんでいるときに長門が乱入というネタを思いついた。

61 :
いいね

62 :
孤島症候群で長門が王様ゲームで「大好き」って言うシーンは妄想しまくりで困る。
長門「大好き」
ハルヒ「ダメよ!もっと感情をこめて!」
長門「…大好き」
ハルヒ「えっ、ちょ、ゆ、有希!?なにす…」ドサッ
そのままベッドに倒れ込む二人
みんなあんぐり

63 :
あげ

64 :
>60
ハルヒはみくると長門のどちらも好きで
どちらか一人だけを選べなくて延々夏休みを繰り返す、
というのを妄想した。
これで一本書けそうだ。

65 :
キョン子が居ない・・・・だと・・・・

66 :
キョン子とかいらねーんだよ腐女子

67 :
性転換は荒れるから他所でやれ

68 :
つか、エロパロでキョン子スレあるから、そっちでよくね

69 :
以降、エンドレスエイトの微妙なネタバレを含むSSを投下します。
エンドレスエイトを未読もしくは未見の方jは、ご注意ください。

70 :
8月31日
みくるちゃんに電話をかけるか迷い、結局なにもせずに
一日が終わった。
天体観測の後、わざとらしいくらいにくっついて寝たふりを
するのが精一杯。
あのとき、みくるちゃんも寝たふりをしていたんじゃないかと
思う。いつのまにかみくるちゃんの手が私の手の上にあったし。
時間が戻せるなら、あの日に戻って確かめたい。
8月31日
この二週間、プールサイドでじっと私を見ていた
有希の視線が気になっていた。
気が付くと、じっと見られていた気がする。
それなのに、盆踊りの時は全然私の方を見てくれなかった。
一体私は何を不満に思っているのだろう。
確かめようと思いつつ、口実が思いつかなかった。
有希とは明日部室で会うだろうけど、今更どういうことか
聞くのも変だし…

71 :
8月31日
夏休み最後の日。思い切ってみくるちゃんを呼び出した。
でも、何を話すか全然考えてなかった。
駅前で待ち合わせて、歩いて、喫茶店で向かい合って座って。
みくるちゃん、「あの」とか「その」とかしか言わないのに、
私はそんなみくるちゃんを、ただ見ていた。
ただ見ていたかったから。
私は、そうしている間、「あの」とも「その」とも言えなかった。
こうやって日記を書いている今更ながら、私と並んで歩いていた
みくるちゃんの、私の側の手がずっと空いていたことに気が付いた。
8月31日
ずっと有希のことが気になっていた。
嫌われている様子はないのに、ここ二週間ばかり、目を合わせてくれない。
ただそれが気になっていた。
疑問をはらすために、有希のマンションに行った。
マンションの部屋の入り口で、制服姿の有希と向き合う。
疑問を本人にぶつけた。
有希に抱きつかれた。
目を合わせると、こうしてしまうから。そう言われた。
いまこうして家にいるのに、どうやって帰ってきたか思い出せない。
まだ胸が痛い。明日、部室で有希と会うのが怖い。

72 :
8月31日
みくるちゃんと有希から、ほぼ同時刻に携帯にメールが来た。
みくるちゃんからは、ふたりだけでおはなしがしたいです、
有希からは、本文に、あなたに会いたい、とだけ。
私は…こうやって日記を書くような時間になっても返事も出せずに、
日記を書くことで、二人の気持ちから逃避している。
みくるちゃんのことも、有希のことも好きだ。
情けないことに選んだりできない。
私ははじめて、明日という日がこなければいいと思った。
明日学校で、二人の前でどんな顔をすればいいか、わからない。
8月31日
この夏休みで、みくるちゃんと有希を同じだけ好きになっていた。
こういうことに関して、私は本当に優柔不断だ。
そして、二人から寄せられる好意の重さも感じる。
気づいていない時に戻れれば、そんな甘いことを考えてしまう。
戻りたい。
そうすれば、きっと、友達として接することができるから。

