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2012年2月SM214: 総合職女性を調教する。PART3あたり。 (870) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

【新宿】 コルドンブルー 【Cordon Blue】 (241)
SM(笑) (674)
女が女を倒す   パート1 (838)
◆池袋北口◆無我◆むが◆ (252)
「チューブ連結スカトロ 」映像を求めて…パート6 (333)
痕が残るお仕置きNo1は? (790)
ネオアリス 日本橋 (770)
■■■糞まみれ・・・目黒ラビリンス(笑)■■■ (403)

総合職女性を調教する。PART3あたり。


1 :11/02/18 〜 最終レス :12/02/05
いつの間にか落ちていたようです。
書き込みお願いします。

2 :
誰か作家さんがくるまでは、ageてみるか

3 :
誰か、プライド高そうな女子アナを責める小説を書いとくれ!

4 :
 
 有能な美人キャリアウーマンが、理不尽な理由で、屈辱的な大降格処分を受けます。
 新入社員よりも下の身分に転落し、新入社員にさえあごでこき使われ、部下として仕えなければならない身分に貶められます。
 さらに、彼女たちを待っているのは屈辱的な懲罰勤務です。
 生き恥を晒す屈辱的な懲罰勤務の毎日、悔し涙を必に堪えながら懲罰業務に励む元美人キャリアウーマンたち!
 彼女たちを優しい(?)眼で見守りながらこれ以上ない辱めを与えて楽しみましょう。

5 :

【平成X3年】
 私は前野敦子(モデル:前田敦子)と申します。
 去年高校を卒業し、業界でも一流のアパレル商社S物産に勤めるようになって、現在OL二年生です。
 先日7月10日に20歳になったばかりです。
 私が勤務するS物産本社の営業第一部というところは、女性向けのスポーツウエアを中心に取り扱っているせいもあって女性ばかりの部署です。
 部長以下管理職もスタッフも全員女性、まさに女の園です。それだけでも何だか謎めいているでしょう。
 さらに、その中でも私の所属する第八課は一番謎めいた部署です。表向き営業第一部は第七課までしかないことになっています。第八課は直接外部のひとには接触のない部署だからです。
 ただ謎めいているだけではありません。第八課は、社内の女性社員、特に総合職のキァリアの女性たちからは、通称「キャリアウーマン収容所」とか「キャリアウーマン調教所」とか呼ばれて、とても恐れられています。
 「キャリアウーマン収容所」という言葉から少し想像がつかれたと思いますが、第八課は、主にキャリアのある総合職の女子社員が降格されて再教育を受けるために作られた部署なのです。
 その再教育というのが、また、とても屈辱的な懲罰勤務です。もちろん、屈辱的な懲罰勤務は、屈辱的な降格人事の一環です。
 だから、「収容所」に入れられる女性社員は、高校を出たばかりの新卒社員よりもさらに下の職位に落とされます。
 一般的に、キャリアや職位の高いひとほど降格の度合が大きく、懲罰勤務の内容も屈辱的な度合が高くなる傾向にあります。
 特に総合職のキァリアの女性たちから恐れられている、というのはそういうわけです。
 
 えっ? 私ですか? 私はまったくのノンキャリアです。降格されてここに来たわけではありません。ここで、単に事務を執っているだけです。
 事務をしながら、一応「訓練生」(降格されて第八課で再教育を受ける女性社員をこう呼びますが、もっと露骨に「囚人」とか「奴隷」とか呼ぶひともいます)たちの「教育係」もしています。
 さしずめ私は「収容所」の下っ端の「看守」のひとりといったところです。

6 :

【平成X3年】
 私の名は北島景子(モデル:北川景子)、有名私立大学を卒業してS物産に勤めて三年目になります。
 でも、このわずか2年3ヶ月ほどの間に、私は総合職の女性社員として天国と地獄を味わいました。
 いえ、地獄の方はまだ始まったばかりだというべきで、私は今年の4月に営業第一部第八課に配属されたばかりだからです。
 ええ、実は私、さっき前野敦子さんが説明したように、「キャリアウーマン収容所」の囚人のひとりなのです。
 私の場合キャリアというほどの経歴でもないのですが、降格人事と懲罰勤務を受けていることだけは事実です。
 午前8時すぎ、「制服」に着替え終わった私の日課は、まず「教育係」である前野敦子さんに挨拶をすることから始まります。
「前野先輩、お早うございます」
 もちろん、入社年度では私の方が一年早く、年齢でも高卒の前野さんよりは私の方が五つも年上です。
 しかし、第八課の「訓練生」は「教育係」のことを例え年下であっても「先輩」と呼ぶ決まりになっています。
 社内の階級では、「教育係」は「訓練生」よりもはるかに上だからです。つまり、前野さんは以前は私の可愛い後輩社員だったのですが、今では私の「上司」だからです。
「お早うございます、北島さん」
 前野さんは他の教育係とは違って訓練生に対して言葉も態度も丁寧です。
「あら、今日は白のハイレグブルマなんですね。でも、よく似合ってますよ、北島さん色白だから」
 そうなんです。私たち「訓練生」が、勤務中に「制服」として着用を義務づけられているのは、陸上競技などで使うハイレグブルマの上下なのです。
 「訓練生」には、総合職の特権である私服、スーツ姿が一切認められません。
 懲罰勤務の第一歩として、まず制服代わりに自社の取扱商品の着用が命じられます。懲罰ですから、当然露出度が高い商品、着用する私たちの羞恥度が高くなる商品が選ばれるのは必定です。
 というわけで、私たちは毎日ハイレグブルマを穿いて営業活動をさせられているのです。

7 :
 私は銀行に勤める29歳の長沢由美子です。国立K大学を卒業し地元の地方銀行へ、総合職として就職しました。
 最初の5年ほどは本部、本店勤務が多く支店へは研修のような形で仕事をしていました。5年ほどして、私はある営業支店へ支店長代理として赴任しました。
 営業支店と言っても、支店長と支店長代理2名、一般行員12名の支店でした。しかし、私の支店長代理就任は同期の中でも最初で異例と言われました。
 赴任して2ヶ月ほどした7月に私の机の引き出しに写真が入っていました。その写真は銀行のトイレで盗撮された私の写真でした。この事件を大きくしたくない私は、この事は誰にも黙っていました。
 しばらく、すると更衣室での下着姿の、私の写真が入っていました。私は総合職なので着替える事は無いのですが、夜の取引先との会合に行く時は着替えていました。
 写真の裏には、
「もっと面白い物があるから、喫茶××に午後10時に」
と、ありました。
 事件を大きくしない為に私は、一人で喫茶××に行きました。

8 :
 喫茶××は支店から駅で2つ目の市の中心街にありました。喫茶××に入ると、私は一人の知った顔を見つけました。窓口担当の青木瑞樹でした。
 青木瑞樹は短大卒の3年目23歳です。流行の化粧をして窓口でも目立つ存在です。
 青木は一人でいました。私は青木の向かい側に座り、「あなたなの?」問いました。青木は質問を聞いていないかの様にウエイターを呼んでコーヒーを2つ頼みました。
 私はもう一度、
「あなたの仕業ね、犯罪ですよ。銀行を辞めて貰わなくてはいけないかも知れません。」
と、キツイ口調で言いました。
 青木は携帯電話を差し出し、動画を再生しました。私のトイレでの画像でした。私はすぐに携帯電話を閉じました。
「あげる」と青木は言いました。沈黙が続きました。コーヒーがやって来て口を開いたのは私からでした。
「なんのつもりなの?」
「あれは私じゃないの。支店のある人が撮っていたの。私が取り上げてあなたに返そうと思ったの。」
「うそでしょ、じゃ、誰が撮ったの?あなたがやったんでしょ。」
「信じるも信じないも支店長代理の勝手だけど、面白いものはまだあるの。」
「出しなさいよ。」
「ここには無いの。」
「どこにあるのよ。黙って渡せば今回の件は黙っておいてあげるわ。」
「慌てないの、コーヒーでも飲んだら?そうしたら、連れて行ってあげる。」
 私はコーヒーを一気に飲み干して「早く連れて行きなさいよ」と言いましたが、青木は、
「慌てないの私がまだ飲んでるんだから。」と、微笑みながら言いました。

9 :
 喫茶店での記憶はここまでです。多分、睡眠薬がコーヒーに入れられていたのでしょう。
 私の意識が戻ったのはラブホテルのベッドの上でした。衣服は下着まで脱がされていました。
 代わりに、手首と足首には革ベルトが巻かれて、右手と左手は一緒にされ、鎖で頭の上で固定され、脚は左右に拡げられて、鎖で固定されていました。
 目を開けた時、青木が私の顔を覗き込んでいました。青木は下着姿で私の上にいました。
 私は自分の体が裸にされたのとは、別の異常に気付きました。体が熱いのです。火照っていました。
「ふふ、眠っていても貴女の体はイヤらしいのね。」青木に言われましたが、すぐには理解出来ませんでした。
「あなた、何をしているの?」
「面白い事。言ったでしょ、面白いものがあるって。」
 そういって、青木は私の乳首を軽くつまみました。その、瞬間私は今まで感じた事のない快感に包まれました。無意識に声が漏れ、身体が反り返りました。
「あなた、感じやすいのね、眠っても何度もイッタのよ。」
 私は自分の身体が感じやすいのを、はじめて知りました。今まで3人ほどの男性経験がありましたが、イッタ事もありませんでした。
 しかし、今、青木に乳首を弄ばれて、イク事が理解できました。この快感の向こう側にイクがあるのだと。
「ほら、もっと感じていいのよ。」
 青木は乳首を口に含み、指を私の股間に這わせました。身体が反り返って大きな声を出しながら私はイキました。この時はじめてイクという感覚を味わったのでした。

10 :
 イッタあと、青木は私の目の前に自分指を見せました。
「スゴイ私の指までビチョビチョ。支店長代理ってイヤらしいのね。」
 そう言いながら、自分の指を舐めていました。少し冷静になった私は、
「何をしてるの、止めなさい。」と言いました。
「止めて欲しいの?フーン。」と言い、私の胸に指を這わせました。
 今度は乳首を避ける様に指が這っています。私の声が漏れます。
「止めて欲しいの?」私の顔をのぞき込み、
「身体は反応してるわよ?」
 何も言えませんでした。
「ふふ、今晩はあと10回はイッテ貰わないとね。」
 私はこの言葉に内心悦んでいました。下着姿の青木が私の上を動き回って、何回かイカされた後、私は自分でも信じられない言葉を出していました。
「いぃぃ今、何回目?あぁぁあと、何回?」
 青木は動きを止め、私の髪をやさしく撫でながら、
「今7回目、あと3回よ。」私はこの言葉に悦びと寂しさを感じました。あと3回、もう3回。
 たぶん、青木には私の心が判っていたのでしょう。
「もっとイキたいんでしょ。あと3回で一番感じさせてあげるから。大丈夫よ。」
「ほんとに?」私の心は悦びで満たされました。
「ほんとよ、でも、どうしようかな?止めようかな?」その言葉にすぐ返しました。
「イヤ、ダメ」
「ふふ、じゃ、お願いして、瑞樹様、由美子をイカせて下さいって」私は、無我夢中でした。
「瑞樹様、由美子をイカせて下さい。」
「ふふ、素直な娘ね、言えたのね。イカせてあげる。」瑞樹様が私をイカせてくれました。
 10回目は言った通り、一番の快感でした。意識が無くなり気づいたら朝でした。


11 :
「長沢支店長代理起きて下さい。」
 私は、青木の声で起きました。私は昨日のまま全裸でしたが、鎖も革ベルトも外されていました。
 服を着て駐車場に降りると、青木の車があった。
「乗って下さい、アパートまで送りますよ。」私は黙って従った。
 車内でも無言だった。私は夜の事を思い出していた。年下の部下の手で初めてイカされて、何度もイカされた事。
 青木のことを、瑞樹様と呼んでしまった事。これからどうすればいいのか不安だった。
「支店長代理のアパートここでしたよね。」車は程なくアパートに着いていた。
「えぇ、と、青木さん」自分でも、声が出ていないのが判った。もし声が出ていても次の言葉が無かった。
「支店長代理、私これからマックに行くけど、朝マック買って支店に持って行きましょうか?」
 私は首を横に振って、答えた。
「いらないんですか。じゃ、これで失礼します。また支店で」
 言葉が見つからない。私が車を降りようとすると、青木が、
「由美子、また、今度ね。」
 私は小さな声で「はい」と答えた。
 そのまま車を降りて、車は走って行った。部屋に帰って直ぐに着替えをして、仕事の用意をしました。
 アパートを出る時、昨日の晩ご飯を食べてない事を思い出しましたが、空腹感がありませんでした。
 アパートは支店に近い所を借りているので、いつも歩いて出勤しています。その途中でも、青木との事を考えましたが、堂々巡りでした。
 支店に着くと青木は出勤していて、他の窓口係の娘達と話ながら掃除をしていました。
 青木はなにも無かったように、
「長沢支店長代理、おはようございます」と挨拶して来たので、私もやっと声を出して挨拶ができました。

12 :
 美佐は最上階の部屋に帰るとそのままPCの前に釘付けになっていた。
 最上階での一人暮らしは25歳の美佐には不釣り合いに見えるが、それは美佐が大学生の時起業したIT企業が成功した証でもあった。
 
 美佐はPC横に足を投げ出し右手で股間を触りながらモニターをみている。モニターには美佐に対するメッセージが流れ、美佐はそのメッセージの通りに自分の身体を弄び、喘ぎ声をあげている。メッセージが現れる。
”気持ちいいなら感謝をしなさい”
「あぁぁ、はぃ、ご主人様ありがとうございます。」
 美佐の声はマイクを通じて相手に届いていた。ほとんど毎晩ネットで知り合った男とバーチャルなSEXに浸っていた。
 美佐は特別な事が無い限り10時に会社に出勤していた。
 会社は高層ビルにあり、ワンフロアの半分を占めていた。事業内容はHPの作成から始まり、最近では投資情報の発信が主な収入源になっていた。
 社員15名の内男性社員は2名しかいなかった。1人は会社の出資者から派遣された財務担当者の40代、もう一人は技術担当者の美佐の大学の後輩の酒田裕。

13 :
 いつも通り10時に出社した美佐は秘書を兼ねている松井志穂から今日の予定を聞き終わると、酒田を呼び、最近作ったHPの変更を命じた。
 酒田はいかにも、おたくといった風情で美佐の指示を聞いていた。美佐は酒田を役に立つとは思うが、男としての魅力は感じた事がなかった。
 メールをチェックしていた美佐は気になるメールがあった。スパムメールのようだが、差出人がご主人様、タイトル欄に美佐の夜の行動を知らないと判らない言葉があった。
 美佐はメールを開いた。中には音声ファイルがあった。ヘッドフォンを差し込み再生すると、美佐が毎晩のようにあげている喘ぎ声が録音されていた。
 終業時間がくると早々に部屋に帰り、PCを立ち上げいつもチャットルームへ入っていった。チャットルームに相手が待っていた。美佐は直ぐにキーボードでチャットを開始した。
”あなたは誰?”
”ご主人様”
”どうやって私のメールアドレスを知ったの?”
”君の事はなんでも知っているよ”
”そんことないわ、判るわけない”
”君の名前は中田美佐。××マンション最上階からチャットしてるね”
”PCにウィルスを仕込んだの?”
”これから逢わないか?”
”何言ってるの?”
”どうなるか判っているの?明日もまたここで待っている”

