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2012年5月エロパロ326: 【獣人】亜人の少年少女の絡み9【獣化】 (566) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【獣人】亜人の少年少女の絡み9【獣化】


1 :10/12/25 〜 最終レス :12/05/05
このスレッドは、
   『"獣人"や"亜人"の雄と雌が絡み合う小説』
                    が主のスレッドです。
・ママーリand常時sage推奨。とりあえず獣のごとくのほほんと、Hはハゲシク。
・荒らし・煽り・板違い・基地外は完全スルーしましょう。
・特殊なシチュ(やおい・百合など)の場合は注意書きをつけて投下。好みじゃない場合はスルー。
・書きながら投下しない。
 (連載は可。キリのいいところまで纏めて。
  「ブラウザで1レスずつ直書き」や「反応を見つつ文節を小出し」等が駄目という意味)
メモ帳などに書き溜めてから投下しましょう。
・『投下します』『投下終ります』『続きます』など、宣言をしましょう。
・すぐに投下できる見通しがないのに「○○は有りですか?」と聞くのは禁止です。
・作品投下以外のコテ雑談、誘いうけ・馴れ合いは嫌われます。
・過去作品はエロパロ保管庫へ。
http://sslibrary.gozaru.jp/
+前スレ+
【獣人】亜人の少年少女の絡み9【獣化】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250959076
+過去スレ+
【獣人】亜人の少年と亜人の少女の絡み【人外】
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061197075/
【獣人】亜人の少年少女の絡み2【獣化】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098261474/
【獣人】亜人の少年少女の絡み3【獣化】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118598070/
【獣人】亜人の少年少女の絡み4【獣化】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152198523/
【獣人】亜人の少年少女の絡み5【獣化】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1167835685/
【獣人】亜人の少年少女の絡み6【獣化】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197755665/
【獣人】亜人の少年少女の絡み7【獣化】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1207906401/
【獣人】亜人の少年少女の絡み8【獣化】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1225275835/l50
+関連スレ+
【異形化】人外への変身スレ第四話【蟲化】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1241610755/
[獣化]人間が人外に変身しちゃうスレ14[異形](半角二次元板)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1242675639/

2 :
ぐぁぁ、スレ番号間違えた!!10ですね…ごめん。
投下来てるのに不自然なところでプッツリと途絶えていたので何かあったのかと思ったら
容量が満タンになったようなので立てました。
と言うわけで投下続きカモーン

3 :
いちおつ、そして生し状態にされたままの俺おつ

4 :

 昨晩は失礼しました。同時に連投によってスレを終わらせてしまい、そちらも申し訳ありません。
 また新たなスレ立ても、お疲れ様です。こんな私のSSにこんな素敵な発表の場を用意して
もらえて本当に嬉しいです!
 本日の投下で、銀齢祭(二)も終了となります。
 拙い物語ではありますが、どうかよろしくお願いします。

5 :
「ん、んんむ……」(く、苦しい……!)
 ツューの声に応じて摘み締める行為を強めるヤマト。
「ああぁ! ヤマト! もうちょっと……!」
 そしてついにツューが絶頂を迎えられようかとなり、よりいっそう強くヤマトを抱きしめたその時であった。
「ヤマトぉー! ………あれ?」
 突如としてヤマトの愛撫が止む様子にツューも我に返る。
「ヤマト? どうしたの、もっとしてよぉ?」
 そして込めていた腕の力を解き、見下ろす胸元には――真っ赤に窒息してぐったりとしているヤマトの顔が目に入った。
「や、ヤマト!? うわぁー!」
 急いでヤマトを解放すると、今度はツューが横たわらせたヤマトに両手で風を送り開放する。
 快感に耽るあまり、すっかりヤマトが病み上がりだということを忘れていた。……ましてや男顔負けの狩人であるツューの膂力で力の限りに抱きしめたのだ。たまったものではない。
「ヤマト! ヤマトってばぁ!」
「……う、うう〜ん。あれ、ツュー?」
 どうにか意識を取り戻すヤマトに安堵するツュー。
「ごめんね。つい嬉しくってさ……抱きしめちゃった」
「いいよー……喜んでくれたんならさ、オイラも嬉しい」
 力なく笑ってみせるヤマトではあったが――そんな表情とは一変して、力強く変化したある一点を見つけてツューは息を飲む。
 それこそはヤマトの股間――今まで全く反応を見せていなかったそこが、今はそれを包み込む褌を破り貫かん勢いで天高く勃起しているのであった。
 そは言えそれも、今の状況に促されて起きた自然な変化かと問えば、そうではない。ツューにきつく抱きしめられた
瞬間、衰弱もしていたヤマトの体は本能的にを察知し、己の種を残そうと肉体的な変化を起こしたに過ぎない。
 生理現象というよりは、条件反射といった方が正しい勃起なのだ。
 それでもしかし準備が整ったそんなヤマトの体に、ツューの中の雌は激しく刺激される。
 そして、
「ねぇ、ヤマト。……舐めっこ、しようか?」
 そんな提案をヤマトにする。
「なめっこ? なにそれ?」
「アタシがヤマトのチンチンを舐めるから、ヤマトはね……ヤマトも、アタシの大事なところ舐めるの」
 口で説明しながら顔から火のでるような想いがした。こういう行為は口で説明するようなことではないのだ。
 それでもしかし、初心(うぶ)のヤマトにはそれくらい言ってやらなければ判らない。事実、そんな提案をされた
ヤマトはというと、
「えっと、うんと………ツューがそうしてほしいって言うんなら、いいよ?」
 ツュー以上にはにかみながら頷くのであった。
 そんなヤマトの返事に途端にツューは表情を明るくさせる。
「ホント? じゃあアタシが上になるねッ」
 そしてヤマトの反応すら確認せずにその上に乗りあげると、ヤマトの眼前には自分の股間が見えるように尻を向けた。

