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ルパン三世でエロパロ


1 :08/04/28 〜 最終レス :12/04/23
原作、アニメ、なんでもOK!
職人さんが来てくれたら嬉しい。
需要ある?

2 :
<丶`∀´>y─┛~~

3 :
>>1
ない

4 :
ないっぽい

5 :
立つたびに落ちる。
こんなに知名度が高いのに。

6 :
ないか…すまん、スレ無駄使いだな
緑対赤出たし需要あると思ったんだけどな。
一色まりやとかエレンとかクラリスとか大好きなんだけどな

7 :
エロビキニの不二子の男狩り

8 :
銭形×まりやが見たい。

9 :
やっぱルパンはオタには向かないのか?
気付いたらワンピースも無いもんな。ドラゴンボールも立たないし。
職人も来ないし

10 :
不二子は1sが可愛いな。
あとOVAのヤスオ、ユキコは初代のルパンと不二子の声優ネタだよな?

11 :
女目線で、次元や五ェ門とHできるやつ書いて欲しい

12 :
ルパン×クラリスがみたいな。今週カリ城だし。

13 :
そういや今週カリオストロだね。
クラリスのアナルをルパンが犯すのが見たい。

14 :
たまにゃ風魔一族とか流せばいいのに。

15 :
>>14
風魔の時声優変えたのは何でだろな。
山田氏スタッフにかなり怒ったらしいよ。
2、3回見たら違和感無いけどね。塩沢って亡くなったんだよな?

16 :
塩沢さんはお亡くなりになってますよ

17 :
やっぱゴエは井上さんだろ

18 :
でも1sは大塚周夫だよ。
一番しっくりくるのは井上さんだけどね

19 :
今日カリ城だな。

20 :
ルパン×クラリス読みてーな

21 :
同じくルパン×クラリスに一票
そういえば以前クラリスのエロ同人誌あったな

22 :
おお!同志たち!
てか次元と五ェ門クラリスに惚れたよなあれww
同じくクラリス×ルパン希望

23 :
>>15
やっぱり、声優の高齢化問題じゃない?
そろそろ銭形警部とフジコは限界な気がする。

24 :
「ああっ、おじさま!一緒にイキたい!!」
こんなのですか?
分かりませぬorz

25 :
クラリス×ルパン
マダー?

26 :
>>24
それだよそれ!

27 :
>>24
さぁ!
続きを書くんだ!

28 :
俺は銭型×まりや、五ェ門×紫、ルパン×クラリスかエレン
が見たいかな。

29 :
まりやは俺も好きだ。

30 :
不二子は人気薄だな

31 :
「ごえもん」の名前をどう表記すればいいのかいまだに分からん。

32 :
>>31
五右ェ門と思う
てか緑対赤の最後がルパンなのかヤスオなのかわからん。
あれ駄作だな。最後のがヤスオだとしたら次元がなんでルパン以外と組むんだ?

33 :
不二子の神作品があったが、あの作家さんは今いづこ?

34 :
>>33 どんなのでした?

35 :
不二子が少年に延々とやられ続ける話だけど、長編でも読者を飽きさせない文書力は素晴らしかった。

36 :
ミスターX×不二子もしくはミスターXヤスミン王女がいいな
美女を拘束してくすぐり攻めに触手プレイにとやりたい放題

37 :
「・・・くそう、一足遅かったか。ルパンめまんまと盗みおって」
「いいえ、あの方は何も盗んではいきませんでした」
「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました」
「?」
「あなたの処女です!」

38 :
文才無いですがルパン×エレンで考え中
それまでこのスレが落ちませんように…ナムナム

39 :
銭さん×まりやが読みたい

40 :
保守

41 :
>>38
エレンいいよね!

42 :
保守

43 :
ルパン×ジャスミン局長

44 :
投下&TVSPまで保守

45 :
保守

46 :
保守

47 :
保守ゥ

48 :
ユキコは俺の嫁
てか素直にあんな彼女がいたら大切にしたい

49 :
五右ヱ門でエロとかいうと某ハーレム中心ノベルみたく、あれよあれよという間になし崩し的に食われるようなイメージがする。

50 :
燃えよ斬鉄剣の桔梗可愛いのに
裏切りものだもんなぁ…
ルパン×ポイズン・ソフィキボンヌ

51 :
保守アゲ

52 :
保守

53 :
保守

54 :
保守サゲ

55 :
ゴエモンって童貞なんだろうか・・・

56 :
バランスを考えれば一人ぐらい未経験な人間がいたほうがいい。
あくまで女グループでの場合だが。

57 :


58 :
>>55
イケメンなのに童貞ってのが萌え

59 :
「某は女人にうつつを抜かしている暇などないのである!」
「な、何をする!そのような破廉恥な真似を!!」
「や、やめぬか!!」
「っ…!!」

60 :
>>59
さあそれを膨らませて続きを!!

61 :
ゴエモンの童貞は不二子が奪うに一票

62 :
>>60
妄想力はあるが文才はないのだ。
ゴエ→若かりし頃に年上の妖艶な美女に筆おろし。
次元→利用しようと近付いて来た女スパイをその卓越したテクニックでもって逆に骨抜きに。
ルパン→不二子と色々試す。
とっつぁん→は別にいいや。
こんな感じで誰か書いてくれないかなー。

63 :
>>62さんのアイデアから次元×女スパイでエロ。
最後までやらないしエロ以外が長いです。
よろしければお付き合いください。

64 :