14 :
 あれから1週間立ちました。今までと変わらない日々でした。青木は私と話しをする時も、まるであの日の事が、無かったかの様に私と接しています。
 でも、私は不安と期待が入り交じる気持ちが一杯でした。もし、青木が支店で私の事を話はしたら・・・それとも、もう私には興味がないのか・・・。
 私は仕事にも身が入らず、夜は予定を明けておく為に取引先との会合も断るようにしました。
 しかし、問題を解決したのは私自身でした。不安を期待が上回ったのです。肉体の欲求には勝てませんでした。
 私は仕事中に青木と2人きりになるチャンスを伺い、トイレで2人きりになりました。
「青木さん、今度はいつがひまですか?」
 精一杯虚勢を張りました。青木は何事も無い様に
「明後日の日曜日の夜なら空いてますよ。」と答えました。
 私は安堵しました。しかし、そんな表情を青木は見逃しません。
「ふふ、もう、おねだり?由美子、今も濡れてるんでしょう?連絡するね。」
と言い残して、トイレから出て行きました。図星でした。私の股間は愛液で溢れていました。
 でも、そんな事はどうでもいい事でした。日曜に会えることが判ったのです。青木は私の事を忘れていなかったのです。そう思うと愛液が更に溢れるのが判りました。
 私の机の引き出しに青木からの伝言がありました。日曜の6時にあの喫茶店で待ち合わせでした。
 日曜の5時半に私は喫茶店に入り、コーヒーを頼み青木が来るの待ちました。
 青木は約束の時間ピッタリに喫茶店に来ました。青木は何も頼まず私と一緒に店を出ると駐車場の車に乗り、あのラブホテルへ入りました。

15 :
 ラブホテルに入ると直ぐに、青木はソファーに脚を組んで座りました。
 私は少しがっかりして、少し離れてソファーに座りました。
 青木はTVを付けました。何も喋ってくれません。
 私は思い切って青木の横に座り、身体を寄せました。
 その瞬間、青木は立ち上がり私の左頬を叩きました。
 青木は立ち上がったまま、私を睨み付けます。
「あんた、何考えてんのよ。あんたなんか、床に座りなさいよ。」
 私は訳も判らず、床に座りました。
 私の右頬が叩かれました。
「正座よ。正座に決まっているでしょ。」
 私は慌てて座り直しました。叩かれたのは生まれて初めてでした。
 青木は私の正面のソファーに座りました。
 まだ睨んでいます。私は目を合わせる事が出来ませんでした。何か言う事も出来ませんでした。
「由美子、判ってるの貴女の立場を。」
「私は支店長だ・・・」言葉が遮られました。
「そんな事聞いているんじゃないわ。」
「私は青木さん・・・」
 右頬を叩かれました。
「判っていないのね。」
 青木はだるそうに溜息をつきました。しばらくの沈黙がありました。
 私は叩かれた事と、欲求が満たされない事で、腹が立ってきました。黙って唇を噛み締めました。
「由美子、教えてあげるわ。貴女はK大を出たエリート銀行員で私の上司かも知れない。私は短大出の一般職の窓口係かも知れない。
でも、何の意味があるの? ここで? 二人だけの時に?」
 黙って聞いてました。
「貴女は裸になれば、私しかいないんでしょ? 上司と部下なんか関係ないでしょ? 貴女は犬なのよ、私は貴女の飼い主」
 犬と呼ばれました。5歳以上も年下の、しかも同性から。私より銀行で劣る立場の青木が飼い主・・・。
「だから、私の事も瑞樹さまと呼ばないといけないの。それと敬語で話す事」
 私は一度だけ瑞樹さまと呼んだ・・・。でも・・・。理不尽な要求に私は怒りの欲求で満たされました。

16 :
 私は唇を噛み締め、青木の膝をじっと見つめていました。私は怒りをどこに持って行こうか考えていました。
 このまま上司として怒る事も考えました。しかし、そんな事をしてしまえば、あの瞬間を失うかも知れません。
 それは絶対に避けたい事でした。しかし、このままでは私の銀行での立場もどうなるか判りません。
 この時私は、自分の顔から怒りを隠す事は出来なかったと思います。
 その時、青木の手が私の髪をやさしく撫でました。
「由美子、私は貴女の事考えて言ってるの。あれから、貴女はどうだったの? 仕事が手に付かなかったでしょう?」
 青木の手は私の髪を、叩いた頬をやさしく撫でていました。
「だから、私が貴女を躾てあげるの。だから私と約束して」
 言葉ではありませんでした。私の怒りはやさしく撫でてくれた青木の手によって氷解しました。
 涙が溢れました。顔を上げました。青木の・・・いえ、瑞樹さまのやさしい顔がありました。
 私は姿勢を正し、手を着いて額を床に着けました。
「申し訳ございませんでした。私は瑞樹様に従います。」
「そう、判ってくれたのね。顔を上げて、これから言う事を約束して」
私は顔を上げて、瑞樹様を見つめました。その時、瑞樹様の美しさに気付き、私の愚かさを後悔しました。
「私と由美子の関係は、貴女が犬で私が飼い主。判ったら繰り返して頂戴。由美子が犬で、私が由美子の飼い主。」
「はい、私は犬で、瑞樹さまが私の飼い主です。」
「これから私は飼い主として、由美子を躾ます。由美子は私の躾を受け守る事。」
「私は、瑞樹様の躾を受け守ります。」
「もし、私との約束を守れなかった時は、由美子を野良犬にします。」
「瑞樹様の約束を守れなかった時は、私は野良犬になります。」
「最後に、この事は私と由美子だけの秘密とする事。」
「この事は瑞樹様と私の秘密に致します。」
瑞樹様は両手で私の髪を撫でて微笑んでくれました。

17 :

【平成X3年】
 前野敦子です。
「北島さん、どうかなさったのですか。何だかいつもより元気がないように見えますけど。体調でもお悪いんですか。それとも、何か悩んでおられることでも」
 気のせいか、今朝の北島さんは、いつもの気丈なイメージとは様子が違います。私は心配になって北島さんに声をかけました。
 といっても、「訓練生」は、毎日精神的に痛めつけられる毎日ですから、落ち込む日があっても不思議はありません。メンタルケアも私たち「教育係」の仕事のうちです。
 北島さんは私たちノンキャリの年下の女子社員の憧れの的でした。私が入社した時、同期のトップでたったひとり総合職の二級から一級に昇格したばかりでした。
 それに、美人で仕事ができるというだけでなく、性格がとてもきさくなひとでした。いわゆる「男前な女」で、バレンタインの時に同性からチョコレートをたくさんもらうこともありました。
 それが、ほんの3ヶ月ほどに前に、会社の機密情報を漏洩したという罪で、この第八課の「訓練生」に降格されてしまいました。とてもお気の毒です。
 黒か紺のスーツに身を包んだ颯爽とした2、3ヵ月前の北島さんの姿とはうって変わって、現在の北島さんは、陸上競技用のハイレグブルマの上下を着用する毎日です。
 北島さんたち、「訓練生」の仕事のひとつは、営業社員に同行して取引先を訪問し、自ら自社商品の着用モデルを務めることです。
 それなら取引先についてから着替えてもよさそうなものですが、あらかじめ会社から着てゆくというところがミソです。ここが懲罰勤務の懲罰勤務たるゆえんです。
 移動には社用車を使うからいいとしても、取引先に着いてからは、受付から目指す交渉相手のいる部署まで、ビキニの水着のような姿を晒さなければなりません。さしづめ、現代版「晒し者の刑」です。

18 :
 次の日美佐は、会社の一角に仕切られた応接室に酒田を呼び出した。
「ね、酒田君メールから相手を特定できる?」
 普段は酒田と呼び捨てにしている、美佐だが弱気な時はいつもこう呼んでしまっていた。
「メールからでも簡単ですけど、迷惑メールの場合フリーアドレスや海外のサーバーを経由させ
ている場合がありますね。」
「そう。じゃ、多分無理ね。・・・酒田君、チャットってした事ある?」
「ありますが。」
「チャットの相手の特定ってできる?」
「出来ない事はないですよ。」
「・・・じゃ、仕事のあと私の家に来て頂戴。調べてほしいの。」
「判りました。」
 出て行こうとする酒田に美佐は、口外しない事を言った。
 美佐がマンションの玄関に到着すると、酒田が待っていた。
「早く来たのね。」
「一緒だと不味いでしょ。」
 二人は一緒にエレベーターに乗って美佐の部屋へと上がっていった。

19 :
 二人はダイニングテーブルに向かい合わせて、それぞれのPCで立ち上げていた。
「このチャットなんだけどまだ来ていないみたい」
 酒田は黙っていた。
”今日も来たんだね。美佐は今日もきれいだよ。”
 PCの画面に文字が現れる。
「どうする?」
 美佐は酒田に尋ねる。
「なにもしなくていいですよ」
”今日は部屋に呼んでくれてありがとう”
「どういう事?」
 美佐がPC向かってつぶやいた。
”美佐の目の前にいるのがご主人様だよ”
 美佐は酒田を見た。酒田はPCに目を落としている。
”美佐のご主人様は酒田裕だよ”
「どういう事?この部屋は監視されてるの?」
 美佐はうろたえて部屋を見回す。
「大丈夫ですよ。監視はされてません。貴女のご主人様は僕ですよ。」
 美佐は凍り付いたように酒田を見つめるが
「ふん、嘘ばっかり、悪戯が過ぎるわよ」
 酒田のPCから美佐の喘ぎ声がなれ始める。
「止めなさいよ。私のPCから盗んだんでしょ」
「盗んでませんよ。音声ファイルが送られたのはオフィスのPCで、ここのPCには送られて
ないでしょ」
 酒田のPCからは美佐の声が流れたままになっている。
「あなた何を考えているの?」
「社長がチャットにアクセスして私の奴隷になる事を望んだんでしょ」
「私があんたなんかと、そんな事になるわけないでしょ」
「どうですかね?」
「女の扱い方も知らないオタクのくせに。私はPCじゃないのよ」

20 :
「強気ですね。でも、そんな強気な女ほど落ちると従順になるんですよ」
「バカな子とばかり言ってないでさっさと帰って」
「信じないんですね」
「信じるもんですか。こんど証拠をネットにアップしたら信じてあげるわ」
「そうですか。見れば信じるんですね」
 酒田は携帯を取り出し、電話をしていた。美佐はまさかと、言う顔で見ていた。携帯には誰も出ず、携帯を切った。
「ふん、はったりもいい加減にしたら?」
 美佐は立ち上げって酒田を見下ろしていた。その時チャイムが鳴り、インターフォンから声が響いた。
「社長、松井です。サインを貰い忘れたのでお願いします」
「志穂が来たわよ。まだここにいる気」
「松井君と一緒に帰りますよ」
 美佐はインターフォンに向かい、松井志穂をマンション入れた。
 美佐は志穂を部屋に入れ、酒田の事を説明し始めた。
「私のPCが調子悪くて酒田に見て貰っていたの」
 美佐はダイニングテーブルに着いて、志穂に書類を出すように言った。
「書類はありません。ここには別の用できました」
「何言ってるの、今日は私をからかう日なの」
「ご主人様の命令できました」
 椅子に座ったままの酒田が口を開いた。
「志穂よく来たね」

21 :
しえん

22 :
 
 ところで、ちょっと長くなりますが、北島さんがなぜこんな酷い目にあうようになったのか、そもそもどうしてこういう恐ろしい第八課が出来たのか、そのいきさつをお話しますね。
 私の会社S物産は、昨年4月にM商事という同業の会社を吸収合併しました。
 私には難しいことはよくわかりませんが、老舗の暖簾に胡坐をかいて業績がジリ貧だったM商事の経営を救済するために、S物産が吸収合併した、だいたいそういうことだそうです。
 実は、私も就職活動の時には、旧M商事の面接を受け合格したのです。採用が決まって何日もしないうちに合併の話が新聞報道されました。
 だから、もしかすると採用が取り消しになるのではないかとずいぶん心配しました。
 でも、すぐに営業部長の吉川怜子(モデル:菊川怜)さんというひとが学校までわざわざ訪ねてきてくださいました。
 合併の影響は新卒の採用にはまったく関係ないとおっしゃって、私はそのまま新生S物産の社員としてOL生活をスタートすることになりました。

23 :

 吉川さんはT大出のキャリアウーマンだそうで、同期でもトップで部長になったそうです。私とは月とスッポンです。
 それだけでなく、才色兼備を絵に書いたように顔やスタイルも綺麗で、女優さんかモデルさんが部長になったみたいでした。最初に面接で顔を合わせた時は、ドラマの主人公に出てきそうなひとだなという印象でした。
 年齢は三十歳をちょっと過ぎていると聞きましたが、どう見ても二十代後半にしか見えません。スリムな体型を維持しておられるせいかも知れません。
 知的な顔立ちに加えてスポーティな体型のため、一定の年齢より老けて見えないのでしょう。それでいて女性として出るべきところはちゃんと出ています。身長の半分位が脚で、脚フェチの男性なら堪らないでしょうね。
 もっとも、うちの会社はアパレルを扱うせいもあるのか美人揃いです。
 すでに、名前が出てきた北島さんも女優さんみたいに綺麗なひとですし、上司の中尾課長もとても三十を過ぎているとは思えない可愛い顔立ちです。

24 :

 ところで、吉川怜子さんは、わが第八課、すなわち「キャリアウーマン収容所」の記念すべき第一号の「囚人」なのです。
 昨年、それまで部長職にあった吉川さんは、仕事上の責任を取らされて、屈辱的なことに社内で一番低い職位へと降格させられ、屈辱的な懲罰勤務に就くことになりました。
 当時新入社員だった私は3ヶ月間の試用期間が終わるとすぐに吉川さんの再教育係のひとりに任命されました。
 たぶん、高卒の新入社員よりも下の身分になったということを、誰の目にも明らかにするあてつけみたいなものでしょうね。
 吉川さんが降格されてからしばらくして、第八課が新たに作られました。吉川さんと同じような降格と懲罰勤務を受けるキァリア女性の再教育のためです。
 吉川さんは正式に第八課の所属となりました。私も第八課に転勤となり吉川さんの再教育係を務めています。

25 :
 志穂は手に持った鞄を酒田に渡した。酒田は鞄から赤い縄も取り出した。
「縛るから後ろに向きなさい。」
 志穂は酒田の言葉に従い酒田に背中を向けた。酒田は手慣れた風に志穂の両手を背中で縛り、服の上から胸を縛った。白いブラウスの上に赤い縄と絞られ、大きく強調された胸が目立った。
 美佐は二人の行動を黙って、椅子に座ったままになっていた。
 服の上から酒田が軽く胸に愛撫を与えると志穂は少し身体を捩らせ、熱い吐息をもらした。
 美佐の目の前で行われている行為は、美佐が望んでいる事だった。美佐は志穂を自分と置き換えて、その行為に見入っていた。
 酒田の手は志穂のスカートを捲りあげ、パンツのでうごめいていた。
「ああっ・・・ううっっ・・」
 志穂は喘ぎ声と身体を更に捩らせ、酒田の愛撫に反応した。
 美佐はスレンダーな美人であった為、Sとしての素養を要求される事が多かったが、美佐自身は志穂のようなMとして扱われる事を望んでいた。
 志穂の身体小刻みに震え始め、
「・・・っああ・・・イクっううう・・」
 志穂の膝が折れ、そのまま床に崩れていった。酒田は冷たく志穂に言い放った。
「志穂、楽にしていいとは言ってないよ。」
 志穂は頼りない口調で
「ご主人様、すいません。」
 志穂はそのまま、ヨロヨロと立ち上がった。
「どうですか、私の志穂は。まだ調教が足りませんが。」
 突然、話かけられ呆然としていた美佐は我に返った。
「・・・どうって言われても、手が込んだお芝居ね・・・」
 今の美佐には精一杯の言葉だった。