6 :
 そうして改めてヤマトの褌を目の前にするツュー。褌越しに甘く饐えた、雄独特の香りが充満している。その香り
に中てられて軽いめまいを起こしながら、ツューは褌の結び目に手を掛ける。
 そして贈り物の包装を解くよう褌を取り払ったそこには――赤剥けて充血した、ヤマトの陰茎が露わになった。
 芽吹いたばかりの青草のよう先細って天を向いたその茎は、先端が濡れぼそって夏の果実のような艶やかさを見せ
ている。
 匂いもまた蟲惑的だ。
 新陳代謝による饐えた発酵臭に加え、数日間入浴を済ませていなかったというそこからは強いアンモニア臭もまた
醸しだされている。それでもしかし、そんな塩気を強く含んだ匂いは強くツューの本能を刺激するのであった。
 そんな臭気と外見にめまいを覚えた次の瞬間には、
「あうんッ! つ、ツュー」
「……ん? んむむッ」
 ツューはヤマトの陰茎を咥えていた。
 舌先に生臭さとぬめりの触感が感じられると、途端に生肉に似た血の味が舌上に広がる。
 その味に再び頭がしびれた。
 あとはただ貪るばかり………唾液と混じって口中に広がる線液を飲み下し、ツューは性器それの奥底にある何かを
引きずり出そうとするかのよう、ヤマトの陰茎それをしゃぶり続けた。
 しばし失心して陰茎を貪り続けるツューは、
「い、痛い! 痛いってば、ツュー!」
「んッ、んッ、んッ……あえ?」
 ヤマトの声にようやく我に返る。
 気付けば、ヤマトが必にツューの臀部をワシ掴んで中止を訴えていた。どうやら夢中になりすぎるあまり、加減
なしに吸いつくしてしまったようであった。
「ツュー、痛いよぉ。もっと優しくしてってば」
「ごめんごめん、ヤマトのチンチンがおいしいからさ」
 照れ笑いもしかし、まんざらでもなくそう思っているツュー。そんな自分が自分でも怖くなる。
「じゃあさ、今度はヤマトもして」
 言いながらツューは起き上ると、ヤマトの顔を股座の下に置くような形で膝立ちになる。
 そしてショーツの紐を解くと、
「召し上がれ♪」
 ヤマトの眼前に生(き)の膣部を露わにした。
 それを見上げながら生唾を飲み込むヤマト。ぴたりと割れ目が閉じ、熱に蒸れて膨らんだ膣部の眺めはどこかウリ科の
果実を連想させる。
 そんな膣のクレバスに人差し指の先を食いこませた瞬間、
「ッ? ぷわッ」
 途端に大陰唇が割れ、そこにせき止められていた愛液がしとどに溢れだしてヤマトの鼻先を濡らした。
 そんなツューの体液の芳香が鼻孔に充満すると、ヤマトの中の『雄』は半ば強制的に反応させられる。
「わ、すごい。跳ね上がった」
 互いに発情中とあっては、こうしたパートナーの体液が肉体の変化を切り分けるスイッチとなる。
 ヤマトはツューの体の下から這い出ると――立ち上がり、振り向きざまにツューの唇を奪った。
 突然のヤマトからのキスに目を丸くさせるツュー。それでもしかし、想い人からのそれは何とも心地がいい。しば
しヤマトに体を預け、互いの口先同士をついばむキスをすると、
「ツュー……」
 ヤマトは静かに顔を離し、まっすぐにツューを見つめた。
 そしてもう一度だけ触れるだけのキスをして、ヤマトはその両膝を抱えるようにしてツューを抱き上げる。

7 :
 歯を食いしばり、震える体から精一杯に力を振り絞る姿に、
「や、ヤマトどうしたの? 無理しちゃダメだってば」
 その身を案じてツューも慌てふためかずにはいられない。
 それでもしかし
「うぅ〜……やらせて!」
 ヤマトは唸るように言い放つ。
「オイラは、こんな小っちゃいし、体だってこんな風になっちゃったけど……それでもツューのことが好きなんだ。
だから……ッ」
「ヤマト………」
 ただでさえ自由の利かない体に加え、さらには倍以上の体格と体重差である。そんなツューを抱きしめて持ち上げる
ヤマトの表情には苦悶の色が大量の脂汗と共に滲みでていた。
「だから! オイラ、ずっとツューを抱きしめてあげるよッ。どんなに苦しくたって、どんなに辛くたって、絶対に
離さないから!」
「…………」
 この状況でのヤマトの告白に、その一瞬ツューは彼の身を案じることすら忘れて心奪われる。
「絶対に幸せにしてみせる! もう、独りになんてしないからね!!」
「……ッ―――ヤマト!」
 そして改めて彼の決意を――その告白を聞いた瞬間、ツューもまたヤマトを抱きしめた。
 もう言葉はいらない。掛ける言葉が思い浮かばない。いまツューに満ちるものは、感謝、喜び、後悔、心痛――
それら全て。言葉になど出来ようがない。
 だから抱きしめた。
 ヤマトの想いに応えるため、そしてこれからを共に過ごすことを誓う為に、ツューもまた抱き返したのであった。
 それを受けてヤマトも俄然奮起する。
 そこにて初めて――ヤマトは屹立した己の陰茎をツューに挿入した。
『う、うわあああぁぁ……ッ』
 二人が二人、同じ声を上げた。互いの粘膜が重なり合う感触と熱に震えたのだ。
 もはや今の二人の意識はそれほどにまで同調している。気持ちだけではなく、最後の垣根であった『肉体』もまた、
ようやく二人はひとつになることが出来たのだった。
「ふぅふぅ……ツュー、大丈夫?」
「う、うん……大丈夫ぅ」
 しばし快感による衝撃の波が過ぎ去るのを待ってから、ヤマトはツューへと声を掛ける。もはやヤマトの頭を抱き
しめて、体全体を預けているツューは息も絶え絶えにそれに応えるのであった。
 しかしながら、
――イッちゃったぁ……
 かろうじて絶頂耐えたヤマトとは裏腹に、ツューはというとその挿入だけで果ててしまっていた。
 彼女達一族には処女膜といった器官が無い故、熟成の済んだ肉体はすぐにでも雄を迎え入れられるようには出来て
いる。――とはいえしかし今のこれは、それにしてもおおげさであるように思えた。
――何これ? 自分でするのなんかとは全然違う……
 もはや快感であることすら認識できないほどの衝撃は、今日まで処女であったツューにはあまりに衝撃的な経験で
あった。
 とはいえしかし一時的な波が去り、今は体に残るその余韻に心地良く浸れていた。そうしていつまでもこのままで
いたいと多幸感に浸るツューであったが、
「ご、ごめんね。いま動くからさッ」
 一方のヤマトはというと、ツューとは対照的にせわしなくなるのであった。