街灯が、夜霧にぽうと光を放ち、運河に小さな火を落とす。
ロンドンの霧深い夜、寂しい路地裏を咥え煙草で歩き出す黒服
の男の後ろには、小さな足音が響いていた。
ともすれば見落としそうになる、かすかな息遣いを背後から感
じたのか、黒服の男は一度振り返り、癖の強い英語で叫んだ。
「おい、そろそろ出てきちゃどうだ?」
霧でしなびた煙草の火は弱く、漂う紫煙は男の周囲に纏わりつ
いて、苦い香りをふりまいた。
思い切り煙を吸い込んで、ホルスターに手を掛けながら黒服の
男――次元大介は煙草を放り投げ、トレードマークの帽子に手
を掛ける。
未だ反応のない、こちらを伺う影を警戒するように気を張り詰
め、マグナムを指先で撫でた。
「おいおい、深夜の逢引のお誘いにしちゃ気立ちすぎだろう
よ」
恐らく相手にはわからない、日本語でそう呟きながら、次元は
目を瞑る。
どうにも隠し切れていない気といい、未熟な尾行術といい、
間違いなく相手は素人だ。仮にプロだったとしても駆け出しも
駆け出しだろう。
思案しつつも、威嚇とばかりにホルスターから拳銃を抜き去る
と、物陰から微かに息を呑む音が聞えた。
「とっとと出てこいや。深窓のご令嬢でもあるまいし、勿体つ
けるようなガラでもねぇだ
ろう」
「……ミスター、失礼を。少しお話があるのです」
イライラと引き金に手を掛けようとした途端、路地裏に美しい
声が響いた。
物陰から顔を出したのは、意外にも若い女で、陰りのある美貌
が夜霧に霞んで美しかった。
きらきらと微かに光を反射するブロンドを肩の辺りで切りそろ
え、理知的な印象を受けるアイスブルーの瞳は次元を見据えて
いる。
相棒の女好きなら、涎を垂らして喜んだことだろう、と内心女
への賛辞を呟きながら、次元は警戒を緩めなかった。
いかに格下の相手とはいえ、油断は即、を招く。特に彼らの
生きる世界では。
「あなたに依頼があるのです。実力を確かめさせていただく為
とはいえ、失礼をいたしました。お詫びを申し上げます」
「……ほう? まあ、口上はいいさ。どういうつもりで俺の尻
を追っかけ回してたのか、聞きたいのはそこんとこだ。依頼っ
てのはどの筋からだい?」
マッチで火をつけた煙草を咥え、再び煙を吐き出す次元は、女
を見据える。
「私の組織からの依頼です。内容は大統領の暗。報酬は……

「断る。俺ァ、もうしは廃業したんだ」

65 :

手にしたトランクを差し出そうとする女を押し止めて、次元は
ため息をついた。
このところ離れていた裏稼業の、それも昔の稼業からの依頼に
、軽い頭痛を覚える。
あまり良い思い出のない、昔の仕事のアレコレが脳内を駆け巡
り、次元の気分は地獄の釜底よりも下になった。
「組織は、あなたの個人的な事情には関与しません。ただ依頼
を受けていただければ良いのです。……断らないほうがいいで
すよ?」
「……試しに聞くが、断るとどうなんだ?」
「あなたの大事な方々が、少々危険な目にあってしまうかもし
れません」
胡乱な眼差しを向けた次元に、女は薄い唇を吊り上げて酷薄な
笑みを浮かべた。
しょっちゅう危険な目にあっている身内が、この女の組織程度
でどうにかなるとはとうてい思えない。
顎鬚を撫でながら、くつくつと喉を鳴らす次元を、女は不信そ
うに見つめた。
「何がおかしいのですか?」
「いや、世界中のどこでも悪党の口上ってのは変わらねえもん
だと思ってね」
「……ミスター、私はふざけているわけではありません!」
からかうように笑った次元に、女は怒りも顕わに詰め寄ってく
る。
毛を逆立てた猫のような女の行動に、一抹の違和感を抱きなが
ら、次元は軽く両手をあげる。
おーこわ、と日本語で呟くと、女は理解できないらしく優美な
曲線を描く眉を顰めた。
「組織は、恐ろしいところです。お早く、賢明な決断をお願い
します」
「ふぅん……なあ、アンタ、実はその”組織”とやらのメンバ
ーじゃねえだろ?」
近づいた女の首筋に手を当て、発信機と盗聴器を握りつぶした
あと、次元は耳元で囁く。
路地裏を彷徨っていたころから、女の未熟な気に紛れて、熟
練した使い手らしい複数の気配が見え隠れしていた。
今までの会話からみて、到底極悪非道な悪の組織の構成員とは
思えない女の言動と、彼女を尾行する者たちの動向から見て、
どうやら女は潜入スパイかそれに準じる存在のようである。
次元はそんな風に考えながら、女を覆い隠すようにして路地裏
の壁に片手をついた。
「……ミスター、あなた何を!」
するつもり、という女の声を遮るように、次元の拳銃が火を噴
いた。
夜のしじまに四発の銃声が響き渡り、彼らを取り囲んでいた黒
衣の尾行者は絶命の呻きをあげて倒れふす。
顔を青くして震えている女を宥めるように、銃口から立ち上る
煙を息で払いつつ、次元は彼女の頭に手を乗せた。
「女一人に、ずいぶんご大層な監視体制ときたもんだ。そんな
見大物には見えねえがな、アンタ?」

66 :

「……そうね、ミスター。組織の言っていた通りの凄腕ね、あ
なた」
「世辞はいらねえよ。とりあえず、無関係な俺を巻き込んでく
れたんだから、話のさわりぐれえは聞かせてくれ」
うっとりと目を細める女の、しどけない媚態を、帽子のつばを
下げてやり過ごした次元は、唇を尖らせて拗ねたように言う。
少年めいたその仕草に、女はくすくすと笑って口元に白い手袋
をはめた手を当てる。
豪奢な毛皮を着込んだ女の姿は、場末の路地裏には場違いすぎ
て、どこか滑稽ですらあった。
「この先に、馴染みの店があるわ。一杯いかがかしら? お礼
とお詫びと、状況説明に」
「ああ。……それはいいな。ウォッカがあればもっといい」
「イメージ通りにハードボイルドね、ミスター」
スーツの襟元を緩めて、次元は女の足に合わせて歩き出す。
コツコツとヒールを鳴らす女の横顔は、次元の言葉にくすりと
歪んで、赤い唇が美しい狐を描いた。
「ミスターはやめてくれ。次元だ。ダイスケ・ジゲン。好きに
呼んでくれ」
「あら……自己紹介もまだだったのね、私たち。失礼、ジゲン
。私はアナスタシア。ナタ
ーシャでもナタリーでも好きに呼んでちょうだい」
驚いたように目を瞠った女――アナスタシアはね悪戯に片眉を
吊り上げて次元をふり仰いだ。
咥え煙草を燻らす次元は、女の顔を見つめると、ふと思いつい
たように尋ねる。
「いい名前だな、アナスタシア。ロシアの生まれか?」
「ええ。そんな大層な生まれではないけれどね。極寒の地で震
えながらお腹を空かせてたものよ」
「お姫さまみてえな、別嬪だがな」
アナスタシア――ロシア皇女の名前をもつ女は、皮肉げに笑っ
て幼い頃の自分の境遇を語ったが、続いた次元の言葉に頬を赤
らめた。
何でもないことのように、煙草の煙を吐き出す次元の横顔を盗
み見て、アナスタシアはため息をつく。
「あなた……資料にはプレイボーイだと書いてあったけど、本
当なのね。とてもそんなかんじはしなかったのに」
「そりゃデタラメだろう。相棒の方はけっこうな遊び人だが、
俺ァ、至極真面目だ」
肩を竦めて、次元を詰るアナスタシアに、軽いウィンクを飛ば
して彼は悪戯に唇を歪めた。
本当に真面目な男はそんなことを言わないものよ、と口にしか
けたアナスタシアは、その言葉を飲み込む。
どう言ったところで、この男にそれを自覚させるのは不可能な
気がしたのだ。
「あの店よ」