26 :
 酒田は志穂を後ろ向きに立たせ、
「志穂、判っているね。社長が信じていないよ。」
「申し訳ありません。私がちゃんとしてないからです。」
「志穂、お尻を出しなさい。」
 志穂はお辞儀をするように、縛られたままの身体を曲げた。酒田は突き出されたスカートを捲り上げ、露わになった下着を乱暴に下ろした。鞄の中からバラ鞭を手に取ると志穂のお尻に打ち下ろした。
「うっ、」と、鞭が振り下ろされる度に志穂の口から呻き声が漏れる。
 その呻き声は痛みと快楽の入り交じった呻き声である事は美佐にも判った。
 10回目の鞭が振り下ろされた時、お尻は赤く染まっていた。酒田は縄をほどき
「志穂、もう一回チャンスをあげるから服を脱ぎなさい。」
 酒田の命令に志穂は従順だった。
「もういいわ。」
 美佐は力を振り絞ってようやく声を出す事ができた。
「まだです志穂はまだ満足してませんから。」
 酒田は裸の志穂をダイニングテーブルの上に抱え上げた。美佐の目の前に志穂のヴァギナが晒される。ヴァギナは濡れて光り、愛液が溢れていた。

27 :
 酒田は志穂を膝を着いた状態でテーブルの上に立たせ、両手を頭の上で縛り、身体を亀甲で縛った。
 美佐は目の前の志穂を自分に置き換えて見ていた。酒田は美佐の横に立ちバイブレーターで志穂の身体を探るように愛撫した。
 志穂の身体は敏感な部分に振動が与えられる度に激しく反応した。バイブレーターが最も敏感な部分に達した時、志穂の声が一段と大きくなった。
「志穂、気持ちいいか?」
「あっ・・・はい、ご主人様。」
「もっと、欲しいか?」
「は、はい、ご主人様もっと下さい。」
 バイブレーターが2本の股縄の間に差し込まれる。
「ううっ・・・ああっ・・・」
 志穂は声を高め、身体が波打つ様に震えていた。志穂の身体は反り返り、足は震え膝で立つ姿勢を、どうにか維持していた。
「ああっ・・・イキそうです。」
「志穂、我慢しなさい。」
 志穂は身体を右に傾けながら耐えている。酒田は振動の強弱をコントロールして志穂をコントロールしていた。
「ももっ、もうだめです。」
「まだだよ。」
 志穂の身体が大きく震えだした。
「志穂イッテもいいよ。」
 志穂はその言葉でバイブレーターの振動を全身で受け止めて
「あーっ、イクーぅ、ああ、」
 志穂は身体を右に折り曲げたまま絶頂を迎えて、どうにか膝で立っていた。
「志穂、楽にしていいよ。」
 言葉と同時に志穂はテーブルの上に崩れる様に倒れた。


28 :
 美佐は志穂の愛液を吐き出し続けるヴァギナに目を奪われていた。その時、美佐の両手は後ろに回され縛られた。
「なっ何をするの」
「望んでいる事ですよ、貴女が」
「望んでなんかいないわ」
「これでもですか?」
 酒田の右手が美佐の胸を鷲掴みにした。
「ああっ」美佐の口から声が漏れ身体を捩らせる。
「感じているんじゃないですか?」
「触らないで!」
「感じているのに?」
 酒田の手が胸をさらに強く掴む。
「あ・ああ・・やめて・・・」
「そんなに私が嫌ですか」
 酒田は手を離した。美佐は顔を伏せ紅潮した顔を見られない様にした。
「私が嫌なら志穂にやらせましょう」
 テーブルの上の志穂はで起き上がり、美佐の後ろに立つ酒田を見つめている。
「志穂、社長の相手をしてあげなさい」
「はい、ご主人様」
 志穂はテーブルから降りて、美佐の胸に手を延ばした。


29 :
「いや、やめて、志穂止めなさい」
「本気で嫌がってるようには見えませんよ」
志穂の手が美佐の胸を服の上から撫で始めた。
「あぅっ・・・」
触られただけなのに、美佐の口から声が漏れてしまう。目の前で志穂が責められるのを2回も見
せられた後では、美佐に抗うすべは無かった。美佐のブラウスははだけられ、ブラジャーも外さ
れ、露わになった張りのある乳房は志穂の唇と舌がからみ付いていた。
「ああ・・・ん・・・うっ」
「美佐は気持ちよさそうですね。レズの気があるんですか?」
酒田の言葉に美佐は一瞬正気にもどるが、反論する間も無く志穂の責めに意識が埋もれしまう。
酒田は度々こうやって美佐に声を掛ける。その度に美佐は正気の戻り抗おうとするが、無駄な
抵抗だった。むしろ、その度に美佐を襲う快感が深くなっていった。
「志穂、そろそろ下の方もしてあげなさい」
志穂は乳房から口を離して、右手を美佐のスカートの中にすべり込ませた。
「中の様子はどんな感じだ」
「とっても熱くなってます」
 志穂の指が下着の上をなぞっていく。
「ああ・・・」
 美佐の声が一段高く響く。志穂は左手でスカートを脱がせていった。美佐はスカートを脱がされる時、無意識に腰を浮かせていた。
 美佐の太股が露わになると、志穂の唇が吸い付く。美佐は太股を震わせて志穂の愛撫に応えていた。志穂の左手が下着に掛かった。

30 :
「あっ、イヤ恥ずかしい」
 美佐が足を閉じ形ばかりの抵抗を見せた。志穂は唇を美佐の下着に近づけ、薄い布の上から舌を這わせた。
「うっ、ああっ・・・」
 美佐の足がゆっくりと開いていった。
「美佐は嘘つきだけど、身体は正直だね」
 酒田が声を掛けても、美佐は反応する事は出来なかった。志穂は両手で下着を下ろした。
「下着はどんな具合だ?」
 酒田の質問に、志穂は下着を握りしめて、
「湿っています。絞れば出てきそうです」
「美佐のアソコはどんな具合?」
 志穂は美佐の膝の間から覗き込んだ。
「すごく濡れてます。溢れています」
 美佐は二人の会話を聞きながら、益々自分の身体が熱くなっていた。志穂の唇が膝からゆっくりと内股へと進んでいく。
 美佐は我慢できずに腰を前へと突きだし、少しでも早く志穂の唇を迎えようとしていた。志穂の唇はヴァギナの周りを丹念に舐めて、ヴァギナ全体を唇で覆った。
「ああ・・・すごい・気持ちいい・・・」
 美佐の全身から汗が噴き出し、身体が輝き始めた。
「志穂、勝手にイカせてはだめですよ」
 酒田の命令を志穂は美佐のヴァギナを口に含んだまま聞いた。美佐は昇り詰める寸前だが、志穂は、動きを止めて美佐を巧みにコントロールした。美佐は何度も昇り詰める寸前で引きずり下ろされた。
「志穂やめないで」
 美佐の懇願にも志穂は応えず寸前で止めてしまう。美佐の目からは涙が溢れてきていた。
「志穂、お願いだから止めないで」
 美佐の哀願にも志穂は応じなかった。


31 :
「志穂は私の命令しか聞きませんよ」
 酒田が冷たく言い放つ。
「じゃ、お願いだから志穂に止めない様に言って」
「美佐、だめだよ、お願いをする時はちゃんとしないと、チャットの時は出来ていたのに」
 美佐は何度も焦らされて、玉のような汗を全身に浮かべ、愛液は椅子の座面も濡らした。
「あっ・・お願いします。ご主人様。美佐をイカせて下さい」
「よく言えたね美佐。志穂いいよ。美佐をイカせて」
 美佐は再び昇り詰めていくが、志穂は動きを止めなっかた。美佐の両足は床から離れて水平に延びている。志穂の頭を太股が挟んで離さない。
「あ・・・い・・・イクッうう・・・」
 美佐の身体が椅子の上で大きく反り返り、美佐は今までにない高さまで昇り詰めていた。
 志穂は美佐の身体の反応が無くなると、唇を離して酒田を見上げた。
「志穂、良くやったね、ご褒美をあげるよ」
 そう言って、酒田は自分のペニスをズボンから出すと志穂の髪を掴んで口にくわえさせた。
 美佐がようやく気が付いた時、志穂はテーブルの上で酒田を受け入れていた。酒田の動きに合わせた志穂の喘ぎ声を聞きながら再び意識が遠くなっていった。

32 :
 ここで終わっているんですよね、この続きを聞きたかったんですよね。
 女社長を女性に責めさせるところがいいんですよ。
 オタクな男が責めても社長は気持ちよくないでしょうからね。
 この後、女社長は、昼と夜とで、社長とセックスの虜の二重生活になるのでしょうか。
 それとも、昼間も奴隷にされしまうのでしょうか。

33 :
 瑞樹様は私から手を離し、姿勢を正してソファーに座り直しました。私も姿勢を正しました。
「じゃ、これから由美子を躾ます。由美子、挨拶をしなさい」
 私は三つ指を着いて、
「瑞樹さま、よろしくお願いいたします」
「ふふ、良く出来たわね。これから、由美子を私の飼い犬とします」
「はい、瑞樹様、私を飼い犬にして下さい」
「ダメよ、由美子、勝手に吠えたら。私の許可が無いと吠えてはだめよ。吠えるばかりの犬は飼えないの」
「はい」と、言った瞬間、頬を叩かれました。
「ダメでしょ、吠えたら」瑞樹様は笑っていました。私には笑う余裕はありませんでした。
 瑞樹様はカバンから何かを取り出しました。
「飼い犬には首輪を付けないとね」言いながら、首輪を床に置きました。赤い首輪でした。
「首輪を自分で付けなさい。由美子は自分で飼い犬になる事を選んだのよ」
 私は首を手に取り眺めました。赤い、可愛らしい首輪で、銀のメダルが付いていました。メダルに"Yumiko”と筆記体で彫っていました。瑞樹様を見上げました。
「ふふ、喜んでくれたよね。裏を見てみて、私の名前と携帯の番号も彫ってあるのよ」
 裏側に小さな文字で"Mizuki 090xxxxxxxx"と、彫っていました。
「もし、由美子が迷子になっても大丈夫なようにね」
 私は首輪を言われたとおり自分の手で付けました。私は自分で瑞樹様の飼い犬になる事を望んだのです。
「由美子、可愛いわ。いつまでも私の可愛い子犬でいるのよ」


34 :
 瑞樹様は私の前に立ち上がりました。
 私の目の前に立つ瑞樹様は芸術作品の様でした。スカートからのびた白い脚、引き締まった腰回り、ふくよかだけど上品な胸、百人が百人綺麗と認めるだろう顔立ち。
 私は少し惨めな気持ちになりました。
「由美子、立ち上がって。服を脱がせるから。飼い犬の躾だけじゃなく世話も飼い主の責任だからね」私は立ち上がりました。
 背は少しだけ私の方が高く瑞樹様を少しだけ見下ろす様になります。
「大型犬ね。躾のし甲斐があるわね」そう言いながら私の上着を脱がせ、ブラウスのリボンをほどきました。ブラウスの釦を上から一つずつ外していきます。
 しかし、外した隙間から手を差し込んで私の身体を刺激していきます。私は身体をくねらせながら感じました。膝が震えて身体が落ちていきます。
「ダメよ、立っていなきゃ。おべべにシワが付いちゃうでしょ」
 私の耳元で囁くのですが、耳に息ががかかり、唇が触れていました。
「あぁ・・・」と声を出してしまいました。叩かれると思いました。
「ふふ、感じてるの、我慢できないのね、それくらいなら許してあげるけど、我慢しなさい」
 私はほっとしましたが、瑞樹様の手は私への刺激を止めてくれません。膝が床に着きそうでした。
「がんばるのよ」
 そう言って、私を抱えて瑞樹様が立たせてくれました。私はその一言でなんとか、裸になるまで立っていられました。
「やっと脱がせられた。座ってなさい」
 私は床に正座すると、瑞樹様は私の服を畳み始めました。
「いいのよ、飼い犬の世話は飼い主の仕事。これも世話の内」
 ソファーの上に服が綺麗に畳まれました。畳み終わるとソファーに腰掛け、私の目の前に素足の右足を出しました。私は反射的に後ろに避けました。
「なにやってんの?由美子は犬でしょ。犬が飼い主の足を避けるかしら。飼い犬なら足にじゃれついて舐めるはずよ」
 私は抵抗を感じながら、目を閉じて瑞樹様の足に頬を擦りつけて、指を舐めました。
「不合格。飼い主の足にじゃれついて、目をつぶる犬がいるの」私は目を開けて、上目遣いに瑞樹様の表情を伺いました。

35 :

【平成X3年】
 北島景子です。
 私が浮かない顔をしているので、前野さんが心配してくれています。
 3ヶ月前なら、私が彼女のことを毎日心配したものです。前野さんは見た目がとてもキュートなので、同性から虐められやすいタイプでもあるからです。
 それが今は立場が逆転にして、彼女に心配してもらう毎日です。
「いえ、前野先輩、何でもありません。ご心配かけてすみません」
「何でもなくはないでしょう。北島さんが朝から涙目をしているなんて今まで見たことがないわ」
「あっちゃん、心配しなくていいわよ。景子はちょっと甘ったれているのよ」
 上司の中尾美奈子(モデル:中野美奈子)課長が冷ややかに言いました。
「景子にとっては、今日は記念すべき日なのよ。母校に錦を飾る日なの!」
 中尾課長の皮肉交じりの言葉に、ああ、そうだったか、と前野さんも納得するように頷き、気の毒そうに私の顔を見つめます。もちろん、「訓練生」に錦を飾る日などなく、反語的に意味です。母校で恥を晒すのです。
 試作品なのでまだロゴは入っていませんが、私が今日着ているのは母校の大学の陸上競技部に納める商品なのです。
 母校はスクールカラーとして白を基調としているため、運動部のユニフォームは白っぽいものが多いのです。
 男子の場合だとあまり問題が起きないのですが、女子の場合はランパンでもアンダーが透けてみえたりして、色々と支障があるのです。
 しかも、短距離走や走り高跳びのような競技の場合、ランパンだと具合が悪いので、今流行の水着のビキニみたいなブルマを着用することになるのですが、白のブルマにするとそれだけでも下着みたいに見えてしまいます。
「課長、それならなおさらカウンセリング必要ですよ」
と、きっぱりと課長に言うと、前野さんは私をうながして、
「さあ、ぐずぐずしていないでカウンセリング室にいきましょう。こんなところを営業のひとに見られたら、またよってたかって虐められますよ」
と私の耳元で囁きました。
 静かな口調でしたが、以前のおとなしかった前野さんとは思えない迫力がありました。私はまるで自分の方が年下になったような錯覚におそわれて、だまって彼女の後をついてゆきました。