73 :
>64に自分で書いたネタで実際に書いてみました。
ハルヒの8月31日の日記、という思いっきり変化球です。

74 :
>>73
良いですね〜萌ですよ〜
ハルヒの日記として一人称で進んでいく展開にワクワクしましたよ
ところで何回目の8/31にフタナリセックスするんでしょうか?
是非、拝見したいですね〜

75 :
>>74
フタナリ厨はね
>>73
エンドレスエイトはネタ的においしいシチュエーションだなぁ…GJ
うっかり有希やみくるちゃん、鶴屋さんやキョンの妹と関係を持ってしまった世界とか
あってもいいと思うんだ

76 :
>>75
>>64に触発されて有希以外と関係を持ちまくる話書こうと思ったけど挫折した。
文才ある人はいいな。

77 :
消失アニメ化にあたって原作読み返したんだけど
朝倉の行動で朝倉→長門に定着してる面があるよね
でも長門が作った世界に朝倉がいるってことは
長門は朝倉復活を願ったってことじゃん?
どっちかってゆーと
長門→朝倉な気がするんだよな俺は

78 :
長門は朝倉の気持ちを知ってて利用しただけじゃないの?

79 :
久しぶりに来たがもう3スレ目に突入していたんだな
エンドレスエイトで自転車の狭い荷台に二人乗りする長ハルに萌えて来てしまったぜ

80 :
今日放送のエンドレスエイトの長門は、
ハルヒがみくるばっかりかまうものだから
自分の焼餅を自分で理解できずに静かにキれている、
というように見えてならない。

81 :
※長門×みくる、エンドレスエイトのネタバレ注意
八月の二週間を延々と繰り返し無限ループの次元に放り込まれたという衝撃の事実を知ってから後も、
すぐ打開策が出るわけもなく、ハルヒの意志を尊重して今夜も天体観測という活動に参加するしかな
かった。もっとも、長門だけはハルヒの監視役という任務を組織に忠義をつくす軍人のごとく遂行し
ていた。
みくるは「望遠鏡」という古典的な言葉に魅了されつつ、しばしその鏡筒から月を眺める。
「個人が趣味で使うシンプルな構造な天体望遠鏡ですよ。現代の観測技術では遠くの物体の電磁波を
捕らえる方法が取られています」
アマチュア望遠鏡に興味津々であったみくるに古泉が付け加えた。
…私の時代ではどんなだったろう?昨夜、未来との交信を何度も試みたが無駄に終わったことが思い
出され、また少し沈んだ気持ちになった。その表情を読んだ古泉が「すみません」と苦笑する。
「UFOと交信できる人っていたじゃない?手をつないで念じるの、あれってマネ出来ないかしら」
「やめろ、頼むから」
そんなハルヒとキョンのやり取りを聞きつつ、みくるは少し距離の置いたところで腰を下ろした。視
線をどこか遠くに向けていた長門が、座り込んだ自分に目を向けたが気疲れを起こしている今はあま
り気にならないことだった。
「朝比奈さん、起きてください」というキョンの声で目が覚める。そこにあった望遠鏡は片付けられ
変わりに重そうなケースと三脚をもった古泉がいた。少し眠ったおかげか頭はすっきりしていた。
「今夜はお開きにしましょう」
「じゃ明日は…。そうねぇ、信憑性の高い心霊スポットをネットで検索して夕方から探索に行くわ!」
明日の志向を高らかに宣言するハルヒを囲み、ぞろぞろと一階に降りるエレベータに乗り込んだ。
そのあいだハルヒの会話が途切れることはない。玄関に出ようとするところ、一番後ろを歩いていた
長門は不意にみくるを呼び止めるように右腕を静かにつかんだ。
「これ…」
小さく折りたたまれた紙だった。
「あとで読んで」
そろそろと手を出すとその上に紙が置かれた。
明るいランプ色の玄関から長門が無言でメンバーを見送る中で解散となった。しばらく四人で帰路に
着き、みくるは他のメンバーと別れるとさっき長門から手渡された紙を広げる。
____今夜、自室にて待つ。
みくるは他の三人に見つからないように長門のマンションへ引き返す道をたどった。正直一人で長門
に会うのは心もとないことだったが、メモでこっそり渡すぐらいであるから内密にして欲しいのだろう。