8 :
 微動だにせずヤマトにその身を預けているツューの様子を、退屈していると勘違いしたらしい。
「もっともっと、気持ち良くしてあげるからね」
「え……あ、ち、違うの………ヤマトぉ」
 再び彼女の体を持ち直すと、より激しく動けるように両足を踏ん張り、体勢を立て直すヤマト。それに対してツューも
思い違いであることを伝えようとするが、いかんせん先の絶頂の余韻が抜けきれず、うまく呂律が回らない。
――だ、ダメだったらヤマト。まだイッたばっかりなのに、
  そんなにすぐ動かれたら……
 それを心配するも次の瞬間、
「うぅ〜……えい!」
「ッ――あうぅ!?」
 大きく腰を引いて存分に反動をつけると、さながら撞木で釣鐘を打つかの如く、ヤマトは力一杯の挿入をツューに
打ち込んだ。
 絶頂ゆえ敏感になっていた感覚は、その急激な一撃による快感をより強くして体に伝えてしまう。
「あッ……おぉ……お………ッ」
 眼を開き、首をのけぞらせて空を噛むツューは、もはや受け止めきれなくなったその快感にただ声をして喘ぐばかり。
 そしてそれを皮切りに、ヤマトは動きだすのであった。
「う〜……えい、えい、えいッ」
「あッ、お! ま、待って……ッ……うん!」
 制止を求めようと、ヤマトとて限界だ。ましてやこれがツューを喜ばせているという勘違いもあって、ヤマトは力の
限りに腰を動かし続ける。……遠回しにツューは、先ほどヤマトにしたイジワルを仕返しされた形であった。
 それでもしかし、
「はぁ、はぁッ……ツューッ」
「あ、う、うん……ヤマトぉ」
 次第に体も熱に馴染み、乱れていた呼吸も鼓動にあわせて均一に弾みだすと、ツューの中の快感の波は徐々にヤマトの
動きにシンクロしていくのであった。
 そして再度の絶頂を予期し、
「ヤマト……ヤマトぉ……」
 抱きかかえられるそこから、ツューはヤマトを抱きしめた。
 小さな頭を抱えるように胸の中へ取り込み、さらには尻尾と両足をヤマトの腰に絡めて、その瞬間に意識を集中させる。
 押し付けられた胸から聞こえてくる鼓動が、まるで鼓楽器のよう強く横顔に振動してくるその音に、ヤマトも本能
でツューの限界を知る。
 それを確認し、ヤマトは疲弊した体に最後の鞭を入れた。
 酸欠と快感から二人の意識はもうろうと白ずむ。
 その中にツューとヤマトは互いの姿を見た。
 ずっと幼い頃の、ずっと昔の話―――何が理由か今となって知る由もないがあの日、泣きじゃくってやまなかった
ヤマトをツューが慰めたのだ。
 その両耳を摘みあげた少女は、それがくすぐったくて泣くのを止めた少年に大きく笑ってみせた。
 その時、少年は恋をしたのだ。
 将来きっとこの人と結ばれようと――この人の為に命を捧げようと―――幼い胸に誓ったのであった。
 それをヤマトは思い出した。ツューもまた、その光景をヤマトと見た。
「ツュー……オイラ、約束を果たせたかな?」
 尋ねるヤマトに対し、
「上出来だよ。今アタシは、最高に幸せ……もう、独りじゃない」
 応えてツューがヤマトの耳介を噛んだ瞬間――ヤマトはありたけの精を彼女の中に撃ち放った。

9 :
「んあッ……すごい、熱いよ……すごく沁みるよ………あったかい」
「ツュー……」
 臍の奥で爆発した灼熱感にツューは力の限りにヤマトを抱きしめる。 
 やがて預けていた体が大きく傾いたかと思うと、
「う、うわわッ? や、ヤマトぉー?」
「うきゃあ!」
 仰向けに倒れるヤマトを、ツューは愛情いっぱいに押しつぶしてしまうのだった。
【 8 】
「はぁはぁ………」
「ふぅふぅ………」
 仰向けに二人で天井を見上げる。
 しばしそうして何も考えられない二人ではあったが、ふと吹き抜けた風がカーテンを煽り、その裾を二人の目の間に
広げた瞬間、
「交尾……しちゃったね」
 ヤマトは、依然として天を見上げたまま呟いた。
「しちゃったよ……こんなに子種、たくさん出しちゃってさ」
 応えるツューもヤマトと同じ天井を見上げたまま楽しそうに笑ってみせる。
 しばしそうして笑い合う二人ではあったが――やがてその笑いも夜の静寂に溶けて笑いが途絶えると、熱の冷めた
ヤマトの頭には再び、自分という存在の負い目を恥じる考えとが鎌首をもたげていた。
 今宵、ありったけの愛を存在しあった自分達ではあるが――今の自分達以外の世界は、けっしてツューとヤマトを
祝福してはくれないだろう。
 狩りに出ることも叶わず、そして尻尾すらない雄――そんな自分をパートナーに持つツューがどれだけ惨めな思い
をするのかを思うと申し訳なる。
 それだけではない。いずれは生まれてくる子供達もまた、こんな自分のせいで苦しむことになるのではないか。
………そんなことを考えるとヤマトはたまらなく怖くて、そして悲しくなるのだ。
――やっぱり結ばれるべきじゃないんだろうか……?
 そしてついには、やはりツューを諦めようかと思い直したその時であった。
「ダメよ。そんなの」
 突然のツューの言葉に、ヤマトは心臓が口から飛び出してしまうのではないと思うほどに驚かせられる。
 そして右隣へ振り向くそこには、
「変なこと考えてたでしょ?」
 肘を立て、内に折った手首に顎を乗せた苦笑いツューが自分を見つめていた。
 そんなツューを目の前にして、改めてヤマトは彼女のことをキレイだと思った。好きだとも。それゆえに、より
いっそうに諦めなければと思った。
「ツュー、判ってるのならばやっぱりオイラなんかと結ばれちゃダメだ。絶対にバカにされるよッ。……ツューも、
生まれてくる子供達も」
 思い切ってそんな思いの丈を伝える。
 しかし黙って聞いていたツューは、そんなヤマトの話を聞き終えると小さく鼻を鳴らす。
「ヤマト。これはね、もうアンタだけの問題じゃないのよ? アタシだって、アンタに惚れぬいてるんだ。今さら
諦められる訳ないじゃない。――アタシの性格を一番よく知ってるのはアンタでしょ?」
「だ、だけどさぁ……。オイラなんてこんなに小っちゃいし、もう何も持ってないよ?」
 自分で言いながら、それが情けなくてポロポロとヤマトは涙をこぼした。

10 :
 そんな悲しみの粒を拭うように、そっとツューは触れる程度のキスをヤマトにする。
「……今までね、いろんな雄がアタシに告白してきたよ」
「………?」
「一生食べさせてくれるって約束してくれた雄もいれば、森の半分をくれるっていう雄もいたし、余所の国の人なんか
お金でアタシを買おうとした」
 うつ伏せに寝そべると組んだ両腕の上に頬をつけて、そんな過ぎ去りし日をツューは思い出す。
「でもね、自分の命を捧げてくれる人はいなかった。――ヤマト、アンタだけだった。アタシなんかの為にそれを
してくれたのは」
 だからこそヤマトでなければならないのだ――そう言って、もう一度ツューはキスをした。
「それにさ、だからといって甘やかすつもりはないよ? このアタシの旦那になるんだ。これから恥ずかしくない雄
になってもらわなくちゃ!」
 そういって快活に笑ういつもツューに、思わず感動から涙ぐんでいたヤマトは強く目頭をこする。
「ッ――わかったよ。オイラ、判ったよツュー! 強くなる! もっともっと強くなって、ツューが恥ずかしくない
雄になる!」
 幼き頃、胸に刻んだ誓い――ツューと共にあることをヤマトは今、弱き自分に再び誓い直すのであった。
「そうこなくっちゃ。……よろしくね、ダーリン」
 そう微笑むツューに――今度はヤマトからその唇を奪う。
「こちらこそ、よろしく。ツュー」
 太陽のように咲くその笑顔を――ツューは力一杯に抱きしめた。
 これにてヤマトの銀齢祭と、そしてツューの人生を縛っていた全ての過去の清算は終りを告げた。
 これからどのような人生を二人が歩むかは知る由もないが、それでもきっとそれは楽しいものとなることだろう。
 銀齢祭を過ぎて有明にその身を細らせ始めた月ではあるがそれでも―――
 今宵新たに結ばれた二人を祝福するかのよう、月はありたけの銀の粉をツューとヤマトに降り注がせるのであった。

11 :