67 :

「おう。ロンドンの霧は冷えるな。早いところ一杯やってあっ
たまりてえ」
アナスタシアが、頭痛をこらえて馴染みの店の看板を指差すと
、次元は両手を擦り合わせて呟いた。
彼の口元に咥えられて漂う煙草の煙が、アナスタシアを取り巻
いていくような感覚に襲われ、彼女は幾らか早足に店へと向か
った。
***
店の薄暗い照明は、淡い橙色に夜を照らし出し、その微かな明
かりの中では隣にいる人間の指先さえ曖昧に煙る。
たち昇る紫煙を弾く次元の指先を確認できないアナスタシアは
、どことなく不安に襲われながらグラスを傾けた。
とろりとした飴色の液体は、口元から胃に滑り落ち、全身を一
気に火照らせる。
片手でグラスを暖め、手首を使って液体を回すと、なんともい
えない芳香が鼻腔をくすぐる。
ようやく人心地ついたアナスタシアと次元は、しばし好きに酒
に興じていたが、やがて同時に口を開いた。
「あの、」
「なあ、」
ぴったりと互いの声が重なったことに、戸惑った二人は互いを
探るように見つめる。
視線でアナスタシアを促した次元に、微かに頷いてアナスタシ
アはぽつりと語り始めた。
「私が、組織に入ったのは、敵討ちのためなのよ。私の大事な
兄はヤツらにされた。まだ大学を出たばかりだったのに。こ
れから山ほど楽しい出来事があったはずなのに。失意の底に落
ち込んでいたときに、声を掛けてきたのが今私が所属している
警察組織だったわ。
彼らは公にはできないことを請け負う公的機関だと教えられた
。私は志願して今回の任務についたんだけど……失敗しちゃっ
たわね。兄の敵討ちはできそうにないわ」
一気に語り終え、酒を煽ったアナスタシアの、空になったグラ
スに酒を注ぎ足しながら、次元は顎鬚を撫でた。
行儀悪くテーブルに足を乗せ、グラスを傾ける仕草は、彼以外
の人間がやれば不愉快の極みだろうが、次元がやると不思議と
決まって見える。
「そら、ご愁傷様、だな」
相棒の大泥棒が聞いたら、お前は冷たい、と駄々をこねて詰り
そうな台詞を、紫煙とともに吐き出すと、次元はそれきり黙り
こんだ。

68 :

アナスタシアは、そんな次元に軽い感謝の眼差しを送る。
彼女自身、根掘り葉掘り聞かれたり、変に同情を受けるのには
飽き飽きしていたのだ。
下手な慰めもせず、何も聞かないでくれる次元の心遣いが彼女
には嬉しかった。
「ふふ。全くだわ。ところで、ジゲン。今夜はお暇?」
「どういう意味かによるなァ」
「そのままの意味よ。今夜は冷えるわ」
くすくすと笑ったアナスタシアは、毛皮を脱いだ下に着込んで
いた襟ぐりの大きく開いたスーツの胸の前で腕を組む。
若草色のスーツに皺がより、肉感的な白い胸元が魅惑的に揺れ
た。
「……他当たってくれ。忘れたいことがある女を抱くのは好き
じゃねえんだ。最中に他のこと考えてる女ってのはどうもな」
「あなたが、他のことを考えられなくしてくれればいいのよ」
次元の断りに、アナスタシアは挑戦的に目を光らせて唇を舐め
上げた。
猫のように、舌で赤い唇をなぞる仕草はどこか扇情的で、ぞく
りとする流し目は水分を含んで揺れる。
女の媚態にぞわぞわと体が総毛立つのを感じながら、次元は煙
を吐き出してにやりと笑う。
「おもしれえ」
挑戦を受けるように、楽しげに笑った次元の様子を見て、女は
懐から鍵を取り出した。
「二階が宿になってるのよ、ここ。もっとも、常連以外は知ら
ないけどね」
「そりゃまた、手回しのいいことで」
連れたってテーブルを立ち上がり、次元はアナスタシアの手を
引いて階段を上がる。
途中、目を伏せた彼女の額に軽くキスを落とすと、受け取った
鍵の部屋番号を探し始めた。
***
ぎしり、と硬いスプリングのベッドが揺れ、女の白いからだが
そこに横たわる。
次元がその裸身に手を伸ばすと、女の閉じられた瞼がひくりと
動き、睫毛がかすかに揺れた。
宥めるように口づけを落とすと、次元の舌の動きに合わせるよ
うに、アナスタシアは懸命にその舌を動かした。
拙い口づけに苦笑しながら、次元は白く豊かな乳房を愛撫する

かすかに尖りはじめた頂点を指先で柔らかくつつき、緩くつま
むと、アナスタシアの体はびくびくと跳ねた。
「……んっ……あ……あぁっ……あは……んぅっ……」
深い口づけの合間にため息のように喘ぐ、彼女の官能を優しく
高めるように、次元の指は繊細に女の体を這い回る。

69 :