36 :

【平成X3年】
 前野敦子です。
 後から詳しく聞いた話ですが、私がまだ就職活動をしている頃、旧M商事とS物産との合併の話が持ち上がりました。
 合併の準備の進行とともに、旧M商事のほとんどの部署は、S物産の同様の部署に吸収される形で統合がすすめられることになりました。
 当然、解雇を通告されるひとも出ました。主に管理職のひとで業績不振の責任を問われる名目で辞めさせられたそうです。
 役員はもちろん全員辞任、部長クラスも吉川部長他数名を除いてすべて合併前に退職させられました。
 課長クラスでも半分は辞めさせられるか、嫌気がさして辞めるか、だったそうです。
 でも、北島さんたちが所属していた部、つまり吉川部長の部署は、吉川さんの手腕もあり業績がとてもよかったので、ひとりのリストラもなく、S物産の部署との統合も対等にすすみ、統合後も吉川部長がそのまま部長に就任する予定になっていました。

37 :

 吉川部長が降格された後、社内で流れたうわさによると、吉川さんは合併の準備を進める過程でS物産の方針と対立したそうです。
 もちろん、最初から対立したわけではなく、吉川さんが会社の業績向上のためにした数々の提案はたいへん優れたものだったので、S物産の役員たちは施策として取り上げ、実行に移しました。
 そして、それらは実際にかなりの効果をあげました。
 だから、最初のうちは吉川部長とS物産との関係は極めて良好だったのだそうです。
 しかし、ひとつだけ吉川長と会社側が大きく対立する事項がありました。それは人員のリストラについてでした。
 簡単に言えば、吉川さんは合併前の人員のリストラに反対したのです。
 実際に合併した後でないとわからないこともかなりあるからです。人員のリストラはそれからでも遅くないというのが吉川さんの意見でした。
 それに、合併効果によって売上高や利益が伸びれば、リストラを最初限度にとどめることもできます。
 また、合併前にリストラをすると、人心が萎縮してかえって合併の効果が出なくなる危険性もあるからです。

38 :

 けれども、S物産の役員は、いくらなんでもある程度の適正人数というものがある、あきらかに無能な人間、不要な人間というものはどんな優良会社でもいるものだ、という常識的な考え方からは変わりませんでした。
 そういう矢先に吉川さんの部署で不良債権が発生し、リストラを進めるうえで絶好の口実ができました。
 吉川部長は必にS物産のリストラ策と戦いました。文字通り体を張って戦った結果、会社にリストラを思いとどまらせることには成功しました。
 しかし、自分自身は屈辱的な大降格を受け、降格後はそれ以上に屈辱的な懲罰勤務を受ける破目になったのです。
 S物産側がリストラを思いとどまったのは、吉川部長を怒らせて退職させると、それに続いて会社に残って欲しい社員にまで辞められてしまう危険性があるからです。
 それに、吉川部長とそのスタッフにライバル会社にでも転職されたら元も子もないからです。
 反対に、吉川部長が辞表を思いとどまり屈辱的な大降格と懲罰勤務を受け入れたのは、自分が退職したあとで好き勝手なリストラをされたらどうしようもないからです。

39 :
「そうよ、私の足をしっかり覚えなさい。味を臭いを、色、形、指の一本一本をしっかり確認しなさい。そう、それが右足の親指」
 私は夢中で足の親指にむしゃぶりついていました。そして、次に人差し指と、順々に舐めていきました。瑞樹様の足を確認しながら、私は自分が瑞樹様の飼い犬になった事を実感しました。
 私の口から右足が抜かれると、左足が差し出されました。私はなんの躊躇いも無く、頬を擦りつけ、指を一本ずつ丁寧に舐めました。上目遣いに瑞樹様を確認すると、目を細めて、やさしい表情で私を見つめていました。
 どれくらい舐めていたでしょうか、瑞樹様の左足が私の唾液にまみれになった頃、左足が私の口から抜かれました。
「じゃそろそろ、ベットに行きましょうか」
 聞いたとたんに私は悦びに満ちました。
「ふふ、嬉しそうね。じゃ、私が’ヨシ’と言ったら’ワン’と言ってベットに四つん這いで走って行くのよ」
 私は少し考えましたが、当たり前の事でした。私は瑞樹様の飼い犬なんです。ベットで瑞樹様は私を可愛がって下さるのですから。
「まだよ・・・よしっ」私は「ワン」言い、四つん這いでベットへ行きました。
「遅いわよ、嬉しいんでしょ」
 私は急いでベットまで走り、飛び上がりました。その姿を見て瑞樹様は笑っていました。
「もう我慢が出来ないようね。でも、まだお預けよ。ベットの上座って待ってなさい」
 私は正座しました。
 瑞樹様は服を脱ぎ始めました。服の下には下着では無く、黒いエナメルのビキニでした。
 脱いだ服を畳み終えると瑞樹様は私の方を向いて
「どう、この格好?似合うかしら?由美子の意見を聞かせて」
 私は感じたままを正直に言いました。
「綺麗です。とても似合ってます」
 瑞樹様は笑顔を作って「うれしい?」と訪ねました。
 私は「はい」と答えました。私はこんな綺麗な女性、瑞樹様に可愛がって頂けるのは何事にも代え難いと思いました。
 瑞樹様は鞄からあの時の革ベルトと鎖、そして赤い縄を取り出すと、ベットにゆっくりと歩いてきました。
 ベットの側まで来ると、瑞樹様に「四つん這いになりなさい」と命じられ、四つん這いになりました。
 更に「お尻を見せなさい。」と命じられ、お尻を向けました。判っていました、お尻まで濡れている事は・・・。


40 :
「あらあら、もうお尻まで濡らしてしまって。でも、仕方がないわね、まだ躾の一日目だから」
 私は瑞樹様に見られている思うと、腕が震え力が抜けて、崩れてしまいました。そうすると、益々お尻を突き上げる様な格好になりました。
「そんなに私に濡れた所を見て欲しいのね。こんに感じてしまって、もう我慢が出来ませんっていいたいのね」
 私はその言葉だけで身体が震え、声が漏れそうになりました。
 瑞樹様は私をその格好をさせたまま、鎖をベットに取り付けていきました。
「そのまま背中を向けてお座りしなさい」
 命じられるまま正座しました。
「少し縛ってあげるね。感度を上げる為に」
 そう言って、背中から私の胸を縛り始めました。胸の上と下を赤い縄が通り、首の後ろから胸の真ん中をロープが通って、背中で縄が結ばれました。
 それだけで私の乳首はピンと立ち、バストが上を向いてます。
「鏡で見てごらん。綺麗よ」
 私はベットの頭の方にある鏡に自分姿を写しました。自分では無い様でした。赤い首輪と、赤い縄で胸を縛られた犬がいました。
「こうすると・・・」
 指で私の乳首が弾かれました。
「スゴイでしょ。」
 私はそのまま崩れてしまいました。
「ふふ、手間が省けたわね」
 瑞樹様は倒れた私の腕と脚をあの時の様にベットに固定してしまいました。

41 :
「じゃ、これから躾を始めるわね」
 その言葉に私の目に涙が滲みました。私は十日前と同じようにベッドに固定されました。
 しかし、首輪と縄と、私の心が違っていました。十日前の私は固定される事が屈辱でしたが、今はむしろ望んでいます。
 瑞樹様はベッドの上に立ち上がり、右足で私の顔を踏みつけました。いえ、踏むと言うより、それは足で撫でていました。
 私は夢中で瑞樹様の足を舐めました。しかし、瑞樹様の足は私が舐め始めてしばらくすると、逃げてしまうのです。私は必で追いかけました。
「ほんと、かわいい子犬ね」
 瑞樹様は微笑んでいました。瑞樹様の足は顔から胸の方へ降りていきました。足で胸が愛撫されます。
 乳首を摘まれると、身体が反り返って反応してしまいます。声を出さない事に必で耐えていました。
 でも、耐えきれないうめきが、漏れていました。
 やっと瑞樹様の足が私の身体から離れました。
 瑞樹様が私を見つめていました。
「では、私から由美子に質問するから答えて。ベッドに縛られて嬉しい?」
 私は少し考えて「ワン」と答えました。
「可愛いわね。十日間前は人生で一番幸せだった?」
 私は十日前のを思い出しながら
「ワン」と答えました。私は過去の3人の男を思い浮かべたが良く思い出せませんでした。
「十日間ずっと私の事を考えていた?」
 私はすかさず「ワン」と答えました。
「次の質問からは人間の言葉でいいわよ」
「由美子は、私の飼い犬になる為にK大学を出て、銀行に入ったの?」
 その質問に私は冷静になり、自分が怖くなりました。私の29年間は瑞樹様の為の準備期間だったのでしょうか。
「聞こえなったのかな?もう一度聞くね」
 そう言いながら瑞樹様は私の横に腰を下ろし、右手を私の腿の上に置きました。
「由美子は、私の飼い犬になる為にK大学を出て、銀行に入ったの?」
 私は直ぐに答えました。
「はい、私は瑞樹様の飼い犬になる為にK大学を出て、銀行に入りました」
 屈辱的でしたが、これ以外の答えはありませんでした。


42 :
「少し、意地悪な質問だったみたいね。でも、次の質問にも答えて貰うわよ。由美子にとっての人生の最優先事項はなに?」
 瑞樹様の言葉は聞こえるのですが、私は何も考える事が出来ませんでした。
「じゃ、次の3つの内から答えなさい。銀行で出世する事。結婚。最後に私の飼い犬である事」
 心の壁が崩れるのが判りました。さっきまでの自分のつまらなさを後悔しました。もっと早く判っていれば・・・。
 涙が溢れてきました。私は涙声になりながら答えました。
「私の最優先事項は、瑞樹様の飼い犬と生きていくことです。すみません、私は先刻までつまらない事を考えていました」
 もう涙が止まりません。瑞樹様が涙を指ですくっていました。
「いいのよ、判ってくれたなら。私は由美子に飼い犬である事を後悔させたりしないから」
 瑞樹様は私が泣き止むまで、髪を撫でてくれました。
 落ち着きを取り戻すと瑞樹様は私に目隠しをしました。瑞樹様は私の横に居ました。ベッドの沈み具合で判ります。
 でも、なにもしてくれません。声も掛けてくれません。だんだん不安になってきました。
 私は瑞樹様に近づこうと身体をくねらせましたが、鎖で繋がれているのですから、身体が少し浮くぐらいしか動かせません。
「まだ、一分しか経っていないのに、もう不安なの?」
 私は鎖への抵抗をやめました。まだ一分しか経っていませんでした。

43 :
「飼い犬を危険な目に遭わす飼い主はいないわよ。じっとしていないさい」
 私は不安を感じた自分が恥ずかしくなりました。瑞樹様はベッドか降りました。どこに行ったか判りません。
 私は暗闇にじっとしていました。物音もしません。時間の感覚も無くなりました。私の頭にいけない思いがよぎりました。
 瑞樹様はもう帰ってしまったのでは? 私はそんな事も思ってしまう自身が嫌になり、瑞樹様がそんな事をするはず無いと思い直し、瑞樹様の事だけを信じようと誓いました。そんな事を何回か頭の中で繰り返していました。
 瑞樹様が私を呼びました。
「由美子」
 私は嬉しくて堪りませんでした。
「由美子、聞こえたら返事をしなさい」
「ワンッ」
 大きく返事をしました。
「いい犬ね、由美子は」
 直ぐ近くから声がします。ベッドが沈むのが判ります。瑞樹様は私の直ぐ横にいるはずです。
「由美子は綺麗ね、お肌も29歳とは思えない。この黒髪も素敵、お人形さんみたい」
 私の顔に近づく気配があります。
「唇もかわいい、でも、すこしいやらくて」
 瑞樹様の吐息が唇に掛かります。
「唇を舐めてみて」
 唇をなめました。
「スゴイいやらし舌遣いね、唇も濡れて益々イヤらしくなって」
 恥ずかしくなって、下唇を噛み締めました。
「ダメよ、そのイヤらしい唇を見せてくれないと」
 瑞樹様の吐息が、もっと近づきました。噛み締めるのをやめました。
「スケベな由美子の唇ね」
 私は息が苦しくなってきて、口で呼吸をしました。
「息が荒いわね由美子、イヤらしい事で考えているの?」
 益々、息が荒くなります。瑞樹様の吐息が胸の方へ移動しました。


44 :

【平成X3年】
 前野敦子です。
 そういうことは露知らず、去年の4月、私は高校を卒業して新生S物産に無事入社することができました。
 入社前の説明では配属予定の営業第一部は、吉川さんが部長になると聞かされていました。しかし、実際に入社してみると、部長は他のひとで、吉川さんは部長待遇のまま休職中ということでした。
 すでに述べた吉川さんの部署で取引先の倒産があり、大きな不良債権が発生したため、責任を感じられて自ら謹慎されているということでした。
 もちろん吉川さんやそのスタッフには責任のないことだそうで、旧M商事の昔の役員や部長クラスのずさんな営業が原因だそうです。
 私が入社してひと月経った5月1日のことです。吉川部長は、いや吉川さんは、合併後初めて出勤されました。でも、それは部長としての初出勤ではありませんでした。
 初出勤の約二週間位前に、吉川さんひとりだけの人事異動が発令されていました。

45 :

人事通達
 平成X2年5月1日付をもって、
 「総合職三級」および「事務職三級」より下位の職位として、
 新たに「総合職四級」および「事務職四級」を新設する。
 さらに、「総合職四級」および「事務職四級」より下位の職位として、
 「補助職一級」から「補助職四級」までの四つの職位を新設する。
人事異動
 平成X2年5月1日付
  営業第一部 吉川怜子 (旧)部長待遇(休職)
             (新)基礎見習職四級
  本人の依願により、「補助職四級」よりさらに下位の職位として、
  「基礎職一級」「基礎職二級」「基礎職三級」「基礎職四級」の四段階の職位と
  さらに下位の職位として、「基礎見習職一級」、「基礎見習職二級」「基礎見習職三級」「基礎見習職四級」
  の四段階の職位の合計八段階の職位を新設する。
  本人の依願により、八段階の職位のうち最下位である「基礎見習職四級」の職を命ずる。
これは一体どういうことでしょう。高校を卒業して入社したばかりのわたしでさえ「事務職三級」からのスタートです。その下に十三も新しい職位ができて、その中でも最下位の「基礎見習職四級」が吉川さんの新しい職位なのです。
吉川さんは、たった1ヶ月ほど前に入社したばかりの小娘のような高卒新人よりも十三も職位が下のランクの社員にされ、上司として仕えなければならなくなったのです。
 それに、この日の人事異動は吉川さんひとりだけですから、新たに作られた十三の職位にいる社員は、当然吉川さん以外にはいないことになります。
つまり、吉川さんは自分より下の地位の者も同じ職位にいる者もいないだけでなく、誰よりも最低十三も職位が下になったのです。