82 :
玄関に備え付けられた共同のインターホンの前に立つ。部屋番号、そして呼出を押す。オートロック
が解除される。エレベータで昇ると、目的の部屋へ足を進めた。長門と書かれた表札に目をやり、ド
アをノックする。その場で待っていたかのようにすんなりドアが開かれた。
「あ、あの」
「入って」
長門はドアを閉めるとリビングへ進む。みくるは靴を脱ぐのに手間取り、長門の背中を見ながらおず
おずと後に続いた。
「長門さん、私に何か…」
「涼宮ハルヒが作り出した長い時間のこと」
長門は相変わらず直立で、みくるに背を向けていたが構わず話を続けた。
「時間の流れは定日時から再び戻され、類似した別の時を刻む。ゆえに以降の未来が来ない状態に陥
っている」
「あ、はい。そうです」
「私はあなたと接触する機会を涼宮ハルヒに関連した事項でなければ持つことができない」
「それは、……私もそうだと思います」
「でも今のあなたには元の未来が存在しない。私は朝比奈みくるという一個人に関心を持っている。
未来を失った朝比奈みくるはこの世界で孤立している。あなたの元の時代の何者とも接点を持たない
のならば、現在所持している目的から反れた行動を起こしても誰からも咎められることはない。私は
今のこの状況下であなたと接触をすることが可能と考えている」
長門はそこまで言うと振り向いた。黒い瞳をみくるへと向ける。
「…わ、私の世界の情報が欲しいのですか?」
「違う、あなたは勘違いしている。前もこの部屋で私はあなたに同じ事を言った。しかし、あなたは
私を拒絶した」
「前回もですか…?だって、今の話はそのように聞こえます」
「交渉を要請しているが情報が目的ではない……私の伝え方が悪い…」
みくるは長門の言葉を待った。前の世界で長門さんは私への説得が失敗している…ならば今回はどう
すればいいか悩んでいるように思えた。長く重い沈黙のあと、長門が口を開いた。
「私はあなたに関心をもっている………それは、私はあなたが好きだということ」
「……」
好きというのは好意?長門の思わぬ告白。みくるは「信じられない」という顔をした。
「そ、そんな…、私は」
戸惑うみくるの手に触れ、軽く握る。アンドロイドとは思えない人肌の感触と温もりが伝わった。
「あなたを愛している。……これら以外に該当する言葉がない」
長門の目が伏せられた。手は握られたままだ。みくるはそんな長門の仕草に、情報統合思念体という
ものではなく自分の発言した言葉に恥じらいを感じ、次にどうしたらいいか分からないという一人の
少女のように感じた。