白い双丘のふくらみを優しく包み込み、臍のくぼみを辿って太
ももを撫で上げると、白い内腿がひくりと引き攣った。
「あっ……んんっ……んっ……んふぅっ……はぅ……」
自分から誘ったわりに、どうにも物慣れていない女の仕草に、
少しだけ愛しさを覚えながら次元は女の下半身の茂みへと手を
伸ばす。
指先でこじ開けた秘裂は、しとどに湿っていて、次元の指を抵
抗なく飲み込んでいく。
熱くぬかるんだ内壁をすりあげるように、指を小刻みに動かす
と、アナスタシアは次元の肩にしがみついて甲高い声を上げた

「やぁぁっ! あぅっ! はぁあっ! ……だめっ! あはぁ
っ!」
かくかくと首を振りながら、きらめくブロンドを安いシーツに
こすり付けてアナスタシアは喘ぐ。
彼女の体を組み敷いて見下ろしながら、その様子を楽しげに見
守っていた次元は、アナスタシアの内部を苛む指を増やす。
質量を増した異物の侵入に、ゆるく腰をうねらせて逃げをうつ
アナスタシアを押さえつけ、次元はその乳房に吸い付いた。
「ひゃあぅっ! あああっ! だめえっ! おかしくぅっ! 
おかしくなっちゃうっ!」
絶叫とともに気を遣ったアナスタシアは、荒い息を吐きながら
尚余裕を見せる男を睨んだ。
興奮にきらきらと涙が煌めき、赤く染まった目元はなんとも男
の劣情をそそる。
本人が望んでいない効果をもったアナスタシアの流し目は、次
元の下半身に明確な質量の増大をもたらした。
「さて、そろそろいいか?」
「……え、ええ。いつでもどうぞ」
ズボンのベルトを緩めはじめた次元に気付き、アナスタシアは
赤面する。
自分ひとりが裸になり喘がされていたのだと思うと、なんとは
なしに気恥ずかしく彼女はシーツを掴んで身じろぎをした。
「じゃあ……入れるぞ?」
すっかりと勃ちあがった自身を扱き上げながら、次元は口笛で
も吹きそうなほど楽しげに尋ねた。
その手を抑えて、アナスタシアはそれに口を寄せる。
「おいおい、どうしたんだ?」
「私にも、させてちょうだい」
鈴口に滲んだ、透明な粘液を舐め上げて、小さく呟いたアナス
タシアは、次元を見上げた。
潤んだ視線にほだされたかのように、次元はベッドに転がる。
先ほどまでとは攻守の逆転した体勢になった2人の影は、部屋
の微かな明かりに一つになった。

70 :

「ん……んぅっ……んはぁっ……」
亀頭を熱心に吸い上げ、裏筋に舌を這わせる、ぎこちないなが
らも丁寧な愛撫に、次元は外見では余裕を保ちながらも確実に
追い詰められていく。
「むぅうっ……んぐっ……んむぅっ……んんんっ……」
喉の奥まで、苦しげに次元のモノを飲み込み、必に奉仕する
姿は、健気ですらあった。
第一印象よりも格段に幼くなったアナスタシアの、手触りのよ
い金色の髪を撫で上げると、次元も自ら腰を動かして彼女の口
腔を犯した。
口の中で暴れるソレに、アナスタシアは切なげに眉を寄せなが
ら、ぎこちなく舌を這わす。どくどくと脈打つ熱い欲望は、彼
女の口内で質量を増していった。
「……だすぞ」
「えっ!? んむぅうぅぅぅっ!」
突然、静かに頭を抑えられたアナスタシアは、次の瞬間、口の
中に広がった生暖かい粘液の生臭さに、抗議の声をあげた。
べっとりと喉の奥にからみつく、独特の苦味が鼻腔に広がる。
次元はそんな彼女に、サイドテーブルに置いたままのウォッカ
のグラスを手渡した。
「けほっ……ひどいわ」
「気持ちよかったぜ、お嬢さん。でもまあ、あんまりこういう
真似はしないほうがいいな」
「…………どういうこと?」
咳き込みながらも、なんとかグラスを煽り涙目で抗議したアナ
スタシアに、次元は苦笑した。
テーブルに放り出してあった煙草とマッチを拾い上げ、火をつ
けて煙を吸い込む。
訝しげにこちらを見つめるアナスタシアの頭を撫でながら、次
元は囁いた。
「発育はいいが、未成年だろ、アンタ。誰彼かまわずこういう
真似してると取り返しのつかねえことになる。気をつけな、ア
ナスタシア」
「……十八よ。……いつから気付いてたの?」
「ベッドに入ったあたりからだな。たいしたもんだ。それ以外
じゃてっきり二十歳は越えてるもんだと思ってた」
くすくすと笑いながら、脱ぎ捨てていた帽子を再びかぶった次
元は煙草の灰を弾き落とす。
唇を噛んで、そのからかいを含む笑みを聞いていたアナスタシ
アは、次元の胸元にすがりついた。
「駄目なの? 私じゃ、だめ?」
「あのなあ……初めての男ってのはもちっと慎重に選ぶもんだ
。俺みたいな男にアンタの大事な操、捧げてどうする」
「……わ、たし……されるわ……きっとされる」
アナスタシアを押し止めた次元は、がくがくと震えはじめた彼
女を不信そうに見つめる。
尋常ではない怯えように、眉を顰めながら、その白い肩を抱く
と、少女の目には涙が溜まっていた。

71 :