「ところでさぁ、ヤマトぉ………」
「んー……なぁに、ツュー」
 ひとしきり互いの愛を確認し合ったツューは、どこか気怠そうにヤマトへと語りかける。一方のそれを受けるヤマトも
また、うつ伏せに突っ伏してどこか空苦しそうに呼吸を弾ませていた。
「ちょっと下まで行ってさ、サユマ呼んできてくれないかなぁ? なんか……おなかの傷が開いちゃったみたい。
ちょっとヤバいかも……」
「うぅ〜……あのね、実はオイラもけっこう前から尻尾の縫ったところが開いちゃったみたいで、血が止まらないの
ぉ。……なんかクラクラしてきたぁ」

 かくして翌日………昼過ぎになっても降りてこない二人を心配した母に発見されて、再手術を余儀なくされる。
 結婚を誓い合った二人の初の共同作業は、枕を並べて仲良く入院をすることであった。


12 :

【 蛇足(そのあと) 】
 無事に退院を果たし、どうにか歩けるようになったツューとヤマトは互いの結婚を村長へと報告に行った。
 思わぬ二人のそれを聞いた村長はそれは喜び、ならばと二人だけの為に再び銀齢祭を催した。
 折しも村には先のマーラッツ退治の報を駈けつけた多くの人々や行商人達が残っており、ましてや結ばれる二人と
いうのがあの魔獣退治の当事者ともあれば祭りが盛り上がらない訳がない。
 かくして、開かれたツューとヤマトの式はそれは盛大で、数日前に行われた本祭よりも規模の大きいものとなった。
 
 同時にツューも角頭の役目に復活を果たす。村人達から、ツューを許すようにと嘆願書が集められたからであった。
 羊皮紙や繊維紙に蝋を押した正式なものもあれば、はたまた村の子供達が木の葉や木の実にしたためたものに至る
まで、村に住む全ての人々がツューを許してほしいと願い出たのだ。
 それを目の前にして、そしてみんなの気持ちを確認した瞬間、ツューは思わず泣き出してしまった。
 子供のように声を上げて、ツューは泣いた………ずっと独りだと思っていた自分ではあったが、けっしてそんな
ことはなかったのだ。
 この『村』という大家族に包まれてツューは生きてきた。
 そのことに気付いた時、ツューのトラウマは残らず消えていた。
 
 そして、その翌年の終わりにツューは8人の子供を産む。
 まるで今まで先送りにしていた『幸せ』が利子をつけて、ツューの元へ返ってきたかのようであった。
 狩りに勤しみ稼ぎを持ち帰るツューと、そんな彼女の帰る家を守るヤマト――そんな二人のでこぼこの生活はこの
上なく幸せそのものである。
 ともあれ、悲喜交々あった今年の銀齢祭もこれにて一巻の終わり。
 はたして次なる銀齢祭ではどのような物語が生み出されることやら――。
 それは神様にだってわからないのである。
【 おしまい 】


13 :

 以上をもちまして、銀齢祭(二)の投下を終了します。
 数日にわたっての投下と、そしてスレには大変ご迷惑をおかけしました。
 でも、そんな皆さんの励ましがあって、すごく良いお話が書けたと思っております。
 またいつか誰かの銀齢祭を掛ける機会に恵まれた時には、ここへ持ち込ませていただきます。
 本当にこのたびはありがとうございました!!
ここからはお言葉いたけました方へのレスになります。
 まずはツューのキャラが崩れていなくて良かったですー。
 書きながら「ノリが少し軽くなってないかな?」なんて思ったりした時もあったので、
そう言って貰えて安心しました。
 そして大和のキャラも受け入れてもらえたようでホッとしてます。
 かなり私の趣味が入ったキャラだったので受け入れてもらえるかどうか心配しましたが、
予想以上に温かく迎え入れてもらえて、本当に嬉しいです。
 また何かありました時には、要望など出してください。
 何でも書きます!

14 :
いいよいよすごくよかったよ感動した。
ツューとヤマトが幸せになれて本当によかったわー。

15 :
ヤマトってサユマとラトラの息子だよね?
ヤマトと結婚するということはつまり、好きだったラトラ君と友人のサユマと半分ずつ結婚したことと同じか…(遺伝子的に)

16 :
>>14
そう言っていただけるのが本当に嬉しいです! 幸せさが伝わって何よりで……。
もしかしたら「ヤマトだけが不幸になってる印象が伝わってないかな?」なんて、
推敲の時に感じていたので、それが読んでくれた人にうまく伝わってくれて、本当に嬉しいんです。
ありがとうございました!
>>15
そうなんです、前作の二人の息子だったりしてます。
しかしながら二人の半分づつと結ばれたっていう考えは15さんに言われるまでありませんでした。
そしてすごく素敵な考えだと思います!
正直わたしの中では「前作のスピンオフだから、とりあえず二人も物語の中に絡めておくか―」程度の
考えだったので、15さんからそれを聞いた時に何か運命めいたものも感じましたよ。
14さんにもお返ししたことですが、そういうことも含めて本当に二人が幸せになってくれて良かったです。

17 :
遅れたけどまままマジで乙です。登場人物、みんな可愛くてにそう

18 :
乙です。すげー感動した。超GJ。
ツューかっこかわいいよツュー
ちっちゃいけど最高に素敵なパートナーに巡り会えてよかった

19 :
とりあえず、おめでとうございます!

20 :
本当に素敵だ
お疲れ様です

21 :


22 :
ところでお年玉(SS投下)はまだか?

23 :
保守

24 :
保守

25 :
ほっほっ

26 :
誰か投下無いのかー?
もしくは何か話題でも・・・・

27 :
エロシーンが書けなくて辛い(´・ω・`)

28 :
獣体型キャラにおっぱい要素を無理に付けようか
やめておこうか、迷ってる。
おっぱい付けても、ネコ科って授乳期でもあんまり膨らまないから
揉めないし、蛇足かなぁ。
あれ? 大型ネコ科って乳頭数いくつだっけ?

29 :
>>27
よっぽど書きこんじゃうか、もしくは全然書き込めないかのどちらかだよな

30 :
結構エロく膨らんでるぞ。

31 :
どれくらい獣の成分が入っていた方が好かれるのかな?

32 :
そりゃもうたっぷりと

33 :
4つ足じゃなく、かつ知性や羞恥心も人並みってラインが守れれていれば
限界まで獣じみていた方が好みだな

34 :
寒いので温泉話でも書くか。
ケモっ娘の毛皮の脂や臭腺の分泌物やフェロモンや
○○○(ピー)のお汁が溶け込んだお湯できゃっきゃウフフ

35 :
のちの呪泉郷である
「(性的な意味で、快楽に)溺れた」という意味が誤って伝わったものである

36 :
>>28
獣人に複乳かどうかは人それぞれ好みの問題かと

37 :
>>36
俺は二つがいいかな
とはいえ表現力次第だけど
「乳首が8つの複乳だった」程度の描写じゃうまく想像できなくて

38 :
>>30
話題は膨らまないよな、ここ

39 :
>>38
投下があれば股間は膨らむけどな

40 :
>>39
誰が馬いことを言えと

41 :
ほう

42 :
新しく一本書いてるんですけど連投になっちゃうんですよね……
まだ少し時間はかかりそうですけど

43 :
連投は迷惑にならない、というか歓迎だけど、
予告はちょっと迷惑

44 :
すんません
書けたらまた貼りだしていきます

45 :
兄が猫化して妹にいじられる漫画かと思い
『兄踏んじゃった』を購入→壁にHOT SHOT!