46 :
「白い乳房にピンクの乳首。サイズを私の手にピッタリで触り心地もいいのよね。それで、感度も抜群なのよね。乳房を揉んだら身体をくねらせて、乳首を摘むと身体が反り返って」
 瑞樹様の吐息を胸に感じながら、そんな事言われると、まるで触られている様です。
「あれ、乳首が立ってきたわよ。触っていないのに、スケベね」
 その言葉で身体中が熱くなりました。
 瑞樹様の吐息がお腹に降りていきました。
「白い肌がほんのりと桜色。十日前のイッタ後みたい」
 十日前の感覚が戻ってきました。
 瑞樹様は私の拡げられた脚の間に移動しました。考えただけで、恥ずかしくなります。
「由美子のアソコはきれいね。ピンク色に濡れて」
 私は脚を閉じようとしますが、出来るはずがありません。
「ヒクヒク動いたわよ。何か欲しいみたいね」
 瑞樹様の吐息に感じてしまいます。
「すごい、ジュースも溢れてきたわ、イヤらしい」
 瑞樹様の言葉に私のアソコは勝手に反応しています。
「由美子のココは十日前に目覚めたばかりよね、29年間眠っていたのに」
 こんな感覚は十日前が初めて、今日が2回目です。
「由美子はココをなんて呼ぶか知ってる?子供のころ、おませな友達が教えてくれたでしょ」
 私は知っています。でも、その言葉は20年以上口に出していません。恥ずかしくて言えません。
「知らないの?知らないんだったら、こんな事やめて保健体育の勉強でもする?」
 止めて欲しくない一心で言いました。
「オ×ンコ。」大きな声で言えません。
「何か言った?」
「オ×ンコ。」大きな声で言いました。
「よく知ってるのね、さすがK大。由美子は29年間、頭で考えて生きてきたのに、十日前からオ×ンコで考えるようになったのね」
 身体が更に熱くなりました。言われた通りです。この十日間、私はオ×ンコの為に、焦ったり、怒ったり、惨めな気持ちに支配されていました。
「仕事中も頭がおろそかになって。イヤらしい子ね。そんな事にならないように躾をしてるのよ」
 瑞樹様は私の事をそこまで考えてくれているのに、私は瑞樹様に構って貰う事ばかり考えていました。
 瑞樹様が、アソコに息を強く吹きました。腰が勝手に動きました。止めようと思っても止まりません。

47 :
「腰を振って、オ×ンコからはジュースが溢れて。このオ×ンコの上の方に由美子の一番感じる所があるのよね。コリコリしたお豆ちゃんをなんて言うの」
 高校生の時、雑誌のSEX特集で知っていました。私は初めてその言葉を口にしました。
「ク、クリトリス」
「良く言えたわね。由美子にご褒美をあげる。なにがいい?」
「触って下さい」期待で胸が一杯です。
「どこを?」
「クリトリスです」早くして下さい。
「誰の」
「由美子のです」声が震えていました。
「誰に触って欲しいの?」
「瑞樹様です」涙が出てきました。
「ちゃんと、お願いしなさい」
「瑞樹様、由美子のクリトリスを触って下さい」
 その瞬間、全身が快感に包まれました。

48 :
「由美子起きなさい。もう朝よ」
 私はまた、気を失ってそのまま寝ていたようです。身体には首輪だけで何も身につけていません。
 昨日の事を思い出い出します。あれから何回も私は瑞樹様に悦びを頂きました。私の腰があった辺りのシーツが湿っていました。
「もう5時半よ、早くシャワー浴びて帰るわよ」
 今日は月曜です。8時には支店に行かないといけません。
 私はベッドから起きて、バスルームに行こうとしました。私の頬が打たれました。
「朝の挨拶をしなさい」
 私は忘れていました。床に正座して三つ指を付いて「おはようございます。瑞樹様」と挨拶をしました。
「首輪を付けていることを忘れてはダメよ」
 瑞樹様は昨日と同じエナメルを着ていました。
「シャワー、一緒に浴びる?」
 私は完全に目が覚めました。
「ワンッ」
「首輪は外しておきなさい。革だから。でも犬である事を忘れてはいけません」
 私は先にバスルームに入って、お湯を出して暖かくしました。瑞樹様が入ってきます。瑞樹様は何も身につけていません。
 私は初めて瑞樹様の裸の身体を見ました。バスルーム窓から朝日が入り、瑞樹様の全身の産毛が光っています。私は瑞樹様の飼い犬である事誇りに思いました。
「洗ってあげるから、座って」
 私は戸惑いました。私が瑞樹様のお背中を流そうと思っていました。
「お座り」
 私は従いました。
「飼い犬を洗うのも飼い主の仕事だからね」
 瑞樹様の身体を洗いたかったので残念でした。
 瑞樹様は私の身体を洗いながら、私の胸に触ってきます。当然、私は感じてきます。
「由美子、イカせて欲しい?」私は直ぐに「ワン」と答えました。
「もっと甘えるように吠えて?くぅ〜んって。」
 私は照れなが「くぅ〜ん」と甘えました。
 瑞樹様は私を後ろから抱きしめながら、私をイカせてくれました。


49 :
 イッタせいで足下が少し怪しくなりながら、バスルームを出ると、首輪を付けました。大切な瑞樹様の絆です。
「パンツより、首輪が先なの? 早く服を着ないと仕事に間に合わないよ。時間が無いから服は自分で着てね」
 私は服を着て、メイクも済ませませたが、瑞樹様はメイクをまだしていました。
「由美子は早いのね、もっとメイクすれば綺麗なのに」
 私は瑞樹様こそメイクをしなくても綺麗なのにと思っていました。
 瑞樹様のメイクが終わりました。
「由美子、こっちに来て、お座り!」
 私は瑞樹様の足下に正座しました。
「今日の躾を終わるから挨拶をしなさい。」
 三つ指を付いて
「瑞樹様、ありがとうございました。」
 私は頭を上げると瑞樹様を見上げました。
「首輪を外して持っていなさい」
 私は外したくありませんでした。私は「くぅ〜ん」と瑞樹様を見つめました。
「外したく無いの、しょうがないわね、車に乗る迄ね」
 私は立ち上がり鏡に自分の姿を写しました。スーツに赤い首輪。このまま仕事をする姿を想像しました。
「早く出るわよ」
 私は瑞樹様の後を追いかけました。駐車場に降りて瑞樹様の車に乗りました。
 瑞樹様が運転席から、助手席の私を見ています。
「いつまで首輪するつもり」呆れているようでした。
 私は躊躇いながら首輪を外し、バッグにしまいました。瑞樹様が左手を差し出しました。手の平の上に銀色のネックレスがありました。
「これなら不自然じゃ無いでしょ」
 銀色の鎖に首輪と同じメダルが付いていました。
 もう一度「くぅ〜ん」と言って、瑞樹様を見つめました。
「もう、首輪を外したんだから、しっかりして下さいよ、長沢支店長代理」
「そうですね・・・。青木さん・・・」
 私はアパートに到着するまで付けたネックレスのメダルを指で触っていました。

50 :

 後で聞かされた理由はこうです。
 高卒新人以下の職位といっても、たったひとつだと、短期間に出世の階段を駆け上った吉川さんのことです。また短期間で元の部長職に復帰ということも考えられます。
 そういうことはありえないよ、ということを示すための十三のランクなのだそうです。
 一説には、数え方にもよりますが、高卒新人の事務職三級という職位から部長職までの職位が十二あるため、それ以上の降格をさせるため十三の職位を作ったというのです。
 わが社の場合、ひとつの職位の平均在位期間は二三年なので、「基礎職」系の職位に降格されると、一番上の「基礎職一級」でも、最低十年から十五年位経たないと高卒新入社員と同じランクに復帰できないようなイメージがします。
 それが吉川さんのように十三も下のランクだと、スーパーウーマンの吉川さんでもひとつのランクに一年弱としても最低十年、普通のひとなら二十年から三十年かかりそうです。実質、高卒新入社員以下の身分が半永久的で、終身刑に近いといってもいいかもしれません。
 いや、キャリアウーマンとして刑にも等しい降格処分だ、だから十三段階の降格処分なのだ。吉川さんは刑台の十三階段を登らされて、そこから一気に足元から落下させられて絞首刑になるように、十三のランクの降格をさせられたのだ。こういうふうに言うひともいました。

51 :

 それから、会社が新設した「総合職四級(事務職四級)」と「補助職」の四つの職位は、吉川さんの依願ということになっている「基礎職」「基礎見習職」の八つの職位とは根本的に違います。
 まず、「総合職四級」や「補助職」の場合、現在私たちがいる第八課、つまり「キャリアウーマン収容所」へ配属されることはありません。「訓練生」として扱われることもなく、懲罰勤務もありません。
 単に、職位が高卒新人以下の身分になるというだけです。
 あくまでも、「現状の総合職や事務職という職位では能力不足である」という人事的評価だけで、通常の正社員として扱われることには変わりありません。もし、中卒の社員を採用したら、「総合職四級(事務職四級)」の職位からのスタートと考えればいいでしょう。
 「補助職」の場合、アルバイトや派遣社員あるいは契約社員がこの職位からのスタートとなります。組織の命令系統として正社員の指示に従うのが筋なので、まとめてこの「補助職」の扱いとなったわけです。
 つまり、「基礎職」「基礎見習職」の八つの職位は、アルバイトや派遣社員よりも地位が下ということになります。
 なお、「基礎職」「基礎見習職」の八つの職位は、あくまでも吉川さんの自主的な申し出により創設したという建前がひとつのミソです。会社が創設した「総合職四級」や「補助職」への降格だけでは手ぬるいから、自らもっと厳しい処分を望んだというところが重要です。
 会社の方針に逆らった見せしめに決まっているのですが、自ら徹底的な降格処分と屈辱的な懲罰勤務を申し出た形になっているところがミソです。

52 :

【平成X2年】
 
 前野敦子です。
 でも、吉川さんにとって屈辱的なことは、新卒よりも遙かに低い最低ランクの職位への降格ばかりではありませんでした。
 平成X2年5月1日の朝、謹慎があけて初出勤した吉川さんのために、わざわざ歓迎のための臨時の朝礼が開かれました。ちなみにその日は土曜日だったので昼から吉川さんの歓迎会が開かれることになっていました。
 でも、先輩たちも言っていましたが、昇格したひとや転勤するひとの歓迎会や送別会は聞いたことがありますが、降格したひとの歓迎会、それもそのひとのためだけの歓迎会というのは聞いたことがないそうです。
 要するに、降格させられた吉川さんを晒し者という魂胆なのでしょう。
 いずれにしても、吉川さんは、まず朝礼の場で、降格後初めて全社内で最低ランクの社員としての挨拶をさせられ、百人近くいる私たち部員の前で晒し者になったのです。

53 :

 でも、初出勤の日、私たちの目の前に姿を現わした吉川さんの服装を見てみんな絶句しました。
 なんと吉川さんが身につけていたのは、陸上競技の短距離走などで使用される超ハイレグのブルマとトップだったのです。
 当社の取扱商品らしいのですが、外国人選手用の仕様らしく、ブルマのサイドの幅は4〜5センチ位しかありません。
 ビキニの水着のパンツとほとんど変わらない感じで、しかも色が白なので下着のようにも見えます。
 でも、陸上競技用に機能性の面からハイレグに作ってあるのであって、水着やセクシー下着のようにセクシーに見せるために作ってあるわけではありません。
 そのせいか、何だかその場にそぐわない違和感みたいなものがあるのです。
 会社に入ってまもない世間知らずの私でも、吉川さんが懲罰としてそういう格好をさせられていることは容易に想像がつきます。
 吉川さんはみんなからの好奇の視線に晒される屈辱に必に耐えておられる様子でした。私は吉川さんの無残な姿に思わず眼を覆いたくなりました。

54 :
 私は一週間の休暇を瑞樹様の命令で市街にある、高層マンションの最上階で過ごしていました。このマンションは瑞樹様のお知り合いの所有するマンションで、パーティ用に購入している為、普段は誰も住んでいません。
 メゾネット方式になって、下の階がパーティルームになっています。パーティは特殊な趣味の方のパーティでSMの愛好者のパーティを開いているそうです。
 瑞樹様は私と一緒にこのマンションに泊まり昼間は銀行に行ってます。私はこのマンションにいる間の服装は、あの首輪と・・・メイド服でした。
 来週パーティがあるので、しばらく使っていなかったこの部屋を一週間の間に掃除しておく事が借りる条件でした。それで、このメイド服です。瑞樹様がお好きなのもありますが。
 私は朝起きるとメイド服を着て、朝食を作り、瑞樹様をお見送りして、昼間は掃除して、夜は瑞樹様の夕食、そして瑞樹様から躾を受ける生活です。

55 :
 夕食の準備が出来ました。瑞樹様もそろそろ帰ってくる頃です。携帯電話が鳴りました。瑞樹様からでした。
「いま、マンションの下にいる。玄関の鍵を開けて、下のパーティルームに行って、イスに座って待っていて。それと目革隠しをしておくようね」
 私は携帯電話に「ワン」と答えました。いつもなら、インターフォンで呼び出して、私が玄関でお迎えするのですが。
 私は指示通り、鍵を開け、目隠しを持って下に降りて、バーカウンターにあったスツールに腰掛けました。しばらくすると階段を降りてくる足跡がしました。一人ではありません。瑞樹様の声がしました。
「由美子もうしばらく待っていて、着替えるから、一切声は出さないように」
 私は安心しましたが、もう一人が誰だろうと考えました。以前、同じ趣味の仲間に紹介したいと言っていたので、マンションの持ち主かとも思いました。
 男の声がしました。私の背筋は氷つきました。
「由美子君じゃないか。こんなところで会えるとは、私は嬉しいよ」


56 :

【平成X2年】
 北島景子です。
 この時の吉川さんこそ、ハイレグブルマ姿での勤務第一号でした。
 降格といっても「補助職」までの職位の場合には、服装も従来どおり、スーツ(制服)の着用が認められます。
 ところが、「基礎職」系の職位、つまり「キャリアウーマン収容所」の「訓練生」は、制服の代わりに会社の取扱商品の着用を義務づけられます。
 懲罰勤務の一環ですから、まともな事務服などの着用は認められず、露出度の高い羞恥度の高いものになってしまうわけです。
 私が毎日ハイレグブルマの着用を命じられているのもそのためです。
 吉川さんがこの初出勤の時にハイレグブルマ姿にされたことはたまたま偶然です。
 ハイレグブルマが彼女のトレードマークだったからです。
 しかし、吉川さんだけでなく、後々も「キャリアウーマン収容所」の「訓練生」の制服となりました。

57 :

 実は吉川さんには武勇伝がありました。
 仕事柄、商談中に営業担当者自ら試着モデルとなって見せる必要性が出る場合があります。
 露出度の少ない商品であれば問題がないのですが、水着やチアリーダーのユニフォームだと躊躇する担当者もいます。
 しかし、吉川さんはT大出のエリートにもかかわらず、臆することなく試着モデルをこなしました。
 さらに、課長代理時代か課長時代の時に、やはり同じように商談中に試着の必要性が出たことがあったのですが、担当者が躊躇した様子を見せたので、吉川さん自ら試着をして見せたそうです。
 その時の商品というのが陸上競技用のハイレグブルマなのです。
 現在でも、チアの衣装などと比較しても陸上競技用のハイレグブルマは、ひとに見せるという要素は少なく、選手でさえ試合の時にだけ最低限の時間だけ着用するようなイメージです。担当者が躊躇するのも無理はありません。
 しかも、その色というのが、納品する大学のチームカラーというのが白(サイドや太ももの付け根のあたりは赤と青のラインや縁取りがあるものの)が基調のため、まるで下着のように見えるのです。
 それに、普通陸上競技の選手というのは筋肉質で細身のひとが多く、普通の人間が着るとスタイルのいいひとでもブルマが体に食い込んで見えるのです。