「どういうこった」
「……わたし、本当は組織の人間なの。警察なんかじゃない。
兄もされてはいない。あいつらに捕まっているのは事実だけ
ど。それに、あなたにされた人たちも、本当は私の警護も兼
ねてたの……嘘だらけね。ごめんなさい」
「今更、怒る気にもならんさ。事情だけでも話してみろ」
涙を溜める少女の頭を撫でて、次元は優しく囁く。
その胸板にすがりつくようにして、アナスタシアは涙を含んだ
震える声でぽつりぽつりと語り出した。
「……わたしの組織は、犯罪者のDNAを採取して、”より完璧
な犯罪者”を作り上げることを目的にした組織なの。つまりは
完全犯罪を目指しているわけね」
「そりゃまた、ご大層な研究だな」
「わたしの兄は、DNA研究でちょっとした功績をあげてしまっ
たせいで奴等に目をつけられてしまったの。大学を卒業したと
同時に拉致されて、監禁されたまま、研究を続けさせられてい
るわ」
兄を探しているうちに自身も組織へと取り込まれ、”犯罪者のDNA
”の採取を任されたアナスタシアは、今日がその初仕事だった
らしい。
なるほど、あの黒づくめ達は護衛兼監視だったわけか、と納得
しながら、次元は興奮が昂ぶったらしく泣き出したアナスタシ
アの髪を撫で付ける。
年頃の娘にえげつない真似するもんだ、と内心不快に思ったが
、それをこの場で出してどうなるものでもない。
「んで、俺のDNAの採取に来たわけか」
「ええ。……本当にごめんなさい」
「……気にすんな。それより、その組織とやらのアジトはどこ
にあるか教えてもらえるか?」
悄然と頭を下げる少女に、口元をへの字に曲げながら次元は尋
ねた。
言葉の意味を図りかねて首を傾げる少女の頭をぽんぽんと叩き
、次元はアナスタシアの組織が擁する秘密研究機関の作りを聞
き出した。

72 :

***
「じゃ、兄弟仲良くな」
「アナスタシアちゃん、今度はおじさんとデェトしようね?」
「……達者で」
いつものようにいつものごとく、一味を巻き込んでアナスタシ
アの組織を壊滅に追い込んだ後。
彼女と面差しの良く似た線の細い青年と、アナスタシアを引き
合わせると、二人は泣きな
がら抱き合い始めた。
それを眺めながら、てんでバラバラに三人が声をかけると、ア
ナスタシアは頬を染めて頷く。
可愛らしい仕草に、ルパンは頬に手を当てて身をくねらせてい
る。
そんな彼に拳骨を見舞いながら、次元もまた帽子の横で軽く手
を振った。
「……ジゲン!」
「なんだオイ、俺っちのけ者かよ」
「うっせえぞ、ルパン。ちっと黙って向こういっとけ」
名指しで指名された次元にやっかみの視線を送るルパンを五右
衛門に押し付け、駆け寄るアナスタシアに視線を合わせる。
初めて会った夜の、きつい化粧と派手な衣服を取り払った少女
は、妖艶さこそ失っていたが、陽の光の中でも文句なく美しか
った。
「ジゲン、ほんとうにありがとう」
「ただの気まぐれだ。気にすることはねえさ」
「…………私が二十歳になったら、あの夜の続きをしてくれる
?」
手を振ってアナスタシアの礼をやり過ごしたジゲンは、その言
葉に噴出しそうになるのを堪えて、必に煙草の煙を吐き出し
た。
ふざけているようには見えない、真摯な眼差しでこちらを見つ
める少女に苦笑する。
「言っただろ、悪い男にゃ引っかからないようにしろって」
「ジゲンは悪い男じゃないわ」
「俺ァ、悪人なんだよ、アナスタシア」
押し問答を繰り返すうち、どうにも我慢の限界に達したらしい
アナスタシアが次元の首にしがみつく。
無理やり唇を塞いで、拙い舌の動きで次元の口内を愛撫した。
「……ふぅっ……予約よ、ジゲン」
「二年後の、かよ……まったくなあ」
満足そうに笑って背を向けたアナスタシアの背後で、次元は苦
笑いを浮かべて帽子のつばをおさえた。
漂う風が、指先に挟まれた煙草の煙を運んでいく。
それはまるで次元の代わりにアナスタシアを追いかけるように
、彼女の後姿へと伸びていった。

73 :
以上です。お付き合いありがとうございました。
改行おかしいのは仕様だと見逃してやってください。

74 :
>>63
GJ!
そこで止めるとこが、すげー次元らしくて良かった

75 :
>>63
>>62だがなんかもうGJ過ぎだ。
いいものをありがとう。

76 :
いいねえ。
次元はこういうの似合うな。

77 :
GJ!こいつぁすげぇや

78 :
また>>62さんのアイデアから
ルパン×不二子でエロ。
色々試せさせるには筆力が至りませんでした。
よろしければお付き合いください。

79 :

前触れもなく、ふらりと不二子はルパンのアジトに訪れた。
いつものように見事なボディラインを強調する、セクシーな衣
服を身に纏った不二子はその日も相変わらずゴージャスな美女
ぶりを振りまいている。
味気ないアジトの空気を一瞬にして変えるような、匂い立つ色
香を振りまいて不二子はルパンを流し目で見つめた。
分りやすい媚態ですら、騙されずにはいられない女の色気にく
らくらと当てられながら、ルパンはウィスキーをグラスに注い
だ。
透明な氷が溶け、からりと涼やかな音を立てる。
二つのグラスをテーブルに置くと、ソファに寝そべっている不
二子に一つを渡し、自分のグラスを掲げた。
「ほいじゃま、乾杯、といきましょーかね」
「何に乾杯するの? ルパン」
へらりと笑ったルパンに、不二子は面白そうに唇を吊り上げて
問いかける。
「そりゃまあ、不二子ちゃんの美しさに?」
「……ふぅん。まあいいわ」
ルパンの答えに、唇を尖らせた不二子は受け取ったグラスをル
パンの手の中のグラスにぶつける。
かしゃんとガラスの擦れあう音をさせて、二つのグラスが重な
り、離れた。
「あーいかわらず、美人だねえ、不二子ちゃんは」
「よく言われるわ。それよりルパン、お願いがあるんだけど」
「またろくでもないお願いなんだろねえ」
2人掛けのソファに座ったルパンにしなだれかるようにして、
不二子は彼の耳元に熱い吐息を吹きかける。
それに鼻の下を伸ばしながらも、ルパンは眉を下げてグラスを
煽った。
この女が自分にこんなふうに近づいてくるときは、たいてい碌
な事にならない。
そもそも、大抵のことなら自分ひとりでなんとかしてしまう女
なのだ、不二子という女は。
そんな女がわざわざ自分を頼ってくるのだから、それはもう厄
介な仕事に違いない。
頭では分っているというのに、ルパンの身体は正直だ。
腕に触れる不二子の柔らかく豊かな胸と、腿にかけられた細い
指、そして耳元に近づけられた唇。
その全てに全身が興奮している。
(男ってのは、どうしようもねえなあ、まったく)
自分の理性などはなから信じていないルパンだが、それでも自
分の単純さに呆れながら、こちらを見つめる不二子の額を指で
つついた。
「なーに企んでるのかな? 不二子ちゅわんは?」