46 :
どう考えても兄が妹に足コキされる漫画だろ…

47 :
道ばたに、目の周りを青く腫らし、鼻血をどうにか止めようとしている若者が居る。
「おおイエルク?ってあれっ!おまえそれどうしたんだ!?」
その知り合いとおぼしき青年がその有様をみて驚いた声を上げた。
「や、やあ、ヴァル…ゲルダをからかったら思い切りぶん殴られた」
イエルクは少し涙声で答え、ヴァルは額に手を当て頭を振った。
「またゲルダか。あいつ無茶苦茶やるからなあ…全くどうしたもんだか…」
ヴァルは、持っていた布をイエルクに渡しながら、角がまだ短いゲルダの顔を思い出した。
意志の強そうな瞳が印象的な娘で、確か14か15くらいだったと覚えている。
同世代の娘達に比べ、引き締まった少年のような身体つきをしていて、性格といえば
花を摘むよりもウサギを撃って来るような娘だった。
また、どうにも馬鹿にされるのが嫌いな性分で、娘らしく無いことを少し上の年代の少年
らにからかわれてはケンカをするなど、たびたび問題を起こしていた。
どうもイエルクもその手のからかい方をして、手ひどく殴られたらしい。
「イエルクも、ゲルダからかうのもほどほどにしとけよ」
といいつつも、自分があとみっつほど若い、イエルクと同年代であれば、多分からかったかも
しれないと思う。
そう思うからこそ、いつもゲルダのことを良く気にかけていたのだが、ゲルダばかりの問題
でもないためいかんともしがたく、また気にかければかける程、近隣の住人には妙な
誤解を与えているようで、長達からは早くゲルダと結婚しろと言われる始末だった。
そう言われるとゲルダもヴァルも反発していたが、ヴァルはどこか本心では否定できず、
対するゲルダも同様なのであった。
-----------------------------------------------------
旧い種族がある。その種族は新しい世界よりも前からあり、彼らの神が
去った後も世界を放浪し、主を捜し続けているのだと、伝承は言う。
頭にはねじれた角を生やし、馬のような長い顔、強靱な身体に長い尾。そして割れた
ヒヅメ。旅する人達は、山で、荒野で、ごく希にその種族に会うと言う。
主を捜し、さすらう狩人。
彼の種族を、人々は「竜の人」と呼んだ。
-----------------------------------------------------

48 :
ゲルダの、その狙う視線のおよそ数十メートルの先には、伏してしきりに何かを気にしながら
あたりを窺う "白い豹" がいた。
 風下から全く気取られることなくここまで近づけたのは、まだ一人前にほど遠い
彼女にとって、ほぼ奇跡と言っていいできばえといえた。恐らく、豹が何かに気を
とられていなければ不可能だっただろう。
 しかし獲物と言えば、独りではウサギか山鳥ほどしか射たことがない彼女にとって、
これは手に余りすぎる標的であった。。
 狙うはその首筋。正確に当たれば即させられる距離までつめた。そして十分に狙いはつけた。
後は、好機を逃がさず放つだけで事が終わる。
 長いのか短いのか。正確に推し量れない時が過ぎ、ついに "白い豹" が緊張を解いた。
右前足を舐めて手入れを始めたその白い豹の、ごく短いたてがみに守られた後頭部が、
痛いほどに目に刺さる。そして、まるでほんの目の前にあるような錯覚すら覚えるその
場所に向かい、刹那、ゲルダは弓を放っていた。
彼女の放った矢は、これ以上ないほど正確に "白い豹" の後頭部に突き立った。
その瞬間、豹は一瞬びくりとし、その後まるで糸の切れたパペットのようにがくりと
その場に崩れ落ちる。
会心の一撃であった。
手に伝わる、恐ろしいまでの手応え。その巨大な感触に思わず腰が砕けそうになる。
横隔膜が痙攣して息が途切れ、弓手は固まったまま下ろすことができない。
このままたっぷりと100程も数えたころであろうか。ついに彼女はへなへなとその場にへたり
こんでしまった。それと同時に、この上ない安堵と歓喜が、その小さな胸に充ち満ちた。
言うまでも無く、こんな大きな、それも「豹」を一人で倒すのは初めてのことだ。
この獲物を持ち帰れば、一人前と認めてもらえる。誰からも女子供とバカにされない。
彼女は、知らずに溢れていた少しばかりの涙を腕で乱暴に拭い、倒した獲物へ向かって歩き出した。
まだ全て終わったわけではない。今から豹を解体し、持ち帰れるものは全部持って帰らないと
いけないのだ。
-----------------------------------------------------
さて、獲物を獲て喜ぶ者が居れば、獲物を失い落胆する者も居る。
山から滅多に下りてこない、"白い豹"を見つけたヴァルは、これを倒せれば売った毛皮や骨で
決して少なくないであろう対価を得ることができると考えていた。
だが、なかなか仕留めるに必要な距離まで近づく機に恵まれないでいた。
だが、こちらを気にする豹が緊張を解き、詰める好機を得たと思った矢先である。
ヒュウという風を切る音と同時に、豹が崩れ落ちた。
何処から飛んできた矢は、これ以上無いと思えるほど正確に豹の首筋に突き立っている。
おそらく即であろう。
そして獲物は当然、倒した者が得る。
しかし、同じ場に、見知らぬ者が二人もいる。これは余りにも酷い偶然であった。
-----------------------------------------------------

49 :
 あの "白い豹" を射したのは一体だれだ?
 失意の中に弓を仕舞ったヴァルは、せめて射止めた者の顔でも見ておこうと思い、その獲物
を射止めた人物を探す。
 待つことしばし。出てきたのは、驚くことにまだ角が生えかけの若い同族であった。
 ヴァルはおやと目を細めた。あの姿には見覚えがあるぞ?あれはゲルダじゃないか?
とここまで気がついた時に、こちらに気がついたゲルダが、ヴァルに向かって矢をつがえた。
「おいおい!ちょっと待て!」
さっと身を伏せて、ヴァルは叫んだ。
「オレだ!ヴァルだ!ゲルダ!」
彼は、ゲルダが弓を下ろすのを確認すると、両手のひらを向けたまま、ゲルダのところまで
歩いていった。
「なんでヴァルがここにいるの」
何となく敵意を感じる声で、ゲルダが訪ねる。
「いや、オレもコイツを追ってたんだよ。白い豹なんて、それはもう珍しいからな」
「あげないわよ」
「横取りなんてしねぇよ。ただ、誰が仕留めたか位は見ておきたいだろ」
欲しくないわけはないが、ヴァルの事をかなり警戒しているゲルダをみて、そんなことは
おくびにも出さず彼は答えた。
 しかし、こうやって見るとかなり大きな獲物だということが解る。これを仕留めたゲルダ
は、いや確かにたいしたものであった。
「それにしても、これを仕留めるなんて凄いな。良くやったじゃないか」
ほめられたゲルダは、ちょっと照れた表情をしてありがとうと言った。
 こんな表情を見ると、ゲルダは年相応の少女だとヴァルは思う。両親がいないせいで突っ張って
いるなどと集落の長は言うが、どうもそれだけではなさそうに思えた。
「でもねヴァル。わたしこんなおっきな獲物初めてなんだ。出会ったついでに、
解体するのてつだってくれる?」
「えっ?オレも手伝うのかよ」
 しまったと思ったが、手伝わないわけにはいかないであろう。とりあえずは、皮を剥いで肉を
落とし、燻して処理するまでのなめし処理を、初めてのゲルダがきちんとやれるとは思えない。
 それに、集落に戻るまで時間もかかるし、この際、ゲルダに教えられることを教えればよい。
 そう考えたヴァルはよしと頷き、猟刀と鉈を出すように促した。
-----------------------------------------------------