58 :

 吉川さんは大学時代テニス同好会にいたこともあって、スリムで筋肉質な体をしています。こういうひとでないと似合わないのです。
 とにかく、この商談は吉川さんの文字通り体を張った交渉によってうまく新規参入ができました。
 それ以来、ハイレグブルマは吉川さんのトレードマークのようになり、社内では「ハイレグブルマの怜ちゃん」のニックネームもついたそうです。
 だから、吉川さんを降格した後の制服の代わりとして、ハイレグブルマを指定したのは吉川さんへのあてつけです。
 ただ、その時吉川さんが着用していたのは前野さんもいったように外国人選手用の仕様のもので、競技のための機能重視のたぶんに試作品的な要素が強いものでした。
 だから、サイド幅も狭く、ハイレグカーブなどもきついし、体を覆う部分を最小限にしたものでした。
 しかも、デザインはまったくなく、無地の白でした。白の下着というよりは、スポーツの時に着ける白のサポーター、白のアンダーショーツといった方がよい製品でした。

59 :

【平成X2年】
 前野敦子です。
「ええ、うそー!」
「信じられない!」
「何、あれ、あの格好!」
「ひ、ひどい!」
 吉川さんの無残な姿にみんなは思わず口々に叫びました。課長たちが振り返って恐い顔で私たちを睨みました。
 当時私の上司であった第五課の高島彩子(モデル:高島彩)課長は小声で
「前野さん、あなたたち人事通達をちゃんと読んだの。ちゃんと書いてあったでしょ」
とたしなめました。
 そういえば、菊川さんの人事異動には、「基礎見習職四級を命ずる」の後に、「業務として当社取扱商品の試着モデルを命ずる」とあり、「制服として当社取扱商品を貸与する」とありました。
 さらに、「勤務中は貸与された当社取扱商品を制服として着用することを命ずる」とありました。
 ちなみに、課長たちは事前に菊川さんの姿を知らされていたようでした。

60 :

「でもさあ、ハイレグブルマを穿けとは書いてなかったわよね」
 同期入社の板谷友美(モデル:板野友美)が言いました。そのとおりです。
「勤務中は制服の代わりに当社の商品を身につけることと書いてあったけど、勤務中ずっとあのハイレグブルマ姿なわけ?」
 同じく同期入社の高畑みなみ(モデル:高橋みなみ)も言いました。
 事情は、北島さんがおっしゃったとおりです。
 考えてみれば、露出度の少ない商品だとわざわざモデルはいらないわけです。
 事務用の制服みたいなものであれば、普通の営業担当のひとたちでもお取引先の前で自ら試着して見せたりしますし、そもそもお客様の会社の社員の方に一度着てもらって満足度を確認してもらうということもできます。
 吉川さんをモデルとして必要になる商品は必然的に露出度の高いものや試着するのが恥ずかしいものになるわけです。
 吉川さんは、総合職のトレードマークであるスーツ姿はもちろん許されず、それどころか私たちのような通常の制服を貸与されることも認められず、勤務中は当社の取扱商品のなかでも露出度の高いものを着用されるように命ぜられたのです。

61 :

「けど、吉川さんの格好すごく似合っていると思うけどな。他の人間だと全然似合わないと思うな」
と秋山才加さん(モデル:秋元才加)がいいました。
 才加さんは私より三つ年上で、当時新卒だった私の教育係でした。ハーフで外国人の血が流れているせいか目鼻がはっきりしたエキゾチックな美人でスタイルもなかなかのものです。
 背がすらっと高くて脚が長く腰の位置がすごく高いのです。女の私でも抱かれたくなるような男前の女性です。
 彼女は旧S物産出身の社員ということと、外国人とのハーフということもあるのか、少し考え方も独特でした。
 だから、吉川さんの屈辱的な姿でも素直に美しいと感動していました。
 確かに、吉川さんのようにスリムでスポーティなひとでないとハイレグブルマは似合いません。
 それに吉川さんのように健康的にやや色黒でないと白が似合いません。
 才加さんの言葉に、主に旧S物産の社員のひとたちは、
「そうよね、悔しいけど吉川さんみたいに美人でないと似合わないわよね」
「でも、ただ美人というだけではダメよ。吉川さんや才加みたいに脚の長い美人でないとダメよ」
などと小声で評論しています。
 こういうことは旧M商事の社員には無理です。
 ほとんどが吉川さんの元部下だったので、気の毒だという気持ちが先に立って躊躇があるからです。
 だから、素直に美しいとは思えないのです。

62 :

 才加さんは、吉川さんの基礎見習職としての懲罰勤務が開始されると、事務系の教育係のチーフに任命されました。
 吉川さんの教育係は各課から事務系・営業系それぞれ一名ずつ任命されました。
 そして、第五課の高嶋課長が旧M商事の三人の課長のなかで筆頭の地位にあったので、教育係のチーフも第五課から選ばれたのです。
 ちなみに、営業系の教育係のチーフは北島さんになりました。
 少し先走って言うと、この時の朝礼で部長が、才加さんと北島さんに教育係を命じました。
 朝礼の後、部員ひとりひとりに挨拶にきた吉川さんに、才加さんは、
「怜子さんが穿いているブルマ、色違いがあるかしら、私にはちょっと白は無理ね」
と聞き、教育係の自分もハイレグブルマ姿にならないと指導上わからないことが出ては困るからね、と言いました。
 後で行われた歓迎会では、才加さんもハイレグブルマ姿になり、コバルトブルーのブルマがよく似合っていました。
 吉川さんも脚が身長の半分ぐらいあるひとですが、才加さんも同じ位長身で腰の位置の高いのとさらにグラマーなので、ハイレグブルマがとてもセクシーでした。
 ちなみに、この時から教育係の才加さんが、吉川元部長のことを「怜子さん」とか「怜ちゃん」と呼んだことから、主に事務系の社員の間では、みんなも吉川さんのことを「怜子さん」とか「怜ちゃん」とか呼ぶようになりました。
 ふだん、怜ちゃんは、懲罰勤務として、毎朝ハイヒールにハイレグブルマという珍妙な姿で部員全員にお茶出し業務をさせられます。
 その時、才加さんも一緒にコバルトブルーやライトブルー、あるいはライトグリーンのブルマを穿いて手伝っています。
 怜ちゃんと才加さんとふたりの姿は、ハイヒールにブルマという姿にも関わらずとても綺麗です。

63 :

【平成X2年】
 北島景子です。
 部長は、屈辱的な姿を晒して必で屈辱を堪えている様子の吉川さんにはおかまいなしに、長々と吉川さんの輝かしい過去の経歴を紹介しました。朝礼は初出勤した吉川さんのためだけに臨時に開かれたものですから、時間はたっぷりとあります。
 そうです。きっと最初から吉川さんを晒し者にする目的のためだけの臨時の朝礼なのでしょう。
 部長は、吉川さんが、一流大学を出て、営業マンとして活躍し、同期の男性社員よりも早く昇進し部長にまで登り詰めたことや営業での輝かしい業績を披露しました。
 部長の横に立つ吉川さんは、たぶん耳を塞ぎたい心境だったと思います。過去の栄光を語られれば語られるほど、今の惨めな自分の姿が際立ってしまうからです。
 褒め言葉は傷口に塩をすり込むようなものでしょう。
 部長は、吉川さんが管理職として大変部下思いであったことを褒め、さきほど私が言ったお取引先の前で尻込みする部下をかばって自ら試着モデルになった逸話を披露しました。
 その武勇伝となった時に試着した商品というのが、他ならぬ吉川さんが今身につけているようなハイレグブルマだったことも披露しました。

64 :

 部長は、一番大きな話題である吉川さんの降格の理由については、割合簡単に説明しました。みんなも知っているようにお取引先の倒産により会社に大きな損失が出た。
 吉川さんはその責任をすべて自分が取るとおっしゃった。
 もちろん吉川さんにほとんど責任はないと思われるので、会社としては最初吉川さんの申し出をありがたいと思いながらもお断りした。
 しかし、吉川さんは責任感の強い方なので会社の回答には納得されず、何度も自分が全責任を取ると申し出られた。
 このままではご退職しかねない雰囲気だったので、吉川さんのような優秀な人材を失いたくはないと考えたので、最終的に会社は吉川さんの申し出どおり、全責任を吉川さんにとっていただくことにした。と、部長は白々しい説明をしました。
 さらに、部長は、実は今日ハイレグブルマ姿になってもらったのは、吉川さんの当面の仕事として当社の商品の試着モデルを務めること、
 今日はその意気込みを示す意味もあって新製品の超ハイレグブルマを着用してもらったこと、今後勤務中は制服代わりに原則としてハイレグブルマを着用してもらうことになった、と説明しました。
 この時、吉川さんがハイレグブルマを着用させられたことがきっかけで、第八課に配属される者はすべて制服代わりにハイレグブルマの着用が命ぜられるようになったのです。

65 :

【平成X2年】
 前野敦子です。
 当時新入社員で世間知らずの私のような者でも、吉川さんが、会社の方針に逆らった見せしめに懲罰的な勤務として、自社商品の試着モデルをさせられるらしいことはすぐにわかりました。
 また、そのモデルの仕事も、ハイレグブルマのような露出度の高いものを身につける屈辱的なものであることもだいたい推測がつきました。
 でも、部長さんからの「吉川さんの自由意志で」という見え透いた説明にも一概にウソだと決めつけられない事情がありました。
 実際、形の上では、吉川さんは自らの意思で、最低の職位への大降格と懲罰勤務を願い出たことになっていたからです。
 吉川さんの人事異動の発表には、人事発令書とともに、人事発令より前の日付で、吉川さん直筆らしい「降格人事願い」と「懲罰勤務願い」のコピーが人事掲示板についていました。
 それから、人事発令の日から実際の5月1日との間に二週間位の日数があったので、
 吉川さんは、自分の希望どおり降格人事と懲罰勤務が認められたことに対する感謝の意を示す文章と、
 この人事異動を受けて最低の職位での懲罰勤務への抱負と決意表明を示す文章とを提出していました。
 これらの文章も人事発令の翌日にはコピーが人事掲示板に載せられていました。

66 :

「最後に」と部長さんは言いました。
 人事発令でも説明されていたように、吉川さんの新しい職位である「基礎職見習四級」というのは高卒新人の社員よりも遙かに低い職位である。
 つまり、4月に入社したばかりの社員でも、わずか一ヶ月で吉川さんという唯一の「部下」ができたということである。
 だから、みんなも今日からは吉川さんの「上司」として自覚を持って欲しいと言いました。
 また、全員が、昨日までの吉川さんの地位のことは忘れて、「上司」として必要な点では厳しく指導教育に当たった欲しいとも言いました。
 部長の挨拶が終わり、辞令が交付され、今度は吉川さんのあいさつの番になりました。記念すべき「基礎見習職四級」としての最初の挨拶でした。

67 :
【平成X2年】
 北島景子です。
 怜ちゃんは、部長から促されると、みんなに深く一礼すると屈辱的な挨拶を始めました。
 私も後に同じ体験をすることになりましたが、もうすべて事情をわかりきっているみんなの前であらためて挨拶するのは、これはこれで屈辱的なものです。
「み、みなさまお早うございます。ただいま部長よりご紹介にあずかりました、菊川怜子でございます。
本日より謹慎が解けようやく皆様と一緒に仕事をさせていただくことになりました。
今後とも、ど、どうぞ、よろしくお願いいたします……」
 さすがの怜ちゃんも、最初はやや言葉に詰まり気味でした。
 怜ちゃんも後で言っていましたし、私も実際に体験して思ったのは、女性ばかりの中で裸に近い姿でいると、その視線の厳しさにちょっと戸惑うのです。
 男性に見られるのは、もちろんとても恥ずかしいです。
 私も、わざと他部署にお使いに行かされますし、営業担当者と企業訪問をしますから、社内でも社外でも男性に恥ずかしい姿を晒さなければなりません。
 しかし、男性が相手だと、かえって開き直れるのです、見たけりゃ見ろよ、と。でも、女性同士はそうはいかないのです。
 私も怜ちゃんの姿を最初に見た時、複雑な心境でした。気の毒だという気持ちと、才加のように三十過ぎているのに綺麗だという素直な憧れと、それ以上の嫉妬心みたいなものです。
 それは、怜ちゃんを連れて営業活動をした時に、自分の気持ちがよくわかりました。
 確かに、最初のうちは、怜ちゃんが晒し者になってみんなの好奇の目に晒されとても気の毒だという気持ちと、T大出のキャリアがあられもない格好でちょっといい気味という気持ちと、半々です。
 でも、結局、怜ちゃんが惨めな姿を晒していてもその場の主役みたいになってしまうのは、ちょっとしゃくにさわります。
 たぶん、私が晒し者になっている時も、みんなの心境はきっと同じようなものでしょう。

68 :

「……さきほど、部長から私の過去の経歴について詳しく紹介があり、過分なお褒めの言葉も頂戴いたしました。
 しかし、今日からの私は、そのような自分の過去の栄光やプライドは全部捨てて、今後の業務に励むつもりでございます。
 部長の方からも説明がありましたように、このたびの不良債権の発生により会社およびみなさまに大変ご迷惑をおかけいたしました。この責任はひとえにこの私ひとりにあります。
 まずは、このことを深くお詫び申し上げたいと思います。
 さて、この責任をどうとるかということですが、当初は辞表を提出し退職という方法も模索いたしましたが、会社から慰留をいただいたこともあり、勤務を続けることによって責任を償う方法を取ることにいたしました。
 まず、責任の重大さを考えますと、部長職を降りることはもちろんのこと、平社員に降格しただけでもまだまだ不十分であり、新卒の社員の方々よりもさらに下の職位からスタートするのが適当ではないかと思いました。
 どの程度下の職位が適当なのかは、数字で現わすことが難しいのですが、とりあえず高卒新人の方より十三下のランクからやり直すことにさせていただきました。
 高卒新人の事務職三級から部長職までの職位の数が数え方にもよりますが、十二ありますので、新卒以下の職位への降格もそこからさらにひとつ多い十三にして、そこからの再スタートということで私の意思を汲み取っていただくことにいたしました。
 これでも不足と思われる分は、降格後の懲罰勤務で存分に償いたいと思います。

69 :
 