80 :

「いやあね、そんなんじゃないわよ」
眉を顰めた不二子が、ルパンを睨むようにしてそう囁く。
しかし、その殊勝な言葉とは裏腹に、彼女の目はルパンの推測
が正しいことを物語っていた。
「どうだかねえ。……ところで、不二子。俺たちそろそろ次の
ステップに進んでもいい頃だと思うぜ?」
「なにが、ところで、よ! ぜんぜん関係ないじゃない」
ため息をついて、ルパンは首を振ったが、次の瞬間不二子の首
を掻き抱くようにして彼女に襲い掛かった。
それを両手でおし止めながら、不二子は不満そうに頬を膨らま
せる。
「イチチ……お前よお、それはあんまり酷いだろうよ。俺らの
付き合い、どんくらいになると思ってんだ?」
「忘れたわ、そんなこと」
「なあ、不二子」
つんと頤をそらせる不二子の肩を抱き、ルパンは彼女の目を覗
き込むようにして囁きかけた。
普段のふざけた彼とは違う、真剣な眼差しに不二子は言葉に詰
まり、ルパンから目をそらす。
「俺ァね、ぶっちゃけた話お前が好きなのよ。惚れてんの。だ
から抱きたいの。ヤリたいの。そーれーをーさー、お前ときた
ら毎回弄んでくれちゃってまあ。男の純情踏みにじるのもいい
加減にしてくれや」
「やらせろやらせろって、それで純情もないもんだわ」
掻き口説くルパンを冷たく切り捨てた不二子は、ルパンの手か
ら逃れようともがき始めた。
それを更に強く抱きしめて封じ込め、ルパンは彼女の耳元に囁
く。
「花でも抱えてデートに誘えって? 俺とお前の仲で、そりゃ
違うだろ。大体、なんべんもやっただろうが、そんなん」
「…………そりゃ、そうだけど」
ルパンの言葉に、力を抜いた不二子の服を、ルパンは器用に剥
いでいく。
世紀の大泥棒らしく、目にも止まらない早業で不二子の白い裸
体はあっさりと外気に晒された。
「だろ? だろ? ほんじゃま、いっただきまーす!」
「ル・パ・ン!」
頼りない下着一枚になった不二子に圧し掛かったルパンは、抵
抗の意欲をなくした彼女の身体を一気に押し開く。
情緒も遠慮もないやり方に、不二子は怒気の混じった声をあげ
た。
手にかけた下着から覗く、茂みに指を這わせながらルパンは怒
りに顔を歪めた不二子の唇に顔を近づけた。

81 :

「じょーだんよ、じょーだん。ちゃあんと、気持ちよくするか
らさー」
「………んっ……もう、馬鹿ね……あんっ……」
唇を合わせて不二子の甘い舌を吸い上げ、にやりと笑ったルパ
ンに、不二子の身体からは再び力が抜けていく。
毒気を抜かれたようにかすかに笑った不二子は、艶やかな髪を
ふってルパンを詰った。
「不二子の身体は、白くて甘くて、お菓子みたいだねえ」
「んんっ……あ、あ、ルパン……そこっ……は、ああ、んっ…
…」
白くくびれた腰を片手で抑え、開いた脚の間膝をついたルパン
は、不二子の白い胸に吸い付き、ぴちやぴちゃと音をさせて舐
め上げる。
甘い刺激に、不二子の口からはしどけない喘ぎが零れ、白い裸
身はゆるくうねった。
ソファの上に横たえられた不二子は、ルパンの首に手を回し、
しがみつくようにして快感を強請る。
「あ、あ、ああっ! ルパ、ンっ……いい、そこぉっ……」
「きーもちよさそーだね、不二子。俺にもしてくんない?」
充血して硬く尖った乳首を押し潰しながら、ルパンは不二子の
茂みへと指を這わせ、しっとりと潤ったそこに押し入れる。
熱くきつく指を締め上げる、ひくつく内壁の感触にルパンの背
筋に興奮が走りぬけた。
荒く息を吐きながら問いかけたルパンの言葉に、うっとりと目
を閉じて彼の愛撫に身を任せていた不二子はその目を開けた。
かすかに潤んだ猫のような瞳が悪戯に光、唾液で濡れた唇を吊
り上げて、不二子は囁く。
「いいわよ、ルパン。横になって」
「積極的ィな不二子ちゃんって素敵だなあ」
「馬鹿いわないの。あなたもするのよ」
横になったルパンの上に跨った不二子は、白く長い足をルパン
の頭の上に伸ばし、彼の眼前に潤んだ秘部を見せつけるように
して腰を揺らした。
その魅惑的な光景に、ルパンは口笛を吹きそうになるのを堪え
る。
その間にも、不二子はルパンのズボンの前を寛げ、すっかりと
張り詰めた幹に指を絡め、とろりと透明な粘液を零す亀頭へと
その唇を寄せた。
「うおっ……お上手ね、不二子ちゃんたら」
「もう、ルパン。いい加減にしないと怒るわよ」
その技巧に思わず漏らした言葉に、不二子はルパンを振り返っ
て拗ねたように唇を尖らせる。
何か話すと逆効果にしかならないと気付いたルパンは、それに
答えずに眼前に揺れる不二子の秘所へと指を這わせ、唇を寄せ
た。
その刺激に不二子の腰が揺れ、刺激的な光景を更に淫らなもの
にする。

82 :