50 :
 白い豹から皮を剥ぎ、洗い、毛皮の肉を刀で落とし、燻す。頭骨はどうしようもないので、埋めて
目印を立てる。獣に掘り返されたり、他の種族が横取りしなければ、恐らく数ヶ月で掘り出せるであろう。
 幸いにも川が近くにあったため、作業は滞りなく進んだが、それでも全ての作業を終えたら、もう
あたりは暗くなっていた。
 毛皮を貼り付けて燻している小さな櫓が、まず倒れない事を確認すると、二人は水浴びをし、
その後たき火を囲んだ。
「それにしても良くやったな。まずはお祝いだ」
ヴァルはそう言うと、ゲルダに酒の入った水筒と乾し肉を手渡した、
「あれ?これって酒?私、成人じゃないのに飲んじゃってもいいの?」
「ふっふっふ。成人が何かって言うと、色々としちめんどくさくて、オレも決まりを全部知ってる
ワケじゃないんだけど、一人前と見なされる方法は、単に儀式を受けたり、身体が成長するという以外にもあるんだ。
一番端的なのが、今回ゲルダがやったことだ。山獅子・豹・熊のいずれかを独りで射止めた者は一人前の狩人、
つまり成人と見なされるんだぜ。いやホントは長達から認めてもらったりしないといけないんだけど、
お前がやったことはオレが見てたし、神様も見てる。だから大丈夫さ」
何となくけしかけられている気もしたが、うんと納得すると、ゲルダはまず、水筒を開けて一口中身を飲む。
初めて飲むそれは、最初冷たくのどから胃に染み渡り次にぶわっと暑さに変わる。
鼻を抜ける強い匂いと、喉を焦がす暑さ、そして癖のあるほろ苦さ。それ以外は良く解らなかった。
ああこれが酒というものか。そう思いながら水筒をヴァルに返し、乾し肉を咬む。
乾し肉の塩気が口いっぱいに広がった。同じものをいつも食べているのに、今日の乾し肉は最高だ。
考えてみれば、今日は何も食べずに作業をしていたのだ。
非常に骨の折れる仕事だったが、充足感はおおきい。そしてゲルダは、こんな作業を、いろいろと必要な
事を教えながら手伝ってくれたヴァルに心から感謝した

51 :
「ねぇヴァル」
「なんだい」
「…今日はありがと」
ゲルダはちょっとだけためらい、顔に血が上るのを感じながら感謝の言葉をかける。
「…いや、良いんだよ。次からは困らずに、一人で出来るようになるし」
「うん。ありがと」
ヴァルは、彼女の尾の先がぴくんと跳ね上がり、おまけに耳までぱたぱたさせているのを確認し、
照れているゲルダに少し意地悪をしたい気持ちを抑えつつ、つとめて普通に受け答えた。
「ところで…」
うん?と顔をあげたゲルダに、ヴァルは日頃から考えていたいた質問を投げかけた。
「どうしていつも無茶ばっかりやってるんだい?」
「…早く一人前になれれば、大人として認められれば、みんなに馬鹿にされないし…」
ゲルダは左膝を抱えると、少し上目遣いにヴァルをみやった。
「うん?」
「それに、ヴァルが私と結婚しろって長老に言われなくてすむわ?」
ヴァルはそれを聞いて頭を抱えた。いやそう言う事じゃないんだよ。それは誤解なんだ。
ゲルダは笑うと、さらに続けた。
「でも私。ヴァルとなら結婚してもいいよ?」
「おいおい!」
「う・そ」
体よくはぐらかされてしまったが、悪い気はしない。
「…でもね、早く一人前になりたいのは本当。私は両親がいないから、みんなに支えられてきた。
だから早く一人前になって役にたちたいの…」
ゲルダは、黙って話を聞いてくれるヴァルに、ひとりでぽつぽつと夢などを語りながら、
パチパチとはぜるたき火を見つめて、今日の出来事を思い出す。
矢を射たときの大きな手応えや、解体するときの内蔵の色や血の臭い。
それらを思う内に、内から発する熱っぽさと、下腹部に何か疼く物を感じる。
膝を抱えたまま、右の指先で疼くそこを数回撫でると、さらに熱っぽさが増した。
「…ヴァル。なんだか暑い」
気怠げなゲルダにヴァルが目を向けると、心なしか少し興奮しているように見えた。
恐らく、初めての事が多すぎるのと、作業の疲れが合わさっているのだろう。そう判断し、彼は
彼女に水浴びを奨めた。
「ああ、そう言えばずっと作業してたもんな。水浴びをしてこいよ」
ゲルダはゲルダで、うんと言った物の、たき火の光が届かない川は、なにか恐ろしげに見える。
月が出ているだけましと思われたが、それでも不安が大きい。
「…暗くなってて怖いから、一緒にあびようよ」
ヴァルはぽりぽりと頭をかくと、仕方ないと立ち上がった。そう言えば、二人とも結構汚れていた。
-----------------------------------------------------

52 :

結局、水浴びをしても暑さと気怠さはぬけなかった。疲れに加え、ただ一口だけの酒が思った
以上に効いたらしい。
じゃあ、お休み。
 ヴァルに背を向けて横になり、しばらく経ったものの、疲れと酔いがあるはずのゲルダはなぜか
全く寝付けないでいた。
 興奮が冷めるどころか、一日の出来事を思い出すごとに目がさえて仕方がなかった。しばらくの後
後方で寝息を立てはじめたヴァルをうらやましく思いながら、彼女はため息をついた。
 眠れない。それに、下腹部が熱っぽく疼く。
 ゲルダは太腿に両腕を挟むと、腰巻きの上から右手の人差し指で下腹部の割れ目をなぜた。
この奥が、疼きの原因なのだ。撫でても、その感覚は収まらず、むしろもっとそうしろと言わんばかり
に、さらに強く、熱っぽさを伴って訴えかけてくる。
(この奥を…)
ゲルダは、背中の気配を窺い、ヴァルが眠っていることを確認すると、腰巻きをたくし上げ、
まだ排泄をすることしか知らぬ場所に、指先を少し潜り込ませた。
 少しばかりの熱さと、粘膜はぬるぬるとした粘り気のある体液で濡れている。
 彼女は、その指を鼻面の先までもってくると、おそるおそる匂いをかぐ。尿とは違う匂い。
上気するのを感じ、ゲルダは慌ててその液体を腰巻きでぬぐい、そしてまた、そろそろと
割れ目をなぞる。
股をぐっと閉じたくなるような、腰が引けるような奇妙な快さに、ゲルダはしばし酔いしれた。
-----------------------------------------------------