 さいわい会社の方では、私の意向を聞き入れてわざわざ私のために最下位の職位を作っていただき、とても感謝しております。
 今、私はすべての社員の中で最下位の地位におります。私よりも下の地位の方も同じ地位の方もおられません。これが今の一番私にふさわしい地位だと思っております。
 今後は、最低ランクの社員として、すべての社員の方々を上司、先輩として敬い、お仕えすることをお誓いいたします。
 年齢に関係なく、職位が上の方に対しては、4月に入社したばかりの新卒の方々に対しても、『先輩』と呼び、礼をつくしたいと思います。
 また、今後入社される新卒の方々も、私が最低ランクの社員である以上、『先輩』とお呼びいたします。
 みなさまの中には、以前部長と部下として仕事をされた方もいらっしゃいますが、そのようなことは過去のことと一切忘れていただきたいと思います。
 元部長としての菊川怜子ではなく、基礎見習職四級の最低ランクの社員としての菊川怜子として扱っていただき、厳しくご指導を賜りたいと思います。
 私も元部長のブライドは捨て、これから懲罰勤務にいそしみますので、是非ご協力いただき、プライドが無くなるまで徹底的にしごいていただきたいと思います。
 なお、本日は、今後の業務である商品モデルの仕事の一環として、最新の陸上競技用ショーツをまとってまいりました。
 朝の神聖な時間に不謹慎と思われるかも知れませんが、私の決意の現われと思って、こういう裸に近い格好をお許しください。
 今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします」

70 :

IT女社長様
この続きを期待しています。
女社長は、おたくっぽい社員に会社をのっとられてしまうのでしょうか。
それとも、昼間は凛としたやり手の女社長、
夜は、M女とふたつの顔を持ち続けるのでしょうか。
私としては、後者の方が希望ですが。

71 :

 キャリアウーマン収容所長様
 
 北島景子に対する懲罰勤務に期待します。
 私は、菊川怜、北川景子とSっぽい女性が責められるのが楽しみです。
 
 後、できれば、NHKの鈴木奈穂子も登場させていただければと思います。
 彼女、学生時代バトントワラー部にいたとか、チアの衣装で営業活動させたいです。

72 :
 私は困惑していました。男の声に私も聞き覚えがあります。
「坂本だよ。支店長代理二人がこんな所で揃うなんてね」
 坂本二三男支店長代理でした。支店には支店長代理は二人います。私と、坂本です。
「君も私と同じ立場のようだね、青木君からどんな、命令を出されるかと思うと楽しみだよ」
 坂本が下品に笑っています。坂本は45歳、地方の大学を出て、支店長代理には5年前になっていました。29歳で支店長代理になった私を快く思っていませんでした。それは普段の態度でも判りました。
「半年ほどまえ、青木君にここに連れてきて貰った時は楽しい思いをさせて貰ったよ」
 私は震えていました。瑞樹様は何を考えているのでしょう。瑞樹様が判りません。私の横に人の気配がしました。肩に手を乗せてきます。
「由美子」
 瑞樹様でした。私は肩の手を避けていました。


73 :
 瑞樹様の気配が無くなり、
「あんた、何か言ったね?奴隷の分際で!」
 瑞樹様が怒っています。
「いえ、ご主人様、私は何も喋っておりません」
 坂本は瑞樹様の事を、ご主人様と呼んでいる。
「嘘言うんじゃないよ。私は喋るなと言ったろ。今も喋ってるじゃないか。この奴隷が!」
 空気を切り裂く音がして、身体を何かで叩く音が響きます。その音が響く度に坂本が呻いています。
「声を出すんじゃないよ。鞭で叩かれたくらいで」
 音が止まりました。瑞樹様の気配が近づき、手が私の身体を包みます。
「由美子、ごめんね。奴隷を信用した私の責任よ」
 耳元で囁き、瑞樹様が私を強く抱きしめて、瑞樹様の唇が私の唇に重なりました。それだけで感じて、不安定なスツールから落ちそうになります。
 瑞樹様の手は服の上から私の胸を責めてきます。もう片方の手がスカートの中に進入してきます。私はスツールの座面を両手で必に掴みました。瑞樹様の両手が私のスカートをまくり上げます。ここに滞在する間、下着は許されていません。今までに無い感覚に襲われました。
 瑞樹様の舌が私を感じさせています。瑞樹様が舌を使って責めるのは、初めてです。


74 :
 気が付いた時、私は何とかスツールの上に座っていました。瑞樹様が目隠しを外してくれました。
 目を開けた私の目の前に、裸の坂本が転がっていました。目はじっとこちらを見ていました。
 瑞樹様はボンテージ衣装に身を包んでいました。瑞樹様は坂本に近づき、ハイヒールで踏みつけます。
「お前は奴隷なんだよ。ご主人様である私に尽くすだけの、物なんだよ。由美子は私の可愛い飼い犬なんだよ。立場の違いくらい理解しな」
 坂本は踏みつけられながら、悦んでいるようでした。
「由美子もこっちに来て踏みな」
 足下には私の靴が用意されていました。人間を踏みつける事には抵抗を感じます。
 ためらう私に瑞樹様は
「由美子、盗撮をしてたのはコイツだよ」
 抵抗が無くなりました。坂本の顔を踏みつけます。
 坂本の顔が歪みます。瑞樹様の足が露わになっている股間を踏みつけます。
「この変態が!」
 坂本は自分の腹の上に白い液体をはき出していました。この時から、私は坂本の事が人間とは思っていませんでした。

75 :
 私が首輪を頂いて、3日が過ぎました。支店では何事も無い様に瑞樹様と過ごしています。でも、私には2日が限界でした。
 私は仕事中に瑞樹様を見つめる事が多くなりました。瑞樹様は私との事が無かったの様に仕事をしています。私は仕事が一段落する度にペンダントを触っていました。
 仕事が終わって、アパートに帰りました。晩ご飯を残り物ですませ、お風呂から上がってくつろいでいる時でした。
 首輪を着けたくなりました。手鏡にはパジャマに赤い首輪の飼い犬由美子がいました。私は自分の身体に自分の手を這わせていました。こんな事をするのは初めてです。
 3日前を思い出しながら、指を動かします。パジャマの前をはだけて胸が露わになります。私の手は決められたように、下へ這っていきます。アソコが熱くなっている事が判ります。
 その時です。玄関のベルが鳴りました。私は慌ててパジャマを直し、インターフォンに出ます。
「長沢代理。青木です」
 私は急いでドアを開けました。


76 :
 ドアを開けると、瑞樹様が一人で立っていました。お酒を飲んでいるようです。
「貴女だけのようね。」瑞樹様の目線が私の首を見つめています。首輪をしたままでした。
「上がってもいいかしら?」
 私は慌ててその場に正座をして、三つ指を着いてお迎えしました。アパートは1LDKで十畳と六畳ほどのフローリングになっていて、リビングに絨毯を引いて床に座るようになってます。瑞樹様に座って貰い、私はお茶の用意をして、瑞樹様の向かいに正座しました。
「どうしてその首輪をしてるの? 私が来るのがわかったの?」
 私はうつむいて答えられません。
「何となくしてみたの?」
 やさしい口調です。
「・・・はい。」
 小さな声で答えます。
「首輪しただけ? なにもしてないの」
 また何も答えられません。
「オナニーしてたでしょ。身体中が赤くなってるわよ」
 私はまた
「・・・はい。」
と小さな声で答えました。
「机に座りなさい」
 私は机に座りました。私の胸の高さに瑞樹様の顔があります。
「ここでオナニーして」
 恥ずかしくてできません。

77 :
「ちゃんと返事して」
 口調が変わります。
「ワン」と返事をして、胸を触りながらパジャマのボタンを外しました。こんな状況でも感じていました。瑞樹様の手が伸びてブラジャーを外します。
「そのまま続けなさい」
 乳首を弄ぶ私の手を瑞樹様が見つめています。そして、私の手が自然に下へ降りていきます。
「いやらしいのね。良く見せて」
 私はズボンとパンツを一緒にずらすと、瑞樹様がそのまま脱がせました。
 瑞樹様は私のアソコを覗き込んでいます。「イヤらしいのね。」指先で濡れている事が判ります。ですが、初めてのオナニーでよく判らず指を動かして、感じるのですが、瑞樹様の指の様には行きません。瑞樹様の指が私の指を導きました。私の快感が一段上がります。
「これならもう、私はいらないよね」
 何の事か判りませんでした。
「首輪は返して貰うわよ」
 意味が判りました。
 私は首を横に振りました。
「もう、一人で出来るんだから、私がいなくても大丈夫でしょ」
 瑞樹様の手が私の右手を掴んで、刺激を止めさせてくれません。
「早くイッテ、由美子が一人前の所を見せなさい」
 涙が出てくるのですが、アソコからの刺激は益々、私を連れて行きます。私は泣きながらイキました。イッタ後も泣き止まず、机の上に寝たまま泣いていました。

78 :

【平成X3年】
 北島景子です。
 ところで、同じ「キャリアウーマン収容所」にいても、怜ちゃんは、全般的にはみんなから大事にされています。
 なぜかというと、部長時代の手腕をみんなが評価しているのと、部下をこきつかって自分の成績を上げるタイプではなく、周りのひとの面倒見がよかったからです。
 そして、何よりも降格の原因が、怜ちゃん自身のせいではなく理不尽な理由だったからです。
 怜ちゃんがリストラに抵抗してくれたおかげで、旧M商事の社員だけでなく、S物産の社員もリストラで首になったり他部署や子会社へ左遷されたりする目にあわなくてすみました。
 だから、怜ちゃんに感謝したり降格や懲罰勤務を気の毒がったりする社員はいても、いい気味だと思う社員は少ないのです。
 ただし、女の心理として、自分より美しく頭もよく仕事もできる上司を最低社員としてあごで使えるのは、ちょっと嬉しいものです。でも、それは男性でも同じでしょう。
 いずれにせよ、みんなは怜ちゃんを虐めながらも心の中では羨ましく思っている、そういう感じです。
 一般的に、S物産に買収された会社の管理職で、会社の方針に逆らって「キャリアウーマン収容所」に来たひとは、怜ちゃんと同じように丁重に扱われています。大なり小なり仲間や部下をかばって降格させられたひとが多いからです。

79 :

 それに比べると、同じ「キャリアウーマン収容所」にいても、怜ちゃんとは対照的に、私はかなり虐められています。
 理由のひとつは、降格の理由が、「秘密情報漏洩」を問われたからです。それに、私の男性遍歴が絡んでいるように取り沙汰されたからです。
 私と一時期交際していたという噂のあった他部署の男性社員が、会社の機密情報を持ち出して、同業のライバル会社へトラバーユしてしまいました。
 大量の情報を持ち出したことはわかっているのですが、はっきり特定できたのは、彼自身の担当顧客や担当業務に関する情報以外では、私の担当顧客や担当業務に関することでした。
 社内の部署間で情報を共有するために、資料を社内メールでやり取りするのは会社から認められています。
 でも、彼と私が交際していたことから、私が幇助したかのような疑いをかけられました。
 もともと、異性関係が激しいというレッテルを貼られていた私は、犯罪に加担したというイメージが濃いまま、降格処分を受けてしまいました。
 おとなしく処分を受けないと、損害賠償を請求するとまで会社に脅されました。
 だから、うかつに退職するわけにはいかないのです。どんなに屈辱的でも懲罰勤務を受けるしかないのです。
 そういう事情もあって、まわりのみんなも私を露骨に虐めやすいのです。

80 :

 もうひとつ私の印象が悪いのは、怜ちゃんが降格した時に、私が営業面での教育係の責任者に任命されたことです。
 当然、毎日のようにハイレグブルマやチアの姿の怜ちゃんを連れて、営業活動に出かけることになります。
 まるで、私が怜ちゃんを直接市中引き回しの晒し者にして虐めているかの印象をみんなに与えてしまうのです。
 私が入社一年目の時、試用期間も無事に済んで、営業職として順調に歩みだした頃、
「北島さん、今日は母校に錦をかざりましょう」
と当時部長であった怜ちゃんは私を誘い、私の母校であるM大学の事務局や各部を訪問しました。
 最後に、私がキャプテンを務めていたチァリーディング部にゆくと、後輩の部員たちに
「北島さんの上司で吉川怜子と申します」
と挨拶し
「北山さんは一年生ながら優秀な方で、将来が楽しみです。会社としては、皆様の中からも北島さんに続く方が入社していただきたいものです」
と私を褒めました。
 私も、
「吉川部長はT大出のインテリで、同期でトップに部長になったバリバリのキャリアウーマンなのよ」
と持ち上げ、
「だから、私の部はとても厳しいの。私も毎日部長にしごかれて涙を流しているわ」
とおどけて見せ、みんなで大笑いしました。

81 :

 ところが、一年経った昨年、再び営業用車からグランドに姿を現わした私と怜ちゃんを見て部員たちは唖然としました。
 私は以前と変わらぬスーツ姿でしたが、怜ちゃんはデモンストレーションのため、他大学に納品したレーシングトップとブルマを着用していました。
 もちろん一年生を除いて部員のほとんどは怜ちゃんのことも覚えていました。だから、しばらくは事態を理解できないようでした。
「怜ちゃん、こんなびっくりしているわ。自分で説明しなさいよ。自分の意志でこうなったんでしょ」
「は、はい、北山先輩。みなさまお久しぶりです。以前もお会いした吉川怜子でございます。
 あ、あのう、前回は部長として、北島さんの上司としてご挨拶いたしましたが、本日は北島さんの部下としてご挨拶させていただきます。
 思うところがありまして、本年5月1日から一平社員として、それも新卒の社員よりも下の身分となり、一から出直すことになりました。今後ともよろしくお願いいたします」
「わかった、みんな。立場が逆になったの、今は私が上司で、怜子が部下。それも怜子は私だけでなく誰よりも下の地位なの。高卒の新入社員にさえ、お茶出しを指図される身分なのよ。
 確かあなたたちのなかで、うちの会社に入社することが決まったひともいるよね。たぶん、来年四月に入社すると、すぐに吉川さんというたったひとりの部下ができることになるわよ」
 そして、その時には一年後に自分が怜ちゃんと同じ運命になろうとは思ってもみませんでした。
 こともあろうに、「基礎見習職」に降格した私の教育係のひとりは、今年入ったばかりの新人、それも同じ大学の二年後輩の吉高由里(モデル:吉高由里子)なのです。
 それだけではありません。私と由里とは同じチァリーディング部の先輩後輩の仲、私がキャプテンをつとめた年に、彼女が新入生で入部したという関係なのです。由里は私に憧れて入社した経緯もあるのです。

82 :

【平成X3年】
 みなさま初めまして、吉高由里と申します。
 今年の4月に入社したばかりの新人です。北島景子さんと同じ大学の二年後輩です。クラブも同じチァリーディング部でした。
 ただし、北島さんはキャプテンを務め、成績も優秀でM商事に入社しましたが、私はチァリーディング部の落ちこぼれでいつも北島さんから叱られていました。
 就職もただでさえ、合併で人員が余っている新生S物産に採用されたのも、北島さんが心配してくれて、うちの大学に与えられたコネ採用の枠を上司の高嶋彩子(モデル:高島彩)課長が人事部にかけあって私にまわしてくれたおかげです。
 4月1日の入社式と二週間の新人研修の後、北島さんや高嶋課長と同じ営業第一部に配属されました。
 ところが、初めて営業第一部に出社した時、私は信じられないものを見ました。朝礼で新入社員の紹介と自己紹介の後、自分の席について、北島さんや高嶋課長はどこにいるのだろう、と目で探していました。
「失礼します」と大きな声がするので振り返ると、白のハイヒールに陸上の短距離走の選手などが身につける赤のハイレグブルマとブラだけを身につけた若い女性が立っていて、お茶を差し出しています。それが、北島さんでした。

83 :