「んぅっ……んくっ……んむぅっ……んんっ……」
お返しとばかりに不二子は舌を這わせていた亀頭から幹までを
咥え込み、口腔で激しく攻め立てる。
じゅるじゅると卑猥な音をたてて吸い上げ、舌で敏感な亀頭周
りをぐるりと舐め上げられると、ルパンの腰がかすかに浮いた。
それに気を良くして、さらに激しく口内での愛撫を続ける不二
子に負けじとルパンも彼女の秘裂に舌を寄せ、ぷっくりと膨ら
んだ肉の芽を指で摘む。
「んふぅっ……んんんんっ……んぁっ……んんっ……」
細い腰を跳ねさせて、ルパンの愛撫に身体を熱くしながらも不
二子は対抗するようにねっとりと舌で尿道をつつき、指を陰嚢
に這わせてやわやわと刺激した。
その刺激に、射精を促されそうになってルパンは焦りながら不
二子の秘部から口を離した。
「そろそろ、いーんでねーの?」
「んもう……ま、いいわよ。来て、ルパン」
どこまでも情緒のないルパンの言葉に、抗議しようとした不二
子はそれを収める。
実に自分たちらしくていいじゃないか、と唇を吊り上げ、挑発
するようにルパンを流し見ると、彼の上から退いてソファの端
に腰掛ける。
大きく足を開いて見せ付けるようにルパンを誘う不二子の媚態
に、ルパンは生唾を飲み込みながら彼女を押し倒した。
「……ちょっと、乱暴はやめてよね」
「ごめん、不二子。俺、余裕ねえわあ」
へらへらと笑ったルパンは、言葉どおり性急に不二子の身体を
押し開き、唾液と愛液に潤んだ秘所に自身を擦り付けるように
押し付ける。
ぐいと腰を進めると、内部に侵入する熱く大きな質量に、不二
子は小さく息を吐いた。
あまり高級品とはいえないソファがぎしぎしと軋み、2人の体
重を受け止める。
「あっ……いい、るぱ、ぁん……イイっ! そこぉっ!」
乱暴に押し入って、内壁を蹂躙するルパンの欲望の熱に溶かさ
れたように、不二子の声はぐずぐずと蕩けていた。
鼻にかかった甘い声とともに、ルパンの肩に長い爪を食い込ま
せる不二子は、きつく目を瞑って快感を受け止めている。
肩に食い込む爪の痛みに微かに眉を顰めながら、ルパンもまた
自身に絡みつく熱い襞の感触に熱い息を吐いて快感を散らした。
「ふーじこちゃん、愛してるぜえ」
「あ、あ、あっ! あんっ! ほん、とに馬鹿ね……んんっ!

ルパンの囁きに、喘ぎながらも途切れ途切れに返す不二子の目
は快感に潤んで揺れる。
仄かに染まった目元は、もしかしたら自分の言葉の所為ではだ
ろうか。
勝手に自分の良い様に結論づけて、ルパンは更に激しく不二子
の内壁をすりあげ、熱くひくつく内奥へと自身をうちつけた。

83 :

「あ、ああっ! そこ、そこぉっ! いいのぉっ! もっと、
してぇっ!」
淫らに喘ぐ不二子の桜色の唇からははしたない嬌声がとめどな
く零れ落ちる。
その淫蕩に開かれた口に自らの唇を合わせ、ルパンは彼女の細
い顎を掴んで激しく腰を打ちつけた。
次第に早くなる律動に合わせて、不二子の白く細い腰が踊るよ
うにうねる。
ソファの軋みは悲鳴のように室内に響き、やがて唐突に途絶え
た。
荒い息と、唇を重ね合わせる水音が、静かになったアジトの一
室を支配すると、傾いた陽はその密やかな情事を見通すように
部屋を赤く染め上げた。
***
「じゃ、ルパン。例の件よろしくね」
投げキスとともに去っていく不二子を鼻の下を伸ばしながら見
守る相棒の様子に、次元は眉を顰めて苦言をもらした。
「またあの女にろくでもないモノ強請られたのか? やめとけ
よ。やらずぼったくりってのはあの女のことを言うんだ」
「そーれがねえ……そーでもないみたいかもしれないのよ」
うひひひひ、と不気味に笑うルパンの様子を、不信げに見やる
と、次元はため息とともに煙を吐き出した。
ちりりと焦げた煙草の灰を落としながら、嘆息してにやにや笑
いを消さない相棒の頭をはたいた。
「俺ァ、知らねえぞ。手前で始末つけろよ?」
「あら、あらららら? そう言わないでさあ、次元ちゃんたら
ー」
俺とお前の仲じゃないの、と肩を組むルパンの手を振り払い、
次元はすげなく煙草を投げ捨てる。
新しい箱の封を切り、一本を取り出して火をつけると、陽気な
相棒の顔にめがけて煙を吐き出した。
「どうせギャラも出ねえんだろ? 俺はのらん」
「とっころが! 前払いだったんだよねえ、これが」
身体でだけど、と内心でこっそり呟きながらルパンは次元の目
の前に自身のへそくりを差し出した。
けっこうな額の札束に、ようやく興味を示してくれた相棒に安
堵の息を吐きながら、ルパンは今回のヤマの説明を始める。
「ま、仕方ねえ。やるか!」
「そーこなくっちゃ、じゃ、前祝に乾杯乾杯!」
ウォッカとウィスキーをなみなみと注いだグラスを乱暴に重ね
て乾杯すると、一息に煽る。
二杯目を手酌で注ぎながら、ルパンは不二子との次回の逢瀬に
甘い妄想を巡らせた。

84 :
以上です。お付き合いありがとうございました。

85 :
GJ!!!
ルパンぽくていい!
次は是非ゴエも頼みます!

86 :
ルパンが不二子とやれるなんて…!
最後まで夢オチを疑って読んでしまった
ルパンおめ!
文章もうまいしキャラもらしくて素晴らしかったです
次回作期待してます

87 :
GJ!
やらずぼったくりに笑いましたw

88 :
GJです!
盛り上がってきましたね。
横入りする形になりますが、
私にも書かせてくださいな。
ルパン×クラリスで。
   ↓

89 :

カリオストロ公国 クラリス公女 ご成婚近し
お相手は ○○王国 ○○公爵
読者もご記憶であろう。数年前、公女と、カリオストロ伯爵との結婚は、
悲劇に終わった。婚礼の当夜、公女の誘拐を企んだ、怪盗ルパン三世が、
そこまで読んで、俺は、新聞を床に投げ捨てた。
きしむベッドから体を起こし、風にガタガタと鳴る窓を見る。
汚れたガラス越しの、汚れた景色が、今日も雨に震えている。
クラリスが結婚、か。
誰に聞かせるともなく、呟く。
「大きくなりやがって・・・・・・」

90 :