53 :
 月の光が、水浴びをするゲルダの細くしまった身体を照らしている。
 彼女が動くたびに、その細かい褐色の鱗がぬらぬらと月光を反射し、水面に波紋が踊る。
 うつつのなか、ああ、これは夢なんだ。とヴァルは何故かそう感じていた。
先ほど一緒に水浴びしたときに、ゲルダの裸体を見たせいだ。それにまだゲルダはこんなに心を波立たせる
ほどなまめかしくは無かった。
ゲルダが近づいて、首にその細い手を絡ませてくる。鼻先と鼻先がふれ合い…
そしてヴァルは、おおきく息を吸い込むと、ふと目を覚ました。
 ほんのかすかだが、生臭く、そして熱い臭いがする。ああそうだ。この臭いがこんな妄想を
かき立てるのだ。ヴァルはまだ経験がなかったが、この臭いは雌の臭いだと直感した。誰だ。
こんな所に女は居ない…いや、自分のすぐ横に。
 背中越しに気配を探ると、なにやらもそもそとした動きと、押さえつけた、震えるような息づかいが
わかる。
 ヴァルは、身体の深いところから沸き立つ感情を抑えようとしてみたが、その匂いは抗しがたい
フェロモンであり、ヴァルの思考を蝕んでいく。
 普通ならば、夫婦にでもならないかぎり嗅ぐことのない匂いなのだ。
「それに、ヴァルが私と結婚しろって長老に言われなくてすむわ?」
いやそう言う事じゃないんだよ。それは誤解なんだ。
「本当に?他にも女は居たじゃないか?」
そんなささやきが聞こえる。
「でも私。ヴァルとなら結婚してもいいよ?」
どきりとした。いや。これは単に、女の匂いに惑わされた思考が、都合の良い答えを出している
だけなのだ…
だが、そんな考えとは裏腹に、ヴァルの雄は硬く屹立し、雌に抱かれたいと脈打っている。
ヴァルは左手でそれをつかみ、ゲルダに気取られないようにゆっくりと動かす。
それは奇妙な光景だった。背中合わせの男女が、動けばふれあうほどに近いにも関わらず、互いに
気取られないように自分を慰めている。

54 :
 じんわりとした先走りが、親指の先に糸を引いた。
(オレはバカだ)
ヴァルはゆっくりと上半身を起こして後ろを向いた。その突然の気配に、ゲルダはびくりと身を
すくませる。
彼はゆっくりと寝そべると、身を固くしたゲルダを後ろから抱きよせる。
柔らかい…暖かい…
密着したゲルダの背中から、彼女の体温と、自分より少し早い鼓動が伝わってくる。
(…大丈夫。怖くないから)
うなじの匂いを嗅ぎながら、ぼそぼそとつぶやく。
(…うん)
ヴァルは、ゲルダの柔らかいたてがみと長い耳を、鼻先と唇で愛撫する。
かれの指先は、ふくらんだ胸を過ぎ、ほどよく筋肉のついた腹を通り、すでに湿っている場所
へとたどり着く。中指で孔の上をなぞると、ゲルダは少し腰を引き、そしてヴァルの手に自分の
手を重ねた。
触り合いはだんだんと熱を帯び、気づかぬちに向かい合ってまさぐりあう。
ゲルダは鼻先を上げ、潤んだ瞳を向ける。二人の唇が触れる。息が上がり呼気にあえぎが混じる。
熱い吐息が混ざり合い、舌と牙が絡み合う。
ゲルダはヴァルの首にその細い手を絡ませ、ヴァルはゲルダの腰を引き寄せる。
初めての瞬間は、二人の上をあまりにもあっけなく過ぎた。そのことについて二人は何の感慨も
持たず、あるのはただ迎え入れた喜びと受け入れられた喜びだ。
体表より少し暖かく、ぬめりを帯びた海は浅く深く雄の本能を刺激する。
二人は確かめ合いながら、だんだんと押し寄せるものを感じていた。
やがて組み敷かれていたゲルダが、ヴァルの腰に足を絡ませぐっと力を込め、身体を震わせた。
ヴァルの太い尾が跳ね、まだその場に押しとどまろうと虚しい抵抗をする。
しかし、それは押し寄せる波にとってささやかな抵抗にすらならなかった。
打ち付けられた波はヴァルをさらって白い飛沫をたてる。
彼は深淵に思いを送り届けると、一等深くゲルダを抱きしめた。
(ゲルダ。愛してる…順番が逆だったけれど)
(…うん)
ゲルダは、ヴァルの硬いたてがみをぐしゃぐしゃと撫で、鼻先を上げた。
ヴァルはそれに応じて長い鼻面をすりあわせる。
合わせた胸から、互いの鼓動が伝わってくる。ヴァルはゲルダを優しく包み込むと、彼女が
目を閉じるのを見届けてから、自分も目を閉じた。
(おやすみ)
(おやすみなさい)
-----------------------------------------------------
村に帰り着いた二人は、ゲルダの射した豹を、村長達にみせた。
「ほお。これはまたでかい豹じゃのう。これをゲルダが一人で!」
村長達は、持ち帰った豹を見て驚きの声を上げた。大きな上に白豹だ。
「ゲルダは、もう一人前と見てもよさそうじゃな」
ここまでは二人の予想通り。
「まあ、じゃから昨晩二人で何をしていたかなど野暮なことは聞かないよ」
「なに。様子を見ればわかるわい。伊達に長生きしとらんて」
目を丸くする二人に老人はこともなげにいう。
「ほれヴァルや。今度は、お前さんがでかい獲物を捕まえてくるんじゃ。豹を捕る嫁に負けてなぞ
おられんぞ!」
「うわぁ。行ってきます!」

55 :
-----------------------------------------------------
終わりです。エロ控えめですごめんなさい。

56 :
おお!投下があったのか
今夜読ませてもらう
とりあえず投下乙

57 :
(´・ω・`)

58 :
>>55
初々しい感じでエロスというよりなんだか和んだ
ごちそうさまでした

59 :
かなり前に見たCAPCOMvsSNKの獣化、魔獣化を集めた動画が見つからない…
グギギ

60 :
ニコニコがググったら案外簡単に見つかった
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3707918

61 :
>>58
感想ありがとう。
全オレが泣いた。もっとイイのがんばって書くよ。

62 :
ほっしゅ

63 :
>>55
乙です。
ちょっと気になったのが、>>50で水浴びをしたのに、その後でまた水浴びをしたとこかな。

64 :
>>63
まとめてた断片や、書きかけの物からつぎはぎしたらかぶっちゃいましたorz
まあ、えーと、熱いならクールダウンしてこいよという感じでお願いします。

65 :
動物がヤラレ役だと心が痛い

66 :
>>65
だけどそれが生意気ショタ獣人なら…?