83 :
清楚な顔をした小柄な少女。今このときはタイムトラベラー、ヒューマノイドというSF的な肩書きは
他所へ追いやり、自分はこの時代の女子生徒、長門さんは真面目で読書好きな下級生…、そんな設定
でもいいと思う。
「これは私の一方的な願い。私はあなたに強要しない…あなたの意思に委ねるものである」
握られた手から、長門の指がわずかにピクリと動いたことが分かった。(緊張しているのかな?)と
考えたみくるは、ふふふっと笑い出す。長門はその声に顔を上げた。
「ごめんなさい。でも『何々である』…とか、ロボットみたいです」
みくるは握られた手を握り返した。
「では、あなた次第、好きにしていい…」
「好きにしていい、なんて言ったら私は長門さんに何をしてもいいことになりますよ?」
「……」
「あの、抱きしめてもいいですか?」
「…いい」
みくるは長門の肩口へ腕を伸ばすと、両手で自分の身体に引き寄せる。長門は顔にみくるの胸の感触
と背中に回された両腕を感じた。長門はそろそろと両腕をみくるの背中に腕を回す。しばらくすると、
どちらかともなく床に座り込み、お互いの身体が離れた。
みくるは長門に唇を塞がれる。みくるは少し乾いた唇の感触を感じつつ、彼女に押し倒されるように
して背中が床に付いた。互いの吐息が感じられるほどの近い距離。
「たぶん数日後にはまた二週間前に戻り、このことは私の記憶から無かったことになります」
「…」
「長門さんの中に私の記憶を残して」
「そう」
「それってズルイ気がします」
「あなたにとっては、その方がいい」
長門さんが私の鎖骨に口付けた。スカートのホックが手際よく外される。
(それじゃ、長門さんの告白は無駄に終わってしまう…)
衣擦れの音が響く部屋の中で、みくるは思う。それなら、長門さんの脳裏から私を忘れることができ
ないように今この時を二人で過ごす。それがこのような行為であっても。それに…あと数日残ってい
る。もしかしたら私の記憶にも残るかもしれない、長門有希という少女らしい一面を見せたヒューマ
ノイドを。何より今回でこのループが終わるならば、私は彼女を忘れることはない。
その時、私の未来はどう変えられるだろう。
長門さんは私の首筋へ舌を這わせる。私は短い吐息とともに彼女の頭部を掻き抱いた。
end

84 :
読んで書いた後、いざこのスレへ来たらエンドレスエイトの話が続いてしまった
そして長門、みくるの話はほとんど出てない…需要がなかったらごめんよ

85 :
>>84
乙!
長みくもいいな(*´∀`)
エンドレスエイトはおいしいがそのぶん切ない・・・
ところで夏祭りでみくるが貰った金魚に
「ハルヒ」と名前を付けているという電波を受信した
文才ないから書けないがorz

86 :
>84
GJ
お前のせいで長みくにも目覚めてしまったじゃないか。
>85
なんて妄想をしやがる。
みくるが金魚のハルヒと会話中にハルヒが来て…という
ところまで妄想した。

87 :
>>84
良いですね〜萌えですよ〜
長門の誘い受けな所も見事ですね〜
高ポイントですよ
ところで、スカートのホックを外すとふたなりだったという
続きを書いてみる気はありませんか?
是非読みたいですね〜

88 :
>>84
gj!!長みく本命の全私が萌えた!!!
両極端な長門の告白萌えるなー
長門にだけ記憶残るってのが切ないが
ループ中でもループ解決後でも何度でも告白すればいいんだぜ
良ssあげてくれてありがとう

89 :
>>85>>86>>87>>88
ありがトン!このスレの住人はやさしいな。長みくハァハァの同志がいて嬉しい
ふた(禁則事項です)気持ちは分かるがここでは書けんw