あの夜、時計塔の上。
俺をかばって、伯爵の腕にしがみついたクラリス。
クラリスが、伯爵に蹴り落とされたのを見て、俺は夢中で飛びつき、
しっかりと両腕に抱きとめると、頭から湖水に突っ込んだ。
水の冷たさに、心臓が止まりそうだった。
息も苦しくなってくる。
水の流れが速い。
意識のないクラリスを抱きしめる腕に、力がこもる。
その時だった、クラリスの体温を感じたのは。
華奢な体を包んだ、純白の婚礼衣裳を通して、伝わってくる温かさ。
小ぶりな胸の下から、聞こえてくる心臓の鼓動。
細い腰が、奔流に折られまいとするように、俺の腰にくっついてくる。
すらりと伸びた脚が、纏わりつく薄布を厭うように、俺の脚に絡みつく。
クラリスの小さな唇から、空気の泡がこぼれた。
わずかに残っていた自分の息を、クラリスの口に吹き込む。

91 :

そして、鼻をくすぐるクラリスの髪、その香りを嗅いだ気がして、
気がつけば、俺はクラリスと二人、岸に打ち上げられていた。
あの時の、水の中の感触を、俺の手が、脚が、唇が覚えている。
そのせいかもしれない。
朝になって、クラリスに別れを告げる時、体が震えたのも、
この胸に飛び込んできたクラリスを、抱きしめてやれなかったのも。
まったく、何てこった。
苦笑いして、煙草に火をつける。
いい年して、情けないにも程がある。
ぽわッ、と煙を吐く。
煙の輪が、天井の雨漏りの染みに、吸い込まれていく。

92 :

明日は、ご婚礼衣裳の、仮縫いでございますので。
召使は一礼して下がった。
床の中で、静かに目を閉じる。
婚礼衣裳の仮縫い。
前に、そんな言葉を聞いてから、何年になるかしら?
あの日、わたしは、婚礼衣裳のまま、自動車で逃げ出した。
追いかけられて、気を失って、目を覚ました時、
満面の笑みで、わたしの顔を見つめていた、あのかた。
「おじさま・・・・・・」
わたしのために、戦ってくださった。
命がけで、あの日も、北の塔でも、時計塔でも。
今も、瞼の裏に、浮かんでくる。
どこまでも落ちていくと、たくましい両腕が、わたしを抱きとめる。

93 :

クラリスは、思わず、頬を赤らめた。
どれぐらい、気を失っていたか、わからないが、
クラリスは、ルパンの腕の中で、夢を見ていた。
北の塔、薄灯り、昼か夜か。
クラリス、ベッドに寝ている。
ルパンの、毛の生えた、大きな手。
「ドロボー、さん?」
ルパンの手、白い脚を這い上がる。
クラリスの碧い瞳に、怯えが走る。
「いやッ、離して」
ルパンの手、裾に触れる。
「怖いか?」
クラリス、ギュッと目を瞑る。
「そう、それでいい、そのまんま・・・・・・」

94 :

腰に回った指が、背中を撫で上げて、胸に辿りつく。
あッ、と声を上げそうになる唇を、唇がふさぐ。
修道院の友愛の接吻とは、まるで違っていた。
歯の先を小突く、長い舌が、小さな舌を捉える。
服の上から、胸を包んでいた掌が、ゆっくりと動き出す。
ハッ、と身をすくめた華奢な肩に、手が伸びる。
衣擦れの音に揺らいで、白い胸が露わになる。
その尖端を見つける頃には、ふたりの吐息だけが響いていた。
やがて、滑らかな指が、ざらついたかと思うと、
唇をふさいでいたはずの舌が、移ってきていて、
指のほうは、といえば、腰を伝って、はるか下にいる。
浅ましく乱れた裾に、入り込んできた指が、
下着の上から、脚の奥の、その場所をくすぐる。
呻き声が洩れて、下着を剥ぎ取られても、
いやいや、と首を振る、その顔は火照り、目は潤んで、
指の先が、ゆっくりと、中に入っていって、それから・・・・・・

95 :

おじさまは、それまでに知らない息づかいを、わたしに教え、
わたしの体は、おじさまの指と舌にさらされて、柔らかくなり、
まるで炎の走るように、冷たかったところは、熱くなって、
やがて、裂かれるような痛みに、悲鳴をあげたけれども、
どんなに身をよじっても、振りほどけるわけもなくて、
ああ、おじさまは、わたしを女にするだけでなしに、
女になったわたしを、痛みの中にしてしまうところだった。
「クラリス、泣くんじゃない、クラリス」
わたしの涙も、純潔の証も、シーツに染みて、消え去って、
おじさまの体が、離れてしまっても、わたしの中は、熱い。
・・・・・・熱いのは、わたしの頬だ。
上気した頬を、両手で挟んで、寝返りを打つ。
結婚を間近に控えていながら、あんな夢のことを思い出すなんて!

96 :

あんな淫らな夢を見ていたと知ったら、おじさまは、
いえ、わたしの婚約者の公爵は、どんな顔をするかしら?
目を覚ました時、わたしは、おじさまの腕に抱えられていた。
「よォ、立てるか? 見てみな」
湖水の消えたあとに、誇らしげに広がる、ローマの街を見て、
わたしの頭に浮かんだのは、ああ、ローマの淫蕩の宴だった。
おじさまに別れを告げられて、わたしは、その胸に抱きついた。
わたしは、ジャケットの下の、おじさまの肌を、たしかに知っていた。
その後、警部さんが追いかけてきて、わたしに言った。
「奴は、とんでもないものを盗んで行きました」
あなたの心・・・・・・?
おじさまに盗まれる前に、わたしの心は、穢れてしまっていたのに。
<完>

97 :
また神が降り立ちなさった

98 :
過去何度となくおちてきたルパンスレにまさかの賑わい。
感無量です。

99 :
不二子陵辱が見たい。
今回も自慢の美貌を駆使して男を惑わせば簡単な仕事の筈だったが。相手にした組織が悪すぎて捕まってしまい
通常は一回打てば足りる媚薬を相手は峰不二子だから念には念をと通常の倍の量を投与され普通の何十倍にまで上がった感度のもたらす快感に
プロとしての誇りも女としての自尊心もメチャクチャにされ性奴隷に堕ちていくって感じで

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