67 :
もっと痛いです

68 :
だがそれがいい

69 :
偶蹄目や奇蹄目の獣人の手や指の構造はどうなるんだろ
やっり蹄の指がいいのかな

70 :
自分の書きたい話やシチュエーションに合わせた都合で自分で決めていいと思うよ
楽器演奏や小物作りとか手先を使うことやらせたいならヒト手でもいいし
そこまで器用じゃなくてもいいけどモノを掴める程度の機能は欲しいなら
ゴツゴツしてるけど一応は指状に分かれてるとか、機械や魔法を使った補助手袋・義手とか
完全蹄でも、不器用さを補うパートナーが居る凸凹コンビものから
手が使えないのをいいことに一方的に色々やっちゃうプレイまでできそうだし
……手淫してもらうならモノ掴める方が良いかとも思うが
ローションたっぷり染み込ませた靴下でも手袋代わりにかぶせて蹄コキというのも
フェチな責めとしてイイかも知れないと思う俺変態

71 :
>>70
もし豚TFなら、手が蹄になってる=アソコも豚のものになってる可能性があると思うんだけど
螺旋状のブツを蹄コキして気持ちいいのかな?
念入りに揉む様にすればいいのかw
蹄になったことでの不器用さ、不自由さが出てくるのは萌えるよね。
手が使えないので犬、いや豚食いしなければいけなくなったり、
四つん這いになったことで上手く動けないのを利用して後ろから襲ったりとか色々妄想できるw

72 :
落ち着け
誰もTFとは言ってないし豚とも言ってないし
蹄コキはどちらかと言えば、おっとり牛娘に奉仕気味にやってもらうか
強気馬娘にS的にやってもらうイメージだったし
いや大好きだけどね!豚もTFも!

73 :
すまん早とちりしすぎた!<notTFnot豚
好きすぎてつい先走ってしまうのは悪い癖だなー
この無駄な情熱を創作にむけてみようか

74 :
そこは
「豚とは言ってない?じゃあ豚のことしか考えられない身体にしてやんよ」と言って
>>71×>>70のTSTF物語が展開されるのを見たかった

75 :
豚TF厨うぜぇな。せめて人外スレでやれよ。

76 :
一週間書き込みがなかったりする過疎よりはまぁいいんじゃね?
>>69
いろいろやるのに必要だろうし手は人間型でもいいけど
せっかくのケモなんだし足はケモ足やヒヅメ足がいいな
足ならそんなに器用さなくても困らないだろうし

77 :
>>76
豚のやつは、ケモノジャンルとかよりむしろ、容姿的な辱め、SM的倒錯とTFの話しかしないからね。
なんつーか、ケモノに興味ないホモが、ケモホモを隠れ蓑にしてるような気分の悪さを感じる。
それは置いといても、TF好きならTFスレに行って心置きなく語ってほしいところ。
オレは足はその動物のままで、手は人の手に対象の属性を乗せている。
足は飛んだり跳ねたり走ったりする能力に直結するからね。人の足のまま岩場を軽々と踏破したり
方向転換のときに強烈なグリップ力を発揮とかできないし。
でもやはり手は難しいな。海外絵師がかく、人の手の指先が蹄になってるとかはアイディアとしては
いいんだけどねぇ…ねぇ…?

78 :
なんか自治気取りがいるけど無視したほうが良さげだね。
意味のわからない気分の悪さを押し付けられてもねぇ…ねぇ…?
それは置いといても、容姿的な辱めやSM的倒錯の話の何が悪いのかね。
それを言い出したら、>>1にあるとおり雑談自体よしたほうが良いと思うわ。

79 :
>>78
黙れよ豚野郎。って罵ってほしいの?
仮に、「容姿的な辱めやSM的倒錯の話の何が悪いのかね。 」
この一文を撤回するとして、TF談義はTFスレでやれっていうのは無視するの?
貴殿におかれましては、その部分はいかように捉えておいででしょうか?ねぇ…ねぇ…?
まあいいや。豚をNGワードにしておこう。

80 :
・ママーリand常時sage推奨。とりあえず獣のごとくのほほんと、Hはハゲシク。
・荒らし・煽り・板違い・基地外は完全スルーしましょう。
まあ、TF談義はTFスレでやれってのはともかく
>なんつーか、ケモノに興味ないホモが、ケモホモを隠れ蓑にしてるような気分の悪さを感じる。
って自分から下種な勘ぐりで喧嘩売ってるのは馬鹿なの?マジキチなの?とは思うよ
わりとマジで。そもそもここTF禁止ではないわけで。

81 :
頭悪いなぁなら最初からNG入れろよカス。
ごちゃごちゃ言う前にやれよ。

82 :
>>80
単に住み分けをして欲しいのだが。何のためにTFすれあるの?
と思ったらスレタイに獣化まで入ってたのか。ハァ。申し訳ございませんでした。
>>81
頭悪さはお互い様ですね。貴殿の申し様には特になにも言いませんが。ねぇ…ねぇ…?

83 :
さすが池沼さんいちいち一言多いんだな。
まともに謝ることすら出来ないという…。
スレタイも見えないめくらは怖いね。ハァ。

84 :
>>83
いえいえ、勘違いしていただいては困りますが、貴殿には謝っておりませんよ。
本当はレスするのも穢れるので嫌なんですが、誤解されると困りますので ;^^
品性の下劣さは、触るだけでも移ってしまうもので。ハァ。

85 :
ここで喧嘩されるほうが迷惑&スレチなんですが・・・

86 :
暴れてんのは二人だけだしNGで平和
ヒヅメプレイ談義とかもちゃんと獣人要素絡んでたから問題ないだろ別に

87 :
話題を振って後々にスレを見たら大変なことに
そういえばナルニアに出ている大きな獣人いいね

88 :
>>87
おお同志がいた!
あれってミノタウロスかな、顔が牛っぽかったけど

89 :
ナルニア映画の監督って、明らかに亜人フェチだよな
前2作でも原作に出てない・大して出番のないケンタウロスやミノタウロスが大活躍しすぎだったし

90 :
なんか書き方が間違ってた
原作に(名ありキャラとして)出てない、ね

91 :
セントールが、儀仗兵みたいに剣でアーチ作ったシーンはなかなかかこいいな

92 :
ちがうそれケンタウルスや。

93 :
セントール=ケンタウロスやで

94 :
瀬田訳だと「セントール」表記なんだよね
あと「パン」じゃなくて「フォーン」とか

95 :
名前とかどうでもいいからナルニア本スレでやれ

96 :
何という度量の小ささ

97 :
お前のずうずうしさには負ける

98 :
この前からあの話題は駄目この話題は駄目とうるさいのがいるな
ちゃんと獣人・亜人に関する話をしてるのに何なんだ
逆に何の話題ならいいのか教えろというかむしろ自分で話題提供しろ作品投下しろ

99 :
仏語読みするか英語読みするかの違い。

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