90 :
>>89
そんなこと言わずにお願いしますよ〜
せがれに美味しいもの与えてやりたいんですよ〜

91 :
最近ハルヒの陰謀まで読んだ。
鶴屋山へ宝探しとか、長門&みくるを従えハーレム状態のハルヒは何なんだ?!
けしからん!もっとやってください

92 :
ふたなりplz

93 :
ふたなりage

94 :
※ハルヒ+みくる+長門
涼宮ハルヒSOS団、兼文芸部部室。会社の社長席のように配置された団長席であぐらを掻いて
いたハルヒはうなっていた。右手にはシャーペン、その下には紙が敷かれている。紙に書く
のは今後の活動予定表みたいなもの。何を書くべきか思考をめぐらせ、トントントンとペン
先でしきりに紙をつついていた。
「団長は活動内容とか資金繰りとか具体的な方針とか、考えることが多いのよ!」
一体、誰に話しかけているのか…おそらくは自分自身。それに対して返事をする者はいない。
部屋の隅にはいつものように本の活字を目で追う長門。それと、今からメイド服に着替えよう
とハンガーラックに手を掛けるみくるがいた。
「こういう時は近くの問題から片付けましょ。今週の土日の活動について」
ハルヒはシャーペンを叩くようにパチンと置いた。
「ねぇ二人とも何したい?!」
さっきまでのはハルヒの壮大な独り言。で、今度は意見を求めている。
「え?…え、えーと」
「有希は?」
「…ない」
それを聞いてジトッとした目つきになるハルヒ。腕組みをして背もたれにもたれかかった。
「す、涼宮さん、そう焦っても出てきませんよ。とりあえずお茶でも淹れますね」
みくるはメイド衣装を引き出すと、着替えを急ぐためにセーラー服を脱いだ。
「あー、それ!」と、突然ハルヒはみくるを指差す。
「へ?」
「それそれ、その下着!新しいの買ったの?」
両方合わせてVの字にフリルの付いたブラジャー。確かに最近買ったもので、学校にしてくる
のは始めてかもしれない…。と、いうか何故ハルヒがそんなことまでチェックしているのか。
「可愛い、可愛いわ!よく見せてっ」
いかにも良いもの見つけた!というように、笑顔を浮かべてみくるに歩み寄るハルヒ。一方
みくるはおずおずと後退しながら嫌な予感を感じていた。
「うんうん、よく似合ってる。バストラインが綺麗だから下着も映えるわね」
しばらく鑑賞するように眺めると、ハルヒは両手で双の胸をすっぽり手のひらに収めた。
「ひゃぁあ!涼宮さんっ」
「だって、近くで見ると触りたくなるのよ。それより、この重量感とやわらかい感触!素晴ら
しいわ」
揉むように胸をフニフニと上下させるハルヒ。実に楽しそうにしている。
「有希ー!今日は特別サービス!有希にも触らせてあげるっ」
ハルヒはするりと背後に回り、みくるの腰に腕をまわして後ろからガッシリと抱き締める。
もはや逃げられない。長門は本から顔を上げてこちらを見ている。
「ひっ、やっ、長門さんまでっ!なんでですかぁー」
「暴れても無駄よ、みくるちゃん観念しなさい。ほらほら有希!早く!」
長門は机に本を置き、静かに歩み寄った。押さえつけられた涙目のみくるを見てから、笑顔の
ハルヒの顔を見る。「はい、いいわよっ」とハルヒの声。長門は片手を出すとゆっくり指でみ
くるの胸を撫でてゆく。その動きは胸の頂のところで止まった。「…ひっ」と短い悲鳴をあげ
るみくる。
「…なんか、あたしより有希のほうがエロティックね。意外な才能というか」
ハルヒは満足したのか、みくるをパッと離した。みくるはへなへなと座り込む。
颯爽と団長席に戻ったハルヒはシャーペンを握り、再び予定事項を書く紙に向かった。カリカ
リとペンを走らせる音が響く。
「喜びなさい!次のみくるちゃん主演の新作映画の趣向が決まったわ」
長門とみくるは同時にハルヒのほうへ顔を向けた。
「百合よ、百合!ガールズラブ。普通の恋愛モノじゃつまらないわ。みくるちゃんと有希でな
ら大丈夫よねっ。早速あたしは脚本に取り掛かるわ!」
一度走り出したら止まらないハルヒ団長は、どこまでも突き進む。パソコンからワープロソフ
トを起動させると、忙しくキーをたたき始めた。
と、いう妄想。次のSS師待ち。

95 :
キョン「大丈夫ですか?」
みくる「うふふふふ。涼宮さんは、私が、他の、女の子、と絡んでも、平気だったんですね。うふふふ。
    涼宮さんだから、今まで、許してきたんですよ。 それなら 私にも考えがありますよ。未来人をなめないでくださいね」
キョン、長門「…。」