 言葉が出ない私に、
「お茶をどうぞ。私は北島景子と申します。今後ともよろしくお願いいたします」と言って深く頭を下げました。
「あ、あの、これはどういうことです」と小声でこれだけをやっと言うと、
「聞かないで、見ないで」と北島さんは小声で答えて、隣の人にお茶をすすめてゆきました。
 これが社会人になってから初めての北島先輩と私の再会でした。それにしては、あまりにも無残な北島さんの姿でした。
 でも、色白な北島さんには、朱色に近い赤のブルマがとても似合っていました。
 やがて、私はS物産には「キャリアウーマン収容所」と呼ばれる第八課という部署があり、北島さんは機密情報の漏洩の責任を問われて、新卒の私よりもはるかに低い職に降格されたことを知りました。
 ちなみに、北島さんの上司だった高嶋課長も北島さんの事件に連座(そればかりが理由ではないようですが)して、「収容所送り」の身分になったそうです。
 そして、3ヶ月の試用期間が終わり、7月1日に正式に社員となった私は、元北島さんがいた第五課に配属され、母校をはじめとして北島さんが以前担当していた取引先を、課長のかばん持ちをしながら受け持つことになりました。

84 :
 瑞樹様は、泣いてる私を見下ろしながら話かけました。
「由美子、あなた仕事中も私の事じっと見てたでしょう」
 私は頷いて答えます。
「そんな事しちゃダメって言ったでしょ。首輪を返して貰うわ」
 瑞樹様の手が首輪に掛かります。私は瑞樹様の手を掴んで拒否しました。
「イヤなの?」私は頷きます。
「だったらなんで、あんな事するの?オナニーまで・・・・・・判るけど、我慢しないと。今回は許してあげるけど、このままじゃダメよね。罰を与えないと」
 瑞樹様が私を見つめます。
「由美子に罰をお与え下さい」
 祈るように言いました。
「どんな罰がいいと思う」
 私は少し考えて、
「ぶって下さい。」
 それしか思い浮かびませんでした。
「そうね、躾の出来ない子はお尻を叩くのが当然よね。由美子。罰を受けるのね。」私はハッキリと言いました。
「瑞樹様、由美子に罰をお与え下さい。お尻を気が済むまで叩いて下さい」
 私は身体を起こし机の上でお尻を瑞樹様に向けました。
「いい覚悟ね。十回叩くから」
 瑞樹様の平手がお尻に打たれました。痛みが走ります。三回目くらいから、平手の衝撃が私のアソコに響くのです。イッタ後、敏感になっているアソコに刺激が走ります。打たれるたびに声が漏れます。
「お尻を叩かれながらアソコがよだれを垂らしてるわよ」
 瑞樹様には判っている様です。
「最後、十回目」
 一段と強い衝撃がアソコに響いて、私は腰を震わせながらイッテしまいました。
「罰を受けたから許してあげます。でも、仕事中にあんな目で私を見るのは止めなさい。それと、オナニーは私の許可が無いといけません」
 私は机にしがみついたまま、「ワン」と答えました。
「じゃ、私は今日は帰るから。反省もして貰わないとね」
 瑞樹様が私の髪を撫でてくれます。私はパジャマを着直して、瑞樹様を玄関までお送りしようとしました。
 瑞樹様が
「由美子、ここは貴女の部屋だけど、私にとっては飼い犬の家よね。私はお客じゃないわよね。だから、いってらっしゃませって、送ってよ」
 私は三つ指を着いて「いってらしゃいませ。」瑞樹様は部屋からいなくなりました。

85 :
キャリアウーマン収容所の
高嶋課長が堕とされる様を楽しみにしています。

86 :

【平成X3年】
 北島景子です。
 屈辱的でした。人生最大の屈辱でした。
 すでに第八課に来て二週間が過ぎ覚悟していたとはいえ、尊敬してくれている後輩の由里の前で懲罰勤務をしている醜態を晒すのは耐え難いものでした。
 学生時代の部活で先輩からしごかれようが、社会人になって先輩社員から虐められようが、涙一つ見せない気丈な女といわれた私ですが、さすがにあの時は足早に給湯室に駆け込むと嗚咽してしまいました。
 でも、容赦ない罵倒が飛びました。
「何泣いているのよ、そんなひまないわよ」
「そうよ、仕事は次々あるのよ、さっさとやってよ」
「怜ちゃんの時はあんなに虐めたくせに」
「第八課に配属になった時の誓いの言葉はどうしたの。あんたの根性はその程度なの」
 そうなのです。怜ちゃんの教育係になったことが、未だに尾を引いているのです。

87 :
>>86
由里に命令されて服従するのはもう時間の問題でしょうかね、

88 :

【平成X3年】
 当然懲罰が科せられました。
 毎朝の通勤をハイレグブルマ姿でマンションから会社までランニングさせられることになりました。高嶋課長も同様です。降格と同時に、私は高嶋課長のマンションに同居させられていたので、毎朝ふたりで会社までランニングすることになりました。
 ただし、高嶋課長(というより降格したので、彩ちゃん)は童顔なので、学販ブルマを着用させられています。それはそれで屈辱的でしょうが、学販ブルマは紺とかえんじとか濃い緑とか、汗を掻いても透けない色が多いので、私から見れば羨ましいくらいです。
 私の方はハイレグのうえ、ほとんど白のブルマのため、会社に着いた頃には、春先でも汗でぐっしょりとなって、私の大事なところが丸見え(アンダーを穿くことを許されていないので)になってしまっています。
 たぶん、ランニングの途中でも私の大事なところをたっぷりと見られたでしょうね。

89 :
>>88
彩ちゃんは、徹底的に堕としてやりたいですね。北島さんの職位よりもっと下にするとか・・

90 :

 彩ちゃんが、わざわざダサイ学販ブルマを穿かされるには理由があります。
 彩ちゃんは、ふだんは、主に高校や中学の制服の商品モデルをさせられています。
 もともと彩ちゃんは童顔なうえに、顔が小さいせいか実際よりも背が低く見えます。だから、女子高生のミニスカ制服を着てもよく似合います。宴会の余興では、小学生や幼稚園児の格好をしてみんなをよく笑わせました。
 もうひとつ理由があるのは、彩ちゃんのフィアンセは当社の仕入先「F制服」の御曹司なのです。
 F制服はもともと縫製の下請けメーカー的な会社だったのですが、先代の社長がやり手でオリジナルブランドの制服の製作を始めました。
 また、先代の娘であり、現社長である彩ちゃんのフィアンセの母親、つまり将来の姑さんは、ファッションのデザイナーとして腕利きなだけでなく、経営手腕にも優れていて、さらに会社を発展させました。
 それに資本や販路の面でバックアップしたのが、旧S物産なのです。
 だから、F制服はS物産には頭があがらず、合併でさらに大きくなった新生S物産は最大の販売先となり、ますます頭があがらなくなったのです。
 そういう事情もあって、彩ちゃんは屈辱的な降格処分を受けても簡単に辞表を出すわけにはいかないのです。ただし、S物産もF制服との取引を斟酌して、彩ちゃんには怜ちゃんのような極端に露出度の高い商品のモデルは避けることにしたのです。

91 :
まだ、読んでるんですね

92 :
支店長代理は続かないのですか?
しえん

93 :
 瑞樹様から、自慰の許可が来たのは翌日でした。
 その日支店には私だけが残っていました。山形支店長と坂本支店長代理は取引先との接待の為、私が最後まで残って戸締まりをする事になっていました。
 最後まで残っていた行員も帰って、私も仕事を終えて帰ろうとした時、携帯電話が鳴りました。瑞樹様からでした。瑞樹様は私が支店に一人で残っている事を確認すると、私に自慰の許可を出しました。
「由美子、首輪をして今すぐにそこで、支店でオナニーをしなさい。電話は切らないように」
 私は戸惑いましたが、鞄から首輪を出して着けました。
 瑞樹様は首輪をした事を確認すると
「そのまま、ロビーに行って、お客様用の椅子の上でオナニーをやりなさい」
 私は電話を聞きながら、ロビーに行き座りました。お客様用の椅子は背もたれのないベンチになっています。
「服の上から胸を触りなさい」
 命令に従いブラウスの上から胸を触ります。
「窓口からよく見える様脱ぎなさい」
 その言葉に感じてしまいます。窓口に座っている瑞樹様を想像します。ブラウスのボタンを外して、ブラジャーの中に手を入れて胸を触っています。
「聞こえる様に声も出しなさい」
 声を大きくします。
「パンストを脱いでパンツの上から触ってみなさい」
 パンストを脱いで、スカートを捲り上げパンツの上に指を這わせます。
「パンツの中はどうなってるのかしら? 入れてみなさいよ」
 私の指が濡れたアソコを捉えます。瑞樹様に導かれた指の動きを思い出します。私の声が支店の中に響きます。
「由美子のアソコがどうなっているか言いなさい」
「は・・・はい。濡れてます」
「窓口まで音が聞こえそうね」
 指が止まりません。昇り詰めていきます。
「イク時は言うのよ」
 頭の中が一杯になります。
「い、いぃぃ、イクっ」
 腰の震えが止まりません。
「いやらしい由美子は、どこでもイケるのね。明日は貴女のイッタ椅子を見ながら仕事させてもらうわ。あと、濡れたパンツはゴミ箱に捨てなさい。今日はアパートまでノーパンで帰りなさい。判ったら返事をしなさい」
 私は悩みながら「ワン。」と答えると電話が切れました。私はそのままパンツを脱いでロビーのゴミ箱に入れて支店を出ました。

94 :
続けようと思えばいくらでもできますが、別のを書きたいですね。

95 :

【平成X3年】
 北島景子です。
 不思議なことに、彩ちゃんが屈辱的な降格と懲罰勤務をさせられても、姑であるF制服の社長は、別にクレームをつけたりしませんでした。S物産との取引関係を重視したというよりも、もともと息子の嫁として彩ちゃんのことを気に入らなかったからです。
 彩ちゃんにはちょっと可愛そうですが、話は、私が入社する以前、怜ちゃんがまだ課長だった頃に遡ります。
 老舗の暖簾に胡坐をかいていた旧M商事は、当初単なる縫製の下請けメーカーとF制服のことを見下していたため、有名になってからのF制服との取引深耕には遅れをとりました。
 そこで、当時の営業部長は、やり手の女社長の性格や考え方を調査し、怜ちゃんを担当に抜擢しました。この作戦はあたって、社長は怜ちゃんを気に入り、取引は拡大しました。
 そのうち、社長は、単に仕事上の担当者というだけではなく、息子の嫁として怜ちゃんのことを考えるようになりました。
 息子の専務は、デザイナーとしての腕前は社長以上のものがありましたが、会社の経営面には劣る面があり、しっかりした嫁をと考えていたからです。

96 :

 だから、専務が彩ちゃんと結婚したいと言いだした時、社長はかなり反対しました。
 ただ、怜ちゃんと結婚させること自体は、割合あっさりとあきらめました。ひとつは、肝心の怜ちゃんにその気がなかったからです。
 それと、経営のためなら、将来会社の幹部として怜ちゃんをヘッドハンティングすればよい、それなら同意すると専務が折れたからです。
 現に、怜ちゃんの降格と懲罰勤務を知った時、むしろ専務の方が熱心にヘッドハンティングしようとしました。
 この時に、すでに彩ちゃんとの結婚は公然のものとなっていましたが、彩ちゃんの心理としてはあまり気持ちがよくはなかったでしょうね。
 怜ちゃんが降格した時に、彩ちゃんは一番目にかけてもらった部下だったにもかかわらず、割合冷たく手のひらを返したように扱ったのも、こういう心理があったようです。
 直属の部下だった私も彩ちゃんの方針に従わざるを得ず、これが後々までみんなの顰蹙をかうことになりました。
 だから、ふたりとも降格した時、みんなから怜ちゃん以上に虐められる結果となったのです。

97 :

【平成X2年】
 何はともあれ、怜ちゃんのように才色兼備で理想のキャリアウーマンをあごで使い懲罰勤務をさせるのは内心楽しいものです。
 さて、営業活動開始です。
 営業用の自動車で取引先まで移動するとはいえ、怜ちゃんはハイレグブルマ姿のままです。駐車場が戸外にある取引先だと通行人にまでジロジロ物珍しそうな視線に晒されます。
 駐車場から社屋まで距離がある会社は特に始末が悪いです。現在同じ目に合っている私には、実感としてその時の怜ちゃんの屈辱感が伝わってきます。
 それを何とかクリアしても、受付で高嶋課長や私の後ろで小さくなっている怜ちゃんの姿にどうしても視線が集まります。受付の女性の中には怜ちゃんと顔なじみになっているひともけっこういます。
「吉川部長、今日は」と挨拶しかけて絶句するひともいます。受付を通過した後でも、怜ちゃんの異様な姿に好奇の視線が痛いほど背中に当たるのがわかります。
 たまたまエレベーターに乗り合わせたまったく私たちを知らない社員のひとたちが、ジロジロと怜ちゃんの姿を眺めます。
 そもそも自社ビルではなく、テナントとして大きなビルに入っている取引先もたくさんあります。他の会社のひとたちは何事かとジロジロと怜ちゃんの姿を眺めます。
 いくら怜ちゃんがモデルのような美人でも、プロと素人との違いは歴然としているので、雰囲気でわかってしまいます。

98 :

 この駐車場から受付、受付から目指す面談相手の部署に着くまでの間に浴びるたくさんの視線に、羞恥度は最高潮に達します。
 私も同じ経験をしているのでよくわかるのですが、特に下半身に突き刺さるようなものを強く感じてしまい、情けないことに何だか体の奥の方が熱くなってくるのです。
 
 一番恥ずかしいのは、大きな会社でフロア全体が一つの大部屋になっている場合です。
 エレベーターを降りて入り口を開けると、真ん中に通路があって両側には仕切りも何もないという会社があります。
 しかも目指す部署が一番奥の突き当たりだったりすると、完全に晒し者という感じになってしまうのです。まるで自分が江戸時代の囚人になって市中引き回しにされるような錯角がします。
 特に、二回目三回目の訪問になると、事前にアポが入っているために、怜ちゃんの姿を見ると「待ってました!」と言わんばかりの空気になっています。
 女子社員でも、遠慮なく晒し者の怜ちゃんの姿を楽しんでいるのがわかります。
 
 でも、怜ちゃんはさすがです。いつも毅然としていました。
 そんなことはない、恥ずかしくて恥ずかしくて穴があったら入りたい、顔から火が出るような恥ずかしさというのはああいう状況だと、怜ちゃんは言っていましたし、
怜ちゃんの生理休暇の時などに代役を務めた日野愛美(モデル:比嘉愛未)なども同じことを言っていました。

99 :

 しかし、人間の出来が違うというか、見た目どおりに清純そのものというか、怜ちゃんにしても愛美にしても、下半身は決して乱れないのです。
 私や彩ちゃんは、面談が終わるとすぐにトイレに駆け込んで股間を拭わないと持たないのです。
 ひどい時には、上記のような大部屋の通路を歩いていると、面談相手に会うまでに股間が濡れぼそってくることもあります。
 だから、同じ商品の予備を何着も用意しておく必要があるのです。
 もちろん、先方は大喜びで私たちをいっそう蔑むようにみますし、同行した担当者からは帰社後にさんざんに罵倒されます。

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