96 :
>>94
素晴らしいな

97 :
>94
GJ
すまん、流れ読まずに長ハルで書いていた。
以降、またエンドレスエイトの微妙なネタバレを含みます。
原作・アニメ未見の方はご注意ください。

98 :
夏休みの残りも一週間を切った日、ようやく肝試しをすることができた。
流石の古泉君も、「幽霊は出ても関係のない人間は出ない」墓地を見つけて、
なんと使用許可まで取ってくるのに一週間以上かかったからだ。
二人一組で廻らないと危険ですよ、という古泉君の意見も入れて、鶴屋さんも
呼んでいた。そして、三組に分かれて、昼間のうちに置いておいたぬいぐるみを
持って帰る、という肝試しがはじまったわけだ。
厳正にして公正なくじ引きの結果、鶴屋さんとみくるちゃん、古泉君とキョン、
そして、私と有希という組み合わせに分かれ、時間をずらして墓地の奥を
目指しているわけだ。
夜の墓地で明かりとなるのは、有希の手の燭台、そして、空の月と星だけだった。
周囲の、ロウソクの光の届かない範囲は、全て暗く黒い物陰になっている。
企画しておいて言うのも何だが、思ったよりも気味が悪い。
「有希、怖かったらじがみついていいわよ」
「大丈夫」
私は、有希の腕にしっかりとしがみついて言った。
有希も、少しは怖がってしがみついてくれるかなと思ったら、全然そんなことがなかった。
仕方ないから、私は自分から有希にくっついていた。
その状態で、墓石の間を歩く。
「有希」
名前をよびながら、少し胸を押しつけてみる。今日は、ミニのサロペットスカートで、カジュアルだけど
胸を強調するようにしてみた。足元は新しいサンダルで、足を出している。
もちろん、有希に見せるためだ…けど、こうやっておしつけているのに、淡々と返されることすらないと、
あまり面白くない。
気分を出すために、明かりは懐中電灯でなく燭台にしたのだけど、こうやってくっついても、
その状態で有希の耳元で、「あのへんから何か出てきそうね」と言ってみても、ロウソクの炎がゆらぐ
ことすらなかった。

99 :
彼女の歩くリズムが、すこしずつ崩れてきていた。
最初はわたしの腕に胸を押しつけたりして、それなりに余裕があった様子が、今では
歩いているのがやっとのようだ。
今日はいているサンダルははじめて見るものなので、おそらく「靴擦れ」だろう。
これまで1万5千回以上、朝比奈みくるばかりかまってきたからだ、わたしは、因果関係も
なにもないのに、そんなこじつけをしていた。
慣用句で、罰が当たった、というものだろう。
「……っ」
彼女が、おそらく痛みからの声を押しした。それで、わたしは気が付いたふりをする。
歩くリズムを計って知っていた、と言うわけにはいかないからだ。
「靴擦れ?」
「大丈夫よ、早く行かないと」
言葉と裏腹に、彼女の眉間に皺がよっていた。
「あまり大丈夫そうでない。見せて」
立ち止まって、彼女の足の具合を確認しようとした。
「有希、大丈夫よ」
左足を引きずるようにして、それでもわたしを引っ張っていこうとする。
「大丈夫ではない」
わたしは、邪魔になるロウソクの炎を吹き消すと、燭台を、墓地の区画を仕切るブロック塀の
上に置いた(墓石の上の方が手頃だったが、さすがにそれは憚られた)
わたしは完全な暗闇でも問題ないし、この程度月明かりがあれば、彼女の目でも周囲は見えるはずだ。
そして、乱暴にならないように気をつけて彼女の腕をほどくと、誰何の時間を与えないうちに、
片手は彼女の脇に差し入れ、もう片手は膝の裏に入れる。
そのまま一気に持ち上げた。「お姫様だっこ」と俗に言われる持ち上げ方だ。
体重は彼女の方がすこし重い。抱き上げた状態で安定するように、わたしは体の密度を
少し上げて、自分の体重を彼女よりわずかに重くした。
「足がどうなっているか見せないと、このまま出発点まで連れて行く」
彼女の体温が少し上がった。
「ちょっと、有希、それは恥ずかしいからすぐに下ろしなさい」
彼女は手足をばたばた動かす。でも、それぐらいではわたしは動じない。

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